無所属 『アトラス』 Edit

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名前アトラス
出身家ウィンフィールド
年齢15
性別
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現職
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前職
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理由
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行動方針
優先依頼
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難易度
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信頼度
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現在拠点
現在地http://notarejini.orz.hm/?%B4%EB%B2%E8%2F%A5%D7%A5%C1%B3%D8

3行 Edit

  • 冒険者志願で
  • ヒーロー希望のクソガキで
  • 左手がなんかおかしい

設定 Edit

どこにでもある普通の家庭に育ったとある子供は、当時の流行っていた本の英雄に憧れた。
それを無駄に大事に抱えたまま大きくなった少年は、ある日頭がいかれた男と出会い、半ば無理やり身の丈に合わない力をその身に宿す事になる。
それはどう考えても不幸な事例だったのだが、彼の思い描く冒険小説のはじまりのようなその出会いに、運命を感じて家を飛び出す。

こうして、ヒーローになる為に足掻くクソガキの話が始まった。


俺は、ここにいる!! Edit

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お名前:
  •   -- 2015-06-24 (水) 20:21:28
  •   -- 2015-06-24 (水) 20:21:24
  •   -- 2015-06-24 (水) 20:21:20

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詳細設定 Edit

外見 Edit

  • 鉢巻に赤いジャケットとオレンジのヘッドホン、黒いインナー、黒目のジーンズを履いている。
  • 髪の色は黒。目の色も元は黒だったが今は赤くなっている
  • 左手にはまるでサイズのあっていない左拳の鎧が肘から先についている。
  • 大体こんな感じ

性格 Edit

  • 難しいことは後に回し、目の前の事を物理で無理やり乗り切る行動派。
  • 単細胞であり、感情の起伏が激しく小さなことで一喜一憂するが、一憂する時間が短すぎる。

性能 Edit

  • 左拳はとある神性存在の所有するものであり、実際は巨大な鎧なのだがその一部の拳のみをアトラス、所有者その両方の了解もなく契約を結び無理やりアトラスの 左拳に固定している。
  • 元の左腕は存在しているが、その手の甲には左拳の核となる水晶が埋め込まれている。
  • 元は一般人よりも少し動けるくらいの身体能力だが、契約によりその左拳を扱えるだけの身体能力は備わっている。跳躍すれば3m〜5m、速さも人の限界に近い速度が出る。左拳による攻撃のみならば鋼鉄すらも貫くが、生身の部分での攻撃はそうでもない。鍛えている人間であればダメージは入るものの当たり所がよければ骨折するかどうかといったものだろう。
  • 一応とある人物の下で3年間修行を積んでいるが、師曰く「凡庸より少し上」程度の技術。理由は大きすぎる力が本人の増長に繋がり、どこか心に緩みがある為だと思われる。

戦闘スタイル Edit

  • 左拳をメインに据えた格闘術。しかししばしば力に任せた戦い方となり「猪ですらお前より考えて行動する」とは師匠談。
  • 攻撃のバリエーションも豊富なのだが、頭に血が上れば左一辺倒の攻撃となり本人も自覚しているが頼ってしまいがちとなっている。
  • 左拳は変形機構が備わっている。属性に応じ、その姿を変える。現在使える属性は『火』『雷』の二つである
  • 『火』の属性付与を行った場合、左拳の手首に当たる部分が変形し、6つの噴射口から炎を出し、左拳に炎を纏わせ戦闘を行う。炎は相手に放射も出来、炎を自在に操ることもできる。とはいえその距離は短く本人を中心とした半径3m以内だけである。使用可能時間は3分。
  • 『雷』の属性付与を行った場合、左拳全体からスパークが生まれ、使用者の身体能力の向上を促す。まさしく神速と化したその動きは捉えるのが難しいだろう、思考から動くまでのロスタイム0で動き続けるそれは驚異的だが、まずそこまで小難しいことを考えない性格の上、本来であれば恐ろしい能力だが使用可能時間がたった3秒にも満たない。

箱庭ヒーローショー Edit

お名前:
  • あの日、憧れたヒーローにはなれない現実を知り――

    あの日、憧れたヒーローになる為の力を手に入れた――

    あの日、再びヒーローになることを決意し――

    今、なにもできずにいる自分がいた。

    そもそもの始まりが俺にとっては偶然だった。12歳、冬の日。クリスマスを控えた雪の夜。
    あの日が全てを俺の下に連れてきた。幸も不幸も全てを載せて。

    story.1 side:A
    「awaken」

    「んが、っあ〜〜……はぁ、まったく……やな夢見たな」
    がりがりと頭を掻きながら起き上る。よく見る夢だが、しかしそういう日はだいたいいい事が起きない。
    もはや予兆とも言えるこの事象は、残念ながら今回も外れる事がなかった。
    いつも通りに学校に行き、授業を受け、放課後になり友人と騒いだ後の帰り道。
    ひとつ、いつもとは違う曲がり角を曲がった。ただそれだけいつもとは違う事をした時、それは起きた。

    「やぁヒーロー。元気にしてたかい?」

    曲がり角曲がった直後、頭上から降ってくる声と背後に唐突に現われた不気味な存在。
    振り返り、まっすぐ向き合う。まるでそれはサンタクロースとでも言わんばかりの赤い衣装に包まれて、その顔にはピエロのマスクが付けられていた。
    どう見ても、どこから見ても異質であり間違いなく変質者だが、そいつは、その男には見覚えがあった。
    3年前のあの日から、忘れることなど決してない。元凶。まさしく。言葉通り。徹頭徹尾間違いない。

    「3年ぶりか、くそピエロ」
    「いやいや、僕は子供に夢を与えるサンタだよ。そういう服を着ているだろ?」

    どこがだ、と毒づいてやりたいがまずはそうじゃない。まずはそう――
    「とりあえず一発、殴らせろ……!!」
    今できる最大の攻撃、左拳から電撃が走り、持てる技術、力、全てを込めた光速の拳を叩き込んだ。
    しかし――
    「なにっ……!!?」 「はい、ざーんねーん。いやいや全くもってこれはどういう事かなアトラス君。これは君、きみきみきみぃ!ちょー期待外れだよ?」
    その威力は鋼すら物ともせず撃ち抜く威力であり、少なくとも破壊力だけは師匠にも認められていた。
    だが、目の前のこの男は指先一本で受け止めている。驚きに目を丸くするアトラスだったが、瞬時に距離を離した。
    追撃はない、だが傍にいるのは危険だ。そう判断しての事だったが、男の方はその行為にすら興味はないようで、
    「君にその拳を与えたのはヒーローになってもらう為だというのにこれじゃあどうにもならないよ。アテが外れたかな? それとも……」
    「っんだと!? お前に、そんな事言う資格が…!」
    しーっと、アトラスの口元を人差し指で抑える。距離は離れたつもりだった。少なくともワンアクションで詰められる距離ではなかった。
    にも関わらず、またこの男はすぐ目の前にいる。まるでそこが定位置なのだと言わんばかりだ。アトラスは戦慄する。自分は、この男の掌で遊ばれているのだということに。
    一方、考えるような素振りをする男。やがていいアイディアが浮かんだとでも言うように手を打つと
    「やはり、敵がいないとやる気が出ないよね、ヒーローなんだから」
    「ヒーローには敵が要る。救うべき人が要る」 「シチュエーションとキャラクターは大事だ。何事においてもね。僕としたことがなっていなかった。まだ本調子じゃないようだ」
    「何言ってやがる、お前……! 何をする気だっ!!」
    「ヒーローショーだよアトラス君。主演は君で監督は僕だ。舞台も人物も僕が用立ててあげるよ。演出だってこなしてあげよう。君は存分に踊るといい」 ぽん、とアトラスの肩を叩き、耳元で告げる。
    「好きだろ? ヒーローごっこは」
    下卑た笑いを言葉に滲ませることを隠しもせず、一方的にそう告げた。
    「ふざけるなっ!! お前は、お前はいったい何様のつもりでこんなことをするんだ!!」
    「いずれ君が強くなったら教えてあげるよ」
    そうしてまるで高らかに宣誓する様に、歌う様に、男は告げる。
    「時が来れば始まりの鐘が告げる。君にヒーローになれと。その時が来るまでしっかり強くなっておくといい。折れてくれるなよ少年。願った対価を無駄にするな」
    そして、ぱちんと指を鳴らす音が聞こえたと思えば、まるでなにもなかったかのようにそこにはアトラスだけが残されていた。
    「わけわかんねぇ……なんなんだ、くそが」
    壁を揺らす程大きな音を立てて、左拳が壁を叩いた。 「……だけど、降ってわいたチャンスだ。絶対はなさねェぞピエロ。今度こそ、ぶん殴ってやる……!」
    なにをしてくるのか、なにがしたいのかもわからない。唐突にはじまったそれはアトラスになにをもたらしてなにを失わせるのか。
    -- 2015-05-26 (火) 00:31:01

    • story.1 side:B
      「awaken」

      「あー、まったくサマにならない一日だったな、ほんと」
       体力的にも精神的にもがっつり削られる一日だった。疲労しているといえば嘘ではないのだろう。だが疲れて視線を下に向けることもなく、前へ。
       沈む気分には到底なりえないこの疲れは、疲れているのに力が満ちている気がした。
      「今の俺ならなんでもできる! なんにだって勝てる気分だ!」
       街中で、人目も気にせずそんなことを叫んだ。その言葉に続くように背筋を凍らすような何かの気配を感じ、その直後に背後で大きな爆発音が響く。
      「ええぇぇぇぇええええええええ!? どんなタイミングでそうなるんだよ!?」
       背後を振り返れば爆炎と煙、そして逃げ惑う人の姿が映る。
       いつかの日が脳裏にフラッシュバックする。だがそれもすぐに首を振り頭から消した。まずは怪我をしてる人を助けなければならない。
       逃げ惑う人の波に逆らい、爆発の衝撃で怪我を負ってる人の救助を行っていく
      「もうすぐ自警団や救急班が来る。まずはここから離れるぞ」
       アトラス以外にも救助活動をしてくれる他の人間と協力し、次々と怪我人を現場から運んでいく。そして、ほとんど救助し終えて最後だろう子供の救助を行った時にそいつは現れた。
      「ふーん、思っていたほど馬鹿じゃないんだな。お前」
       子供を背負い、他の救助活動をする皆の下へ戻ろうとしているアトラス。その目の前には歪なマスクで顔を隠した何者かがいた。
      「まぁいいよ。さ、それを下してバトろうじゃないか。邪魔になるよそれ」
      「何言ってやがるのかしんねぇけど、お前こそ邪魔だ。つーかボサっとしてたら二次被害に巻き込まれんぞ、さっさとこっから」
      「お前こそ何言ってるのさ。わからなかったわけないだろう? 同じもの、持ってるのにさ」
       そう言うと、その何者かの横に立っていた建物。崩れかけているそれに向かい風を裂き唸るような轟音とともに先程と同じような爆発音
       子供を背から下ろし、庇うように抱える。目線だけを向ければ、建物自体が消し飛んだのが確認できた。
      「お前もあのピエロからもらったんだろう? 俺もそうなんだ。でも力の振るい所がなくってさ……常人じゃあすぐに壊れちまう。
       俺は一発で終わるバトルがしたいんじゃない。ガッチガチの殴り合い、削り合いがしたいんだよ」
      「だから本当ならこんなことだってしたくないんだ。建物壊すだの一般人殺すだのってのは俺のポリシーじゃない。
       だけど、こうしないとお前のやる気がでないって言うからさ。仕方なくなんだぜ? ほら、やる気出てきただろう。それともまだ足りないのか? なぁ、ヒーロー……?」
       目の前の男は落ち着いた口振りで話すが、その内容は狂人のそれだった。そもそも、こちらを見ているようで全く見ていない。
       だが、あいつの言葉に出てきた一つの名詞。『ピエロ』。それはつまり、そういうことなんだろう。
       あの男の言っていたのがこれなのだ。奴なりに送ってきたのだろう、怪人という敵を。だがその為に街を、人を犠牲にする。
      「振り返らず走れ、全力でだ。ホントなら付き添って行ってやりてぇけど無理なようだ……なんとかすっから、行け」
       子供に、この場から走って逃げるように伝える。涙目になりそのやりとりを見ていた子供はアトラスの言葉に頷き、その場から駆けていく。
       その背中に向けて、男が注意を向け動く瞬間、アトラスが左拳を相手に構え牽制する。 「まったくよ、直接俺を狙ってくればいいんだっつの。余計な被害を出して、それだけでも罪深いが――
       なんで更になにもかも自分のいいようになると思ってやがるんだよ。目の前にヒーローがいるんだ、これ以上悪党の思い通りになんてこれ以上はなるわけねぇだろうが……!」
       叫ぶ言葉と同時に、左拳がその意志に呼応するかのように輝きだす。
      「削り合いだぁ? なにサイコ気取っちゃってんだこんにゃろう。相手以外を巻き込んどいてバトルジャンキーだとでも言うのか。
       こんなもん、そんな上等なもんじゃねぇだろうが!!  この街には俺のダチもいれば守りたい奴だっているんだ、これ以上でかい被害になる前に」
       左腕の浸食領域が広がると同時に、その左拳が膨れていくように大きくなる。まるでアトラスの怒りを、形に――力にするように変貌を遂げる。
      「お前、その左手…一体……いや、それよりもこんな感じ初めてだ……! お前みたいな奴本当にいるんだな、超意味わかんねぇ!!」
       目の前のアトラスに向けて、興奮気味にそう話す。場を圧するようなアトラスの圧力など意に介していないと言わんばかりだ。
      「さぁ、はじめようぜ!! 神の力とかいう奴を使っての、さいっこうのバトルお゛っ……!?」
      「ローエンシュタイン流格闘術、五の型 雷鎚」
       一瞬だった。白い光が辺りを包み、その中から稲妻のような光が一直線に男へと飛んでいく。
       それが男に触れた瞬間、先程の爆発を凌駕するほどの爆発音が響き、まるでぼろきれの様に宙に舞う男の姿がそこにあった。
       一撃。
       たった一撃だった。男の望むものは闘争であり、自分と同じレベルで戦えるものを探していた。そこをピエロに目をつけられて力を与えられ、アトラスの前に立ち塞がった。
       だが実際は立ち塞がったとも言えない惨敗。全身がまるでいう事を聞かず、それはマヒしているかのように身体には痺れがこびりついている。
       そしてまるで風船に穴があいたように、自分の身体から力が失われていくのがわかった。そしてその行き先は……。 「なんで……まさか、ほん、とに……」
       思い返すのはピエロの言葉。『君に渡した力を彼は持っている。だけど彼の力は君よりも大きく深く根ざしている。気をつけろ、やられたら二度と戻れない』
       戻れない。つまり奪われる。先程までの全能感が嘘のようで、それどころか貰った以上の力が奪われていく。それはまさしくピエロの男の言葉通りで、
      「い、やだ……やめろ、やめろおおおおおおおおおおおおおお!!」
       その身に何が起きているのかもわからず、男は絶望に満ちた叫びを上げてから意識を手放した。
       
      「……ふぅ、あとは自警団やら憲兵に任せるとする、か………っ!?」
       異変は直後に起きた。自身の左手に今まで感じたことのない痛み。そして鼓動の様に脈打ちはじめ、それはこの左拳との契約の時に起きたものと同じ事象。途端に自分の意思とは別にその左手が動きだし、痛みは更に加速する。
      「なにが、起きてる……!!?」
      「深化だよヒーロー。君は怪人を倒した、その報酬代わりさ」
       その場に膝をつき、暴れる左拳を抑え込む。その様子を眺めるように、アトラスを眼下に収めて街灯の上に座るサンタ衣装のピエロが一人そこにいた。
      「君と契約した神性存在。まぁ神に等しいその力を僕はたくさんの連中に与えている。それらを倒すと怪人たちの契約は破棄されるが、君に強制契約させるというものを仕込んでみたんだ。結果はとてもいいものとなった  君の身体に深く深く、神の力が根付いている。なかなかそんな人間いやしないんだけど、やはり君は特別だよヒーロー。そんな無謀を望むだけのことはあるねぇ」
       からからと揶揄するように言ってはいるが、その言葉には感心も込められていた。もちろんアトラスがそれに気づこうにも余裕などないし、喜ぶべくもないだろう。
      「その痛みは代償だ。神の力を獲得する代償。ただでは手に入らないということだよ。身体を少しずつ作り変えてその力を行使し耐える身体へ変化させている。
       人ならざる身に落ちるのもヒーローの醍醐味だと思うんだよね僕は。君は敵を倒す程その痛みに身体を蝕まれ、人としての在り方を失っていく
       だが君が戦わなければ君のように力を得た人間達が悪行を働くだろう。必ずそう仕向ける、僕がね。さぁ、楽しい楽しいヒーローショーだ。
       踊るのは君。笑うのは僕。状況を覆したいのならヒーロー。生き残れ」
       期待している。醜悪な笑いを混じらせていた言葉も、最後の言葉を伝える時だけは何故か、何故か言葉通りだったのではないかとアトラスは痛みの中そう直感した。
      「生き残るに、決まってんだろうが……! ヒーローになるんだ……今度こそ、必ず……!!」  そして、激痛の中で繋いでいた意識も途切れ、目を瞑る刹那――

      「なるほど、面白い奴がいるもんだ」
       聞き覚えのない声が響き、こちらを見る隻眼と思しき男の姿が見えた――
       それは、アトラスの今後を左右する決定的な出会いのはじまりだった。
      -- 2015-06-04 (木) 23:40:45

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Last-modified: 2015-05-11 Mon 23:28:49 JST (1793d)