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お名前:
  • 同行挨拶、学校のお知らせは飛ばしてください。
    キャラとのお話は施設で遊んでたらよろしくお願いします…っと。
    ユランとはしばらく二人専用のコメ欄ねー。
    -- スー 2012-03-24 (土) 14:31:52
  • (久しぶりに館に戻って、はじめた事は部屋の掃除。兄が時々やっていてくれてたようだからそんなに汚れてないけど)
    (ドレスの裾を結んで、モップを片手にうろうろしている)
    あ、しらす、足跡つけちゃだめ!綺麗にしたばっかりなのに、あー……まずは貴方のお風呂が先だったかな…。
    (無邪気に屋敷を駆け回るペットにため息をつきながら、髪をまとめていた布を外す)…ふう。
    ユランも見てないでちょっとは手伝ってくれてもいいのに。貴方も三角巾姿、結構にあうと思うのよ?
    (腰に手を当てて、黒髪の少年に話して笑う。やるとは思っていないので、冗談)
    -- スー 2012-03-02 (金) 22:15:35
    • 冗談を言えば余が手伝うとでも想ったか?(無論そんなことは思っていないだろうがそう聞き返す。お互いに答えの分かりきった問い掛け)
      (少々埃くさいソファに気にせず横になり、尊大に笑う)
      ほどほどにしておけ。どうせまた長く居つきはしないのだ。スィーニも適当なところで休むがいい。余が赦す -- ユラン 2012-03-02 (金) 22:20:03
      • もちろん、1ミリも期待してないのよ(予想通りの答えにくすくす笑って)
        …そうね、お茶にしようか。泊まっていくあたりが綺麗ならいいや(足元にまとわりつくしらすを抱きかかえて、キッチンへ楽しそうに歩いていく)
        (ほどなくしてアールグレイのいい香りを漂わせながらティーセットをお盆に載せて戻ってきた)
        ふふ、そうしていると昔を思い出すね?二人でここに来たばかりの頃…いっつもそんな風にスーを見てたの。
        (黒いドレスに黒いリボン。昔のままの姿でソファーに寄り添う。器に入ったハッカの飴玉を一つつまんで)
        お茶請け、これしかなかったのよ。はい、あーん。お母さんが食べさせてあげるのよ。ふふっ。
        -- スー 2012-03-02 (金) 22:34:26
      • はて、そんな昔のことは忘れたな(少しばかり恥ずかしそう。人の身を得たことで感情が芽生えた証拠でもある)
        (長く旅をしている間に、彼も、そして彼女もそうなっていた。時間は何よりも2人にモノを教え、そして2人を癒してくれた)
        (しかし、だからといって性根まで治るわけでは当然ない)
        ふん、ではそうさせてもらうとしようか(そのままぐいっと身を乗り出して、スィーニがつまんだ飴玉を指ごと淫靡にしゃぶる)
        (暫く、スィーニの指先を嬲ってから飴玉を掠め取り、口の中で転がして嗤う)
        中々悪くない味だな、母上。くくく -- ユラン 2012-03-02 (金) 22:39:04
      • 照れちゃって。そういう所は変わったね。…ううん、かわってないけど、よく見えるようになっただけかな?
        (懐かしさに瞳を細めて、飴を彼の口へ放り込もうとすると…指後と食べられてしまった)
        …っ?!こ、こら!ユラン…!!……く、くすぐったいの…(白い指を赤い舌が這い回って、不意打ちに体を震えて素直な反応をしてしまう)
        もう、この悪戯っ子!記憶が戻る前の貴方はもっと素直で可愛かったのに。記憶のある大人のユランの方が子供っぽいんだから困るのよ。
        …でも、そういう所が好きだけど(囁いて、悪戯っ子の唇にキスをする。恋人同士のキス…親子のではなく)
        (ゆっくり押し倒すようにして、甘い唇を堪能し、顔を離して)……ん…悪戯っ子にお返しよ。
        -- スー 2012-03-02 (金) 22:53:32
      • 当然だろう? 今の余は汝の子ではないか。子供のすることだ。大目に見てやるといい(悪びれもせずに笑って飴玉を舐めていたが、直後に押し倒されて唇を奪われる)
        (黙っているわけもないので舌を絡め返し、腰に手を回して抱き寄せる)
        (暫し甘美を愉しんでからお互いに顔を離し、お互いに微笑みあう)
        我が子を押し倒すとは罪な母親だな -- ユラン 2012-03-02 (金) 22:59:47
      • (微笑む瞳は少しだけ熱を帯びて、薄暗い部屋の中で光る)
        (腕の中、同じ年頃に見える少年の母は、我が子の唇を指でなぞり、ついた紅を拭う)
        父親は貴方じゃない。すぐ子供のふりするんだから、意地悪な子。
        …ふふっ、記憶が戻ってすぐに母親を誘惑する息子と、どちらが罪深いかな。
        (胸の上に頭を乗っけて呟く)
        あれからずいぶんたったね…兄様に聞いたんだけどね、アルムが教師になったそうよ。
        生きていたのも驚きだけど…先生なんて。ふふ、長く生きると何があるかわからなくて楽しいね。
        -- スー 2012-03-02 (金) 23:13:45
      • 其れは当然、息子の悪戯を諌められない母親の過失だな(悪びれもせずにそういってもう一度キスする。拒めるわけがないと知っているからこそ)
        (唇を再び離し、冷め始めた紅茶に口をつけて窓の外を眺める。いつかのように)
        ……生きるとは、挑み続けることだ。あの人型がそのような形を得たというのなら……アレもまた人になったということなのだろう
        時間は何人にも平等だ。我々を変えたように、アレをも変えたのだろう
        全くこの世は我が目を飽きさせん(くすくすと笑う) -- ユラン 2012-03-02 (金) 23:22:53
      • …意地悪(こういう言いあいではいつもそう、最後には何も言い返せなくなってしまう。甘えるようなキスを受け入れながらふっと笑った)
        (静かな部屋の中、少年がカップを取る音が響いて、二人は窓の外を見る。秋の庭。色づいた葉がはらはらと散って雪のように降り積もる)
        そうね…きっとアルムは人間になったんだろうな。
        (少し年上に見える少女の顔を思い出す。優しい姉のように話してくれた人。見た目は変わったのかな、と思いを馳せて)
        あの黒髪のお人よしの先生も、同じ学校なんだって。スーの命の恩人。ユランの恩人でもあるかな。ふふ、そして仇の。
        皆変わって行って、寂しいって昔は思っていたんだけど…今はなんだか嬉しいの。不思議だね?
        ユランと一緒だからかな。二人でいると変わっていく世界も楽しい。
        ……ねえ、次はどこへ行こうか。何をしようか。ユランはどうしたい?
        -- スー 2012-03-02 (金) 23:42:34
      • 変化とは即ち成長であり、そして変化とは生きるということだ
        永久を歩む汝と余ですら変わっていく……皆同じだ
        闇も、光も……そして時も……全てに平等に降り注ぐ。その始末も過程も違えども……与えるものは同じだ
        (幼さの残る相貌に似つかわしくない、枯れた雰囲気を漂わせながら秋空を眺める)
        次か……さて、そうだな……とりあえず次は……
        ひとまず寝室にでもいくとしよう
        (冗談めかしてそういって、母親であり恋人でもある女性を抱き上げて寝室に消えていった) -- ユラン 2012-03-03 (土) 00:15:47
      • 変わらないものは何も無い、かな。
        スーがユランを好きなのも、ユランがスーを好きなのも。変わっていくの。
        …前よりずっとお互い好きになっていくのよ。
        (寂しげにも見える少年の横顔を見つめ、優しく囁く)
        (二人の近くではしゃぎまわっていたペットが、いつの間にか丸くなって眠っていた)
        今度は東の新緑の国とか、西の砂漠…あねさまの、故郷とか。
        (ぽつりぽつりと呟いて、ずっとふれていなかった姉の事を口にする)
        (ずきんと胸が痛んだ)
        (そんな少女を少年は抱き上げて、笑う)
        …そんなすぐの予定の話じゃないんだけどな。まあいいわ…ベッドの中で、行きたい場所を教えてね。

        (少女も笑って、息子であり恋人でもある少年に抱きつくのだった)
        -- スー 2012-03-03 (土) 00:36:43
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    キャラとのお話は施設で遊んでたらよろしくお願いします…っと。
    ユランとはしばらく二人専用のコメ欄ねー。
    -- スー 2012-03-24 (土) 14:31:52
  • (久しぶりに館に戻って、はじめた事は部屋の掃除。兄が時々やっていてくれてたようだからそんなに汚れてないけど)
    (ドレスの裾を結んで、モップを片手にうろうろしている)
    あ、しらす、足跡つけちゃだめ!綺麗にしたばっかりなのに、あー……まずは貴方のお風呂が先だったかな…。
    (無邪気に屋敷を駆け回るペットにため息をつきながら、髪をまとめていた布を外す)…ふう。
    ユランも見てないでちょっとは手伝ってくれてもいいのに。貴方も三角巾姿、結構にあうと思うのよ?
    (腰に手を当てて、黒髪の少年に話して笑う。やるとは思っていないので、冗談)
    -- スー 2012-03-02 (金) 22:15:35
    • 冗談を言えば余が手伝うとでも想ったか?(無論そんなことは思っていないだろうがそう聞き返す。お互いに答えの分かりきった問い掛け)
      (少々埃くさいソファに気にせず横になり、尊大に笑う)
      ほどほどにしておけ。どうせまた長く居つきはしないのだ。スィーニも適当なところで休むがいい。余が赦す -- ユラン 2012-03-02 (金) 22:20:03
      • もちろん、1ミリも期待してないのよ(予想通りの答えにくすくす笑って)
        …そうね、お茶にしようか。泊まっていくあたりが綺麗ならいいや(足元にまとわりつくしらすを抱きかかえて、キッチンへ楽しそうに歩いていく)
        (ほどなくしてアールグレイのいい香りを漂わせながらティーセットをお盆に載せて戻ってきた)
        ふふ、そうしていると昔を思い出すね?二人でここに来たばかりの頃…いっつもそんな風にスーを見てたの。
        (黒いドレスに黒いリボン。昔のままの姿でソファーに寄り添う。器に入ったハッカの飴玉を一つつまんで)
        お茶請け、これしかなかったのよ。はい、あーん。お母さんが食べさせてあげるのよ。ふふっ。
        -- スー 2012-03-02 (金) 22:34:26
      • はて、そんな昔のことは忘れたな(少しばかり恥ずかしそう。人の身を得たことで感情が芽生えた証拠でもある)
        (長く旅をしている間に、彼も、そして彼女もそうなっていた。時間は何よりも2人にモノを教え、そして2人を癒してくれた)
        (しかし、だからといって性根まで治るわけでは当然ない)
        ふん、ではそうさせてもらうとしようか(そのままぐいっと身を乗り出して、スィーニがつまんだ飴玉を指ごと淫靡にしゃぶる)
        (暫く、スィーニの指先を嬲ってから飴玉を掠め取り、口の中で転がして嗤う)
        中々悪くない味だな、母上。くくく -- ユラン 2012-03-02 (金) 22:39:04
      • 照れちゃって。そういう所は変わったね。…ううん、かわってないけど、よく見えるようになっただけかな?
        (懐かしさに瞳を細めて、飴を彼の口へ放り込もうとすると…指後と食べられてしまった)
        …っ?!こ、こら!ユラン…!!……く、くすぐったいの…(白い指を赤い舌が這い回って、不意打ちに体を震えて素直な反応をしてしまう)
        もう、この悪戯っ子!記憶が戻る前の貴方はもっと素直で可愛かったのに。記憶のある大人のユランの方が子供っぽいんだから困るのよ。
        …でも、そういう所が好きだけど(囁いて、悪戯っ子の唇にキスをする。恋人同士のキス…親子のではなく)
        (ゆっくり押し倒すようにして、甘い唇を堪能し、顔を離して)……ん…悪戯っ子にお返しよ。
        -- スー 2012-03-02 (金) 22:53:32
      • 当然だろう? 今の余は汝の子ではないか。子供のすることだ。大目に見てやるといい(悪びれもせずに笑って飴玉を舐めていたが、直後に押し倒されて唇を奪われる)
        (黙っているわけもないので舌を絡め返し、腰に手を回して抱き寄せる)
        (暫し甘美を愉しんでからお互いに顔を離し、お互いに微笑みあう)
        我が子を押し倒すとは罪な母親だな -- ユラン 2012-03-02 (金) 22:59:47
      • (微笑む瞳は少しだけ熱を帯びて、薄暗い部屋の中で光る)
        (腕の中、同じ年頃に見える少年の母は、我が子の唇を指でなぞり、ついた紅を拭う)
        父親は貴方じゃない。すぐ子供のふりするんだから、意地悪な子。
        …ふふっ、記憶が戻ってすぐに母親を誘惑する息子と、どちらが罪深いかな。
        (胸の上に頭を乗っけて呟く)
        あれからずいぶんたったね…兄様に聞いたんだけどね、アルムが教師になったそうよ。
        生きていたのも驚きだけど…先生なんて。ふふ、長く生きると何があるかわからなくて楽しいね。
        -- スー 2012-03-02 (金) 23:13:45
      • 其れは当然、息子の悪戯を諌められない母親の過失だな(悪びれもせずにそういってもう一度キスする。拒めるわけがないと知っているからこそ)
        (唇を再び離し、冷め始めた紅茶に口をつけて窓の外を眺める。いつかのように)
        ……生きるとは、挑み続けることだ。あの人型がそのような形を得たというのなら……アレもまた人になったということなのだろう
        時間は何人にも平等だ。我々を変えたように、アレをも変えたのだろう
        全くこの世は我が目を飽きさせん(くすくすと笑う) -- ユラン 2012-03-02 (金) 23:22:53
      • …意地悪(こういう言いあいではいつもそう、最後には何も言い返せなくなってしまう。甘えるようなキスを受け入れながらふっと笑った)
        (静かな部屋の中、少年がカップを取る音が響いて、二人は窓の外を見る。秋の庭。色づいた葉がはらはらと散って雪のように降り積もる)
        そうね…きっとアルムは人間になったんだろうな。
        (少し年上に見える少女の顔を思い出す。優しい姉のように話してくれた人。見た目は変わったのかな、と思いを馳せて)
        あの黒髪のお人よしの先生も、同じ学校なんだって。スーの命の恩人。ユランの恩人でもあるかな。ふふ、そして仇の。
        皆変わって行って、寂しいって昔は思っていたんだけど…今はなんだか嬉しいの。不思議だね?
        ユランと一緒だからかな。二人でいると変わっていく世界も楽しい。
        ……ねえ、次はどこへ行こうか。何をしようか。ユランはどうしたい?
        -- スー 2012-03-02 (金) 23:42:34
      • 変化とは即ち成長であり、そして変化とは生きるということだ
        永久を歩む汝と余ですら変わっていく……皆同じだ
        闇も、光も……そして時も……全てに平等に降り注ぐ。その始末も過程も違えども……与えるものは同じだ
        (幼さの残る相貌に似つかわしくない、枯れた雰囲気を漂わせながら秋空を眺める)
        次か……さて、そうだな……とりあえず次は……
        ひとまず寝室にでもいくとしよう
        (冗談めかしてそういって、母親であり恋人でもある女性を抱き上げて寝室に消えていった) -- ユラン 2012-03-03 (土) 00:15:47
      • 変わらないものは何も無い、かな。
        スーがユランを好きなのも、ユランがスーを好きなのも。変わっていくの。
        …前よりずっとお互い好きになっていくのよ。
        (寂しげにも見える少年の横顔を見つめ、優しく囁く)
        (二人の近くではしゃぎまわっていたペットが、いつの間にか丸くなって眠っていた)
        今度は東の新緑の国とか、西の砂漠…あねさまの、故郷とか。
        (ぽつりぽつりと呟いて、ずっとふれていなかった姉の事を口にする)
        (ずきんと胸が痛んだ)
        (そんな少女を少年は抱き上げて、笑う)
        …そんなすぐの予定の話じゃないんだけどな。まあいいわ…ベッドの中で、行きたい場所を教えてね。

        (少女も笑って、息子であり恋人でもある少年に抱きつくのだった)
        -- スー 2012-03-03 (土) 00:36:43
  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst074933.gif
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  • スーちゃん……どう、なったの?(恐る恐る様子を伺うように) -- アトリア 2011-12-12 (月) 01:11:39
    • わふわふ(彼女が屋敷に入ると番犬が飛んできた。屋敷には人の気配はしない)
      (庭の手入れはされているので、まったくいないわけではないようだ)
      ///元気だよ!出産準備でちょっと遠くのお医者へいってる設定!!
      -- しらす 2011-12-12 (月) 01:23:53
      • あら……るす、か。(しらすを抱え上げて)
        おまえのごしゅじんさまはたいへんだねー?(ともふもふしてから帰った)
        //りょうかい!じゃあまた進展が見られたらくるね!うへへたのしみだにゃー -- アトリア 2011-12-12 (月) 01:25:28
      • わふっ!(ぴっと尻尾を立ててりりしい顔。いっぱしの番犬のつもりらしい)
        (久しぶりにぬくもりを感じて嬉しそうにもふられる番犬)
        (尻尾を千切れんばかりにふって見送った)
        ///のんびりぺーすですまにゃい…!ありがとうー!!
        -- しらす 2011-12-12 (月) 01:43:32
  • (気がつくと子犬が頬を舐めていて、庭を見渡すと誰もいない。魔王も…カミラも。)
    (ただ青い花の香りだけがそこにあるだけ)
    (何もかも夢だったのか。セイバー…ユランのことさえも、自分が望むあまり見た夢のようで…)
    (……そんな事を考えるとお腹の中で子供が動いた。夢じゃなかったのだと教えるように)
    ユラン…そうね、お母さんは大丈夫よ。お医者さんを探さないとね…。
    (抱きしめるようにお腹をなでる。一緒に子犬も。しっかりしなくちゃ…何もかも失ったわけじゃない)

    ……あねさま…(それでも半身を失った悲しみは胸に穴を開けられたように悲しくて)
    (罪を引き受け姿を消した姉を想って、独り泣いた)
    -- スー 2011-12-07 (水) 19:31:43
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幸せの代償 Edit

  • (屋敷に戻り、おそろいのドレス姿の姉の体を抱きしめ青い花の咲く庭を見ていた)
    (この日のために、姉が戻ってくる日のために守り続けた彼女の抜け殻)
    (ユランに守られた魂をにうつして、今は目が覚めるのを待つばかり)

    (外は夕焼け。金色の光の中で、花が揺れる)
    (幸せな気持ちで、まだ目を覚まさない姉に頬擦りをした)
    …あねさまは、スーと一緒だったときのこと、覚えているかな…。
    そしたらちょっと、恥ずかしいな。ふふ。
    あねさまの過去も、そのときの想いもスーは知ってしまったからおあいこかな?

    (妹が笑いかけると、腕の中のカミラの瞳が震えた)
    (温かい風が吹いて、花びらが頬に当たる)
    ……あ…っ あねさま、あねさま…?
    わかる?スーだよ(囁くように、呼びかける)
    -- スー 2011-12-06 (火) 21:53:50
    • ん…
      (風の音にまぎれて小さくうめく声。同時に金色の瞳が開かれる)
      (瞬きして、間近の妹をじっと見つめて)

      あ……ぅ…っ ぅ… (唇は何かを言おうと動く。けれど、声の出し方がなかなか上手くいかなくて、短いうめき声だけ)
      (妹はそんな姉を微笑んで見守って、声が出るまでじっと待っていた)


      ……スー…。
      (少しずれた発音で、妹の名前を口にした。目を細めて)
      (いつの間にか、泣いていた妹の頬に触れて、涙を拭う)
      どうし て…泣いて…いる の…?
      (少しずつ、話す声は滑らかになっていく)

      ……怖い夢でも、見ていたのでありますか?
      (ゆっくりとそう言って、妹に微笑みかけた)
      -- カミラ 2011-12-06 (火) 22:00:30
      • (ずっと動かなかった姉が、自分の頬に触れて、笑いかけてくれた)
        (ぽりぽろと涙がこぼれて、返事が上手く出来ない)
        (ぶんぶん首を振って、姉の胸に顔をうずめた)

        (母親に甘える子供みたいに抱きつく妹の背中を、カミラはそっと撫でる)
        (それはずっと昔の優しい時間とおんなじで)

        (闇に落ちるほどに求めた、優しい人が、確かにそこにいた)

        (嗚咽を必死に押さえて、彼女の顔を見る)
        (言いたい事は沢山あったけど、いざとなると何も出てこない)
        (ああ、でもこれだけは言わなきゃ…)

        ……おかえりなさい…あねさま……!!
        -- スー 2011-12-06 (火) 22:07:02
      • (姉は全て覚えていた。妹のしたことを、全て)
        (けれど一言も妹を責めなかった)
        (神に懺悔ずるように話す妹を抱きしめる)
        (黄昏の世界の中で、ただ、悲しそうな微笑を浮かべて)

        (その笑顔は儚くて、これからずっと一緒にいられるはずなのに不安で胸が締め付けられる) -- 2011-12-06 (火) 22:11:26
      • あねさま…これからはスーが守ってあげるから。北の雪国から、パパから、あにさまから守ってあげる。
        安心してね?あねさまが幸せになれるようスーは頑張るから…
        だから…ずっと

        (そばに、いて)
        (そう言い終わる前に)
        -- スー 2011-12-06 (火) 22:13:49
      • ……ごめんね。
        (やさしく妹の髪を撫でながら、力なく首を降る)

        (それは)
        (できないの)

        ……そばには、いてあげられないのでありますよ。
        自分は…私はもう、死んだ人間だから。
        一緒にはいられない…罪を償わなくちゃいけない…。

        ……スーの罪は、私の罪だから。

        (世界と同じ、金色の瞳がまっすぐに妹を見つめる)

        貴方の想いは、私の想いでもあった。
        私の魂が宿ったせいで…記憶も、感情も二人分になったせいで…貴方を狂気に駆り立てた。

        国を憎いと思ったのも、私。
        現世に戻りたいと思ったのも、私。
        何を犠牲にしても、誰を踏みにじっても、幸せになりたいと願ったのも、私。


        …全部、私のせい…!!!
        貴方のためと思ってやったことだったのに…無垢で綺麗だったスーの心を私の魂が、記憶が汚してしまった。

        (想像もしていなかった言葉に、妹は目を見開いて、凍り付いている)
        (妹から離れると、後ろへ一歩ずつ、下がっていく)
        (幻覚を見せるといわれている青い花の香りがあたりにきつく漂っていた)

        …幼く純粋だった少女が、願いのために人を踏みにじるほどに変わり果てたのは何故か。
        北の雪国で大人たちの醜さを目の当たりにしたからじゃない。
        誰も守ってくれる人がいなくても、少女は前を見て生きていけたはずだ。
        愛された記憶が、愛した記憶が確かにあったのだから。
        私はそれを知っている。ずっと横で見てきた。

        それが歪むほどの悲しみは、憎しみは、想いは、
        長い年月を重ねなければ生まれない。

        幼い妹の重ねた数十年程度では、生まれない。

        貴方の犯した罪は…私のせいなんだよ、スー。

        (空は黄昏から闇に空は変わっていく。その中で金色の瞳から涙を流し、黒髪の少女は笑った)
        (その表情は)
        (妹が狂気に染まり、笑ったときの顔によく似ていた)
        -- カミラ 2011-12-06 (火) 22:42:05
      • (あねさまがなにをいってるのかわらないの)
        (どうしてそんな顔で泣いてるのか、わからない)

        (いいえ、わかるけど、わかりたくないの)

        (その場にへたり込んで、ただ姉を見つめることしか出来ない)
        (考えたら駄目だ、気づいては駄目だ)

        (どうして人を殺す時、あまりブレーキがかからなかったのか)
        (溢れる感情を自分でももてあましていたのか)
        (自分が自分じゃないような、そんな……)

        …ちがう、ちがう!!ちがうよあねさま!!
        貴方だけのせいじゃないよ、スーだって、憎いと思った、一生懸命いい子でいようって頑張ってけど、疲れてしまった…!!
        それはスーの気持ちでもあるの!!あねさまだけのせいじゃない…!!

        …ううん、あねさまは少しも悪くないよ。
        ほら、だって表に出ていたのはスーだよ?スーが悪いんだよ。
        スーが幸せになりたかったんだよ、最後はあねさままで犠牲にすることも考えた!!
        あねさまは悪くない。酷いのはスーで、綺麗なのはあねさまだ!!
        (必死に否定する言葉を続ける)
        (だって、足元から何かが崩れてしまいそうで)
        (あねさまがまた消えてしまいそうで)

        一人になってたのが二人に戻って、ちょっと混乱しているんだよあねさまは。
        大丈夫、怖いことなんて何も無いよ。罪だって、スーが背負うものだ。
        大丈夫、ユランがそばに、あねさまがそばにいてくれたら、魔女って言われても平気だよ?

        だから……だから……
        -- スー 2011-12-06 (火) 22:54:09
      • ……スー殿はいい子だ。
        本当は、気づいているんでしょう?
        (必死に自分をかばう妹に優しい声で語る)
        (狂気の浮かぶ微笑みのまま)

        私と分離した瞬間から、破壊的な衝動が、世界を呪うような憎しみが消えていることに。

        (事実をただ、突きつける)

        ……罪は、償わなければ。
        自分はまた、檻に入ろうと思います。

        一つだけ、いいことをして。

        (そして夜が来る)
        (世界が色をなくしていく)


        さあ……矛盾の魔王よ、契約をしましょう。
        (夜の闇の中で、少女が呟いた)
        -- カミラ 2011-12-06 (火) 23:07:54
      • 佳かろう……その叫びに闇は応えよう……

        (声が響く。漆黒の宵闇に)
        (声が響く。深淵の常闇に)
        (底冷えするような低音。擦れるような老人の声とも、威厳ある王の声とも取れる不気味な声)

        さぁ、物陰の暗がりに祈れ……罪の子よ……汝は矛盾の深淵に何を願い……何を捧げる……? -- 矛盾の魔王 2011-12-06 (火) 23:19:06
      • (ユランが打ち倒したはずの魔王の声が、何事も無かったかのように、当たり前のように響く)
        (人が闇に安息を望む限り不滅だ。どこにでも現れて、誰のそばにも存在する)

        御伽噺の闇の王よ…どうか、妹に魂を。
        その形をとどめ、製作者の想定していない出産にも耐える体を保つには魂が必要なのでありますよ、スー。
        自分が抜けた体は少しずつ…いや、急激に弱っていくはずであります。
        このままでは貴方もユランも死んでしまう。約束は果たされない。

        (また一歩、妹から離れる。悲しげに笑って)
        (その表情にはもう、狂気は無かった)
        (ただただ、妹の幸せを願う優しい姉の笑顔)

        …だから、今度も私が助けてあげる。
        かわいい妹、私が育てて、私が汚した。
        ……ユランと幸せになってくださいね。
        姉として、貴方のために何かする時だけは、私は本当に綺麗な気持ちでいられたの…。
        -- カミラ 2011-12-06 (火) 23:53:00
      • あね、さま…駄目よ、駄目だ…そんなこと、スーもユランも望んでないよ…!!
        スーの半分はあねさまだった。だからユランが愛してくれた半分はあねさまだよ!!
        あねさまの犠牲でスー達が幸せになる事なんて誰も望んでない…!!
        (立ち上がろうと、姉を抱きしめようと地面に手をつく)
        (でも、上手く動けない。姉の言う通り、体が…おかしい)
        (息が途切れて上手く喋れない)
        (嫌だ、死ぬのは。ユランと逢えないのは嫌!!!)
        (でも)
        (もう貴方を失うのも、嫌なの…!!)
        方法が、あるはず、だよ…あにさまにお願いすれば…また、スーが国に戻ると約束すれば…きっと何か……。
        -- スー 2011-12-06 (火) 23:53:22
      • 魂は必要なんです。他でどうにかなるならスーが帰ってきたあの時にできていた。
        (妹の言葉に、首を振った)
        (そして、いつか妹が叫んだ言葉を)
        誰も望んでいなくても、私が望んでいるの。貴方の、貴方達の幸せを。

        スー。
        恋をしたいと望んだのも、ユランを愛したのも……半分は、私。
        …はじめに魔王に、スーが願ってくれたよね生き返ってもう一度幸せにって。
        幸せでしたよ、私。
        片思いばっかりだったから。
        愛される幸せを知ることが出来て、本当に幸せだった。
        私も…ユランに幸せになってもらいたいの。



        ……魔王よ…代価は私…私の体を、魂を捧げます。
        欲望にまみれ神に呪われた鬼の一族で一番深い闇を抱える私を。
        …十分でしょう?
        (晴れやかな笑みを浮かべて、闇に語りかける)
        -- カミラ 2011-12-06 (火) 23:53:48
      • (カミラの言葉が紡がれると同時に……影の底から白骨の腕が無数に伸びてカミラを掴み)
        代価は支払われた
        (闇の中へと連れ去っていく)
        その契約……確かに此処に成された……汝の望む願いを与えよう
        (同時に魂の波動が……真っ黒な魔力と瘴気がスィーニの身体へと吸い込まれていく)
        (生きるための欲望が。生きるための執念が……)
        (そう、生きるための魂が)
        くくく……ふふふ……はははは……はーっはっはっはっはっはっは!
        (闇は哄笑を続ける。高らかに。どこまでも高らかに)
        (カミラではなく)
        (スィーニのその様を見て、高らかに嘲笑する)
        くくく……死に物狂いで手に入れたモノの願いが、自らの願いを裏切る……甘美だな……甘美な悲哀、そして憎悪だ……そうだ、それでいい……憎め、世界を……そして自らの未来を……其れでこそ汝に未来を与える甲斐があるというものだ……ふははははははは……!
        (カミラを抱いた闇が……高らかに哄笑を続ける) -- 矛盾の魔王 2011-12-07 (水) 00:14:43
      • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp013380.jpg -- 2011-12-07 (水) 00:18:08
      • 嫌…いやああああああああああああ!!!!
        あねさまぁあああっ!!!!(地に伏して動かない体。声の限りに叫んだ)
        (けれど、契約はそんな事では止まりはしない)

        (闇に吸い込まれる瞬間の姉は、優しく微笑んで)
        (その笑顔は胸に深い傷を残し、永遠に忘れる事は無いだろう)

        (契約は成された)

        (瞬く間に闇が体に入り込み、体を保つための魔法が正常に動き始める…魂が、戻ったのだ)
        (それはもう姉のものではない)
        (姉を連れ去った、魔王の与えた魂)
        (絶望と、目の眩むような憎しみ。今まで感じた事がないくらいの)
        (胸元をかきむしっても、取り出すことなんて出来ない)

        嫌だ…っ!!嫌だ!!!魔王の与える魂なんて、あねさまの幸せと引き換えの命なんて嫌だぁあああっ!!!

        (そんな血を吐くように叫ぶ自分を、魔王は嗤う)

        (結局一番初めの願いは)
        (全てのはじまりの願いは)

        (叶うことなく、砕け散った)

        (最悪の形で)

        …あねさま…
        (お腹が痛い。体は動くようになったのに、意識が遠のく。揺れる世界に姉を奪った魔王の嘲笑が響いた)
        (滑稽だ。何もかも彼女のためにはじめた事だったのに…これが恋に心を奪われた罰なのか)
        (闇に抱かれた姉に、届かない手を伸ばし……)

        ……ユラン……。
        (意識が落ちる、最後の瞬間に…姉ではなく愛した少年の名前を呼んだ)
        -- スー 2011-12-07 (水) 00:46:26
      • (感情がなくなったように、闇の中で無表情に妹を見下ろす)
        (最後に読んだのは彼の名前)
        (…私じゃない)
        (それでいい。もう自分は必要ないのだから)

        ……行きましょう。今日から私はは貴方の僕です。

        (そう言って魔王に抱かれ暗闇の中…眠るように瞳を閉じた)
        -- カミラ 2011-12-07 (水) 00:46:51
      • (闇の中、魔王の哄笑だけが残響する)
        (その哄笑はどこまでも愉快気で、どこまでも満足気だった)
        (哄笑は意識を閉じてなお響き続ける)
        (奇跡の代価はそれ以上の嘆きで購うしかないと……愚者達に知らしめるように……) -- 矛盾の魔王 2011-12-07 (水) 01:13:12
  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075979.jpg
     屋敷から少し離れた海岸 -- 2011-12-06 (火) 18:47:10
    • (二人は暗闇の魔王の森で愛を誓い姉の魂を胸に抱いて、飼い犬の待つ古びた屋敷へと向かう)
      (魔法で戻ってもよかったんだけど、なんだかもったいなくて、二人で少し歩くことにした)

      (……また、別れの時間が近づいているのを、知っているから)
      (……進んでいく時をゆっくり感じたかった)

      (それは再び出会うための短い別れ。けれど目の前の存在とは永遠の別れでもある)

      (帰り道、いつか行こうと約束した海で立ち止まった)
      (蒼い月明かりが水面を照らし、きらめいて綺麗。木々のざわめきにも似た静かな波の音が優しく響く)
      (波打ち際で素足を浸して、冷たいと笑った)

      …ふふ。これが二人の初デート、だよね?
      もう子供までいるのにちゃんとしたデートはこれが初めてだなんて、ちょっと駄目な二人ね。
      (今更すぎる話。たあいない話)
      -- スー 2011-12-06 (火) 18:47:25
      • 確かにそうだな……随分とまぁ、遠回りをしてしまったものだ
        (小さく笑って、海を見る。約束の海……今みる、最期の世界)
        (恐らく、夜明けまでは持たない。聖杯との縁も途切れ、媒体となる魔王との繋がりも今しがた断ち切った)
        (最早、この身……いや、この幻影を繋ぎとめる枷は、どこにも存在しない)
        (それでも不安や恐怖はない。何故ならもう約束しているから)
        さて、これで余は晴れてサーヴァントでも魔王でもなくなってしまったわけだが……参ったな、お陰で呼び名がなくなってしまった
        (夜明け前の海を見ながら、なんでもないように振り返って、)

        なぁスィーニ……

        (少年らしい照れ笑いをして呟く)

        ……余に名前をつけてはくれないか?

        (そう、不安などあろうはずもない。何故ならもう約束しているのだから)
        (来世まで付き合ってもらうと)) -- 黒髪の少年 2011-12-06 (火) 19:04:06

      • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp013370.jpg

        http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp013371.jpg
      • (本当に、ずいぶん遠回り)
        (きっと普通の人間だったら、ほかの誰かだったらもっと器用に振舞えたんだと思う)
        (きっと普通にすんなりここまでたどり着いて、もっと綺麗に幸せになれたのかも)

        (スー達は二人とも、好きな人と幸せになるためにどうしたらいいかなんてわからなかったから)
        (ただ気持ちに一生懸命素直でいるしか出来なかったから)
        (こんなに遠回り)
        (……でも、いいんだ。遠回りすればするほど、たどり着いた時の幸せは大きいもの)
        (不恰好な、いびつな幸せでも)
        (二人で作ったものならば、それは何より尊いものになるのよ)


        (――波の音の合間に、彼の声)
        (振り返った笑顔はとても人間らしくて、抱きしめたくなる)
        (……抱きしめて、泣いてしまいそうになる。愛しくて)
        (このまま時間が止まってしまえばいいのに)
        (だけど時間は進んでいく。きっと夜明けに魔法は解ける)

        そうよね、「セイバー」は聖杯のクラス名だし。素敵な名前をつけてあげる。
        …実はね。子供の名前にとずっと考えてたんだ。

        あねさまに読んでもらった本で、竜のお話があるの。
        その竜は、ある本では人を守る竜として書かれていて。
        また違う本では、人を脅かす悪い竜として書かれているの。
        スーはその竜が不思議で、大好きだった。悪いものなのか、いいものなのか、誰も知らない。
        でも確かに存在していた、偉大な竜。
        その名前が…貴方に相応しいんじゃないかなって。

        竜はスーの国では神様なの。
        ……スーの神様は、貴方。

        だから…”矛盾”を抱える偉大な竜の名前を、貴方に。



        ユラン



        (彼の手をとって、ゆっくりと名前を呼んだ)
        (赤い瞳は幸せそうに細くなる)

        (――もうすぐ、夜明け)
        (悲しいけれど、絶望では無いんだ。だってまたすぐ、会えるもの)

        (そう、約束したから)
        -- スー 2011-12-06 (火) 19:33:28
      • 如何様にも変容する物語の主の名……
        神とも魔ともされる竜の名……
        ふふふ……なるほど、余にはうってつけの名だ……気に入ったぞスィーニ
        褒美を取らせよう
        (日が昇る。水平線の向こうから光が漏れる)
        (光に照らされて、少年の身体がゆっくりと魔力の粒となって消えていく。淡く輝く紺と菫の粒となって)
        (しかし、それでも少年は力強く、ぐっと名付け親であり、花嫁である少女の手をひいて)

        (優しく口付けをする)

        (今までのどの口付けよりも拙く、たどたどしいそれ)
        (まるで初めてそうするかのような、淡いキス)
        (名残惜しそうに唇を離すころには……その身は既に陽炎のように揺らいでいた)

        では……またな……スィーニ

        (身体が水泡のように消えていく)
        (意識が雪のように融けていく)
        (それでも何も怖くない)
        (寂しいとも思わない。悔しいとも思わない)
        (だって)

        (約束したのだから) -- ユラン 2011-12-06 (火) 20:19:56
      • ユラン。綺麗な響きでしょう。
        貴方の名前だと思うと、もっと素敵に聞こえるの。
        (柔らかく微笑む。瞳に、陽の光があたった)
        (――魔法の解ける時間だ)
        (涙がこみ上げてきて泣き出しそうになる。その瞬間手を引かれて、彼の腕に抱きしめられた)

        (寂しさも、不安も、怖さも、その体温に消えていく…)
        (……ずっと覚えておこう。この強さと、温かさを)

        (また彼に会うまで、弱い心に負けないように)

        (触れる唇は柔らかくて、くすぐったいくらいに優しい)
        (魔王でも、サーヴァントでもない、ユランの初めてのキス)
        (少年の気持ちだけがそこにある、初々しいキス)

        …幸せよユラン。ずっと、ずっと、愛してるわ…ユラン。

        (何度も彼の名前を呼んだ。彼の存在を胸に刻み込むように)
        (光に溶ける様に、ユランの姿が、笑顔が、揺らめく)
        (今まで見た事もないような、穏やかな顔だった)

        ……また、会おうね。スーが貴方を……

        (言葉を伝え終わる前に)
        (透き通り)
        (光に変わる彼の体が、自分を包み込んだ)
        (肌に、髪に触れて、吸い込まれるように消えていく…)

        (そして…彼は消え――……)

        ――その時子供が、お腹の中で動いた
        (日々大きくなるのに、身動き一つしていなかった子供が動いた)
        まるでようやく命が宿ったように

        (ああ、そこにいるのね、ユラン)
        (約束よ)

        ……ずっと一緒よ…来世だけじゃなくて、永遠に。
        (子供の居るおなかにそっと手を当て、いつか言った言葉をもう一度口にする)
        (……涙が、こぼれた)
        (……ただ胸が苦しくて)
        (でもそれは、悲しいんじゃない)
        (幸せで、嬉しくて)

        (ずっと生きていたくなるような気持ち)




        ……スーが、貴方(ユラン)を……産んであげるから。




        (そして、世界に色が戻り…暗闇は消え、命溢れる時間が訪れた)
        -- スー 2011-12-06 (火) 21:26:26
  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst075901.jpg
     矛盾の魔宮 -- 2011-12-02 (金) 01:09:44
    • (月明かりも届かない、真っ暗な森の奥。御伽噺の領域)
      (その深遠に、一人の少女が降り立つ。闇から湧き出るように。黒い日傘、黒いドレスで靴音を響かせて)
      (表情は緊張で強張っているのに、どこか幸せそうで。そう、大好きな人とデートに出かける時のような)
      (……愛しい人に、会いに行く少女のような顔)
      ……夢で見たのはこの辺だったかな…魔王が現れたの(きょろきょろと辺りを見回す)
      -- スー 2011-12-02 (金) 01:10:05
      • (そういってスィーニが周囲を見渡せば、森の闇がより深くなったような気がした)
        (森の奥に浮かぶ闇の濃淡がぐにゃりと歪んだような、そんな錯覚)
        (しかし、此処では錯覚は実像であり、感覚は虚像である)
        控えよ……王の御前であるぞ
        (闇に声が響く。気付けばスィーニの周囲には、大鎌を携えた無数の有象無象……かつてはスィーニも使役した、魔王の化身たちが佇んでいた) -- 渦巻く闇 2011-12-02 (金) 01:23:58
      • (時間が止まったように静かな森。突然、張り詰めた空気が歪み、世界が切り替わるような感覚に襲われる)
        (何かが来る)
        (そう、この闇の主が……やってくる)
        (ドレスを広げ、恭しくお辞儀をしてみせる。貴族が王にするように。身重の体でもとても優雅に)
        (顔を上げれば見慣れた魔王の化身達。そのさらに奥に真の闇の王が居た)
        (少しだけ体が震える。怖い。召喚の儀式の時感じた以上の恐ろしい「何か」がそこにいる)
        久しぶり…それとも、初めましてかな。闇の王。
        (幼さの残る声を響かせる、恐怖に負けないように)
        (ぎゅっと瞳を閉じて、覚悟を決めた。開いた瞳には強い意志)
        …スーのセイバーを…返してもらいにきたの。
        貴方は、代価と引き換えに願いを叶えてくれるのでしょう?
        -- スー 2011-12-02 (金) 01:41:44
      • ……ほう、そんな理由で態々この闇の深奥にまで脚を踏み入れたのか……元は願いの為に用いた手段が願い其のものになってしまうとは……本末転倒とは正にこのことだな……くくく
        (深淵。其処に座す何かが嗤う。愉快気に嘲笑を漏らす。出来の悪い道化の芝居を見るように、失笑を漏らす)
        面を上げよ……近う寄れ
        (気付けば既に其処は冷たい石畳の上……そして、深淵には玉座で横柄に嗤う其れの姿……スィーニが其れを認識したとき、既に彼女の身体は玉座の前にあった)
        (玉座の其れは尊大に嗤いながら、闇の中で『紺』と『菫』を輝かせてスィーニと目を合わせる)

        さぁ、其の願いの代価とやら……申してみよ……我が従僕にして主よ

        (其れは、黒髪を玉座に侍らせ、願いと同じ貌のままで、願いと同じように嗤った) -- 渦巻く闇 2011-12-02 (金) 02:05:51
      • (闇が嗤う。悔しくはない。自分でも笑ってしまうくらいだったから)
        (何のために闇の力で聖杯を求めたのか)
        (誰が愛しくて、ここまで手を汚し、血にまみれた道を来たのか)
        (すべては……誰のためだった?)
        (いつのまにか…自分の気持ちを覗く僅かな間に、石畳の上に立っていた。そして、肉声)

        (……聞き慣れた、声)
        (狂おしいほどに求めたその姿が、玉座の上にあった)

        (石畳を一歩ずつ前へ歩く。しっかりとした足取りで。一歩ずつ愛しいその姿へ近づいていく)
        (薄く微笑みを浮かべて)
        (魔王の目の前に立った)
        (そして、そっと愛を囁くように、言葉を)

        …代価は、スーの魂。あねさまからもらったあねさまそのものを、あげるわ。

        (何のために闇の力で聖杯を求めたのか……それは命をくれた姉のため)
        (誰が愛しくて、ここまで手を汚し、血にまみれた道を来たのか……それは命をくれた姉のため)
        (すべては……誰のためだった?)
        (すべては……姉のためだったはずなのに)

        (「願い」を叶える「手段」のために「願い」そのものを差し出した)
        (矛盾の魔女は愛しげに手を差し伸べる)

        ふふ、貴方に捧げるのに相応しい代価でしょう?さあ、スーの中から魂を奪って頂戴。
        -- スー 2011-12-02 (金) 02:33:36
      • (スィーニの言葉を受けて、魔王が目を見開く。普段の髑髏の相貌では垣間見る事のできないその表情……狂喜と愉悦に満ちた魔王の笑顔)
        くくく……ふふふ……ふはははははははは! 願いを奪い取る力の為に願い其のものを差し出すか……くくく……面白い、実に面白いぞ……矛盾の魔女……其の名に偽りは無いようだな
        (玉座から立ち上がり、音も立てずに魔王が近寄ってくる。黒髪のセイバーと同じ貌、同じ声、同じ所作で、其れはスィーニの前に立ち……膝を折って目線を合わせる)
        佳いだろう……其の願い、確かに聞き入れた……代価を取り立てよう
        (そう云ってスィーニの顎を強引に掴んで固定し、強引に唇を奪う) -- 渦巻く闇 2011-12-02 (金) 03:01:40
      • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp013193.jpg
      • (吐息がかかるくらい近くに彼の顔。抱きしめたい衝動に駆られる。でも、これは彼ではないのだ)
        (狂気を笑い喜び、自信に溢れた闇の魔王。再世の塔で再会した彼とよく似ていた)
        (けれど違う。自分が愛したのは、挫折し最期にただ愛しい人を求めた…ただの弱い少年)
        (魔王の瞳の奥深くに閉じ込められた彼を見つめ、呼びかける)
        ……迎えに来たの。セイバー…スーが今、助けてあげる。
        (囁きが終わる前に、唇が重なった)
        (何度も交わした口付け)
        (体から力が抜け…魂が、闇に吸い込まれて―――魂は魔王の中へ)

        (そして幼く無知だった頃の、不安定な体に急激に戻り…崩れ落ち……)
        ……契約よ。貴方があの日、食べてしまったあの子を…かえして。

        セイバー…
        -- スー 2011-12-02 (金) 03:23:49
      • (しかし、魔王は目の前で頭を振って、闇に落ちて行くスィーニを見て嗤う)
        くくく……いや……其の願いは聞き入れられんなぁ……
        (悪魔のような声色で、畏怖の満ちた声色で、悲哀に塗れた声色で……スィーニの願いを否定する。今の其の願いを否定して、)

        生憎と先約があるのでな……其の魂を奪い返したいという先約がな

        (闇に落ちて行くスィーニを抱き留めて、『笑う』)

        汝の身も、心も、願いも……悉く余のものだ。余の赦しなく投げ打つなど、断じて看過せんぞ……スィーニ -- 黒髪の少年 2011-12-02 (金) 03:43:31
      • そん…な……
        (魂では足りなかったの?)
        (魔王を手に入れるのに人の魂ではつりあわない?)
        (矛盾の魔王は願いを聞き入れたと言ったのに…自分は騙されたのか)
        (ああアトリア…ごめんなさい。やっぱりスーは……)

        (――絶望に染まるその瞬間……彼が)

        (笑った)

        (冷たい石畳に倒れる事もなく、抱きとめられる)
        (腕の中で瞳を見開くと、そこには笑顔。愛しいと思った、失いたくないと思ったその笑顔があった)

        http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp013195.jpg
        (スィーニと呼ぶ聞き慣れた声にようやくはっとして)
        もしかして…ずっと貴方だったの?…スーを騙してたのね?!意地悪な子!!
        貴方じゃないと思ってたから抱きつくのも我慢してたのに!!
        キスだって貴方じゃないって思ってたからちょっとだけ胸が痛かったのに!!
        ……ばか…っ!!
        (耳まで真っ赤にして具合の悪い体を忘れて叫んだ。ついでに力いっぱい抱きしめる)
        あれ…でも、魂はもうないみたい…。契約は…どうなったの?
        (姉の持っていた記憶が薄れていく…二人分の記憶が、一人に戻っていく)
        (……魂の無くなった証拠だ)
        セイバー…どういうこと…?(混乱した表情で彼を見上げた)
        魔王に取り込まれてたんじゃなかったの…?
        -- スー 2011-12-02 (金) 04:22:09
      • 余は矛盾の魔王……例え片鱗だろうと、余は余であり、そして奴は余である……余を願う汝の拙い心が余を奴よりも先じて呼び寄せただけのことだ
        (抱き返して、そっと柱の陰に座らせる。その紺と菫の瞳は既に闇の深奥を見つめていた)
        だが……業腹な事にこの身体が維持されているのは奴の力のお陰なんでな……契約の方は奴が先に済ませてしまったようだな -- 黒髪の少年 2011-12-02 (金) 04:30:23
      • 如何にも然り……其の身は余の力の一部に過ぎない

        (闇に声が響く……深く、重く、そして先ほどの其れとは比べ物にならないほどに昏い声色)
        (気付けば其れは既に玉座に座してゴブレットを傾けて嗤っていた)
        娘の願いは既にわかっていた……故に道化を遣わせてやったのだが……どうやら茶番を座して冷やかすよりは愉快な事になったようだ……くくく
        (闇の深奥で髑髏の面が嗤う……尊大に、偉大に……)
        しかし、見たところ……願いの代価を余に明け渡す心算はない様子……魔王に願いを求めて尚、矛先を向ける其の意味……分かっているだろうな?
        (髑髏の伽藍洞の眼窩が二人を見据えて、問う) -- 矛盾の魔王 2011-12-02 (金) 04:39:16
      • 分かっているとも……之は魔王に願い、そしてその代価を踏み倒す物語というだけのことだ
        (一歩前に出て、闇から剣を取り出す。軍刀に似た、一本の黒い剣)
        第一……さっきもいったろう……先約があると……叶えたい願いがあると……なぁ、そうだろうスィーニ?
        (そして、振り返らずに少年は云う。背中で笑って、背後に控える主に問う)
        その願いは……何を犠牲にしても、何を踏みにじっても……何が現れても……それら全ての代償を投げ打ってでも叶えたい願いなのだろう……?
        答えよ……汝が欲望の儘に……! -- 黒髪の少年 2011-12-02 (金) 04:55:17
      • (彼の横顔を見つめながら座り込み、言葉を聞く。目線の先には…真の暗闇がいた)
        (御伽噺の挿絵の通りの白い髑髏の頭…あれこそが……矛盾の魔王なのか)
        (自分が呼び出したのは一部だと解っていたつもりだったけれど…)
        (”これ”を相手に彼は戦うつもりなの?)
        (無意識に少年のマントを掴んでいた)

        (けれど)
        (少女の不安な気持ちを吹き飛ばすように少年は魔王に笑った)

        (そうだ。もう彼に足りないものなんて無い)
        (だって彼は死の間際に気づいたはずだから)

        (人になった彼ならば、きっと闇を乗り越えられる……!)

        (主は答える。出合った時と同じように。震える声を張り上げて…想いを全て曝け出す)
        (取り戻すんだ。手に入れるんだ。失ったものを、もう一度、全部!

        あねさまに…もう一度、抱きしめて欲しい…髪を結って頭をなでて欲しいの…だから…
        …あねさまの魂を守って!!セイバー!!

        (そして、マントをつかんだ手を離した)
        -- スー 2011-12-02 (金) 05:24:25
      • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp013224.jpg
      • 佳いだろう、汝が叫びに応えよう

        (不敵に微笑み、軍刀を抜いて構える)
        (其の身体は最早幻影ではない。其の身体は最早模倣ではない)
        (何故ならこのような魔王は存在しない。何故ならこのような物語は存在しない)
        (たった一人、闇で泣きじゃくる魔人の少年と、それを信じる少女の物語など……矛盾の魔王の物語には存在しない)
        (今なら歩める。今なら挑める)
        汝にして余よ。父にして子よ。起源にして成果よ……そして、魔王にして魔王在らざるモノよ
        (構える軍刀(セイバー)の切っ先は闇を貫く)
        余は闇だ……ならば、闇は闇らしく、ただ欲望のまま願いを奪い取るのみ…… -- 黒髪の少年 2011-12-02 (金) 06:14:19
      • ……闇は闇らしくか……くくく……佳いだろう……
        (瘴気を身に纏い、闇を従え、魔王は嗤う。ゴブレットを握り潰せば、琥珀色の液体が一瞬で石に変わって砕け散る)
        願いの為に手段を選ばぬ其の姿……道理を蹴り落とし、節理に唾を吐く其の欲望
        其れを持って人足りえていると勘違いしているのなら、かかって来るが佳い
        之もまた戯れだ……身の程を教えてやろう……
        (魔王が立ち上がり、深淵から大鎌を引き抜き……構える。恐怖と懐疑の化身として。闇を統べる魔の盟主として) -- 矛盾の魔王 2011-12-02 (金) 06:22:46
      • 違うな……教えるのは汝ではない……余だ
        (闇を切り裂き、翔ける。闇を切り裂く闇……混ざり合わず、それでいて決して交わらない闇)
        答えを教えてやる。闇に咽ぶ虚言の王よ。深淵に沈む虚像の王よ
        (踏み込む。光よりも早く。切裂く。闇よりも深く)
        汝は余には叶わない……余は既に答えを得た
        不足分を今此処で清算しよう……汝を踏み越えることでな
        (神速の剣撃。闇を滑る魔の剣閃) -- 黒髪の少年 2011-12-02 (金) 06:56:00
      • (どこまでも自分勝手な少女の願いを叶えるために少年は戦う)
        (でも今更だ)
        (願いなんて何でも自分勝手なものじゃないか)
        (奇麗事で取り繕って、半端な所で諦めて何になるの)
        (貪欲な魔女で在り続けなきゃ、踏みにじった命と想いが無駄になってしまう)
        (……それに、あの子はそんなスーが好きだって言ってくれたわ)
        (だから、どこまでも自分勝手で、貪欲で居るの)

        恋を諦めたくない。
        スーを助けるために命をくれた優しいあねさまだって諦めたくない。
        ……誰にも望まれてない物語でも、石を投げられたって…スーだけは望んでいるの。幸せな結末を。
        約束よ、セイバー…。
        (アトリアからもらったお守りを手に彼の背を、戦いを見守る)
        (神様には祈らない。幼い姿の竜に、自分が殺した優しい人に祈った)
        どうか、セイバーを、あねさまを守って…
        -- スー 2011-12-02 (金) 07:06:03
      • ほう……またいつかのようにお粗末な答えを余の眼前に並べるか……
        (軍刀は魔宮を覆う瘴気ごと魔王を切裂き、其の身体を微塵へと帰す……しかし……)
        くくく……道化に相応しい児戯だな……
        (魔王の哄笑がやむ事はない。闇に其の声が響き続ける)
        汝の願いは成程、人の其れとも云えるだろう……何もかもを金繰り捨て、何もかもを省みず、何もかもを犠牲にして前に進む……其れは確かに人らしい欲望の形だ
        ……だが、其れだけでは多いに不足だ……何故なら其れは闇より生まれし、人のもつ負の感情……嫉妬、憎悪、強欲……其の全てを内包した夜の願い……くくく……わかるか? 汝らが願えば願うほどに、足掻けば足掻くほどに……其の闇の想念は余の力となるのだ
        (其の言葉を肯定するように、瘴気が膨れ上がり、闇が魔宮の全てを覆い尽くしていく)
        余は魔王だ……そうであると願われ、それあれかしと望まれ、その様のまま顕現した、魔王という記号そのものだ……汝の身体も其れだ。汝の力は其の力の一部でしかない
        仮に汝が人だとしても……今の汝は欲望のまま魔王の力を振るい、ただ喰らうが如く魔王を打倒する、謂わば狂人……狂人が願いを掴む物語など、人々は望まない……
        闇の向こうから、それは浮かびあがってくる。世界を覆い尽くしていた闇が浮かび上がる。その闇こそが魔王。その恐怖こそが魔王。その懐疑こそが魔王……距離感も遠近感も全てを狂わせるほどに果てしない偉容
        ……余の存在の切れ端でしかない木っ端よ……諦観しろ……悲哀しろ……そして、絶望しろ……魔にも人にもなれぬ己の不遇を胸に……ただ因果を前に潰えるが佳い。嵐に薙がれる穂麦のように。津波に飲まれる孤島のように
        (闇が其の腕を振り上げ、そのまま振り下ろす)
        (たったそれだけ。技術も思考も、力すらないただそれだけの所作)
        (凡そ攻撃になるとすら思えない、たったそれだけの所作ですら……世界を塗り潰すには十分すぎる)
        (魔王とは元来そういう存在なのだ)
        (世界の望む絶対悪にして光の天敵)
        (神と魔王。対局に位置していようと、どちらも同じ絶対者。人が望んだ負の裁定者……それこそが魔王) -- 矛盾の魔王 2011-12-02 (金) 07:59:37
      • (そう、それこそが魔王)
        (深淵に座す黒幕。宵闇に虚ろう邪念)
        (人が望んだ万物の嫌悪者。絶対悪にして必要悪)
        (矛盾の魔王とは即ち其れ。人間が望む責任転嫁が形となって生まれた魔王)
        (理不尽が形となったもの。不可解が形となったもの。非業が形となったもの)
        (理解など出来ようはずもない。人々は其れを望まない)
        (共感など出来ようはずもない。人々は其れを望まない)
        ……汝の云う通りだ……余は汝の力の残滓でしかない……最早、聖杯と繋がらず……最早、魔王からも見限られた……成程、正しく木っ端と呼ぶに相応しいといえる
        己の欲望の為に力を振るい、魔王から更なる魔性で持って願いを奪い取る所業……確かに人々はそのような理不尽は望むまい
        (自嘲気味に嗤うが……)

        だが、余はその様な瑣末事、構いはしない

        (其の瞳に迷いは無い)
        そんなことはどうでもいい。今の余は汝ではない。汝の力から生まれた何かでしかない
        余の物語は人々に望まれる必要などない
        故に余は人々の望みにも願いにも……矛盾の魔王の物語にも縛られない
        (迫り繰る闇そのものに切っ先に向け)
        余を縛る願いは……余を余足らしめる物語は……たった一つ……

        ただ一人、宵闇で泣きじゃくる少女の望む……夜長の小さな物語だけだ!

        (振り下ろす。ただ、自然に。疑わずに、恐れずに……ただ振り下ろす) -- 黒髪の少年 2011-12-02 (金) 20:04:31
      • なっ……!?
        (深淵に振り下ろされる一刀。ただ一振りの小さな刀は闇の中に虚しく吸い込まれ、)
        ……有り……得ん……!
        (次の瞬間、闇が凄絶に切裂かれる)
        (そう、まるで遠近法を無視して、まるで摂理など無視して、魔王のその身体を小さな黒刀が切裂く)
        (いつかを思い出す。そう、いつか打倒された無数の日々を思い出す……そのあらゆる姿と、目前の少年が重なる)
        ああ……そうか、そうなのか……それが汝の……いや、汝らの答えか……
        (嘗て、聖杯の闇から生まれた狐面と目前のそれを重ねて……魔王もまた『笑う』)
        条理を覆す自己肯定……願いを手繰り寄せる意志……そして、欲望を実現する力……
        (その姿は確かに少年で、確かに魔王で、確かに人間で……) -- 矛盾の魔王 2011-12-02 (金) 20:49:26
      • 余は魔王でも人間でもない
        (虚空に吠える。己の起源に吠える)
        余は余だ! そうであると願われ! それあれかしと望まれ! その様のまま顕現した、余という自己そのものだ!
        (そして決別する。決別の為の刃を今再び振り下ろす。答えという名の別れを振り下ろす) -- 黒髪の少年 2011-12-02 (金) 20:49:45
      • (そして……確かに自分で……)

        (別れの刃は確かに闇を切裂く。静かに。強かに)
        (スローモーションで流れていく其の闇の中で、伽藍洞の魔王の眼窩は少年を捉え続ける)
        ……くくく……成程……そうか……真贋の区別がつかないのならば……それは最早…… -- 矛盾の魔王 2011-12-02 (金) 21:05:39
      • そう、無為な問答だ

        (互いの、嘗ての言葉を反芻して、刃を翻し、納めれば……)
        (闇が崩れていく。風に攫われる砂城のように。日に曝された氷河のように)
        魔王の勝利が望まれる物語などない
        そして、魔王を打ち倒す魔王の眷属の物語もまた、ない
        矛盾の魔王が主人公の物語なんて、人々は望まない
        だが、一人の少女だけは望んでいた。たった一人の少女は望んでいたのだ
        ……真っ黒に汚れながら、真っ黒に沈みながら……
        矛盾の魔王の名を騙り、そして語る少年の物語を……たった一人闇の中で望んでいた
        なら……たった一人が望んでいるのなら……己が望んで欲しいと願う、たった一人が信じてくれるのなら……
        ……魔王であることも……人間であることも……瑣末な事だ……
        肝要なのは其の心の……魂の在り方
        ……そうだろう? 余に在らざるものよ -- 黒髪の少年 2011-12-02 (金) 21:13:43
      • 然り……其れこそが生きるということだ……余に在らざるものよ……ククク……佳いだろう……望む以上の答えだ……'
        (闇の中で手を伸ばす。自分でありながら、決して自分ではないそれへと手を伸ばし……)
        今は退こう……『人の子ら』よ……
        (火に触れた蝶蛾の様に、崩れて逝く)
        だが、心せよ……生きるとは苦しみ続ける事……歩むとは滅び続ける事……生と死……二律背反の矛盾の狭間にこそ余は潜む
        努々忘れるな……余は常に汝らの内側から……汝らを覗き返して、いるぞ……? くくくく、ふははは……はーっはっはっはっはっはっ……!
        (高らかに哄笑して、魔王は再び闇の中へと還って逝く)
        (その哄笑の残響が完全に消えたとき……既に其処は矛盾の魔宮では無く、明るい月明かりに照らされた、夜の森でしかなかった) -- 矛盾の魔王 2011-12-02 (金) 21:47:12
      • 望むところだ魔王。精々、其処で指を咥えて見ているが良い……
        汝の手では到底届かぬ、語られぬ物語の一部始終をな
        (哄笑に対して勝ち誇ったように微笑み、踵を返した) -- 黒髪の少年 2011-12-02 (金) 21:50:17
      • (闇が崩れ去り、それを背に少年が歩いてくる。自分の方へ)
        (立ち上がり、ふらふらとした足取りで自分も歩く。彼の方へ)

        (魔王の複製と、人間の複製。偽物の二人の物語は何度も悲しい終わりを迎えて来た)
        (一度目は冷たい水の底へ沈んで。二度目は闇の魔王に喰らわれて)
        (どうしても幸せになれなかった。偽物の二人は人のように上手く生きられなくて、邪悪だったから)
        (誰も二人の幸せな結末なんて考えなかった)

        (でも、ひとりだけは望んでいたの。望んで諦めなかった。何もかも)
        (ただひたすらに求めて信じ続けた。たった一人の少年が全てを叶えてくれるって)
        (少年は望まれるままに魔王になり、人になり……”少年”になった)
        (今、目の前に)

        スーだけのセイバーとして、そこにいてくれる
        誰の代わりでもない少年が
        いつか迎えた悲しい終わりを打ち砕いて、幸せな結末を手にして

        http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp013275.jpg

        セイバー…!!
        (名前を呼んで、青白い月明かりの下を走る)
        (運命の輪の下で戦った時と同じように、彼の元へ。ドレスを翻して)
        (蒼い光で照らされた道はヴァージンロード。あの時は二人で死ぬためだった)
        (でも今度は違う。二人で生きるために誓いに行くの)

        (胸に飛び込んで、力いっぱい抱きしめる)
        ……お帰りなさい、セイバー…!!
        会いたかった…!ずっと貴方に会いたくて、諦められなくて…スーは…
        (泣きじゃくり、上手く言葉にならない思いを口にする)
        今度こそ、ずっと一緒にいて…苦しい時も、悲しい時も、うれしい時も…!
        もう二度とはなさないで…セイバー…愛しているわ…。

        (魔王は言った)
        (生きるとは苦しみ続ける事、歩むとは滅び続ける事と)
        (だけど二人なら乗り越えていける。苦しみを、滅びを超えて、今ここに立っているのだから……)
        -- スー 2011-12-02 (金) 22:40:50
      • ……分かっている、皆まで言うな……
        (胸に飛び込んできた少女を抱き返して、苦笑する。少しだけ、気恥ずかし気に)

        (もう、自分でも何故こうしたのか分からない)
        (これが自分にとって正しいことだったのかも、間違っていたことだったのかも……最早、判別はつかない)
        (本当にこれは自分の意志なのだろうか)
        (本当にこれは自分の答えなのだろうか)
        (本当にこれは正しい結末なのだろうか)

        (そう問われれば答えを返すことは今は出来ない)
        (しかし、自信を持ってこういうことだけは出来る)

        いいだろう、約束しよう……

        (これは、自分が望んで、そしてスィーニが望んだ結末であると)
        (誰も望まなくても、愛する一人が望んでくれたのなら、それ以上のことはない)
        (そう思える今こそ、真に胸を張ってこういえる)

        永久に余は汝と共にあろう……愛しているぞ。スィーニ -- 黒髪の少年 2011-12-06 (火) 18:00:35
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  • というわけでそろそろうまれてるころかなとおもうのできてみる -- アトリア 2011-11-24 (木) 00:33:23
    • 残念、まだなのよ…そろそろ生まれてきてもいいころなんだけどね(大きいお腹をなでなで)
      (//すまにゅ、しめきりぶっちぎってるのでしばらくむりなのだ…!!)
      -- スー 2011-11-24 (木) 01:13:05
      • あら、そうなんですか……ざんねん。まだまだおかーさんのおなかのなかでのんびりしたいのかなー?
        (//あ、あうー!がんばれとしかいえないけどがんばれー!!いそがしそうならレスはあとででええんよ!) -- アトリア 2011-11-24 (木) 01:27:31
      • …そうなのかも。それともただの肉塊で人の形をしていないとか…(不安なのかため息)
        この子には多分足りないものがあるんだわ。…だから、取り戻しにいこうと思っているの。
        -- スー 2011-11-29 (火) 02:28:10
      • やだ、なにかそれはそうぞうしたくないですね……
        ……とりもどしに?どこに。(嫌な予感がした) -- アトリア 2011-11-29 (火) 02:30:07
      • (//ばたばたしてたので遅くなってすまにゃい…) -- 2011-11-29 (火) 02:30:19
      • //いいのよ!おしごとはおわったのかい? -- 2011-11-29 (火) 02:30:47
      • 変な思い込みってわけでもないのよ。「そういうの」をセイバーに移植されてスーは命を保っていたから。
        (もうずいぶん昔の話。あれからだいぶ年月もたって…懐かしいという気持ちすら湧く)
        ここに戻ってきた時…スーのお腹の子の一部にセイバーが宿っていたの。スーと一緒にいるために。
        でも、それはとても不完全で、今にも崩れそうだった。だから…セイバーは矛盾の魔王の元へ行ったの。力を奪うために。
        ……でも、セイバーは魔王に勝てなかった。そして…(お腹に視線を移して、言葉が途切れた)
        魔王の中に、彼はいるの。スーのお腹の子の一部と一緒に。
        ……魔王のいる場所へ、行ってみようと思うんだ。
        -- スー 2011-11-29 (火) 02:43:09
      • //おわたのよーさっきなおしも送ったので真の自由どす! -- 2011-11-29 (火) 02:43:56
      • だめです。(スーに対して初めて見せた、語気の強い言葉。その言葉はこれ以上ないほどにスーの提案を否定していた)
        ゆうじんとして、ドラゴンとして。それだけはやめてください。それは、しににいくようなものです。
        たとえしなずとも、なにがおこるかわからない。いいですか、むじゅんのまおうは、アトですらたおせないそんざいなんですよ。 -- アトリア 2011-11-29 (火) 02:46:37
      • //うわーおつかれさまだよー!!(なでなでなでなで -- 2011-11-29 (火) 02:47:18
      • (強い言葉に驚いたように顔を上げて)
        ……そう言うとは思ったけど…アトリアがそんなに大きな声出すとは思わなかったな。ふふ。
        でも、でもね、セイバーはスーと一緒にいようとしてあそこへ行ったから…
        スーが迎えに行ってあげないと駄目なの。待ってるだけなんて、諦めるなんてスーらしくないし。
        それに…色んな人の想い、命を踏みにじった意味がなくなっちゃう。
        魔女になる事を選んだのなら…最後まで我侭で、邪悪でいなくちゃ。
        (相変わらずの黒い色のドレスをぎゅっと握って、自分に言い聞かせるように)
        …大丈夫。戦いじゃなくて取引に…契約しに行くんだ。だからきっと無事に帰れるよ。
        //ありがとうあうあう…!!!
        -- スー 2011-11-29 (火) 03:10:02
      • あたりまえです、こうでもいわないとあなた、いっちゃいそうだから。
        ……それでも、アトは「だめ」といっておきます。それでもいくのでしたら、もうアトはとめません。すきにいってください。まおうとのけいやくが、どんなイミになってしまうのか。それをかんがえたらアト、しょうじきはがいじめにしてでもとめたいぐらいですが。
        でも、きっとあなたはいくのでしょうね。とめてもムダ。だったら……これを。(すぅと差し出したのはお守りのような小さな包み)これじたいになんのこうかもありませんが……アトのいのりがこめられたおまもりです。どうせあそこでは、アトのまじゅつはうちけされてしまうでしょうし。
        スーちゃん。まおうとけいやくしても、けっしてじぶんをみうしなわないようにね。 -- アトリア 2011-11-29 (火) 03:28:08
      • ふふ、スーは頑固だから(悪戯っ子みたいに笑って、お守りを受け取る)
        あったかい…そんな感じがする。ありがとうアトリア。
        きっとセイバーを取り戻してみせる。契約だって上手くやってみせる。
        魔女だもの。セイバーの元になった存在だもの、きっと大丈夫
        …感情に押し流されて我を忘れそうになったらアトリアの言葉、思い出すね。
        色々思いつめてここに来たせいか、一度かっとなると突っ走っちゃって…失敗ばかりなの。
        でも今度はセイバーのためだもの、ちゃんと頑張るんだ。お母さんになるんだしね?
        (お守りを持った手でお腹に触れて撫でる。肉塊かも知れない我が子に語りかけた)
        -- スー 2011-11-29 (火) 03:46:44
      • ガンコですむはなしじゃないんですよ?まったくもう……ドラゴンのいうことはすなおにきいとくもんだっつーのに……(はぁ、と溜息)
        アトからしてあげられるのはそれくらいです。あとはぜんぶじぶんでしなければならない。いいですか、すこしでもヤバいとかんじたらすぐににげるんですよ。……にげられないとおもいますが。
        うん。むじゅんのまおうはココロのよわさをついてくる。かっこたるいしがないと、すぐにのみこまれちゃうよ。ながされちゃだめ、きをしっかりもつことがだいじです。
        うん、あなたはふたりぶんの……いえ、さんにんぶんのいのちをせおってるんです、がんばってくださいよ?(腹を撫でるスーの姿に目を細めて)
        ……さて、じゃあアトはそろそろ。こんどくるときは、ホントにうまれてるころだとアトはしんじてます。それじゃね、スーちゃん……ごぶうんを。(そうとだけ言い残すと飛び去って行った) -- アトリア 2011-11-29 (火) 04:01:31
      • 普段だったら、ほかの事だったらきっとうんって言ったかもしれない。うふふ。
        弱いとこだらけの心だけど、セイバーの事だったらまっすぐでいられるからきっと…上手くいくよ。
        竜の加護もあるんだもの、ね?(お守りを見せてくすりと笑った)
        次はきっと、セイバーにそっくりな子を見せてあげる。…約束よ!
        (そう言って飛び去る背を見送る)

        (竜自ら祈りを込めた護符。故郷だったら神官がひっくり返るような、特別なお守り)
        (思いつめて、自分も死ぬならそれでいいかもとどこかで思っていた気持ちが溶けて消えていく気がした)
        …そうよきっと幸せになってみせる。

        取り戻すのよ。全てを。
        -- スー 2011-11-29 (火) 04:17:04
  • 雰囲気とか気にせずおっぱいチェーック! …お気になさらず、通りすがりのロボですロボ(そそくさガションガション) -- 2011-11-22 (火) 01:40:07
    • 流すの忘れてたのよ(てへり)ありがとうー!前よりちょっと大人っぽくなった気がするわ。ふふ。
      (///ありがとうおっぱい!!同じ子で立ってごめんね!寝てむにゅっとひろがったおっぱいいいよね…)
      -- スー 2011-11-22 (火) 05:57:13
  • そろそろOSANがちかづいてきたころかな?にゃほースーちゃん!またにてぃなすがたをみにきたよ! -- アトリア 2011-11-05 (土) 17:04:13
    • いらっしゃいアトリア(庭の小さな温室で、ゆったりお茶中の妊婦)
      (すっかり目立つようになったお腹をなでて)いつ生まれてくるかスーにもまだわからないの。鬼だと3年くらいこのままなんだ…。
      どんな名前にしようかなって3年も考えて楽しめるのは素敵だけど、ふふ。まだ決まってないんだ、名前。
      -- スー 2011-11-05 (土) 18:01:22
      • うーん、すっかりおちついてきてますねー。さいしょにみたときはまだ3さいだったスーちゃんがこうしておなかふくらませてるのをみると、なんかこう、めがしらにあついものがくるわあ……
        3ねん、ながいなあ……おとこのこかおんなのこか。それはわかってるの? -- アトリア 2011-11-05 (土) 18:07:09
      • あれからもう半世紀近くたつんだもの…あ、人間だったら「おばあちゃん」って呼ばれてもおかしくないわね?
        …鬼は長寿の変わりにとても生まれにくいの。3年子供を守りぬかなくてはいけない。だからミハイロフの女は気性が激しいんですって。
        (話しながらクッキーのお皿を彼女の方へ寄せて、アールグレイの紅茶を注いだカップも置く)
        はいどうぞ、丁度一人でお茶は寂しかったから嬉しいな。なんとなく二人分用意してしまう癖が抜けなくて。
        性別はまだ調べてないんだけど…きっと男の子よ。生まれてくるのは「彼」だもの。ふふ(クッキーを口に入れて、にっこり笑顔)
        -- スー 2011-11-05 (土) 18:18:58
      • なあに、ではアトはおおおおおおおばあですよ(苦笑して)
        なるほどね、きじょうでないとこをまもれないってか。ミハイロフのおんなのこをしゅちゅうにおさめるのはむずかしそうだなあ?
        (ありがとう、と素直に礼を述べてから紅茶の香りを楽しんだ)
        んふふ、アトはスーちゃんのみかたですからね、さみしくなったらむしろあそびにきてもらっていいのよ?
        おとこのこか……んー、じゃあ……エピカくんとかどうよ?いみは「叙事詩」。ものがたりでそのなをゆうするまおうには、ぴったりのなまえじゃない? -- アトリア 2011-11-05 (土) 18:26:46
      • ふふ、見た目が変わらないとなかなか心も変わらないものね。
        こういう気性のせいか、やっぱり受け止めてくれる人はなかなかいないみたい…スーはセイバーがいるけど。
        (ぽっと幸せそうに頬を染めて、紅茶を一口。恥ずかしげに俯いて)
        じゃあ運動がてら会いに行こうかな。つい館を離れるのが寂しくてここにいてばっかりで、それじゃお腹の子によくないものね。
        エピカ、素敵な名前だわ。彼も気に入りそう!新しい彼の物語に相応しいわ。洗礼名みたいのにしようかな?
        竜にお名前をいただいたって言ったら北の雪国なら良い扱いになりそうだし。ふふっ。
        (すこしだけずるい大人の笑みをうかべて、お腹をなでる)…早く会いたいな。また名前を呼んでくれる声が聞きたい。
        …そうだ。アトリアは…好きな人、いるの?
        -- スー 2011-11-05 (土) 18:46:37
      • アトはドラゴンになったらこころをかえるようにしてるけどねー。いげんがですね……
        んふふ、よかったね?(気の強い女はアナルが弱いんだっけとか思い出しつつ)んもー、すぐのろけようとするー
        そうですね、でもムリはしないでね?ころばれでもしたらたいへんです。
        んふふ、あくまでていあんですから、もっといいのがあったらきにせずそっちにしてね?(打算的な発言にはやっぱりミハイロフだなあと苦笑しつつ)
        うん?うんー、いるよ。おくさんがねー。むかしはダンナも、べつのおくさんもいた。それに、いっぱいのおんなのこ。みんなアトのたいせつなたからもので、あいしてます。けっしてゆうあいとかそういうんじゃなく、じょうねつてきにね? -- アトリア 2011-11-05 (土) 18:55:18
      • //ごはん! -- 2011-11-05 (土) 19:10:09
      • そのままでもいいのに。かわいい話し方をする竜がいたっていいのにね(なでなで)
        うふふ、新婚で子供も出来たばっかりだもの。丁度のろけたい時期なの…ごめんね?
        (真っ赤になって頬を隠すように手で覆って、でもにこにこ)
        うん、自分でももちろん考えてみる!あの子がまだ側にいた頃から考えてたことだし。
        「セイバー」はクラス名だし、「矛盾の魔王」はそのものではないから違うし、名前がないのよ、あの人には。
        だからずっと名前をあげたくていつも考えてたの。ふふ。
        …ん?好きな人、そ、そんなに…??ああ、でも長生きだからそうなるのかなぁ…(奥さんと言う言葉には驚かないラズの妹)
        愛する人がいっぱいいたら幸せだものね?…スーは独り占めしたくなっちゃうけど。えへへ。
        -- スー 2011-11-05 (土) 19:12:45
      • //スーもたべてくる! -- スー 2011-11-05 (土) 19:13:07
      • いやあアトもそうはおもうんですけどね?やっぱりほら、アトちょぉつよい!ってアピールをするときはね。
        しょうがないにゃあ……いいよ。ではそんなおこさまができたときのとくべつなよるを、じつえんつきでさいげんしつつのろけてもらいましょうか……
        んふふ、なまえをつければじががうまれる、とはよくいいますがね。すきなひとのなまえをきめるってフシギだね?(くすくす)
        アトはドラゴンですから。ざいほうはあつめなければ。もちろん、おくさんはそれをよしとしないのでいっつもおこられてるんですけどねー(たはー) -- アトリア 2011-11-06 (日) 00:16:40
      • かわいい喋り方が急に恐ろしい大人のものに変わったらそれはそれで効果がありそうね?
        (またクッキーを一口。妊婦はお腹がすくものとはいえ食べまくり)もぐもぐ…んう?!
        けほっ…じ、実演つきなんて、そんな…あんまり覚えてないし…!!ってスーこれ前も言ったわ!前も言ったわ!!えっち!!
        …ああ、名前がついて心がってそういえば何かの本で見たわ。素敵な言葉よね。名前付けてあげたらあの人は本物の人間になれるかな…。
        まあ、愛する人が財宝?ロマンチックな竜ね、ふふっ。ひとりのものになれなくても、大事な時に抱きしめてあげればきっとその子は幸せよ。
        独り占めしたくても、できなくて、でも結局それでもいいかなってなってしまうのよね。だってそういうところも含めて好きなんだもの。
        ……そんな恋もしました。ふふ。セイバーには内緒。結構嫉妬するの、あの子。
        -- スー 2011-11-06 (日) 00:54:24
      • アトすっごいおこってるよ!!ってかんじになるからねー。へんしんにもじかんかけたりしてさー
        にんぷはすっぱいものがおすき、といいますがスーちゃんはあいかわらずなんですね?(くすくす)
        フフフ、ではおくさん……いまからあたらしいおもいでをきざみましょうね……あかちゃんにちょくせつドラゴンのしょくふくをふりかけてあげるよ!(最低)
        なまえをつけてニンゲンになれるなら、ほとんどのしゅぞくがニンゲンになっちゃいますよ。でも、かんじんなのはそこじゃないでしょう?
        なにもきんぎんざいほうばかりがおたからというわけではないのよ。うん、わかってる。あいたいときはとんでいってます。
        スーちゃんもいろんなこいをしてるのね……ゆうじゅうふだんなオトコにあたるとたいへんです、どうせゆうじゅうふだんなら、どちらもセキニンとってやるぐらいのかいしょうはみせないと。
        しっとされるのっていいよね、あいをかんじれて。 -- アトリア 2011-11-06 (日) 01:07:04
      • (クッキーをまたつまみ、照れ笑い。そのまま口にもってって)いくら食べてもお腹がすいちゃって…あいかわらずなのよ、ふふ。
        お腹の子が大きくなるほどにおなかすいちゃって…最終的に魔物や人を食べないと落ち着かないの。…あ、人は食べてないのよ?
        魔物だけ…なるべく(もぐもぐ、クッキーを飲み込んで)…アトリア、女の子がそういう下品な事を言っては駄目よ?
        (顔を真っ赤にして、なでなで。困った表情でため息。こんな所だけはまだ少女のような反応をしてしまう)
        …なんかね、セイバーには後一つ足りないの。もうほとんど人間だった。でも後一つ何かが足りなくて。
        それが名前をつけることによって見つけられるような気がして…。えへへ、なんとなくだけどね。女の勘みたいな。
        うふふ、優柔不断もまた魅力よ?そして誠実でありたいと思うからどちらもという選択肢もないの…ふふ、スーやアトリアみたいにずるい人だったらそれもあったんだろうな。
        うん、嫉妬されると嬉しい。愛してもらえてるんだって実感できて…こ、こういうのってあんまりよくないんだろうけど、こほん。
        -- スー 2011-11-06 (日) 04:03:46
      • おなかのコがもっとくれーっていってるんですねえ、ふふ。おデブなコにそだってもしりませんよ?
        へえ、まものを。じゃあ、アトもたべられてしまうのかしら。こわいこわい……(肩を竦めて)えー?それだれがきめたのよー おんなのこがえっちなトークしてもいいじゃないー(ぶーぶー不平を言いつつも、照れているスーの姿に少しほっとしているアトリアだった)
        なるほど……でも、ニンゲンっていうけれど、スーちゃんってオニじゃないの?
        あらひどい、アトはずるくなんかないよ。みんなをしあわせにしてあげたいだけだもの。
        いいじゃない、それがほんねでしょ?まあ、しっとされすぎてにんじょうざたになられでもしたらメもあてられないけど…… -- アトリア 2011-11-06 (日) 04:19:04
      • 本当、食いしん坊で困るのよ。魔力が足りてないせいなのだろうけど…アトリアを食べたら数百年はおなかいっぱいでいられそうね?
        でもアトリアは食べないわ。友達だもの。というか、ふふ、食べたらスーが壊れてしまうわきっと。ホムンクルスに神の力は耐えられないもの。
        ふう、女の子は愛する人の前でだけちょっとだけえっちになるのが良いのだと思うわ(まだ赤い頬をおさえてくすくす笑う)
        人間って言うのは心の話ね。鬼だけど、心は人間と同じ…同じだったと思う。スーは今はもう、違うだろうけど。
        やきもちやきすぎても人は疲れるものよ。ふふ、ほどほどに、ね?(唇に指を当てて立ち上がる)
        …ん、いっぱい食べたし少し動かなきゃ。お花摘むのアトリアもやる?お部屋に飾るの分けてあげる(お腹を抱えながら彼女に振り返る)
        -- スー 2011-11-06 (日) 05:24:32
      • まりょくかあ。じゃあどっかのどーくつにあるまりょくのいずみとかにつかれば、ナカのコもげんきになるかなー?
        わかってるじゃない。ホムンクルスじゃなくてもどうなるかちょっとアトわかんないな。まあじぶんをかみさまというつもりはないけど
        あいするヒトのまえですらちょっとじゃないとダメなの?おんなのこってふべんねー、(くすくす)
        ああ、なるほど。まおうからうまれいでたものが、ニンゲンのこころ……か、なんともまあいんがなおはなしで。あら、スーちゃんだってりっぱにニンゲンよ?というより、ニンゲンからぬけだせてないかんじ?
        やるやるー!いろいろそーしょくしよー!!(振り返れば笑顔のアトリア。そうして穏やかに時間は過ぎていく) -- アトリア 2011-11-06 (日) 05:48:57
      • どうなのかしらね…これは一つの呪い見たいなもののような気がするし、そのまま抱えるべきなのかなとは思っているの。
        竜同士喰い合うと、食べた竜の力と寿命が手に入ると聞いたことはあるけど…
        他の存在が食べるとどうなるかは国の禁書の倉庫の本にも書いてなかったな…。
        …竜は尊い生き物だもの、食べては駄目なのよ。ふふ。(と、もう一度彼女をなでて)
        人間の心。スーにもまだ残っているかな。好きな人を食べてしまっても…そうだったら、いいな。
        アトリアやラヴィニアの前だとまだ自分は暖かい生き物だと思えるから嬉しい。…ありがとう。
        ……さ、好きなお花を選んでね?
        (そして二人は庭に出て、他愛の無い話を続けながら花を片手に優しい時間を過ごした)


        (満月まで…もう少し)
        (彼に会いに行くまで、もう少し)
        -- スー 2011-11-06 (日) 06:16:03
  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst074933.gif
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  • (まだ屋敷から遠く離れているというのに足は鉛のように重くなる)
    (ここに、来ようと思ってから実際に足を動かすまでに随分と時間がかかってしまった)
    (決戦に破れてから、彼女………と、魔王はどうなったのだろうか)
    (そもそもなぜこんなにも気になるのか、自分でもわからない)
    (ただ、憎いだけ………ではないと思う)

    (残されたギルデの刀を抱きしめたまま足を進める)
    (屋敷が見えてきたところで再び足が止まった)
    (庭に居るかもしれないので足音を極力立てないように茂みに隠れる) -- ラヴィニア 2011-10-26 (水) 21:20:34
    • (茂みの中の彼女の耳に子守唄が届いた。かすかな声で歌うどこか遠い国の子守唄)
      (覗き込めば庭の真ん中、ひとり花束を抱えて青い花を摘む青銀の髪の少女――スィーニ)
      (その横顔は幸せそうなのに、どこか空虚で)
      (喪服のようなドレスを着て帽子を被っている。これから出かけるような、そんな格好)
      (お腹がゆったりとしたデザインで、そこは目立つほどではないけれどわずかに膨らんでいる。彼女のお腹に子供がいるのがわかるかもしれない)

      (足元の白い犬のような生き物がラヴィニアに気づいたのか、茂みの方へ走っていった)
      ……うん?しらす、どうしたの??
      -- スー 2011-10-26 (水) 22:23:05
      • (不思議な音色に首を傾げた)
        (これは所謂子守唄というものだろうか 子供のために、祈り、歌う、唄)
        (……………………居た)
        (それだけで少しほっとした)
        (もしかしたらもう居ないのではないかと思ったから)
        ………(一人佇む彼女はどこか虚ろで、儚くて今にも消えてしまいそう)
        あ………(出て行こうと思ったけれど自分で自分の口を押さえる)
        (一体何を言うというのだ)
        (それにあのお腹…見間違いでなければ膨らんでいる)
        (つまり、子供が……………?)
        (一瞬だけ邪推して首を振る そんなわけない そんなことあるはずない ではあれは……魔王の子供なのだろうか)
        (ますますどうしていいのかわからなくなった)
        (もう帰ろう とりあえず姿は確認した もうこれで十分だ)
        (しかし何か白いイキモノに阻まれた)
        な、なんですかこのイキモノは!?
        (やってしまった) -- ラヴィニア 2011-10-26 (水) 22:33:05
      • (わん!と元気に鳴いて驚く彼女の前で尻尾を振る竜の子供にも見える白い犬)
        (声を聞いて、ぱさっと花束の落ちる音がした。風が吹き抜け花びらをまい散らせる)
        (その先に)
        ……その声は…ラヴィニア?

        ああ、生きていたのね…!!!よかった…マスターが集められた集会所にも、監禁されていた場所にもいなかったから…!!
        (泣き出しそうな表情で、茂みの前に走る)
        (揺れる髪からは彼女を抱きしめた時と同じ、かすかな花の香り)
        (駆け寄って、茂みを掻き分け、顔を見せた)
        大丈夫…?誰かに酷いことされたの…?すっかり痩せてしまってるように見えるけど……。
        (手を伸ばして触れようとしたけれど、躊躇って腕を下ろす)
        -- スー 2011-10-26 (水) 23:18:08
      • (初めて見た生き物に恐怖心を抱きつつも、犬っぽく尻尾を振る姿に少し和む)
        (気づかれた)
        (もう逃げられない、覚悟を決めるしかない)
        (茂みを掻き分ける音を居心地悪そうに聞きながら、ふわりと香った優しい花の香りに俯いた)
        …………………(別に誰にも酷い事なんてされていないし、強いて言うならば自暴自棄になっていただけだ)
        (その間に他のマスターたちのことなんて気にもかけなかった 今やっと自分以外の人のことを気にかける余裕ができたから見にきた、それだけの話)
        (そんなの説明するのも恥ずかしいので言わないが)
        ………あ……その……………(降ろされた腕が、その事実がちくりと胸に刺さる)
        別に、問題ないのです ラヴィニアは……おまえが……スィーニこそ、居なくなったのではないかと思って…それで……
        (言葉に詰まりながら話すたびに緩やかな風が吹く 花びらを躍らせて)
        ……………(何を言っていいのか、何が言いたかったのか、本当に分からない)
        (ちらちらと伺うようにスィーニを見ては俯いた) -- ラヴィニア 2011-10-28 (金) 17:54:59
      • (彼女が戸惑う様子を首を傾げて見守る。てっきりシスターの陰謀に巻き込まれたのだと思っていたけれど)
        ふふ……杞憂だったみたいね?
        (ほっと安心のため息)
        (けれど、後の言葉にすぐに目を丸くする)

        (……もしかして……スーのこと心配して来てくれたの…?)
        (そんなわけないのに。ふとそんな考えが頭をよぎる)
        スーはこの通り元気なのよ。セイバーは…いなくなってしまったけれど…。
        そう、スーは負けたの。運命に…ううん、多分、自分の罪に。

        (二人の間に花びらが舞う)
        (その時、抱きしめている刀にようやく気づいた)
        それ……ギルデの?
        あの先生と赤髪の人達が届けてくれたのかな…。
        (運命の輪の前で自分とセイバーを貫いた刀…巡り廻ってまた目にする時が来るなんて)
        (様々な想いがよみがえって、胸を締め付ける)
        (瞳に涙が滲んで声が出なくなってしまった)

        (……二人の間に長い沈黙)
        (先に破ったのは、自分)
        …ねえ、ラヴィニア。スーはこれから花を持って海に行くのだけど…つきあってくれないかな?

        (足元の犬も誘うように、わん!と一声元気に鳴いた)
        -- スー 2011-10-28 (金) 21:26:02
      • これ…ギルデの刀です
        届けてくれたのは……………………知らない……知らないのです ラヴィニアは顔を見ることもしなかったから…
        折角、届けてくれたのに(ぎゅっと刀を抱きしめる)

        (ここに居る二人は、間違いなく自分に負けた二人)
        (でもそれは全てに負けた訳でも、全てが終わってしまったわけでもないと今では思えるから)
        (長い沈黙の間に考えたことは、負の方向だけに向くことは無かった)

        (急に破られた沈黙に顔をあげ)
        な…(んで、と続きそうになる言葉を飲み込む)
        いい、です ラヴィニアも行きます
        (言いたいこと、言わなきゃいけないことの整理 海に着くまでにできるだろうか)
        ……ラヴィニアは海を見たことがないのです(足元の白いイキモノを眺めながら、理由を付けた) -- ラヴィニア 2011-10-28 (金) 23:41:20
      • …もうすぐ、馬車が来るからその中で話しましょうか。
        (そう言うと庭で落としてしまった花束を作り直す。終わる頃には外に馬車がきていた)
        (二人と一匹で乗り込む。高級そうな皮のシートで向かい合って)
        (馬車の中には持ってきた青い花の香りが漂う)
        (…いつのまにか、子犬のような生き物はラヴィニアの膝の上に陣取るとうとうとしはじめた)

        (窓を見ると眩しい陽射し。帽子を膝に乗せて目を細める)
        (外を見たまま懐かしそうに)
        森を抜けて少し行くと海なのよ。スーの故郷は海が綺麗でね、時々見に行くのが好きだった。
        波の音はね、木々のざわめきに良く似た音がするのよ。
        大きくて、綺麗で…きっとラヴィニアも大好きになるわ。
        (彼女の顔に視線を移して)
        …その刀を渡してくれた人達の事、知ってるわ。お人よしのマスターに、信念を曲げない強い剣士。
        長生きできそうにないって思うけど、でも、不思議と…絶対負けない気がするの。
        きっとあの子達なら戻ってくるでしょう。だから…その時にお礼を言ったらいいわ。
        スーもね、あのマスターに助けられた。こっちは殺そうとしたのによ?本当にお人よし…。
        (呟いて、お腹を撫でる)
        もう、気づいてるかもしれないけどね、スー…お腹に子供がいるの。
        セイバーの子なの……軽蔑、する、かな。

        (とても小さな呟き)
        (その時、馬車は揺れて、窓からは潮風の香り)
        (外を覗けば海が見える)
        -- スー 2011-10-29 (土) 00:21:39
      • ………(頷く)
        (待っている間に青い花を一輪だけ摘んだ)
        (くるくると回してみたり、香りを楽しんだり)

        (馬車に乗ってからは白いイキモノが膝に乗ったので刀を隣の置いた)
        (そっと撫でてみる)
        (眩しすぎる日差しは少しくらくらするので視線は白いイキモノに向けたまま、スィーニの話を聞いていた)
        (乗り込む前からずっと何を言うべきか考えていたのにまとまらない)
        (海の話も、届けてくれた主の話も、雲のようにふわふわ通り抜ける)
        (けれど子供の話は。)
        (鉛のように重く、心にどす黒いものが渦巻く)
        (やっぱり、あの魔王の子供だった) …おまえ、は…………(ギルデを好きだって言ったのに)
        (全身が強張り、手に妙に力が篭る)
        (咄嗟にギルデの刀に触れるとカタカタ音を立てるくらい震えていた)
        なんで………なんで……………………(この気持ちはなんと言うべきなのだろうか 黒くて、ただ黒くてどろどろしていて)
        (裏切られたような気持ち 許せないという気持ち)
        (馬車内だというのに弾かれたように立ち上がり、手を振り上げる)
        (白いイキモノはきっと驚いて膝から逃げる)
        (でも許せない……………)

        (立ち上がってまず目に入ったのは眩しい光だった)
        (目を細めると、それは海が日光を反射した光)
        (きらきら、ゆらゆらと揺れながら 迷わないように 闇に囚われないように 確りと照らす)

        (分かってる ここでスィーニを殴っても、ただの腹いせにすぎない)
        (ギルデはそんなこと望まない)
        (ただ悲しいだけだ)

        …………どうして…? ギルデのこと、好きだったのではないのですか………?(振り上げた手で自分の顔を覆う)
        (ギルデが好きで、だから争ったはずなのに)
        (そんなにすぐに変ってしまうものなのだろうか) -- ラヴィニア 2011-10-29 (土) 08:34:59
      • (刀が震える音がする)

        (ギルデ、貴方もスーを軽蔑しますか?)
        (あんなに貴方を求めたのに)
        (他の人を愛するようになったスーを)


        (手を振り上げた彼女の行動がわかっていたように目を伏せたまま)
        (懺悔室で罪を告白するように)(司祭の言葉を待っていたように)

        (子犬は飛びのいたが吠える事はなかった)
        (ただ二人を黒い瞳で見つめている)

        (揺れる光が馬車の中を照らし、小さな彼女の声)

        …スーは、貴方を苦しめてばかりね。

        …どうしてだろう…スーにも解らないの。
        ギルデが好きで、大好きで…攫って行ってとスーが言って彼が手を伸ばしてくれた時…もう死んでもいいと思うくらいだったのに。

        初めは、寂しかったの、あの人(ギルデ)がいなくなって苦しくて…。
        誰かに縋らないと立っていられなかった…自分でしたことなのに。
        抱きしめて、お前は悪くないと、愛してると言ってくれるなら誰でも良かった。

        (少女の前で、懺悔は続く)
        (独り言のように話し続けて)
        (伏せた瞳は、過去を見る)

        だけど、だんだん…あの人がね、笑うようになったの、人間みたいに。
        瀕死のスーのために、必死になってくれた。

        いつの間にか…本当に好きになってたの。
        お互い偽りの愛だったはずなのに…あの人も、いつしか本当に愛してくれるようになった。

        本当なんだよ。魔王なのにね…変だよね。

        最期は、スーのこと呼んで…死んでいったの。あんなに恐ろしかった魔王が。

        (そして馬車が止まった)
        (御者は黙って扉を開ける)
        (扉の向こうは砂浜。静かだった馬車に波の音が飛び込んでくる)

        (子犬が一声鳴いて、外へ出た)

        …貴方は、ギルデのどこが好きだった?



        (海風が、二人を誘う)
        -- スー 2011-10-30 (日) 05:00:41
      • (話を聞いている間中刀の音は鳴り止まなかった)

        (海へと扉が開かれると、スィーニの問い掛けにも答えずにそのまま外に飛び出し)
        (少し走った後、慣れない砂浜に足をとられて柔らかい砂の上に突っ伏した)
        (転んでもしっかりと刀を手に握ったまま)
        ………………………… 好きでした
        ギルデが好きでした

        だから、許せないのです
        好きだから、悩むのです
        (顔を隠すように砂に塗れたまま) -- ラヴィニア 2011-10-31 (月) 20:53:49
      • (子犬が彼女の後を追いかけ走る)
        (転んだ周りの砂を走ってから、顔を覗き込む)

        (そして砂を踏む足音。ゆっくりと後ろから、波の音に重なる)
        (少女の告白も波にまぎれて)


        (蘇る恋心に胸が痛む)

        (彼とはじめてあった時の頼れる背中とか)(可愛いぬいぐるみを渡してくれた事)(自分を助けようとしてくれた彼の顔)
        (見るとほっとする笑い方、そんな小さな事が昨日見た事の様に)
        (鮮やかに)

        (…一度だけ触れた唇を、指でなぞった)

        (くすくす笑う。笑ってしまう。不実な自分の気持ちに)

        …スーも好きよ。今でも…ギルデのこと、大好きよ。
        ふふっ。おかしいわね?セイバーの事愛してるのに。

        (靴をその場で脱ぐと、彼女の横を通り過ぎて、花束を手に青く透明な海に進んでいく)
        (黒いドレスが水を吸って重くても、かまわずに。膝の上がつかるくらいに)
        (海風に髪をちりばめて、砂浜に振り向く)

        (困ったように笑って。その笑顔は子供みたいに無邪気で)

        二人とも大好きよ。…だめかな。
        だってギルデだってきっとね、ラヴィニアもスーも大好きだよ?

        (嘘をついたってしょうがない)
        (あの人だって、最後まで正直で居てくれたんだから)

        どっちも捨てられなくて、最後までどっちも助けようとした優しい人。
        忘れられるわけなんて無いよ。
        今だってセイバーと約束した場所なのに、貴方と話してギルデの事ばかり思い出してしまうくらいに。

        ああ、またセイバーが怒るわね。あの人意外と嫉妬深いのよ。
        -- スー 2011-10-31 (月) 22:08:08
      • (砂に埋もれているのは泣きそうで、怒りに染まりそうで、でも染まらない顔)
        (子犬にだけは見えるだろう)

        だって最初から分かっていた

        (起き上がって砂を払う)
        (出来るだけ怒った形相を作って、ずんずんとスィーニに近付く)

        (ギルデも)
        (スィーニも)
        (どうしようもなく)

          おまえたちは  (ギルデもスィーニも)ずるいのです
        どっちも助けたい、どっちも好きだなんて卑怯です
        (海面を遠慮なく歩むのだから塩水が跳ねる)
        (飛沫は日差しを受けて、風に靡く二人の髪に負けないくらい輝いた)
        (最後の一歩はよりいっそう、わざと、強く踏みしめて飛沫を飛ばした) -- ラヴィニア 2011-11-01 (火) 00:13:33
      • (きらきらと光る飛沫と彼女の髪)
        (それは二度と戻ることは無い、何よりも綺麗なもの…)
        (無くしてしまった無垢な気持ちの象徴のようにきらめく)

        (痩せていたってなんだって彼女は綺麗だった)
        (羨ましいくらいに)

        (子犬が足並みをそろえて追いかける。彼女が怖いものでない事を、恐ろしい気持ちを持っていないことを知っているから)

        言ったでしょう?…大人ってずるいのよ。
        スーは何も捨てたくない。ギルデへの想いも、思い出も…セイバーへの愛も。全部抱えて生きていくの。

        (花束を海へ放り投げる。出来るだけ高く、遠くへ)
        (波間に消えていく花を見送る)
        (海と空と同じ色の、青い花)

        一生恨んでいいの許さないで欲しいのよ…そして、こんな大人になっちゃ駄目よ。
        (花を見つめる瞳からは、いつの間にか涙が流れていた)
        (悲しいのとも少し違う、涙)
        -- スー 2011-11-01 (火) 00:42:01
      • ……………そうですね。
        (高く舞い上がった花束を、空に、海に溶けていく花束を目で追う)
        ラヴィニアは一生おまえたちを忘れないです
        一生許さないのです


        でも、恨むことはないのです………
        (いつか、庭で話したときとは逆で、今はスィーニが涙を零している)
        (こういうときにどうすべきはもう知っているから)

        だってラヴィニアはギルデもスィーニも、嫌いになれないのです
        (距離を詰めて、涙を零すスィーニを抱きしめる)
        (抱えていた刀と一緒に抱きしめる)
        (痩せ細った腕は柔らかくは無いが、暖かく) -- ラヴィニア 2011-11-01 (火) 00:56:53
      • (刀がスィーニに触れた瞬間、カチリと鍔鳴が聞こえたかもしれない。彼女の持つ魔王の力の欠片に、反応したのだ)
        (刀から何かが溢れ出る。魔王の力に反応したそれは、決して闇に属するものなどではなく)
        (暗闇の中を歩く少女と新しい命を導かんと灯った小さな火であった。灯火はゆらめき、ぼんやりと人の輪郭を形作る)

        ―それが、君の選んだ道なら。俺は―

        (何かが、優しくスィーニの頭を撫でた。暖かく、見守るように。そして何かと決別するように、万感の想いをこめて)
        (すぐに灯火は消えてしまうだろう。だが、スィーニは見るかもしれない。彼女の頭を撫でた男は、何時ものように。困ったような、はにかんだような。そんな顔で確かに笑っていた―) -- ギルデ 2011-11-01 (火) 01:59:35
      • (ふんわりした彼女の髪が腕に触れて)
        (考えもしなかった一言に、振り向く)
        (鍔鳴が、響いて)

        (…抱きしめられてる事に気が付いたのはしばらくしてからだった)

        (あたたかくて、女の子の良い匂い)
        (二度とこんな風に…近くに寄り添える事はないと、思ってたのに)
        (彼女があの時したように、躊躇いがちに背中に腕を回す)



        (そして)



        (ひとつの奇跡)


        (自分の願いが見せた幻だったのかもしれない)


        (死の淵から誰かが手を引いてくれた時の声が聞こえて)
        (頭に大きな手が触れて…)
        (顔を上げればそこには二人の愛した人が……ギルデが、目の前にいた)

        (瞳を見開いたまま、温かく揺らめく灯火の姿を見つめる)
        (大好きだった笑顔。狂おしいほど求めた優しい時間がここにある)
        (彼を失い、彼女から離れたあの日に置いてきた「人の心」が、戻ってきたような気がした)

        (ありがとう、ごめんなさい。大好きだって、言いたいのに胸が詰まって声が出なくて)
        (涙は止まらなくて、ぐしゃぐしゃの顔。それでも笑顔を作った)

        (…彼が消えてしまうまで、ずっと)



        …酷い女で、ごめんね。
        (自分より小さい少女の肩に顔をうずめる)
        (やっと搾り出した呟きは、二人に向けて)

        思い出にさよならしなくてはいけない。あたたかかった時間はもう帰ってこない。
        無くしたものは無くしたと認めなきゃって、思っていたけど…。
        …そんなの、必要ないよね。
        大好きだもん。ずっと大好きで、忘れなくて、ずっと胸が痛んでいたって、いいよね。

        (浜にで走っていた子犬が一声、鳴いた)

        ああ、戻らなきゃ。冷えてしまうわね。
        (ふわふわの髪をそっとなでて、頬に触れる)
        …ふふ、あの時の庭とは逆だわ。
        子供はあっという間に、強くなるものなのね…。
        -- スー 2011-11-02 (水) 06:18:40


      • ……捨てる必要なんてどこにもないのです
        ギルデと過ごした時間は、鉛のようにラヴィニアを縛るものでも、
        惨めに縋り続けるものでも、
        ないのです

        ギルデは、今も、支えてくれています(胸に手を当てた後、空に両手を伸ばして) こんな風に!
        (眩しくて暖かい光が降り注ぐ それは、海に反射して…影なんてできる隙も無いほどに二人を包み込む)

        ラヴィニアはもう何も無いラヴィニアではありません
        皆、抱えていくのです
        (頬に手が触れたとき、スィーニに微笑んだ)

        戻る前に………その……………
        謝るくらいなら、……だから………
        また、会いに来てもいいですか……?
        前のお菓子、おいしかったのです また食べたいです
        それで それで…。 話をするのです
        花のことでも、紅茶のことでも、      魔王のことも、ギルデのことも………………色々、話をするのです
        それはきっと……………懐かしくて、少し寂しくて、でもきっと……暖かいから…………

        ど、どうですか
        (スィーニが言った通り、あの日の何も知らなかった子供は強かに 前を向き、未来を語る)
        (小さな約束でも、きっと、進むための力になる) -- ラヴィニア 2011-11-02 (水) 08:01:26
      • (光が降る)

        (眩しくて、暖かいのに……故郷の雪を思い出した)
        (あんな所。大嫌いなはずなのに)
        (どうしょうもなく懐かしくて、どうしても嫌いになりきれない)
        (離れると愛しいとさえ思ってしまう)

        (多分この想いも、故郷への想いのようにずっと持ち続けるんだろう)

        (何かに、誰かに重ねて思い出して、胸の痛みにいつか慣れても、永遠に抱えていく)

        (光が散らばる中、目の前の少女が微笑む)
        (出逢った時よりずっと大人に見えた)
        (出逢った時と同じ、綺麗なままで)

        ……うん。また、いつでもいらっしゃい。
        甘いお菓子をいっぱい用意しておいてあげる。
        あの人達のお話をしましょう。
        女の子は好きな人のお話、いっぱいしたいものだものね?

        ……好きな人の話をすると、またその人のこと好きになるの。
        だから悲しくなってしまうかもしれないけど…。

        ……その時はまた、抱きしめてあげる。

        (涙を拭い、微笑んで約束をする。最後の一言だけ悪戯っぽい笑顔で)

        (海に行こうと、あの人との最後の夜に約束したように)
        (未来のための、生きるための、約束)

        (そして、一つの決意)

        (彼女の手を引き浜辺の方へ歩いていくと、ふわふわの子犬が尻尾を振って二人を待っていた)
        (魔法を使って二人の服を軽く乾かす)
        ん、これでよし……つきあってくれてありがとうラヴィニア。
        あの馬車で町まで送ってもらうといいのよ。
        ……スーはこれから、行かなくてはいけない所があるから。

        (細めた瞳には強い意思が戻り。彼女と対峙した時のような、張り詰めた狂気すら浮かんで)
        (遠目には、再世の塔。シスターが蘇らせた、全てを再現できる場所。ならば…もしかしたら)
        (取り戻せるかもしれない)
        (彼女にはその事は話さない。ここから先はまた醜い大人の欲の物語になるだろうから)
        -- スー 2011-11-02 (水) 19:46:11
      • じゃあ、約束です
        これは絶対に守ってもらうのです
        (海から出て 服を乾かした後に)
        (屈んで白いイキモノを撫でた)

        (次にスィーニを見上げた時には、もう顔つきが違っていて)
        …………………スィーニ…。
        (立ち上がるとスィーニの右手をとり)いいですか、さっきの約束を忘れないで下さい
        (もう一度、約束を交わす)
        (少しでも彼女を優しい世界に繋ぎとめられるようにと祈りを込めて)
        (止めても無駄なのは分かってる 聞いても無駄なのは分かっている)
        (だから一番、繋いでいられる約束をする)


        (そして御者に促されるように馬車に乗り込み、屋敷の方へと向う)
        (見えなくなるまで、見えなくなっても、窓から顔を出してスィーニを見ていた) -- ラヴィニア 2011-11-02 (水) 23:09:21
      • (約束に優しい笑顔で頷いて)
        (触れた手に…人の心を、渡した)

        ええ、愛しい人に誓って、約束は守るわ。
        …大丈夫よ。スーはちゃんと帰ってくる。
        (その笑顔はもう、恐ろしい魔女のもの)
        (優しい振りをして、彼女に呪いをかけた魔女の顔)

        …さ、しらすも一緒に乗って。屋敷で待っていてね。
        (撫でられた子犬はすっかり彼女に懐いて一緒に馬車に乗り込んでいく)
        (馬車の窓、隣で顔を出して、主を見た)

        (軽く手を降って馬車を見送る)
        (彼女の真っ直ぐな瞳を見つめて、いつまでも)



        (……これでいい)
        (魔女には人の心はいらないから)
        (でも)
        (いつか、あの庭に貴方が来たら)
        (いつか、優しい時間を過ごせる時が来たら)

        (その時はまた)

        (人の心で、貴方を抱きしめたい)



        (忘れられないのなら、ずっと抱えていくのならば)
        (…もう一度、運命に立ち向かってみようと思うのよ)
        (まだ、手が届くかもしれないのなら)
        (何を犠牲にしても、掴んでみせる)

        (そうよ、スーはわがままなの)
        (諦めるなんてどうかしてたんだわ)

        (スーは血の道を行きましょう。だって魔王と結婚したのよ。相応しい道だわ)
        (人の心を捨てて、化け物になって)

        (だから貴方はずっと綺麗でいてね)

        (そしていつか、スーを人に戻して)


        (馬車が見えなくなる瞬間、足元の闇が広がり扉を作る)
        (一度だけ振り返って…闇の扉に飲み込まれるように、姿を消した)
        -- スー 2011-11-03 (木) 04:09:45
  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst074933.gif
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  • (その身は明らかに前とは違っていた。聖杯に関わるものの魔力、それがなかった。つまり――)
    ……おつかれさまでした、スーちゃん。(いつかの日のように、バルコニーから) -- アトリア 2011-10-22 (土) 02:33:48
    • あら、アトリア…いらっしゃい(月明かりで読んでいた本を閉じて、ランプをつける)
      (今までと変わらない笑顔を彼女に向ける。でもどこか消えてしまいそうに儚い)
      …ふふ、負けちゃった…しかもスーだけ生き残って…ちょっと無様ね。
      -- スー 2011-10-22 (土) 02:56:34
      • (あの日から大分経ったが、またも泡沫のような脆さを感じさせるスーの姿に目を細めて)
        おくやみもうしあげます……セイバーさん、いちどおはなししてみたかった。
        おからだのほうはだいじょうぶですか?なんだか、その……まるで、ゆめのそんざいのようです、いまのスーちゃん。 -- アトリア 2011-10-22 (土) 03:04:44
      • ありがとう。あの子ちょっと偉そうだから、ちゃんとお話したら喧嘩になってたかもよ?
        (想像してくすくす笑う)…ああでもきっと楽しかったでしょうね。彼にもお友達ができたら。
        (少しだけ切ない声。おいで、とベッドの上で隣を叩いて)
        …スーも、まだ色々実感がわかなくて…死ぬはずだったのに、こんなに元気になって。ふふ。
        大丈夫。魔力は不安定だけど前みたいに倒れなくなったの。お腹の子のおかげかも…。
        (目を細めて、まだ目立ってきてはいないお腹を撫でる)
        -- スー 2011-10-22 (土) 03:19:26
      • むじゅんのまおうですからね、ケンカはさけられないでしょう。まずむこうがうえからめせんで、それをアトがはんろんして……ふふ。
        (猫のように横に座って、頭を寄せる)おなかのこ?……そっか、スーちゃんとセイバーさんの……もう、いつのまにそんなところまですすんでたんです?(わざと冗談めかせるように)なでてもいいかしら。 -- アトリア 2011-10-22 (土) 03:22:10
      • 喧嘩前提なの?ふふっ、彼は「魔王」とはちょっとずつ変わっていっていたから、もしかしたら本当に仲良くなれていたかも。
        (よしよし、と優しく頭を撫でて)本当…どうしてかしらね。スーはギルデが好きだったのに…初めは多分、寂しさに負けて縋って。
        だんだん…あの子の本当の姿に惹かれていったのかな。ああみえてとても優しいのよ(ほんのり頬を染めて照れ笑い。幸せなのろけ話)
        ええ、まだお腹大きくなってはいないけど。触って元気に生まれてきますようにって願ってくれると嬉しいわ。
        …故郷の黒竜様の祝福は受けさせてあげられそうにないから。
        -- スー 2011-10-22 (土) 03:35:20
      • かわっていたとしても、アトへのたいどはかわらないとおもうなあ。たぶん、むこうはアトのことしってるでしょうし。
        まおうが、やさしい?ふふ、さしものむじゅんのまおうも、スーちゃんのみりょくにはたじたじだったらしい(くすくすっと)それでは、しょやのはなしとかきいちゃおうかなー!!きもちよかった?
        んふふ、おやすいごようです。まおうとスーちゃんのこどもか……どんなコか、そうぞうもつかないなあ(言いながらスーの腹を撫でる。強く育てよ、と祝の言葉を唱えて)
        ああ、やっぱり……もうもどれないんですね。なれば、ここにずっといればいい。ラズリアンやスーちゃんにはわるいけど……ミハイロフって、あんまりいいウワサきかないし。たいきょうによくないよ。 -- アトリア 2011-10-22 (土) 03:42:20
      • もう少し時間があったら貴方を知っていても…ふふ、駄目ね。生きていたらの話はやめましょう。寂しくなっちゃう。
        (軽い口調で言って。でもすぐにその後の言葉に真っ赤)も、もう!おませさんね…!は、はじめての時は…その…
        泣いて何もわからなくなってたし、あ、あまり覚えてないわ…優しくしてくれたから、ええと…………うん。
        (もう言葉が出なくなって、赤い顔のままにっこり笑顔で撫でてごまかす)
        ふふ、生まれて来る子はきっと生意気で可愛いわ。彼に似た黒髪で…(彼女の手の上から自分の手を重ねて、同じ事を祈る)
        ありがとう。竜の祝福がもらえたらきっと元気で強い子に育つわ。故郷は恋しいと思うけど…スーのようにお人形にされるのは目に見えているもの。
        …もし、この先そうなりそうだったら…アトリアにあの国を滅ぼしてもらおうかな。うふふっ(笑いながら、冗談とも本気ともつかない台詞)
        -- スー 2011-10-22 (土) 04:06:08
      • そうですね……いまはただ、むこうでよろしくやってくれてることをいのるばかり。
        だいじなしょやぐらいおぼえとこうよー!ふむふむ、やさしくしてくれたんだ……サイズとかもききたかったけど、むりかな!(ぐふふ、とまるでおやじのような笑い)
        なまいきなのか、それはこまるなあ……ん?ふふ……そうですねえ。
        そのときは。ちょっとほんきでやっちゃいますよ?……ああ、ほろぼすんじゃなくてのっとるのもわるくないな。 -- アトリア 2011-10-22 (土) 04:10:45
      • (相変わらず真っ赤のまま、気まずそうになでなでしまくりつつ)
        そりゃ結構覚えてるけど…!優しくいっぱい好きって囁いてくれて…とか、うう、言うのは恥ずかしいでしょう?もう!!
        さ、さいずって言ってもスーはあの子のしかわからないからおおきいともちいさいともいえません!!!
        (恥ずかしさで余計に恥ずかしいことを言いつつなでなでごしごし)
        …あら、乗っ取るの素敵ね。アトリアが黒竜様になって、スーと子供が魔術師で…それなら心強いもの。
        ふふっ、こんな事あの国で言ったら殺されてしまうわ。黒竜様への信仰心がとても厚い国だから。
        でもいざとなったら…約束ね?(顔を覗き込んでくすくす笑い)
        …こんなに笑うの久しぶり。一人だと彼の事ばっかり考えちゃって…ありがとう、アトリア。
        -- スー 2011-10-22 (土) 04:26:21
      • おおお、ちょっとそうぞうできないなそれ……!!ふふふ、はずかしがるスーちゃんはすてきなのです……!!
        ふむ、なるほどどうりだ。だいたいこれぐらいがフツーかなあ(と、一般成人男性の息子さんの大きさを手で表現して)ぐわわ、そんなにごしごししたらぼさぼさになっちゃうよ!!
        ミハイロフのいえのこはみんなちっこいってきくから、ぐふふ。みんなたべちゃうのだ……せいてきないみでな!ドラゴンのこをやどせるならしあわせだろう!?とかなんとかいってさー。もちろんスーちゃんにはじゅうようなポストについてもらう!
        ええ、なんだかアトもそのきになってきましたよ!ふふふ。……ま、いざとならないのがいちばんなんですが。
        うん?きにしないで、ともだちでしょう?つらいときにいっしょにいてあげるのは、あたりまえだよ(顔をすり合わせる) -- アトリア 2011-10-22 (土) 04:32:20
      • (幸せそうに指をもじもじ)うふふ、想像できないわよね。スーもびっくりして…だから、初めてでも怖くなかったのかも。
        ?!だ、駄目よ女の子がそんな事しちゃ!!ああこれ前も言ったような…っ!!ふ、ふつう、ふつうです!!(キャーと叫びつつむぎゅむぎゅ抱きしめ)
        そういえば…国に残っているミハイロフのご老体達は子供の姿ばかりだわ。大きくなれる人もいるんだけどね。
        アトリアは女の子だから産む方でしょう?どっちも大丈夫なのかしら…ふふ、スーのパパみたいに。
        …この子がお人形にならないくらいに強く育ってくれたら何の心配もないんだけれどね。スー甘やかしてしまいそうだし(だってきっと可愛いものと笑って)
        (頬を摺り寄せる目を閉じる)友達…いいのかな。スーは……沢山人を殺したの。悪い事もいっぱいしたしスーを恨んでる子もいる…
        …もしかしたら、これからもまた…この子のためにと歯止めが利かなくなる時があるかもしれない。
        それでも………それでも、友達でいてくれる…?(少し顔を離して、呟く)
        -- スー 2011-10-22 (土) 04:47:42
      • なんというか、アトならわらっちゃうかも。そんでヘソまげるから、うしろからぎゅぅっと。
        ふふふ、イマドキじょしはこれぐらいのエロトーク、ふつうよ……!ふつーか、おっきめかとおもったんだkわぷっ(ぐぬぬ)
        うませられるしうむこともできるのよ!なんにんものおんなのこをたべたわ!(ドヤァ)
        つよくそだってほしいというのもあるけど、そういうのとはむえんなせいかつもおくらせたい……そういうの、あります。
        いいよ。だれかをころそうとするたびにアトがとめてあげる。そして、まもってあげる。ドラゴンはね、たからものをだいじにするのよ。
        (すっと顔を寄せて、おでこに口付け)おともだちだよ。ずぅっと。 -- アトリア 2011-10-22 (土) 04:58:58
      • だ、だって、スーがすごく言って欲しかったの知ってて、言ってくれたから…嬉しくて笑うどころじゃなかったのよ。
        ふう、こんなお話するのはじめてだわ。今時の女の子はすすんでいるのね…(ため息ついてむぎゅむぎゅ)
        長寿の子は皆そうやって女の子を食べてしまうようになるのかしら…(と父を思い出してくすくす)
        兄弟が多いのは嬉しいけれどね?この子にも、兄弟作ってあげられたら良かったんだけどな…。
        多分、この子も普通には生きられない。なるべく、普通にいられるよう努力はするけれど…。
        (そして、額に柔らかな唇の感触。いつの間にか涙がこぼれていた)
        ………ありがとう。悪い事、後悔してないつもりだけど…でも、いつも胸が苦しかった。
        アトリアは……スーより先に死なないでね…(ぎゅっと彼女に抱きついて背中を撫でた)
        -- スー 2011-10-22 (土) 05:18:01
      • そういうずるいところも、まおうなのかもね。ヒトのこころを、すぐつかんじゃう。
        いまどきはティーンズでもうはつたいけんすませちゃってるらしいわよおくさま……!やーねえ
        んー、どうだろ。このトシになってはんしょくよくがふえたとか、そんなワケじゃないんだけど。
        きょうだいかー……ふたごとかならよかったのにね。まあ、アトがあそびあいてにはなったげるよ!
        かといって、フツウからはずれることをおこってはいけませんよ?それがそのコのいきるみちなのです。もしかしたら、ぼうけんしゃになるかもね。
        しってる。(流れる涙を拭いてやって)スーちゃんはざいあくかんをかんじないタイプじゃないよね。それでゆるされるわけではないけど……これからをとめることはすくなくともできる。
        だれにモノいってるんですか。ふしりゅうにしててんせいりゅう、アトリア・ベールトですよ?ころされもじゅみょうでもしにませんって。(抱きしめながらぽんぽんと子供をあやすように背中を叩く) -- アトリア 2011-10-22 (土) 05:30:26
      • …あの子は、スーの願いで造られた子だったから…よけいにそうだったのかも。
        スーなんてちゃんとした恋がつい最近だったというのに。若い子はすごいわ…(とちょっと歳相応の呟き)
        ふふ、長く生きると沢山の人を同時に愛せるようになるのかも?
        竜に遊び相手になってもらう時点でもう普通じゃないわね?ふふっ(くすくす笑う)
        ええ…自由に生きてくれる事を望んでいるわ。でも、危ない事はして欲しくないな。…甘やかしすぎかな。
        (抱きしめられて、ひとしきり涙を流すと、ちょっと恥ずかしそうに顔を上げて)
        ご、ごめんなさい、スー子供みたいだわ。血のせいにするつもりはないのだけれど…時々どうしょうもなく心が黒くなって何も見えなくなるの。
        アトリアといる時は昔みたいにいられるのに…えへへ、そうね、貴方が竜だからなのかもしれないわ。
        …ね、今日は泊まっていかない?スーのベッドは広いし、朝ごはん二人で食べたいな(今度は彼女を抱き上げて、にっこり笑顔)
        -- スー 2011-10-22 (土) 05:48:29
      • そっか、それもあるのか……やっぱりせいはいって、つみぶかいよ。うん。
        スーちゃんだってアトからみりゃわかいのよ?(くすくす)すごいっつーか、こわいよね……
        そうかもしれない。でも、およめさんにはいっつもおこられてます(苦笑して)いやー、やっぱりむずかしいわれんあい!!
        そりゃそっか。でも、このマチにはそんなヒトいっぱいるし。じんしゅというか、しゅぞくのるつぼ。そこでフツーにそだつってほうがむずかしいかもね
        いえ、おやとしてとうぜんのかんじょうです。でもかなしいかな、コドモはいつだってそれをうらぎる。まるでキケンがこどもをいざなっているかのように。
        なにかたいさくをとったほうがいいかもしれませんね。じぶんのこころをりっする――これは、たたかいにおいてもじゅうようなことです。まあ、アトはこれあんまりじょうずじゃないんですけど。(苦笑して)
        やだ、りゅうだからなんてやめてよ。アトがアトだから、っていってほしいな。
        まあなんてだいたん……いいよ、やさしくしてね……(ぽっと頬を赤らめてから、冗談っぽく笑んだ) -- アトリア 2011-10-22 (土) 05:59:33
      • でも…スーはセイバーに会えてよかったと思っているのよ。作り物でも、偽物でも…スー達にとっては本物だったから。
        ふふ、若い子スーは羨ましいって思うよ。勢いでしか、純粋な心でしかできない事っていっぱいあったし。
        大人は駄目ね。辺に不器用になってしまって…アトリアから見たらスーもまだまだ純粋なのかな?
        (考えながらアトリアを抱っこしたまま、ベッドにころん)
        生まれて来る子も、スーより長生きしてくれればいいな…本当にそれだけが一番の望み。悪い子でもいいから。
        スーはこれからゆっくり気持ちを変えていけたらいいなと思う…孤独にもう負けないように…。
        …あら、ごめんなさい。ふふ、アトリアが優しくてやーらかいからスーは昔のスーなのよ?(ぎゅーっと腕に力を入れて、くすくす)
        アトリア、スー達は女同士だからね…?と改めて確認しておくスーなのよ。どーせーあいはひせーさんてきでうんぬんて兄様が言っていたわ。
        さ、パジャマ貸したげる。スーのお洋服で小さめなのなら丁度よさそう…(よいしょ、と抱っこしたままクローゼットの方へ)

        (そして)
        (パジャマを選んだり、他愛のない話をしたり。穏やかな時間)
        (いつの間にか二人は眠っていて。夜中に目が覚めた時に彼女の暖かさに彼を思い出して…少しだけ、泣いた)

        (//きりがよさげなので今日はこの辺で!!ありがとうなのよー なでりなでり)
        -- スー 2011-10-22 (土) 06:17:56
      • (//お疲れ様でした!長々と居座ってごめんね!スーちゃんはアフターケアが必要なのだ もっともっと笑ってもらわねば でもラズリアン きみにひせいさんてきがどうのというけんりはない! おやすみー) -- アトリア 2011-10-22 (土) 06:22:26
      • (///いいのよーちょっとスーが元気になれたから!ありがと! 生産的な同性愛もいかんぞ倫理的に!おやすみー!) -- 2011-10-22 (土) 08:17:20
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Last-modified: 2012-03-24 Sat 14:31:52 JST (3587d)