カーマローカ辺境伯


ID:410060
名前:フォルトゥナ・シュライン
出身家:カーマローカ
年齢:永遠の22
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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その他:ステータス/戦歴
コメントログ


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「新興の情勢把握に、長らく途絶えていた北方隣国との繋がり……なかなか実りの多い滞在だったわ」
「ちょ、ちょっ……本当に死んだことにして帰っちゃうんですか!?」

感慨も無く、遠く過ぎ去ったことでのあるかのように、ここ10年をさらりと総括するフォルトゥナに対し、
従者の少女は酷く泡を食って、主に食い下がった。

「だってねぇ? 今の私、公称年齢32歳でしょう? もうそろそろ限界なのよねぇ、加齢メイクって息苦しいし」
「メイクは別に必要な……な、なんでもな・い・で・ふ……ア、ア・イ・ア・ン・クロー、や、やめてくだふぁい……」
「それにぃ、死んだことにすればぁ、一部の借金がチャラになるかもしれないしぃ」
「うわ、あくどい……」

顔面の圧迫拘束から解き放たれて、ぶーぶー不満を述べている少女を尻目に、
フォルトゥナは薄く笑って、根城にしていた冒険者の街を眺める。

「私たちのような者が、ただ生きるだけではなく暮らしていける街」
すぃっと目を細めて表情に若干の寂寥を滲ませて、
「妹とアナタから聞いた時には眉唾モノだと思っていたんだけどねぇ、ふふふ」
それでも可笑しくて堪らないといった様子で微笑を散らす。

「じゃあ……」
「でもダ・メ。また妹に怒られたくないわ、150年もサボったばかりなのに、って」
「うぅ、フォルトゥナ様のばかぁ」
猶も従者は愚痴っぽく「少ないけどお知り合いへの配慮とか」だの「本当に少ないけどお知り合いをもっと大切に」だのと。

「いずれ相手が死ねばお別れは来るし」
「うぅ、バッサリだぁ……」
「相手が死んでないなら、そのうち会えるし」
「……そ、そうですね」

あっけらかんと言ってのけるフォルトゥナに、弱々しく微かな笑みを口元に湛えて従者は頷く。

「じゃ、帰りましょう」

最後に横目で街を見遣って、see youと一言呟いて、過日の街を背にする。
フォルトゥナ・シュラインは一度も振り返らずに、前へ前へと歩を進めていった。




http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp001734.jpg

猫かぶり手帳 Edit

書いておかないと忘れそう
+  ...

風評 Edit

カーマローカ領 Edit

http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst066261.jpg
+  表向きの歴史
+  実際の歴史

フォルトゥナ・シュライン Edit

+  人物に纏わるあれこれ

カーマローカ辺境伯に纏わる逸話 Edit

歴史書にカーマローカという固有名詞が現れてから1000年の時が流れた。
だがその中には目立った記述は殆ど見られず、むしろ胡散臭い巷説話集にて良くその名が散見される。
どれもこれも真偽定かならぬ眉唾モノの話ばかりである。

+  適宜追加

従者 Edit

http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst068532.jpgフォルトゥナが故郷に手を回して呼び寄せた従者。エマ、と名乗る。
メイドの格好をしているが本分は家事に非ず。
情報収集・各方面への伝達・主人の護衛を主として行う。
従者のくせに邸宅には月の半分も居ないが、勤務態度は真面目。
辺境伯付きの侍従としては、礼儀作法が大変ぎこちない。
空いた時間にはフォルトゥナから直接、礼法について指導されているようだ。

普段は応対に出ることは無いが、非常の際はその限りではない。
出まくってますね、スイマセン。

ささやき、えいしょう、いのり、ねんじろ Edit


Last-modified: 2010-10-24 Sun 18:22:35 JST (5095d)