名簿/515276　名簿/515115

へんしゅう／さぶーん

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  • 二人の故郷への旅路が終わり、ロシェの故郷…ハロウィンの国へと辿り着いてからどれ程の時間が経っただろうか。
    エテルネル本家の屋敷で盛大な歓待を受け、随分と帰郷に時間がかかったと思えば嫁を連れてきた事を驚かれ…
    驚かれこそしたものの、既に始祖ドルミールから随分と気に入られている事も有りクリエは誰からもその存在を歓迎された
    何せ、百年以上も皆が待っていた次代の族長、未だ候補の身とはいえその適正は歴代でも屈指とされているロシェが早くも伴侶を得たというのだ
    吸血鬼は…特に、このハロウィンの国の吸血鬼達はロシェ自身がそうであることからも分かる事だがゴシップをこよなく愛する性質にある
    その中でも特に人気があるのは恋話。恋話が好き、という事は恋愛に対して一家言を持つものばかりということで
    長命種であるというも手伝ってか…自身の恋愛に対しても妙なこだわりを持つものばかりで、晩婚化が年々進んでいるのが実情である。
    そんな吸血鬼にあっていまだ未成年でありながら恋人どころかプロポーズまでも済ませたというのだからその話題は吸血鬼だけに留まらずハロウィンの国全体にセンセーショナルに広まっていった
    …当然、話題の渦中であるところのロシェとクリエの事はハロウィンの国の住民達…魔族達に一気に知れ渡る事となり
    久方ぶりの代替わりということも有り、この国に暮らす魔族、その族長達への挨拶周りではその事を盛大に祝われ、弄られたりもした
    そして何よりも…緊張したであろう、ロシェの実家への訪問…というよりも、帰還。クリエにとって初対面となる…新たな家族達であるが
    ロシェとは随分と異なりなんとも「らしい」容姿をした吸血鬼である父親
    ロシェと良く似た穏やかな笑みが良く似合う、しかし凛とした美しさを持つ母親
    そして…話だけは聞いていた、ロシェの双子の「弟」…良く似てはいるが、ロシェとは異なる切れ長の目が父親と良く似たミシェール。
    ロシェの直径の家族であるこの三人は…初顔合わせの段階でこそ、緊張からか厳かな雰囲気が漂っていたものの
    暫し話をしていれば…気がつけば、なんともロシェの家族らしい穏やかな雰囲気へと変わっていった
    …ミシェールこそ、何処かクリエを目の敵のように扱っている節こそあったものの、根がロシェと同じく優しい事は察することができた
    と、それらしいイベントこそ目白押しだったものの…慌ただしく動き回る事が多かったのはせいぜい、帰郷してから一年程度であっただろうか -- 2025-07-08 (火) 22:41:54
    • クリエがハロウィンの国で始まった、新たな生活にも随分と慣れてきた頃
      …実はエテルネルの一族の族長、という役職が一種の名誉職であり。実務を取り仕切るものは別にいるという事。…ついでにミシェールがその役割を担おうと国元へ帰ってからは猛勉強をしている事。
      族長の役割は一族の象徴であると共に、何事かが起こった時始祖をその身に宿し一族を…ひいてはハロウィンの国を守護するハロウィンの国の切り札である事。
      その為に始祖のご機嫌を取り、また親和性を高めていく事を何よりも優先する必要があり、実際に執り行う仕事自体はそれ程多くない事。
      …等というロシェも全く知らなかった事実がアレコレが次々明らかになり、ある程度落ち着いた今となっては日々成さねばならないような仕事がそれ程多くは無く…空いた時間は好きに使っても良いという。
      …ヘタをすれば何もしなくとも日々の糧には困ることが無い、堕落してもおかしくない環境に身を置くことになってしまった訳だが…
      二人は、その空いた時間を使って…学園で学んだ事。クリエが元より学び、実践してきたことを活かしてちょっとした仕事を始める事にした
      そう、薬屋である。エテルネル一族の持つ…繁華街からは少し離れたところにある。どちらかといえばこの国の主産業である観光向けではなく、土地に暮らすものに向けた商店街の一角にある小さな家屋。
      そこを貰い受け、二人で少しずつ改装をしてゆき…これまた、エテルネルの持つ農業地帯…ブラッディトマトの大農園、その一角に小さな土地を借りて商品を作るための薬草や日々を彩るちょっとした野菜等を作り。
      何か事がある場合にはエテルネル本家に寝泊まりする事もあるものの、愛し合う二人にとっての愛の巣…兼仕事場はそうして作られた。 -- 2025-07-08 (火) 22:42:18
      • 時には奇妙なトラブルが舞い降りて出張る必要が出たり…アカデミーの同級生が訪ねてきたり…小さな騒動や嬉しい出来事に事欠かなかったが
        緩やかに流れていく時の流れは概ね緩やかで、穏やかに過ぎていく
        誰にも邪魔をされる事も無く………いや時に始祖の悪戯やちょっかいこそあったものの…彼女は新米夫婦の邪魔こそしなかった………愛を深めていく中で
        それこそここに至るまでの旅の途中にも度々あったのだ、当然ながら愛を確かめ合う機会は徐々に増えていった
        初めて身体を重ねたのは、確か帰郷を果たし…言葉だけ、想いだけではなく。形式張った形で、公に夫婦と認められた日だっただろうか
        それ以前から度々、互いを慰め合うような形で愛撫しあう事こそあった。あったが…お互いに最後の一線を越えるのは、旅を終えてからだという意識があったのだろう
        それを言葉として確かめ合う事ことなかったが、互いの純潔は紙一重のところで守られ続けていたのだ
        …とはいえ、旅の一幕からしても分かりきっていたのだが、互いに小さな体躯をしたこの男女。心の相性はもちろんの事であったが…身体的な相性がまた、抜群に良かった。
        知識こそあれど実践経験は当然無く、元々の希少に加えてことクリエに対して慎重で…ともすれば臆病とも言える程大切に扱うところのあるロシェ
        思い切りが良く、奉仕心と好奇心が旺盛で愛情を隠そうともしないが、知識も技術も心許無いクリエ
        それぞれ違った意味での拙い愛撫ですらも、ともすればそのまま溺れてしまいそうな程に感じ合い、昂りあった経験のあるこの二人だ
        ………実際に身体を重ねてしまえば、愛を確かめ合うその行為の虜となることは、当然の帰結だったといえる
        それこそ、互いの初めてを捧げあった時ですら…身が溶けるほどに交じり合い、気を失うまで身体を重ね続けていた程だ
        覚えたての段階ではそれこそ、僅かな時間を惜しんで身体を重ねて…そんな日々が暫く続いてようやく、揃って少しは自重をしよう、と。そう取り決めをするに至る程だった -- 2025-07-08 (火) 22:42:39
      • …さて、そうして名実共に夫婦となり、愛情を更に積み重ねて、あの日誓ったように幸せを与え合いながら過ごしていく長い長い二人の時間、その一幕。


        まだ二人が夫婦となってから、それ程の時間が流れていないとある日のこと。
        珍しくその日はロシェ単独での族長としての仕事があり、朝早めの時間から夕方頃まで外出をしていた
        後ろ髪引かれるようにやれ留守の間は来客に気を付けて、だのとあれこれ心配そうな顔をして言付けられ。珍しく一人の時間が訪れたクリエ。
        未だ変わらず愛らしい顔をした小さな吸血鬼が隣にいる事はもう当たり前の事で。もう既に沢山の幸福が与えられているにも関わらず。
        それ程長い時間を離れているという訳でもないというのに何処か喪失感があり、薬屋のカウンター内に腰掛け店番をしながら少し憂鬱な時間を過ごしていた
        「ひま…ですねぇ…」
        小さく、呟いてみてもそれに応える声が聞こえてくる事はない。静かな店内にただ虚しく響き渡った
        カウンターに突っ伏してみたり、店内在庫を整理してみたり…何かしら調薬をしようにも常備在庫は潤沢にあって
        そもそも観光業の盛んなこの街の事。日中、住人向けの区画には然程人は多くなく、大抵の場合忙しいとは程遠い。
        「…お客さんも来そうにありませんし、畑の様子でも見に行きましょうか。ぼんやりしててもしょうがないですし…」
        何度時計を眺めてもちっとも進んでいかない針を見やり、一つため息をついて立ち上がる
        ただでさえ、時間が過ぎていかないのだ。身体を動かした方がマシ、と考えて。店の看板をひっくり返し『お急ぎの方は農場にお越しください』とメモ書きを添えて
        いつものスカートから農作業用の薄手のズボンに履き替えて店から出ていくのだった
        「…前は…アカデミーに通う前は、一人の時…どんな風に過ごしてたんでしたっけ…？」
        畑へと向かう道すがら、そんな事をぼんやりと考えていた -- 2025-07-09 (水) 20:29:16
      • とはいえだ。畑も頻繁に手入れ自体はしており…今特に急いでやらねばならないようなことはなく
        雑草を毟ったり、魔法も使わずわざわざじょうろで水やりをしてみたり
        もう少し、と言ったところで収穫するにはまだ早い作物の様子を眺めたり
        簡単な作業を終えてもほんの少し汗をかく程度で、また手持ち無沙汰になってしまった
        畑の一角にある休憩スペースに腰掛けて。水筒に入れてきたお茶を一口。タオルで簡単に汗を拭って。暑くもなく、かといえ寒い訳でもない丁度よい気候の、良く晴れた空を見上げる。
        人間を辞めてから、２年以上の時間が経っている。正直なところ、吸血鬼になった…という実感はそれ程無く
        人間だった頃と同じく、こうして太陽の下農作業をすることだって出来てしまう。…流石にもっと日差しが強ければちょっとはしんどいが。
        故郷を離れ、冒険者の街でアカデミーに入学した。
        今までには無かった環境で、初めて出来た同年代の友人たちと本当に賑やかで、本当に楽しい学生生活を送る事が出来た。
        夢のような生活はあっという間に過ぎ去って…アカデミーを卒業する頃、身体が思うように動かなくなり、未来を諦めかけた。
        諦めようとした、そんな時に…女の子のような顔をした吸血鬼の男の子が。本当に奇跡のようなタイミングで…自分を訪ねてくれた。
        そうして諦めようと思っていた全てを打ち明けたその後…彼は、諦めようとしていた未来へ向かう道へ手を引いてくれた。
        …そうして今、自分はここにいる。
        「…ほんと、ワガママで…甘えん坊になっちゃいましたねぇ。ほんとなら、今、ここにいれるだけでもしやわせな筈なんですけど、ね。」
        そうなっていいと、彼から直接言われたことではあるが。
        たった半日、離れているだけなのに。吸血鬼だと言うのにぽやぽやと温かい笑顔を浮かべる少年が今、隣にいないことを寂しいと感じた。 -- 2025-07-09 (水) 20:29:36
      • 近くの畑で農作業に勤しむ顔なじみのライカンスロープの夫婦を訪ねてみたり
        アカデミーの同級生と同じくついつい瓶を投げつけたくなってしまう、オークの老夫婦に声をかけられお茶を飲んだり
        なんやかんやと時間を潰してそろそろ日が沈み始めるか、という時間になった頃、クリエは家路へついた。
        「早くても夕方頃…遅ければ夜って言ってましたっけ。とりあえず、おゆはんの準備はちゃんとしておいた方が良さそうですねっ」
        店番をしていた時に比べれば、明るくなった表情で食材の備蓄がどうなっていたか…等と考えていた時だった
        …クリエにとって、吸血鬼になってから最も変わった事が何かと言われると。五感が随分と強化された事が一番実感の湧く違いだっただろう。
        先ほど実感は余り無い、等と考えてはいたが。ただの人間のそれと比べて吸血鬼は感覚が鋭い。
        その中でも特に、嗅覚。
        吸血鬼は、自分の獲物の匂いを決して忘れず。どんなに雑多な匂いがする中からでも唯一つ、自身が狙うそれを嗅ぎ分ける嗅覚を持っている
        …そんな、敏感になった鼻が、クリエの唯一を嗅ぎ分けた。
        「…！」
        もうそれ程距離が離れている、という訳でもないというのに駆け出した。
        その香りは、自分達の暮らす家から漂ってきているという事に気付いて…バッグから急いで鍵を取り出しながら。走る。
        慌てて家へと飛び込んで、薬屋の店内に「獲物」の姿が無い事を認めればニ階の居住区へ。
        リビングにもその姿が見当たらなければ…その匂いが漂う、彼の自室へと。ノックもせずに扉を開いて飛び込んだ
        …もしもこの時クリエが、もう少し冷静であれば。何かがおかしい、ということに気が付いていただろう。
        漂ってくる彼の香りが、何時もとは少し違うという違和感に。
        …その僅かな香りの違いを何故か知っているという事に。そして…それを何処で嗅いだのか。それは人間を辞める前…アカデミーで起こったとある出来事が原因だという事に


        「おかえりなさいですっ！ロシェさん！ただいまでもありますっ！！！」
        「ふぇぇっ！？」

        自室に飛び込んできたおよめさんの姿に目をまん丸くして驚いている吸血鬼の少年の姿は…
        余りにも、メイドであった。 -- 2025-07-09 (水) 20:30:09
      • 「わぁ……！（なんか目輝かせてる）」
        「あれぇ…？なんででしょうねぇ…？数年ぶり三度目くらいのデジャヴを感じますぅ…？」

        何故もう帰宅しているのか。何故メイドなのか。それらを問いかけるよりも前に眼前の大好物に目を輝かせる責務がクリエにはあった。
        そしてその輝く瞳を吸血鬼らしく眩しそうにしながら速やかに目を死なせる義務がロシェにもあった。
        暫し、目を輝かせてだんなさまメイドさんを見つめるおよめさんと、そんなおよめさんと対象的にどんよりと目が死んでいくだんなさまメイドさんという構図で静かな時間が流れた

        「…えっとぉ…おかえりなさいませぇ、お嬢様ぁ…？それと、ただいま…ですぅ………」
        「あっ…久しぶりのお嬢様ぁです………じゃなくてっ、えとえと…ず、随分と早く帰ってこれたんですねっ。もっと遅くなるのかと思ってましたっ！」
        メイドのことは取り敢えず横に置いといて。いや置いておけてもいないがどういう訳かメイド服姿のだんなさまに近寄るおよめさん。
        そうして近寄ってみれば、ようやく先ほど気付けたかもしれない違和感の正体に気付いた。
        遠目に見ればただただ余りにも違和感が仕事をしないメイドさんであるが、普段と比べてそのシルエットはそこはかとなく丸みを帯びており
        鼻をくすぐる香りは、何時も通りの甘い少年の香りと、余所行き用に僅かにふりかけていた自分の作った香水の香り、そして…

        「…あれ？もしかして、ですけど………女の子になってます？」
        「…やっぱりお嬢様にはぁ…分かっちゃいますよねぇ…二度目、ですもんねぇ…」

        そう、この吸血鬼どういう訳かＴＳしているのである。
        メイド自体は三度目どころか、時折クリエがワガママを言って着て貰ってはいるのでそこまで珍しくは無いものの
        アカデミー在学中以降、流石にそれだけはかんべんしてほしいと拒否していた女性への変化を果たしていた。
        しかし、何故今？今日は何かの記念日とかおめでたい事のある日だっただろうか？
        「いいえぇ…？とゆか、なんでお祝い的な理由で僕が女体化するんですぅ…？」
        口から出ていたのか思考を読んだのかは定かではない。最近は余りされることのなかったジト目がクリエを襲う。
        「そうじゃなくて、ですねっ…あの、どうしちゃったんですか…？冒険者の街じゃあないんですし、お薬を撒かれた…なんて事はないと思いますし
        　アカデミーの罰ゲームみたいなことを…族長様がされる訳、ないですよね…？一体何が…？」
        問いかけてみれば、ロシェの死んだ魚のように濁った目がより一層ドブみを増した。どんよりと肩を落としながら彼の語った事によると…

        「…なるほど。始祖様の…悪戯、或いは悪ふざけ。そのようなもの…と」
        「ですぅ…なんか、今回のお仕事…始祖様の力を借りる事になってたんですけどぉ…そのお仕事が始祖様、面倒くさかった…というか、嫌なお仕事だったらしくてぇ…」

        聞けば要するに、面倒な仕事をやらされる鬱憤晴らしとしてカワイイ生贄依代をイジって遊ぼうと思ったらしい。
        薬でも無く、魔法とも違う。始祖の使う変化の力で持って根本的な部分でがっつりと女体化されてしまったのだそう。
        そして何よりも厄介だと言うのが…

        「…伴侶とTSセックスするまで解除されない女体化の部屋、ですか…？」
        「……………はいぃ………………」 -- 2025-07-09 (水) 21:13:56

      • 真夏のドブ川に浮かぶ死んだ魚よりも濁った目でロシェが頷いた途端、室内が薄桃色をしたモヤに包まれる
        突然の異常事態に身構えるよりも早く、仄かに輝くモヤが晴れたかと思うと…ロシェの自室、だったところは…
        キングサイズながらも可愛らしい装飾のなされた天蓋付きのベッドが中央に置かれ
        先ほどと同じような薄桃色をした壁紙、やや少女趣味と言えるようなインテリアの並ぶ寝室のような部屋へと様変わりしていた
        唖然とするクリエと対象的に…何かに合点が言ったような顔をしながらまた項垂れるロシェ
        「あー…これはですねぇ…」
        「ウム！儂の仕業なのじゃ！」
        POMF=3　という音と共に聞こえたロシェとよく似た…しかし彼よりも高く、甘ったるい声が室内に元気よく響き渡る。
        ロシェとクリエの間に現れたのは、これもまたロシェが良く変化する白蝙蝠の姿とよく似た…しかしそれよりも若干ファンシーな姿をした桃色の蝙蝠
        …そう。この状況の原因である。
        「…ドルミール様ぁ…こんな事の為にぃ…空想具現化…使ったんですぅ…？お仕事はぁ…あんなに渋ってたのにぃ…？」
        「なんじゃ、こういう事に使ってこその力じゃろう？儂は！儂が！楽しむ為の！手間は！惜しまん！！！」
        目を白黒させたままのクリエはそんな始祖とその玩具末裔を会話をぼんやりと聞いていた
        以前ちらりと聞いた話によると始祖ドルミールはその根源に量子という非常に希少かつ強力な属性を持つのだそうで
        現実と空想の狭間を漂い…そしてそれを入れ替えたり、具現化したりという無法の力を持つのだそう
        ………とはいえ、その力を行使するにはとんでもない魔力が或いは代償が必要となるうえに
        本人が基本的に怠惰な性質を持つ為その力が振るわれる事は殆ど無い、とも聞いていた
        …まぁ今、なう。ここでその絶大なる力がしょうもないことに振るわれたようだが。
        「まぁそんな事はさておき…久しぶりじゃの〜クリエ〜❤相変わらずお主は可愛いのぅ〜❤」 -- 2025-07-10 (木) 20:23:40
      • ピンクぃ蝙蝠がメイドさんの恨みがましい視線をガン無視してクリエに纏わりついてくる
        この始祖様。ロシェによれば初対面どころかそれ以前にロシェの中からその姿を見た時よりずっとクリエに対する好感度が異常なまでに高い。
        …それこそ、本来彼女は既に精神生命体となっており、一族の中でも素質あるものの、精神の奥深くに寄生のような形で共生している筈だというのに
        その前提を軽々覆してこうして時折クリエに構うだけ為に、その能力で一時受肉を果たして構いにくる程だ
        「あはは…お久しぶりですっ始祖様」
        「そんな他人行儀に呼ばんで良いと言っておるじゃろ〜？ミルちゃんと呼んで良いのじゃぞ〜？」
        尚、普段一族のものと話す時には割と居丈高に振る舞う事が多い。こんなんでも一応始祖様でありこの国の最終兵器である事には変わりないので一族のもの達も建前上それに従う。
        とはいえ威厳はそもそも無いのでその存在を良く知る側近達には然程敬われてもいないのだが。
        …それはともかく、だ。

        「えと…ミルさんっ、この…TSセックスしないと出られない部屋というのは…？」
        「応、そういえばその件の途中じゃったの。まぁ読んで字の如くじゃ。
        　ロシェをメスにした。なのでお主がこやつに普段と逆に突っ込んでアヒアヒと言わせればよいって寸法よ」
        「寸法よ。てぇ…そこに僕達の意思とか志向とかはぁ…」
        「まぁ半分は儂の鬱憤晴らしじゃが、もう半分はお主等の中をもう一段階進めるためのサプライズプレゼントみたいなもんじゃよ。ほれっ」
        メイドさんのねっとりとしたジト目と言葉をガン無視して再びPOMF=3というなんとも形容しがたい気の抜けた音が響いたかと思えば…クリエの身体にも変化が現れ始める… -- 2025-07-10 (木) 20:24:05
      • …パッと見たその姿には特別変化したようには見えない、しかし…当の本人にしてみれば、今までに味わった事の無い違和感が身体を伝っていく。
        「ふぇっ…あ、あのっ…今のは一体…？」
        「お主の中にある儂の因子を弄ってな？ちょいちょいっと変化をな？お主は今まで使った事が無かった筈じゃし、ちょーとむずむずするかもしれんが
        　まぁすぐに収まるじゃろ。さてと、後は若いもんに任せて…儂は後ろを向いておるよ。ホホッ、お楽しむんじゃよ〜？」
        パチン☆とクリエに向けてウインクをした桃色蝙蝠は、三度POMF=3という音を響かせて姿を消した
        そして…取り残されたメイドさんだんなさんとおよめさんであるが…

        「えっとぉ…なんというかぁ…本当にごめんなさいぃ…と言いますかぁ…」
        「あっ…いえっ…始祖様がああなのは分かってましたし…ロシェさんも、お仕事の後だっていうのに…お疲れ様です…」

        取り敢えず…とばかりに隣り合ってベッドに腰掛けて、ぽつぽつと話し始めるが…何処となく、ぎこちない
        ウブなネンネという訳でもあるまいが、このように他人のお膳立てでさぁヤレ！と言われると流石に気まずい気持ちが勝る
        …しかも互いに性別を逆転させて…というのであれば余計にである
        暫く、普段の夜のような今日は何があった…というような当たり障りのない会話を…普段とは違い何処かぎこちなく交わしている内に
        ロシェはクリエが時折、足をもそもそと所在なさげに動かしている事に気が付いた
        …そういえば珍しくズボンを履いているが…その動きには何処となく覚えがあり

        「…あのぉ、クリエさん…？もしかしてぇ…もう…（どう言うべきか悩むような間）…変化、しちゃい…ましたぁ？」
        「はぅっ…実は…その…そうみたいで…えと、さっきから…違和感というか…そゆうのが、すごくって…」

        よくよく考えればクリエは衣装からして変えられている自分と違い、少々珍しいパンツルックではあるものの普段着である
        …要するに、下着もそのままであるならば…そりゃあ、所在もなくなるというものだ
        …顔は何時もと然程変わりなく愛らしいまま。
        …少しだけ何時もより目線が高いので少々身長が伸びているのだろうか。僅かに関節部も丸みが足りないような気もする。
        もうすっかりと男性の身体に変わってはいるのだろうが…恥ずかしげに頬を赤らめながら視線を伏せているその様は、自分が愛する人で何も間違いは無い
        …で、あるならば…

        「ひゃっ…！？ろ、ロシェさんそんな急に…！？はぅっ…！」

        そっと手を伸ばして、ズボン越しにクリエの股間をそっと撫でる
        …布越しに感じたのは、普段のクリエには無い男性の象徴だった。…流石に他人のを触った事は無いし触ってみたいと思った事も無い。無いが…
        …不思議と、自分のものとは違うその感触を、悪い風には感じなかった -- 2025-07-11 (金) 23:11:57
      • ぴくぴく、と。身を震わせて声を上げるクリエの反応をやんわりとスルーして、身を寄せてすりすりと指先で擦り続ける
        未知の感覚に、身悶えるしかないクリエの表情を見ながらそうしていれば…少しずつ、硬く、大きく膨らんでいくのが感じ取れた

        「あぅっ…は、恥ずかしい…ですロシェさん…っ…」

        何時ぞやの意趣返し…という訳ではないが、恥ずかしがりむずかるような動きを見せるクリエの姿が…愛おしくて

        「心配しなくてだいじょぶですよぉクリエさん…僕がぁ、気持ちよく…させてあげますからぁ…❤」

        答えにはなっていないが…何処かとろん、とした目をしてロシェは身を翻して、ベッドに座るクリエの足を押し広げてその間に収まった
        跪くようにして座れば、股間を擦る手を２本に増やしてそこに顔を近づけてゆく

        「突然こんな事になってしまったのはぁ…僕のせいですしぃ…責任を持ってご奉仕しますぅ…
        　勝手とかぁ、分からないと思いますしぃ…僕にぃ…任せてくださぁい…❤」

        普段よりも格段に甘い声、身体が女性になったことで精神もややそちらに引きずられているのだろう
        触れた当初にはやや違和感もあったが、僅かな時間で既にこうしていることに抵抗が無くなっており
        更に顔を近づけていくと…ズボン越しに、硬く存在感を主張しているクリエの男性器に顔を擦り寄せて、鼻を埋めるとすぅ…と鼻で息を吸い込んだ

        「いつものクリエさんと同じ匂いとぉ…ちょっと、汗の香りとぉ…知らないはずなのにぃ………愛しいって感じる、匂いぃ…❤」

        そう、呟いた後手を腰元へと伸ばしてズボンを引き下ろしにかかる
        経験の無い感覚に戸惑い、力が抜けているクリエは殆ど抵抗らしい抵抗も出来ないままにズボンを脱がされて
        …普段履きの女性用下着の、その下に膨らんだ陰茎のシルエットが浮かんでいる

        「…そうですよねぇ…着のままでぇ、こう…されちゃったらこうなっちゃいますよねぇ…
        　ただでさえぇ、慣れないのにぃ…こうなったらむずむずしちゃいますよねぇ…」

        …ただでさえ収まりが悪いと気持ちが悪いものを、型の合わない下着で包む。その違和感は酷かっただろう…と
        その違和感に覚えがあるものとしては同情するような目をして、それを慈しむように先ほどよりも薄くなった布越しに、撫であげる
        先ほどよりも強くなった刺激に身を震わせるクリエ。薄く、小さな下着の端からその先端が覗いた
        …そして、それを見てロシェにはふと気がつくことあった
        …アレ？もしかして今クリエに付いているこれは…普段の自分のモノよりも…大きいのでは？と
        …マジマジと自分のもののサイズを見た事がある訳ではないが。そこはかとなく自分よりも立派なように感じる
        …別段、おちんちんのサイズを気にしている訳ではないのだが…伴侶が性別変化すると自分よりも大きいかもしれない？と考え始めたら
        なんとも微妙な気持ちになってきて。マジマジと眺めてしまう。ゆるゆるとその竿を指先でこすりながら -- 2025-07-12 (土) 22:29:21
      • 普段自分に付いているものではないとはいえ、そうもマジマジと見つめられれば恥ずかしくもあるというもの
        「ろ、ロシェさんっ…そんな、見ないで下さいよぅ…あとっ、そのっ…そんなに、触られるとっ…」
        「………ハッ。ご、ごめんなさいぃ。つい…なんか思ったよりおっきくってぇ…びっくりしちゃってぇ…
        …ちゃんと、もっと確りと触ってぇ…ご奉仕…しますねぇ…❤」

        違うそうじゃない、とでも言いたげなクリエの顔をスルーして下着からはみ出した先端に鼻先を近付ける。スン、と鼻を鳴らしてみれば…
        普段のクリエからは感じ取れない、男性の香り。…別段、それに興奮するような趣味は全くもって持ち合わせていないはずだが
        女性となっている身体の影響か、それともそれが愛しい人からするものだからか。自分の体内の普段は無い器官が、ｷｭﾝと高鳴るのを感じた
        下着に指をかけてずりおろしつつ、全容が顕になったクリエの男性器にそっと頬を寄せる。
        鼻先から頬にかけて、特に躊躇もなくぴと、と竿に顔面を擦り付けて、少し酔ってしまっているように頬を赤らめて、愛おしげにすり…すり。
        次第に逞しくなっていき、先端からほんのりと液体が滴るのを認めれば

        「…それじゃあ…そろそろ、本格的に…いきますねぇ…？」

        これから何をされるのか…は、クリエにも分かっているだろう。自分自身もそれをした事がある訳で
        しかし、それをされる側になるのはもちろん初めての事。普段、自分がそれをしている時にロシェは蕩けるような顔をしているので…
        それが心地良いものなの、という事は分かるが…

        「あのっ…ロシェさん…優しく…して、くださいね…？」
        「…努力は、しますぅ…？」

        なんとも不確かな返答が聞こえたその瞬間に、柔らかな感触が敏感な先端に触れたのを感じて。クリエは大きく身を震わせた
        ロシェの唇が、先端の最も敏感な箇所に触れている。バードキスをするように、何度か啄むように唇を寄せて
        先端に滲んだ液体を吸いとられる。こくり、とそれを飲み込んだロシェは一度唇を離して
        強いお酒を口にしたような、陶酔した表情でクリエのことを、見上げた -- 2025-07-12 (土) 23:26:58
      • …この少年（メイドさん　女体化中）は淫魔であっただろうか？いいえ吸血鬼です
        …等という考えが頭を過る程に、ロシェの表情は蠱惑的であった。互いに性別が変わっているからこんな風に感じて、そんな表情をしているのだろうか？
        暫し、味わうかのように目を閉じていた口元をもごもごとしていたロシェが目を見開くと。同時に口を開いて…舌を誇示するように出して見せた。
        また、男性器に舌を出したままの顔を寄せて。先端に舌をべっとりを付ければ舐め始めた。

        「っちゅ……ちゅ……❤れるれる…ぇろぉ…❤」

        時に口づけて、時に舐めあげて。
        子猫が飼い主の手に甘えるように、甘やかすように。
        そうしているロシェは如何にも幸せそうで、楽しそうで。何よりも愛しい人に奉仕をしている事に酔っているようだった

        「クリエしゃん…❤クリエしゃん…❤きもちく、なってくれてますかぁ…？僕ぅ、上手に…出来てますかぁ…❤」

        先端から口を離したかと思えば、その切っ先は竿の根本へと向かい、べっとりと舌を貼り付ければねろぉ、と先端までの道のりをゆっくりと舐めあげて
        先端からまた雫が漏れ始めれば、すぐに唇を啄ませて
        竿に絡めたままの両手は常に優しく撫でるように擦り続けて、ぺろぺろと嵩張った先端に満遍なく唾液を練り込んでいく
        すっかりと唾液塗れになったクリエの男性器は、もう既に限界を迎えそうな程に膨れ上がり
        ビクビクと震えて…未知の快感に痺れるクリエの思考のように、まるで怯えているかのようだった

        「ロシェさ…っ…そんな…っ…優しく、してってぇ…っ…」
        「んちゅ………❤優しく、してますよぉ…❤だってぇ…こんなに、ぴくぴく…❤ってしてるんですからぁ…
        　我慢をぉ、させちゃったら…可哀想、ですからぁ…❤れぇろ…❤」

        言葉を交わしながらも奉仕の手を止める事は無く。一切の他意無く本心からの言葉でそう返して。
        クリエの言葉からもそろそろ限界が近い、と見れば…
        いただきます❤と、小さく呟いて大きく口を開いて。ぱくっ、と…その先端を口内へと含んだ。
        大好物を口に含んだかのように、たくさんの唾液が分泌されて、熱い口内へ食べられてしまったクリエはこれまででもっとも大きく身を震わせて
        その刺激から逃げるように腰を引きそうになったが…いつの間にか腰に回されたロシェの腕に、それを阻まれて
        出来る事は男性器を頬張って顔を前後に動かし始めたロシェの頭に、手を添える事だけだった
        じゅぽ、じゅぽといやらしい水音を響かせて、先端に舌先を這わせて、含んだ竿を吸い上げて
        もう破裂寸前、という迄に膨れ上がった肉棒に、ラストスパートのような奉仕を。

        「あっあっ…駄目ですロシェさ…っ！もう…出ちゃ…っ……❤」
        「……………❤」

        その声を聞けば、目を輝かせて…強く吸い上げる。
        ビクビクビクッと強く震えたかと思えば、口内に放たれた熱い白濁の奔流を受け止めて。

        「んんんぅっ…❤んっ…んくっ…んっ…❤」

        クリエが初めて放った精を、口内に溜め込み。その震えが収まるまで、ゆるゆると舌先で刺激し続けた。
        やがて、吐精が収まると…口を放して。口元を手で抑えながら暫し、味わっているかのように口内をもごもごと動かして、次第に嚥下し始めた。

        「っ…はぁ…すご…かったです…男の人ってこんな………って、ロシェさん…！？」
        「んっ…んぐっ………ん…ぷはぁ…❤　沢山、出ましたねぇ…❤」
        「えっ…の、飲んじゃった…んですか…？」
        「…だってぇ、クリエさんだって…何時も、飲んでくれますしぃ…？美味し…いって訳ではなかったですけどぉ…これが、クリエさんの…って思ったらぁ、なんだか…❤」

        恍惚とした顔をして、クリエを見上げていたが…ふと視線を下に向けると、まだ半勃ちの様子で精液と唾液に濡れたものが見て取れて

        「お掃除も、しますねぇ…❤」

        止める暇も無く、また舌を這わせ始めた。 -- 2025-07-13 (日) 01:45:51

      • 竿に残る精液を吸い出してから、少し元気の無くなったそこを労るように優しく舐めしゃぶる

        「初めてのぉ、射精…お疲れ様ですぅ…❤いいこ、いいこ…❤」

        すっかりと綺麗になって、また硬さを取り戻し始めた肉棒の先端にちゅ、と口付けて
        何処かもどかしそうに、足をもぞ…と動かしながら何処か淫猥さを滲ませて微笑んで、クリエを見上げる

        「それじゃあ…そろそろぉ………❤」

        跪いていた身体を持ち上げると、ベッドに腰掛け直して。じぃ…と、何処か期待をするような視線でクリエを見つめる

        「…ロシェ、さん…えとっ………なんだか、すごく…積極的、ですね？」
        「…だってぇ…その、しないと戻れませんしぃ…？それに、その…クリエさんの、反応…可愛くってぇ…
        　なんだか…クリエさんの事、好きって気持ちがぁ…溢れて止まらないんですぅ…」

        改めてそう言われると気恥ずかしさが出てきたのか、元々紅潮している頬を更に赤らめて、顔を俯かせる
        …しかし、その間も足はもぞもぞとすり合わせられて…なにかの疼きをなんとか抑え込んでいるようだった
        ぅーぅー…と小さく唸り、ますます赤くなっていく頬を抑えて、ちらちらとクリエの様子を伺っている
        普段よりも随分といじらしい、そんなロシェを見ているとクリエも胸がｷｭﾝｷｭﾝとしてくるのを感じ
        その両頬に手を手をそえてこちらを向かせると、貪りつくように唇を合わせて舌を絡め取る
        ロシェは、少し驚いたようではあったがすぐに気を取り直すと自らも積極的にクリエの舌を求めて
        呼吸を忘れてしまう程にお互いの唇を求めて、舌を絡め合い、唾液を交換しあって、頭がぽー…っと、し始めた頃
        ようやく唇を話せば、銀の糸がお互いの口からツゥ…と伝った
        少し荒くなったお互いの吐息が当たる程近い距離で見つめ合ったまま、どちらからともなく広いベッドの中央へと移動した
        四つん這いとなったクリエと、ベッドの中央にペタンと座り込んだロシェ
        おずおずと、メイド服のロングスカートをたくし上げて…
        足をM字に開いたロシェは既にぐっしょりと濡れている下着に恥ずかしそうにしながらも
        そのクロッチに指をかけてずらして、つるりとした無毛の丘を晒した
        指で触れてみればべっとりと愛液が手について…また恥ずかしげな表情をしたが、その羞恥に耐えて
        両手をそこに添えると、キレイな一本すじをくぱぁ…と開いて見せて。クリエに視線を向ける

        「…えっとぉ…その…僕の、ここぉ…もうこんなになっちゃってますぅ…
        　…さっきから、うずうずと疼いてぇ…辛いんですぅ…クリエさんのが、欲しくて…欲しくってぇ…
        　だからぁ…ここにぃ…僕の、おまんこにぃ…クリエさんのぉ…おちんちん、くださぁい…❤」
        -- 2025-07-13 (日) 23:57:13
      • そもそもが男子であることからしても、間違いなく初めてであるはずのロシェの
        自ら開いたそこは綺麗なサーモンピンク色をしているが、中まで滴るように潤って、ひくひくとクリエを誘うように微振動を繰り返している
        熱を帯びた目は、とろとろにとろけてクリエをじっと眺めて、早く…❤と訴えている
        その視線に誘われるように、ロシェに近寄ってそっとその身体をベッドへと押し倒す。
        ベッドに仰向けに倒れたロシェと、それに覆いかぶさるようにクリエ。じっとお互いに愛情と欲情の灯った視線を寄せ合うと
        どちらともなく顔を寄せて触れ合うようなキスを一度交わして
        クリエは熱く硬くなった自身を、ロシェの濡れそぼった中へと挿入していく

        「あっ…❤入って、きてますぅ…❤クリエさんのぉ…硬くて、熱いのぉ…❤」

        自分の中に初めて侵入してくる熱い塊を、同じく熱く滴る膣はぬるんと…拒むどころか歓迎するように迎え入れて
        その最中にプツン、と何かを破るような感触がしたが…クリエの肉棒が全てを埋まるのにそう時間はかからなかった
        見てみれば、初めての証の赤い液体が滴る愛液に混ざっているのが確認出来たが
        しかし、ロシェの膣内はクリエを迎え入れた事を泣いて悦んでいるようにぎゅっぎゅっとキツく抱きしめている

        「…クリエさんの事…好き過ぎるから…ですかねぇ…？　初めてってぇ…痛いって…聞くのにぃ…
        　…いえぇ、確かにぃ、ちょとだけぇ…切れたような痛みはあるんですけどぉ…
        　それよりぃ、嬉しくってぇ…しやわせでぇ…益々大好きの気持ちぃ、溢れてきますぅ…❤」

        逆の、本来の形でのお互いを捧げあった時のように。まずは動かずに慣れるのを待つつもりであったのだが
        余りにもすんなりと事が進み…お互いに少々目をぱちくりとさせたものの。先に気を取り直したのはロシェの方で
        ぎゅっと、言葉通りの気持ちを込めてクリエの背中に手を回して抱き締める
        少し背を起こして顔を近づければ、小さな声で好き❤好き❤と呟きながらクリエの唇を求めて
        やがて気が済めば、元の体制に戻り。何時でも、お好きなようにどうぞ。とばかりに手を広げてクリエが腰を動かす事を促した

        「来てくださぁい…❤僕のぉ…初めてなのにぃ、クリエさんを大歓迎しちゃってるぅ…
        　えっちなおまんこぉ、クリエさんの形にしてくださぁい…❤クリエさんのだってぇ、刻みこんでくださぁい…❤」
        -- 2025-07-14 (月) 01:02:34
お名前: 
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お名前:
  • ここに辿り着くまでに約7000文字ですねぇ…折角だから当時やれなかった分の補完とかもしちゃえとか思って調子に乗ってたらちょっとしたのくたーんの短編くらいの文字数使ってますねぇ…
    あとやっぱり出力の出力下がってるの感じますねえ…文章自体は然程なまってもないような気がしないでもないんですがぁ…いや前もこんな感じの速度でしたっけぇ…？（覚えてない）
    それだけのインパクトを残せたのなら良かったですぅ。忙しかったの部分には特にぃ。ｓｌれ -- ロシェ 2025-07-09 (水) 21:32:09
    • はい。 -- ロシェ 2025-07-09 (水) 21:32:30
      • 未だに植林職人は健在、とぉ…変なところで三つ子の魂うんちゃらを感じましたがぁ
        あぁアレも駄目になったんですねぇ…ちょろめさんは時々そゆうのあるから嫌ですねぇ。 -- ロシェ 2025-07-09 (水) 21:33:41
      • なお、主題に入ったところですがぁ今日はここまでですぅ…手首がなんか痛い痛いなので早めに休ませますぅ… -- ロシェ 2025-07-09 (水) 21:35:29
      • 植林の懐かしいこの感じ……そして私キャラを忘れすぎていてわぅに引っ張られそうで困っているのです
        それでは完成まで私は引っ込んでましょうねぇ（おふとんひく） -- クリエ 2025-07-09 (水) 21:39:35
      • 最近余りにもログ見返したりしてるのでぇ…今うちの人達のRP大体全員なんとでもなる自信がありますぅ。
        なんか思った以上に熱が入ってるのでぇ…結構長引くような気がしますので生暖かく見守ってくださるとぉ（すやぁ…） -- ロシェ 2025-07-09 (水) 21:46:32
      • 始祖様を書き始めたらぁ…なんだか楽しくなってきちゃってぇ…
        まだえっちなところに入らなくってぇ… -- ロシェ 2025-07-10 (木) 20:24:59
      • クリエさんにめっちゃ懐いてる始祖様書きたかったんですよねぇ… -- ロシェ 2025-07-10 (木) 20:25:43
      • ついにおちんちんが出てきましたぁ。多分この辺りからクリエさんの台詞がほぼほぼ無くなっていく感じになりますねぇ…何故かというと僕が喋り倒しそうになるからですねぇ。 -- ロシェ 2025-07-12 (土) 22:30:59
      • 取り敢えず一区切り、ですねぇ。一発的な意味でぇ。しかしこの僕ぅ、ノリノリすぎですぅ。 -- ロシェ 2025-07-13 (日) 01:47:25
      • こういう文章を書くのにぃ、抵抗が全然無くなってる自分にびっくりしてるんですよねぇ…文章自体しっかり書くの久しぶりなんですけどねぇ… -- ロシェ 2025-07-13 (日) 23:58:36
      • …今気付いたんですがぁ。僕の台詞回しがぁ…どうもクルスタさんのそれな気がしてきましたねぇ…？ -- ロシェ 2025-07-14 (月) 01:03:23

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Last-modified: 2025-07-14 Mon 01:03:23 JST (5d)