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彼女は極度の不幸体質である。独り立ちしてはじめた商売も、火災に巻き込まれて店が全焼。僅かな保険金も騙し取られ、手元に残ったのは幾らかの小銭だけ。 とりあえず教会に身を寄せるも、そう長くは世話になっていられない。元手無しであり付ける職を探すうち、彼女は決めた。「まさか自分がなろうとは」知らない職でもなし、きっとできぬものでもないだろう。不安ながらも自分をそう言い聞かせ、証書に自らの名を刻み込む。G.L.244-10 彼女は冒険者となった。
女性としては大柄の部類に入る程に、身長は高い。腰まで届きそうなブロンドの髪。それを一本に纏めて結っている。全体的にすらっとしており、男性に見間違えられることもしばしばあった。大きな目元には下睫毛が印象的に主張しており、整った鼻立ちといい小奇麗な顔をしている。
喜怒哀楽が激しい。怒を除いては。人当たりの良さは接客業出身ならでは、といったところ。信条は「涓滴岩を穿つ」。