企画/帝国学園ロートガルデ
企画/アルミネラ王立学院
異世界ジアリウス †
かつて創世龍アリウスによって創り出された幻想世界。
人界と魔界の二つの世界からなり、人類(と総称される多様な種族)と魔族(右に同じ)がそれぞれ暮らしている。
人界には随所に魔界の瘴気が滲み出しており、瘴気が淀み溜まった場所は魔界化し、魔物が湧き出す。
これは洞窟や迷宮、深い森の中などに魔物が出現する所以である。
大規模なものになると、魔界より魔王を名乗る個体が出現、人界に魔族の王国を築くことがある。
こうした魔界からの侵略は、人界の最大の脅威となっている。
かつて人間の国々が争うこともあったが、人界の混乱を好機と見た魔族の大規模侵攻による大乱の時代を経て結束。
緩やかな同盟関係に落ち着いている。
現代、人界は表向き平和だが、魔界の脅威は常にその平穏を脅かしている。
神話 †
創世の時代 †
創世龍アリウスは、混沌の中にあったこの世界に何処とも知れぬ彼方より飛来した。
アリウスはその故郷を真似、しかし理想郷を目指して自らの世界を創り出した。
今日には創造主の名を取ってジアリウスと呼ばれる、水と緑に溢れた世界である。
竜の時代 †
アリウスは世界に住まうものとして、自らの写身を創り出した。
彼らは竜族であって、気高く賢いが、同時に戦いと流血に昂る獣性を秘めていた。
竜はその数を増やすにつれ、やがて争うようになった。それは野火が草原に燃え広がるように、世界を揺るがすほどの大戦となった。
自らの写身であり子でもある竜族の行いを嘆き、
そして自らの愚かさを悔やんだアリウスは、その命を賭して争いを鎮めた。
多くの竜は争いを止め異界へと姿を消したが、一部の竜は世代を重ね、未だ驚異的な存在としてこの世界に存在している。
神々の時代 †
死せるアリウスの亡骸からは神々が生まれた。また、その血液からは全能の力の源であるマナが生まれ世界に満ちた。
神々は、強い善性を帯びた光の神々と、悪逆に満ちた闇の神々とに別れた。
彼らの間で再び争いが始まったが、果たして決着は付かなかった。
戦いに疲れた神々はやがて姿を消し、後には人類と魔族が残された。
人類と魔族は元々は神々が作り出した戦いの駒であった。
相容れぬ二つの種族は戦いを止めず、やが世界に残った少数の神々の協定によって、世界ジアリウスは人界と魔界の二つに分かたれた。
人魔の時代 †
世界が人界と魔界とに分かたれても、人類と魔族とはその争いをやめることはしなかった。
人類と魔族との間には、二度に渡って、人魔戦争と呼ばれる大戦があった。
それらの戦いの末、人は人界に、魔族は魔界に住まうに至り、
人界において、人類が真の意味で自身の歴史を紡ぎ始める。
その他の設定 †
魔術の体系 †
標準魔術 †
人類の魔法学者によって万人に使いやすいように体系化された、この世界では一般的な魔術の様式。
四工程法による定式化された魔術行使が特徴。
四工程法 †
マナの集中→術式の構築→魔術の発動→発動後の制御
の4つのプロセスに分けて行う、魔術行使の一様式。
- マナの集中
- 体内のマナを指先や掌、魔導器など、魔術を発動させる部位に集中させる工程。
- 自らの外にある、自然界のマナを利用するのは非常に高等な技術。
- 体内のマナを感覚しそれを操るには、通常は一定の集中が必要。
- 術式の構築
- 詠唱、魔法陣や魔術文字の筆記、魔導器などを用い、発動する魔術の内容を決定する工程。
- 魔術の内容を正確に思い描く想像力が重要となる。
- マナを水に例えると、術式の構築は水車式のからくりを作り上げるようなもの。
- プレイヤーに分かるように比喩すれば、術式はマナを電力に例えた時の電子回路。
- 魔術の発動
- 構築した術式にマナを投じ、魔術を発動させる工程。
- 魔術の名前を口にすることをトリガーにする者が多い。
- これは必ずしも必須ではないが、発動時のマナ操作が非常にやりやすくなるという。
- 発動後の制御
- 投じたマナが消費しきられるまで(=魔術の終わりまで)集中力を保ち、術式を維持する工程。
- この工程を怠ると魔術が予期しない挙動をしかねない。最悪の場合暴走しうる。
命名法則 †
魔術の名称の、慣習的な命名法。例外は許される。
〇〇の××、〇〇する××など、端的な修飾語+名詞の形が好まれる
(魔法の矢、眠りの雲、炎の玉、飛翔する翼、など)
奇蹟(神聖魔術) †
特定の神々を強く信仰する者がマナを用い、その信仰心によって神の力を模して行う超常の業。
標準魔術ほど厳密な論理化・体系化は為されていない。
聖句の詠唱や祈祷により行使される。
祈る対象の神にもよるが、主として攻撃よりも回復や補助に長ける。
宗教 †
特定の神のみを神として信仰し、他の神を排斥するような所謂一神教はほぼ存在しない。
広く善神を敬いながら、自分の生活にとって重要な神(農家であればミネラ神など)に祈りを寄せるのが一般的。
ミネラ信仰 †
ミネラ国において、第一位の善神として重要視される大地の女神ミネラへの信仰。
大地より得られる全ての実り(農作物に限らず、鉱物なども含む)を齎すとされる。
十字教 †
現実世界で言うキリスト教に似た宗教。
治療と救済の女神アイジアを信仰する。
アイジアの加護は肉体の傷や病を癒し、死後においては人の魂を癒すとされる。人の痛みや苦しみを取り除く慈愛の神。
戒律が多くやや説教臭いため、人によっては敬遠されることも。
中世ヨーロッパ諸国におけるキリスト教ほど国家の中核に据えられているわけではない。
竜やアリウスに対する信仰について(相談所の回答より抜粋) †
存在するかもしれませんが、極めて一般的ではないでしょう。
アリウスは世界の創造主および神々やマナの根源として知られてはいますが、人や神と何らかの契約を結んだり、戒律を与えたりしたことは無いためです。
畏怖や崇敬の念は抱かれており、人々から素朴な祈りが捧げられることもありますが、
信仰の対象としては、人類の創造主であり人類により近い存在であり、より直接的に加護や利益を齎すものである善なる神々を求めるのが一般的です。
儀礼によってアリウスを崇め、慰め、奉るのはむしろ神々や古龍の領分であり、畏れ多いことなので、人が人として行うことはありません。
神々の時代の遺跡には、アリウスを慰めた儀礼の名残が認められるかもしれませんが、それらは神学あるいは考古学の領域で研究される類のものでしょう。
アリウス以外の竜についても、信仰されることはまず一般的ではありません。
神話上は世界を揺るがす争いを起こし、アリウスが自己を犠牲にしてそれを鎮めるに至る原因を作った、平たく言えば悪者です。
また、人界に残った竜の末裔は、強大な力を持ったうえで気紛れに振舞う、人の手に負えない(その存在の古さによっては神ですら手古摺るかもしれない)強力な存在です。
人類が竜を殺した場合、いわゆる竜殺し(ドラゴンスレイヤー)として英雄視されるでしょう。
竜族の生活圏に近い領域(ミネラでは極めて辺境)において、荒ぶる神を鎮めるために奉る、そうした意味では信仰されている可能性があるかもしれません。
人の死後について †
死後、魂が善なる神々の御許に召され、そこで現世での労苦を癒された後、再び人界へと生まれ変わると言われている。
ただし、悪行を為し穢れた魂は、死後悪神に囚われ、尋常ならざる痛苦の中で人であることを忘れ、やがて魔族として転生する、と言い伝えられている。
なお、(多少不自然かもしれないが、随時気を付けるのも大変なので)天国、地獄、といった語彙は存在するものとする。
悪神への信仰 †
魔族においては一般的。
人界においては、どの国においても魔族に与する行為として重罪である。
発見され次第捕らえられ、邪教徒として処断される。
無法者や犯罪者の中には、敢えてこれらを信仰する者はいるかもしれない。
また、(善人とは呼べない)権力者が、悪神を信仰する者を政治闘争の火種や、暗殺者や破壊工作員などとして、秘密裏に利用することはありうる。
何はともあれ、悪神を信仰している、あるいは肯定的に捉えている、と表立って口にすることは人界では避けるべき行為であるだろう。
その命が惜しくないのなら。
代表的な神々 †
これら以外にも自由に設定してよい。
権能はある程度被り得る。
九善神 †
大地の女神ミネラ †
大地、そしてそれより得られるあらゆる実りと繁栄の女神ミネラ。
ミネラの地の権利を人類に与えた建国神。ミネラ王国のなかでは序列第一位の神。
大地からの実りには農作物のみならず鉱産資源も含み、その意味でドワーフからの信仰も厚い。
若い女性の姿で描かれる。象徴として麦穂を持たされることが多い。
救済の女神アイジア †
治療と救済、平和、魂の安寧の女神アイジア。
アイジアの加護は肉体の傷や病を癒し、死後においては人の魂を癒すとされる。
人の痛みや苦しみを取り除く慈愛の女神。象徴は青いローブと純銀の杖。
天なるイグィン †
天と雷、雨と嵐の神イグィン。
天よりもたらされるあらゆるものの神。ミネラの配偶神とされている。
偉丈夫として描かれる。象徴は雷をイメージした槍。
大海のウィラン †
海と航海、海よりもたらされるあらゆるものの神、ウィラン。
イグィンの兄弟神。ギザニアでは第一に信仰される海神。冒険心に溢れた勇敢な性格。
羅針盤を持った半人半魚の姿で描かれる。神代の時代から羅針盤が存在したかは不明、後世の創作であるという指摘も。
燃え盛るダリオン †
炎と炉、鍛冶と剣の神ダリオン。
ミネラと並んでドワーフからの信仰が厚い神。勇猛で力強く、戦士からの信仰されることも多い。
剣と槌を持った、ドワーフに似た逞しい姿で描かれる。
明るきビンウ †
金銭と交易、商売によって得られる利益の神ビンウ。
ミオの建国神。金貨の袋を持った恰幅のいい猫の姿で描かれる。
姿と性格に愛嬌があり特に商売人に人気。様々な店先に、よくビンウの像が飾られている。
賢明なるクイ=ラオン †
知識と智慧、数と法則の神クイ=ラオン。
この世のあらゆる法則は、クイ=ラオンによって一度解き明かされたという。
魔術師や学者に人気の神。分厚い書物を持った線の細い青年の姿で描かれる。
愛のルメンコ †
美と愛、芸術と調和の神ルメンコ。
両性具有の中性神。象徴は紅の薔薇。
男女の恋愛や婚姻に祝福を与えるとされる神。
愛の祝日はルメンコの加護が得られるという一日で、この日に愛の告白を行うと、結ばれた二人はルメンコに祝福されるという。
天球のバロネール †
太陽と月、星々とその運行の神バロネール。
早くに姿を消した神で、伝承にはあまり登場しない。この世界を外部から見守る傍観者にして語り手だとも。
象徴は三つの星による三角形。
六悪神 †
暗黒のゼノバス †
闇と夜、死と恐怖の神ゼノバス。
代表的な悪神。信奉する魔族が最も多い。
悪神の中では理知的で理性的、最も話が通じる存在だという。
ぼろ衣を纏った闇そのものの姿で描かれる。
掻き混ぜるラトロンズ †
不和と混乱、暴動を巻き起こす神ラトロンズ。
鍋を掻き回す悪魔の姿で描かれる。
魔族が社会を持つにつれ、混乱しか導かないこの神を敢えて信仰する者は少なくなった。
戦争や破壊工作などの折、臨時に力を借りようとする者は存在する。
痛哭のイズガトラス †
苦痛と拷問、その末の絶望の神イズガトラス。
棘の生えた車輪を牽いた牡牛の姿で描かれる。
死後、悪行を為した人類の穢れた魂はこの神に捕らえられ、苦痛の中で魔族に造り変えられるという。
奔放なるジニメアドナ †
快楽と淫蕩、不義と誘惑、嫉妬の女神ジニメアドナ。
妖艶な女性の姿をしている。魔界のサキュバス・インキュバスに信奉者が多い。
人界の権力者が篭絡され、長きに渡ってこの神の信徒に堕とされていたという事件は時折耳にされる。
呪害のクカトゥーリ †
穢れと汚辱、身に降りかかるあらゆる呪いの神クカトゥーリ。
陰険だが結んだ契約は遵守するという。魔族の中では、呪術を扱う者に信徒が多い。
臓物を銜えた二つ首の鴉の姿をしている。
滅びのツェアシュ=ヴァ †
破壊と滅亡の神ツェアシュ=ヴァ。
悪神の中で最も強大で恐ろしい神だと言われ、魔族にすら忌避する者が多い存在。
禍々しい鎧を纏い、俯き座った骸骨の姿をしている。
立ち上がることのないよう、その両膝は他の神々によって砕かれているという。
その他の神 †
白痴のマクマク †
無知と痴呆の神マクマク。
巨大な白いなめくじで、何をするわけでもなくただそこにある神。
怠惰なものを指して『このマクマク野郎』、
なにかするつもりで何もしていない日に『今日マクマクだったわ』など、スラングに使われることがある。
魔物の存在と冒険者の地位 †
スライム、魔狼、魔猪、悪霊、ゴブリン、コボルド、オーク、といったモンスターは、
洞窟や深い森、打ち捨てられた墓場、廃墟、迷宮、といった瘴気が溜まりやすい領域に湧き出す。
それを駆除するのは王立軍や警邏隊の役割でもあるが、その負担を軽減する目的で、冒険者に任されていることも多い。
かつて第二次人魔大戦において魔王を討伐した勇者トーマが冒険者の出だったこともあり、冒険者の社会的地位や信用度はそれなりのものがある。
冒険者として依頼を受注する場合、基本的にはギルドに冒険者として登録し、ギルドを介して依頼を請け負う形になる。
ただし王立学院の生徒においては、希望すれば学院を介して身元を保証する形で、冒険者としての登録が可能である。
実習という扱いで単位が出る(ただし冒険実習で得られる単位には上限があり、それだけで卒業は出来ない)他、
報酬も得られるため、戦闘能力を有した学生にとっては割りのよいアルバイトとして人気がある。
冒険者としての登録なく魔物を討伐する場合も、害獣駆除のような形で報奨金が出るが、
依頼としての報酬が得られない分だけ金稼ぎの手段としては割が悪い。
一方で、自由度が高く時間的拘束も少ない(自分が望む時に狩りたいだけ狩って終わりに出来る)ため、
ちょっとした追加収入が欲しい場合などに有志で魔物狩りに出かける学生たちもいるようだ。
ちなみに冒険者登録を行わない魔物狩り専業の業者も存在するが、冒険者ギルドに登録のない分だけ社会的信用度はかなり落ちる。
ギルドを追われた(あるいはギルドに登録を断られた)ならず者めいた輩が生業にすることが多いからである。
魔物の湧き方 †
魔物は、瘴気が濃く溜まった領域に湧き出す。
瘴気が湧きだしやすい場所には、洞窟や深い森、打ち捨てられた墓場、廃墟、迷宮などがある。
その場所に溜まった瘴気が濃くなるほど魔界との繋がりが強くなり、強い魔物が湧き出しやすい。
ざっくりとした目安としては、人里から遠ざかるほど強い魔物が出やすい。
これは、人里から離れたところはなかなか人の手が行き届かず、瘴気溜まりが放置されやすいため。
長期間放置された瘴気溜まりを散らすのは、なかなか大変な行為である(纏まった数の兵隊や熟練の冒険者が必要)。
反対に、人里に近い領域は瘴気溜まりが見つかり次第かなり早い段階で散らされている。
瘴気溜まりがあまりにも濃く、大規模なものになると、
魔界より魔王を名乗る個体が出現、人界に魔族の王国を築くことがある。
こうした魔界からの侵略は、人界の最大の脅威となっている。
各国の軍隊には、各地の瘴気溜まりを調査観測し、大規模にならないうちに散らすことによって、
魔族の侵攻を未然に防ぐ専門の部隊が置かれていることが多い。
人界において魔族を発見した場合の一般的な対応 †
魔族とは、人界での人類に相当する、魔界における知性的な種族である。
その姿かたちは様々で、人界においてヒューマンやエルフやドワーフがいるように、様々な種族がいるようである。
また、オークやゴブリン、コボルドの中で特異的に知性の高い個体や個体群が魔族に分類されることもある。
こうした存在を人界で目撃した場合、まずは官憲に通報すべし、いうのが一般的な対応となる。
やむを得ない場合は自衛も可能であるが、危険度の高さからあまり推奨はされていない。
敢えて魔界から人界に現れている以上、その目的はスパイや斥候、破壊工作など、穏当なものではない可能性が高く
その存在を国家が把握する必要性が高いこと、相応に危険な戦闘力を有する蓋然性があることなどが理由である。
混血児の扱い †
人類と魔族の混血児は一般に『半魔』と呼ばれる。『卑血』と賤称されることもある。
これは非常に希少な存在である。
混血が成立すること自体が非常に稀である上
(オークやゴブリン等に借り腹される場合子供はオークやゴブリンとなる、人類と魔族は憎しみあっている、人類と魔族とでは極めて子供が出来にくい)、
人類の特性として『魔族や魔物は一目でわかる』が、同様に半魔も一目でわかってしまう。
魔族に対する人類の憎悪は非常に根深く、何らかの(何者かの)庇護を受けない限りは生まれ落ちたとしても殺されてしまうからだ。
魔族との混血者が人界で生活する場合、その身の安全のために魔術的な偽装(あるいはそれに相当する何か)は必須だろう
(理由付けがあれば登録可能です(レギュレーションを参照))。
人類と魔族の区別 †
人類は善神によって創造された、悪神およびその眷属(魔族や魔物)と戦うための種族である。
そうであるがゆえに、魔族や魔物を知覚した場合、知覚すると同時にそれらが悪神に連なる人類以外の存在であると分かる機能を持たされている。
簡単に言えば、人類であれば誰であっても『魔族や魔物は一目でわかる』のである
(逆も然り、魔族から人類を見た場合でも、それは一目で分かってしまう)。
ただし、魔術的に偽装されている場合はその限りではない。
魔族に対する憎悪 †
人類は、魔族に対して本能的に嫌悪感や憎悪を持つ。
これは逆も然りで、魔族も人類に対して同様の嫌悪感や憎悪を感じている。
この憎悪や嫌悪は個々人によって強弱があり、敵意、害意、殺意など、その程度も様々である。
差異がある理由は、神々による製造上のブレ、世代を経ることによる経年変化、といった説が唱えられている。
諸国間の関係 †
ミネラ暦500年頃 †
+
| | ミネラ暦500年頃
|
- ミネラ
- →ゼイム:かつての戦争の遺恨があり、火種は燻るも小康状態。外交関係は維持され、王立学院への留学生も受け入れている。
- →ギザニア:長く続く幅広い同盟関係。極めて友好的。
- →ミオ:盛んに交易が行われている。ミオ王国はゼイムとも交易があり、そのことで気を遣う一面も。
- →エルフ領:伝統的に友好関係にある。ただし、エルフ族の性質もあって交流は限定的。
- →ドワーフの地下王国:ミネラ信仰を共有する友好国。かつて大山脈における鉱脈の権利に関してひと悶着あったが条約の締結によって解決済み。
- ゼイム
- →ミネラ:野心は燻るも、現状表立った緊張状態には無い。ギザニアやミオに秋波を送っている。
- →ギザニア:現状あまり友好的ではないが国交は保たれている。水面下でゼイムによるギザニアの親ゼイム化=反ミネラ化工作が行われている。
- →ミオ:中立。地理的に遠隔であるが、交易関係が存在する。華僑のような形でゼイムに滞在するミオ人も存在。ゼイムとしてはもっと仲良くしたい相手。
- →エルフ領:非友好的。神々を顧みないゼイムの姿勢にエルフ族が反感を持っているため。
- →ドワーフの地下王国:比較的盛んに交易が行われている。軍事的には中立。
- ギザニア
- →ミネラ:長く続く幅広い同盟関係。極めて友好的。少数ながら、議会では現状の同盟関係に疑問を呈する動きも。
- →ゼイム:非友好的だが、国内の親ゼイム派が徐々に発言力を強めている。
- →ミオ:盛んに交易が行われている。
- →エルフ領:ほぼ国交無し。
- →ドワーフの地下王国:ほぼ国交無し。
- ミオ
- →ミネラ:商売相手。ゼイムとの関係をちらつかせることがある。対立する両国を天秤にかけながら、最も利益が得られる方向を探っている。
- →ゼイム:商売相手。反ミネラ的な姿勢をちらつかせることがある。対立する両国を天秤にかけながら、最も利益が得られる方向を探っている。
- →ギザニア:商売相手。海上交易においては利益が競合しており、(商売相手でありながら同時に)商売敵的な側面もある。
- →エルフ領:ほぼ国交無し。交易を試みるも門前払いされている。
- →ドワーフの地下王国:ミネラ、ゼイムを介した間接的な交易関係。
- エルフ領
- →ミネラ:古き善き神々がその地の統治を託した、尊重すべき存在。
- →ゼイム:神々を顧みない姿勢を嫌悪している。
- →ギザニア:ほぼ国交無し。
- →ミオ:ほぼ国交無し。
- →ドワーフの地下王国:ドワーフ族とエルフ族は伝統的にあまり仲が良くない。特段過去に戦争などがあったわけではなく、純粋に相性が悪いようだ。
- ドワーフの地下王国
- →ミネラ:大地の女神ミネラはドワーフにとって重要な信仰対象。そのミネラが統治を託した尊重すべき存在。
- →ゼイム:神々を顧みない姿勢は好ましくないが、高い技術力を持った相手として一目置いている。
- →ギザニア:ほぼ国交無し。
- →ミオ:ミネラ、ゼイムを介した間接的な交易関係。
- →エルフ領:ドワーフ族とエルフ族は伝統的にあまり仲が良くない。トップ同士の書簡のやり取りがごく稀にある程度。
|
ミネラ暦505年頃 †
- ミネラ
- →ゼイム:かつての戦争の遺恨はあるも、外交関係の融和的傾向が進む。学院同士の交換留学制度が拡充されている。 new!
- →ギザニア:長く続く幅広い同盟関係。極めて友好的。
- →ミオ:盛んに交易が行われている。ミオ王国はゼイムとも交易があり、そのことで気を遣う一面も。
- →エルフ領:伝統的に友好関係にある。ただし、エルフ族の性質もあって交流は限定的。
- →ドワーフの地下王国:ミネラ信仰を共有する友好国。かつて大山脈における鉱脈の権利に関してひと悶着あったが条約の締結によって解決済み。
- ゼイム
- →ミネラ:野心は燻るも、現状表立った緊張状態には無い。ギザニアやミオに秋波を送っている。 new!
- →ギザニア:現状あまり友好的ではないが国交は保たれている。水面下で進んでいた、ゼイムによるギザニアの親ゼイム化=反ミネラ化工作は鳴りを潜めつつある。 new!
- →ミオ:中立。地理的に遠隔であるが、交易関係が存在する。華僑のような形でゼイムに滞在するミオ人も存在。友好関係は00年代よりやや深化。 new!
- →エルフ領:非友好的。神々を顧みないゼイムの姿勢にエルフ族が反感を持っているため。ただ、エルフの若者の中には new!
- →ドワーフの地下王国:比較的盛んに交易が行われている。軍事的には中立。 new!
- ギザニア
- →ミネラ:長く続く幅広い同盟関係。極めて友好的。 new!
- →ゼイム:国内の親ゼイム派が徐々に発言力を強めた結果、友好関係が築かれつつある。 new!
- →ミオ:盛んに交易が行われている。
- →エルフ領:ほぼ国交無し。
- →ドワーフの地下王国:ほぼ国交無し。
- ミオ
- →ミネラ:商売相手。対立するミネラ・ゼイムの両国を天秤にかけながら、最も利益が得られる方向を探っている。 new!
- →ゼイム:商売相手。対魔族戦闘の拡大に合わせて、交易関係が拡大している。ミオとしてはかき入れ時。 new!
- →ギザニア:商売相手。海上交易においては利益が競合しており、(商売相手でありながら同時に)商売敵的な側面もある。
- →エルフ領:ほぼ国交無し。交易を試みるも門前払いされている。
- →ドワーフの地下王国:ミネラ、ゼイムを介した間接的な交易関係。
- エルフ領
- →ミネラ:古き善き神々がその地の統治を託した、尊重すべき存在。
- →ゼイム:神々を顧みない姿勢を嫌悪する者が多い。しかし、エルフの若者たちの間にはより国際的に開放的な態度を取り、地理的に近接なゼイム帝国との交流を図る者たちが出始めている。 new!
- →ギザニア:ほぼ国交無し。
- →ミオ:ほぼ国交無し。
- →ドワーフの地下王国:ドワーフ族とエルフ族は伝統的にあまり仲が良くない。特段過去に戦争などがあったわけではなく、純粋に相性が悪いようだ。
- ドワーフの地下王国
- →ミネラ:大地の女神ミネラはドワーフにとって重要な信仰対象。そのミネラが統治を託した尊重すべき存在。
- →ゼイム:神々を顧みない姿勢は好ましくないが、高い技術力を持った相手として一目置いている。互いに技術留学をする機会が増えた。 new!
- →ギザニア:ほぼ国交無し。
- →ミオ:ミネラ、ゼイムを介した間接的な交易関係。
- →エルフ領:ドワーフ族とエルフ族は伝統的にあまり仲が良くない。トップ同士の書簡のやり取りがごく稀にある程度。
勇者トーマ †
(一般人的な視点の情報)
第二次人魔大戦を終結に導いた『勇者』。
性別は男性で、20歳に満たない青年であったと言われている。
謎の多い人物で、出身も戦後の消息も不明。
一説には異世界の出身であり、役目を果たした後自分の来た世界に帰ったのだと語られているが、詳細は闇の中である。
(限られた者が知る真実)
性別はやはり男性。
実際に異世界出身で、第二次人魔大戦の戦局を打開するため、大聖堂の巫女が用いる秘儀によって秘密裏にこの世界に召喚されている。
人柄は勇者にふさわしく誠実で勇敢。
戦争を終結に導いた後は、巫女との契約にのっとり、彼の望んだ報酬とともに元の世界に還された。
巫女の秘儀については詳細不明。
報酬の中身も謎のままである。
(この二点を何か理由を付けて解明する場合、とりあえず好きに考えて大丈夫であるとします)
(考えた内容が公式に採用されるとは限りませんが、少なくとも解明したキャラクター、及びそのキャラとの関係性の中では通用させて大丈夫です)
精霊 †
極めて濃密で純粋な自然界のマナから発生するとされる意識体。半実体、半幽体の体を持つ。
それはマナそのもので出来ており、個体差はあるものの、おおよそ強力な魔術らしき現象を行使する。
その知性や性格は様々で、意思疎通は可能だが、基本的には人間側にそのための才能が必要なようだ。
総じて自由気ままだが、魔術的な契約を結ぶことが出来ればそれに従い力を貸してくれるという。
ジアリウスにおける傭兵 †
傭兵は基本的には、軍備に不安のある地方貴族あるいは商人などが自衛のために雇う、私的な警備隊のような存在です。
継続的に雇用される点、組織化され規律性が存在する点で、護衛依頼を請け負う冒険者達とは異なります。
人類同士の国家間の戦争は百年単位で起こっていない世界なので、
傭兵が戦う対象は主に魔族や魔物、人類であれば山賊やならず者になるでしょう。
また、各国の瘴気払いの手の届かないところを補う形で、瘴気溜まりを散らし魔族の侵入を防ぐ仕事も請け負われています。
その場合は国によって直接雇用されていることが多いでしょう。