プレット †
カーマローカの首邑シュラインで生まれ育ったラキーブ氏族の娘。
どもり癖が鶏を彷彿とさせるため、プレット(めんどり)のあだ名を持つ。
座学はそれなりに優秀なのだが、対人能力の低さ(どもる、すぐにテンパる、とにかく謝る)故に、将来が危ぶまれていたものの、
なんとか「ファーマ」の名を得て、サイレントヒルのフワルナ商会本店に配属されるが……。
- 起伏に乏しい小柄な体格。髪色は黒。瞳の色は青。
- すっとろく、運動全般が不得手。それなりの遣い手に剣の手ほどきを受けたらしいが……。
- 会話では必ずどもるが、マニュアル的な受け答えでは淀みなくスラスラ喋るという変な性質がある。
ファーマ †
カーマローカにおいて、商人や公証人の資質を持つ者に与えられる名。
教養諸学のうち、算術・代数幾何・語学で一定以上の習熟を認められなければならない。
15歳の成人以降は、本人の希望も考慮の上、世界各地の商館や公証人役場へ奉公に出される。
フワルナ(ファーマ)商会 †
西方諸国で古くから両替商を営み、現在では世界各地に支店を配置している商会。
もっぱら銀行業を主とし、現在は本店をサイレントヒルに置いている。
創始者がカーマローカ出身者ということもあってか、彼の地からの奉公人の最大の受け皿となっている。
サイレントヒルの創成期から支店を配置し、基点通貨レートの裁定や海運保険制度を整えた功績からか、
自治連盟三部会においてはそれなりの影響力を有する。
西方諸国を中心として世界各地に偏在する支店からは、常に当該地の経済動向が本店に伝えられる。
当然、それに付随する情報も「善意のお知らせ」として本店に吸い上げられ、何某かに活用される。
益のある「善意のお知らせ」は、商会の人材供給所であるカーマローカにも流れているらしいが……。
カセギゴールド †
金銀細工の加工の為に、ディアマンテから購入した火を操る人工精霊。
オレンジ色を基調とした黒ブチのカエルの姿をしており、平時はプレットの肩に止まっている事が多い。
冒険時の留守番の時は、良質の植物油が取れる火竜草を敷き詰めたマナプールで、ゲコゲコ鳴いている。
金銀細工の細やかな火の調整に特化しており、使用前にはプレットの「火」の魔術を直接喰らうことでマナをチャージしている。
飼い主のプレットは、金貨を加工して作った王冠を被せたり、飛空挺内では常に連れまわしていたりと、それなりに愛着を持っている様子。
なお「カセギゴールド」という名前の由来は、火竜の血を半分引くという伝説のモンスターから。
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