名簿/347201
- ………………(目的地に辿り着いて、立ち尽くしている。手には白い小さな花が入った花篭を持っている。表情は虚ろでもなく、信じられないというふうもなく。どういう顔をしていいか、解らないといった調子で) -- ジェラード
- (その後ろ、静かにその背についてきている。表情は、硬く、口元は引き結ばれている)………。 -- アスタリスク
- (背には暖かい血が流れている。そこにアストが居ると感じているから。対して腹にはなにかよくない、灰汁のような濁りが生まれている)……何度も経験してるが、慣れないとかそういうことは言えない。
不思議な気分だ。信じられないようで、信じられるようで。(誰に話しかけているのかはわからない。自分の独白のようにそこで、口を自分の意思と関係なく動かしていく) ありがとうと言いたいな。……伝わるかどうか、解らんが。(荷物から、木でできた棒のようなものを取り出す。先には白い布が巻かれている。どこにでも売っているようなたいまつ。それを地面に立てる) (懐からマッチを取り出して擦る。手が震えたのか、力が入りすぎたのか。ばきりと音を立ててマッチは間二つに折れてしまう。もう一本取り直し、次にはしっかり火を点けて、それをたいまつに燃え移す) -- ジェラード
- (思い出される、一つ一つの思い出。心臓が、再び初めてその報を知らされたときのように、その鼓動を強くする)………(蒼白な顔面)
………(自分も、ジェラードのように何かを呟き、何かを残したいが、言葉が出てこない。何もできない。立ちすくんだまま、その事実に打ちのめされている) (余りにも、その存在は大きすぎた。あまりにも深く、食い込みすぎていた。引き結ばれた唇の端から、小さく血がにじむ) -- アスタリスク
- ……(アストの様子を見る。青白い、血の気の引いた顔。生気のないようで、焦燥に駆られて動いているようで。不安定)
アスト……火を見ろ。落ち着くぞ。(落ち着くもなにも、ないような気がするが本能で人間は火を見ると落ち着く。赤く、雫をゆらめかせたような形を何度も形作る炎。自分もまたほんの少し落ち着いた) -- ジェラード
- 無理、み、たい……(ふるふる、と首を振る)……もっと、話、たかった、とか。もっと、一緒に、いたかった、とか。そんな、こと、ばっかり、浮かんで、きて(ぼろり、と涙が零れる)
……アリィ、センセ。……アリィ、先生……(繰り返し、名前を二度呼ぶ。パチ、パチと弾ける炎のように、心は揺らぐ) -- アスタリスク
- (言葉を繋げるようにはなって、涙を流して頭を揺らす。安心したとは言い難い)
泣くな、笑われてしまうぞ。(心にもないことを言う。たぶん、きっと、自分はアリィの死を受け止めきれてはいない。信じられないというより、実感がない。頭ではしっかり理解して、そういうものだと結論もつけている。それでも、明日また会えるような気がしてならないのだ) ……泣くな、って。(泣く、泣く。居場所をなくした子供ように泣く。アストのその姿は、自分を理解させるほうへと少しづつ歩ませていく) 二人きりのときにいくらでも泣いてやるから、ここで泣くな……っ!(涙が溢れ出しそうになって、アストに強く言う。自分の言葉がもつ意味も、あまりよく解らないまま。肩で息を吸う) -- ジェラード
- (泣くな。言われても、少女のように涙は出る。頬を、食いしばった口元を、伝う。あふれ出す思いを止められないように、涙は止め処なく溢れる)
(泣くな。何度も繰り返されるジェラードの言葉に――)
――二つの、声が、重なった。
(驚き、振り返る。――そこには、誰も、いない。いない。いないけど、いる。腰に挿したナイフが、指先に触れた) (目を、ぐしぐしっ、と拭く)……うん。分かった。……もう、泣かないよ(誰かに伝わるように。静かに、呟いた) -- アスタリスク
- ……そうだよ、それでいい。(なにか、聞こえたような、聞こえないような。自分の涙もアストのものと同じようにじわりとおさまった)
(火は、死んだ人にも伝わるし、生きた人にも伝わる。誰が言い出したのかは知らないが、村にはそんな風習がある。この火は天に捧げるものであり、地に灰となって捧げられるものでもある。繋げるものであると、そう言われる) (そんなことを思い出してから、頭を後ろに傾けて、背筋を伸ばす) ……改めて言おう、ありがとう。……手土産は花だけだが、女性には花とばっちゃがよく言ったもので、な。 (そう言って、花篭に入れられた小さな白い花たちをそこに置く) アスト、この花はハリエンジュというんだが……花言葉は解るか?(柔らかい調子で話し、聞く) -- ジェラード
- 私も。……やっぱり、伝えたいのは、ありがとう、だから(涙で赤い目で、小さく笑った)
本当に……お世話に、なり、ました(頭を下げる) (ジェラードの言葉に小さく首を振る)……わかんない(だが、その花の白さは……手向けられた大好きな女性に、とても似合うような気がした) -- アスタリスク
- 大きな、逞しく育つ木でな。どんな土壌でもすくすくと育つ。……それで、こんな可愛い花を咲かせるというのだ。(花を見て、ふっと笑いを浮かべている)
この花の花言葉は、優雅、友情、親睦、頼られる人……そして慕情。 -- ジェラード
- (その一つ一つの言葉に乗る想いに、目頭が熱くなるが、涙は、見せない)……うん。
(大きく空を仰いだ。いつも笑っていたからだろうか。困ったような、あの笑顔が思い出されたので、その笑顔に応えるように、小さく笑った) -- アスタリスク
- アストがここに居るから言うが、俺はアリィのことを慕っていたのだと思う。おそらくは、恋愛感情も少し乗ったもの。(晴れやかというには翳りは見えるが、笑顔を見せて言葉を並べる。言葉の一つが珠のように自分には見える)
なんだかな、俺にはないものを持っている気がしていてな。あのころはそう思っていた。今でも少し、そう思う。 どう言ったらいいんだろうな、えっと、えっとな……(顔には生気が篭っている。熱すら帯びて、涙ににじむ視界をとどめて) アルテリーベよ、俺は、お前に会えてよかったぞ……!(迷いなく口にして、後ろを振り向いてアストの手を握る。踵を返して、もときた道へ) ……泣きそうだから(そうする理由をぽつりと述べた。花に思いをこめて、揺れて吹きぬく風のように。熱をふわりと奪い去らせるように歩いていった) -- ジェラード
- あけましておめでとうございます 本年もよろしくご指導お願いします たはは、似合わないか
せっかくメイド科に入ったのだから礼儀作法も実践してみようかと思ってね 教師陣に新年の挨拶だ 実践派のいい教師だってもっぱら噂だが俺は今メイド科だしなぁ 機会があったら手合わせして欲しいもんだ -- ナシカ?
- 誰かと思えばナイスミドルさんだ。 いやぁ、まさかメイド科に行くとはなー。
余裕あったら私も遊びたいんだけどね……難しいもんだ。 -- アリィ
- 気楽な学生と忙しい教師の差だろうなぁ 仕方がないが寂しいもんだ
いい教師がいることでいい生徒が育つ 頑張ってくれよ? -- ナシカ?
- 急成長薬が振りまかれた 少し未来の自分が垣間見られるかもしれない --
- わっ、アリィが古文書捜索受けてる……!(赤ワインの瓶を片手にやってきた魔女。依頼書を見て驚いた) -- 魔女レナータ
- 烏賊とかあいつら、あんまたいしたことねーっすね。 おかげで食材に困らんっすわ。
しかし来月はデーモンかー。 多分初遭遇だけれど、どうなんだろう。 -- アリィ
- あらあら、そんなこと言ってると足を掬われるわよー? はいこれお土産っ(ワインボトル手渡し)
討伐は連戦や罠に遭うと辛いから、デーモン自体の強さより私はそっちが心配かなー……? -- 魔女レナータ
- あー、いやいや。 こりゃどうも。 (ぺこりと受け取りワインセラーへ) 最近探検じゃこう、刺激が無いっつーか。
どっちにしろ討伐以外道無いんで。 まー多分いつも通り軽く帰ってきますよ。 -- アリィ
- 今月お疲れさんっと。何かこー…魔法書とか貰ってもしゃーねーんだけどな、って感じだけどよ… -- 蓮司
- ほいほいお疲れー。 ひっさしぶりにいっしょだと思ったらコレですよ。 もっとマシな依頼をさぁ……。
あ、本は図書室にでも寄贈したらどーだろ? 流石に私も使い道ないぞ。 -- アリィ
- そー腐んなって。…俺はまぁ情熱微増だった訳で。虎殺しって称号も悪くねーしょ
…あー、なるほど。それが一番いいかもなー……っても、生徒が下手に弄って暴発とかさせねーように注意しとかねーとだな -- 蓮司
- 虎殺しって古典的な武道家らしくてカッコイイよねー。 そいえばそれ、属性何? -- アリィ
- やー、その内武神とか人食いオロチとかも言われてみてーモンだぜ、ハハッ
…んー、よっくわかんねーけど氷? らしい。それくらいしか分かんね(魔道書を手渡し) -- 蓮司
- ふーん、氷かー……。 (ペラペラ捲りながら) よし、わかんね! (これはあかんと返す)
それより新学期もわりと経ったけど、気になる子とかいた? -- アリィ
- 駄目か! …こりゃまぁ図書館行きだァね
気になるっつーかなんつーか…ロボが居た……(何ともいえない表情で) -- 蓮司
- ロボってなんだ……。 (げっそり) -- アリィ
- ……と、言うわけでこちらのお部屋になります。 おーい、ちますけー。 飼い主来たぞー。 -- アリィ
- (アリィさんにずるずる引きずられてきて放られる)………うぐー……(顔上げれない) -- ちま
- これはご丁寧に。あら、何だか奴隷みたいですね。
ほら、ちまさん。整形手術に失敗して酷い顔になったとかそんなんで顔見せたくないのは分かりましたから…私から逃げないで、帰りましょう?(いつも通り抱きかかえようとして違和感) ん?ちまさん少し大きくて…重くなりました?それに若干声も大人っぽく… -- リニュプヨ
- (深く息を吸い込む、覚悟を決める。考えても足を動かさなきゃ何もしないのと変わらない)……アリィさんの言うとおり、逃げてもしょうがなーです
(立ち上がってリニュプヨさんの手を掴んで歩き出す。身長は多少上になったのかなと思いつつ。他所の家で話すことでもないので)後日、またお礼に参りますということで、ありがとーございましたっ (フードローブだけで寒いなとか思いつつ、家までただひたすら無言で引っ張り歩いた) -- ちま
- え、あのちまさん? あ、あのお邪魔しました。ちまさんといてくれてありがとうございました!(アリィに一礼してちまに引っ張られつつ立ち去る) -- リニュプヨ
- おお、決まるとなると早いもんだわ。 どーなんのかねぇ、ま。 大丈夫とは思うけど。
戻って寝るかー……。 -- アリィ
- えぅー…………アリィさん、ちょっと、かくまって、欲しいのですがー……(べそべそしながらフードローブを羽織った女が問いかける)
(髪の毛や、アクセサリー、口調などはよく見知った同期生だろうが、明らかに、体格というか身長が 違う) -- フード姿の人影
- んあー? 誰かはよくわからんが、コスプレでも流行ってんの? ……まあいいや、今日クソさっみいだろ。
話は中で聞こうか? スープも付けたるぞ。 -- アリィ
- へぅ……ありあとーござーまう、新婚さんの新居にお邪魔しますです……(えぐえぐしながら鼻水すすりつつ、室内に入るフードだけ外す)
あれです、なんといーますか、急に成長して、困ってるとゆーかですね……こんばんわ、ちまなのです(ぺこり) -- ちま
- いやいや全然構わんぞ。 気にせず立ち寄ると良いよ。 二人っきりには広すぎてさぁ。
誰か住まわせようか、メイドでも雇おうかなんて話も……ところで、え。 どちらさんですか? -- アリィ
- メイドさんは素敵です、すごーです、おすすめです(一人納得しつつ)…………だ、だから、ちま、なのですけども……やっぱりわからなーですよね、へぅ(べそべそ) -- ちま
- いや、だっておめー……なあ? ドワーフかエルフかっつーぐらい成長せんかったのに、何でそんなことになってんの?
なんか悪いモンでも食ったん? 落ちてたゆでたまごとか。 -- アリィ
- ちゃ、ちゃんと人間ですもー!?あぅー…食べたといえばたべたよーな気がしなーでもなーですけど…先日、依頼中にちょっとあるましてー…で、んと
ちま実は拾われっこで、10歳より前のこと何も知らなかったのですけども、思い出したといーますか、色々あるまして。(バツが悪そうな顔)そしたら…あい、倒れて。 気ぃついたら病院で、こんな格好で……リニュプヨさん呼ぶとかゆーから逃げてきたです。……ゆで卵はおなかと臭いも危険ですよっ!生のほーがまだ、まだ?! -- ちま
- よしよし、落ち着け落ち着け。 それで、これからどうするつもりなん? 逃げたかて仕方ないっしょー、あそこがお前の居場所なんだから。
んま……戸惑う気持ちもわからんでもないがね。 ほれ、これでも飲んで身体を温めなさい。 (テーブルに、コトリとカップを二つ) 本日のオススメ、じゃがいものポタージュにございます。 -- アリィ
- ふぁい……(カップを受け取って、両手で包みつつ)…判ってるですけど、心配されてるのかなとかも思うですけど……
こう、いきなり変わりすぎて嫌われなーかなとか、避けられないかなとか、ロリコンって自称してたくらいなのにロリじゃなくなって落胆しないかなとか……(ふーふー冷まして一口) ……………考えただけで無理です、駄目です、ちま死ねるます、おいしすぎて前がみえまふぇんアリィさん(涙だばー) -- ちま
- わぁ、末期だこれ……。 -- アリィ
- (鼻水すすりつつ一口一口飲んでいく)……泣いたらちょっとすっきりするました。
アリィさんが女神様にみえるです、レンジさんはやっぱり良い人をもらえるのだなぁとおもいました、えぅ -- ちま
- さ、そろそろ落ち着いてきたころだと思うけど……どうする? 別に私はどっちでも構わんけど。
泊まるなら泊まるで、部屋なんざいっくらでもあるしな! -- アリィ
- ごめん下ーーーーーい!(誰の家とも知らずこんこんこん)
こちらでちまさんの匂いがしませんでしたか。じゃなくて、小さめの女の子が来ませんでしたか? -- リニュプヨ
- (からっぽのカップに視線落としたまま)んー………やっぱ新婚さん予定のお邪魔するのもあれですし、服買うついでに宿でも探してー……!?
(とっさにソファの後ろに隠れる)な、え、あ、匂いってなんですかアリィさん!?(小声で) -- ちま
- ちまさんの匂いを追ってこんな港まで来ちゃったんですがここどこでしょう…。大きな洋館ですね。こんなところにちまさんいるんでしょうか…
ちまさんが着の身着のまま脱走→一文無し→路上で途方にくれるところを富豪のおじさんに拾われる→お嬢ちゃん?お金を手に入れるにはそれ相応の代償が必要なんだよ。→ ちまさん逃げてー! -- リニュプヨ
- 近所迷惑だろがボケーッ!! (バタンッ -- アリィ
- うあー!?あ、アリィさん!?あ、あれ?小太り中年富豪男性はどこに…。
い、いえ夜分遅くに玄関先で変な事言ってすみませんこんばんは。この度は引越しおめでとうございます。こちらつまらないものですが。(砥石を差し出す) 違う!えーと、ちまさんがどうも病院から逃げ出したらしくて。こちらにちまさん来てらっしゃいませんでしょうか。 -- リニュプヨ
- あ、あー……ちますけ? まあ、中にはいるんだが……色々とあってね。 どう、会って話してみる?
ただまあ、条件があるんだけれど。 -- アリィ
- あ、やっぱりいらっしゃるんですね。あ、是非お話したいと言うかそのまま持ち帰りたいと言いますかアリィさんち泊まって行くなら行くでお話し聞きたいですし。
はい、条件ってなんでしょうか?謹んでお受けします。この広いお屋敷の掃除して欲しいとかメイド服よこせとかそう言う。 -- リニュプヨ
- メイド卒だっけ、丁度いいな。 今度うちで働い……いやそんなことはいいんだけど。
今から引き合わせるけど、驚かないって誓える? -- アリィ
- (ソファの裏で丸まってぷるぷる) -- ちま
- 残念でしたー、私のご主人様はお嬢様だけでーって。
や、藪から棒ですね。驚くと言う事はどこかしら変化があると言う事で…。入院してたそうですからどこかしら変わっててもおかしくないと言う事は受け止めても驚かない自信はありませんがそれがちまさんに変わりないと言う事は心しています。半裸で目の焦点が定まってないとかそんなだったら驚きより怒りを見せてしまいそうですからそこは許して下さい。 -- リニュプヨ
- 覚悟完了 -- リニュプヨ
- 引越し完了……っと。 しかしこう、随分と広いモンだなぁ。 これ何人同時に住めるんだ。
……ちますけとか迷子になるんじゃねえの、これ。 -- アリィ
- …下見の時も思ったけどこー……なんだこれ。過剰なまでに広ェ……
お、俺やっぱそこでいい、そこで。(離れにある倉庫を指差しつつ) -- 蓮司
- いやいやダメでしょ犬や猫じゃあるまいし! 折角広いベッドもあるんだからさぁ……ゆっくり慣れていこうよ。
幸い手入れも行き届いているし、うーん。 やっぱ逆に気後れするな! -- アリィ
- いやだってこれ……そもそもこんな屋敷縁が無さ過ぎなんだって。なァホントにココ住む所か? 実は違うんじゃねーの?(落ち着かなさげに視線をさ迷わせる)
……っつーかですよ俺は気になった訳だが、メシとかこれ、何処で食うんだ…… -- 蓮司
- なんか奥のほうにキッチンとかあったはず。 ええと……ほら、ココ。 んでこっちがラウンジで。 (見取り図を指差しながら)
見れば見るほどこれ……部屋貸して商売できるんじゃねえの。 -- アリィ
- あーこれか……うわ、素で学生寮の時より豪華じゃねーか(基準が学生寮)
引退後はそーゆーのも考えてみっか……なんかこー、維持すんのも大変そーだなオイ。メイド科の卒業生でも雇った方がいーんじゃねーのかこれ(と、言いながら二人の部屋にと目星をつけた部屋の扉を開けて) -- 蓮司
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