ヴィンデール家出身 ゼルマ 355481 †
ID: | 355481 |
名前: | ゼルマ |
出身家: | ヴィンデール |
年齢: | 27 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
その他: | ステータス/戦歴 |
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ひとしきりの雨が降った後の九月の初め
とある貴族の護衛依頼で冒険者が死んだ事が報告された。
この時代、この世界では本当に、本当によくある話だ。
▼ステータス
◆最初 ◆おめかし ◆懐が暖かい ◆あるく ◆剣豪
▼その他
■夕暮れ時に ■普段と違う絵柄がどうとか ■空を見る ■じろり ■つまんない歌(●ウルスラと)【♪】
■昔の写真 ■(うわー…) ■のんだくれの日 ■キュッ ■バリーンッ ■どちら様でしたっけ
■ボイスとおしゃべり ■鼻で笑う ■マリーとお酒 ■だらり ■寝る ■けっつまずく
■起きた ■ラゼンシアと乗馬
▼他人
マルガレーテ【▲▲】 ボイス?【▲】
人となり †
とある地方からやってきた冒険者。
戦士としての技能を持ち、数多の敵を斬り屠ってきた冒険者。
エレアと呼ばれる種族だが、外見は人間と変わらない。
身長は163cmほど。特技は剣と盾の扱いに乗馬。
馬を持っているので、少しでもそれを生かせるように、配達や護衛依頼等を多くこなしている。
愛馬の名前はヴィンデール。今は芦毛(灰色の毛)の馬だが、
ゼルマは自分の愛馬となるならばどの馬にもその名前をつける。
普段は街の馬小屋に預けてある。時たま散歩に一緒に街の中を歩くことも
お化粧は欠かさないタイプ。御洒落も好きという普通の女の子的な趣味もある。
料理作らすと酷い。
基本的にこんな格好(下は大体ショートパンツにタイツ。)
冒険時はこんな格好(コートの裾の裏地に格子状に鉄を仕込んであって、斬撃から脚を守る)
家を買うほどの余裕があるけど、イマイチ踏ん切りつかず宿暮らし。
宿屋『セブンス・マグパイ』に世話になっていたり。
最近ここ?で直径50cmのミスリルの円盾を作った。
「形が正確過ぎる」とか「作り手の心みたいなのが感じられない」とか言われてしまった逸品。
マリーに剣の素材に使うために加工され、最終的にカイトシールドになった。
剣は複数の金属を用いた長剣。少し赤みがかった刀身が特徴。
そろそろ馬が歳なので引退させようかと思ってる。
歳の関係もあるけど所々傷があったり…毛並みは白くなりつつあり……
黄金暦143年9月に貴族護衛依頼にて死亡とされている。
編集
交流 †
ボイス? | 『雄叫びの妖精』。「雄叫び」ってついてるけど厳つくはないし、むしろ可愛らしいぐらい。 |
ウルスラ | 宿屋『セブンスマグパイ』の主。ダークエルフの空手家。 必殺技はエルフ式イナズマチョップ、ビール瓶を裂くほどの威力。 |
ストレイト? | 私と同じ流れ者。外見に似合わず騎士志望、甲冑を着るその日を楽しみにしてましょう。 |
マルガレーテ | 私と同じ紅い髪。自分の鍛冶工房を持つ為にがんばってるみたい、一本気な女性。 |
月の光の妖精? | 名前を聞き忘れた子。最近見ないわね… |
ラゼンシア? | 一緒に依頼をこなした。街の御菓子屋さん。御代は色々。 |
イズミ? | 一緒に依頼をこなした。昔はきっと傭兵か何かだと思う。 |
御楽る!クロカ? | ここから東の塔の番人。彼女はちょっとドジでマヌケで寂しがりやさん……ごめん、適当言った。 |
ラウラン? | 冒険者をまたやる事になった男の子。…実は以前は女装してた。 |
その他の設定 †
Elonaの元ネタ的な設定をゲームやwikiを参考にちょっと自分なりの説明で書いてます。
エーテルの風等に関してはこの地では影響のないような感じでやってたり。
基本的におまけ程度の設定。
エレアについて †
ここから遥か彼方の地に存在する森に住む種族。
森の名は『異形の森』と呼ばれる事があるが、正式名称は『ヴィンデールの森』
ヴィンデールの森で生まれ育った者をエレアと呼ぶ。
また、この森には普通の人間は入れないらしい。
この種族は普通の人間と同じ容姿ではあるが、人より寿命が長い。
森のとある性質により、この種族は迫害の対象となっている。
種族的な特性としては魔法適正があり、マナの反動の影響を半減する事もできる。
(でもゼルマはそんなに魔法は得意ではなかったりする。)
※マナの反動とは、必要なマナがない際に魔法を使うと起きる現象。
マナが枯渇し、負の値が大きくなるほど反動のダメージも大きくなる。
ヴィンデールの森について †
エーテルという物質を乗せた風を生み出す。
この森から吹き出る風に長い時間当てられた者は様々な変異を巻き起こし、重度の変異で死に至るとされている。(エーテル病)
…というのが一般的見解。エレア弾圧の火種となった異常気象。
Elona †
▼
「……………ぁ」
何かが軋む音で目覚めた。直後に腹部の辺りから痛みがやってくる。
必死に意識が飛びそうになるのをこらえるように目を瞑った。
(グリフォンにやられて…それで……)
馬の上でグリフォンから致命的な傷を負った後に回復を試みようと自然治癒の魔法をかけた後に、
意識が途切れたのを思い出した。
色々整理した所で目を瞑りながら、もう一度自然治癒を唱えた。
しばらく目を瞑って痛みを引くのを待った。
その間にわかった事がある…大きく木が軋む音と自分の居る場所が揺れる事に気が付いた。
おそらく船の中なのだろうと…でも何故と疑問に思う。
痛みが少し和らいだ所でおそるおそる目を開ける。
すると、まず鉄格子が見えた。落ち着いて辺りを探ると小さい鉄格子の檻の中に自分が居るのだった。
おそらくここは貨物室、信じたくはないが意識を失ったまま何者かに捕まって入れられたんだろう。
きっと馬に乗ったままだったから……ヴィンディはどうしているか考えて、やめた。
装備は…武器と盾、道具を取られていた。防具は血にまみれたまま自分がつけていた、これ不幸中の幸いなり。
「さて……早くでないと」
服の袖に隠してたロックピックを取り出すと、檻の錠に差し込んだ。
カチリカチリ、ガチャリ。冒険者なら習っておくべきスキルの一つ。
まさかこんな形で役に立つ日が来るとは思わなかったけども。
鉄格子の扉を開けて、足を踏み出す。その途端、急に船が揺れ動いた。
「今度…は……何…よ……」
そんな時に来たこの揺れ。悪態付く、まだ痛みで足元が覚束ない。
外で嵐が起こっている事だけはわかった。
床に身を叩きつけられた後、先ほどの檻に捕まって、事が納まるのを待ったが…
突如悲鳴のように鳴り響く轟音が木霊した。それと共に船内…この貨物室へ浸水が始まった。
(まずい…このままじゃ………)
他に道具も何もない今、できる事はなかった。
船が二度目の悲鳴をあげた時、船体は真ん中から真っ二つになり、大きく傾いた。
それで外の光景が見えた。暗い海を漂う蒼き光……。
(エーテルの…風……)
一際大きな波が船全体を飲み込み、そこでまた意識が刈り取られた。
「……ぅ」
目が覚める。今度はなんだろう、天国についたのかと思って辺りを見ると洞窟のような場所に居た。
焚き火を囲んで私の他に二人居る事に気付いた。その内の一人が私に気付き、声をかけた。
『…意識が…もう戻ったのか?驚いたな。君の回復を待つために、
我々の急を要する旅がいつまで中断されるのか、気を揉んでいたのだが。』
皮肉混じりにそう男は言った。…もう片方は女、よくよく見れば見た事あるような衣装だ。
(これはエレアの……)
私の故郷ヴィンデールの森に居るのかと思って若干期待を寄せたが…違う、この空気は……
小言を私に向かって並べる男を無視して私は脚を引き摺りながら洞窟の外へ出た。
寒く、乾いた空気。上を見れば、明け方の空に浮かぶ青い光、エーテルの風。
そういえば今は九月の初めだっけ、それなら納得できる。
私はここに来た事がある…。
そう、ここはノースティリスの大地だ。
Selma the Rider