MF/0013/個人イベント

  • (ファミリー所有の館、整理された中庭は本来休息や娯楽に使われるものであったが今は沢山の被害者が待ち構えるようにし、厳粛な面持ちで待機している……) -- 2018-12-09 (日) 19:18:01
    • (※アナウンス) -- 2018-12-09 (日) 19:18:44
      • イベント開始になります、まずは私が場面を書き込みます。皆様は遠くで見守っている形になります、恐らく手は出せないので声をかけるだけになるでしょう -- 2018-12-09 (日) 20:01:26
      • ハロー様、ジェン様、ユリアン様(順不同で構いません)が書き込んだ後、私が返信する形となります -- 2018-12-09 (日) 20:08:25
      • ケーネ様の参加を確認しました。これ以降レスをくださっても構いません。また都合が悪ければパスすることも可能ですので、その際はこのツリーに書き込んでください -- 2018-12-09 (日) 20:40:47
      • ピーナッツバター様の参加も確認、今書き込んでくださって構いません -- 2018-12-09 (日) 20:42:43
      • 数レス続きますのでアナウンスがあるまでは書き込みはお控えしていただくようお願いいたします -- 2018-12-09 (日) 20:50:49
      • 終わりました。ハロー様、ジェン様、ケーネ様、ピーナッツバター様は返信をお願いいたします -- 2018-12-09 (日) 21:03:39
      • これにて一の話は終わりとなります。二の話のツリーにそれぞれ参加者様の名前を書き込みますのでしばしお待ちを -- 2018-12-09 (日) 21:31:43
    • (手首を縄で縛られた少女が広場の真ん中へと連行される、十数人の黒服たちがそれを囲むようにして見つめている)
      (彼らは被害者であり、尚且つ精神が安定してきたものを連れて来たらしく、少女が容疑者として間違いないかを確認するために居るようだ)
      (皆口々に間違いないと言っており、少女が反論しなければこの事件の犯人は少女として決まる事だろう)
      (初めはかばっていた仲間たちも、何も言葉を発しない彼女に対して味方するものは次第と減っていき……)
      (少女は足取り以外はどこか脱力し、少しだけゆらゆらと揺れている……もうずっと言葉も発せず、食事もとっておらずどこか虚ろな瞳で芝生を眺めている……) -- ドーニャ 2018-12-09 (日) 20:06:23
      • (ハローは煙草を吸いながら、その場面を苦々しい面持ちで見ていた)…………くそ…(胸にはひどく辛い感情しか浮かばない)
        (今回の件、上司のハローの耳に入ってからすぐにドーニャの下に行き事情を聴いたが、全くのノーコメントを貫かれた。ここまで喋らないことも珍しいとハローが驚くほど)
        (被害者が麻薬をやっているのでは、という思いも捨てきれなかったがラリィに調べられても薬物成分は出てこないので魔術的なものがあるのかも、という話を受けるだけで今回の事件のドーニャをかばえる証拠にはならない)
        (ドーニャを見ることで症状が起きるなら、全員が起きていてもいいだろう、俺なんかは無事だ…などと主張をするも、被害者の声は一斉に「それ以外考えられない」。まるで何かに操られているように)
        (部下や被害者がしびれを切らした時…ハロー個人の考えて言えばふざけるな、と一蹴するところだったが。幹部という立場がそれを出来なくさせた)
        (部下はかばいたい…だが、被害者の声を権力で押しつぶすわけには行かない。幹部になりたてのハローには、「幹部の席を賭けてでもドーニャは無罪だ」と叫んでも効果は薄かった。また、その叫びは部下に止められた…ハローがいなくなったら駄目だ、と)
        ……く………!(強く握りこんだ拳。血が流れていた) -- ハロー 2018-12-09 (日) 20:13:04
      • (今まで誰も見たことがないような厳しい顔つきをしてドーニャを見つめている。その視線はまるで針のように鋭く、強い)
        ……ドーニャ。お前の寡黙は美徳ともいえるケド、ことこの状況に至っテは必ずしも良イことトハ……いや、最悪とも言えるネ。
        なんでも良イ。弁明ヲ。この場でお前の潔白を示せなけれバ、………全くもって冗談で済まなイことになるネ。
        (明らかに衰弱していることは分かっている、分かっているが強い口調でそう言う。焦燥感が募る)
        ………場合によっては……無理矢理にでも…吐かせるヨ……!(唇を噛み締めながら言う。血が滲みそうな程に)
        (仕事柄、拷問術も心得ている。やろうと思えば薬も使える。それを彼女には絶対に使いたくない、そう思えど、彼女を救うには…!) -- ジェン 2018-12-09 (日) 20:16:26
      • …本当に彼女が犯人なのか?(重苦しい空気を切り裂く一言)
        (状況も証言も出揃っている。なれば自明の理。であればそれを始末するのは自分の役目。)
        (そう、そのために彼は呼ばれていた。裏切り者…組織にとって不要な膿を入り捨てるナイフ。それがユリアンの立場)
        もし間違いであれば…それこそ流儀に反すのでは?(しかしその発言も希望にすがったものであり彼女の無実を証明するには至らない…) -- ユリアン 2018-12-09 (日) 20:18:33
      • (ハロー、彼は一度少女に声をかけた……がその答えは沈黙であり、上司である彼が気にかけた所で被害とこの末端の罪の重さの秤は揺るぎないもので)
        (現実は非情である……が、ファミリーの掟、規則としては不変ないものだ)
        (ハローの声も届かず、少女は意識があるかの確認の為に頬を平手打ちされて)…………(相手を見つめることによって反応があるとして話が進んだ)

        (少女の表情の機微に詳しい少年……ジェンはこの異変に気付いていたが、故に行き場のない憤りを堪えるしかできなかった)
        (たった一言、違うとだけ言ってくれれば……その言葉の為に自身の持つ力を行使しようとも……)
        (少女は胸倉を掴まれ、次々と恨みの言葉を吐かれている、あるものは激昂し、あるものは少女を見てその場に蹲り震え……事態は段々と混沌の場へと変わっていく……)

        (ユリアンの裏の顔、それは裏切りものを切り捨てるための刃……彼はその咎をその身に背負う者)
        (しかしそれは決して喜んでやっているものではない……だからこそ普段の彼はどこか寂しそうに笑うのだ)
        (少女とは同郷である彼は……彼女の特徴をいくつか記憶している……そしてその性格も)
        (だからこそ朧気な可能性でも否定の声を上げ、そしてその声を彼らにぶつける)

        (黒服の一人が口を開く)間違い、だったら…………良いんだ……俺たちだってそう信じたい、が……
        これ以上被害が広がるのを見捨てることは出来ない。出来る限り最小で収めたかったさ。だが警備を増やしても、何しても皆いかれちまう
        こいつを拘束してても気づけば皆仲間入りしてる……もう、待てない。こいつが何も言わないならこいつが犯人だ
        ……大丈夫、殺しはしない。少しケジメをつけてもらうだけだ(そう言って男は少女を蹴り飛ばして地面へと転がす、その黒い銃口は少女を捉えていて……) -- ドーニャ 2018-12-09 (日) 20:32:22
      • (転がされた彼女に銃口が向けられたのを見て頭に血が登る。強い強い怒りを覚える。無意識に袖の中で匕首を握った)
        (腕が銃口を向けた黒服を狙って上がりそうになる、なる、が…)
        グ…ヌ…グゥ……!(残った理性で止める、もはや唇は噛み千切られ、血が流れている。いつかの、彼女のように)
        (今ここで明確にファミリーに歯向かえば…自分だけではない、自分と関わりの深いダニエルや…アマレットも厳格な処罰を受けるだろう)
        (それが一片の楔となって腕を止めた。それでも、考えることを止めはしない。まだ、まだ何か手はあるはずだ…!)
        ……なんでもイイ…声を、ドーニャ、声を聞かせてクレ…!!!(それでも、天の計を知るでもない少年には、妙案は浮かばず、ただ絞り出すように願う) -- ジェン 2018-12-09 (日) 20:42:04
      • ・・・信じらんねぇな(ロベルトの付き添いできた裁きの場、その情景を、理屈ではなく感情で否定する)
        (ドーニャと話した事は数えるくらいだが、パトロールの時、ロベルトに付き従っているとき、休日の時、イベントの時・・・)
        (見かけたどんな時でも彼女はしっかりと仕事をこなしていた・・・一体いつ休んでいるのかと不思議に思うほど勤勉に、ちょっかいを出そうと思うのも躊躇われるほど誠実に)
        ・・・疲弊してるじゃぁねぇか・・(否定するでも肯定するでもなく、一体どうしてそこまで頑なに沈黙を保つのか理解できなかった・・・)

        (なんの検証もなくただ証言だけで進められる状況に不満を抱いていると)・・・っ(場が動いた・・・銃を抜いた、何をしようとしている・・・?確かに殺意はないが) -- ケーネ 2018-12-09 (日) 20:44:12
      • ………(殺しはしない。ここで殺したらそれはチンピラと同じだ…ケジメをつけるということは死んで楽にさせることではなく償わせること。もし殺す、という言葉が出ていれば黒服は死んでいただろう)
        ………使い道はあるからねェー。傷は残すなよォー?(驚くほど間延びした口調でハローの口から言葉が漏れた。彼をよく知るものならば、それが全く本心ではないことが分かるだろう)
        (なぜなら彼は、本心を吐露するときには絶対に雑な口調になるから)……(【オーバーフロー】『ナノマシン・セル』。…致命傷までなら治せる。即死でなければ…) -- ハロー 2018-12-09 (日) 20:44:37
      • (普段はおしゃべりなバターもこの状況と空気の重さからただ事ではないことが起きているのは分かる、ただじっと辛そうな表情で見つめている)
        パパ…どうしてこんなことになっちゃってるの…?パパはそんな事…してないわよね…(時々聞こえる黒服の声や行動に眼と耳を覆う) -- ピーナッツバター 2018-12-09 (日) 20:46:57
      • (今まさに始まる処刑を…見過ごすしかない。それが組織の人間)
        ドーニャ、違うなら違うと…はっきり言うんだ!(今にも飛び出しそうな風に身を乗り出し)
        目をそらしても、流されても…!どうにもならないんだぞ!(珍しく激情を吐き散らす。どれだけこの少女を思っていたかはある程度は察せるだろう) -- ユリアン 2018-12-09 (日) 20:47:27
      • (彼ら、彼女らの声は届かない……銃口をぼーっと見つめる少女は昔の事を思い返していた)
        …………

        (老婆の声と、二人の少女……ドーニャと、また別の少女……)
        「さぁ、お仕置きだよ。やってしまいなさいドーニャ」

        「ねぇ……嘘でしょう……? 私達、仲間じゃないドーニャ……」
        (ドーニャの手には鞭が握られ、その少女を冷たい眼差しで、無表情で見下ろしている)

        「"人形"は怯えないし、仲間だなんて戯言も言わないんだよ! さぁ、ドーニャ。罰を! あの"出来損ない"に罰を!」
        ………………(ドーニャは鞭を振るい、同じ人形の仲間である少女を痛めつけた……何度も、何度も)

        ……(恐らくは今までの清算なのだろう、それ以上にある日以降、心が空っぽになってしまった気がする……)
        (この街に少女を連れてきた男、ミンツ・モードントの死……それを否定するかの如く、ガアラの元に向かい……死者の蘇生を願ったこと……)
        (その罰を今、受けよう…………そして、彼の元へ……逝きたい…………) -- ドーニャ 2018-12-09 (日) 20:57:45
      • 見つけた…… -- 2018-12-09 (日) 20:58:44
      • (中庭に突然現れるは少女と全く同じ背丈、外見の別の少女……彼女は煌びやかなゴシックドレスを身に纏い、そして口元を歪め、薄い笑みを張り付かせている……)
        ドーニャ・ドリフトウッド……ここに居たのね。会いたかった……私の欠片……
        なんてかあいそうなのかしら……助けてあげないとね……ねぇ?
        (貴方たちの間を縫うように歩いていき、そう言うとともに黒服たちが次々と気を失っていく……) -- マーダードール 2018-12-09 (日) 21:00:12
      • …………貴女……は…………誰……? (身体が、重い……彼女を見ればそれだけで内臓が掻きまわされるような不快感を覚えた)
        (自身を可哀そうだと言う彼女は優し気な笑みを浮かべてこちらへと歩を進める)
        (否……知っている、少女は彼女の事を知っている……過去の記憶、忘れたくても忘れられないもの)
        (少女が殺し屋として呼ばれていた時代の姿……)

        「……そう、知っている事も……知っているわ。私はドーニャ。ドーニャ・ドリフトウッド……そして、殺人人形……マーダードール……」 -- マーダードールとドーニャ 2018-12-09 (日) 21:01:41
      • ……(死にたがりは治らなかったのか…きっと、あのあと色んな人と話しただろう。だが彼女の眼にはまだ生気が感じられない…)…けど、まだ命を終わらせるつもりもないからねェ。
        (一先ずこの場を落ち着けて…と考えたのもつかの間。その透き通るような声に思わず振り向く)…!?(見慣れた顔の知らない姿。まるで彫像のようなその少女を見て驚愕を隠せない)
        (だが同時にハローの思考は高速回転……周囲の黒服が気を失っていくことで。まずドーニャの潔白を確信、次に事態の解決のために考えろ、考えろ…今目にして耳にしている情報から考えろ…)
        (『完全記憶能力』発動)…殺人人形…(マーダードールと名乗り、ドーニャと同じであることを示唆する少女に…ドーニャの、過去が察された。…かつてはそういう、ってことか…?)
        (思考は深く、体は鋭敏に。いつの間にかハローの手には愛用のsocomが握られていた…だがまだ確証がない。「マーダードールを殺せば解決になる」確証は)……皆、下手に動くなよォ。 -- ハロー 2018-12-09 (日) 21:08:56
      • あの人だあれ?(じっとドーニャのことばかり見つめていた、その視界にふらっと現れる一人の少女、気がつけば黒服が倒れていることにも次第に気づいて)
        パパと…もうひとりのパパ…?でも…(助けに来たのだろうか、先ほどまでの空気が変わるかと思いきや冷たく、そして聞こえてくる言葉はこれまでのドーニャのイメージとはかけ離れたものだった)
        あの子はパパを助けに来てくれたの…?でも、何か違う…なんだか怖いわ…(近くに居た誰かの袖を掴んでじっと状況を観察している、場合によっては魔眼を使うかも、そう考えて眼帯のかかった右目に手を伸ばそうとするが
        ハローがまだ事を起こすべきでない、という雰囲気を発していたため右手はそのまま下へ降ろした) -- ピーナッツバター 2018-12-09 (日) 21:14:20
      • (銃口を前に僅かな抵抗をしようともしない彼女に焦燥感は高まり続ける。声は届かず、沈黙も守り続ける彼女を射抜くように見つめ続け)
        (足を、一歩だけでもと前へと踏み出し、届かぬとしても、何度でも、何度でも声をあげようとしたその、時)
        ……ッ!?アレは……ドーニャ…!?(彼女と瓜二つの顔、しかしてその装いは華やかに。可憐に。いつの間にか着替えて移動したのかと思える程に)
        ……違う…ッ!(だが直に気づく…彼女はあんな風に笑わない、それはよく知っている。知っているからこそ、凄まじい違和感が少年を襲う)
        (黒服が倒れ始め、尋常ならざる事態が起きているのを察し、匕首を改めて握り直し、今度は明確に、即座に投げられるように構える)
        …お前は…ドーニャじゃない、何者ネ…!(いつでも行動を起こせるように、そして何が起ころうと対処できるように意を固めた) -- ジェン 2018-12-09 (日) 21:14:27
      • ・・・あ?・・(誰だろう、ドーニャにそっくりだが・・・どうやってここに入ってきた?警備は何をしていた?そう思う間もなく黒服が倒れていく)
        マーダー・・ドール・・・?(剣呑な空気をまとい呟く・・・この場に登場した二人目のドーニャ・・マーダードール・・・その存在は一つの仮説を浮かび上がらせる・・・ドーニャを追い詰めたのがすべて状況証拠ならば・・・) -- ケーネ 2018-12-09 (日) 21:14:49
      • 「さて…………"私"が、"私"を守って何が悪いのでしょう、か……? うふふ……」
        (振り返って皆の方を向き、微笑みかける人形……)
        …………(少女は小さく震え、虚ろ気な瞳でその人形を見つめて、いや……視線を逸らせないでいて)
        「この人達は誰かしら。ねぇ、"私"」
        (そう言って少女の頬に手を当てれば淡く穏やかな光が少女を包み……)…………さわら、な……いで……私…………の…………大事、な……きお……く…………(人形にもたれかかるようにして気を失って)
        「あらあら……疲れてたみたいね。もう大丈夫……ふんふん……♪……そう…………ふふ…………良い人たちね……」
        「ねぇ」
        (また振り返って微笑む)
        「とっても、助かりました…………ふふ……守ってくれてありがとう"私"を…………だから、ちょっとだけ付き合ってくれない……貴方たち……」 -- マーダードールとドーニャ 2018-12-09 (日) 21:27:02
      • その瞳が妖しくも艶やかに光る──
        貴方たちは黒服とは違い、若干の眩暈と嫌悪感を覚えたが気を失うことは無く……しかし、辺りを見回せば視界がなんどもなんども……捻じ曲げられ
        練り合わされ……黒くなり灰色になり……それらは収縮して何もない虚空を跨ぎ、中天へ登り。雫のように垂(しず)れ落ちた……
        ここは異世界…………貴方たちは沢山のしがらみに捕らわれ……苦しんでいる…………ここは救いの場所……皆が望んだ場所……
        -- 2018-12-09 (日) 21:30:50

Last-modified: 2018-12-09 Sun 21:31:43 JST (1963d)