獣人小隊所属 弾雨のコルネリス |
名前: | コルネリス・カレンブルク | |
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年齢: | 12 |
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性別: | 男 |
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出身地: | ザーラ公国の植民地 |
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職業: | 貴族の息子 |
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志願理由: | 市民を守る為 |
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企画: | 小鬼戦争 |
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戦闘方針: | カジュアル |
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好き: | おやつタイム |
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嫌い: | 現実から目を背けること |
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BGM: | カナシミレンサ |
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全身図: | ◆ |
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「鉛の雨を降らしてやるのだ、傘を差しても防げぬ豪雨を小鬼どもに!」 ―――戦場到着時の第一声 |
終戦間もないグロムへ、治安維持と復興支援と称して艦隊を派遣し砲艦外交を目論むザーラ
しかしそれは、スラフィア総督の必死の訴えにより寸前のところで回避された
不平等条約を締結したところで、利益も薄く…なにより国際世論を敵に回すべきでない、と
武器を振るわずとも争いを回避できる方法はある、とこの時気付かされたコルネリスは政治の道を志す
そしてスラフィア総督府の公邸では、白い犬が飼われるようになった
それは世代を経ても、常に「ウィット」と呼ばれ、皆に親しまれたという
気がつけば庭を埋め尽くすほどとなったドッグフラワーと共に、総督府のイメージを新たなものとしていった
戦争でコルネリスが駆ったハルフェ号はといえば、最低限の修理のみ施して 戦争博物館に展示されている
当時の被弾の痕もそのままに、戦争の生々しさを国民に伝え続ける
そして戦時中、肌身離さず持っていた黄金銃、ゴールデンエイジは…彼の部屋のケースに飾られている
その横には、皆と撮った写真と…Jagthundの部隊章。
今もその輝きは失われていない
その後コルネリスは、総督の地位を継いだ兄と共に、彼を補佐し…長年に渡ってザーラの領土に平和をもたらした
その隣には、常に小柄で金髪の鬼メイドロボの姿があったという…
スカートを脱ぎさり、ズボンを穿くようになってからも…年老いて腰が曲がってからも…
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| | もうひとつの「その後」
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この戦争の裏で、破壊の限りを尽くした傭兵部隊「カラミタ」についても…私の知る限り語っておこうか
グロムでの戦闘が終了するや、彼女らは速やかに引き上げていった
まるで次の雇い主と、戦場が決まっていたかのようにね
次にカラミタが歴史の表舞台に上がるのは、クルール大陸のフォスキア内戦だ
大国同士の代理戦争と化してしまったんだが、反乱軍側に加担してゲリラ戦で政府軍側を大いに苦しませたという
実際、泥沼化したお陰で内戦終結が二年は遅れたといわれている
無論、この戦争でも敵兵への残虐な処刑、民間人の殺害及び略奪行為は目に余った
こうなると反乱軍にとっても厄介者でしかない。秘密裏に処理してしまおうと、刺客を送り込んだのさ
結果、反乱軍の1個小隊が壊滅し…輸送機1機が軍資金の金塊と共に奪われ、まんまと国外へ逃亡してしまった
しかし彼女らの悪運も、数年後の第二次大陸紛争が最後だった
ルジアーダ東部戦線で村を2つばかり灰にした後、味方空軍によって数時間にわたる熾烈な爆撃を受けた
後の歴史書では公式には誤爆だった、とされているが…彼女を始末する為だったのは明白だ
なんでもこの時使われたのは戦略爆撃用の重爆撃機で、幾つかの都市を瓦礫の山にできる程の投下トン数だったそうだ
結局、カラミタは崩壊したが…そんな有様だったんで、死体はもう誰が誰なのか判然としないまま
リーダーの愛用してた鉤爪が黒コゲで見つかったのが唯一の痕跡だったそうだよ
そのリーダーってのが、ちょうど姉さんみたいな兎族の亜人でね…
…おや姉さん、もう行くのかい?確かに、あまり酒が美味くなる話ではなかったね
(原因不明の火災現場となった酒場から発見されたボイスレコーダーより)
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三行
わたしはもう迷わないっ †
部屋の扉には「ザーラ公国グロム方面派遣軍臨時司令部」と手書きされた札が下がっている
以下設定 †
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| | 事の起こり
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事の起こり
南洋に植民地を持つ海軍大国、ザーラ。グロム王国から遠く離れたこの国は、この度の侵攻に「我関せず」の姿勢であった
ただでさえ植民地の暴動を抑えるために戦力を常に割かねばならず、海賊対策など航路の安全確保にも艦艇を必要とする現状で
他国の消耗戦に巻き込まれることは避けたいという思惑があり、良識ある一部の貴族や軍人は、援軍を送るべきと進言したが
それらは少数派であり、その提案の悉くが却下された。
ザーラ植民地スラフィア総督、カレンブルク家もその少数派のひとつであった。
本国の決定には従わざるを得ず、援軍は派遣できない事になっていたが
コルネリスは父である総督を説得し、軍とは無関係に単独で戦地へ向かう許可を得る。
ここで功績を上げれば本国の気も変わるかもしれない。そうでなくとも家の名声は高まるというもの
そんな期待を胸に、数名の世話係を引きつれグロムの地に足を踏み入れたのであった。
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外見
長く伸ばした白い髪をツインテールに束ねた少年。リス獣人の血が混じっており、非常にふんわりした耳と長い尻尾を持つ。
ザーラの貴族の間では、男児は15歳まで魔除けのために女装するしきたりがあり、コルネリスもこの伝統に則っている。
背丈は低く、130cmあるか無いかといったところ。当然、装備を除けば非常に身軽である。
内面
貴族としての矜持と責務を理解し、民衆のために矢面に立って戦うべきとする正義感を持つ。
反面、年齢相応な部分もあり、まだまだ甘えたい年頃。親元を離れ、異国の地で戦場に出ることに恐怖と不安も抱いている。
大人相手にはしっかりとした面を見せなければと張り切るが、歳の近い者相手であれば本音を吐露する事もあるかもしれない
夜一人でトイレに行くのが怖いなどとは、そうそう言えやしないのだ
また、僅かな期間ではあるが退役した軍人から戦闘訓練と座学を受けており 基礎的な知識だけはある
にも関わらず、時折大胆な発想やまるで実際に経験があるかのように作戦を発案するのは、世話役の入れ知恵によるものが大きい
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| | 装備品
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装備品
- 栄華を偲ぶ銃
伝説のガンスミス、バレーラが製作した二挺セットの黄金銃。持ち主に幸運をもたらすといわれている
通常のセミオート拳銃の下に、独立した銃身とトリガー機構がついており、弾切れやリロード中に不意を突かれた際に反撃できる
下の銃身にはリム付きのマグナム弾を1発装填、前方トリガーのダブルアクションで発射する
上の銃身はオート用のリムレス弾を7発、マガジンに装填。後方トリガーのシングルアクションでの発射となる
右手用と左手用で左右対称にできており、排莢方向もそれぞれ逆となっている
全体にエングレービングを施し、パールグリップをあしらった装飾はやや悪趣味
不思議と故障することがなく、とても頑丈
- 盾
これといって外見上は特徴のない、強いて言うなら外枠が金メッキされた盾
コルネリスはこれを尻尾に装着し、第三の腕のようにして防御したり、シールドバッシュを行う
尻尾を前に持ってきて上半身を盾でガードし、その脇から二挺の銃を構えた状態を「強襲形態」と呼称している
また、先端裏側に伸縮式のブレード(ナイフサイズの物だが)を仕込んであり、緊急時の武器として機能する
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| | その他、補足
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その他、補足
- 肩当てとグリーブは金属製だが、腕と肘の防具は革製で動きを妨げないように配慮している
- スカートに固定されたホルスターやマガジンポーチも、部分的にであるが防御効果を持つ
- スラフィアの貴族はたとえ総督であろうと、本国の貴族に比べると格下扱いになり発言力はあまり無い
- スラフィアにおける主な特産品は香辛料。その他天然資源も豊富に産出する為、他国に狙われやすく本国は神経を尖らせている
- 世話係のうち戦闘可能な者が交代で1名、支援兵として戦場に同行する
- 装備品はストックつきのミリタリーピストル、ワイヤーカッター、予備弾薬、医薬品と応急キット類
- 積極的な戦闘支援は行わず、サポートに徹する 討伐数の記録係という意味合いが強い
- 世話役はスラフィア植民地軍から抽出した面々であるが、そのうち一人はスキンヘッドで後頭部に妙な刺青があるらしい
- コルネリスに対する戦術的な入れ知恵、及び戦車組み立てなどの指導は大抵この男によるもの
- 機械整備は貴方の得意分野だったわよね47?とばかりにマルチな才能持ち
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駆逐戦車 ハルフェ号
破壊したゴブリン戦車や、本国から船便で調達した部品類を組み合わせて建造した寄せ集め車輌。
(画像)
名前の由来はカレンブルク家の家紋である竪琴からで、車体側面に記入されている
諸事情と防衛戦という状況から、独立した旋回砲塔を持たない駆逐戦車として完成した。
乗員は5名(車長、操縦士、75mm砲砲手、同装填手、37mm砲砲手)
その性質上、待ち伏せ戦術を基本とするが 有効な対戦車兵器を持たない相手には歩兵支援車輌として運用することも可能
グロムの地形を考慮し、路外走行が多くなること、塹壕戦が行われていることからこれに対応した足回りとなっている
もはや材料となったゴブリン戦車とは似ても似つかぬシルエットとなったが、彼らの戦車にない装備として尾橇がある
車体後部に装着された橇状の傾斜板で、塹壕を乗り越えた際に車体が転落するのを防ぐ部品である
ここに装備品などを積んで運搬するといったことも可能
車内通話用のインカムはあるが、無線通信機は搭載されていない(外部に連絡する相手がそもそも居ない)
車体ハッチは操縦士用の前部、37mm砲上面、砲隊鏡を出して使う上面右側、キューポラ上、弾薬搭載用の後部と5箇所
また、車体側面に装着されたシュルツェンは個別に取り外して随伴歩兵用の盾として使うこともできる
【武装】
- 75mm砲
車体右側寄りに装備された対戦車砲。高初速で貫通性能も高い
左右に僅かな射角と、そこそこの仰俯角がとれる。徹甲弾が主となるが、榴弾も数発搭載される
- 37mm砲
対歩兵戦用として用いる副砲。車体中央から左前方の限定射界を持つケースメート方式
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| | 決戦仕様
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元々迎撃戦を想定した車体で侵攻を行うにあたり、主に装甲を増強した最終形態
敵戦車から剥がした装甲板や予備履帯、転輪などを各部に装着し、シュルツェンを2枚重ねにしている
キューポラ上部に即席の銃架を設け、ここにサブマシンガンを装着 接近する敵に対抗する
また、正面からの矢や銃弾程度なら防げる防盾もついているが、半身を出しての射撃はやはり危険
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傭兵部隊カラミタ
年齢、経歴不詳の少女
タミーをリーダーとする傭兵部隊。コルネリスの父が雇い入れ、増援として派遣した
ハルフェを運用する際の随伴歩兵、及び斥候としての役割を与えられているが、出撃のない時は単独で遊撃戦闘も行う
部屋は割り当てられておらず、戦車付近にテントを張っての野営
どこかの軍の懲罰部隊が母体であるといわれ、ザーラ公国のある大陸では小国の軍事顧問や各種不正規戦闘にて暗躍。
影では略奪や拷問、虐殺などの非道な行いが多く、悪名高い部隊だが、実際にそれらを証明する証拠が挙がったことは一度もない
一般隊員の主な装備:
火炎放射器付きサブマシンガン、白燐手榴弾、トレンチナイフ、ガスマスク
【鉤爪兎のタミー】
コードネームであり、本名その他個人情報の一切が不明。兎の亜人種で性別が女だという事だけは外見から分かる。身長160cm程度
隊員からは「大尉」と呼ばれており、これが元の階級なのではないかと推測される
ガントレット状の鉤爪「パンダ・アーム」を用いての近接戦闘を得意とする
パンダの顔がついたぬいぐるみのようなふざけた武器ながら、殺傷能力は高い
一般隊員同様、サブマシンガンや手榴弾も携行する(銃に関しては左右どちらの手でも扱えるが左手の方が得意)
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| | 自分用BGM
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要塞にて | ◆ | 日常 | ◆ | 出撃準備 | ◆ | 戦闘(有利) | ◆ | 戦闘(不利) | ◆ | 対戦車戦 | ◆ | 傭兵部隊カラミタ行動中 | ◆ | VS傭兵部隊カラミタ | ◆ | 決戦 | ◆ |
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判定及び相談用 †
なおす