花粉/かふん
カトラサキの共用コメ欄


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  • 閑話:ウルメルとレィメルはじめての二段ベッド -- 2019-07-11 (木) 02:44:57

    • 「みぃっ…」
      深夜、ぼんやりと目を覚ましたレィメル
      ころんっと寝返りを打つのだけど……
      誰もいません
      「ぷみっ?」
      もう一度、今度は反対側へ寝返りを打ってみるけど……
      誰もいません

      「ふに……」
      レィメルは起き上がると左右をきょろきょろ
      でもウルメルもママもいない。
      薄暗い中にぽつんっと一人ぼっち
      だんだん寂しくて悲しくなってきました

      ふとレィメルはふかふかとした物が自分を見ている事に気付きました
      ママがくれたふかふかのクマさんです
      ぎゅっと抱きしめると少しだけ悲しい気持ちが消えました
      でも寂しい気持ちが消えてくれません
      やっぱりウルメルとママがいないと寂しい……

      「みぃ……」
      レィメルの目にだんだんと涙が溢れてきます
      この薄暗い世界に一人だけになってしまったのかも?
      そんな気持ちになってきたからです

      「むぃ…むぃ……」

      声がしました、レィメルが良く知っている声です
      振り向けば、上の方で小さな足がバタバタとしているのが見えました
      それはやがて、コロン落ちてレィメルの側に転がってきました
      「ぬあー♪」
      ウルメルです。ずっと一緒にいた大切な『───』です
      「みゃぁ♪」
      レィメルは嬉しくなってウルメルを抱き締めました
      ウルメルもすぐにレィメルを抱きしめ返します
      きっとウルメルも一人ぼっちで寂しかったのでしょう
      これで二人また一緒です
      でも……

      「みゅぅ……」
      「にゅぅ……」
      二人とも寂しくて悲しいままです
      ママの姿が無いからです
      一緒にいるとあたたかくてふわふわとしてて
      寂しい悲しいを全部消してくれるママ
      だからウルメルとレィメルはママを捜しに行く事にしました

      二人はベッドからぴょんっと降りると手を繋ぎます
      また別々にならない様にするためです
      手を繋いだら元気が出てきました

      さぁ!二人の冒険の始まりです!

      …でも、すぐに冒険は終わりました
      ママの声が聞こえたからです

      「むぃぃ♪」
      「みゃあ♪」
      ママが居ました!
      おおきなふわふわの上で寝ているママ
      二人はぽてぽてとママの側に行くとぎゅっと抱き付きます
      ママをぎゅっとするとぽかぽかして
      寂しさも悲しさも全部全部消えていきます
      二人共もう寂しくも悲しくもありません

      やがて安心したウルメルとレィメルの口から
      小さな寝息が聞こえてきました

      おやすみなさい

      -- 2019-07-11 (木) 02:45:17
  •   -- 2019-07-09 (火) 23:17:37

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Last-modified: 2019-07-11 Thu 02:45:17 JST (12d)