パル自身のお話 †
実年齢10歳。身長110cm程度。髪の毛と目の色は黒。
ヤギの獣人であり、短めの髪の間に小さめな丸まった角がある。尻尾も有り。
気弱で常に一歩引くタイプの性格。
子供用タキシードっぽい服を着ていることが多い。
闇の魔導器を拾って以来、闇魔法を使える様になった。
とはいえ得意ではないので、あくまで戦闘補助程度に使っている様子。
その後、光の魔導器を拾う事で人工精霊「ウィスプ」精製魔法を身に付けた。
ウィスプとの連携攻撃を現在練習中。
旅立ちのお話 †
ソニッカー家は墓守の一族である。だが、只の墓守ではない。
不死者を狩り、それが二度と目覚めぬよう墓を監視する者達…それがソニッカーの一族である。
少年、パルはソニッカー家の長男として生まれた。一族にとっては待望の長男である。
だがパルは父の期待を背負えるほど度胸のある少年ではなかった。
気が弱く、優しい、まるで女の子のような少年であった。
戦闘技術は訓練をさせれば良い。そちらの成果は期待以上だ。しかし、性格は治りそうにない。
見かねた父は、彼を表の仕事…すなわち、冒険者として修行させる事を決意した。
年齢を偽り登録を済ませ、宿も用意した。年端も行かぬ少年を一人で出すのは心配もあったが、
そうした甘やかしが優しい性格を作ってしまったと言い聞かせ、家を出した。
愛用の大鎌と着替えの詰まったカバンだけを手に、唐突に一人になってしまった少年。
彼の明日は、どっちだ。
ソニッカー流大鎌術のお話 †
身長ほどの大鎌を武器とする、対不死者戦を前提とした戦闘術。それがソニッカー流大鎌術である。
特徴的なのは、使用する戦闘用大鎌「バトルサイス」の構造。
普通の鎌と違い刃が上側(外側)にも付いており、これにより斧としても使用できる。
(名簿の武器登録名が斧となっているのも、この為である)
また、突きを繰り出しても槍の様に点ではなく線での攻撃が可能。
その広い攻撃範囲は、数で押してくる不死者の群れに対し特に有効とされている。
パル自身が低身長故に、パルの鎌は通常より若干小ぶりではあるが
その戦闘技術は過去のソニッカー家の歴史を見ても相当レベルの高い部類である。
もっとも、その気弱な性格故に一人での練習の時以外には全く本領を発揮出来ていないのだが。
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