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さまざまな犯罪にあふれたゴルロアの世界。 学園都市も同じだ。 いや、違う。 異能と若さ、その二つがそろえばもっと凶悪に傍若無人に町を荒らしまわっている。 中には罪の重さに処刑されるものもいるほどに。 処刑委員は、彼ら死刑囚を処刑するための委員であり、死にかかわる性質から忌避される傾向が強い。 しかしながら、どうすれば人が死ぬのか、どうすれば苦しみを長引かせずに殺すことが出来るのか? 人体の構造を理解するその知識は逆に人を生かすことにもつながる。 処刑委員は、そのほとんどのものが保険委員として、その能力をつかい学園都市につくし、奉仕しているのである。
白い肌、白い髪に白い制服。 あまり女性的ではない体型。 まつげは長い 態度はややおどおどとしている。
《生命の躍動(ワールドエンド)》 対象を問答無用で死亡させる。 その異能は、極めて危険で凶悪である。 しかし、彼女が最弱といわれているのはその能力の発動条件にある。 自ら手を下し、対象が死亡したと確信すること。 その発動条件ゆえ、能力が発揮される機会はあまりにも少ない。 異能が確認されたのは、1年のとき。 同級生がふざけて、彼女の手で事故死を演じたときである。 同級生は少し以前に不死の異能に目覚めており、彼女に冗談半分でその手品をしかけ吃驚させようとしたのだが、彼を殺してしまったと思い込んだ彼女の異能が発動し彼は二度と蘇ることは無かった。 その後、異能による事故死を防ぐ目的で、彼女に人体を学ばせようと処刑委員に所属させられる。