名簿/464574

設定 †

稼業　―しごと―

亞秋稲荷の門前に居を構える目明かし（岡っ引）の親分　亡き父の跡目を継いだ
年若くしてキャリアは駆けだし同然　手下に子飼いのベテラン下っ引・彦十（彦爺）がいる
（昨年末亞秋のご城下を荒らしまわった大盗「大つごもりの三太」の捕り物に功あり、というが詳細は不明）
怪異がらみの事件急増にともない、妖怪退治のノウハウを身につけるべく退魔手形を取得した

諸国に名の知れた大親分の初孫にもあたり、藩公認の目明かしとして正式に免状を受けている
帯刀と食い捨て（無銭飲食）の特権を許されているが、食い捨ての方を使った事はない

容貌　―きりょう―

美少年、と呼ばれるのが似合いの冷たく目鼻立ちの通った中性的な顔だち　左の目じりに泣き黒子あり
左右非対称な外ハネ黒髪＋ボリュームのあるポニテに江戸紫の髪飾りを差している
色素の薄い肌は日焼けに弱く、日ざしの強まる昼下がりは屋内にいることが多い
二代前からの隔世遺伝で黒目がちな黒瑪瑙の様な瞳をもつ　色白も同じ理由から
男装の下にさらしを巻き、肉づきの薄い華奢な身体と発育のよすぎる胸を隠している

愛刀は主水正正清作の大業物　無闇に目立たぬよう刀装は地味
二束三文で求めた無銘脇差とあわせて差料としている　大小揃いで芦雁図の透鍔を装備

マイ十手は飾り紐つきの鍛鉄製　むらさきの金剛力でもめったに折れ曲がらない優れもの
伝説の岡っ引・半七をリスペクトして煙管を持ち歩いている
落ちついて考えを巡らしたい時に噛み咥えるのが癖になった　喫煙経験はない

気風　―ひととなり―

明るくさっぱりとした行動派　軽快で歯切れのいい会話を好む
面倒見の良さは親ゆずり
SかMかでいえばドS極振りな暴君の素質持ち　身内相手でも表に出ることはないが

男社会に揉まれて育ち、出入りの者たちに影響されてべらんめぇ調に染まった
場の空気にあわせて普通の喋りもできるバイリンガルだが標準語は不慣れ
育ちのよさを隠したがる節があり「お嬢」と呼ばれることを何より嫌う
好物はペプシあずき

見かけによらず生粋のパワーファイター　猛牛を素手で屠ったという怪しい伝説をもつ
剣はそれなりに使える　町人にしては筋が良く、田舎道場なら師範代がつとまる程度と評された
きつい鍛錬にも耐える根性と気長にこつこつ継続する根気強さが強み
独学で投げ銭も身につけた

番外　―そのほかのこと―

大王具足虫の完顔璃（ががんり）を放し飼いにしている
むらさきの指を食べようとして返り討ちに遭って以来、一度も人間を襲ったことはない