名簿/399966
- ………おう、お前も奉仕活動組か
どうだ、調子は…(無愛想に目を細めた囚人が片手を挙げて挨拶する) -- オーレル
- それでは、貴方も……ですか。 …ええ、先日取った不覚のせいで療養しておりましたが…
つい先刻、復帰の届出を済ませて参りました。(恭しく礼をしてオーレルを見上げる少女) -- ラフィカ
- 見ての通り、だな…いや、身体が訛るから強制でも奉仕させてもらえるのは嬉しい限りさ
…自分から復帰希望するとは、中々勇敢だな…奉仕好きか? -- オーレル
- 私は…仕事を申し付けられることこそが、自分の存在価値と思っております…
そもそも、他の生き方を知りませんので…… -- ラフィカ
- 「ラ〜フィカ〜」「ラ〜フィカ〜」(例の双子看守の声、見れば牢屋にへばりついている 顔が赤い上に声が上ずっている)
「あんたなんで呑んでないの〜」「呑みなさいよあんたも〜」「うぃっ。」「ひーっくっ。」(両者とも片手にウイスキーを持っている) -- フィリア&フォビア
- あ…え、ええと……(珍しく少し戸惑った顔。おずおずと近づいて二人を見上げる)
お酒…ですか。 囚人に飲ませて…よろしいんですか?(両者の手にある瓶をしげしげと眺め、問う) -- ラフィカ
- (深夜、消灯時間を過ぎて随分経ったころに 牢屋の檻がカン、カンと叩かれる音がする)
「……きろ」「起きろ」「起きろー。」「囚人番号399966、ラフィカ・バゼラード。」 -- フィリア&フォビア
- …………っ。 は、い……(鈍く答える声。その息遣いは浅く、早く、不規則に)
(びしゃ、と濡れた足音が聞こえる。暗がりからはいずる様に鉄柵へと歩み寄る少女) どんな…御用向き、でしょうか……(薄汚れたローブの腹から下を赤黒く染めながら、いつも通りに恭しく跪く) (どうやら、重傷を隠したまま帰還していたようだ。失血によって顔は既に青白く生気を失いかけている…) -- ラフィカ
- 「……やっぱり。」「死亡報告まで出てたのに」「普通に帰ってきてるわけ無いんだ……」「開けるよ。」(がちゃ、と牢のカギを開けて入ってくる)
「傷。」「見せて。」「「早く!」」(しゃがみこみ、目線を合わせて) -- フィリア&フォビア
- も、申し訳…ありません……(血にまみれたローブをおずおずと捲った)
(古傷がいくつも走る白い肌。脇腹に真新しい傷痕が乱雑に縫いとめられている) (自分で縫合したのかその縫い目はまるで役に立っておらず、新たな鮮血が腹を伝って下着を染めてゆく) -- ラフィカ
- 「うわ……!」「こんな適当なやり方あるわけないじゃん!」「傷、塞げてないよ……!!!」「もう!!」(ロッドを同時に出す)
「「 テ レ パ ス !!」」(ロッドがばちり、と電流を光らせた と、すぐさま走ってきたのはゾンビ看守の医者バージョンだ) 「キズミセテクダサイ」(片言で喋りかけ、ラフィカの傷を見る) -- フィリア&フォビア
- ですが…これは、私の取った不覚……他の方の、お手を…煩わせるわけには…
………申し訳、ありません…(二人とゾンビ看守を見上げると、もう一度だけ謝って横たわった) (腹膜まで達する深い傷。しかし、幸いにも臓器に損傷は見られない。塞げば何とかなるレベルだ) -- ラフィカ
- 「うっさい。」「だまりなさい。」(きつい口調で威圧するが、その表情には焦りがある)「ゾンビさん早く!」「どうなの!?」
「傷ハ超フカイデスケド、内臓ニハノーダメージカンタービレ。」「言ってる意味わかんないよ!」「とりあえず塞ぎなおして!」 「オッケーイ。」(手早く、ラフィカの腹部の傷を縫い直す 人間で無いおかげか手早い上に迷いが無い) -- フィリア&フォビア
- あ…ぅ……(縫われてゆく感触にも反応は鈍く、双子の看守を青ざめた顔で見上げる)
……ありがとう、ございます…フィリア様、フォビア様……(意識が遠のくのに任せ、目を閉じる。その間際、少女が見せたのは滅多に見せない笑みだった) (規則正しく、ゆっくりとしたリズムで上下する胸。消耗はしているが、何とか命は繋いだようだ) -- ラフィカ
- 「……大丈夫そう?」「大丈夫みたい……」(そっと、ラフィカの頭を持って膝枕をする)
「交代ね。」「交代だよ。」「おやすみ。」「うん、お休み。」(そのまま、ラフィカが目覚めるまで、ずっと) (ラフィカが目覚めた時、膝枕をしながら両方とも寝ていたのだが) -- フィリア&フォビア
- こんにちわ。 -- サヴァリック
- え…あ、はい、こんにちは……貴方は一体…?(突然話しかけられたのでキョトンとしている) -- ラフィカ
- 私はサヴァリック、魔術師です。 -- サヴァリック
- サヴァリック様……魔術師の方がこんなところへ、私などに…
どういった御用向き、でしょうか……? -- ラフィカ
- かくかくしかじか --
- なるほど…物品を交換されながらここまで来られた、と言うわけですか…
ですが、お渡しできるものは特に何も……(申し訳なさそうに眉を下げながら何かないかと辺りを探す) -- ラフィカ
- (微笑みながらゆっくりとまった。) -- サヴァリック
- あ…これは……(荷物袋から出てきた古びたコイン。以前冒険で獲得したもののようだ)
では、こちらをお納めください。 どんな価値のあるものかは分かりませんが… -- ラフィカ
- いえいえ、金銭の価値など気にしないでください・・・。では、ブローチをどうぞ。 -- サヴァリック
- ありがとうございます、私には勿体無いくらいで…(受け取ったブローチを大事そうに仕舞い)
それで…次の方ですが、何分こんな環境なものであまり他の方とは面識がなく… こちらの看守の方で…いかがでしょうか。 -- ラフィカ
- どのような方の元へでも私は赴きますよ。この街のために働くかたならば。では、あなたにも神の祝福があらんことを・・・。 -- サヴァリック
- ええ、それでは。 また何かございましたら何なりと…… -- ラフィカ
- さて、囚人番号399966 ラフィカ。面談よ
待遇に不満があるならこっそり言っても結構。どう?何かある? -- マチルダ
- ……はい、マチルダ様。 待遇…ですか。(かなり真剣に考え込む少女)
屋根があり、寝床もありますし、食事も抜かれる事はありませんし…この上望む事は、これと言って何も… (人として扱われる最低環境すら与えられてこなかった少女にとっては、それなりに快適なようだ) -- ラフィカ
- 様呼ばわりはくすぐったい。ん…相当、過酷な場所に居たみたいね。でもここも、いつ過酷な刑が科されるかは分からない。
安心するのはまだ早いかも…健康状態もそこそこ良好。何とか刑期を軽く出来るようがんばりなさい それじゃ、また何かあったら。 -- マチルダ
- 申し訳ありません、他にお呼びする方法がありましたら…
……はい、マチルダ様も、何かございましたら何なりとお申し付けください。 仕事を申し付けられる事こそ私の役目ですので… -- ラフィカ
- あれーここら辺で別れたんだけどなー。(近くの通りをうろうろしながら独り言を呟いている) -- ウル?
- (報告を終えて帰るところらしい。通りの端を浮浪者のようにふらふらと歩いている) -- ラフィカ
- あ、いたいた。ヘイヘイラッフィー! 家にでも帰るところなのー?(考えもなしに話し掛ける半人前) -- ウル?
- ……?(最初自分の事と気付かず、しばらく間を置いてようやく気付く)
……貴方は、確か…今月共に冒険させていただいた…ウルスラ様、でしたね。(向き直り、深々と一礼し、町外れの方へ視線を向ける) はい、町の外れの監獄へ。 これでも囚人ですので…… -- ラフィカ
- えっそんなに改まられても困るよ!? って囚人だったの?(と改めてラフィカの服に目を向ける)
か、監獄……手首折られたりしない? 辛くないの? 大丈夫?(オロオロ) -- ウル?
- ええ、私は囚人であり、奴隷ですので……(洗濯はしているようで臭いこそしなかったが、纏っているローブはあちこちが擦り切れている)
奴隷の扱いを思えば、監獄はまだ居心地の良い方かと… 少なくとも悪戯に命を奪われる、という事もありませんので… -- ラフィカ
- (毛布を被り、水責めで疲弊して寒さに震えながらぐったりと壁に体重を預けている) -- ラフィカ
- (独房を見回し、何処もあまり代わり映えしない事を確認すると座ってぼんやりし始める) -- ラフィカ
- (思ったより薄かったので色を変えてみる) -- ラフィカ
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