散歩する都市伝説 撥条王【ゼンマイオウ】
http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp027285.pngID:508302
御名:撥条王(ゼンマイオウ)
学年:
年齢:
性別:笑止
理由:愚問
状態:無論
現在:ステ/冒険
所属:企画/空中学園都市

人気のない場所 Edit

撥条王>名簿/508302
お名前:
  • 空中学園エリュシオン -- 2014-03-07 (金) 03:31:46
    • (学園から少し離れたビルの屋上。ビルの端に座り、静かに"それ"を眺めていた)
      ("それ"はその距離にいても見えるほどに神々しく存在し、大地を、空を、音もなく、そして美しく照らしあげている)
      ("それ"を見て、微動だにもせず、ただそれが収まるまでの間、じっとそれにブラウン管を向けている) -- 撥条王 2014-03-07 (金) 03:35:05

      • exp028039.png -- 2014-03-07 (金) 03:36:18

      • (どれくらいそうしていただろう)
        (夜明けの空は再び夜の静寂を取り戻し、最初からそこには何もなかったかのような闇を齎す)
        (撥条王はその光が消え去った後でも、そちらの方向に顔を向けていたが、やがて小さく呟いた) -- 2014-03-07 (金) 04:07:00

      • ……何だ? あれは。

        (疑問を口にして、素直にそれを訝しがる)
        (ブラウン管に片手を添えて、少しだけ首を傾げ、"それ"の正体に考えを巡らせていたが、納得したように) -- 撥条王 2014-03-07 (金) 04:07:56

      • まあ大方――。
        ……空にいくつもある星の一つでも、落ちてきたんだろうな。

        (何でもないことのように呟いた)
        (例え"白魔法によってもたらされたその光"が何であろうとも――全く構わないと言わんばかりに) -- 撥条王 2014-03-07 (金) 04:09:51
      • (まるで道を歩いていて雨が降ってきたときに独り言を呟くように)
        (冷え込む冬の日に、今日は少し肌寒いなと独り言を呟くように)
        (恋人が恋人に言う、意味のない愛していると同じくらいの軽さで) -- 撥条王 2014-03-07 (金) 04:11:40


      • (それは、撥条の王と呼ばれていた)
        (ある者はそれを道化と呼び蔑み、ある者はそれを愚者と呼び詰った)
        (空中学園エリュシオンに伝わる、生きた都市伝説の一つである『撥条王』は、口にだすことすらバカバカしい存在であることは周知されている)
        (誰もが知っているが誰もその正体を知らない『王』という形をした存在は、静かにビルの端から一歩を踏み出す)
        (まるでそこに地面があるように、一歩二歩と空中を歩き始める)

        余の内より出てきたとは思えぬ愚問であったな。
        何が起ころうが。
        ――余は余であるからな

        (それは――星が落ちようが)
         (人々が殺し合おうが)
          (大切な人が死のうが)
           (誰かが世界を救おうが)
            (失った過去を取り戻そうが)
              (志半ばで倒れようが)
               (新しい命を育もうが)
                (大地に嫌われて空を愛そうが)
                 (魔女の定めと生きようが)
                  (己がいる意味を知ろうが)
                   (偽りの生命であることを受け入れようが)
                    (巨大な鯨を釣ろうが)
                     (天使と悪魔が結ばれようが)
                       (誰が宇宙へと飛び立とうが)
                        (真実の絆を育もうが)
                         (例え世界が滅びかけようが)


        (人々が甘言に惑わされて自由を求めようが)
        (それに抗って束縛の中に自由を求めようが)

        (――全て等しく、『王』にとっては
        (――同じことであるのだった) -- 2014-03-07 (金) 04:18:21

      • (王は空中で、雄々しく両手を広げる)
        (夜の闇の中で高らかに叫び、自由を謳う)
        (何物にも縛られない自由な存在であり、何物にも自由を与えられない束縛された存在であるそれは)

        (今日も、人々に偽りの自由を、真実の束縛を謡い上げる)

        ――さあ、エリュシオンの民よ!!
        今日も何一つ変わらぬ、退屈な空の旅であるぞ!!

        偽りの翼の上で羽根を休めている暇などない、この世界の全てを見るために空へと飛び立つ時だ!! -- 撥条王 2014-03-07 (金) 04:21:02


      • ――全て、この余が許そうではないか!!

        (全ての不条理を、不義理を、不道徳を、不誠実を、不可能を、不謹慎を)
        (なにより――彼が愛してやまない、殺してやりたいと思う、『不自由』を)

        余の名こそは、愚昧なる民に真実の翼を啓蒙する。
        ――『撥条王』その人である!! -- 撥条王 2014-03-07 (金) 04:25:00

      • (罵声が飛ぶ)
        (世迷い事を叫ぶ気狂いに向けて)
        (何をしようが反省をしない愚者に向けて)
        (朝から道化が喚くなと物すら飛ぶ)

        (余裕綽々にそれを掻い潜り、時にぶつけられ、痛み、凹み、傷つき、そして高らかに笑いながら)
        (世界で一番愚かで唾棄すべき、語るに落ちる何の価値もない道化の顕現である最低最悪の存在である――)

        (――『撥条王』は今日も空の上にある) -- 撥条王 2014-03-07 (金) 04:27:34

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設定 Edit

  • 撥条王(ゼンマイオウ)を自称する男。
    • 身長180cm強。
      それなりに頑強な体躯を持つ。
    • 空中学園都市の人間なのだが、かなり昔から在籍しており、
      現在の学年は不明。
      • そもそも籍があるかも怪しいが、学園のセキュリティはひと通りパス出来るので、
        在籍自体はしているらしい。
      • 空中学園都市に伝わる都市伝説の一人。
        都市伝説の割には公園で小学生にセミの抜け殻などを顔に押し付けられたりしている様が良く目撃される。
    • 言動は支離滅裂でありながら特定の方向性を持つ発言が多く、
      奇妙奇天烈な出で立ちと相まって彼を面白半分に支持する人間も存在する。
      • 反して行動はそれほど過激な行動を取ることは少なく、
        武力介入がギリギリ不要と判断されるような行動に留めておくような計算高さも持つ。
    • 最初に目撃されてからもう三十数年以上が経っていることから、
      かなりの高齢と思われるが全くそれを感じさせることがない程ハツラツと動きまわる。
      人間の生理的に無理な動きが得意。
    • 言動や経歴に嘘や偽りが多く、まともに取り合えばバカを見ることは少し頭のいい人間にはすぐ分かる。
      だが、本当に迷い悩む子羊の悩みは親身になって相談に乗る謎の男気を見せることがある。
      • 都市伝説らしくその正体や出自には様々に噂が囁かれ、
        「空中学園都市で死んだ男の霊だ」だの「複数の人間によるレギオンだ」だの、
        「実は秘密裏に空中学園都市で開発されたアンドロイド」だの「夜中に爪を切ると親の死に目に会えない」だの好き勝手に噂されている。
      • 本人は空中散歩中に空中学園都市に轢かれて定住することになったと口にしている。
        真実かは定かではないが、確かに空中を歩いているような様子が目撃されたりしている。
    • また、襲撃には迎撃を以って当たる。
      振りかかる火の粉は払いのけねばならない。
      • 最近は気が向いたので周囲の光を自由に操るため、相手の視界に対して干渉が出来ることで、
        地元のゲーセンではノーカンとされていた。台パンも已む無し。
    • 好きな女性のタイプは、些細な冗談も大げさに笑ってくれるような、ああ、この子となら家庭を持って暮らしていってもいいかなあ、と思わせてくれる小柄だけどおっぱいの大きい子。
      • 何ならおっぱいが大きいだけでも全然いい。
      • 下手したら人型の生物以外も案外いけるかも、どうしよう……?
      • その辺に咲いてるタンポポにおっぱいついてたらどうする?
    • exp027456.jpg
      • 素晴らしい!!!余であるぞ!!!
    • エリュシオンの民が望んだ、エリュシオンという日常の中の非日常。
      • ゆえに個を持たず、不死身で永遠である。
        『勇者』『魔王』『人間』と同じように、『王』という属性を持つ概念存在。
      • 『王』としての属性は「民に夢を見せる王」。
        己は何も成さず、追従、発起する幸福を与える、旗印としての王。
        曰く「ハーメルンの笛吹」。
  • 最近はイカルくんにあらゆる意味で勝てる気がしないので子供相談センターに毎日電話をしている。
  • 重要
    • 正体は、諏訪里守形ではありません。
  • qst084897.jpg
    • 多分余です!!
      • ブラウン管被ってるキャラが別にいたら余じゃありませんけど、多分余です。
      • 多分これはBL(ブリティッシュ・レイランド - イギリスの自動車メーカー)というやつです。
      • おいおい!! 恋人いない歴=企画年月の余に恋人発生!? 余、リア充!?
  • qst084899.jpg
    • 恋の争奪戦待ったなし。
    • 気付いたけど余、今日昼飯も晩飯も食べてねえ。

Last-modified: 2014-02-25 Tue 02:35:16 JST (3707d)