http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F392789

  • £
  • 美しい・・・ -- 2011-09-13 (火) 02:38:43
    • (お耳ハムハム) -- 2011-09-13 (火) 02:44:01
    • (ぺろぺろ) -- 2011-09-13 (火) 02:47:18
    • (ちゅぱちゅぱ) -- 2011-09-13 (火) 02:50:15
    • (おデコぺちぺち) -- プレマ 2011-09-13 (火) 02:51:17
    • (ハイエルフ&ダークエルフのお耳舐ぶり対決!) -- 2011-09-13 (火) 02:56:24
    • (ぬっぷぬっぷ) -- 2011-09-13 (火) 03:00:51
    • (↑おい!なにやってる!) -- 2011-09-13 (火) 03:07:36
    • (寛大なる慈しみの微笑み) -- 2011-09-13 (火) 17:48:50
    • ジナちゃん、心なしかお老けあそばした? -- クルト 2011-09-13 (火) 19:41:38
    • この地を離れ三十余年。苗木も若木へと伸び育ちましょう。(碧眼を細め、たおやかな微笑を見せた。) -- 2011-09-13 (火) 19:59:35
    • なんか随分落ち着いてるし。変わんねーのは胸だけか・・・。 -- クルト 2011-09-13 (火) 20:05:05
    • (踵で足の甲を踏みつけた) -- 2011-09-13 (火) 20:09:22
    • いってェー!やっぱ全然変わってねー!(足を押さえて飛び跳ねる) -- クルト 2011-09-13 (火) 20:16:39
    • クルト。(飛び跳ねる背中に手を置いて、振り返った顔に優しく手で触れた。)
      (数十年の時の流れを刻んだ肌を、皺を、慈しむようにゆっくりと撫でていく。)
      -- 2011-09-13 (火) 20:20:30
    • な、なんだよ。(打って変わっての態度と、頬に触れる手の感触に、若干たじろぎを見せる) -- クルト 2011-09-13 (火) 20:27:18
    • 老いたのだな。(過ぎ去った時に思いを馳せた、哀愁と追憶を込めて呟く。)
      でも中身はあの時のそなたのままだ。いま少し落ち着きを持てばどうだ。(くく、と少女の面影を残した笑顔を浮かべた。)
      -- 2011-09-13 (火) 20:40:35
    • これだけ時間が経てば、な。
      まあそりゃ、エルフの一生に比べれば俺の一生なんて、ちょっとの時間が経ったくらいの感覚だろうよ。
      このまましわくちゃのジジイになっても、ジナはまだその姿なんだろう。ゾッとするぜ。
      まあ、その頃になれば落ち着いていてちょうどいいかもな。俺もお前も。(笑みを浮かべ、冗談めいた口調で話す) -- クルト 2011-09-13 (火) 21:04:17
    • 歳をとるからこそ。(碧玉の瞳が、クルトの瞳を映す。)
      老いるからこそ命は美しいのだ、友よ。(黒髪に白指を通し、子を抱きとめるように、頭を胸に包み込んだ。)
      久方ぶりだな、クルト。ようやく…会えた。
      -- 2011-09-13 (火) 21:18:25
    • うわぷ。やめろよ、そんな仰々しい。(恥ずかしそうに抱き留める腕をほどく)
      それだけ寂しかったとでも受け取っておこうか?・・・なんつって。
      (そのまま暫し、歓談を続けたとか―) -- クルト 2011-09-13 (火) 21:45:13
    • (ヘリクリサムの花) -- 2011-09-13 (火) 22:17:51
  • (風が若木の梢を揺らし、来訪者の存在を報せる。傅く緑髪のエルフ)
    お変わりないようで、安心しました -- ヴェール 2011-09-13 (火) 22:46:49
    • そなたも。友よ。(たおやかな笑顔と共に、ゆるりと会釈を交わした。) -- 2011-09-13 (火) 23:06:50
    • それにしても、お早いお戻りですね(悠久のエルフ時間) この町一番の大木になるには、まだまだ日もかかりましょう(傍らの若木を撫でる)
      王宮でなにか、ありましたか? -- ヴェール 2011-09-13 (火) 23:11:40
    • 公務に忙殺される日々だったが、漸く暇を作れたのだ。長居は出来ぬ。
      (女王の樹冠が陽光を淡く照り返している。懐かしそうに瞳を閉じて、ゆっくりと空気を吸い込んだ。)
      この街は、わらわの第二の故郷だからな。
      -- 2011-09-13 (火) 23:25:13
    • 山積みの公務の前では、30年が千年に感じられますか(クスクスと笑う)
      …とても似合っていらっしゃいますよ。生まれながらの女王のように(冠を戴いた姿に切れ長の目をさらに細める) -- ヴェール 2011-09-13 (火) 23:30:03
    • ありがとう。(小屋に瞳を映して、ヴェールに向き直る。)
      もっと、朽ちているものかと思ったが。意外と持つものだな。
      -- 2011-09-13 (火) 23:42:13
    • この樹に会いに来るついでに、たまに手を入れていました。…小屋も、陛下を待ちたいと(言葉を切る)
      またお目にかかれて、良かったです。陛下(にっこりと笑顔) -- ヴェール 2011-09-13 (火) 23:46:42
  • (左の頬に大きな痣が残る、長年ジナに使えている侍女はすこぶる物分りがよかった。)
    (素早く最短のルートで長姉の部屋へと案内する。別れ際にはコルトから教わったVサインを向けてくれた。)
    (王族の自室とは思えないほど慎ましい長姉の部屋には当人の姿はなかった。まだあの四人組の世話でもしているのだろうか。)
    (その代わり、この現状、コルトが最も遭遇したくない相手が、部屋の只中、部屋主の帰りを待っていた。)
    気安くその名を口にするなコルトスタッガリー。
    (中姉、リュバが鋭い目でコルトを睨んだ。)
    -- 2011-01-17 (月) 00:17:27
    • (口と眉根をひん曲げた遠慮の無い最悪の気分を押し出した顔が彼女に対する返事) そうかいちょんまげ。お前に用はねえっつの・・・
      ナルザトリ姉は? (居ないのは一目でわかるがそれでも頬をさすって見回す) -- COLT 2011-01-17 (月) 00:25:52
      • 口にするなと言った。次その小汚い舌が姉上様の名を汚さば、口を縫い付ける
        (端正な眉を跳ね上げて、低く重みのある声で言った。ジナを震え上がらせるその声は体の芯を揺さぶるようだ)
        待て。(碧眼が細まってコルトの頬に残る傷を捉えた。ずいと詰め寄ってぐいと顎を掴む)
        これはどうした。説明しろ。
        -- 2011-01-17 (月) 00:38:22
      • (この女の手は掴まれたら力ずくでは解けない。背に運動以外の汗が滲むが視線だけは怯まずに)
        ぎ・・・・うっせえ・・・オレとジナの問題だから口挟むな・・・ッ
        それにオレは本人から名を呼ぶ許しを得てるッ・・・二つともお前の出る幕じゃない・・・ッ すっこんでろよ、リ ュ バ
        (無駄とはわかっていても掴まれたままでリュバの腹に拳を打ち込んだ) -- COLT 2011-01-17 (月) 00:49:45
      • (他のエルフに違わず細くしなやかな肉体のどこからこんな力が出るのかは定かではないが、コルトの拳は空を切った。)
        (その場で風車のように回転したコルト。部屋を荒らさないようにふわりと着地「させられた」)
        ジナだと?(心を見透かす瞳が睨む)
        は!それで姉上様に口添えを頼みに来たというわけか。軟弱者が。
        (扉を開けて颯爽とドレスを靡かせながらジナの部屋へと向うリュバ。頬の傷はいつの間にか癒えている。)
        -- 2011-01-17 (月) 01:01:41
      • 違う!! あちょっ、おい! こらクソババァ! ぐっ・・・ (これだからこの猛将は苦手なのだ)
        (手玉に取られ、淡雪のように痛みも傷も消されてしまった頬を撫でる。猫と毛玉の如く相手にもならない自分を嫌でも見つめさせられる)
        (この世界に来てからよく思うようになった事。自分は何でこんなところに居るのか。ここで自分の存在に何の意味があるのか。目の前に広がる威容。たった一人の人間)
        (帰国のごたごたで旅の中で潤沢にあったジナとの時間も無くし、旅の前に逆境は覚悟したはずだったのに虚無のような気持ちを振り払うことが出来なくなっていた)
        (立ち尽くしたまま項垂れる) ナルザトリにそこまで頼ろうとしたんじゃない (門番をどかすか、でなければ窓からでも部屋に入るか。とにかく接触する手段を)
        オレは (その先は、誤解は自分で解くつもりだった) ジナ・・・ -- COLT 2011-01-17 (月) 01:20:11
      • 何をやっている。(扉の前で腕を組んだリュバがコルトを睨んでいる)
        まだ呆けているようならもう一度その頬を張り飛ばしてやる。(ぐいと手を掴んで廊下を行く。ジナの部屋の前には屈強な護衛が先ほどと変らない姿勢で立っている。)
        「お下がりください」「押し通る、参れ」(二名の護衛はあっという間に昏倒させられた。)
        ここまでだ。もう手を貸さぬし、貸せぬ。(コルトを目端で流し見て云った)
        そなたにしか出来ないことだ。この国の誰でもない、そなただけだ。
        (忌々しい。と言い残して、リュバはその場を静かに歩き去っていった。)
        -- 2011-01-17 (月) 01:35:28
      • (とことん力押しだ・・・掴まれていた手首をさすり、倒れ伏す護衛たちを睥睨する) よう覚えてたか? まあでも、あんたら悪かァないよ
        (ごめんよっとぴょんぴょんと彼らを飛び越えてドアを押す。軋みなど一切無くドアは開いた) ジナ。今から行くから
        (歩きながら言葉を考えようとした。でも、関係ない記憶がそれを邪魔する。帰国への二人だけの旅路。荷物はいつも多めに持った。食事はよく作った)
        (体調を崩せば看病してくれた。星の海を見上げその名をたくさん聞いた。語られる伝承と風習が夜の友だった。並んで座って会話が途切れた時、よくそのままキスをした)
        (人間の世界にいた頃よりもっといろんな顔が見れた。押し倒した時の慌てようはまた見たいなと思うと笑みがこぼれる。こんな時なのに)
        (結局何も思いつかないままコルトはベッドの縁に腰を下ろす。ふくらみに軽く手を置いた。いつも指を滑り通っていくあのブロンドに今無性に触れたくて堪らなくて)
        ジナ -- COLT 2011-01-17 (月) 01:55:54
      • んぅ…(名を呼ばれ、布団から覗いた顔が覚醒に震える。開かれた瞼から現れた碧眼が、コルトを見上げた。)
        …コルト…。(泣いていたのか、目の周りが腫れていた)
        何故来た。わらわはそなたに…。
        (言葉が詰まる、布団に潜りなおして小さくなるしか出来なかった)
        -- ジナ 2011-01-17 (月) 02:15:55
      • オレに? (優しく、優しい声で聞き質す) オレには心は聞こえないんだ
        (布団の中に手を入れた。まさぐり、体の一部を探すとトントンと指を打つ。広げた手に手を求めてじっと待つ) -- COLT 2011-01-17 (月) 02:28:41
      • (ゆっくりゆっくりと布団から白い指が伸びて、コルトの指先に小さく触れた。)
        何故来たコルト…。(再び同じ言葉。掠れ気味の声が震えを帯びてくる。)
        わらわは…そなたに……… ひどい…事を言った…。
        (触れた細い指がきゅうと窄まって、コルトの手を握る。)
        -- ジナ 2011-01-17 (月) 02:35:41
      • (それだけで胸が締め付けられるように切なくなった。もう逃さない、すがるように握ってくる愛しい手を指先で密やかにさする)
        オレの耳には普通の言葉しか届かない。だから お前が思った事を素直に言っていいし、やっていんだ。それで、わかるよ
        (布団の上から軽い布がかけられる。打ち捨てられていたジナの礼服だ) 間違った時は正せばいい。リュバだってそれくらい許してくれんだぜ
        まあオレは過ちなんか犯してねーけどな (腕を布団から抜き出し、握った手にキスをした。願いを込める。その唇は他の誰のものにも触れらてないと)
        信じて欲しい -- COLT 2011-01-17 (月) 02:56:17
      • 初めから信じていた。
        (下穿きとハイソックスに似た長足袋だけ身に着けた肢体が静かに起き上がり、白い背を金髪が滑る。)
        ただ、わらわに信じきるだけの力が無かっただけの事。
        成人してもまだ弱さを捨てられぬ情けないアールヴだ。
        ごめん…なさい…。(大きな瞳を潤ませて、大理石の彫像の如き手を伸ばし、打った頬に触れる)
        痛かった…?
        -- ジナ 2011-01-17 (月) 18:12:40
      • んーん (微笑を浮かべて頬に触れる手を自分の心臓に持っていく) こっちの方が。誤解させて悪ィ
        そんなに泣いたの見るの初めてだな (顔が近づいていく。額同士がまずこつんと合わさった。そのまま顔伝いにコルトの顔はジナの顔を登っていく)
        もっとよく見せて (優しい口調が途切れると、その口は腫れたジナの瞼にキスをする。癒すように控えめに舌も這って囁く)
        二度と見れないかもしれない。や、多分二度と見ないから -- COLT 2011-01-17 (月) 19:43:42
      • だって…。(くしゃっと顔を歪ませて、語尾を潤ませる。)
        わらわが国へ帰らねばならなかったから、そなたは共に来てくれたのに。
        たった一人で、アールヴに囲まれて暮らして心細かったろうに。わらわはそなたの傍で、根限り庇護せねばならないのに。
        それなのにわらわは…っ(瞼に口付けをされて、言葉が途切れる。恥ずかしそうに目線を泳がせて、瞳を閉じた。)
        -- ジナ 2011-01-17 (月) 20:00:19
      • ホームシックはバレてたのね・・・ (緩やかにベッドに押し倒して顔にキスを続ける) 覚悟はしてたのに、オレも駄目だなァ
        あージナもこんな気持ちだったんかなーって思った。一人で別の世界に来て生きるってこういう風に大変なのかってやっと
        (首元に顔を埋め、眠るように目を閉じる) でも何の為にオレがここに居ればいいのかもわかった -- COLT 2011-01-17 (月) 23:28:57
      • あまり、遠くへは行けないが。(くるりと覆いかぶさるようにコルトを見下ろす)
        二人で旅行に行こう。人もアールヴもない、ジナとコルトになろう。
        わらわが女王になったら、この国の戸を開いて、数多の種族を招こう。あの街の友も呼んで、みんなで一緒に…。(そっと手の平で頬を撫でて、出会った時と変らない笑顔を浮かべた)
        そなたはわらわの為に在れ。わらわもそなたの為に在ろう。(そう囁くと、そっとキスを唇に降ろした)
        -- ジナ 2011-01-17 (月) 23:49:23
      • いいねソレ (恋人の語るもの。寂しい部屋を花で満たそうとしてくれてる。そんな印象をうける)
        (シンプルなこれからの芯が固まっていくのを感じる。相手を想うこと。相手にしてあげること。相手からしてもらうこと)
        (されるがままに、寝顔のような微笑で唇を気だるく動かして短くしっとりと睦み合う。柔らかく抱き合うと蚊帳の外だった礼服を手繰り寄せて)
        なあ。オレにも服作ってくれ (試着のように寝そべったままのジナにそれを重ねてみる) こういうの。アールヴの服。男物だぞ? -- COLT 2011-01-18 (火) 00:23:32
      • 反物は得手ではないぞ。(服を端目にコルトを見る)
        着たいのか?わらわはそなたには人間の服が一等似合うと思うが…。まあ、そなたが望むなら、それもよい。

        「仲直りしたの?」「幸せそうですわね」「やっぱり覗き見はいけませんよ」
        (小雲雀たちが扉の隙間に張り付いてその様子を嬉々として覗く中、シジエラは己の敗北を悟っていた。)
        「さあ、ここまで」(ナルザトリがドアを閉めて笑った。)
        -- ジナ 2011-01-18 (火) 00:44:52
      • いつまでも未練がましい気がしてな (また時々着てやるよ。そう頬擦りしてもうしばらく二人きりで過ごすのだった)

        (BOUNUS TRACK)
        ナルザトリ姉ー リュバのやろうがナルザトリ姉の名前呼ぶんじゃねえってわからんこと言いますー (THE・学級会風) -- COLT 2011-01-18 (火) 01:03:20
      • まあそれは何故かしら。(薬草に霧を吹きかけながら愉しそうに笑う。)
        コルトスタッガリーの言葉には誤りがあります。(忌々しそうに眉を吊り上げる中姉。)
        私は「軽々しく口にするな」と申し付けたのです。
        此れがジナと恋仲であろうとも、姉上様を「姉」などと呼びすてる筋ではありません。
        これは我らマクの誇りと尊厳に関わること。コルトスタッガリーは許しを得たとのたまっていますが
        それが誠であられるのであれば、どうかお改め頂きますよう。(淀みなく、スラスラと暗唱するように告げる。ナルザトリはまだ愉しそうに笑っている。)
        コルトさん、これを見てどう感じられますか。(机の上に置かれている木彫りの兎を示した。なんとも可愛らしい、女性的な柔らかさと温かさを感じさせる彫り物だ)
        -- 2011-01-18 (火) 18:12:31
      • (リュバの話を右から左へ綺麗に流していたらこっちに振られた) あい?
        ウサギッスね ・・・かわいらしいんじゃない? 丸っこくて触りたくなる感じ -- COLT 2011-01-18 (火) 19:11:36
      • 姉上様。(なぜかリュバが困ったように眉を顰めた。)
        ふふ、それではこの彫り物、誰の手によるものだと思いますか。(コルトとリュバを見比べて、また笑った)
        -- 2011-01-18 (火) 20:06:02
      • (ぽけっとした顔をギィィと横に向けて) えっ、リュバ? -- COLT 2011-01-18 (火) 20:25:21
      • ねえコルトさん。リュバさんはとても優しい方なのですよ。(兎の彫り物を手にとって優しく撫でる)
        私を姉と呼ぶのなら、リュバさんのことも姉と呼んでいただけないかしら。
        姉上!?(目を剥いて詰め寄る中姉)
        リュバさんも。ジナさんが見初めたお相手をそう無碍になさらないで。お互いもっと分かり合うべきですわよ。うふふ
        -- 2011-01-18 (火) 20:36:58
      • (ぐむぅ、という空気が両者の間に横たわる。じっとリュバを見つめると言い辛そうにしながらも) リュ、リュバ姉様
        等身大の熊でも彫った方が似合うぞ -- COLT 2011-01-18 (火) 20:53:05
      • やめろ!寒気が奔る!…。ふん、その暁にはそなたの頭の上にでも落としてやろう。二度とジナを悲しませるな。
        (ナルザトリに会釈を残して、かつかつと部屋を後にした)
        まあまあ。(ナルザトリが笑った)
        -- 2011-01-18 (火) 20:58:39
      • 義姉さん (リュバがいなくなると、初めて温和な長女をそう呼んでみた) アイツって父親似かな? -- COLT 2011-01-18 (火) 21:08:19
      • そうですね。(くつくつと微笑んで)
        リュバさんもジナさんも、お父様によく似てらっしゃる。コルトさんはお母様に似られたのね、私と同じ。(廊下でコルトを呼ぶジナの声)
        さあコルトさん、お行きなさい。出番ですわよ
        -- 2011-01-18 (火) 21:14:50
  • (獲物から離れるように四人はシジエラを中心に集まる。)
    「怒られる…」(シジエラの後ろに隠れるように小さくなっているウルススが震えた声で呟いた。)
    …にこ。
    (引きつった顔が一瞬で溶けて、滝汗を流すコルトを透かすような笑顔を模ると、姫達とコルトを見渡してたおやかに腰を折った。)
    遠路はるばるよくぞ参られました。此れなるはわらわが外界にて得た友、コルト。
    相応しい場にて面合わせをと思い設けていたのですが、その必要は無くなったようです。
    それでは皆々方、妾は処務が残っておりますゆえ、また後ほど。(厳かに会釈を交わすと、踵を返して部屋から出て行った。)
    「よかった…お怒りになられて無いみたい」(安堵の顔を皆に向けたウルススの尻をイプドラが抓った。)
    あらあら。(ナルザトリが笑顔のまま言った。)
    -- ジナ 2011-01-15 (土) 19:08:23
    • 怒ると怖いけどな、怒らない時はもっと怖いんだぞ (かわいい悲鳴を尻目にむなしく伸ばした自分の手で頭を掻いた) ああ゛〜〜〜・・・
      ちょっと、待てよジナぁ! (後を追おうとするも部屋を一歩出るともう姿はなく、そして相変わらずここはどこやら) ぐっ
      (もう一人の姉の方は猛々しいが直情的ゆえまだ気が楽だ。こちらの姉は表情の通り柔和なのだが、それがいつも崩れない故に今は逆にプレッシャーを感じる)
      ナルザトリ姉 (本当に仕事なのか? 追うべきだよな? 違う? 何にしても道がわからんよ? ・・・色々篭めて視線で訴えた)
      そいやお前らはジナよく知ってんの・・・? (安全地帯に固まってる姫たちの方もチラッと見やる。まるで拒まなかった自分を無理やり棚に上げて畜生どうしてこんな事にと嘆きながら) -- COLT 2011-01-15 (土) 20:22:36
      • 心のままに。(笑顔のまま答える長姉。その後ろで四人がそれぞれ気まずそうに目線を伏せている。)
        (手紙を数度程交わした。だの、精霊祭で一緒に踊った、だの口々に言うが、誰も知っているとは言わなかった。)
        「三ノ姫様は、いつも気高く、崇高であらせられました」「友達がいなかったのかも きゃあ!」(またウルススが尻を抓られた。臆病なくせに口下手らしい。)
        「私が」(シジエラが一歩歩み出る。)
        「私がコルト様をお導きいたします。三ノ姫様とは幼少の折良く遊びましたから」
        (そっとコルトの手を取って、小さく会釈した。)
        -- ジナ 2011-01-15 (土) 21:07:06
      • はっきり言うなこの娘は・・・ (ウルススに呆れ顔を向ける。お家のお付き合い程度というわけだ。性格というよりも立場ゆえか、集った姫たちに悪意や嘲りは感じない)
        (ごく自然に手を取られてはちょっと逡巡したが頬の硬さを崩し) 悪ィ、頼む (リーダー格でよく気も付く娘なんだと素直に思った)
        (それでいて頭が固いわけでもなく話しやすかった。歩きながら話しても、打ち解けるのに時間はかからない。切羽詰った気持ちがほぐれて笑顔も出る)
        もしかしてシジエラってジナより年上? や、落ち着いてんし、しっかりしてらと思ってさァ -- COLT 2011-01-15 (土) 21:31:33
      • 「それでは参りましょう。こちらへ」(コルトの手を引いて廊下を歩き出す。去り際に残された三人に一瞥をくれて」
        「巧いわね」「ずるいのよ」(体よくナルザトリの前から逃げたシジエラに、イプドラとトゥラグニが小さく零す。)
        「シジエラ様、お優しい…」(胸の前で手を合わせて、ウルススが嘆息をついた。)
        「あらあら」(ナルザトリが笑った。)

        全ては行き違い。すぐに誤解は解けるでしょう。(ジナよりも赤みがかった金髪を靡かせてコルトの傍らで手を引く少女。)
        人の暦で言えば、私が十年ほど年上になります。コルト様こそ、そのお年で本当に落ち着いてあらせられる。エルフならまだ赤子ですよ。(快活な顔で笑う。健康的な白い歯が唇から覗いた)
        -- 2011-01-15 (土) 21:47:20
      • うえ、マジ? エルフって見た目じゃ歳がわかんねェよなァ・・・ ジナも人間の世界は人間ごと早回しだ、って言ってた
        (世間が期待するエルフってこういうのだよな・・・穏やかな物腰と惜しげなく向けられる柔らかな微笑みが新鮮に感じる)
        しかしまあ広いこと・・・どこ行ったのかねあの姫さんは。服も褒めそこなったし、見つけても一荒れするよ (いつまで手繋いでるのかなとちょっと気になった)
        人間はんな珍しいかい。さっきの姫ちゃんたちもえらい興奮してくれてたけどさァ -- COLT 2011-01-15 (土) 22:22:04
      • // -- 2011-01-15 (土) 22:34:50
      • 荒れる?三ノ姫様が?そう…。
        (にわかには想像しがたかった。ジナの顔はいつでも凪いだ湖面のように静かで、翠の双眸は遠くを見ていた。)
        本当に、見初められているのですね。(そのジナが、姫たちに囲まれているコルトを見たときは面白いように顔が強張った。)
        あんな顔、初めて見た。(繋いだ手を離し、人目に付きにくいバルコニーへと歩み出る。身を乗り出して広大な宮殿を見通す。)
        私達エルフは普通はその生涯で森を出ることはありません。ですから、人間なんて見たことも無い者が殆どなのです。
        コルト様。(ビスクドールの如く整った美しい顔がコルトを向く。)
        三ノ姫…ジナ様とは恋仲だと仰りましたね?
        -- 2011-01-16 (日) 17:24:56
      • オレしょっちゅうぶちキレられたり呆れられたりしてたんだけど・・・
        (どこまで猫被ってたんだあんにゃろう。コルトは自分が見てきたジナこそが素顔だと微塵も疑わない。様々な場面でいろんな顔を見せてくれた事を、その日々を信じていた)
        ふーん (目を細めて壮麗な眺めの中で、ぽつりとまるで孤独であるかのように浮かぶシジエラ自身を見つめる) 籠の鳥っつーには籠はでかいよな・・・
        あん? あぁ・・・ん (さっきも言ったろ?と軽く肯定) -- COLT 2011-01-16 (日) 17:50:43
      • やはり恋人同士というのは、仲良く睦み会う物なのですか?
        (ジナのそれよりもいくらか緑が深い瞳がまじと見上げる。足音も無く、静かに歩み寄る。)
        ジナ様とは普段、どのような睦み会いを…?(白魚のような指がコルトの前髪に触れる。屈託の無い笑顔。)
        -- 2011-01-16 (日) 18:21:45
      • はあ? (思わず声が裏返った。今なんて言った?) むちゅ、睦み合いて、なんて?
        ・・・ああ、はあ、二人の時にしてることか・・・そりゃ、んなのフツーだよフツー! フツーのっ 恋 び、と・・・ (おかしな事は言っていない)
        (なのに何故そんなに強い視線なのか。何故ぐぐっと距離を詰めてくるのか。とっさに肩に手を置いたが思いの外歩みはしっかりと力強く。ギリギリの距離だけは保て)
        (ジナより背は高いか。目の高さはコルトとそれほど違わない。真剣な面持ちで今までとは違う張り詰めた美しさを覗かせた顔が視界一杯に広がる)
        まだ してない (言葉を繋いでも微動だにしない深い瞳に、何か魅入られたように焦燥感を煽られ迂闊なまま言葉を捜す) こっちではなンてんだ、だから 男と女の契りは まだで
        (溜まらず視線を外し顔を伏せた) ・・・キスは、許してくれるようになった -- COLT 2011-01-16 (日) 18:44:01
      • …。(白無垢の礼服を靡かせて、柱の影が縞模様を敷いている回廊を歩むジナ。)
        (怒りは既にうせていた。姫らも悪気あっての事ではないだろう。人間が珍しかっただけなのだ。)
        (話しかけてきてもそっぽを向いてやる、そして十分反省させた後、にっこり笑ってやろう。そんなことを考えながら。)

        キス?(聞きなれない言葉に瞳を瞬かせる。悪戯っぽく笑って、垂れた金糸をかきあげる。)
        なにやら愉しそうな響きですのね。興味がありますわ、どのような行為ですの?
        -- ジナ 2011-01-16 (日) 19:40:39
      • ・・・ (ジナが特別初心というわけではなかったのか。生粋のエルフはみんな、こう箱入りで許婚に送られるのだろうか? 疑念がぐるぐる頭の中を回る) 唇
        唇で触れること。親族や親しい相手には触れるだけだけど、恋人同士なら (唾を飲み込んだ) 唇同士を重ねて、擦り合わせたり、舌を舐め合ったりする
        エルフはあんまやんないんかね。ジナも初めは不思議そうにしてた (お互いが喋れば吐息が肌を撫でていく距離で、件の唇が動いている) -- COLT 2011-01-16 (日) 21:11:26
      • 唇と舌で…?(己の桜色の唇を確かめるように指先で触れた後、そっとコルトの口元に指を近づけた。)
        ここと、ここを重ねて?ふふ、なんだか不思議。接吻は祝福を施す所作ですが
        キスは互いを祝福しあう行いなのですね。(するりと細い手がコルトの首に回される。いつの間にか二人の距離は抱き合わんばかりになっている。)
        コルト様。(微かにえくぼが浮かぶ笑顔で見上げる)
        私、キスを試してみたいのです。
        月の森のシジエラの祝福では、ご不満?
        -- 2011-01-16 (日) 21:32:19
      • 人間は大抵気持ちいいからやってんだよ (指先でしとやかに触れられればぞくりと淡い電気が走ったようだった)
        (知らずとも年上というだけはあるのか、その所作にはジナには無い官能が宿って見える。もうひとつ困ったことに割りとある胸が当たっていた)
        (宮殿内からバルコニーの二人のシルエットは重なって一人分に見える。僅かに腰が引けたが、回されたたおやかな手と微笑が動きを中途半端なものに留めさせた)
        バッ バカ言ってんじゃねっ・・・ あのなァ、そういうのはな
        (シジエラの顎先に指を添えて少し上を向かせる。もう視界には互いの顔だけが一杯だ。近づいた唇はまだ触れ合わず動いた) 好きな相手としろよ -- COLT 2011-01-16 (日) 21:59:52
      • それならば問題はありませんわ。
        (好きな者としろと言われてにっこりと笑いながら返すと、しなやかな足を伸ばした)
        (だが、突き出した唇はコルトに触れず、波が引くように戻っていった。シジエラはコルトの首に手を回したまま、じっと廊下側を見ている。)
        (そこには愕然と立ちすくむジナが、翆玉の双眸を見開いていた。)
        三ノ姫様…。(「そういう関係」が露呈したような声を上げたシジエラは、首に回した腕をゆっくりと見せ付けるように解き、悩ましげに首を振る。)
        コル… シジ、ェ…ラ。(言葉の出来損ないがジナの口から漏れた。焦点は定まらず、二人の周りをぐるぐると回っている)
        -- 2011-01-16 (日) 22:21:05
      • (同じように声が出ないものがここにもう一人。その手はまだ問題の肩に置かれていて、逢引が見つかってしまった、そんな状態でしかない)
        ・・・・・・ (先に動いたのはコルトだった。シジエラを押すように身を離すと躊躇いがちにジナに歩み寄る。誤解だ。何もして無い。白々しくてもそう言ってしまえばいいのに)
        (何か言うより先に震え出したその礼服の肩に触れようとした) -- COLT 2011-01-16 (日) 22:46:09
      • 触れるな!(静寂に盛大な乾いた音が響く。)
        (歯を食いしばり、コルトの頬を打った手をぎゅっと握る。大きな瞳は涙で濡れて、怒りと悲しみで震えていた)
        去れっ!嘘吐きっ!!
        (そう吐き捨てると、金髪を棚引かせながら走り去っていった。)
        -- ジナ 2011-01-16 (日) 23:02:23
      • (手を振りぬかれた形のまま顔は動けなかった。衝撃の後の痺れが散っていく感覚だけが妙に細かく感じ取れる。耳の奥までキィンと鳴っている)
        (打たれた時に頭の中身まで外に飛んでいってしまったかのように、目の前にも胸の内にもただ真っ白さだけが広がって呆然と立ち尽くした)
        (口の中に広がる血の味がなんとか意識をずるずると引きずってきてくれて、やっとひくひく頬を動かす)
        待ってくれ! ちゃんと言わせろ! (彼女と同じように拳を握って駆け出して 急に止まる。肩越しに隙間の様な視線をシジエラに向ける。八つ当たりのような怒りと疑惑の目)
        (シジエラには一言も残さず今度こそ何の当てもなく駆け出していった) -- COLT 2011-01-16 (日) 23:15:40
      • (確かに見た。涙。泣いていた。泣かしてやった?あのジナが泣いた。)
        (口元を指で隠して、脳裏で慟哭するジナの顔を何度も反芻する。一番大切なものを失った痛ましい表情。後悔と反省の奥に、どこか胸が空くような快感があった。)
        (コルトの睨みも意に関せず、ただ悲痛そうな面持ちを作ってやる。やがて誰もいなくなったバルコニーで、小さく笑った。)
        誰も通さないように。(門番にそう告げながら歩き抜け、固く扉を閉ざした自室のベッドに身を投げ出した。卸したての礼服を脱ぎ捨て床に放る。)
        嘘吐き…(ぎゅうっとシーツを握り締め、頭を渦巻く思い出を振り切るように瞳を閉じた。)
        -- ジナ 2011-01-16 (日) 23:34:33
      • (屈強というほど筋骨隆々ではないが背はえらく高いアールヴの門番とのやり取りは埒が明かなかった)
        (こんな風には使いたくなかったが、恋人という立場も主張してみた。が、まったくの無駄。聞き入れられず変な詮索も受けず)
        (己の職務と主の誇りを守る事を至上とする優秀な彼らに、嫌味にもならない負け犬の遠吠えを残し引き返すしかなかった)
        もう何だってしてやるからな! 覚えとけぶぁーか! (その辺の侍女を捕まえて案内させる。完全アウェイのこの宮殿で、自分にも切れる可能性があるジョーカーの元へ)
        頼むぞう・・・リュバまでいるとややこしくなる・・・ (その名を呼び捨てにするコルトを侍女がちらりと見たが、内緒と口に人差し指を立てる)
        (ナルザトリの部屋へ息も荒く、適温が保たれる宮殿内にも関わらず汗を流し駆け入ってきた) ッー・・・ッー・・・ ナルザトリ姉 -- COLT 2011-01-17 (月) 00:03:21
  • これは、幾重にも枝分かれている梢の先に揺れる一枚の葉である。
    冒険者の街より東へ数百里。人の踏み入らぬ太古の森にして、エルフの都、悠遠の森が広がっている。
    その中心に聳える天を貫くほどの巨大な精霊樹の麓に建つのが、リョースアールヴの宮殿、万葉宮である。
    その一室でコルトは某と暇をもてあましていた。
    半月ほど前に悠遠の森へとたどり着いたジナとコルト。森を震わせた騒動も漸く落ち着く兆しを見せ始めた時のこと。
    ジナの成人の報せを耳にした各国の王族達が、揃い踏みでこの悠遠の森へと足を運んでいた。
    ジナが最も古きエルフの血を引く王族ということもあったろうが、もう一つの存在、彼女が恋人として連れてきた人間の存在が出不精のエルフ達の興味をそそったのだろう。
    「礼服に整えてくる」そう言ってジナが別室に移ってからはや数十分が過ぎた。
    -- 2011-01-14 (金) 19:42:56
    • (真下に来れば空を覆うほどの威容を誇る大樹があるのに、なぜここは暗くならないのだろう。そんな不思議の解に頭を巡らせたり、これからの事を考えたり)
      (前人未到という言葉が正しく通じる地。今も続く神話の世界。この国に来てから退屈を感じることはなかった。訂正、あまりなかった。大きな欠伸がまたひとつ)
      相変わらず女の支度は長い・・・これはもう人とアールヴに加えてドワーフにも統計取りたいね。ゆくゆくは人魚、ピクシー、獣人とね
      (うるさいのは誰も居ないのでだらしなく椅子にもたれて、口で受け止めようとテーブルの上の果実をぽんと放った) -- COLT 2011-01-14 (金) 20:52:32
      • (開いた口に果実は収まらなかった。狙いが外れたわけではない。)
        (見えない糸に吊るされているように、放った果実はコルトの眼前で停止していた。)
        (ふわふわと中に浮いた果実はいきなりコルトの額に飛び掛り、その額にバウンドして、白い床に落ちた。そのままコロコロと廊下に向って転がっていく。)
        -- 2011-01-14 (金) 21:04:49
      • ぶあっ (落ちてこない実にぽかんとしてたら強襲を喰らって無様な声が。椅子から落ちかけて慌てて立つ) んだぁ・・・?
        (キッと転がる果実を見やる。空中でのように何も触れていないにも関わらず止まる気配のない実に大股で歩み寄った) ジナか?
        くだらねー真似してねーでとっとと -- COLT 2011-01-14 (金) 21:13:40
      • (荘厳な造詣に満たされた廊下をころころと転がっていく果物。思い当たる者の名を呼んでもその勢いは変らない。)
        (手で掴もうとしてもするりとかわし、警邏を避けるように階段を降りていく。)
        「ついて来てるわ」 「よくってよ。そのまま此処へ」 「怒られません?」 「見つかればね」
        (広大な万葉宮の中をどれだけ歩いたのだろう。ついに扉の前に果物が止まった。)
        (静かに戸が開くと、その中に吸い込まれるように入っていった。)
        -- ジナ 2011-01-14 (金) 21:25:30
      • (軽い気持ちでこの実を追いかけたことを後悔した。本気で捕まえにかかってもまるで触れられないのだ。そのうちこれは自分を導いている動きだと気づいた)
        (引き返すには時遅し、すでに自分がどこに居るのかさっぱりわからない。観念した仏頂面でたどり着いた先は) ・・・多分来たことないよなココ
        (怒られても知らんもんね。そう腹を決めて戸を大きく開けて中へと踏み入った) 人狼つかまえた、っと   おおふっ -- COLT 2011-01-14 (金) 21:37:39
      • (エルフ独特の増築形式のその部屋は柔らかな光が降り注ぎ、草色のカーテンを透かして床を緑に染めていた。)
        (大きなソファーの上に、散々追いかけていた果物がぽつんと置かれていた。)
        (部屋を見渡しても誰もいないが、誰かの気配はする。)
        「来たわ」 「どうするのかしら」 「怖い」 「座るわ」
        -- 2011-01-14 (金) 21:51:24
      • (この悪戯がジナではないことはわかった。さて) やっと座れた・・・
        (ここまで振り回された哀れな人間です、とでも言うように大げさにソファに身を沈める。うなだれていて見えない表情はどうしてくれようと何か考え中)
        (やがて見せ付けるように念願の果実を摘むとコルトの手の中で果実は火に包まれた。もちろん火をつけたのはコルト自身が魔法でだが。大げさに熱がってみせる)
        あああああ! 熱いっ熱いっ -- COLT 2011-01-14 (金) 22:03:14
      • 「ひあ!ひ、火!」
        (可愛らしい悲鳴が響いて、眼前の虚空から若いエルフの少女が現れて尻餅をついた。)
        「お立ちなさいなウルスス、裾が捲れててよ。全く、計画が水の泡」
        続いて現れた少女が転んだ娘を見て舌打つ)
        「果物を焼いて食べるのかしら、人間って」
        (ウェイビーな髪をかきあげて、肉付きのいい娘が現れる)
        「炎をお納めくださいませ」
        (最後に一人、コルトの隣に目鼻立ちがはっきりとした美少女が現れる)
        「お手当てが出来ませんわ」(他の三人とは違い、流暢な人の言葉でそう言うと、にっこりと笑った)
        -- 2011-01-14 (金) 22:28:54
      • ハッハッハッ ポンコツ、おてんば、わお・・・ (現れた娘たちに順繰りに指差していき、最後に隣の少女に火を消した手を開いて向けた) 小雲雀たちのお姉さん?
        (掌に火傷はない。煤臭くなった果実を頬張って) うんまずい。担ぐものは担がれる。面白かったか? ・・・あんたどっかのお姫さま? -- COLT 2011-01-14 (金) 22:40:25
      • うふふ ふふふ クスクス(コルトの質問に顔を見合わせながら笑いあうと、前もって予行練習していたのか、前に揃って優雅なお辞儀をしてみせた。ジナが時折コルトに見せていたのと同じ動き。)
        「明星の森のイプドラと申します」(前髪をあげて白い額を晒した勝気そうな少女が会釈する)
        「藍色の森のウルススです」(一番背の小さな、気弱そうな娘が続く、黒髪である)
        「花の森のトゥラグニといいます。お目にかかれて光栄です」(一番背が高く、スタイルもそれに倣った娘がたおやかに腰を折る。そして最後に)
        「月の森のシジエラ・クフ・ランダバルガ・ヌです。慧眼のとおり、みなそれぞれの国の姫ですの。」
        (全員エルフの姫である。それぞれ差があるが長い耳を持ち、またそれぞれが飛び切りの美少女だ。ジャンルが違う絶世の美少女達が、コルトを見てニコニコと笑顔を浮かべている)
        -- ジナ 2011-01-14 (金) 22:57:45
      • おおふ・・・ んんっ、ああ、人間の世界、シンシティって街のネカって地区で生まれた コルト・スタッガリーだ
        みんな別ンとこなのね (自己紹介しては座り、人間の世界なら奇跡を集めたような光景だと目の前の絶景に元の世界を少し思う)
        (綺麗なおでこ、意外な黒髪、リーダー的な風格とそれぞれ印象深い。男好きのする身体には他より長く視線が留まった。巨乳エルフ。奇跡中の奇跡なんじゃないか)
        (これだけ美女に囲まれたのも初めてだし、耳の長い女にこんなにニコニコされるのもなんだか落ち着かなかった。恋人は思い浮かべる時いつもツンとした仏頂面だ)
        (段々真綿のような圧迫感を感じてきたのでとにかく口を開く) デコちゃんは気の強そうなとこがジナに似てるな。あーいや、イプドラ? -- COLT 2011-01-15 (土) 00:22:22
      • 「皆、コルト様にお会いできるのを心待ちにしていたのです」(シジエラが隣で笑う。ジナよりも背が高く、トゥラグニに次いでスタイルが優れている。)
        「コルト様、変った名前ですのね」「けれど趣がございますわ」「私好きです、短い名前」
        (他の三人もシジエラに倣ってコルトの傍に寄る。甘い少女の香りがとたんに立ち込める。)
        「わたくしが三ノ姫様に?」(釣り目を見開いて驚くイプドラ、三ノ姫、ジナの事だろう。次いで出たコルトの言葉に全員がはっと耳を立てた。)
        「呼び捨てにした…」(黒髪のウルススが口を押さえて呟いた。)
        「噂は本当だったのね!」(興奮気味のトゥラグニがソファーの背から乗り出した。)
        「あの、コルト様は三ノ姫様と…恋仲というのはまことなのですか?」(シジエラが肩を寄せる。じいっと四人の視線が集まった)
        -- 2011-01-15 (土) 00:45:04
      • マジか (この状況にこの発言。ハーレムってきっとこんな感じ。シジエラから身を引こうとしたら反対にはイプドラがいた) ・・・向かいにもソファあんじゃん
        (正直顔がしまらなくなるのが辛い。あっちを向いてもこっちを向いても美女・美女・美少女。よく嗅げばそれぞれ別の花の香りがする)
        あ? 噂? (後頭部にトゥグニの豊かな柔らかさが不用意に。肩が触れるほどシジエラが隣に。唾を飲み込んで触覚に傾ききってる神経を何とか会話を聞く分に裂いた。裂かなきゃよかった)
        えーーー・・・それは (顔を背けた先にも真剣な顔があってどうしようもない) 三ノ姫ってジナだよな? まあ そう だ、よ
        付き合ってるよ ・・・あーだから! 恋人ってこと! (きょとんとした四つの顔にわめき、呻いて顔を半分手で覆う。苦虫を噛み潰したような表情だがその色は赤い)
        くそ、なんでんな話・・・ジナがオレの街に来て結構経ってからだけどさ・・・ -- COLT 2011-01-15 (土) 01:06:32
      • (部屋に響く嬌声。まるで楽器のシンフォニーのように感じられる。)
        「信じられない!人間とよ!」「三ノ姫様は本当に…」「そらそらわたくしの言った通りでしょう!」
        「三ノ姫様をどうやって射止めたのですか?」(シジエラがそっと肩に手を置いた)
        「恋文かしら、いいえ詩を読んだのね、昼夜を通して!そうですわね?」(イプドラがコルトの胸に手を添える)
        「ご就寝もご一緒?」(トゥラグニが耳元で囁く)
        「ええと、草摘みも二人で?」(ウルススはコルトの足元にすがるように見上げてくる)
        -- 2011-01-15 (土) 01:24:09
      • やかましゃわ小雲雀ども! ・・・少しは怯めよ。どこの世界も女ってのは・・・ (また耳元で何か囁かれてぞくりとなる。目だけで見上げれば読みがたい表情)
        (身動きできないのに体温が上がってきた気がした。腹をくくったというかやけくそだ) あのな、オレぁ詩なんか詠まねーの。ジナには歌わせたな
        薬草だってわかんねーし。怪我した時はいつも直接治してもらったわ。あとは人間の世界を時々案内してやったり〜・・・なあ、ねえ、イプドラ重たい。乗りすぎ
        お前は何でそんなとこ居んのさ (ぽーっと膝に手と顎を乗せてたウルススの頬をぷにりと突いた) シジエラそんな近くで見つめても顔の下から顔が出てきたりしねーから
        (上から伸びてきた指先が顎を滑るので首だけよじる) 耳触ったことは何度かあっけどあれはずっと知らんかった事だし不可抗力・・・ -- COLT 2011-01-15 (土) 02:08:37
      • (コルトの言葉に四人の歓喜は最高点に達した。)
        (時折エルフの言葉を交えながら頬を紅潮させて笑う。そんな様子をシジエラだけがどこか冷めた目で遠くを見ていた。)
        「耳、短いのですね」(シジエラの指がコルトの耳に触れる。ああっと声が上がり、他の三人も珍しそうに耳に頬に指を伸ばし始める。)
        「本当に人間って耳が無いですのね」「聞こえにくくありません?」「枕に引っかからなくてよさそうね」
        「匂いも変ってる」「肌もエルフとは違うわ」「ほらウルスス、もっと触りなさい」「髪、硬い…」
        (しなやかな指がつんつんぷにぷにと全身を這っていく。薄着のエルフの服は肌を透かし、腿や脇や胸元など無防備に晒す。)
        -- ジナ 2011-01-15 (土) 02:24:32
      • (聞き取れない言葉は聞き覚えはあった。道中我慢できずに一度ジナを押し倒した時、ビンタと共に顔一面を真っ赤にして返ってきた言葉と音が同じだ)
        (完全に遠慮がなくなった扱いに精神が思い出に飛びかけていた。諦めの乗った呻きだけが漏れてる) 言っとくけどオレら人間は耳触られてもそこまで感じないかんね
        (その髪はブロンドだが緑がかっていて、手触りは姫たちとは比べるべくもない。嗅がれれば花ではなくかすかな汗、アールヴの男よりは強く野生の雄の匂いがする)
        (耳は当然姫たちの半分もなく、かわりに負けじと金属が痛々しいほど打ち込まれていた。溝を撫でられればくすぐったそうに身をよじり、息を吹きかけられれば強く跳ねる)
        (薄い胸板を興味深げに押して滑って行く指先がなんともこそばゆく。ただその指の細さとしなやかさはかすかに快感を覚える)
        (おずおずと触れていたウルススの指にだけ、胸の先端にはめられた金属の感触が当たった。コルトが顔を向けようとした時、頬がトゥラグニの乳房に押し付けられたり)
        ・・・トゥラグニが隣来ない? (眉のピアスに手を伸ばそうと躍起になってるイプドラのでこを押さえつけながら) お前もなんか言ってやってくれ
        シジエラ・・・さん? 何 -- COLT 2011-01-15 (土) 02:53:31
      • 「見て、こんなに耳に通してる」「大人ですのね」「でも節操が無いわ、下品」
        (コルトという珍獣を値踏みしているように遠慮の無い言葉が飛び交う。事実彼女達を突き動かしているものは好奇心がそのほとんどだろう。)
        「眉に飾りを施すなんて野蛮ですわ!」(おでこを押さえたプイドラがのたまう。)
        「あら、殿方は猛々しい方がかえって」(コルトの頭を撫でながらトゥラグニが笑う。)
        「………?」(指先に当たった硬い何かを理解できず?を飛ばしているウルスス。)
        (コルトの言葉にシジエラは答えなかった。静かに身を引くと、扉の方に向って敬意を籠めて静かに礼拝した。)
        (その所作に、部屋の全員がほぼ同時にその礼拝の先を見た。)
        (いつの間にか開いている扉の向こうには、白い礼服に身を包み、顔を強張らせたジナと、その長姉ナルザトリが柔和な笑顔を浮かべていた。)
        -- ジナ 2011-01-15 (土) 17:00:42
      • (礼服に見とれるどころではなかった。視線から金縛りの糸でも伸びてるかのように上手く動けず、ぎこちなく手だけ動いていつの間にか下げられてたジャージの前を上げる)
        (同じく固まってるイプドラを横にむぎゅうと押しのけて、ウルススはちょこんと避けて立ちジナに歩み寄る) おっ 遅かったな ですね?
        (反応が返ってこない。どっと汗が噴出してきた) 違う ジナ 聞いてくれ・・・! -- COLT 2011-01-15 (土) 17:51:37
  • Ф
  • まず現状を整理するぞ。(ざあ、と机を開けて指先でコツコツと音を立てる)
    そなたが盗み飲んだ薬は浮魂露という仙薬だ。魂魄と肉体の繋がりを薄くする効能を持つ。
    服用してもすぐ効果が現れるわけではない。床に就き心身ともに深く穏やかな境地に入ると魂が肉体から離れるのだ。
    本来ならば肉体が目覚めると同時に魂も引き戻されるのだが…今回は勝手が違った。(じろりと能天気な顔を晒している自分を睨む。)
    そなたが薬を飲んだ所為で幽世をたゆたう二つの魂が出来た。しかも同じ仙薬で離脱した魂だ。結果はこの通り、互い違いの器に収まってしまったのだ!
    本来ならばわらわは幽世遊びを存分に楽しむはずだったのに…忌々しい…。 -- COLT 2010-11-20 (土) 19:06:10
    • 盗んでねーよ間違えただけだろ (ケッという顔で手遊びしながら説明を聞いている。幽体離脱ってやつかと納得した)
      (軽く手を構えてみる。こうか? それともこうか? コミックヒーローの真似のように手を変え変え念じていたら、ふわりと辺りの物が浮き上がった)
      おおふ・・・すーーーげーーーーえ (まるで無重力のように魔力で小屋の中を満たしては能天気な顔で喜んでいる) 聞いてるって、お前の身体だぞ
      (あらぬ方を向いたままでも耳はぴくぴくと揺れた) 他のだーれもその遊びしてなくてよかったな。じゃあもう一回二人で飲めば解決すんじゃん?
      -- 2010-11-20 (土) 19:15:40
      • 遊ぶな!(キッと睨んで浮いている物を戻そうとするも何も起きない。)
        何という不自由な体だ…。そう簡単にはいかぬ、此度の事はあくまで偶然におこったもの。もう一度繰り返して元通りになるという保障はない。
        魂魄をもとの体に引き戻す専用の仙薬が必要だ。(浮いているリンゴを手にとって小さくかじる)
        ふん、人の身でもリンゴはリンゴだな。理法遊びもいいかげんに…コルト!!
        (やにわ目を剥いて叫ぶ。コルトの足元の木の床がざわざわと音を立てて緑に染まっていく。木材が制御が緩まったアールヴの癒しを受けて、苔や草や花を芽吹かせている)
        何をやっている!抑えよ! -- COLT 2010-11-20 (土) 19:44:15
      • えっ、えっ? (蟹股で自分の足元にびっくり。ボヤでも消すように四つんばいになってパシパシ床を叩くが芽吹きは止まらない) うおおおおおおッ
        (目を閉じて集中する。五体も感覚も全て自分の意識の元に手繰り寄せ、治めるイメージを強く。ゆるゆるとだが草花の成長は止まった) っはあー・・・
        び、ビックリした。わざとじゃない! 勝手に生えてきたんだって! (しゃがみこんでぶちぶちと摘んでいく) おもしれー、アールヴの身体おもしれー
        んで、また薬作るって? ゴソゴソ
        -- 2010-11-20 (土) 20:53:16
      • ふー…(深く安堵のため息をつくと目の前の自分の顔の鼻先を指で弾いた。体は自分の物だが、せずにはいられなかった。)
        人間の分際でわらわの体を玩具にするなっ。床は捨て置け、過ちで生み出したものとはいえ命は尊い。
        そう、薬だ。そなたはわらわの言うとおりに動け、無駄な手出しは決してするな。よいな。(机の上に様々な薬草を並べ、コルトの前に鉢と擂り粉木を置く。)
        これとこれを擂り合わせよ。丁寧にゆっくりとだ。 -- COLT 2010-11-20 (土) 21:06:14
      • ひゃいっ (かわいい悲鳴を上げて鼻を押さえ、自分の身体がテキパキ動くのをブスっとして眺めている)
        ・・・えっオレがや やるやるやるやりますよハァイ (また指を構えられたのでしぶしぶ言われた通りに)
        (指示されたなんだかよくわからない木の実だの干からびた草だのをゴリゴリと・・・やるのだがどうも) やり辛い
        (床に座ると両の足の裏で鉢を抑えて擂り合わせだした。手は動かしながら) ・・・いやジナがやりゃ良いじゃん作り方知ってんだし
        -- 2010-11-20 (土) 21:18:28
      • わらわはわらわでやるべき事がある。作業分担だ。(遠くのものを引き寄せようとして手を伸ばすが当然寄ってこない)
        ええい。(悪態を零して立ち上がった際、床に大きく足を広げて擂り粉木を回すコルトが目に入る)
        痴れ者!(思わず頭をはたく。)無作法にも程がある!床に座すな!わらわの体を何だと思っているのだ!-- COLT 2010-11-20 (土) 21:32:57
      • ひうっ ポカポカポカポカ人を叩くなよォー!? しょーがねーだろしっかり固定しないとやり辛いの!
        ったく・・・ハッ、そうやって見た目の女らしさがなくなるとがさつさが透けて見えるね ゴーリゴーリ・・・
        -- 2010-11-20 (土) 21:41:54
      • まだ言うか!(ぎぃと歯を食いしばるが大事を成す前の小事と言い聞かせる。)
        バカ人間のバカコルトっ。(椅子に腰を下ろし薬草が入った瓶を手に取る。普段は硬く素手では開けられなかったが…。)
        んっ(ぐいと力を入れると瓶は簡単に開いた) おぉ…。(体は重いが力は妙に漲る。これが人間の男の肉体なのか、と改めて思う)
        …。(床で擂り粉木を回すコルトを流し見る。冠は付けておらず髪形も違うことにようやく気付いた)
        その髪型はなんだ、わらわの冠はどうしたのだ? -- COLT 2010-11-20 (土) 21:51:39
      • (自然に歌いながら揺れてたポニーテールが顔を上げる) ? 朝急いでてんな暇なかったんだよ。どっかにあんだろ
        それにあれ付けると頭痛そうでさァ。これもいいだろ? (ひっつめ髪を撫で付け、くりくりと指先に黄金の毛を巻きつけて) そうそう髪やる時も耳が邪魔で邪魔で・・・
        んっ (ケラケラ笑っていたらまた手が当たってしまった)
        -- 2010-11-20 (土) 22:00:10
      • 粗忽者。耳は我らの命、大事に扱うのだ。まったく。そなたにとっては輪冠も耳も邪魔なものに過ぎないのだな。(価値観の隔たりに苦笑する。)
        姉上もそのような髪型を好まれていた。馬の尾のようだと言ったら大層叱られたが。(置かれていた冠を手にとって頭に通す)
        人間の身に余る冠だが、今はいたし方あるまい。似合うか?(くすりと微笑んだ) -- COLT 2010-11-20 (土) 22:14:49
      • (耳って気持ちいいのな。掴んだ髪房で口元を覆いながら呟く) 馬の尾とな。アールヴでも例えは同じかァ
        (ポニーテールという髪型の名を教え、冠少年にはジナのが似合うとこちらもニッと微笑んんだ) 擂り潰したたぞーっと
        こんなんでいいの? (言われた通り粉にした鉢を持ってくる。チェックしてる少年の横に立って覗き込み) 男はどうだい。それも人間の
        -- 2010-11-20 (土) 22:55:06
      • 良し。(組み上げた大げさなろ過装置のような器具にすり合わせられた薬草を注いでいく。不思議な匂いが湯気とともに立ち上る)
        わらわの口からそれを言わせるのか?恐ろしく無骨な肉体だ。そこかしこに開いた飾り穴がこそばゆい。
        だがまあ、そうだな。悪くない。わらわの体の具合はどうだ?きくまでもなかろうがな、ふふん -- COLT 2010-11-20 (土) 23:10:37
      • なんか、色々頭に入って来すぎて気持ち悪くなったぜ。身体はビックリするほど軽かったけど。白いよなァ (まじまじと自分の二の腕を確かめる)
        よし (少年の真似して変な装置の前に偉そうに立つ。湯気に鼻をひく付かせると香りの束を一つ一つに分解できた。しかしそれらの名前は思い出せない)
        (隣の少年を見やる。身体が変わっても相変わらずグッと前を見ている横顔。自分の顔なのにこの表情はかっこいいんじゃないかなって思った)
        なあ気づいた? (何をと聞かれる前に少年の胸、ジャージの下の一点を狙って指を押す。装飾のある二つの箇所の一つをつい、と)
        -- 2010-11-20 (土) 23:27:58
      • わらわに言わせればそなた達が黒すぎる。(ククと満足そうに笑顔を零す)
        (偉そうな仕草をする自分に端目で見る。肉体は変わってもやはりコルトはコルトのようだ。自分の顔はこんな風にも笑えたのか。と素直に驚く)
        何?(伸びる指に反応できず、胸の先端を押された。とたんに隠れていた違和感が広がり背筋が震える)
        ふあっ!?(あわてて服を引っ張り上から胸元を覗く。乳首を貫くピアスが鈍く光っていた。窄まる瞳孔)
        ーーーーーっ!(ガタリと椅子から腰を落とす)な、なな、なんだこれは!何をしている!! -- COLT 2010-11-20 (土) 23:40:05
      • アハハハハハハハハ、お、お、驚きすぎじゃんっ・・・? (底抜けに明るく笑うと尻餅をついた少年に四つんばいで近寄る)
        お前らピアスは耳にしか開けないもんだと思ってんだろ? 遅れてんなァ、肉があれば、つまり生きてればどこにでも挿せるんだぜ?
        (動揺する少年を弄ぶように顔を上から下へねっとりと見やる) ちなみにソレは年上の女に無理やり開けられたのだ。どうした? せっかく身を切らずに体感できたのだぞ
        もっと味わい、喜ぶがいい。千年生きたところでそなたらアールヴでは辿りつかぬ悦楽の境地だ (表情が段々と変わっていく。異質であるが見覚えもある)
        (コルトが動かす自分ではない、いつも鏡に映る自分の表情へと。にじり寄り蠱惑的に微笑みながら壁が溶けるように変わって行っている)
        -- 2010-11-21 (日) 01:36:06
      • こんな、こんなおぞましいものを!(ぞっと冷や汗が吹き出る。呼吸は荒く肩が小刻みに上下する)
        女?無理やり?喜べだと?(猫のように迫る自分におびえる様に尻餅をついたまま後ずさる。)
        かっ…(迫り来る自分の顔に威圧されながらも、その緑の相貌を睨み返す)
        斯様な下劣な行為で愉悦を貪るなど、やはり人間は愚かしい。このような事でわらわを汚したつもりか? -- COLT 2010-11-21 (日) 02:09:41
      • 光しか見えておらぬものよ (憐れみか嘲りか白い指がまだ子供の顎に添えられる) 汚れなどない。我らは肉の恵みを奉るもの
        元始を捨てぬものとでも呼ぶがいい (膝立ちの顔が手の中の少年の顔を見下ろす) 汚してなどいない。そなたは既に 持っているであろう?
        (器具から甲高い音が鳴った。湯気がよりいっそう濃くなり、最後の全てを見透かすような微笑を見えなくする)
        ねえこれどーすんの!? どーなんの!? (緊張感の抜けた声が上から降ってきて少年の頭は抱きつかれた。ものすごくささやかな感触が顔に押し付けられる)
        -- 2010-11-21 (日) 02:30:55
      • (迫る妖艶な微笑みにごくりと唾を嚥下する。見飽きた己の顔がまるで別人のように感じた。)
        よ…(未発達の声帯から紡がれる幻惑めいた囁きに瞳を揺らす。顎に添えられた指を払わずに、力なく声が漏れる)
        世迷い事を…。(鼓動が一際高まった瞬間慎ましい胸に抱きつかれて目を白黒させた)むぐっ
        …。退け!(その胸が無性に苛立ちを感じて揉むようにぐいと押しのけた。ささやかな感触が手に残る)
        蒸留は済んだようだな、あとは仕上げだけだ。(火を止めて琥珀色の液体が溜まった瓶を掲げる) -- COLT 2010-11-21 (日) 19:11:41
      • ひゃっ!? (コルトのジナは良く甲高い声を上げる。胸から男の時では感じたことのない感覚を与えられて、思わず両手で自分の胸を隠した)
        ・・・? (頬を染めて戸惑いながら胸にあてがった手を動かしてみる。すっぽり収まる程度のボリュームだが、ふわふわした感覚が手から登ってくるようだ) ・・・!
        うえっ?? しゃ、しゃげ?
        -- 2010-11-22 (月) 00:24:35
      • あとは…。(瓶の口にふうと吐息を吹きかけるも何もおこらない)
        クッ(忌々しげに悪態を零すとコルトの前に瓶を突き出す)
        何をまさぐっている!わらわの胸元から手を離せ!まったく油断もすきも無い童めが。
        まあよい、吹け。ちがう!冷ませという意味ではない。理法を籠めた祝福の息を吹き付けるのだ。
        やり方?やり方は…ええと…。そう、精神を平静に保ち、この薬を製するにあたり取り集めたすべての物に感謝を胸に籠めて、息に乗せるのだ。
        さあやってみよ。 -- COLT 2010-11-22 (月) 16:43:36
      • (吹けと言うからふーふーしたらキンキン怒られて不機嫌そうに眉根が上がる) 正直教え方が上手いとはあんまり・・・
        (とはいえ言われた手順を踏むことにした。半眼で静かに深く呼吸をすると自然と手を合わせる。集めたのオレじゃねーけどいいのかな、いいか身体は同じだし)
        (ぼやきも混じったがとにかくまっすぐな心で感謝をした。思い出せる限り一つ一つを頭に浮かべながら、唇をすぼめて息吹を瓶の中に送り込む)
        -- 2010-11-22 (月) 17:55:17
      • (息に呼応するように琥珀色の薬湯がぽう、と淡く光を帯びる。瓶の中に小さな生命が息づいているかのようだ)
        よし。(満足そうに笑顔を浮かべ瓶を一際高く掲げる)完成だ!
        散々難渋したがこれですべてがあるべき場所へ戻る。(半眼で傍らのエルフの姫をみやり薄く笑う)
        名残惜しいか?ジナ。 -- COLT 2010-11-22 (月) 20:26:01
      • (自分の行いで輝きだした液体を感嘆と共に見上げる。顎を突き出して無理やり見下ろすように不適に笑って) いいや 待ち遠しいね、コルト?
        (くんくんと匂いを嗅ぎ飲むの?被んの? と)
        -- 2010-11-22 (月) 20:49:06
      • ふん、生意気な。(にやりと笑うと薬湯を半分煽り残りを差し出す)
        苦いが飲み干せ、間違っても戻すではないぞ。(ベッドに上がり横になる)
        何をしている、はやく隣に来い。 -- COLT 2010-11-22 (月) 21:07:01
      • あ、やっぱ苦いのね。いつも思ってるけど味にもこだわって欲しンだけど・・・ う゛っ (我慢して一気に飲み干した)
        ・・・それも意味あんの? (たじろいだがぎしりとベッドを揺らす。少年の横に同じように寝るとまた鼓動が早くなる)
        (そのまま黙ってなんとなく元の自分と手を繋ぐと、目を閉じた)
        -- 2010-11-22 (月) 21:18:07
      • 恐れるな。ただあるべき処へと戻るだけだ、ただ元に…。(少年の声が暗くなる意識の中緩く響いていた)
        コルト・スタッガリーが不安な夢から目覚めるとそこはジナの部屋だった。隣には見慣れた少女が瞳を閉じ、眠り姫のように横たわっている。 -- 2010-11-22 (月) 21:23:19
      • (何も無い暗い道のりの途中で緑色の光る人影とすれ違った。夢とも幻覚とも違う、ただ記憶として一時的に少年の頭に残るのだろう)
        (自分の手に、身体に目を落とす。たった半日ほどだったはずだが久しぶりだな相棒と言いたくなった) ・・・・・・
        (覆い被さるようにまだ起きないジナの顔を覗き込む。その顔に指を這わせてそっと顔を近づけ) むに
        (白目を剥くあっかんベー顔にしてやった) -- COLT 2010-11-22 (月) 21:54:18
      • う。(顔面への刺激が覚醒を促したのか、小さなうめき声を上げて瞼が震える)
        …コルト。(目の前の少年の名を呼ぶ。軽い腕を動かしてコルトの鼻を上向かせてやる)
        退け。(起き上がって姿見へ、いつもと変わらぬ自分の姿があった)
        ああ…!(ぎゅうっと細肩を抱きしめる)良くぞ戻った…!
        -- ジナ 2010-11-22 (月) 22:06:28
      • 二度とごめんだね。以後紛らわしいモンに入れとかないように (ポキパキ指を鳴らして近づくとサッとポニーテールのリボンを引き解いた)
        (何をと振り返るジナを前に冠を外す少年) いいから。ほら (付けてやると言って聞かない。軽く下げて向けられた頭にそっとサークレットを被せていく) -- COLT 2010-11-22 (月) 22:15:39
      • あ。(ポニーを解かれて少しだけ不満そうな表情を見せる)
        わらわには合わぬと思っていたが、中々に悪くは無かったぞ。(コルトの手によって王冠はあるべき所に戻った。少しだけ砕けた笑顔を見せてやる)
        そなたも大儀であった、これは記念にくれてやる。(自分の髪を束ねていたリボンを少年の手首に巻いた)
        それより、体の方は平気なのか?わらわがそなたになっていた時には、かなり耐え難い感じだったのだが…。(ちら、と股間に目を落とす)
        -- ジナ 2010-11-22 (月) 22:29:55
      • 俺もそう思ったけど、お前にはそれが一番似合うよ (リボンを巻かれれば満足げ)
        (飛び降りたりすっ転んだりはされたけど問題ないぜと両手を広げてみせる。チラッとした視線に慣れた感覚をはたと意識した)
        (寝起きで今も半分ほど硬度は保っていたそこを、途端に隠すように腕を交差させ内股で前かがみになる) はぁあっ!? これは、これは う
        ・・・男の生理現象だからッ、起き抜けだとしょうがないもんなんだよ! (なぜか強く叱責するように当たる。バツが悪そうな顔に段々血が上っていく) -- COLT 2010-11-22 (月) 22:51:12
      • そうなのか?(よくわかってないのか小首をかしげる)
        人間とは不思議なものだな、高揚すると下腹あたりが強張るとは。なんだその顔は。照れているのか?ますます可笑しな童だな。(悪戯っぽい笑顔で覗き込む)
        今日はもうどこへも行かぬし何もせぬ。コルト、夕餉の支度をするのだ。(上機嫌でころんとソファーに寝転んだ)
        -- ジナ 2010-11-22 (月) 23:00:48
      • (人間だけなはずねーよ! とはボソボソとした反論) なぜオレがメシの支度を・・・あーもー、あるもん勝手に使うぞ。オレも腹ァ減ったよ・・・朝から不味い薬一杯だもんなー
        (見たことない食材も使いつつ見たことある料理をなんとか作った。山菜のパエリア風なにがし)
        (塩を足しても味が足りない気がしてたところ、乾燥キノコから出汁をとることを教えられたという) -- COLT 2010-11-22 (月) 23:25:48
      • (出来上がった料理を前に訝しげな顔を作るが、一口口に運べばそれは消えた)
        そなたの体と同じだな。(そういうとまた一口食べて)粗野ではあるが、雅味がある。
        (二人で一つの皿の料理を分け合った。壮絶な体験の後だというのに、終日上機嫌なジナだった)
        -- ジナ 2010-11-22 (月) 23:37:39
  • ある朝コルト・スタッガリーが不安な夢から目覚めると、そこはジナの部屋だった。遊びに来た覚えはないが、何故か目覚めた場所は彼女のベッドの上だった。
    見慣れた室内は朝の光に淡く浮かび、空気は静かに沈んでいる。辺りを見渡しても部屋の主は見えない。 -- 2010-11-19 (金) 18:13:41
    • ・・・? (何がどうなった。なんだか頭がふわふわしているが、まだ夢か? 目を擦り前髪をかき上げた) あっれ・・・ジナぁ?
      (途端に頭が混乱する。今出た少女のような声はなんだ。自分か?) うっえ、ん、んん゛、ンッ、ああ!えっ!? (いくら喉を押さえても可憐な声が戸惑うばかり)
      (身を起こして気づいた。萌葱色の深いスリットから自分のすらりとした白磁の太腿がのぞいている。いくら自分でもここまで色白ではない) え?
      (どたたたとはしたなくベッドから転がり落ちて姿見を探す。バッとかけ布を剥いだそこに居たのはこの小屋の主だった。だから、写っている風景には何の違和感もない)

      ──────────────────────────────〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!??!? (ジナが一生上げないであろう町娘のような鬼気迫る悲鳴)
      -- 2010-11-19 (金) 18:32:14
      • つんざく悲鳴に森が一瞬ざわめいた。小屋の屋根にとまっていた小鳥が四羽飛び立つ。発達した聴覚は羽音のみで正確に鳥の数をコルトに示してくる。
        長い金糸が眼前に垂れ下がる。鏡の中の少女は絶望に彩られて倒錯的な悩ましさをかもし出している。
        どうやらこの肉体はジナそのものであるようだ。錯綜する思考の中少年が思いついたのは「自分の体の場所」
        時間は早朝、今頃は自分はまだあの工房の二階で寝ているだろう。 -- 2010-11-19 (金) 18:50:02
      • (頭が真っ白になりへたり込んでいたが、目の前に突きつけられ続けて変わらない自分と、初めて体感する耳に集まる超感覚で否が応にも正気は戻ってくる)
        なんなんだよ・・・クソックソックソァッ! (その辺からリボンを手繰るとサークレットは付けずに髪をひっつめてポニーテールにした)
        (途中何度か無造作に耳に手を当ててしまい体を甘い電気が流れ身悶える) うぃっ、ふッ・・・ (そしてバーンと雄雄しく小屋のドアを開け放つと一目散に駆け出した)
        (朝日を浴びて舞う裾など気にせず疾走する耳の長い少女。駆け出しただけで目眩がしそうになった。膨大な情報が耳から頭へ駆け抜けていく)
        (気持ち悪くなってしゃがみ込んでいたら浮浪者に心配されてしまった。それからは普通の駆け足で勝手知ったる我が家へ)

        (玄関をノックしようとして思い止まり、自分の部屋の窓に石を投げる。腕の振りに頼りなさを感じた) カシャン//
        -- 2010-11-19 (金) 19:03:48
      • 疾い。しなやかな筋肉は細身に似合わぬ速度を産み、まるで羽のような軽さを与えている。
        そして研ぎ澄まされているのは耳だけではなかった。その碧眼も早朝の街を驚くべき鮮明さで捉えている。見ようと思えばどこまででも見えそうだった。
        小石が当たっても二階の部屋は静まり返ったままだった。だがエルフの肉体は部屋の中に何者かの息遣いを捕らえる。誰かが居る。
        今の肉体の驚くべき身の軽さならば、二階の窓へよじ登り、自分の部屋を覗くことも可能だろう -- 2010-11-19 (金) 19:15:34
      • (力は頼りないのに妙に軽く、跳ねようと思えばまるで体が羽になったようにしなやかに飛べる身体には静かに興奮していた。これが生まれながら精霊に祝福された身体なのか)
        (脳内の一点に意識を集中する。今の部屋の中が頭にの中に立体的に浮かび上がる) 起きてんな・・・よし (なにやらざわめかしいのは今自分の身体に入ってる者の混乱なのか)
        (こっそりと壁に飛びついてみる。サルのようにあっさりと登れて、割れた窓から鍵を開けて自分の部屋に不法侵入した) おい。居んだろ
        オレだよオレオレ (両手を腰に当てて仁王立ち。ジナの真似のつもりらしい)
        -- 2010-11-19 (金) 20:10:29
      • (ゴトッとベッドの陰から音が鳴り、毛布に包まった亡霊のごとき何かが顔を覗かせる)
        …あ、あ…。(毛布がずるりと落ちて現れたのはコルトその人だった。)
        コルト…なのか?そなたがわらわの体に…?ここは…ここは現世なのか?わらわは悪夢を見ているのではないのか?こんな…こんな体になって!
        おのれ…おのれぇ!(だっと駆け寄ろうとして盛大に転ぶ)あぐぁ!
        何をした…わらわに何をした!おのれ人間風情がよくもよくもわらわを貶めてくれたな!
        返せ!返さぬか!(少年の声でわめきながら細い足をつかむ) -- COLT 2010-11-19 (金) 20:28:37
      • うわぁオレだ・・・目の前に居る自分ってのを見るのは気持ち悪ィな・・・お前凄い動揺してんなおい! ちょっ、離せってば! ぎゃうッ
        (足を振るもこちらも身体の勝手が今ひとつ掴めておらずすっ転ぶ。ドレスがまくれ上がり下着が丸出しだが、そのまま憤慨する) こんな身体とは何だこんな身体とは!
        これお前がやったンじゃねーのかよ!? 待て、ちょっと待て落ち着けって、落ち着けってんだよこの貧乳バカ姫! あ駄目だそれは今オレだ!
        (自分の身体なので遠慮なくすがり付いてくる頭に踵を落とした) オレにこんな事が出来てたまるか。どうなってんだ・・・またなんか薬かァ・・・?
        -- 2010-11-19 (金) 20:45:32
      • 誰が貧乳かっ!わらわの顔で!体で!わらわの声で喋くるな!返っ さぬっ がっ(踵をもろに浴びて手を離して蹲る)
        ………体が重い…耳が遠い…目がかすむ…鼻も効かぬ。声が低くて足音がうるさい!なんなのだこの体は!
        そなたの仕業でないことくらいわかっている!目覚めがてら煉獄に突き落とされたのだぞ!少しくらい当たらせろ!馬鹿!
        (うぅぅと唸りながら頭を抱えて蹲る)
        くすり…薬だと…? -- COLT 2010-11-19 (金) 20:59:40
      • 軽いわ。何でも聞こえるわ。双眼鏡要らずだわ犬並だわ (その場でバク宙も余裕だった) ちょっと走っただけで別世界に見えたなァ、いやー愉快痛快腹筋崩壊
        人の身体地獄扱いすんなよ・・・お前らアールヴがいかに非常識な存在かよくわかっただろ? (あ?コラ?と深そうな絶望に頭を撫でてやる)
        ん、なんか 心当たりでも? (ぽりぽり無意識に内腿を掻いたりして、さっきから動作はいつもの通り)
        -- 2010-11-19 (金) 21:11:41
      • わらわの体で下品な仕草をするな!(掻いた手をつかんで赤い顔で見上げる)
        わらわの体のどこにも触れるな!見るな!嗅ぐな!その乱暴な言葉使いを改めろ!(ふらふらと起き上がりいつもの考え込む仕草)
        …そなたよもや…わらわの宮殿に赴いた際、机の上に置かれていた物を盗み飲んだりはすまいな?
        白い陶器の器に入ったものだ!(一見お茶なその容器に心当たりはあるだろう) -- COLT 2010-11-19 (金) 21:20:22
      • オレの顔で赤面するな! (キモいんだよと見下ろす) むちゃくちゃ言いやがってお前・・・だったらそっちもカマ野郎みたいな喋り方やめてみろよ
        (胡坐をかいてまた怒鳴られたのでものすごく葛藤しながらも女の子らしく座る。ようやく感覚にも少し慣れてきたが、この薄布の服は凄く落ち着かない)
        (身体に優しくまとわり付くのは良いが、まるで抵抗がなさ過ぎて不安だ。色々大胆に見えてしまうし) あ? 白い・・・?
        (ポニーテールを揺らして思い出してみる。見覚えはあるが) アレはお茶だろう? いつも、使ってたじゃん
        -- 2010-11-19 (金) 21:32:10
      • やはりか!(きっと切れ長の瞳を剥いてつめかかる)
        たわけうつけまぬけ!あれは茶などではない!わらわが煎じた仙薬だ!此度の一件はすべてその所為だ!
        こうしては居られぬ…(だすだすと足音を立てて窓を開け放つと、眼下の通りにめがけて飛び出した。ぎゃん!と悲鳴が響いた)
        何という重く鈍重な体なのだ…あの程度の高さから飛び降りる事すらままならぬとは…。(すったもんだの後、人間の男物の服に戸惑いながらコルトと道を急ぐ) -- COLT 2010-11-19 (金) 21:59:36
      • 紛らわしいもんに入れてポンとそこらに置いとくなよバカ! ああとっとと戻って・・・お前オレの身体ァーーーー!!? (窓から身を乗り出して止めようとしたが遅かった)
        人の身体で無茶すんなや! オ・レ・の! か・ら・だ! (通行人が何事かと見守る中自分も飛び降りた。あっと裾を押さえたが尻の方は完全にまくれ上がってしまい)
        なんでこんな油断しきったモン着てんだ・・・ッ (それから文句を言い合いながら小屋までたどり着く)

        遅っせーなオレの身体。はーやーくー! 開けゴマー (適当に手をかざせば小屋のドアは開いた) お、おおふ・・・
        -- 2010-11-19 (金) 22:14:17
      • 黙れ!もう少しあわせて歩け!(普段は体のように馴染んだ森も他人のように足や腕に絡んでくる。何度か根に足をとられてよろけそうになった)
        情けない…こんな屈辱っ…(にやけ顔のコルト(といっても自分の肉体だが)をじろりと睨み、フンと一笑し開いたドアをつかつかとくぐろうとする)
        あぐあっ(とたんにドアが勢いよく閉まり、額をしたたかに打ち付けた)う゛〜〜〜〜…!
        何を呆けている!さっさと入らぬか!防ぎの結が掛かっているのだ!そなたが先に入れ!馬鹿っ! -- COLT 2010-11-19 (金) 22:26:46
      • (コントのようにテンポ良くドアに弾かれる姿に堪えきれず噴き出した) わ、わかったわかったって・・・ぶふっ
        (小屋の中に入ると出来る事もないので手持ち無沙汰で突っ立っている。髪の毛先をいじったり耳を軽くこすって身を震わせてみたり) あっ
        (そんなことをしてたらもじっと腿をすり合わせた。表情が凍りつく) ・・・・・・ジナ・・・ (急激に欲求は高まってきた) ト、トイレ行きたい
        -- 2010-11-19 (金) 23:48:04
      • 笑うな!(額を押さえて小屋に押し入る。住み慣れた空間にようやく平静が戻り始める。)
        どうしたものか…。(タンスをがたごとと引き出し、薬草を集め、机の上に並べて腰を下ろす。こるとの言葉にじろりと視線を向けて)
        何だ?今はそなたの冗談に付き合っている場合ではないぞ。トイレ…?(続いた言葉にさあっと血の気が引いた。)
        …やめよ。やめよ!ふざけるな!な、なにをたわけた事をぬかすか!言うに事欠いて、は、憚りだと!?
        ならぬ!それだけは絶対にならぬ!
        耐えよ!我慢しろ! -- COLT 2010-11-20 (土) 00:02:33
      • そりゃ我慢しても良いけどよ 限界を迎えるのはお前の身体だぞ・・・ッ! (いつ寝たのか知らないが起きてから一度も行っていないわけで)
        (腿をぴったりと閉じ貧乏揺すりをして耐えてる) いまいち感覚が掴めないんだけどこれやばいのかな? この感じ限界なのかな?
        (そわそわと体を揺すり歩き回り) も、漏れてもオレのせいじゃねーよなこればっかりはッ だ、だって!? ぁう♡
        (切羽詰ってるところで揺さぶられれば場違いな声が漏れた)
        -- 2010-11-20 (土) 00:13:46
      • なっ…なっ!駄目だ!出すのも漏らすのも両方とも駄目だ!わらわがこうして頼むのだ!な、なんとかするっ!!すぐに元通りにしてみせるっ!!
        だから世界が壊れても耐え続けるのだ!コルト!コルトォ…お願い…。(もはや半泣きに近い掠れ声でオロオロと地団駄を踏む。顔は赤鬼のように真っ赤だ)
        ああっやめろ!だめだ!出すな!うう、うぅぅぅぁぁぁーーーーーー!!!

        もう少しだ…我慢しろ!(小屋の外、両目両耳を塞がれたコルトの手を引くジナ。やがて木と草で構築されたようなテントのような物が見えてくる。エルフのトイレだ)
        よいか。脱衣も処理もわらわがやる。そなたはただわらわの指示通りに事をなせ。 -- COLT 2010-11-20 (土) 00:24:50
      • (何で顔真っ赤にした自分におしっこ我慢を懇願されなきゃならないんだろうと目からも液体が出そうだった) 畜生どうしてこんなことに
        (さながら不良に悪戯目的で場末のテントに連れ込まれる少女の図で誘導される見た目ジナのコルト) あ、はい・・・処理って え、処理って?
        拭くの!? ちょ、えええぇ〜〜〜〜〜〜・・・ うっ あっこれはもうわかるっ男でもわかるっ気が緩んだ、はやく! はーやーく!!
        (目隠しされたままぎゅっと拳を握り、情けない立ち方の腰を震わせる)
        -- 2010-11-20 (土) 00:36:32
      • みょっ妙な声を立てるなっ。(森の中、誰も覗いてるものなど居ないが懸命に辺りを見渡す。耳も目も効かないからなおさらだ。)
        急かすなたわけ!(ばさりとテントをめくると百花の香りがふわりと鼻腔をくすぐる。葉からすけた緑光がさながらステンドグラスのような幻想的な空間を演出する。とてもトイレとは思えない)
        …ここに立て。(小屋の真中に僅かな窪みがあり、中には様々な薬草や仙草がちりばめられている)
        …か、覚悟はよいな(声が震えている。半ばヤケクソのようなニュアンスだ) -- COLT 2010-11-20 (土) 00:44:54
      • (トイレのそれも野外特有の匂いがしない。鼻には届いていたが感心する余裕はなかった。少年の身体に手を添えて恐る恐る足を踏み出していく) お、おう・・・
        (足元を確かめながら) こんな覚悟一生したくなかったわ・・・なんでこの歳になってションベンさせてもらわなきゃならんのさ・・・ (こちらの声は悲嘆にくれている)
        えっと、じゃあ (ドレスの裾を摘んでたくし上げる目隠しされたアールヴの少女である。染みひとつない下半身をそっくり晒して下着が下ろされるのを待つ)
        (さっきから会話できる程度に耳は聞こえてるし、鼻に栓してない事にも今さら気づいたがもう遅い)
        -- 2010-11-20 (土) 00:54:08
      • 黙れっ!(コルトのぼやきを一喝する)
        それはわらわの台詞だ!なっなぜこのような辱めをっ…どうして…っ…。
        (泣きそうなほどに顔をゆがめて眼前の自分の肉体を見る。耳と目を塞がれ、あられもない格好で暗がりに立つ自分。どうしようもなく卑猥で厭らしかった。)
        母上…ジナに力を…。(一言そう呟くと晒された下着の前に屈み、そっとそれをずり下ろした)
        くっ…ふくぅ…うっく…。しゃ…しゃがめえ…(もう泣いている。どうしようもない恥辱にぽろぽろと) -- COLT 2010-11-20 (土) 01:02:48
      • (人の手で下着を下ろされる感触は背筋にぞくりときた。外気に触れた秘所がひやりとして最後の一押しとなり) あっぅ!
        (勢い良くしゃがみながら黄金の迸りが放たれた。弧を描いて窪みの底へぶつかり飛沫となり吸い込まれていく)
        (トイレ内に響くのは少年の嗚咽と尿がはじける音。我慢していただけあって勢いが強い)
        (ほかほかと上る湯気と共に匂いも目隠しの少女の鼻に届いた。花とアンモニアと尿素の混じった匂いだ。これがジナの身体のものだと思うと顔と耳に一気に血が上る)
        (唾を飲み込む。押し殺した息使いが漏れる。精神の興奮を身体が受け取ったのか尿以外のものが秘所に僅かに滲んだが・・・)
        (やがて勢いは衰えて、肛門の手前に力を入れて力むと最後に一瞬持ち直すように弧が回復したが尿は出尽くした。勢いを無くした残りが白磁の華奢な尻の方へ伝う)
        (実際にはそれほどでもないのだが、耐え難い時間は二人をあざ笑うように長く感じられた。大きく息を吐いて) ・・・全部出たと思う。あ、あの? ジナ?
        -- 2010-11-20 (土) 01:20:47
      • ああっ…(己の排尿を潤む瞳で見つめる。目を逸らしたくなる光景だが、なぜかじっと見てしまう。)
        (黄金の小水を噴出す未発達な秘所に視線はとどまり、肉体の股辺りが強張るのを感じた)
        …あ、ああ…。(声に呼び戻されふらふらと屈むと、雫に濡れる股にそっと布をあてがった。白い土手をなぞるように拭いて、後ろのほうに垂れた残照もふき取る)
        …終いだ。立て、早く立て!(真っ赤な顔で下着をあげなおすと手を引いて小屋に戻る)
        …。(ソファーに身を投げて絶望に沈む) -- COLT 2010-11-20 (土) 01:36:19
      • (股を拭われるとびくりと身体が引きつって少年の身体にしがみついた。人の手でそんなところ拭かれる感触と背徳感に驚き、頭はもう冷静な思考が働かない)
        (子供のように排泄の世話をしっかりと焼かれ、後始末までされ手を引かれては恥辱に同じく赤面するしかなかった。違いといえば背徳的な興奮をしっかり自覚している事か)
        怒鳴んなよぅ・・・ (小屋で目隠しを外されればまだ耳まで赤くして黙って突っ立っている。まだ興奮冷めやらないのかもじもじしていて動悸が激しい)
        えっと、そう落ち込むなよ、オレ (げっそりしている自分の身体の肩に手を置いた)
        いつまでそうしている。さっさと忘れぬか、早く元に戻る手立てを整えよ
        似てた? (真剣な顔と所作から一転してあはっとちゃらけてみせた)
        -- 2010-11-20 (土) 01:59:52
      • 煩い。(ソファーに突っ伏したままくぐもった声を上げる。どうにかしないといけないのだが、大きすぎるショックに体が動かない)
        もう終いだ…あのような姿を…。幻滅したろう。いいだけ蔑むがいい。気が済むまで。
        …。(自分の声が耳に届く。瞳を向けると、凛として気高く誇り高いアールヴの姫がそこに居た)
        ふっ。たわけ、姿は同じでも所詮中身は人間。比べ物にならぬわ。そなたにも手伝ってもらうぞ。
        (ようやく復活したジナ。にやりといつもの笑顔を見せた//-- COLT 2010-11-20 (土) 02:09:25
      • (誰でもすることだし、第一見えてねーっての。頭で念じたが今は伝わらないことを思い出し一応口で言った)
        自分の顔で自分以外の表情って、本当変な感じ。さぁーて、何からかね・・・
        (斜め後ろからの自分って見る事ないから新鮮だなァと思ってたら復活したようなので一安心。やはり自分の身体には戻りたいもの)
        -- 2010-11-20 (土) 02:18:52
  • (あくる日、ふらりとコルト宅を訪れたジナ。テーブルの上に置かれていたトランプを見つけ物珍しそうにパラパラと並べたり広げたり) -- ジナ 2010-11-06 (土) 22:38:34
    • タロットじゃないぞ。トランプ知らねーの? なんかやる? (これは遊具、この一組で幾通りも遊び方があるのだと教える。柄とジョーカーを教えると滑らかに切って)
      チャッチャッチャ アールヴはカードゲームみたいなの持ってないのか (何をしようか考えている。ジナは飲み込みが早い。多分記憶力もいいはずだ)
      (プレイ中に53枚のカードなどすぐ把握するのではないか) シャララララララ・・・ んんー・・・よし -- COLT 2010-11-06 (土) 22:48:56
      • たわけが。人間の遊具などとうに知っている。児戯に等しい拙い遊びだ。
        無論アールヴにもこういった類の遊戯はある。もっとも比べ物にならぬほど洗練されているがな、ふふん。(何か思いついたのか小さな口角をにやりと吊り上げた)
        ただ遊ぶというのもつまらぬな…、何かを賭けてみるか?この屑紙は賭け事によく使われるのだろう?問題はないはずだ。
        それともわらわと競うは怖いか?(碧眼を細めて挑発の笑み)
        -- ジナ 2010-11-06 (土) 22:57:41
      • (生返事でカードゲームの一体何を洗練すんだろうと思いながらぺらりぺらりとテーブルに並べていく。1ペア)
        魔法ならまだしもお前のおつむの出来なんかオレが怖がるかぶぁーか (いーっという顔でもう三枚並べた。もう1ペア)
        何賭けよかね・・・金なんか毎月稼いでるから面白くない。大体ジナほとんど使ってねーし。ダメージになる事がいいよな・・・ (ペアにもう一枚仲間が加わった。フルハウスだ)
        (バラバラとテーブルにカードを落としてこちらも不敵に笑った) 自信満々の天上天下唯我独尊女が誰かに傅くのって楽しそうだと思わない? -- COLT 2010-11-06 (土) 23:18:08
      • は!いかにも人間らしい低俗な考えだな。いいだろう、わらわが負ければ、一日そなたの下女となってやる。
        た、だ、し。賭け事とは見合う対価があって成立するものだ。アールヴを統べる王族の姫を下賤の身に落とすに値する対価の重さ、わかっているだろうな。
        そなたが負けた場合は一年。わらわの僕として仕えてもらう。如何様な命にも二つ返事で従うのだ、よいな!
        (かくして運命の火蓋は切って落とされた、勝負は一回。ジナは手札を見てにっこりと微笑む)
        ふふ、そなたの命運、尽きたぞ。
        -- ジナ 2010-11-06 (土) 23:28:17
      • 自分から挑んできたくせにこの野郎。大体それ現状の延長線じゃ・・・ハイ、ハイ、はぁーあーいー (日常の舞台に緊迫感が走る)
        (手札をバッと広げた瞬間撃たれたように表情は固まり汗が一滴流れた。緊張感と唾を飲み込み促す) ・・・・・・手は? -- COLT 2010-11-06 (土) 23:36:53
      • ククッ(狼狽が見てとれるコルトに笑いの鈴が鳴らして手札をずいと広げる。女王が四人現れた)
        クイーンのフォーカード。あはははっ!勝負あったな!
        さあ先ずは逆立ちだ!表通りを練り歩け!いや、走っている馬車を追いかけて飛び移ってみよ!
        -- ジナ 2010-11-06 (土) 23:48:09
      • (テンション高いジナとは裏腹に無言で自分のカードを一枚一枚指で指して確認している。三回もやった) ハ、ハハハッ
        ジナ、それがお前の最後のばか笑いになるぞ。女王はみなごろしってやつだ (押さえきれない高揚を噛み殺すかのようにパサっとテーブルに開示した)
        (スペードの37564。並び替えれば34567・・・ストレートフラッシュ) いぃぃぃぃッエーーーーーーーーーッッ!!! 爆勝ーーーー!!
        逆立ちとか聞こえたかなァ!? 聞き間違いかなァめしつかイチ号ちゃん? やーいやーい紙一重でバーカ! (有頂天でソファの上に立ち上がって勝ち誇る)
        今から敬語な。うわー最高に爽快だわ。なんだコレやばい -- COLT 2010-11-07 (日) 00:24:25
      • なっ!?(がばっとテーブルに覆いかぶさるように広げられた美しい羅列を覗き込む。翡翠の瞳を目いっぱいに開いて何度も数字をなぞる)
        馬鹿な!こんな、こんなふざけた事があるものかっ!
        い… 如何様だっ!邪な横様だっ!わらわの眼を盗んで不正を働いたのだろう!
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 00:35:18
      • はあぁぁあ!? お前ずっと見てただろが! イカサマだってんならオラッどうやったか説明してみろオラッ! 言っとくけどバレなかったらイカサマじゃねーんだぜ? やってないけどな
        (ふんと鼻を鳴らしてぶに〜っとジナの顎を押し返す) け・い・ご・は? 自分が負けたからって言いがかりとは情けない・・・やだねープライドだけ高い奴って
        皇女だからしょうがないのかなー、ジナちゃん甘やかされて育ったもんなー、家でも自分が勝つまでゲームに付き合わせたんじゃなかろうかー (やれやれだぜなポーズ)
        さァーそろそろ媚びに媚びた召使いの宣誓をしてもらおうかね? -- COLT 2010-11-07 (日) 00:50:33
      • うっ!ぐっ…うう゛〜〜〜〜〜〜〜…!
        (白い顔を上気させ、ぎゅっと口を結んでコルトを睨みつける。先ほどの自分の言葉を恨んだ)
        『馬鹿だ、彼奴を見くびって取り返しのつかないことになった…うすうす気づいてはいたが、わらわの欠点、そう…自信がありすぎる…!わらわって…!』
        なる…ます。(怨嗟と恥辱がない交ぜになった瞳で上目遣いにコルトをにらむ)
        わらわは今日一日… そ…そなたの僕となります…。(蚊のなくような細い声でそう呟いた)
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 01:01:01
      • (ソファの上に立ったまま勝ち誇った笑顔で見下ろしてる。くるくると新聞を丸めるとポコッとジナの頭に落として声が小さい!と)
        なかなかイイ顔するけどまだまだ自分が捨て切れてなーい。お前召使いにソナタって呼ばれんのか? (一旦奥に引っ込んで戻ってきた。ファサッと布切れを投げる)
        召使いらしくしないとな (三角巾とエプロンだった。またソファに腰掛けるとグラビア雑誌を広げて) じゃとりあえず 肩でも揉んでもらおうか -- COLT 2010-11-07 (日) 01:13:28
      • …っ!(かっと面をあげて激昂しかけるも、ぎゅうっとこぶしを握りこみ屈辱に耐える。身から出た錆だと言い聞かせて)
        ……はい、コルト…様っ 仰せの通りにいたします
        (渡されたエプロンと三角巾をもぞもぞと身に着けてずるずると重い足取りで背中に回り、細い手で肩を揉み始める。力が弱い)
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 01:25:52
      • ・・・へたくそだな。全然気持ちよくない (振り返って) 小さいな全然無い (グラマラスな水着美女のページを見てた) ゲラゲラ
        役無しとストレートフラッシュくらいかな。いや予備の白いカードとストレートフラッシュくらいの差かな。勝負にならんし (いい加減キレるかなとドキドキ) -- COLT 2010-11-07 (日) 01:33:05
      • なっ!?(ぎゅっと身を隠すように両腕で細い体を抱くと、浴びせかけられる理不尽な恥辱に歯を食いしばって顔を背ける)
        (いっそここでコルトを蹴り飛ばせば楽になるのだろうが、皇女としてのプライドがそれを非とした。)
        …も、…うし訳ございません…コルト様…
        (半ばかすれた声を搾り出すと肩もみを再開する。非力な腕で懸命に肩を揉む)
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 01:44:57
      • (一方早くも罪悪感に蝕まれてきてハラハラと、楽しむどころじゃなくなってきた少年。肩はほぐされたのか何なのかわからない。本当に非力なんだとよくわかってしまった)
        あージナ、返事はもっと元気良くね。 ・・・も、いいよ。腹減ったけど、どうしよ。何か作れる? (ぐでんと頭を後ろに倒して) -- COLT 2010-11-07 (日) 02:01:29
      • は…はぁーい!畏まりましたっ
        (滅私奉公という言葉を思い出した。半端に自分を残すから苦痛なんだと気づく。ここにいる女はエルフの皇女ではなく、ただの召使だ、強く思い込む)
        (厨房へと移り食料を確認する、缶詰やら腸詰やら、普段自分では買わないものばかりが目に付く)
        (それでもいくらかの食材を集め、慣れない人間の調理器具で食事の支度を始める)
        (室内にコトコトと包丁がなる。煮立った鍋に材料を注ぎ、戸棚を引っ掻き回して見つけた香辛料を振りかける。鉄製の器具に触れないようにするのが難しい)
        (すう、と小皿で味見)…こんなものか。(その背はどこか母性をにじませている)
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 02:12:09
      • (一方ようやく肩の力を抜いてむず痒さにもだえていた。こちらも思う、徹底しないから賭けに勝ったのに居心地悪いのだと。とはいえメイドなど雇ったことないし)
        (思いあぐねていたらいい匂いに釣られてキッチンに。エプロンと三角巾をつけた後姿が強烈なインパクトだった) おおふ・・・
        (こんな出来の悪い所帯臭さをまとったジナなどもう二度と見れないかもしれない。しかしどこか安心を覚える風景だ。真剣な横顔に声をかける)
        金属、大丈夫か。適当に注文して悪かったよ ・・・ジ、ジナくん (自分で言って小恥ずかしさ負けそう) -- COLT 2010-11-07 (日) 02:25:01
      • いいえ、滅相もございません。(ふわりと柔らかい笑顔を浮かべ、有り合わせですが、と、野菜のスープをコルトの前に差し出した)
        拙い手料理ですが、ご賞味くださいませ。(ゆるりと頭を下げる。そういえば以前にも一度だけ、召使いをやった覚えがある、と気づいた)
        (年恰好の似た下女を説得して服を交換した事を思い出した。召使いに身を窶し、王宮の仕事に紛れ込んだのは楽しかった。)
        (もちろんすぐに発覚し、姉から猛烈な説教をくらったのだが。あの下女は今でも自分の部屋を呆れるほど磨いているのだろうか)
        お味のほどは如何でしょう、コルト様。
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 02:33:20
      • (あ、引きつってない笑顔。ノってきたな。ノリは割といい方だよなァと今までを振り返りながら席に着く) イタダキマス
        (木さじで一口。野菜と言っていたがこれは・・・不思議な、味だった。そういえばユーリィも肉はあまり料理しないが) 野菜だけなのか。いや、美味くてね?
        (同じキッチンと食材でこういうものが出来るのが不思議である。口当たりから胃へ落ちていく味の素直さと柔らかさは、ちょっとこの召使いの普段のイメージとずれてるような)
        ・・・何か腑に落ちないけどうまかったよ。こっちが本性なんかなァ。さらっと飲める素直な味 (皿を下げようとするジナをじっと見つめ)
        ジナくん。ちょっと自分で目いっぱい可愛いと思うポーズとって見ろ -- COLT 2010-11-07 (日) 02:47:15
      • 身に余る光栄にございます。(深く礼して皿を下げようとした時に突然の要求)
        何だと?(思わず素で聞き返した。可愛い格好など今まで意識したことなどなかった。美しい姿勢やしぐさなどは徹底的に仕込まれてきたが、可愛いは未知なる領分だった)
        えっ…あー…うぅ…(呆けのようにもじもじと手元足元をふわふわと動かした後、両腕を緩く突き出してにっこり笑って見せた)
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 02:57:29
      • (あれ、途中かな?と数秒待ってた。苦い短時間)
        ないわ (お前にはガッカリだよというため息ついて居間に戻っていった) もうちょっとこう、さあ、ねえ。あっ、こっち来るとき耳掻き持ってきて
        (洗面所で鏡に向かってオレが主オレが主オレが主・・・と念じている。強気、強気!と気合を入れてソファに座った) -- COLT 2010-11-07 (日) 03:07:45
      • そんなっ!ど、どこがいけなかったのですか!
        (ぶんと両手を振って不満の声を上げる、精一杯可愛くしたつもりだ、納得がいかない、恥ずかしい)
        (わずかなむくれッ面のまま、耳かきを携えてソファーのコルトの前に立つ)
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 03:13:23
      • (まだ慣れないなァこの格好と思いながら見上げてる) ん (ここ座れと自分の腿を叩いた。顔色を変えないように必死に平常心を保つ)
        ・・・アールヴって耳掃除すんの? 奥にある膜はゴミじゃないぞ、鼓膜だぞ鼓膜。ぼすっと行くなよ? いやマジでね -- COLT 2010-11-07 (日) 03:21:53
      • えっ…。(わずかに躊躇いながら静かに腿に腰を下ろす。近づいた顔でコルトを見る)
        …僭越ながら耳掃除にこの姿勢は不向きでございます。(そういうとするりと立ち上がり、ソファーの上に正座する)
        どうぞこちらへ。(ぽんと白い腿を叩き、コルトを促した)//
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 03:29:42
      • (平常心は儚く崩れた。染まった頬を近くでマジマジと見られて呻く) ・・・おう
        (転げまわりたい衝動に蓋をしてごろりと、身を横たえて細いのに大胆に露にしている太腿に顔半分を乗せた。少年心の中で雄たけびを上げる)
        (唾を飲み込み顔に全神経を集中。密着した肌の柔らかさとほのかな上品な香りを感じながら目を閉じて待った)// -- COLT 2010-11-07 (日) 03:48:20
      • (ジナの太腿は、少年が触れたことのある手や肩と同じく、赤子のようなきめ細やかなそれだった。細くしなやかな筋肉の奥に骨の存在を感じることができる)
        …よし。(手にした耳かきをかざして頷くと静かにコルトの耳に差し入れる)
        …具合は如何ですか?(幼少の折、母であるナダの膝は自分の聖域だった。柔らかく暖かいそれに頬を乗せ、耳に手入れを施されるのが好きだった)
        (故国を離れる前日の夜、恥を覚悟で母に膝を求めた。叱咤に身構える自分に母は優しい微笑を浮かべ、幼日のように膝に抱いてくれた)
        心地良いか…?
        (あの膝の心地良さに、自分はいくらかでも届いているのだろうか。ぽつりと、素の言葉が零れる)
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 18:58:15
      • (人間の基準からすればこの華奢さで骨ばらないバランスは奇跡的に思える。そんな太腿に乗った睫の長い横顔。耳掃除はここのところしていなかった)
        (こちらへ来てからはユーリィにたまに、向こうに住んでた頃はやはりたまに伯母に。母にしてもらった事はちょっと思い出せない)
        (膝に乗せてもらう時期を少年と母は長く離れて過ごしてしまった。思う気持ちは強くても記憶は頼りない。うんと小さい頃は豊かな胸によく抱かれていた気がする)
        (そうやって意識が少し離れていたら) んッ (穴の壁面に頑固に引っ付いたものを剥がされ高い声が漏れた。普段触れられることの無い部分を走る)
        (ほんの僅かな痛みと綯い交ぜになった快感。柔らかな部分を固いもので撫で掻かれる感触に、抑えていた息が漏れて太腿を撫ぜた) ぅん きもちぃ  ふっ
        ・・・誰かにしたことあるのか? -- COLT 2010-11-07 (日) 20:29:16
      • ありがたく存じます。(抜いた耳かきを紙で拭い、膝の少年に瞳を落とす)
        (おのこの癖におなごのような顔立ちをしている。そういえばこの童の顔をこうもまじまじと見つめたことはなかったのではないか。)
        『人とはまことに奇妙なものよ』
        (胸中呟く。エルフに似た華奢な顔つきではあるが、左右がわずかに歪で均一でない。初めはただ面白いとしか思わなかったが近頃はこの歪さこそが人を人たらしめているのだと気づいた)
        (野趣あふるる、命の顔だ。この童からみた自分の顔は、きっと奇妙に映るのだろう)
        ない、そなたが初めてだ。(気がつくと少年の顔にそっと指を這わせていた)
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 20:56:03
      • 上手いじゃん。そうかー、初めてがオレか (悪い気はしない。心地良い棒先の睦みあいが終わり余韻に浸っていたが)
        (触れるだけで細さのわかる指の感触にごろりと寝返りを打った。正面になり薄目で見上げて) 今女みたいって思っただろ。実際そうだけど
        (金のピアスの付いた眉が少しひそめられたがまた目を閉じた。されるに任せている) 母さん似なんだよ、オレはモロにな。でもそのうち髭だって生えるからな -- COLT 2010-11-07 (日) 21:19:24
      • そなたの母上は美しい方だったのだな。(細い指が少年の顎をなぞり、瞼を撫でて鼻先に滑る)
        わらわの心を読むとは。褒めてやる。(くすりと笑みを零し、顎を手のひらで包むように撫でた)
        髭?ドワーフの顔を包んでいるあれか?そなたにもあれが生えるのか?それはさぞ愉快だろうな。
        なに直ぐだ。そなたの顔が毛むくじゃらになったときは大いに笑ってやろう。(頬を包んだまま背を屈め顔を寄せる)
        だが脆弱な人の身、その時まで生きながらえれるか保障はないだろう?祝福を施してやってもいい。わらわの主なら命じてみよ。
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 21:32:44
      • (優しく確かめるように触れられて表情が緩む。この気持ちをなんと言えばいいのだろう。身を焦がすほどの激しさではない、後ろ暗さもない。幸せ、でいいのだろうか)
        ジナがガキのままでもオレはダンディになっちまうぜ? 惚れん (な、よ、と最後はぶつ切りに。すっと降りてきた完璧に均整の取れた調和の面に息を飲んで身構える)
        ・・・生きてる限りいつまでも オレを見守れ。人生の節目に 祝いに来い。血が止まらなければ癒しを。立ち上がれない時には手を
        (胸の前に手を組み瞼が下りる。御伽噺の森の奥深くで眠る者のように) 祝福して -- COLT 2010-11-07 (日) 22:23:33
      • 御心のままに。
        (下がる金糸の奥でふわりと微笑むと、ゆっくりと顔を降ろしていく)
        遍く精霊の御名において、彼の者に。
        (少年の眉間に柔らかな唇が降りた。数秒か数分の一秒か、刹那が那由他の如く感じられる、そんな接吻だった)
        (わずかな残照を残して唇が離れる。眼を開けば少女は微笑をただ向けていた)
        -- ジナ 2010-11-07 (日) 22:45:34
      • (薄紅色に染まった顔を隠すように手を広げて額に触れる。今はもう過ぎ去った感触をそっと手繰るように) ・・・あーもー見るな。恥ずい
        (少し唇を尖らせて目をそらす。はしゃいで喜んでなるものか、そんな格好悪いこと出来るかと意地を突っぱねて) 効くんだろうな。きっと
        (代わりに手を握った。指を絡めると同じように返ってくるのが、名を呼べば応えてまた返ってくるのが切ない喜びを呼ぶ)
        (未来は誰も知らない。命をもう一度呼ぶまじないなどない。人間とアールヴにも時に同じ理は流れているのだった) -- COLT 2010-11-08 (月) 01:12:19
  • (それはある日のこと。少年は奇妙な鞄を背負って小屋に訪れた。伸びたひょうたんのようなそれを抱えて腰を下ろすと)
    おいジナ山。お前が歌えるのは知ってっけど楽器なんかァできるのかね? -- COLT 2010-11-03 (水) 21:39:04
    • ふん、答えるに及ばぬ。(ソファーに横たわり、かちゃかちゃとルービックキューブを解いているハイエルフ)
      わらわが琴を爪弾けば森に春のぬくもりを運び、笛を吹かば精霊をも現を抜かす。あいにくここには楽器はないゆえ、そなたに聞かせることは叶わぬがな、ふふん。
      その背の物はなんだ?亀にでもなるつもりか、ククッ(仕上げたキューブをポイとコルトへ放り、髪を滑らせながら上体を起こした)
      -- ジナ 2010-11-03 (水) 21:49:26
      • どうっ (キューブをお手玉して受け取るとこーいうしち面倒臭そうなの好きだよな・・・と思いながらケースを開ける。収まっていたのは変わった弦のアコースティックギター)
        御伽噺の世界だなお姫さま。ならこいつはどうだ! 同じ弦楽器だぞ、ギターっての (膝の上に乗せてひとかき) ジャラララン
        (小屋の中に思いの外大きな硬質な音が響いた) ひっひっひっ -- COLT 2010-11-03 (水) 21:57:57
      • なんなのだそれは…ぎたぁ?(現れた異形の楽器に碧眼を見開いて腰を上げる)
        ひっ(金属質な音が響けば細肩がびくりと振るえ、長い耳は身を守るように垂れ下がった)
        …か、斯様な砂粒を軋ませた様な音を出す物が楽器であるものか!(わずかに怯んだことを誤魔化すように声を高げた)
        -- ジナ 2010-11-03 (水) 22:07:16
      • (少しばかり予想はしていたがそのままの反応に脚をばたつかせてゲラゲラ笑う) っ、あはっ、はーあー、なんだ見るのも初めてか?
        人間の世界じゃ相当ポピュラーなんだぜこいつ。痛え怒るな。しかし砂粒を軋ませたとは言ってくれる・・・楽しくなってこない?
        (今度は足を踏み鳴らしてリズムを刻んで、軽快で爽快に弾いてみせる。人間たちに容易く熱狂と狂乱を巻き起こさせる音だ) ジャジャッジャッジャッジャカジャカジャカ・・・
        ッジャカキカ どう? -- COLT 2010-11-03 (水) 22:17:30
      • 笑うな!(無知を哂われた様でかっと頬が熱くなる)
        ギターだかなんだか知らぬがそのような騒音が世に蔓延っているなど「耳無し」はよほどのっ 〜〜〜っっ
        (罵倒は劈くギターの音色で閉ざされた。音が体に当たり思わずよろけそうになるのを堪える)
        ……っ。(どくどくと心臓が鼓動を早めている。こんなにも動的な、獣のような音楽は初めてだった。思わずごくりと嚥下する。悔しい)
        騒々しいのは好かぬ。(悔し紛れにそれだけ零すと、音もなく歩み寄って、ネックについと指を這わす)
        どうやって弾くのだ?
        -- ジナ 2010-11-03 (水) 22:33:22
      • (まぜっかえさずにっこり笑う。少年は音楽が好きだ。好きなものの良さをわかってもらうのは、とても満足感がある)
        ジナって指先丈夫? てか利き手とかあんの? 普通は左手で弦を押さえて、右手で弦を鳴らすんだけど。鳴らすのは手でもいいし ジャラン 道具を使ってもいい
        (ギターを差し出した。まあとにかく弾いてみろと) あのな、初めて構えて思いっきりかき鳴らした時が ギタリストのピークなんだってよ
        やっちまえジナ (ピックを指で弾いて寄越すと不敵に笑った) -- COLT 2010-11-03 (水) 22:44:16
      • 何?(嬉しそうに語りだした少年に眉をひそめて聞き返す)
        利き手?なんだそれは、手は手だ、利くも利かぬもない。弦?指?おい!(あれよあれよという間にギターを渡され、腕の中の楽器と少年を見比べる)
        わらわは弾き方を尋ねただけだ!わらわに弾けというのか?この不細工な箱を?ええい!
        (コードも、鳴らし方もさっぱりわからない。ただ少年の押しに動かされて細腕を振り上げた)
        バジャーーーーーン(盛大な音が響いた。自身が出したその音に震えるように瞳を閉じている)…(薄く目を開けてコルトを見た)
        -- ジナ 2010-11-03 (水) 22:57:10
      • (おそらくこの小屋に響いた過去最大の音を浴びてもけろっとしている。いや楽しそうだ、目が活き活きとしている) どうだ? 痺れるだろう!?
        これでジナもロックの魂を手に入れたわけだ (興奮して拳でこつんとジナの胸を突く) あっロックってさっきオレが弾いたようなやつね -- COLT 2010-11-03 (水) 23:11:07
      • ふん、余計な魂など要らぬ。大体わらわは弾き方など知らぬのだ、知っていればもっと上手く弾く。
        大雑把な楽器ではあるが興味が沸いた。弾き方を教えよ。(ぽすんと椅子に腰を下ろしてコルトを目線で促す)
        -- ジナ 2010-11-03 (水) 23:19:43
      • 音にびびってどうやって上手く弾くんだよプフー あい。言っとくけどギターは奥が深い。毎度の大口叩いてほえ面かくなよな
        (椅子を引いて背もたれを前に寄りかかりジナに教示した。コードを押さえて音を選び曲にしていくのだと) 一通り覚えたら後はその組み合わせだ
        じゃ押さえてみ。こう、こう・・・ (身振り手振りと指差し) ちがーう。音が汚いのは楽器のせいじゃねーよーちゃんと押さえられてねーからだよ。ハイハイもっかい -- COLT 2010-11-03 (水) 23:34:45
      • ふん、何を言う。あまねく精霊の祝福を受けたこの身。人間の楽器などすぐに弾きこなす。
        (コルトの師事を真剣に聞き、言われたとおりに指を動かしていく。記憶力がいいのか、聞き返すということは一切なかったが…)
        しっかりと押さえている!そなたの教え方が拙いのだ!(それでも何度か鳴らすうちに音は格段によくなっていった)
        つ…。(弦を押さえていた指を離し、指先を撫でる。赤く跡が残っている)
        -- ジナ 2010-11-03 (水) 23:48:36
      • 切ったか? (慌てて手をとった。赤い線の痕を軽くため息をつき) 最初はよくやんだよそれ。オレも手が痛くて痛くて涙滲ませながら練習したなぁ
        あ、つかそもそも・・・ (弦は金属だ。せっかく上達してきたのに、これでは嫌ってしまうか。手を握ったまましゅんとして)
        こんだけ押さえれりゃ一曲弾けると思うんだけど やめるか、もう (ギターを引き取ろうとする) -- COLT 2010-11-04 (木) 00:04:01
      • よい、構うな。痛くなどない。(やめろといわれて意固地な少女がやめるはずもなく)
        なんだその顔は、鉄でなければ平気だ。(心中を見透かしたように笑って「よし」と顔を上げた)
        ジャンッ(細腕が弦を鳴らし、白指がコードを紡いでいく。奏でられるのは異国の趣にアレンジされたエルフのロック)
        (気がつけば椅子から立ち上がり、長い金糸を揺らしてギターを弾き鳴らしていた。琴のようにピシ、パシと弦を爪弾き、即興の締めとした)
        どうだ!(最後の一鳴らしの指を掲げて満面の笑顔を模った)
        -- ジナ 2010-11-04 (木) 00:23:06
      • (途中から手拍子を打っていた。足を踏み鳴らしその旋律に身体を揺らす。こちらは悔しそうな笑顔で〆に拍手を)
        ほんと何でも出来るなこの女は・・・ (悔しいような、それでもエルフのロックなど自分が初めて聞いたんじゃないかと誇らしいような複雑だが満たされた気持ち)
        (気合を入れるように多きく息を吐く) だが俺が本物のロックを教えてやる。家帰ったらみんなに聴かせやがれ (ジナの背後に立つと)
        (コードを押さえる手に自分の手を重ねた) これからやるのはコードの六弦を三指じゃない、親指で押さえろ。これが音の秘訣
        (背と胸と手を重ねたままコード進行も教えていく) うっせほんとはこうした方が教えやすかったんだよ! ・・・っ、(恥ずかしいんだよこれとは頭の中でだけ) -- COLT 2010-11-04 (木) 00:58:12
      • 可笑しな童だ、だったらなぜ初めからそうしないのだ。(授業と割り切っているのか体が触れ合っても特に嫌そうなそぶりは見せない)
        (腰付近まで開いた背中は白い丘のようで、その上を腿ほどまである長い金糸が覆う)
        こうか?(コルトの指示通り素直に指を動かす。うなじ辺りから百花の香りのような甘い芳香が立ち上り、少年の鼻腔をからかうように撫でていった)
        コルト、聞いているのか?(緑の瞳が振り向く)
        -- ジナ 2010-11-04 (木) 01:07:17
      • (何十回と弾いて覚えた指は無意識でもそれなりに正しく動く。背の丈の変わらない少女の背後にぴたりと寄り添って、落ち着いていられるはずが無かった)
        (意識はすっかり目の前の大きな耳と一糸の乱れも無い金髪、少し目を下ろせばいつものドレスの頼りない胸元がちらちら。いかんと思わず腰は引いた)
        うわっ! (華やかな香り脳が浸りきっていたところに顔が出てきて思わずのけぞった。少し顔が赤い) ・・・聞いてる。んだよ見んなよ
        (気合を入れなおしに耳元で深呼吸してしまう) じゃ、やってみて。歌は俺がやるから -- COLT 2010-11-04 (木) 01:25:55
      • はひっ(耳に息がかかりぎろりとコルトをにらむ)
        歌?そなたが?(ずいぶんと長い付き合いだがコルトの歌なんて一度も聴いた覚えはなかった)
        …わらわの耳を案じて歌え。(そう忠告すると覚えた弾き方でギターを鳴らし始める)
        -- ジナ 2010-11-04 (木) 01:34:15
      • (耳の穴に金切り声上げたろかと思ったけど前奏が始まったので) ーーーー・・・ッ NO MORE ELECTRIC
        当たり前に 存在してるものを 拒否できるかい それが勇気なら 喜んで拒否しよう
        電気がなくて 何も見えないのなら オレが照らしてあげよう
        愛が無くて さみしいのなら 一緒に探しにいこう───・・・・・・
        (普段喋ってる時の声とは違う、少し低めに声を作り歌いだしから突き抜けるように声を張って。音程は取れているしさほど高音が必要な唄でもないので乱れはしない)
        (背に寄りかかるようにジナの手元を見ながら。弾けてる弾けてる、こりゃもう自分が教えること無いな。頭でぼやきながらも少し誇らしく)
        (ノってくると手を回してギターのボディを叩きパーカッションに。ジャラーン・・・とギターの余韻を残して歌は終わった。肩越しに) 耳はご無事? -- COLT 2010-11-04 (木) 02:00:04
      • (正直に言うとやはりこの慣れない楽器が紡ぐ音はまだ苦手だ)
        (悠久を生きる種族にとって生を凝縮されたような脈動は刺激が強すぎるからだ)
        (しかしそれでいてなお、少年の歌は綺麗だと、美しいと思った。)
        ふん、思うほか聞けるではないか。(飾らない笑顔を浮かべるとギターを静かに差し出した)
        とんでもない楽器だった。見ろ、わらわの指をこんなにしていった。(赤く跡が残る指を見せて笑う)
        -- ジナ 2010-11-04 (木) 02:11:34
      • 身を削って弾くのがロックなんだよ。だからみんな、感動する。ほっといたってあっという間の命だから、だったら先に自分から使っちまうのさ
        (ニッと笑ってギターを傍らに置き、根を上げなかった手を両手で包んで労わる) 例えこれから硬くなっても好きだな、オレはこの手
        まージナのことだからすぐ治んだろうけど (ギターを抱えてソファに身を沈める。別に激しいのだけがこいつじゃないんだ、そう言って少しチューニングを見るがふと顔を上げて)
        弾いてもいい? うるさかったらやめとく -- COLT 2010-11-04 (木) 02:25:14
      • そうか。(すぐにでも治してしまおうかと思っていたが、この少年がそう言うのなら、もう少しこのままにしておこう。そう思った)
        許す、ただし上手く弾け。(コルトの傍に腰を下ろし足をそろえる。流れ始める人間の歌に、しばし耳を傾けたのだった)
        -- ジナ 2010-11-04 (木) 02:36:44
      • (今までとはがらりと変わってゆったりと弦を爪弾く。一音一音が磨き上げられたように、もの悲しさもしみじみとした喜びもつづり。柔らかさを意識した歌声は、全て隣のエルフのために)
        (歌なら素直に言えるのにな、とは自分に苦笑。その歌声は小屋から少し離れたところくらいまでだが、乗せた想いは遥か、この思い出も遥かへ)
        (いつか触れればまた思い出す。形の無いこの弦の音というものが、今日という日を運んでくれるのだ。全てが過ぎ去った遠い未来までも―・・・) -- COLT 2010-11-04 (木) 02:49:23
  • そうか。(嬉しそうに笑うと、どこか寂しそうに目線を外し小屋と向き合った。)
    帰るのか?(僅かな沈黙の後、少年の聞き返しにくるりと振り返る。小屋に明かりが灯り、辺りの闇が暖色に照らされた。逆光でジナの表情ははっきりとは解からない。)
    だから、このまま帰るのかと聞いている。(硬い声にかすかな名残惜しさが確かに含まれていた。)
    -- ジナ 2010-10-19 (火) 19:40:50
    • (期待したくせにいざ前にすると戸惑う。必死で気持ちの混乱を収めようと努力し、急な明かりに目を細めて手をかざす)
      ・・・ (もう結構遅いぞ。お前俺に油断しすぎじゃねえの。そういう言い方は人間の間だとなァ。そうやっていくらでも避けれたはずだ。その先に待つ期待と、押しつぶされそうな不安から)
      (少し深く息を吐いて) ・・・お茶でも貰おうかな ・・・えっとああ、うん (やっぱりちょっと逃げ腰だった) -- COLT 2010-10-19 (火) 19:51:08
      • そうか!(ぱっと笑顔の花が咲いた。少年の内情などまったく気にも咎めていない様子で小屋の中へ)
        (様々な薬草、野草が吊るされ、古の趣にあふれたオブジェと小道具に満たされた不思議な空間は、コルトにとってはもはや馴染み深いものだろう。)
        そなたは床を貸してやる。(声を弾ませながら不思議な香りの茶を差し出す。)
        寝布は無いが人間の肌だ。多少の硬さは耐えれるだろう?
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 20:02:55
      • (街の古道具屋でも見たこと無いけどこういうのっていつもどこで拾ってくんだろうこいつ。また増えた気がする小道具類の流し見ながら座って)
        (変な顔になったのは茶が渋かったわけではない。泊める気満々の態度にむせたわけでもない。いや確かに馴染みのない味ではあったが)
        お前はッ・・・オレを犬か何かだと思ってんのか? 人は皮袋か? 寝心地悪いわボケェ!
        (ベッド半分使わせろよとかぶつぶつ言いながら皺になると思って上着を脱いで適当にかけた。ついでにタイも解いてシャツの前を開ける) このお茶何? -- COLT 2010-10-19 (火) 20:11:54
      • 飲むたびにそなたはそう聞くな。いくらかの仙草を煮出したものだ。配合はその日の気分による。
        床は嫌なのか?(意外そうに瞳を見開き、口元に指を添えてふぅんと考える。)
        うつけ者、分をわきまえよ。わらわと臥床を同じくするな人の身にあまる行為だ。(ソファでもと振り向くと、古書や小道具が山のように積みあがっていた。片付ける手間とベッドを分け与える譲歩とを頭の測りにかける。)
        …一割程度なら使用を許さないでもない。ここをこれだけ(膝を抱えて丸くなっても入りきれるかどうかのスペースを指先で囲う)
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 20:24:53
      • ジナはオレをどうしたいの、一晩虐め倒しに招き入れたの。それを見て喜ぶの? (糸目になってあ?コラ?と体ごと傾げる)
        (すたすたとベッドに腰掛け、靴を脱いで体育座りで指定のスペースに。ハイライトの消えた顔で収まる) ちきしよう・・・なんだこれ (その体勢のままこてんと横に倒れてしくしく) -- COLT 2010-10-19 (火) 20:35:08
      • む…。(崩れ泣くコルトに僅かに眉を顰め、しばし逡巡する)
        致しかたがない、三割、いや二割五分の使用を認めてやる。情けはここまでだぞ!
        (すい、とベッドの上に指先で線を引く。大きなベッドなので二割半でも何とか横になれるだろう)
        (暫くたあいも無いやり取りを続け、いよいよ夜も更けて、ランプの明かりが落ちた)
        (月光が差し込む小屋の中ベッドの上に横たわる2人。着のままのコルトに毛布が投げられる。)
        貸してやる、人肌にはまだ夜は寒かろう。栄光に震えながら眠るがいい。(背を向けているジナ。表情はわからない)
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 20:56:57
      • サンキュ。はじめから寄越したらそういう台詞言っていいよ
        (毛布を頭にぼふっと被るとそれだけで香りが肺をどころか胸を満たす。ジナの匂いだ。言葉とは裏腹に嬉しそうに包まった)
        ・・・ (沈黙が続いているがまだ寝てない。闇に目が慣れてきたのでなんとなく横たわる少女を眺めている。背中丸出しだなこいつ。ていうか脚もかなり)
        (今日は綺麗だったな。ハハ、ちょっとカップル見たくらいでうろたえてやんの。日の反芻。楽しかった。だからそれも目を閉じれば終わってしまうのかと思うと、寝付けない)
        ・・・ルフスフルン・トゥカロス・アプラル・マク・・・ -- COLT 2010-10-19 (火) 21:14:09
      • 意味が解かるか?
        (静寂に未発達な声帯が震える。小さな囁きだが不思議と聞き取れる。)
        人の言葉に直すなら、マクの血を受け継ぎし陽光と精霊の祝福をうけた者。というような意味だ。(しゅるりと床ずれの音が鳴り、月明かりに照らされた笑顔がコルトに向く)
        スタッガリーとはどういう意味なのだ。
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 21:26:55
      • 元々それ自体が人の名前らしい、スタッガー・リーっていうな。だから意味はないと思う。ただ伝説ならある
        (両肘を付いて半身を起こす。そのままジナが取り決めたラインをあっさり割って身を乗り出し) 大昔の話だ
        スタッガー・リーは肌も髪も真っ黒、南方からの移民者だったらしい。その日暮らしのならず者で、ある日酒に酔った口論の末に友人を 殺しちまったんだと
        こうして話すと呪いの名前みたいな (くっくっくと低くおかしそうに笑い、実際はなんとなくアウトローのアイコンみたいな存在なんだと教えた)
        なんでオレん家にその名前が連なってるのかは知らない。肌だってオレは見ての通りだしな? -- COLT 2010-10-19 (火) 21:43:03
      • 罪人の名か…。なるほど合点がいった、わらわと臥床を共にするなど途方も無い悪党だ。(くすくすと笑うと枕を抱き寄せる、金色の髪が黄金の川の様にシーツに広がっている)
        (暫く顔をつき合わせて互いの出自について言葉を交わしていた。やがていつしか少年の意識がまどろみに沈みかけた頃)
        (ベッドから一人分の体重が消えた。コルトが瞳を開けると隣にジナの姿は無く、ドアがキィと閉まる音が鳴る)
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 21:52:38
      • (トイレかなと思ってまた瞼を閉じた。が、一旦見てしまったものは何か頭に引っかかって寝つきを悪くする)
        (ごしごしと目を擦って、無駄だろうなと思いつつも毛布を踏んで足音を忍ばせながら窓辺に張り付くと外をうかがった) -- COLT 2010-10-19 (火) 22:01:44
      • (小屋の裏、小さな泉の前にジナが立つ。朧な月光が降り注ぎ、妙に明るい。ジナは僅かにその手を胸元へやった。)
        (しゅるり、無音で翠のドレスがその身からすべり落ちた。月光の下、真っ白な裸体が露になる。そっと細い足先を泉に垂らすと、波紋が静かに広がった。)
        (僅かな水音を響かせ、膝上まで泉に浸かると、無駄の無い所作で両手で水を掬い。幼い胸元へと流した。飛沫が月光に煌き、水晶のように煌く)
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 22:17:37
      • (危うく物音を立てそうになった。一瞬で合点がいく。そうえばずっと話通しだ・・・自分は一日くらい気にしないが、やはり女は気になるだろう)
        (今の今までまったく思い至ってなかった自分に呆れる。いけないとは思う。でも、目が離せなかった。夜空に浮かぶ月のように白く輝く肢体が暗闇の中でも目立つ)
        (まるで人の目を気にせずに身を清める様子に瞬きすら惜しんで食い入る。出会った頃から変わらないとても控えめな胸が、今は濡れた光沢で大きさを越えて性的に写る)
        (その先端までもがはっきりと見えてしまい息を呑む。頬にカッと血が上り程なくしてパンツの前が窮屈になった。それでも目が離せない。少し体勢を変えて) -- COLT 2010-10-19 (火) 22:59:28
      • (胸元に注がれた水は僅かに肋骨が浮いたわき腹を流れ、なだらかで薄い腹を滑る。)
        (産毛すらない無垢な股を通り抜け、小鹿のように細くしなやかな腿を伝い泉へと帰る。)
        (一通り体を流し終えたジナは、その身を全て泉へと放った。金色の髪が人魚の尾のように湖面に棚引き、時折水面に上がる細い脚や小ぶりな尻、未発達な乳房を惜しみなく月光にさらした)
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 23:09:57
      • (見ちゃった、見えちゃった。隠すものが本当に何もなかったから。耳まで赤くなって内腿をもじもじと擦り合わせている。さすがにここでそれは出来ない)
        (水面から部分部分で覗くのがまたもどかしく興奮を煽る。こちらにはまったく気づいていないのだろうか。いつもこんな事をしているのだるか)
        (というか彼女の羞恥の基準はどうなっている。以前など下着も付けず乳房を平気で透けさせていたというのに、今日は耳を触ったらあのうろたえ様だ)
        (ああでも以前自分の裸には恥らっていたような。ますますよくわからない。大体普段から腋も背中も太腿も晒しすぎだ、どうしたって目に入る。だから自分は悪くない)
        (自己欺瞞に満ちた思考が高速で展開されていく脳内。ひょっとして裸を見られることには大して抵抗がないんじゃないかな、無いといいな。そんな事を考えていたら)
        ・・・? 何か・・・喋ってる か・・・? -- COLT 2010-10-19 (火) 23:30:06
      • (それは歌だった。眠りを妨げる事の無い緩やかな曲調。夢に落ちている森に染みるように渡る。)
        (岸辺に濡れた裸体のまま立ち上がり、月光に肢体を輝かせながら歌う。)
        (歌詞は全て古の言葉だ。継ぎ目の無い抑揚と、優しく抱擁するような言葉。どういう訳かコルトの頭には、はっきりと何を言っているのかが伝わってきた。)
        宵の明星があなたの上に 空の下方で光るでしょう
        暗闇が訪れるとき あなたの心は真実となるでしょう
        あなたは孤独な道を歩く あなたが故郷からどれほど遠いのか
        (それは言語の壁など越えた、言霊だった。緩やかな舞と歌声は少年の脳裏にはるか太古から脈々と受け継がれてきたエルフ達のすべてを映し出す。)
        暗闇が来る 信じるのです、あなたは自分の道を見つけるでしょう
        暗闇が落ちてくる 約束はあなたの中に生きています
        約束はあなたの中に
        (夜に捧げられた歌は、己のことのようでもあり、窓から覗く少年のことのようでもあった)
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 23:57:45
      • (耳に入る音と頭に響く音が違うというのは妙な感覚だった。慣れてくればそれはどんな分厚い頭蓋骨も通って脳に染み渡ってくる)
        (故郷。マテルのあの地区は、あの通りは、あの家は今どうなっているだろう。自分が消えた事を誰か気にかけてくれているだろうか。弟は、いくつになっただろうか)
        (望まぬ場所を離れ自ら選んだ望む場所に居る。自分は人生を生きてこれているのだろうか。母はこの今を何と言ってくれるだろうか)
        (母と伯母ともっと何か約束を交わしておけばよかった。手に残ったのは二人の思い出だけだ。面影さえもうだいぶ遠く霞んでいる)
        (気が付けば鼻をすすっていた。目元も熱く両腕の中に顔を埋めて、窓際でそのまま丸まった。子守唄のような知らない言葉に包まれて) -- COLT 2010-10-21 (木) 18:29:01
      • (夜に歌い終えたジナは月に柔い笑顔を一つ浮かべると、裸身のまま岸辺に上がる。)
        (ふわりと髪がたなびくと、体の水滴がすべて霧散し月夜に解けていった。)
        (するすると衣服を纏い、さふさふと草を分けながら小屋へ戻ってくる)
        -- ジナ 2010-10-21 (木) 20:24:59
      • (小屋の中でガタタッゴスッという物音。ドアを開ければ毛布の塊が悶絶するようにベッドの側で震えてる。ごろごろとジナの足元へ転がってくる分厚い鉢)
        〜〜〜んんんぐぅ・・・・・ッ! いぎぎぎぎ・・・ッ! (ぶつけた足を押さえているようだ。毛布から金髪がのぞいている) -- COLT 2010-10-21 (木) 20:35:17
      • ・・・。(転がってきた鉢を足で止め、半眼でベッドの上で呻くコルトを見る。)
        何をやっている。(きし、とわずかな重みがベッドに加わり、白い顔がコルトを覗き込む。)
        そこから覗き見ていたのか。わらわの禊を。(わずかに硬い抑揚で問いかけた。)
        -- ジナ 2010-10-21 (木) 20:48:05
      • (軽い涙目で見上げたら冗談の通じなさそうな顔があった。やだ怖い) ・・・気が付いたら居ねえから、どこ行ったのかと思ってさ
        遠目に影が見えて、ああそういう事かって。こんな暗さであんだけ距離があったらオレにゃ何も見えねーよ。本当本当大マジです。本当
        (いつの間にか正座になって顔を逸らしながら) ああ・・・歌は聞こえた。ん、歌だよなアレ? 変な感じ。頭に直接 -- COLT 2010-10-21 (木) 20:55:32
      • ふん。(訝しそうに瞳を細めると、しずかにベッドの上に腰を下ろした)
        足を打ったのか?見せてみよ。(差し出された足に癒しを施そうとすると手を止めた。)
        聞いていたのか…。(わずかに白い頬に赤みが差す)あの言霊はまだ拙い、未熟なものだ。忘れろ。
        -- ジナ 2010-10-21 (木) 21:04:50
      • そうか? オレには細かい出来の良し悪しなんかわかんねぇけど凄かったぞ。魂に直接手を添えられたみたいだった
        (毛布の中からすっと差し出されたジナに負けないくらい細い足。白く、毛もほとんど生えていない。脛にあざが出来て爪も少し割れている)
        アレってアールヴの言葉なん? -- COLT 2010-10-21 (木) 21:13:41
      • せ、世辞はよい。(はにかみと恥じらいが混じったような表情を浮かべ、そっと傷に手を向けた。)
        アールヴの言葉いうより古の言葉だ。我らの中でも話せるものは限られる。如何様な種族とも通じ合える、唯一つの言葉だという。
        (緑の温かな光が灯り、怪我は露と消えた) 痛むか?
        -- ジナ 2010-10-21 (木) 21:24:47
      • まさか。何度も治してもらったけど傷跡が残ったことも無いぜ? (毛布を羽織ったままジナの横に腰掛ける)
        アールヴよりも古い言葉ねぇ・・・世界言語ってやつかね。オレたちの神話で大昔、思い上がった地上の生き物の言葉を神がばらばらにしちまったってのがあんぜ。歴史ロマンだな
        ジナちょっと舌見してみ (ベーしなベーと自分もやってみせる) -- COLT 2010-10-21 (木) 21:37:43
      • そうか。(嬉しそうに微笑みながら窓の外の月を見上げる。毛布すら纏わない肌は寒さを感じないだろうか。)
        舌?(少年の言葉にわずかに眉をひそめて戸惑う。)舌など見てどうする。
        こうか?(小さな口から淡い桃色の舌が覗いた。
        -- ジナ 2010-10-21 (木) 21:45:27
      • ふぬ (その舌をひっぱる) 長いわけでも二股に分かれてるわけでもないのか・・・じゃあオレにも出来るかな
        教えてくれよさっきのでも、アールヴの歌でもいいからさ (上体を振って反撃をかわしながら) -- COLT 2010-10-21 (木) 21:50:04
      • ぬん!(かわされた張り手の追撃の蹴りがコルトの鳩尾に突き刺さる。)
        ふん、そなたごときに紡げる言葉ではない。身の程をわきまえよ。(くるりと背を向けて枕にぽふりと頭を預ける)
        おしゃべりはここまでだ。もう眠れ。それと、領域侵犯だ、さがれ。(二割五分のラインをもう一度示した後はもう言葉はなかった)
        -- ジナ 2010-10-21 (木) 22:08:18
      • (けほっとむせると下がった。ケチババァと悪態を付いて) あっそ。おやすみ
        (くるくると毛布を丸めてジナの頭めがけて放ると、二割五分の領域に収まってこちらも背を向けて目を閉じるのだった) -- COLT 2010-10-21 (木) 22:13:37
      • (しばらくの後、むくりと体を起こし、じっと少年の背中を見詰める)
        (寝ていると確信したのか、毛布をそっと少年にかけると、その耳元へ唇を近づける。)
        今日はとても楽しかった。ありがとうコルト。
        (静かにそう囁くと、また枕に頭を預け、瞳を閉じた。)

        (早朝、妙な温もりに包まれながらコルトの意識は覚醒しはじめる)
        -- ジナ 2010-10-21 (木) 22:21:19
      • ぅう ・・・ (寝る前に興奮して眠りが浅かったのか、倦怠感を残したままずるずると意識が夢から引きずり出される。夢は楽しいものだった気はするが)
        (ぼやけた視界がまだ何も捉えず寝返りを打った。このぬくいのは何だ) ・・・? ふぁ あふゅあ・・・ (あくびの涙で潤うとようやく目玉も起きたようだ) -- COLT 2010-10-21 (木) 23:03:24
      • (薄目を開けるとそこには朝の光はなく。温かな肌色が押し付けられていた。隣で寝ていた少女の胸元が眼前、鼻先にある。)
        (頭が動かないのは細い腕がぎゅっと頭を抱き寄せているからだ。腰あたりに細い足が乗り上げ、少年を固定している)
        (少年は領域を律儀に守ったようだが、ジナからコルト側に転がってきたようだ)
        (すぅすぅと規則正しい静かな寝息が耳をくすぐる)
        -- ジナ 2010-10-21 (木) 23:10:28
      • (目の前に広がる平坦な肌色に始め何がなんだかわからなかった。自分に絡みつく手足と溢れる花のような香りで状況を理解して声を上げそうになる) っ・・・
        (位置関係は見えないが領域侵犯とかそういう話ではない。姫の癖になんだこの寝相は。普段ぬいぐるみでも抱いて寝ているのか?)
        (起こすか。駄目だもったいないしどんなヒステリーが飛んでくるかわからない。誤解は解けてもまず一発は喰らうのだろうなぁと予想する)
        うわっ・・・!? (相変わらず痩せた子供の体つきだなんてまじまじと見ていたら。なんというかその、先端が見えてしまった)
        (薄明かりの中といっても慎みある月光とはまるで違う。色素沈着の無い、まだ誰にも触らせていないであろうそれが隙間から簡単に拝めてしまうのだ)
        (縫い付けられたように視線が離せない。つい、しかしそっと、僅かに身を乗り出して額をジナの肌に触れさせた) -- COLT 2010-10-21 (木) 23:28:05
      • (額が触れた肌はどこまでもすべらかで、柔らかな温かさを発していた。とく、とくと生物の証の鼓動がかすかに伝わる)
        ん…ぅ…。(小さなうめきとともにゆっくりと身じろぐ。呼吸のたびに薄い胸が隆起をくりかえし、長い金糸がさらさらと細い肩を滑る。)
        (桜色の唇から吐息が漏れた)
        -- ジナ 2010-10-21 (木) 23:37:46
      • (緊張で嫌な汗をかいている片手をジナの背に回した。じり・・・っと亀のような速さで自分からも身を寄せる。体のいくつかの部分が密着してもまだ起きない)
        (ドレスと肌の間の空気を胸いっぱいに吸い込むと脳細胞が端から溶けていくような錯覚を得た。いつまでも触れていたいしっとりときめ細かい肌)
        (ほんの一瞬目の前に広がるそれに唇を当てて、すぐ自己嫌悪に陥って離し、しかし行為をすぐさま頭の中で反芻して耳まで朱に染めた)
        (卑怯者と自分を罵りそれでもまたジナの胸に顔を当てる。天気がいいのか室内は早くも暖かい。鳥の鳴く声が聞こえた。なつかしい感覚がデジャヴする)
        (欲情と後ろめたさが通り過ぎた後には、母の胸に抱かれているような穏やかな気持ちが沸いた。涙が出そうだった) -- COLT 2010-10-21 (木) 23:55:48
      • コルト…。(夢を見ていたのか、唇から少年の名が零れた。朝日の中ゆっくりと上体を起こす。普段は整えられている前髪も寝相に乱れ、小さな顔を隠している)
        ふぁ…(くしくしと顔をこすり、某とした半目でコルトを見下ろした)
        …おはょぅ… (半分夢の中にいるのか、一切の険の無い穏やかな微笑をみせた)
        -- ジナ 2010-10-22 (金) 00:17:38
      • (乱れ髪の間からのぞくとろけたような甘い笑顔に見惚れた。朝日が照らし、光が形となってそのまま垂れたような金髪が現実味の無さに拍車をかける)
        (つられてはにかむように少年も笑う。ジナのすぐ傍らから見上げて) おはようジナ。いい夢見たのか? -- COLT 2010-10-22 (金) 00:31:31
      • ふふ。(ふわふわと起こした体を崩し、ベッドに横たわりながら瞳を向ける)
        月の丘を往く夢。いつかそなたと一緒に夜の女王に会いに行こう。
        世を再び一つにつなごう。精霊と人とが再び交わる世界になれば、そなたをわらわの国に招こう。
        きっと、素晴らしい世となる。(コルトの頬に手を伸ばして、もう一度瞳を閉ざした。再び浅い眠りに沈んだ横顔は、幸せな笑顔だった)
        -- ジナ 2010-10-22 (金) 00:39:02
      • (ああ楽しんでくれたんだなと。夢に見るほど。自分を出すほど。夢心地の言葉をどうとっていいか迷ったが、今の笑顔のように偽りは無いのだろうと思う事にした)
        出来るさ君なら ジナとなら (起こさぬように優しく金髪を撫でる。自分にくれた言葉を反芻し寝顔を眺めていれば、愛しい気持ちで胸が潰れそうだ)
        (彼女はほぼ永遠に生きるだろう。だからきっと形は変われど願いは叶う。だがその時に、一欠けらでも自分が そこに関わっていたならば)
        連れてってくれよ。お前の国にも、昨日二人で見た未来にも な・・・ (潜めた声はまどろみの大耳に届いただろうか。どちらでも構わない)
        (そうしてまた目覚めるまでずっと寝顔を眺めていた。これがジナとコルト。二人が一緒に夜を明かした、最初で最後の出来事であった) -- COLT 2010-10-22 (金) 01:07:52
  • たわけ。男と女の身支度を同じと考えるな。髪は丹念に櫛で梳かし、紅は筆で差すものだ。
    おざなりの化粧のわらわが見たいのか?(半目でそう笑うと、照明がゆっくりと落ちていく館内に翡翠の瞳を見渡す。オーケストラの指揮者が一礼の後タクトを振り上げると、軽やかな音楽と共に幕がするすると開いていく。)
    (壮大な音楽と共に始まった歌劇「夜の理」は、精霊と人、別たれた二つの国の王子と王女が恋に落ち、それぞれの繋がりを元に戻そうとする、いうなればありきたりの恋物語だった。
    蕩けるように甘い恋の逢瀬と、立ちはだかる困難、そして派手な活劇と。それらが張りのある歌と共に紡がれていく。)
    (刺激に慣らされた少年にとっては些か退屈な劇かもしれないが、ステージの照明に照らされたジナの横顔は、夢を見る少女のように煌いていた)
    (無意識の行動なのか、肘掛に置かれていた少年の手にそっと小さな手が置かれる。細い指先が蔓のように柔く包み込んだ。)
    -- ジナ 2010-10-18 (月) 19:57:39
    • (生音の艶に心震える。普段好んで聴いている類とは趣が異なるが、それでも音楽は音を楽しむもの。プロの鬼気迫る熱演と拡声器などなくても館内を満たす声)
      (存分に味わおうと座席に身をもたれた。活劇にはおおと目を見張り、繋ぎのシーンでは王道ゆえに端々まで気を入れて質を上げられるのだろうか、そんな事を考える)
      (まさに演劇だなぁという大仰で詩の競い合いのような濡れ場は神経を休められる場面だった。ステージからの甘く熱い言葉を浴びながら視線を横に向ければ)
      (すっかり歌劇に見入る少女の横顔。白磁の肌は照明を照り返しながらも僅かに染まって見える。すまし、気品高くあろうと構えている普段の殻が剥がれた様に)
      (特に飾っている今日だが、相応の少女に見えて胸が切なさで焦げる。どんな歌劇の名手もこの気持ちを言葉に出来るものか)
      (感触のいいものが自分の手に被さって来た時、まるで気持ちを見透かされたような気がして心臓が跳ね上がる。何とか声は出なかったが台詞は完全に聞き逃した)
      (相変わらず前方に集中してるジナ。だからそっと、儚げな手の中で自分の手を裏返す。柔らかい平と平が辺り指は互いに噛み合う)
      (前を向けば箸休めのはずだった愛の場面が、今は素直に心に届く。哀切を帯びてなお力強い愛の言葉は目に見えぬ力となって自分を今包んでくれるような気がした) -- COLT 2010-10-18 (月) 20:46:49
      • (物語は佳境を向かえ、追っ手から逃れた2人は遂に夜の女王を探し出す)
        (繋がりを断たれた人と精霊の世は、等しく訪れる「夜」によって、再び手を取り合うのだった。)
        (カーテンコールに注ぐ万雷の拍手。賞賛を表す両の手のひらを打ち鳴らすその仕草を若いアールヴは知らなかったが、回りを真似て細い手懸命に叩き合わせた。)

        (劇場を出たときには既に日は西にその残光をかすかに残すばかり、辺りは夜空が広がっていた)
        (ジナと言えば日が落ちたように落ち着きを取り戻し、感情の発露を恥じているように僅かに視線を逸らしながら、叩きすぎた手のひらをさすったりしていた)
        (レストランで向き合いながら食事を取った。注文したプッタネスカの辛さに目を白黒させて、コルトに大いに笑わせたりもした。そんな帰り道。)
        (瓦斯灯がまばらに道路を照らす中、並んで歩む二人、月光が青く辺りに注いでいる)
        美しかったな、夜の女王は。(とん、とん、と弾むように前に出て、くるりと振り返る)
        わらわとどちらが美しい?(後ろ手を組んで状態を傾け、瞳を細めて笑う)
        -- ジナ 2010-10-18 (月) 21:16:05
      • 歌劇の役者なんてデブしかいねーと思ってたぜ。たいしたもんだなあの女優 (食事と共に空けたワインで少し暑い。ジャケットの前と襟元を緩めて月を仰いだ)
        ジナって言っても素直に受け取らないのが見えるし、夜の女王っつったらたわけがって返ってくるとも思う。女ってそういう苦しい二択好きだよな
        (歌劇の王女の、愛を確かめる台詞を真似てみせた。小首を傾げてオレも役者になろうかなという笑み) 今やったら蝶より良い役取れるかな? -- COLT 2010-10-18 (月) 21:26:39
      • ふん。(くるりと背を向けるとちらりと端目をくれてにこりと笑みをかたどる。束ねた髪に指先を差し込むと、金糸のような長髪を夜空に解き放った)
        「そう― 夜です」(月光を一杯に受け、砂金をまぶしたように蒼く煌く金色の髪。流水のように無駄のない動きで、細腕を胸元にやり、夜空に染み入るような声をあげる)
        「贔屓屋な日の光のように影や洞を生まず、全てを優しく包みあげる夜を探すのです。人の真と精霊の真、それらを繋ぐ夜の理を!」
        (紡がれるのは歌劇の台詞。一字一句として間違っていない。情緒豊かに未発達な声帯が震える)
        (月光の下、まるで鏡面を滑るように優雅に舞い踊る。金糸が流星の尾のように舞の軌跡に棚引き、風にまくれたドレスが細くしなやかな太股を惜しみなく晒し、月光に蒼く浮かび上がる)
        「さあ発つのです若人らよ!夜の女王の下へ!」
        (そう言うと曲がり角へすいと身を隠した。後を追っても夜に溶けた様に姿は見えない。だが何処からか気配を感じる)
        -- ジナ 2010-10-18 (月) 21:54:13
      • (見惚れてというかあっけに取られてというか、反応できないうちにすっかりまた誘い込まれた。気配を辿るが少年は人だ。辺りを見回していたが咳払いをひとつ)
        「惑わすな! 命ばかりが尊いのではない! 私は知っている。この世は生まれど留まらず、いずれ押し寄せた波が引くようにみな等しく去っていく」
        (夜の魔が女王に人と精霊の世を差し出せばお前たちに永遠を授けようとする誘惑。それを敢然と跳ね除ける人の子の台詞。こちらは完全とは行かずかなりアドリブ入りだ)
        「だが我々は消えた先人を知らないだろうか? 今よりずっと何も持たざる者達の、勇気と知恵と成し遂げた偉業に心震えなかったか?」
        (藪を払い影を覗き込み道の真ん中に戻ると両手を広げ夜空を仰ぎ堂々と続ける)
        「目には見えぬもの、尊厳や自由や、愛を得るためにその身を窶した姿は例え眼のひとつもあらねど! 全てを知るものは確かに居る! 今までもそして永劫に、わからぬか」
        「あの月が今宵も暁まで 我らを見ているのだ」 (すっと掲げた示した指が月と重なるように見えた。そしてその手に点った光が照明のように一点を照らす) -- COLT 2010-10-18 (月) 23:00:53
      • (少年の放ったスポットライトに浮かび上がる少女。羽衣のようなケープをベールのように被り薄く瞳を開け、艶めしい微笑を浮かべた。「ジナ」というコルトの呼びかけにからかうように小首を傾げた)
        ジナ?斯様なものは知らぬ。わらわは夜の女王。昏黒とうばたまの母にして、月が妃。人の子よ、良くぞ参った。
        (照明から歩み出て、少年の前にふわりふわりと進み出る。ベールから覗く瞳は濡れて、ともすれば妖しさすら感じさせた)
        数多の苦難を乗り越えたその機知と勇気に報いよう。人の子よ、望みを申すがいい。如何様な願いであろうと一つだけ、叶えて進ぜよう。
        (芝居の調子がどこかに失せて、いつものジナの声に戻っている。人の子ではなく、コルトに語りかけているのだ。真っ直ぐに翠玉の瞳が少年を捉えている)
        さあ、申すが良い。
        -- ジナ 2010-10-18 (月) 23:29:52
      • (指を鳴らせば光は散り、辺りは再び闇たちの庭へ)
        (今日は少女のような顔が多かったが、女は本当にいろんな顔を持っているな。それとも月のせいなのか。光の道を歩む者にしては闇にも映えるじゃないか)
        その言葉問いも試しもせずに信じよう。王たる者はそれに相応しい生き方をしているはずだ。これほどの者がよもや私を落胆させるような振る舞いの主であるはずが無い
        (互いに歩み寄れば大して変わらない背丈を思い出す。こちらも最後の方は声を無理に張らず、見た目通りの青さを乗せた声に戻っていた)
        それでは私はあなたの誇りに触れたい (ベールにそっと手をかけて、下ろさせずに内に手を差し込むと指が耳に触れた)  -- COLT 2010-10-18 (月) 23:54:56
      • あ…。(ベールの中に手が入り、長大な耳に指先が触れると、小さな口から吐息のような声が漏れた。)
        (指先で触れた耳はどこまでも滑らかで柔らかく、柔らかな暖かさを孕んでいた。)
        (指が進むにつれベールがするりと落ちて、頬を上気させたエルフの少女が現れる。夜の女王は何処かへ去っていったようだ。)
        (暗闇に淡い光を放つような白い耳は、そのままエルフの誇りと尊厳を表すようにすらりと伸びている。)
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 00:08:20
      • (いつも翼のように広がって立っているから、思っていたよりも大分柔らかい事に驚く。そして暖かさも)
        (熱いものに触れる時のように一緒のタッチだったが、次はぴとっと指を這わせ、雄大な溝に沿って指腹を滑らせた)
        (雄弁な役者の口はベールと一緒にどこかへ落としたらしい。耳にばかり注意が行っていたがすぐ目の前の少女の顔にまた驚いた)
        (口も聞けなくなったような驚きの目と、月明かりだけでも十分にわかる頬の赤みにギョッとだかドキッとだか。だが手は止まらなかった)
        (指に挟めばくにゃりと形を変える。そのまま指を摺り合せて。ぬくもりと感触が楽しい) わ・・・どんどん熱くなってく・・・ -- COLT 2010-10-19 (火) 00:27:31
      • ふっ… んふっ (くにゃりと耳が歪むと殺した吐息と共にびくりと細肩が震える。いよいよもって赤くなる頬と耳)
        (今にも張り手が飛びそうなほど眉間に皺を寄せぎっと睨むが、両腕はぎゅっと握ったまま僅かに震えるばかり。)
        も…(暫く弄られ続けた後、限界といったかすれ声が漏れた) もう・・・やめよ・・・
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 00:39:58
      • (ジナの反応も含めてこのままずっと触っていたい。軽く爪で掻いて、一番深い窪みにも指を擦り入れて、手にその感触を染み込ませるように夢中で弄る)
        ッ、お、おおふ・・・ (気が付けば真っ赤な上に眉間どころか顎にも皺を寄せた顔。慄いて手を放した) あ、ありがっと・・・すごい、やーらかかったわ
        あの、ジナ? (様子を伺うが唇をすぼめて、ふーっという吐息が最後に耳を撫でる) -- COLT 2010-10-19 (火) 00:55:16
      • ひあ!(吐息にびくりと体を縮めると、もう堪忍ならんとばかりにベールを手に取りコルトの顔面に投げつけた)
        不埒者!!大人しくしていれば付け上がりも甚だしい!わらわの耳を玩具にするな!
        はっ、母上から決して他者に触らせるなと言いつけられていたのに!わらわを親不孝者に貶めるつもりかバカッ!うぅ〜〜!
        (一通り憤ってから続く言葉を飲み込む。何でも願いを叶えると言ったのは自分なのだ。)
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 01:08:12
      • ぶッ へ! (布でも勢いよく当たると割と痛い。ひっぺがしてひりひりした瞼を押さえながら)
        お前ッお前が何でも叶えるって! 叶えるって言った! 言ったじゃん! んだよ・・・耳がなんだっつの。そんなに、こだわるようなもんかァ?
        (今度は自分がベールを被るとまたずいと顔を寄せ) 返す。ん (触れるもんなら触って見やがれとピアスが派手に突き刺さっている自分の耳を向けた)
        (ちなみに無駄に気を回してミスリルピアスを揃えた。高かった・・・) お返し -- COLT 2010-10-19 (火) 01:21:24
      • 人間の哀れな短耳と我等の耳を等しく考えるな!古の光の民の証!神聖で、侵されざる部位なのだ!
        し、しかも王族の、姫の耳だぞ!?それをそなたのような(言葉は差し出された耳で閉ざされた)
        …そのような貧相な耳など…。(視線を泳がせ、しばし逡巡すると、おそるおそる指を伸ばしてしなやかな指先が耳に触れた)
        …変な感触だな… 柔いのか硬いのか判断つきかねる。(やがて動きが大胆になってくる)
        蛮族のように金物を通しているのだな。これは精霊銀か?生意気な。
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 01:37:59
      • ん お前に比べりゃ間違いなく硬いよ。うひぇっ、くすぐって (そんなすりすりなぞられては変な声も出る)
        (いつもは色違いや材質違いを付けているが今日は統一されていた。小さな耳にそれはひしめいていて、ピアス同士がぶつかり音がチャリチャリと)
        ただの金属嫌いなんだろ。一応今日は気を使ったんだけどな (無心に人の耳をいじるジナにくすぐったそうに肩をすくめて) ・・・そんな楽しいか? -- COLT 2010-10-19 (火) 02:18:39
      • はっ。(半ば夢中で耳を触っていたが、コルトの声で現世に引き戻される。)
        たわけ!人間の耳などに楽しいも何もない。(ふん、とコルトに背を向け、手を後ろ手に二歩ほど歩む。)
        人間の耳は嫌いだが、そなたの耳は好きだ。
        (そういい残して家路につく。談笑を交わしながら歩む2人、いつの間にジナの小屋に立っていた)
        -- ジナ 2010-10-19 (火) 18:09:13
      • すげー食いついてたじゃねーか (耳を誉められるというのは初めてだが、好きという部分を切り出せば悪い気はしない)
        (しこたま擦られた部分を自分でも触りながら後に続いて) オレも好きだよ。お前の耳

        (小屋の前。無事送り届けたが、さて。こんな時間に上がり込むというのはな・・・名残惜しさか期待か、微妙に沈黙する) た
        楽しめたみたいでよかった。ん、オレも楽しかったよ 普段見れないものが見れたし (今日は何度そうしただろうか。じっとジナを見つめて) -- COLT 2010-10-19 (火) 19:14:59
  • 二組の歌劇(オペラ)のA席チケットが偶然少年の手に渡り、それを目ざとく少女が見つけたことから始まる。
    チケットが歌劇のものだと知るとジナは瞳を輝かせて食いついた。紆余曲折の下、「付添い人」の名目の下、コルトはジナとオペラを観にいく事となる。
    オペラの演目は「夜の理」というものだが、少年はついぞ聞いたことが無かった。
    約束の日、少年はジナの小屋(本人は宮殿といっているが)に来ていた。遅れるなといったのはジナだが、身支度に手間取っているのか小屋から出てこない。 -- 2010-10-17 (日) 21:53:34
    • (灰皿を持参して正解だった。女の身支度というのはどうしてこう・・・少年は二本目の煙草が燃え尽き三本目に火を付けたところだった)
      ふぁーあ・・・ (着慣れない礼服の窮屈な襟元をしきりに気にして、早くもタイを緩めて一番上のボタンを外している)
      (正直多少心が浮き立っていたものだが、こうも焦らされればどうせまたそれも自分だけなのだと冷静な部分が耳元で囁いて軽く頭痛がしてきた)
      おーいカメの姫さんよ。オープンセサミーって言ったら開くか? -- COLT 2010-10-17 (日) 22:12:57
      • (コルトの声に反応したのか、まさに盗賊の扉のように小屋の戸が開いた。暗がりからす、と白い足が現れる)
        待たせたな。
        (外の大気に晒されたジナはいつもの萌葱色のドレスの上から羽衣のような白いケープを纏っている。)
        (長い金糸は纏めあげられ白いうなじを晒し、木の葉をかたどった銀細工が留められていた。足音無くコルトの前に降り立った碧玉の瞳が、じ、と少年をみる)
        その奇妙な出で立ちはなんなのだ?それが人間の礼服か、珍妙なものだ。(薄く紅を引いた唇が笑う)
        -- ジナ 2010-10-17 (日) 22:31:22
      • (視線は奪われる。つい意識がそれてしまい灰が手の中に落ち悪態を付いて手を振った)
        穴の開いたジーンズとジャージが好きなとこ申し訳ないがな、それで恥かくのはオレだけじゃないぞ (自分だって、とは言い返せないのが悔しい。美しいもの)
        (見つめられてもいつもよりしっかりと化粧をした顔を長く見返すのはやめた。頬に血が集まってしまう。顔自体は小娘の癖に化けるものだ・・・などとつい思う頭)
        (タイを緩く巻き直してさあ行こう。できるだけ仕方なく、という調子でだが。手を出すか腕を出すかは迷った) -- COLT 2010-10-17 (日) 22:52:56
      • ふん、だが思うほか。(するすると礼服の襟やネクタイを手に取りながら)
        似合うではないか、小僧っ子してはな?(悪戯味を含ませた半眼で、心のうちを見透かして笑う)
        そら、何をもたついているのだ、わらわは劇場への道を知らぬ、あないせぬか。(すい、と細い手を差し出した)
        -- ジナ 2010-10-17 (日) 23:02:19
      • ありがとうよ500才児 (鼻を鳴らして苦笑気味に一度手を取る。そしてそれを自分の腕にかけさせた) さ・ほ・うだ。人間のな?
        (嘘ではないしこれくらい良いだろう。いやあまり思わないようにしないと) 名目だろ名目、付添い人てのはよ。大体オレのチケットだぞ・・・
        (幸か不幸か腕に当たるようなものは薄いのでいつもの調子が戻ってきた。それほど遠くはないが一度馬車に乗って劇場へと向かった) -- COLT 2010-10-17 (日) 23:24:34
      • 「誠に申し訳ございません、列車のトラブルで役者の到着が遅れておりまして、あと一時間のご猶予を…」
        (申し訳なさそうに頭を垂れる従業員に顔を見合わせるジナとコルト。大勢の入場客で賑わうロビーで2人は某と立ちすくむ)
        けしからん!わらわをなんだと思っているのだ!列車がなんだ!歩け!走れ!(形の無いなにかにそう啖呵を切ってふんと顎を吊り上げる。長き耳を持つエルフ少女は、周りの男達の視線を一挙に奪っている)
        コルト!どこぞ腰を落ち着かせる場所は無いのか?このまま立って待つなど嫌だ
        -- ジナ 2010-10-17 (日) 23:35:24
      • わかりましたわかりましたわかったわかったからちょっとオイ黙れこのハッピーなバカやろう (勤めてにこやかにだが青筋を浮かべて、鼻先が付きそうなほど詰め寄って小声で)
        (連れはたった今注目の的となったし自分たちはどう見ても場の平均からは下、明らかに若輩者だ。空気に呑まれ焦りながら頭を回す)
        (また口を開きかけたジナに再度、お願いだから俺に考える力を寄越せと。人差し指を立てた。勢い余って少し唇を押した)
        (小柄な体で人並みにもまれながら再度従業員に向かっていく少年。開演にはベルを鳴らすこと、一時間はまず間違いなく遅れることを散々確認して戻ってくると)
        っ、っはぁ、テラスにっ、行こう・・・! (作法はどうしたと言われそうにジナ手をただ引いて上の階へ。臨時ながらすっかり男女の語らいの場となっている、テラスへと) -- COLT 2010-10-18 (月) 00:06:42
      • まったく度し難い!これで街一番の劇場というのだからあきれ返る。アールヴの精霊歌劇団をみろ!一秒たりとも開催時刻を破ったことなど無いのだぞ!
        (眉を吊り上げ、不機嫌を顔中に表して手を引かれていたが、日の光差すテラスへでて表情がぱぁと明らんだ)
        街を望める場か!(重力に囚われていないような足取りでテラス際に駆け寄り、身を乗り出して街を眺める)
        みろコルト!あれはそなたの工房の屋根だ。わらわの森も見える!(金色を靡かせて、テラスの端から端へと街を眺めながら弾む様に渡る)
        -- ジナ 2010-10-18 (月) 00:20:32
      • (今度は驚きと好奇の目が連れと自分に同じくらい突き刺さる。一瞬不可解とたじろいだが目の前に揺れる物で合点がいった。崩れた髪から垂れたヘアピンをむしるように全部外して)
        (金髪を風に乱して歩み寄る。えいもう知るか、仔鹿のようにはしゃぐジナを諌めはせず、同じように思い切りテラスに身を預けた) 思ったよりたけーな! あんたの宮殿は見えないがね
        (ジナの方を向いた時、その奥に人目もはばからず、ちょっと大胆に睦み合う男女が見えた) こっち来いジナ。静かに、振り返らずに。いや振り返るなよ -- COLT 2010-10-18 (月) 00:33:02
      • なんだ?(訝しげにコルトをみる。振り返るなといわれれば振り替えるのがこのエルフの気性である。くるりと後ろを向いた)
        …? なっ…!(体も心も未発達な少女がその行為を理解するまで数秒を要した。コルトに向けた背中がぶるりと振るえ、白い肌を上気させて向き直った)
        何をしているのだあやつらは!衆目の前でふしだら極まりない!(語気は荒いが声は蚊のように細い。やがて長い耳まで赤が昇ってくる)
        -- ジナ 2010-10-18 (月) 00:48:55
      • (なんでお前はそう、そういうのはからきし弱いんだ偉そうなくせに) オレもそう思うけどな。間に入って止めて来いってのか? ほらこっち来いよッ・・・!
        (手を引いて離れて行く間もお構い無しのお二人さんだった。そして連れは握った手すら熱いように感じる) ・・・えー、歌劇だの娯楽だのは恋人と盛り上がるもんなんだよ人間は
        全部がとは言わねーけどさあ (風に流れてやっと届くような声で、周りを見てみろと呟く。既に人々の目は騒々しい二人ではなく各々の目の前にばかり向けられている)
        しかしまあもうオペラ始まらなくてもいいんじゃねえのかこいつら (そこでやっと繋ぎっぱなしの手に気づいた) -- COLT 2010-10-18 (月) 01:03:03
      • そなたが言わぬならわらわが言ってやる!(カップルに向けて踏み出そうとした矢先に手を引かれ、軽い体はされるがままにテラスの角へ)
        何…?(促されて周りを見通す。確かにコルトの言うように、二人連れのペアが多かった。)
        恋人…。(反芻するように呟き、自分達が手を繋いでいることに気付く。翠の瞳に僅かに動揺が走り、繋いだ手を解く。頬はまだ赤い)
        ふしだらだ!(もう一度そういうとツンと顔を背けた)
        -- ジナ 2010-10-18 (月) 01:11:29
      • ごもっともだがオレのせいじゃねー (また手を払われた。いつかもこんなことあったな。思い出と今が胸を苦くしてまだ赤い頬には目が上がらなかった)
        (脇にあった空いてるベンチに、こちらも拗ねたようにふんと腰を下ろす。声も、沈む) 勝手に来たいっつったのもお前だし、座りたいっつったのもお前だろ・・・
        いつもそうだ。せっかく連れて来たのによ。わがまま娘 (ついエスカレートしたギスギスの予兆に痴話喧嘩はよくありませんよ〜?と妙齢の見目麗しいレディのちゃちゃ)
        (これまた肩で風切る伊達男の腕を抱いたまま、おかしそうに余裕たっぷりに通り過ぎて行った) ・・・ (小僧が小娘に座れば? と目だけで) -- COLT 2010-10-18 (月) 01:25:54
      • 我儘!?何を言うか!わらわは…!
        (買い言葉をつなげようと口を開くも、思わぬ闖入者に興を削がれぱくぱくと口を瞬かせ、腕を組んで黙る)
        ……ふん。(隣よりも距離を離してベンチに腰を下ろす。風に靡く髪をすいとかき上げ、言葉を捜すように伏しがちな目線を泳がせる。もじ、と細く白い太股が動いた)
        -- ジナ 2010-10-18 (月) 01:36:08
      • (ばっさばっさと風に跳ね放題の髪を片手で押さえるが諦め気味だ。スーツまで引っ張り出したのに何やってんだろという惨めな気持ちの後、乙女か俺はと額を抑える)
        そりゃオレが相手みたいに見られたら嫌かもしんないけどさ (まだ卑屈な言葉が口をつく。いい加減にしろと心で自分を叱責して必死に感情のコントロールを試みた)
        (目の端でこちらに動いたように見えたのは錯覚だろうか。気が付けば自分も細身のスーツの足をじりりとジナ側に少し寄せた。コントロール、コントロールは) -- COLT 2010-10-18 (月) 01:48:58
      • (とん、と肩と肩が触れ合った。少年の鼻孔に少女の仄かな香りがくすぐる)
        わらわの国では数十年に一度、国を挙げて壮大な劇を演ずる。(コルトをみないままポツリと呟く。)
        もっとも大きな精霊樹の前で大きな舞台を作って、そこで演ずるのだ。王族も民草もこの時は舞台を同じくする。皆の憧れの役は「精霊の女王」これを演ずることができた乙女はあまねく精霊の加護をうけるという。
        国中の若き女がこの座を狙うのだ。母上もその昔は精霊女王を演じられたのだぞ?
        わらわは何を演じたと思う?(白い顔を近づけて、瞳を細めて笑う)
        -- ジナ 2010-10-18 (月) 02:05:15
      • (触れた肩の存在感と風が運んできた香り。ずるいと思う。一瞬で胸の内を氷解させるそれらを目を閉じて集中した神経で感じた)
        (ジナ側の目を半目で、彼女の語りを聞いている。近づいた顔に思わず両目を開いて。金髪の隙間から少し蠱惑的な笑顔を見つめ軽く唇を突き出して考えたが、わからない)
        まさかで精霊女王? -- COLT 2010-10-18 (月) 02:15:28
      • (コルトの応えに目線を伏せて笑うと、視線を前に戻し小さく空を仰ぐ)
        蝶…。 だから蝶だ。女王の周りをひらひら飛ぶ蝶のうちの一匹だぞ、羽根のように衣をそよがすのはコツがいるのだ。
        なんだその顔は、言っておくがわらわの実力不足などでは断じてないぞ。ただ幼いアールヴは主役は演じれない、そういう決まりがあるのだ。
        だが故国へ帰った暁には、今度こそ女王の座を射止めてみせる!今日はそのための勉強だ。
        (開演の準備を知らせるベルが鳴る。コルトに笑顔と共に手を差し出た。)
        -- ジナ 2010-10-18 (月) 02:27:09
      • 蝶。や、いや (触覚と羽を付け、むっつりした顔でひらひらと舞う演技をする幼いジナを想像して吹き出しかけた)
        (ハハハと少し笑えは強ばりも解ける) 演劇か。色々やるねぇエルフも。ん、行こか
        (差し出された手を恭しく取って立たせる。来た時のように腕に絡ませて劇場へ)
        (入り口でばっさばさの髪を注意された少年。ジナが指を一振りすればピッと全ての毛が後ろへ撫で付けられた。さあもう問題あるまい道を開けぬか、泰然と支配人を見上げるジナ)
        (また注目を集めてもう自棄気味に笑い、手を上げて周りに応えて席へ向かう少年だった) こんなん出来るのに何で支度あんなかかったの
        (髪を少し気にし、結局演目については何一つ知らないままだがそれでも幕は上がるのだ) -- COLT 2010-10-18 (月) 12:56:13
  • 季節は巡り、赤子の背丈くらいに育った木の苗 -- 2010-09-30 (木) 22:21:35
    • デッくん、育ったねー。いいな、成長が目に見えてー(ゆるゆる、若芽に近付くサイドカー。再開した冒険であちこちキズやへこみが目立つ)
      少し、休ませてよー。僕なんだか、疲れちゃってさー(木陰とも言えないような木陰にそっと身を寄せた) -- サイドカー? 2010-09-30 (木) 23:53:00
  •  

Last-modified: 2011-09-14 Wed 17:32:14 JST (4602d)