シャニー家出身 エノン・R・シャニー 55089 †
ID: | 55089 |
名前: | エノン |
出身家: | シャニー |
年齢: | 1000歳以上 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
その他: | ステータス/戦歴 |
テーマソング: | Monastery In Disguise |
CV1: | 釘宮理恵 |
CV2: | 後藤邑子 |
CV3: | 沢城みゆき |
CV4: | かないみか |
大アルカナ: | ワールド(世界) |
カッ: | |
エレン: | 三歳! |
状態: | 次は伊勢だ |
この城の主は、もういない
城の広間には、冷たくなったエノンの肉体が、棺に入れられている
しかし、彼女は死んだわけでもない。滅んだわけでもない
吸血鬼は宇宙へと飛立った。愛する人の待つ天国へと向かって
彼女がそこへたどり着けるのかどうかは、わからない
ただ、彼女は覚えている。酒場の者たちを、友を、親友を覚えている
初めて友情を抱き、初めて愛情を知った。孤独ではなくなった
酒場での生活は、エノンに絶大な何かを与えたのは間違いが無い
喜び、悲しみ、あらゆるものをエノンは得た
そして、再び愛する人の元へ向かうため、天への階を昇ったのだった
彼女はここにはいない。しかし、彼女はきっと言うだろう
吸血鬼と接してくれた全ての者たちに
ありがとう、と
―――遅かっただと? 馬鹿者め。お前が早すぎたのだ。
―――逢いたかった。本当に……。だが、これで永久に……
―――お前と、いっしょだ。
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エノンとの対話記録
もらいものなど †
- 人のエゴと蟲のコエ
ムゥ・カーデに書いてもらったものだ。
- 写真
我が杖に犯されているところをアトリアに撮られてしまった……。何でこんなことに……。
- 写真2
ゴッド・ゴーカンにやられたものだ……。おかしい、我は最強の吸血鬼のはずなのに……。
- 肖像
ブラッディ?に描いてもらったぞ! フフフ、やはり我はこのように美しくなければならんな!
- 肖像
「」に描いてもらったぞ! やはり吸血鬼とはこう神秘的でないといかんな。良い出来だ。ありがとう!
- 写真
とてもまともではない医者?との……の写真だ。撮られた。
奴は我に薬を盛った! 許せぬ侮辱だ! 何れ滅ぼすから覚悟しろよ!!
- 遊び
ミエラ?と遊んでいる我らしいが、これは遊びではないだろう!?
ちくしょう! 貴様らの脳は常に桃色なのか! ああ、だが、これは、これで……な、なんでもない!
- 肖像
「」に描いてもらったぞ! 例の遊星主のようでもある! ちなみに我が髪で目を隠しているのに
意味は全く無いのだ……。とにかく、描いてくれてありがとうな、「」よ!
- 肖像
ユミオ・パンジャ?に描いてもらったぞ! 三分でよくこんなに綺麗に……ありがとう! 我も絵の練習をするとしよう。
- 肖像
グレン・ラッシュバレーに描いてもらったぞ、ありがとう! 何故か全裸で泣いている我だ。最強の我であるから、あまり他人に見られるわけにはならん光景である!
- スッポンの血
精力がつくらしいからと、ミエラ?に貰ったものだ。何故か口移しをされてしまった! あやつの行動は先が読めん……だが確かに精力はついたような気がするぞ。ありがとう!
- 肖像
通りすがりの者がアドバイスと一緒に残してくれたものだ! ありがとう! 我もがんばってみるとするぞ!
- パワプロ風肖像
タルト・イチロク?に描いてもらったパワプロ風の我だ! 二番目にスッしたのにありがとう! かわいいぞ!
- 月見用タンク
開発部?に開発してもらった我だ! どうやら開発部はスパッツが好きらしいが、これはスパッツじゃないんじゃないか……。~しかし名状し難い。ガンタンクの集合体は怖い。とにかくありがとう開発部!
- 色つきの肖像
ヒツギ・グレイブストーンに、通りすがりの者が描いてくれた絵を塗ってもらったぞ!
ううむ、いい出来だ……可愛いかっこいい……感謝しているぞ! ありがとうなのだ!
- 設定画
アティエ・ベルモンド?に描いてもらった設定画なのだ! スッし遅れたのにありがとうなのだ!
凛々しい我だ。実に貴族らしい……フフフ。
- うどん~
何この……何……? 兎に角も、我の魅力というか美しさは際立っているな……ハハハ!
しかし、すごいのだ、これは……腹筋が……
- SS
ロボ?に書いてもらったSSなのだ! フフフ、我は大活躍なのだ! 失敗? ふん! そんなものはない!
- 肖像
酒場の者が描いてくれていたのだ! まさか今になって描かれるとは思わなかったのだ、フフフ。ありがとうなのだ!
黄金暦90年 11月 †
今日は悲しいことが多すぎた。
我にとっての友というべきものたちが……。
我は死はない。だが本当にそうなのだろうか。永遠などというものは確認のしようがない。
もしかしたら、我の体の再生は回数制限があるのかもしれないし、単に寿命が途方も無く長いだけで
明日突然消滅することもありえるかもしれない。
このような化け物じみた体では人と共に暮らすなど無理な話だ。我が虚しくなるだけだろう。
我は永遠の闇の世界で生きるべき定めなのだ。孤独は我に与えられし領地でもあるのだ。
その孤独の世界でのみ、我は泣くことも笑うことも許されるのだ。その世界のみで。
黄金暦91年 3月 †
今日もまた、一人我の友人が逝った。
我はただその死を見送ることしかできない。我はあちら側にいけることはないからだ。
我は永遠に死というものに苦しめられなければならない。我はどんな顔で毎日をすごせばいい? どんなことで心を静めればいいのだ?
我にはわからない。恐らく、これからも何人の死を見送らなければならない。
我も滅びたい、我にも死が欲しい、我にも終わりがあってほしい。
誰か、我に死を与えてくれ、滅びを与えてくれ……だが、それはきっと許されぬことなのだろう。
我の罪は消えることは無い。我が存在し続ける限り。
黄金暦93年 10月 †
我の愛した者が逝った。
もういない。我を抱きしめてはくれないし、口付けを交わすことも、もうできない。
今にも泣き出しそうな思いで、これを記す。
やはり、先に逝かれてしまった。覚悟していたとはいえ、あまりにも、辛かった。
最早、我の手の届かない存在となってしまったのだ。我は運命を呪う。
だが、我とグレンとの愛の証はちゃんと残してくれた。我が胎内に、やつの子供がいる。
この子供だけは守りぬかねばならない。何としても。グレンのためにも……。
やつは、前を向いて歩いて欲しいと言った。ずっと我の中に存在し続けると言ってくれた。
我は立ち止まらない。ただ、前へ進むだけだ。
ありがとうグレン。我は本当に幸せだった。お前も、そうだったか?
せめて、天国から、我を見ていてほしい……。
さようならグレン。
―――幸せだったよ。