☆燃え尽きて消える星たちを受け止める夜の丘

天まで抜けるかのような、朝陽が全てを照らして、そこへ、+Jyou+は佇んで空を見上げている。 -- 2012-02-18 (土) 03:29:43
- ……。ああ、お父様はこの空を見上げていたのか……。色は違うけれど、綺麗だな……。 -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 03:31:48
  - （リヴェルに抱き起こされ、どうにか回復ＰＯＴをがぶ飲み。そして皆と共にゆっくりと歩いてくる）
    ふふふ、美しいものを美しいと感じるその感性もまた、心ですわよＪｙｏｕ君。
    で、これでＪｙｏｕ君のお父様も目を覚ましますわね。あとは冷静に考え直してくれればいいのですけど…。 -- フロル 2012-02-18 (土) 03:33:53
  - エリアが晴れた…ジョウさーん！(フロルに肩を貸しつつ、仲間達とジョウの方に歩いて行く。曙光も、籠手から離れその横に居た) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 03:34:54
  - ジョウさん！！（軽快に駆けて丘の頂上へと。もはや闇は一欠片もなく、辺りは爽やかな光に包まれて美しい）
    ……よかった。本当に…よかった…（続く言葉が出ない。この嬉しさをどう伝えていいかよくわからない） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 03:37:29
  - 貴方たちにこれを見せたいと思う気持ちが心なら、きっとこれは心なのでしょうね……。この世界だからこそ、僕は“肉眼”でこの景色を見られた。
    ねえ、お父様は……いえ、なんでもありません。〔バグ〕が消えたのなら、きっと冷静になりますよ。いつも、ケロッとしてる人ですから。
    （朝陽が照りつけて、爽やかに照らす。全ては白になる。だけれど、その白は人を照らして浮かび上がらせている）
    （駆けてくる伊吹達に向き直って、笑顔を向ける。屈託なく、義務も無い。ただ、自然に浮かんだ笑顔である。頭を、下げることは無い）
    ありがとうございました。貴方達が居てくれて……良かった……。 -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 03:39:17
  - この光景を見せたいと思うのがジョウさんの心なら…うん。暖かいですね
    (続く言葉に、笑顔で)
    仲間と一緒に居る事の素晴らしさ、という真実もちゃんと見つけられました。こちらこそ、ありがとうございます(そう返した)
    さて(周囲をぐるりと見回し)…景色を堪能したら、ホームに戻りましょうか(人工知能だとか。そういうのも終わってみれば気になっていたはずなのだが…この景色を見たら。やはり小さな事に思えてしまった。いずれ、聞く機会もあるだろうか) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 03:47:17
  - その通り。何も高尚な部分だけが心ではありませんわ。
    完璧な仕事をしようとするひたむきなトコロも、仲間のすっとんきょうな行動に驚いて一緒におどけるのも
    人の心を見て、同じになりたいと願うのも…心。貴方はわたしと出逢った時には既に心を持っていた…
    長く、それを自分で認めるだけの切欠がなかっただけでね…と、わたしは思うのですわ。
    （にっこり笑って言い、それから）それはお互い様ですわ！ありがとうＪｙｏｕ君。
    そして今後ともよろしくお願いしますわね（Ｊｙｏｕの手をひょいと取るとにぎにぎして微笑んだ） -- フロル 2012-02-18 (土) 03:49:15
  - （ジョウの中性めいた美貌に浮かぶその笑顔を目にして、思わず一瞬見蕩れてしまう）
    （そこにあるのは作り物めいた所は何もない、内なる心に突き動かされて描かれた心地良い笑顔）
    （かけがいの無いものだと思う。得難いものだと思う。だから同じ物を返したい。とびっきりの笑顔で）
    ……あはは！それは私達も一緒ですよ！（破顔一笑。顔中に目一杯の笑みを浮かべ、思いを込めて伝えた） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 03:49:41
  - そうだったら、嬉しいですね。（戦っている姿は確かに牛ヲリだったのだが。握手されると手の柔らかさが伝わってぎくしゃくする）
    あはは……なんか、心を手に入れたと思ったのに……背中が軽いです。オズの魔法使いで、仲間たちが得たもののような、そういう、爽やかな気分んです。
    帰りましょうか……疲れましたし、現実がどうなったか、見なきゃいけませんからね。 -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 03:54:54
  - ジョウさんにとっての現実…(それは、どんなものなのだろうか。気になるけど)
    ちゃんと、現実がどうなったか教えて下さいね？
    よし。行きましょうか -- リヴェル 2012-02-18 (土) 03:56:57
  - あ、そろそろリアルでも夜明けが訪れますわね…。
    ホームに戻ったらわたしは即落ちて休みます。明日はお昼から兄の手伝いが待ってるのですわー。
    （ん！と一度背のびをすると、帰還様のポータルをアイテム使用で出現させる）はい、どうぞですわ。 -- フロル 2012-02-18 (土) 03:58:42
  - ふふ、そうやってる姿を見ると、さっき知ったことがまるで冗談みたいです（握手したジョウを見て）
    私がぎゅーしたらどうなるんでしょう…今だと慌ててくれるんですかね…（などと悪戯めいた笑顔を浮かべつつも）
    そうですね…、帰りましょう。皆で（フロルが出したポータルへと） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 04:02:58
  - よし(皆が居るうちに集まっている姿をＳＳにとっておいた)
    ありがとうフロルさん。行きましょう(ポータルに入って行く) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 04:04:31
  - （ポータルに入る前に一度振りかえってＪｙｏｕの姿を見る）
    （元々言われるまで気付けなかったけれど、今はますます人間と変わりない）
    （人間は生まれた時から人間なのではない。成長の過程で人間らしさを獲得していくのだ…そんな言葉を思い出す）
    （そしてその言葉が何のものだったか思い出せず）むむむ…？（と唸りながらポータルへ飛び込んで行った） -- フロル 2012-02-18 (土) 04:06:16
  - 僕、性別が設定されてないんで……されてみないとわかりませんね？（悪戯っぽい笑顔を向ける。何か、吹っ切れた風すらある）
    うん、行きましょう。……（最期に振り返って丘を見渡す。胸に何かが込上げてきて、泣きそうになってしまった。踵を返して、ポータルへ入っていった） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 04:06:18
  - 私と同じように…人の心に触れたからこそ生まれた心に祝福を(去り際に。そんな事を呟くと、己の父の後を追って消える) -- 曙光(人の形) 2012-02-18 (土) 04:14:44
（空へ注ぐ流星が、乱れた混色へ変じて、空全体へノイズを奔らせる。それは、砂嵐の様に見える）
【ｻﾞｧｧｧｧｱｱｱｰｰｰｰｯ】
（耳障りな音が鼓膜一杯に広がるほどに、ノイズが四方を埋め尽くす）
（地面にある芝生の一つ一つが異物であるかのようにまで、感じられる）
（それは深い望みを形にしたもの。解き放たれて壊れた力が、渦を巻く。解き放つ程に大きく大きくなってゆく） -- 2012-02-18 (土) 01:23:27
- 丘の頂上 -- 2012-02-18 (土) 01:23:37
  - （リリティザベルの焔が躰を灼くが、それは強く濃い〔バグ〕に阻まれて霧消する。比類無き嘆きの力が増してゆく）
    ……はぁっ……はぁっ……穣……テメエが正しいんなら、示して見せろよ……。（黒い流れが、荒れる）
    心の力を増幅する〔逆因子(ウンブラ)〕と……心の力を増幅する〔因子(ソリス)〕で……その心の正しさを示して見せろよ。
    （血と同じくらい苦しみながら漆黒を吐いていたJyouは、突然すうと憑き物が抜けたかのごとくに、自然な振る舞いになり、頬を吊り上げる）
    お前に出来るもんならな？（黒く染まった銃を手に、酷く酷く皮肉げにそう言った） -- Jyou 2012-02-18 (土) 01:32:17
  - 僕に心なんて無いと識って、そう言うんですか？【シャープセンスEXLvMaster】【インスピレーションLvMaster】（〔メガスター〕を構える）
    僕には……心はないけれど、心を持った人たちが仲間に居ます。【スウィッチヒッターLvMaster】【ラッキーセブンLvMaster】
    【ガンシューティングLvMaster】【ロックオンLvMaster　Target〔Jyou〕】……だから、僕は負けません。
    【ダットサイトLvMaster】（Jyouの額に狙いを定めて引鉄を引く）神よ……もし、人を助ける為に存在しているのなら、どうか、力を貸してください。 -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 01:42:15
  - 減らず口をッ！！（紙一重のままに、その弾丸を躱す）……勝てると、思っているのか!? -- Jyou 2012-02-18 (土) 01:50:47
  - 負けるつもりは、ありません！（Jyouに自ら接近する。流星は未だに止まず、ただ、空は乱れた漆黒を討ち滅ぼしては掻き混ぜる）
    （息がかかるほどに接近して、拳銃の銃口をJyouの蟀谷へ躊躇無く向けた） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 01:52:28
  - 【ロックオンLvXXXXX　Target〔+Jyou+〕】（向けられる銃口と互い違いに、それぞれがそれぞれの頭を狙って突き付ける）
    引けるのかよ、私へ向かって……その引鉄を!?　ロボット三原則に従って見せろ。“らしく”な。 -- Jyou 2012-02-18 (土) 01:54:29
  - 引けますよ。……あの光を見れば、皆が居れば……僕は、強い力を出せるんだ。（にっこりと笑って、引鉄へ指をかけ、力を込めた） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 01:56:54
  - （ほぼ同じタイミングで射撃音が響く。互いの被っている帽子が、弾き飛ばされる） -- 2012-02-18 (土) 01:57:52
  - ぐっ……！！（〔因子〕の銃弾を頭に受けながら、しかし、威力不足が祟る。漆黒の〔バグ〕を滴らせながら距離を取る） -- Jyou 2012-02-18 (土) 01:58:49
  - が、ぁっ……！！（いつも被っていたベレー帽が、宙へ舞う。蟀谷から血を流して、片目へ血が流れこみ、片方の視界が無くなる） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 01:59:35
  - う、ぅううう……うぅううううう, -- Jyou 2012-02-18 (土) 02:08:02
  - うぉおおおおおっ！！（〔バグ〕に満ちた銃が何度もブローバックを重ねて、弾幕を形成して+Jyou+へ降り注ぐ）
    （漆黒の銃弾は夜に混じって、その方向すら掴めない） -- Jyou 2012-02-18 (土) 02:09:01
  - 【パントフリックLvMaster】……ぁああああっ！！（光弾が返して叩き落す。暖気と寒気が見えぬままにぶつかり合うかの、剛烈かつ研ぎ澄まされた撃ち合いである） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 02:10:29
  - （〔バグ〕は密度を増していく。外套のみを覆っていた黒は、躰すら侵食して、染まり＝染まり＝染まってゆく）
    （藍染めされるように漆黒のバグに浸され、だんだんと侵されてゆく。夜空へノイズが奔る）ぐっ……。 -- Jyou 2012-02-18 (土) 02:12:19
  - （強化を施されたベレー帽を撃ち落された上に、その際に負った傷で、血が流れて片目が塞がったとなれば、完全に迎撃できるわけもなく）
    （幾等か銃弾を身に浴びて、血を流し、バグへ少しずつ侵されて、光を削られていく）……はあっ、はあっ……！！ -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 02:13:53
  - （光が何度も瞬いている。夜空よりも、大地が明るい。満面の光を浴びて、力を取り戻す。片目が見えない程度が、何になろうか）
    ……ほら……全然、負けていません。貴方の全てを尽くしても、僕らの力は負けません……！（〔メガスター〕を構える） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 02:37:39
  - ッッハァアアッ！！（正確無比なる射撃が、〔メガスター〕をはじき飛ばす。高い金属音が響いて、〔メガスター〕は丘の底へ転げていった）
    が、ぁああ……あああ……（潰えた〔バグ〕が増幅してゆく。それはJyouの躰を覆い、大きく広がり、闇の渦巻きへ変じてゆく）
    （右手の銃口は、先程とはまるで違う。その銃口は深淵を見せ、轢鉄は神の振る骰子である）
    （(ｳﾞｫ)ただ一度の射撃が地面を大きく抉る） -- Jyou 2012-02-18 (土) 02:41:59
  - しまっ……!?　う、ぁああ゛っ……！！（弾ける漆黒が、足元を抉る。土くれと草が混じったものが、豪と降り掛かる）……が、はっ……。
    手段が……手段が、もう、新しい、銃を装備する暇もっ……！（〔イクォライザー〕が、涙に歪んだ視界の様に、脈動して、叫び始める） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 02:44:14
  - この世界に神が居るなら……（右手を握り締める。輝きは強くなる。振れを見せて、コロナの様に熱が強まっていく）……本当に、一瞬だけでも、僕に力を……！
    この、この一瞬だけでいいんだ……頼む、頼む……僕に、お父様を、救わせてくれ……！！ -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 02:50:55
  - （〔バグ〕の侵食は止まらない。集う〔バグ〕は津波となり、大きく大きく波を寄せて、+Jyou+や全てを飲み込もうとその力を広げていく）
    （黒絨毯に空は支配されて、最早流星の一欠片も見えない。記憶すらも塗りつぶして消してしまうほどに、強い黒が奔る）
    （その大きな黒が+Jyou+へ近づき、最期の一撃をくれようと、左腕を振り上げる）
    （空が墜ちてくるほどに、重い黒が墜ちていく） -- Jyou 2012-02-18 (土) 02:53:56
  - （右の掌に力を感じる。リヴェルの曙光との同調が、力を何倍にも増幅していく。それは、奇跡の一端である）
    神様……あの、女神様が……僕にも、力を？（膨大な漆黒を前にして立ち上がる）
    （立ち上がると聴こえるのは仲間の声である。耳を何度も打ってきた、仲間の声である）
    違う……神なんかじゃない。（響いて来る。躰を震わす程に響いて、耳の裏がかあっと熱くなって、力が湧いてくる）
    こんな僕のために、皆は戦ってくれた……力を貸してくれた！（右手を握る。光が溢れていく）
    （天盤を満たして、そのまま世界へ降り注ぐ。強い光としか表現しようのない白が、余りにも別の色を内包しない白が、）
    （掌に満ちていく）僕一人じゃ……あの量を相手にするなんて無理だったはずだ。じゃあ、どうして出来た？
    皆が力を貸してくれたんだ。僕一人じゃできないような事を、出来るようになったんだ！！
    穣(エクサスケール)の演算よりもずっと凄い力が、僕に溢れている！！
    これが……“繋がり”の力だ……僕は、僕の中に心を探そうとしていた。でも、違う！　心はここにあるんだ！
    
    （透徹な白が満ちる。世界が始まりを迎えた時に輝くよりも美しい、繋がりの光が満ちてゆく）
    
    浄鍵紋章(トリガーエンブレム)：起動準備：機能召喚(ダウンロード)開始
    
    （光が形になる）
    
    “■TYPE-PEACE MAKER:心を繋ぐもの(Equalizer):We are all equal before the HEART.■”
    
    ≪+Jyou+様の右腕を中心に、接続者にバグ除去能力を付加。バグ除去能力の上限を解除(リミッターオフ)します≫
    
    私は……ここに、“心”を見つけたぞ！！！
    
    行け！！　心(こたえ)に導くもの……
    ────イクォライザァアアアア───ッ！！！ -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 03:13:05
  - （心を繋ぐもの(イクォライザー)から放たれた光は、夜を駆け抜けた。それは、地から天へと昇る流星であった。それが、世界を煕りで照らす）
    （〔☆燃え尽きて消える星たちを　受け止める　夜の丘〕が切り裂かれる。全ては、白になり、浄化の色に染まってゆく）
    （朝焼けが歌を口遊む程に艶やかで安寧な、光が通り抜ける）
    （全てが終わった後には、頂上から青い光の帯──帰還のエフェクト──が靡いて、残るは、そこに立つ+Jyou+のみであった） -- 2012-02-18 (土) 03:19:41
- 丘の裾 -- 2012-02-18 (土) 01:23:43
  - （Jyouの静かなる呟きが夜に響く。水晶の空を打つが如く、その声は響き渡る）
    ゼクト（漆黒の外套に顔が浮き出る。白い牙に紅い口を開いて、粘ついた涎を夜へと垂らす）
    ゴラエス（その顔は三つある。筋肉の太い大型の犬の形を成して、浮き出て来る）
    ランブレッタ（たかが三匹が群れと成る。一つの軍勢と化して、牙を高く儀仗の様に掲げて、吠えた）
    
    《グ　ル　ァ　ア　ア　ア　ア　ア　ア　！　！》
    
    （雄叫びは夜を切り裂く。肌から黒を滴らせて、大地も黒へと染めるように、大型犬程度の体躯ながら、威圧を放つ）
    （恐ろしいのはその黒さ。一度覗き込めば、その向うを見通すのは叶わない純粋な漆黒である）
    （階層に折り重なりし思いが、重油をも陵駕する熱い邪気を放つ。見れば顔を顰めてしまうような、醜悪な黒である）
    
    （三匹は黒い帯を引いて翔る。白い光を引く流星とは、まるで反対の存在であると示すように）
    （〔ゼクト〕は跳ね飛ばされたリヴェルへ飛び掛り、〔ゴラエス〕は擦れ違いざまにフロルを爪で刈り、〔ランブレッタ〕は黒い焔を吐いた）
    （黒い焔は形を成す。それは嘴太鴉の群れとなる。空を覆い尽くす黒の群れとなる）
    （嘴太鴉は、その喙を尖らせて、丘の裾に居るギルドメンバーへ急降下して突きかかっていった） -- 2012-02-18 (土) 01:24:19
  - っくぅ…！！(シールドガードは間に合った。激しい銃弾にノックバックを余儀なくされ、丘の裾に着地。更に見た物は…)
    『気をつけて！！』
    (咄嗟に武器を大鎌に変更。飛びかかるゼクトに向け、迎撃せんと大きく振り抜いた)
    (同時にギルドチャットを飛ばす。「フロルさん、伊吹さん、リリティさん。一瞬だけ俺をフリーにして下さい。逆転するために」） -- リヴェル 2012-02-18 (土) 01:36:09
  - （リヴェルに遅れをとった。レベル差、走る速度も牛ヲリに比べると遅い）
    （そこに月の無い夜の如き外套から顕れ出た猟犬の襲撃）
    はあぁぁぁぁ…てああああああーっ！！
    （今しも、巨槌を振り挙げ＜エンダーペイン＞を発動したフロルの無防備な腹を爪が抉る）
    （ドレスアーマーごと引き裂かれた柔肌から鮮血が迸るも、エンダー効果で怯みはしない）
    （キッと見上げると、Ｊｙｏｕ、父親のＪｙｏｕの嘲笑う顔が目に入った）
    出来ますわ！出来るに決まってます…そのための路はわたし達が開く！
    （そう言い切った後、リヴェルの言葉に頷く。己に第二撃を加えるゴラエスには構わず）
    ――とんでけーっ！！（リヴェルを襲うゼクトを＜クランブルストーム＞で吹き飛ばす） -- フロル 2012-02-18 (土) 01:41:31
  - ……っ　やはり、効きませんか……！（エヴァの時と同じ、強すぎるバグに効かない攻撃）
    勿論です！（強い口調でリヴェルに返事を返すと、周囲に現れる黒犬達へと炎の渦を投げかける）
    （特に、リヴェルの周囲には寄らせないようにと注意を払いながら） -- リリティザベル 2012-02-18 (土) 01:45:54
  - （辺りの風景がノイズに支配されていく、膨大な力がエリアそのものに渦巻いているのを感じる）
    （一刻も早くジョウの元へ至らねばと、異界と化したエリアを疾走するも、そこに迫るはカラスの群れ）
    （西洋においては邪悪の象徴、忌むべき存在、魔女の…悪しき者の…使いだ）
    くっ…！邪魔…です！！（群れへと割り込むように最小限の表面積を保って突きを打ち込み、黒い波をやり過ごす）
    （抜ければそこにはゼクトと対峙するリヴェル。駆けたままギルドチャットを受け取れば）
    お任せあれッ！！（各種オーラに高圧の風。自分にかけられるだけのbuffをかけてリヴェルを追い越し…）
    （フロルにはじき飛ばされた闇よりも濃い絶望を固めた色をした黒犬へと我が身を見よとばかりに飛び、迫り）
    （ゼクトを打ち据えんと縦回転の力の乗った踵を落す） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 01:46:18
  - （〔ゼクト〕はフロルに吹き飛ばされた上でリヴェルの大鎌の斬撃を喰らう。血は流れず、漆黒が溢れ出た）
    （それでも、インクに剣を浸した所でどうにもならないように、手応えは無くまた立ち上がる）
    （眼は爛々とした星よりも、ずっと昏い。この黒犬は、膨大な意識によって生み出された魔獣だ）
    （〔ゴラエス〕がフロルへ黒い焔を吹きかける。人一人容易に覆える火球が、芝生を削りとりながら進んで行く） -- 2012-02-18 (土) 01:46:48
  - （〔ゼクト〕がまた打ち据えられる。伊吹の拳は深く食い込み、砂袋を打ち飛ばすように〔ゼクト〕は吹き飛ぶ）
    （漆黒が破ら撒かれる。断末魔の叫びも上げない不気味な黒犬は、まだ立ち上がる。動きを鈍らせながらも）
    （リリティザベルの寸前に〔ランブレッタ〕が躍りかかり、黒い焔で焔の渦を相殺する）
    （赤と黒が混じり、愛憎の劇を繰り広げるが如く、最後には何も残らない。〔ランブレッタ〕が身を低くした）「 -- 2012-02-18 (土) 01:49:55
  - 心がないなんて…そんな…！(そんな事はない。と叫ぶ暇を敵が与えてくれない)
    さすがフロルさん…伊吹さんも。リリティさんも信じてる…！(無防備に。両腕を大きく広げて)
    『……！！』
    【Fragment-Hadesを経由してフロルと接続開始】
    【Fragment-Keikaを経由して伊吹と接続開始】
    【リリティザベルと支援魔術を媒介に接続開始】
    浄鍵紋章(トリガーエンブレム)：起動準備：機能召喚(ダウンロード)開始
    (リヴェルの両腕の手の甲から肘の後ろ程までに円陣が連続で展開、その後に文字が走った)
    “■TYPE-IRREGULAR:絆を繋ぐ者(Spirit Connecter):WORLD LINKER■”
    ≪リヴェル様の両腕を中心に、接続者にバグ除去能力を付加。バグ除去能力の上限を解除(リミッターオフ)します≫
    (目に痛くない。しかし視界を塗り潰す、光が生まれた。曙光の籠手から光が伸び)
    (フロルの槌に。伊吹の拳に。リリティザベルの杖と、放つ魔法にそ白の光が宿る！！)
    …俺達皆に心が在って。一人じゃない！(心を繋ぎ。心の力を合わせる力の一つの進化の到達点) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 01:54:14
  - (一つだけ問題点がある。この状態では、集中が必要でロクに動けない)
    (だが、心配はしていない…なんとかなるだろう。こんな状況ですら、そう思える程。仲間を信頼していた) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 02:01:51
  - （ゴラエスが此方に顔を向けた。前脚を踏ん張り、息を深く吸う前動作――あれは炎を吐く…！）
    （ランブレッタが炎を吐いた時、その動作は一度見ていた。ゆえに予想は容易。けれど――）
    く…！身体がお、重いですわ…！（クランブルを放った硬直もあり、黒い炎をよけきる事は出来ない）
    （ゴォゥ！と音がして、フロルの右半身が炎に焼かれる）…っ！！あ、悪魔でなければ即死ものでしたわ！
    （悪魔族である事による特典、火炎耐性に救われた。それでもＨＰは早くも３割にまで落ちた）
    （でもこれでリヴェルが曙光を放てば――）…て、え、え…！？（その光は敵へ放たれなかった）
    （リヴェルの篭手より、皆の武器へ。因子の、浄化の光が託されたのだ）こ、これは…。わたしに光、が…。そぅ、そうね…。
    わたし達はとうの昔に、ひとつなのですわ…！ -- フロル 2012-02-18 (土) 02:03:04
  - （嘴太鴉たちが目を晦ませて動きを留める。しかし、因子の力を得た者たちを前にして、黒犬は未だ退かない）
    （彼らの内側にある意志はただ純粋なる忠誠。間違って歪んだJyouの思想へ同調した〔バグ〕の形である）
    （〔ゴラエス〕がフロルの前に、〔ゼクト〕が伊吹の前に、それぞれ猛然と駆けてゆく。夜の風を浴びながら） -- 2012-02-18 (土) 02:06:51
  - （リヴェルから光が伸びる。それは伊吹の拳へと届き…両拳を曙光の光で覆い纏われるように包む）
    （優しさを感じさせる暖かいとも思えるような光…間違いなくそれはリヴェルの光）
    （驚いたが…それ以上につながりを感じる。リヴェルとの…皆とのつながり）
    ……ふふ…リヴェル様、らしいですね（微笑み…両拳を闇に包まれた草原の上でテールランプのようになびかせて駆ける）
    おいでわんちゃん！優しくしてあげます！（目指すはゼクト。相対速度を高めていた両者は激しい勢いでぶつかり合う）
    （その瞬間、白く輝く両拳は両手で包み込むような双掌打の形となり、勢いを威力に変え、思いを光と変えゼクトへと叩きこまれた） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 02:13:41
  - （この力、巨槌に宿った光が因子のそれならば、想いこそが力となる）
    人工知能だの、どちらの世界が優れているだの、そんな事は何も関係ありませんわ…
    わたしは、わたしの大事なみんなをこの手で護る！そのために力をお貸しなさい、曙光！！
    （眩い光をものともせず、突進してくる猟犬に対し、巨槌を大上段に振り上げ…跳ぶ！そして）
    ドラゴンテイル！！ちぇぇぇぇりゃああああーっ！！
    （着地と同時に、ゴラエスの目の前の大地に、想いの丈を込めた槌を叩き付ける！発生するのは、闘気ではなく、浄化の光の３連続大爆発）
    （ゴラエスは勿論、爆発範囲内のカラスも、己自身も、何もかもを光の中に飲みこむ） -- フロル 2012-02-18 (土) 02:25:16
  - （〔ゼクト〕は怯む事が無い。ただ、先陣を切って突っ込むは、獣の己と同等の素早さを秘める短躯へである）
    （伊吹は手に光を宿し、己に一度殴打を浴びせたものの、それは痒い程度でしかなかった）
    （虫螻同然の力が、ただ力を合わせた程度でなんとするか。そうして、突き掛かってゆく。黒い黒い中で唯一の白い牙を豪と剥きだして！）
    （双掌打が肚へ食い込み、内側まで衝撃は伝わる。交錯の後に、〔ゼクト〕は耳先から解けて、空にある流星群へ混ざっていった） -- 2012-02-18 (土) 02:25:23
  - （〔ゴラエス〕は攻撃を受ける瞬間に一歩退き、限界まで息を吸い込むと足元へ焔を噴きかけた）
    （炸裂する思いの爆風へ、それが混ざり込む。だけれど、二撃、三撃と打ち込まれて押し込まれて）
    （遂には光へ押しつぶされる形で〔ゴラエス〕は粉微塵に散ってゆく。光が朝陽よりも鋭く、丘全体を照らし出す）
    （鴉はその生命すら眩まされて、地へとはらはら墜ちてゆく。黒いノイズが段々と晴れ始めてきた） -- 2012-02-18 (土) 02:36:11
  - …大丈夫だ。このまま行ければ…俺達は(予想以上に神経を使う作業だ。精神は高揚しているが…)
    『リンク先を検出中…！』
    (曙光はジョウへと光を繋ぐ先を求めて。リヴェルは、全ての仲間に光を託す事に集中して。それぞれの役割を果たす) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 02:37:16
  - …よし、や、やりましたわ……。あとは――…
    （光による攻撃は己自身にとっても弱点である。浄化こそされないものの、残りＨＰを限界まで減らしてしまう自爆でもあった）
    （猟犬と鴉を下し、ＪｙｏｕとＪｙｏｕの対峙する丘を見上げる。少々、形勢不利に見える）
    Ｊｙｏｕ君！腕で、技で戦うのではありませんわよ！心で…！
    悩み、苦しむ事のできる貴方には間違いなく心がありますわ！思いっきりぶつけておあげなさい！
    貴方の、そのお父様を救いだしたいという気持ちを…！！
    （それだけ叫ぶと、その場にドサリと倒れる） -- フロル 2012-02-18 (土) 02:44:54
  - （漆黒で塗り固められた獣が正しき思いを身に浴び、邪悪な力を掻き消されて静かに天へと帰っていく）
    （気づけば、少し離れた所で煌めく光の奔流。辺りは僅かに元の幻想的な光景を取り戻しつつある。リヴェルに託された光が闇を払っていく…）
    （自由に動けない様子であるリヴェルの元へまずは戻り、丘を見やる）
    （さすれば、晴れつつあった暗闇の中でそれをあざ笑うかのように主張する闇が広がり、漆黒の衣を纏った男が中心にあり）
    （攻撃の余波を喰らい、ジョウがよろけ…）…ジョウさん！できます！貴方なら…！一歩を、踏み出して…！（叫んだ、僅かでもジョウの'心'の足しになればと） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 02:48:40
  - （〔ランブレッタ〕はリリティザベルと対峙する。その焔は迷いが無い。ただ、黒と赤の焔の交錯は黒と白の焔の交錯へと変わる）
    （モノクロームに散らされた風景は、入れ替わり立ち替わり、目がちかちかする程に続いた後に、〔ランブレッタ〕が輝きに呑まれて終わる）
    （その熱気に叶う事は無かった。日陰に置かれた鉄くれの冷たさは、容易く融解せしめられて、空へと混ざった） -- 2012-02-18 (土) 02:48:47
  - 『フロルへの接続停止。お父さん！』
    (フロルへの光の供給だけを止め、右手から放つ光を保ったまま、フロルの傍に移動)
    無理をさせました…ありがとう(彼女には何者も近付けまいとその場に立ち)
    ジョウさん…諦めないで！　手段じゃない…光の引金は意思で引く物でしょう！
    (その撃鉄を引く心こそが、己が繋げるものであり…仲間であるジョウにそれがないはずがない！) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 02:52:44
  - （倒れたままＪｙｏｕの声を聞く。ああ、まだ神に祈っている…）
    （救わせて貰うんじゃない、貴方が救ってあげるんですわよ…）
    （神の齎す奇蹟ではなく。貴方の心で…）
    （最後の力はいつだって、自分の中から絞り出すものだから。だから…）自分の気持ちを信じて…。 -- フロル 2012-02-18 (土) 03:02:44
  - 牛折さん！！（リヴェルと共に倒れたフロルの元へと。その間にも闇は一層激しさを増し膨らんで…）
    （見あげればそこにあるのは深淵よりも深き闇。奈落の窯の底が全てを飲みつくさんと落ちてくる）
    くっ…！（信じる。ジョウを。共に戦った勇気ある男を。この思いを届けよと、ただ信じる） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 03:05:29
  - 【心を繋ぐもの(Equalizer):を経由して+Jyou+と接続完了】
    『ようこそ　心の創生へ────』
    (曙光の祝福の言葉と共に。夜の闇を切り裂いて、一直線に伸びた白光は確かに届いていた…) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 03:17:30
  - （耳に聞こえるＪｙｏｕの叫び。彼もとうとう、己の追い求め続けたものに到達した様だ）
    （最早、結果など見ずとも判る。視界を覆う眩い光を、倒れたまま眺め…微笑んだ）
    （捧げるべき言葉は勝利への賞賛ではなく、その到達、心への）おめでとう、ですわ。Ｊｙｏｕ君…！（心からの祝福である） -- フロル 2012-02-18 (土) 03:21:44
  - (ジョウの、心の産声と共に放たれた光が消えれば。曙光も同じく光を止ませた)
    よかった…本当によかった…おめでとう…！(ふう、と力が抜ける。それくらいには精神力を使った、フロルを抱き起こし)
    大丈夫ですか…？　ジョウさんの所に行きましょう -- リヴェル 2012-02-18 (土) 03:25:08
  - （ジョウの叫びが聞こえる。今まで聞いたジョウのどの声よりも屹然としてその声は闇へと沈んでいくエリアへと響き渡り）
    （リヴェルの光がジョウの光と混ざり合い、膨らんでいき、闇を跳ね返すように世界を覆い）
    ……ッ！（喜びを覚える。何よりも意志に溢れたその咆哮に胸から湧き出るような喜びを。ジョウは、見つけたのだ。本当にずっと探してたものを）
    （これは誕生の光、ジョウの新たなる産声。父を前にしてその思いが届かないはずがない…尊い光に目を細め…ジョウを見つめ、口元には微笑みが浮かんでいた） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 03:27:59
（流星群が降り注ぐ空がある。月の無い夜空へ、止めどなく光の雨が降り注ぐ）
（手を広げれば輝きのシャワーが身を洗っていきそうなほどに、幻想的で透き通った風景が展開している）
（静かな丘がそこへ立って、静かに砕け散る星を受け止めている。短い芝生がさらさらと生えて、星光に照っている）
（丘の頂上には人影があった。それは、ベレー帽を被った背の高い姿である。それが空を見つめている）
（彼の瞳にもきっと、流星群は映っている。黒い外套が、夜空に棚引いて混ざりこんでいた） -- 2012-02-17 (金) 23:49:45
- 丘の頂上 -- 2012-02-17 (金) 23:50:52
  - （ベレーを被った姿はとても+Jyou+に似ている。雰囲気も服装も違うけれど、帽子の一点が同じだけで、同じ人物にすら見える）
    （+Jyou+よりも幾分背の高い後ろ姿は、気づいた素振りもなく、ただただそこへ佇んでいる） -- 2012-02-17 (金) 23:55:20
  - （彼はバグに侵されている。翻る外套にノイズが奔る。しかし、それを制御しきっているようで、乱れた様子も見せないし、威圧する調子も無い）
    （それに、アバターとしての機能はまだ生きているようで、その〔キャラクターネーム〕の情報を、皆は特別な事をすることなく、視る事が出来る） -- Jyou 2012-02-17 (金) 23:59:27
  - （一つ一つ歩みを進める。丘に沿って、人影が2つ。序々に近づいて、流星の空に姿が輝らされる）
    （背中に息が届くほど近づくと、かける言葉に迷って、ただ、ただ考える間も無く言葉を紡ぐ）
    お父様……僕です、“穣”です。 -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 00:25:35
  - （“穣”が近づくと振り返る。自然に、待ち合わせに声を掛けられたように、自然に振り返った）
    穣……。（笑顔は実にのほほんとして、敵意を感じさせない。ただ享楽に、嬉しいようでひらひら笑っている）
    お前もここに来たのか。（“ここ”とは、星の降り注ぐこの場所では無い。その声は、よく通り、よく響く低い声だ）
    見てたよ、あいつをお前たちが打ち倒す所を。人と関わって、随分と成長したんだな。私もハナが高い……。 -- Jyou 2012-02-18 (土) 00:29:27
  - （幾年か振りに聞くその声は、望んでいたもの。その楽天的な笑顔もまた、望んでいたもの）
    （余計なものがなければこのまま抱擁も出来ただろうに、酷く、辛くもどかしい）
    貴方を……連れ戻すためです。居なくなって、戻ってこなくなった貴方を、連れ戻すためです。
    沢山の失敗をして、沢山の仲間を得ました。少しは、人らしくなれたのでしょう、私も……。
    それも全て、貴方を連れ戻すため。戻りましょう、待っている人が居ます。 -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 00:33:56
  - （微笑を交わした後に、はさりと外套が風に煽られて）……どうして帰る必要がある？　素晴らしい場所だぞ、ここは。知ってるだろう。 -- Jyou 2012-02-18 (土) 00:39:01
  - ……今、言いました！　待っている人が居るんですよ……貴方のお父様も、後輩のあの人も……私も！（声を荒らげて、食ってかかる） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 00:40:33
  - 胡蝶の夢……。こちらも現実で、あちらも現実だ……知ってるだろう、ほら、この世界は現実なんだ。たしかに、誰かにとって、確実に現実なんだ。
    ならば、私がこちらを“現実”と選択して何が悪い……？　夢を見ているのは、お前たちじゃないのか？　少なくとも、私にはそう思えてならないんだよ、穣。 -- Jyou 2012-02-18 (土) 00:43:06
  - 夢を見ているのは貴方です。貴方が……貴方は、元居た現実の世界を幸せにしようとして、私を作ったはずなんだ。……なのに、どうして、逃げますか？　どうして、どうして？
    貴方が語ってくれた夢は、嘘だったんですか？（口論は波を立てる。返答をすればするほど、強い波が返って来る） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 00:44:54
  - それこそ、皆をこちらへ移住させてしまえばいい。前例はある……時間をかければ、きっとやれる。淀みの無い、全てが混在する世界ならば、みんなしっかり暮らせる筈だ。
    失業だとかなんだとか、そういう言葉しか聞かない世界とはおさらばで、大きく広がったフロンティアに羽ばたける。……ほら、このアバターみたいに容姿も変えられれば、もう、差別の問題なんてひとつ解決だぜ。
    そうじゃないのか？　お前は……元の世界に固執して、道を誤ってはいないか？（ノイズが高まる。言葉を返せば返すほど、黒いうねりが強まってゆく） -- Jyou 2012-02-18 (土) 00:47:55
  - （首を振る）そんな事はありません。……元居た世界で、暮らす事を夢見て、〔バグ〕なんてものを蔓延させて、それでも、それでも元の世界に戻りたがった人を知っています。
    あの人は自分の心を狂わせるぐらい、元居た現実を愛していた。……だのに、こちらの世界が間違いなく良いだなんて、言えるはずがありませんよ！ -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 00:51:09
  - う、ぐ、……私は、現実を、皆を、幸せに導いて……潤滑に、幸せを得るべき人がエラえ、得られるように……そのために、こちらに、幸せを。
    見習って……ぐっ……（頭にノイズが幾多も奔る。言葉が全てを突き崩し、理論で張った壁から、何かが溢れ出してくる）……ぐ、っ……！
    お前は……解ってない、この世界は、素晴らしいだろうが。この世界で暮らせて、幸せでない人間なんて居るものかい？　ないなら、そいつが間違っているんだよ！！ -- Jyou 2012-02-18 (土) 00:54:03
  - 貴方が人の幸せを勝手に決めるな！！（ノイズの奔りに気付かない。それは、“父親”への情が暴走して、頭が茹だっているからだ） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 00:55:10
  - うるさ゛、い……うるさい、俺の夢を邪魔するんじゃない……ただ、ちょっと手を伸ばせば叶うかもしれないのに、それを、諦らめろというのか。
    眼の前に餌をぶら下げられて、それに食いつかずにいれるもんか、間違ってたって、私の望みは……夢は……昔から、ずっと、人が好きだから、幸せにしたくてっ……！
    クソッ！　クソッ！【漆黒が全てを塗りつぶしていく】（最早、彼に正常な思考は望めない）
    “人間”ですらないくせに、偉そうな事を言うんじゃねェ！！　私に口を出すな、たかが、人工知能風情が！！ -- Jyou 2012-02-18 (土) 00:58:13
  - 言ったな……（一瞬きょとんとしたあとに、震えて怒りをありありと顕にして、喉が壊れるぐらい叫び散らす）言ったなぁあああ！！！
    お父様の口を借りて……そんなことを、そんなことを……よくも、言わせたな！！（それも、皆の眼の前で。心が、震え立つ） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 01:00:16
  - バグが急速に広がって、Jyouを包み込んで行く。
    理性が漆黒へ混ざりゆくのが、誰の目にも解る。〔バグ〕が断末魔を上げ、足掻きを見せようとしている -- 2012-02-18 (土) 01:02:14
  - （丘の裾と頂上のバグの濃さに波が出来るほど、バグが強くなる。そこまできて、漸く自分を取り戻して、丘の裾を視る）
    （今の言葉を聞いても、まだ、自分の為に戦おうと構えてくれる人たちが居る。相手が産みの親であれ、もう、迷いを見せる事は無い）
    ……皆さん。…………すみません、戦いになりそうです。退いても構わないと言っても、皆さんは闘うんでしょうね。だから……好きですよ。
    【Equip　〔メガスター〕】（光の腕輪、〔イクォライザー〕が輝いて、〔メガスター〕へ〔因子〕の力を吹き込んでいく。臨戦だ） -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 01:11:50
  - ここからはＰＴ戦ですよ！　ジョウさん、前衛は任せて下さい！(何時も通りの事を、いつもの様に言う。正体への疑問等後回し)
    (両腕の光は脈動し。いつでも力を放てるだが、様子見をする前に急くつもりはない)
    いける…！ -- リヴェル 2012-02-18 (土) 01:17:12
  - 【カスタマイジングガンLvXXXXX　Power　Rapid　Speed】（システムメッセージが空に浮かんで、彼の左手にある銃がはたと黒く輝いた）
    （反応でき得ぬ抜き撃ちがリヴェルへ奔る）【KhockBack!! 30Space!!】（後方へ激しく跳ね飛ばされる、単なるノックバックの銃弾）
    ……う、ぐ、ぐぅ……頭が、痛い……。来るな、来るんじゃ、無え……！　私は、私は……何をっ！ -- Jyou 2012-02-18 (土) 01:22:56
  - っ…………！？Jyouさんが人工知能っ……？
    （驚きを隠せない、が、それ以上に……心の震えるのが伝わる。……いつも冷静な彼が、喉が壊れる程叫ぶなんて、普段は絶対に想像できない）
    ……人工知能風情なら……心を踏みにじっていいのですか……？
    （風情が――……というが。人工知能でも”お父様”を心配する心を持つ彼は立派に人間のそれだ）
    （むしろ、現代に多い、心の無い人間より、よっぽど人間に近い）
    ……Jyouさん、ごめんなさい……先に謝っておきます
    私ね、人の心を平気に踏みにじる行為する人――……大っきらいなんですよ。お父様相手に失礼な事言って、申し訳ないです……けれど
    バグに侵されているなら尚更！正気に戻ったらJyouさんに謝るべきだと思うのです！
    （怒りと共に燃え盛る炎の渦の蛇が、Jyouに喰らいつきにかかる！） -- リリティザベル 2012-02-18 (土) 01:27:50
- 丘の裾 -- 2012-02-17 (金) 23:50:59
  - （青い光の帯が降り立ち、そこへ立っている） -- +Jyou+ 2012-02-17 (金) 23:52:12
  - ……流れ星……？(転移する前には、夜空にしか映らなかったエリアに見つけた最初のもの)
    (ゆっくりと歩き、ジョウに並ぶ。そして、遠くに人影が見えた)
    …誰かいますね(仲間の到着を待ちながら呟いた) -- リヴェル 2012-02-17 (金) 23:55:09
  - あら、なかなか素敵なエリアですわね…。
    （見渡す限りの夜空に、流星が降り注ぐ様はとても幻想的だ）
    こんな場所を選ぶなんて、Ｊｙｏｕ君のお父様はロマンティストなのですわねー。 -- フロル 2012-02-18 (土) 00:00:06
  - （天体観測とも言えない、肉眼でのスカイウォッチング。嵐の前の静けさと言うが、まさにその通りなのか、風が立つ様子すら無い）
    （+Jyou+は向うの人影を見て、目を見開く。街中で露店を開くたびに、無意識に人ごみへ目を這わせて探していた後ろ姿がそこにある）
    お父様だ……。キャラクターネームも、間違い無い。 -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 00:03:05
  - ……？　ちゃんとしたキャラクターに見える…？　しかも。あの名前って…(見間違いではない…+で囲われていない「Jyou」)
    バグは……？(曙光に話しかければ)
    …負の因子の力を感じます。でも…強い意思も、感じます(曙光が、静かにそう所見を述べた)
    …(すぐに駆け寄るべきか。ともかく、ジョウの動きを待つ事にした) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 00:04:58
  - て、え！？探すまでもなく見付けましたの！？
    （リヴェルとＪｙｏｕの見る方向へと目線を降ろす）…あ、あら。おそろいの帽子なのですわね。
    ずっと、ここで星を見ていたのかしら…。 -- フロル 2012-02-18 (土) 00:06:24
  - （星の美しい空へと魅入る。月が無くても明るい夜空は、プラネタリウムの様に感じる）
    （流れる星の輝きが、普段感じる自信の魔力がいつものそれとは違うように思うのは星の作用か）
    （ベレー帽を被ったJyouの姿によく似た彼を見れば、アバターとしての機能が生きている事に驚きを隠せない）
    ……えっ……？　バグは作用しているの……？ -- リリティザベル 2012-02-18 (土) 00:11:20
  - 星が綺麗だから此処に居る…とかじゃないですよね…
    ノイズが走ってるし、間違いないと思います(リリティに答え)
    バグによる心の暴走を抑えきる意思の力が…(そんな、強固な意思があるのだろうかと。丘の上の男を注視する) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 00:15:32
  - （まずは観察。その身体は外套に隠れているものの、今のトコロおおよそ人型、人間大）
    （因子の光による浄化は受けていないものの、自力でバグウィルスに打ち勝ち支配、あるいは共生していると思われる）
    （アバターとしての機能は健在。おそらくは会話も可能…。戦闘力は未知数）
    （判らないのは――）バグウィルスを抑えこむ程の精神力の持ち主が、何故、帰還を拒むのか…ですわね。 -- フロル 2012-02-18 (土) 00:16:48
  - （思わず目的を忘れてはしゃいでしまいそうなフィールド）
    ………っ　あれ……… -- エヴァ 2012-02-18 (土) 00:17:15
  - ……。（先立って歩む。他の皆が連立とうとすると、手をそっと翳してそれを制止する）……話を、してきます。
    もしも危なくなったら、来てください。あの頂上からここまでの距離なんて、ほとんど無きに等しいから。 -- +Jyou+ 2012-02-18 (土) 00:23:13
  - (追随しようとしたが。ジョウの手がそれを阻み)
    (危険ではないか。と思うが…)…分かりました。気をつけて下さい(今は見守るべきだと、何故か思った) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 00:25:20
  - （星が降り続ける丘。数々のエリアを見て回ったが、ここまで幻想的で美しい光景は見たことがない）
    （星々の光を受けて煌きの残滓に輝く丘を見あげれば…そこにはジョウと同じようなベレー帽を被った人の姿）
    （ジョウの漏らしたつぶやきを聞かずともわかった、彼が'お父様'なのだと。そこへ…ジョウが歩みだす）
    （追い求めていた彼の人と相対するために。ずっと探し求めていたであろう彼へ、積年の思いを伝えるために） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 00:27:01
  - …わかりましたわ。今更言う事ではないですけど、バグウィルスは人の想いを極端にする傾向がある…その事に気をつけて…。
    （それだけ告げてＪｙｏｕに任せる。でも、とんがり耳がぴこぴこ動くのは聞きとる気まんまんの証） -- フロル 2012-02-18 (土) 00:27:32
  - んー……どうも、全然正気のようには見えますが…（交わされている会話も穏やかなものだ。それにあの表情）
    笑ってる所を見ると、ジョウさんのお父さん、って感じがしますね…（顔の造作ではない、ジョウがいつも見せている笑みとどこか似ている）
    もしかしてお父さん、ウィルスを抑え切ってるんじゃ…（油断はできない、だが一縷の望みを託しても、いいのかもしれない） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 00:41:42
  - 抑えてる感じはしますけど。でも…(話の雲行きは怪しくなってきた、そんな風に見て取れる) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 00:43:05
  - そう、これも現実…。でも、それでいいの…？（ある意味では――Ｊｙｏｕの父の言う事は正しい）
    （人は自分の居場所を選ぶ事が出来る。この場合、元の世界での一切を捨てて…では、あるけれど…）
    （世界を跨いだ家出。何がＪｙｏｕの父をそうさせるのか…）
    それにしても、人間らしくなったとか、作ったとか…。Ｊｙｏｕ君…貴方は…。 -- フロル 2012-02-18 (土) 00:47:57
  - （「大人」とやりとりをしているはずなのに、どうにもそうは聞こえてこない）
    むー……　どうしてあんなに平気なんだも…？
    それにどういうことだも…？？　あの二人は、何の話をしているんだも…？ -- エヴァ 2012-02-18 (土) 00:49:50
  - （風に流れて二人の声も聞こえてくる。……特に、声を荒げているジョウの声が…）
    （落ち着いた声のJyou、冷静さを失っていく+Jyou+。二人のジョウの思いは絡むことなく、反発しあい…）
    ………皆さんっ！！（声を上げたと同時、胸にとくん、と鼓動が走る。久しく忘れていた感覚。闇の力の兆し、だ） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 00:50:44
  - …俺達のリアルも。この世界も現実。どっちがいいのか…そういう話…じゃないかな
    (自分は、差別や幸福の話は分からないが…)…それでも、リアルを捨てればいいとは思えない…な
    (だから、闘って来たのだから。この世界が素晴らししのと、それは別の話だと思えて。ノイズの増幅を感じ)
    ……出番があるかもしれません。ね(静かに。僅かだけ腰を落とす) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 00:54:17
  - …この世界は、パラダイスではありませんわ。失業はおろか、命の危険は常に隣合わせ。
    （冒険者とよばれる人々の存在がその証だ。ほんの僅かな者を残して、僅かな金のために身を危険に晒す商売…）
    （その多くは普通の仕事に有り付けない食い詰め者。あの街では変わり種の冒険者ばかりではあるが…）
    …と、言ってもバグに憑かれていては正常な判断は出来ませんわよね。て、Ｊｙｏｕ君までー！？
    ああもう、結局こうなってしまいますのね！（己の左胸に手を当てる。力の使い方は判っている。いけるはずだ） -- フロル 2012-02-18 (土) 01:02:55
  - （二人のぶつかり合いは、もはや目に捉えられる形で高まっているのが分かる。Jyouから溢れ出す暗闇、それは星空の背景となっている夜空よりもなお暗く）
    （戦闘態勢を取ろうとする。このままではウィルスの暴威に+Jyou+が一人で晒されてしまう。交渉は決裂寸前だ。後で恨み言を言われようとも割って入る覚悟を固めると）
    ………！！？（Jyouの叫ぶその言葉に思わず構えようとしていた手足が止まる。人工知能？なんだって？あの男は…+Jyou+の父親は、何を、言って、いる！？） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 01:05:18
  - ！？(確かに聞こえた。人工知能と。どういう事なのか分からない)
    (分からないけど…気付けば。両腕から光が出て。自分を照らしている)
    ジョウさんは…俺達の仲間だ。残りの話は後で聞こう…皆！
    (そろそろ、出番だ。号令をかける。仲間と、その父を救えと) -- リヴェル 2012-02-18 (土) 01:05:40
  - （怒声の聞こえる二人のやりとり、そしてリヴェルの言葉に静かに頷いて）
    （冷静さを欠いている、らしくない彼に被害が及ばぬよう、囁くように呪文を詠唱してパッシヴをかけて強化し、いつ彼のお父様――……バグに攻撃しても良いように準備だけは整えておく）
    楽園だと思っているものも、時が過ぎれば取り返しのつかない後悔へと変貌する事もありますものね……
    目の前の快楽に、甘んじる事は魅惑的ですけれど……同時に常に試されている様にも思いますから -- リリティザベル 2012-02-18 (土) 01:07:31
  - じ、人工、知能…！？ＡＩ…！（目を丸くして驚く。そして納得も出来てしまう…）
    （牛兜の強化で最大値を叩きだした事、Αサーバーや、このエリアの座標を正確に割り出した事…）
    （これまでのＪｙｏｕ君の時おり見せる、人の心へのコンプレックスの様な言動…）
    （すべて人ではなく、人以上の演算能力を有する者、だから…だから――）
    ――だから、どうした、ですわ。
    （そして納得と同じ様に、その事実をアッサリと受けいれた。不思議と受け入れる事が出来た）
    天然か、人工か、そんな事は問題ではありませんわ。わたしは大事な仲間を護るまで！
    （巨槌を抱え直し、Ｊｙｏｕの居る丘へと先陣を切って走り出す）
    出番のようですわよ！皆さん！ -- フロル 2012-02-18 (土) 01:10:48
  - （理解出来ない、思いが至らない、反応できない。Jyouの言葉が脳裏に染み込み、手足を動かすことを止めている）
    （人間と同じ思考ができる人工知能、寄り添うべき機械、人のパートナー。…"ともだち"）
    （伊吹は、知っている、人ならぬ身でありながら、少女を助けるため、煉獄へと落ちて行くべきことをよしとした一本角の少女を知っている）
    （+Jyou+…も？心溢れ、笑い、怒り、涙し、そしてそれらを乗り越えて言った+Jyou+が…？）
    （思考の渦に囚われそうになった時、男の叫びが耳に響く。急速に一つの方向へ固まる思考、そう。なんだっていい…+Jyou+は。ジョウは…）
    ……そう、です、ね。ジョウさんは…仲間、です！（反応が遅れた。申し訳ない。ジョウに、仲間、に。先頭をゆくフロルに続き、星々の輝きを跳ね返す草原を駆ける） -- 伊吹 2012-02-18 (土) 01:15:47

☆燃え尽きて消える星たちを 受け止める 夜の丘

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