名簿/431674
- (勝手に部屋をうろうろして窓から出て行った) -- ぷりにゃんこ
- (勝手に箪笥を開けて服の上で寝る赤い猫) -- ぷりにゃんこ
- (箪笥の中で遊びだす赤い猫) -- ぷりにゃんこ
- (そっと猫にマタタビを与えておいた) -- ミト
- (マタタビを振り払ってゴミ箱へシュート!) -- ぷりにゃんこ
- (たんすの中に猫が入ったままたんすの扉を閉める) -- ミト
- (がりがりしているがじきに音は聞こえなくなる) -- ぷりにゃんこ
- (寝たのかと思って中を覗き込んだ) -- ミト
- (赤い猫はいなかった…ただ箪笥に丸い穴が開いているだけだった) --
- (少しの沈黙の後、ため息を吐いて穴を補修しておいた。) -- ミト
- (後ろでどろごろしてる赤い猫) -- ぷりにゃんこ
- (振り返り、一瞬の硬直。ため息一つ吐いて、ハムを一欠片皿の上に乗せて、差し出した。)
(それから女は荷物を抱え、冒険へと旅立って。) (二度と帰っては来なかった。) -- ミト
- にゃぁ(一鳴きしてハムを食べるとぐるぐると回り、暫くすると闇の中へ消えていった) -- ぷりにゃんこ
- 発情薬が撒かれた --
- っ、く!?(突然散布されたそれを浴びて、眉を潜めて。 払うように手を振った。)
……一体何だったのかし、(ら、と続く前に、服の胸元を掴んだ。 苦しそうに身を折れば、右目が煌々と輝いて。) なに、これ……っ。(火照った顔を顰め、よろよろとした足取りで、自分の家へ向けて帰っていく。) -- ミト
- 上げた人のところにご飯をたかりに来るという完璧な作戦…!
というわけで何か食べるものはありませんでしょうか?(ぐぅきゅるる) -- ウィア
- (腹パンされて蹲ったまま、無言で林檎を差し出す。) -- ミト
- あら…先程のダメージが? 私もつい先日やってしまいましたから分かる気はします…(しゃくしゃくとりんごを食いつつ傍らにしゃがんで) -- ウィア
- (どこからか次から次へと10個ほど林檎を積んだところでよろよろと顔を上げた。)
完全に油断してたわ……ところで林檎嫌いじゃない人? -- ミト
- (傍らにしゃがみこんで次々とリンゴを食べるドレス姿の女。よく見れば芯まで綺麗に食べている)
何気ない一言に限って…気を抜いてしまうんですよね。 あ、はい、好きでたまらないというわけではありませんけど…(しゃくしゃく) -- ウィア
- ぼーっとしてたっていうのもあるんでしょうけど、全く間抜けな話よね。(むすっとした表情で、服についたほこりをはたいて。)
あぁ、そりゃよかったわ。うち基本食べ物林檎しかなくてね……。嫌いだったらほかに出せるものないとこだったわ。 -- ミト
- とりあえずは軽傷で済んで良かったといいますか…おっと。(落としかけたリンゴをお手玉しながら)
リンゴだけで生活してるんですか?それはまた健康的というかなんというか…あ、私ウィアードと申します…ウィアとでも呼んで下さい。 -- ウィア
- まとめて買うと安いから。(良くわからない理論を言いつつ頷いて。)たまに酒場で他のものも食べるから、飽きないし。
あ、遅れてごめんなさいね。あたしはミトラガイナ。ミトでいいわ。長いし。 ……結構いい服着てるのにお腹すかしてるっつーのは、なんだか珍しいわね。 -- ミト
- たまには…お肉なんかも食べたくなっちゃったりしますよね、パワーをつけるために。
ミトさん…ですね、ご馳走様です、おかげでお腹の虫もなんとか…(渡された分を8割方食べ終えてぽふっと腹を叩く) あ、ええ…どうにも私、燃費が悪いみたいで。 服を売り始めたら着る物なくなっちゃいそうで冒険も始めたんですけど…冒険で動くほどお腹も減ってしまって。(苦笑交じりに) -- ウィア
- お肉よりは魚かな。白身魚が食べた…(くぅ、とお腹のなる音。眉間の皺を深くして、再びどこからか取り出した林檎を今度は自分で齧る。)
困ったときはお互い様。冒険者なんてそんな感じでしょ。(うんうん、と頷いた。) へぇ。じゃあ、結構食べるんだ。にしては……(相手の身体を上から下まで眺める。余計な肉のないのを確かめて。)全部ちゃんと消化されるのね。うらやましい話だわ。 -- ミト
- あら、とするとミトさんも冒険者をされてるんですね…そうは見えませんけど、よくよく考えてみれば酒場に顔を出されてる時点でそうですよねぇ…
冒険の後は栄養のあるものが恋しいですよね、うん。(ミトのお腹の音に頷き返しながらリンゴを齧り) あはは、私の場合…文字通り身を削って冒険してますから。(リンゴを咥えたままで片手を顔の横に翳すと、その手は一瞬人の肌を失って複雑な文様で編まれた光の束へと姿を変える) -- ウィア
- 丸二年は冒険者やってるけど、まだ駆け出しみたいなもんよねぇ。(自分でも自覚はあるらしい。 緩く首を振った。)
後よりも冒険中かな。歩き詰めだとどうにもちゃんと食べないとへたっちゃうし。(こっちの齧る速度は結構ゆっくりである。) 身を削ってって……(相手の変化に眉を上げた。)あー。えっと、人間じゃない感じの?この街じゃ結構居るみたいだけど。 -- ミト
- 二年…ということは私の先輩になるんですね。改めてよろしくお願いします。(ぺこりと一礼し)
確かに、冒険中にお腹がすくのは危険にも直結しますしね…美味しくて栄養のある携帯食があれば…っと、ええ、どうやらそうみたいで。 (光の束は揺らめきながら形を変えていたが、やがて元通り手の形へと戻った)体が魔力で出来ていまして、身体を動かすほど、魔法を使うほど、体の材料が減っていくんですよ。 ですからこうして食物を魔力変換して取り込んでいますが…どうにも効率が悪いみたいで困ってしまいます。 -- ウィア
- 先輩なんつーほど偉くもないわよ。それに年齢はそっちが上……よね?多分。
ふぅん。なんというか、難儀な身体なのねぇ。(むすっとしたまま、ふむふむと幾度か頷いて。)でも、ご飯って魔力になるのね。 魔力のもとってなんとなく、こう、もっと別のもの。せいぜいがお酒とかだと思ってたんだけど。 効率が悪いって事は、もっと効率いいものがあるの? -- ミト
- 年齢は…どうなんでしょう、私みたいな身体ですと年齢はあってないようなものですし。
生きとし生けるもの全てに魔力は含まれていますから、それを取り出して吸収…取り込むものが違うだけで人間と原理は変わらないと思います。 食べ物より…となりますと、うーん…(少し考え)確かにお酒はアルコールのおかげか多少効率はいいんです。でも、そうですねぇ…やはり生の魔力を吸うとか。 他ですと、特に生物の体液…血やそれに近いものは特に魔力が豊富ですね。でも流石にそんな事をすると討伐対象になってしまいそうで。 -- ウィア
- そうなの?つまり、えぇと……年をとらないのかしら。(緩く首をかしげた。)
あぁ、栄養の変わりに魔力の残滓を食べるのね。なるほど……なんだか栄養はまるまる捨てられる、って考えると、もったいない気がしちゃうわね。 (どことなく禍々しくも感じる行為たちに、少し眉を寄せて。)……まぁ、吸血鬼として討伐されちゃうのがオチかしらね。良くて研究対象とか。 なんとなく便利にも見えるけど、その身体はその身体でやっぱり難儀そうね。……あれ。ってことは、冒険先ではモンスターの魔力吸ったりとか? -- ミト
- いわゆる記憶喪失という奴でして。どうしてこんな身体なのかも良く分かりません…けれど、年齢が存在するのかどうかも…
ですが、食物のおかげで私は平穏無事に人間社会に溶け込めている…そう思うと贅沢は言えない気もします。 モンスターからは…見つからないようにこっそり。(少し肩をすくめながら)…おっと、ついつい長居を… では私はこの辺りで…リンゴ、ご馳走様でした。お礼はいずれまた…(軽く会釈し、去っていった) -- ウィア
- ……なんだか色々抱えてんのねぇ。(眉間の皺が深くなる。)見つかると良いわね、記憶。
ま、モンスターからだったら誰も文句は言わないでしょうし。むしろありがたがられるかもね。 あぁ、ほんと。こんな時間。いえいえ。林檎ばっかりでごめんなさいね。 大変そうだけど、がんばって。(ひらひらと手を振って、去り行く女を見送った。) -- ミト
- イメージに合わなかったらご容赦って事でー つ■ //で、本命の盗撮? つ■ --
- あら。写真?ありが……(二枚目を見た。 顔面が尋常じゃないほど赤く染まった。)
な、なっ、な、なな、なっ!?(気が動転している。 //ありがとうございます超嬉しい!飾ろう飾ろう…) -- ミト
- (貴方が酒場に居るとき、どこかで見たような顔の男が親しげに話しかけてきた コーヒーを一杯おごって去っていった)
(コーヒーには混ぜ物をされている 勘が良ければ気付くだろう 性別転換薬!) --
- あら…久しぶり。……いいの?それじゃ、ありがたく。(少し成長した女は、ひらりと手を振って、コーヒーを口に……) -- ミト
- (コーヒーを飲むなり前かがみになり、服の胸元を掴んだ。右目が僅か輝いて見える。 苦しそうに悶えた後、身を起こせば少し服の丈が余っている。)
…何か入ってたの、これ。 -- ミト
- おーいおーい! 遊びにきたんじょ! お茶貰いにきたんじょー!
(慌しく部屋を訪れてくるタヌキ) -- アワコ
- あら。こんにちは。(突然の来訪者に眉を上げた。 相変わらず表情はむすっとしている。)
元気そうでなによりだわね。友達は増えたのかしら?(部屋の中、一つしかない椅子を相手に勧めた。 簡素なガラスのコップに、小さな冷蔵庫から取り出した紅茶を入れて、相手の前において。) -- ミト
- おー! この町での友達も増え始めたんじょ! すわってもええん?(そういいつつ、進められた椅子にちょこんと座った。目の前には出されたコップには紅茶が淹れられている。)
おお、これしっとるんじょ! 外国のお茶じゃ! こーちゃっていうんじょ!(そうしてごくごくとそれを飲んでいった。) 来月依頼一緒になったみたいやけんなあ! 遊びに来たついでにまた挨拶なんじょ! -- アワコ
- どうぞ。お客さんだもの。(自分のコップにも紅茶を入れて、少し飲んで。 自分はベッドの上に腰掛けた。)
そ。紅茶。安物で悪いんだけどね。喉渇いてた?(一気に飲み干した相手を見て、少し首をかしげた。) ん。そうみたいねぇ。(壁のコルクボードにはっつけた依頼書の写しを眺めて。)きのこ探しみたいだから、そんなに大変そうでもないかな? -- ミト
- おー、かわいとったんじょ! おいしーんじょー(笑顔でミトに言った。)
また一緒なんじょー、やっぱり前からの知り合いがおると安心やけんなあ。またきのこなん!? ほな、きのこまた食べれるんかなあ……(嬉しそうにきのこを思い浮かべながら尻尾を振った。) -- アワコ
- あっついものねぇ、外。夏は堪えるわ。(季節は夏。 窓の外から蝉の声。 屋根裏のこの部屋も地味に暑い。)お代わりあるから、よかったらどうぞ。
きのこきのこ。秋を待たずにきのこ狩りっつーやつね。…きのこ好きねぇ。毒と普通のの見分けつくの? -- ミト
- おかわりいるー!(そういいながら、汗を拭いた。確かに熱いのだが、この狸は楽しそうである。)
きのこきのこ! おー! きのこおいしーんじょ! うぬ、どくとふつーの? ほうじゃなあ……何となくわかる気がするけんいけるんじょ!(そう言ってニッと笑った。野生の勘か何かでわかるのだろうか。) -- アワコ
- はいはい。どーぞ。(卓上においていた容器から、相手のコップに紅茶を注ぐ。 結露してびしょびしょの容器を拭って、いったん冷蔵庫にしまった。)
そ。笑い茸とかあるでしょ。(人差し指を立ててくるくるとまわして。) …ま、匂いでわかるのかな。(相手の様子に拍子抜けしたように、肩を竦めた。)いざというときにおなかいたい、とかいわないように、一応おなかの薬持ってかなきゃだめよ。 -- ミト
- んくんく……(淹れられた紅茶をまたごくごくと飲んでいく。)
おお、笑い茸……おもっしょそーやけんど、笑い死にしてしまうんやったっけ、こわいなあ……(少し身震いした。) おー! ほうじょほうじょ、匂いとかでわかるんじょ! わかったんじょー! 持っていくけーん!(ニコニコと笑い、耳や尻尾を揺らす。) -- アワコ
- あんまり冷たいもの一気するとおなか下すわよ?気をつけなさいな。(いいつつ己もコップに口をつける。 まだ一杯目が半分も減ってない。)
冒険に行って笑いすぎて死ぬ、なんて間抜けすぎだわね。あたしもそんなの見たくないし。 うん。それでよし。ま、依頼のきのこ探すときには当てにしてるわ。 -- ミト
- んふふ、うちはほんなよわいお腹ちゃうんよ!(しかし、言葉とは裏腹にちびちび飲むこととなった。)
ほうじゃなあ、ほんな情けないんはいやや。頼りにしときー! うちがぜーぶんみつけたるけん!(自信ありげに胸を張って言った。) お茶ありがとーなんじょ! おれーにこれあげるけんなあ!(そういうと金長まんじゅうの箱を取り出し、それを手渡した。) ほなきょーはいぬけん! 来月よろしくなんじょ〜(そういうと手を振りながら去っていった。) -- アワコ
- そういうこと言っておいてお腹壊す子ども、たくさんいるからね。(相手がゆっくり飲むのをみれば、よし、と頷いて。)
うん。あたしらなかなかきのこの見分けもつかないしねぇ。頼んだよ。 ん?あら。これは丁寧に。ごめんねぇ、お茶菓子も出せないで。(箱を受け取って、頭を下げる。 室内に、今受け取ったこれ以外に、お菓子の気配はなかった。) それじゃあね。お互いがんばりましょ。(ぱたぱた手を振って、子狸の去るのを見送った。) -- ミト
- (来月一緒らしいので、挨拶ついでに驚かせてみようと茶釜に変化して荷物として送られてきた。) -- アワコ
- え?あたし宛?茶釜…?(配達員から受け取った荷物を卓上に置く。 茶釜である。)
……誰からかしら。(心当たりのない突然の郵便物に首を傾げてから、蓋を開けてポットのお湯を注いだ。 使用前に中を洗うつもりらしい。) -- ミト
- (相手が普通に受け取ったので心の中でほくそ笑んでいると、蓋を開けられてポットの湯が注がれた。
準備が出来ておらずびっくりしてしまい、ぷるぷると釜が震え始めた。だが、まだ熱さには耐えているようだ。) -- アワコ
- ……震えてるけど、割れないわよね?(湯の入った茶釜をぐるぐる回し、中を濯いでから、湯を部屋の隅の洗面台に捨てた。)
(質素な屋根裏部屋。壁際の温熱機関の熱気で温められているものの、屋根の真下のこの部屋は少し寒い。) (お湯で暖まった茶釜を卓上において、両手で触れて。 ほぅ、と暖を取りながら。)……茶釜って、どうやって使うのかしら。(首をかしげた。) -- ミト
- (中の湯が捨てられて、一安心したのか震えは収まった。)
(しかし今度は両手で触れられて暖を取られているので、くすぐったくなってきたらしい。また釜が震え始め……) あはあぁっ!? も、もう限界じゃあ!(と、幼い少女の声がし、ぼんっと白い煙が立ち上り、釜は着物を着た狸の耳としっぽを持った少女に変化していた。) -- アワコ
- (ほわー、と暖を取っていたところに突然の変化。 聞こえた声と見えた姿に眉を上げて、驚いた表情のまま、相手の姿を眺める。)
…あによこれ。(相手の体に触れたまま、思わず口から言葉が漏れた。) -- ミト
- ふっふっふ、おまはんは見事に騙されたんじょ! このうちに!
(机に寝転がった状態で腕を組んでキャラキャラキャラと笑う。) うちは阿波の狸のアワコなんじょ! おまはんと来月依頼が一緒やったけん、挨拶代わりに化かしにきたんじょ! どうでぇ、すごいやろー?(かなり威張っている様子であった。) -- アワコ
- (相手の声が耳には入っているが、頭の上には疑問符がぷかぷか浮かんでいる。)
あー。確か依頼書に、そんな名前の人が居たような気が。(うっすらと思い出した、相手の名前。) ……。(少しの沈黙。完全に化かされていたのだが、とりあえず今の相手はまな板の上の鯉である。狸だけど。) えい。(少女の細い指が、卓上に乗った相手の身の上を滑り、その腋の下をこしょこしょと擽った。) -- ミト
- あははは! おもっしょー!(けらけらと笑い続けている。)
あはあは、いやあ、ちゃんと化かせてよかったんじょ……ひぁっ!? こ、こら、おまはん何を……あは、あははは! や、やめぇっ、くすぐった……ひぃぃっ!(脇の下を擽られ、びくびくと体を震わせ笑いながら、それから逃げようと体をよじろうとした。) -- アワコ
- (むすっとした表情のままに相手を擽り続けているものの、相手が逃げようとしてしまえば無理に押さえ込むこともできない。)
あっ。(手の中から逃げられた。 わきわきと指を動かして。)…チッ。(舌打ち一つ。 手を下ろした。) とりあえずもうじきあたしの晩御飯がのっかる机からは降りてくれないかな…。 -- ミト
- (ぽんと飛び上がり、軽妙な動きで机から降りた。何とか逃げ出せたようで、赤い顔でミトを見ている)
はぁ、はぁ……お、おのれ、おまはん中々やるなあ。うちに仕返しやするなんて……(くすぐりに弱かったらしい。) お、おまはんおぼえときーよ! 今度はもっとごっついもんで驚かしたるけんなー! (そう言い残すとばたばたと足音を立てながら逃げるように部屋を出て行った。) (しかし、しばらくすると戻ってきて)あ、来月の以来はよろしくなんじょー!(そう言うと、また帰っていった。) -- アワコ
- 仕返しなんてしてないわよ。ただじゃれただけじゃない。(もう一度わきわきと、細い指を動かす。)
覚えといたら引っかからないんじゃねーかなー…。(突っ込みつつ、去っていく相手を見送って。) お。うん、よろしく。(帰ってきた相手にひらっと手を振って、再び去っていく相手を見送った。) お茶くらい出したのになぁ。 -- ミト
- クライマックス!!(屋根裏の入り口を蹴破る)
こんちゃーっす。お暇かな? -- カウェント
- あによ。(声は男の背後から聞こえた。 バケットやらトマトやらの入った紙袋を抱えた女はつんつんした男の後頭部を見上げている。) -- ミト
- おお、こっちか。(振り向き見下ろす)変わった所に住んでるな。寒くないかお嬢ちゃん
俺か?俺は平気だ。ついでに言うなら暇だから遊びに来た -- カウェント
- 寒かねーわよ。この建物、温熱機関回ってるもの。(への字口で少女は男を見上げている。)
……一応聞くけど、あんたあたしと初対面よね? -- ミト
- ほーん。色々便利な世の中だな。そうだぞ?適当に家を尋ねて回ってるだけだからな。HAHAHAHAHA!
そんな訳で始めましてだお嬢ちゃん -- カウェント
- ……宗教?(相手のことを特に遠慮なさげにじろじろ眺める少女。)
はじめまして、白い人。部屋には上げられないけど。 -- ミト
- 神様は嫌いだ。赤い人と覚えてくれた方が嬉しいね(笑って返す。言われた通りそれ以上部屋には入らないのは素直なのか変わっているのか) -- カウェント
- 神様はあんたのこと好きかもしれないけどね。(少女は人差し指を反らせて、男の頭を指差した。)
赤?やぁよ。だって赤だとあんたが服着替えたら、また呼び方変えなきゃいけなくなるじゃない。 -- ミト
- 俺は嫌いだ。好かれたくもねぇ・・・
服を変えても色はかわらねーよ。カウェント・ロッソ、冒険者兼何でも屋。名は体を現すってか?HAHAHAHA -- カウェント
- 好かれたくて仕方ない人もいるってのに。好く好かれるは難しいもんだわ。(少女は肩をすくめた。)
コルポ・グロッソみたい。縁起のいい名前ね。あたしはミト。ミトラガイナ・スペシオーサ。(手に抱えた紙袋を抱えなおす。) -- ミト
- 良い名前だろ?俺も気に入ってるんだ。(笑って)
ミトラガイナ・スペシオーサ・・・ああ、ミトと呼ばせてもらおう。長すぎる・・・ -- カウェント
- そんな長いわけじゃないと思うんだけどね。ミドルネームもないから。
なんにせよ、とりあえずあんたの名前を聞けてよかったわ。一つ手間が省けたし。 -- ミト
- そういう訳だ「赤い人」な?(身体を曲げ指先をミトの前で振る) -- カウェント
- いや、そんなこたどーでもいいんだけどさ。(男の拘りを気にした様子なく、指差した先は男。 いや、その背後。)
(男が蹴破り、蝶番が一つ外れてぷらぷら揺れている扉。)修理代、あんたの来月の依頼から天引きになると思うから、よろしく。 -- ミト
- 意外としっかりしてんのねお嬢ちゃん(苦笑い)
まーしょうがねーか。それじゃそろそろ行くわ。また今度なミト -- カウェント
- そうでもないと、女一人じゃ生きてけないよ。(そこでようやく、女の口元が、笑みにも見えなくはない程度に歪んだ。)
じゃあね。今度は手でノックしてくれるとありがたいかな。 -- ミト
- セックス!! --
- ……いきなり来るのね噂の挨拶。マスターに気をつけろとか言われてたけど、まさか本当に来るなんて。節操ないにもほどがあるっつーのよ。 -- ミト
- よっこらせ(そこは暗い室内だった。 少女は荷物を部屋の隅に置いて、薄く光の漏れる窓に近づく。)
(カーテンを開けば、光が差し込んだ。 窓を開けば風が吹き込んだ。 少女は満足そうにうなずいた。) -- ミト
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