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どこにでも居るケーキ屋だった 大の甘党で ケーキが好きで 小さい頃からケーキ屋を開くのが夢だった 有名な菓子職人に弟子入りしその実力を認められ若くして自分の店を持つことができた 彼女が作るケーキは安く、大人には甘すぎる子供っぽい味をしていた 多くの子供達が休みの日に硬貨を握ってやって来る。 こまった顔をした親も、彼女のケーキを嫌いにはなれなかった。 ある日・・・一人の冒険者がやって来た 一目惚れだった そして、その冒険者は死んだ どこにも向かうことのできなくなった感情は 澱み ついには彼女を狂わせた 道行く人にパイを叩きつける怪人へと
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