次元のほころび †
執筆リクエスト(需要あるかどうかは知らない)
水面に弾む希望の光! キュアエニル!!(//感謝しつつ飾り飾り)
エニル>設定/12114:&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst070917.png,60x60);&br;&color(blue){};
フレジア>設定/12114:&ref(http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst071018.png,60x60);&br;&color(#9900cc){};
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ヴェネッサ>ステ:217879:&color(#ff33cc){};
ヒュルト>ステ:253907:&color(red){};
ゼレイク>名簿/331184:&color(#3300CC){};
ティル>名簿/348008:&color(#FF3300){};
リック>名簿/441276:&color(#CC0000){};
図解 †
(大きいので注意!)
世界についてのお話 †
全ての可能性が降り立つ世界 †
この世界において、「文化の誕生」というものは、まず核のようなもので現れる。
一種の情報結晶体であるその「核」は、あたり一帯に自らの内包する情報・知識をばらまこうとする。
その手段は、「核」によって様々であり、「冒険者を呼びよせる」・「それを広めるに値する人物の目の前に降臨する」・「自らが意志を持つものを創り出す」、などが確認されている。
また、核の形も様々である。剣、杖、書物、あるいは戦艦、ロボットなどなど、多種多様に渡るそれらを、今日では「核」ではなく、「フラグメント」、あるいは「技術結晶」と呼んで表している。
このフラグメントが発見された場所を中心に国が興り、栄えるのはごく自然な成り行きだった。
しかしフラグメントが降り立つ、あるいは発見される場所に特に偏りは見られない。
魔法的な技術を持つ国のすぐ隣に、機械的な技術を持つ国が生まれることも、まま見られることである。
次元の脆い世界 †
他の次元から、そこに暮らすものを呼び込むこともある。
その顔ぶれに関連性は見られず、誰が引き起こしているのかも、その意図があるのかどうかすらもまだ不明。
一説には「この世界は泡沫のようなものであり、他次元との境界が曖昧なため、近づいた別の次元のものを取り込もうとしてしまう」といわれているが、これも推測の域を出ない。
魔術についてのお話 †
元素魔術 †
この世界で一般的に“魔術”といえば、この系統を指す
大気に満ちた自然の魔力(マナ)を、自分の魔力(オド)で加工・操作するのが基本
「オドで作った設計図を基に、マナで完成品を作り上げる」という形
もちろん、個人が扱えるオドやマナの量には個人差があり、それがそのまま魔術師の技量に直結することもある
記術 †
描いた魔力文字の意味を抽出し、現象に変える術~ 文字の意味を現実化するため、発生現象のぶれはないが、「応用が効かない」、「効果範囲が小さすぎる」などといった欠点が多い
使用者も少ない廃れた系統である
錬成魔術 †
元来魔術はその人の精神状態によって、威力を大きく左右されてしまう
そのため、人によっては十分な威力を引き出すことができなかった
それを克服するため、あらかじめ武器として作り出し、攻撃に使うものとして意味を固定することで、破壊力を押し上げるのがこの系統である
今は使い手もあまりいない、古びた系統でもある
技術についてのお話 †
魂鉄 †
- 人や動物などの生命の源、いわゆる“魂”から生み出す色とりどりの物質をこう呼ぶ
鋳造都市《ヘッケンバウム》に伝わる技術の中でもかなり古く、遺失技術と呼ばれる部類の技術で生み出されたそれは、その生き物の魂によっていろいろな特性を持つことになる
それを練り合わせて鍛錬された金属で作られた武具は、その魂鉄の持ち主に非常によく馴染むものになる
この武具を求め、ヘッケンバウムへ足を運ぶ冒険者は今も後を絶たない
種族についてのお話 †
竜についてのお話 †
竜とは †
- 言語を解することのできる、長い時を生きた鉱石生命体である
- 大地に根付くあらゆる鉱石が、地表を伝って流れる魔力を蓄え、その構造を組み替えていった結果、生まれたのが竜族である
- 彼らに共通する特徴は、まず第一に体表が各種鉱石、ないしその成分と大きく一致するものというもの
次に、空を飛ばない(一部例外はあるが)
最後に、核(人で言う心臓)を体の体表のどこかに持っている
という、三つのものがあげられる
- さらにもう一つ、他種族には見られない特徴がある
それは、他者に命を奪われた場合、そのものの身を護る守護者として転生する、というものだ
- ある竜は、彼を殺したものの鎧となって、以後永きに渡って彼を守護したという
- 古来より伝承として残る、「竜の血を浴びたものは不老不死の力を得る」という話は、この特徴が元なのではないかというのが、現在の研究者達の間での一番有力な説
- ただこれは必ずしも恩恵ばかりではない
長く竜とともにあるものは、いつしか自分も竜へと変質してしまうのだという
いわばこれは、竜が最期に仕掛けた呪い、とも呼べるのだろう
竜の力 †
現在、「竜の力を引き継いでいる」と明確に宣言しているのは、ヒュルト一人のみである。
ただ資格だけならば、フレジアも該当する。
もっとも、彼女に言わせれば、「知人を殺してまで、力を求めるつもりはない」、とのこと。
⇒ヒュルトに力を悟らされるという形で、リックも「竜の力を引き継いでいる」ことを自覚することとなった。
彼によれば、まだまだ他にも力を引き継いでいるものはいるはずだ、とのこと。
能力についてのお話 †
魔眼についてのお話 †
御伽噺 †
- 《1》
それは、かの魔神が、人も、竜も、魔物も手を取り合って生きていた世界に現れたことが始まりでした
魔神は自らを“妖眼神 ゼルマ・ゾルグ”と名乗り、世界のすべてを闇に落とそうと、争いを始めたのです
もちろん、人々がそれを素直に受け入れるわけもなく、彼らは竜や魔物達とともに、この魔神に戦いを挑みました
- 《2》~ ですがゼルマの力は恐ろしいものでした
魔神と呼ばれるにふさわしい魔力、配下となる強大かつ多勢なる魔物の群れもそうですが
それよりもさらに恐ろしいものが、ゼルマ自身の持つ《七つの魔眼》でした
時を止め、あらゆるものを飲み込み、睨んだものを瞬く間に灰へ変える~ その視線を遮ることは、日の光を、夜の闇を遮ることよりも難しいものでした
家系についてのお話 †
アシュタッド家 †
+
| | アシュタッド家の概要
|
本来アシュタッド家は、東の大陸に住まう王族に仕える、運命詠みの一族だったとされる。
占星術などを用いて王家の採るべき道を指し示したり、不幸を遠ざける術を与えたりしていたそうだ。
しかし時が経つにつれ、その能力は陰りを見せ始める。
このままでは一族の存続も危うい
- そう感じた中枢の者たちが思いついたのが、「魔術への特化」だった。
これは、ただ単に魔術の力を上げようといった類のものではない。
特化、という言葉が示す通り、「ある一種の魔術に対しての絶対的な親和を得る」
- それが、彼らの目指した改革だった。
全に秀でることより、一を究めることを優先したのである。
結果的にこの改革は成功し、彼らは常人より頭一つ上の魔力を体得することができた。
得手より不得手のほうが多かったものの、結果を求められる場において確実に成果を上げたことから、アシュタッド家は世代交代を迎えても変わらず徴用され続けたという。
それから数世紀後、エニル・アシュタッドの失踪によって、彼らは血族断絶の危機を迎えることになる。
その事態解決のために、彼らはある英断を下す。
今までのアシュタッドの血を薄め、新しい力を求めようとしたのだ。
その白羽の矢を立てられたのが、当時「魔眼」を宿していた、エリーシアだった。
放浪の民の一人として暮らしていたエリーシアは、アシュタッド家の申し出に最初は難色を示したものの、育ての親の説得もあり、最後にはアシュタッド家の養女として彼らの一族に加わったとされる。
(余談ではあるが、この時期、エリーシアが失踪していた期間がある。
彼女は冒険者としてお忍びの旅をしていて、数度の冒険の後に帰還したらしいのだが、そこには幾つかの謎があったらしい)
それから数年の後、彼女の子供達が生まれる。
彼らは一族の望み通り、母の「魔眼」を受け継いでいた。
アシュタッド家には二つの血筋がある。
一つは「一を究めた魔術師」の血筋。
もう一つは「魔眼をその身に刻んだ異能者」の血筋だ。
今日では単に「アシュタッド」といえば後者のほうになり、あえて前者を「古いアシュタッド」と呼ぶこともあるという。
|
「古いアシュタッド」の一人にして、キーパーソン。
得た素質は「攻撃」の魔術、特に闇に関したもの。
一度没したが、紆余曲折あって、人形から進化した半人のような状態で今も生きている。
現在は冒険者ギルドの調査員の仕事に就いており、夫や家族には出張中と扱わられている。
エニルの娘にして、「古いアシュタッド」の実質的な末裔。
イーモールの血もひいてはいるが、妹のドロッセルとは違い、アシュタッド側の血を色濃く受け継いだらしい。
得た素質は「結界」。並みの衝撃や魔術なら完封できる程の腕を得ている。
現在は出張していた母の元へ身を寄せ、護衛依頼を中心に冒険中。
新しいアシュタッドの一人。
得た魔眼は「遅瞑」(後に封印がほころび、「怠惰」に覚醒する)
覚醒した魔眼の影響で、歳をとらない状態にある。
「見てとれる、または自分が認識できるものであるなら、それがどんなものであろうと停滞させる」魔眼は強力。
だがその分精神への影響が強く、今は不安定な状態にある。
過去、自分と同じく七罪の魔眼、「高慢」に覚醒した妹と戦い、それを下した経験がある。
ガングリード家 †
竜の力をその身に宿した青年。
“竜帝”と呼ばれたその竜の力を、主に自分の名誉欲のために使っていたが、徐々に力を人前で揮うことはなくなっていった。
一方で、ギルドとは無関係に、独自の治安維持活動を行なっている。
冒険に失敗して没したと思われていたが、実際には危機に瀕したことで竜の力がさらに覚醒し、事なきを得ていた。
ただしそれ故に竜魂との同化現象が進んでいて、瞳は人のものではなく、首筋には鱗が生えてしまっている。
いずれは自分が新しい竜帝になることを理解しているが、それに対する抵抗は今のところない。
時たまエニル・アシュタッドの依頼を受けて行動することもある。
ゼーランド家 †
右腕に呪いを抱え持つ元少年。褐色肌に赤毛が特徴的。
その右腕はある事件を境に精霊に呪われて樹木のようになってしまっており、それが原因で生まれ故郷の村を追い出された経歴を持つ。~ 性格は好奇心旺盛なタイプ。それは歳を取ってもあまり変化はないかもしれない。~ 故郷を追い出されたこともあり、右腕にはあまりいい感情は持っていなかったが、流れ着いた中央都市《レイオール》にて、自分以上の常識外に触れ続けた結果、いくらか態度は軟化していった。~ 学園に入学、卒業していくその過程で、自分の右腕に異能があることを知り、それを扱えるように訓練した結果、一種の魔術打撃のような技を体得する。
しかしそれ以外に魔法は扱えず、それがコンプレックスになっていた時期もあった。
後年、暴走した精霊の引き起こす事件に多く関わるようになり、その中で、自分の呪いが精霊が起こしたものではなく、自らの内に宿っていた竜の力の暴走であるという事実を知ることになる。
その力を危険視したヒュルトに何度か命を狙われるが、彼の心変わりもあり、その力の制御方法を学ぶという形で、彼の弟子となる。
現在はヒュルトとは別行動で暴走した精霊の鎮圧を行ないつつ、天界へ辿り着く方法を探し回っているとのこと。
その他の家系 †
貧民街の小さな劇場に身を寄せる、スタイル抜群の踊り子。
娼婦も務めており、それなりに人気は博しているらしい。
一方で、この街の裏事情にも通じており、エニル達に請われて情報を提供することも多々ある。
「自分はもともとは西のほうの王族だった」などとうそぶいているが、真偽のほどは定かではない。
第四回聖杯戦争に置いて、「ダンサー」として召喚されたのは彼女の未来の可能性の一つである。
鋳造都市《ヘッケンバウム》において、最高責任者を務めていた老人。
彼の鍛えた武具を携え、偉業を成し遂げた勇者は決して少なくはなく、ヘッケンバウムに置いて過去最高の名工と称された。
かつて有翼の少女と恋仲だったが、その最後を看取れなかったことを死の間際まで悔み続けていたらしい。
死後、彼の亡骸は何枚もの鳥の羽と共に火にくべられた。享年63歳。
黒コートに身を包み、記術、と呼ばれる独自の体系を持つ術式を使う少年。
師匠ともども“竜狩り”を使命としており、その術の力を持って彼らと相対し、戦っている。~ その因縁のため、ヒュルトとは何度もぶつかり合っている。
まだその決着はついていない。
この街の一角にある天海神社の巫女にして、一時世の中を騒がせた怪盗。
ワイヤーガンを駆使して宝石や芸術品を盗んでは、それらの本当の持ち主へ返す、ということを何度も繰り返していた。
その最中、いろいろな魔導具と関わり、その方面への造詣は深いらしい。
今は子供に恵まれ、巫女として神事に携わりながら、幸せに暮らしているそうな。
本棚 †
真新しい本棚には、幾つかの本が置かれていた
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| | ちょっとした解説
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《魔術師たちの理想郷編》
- 1stシーズン -- エニルの時代
- 最古参であるエニル・アシュタッドの生誕やその没落、復活などの物語
- 2ndシーズン -- ゼレイクの時代
- 「新しいアシュタッド」であるゼレイクの生涯や、新旧アシュタッドのいがみ合いの始まりを描く
- 3rdシーズン -- フレジアの時代
- エニルの娘の一人であるフレジアを中心とした、アシュタッドの血筋の絡み合いの物語
- 4thシーズン ---Coming soon!
《竜の王》編
- 1stシーズン -- 竜帝、目覚める
- ヒュルトが《竜帝》ドラグレイザーと出会ってその力を手に入れ、それを求めていた組織や、竜を殺すことを生業とする者たちとの戦いを繰り返し、成長していく物語
- 2ndシーズン -- 樹竜、轟く
《風の怪盗》編
- 0
- ラウディ・アルタネイトを中心とした、数々の魔導具や武具の生誕をまとめた短編集
- 1stシーズン -- 怪盗、はじめました
- ティリス・ワールナイトがその家業、怪盗を次ぐまでの紆余曲折。学園ラブコメ。
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内緒のお話 †