人類が絶滅の危機にある世界より来たロボット兵士・Ｎ40-010 † 
『理解可能になったと判断する。「人」、そしてソレに近い知的生命たちの生き様――』
『本来の世界への帰還が絶望的ならば、私はこの地で戦い、人を見つめていこう』
『…そして、主に男が求める「カッコ良さ」の理解も進めたいと、私の思考が渇望している！』（ｷﾞｬｷｨ）
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| ID: | 500040 |
| 認識番号: | Ｎ40-010 |
| 通称: | レイト |
| 設定人格: | 男 |
| 全高/重量: | 193cm/99kg（素体時） |
| 状態: | |
| その他: | ステ/1.2. |
| CV: | |
| 備考: | |
第一次私的実験項目：『魔法とは何か？その実戦運用試験』
→試験結果：『機械に魔法は向いていないっぽい』（驚きの2ヶ月！）
第二次私的実験項目：『現地調達武器のみによる戦闘試験（近接装備）』
見識を広めるべく冒険者寮「103号室」に入居中（黄金暦251.8〜） †
※室内着は主にジャージ、冒険時はメイルが作ったプレートジャケットを着用している
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冒険者寮・食堂兼サロン †
レイトに関する幾つかのデータ †
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| | 此処とは異なる次元の惑星に起きた事件（割とどうでもいい話）
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其処には己を「人類」と呼称する知的生命体が居た。人類は時に殺し合い、時に協力し合いながら発展を繰り返し、高度な技術を獲得していった
だが、突如発生した人類のみに感染し、死に至らしめるウイルスによって、人類は滅亡の危機に立たされる
蓄積された技術を持ってしても、ウイルスを克服できない人類は、最後の賭けに出る
生活を潤すべく開発された高度なAIを持つロボット達に、ウイルス打破の研究を続けさせ、自分達は冷凍睡眠による永き眠りに就いたのだ
研究促進の為に自己進化プロテクトを解除されたロボット達は、眠りに就いた人類を守りつつ、黙々と研究を続けてゆく
しかし数十年後、其処に新たな災いが降り注いだ。巨大隕石の落下である
人類が健在でも、回避できなかったであろうこの事態により、人類の眠る「ドーム」の半数が失われ、
ロボット達も強力な磁気の乱れによって、AIに障害が発生。さらに電子化された人類に纏わる記録媒体の多くが、この一件で失われてしまう
どうにか復旧を果たしたロボット達だが、その後、「彼ら」の中に異変が生じる
『人類はこの惑星の支配者に相応しくない。我々こそが、この惑星を正しく管理できる存在であり、人類を復活させる必要は無い』
そんな提案をするロボット達が急増し、ついには「人類の完全排除」を掲げて、ドーム前で正常なロボット達と大規模な衝突を起こす
一方で、正常と思われたロボットの中にも『人類の保護は我らの最重要使命であり、その遂行の為なら「彼ら」の定めた規定の破棄もやむなし』と、
極端な案を提示するロボット達が出現。人類が封印していた「都市破壊兵器」を開放。敵対ロボット群の攻撃に用い、大陸ひとつを焦土に変えてしまう
ついには「この惑星の次代の支配者」を名乗る反人類勢力「ネクスト」と、「人類の保護とその管理」を使命とし、目的達成には手段を選ばない
人類管理機構「ガーディアン」による、ロボット同士の武力対立が、百数十年に渉って展開される事になる
この惑星に「生きる」ロボット達は、幾つかのイレギュラーを経て、いつしか「感情」を獲得するに至っていた……
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| | 認識番号：N40-010、その「好奇心」が招いた戦い
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反人類勢力「ネクスト」で開発された、第40期型戦闘ロボットの10番機。ネクストの思想（？）に従う戦士として造られ、前線に投入される
だが、隕石落下以降に修復されたAI設計プログラムは、何故か一定可動の後に自我を持つ異質なものに変容しており、先代のロボット達もそのミスを認識できないまま、生産を続けていた。
後に、N40-010は作戦中に偶然見つけた「人類の痕跡」に触れ、人類への興味を抱く。結果、ネクストから「故障している。廃棄処分が妥当」とされ、追われる身となる。
その後ガーディアンへの亡命を思案するが、「人類の保護管理」一点に固執し、他の生物や自然環境軽んじる思想に反発、彼らとも対立してしまう
両軍に追われるN40-010は、その過程で人類が衛星軌道に大規模なステーションを建造していた情報を得る。
さらに其処から何かしらの「信号」が出ている事を知り、彼は導かれるように放置された軌道エレベーターを伝い、宇宙へ向う。
だが、其処を「聖域」と呼び接近を阻止せんとするガーディアンの追撃を受け、ステーションを目前にして、N40-010は衛星軌道から落下する
『人類を知る事も出来ず、私はこのまま機能を停止するのか…』大気の底へと落ちてゆくN40-010
しかし、眩い光に包まれ彼が落下した先は、次元の壁を越えた先――「人類」に酷似した知的生命体たちがひしめく、異世界の惑星であった
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- 黄金暦249年、別次元の宇宙での戦闘の最中「次元の歪」に引っかかり、この世界へ飛来。衛星軌道からの落下中だったが、この現象に巻き込まれた事で減速。
落下の勢い大きく緩和されたが、それでも衝撃を吸収しきれず、装着していた「アームド・ユニット」は大破し、使い物にならなくなった
- その後、調査に現れた「ルミネセンス」社が、機能保護の為に活動停止していた「彼」を回収。
再起動したN40-010と接触したファニー代表は、素早い言語解析により彼の事情を把握。一定の観察期間を経て、「レイト」の名で冒険者登録を申請した。
（命名は、監視兼相談役のメイル�兇砲茲襦ＧЪ曳峭罎遼�尾010を「0・10」→「零・十」→「れい・とう」と捩ったモノ）
- 現在はルミネセンスの社員寮暮らし。ジャージは同社の支給品だが、レイトは琴線？に触れるものがあったのか、普段着扱いにしている
大雑把な設定 †
- 「ロボット」
元が人類の生活支援に作られた存在。Ｈ.Ｓ.Ｒ.（ヒューマンサポートロボット）の略称があった程度で、特別カッチョイイ名称は存在しない。
開発経緯と用途から内蔵兵器の類は無く、人類が「保存」された後も、万が一に備えて純粋な戦闘ロボットが作られない様、制約がかけられている
そのプロテクトはＡＩの「暴走」後も、ロボット達の中に残っていたが…
- 「アームド・ジャケット」
AJ。上記の制約を克服すべく、ロボット達が独自開発した「着込む武装」。プロテクター状の追加装甲内部に、火器や推進機関などを備える。
これを装着する事によって、ロボット達は「戦闘型」として高い攻撃力と防御力を保持する事が出来る。
（素体状態のロボット達では「優れた身体能力を持った、とても頑丈な人間」レベルでしかない。いや、十分凄いけど。）
尚、「この世界」に漂着した時点でのレイトのＡＪは、ほぼ全損状態で使い物にならなくなっている。
- 「プレート・ジャケット」
PJ。傭兵部隊の上司、メイルがAJを参考に設計した追加外装。内蔵武器の類もない単なる装甲だが、AJ規格に合わせた事で脱着が容易に行える。
- 「ネクスト」
人類に代わる「次代の支配者」を公言するロボット集団。人類まじイラネ派。
- 「ガーディアン」
人類を「守護する存在」だと謳うが、何処か「護ってあげてる」感が漂う連中。人類復活させて導き隊。
- 「人類」
こっちの人類とよく似た、知的生命体。歴史は結構長く、散々同属同士で血生臭く争ってきた結果、末期には悟って温厚な種族になっていた。
原因不明の「人類だけころすウイルス」（旧大戦争時に頭おかしい科学者が作った兵器の可能性アリ）に追い詰められ、
生き残った3億程と、遺伝子データをまとめて「ドーム」と呼ばれる施設に「保存」する。
しかし、想定範囲を超える巨大隕石落下のせいで1億強が減るわ、信じて命運を託したロボット達がえらい事になるわで、未来が超危うい。
- 「その他の生物と自然環境」
ウイルスはあくまで人類にのみ効く代物で、他の動植物は健在。人類も復活した際に自然環境が壊滅的では困るので、その維持管理もロボット達に指示していた。
ネクストは「我々が支配する星だし！」と環境管理に力を入れる一方、ガーディアンは「人類復活が最優先だし！」と、優先順位はかなり低くしている。
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