TOP 携帯用 FAQ 質問箱
北の辺境の森に名も無く捨てられ、寒さに凍えていたのが10年前 全てが白銀に染まる世界で潰えるはずだったその命を救ったのは彼女を不憫に思った森の民達 中でも特に彼女に目をかけたのが森の賢者と謳われる一人の女猟師 それ故か歳月を経て、いつしか狩人としての才が芽生えるようになった しかし、『あの人のような優れた賢者になれば…』という周囲の期待はどこ吹く風 その澄んだ瞳が向けられるのは無限に広がる外の世界 そして彼女が17歳を迎えた日の朝の事 全てが凍り付いたような静寂の中、いつものと変わらぬ明るい声がこだまする
「ししょー!アタシ、冒険者になります!」
最新の5件を表示しています。 コメントページを参照