ZS/個人イベント/エンドオブニンジャソウル
- 相談スペース3 --
- 相談ツリー --
- うおおおお〜〜〜〜!二日間の予定をポイし12時に一旦切る予定もポイした私だが〜〜〜〜〜!
ただただ只管に参加してくれた皆にお礼を言わせてくれ〜〜〜〜〜〜!!!!! -- 御影
- お疲れ様でした!!!今まで以上にスケールがデカくなってしまった。オリバくんあやまっテ!! -- 刹那
- 御影さんマジお疲れ様ー!!よくこの人数を…(拍手) -- 水内うず
- うちなぁ 刹那+コーザリティは割と危険認定した方がいいと思う -- 片刃
- (おつつかれさまでした…) -- ジュラ
- 私はこの後刹那=サンへの謝罪として魔界ココナッツ収穫研修と魔界タケノコをジャンプする研修へ向かわされます。 -- オリバ
- お疲れ様でしたァーー!!(切りもいいしここから明日かと思っていた顔)
三人攻撃自体は一度はやってみたかったから満足(なお私の攻撃はかなり弱い) -- キミ
- お疲れ様オリバ=サン!あっちで僕じゃない方の逢魔が待ってるよ… -- 鏖魔
- 世界自爆ボタンみたいなものだな。俺も多分基本的に封印すると思う……!! -- 刹那
- お疲れさまでしたミカゲ!ちゃんとGMをやり切って、かつお爺ちゃんを取り戻せてよかったです!総括すると、参加できて楽しかったですね! -- マヒナ(白狐Mode)
- お疲れ様ー!! 楽しかった! 相手の攻撃に対する受けとしかしやられていく流れが非常に良い描写で読んでて楽しみがあった…ありがとう…! それにしても電磁系に拠らないと火力ないな俺! もしくはコーザリティ。 -- 灯華
- GMお疲れ様です。非常に楽しめたしやりたい事もやれたので満足です(ルビ直しに四苦八苦しつつ)
御影さんの見つけた相手は誰なのか気になりつつも今日はもう寝るとします!おやすみー! -- 創真
- ありがとう、ありがとう、ありがとう…!攻撃を防いだマヒナ=サンはごめん…!描写が足りていなかった…!
あれは片足使っちゃったので以降の攻撃を避けられない的なそれだったのだが書くのを忘れていた〜!片刃=サンの鼻切りも折れて以降呼吸が封じられたも無い〜! -- 御影
- 待った鏖魔=サン!一応死んでないというか死ねない!ボロクズ以下のゴミになっているが!
この後上司に本当に死ぬほど酷い目に会わされるが! -- オリバ
- お疲れ様でしたー!! 御影を親友と呼ぶタイミングをずっと計っていたのでドサクサに紛れて言った。(言った) -- 千歌
- お疲れ様でしたー!! ボロボロになった新品のスキニージーンズの恨みは忘れないよーっ(真龍化したヤツが悪いが?) -- ブレイズ
- (分かる…こうなったっての脳裏に描いてたのにかけなかったの分かる…という顔)
いいんだ…今なら直しちゃってもいいんだ… -- キミ
- へへ…(親友に嬉しそうな顔をする)異世界おじさんみたいな改ざんを…やっちまうか!皆が寝静まった頃に! -- 御影
- いいんですよミカゲ!私は白狐モード開放とぶっ放せればそれでよかったんです!むしろ絶好の機会を与えてくれたおじいちゃんには感謝しかありません!感謝! -- マヒナ(白狐Mode)
- こんなエロかわいい戦闘形態をお出しされるとあれこのイベントそんなデカイ奴だっけ?とドキッとするよね。
だが私は修正する、その方が美しいからー! -- 御影
- 次ターンがある状況だとどうなのかなと思うけど今ならいいと思う!ではではお疲れ様!ありがとうねー!! -- キミ
- (深々と頭を下げて見送る)…次やる時は樒=サン達みたいな時間調整スキルをもっと磨かねばな…! -- 御影
- 死んでなかったか…!(引っ込む向こうの逢魔)
書いてた文章飛ばして焦ってたらこんな時間に…!お疲れ様でした御影=サン! 想定外の事態にも柔軟に対応していくワザマエ、とくと拝見させていただきました オタッシャデー!! -- 鏖魔
- オタッシャデー!
鏖魔=サンには中々上手く対応出来なくてすまなかった!遺言(遺言ではない)の一つも言っとくべきだったか! なんだろうねこの謎の文章飛ぶの?一応完璧に同じタイミングで?誰かと一緒に送信をすると起こると聞いた事がある -- 御影
- 遅ればせながら、お疲れ様でしたー!奈乃香側で関わってくれたのにあまり絡めなくてごめんねー -- かなえ
- いいって事よー、いつだってタイミングっちゅーもんがあるからね! -- 御影
- 相談スペース2 --
- 相談ツリー --
- え〜大変申し訳ありません、皆々様の攻撃が思ったよりも凄くいい感じで書いてて致命傷だなこれ!となっていったので次で攻撃ラストで良いでしょうか! -- 御影
- 全然大丈夫! -- 千歌
- はやーい!?(がびーん) -- かなえ
- 御影がそうしたいって言うのなら問題ないんだぜ -- かなえ
- 御影ちゃんのデバフすげーな!? イイヨッ! -- 灯華
- おっと状況加速。オリバくん大ピンチ。ならばやってやれ!
ところでまた世界の底がぶち破れる事するけど……異世界だから多分大丈夫だよな!(むせきにん) -- 刹那
- オッケ!やったれー! -- キミ
- なそ
にん 御影さんの思う通りにやっちゃって! -- 水内うず
- 皆が思ったよりいい感じに攻撃してくれてここで死ぬかぁー!ってなるの、あるよね…
(アイスの棒立ててお墓作る準備) -- 鏖魔
- またなのかいせつなちゃん(異能ブンブン丸する準備) -- 灯華
- すまねえ!ダメージ描写デカくしすぎてこれ以上やると形の無い何かと戦う事になるんだぜ! -- 御影
- 効いてる効いてると言う事ですね!(OKサイン) -- マヒナ
- 唯の肉ブロックに攻撃仕掛けるとかになっていったらもうギャグにしかならないもんな -- かなえ
- 皆強くなりすぎたんだな……ラスボス戦でパワーレベリングのし過ぎで(そのうちの一人!) -- 刹那
- うちぃ全然致命にならなそうなとこ狙ったんになぁ (怪異じゃなさそうやし) -- 片刃
- (おろおろ) -- ジュラ
- おれに至ってはカスダメのはず…(火力職に顔向けできない) -- 水内うず
- おかしい・・・アタシは寧ろ弱くなっている筈だが・・・ムービーカードが強いんだなこれは -- かなえ
- 爆裂四散のその更に先を殴らなきゃならないことになりそうなのあるからね…!!(回避しようとすると効いてなーいをやらないとダメなやつ) -- キミ
- あっメインタイトルが来た ホントにフィニッシュ近そう…! -- 水内うず
- ふふっ本来5人ぐらい想定で10人に殴られてるから実質2ターン!なので2ターンでオリバは落ちる!お前達の頑張り過ぎだ! -- 御影
- 昨今ラスボスがギミックで無敵かなにかを持ってる理由は大体こういう頑張りすぎで即死しないようにするのが理由な気がする。(付けてた人) -- 刹那
- 最近、登録キャラの攻撃力が高いよなぁ……(うんうんと頷くイベント完走組) -- 千歌
- (まさか…周回プレイを…?!という撃墜時メタセリフが出てくるヤツですネ…) -- ジュラ
- 最後の方にイベントやるとさぁ!こういうフル改造ユニット塗れなんだよねぇ!
そんぐらい強いのに倒された方がこっちは嬉しいけどねーーーーー!ボコボコタイム短くなってすまない! -- 御影
- だいたいコーザリティのせいちゃうかな思う (攻撃高いの) -- 片刃
- (口笛を吹く) -- ブレイズ
- 聞こえない聞こえない言いつつちゃっかり話を聞いてたかなえちゃん、効いても効かなくても興味深いと思う -- かなえ
- コーザリティカードモードを強くし過ぎたので封印しておいてよかった…今日は徹底的に剣技だけでいく。いった。 -- 灯華
- (突き抜けたあと爆発!ってポーズとると爆発するどっちかといえば超級覇王電影弾のような挙動をしにいきますね。) -- ジュラ
- (ブレイズもコーザリティ罪でお疲れ様会スーツ着て行ったらどうだろうという視線) -- 千歌
- 折角だからコーザリティを使い倒す俺だった。数がでかすぎるんだよな。 -- 刹那
- (このやべぇ数式割るためだけにコーザリティカード要るのでは? 持ってきておいてよかった。) -- 灯華
- セツナ=サンのクソデカ数式がオリバ=サンを襲う…! -- 鏖魔
- 離席しつつも間に合いました! -- マヒナ
- 自分の名簿で初公開するはずが時間の関係でこちらが先になってしまった…
と、いう訳で霧人君の新たなる力がお目見えです -- 創真
- キミちゃんのテキスト量がエグい! -- 水内うず
- (呪文入ると無駄に長いなコレ…って顔)いやまぁ刹那先輩のも私呪文に見えてるけども -- キミ
- 高度に発達した数学は魔術と同一である。(まだ工程が楽なのを選んでいるけど) -- 刹那
- (呪文は既に書いてるのを使ってるので変にテキストが長くなるのですという顔)
よく聞く言葉だけどそれ今かなり実感してるよ!っていうかこれで楽なの!?すごいね!?(一ワードも理解できてない) -- キミ
- 論文をwikiに貼り付けるわけにもいかんだろう……(そのレベルになると俺も理解できない) -- 刹那
- 本邦初公開が多くて見ていて楽しいですね! -- マヒナ(白狐Mode)
- 先手を取って神鳴手……これだけでいい。通るさ、私が通す。そうやって私は生きてきた…(突然のざくざくアクターズネタ) -- 千歌
- (見るという意味ではマヒナちゃんにものすごい癒やされてる顔)ちょおかわいい… -- キミ
- サービスプリンセス来たな…… -- 刹那
- 霧人君はこの後の物語もあるかもなので
この霧人は変身をするたびにパワーがはるかに増す… その変身をあと2回もオレは残している… --
- 相談スペース --
- 相談ツリー --
- という訳で今このタイミングを以て募集を打ち切ります!
戦闘10人!応援2人!ヨシ! -- 御影
- あっ開始は20:30となりますので憩っていて下さい。 -- 御影
- 開始即ボコなんかなぁ? 最初からコーザリティ状態でもええ? -- 片刃
- 登場→ちょっと会話→弱体化→戦闘なので開幕攻撃しても防がれつつ会話という形になりますね
勿論攻撃はアリアリのアリです -- 御影
- おっけ 会話があるならまぁ待っとこか
目的 お爺ちゃん?を取り戻す? 手段 ボコる? ???の理解しかしていないけどまぁ頑張るわぁーーー -- 片刃
- マヒナさん了解です、2日あるので出たり入ったりすればヨシ!
ボコるだけ理解しておけばいいかと思います!(脳筋) -- 御影
- 外野で賑やかし出来るタイミングを見計らうのみなので、おれの発言無くてもスルーして進めて下さいな…! -- 水内うず
- えっ大丈夫。連れてくよ(意味深) -- 御影
- エッまじで!?(感謝) -- 水内うず
- なんとかしてえなと思ったら無理やり引きずり込む転移なので(今考えた)
そういう訳で開始直前の顔見せです、石の扉に入るとそのままちょっと短めのエンディング流れます。 -- 御影
- ネトゲ友達呼んで来ればよかった〜 一致団結して石の扉から帰るNGシーンが…? -- 灯華
- 割と真面目に真顔になる相手はやめてくだち!あっ話し掛けてOKです、ただ今はほぼ無敵です。 -- 御影
- おぉっと問答無用で撃つところだった -- かなえ
- 荒らしへの一番有効な対応は相手にしない事だからね(ぞろぞろ帰る皆とポツンと残るオリバ=サン、終劇の文字) -- 鏖魔
- (K2の医者の団体が乗ったバスが水かぶって帰ろう!するコラを思い出す顔) -- キミ
- 質問だけどオリバ=サン的には見学勢の僕は別枝作ってそっちで発言した方が分かりやすいかな?
それともこのまま皆の発言と一緒に纏めた方がいいかい? -- 鏖魔
- そのEDに入ると私は不幸になるかなー!あっうーんそうだなー別枝の方が良いかな?私が誤解をする危険があるので…へへ。ただ返信は戦闘用の枝一纏めになります。 -- 御影
- 了解、それじゃあ別枝の方生やさせてもらうね!(にょきにょき -- 鏖魔
- 21:30頃更新します! -- 御影
- 御影さんがんばえー! -- 水内うず
- あれっ待ったなげえ!弱体化が異様に長え!とはいえ次から戦闘開始です! -- 御影
- 参加者が多いと必然語りが長くなってしまうイベントボスの悲しき習性…!長文お疲れ様です…! -- 鏖魔
- (分かる…する山伏)なるほどぉ!とてもいい手だねぇ!じゃあなぐろー -- キミ
- 案の定遅れた。今どういう感じ?乱入大丈夫です? -- 創真
- もっとこう…いい感じに短く出来るようにせねばな…!
あっ自動で飛ばされてくるので全然大丈夫ですよ、いつの間にか居ます。 -- 御影
- 最近音速破りと電磁抜刀に頼り過ぎたので基本に還る。暗殺者スタンス…地味? それはそう。 -- 灯華
- あっ二胡市の酸素燃焼と俺の乱気流は相性が悪いかもしれん!……まぁ酸素以外のものも吸ってるだろう エーテルとか? -- 刹那
- なんかすっごいエロ可愛い子が出てきてるんですけども!?(いい!いいよ!とマヒナにうひゃーする山伏) -- キミ
- こう… 乱戦で接敵すると味方の攻撃かいくぐる方が意外と大変そうやよね
(たぶんヒット&アウェイで避けながら) -- 片刃
- (マヒナのモードチェンジにむっ!とレスを打ちそうだねボタンを押す、その間0.01秒のハヤワザ!) -- 鏖魔
- いいんだ、接近戦を考慮しなかったアタシが悪い、何なら都合悪い部分はスルーしちゃってくれー! -- かなえ
- マヒナさんかと思ったら急にかわいいきつねがどんどん出てきた -- 水内うず
- あ 全然そういうつもりで言ったわけじゃなないからかなえも気にせんといてぇ?
こういう時 フレンドリーファイアは無いものとするのが暗黙のあれやねぇ いう話なぁ -- 片刃
- 皆で囲んで棒で叩く時はなんだかこう上手く全部当たるんですよね(可愛い言われてうにゃうにゃしてる -- マヒナ(白狐Mode)
- フレンドリーファイアあると俺も片刃ちゃんも何度か蒸発してそうだよな! 気にしない気にしない。 -- 灯華
- そして白狐には黒を! ぜひ黒(残月)を抱っこさせたいなぁ! -- 片刃
- 一杯人がいるときに避けたりフレンドリーファイアを盛り込もうするとね…本気で収集つかなくなるんだ…(トラウマを抉られたもの特有の目)
多段ヒット技があれば数発避けたけどダメでした!位はありだと思う -- 鏖魔
- そこらへんの命中判定処理はGM様に丸投げしますよ…フフ… -- 水内うず
- 攻撃する側も範囲攻撃使えなくなるしね…これはもー仕方ないマジで。 -- キミ
- 点呼 --
- 憩ってええいわれたし だらりとしてよか (だらだら) -- 片刃
- はいはい、私はいますね!途中離籍が確定してますけれど、その時は抜かして貰えればと思います! -- マヒナ
- 待機。まずは様子見から入ろう。得体が知れなさ過ぎるのでね! -- 刹那
- (そわそわ) -- ジュラ
- 応援枠にロリエルフを入れるのを忘れていた。出歯亀禁止かあ〜〜(待機) 憩っていこー -- 灯華
- 待機ー! -- 千歌
- よし、ここで待機だ。 -- ブレイズ
- うおーセーフでよかった!たいきー -- かなえ
- 待機んぬ! -- キミ
- 滑り込み待機(ズザーッ) -- 水内うず
- ちょっと遅れたけど帰宅!(実況スレを立てる) -- 鏖魔
- 相談スペース --
- 相談ツリー --
- これで参加者が居なかった場合は自動で何人かが参加した事になり天狗の足をぐにゃぐにゃに捻った事になります。 -- 御影
- 大変シツレイしました、担当の眼帯男はマンゴーをもぐなどの研修に送られたのでごあんしんください
因縁などただただ戦いたいだけでヨシ! -- 御影
- 参加希望者ツリー --
- スッ -- キミ
- ススッ -- 刹那
- 奇跡の力を見せてやる!(キャラセレクトボイス) -- 千歌
- 本気を出そうかな…!(キャラセレクトボイス) -- ブレイズ
- (今は戦力外なので背景で御影さんがんばえー!する) -- 水内うず
- 行けそうなら行きます -- 創真
- (するりするり) -- ジュラ
- 正直ニンジャと上手いコト戦えるかなぁ? と思とったんやけど
因縁特に出来んかったし 飛び入りOKとも書いてないし一応参加表明くらいしとこかなぁ って -- 片刃
- 参加希望を出しておきます!平日はリアル都合で遅刻もあり得えますけれど、表明だけは! -- マヒナ
- (後方腕組み見学勢、14日はお仕事で最悪見れないかもですが…!) -- 鏖魔
- ストライダー灯華みたいなノリで行くか悩みます(参戦希望) -- 灯華
- ううむ、因縁ないけど滑り込みだけどやはり出たい! -- かなえ
- --
- (これまでのあらすじ) --
- なんて事は無いある日、いつもの買い食いの道。たい焼きを買ってコンビニで雑誌を読んで怪異を殺す。普通の女子高生の一時だ。
訂正、少々普通ではないかも知れないが御影にとってはいつもの日常だ。 肌に当たる日差しは徐々に柔らかさを増してきており春の訪れを告げてきている。以前よりはそうではないものの疎ましく下らないもの。 その日常が崩れる、たい焼きを受け取り硬貨を渡した直後に腹部より生えるは青黒い手甲。 「あ…?」 何もかもが止まった世界の中でゆっくりゆっくりと体を振り向けばそこにはいつもの見慣れた愛しき服装、そして見慣れぬ顔。…いや!既に一度は見た忌々しき顔! ニヤニヤとしたイヤラしい笑みがより深く醜悪に歪む。 「偉いなぁ、念には念を押して虚空の速度で訪れたんだが認識ぐらいは出来るようだね?」 「おっと君達、出歯亀は駄目だよ?君達が見ているという事は私の同僚も見ている事になる。私はスマートに済ませたいんだ。」 何処かへと指をチッチッと横に振ればその腕を引き抜こうとする、このまま己を回収してこの話は終わり。 だが引き抜けない。メキメキという音を立てて腕が去る事を拒否するものがある。 「まあまあ折角来たんですからもう少し此処に居ましょうよ、上司に気付かれると駄目なんですよね?我慢比べしましょ?」 時が止まったと差し支えのない世界で女は流暢に喋りニマリと笑って見せる。口の端からゴボリと漏れるは血ではなく…青黒い呪い! --
- 「はははっ。成る程常に注意はしていた訳か!いやあなおさら偉い!良く此処まで鍛えたね私!」
無論無傷とはいかない、人体に於いてこれだけの大穴を開けられれば本来は致命傷だ。 怪物めいたモノを内包する御影でもここまでのダメージを負えば戦闘を行う事は不可能に等しい。 なにより実力差は歴然だ。天狗が思い切り引き抜けば容易く引き抜けてしまう。 仮に抵抗を見せた所で無意味とすら言える、だが御影はベローと舌を出して嘲笑い。 「ハナから勝負になると思っちゃいませんので、襲われた時点で貴方の世界に思念を飛ばしておいたんですよ。」 狙いはキミがこの天狗から引き出しておいた今はまだ人間を殺してはならぬという情報。 そしてあの異世界で見た天狗を空間諸共切り裂いた青騎士、映画でも見たあの男をこの天狗は団長と呼んでいた。 あの男に届けば、いやあの男でなくともいい。不正の証拠を現行犯で突きつけてしまえばいいのだ、この怪物を超える怪物共の世界へ。 「あの世界の魔物共はどれぐらいで気付きます?今どれぐらい経ちましたかね?証拠隠滅の時間はありますか?」 ニマニマと笑う御影に天狗はふーっと鼻息を吐き出した後感心した様に微笑んだ。 「この程度の事は織り込み済みとはいえよくまあやれるものだね、感心するよ。」 直後二人の姿がこの世界から消えた。 --
- 異界 --
- 面々は既に御影やフラグメントからある程度の情報を得ていた。曰くこれより戦う天狗の正体。
名を織部司、魔界での名は『知恵』のオリバ。 神と呼ぶべき何かによって全てが砂となり死に絶えた世界でただ一つ残った命。 その孤独は狂気となり怒りとなり世界を救わなかった神々の否定にまで至り天狗にまで堕ちた元山伏である事。 そして神々を殺し尽くす為にそれに匹敵しうる力を得んと無数の世界を渡った果てに辿り着いた魔界で敗北し…。 砕かれた魂は片や魔界へと降り片やこうして御影に取り憑いたのだと。 ただそこには数百年という時差があり魔界に降った側はかつての全盛期を超える存在へと至っているという。 天狗の恐ろしさはまず六神通に通じる事、仏道を学んだ彼等は仏の能力を模倣しこの世を自由自在に動かしうる。 次に道理の通じぬ膂力を誇る事、山を動かし川を作り出すのを瞬時に行う程に強く素早い。 そして何よりも不死不滅である事、仏道を嘲笑った天狗は輪廻から外れ魔道という無間地獄の中で暴れ続ける。 こんなものと戦えというのは厚顔無恥にも程があると言うしかない。何より自業自得と言えるだろう。 ただそれでも織部御影はこの怪異と離れたくないと宣い天狗に対して勝算はあると言う。 その勝算を語れば対策をされると御影は誰にも語らなかったが。 --
- ぐらりと皆の足元が突如揺らぐ、地震か?違う、世界が揺れたのではなく各々の存在そのものが揺らいだのだ。
既に経験のある者ならば、またはそういった事に深い知識があるのならこれが六神通を用いた転移だと気付けるだろう。 それも同一世界の転移ではない、遠く、遠く、世界と世界を跨いだそれは殆どの者に今までに無い経験を齎した。
そこに広がっていたのは一面真っ白な砂の世界と眼前の朽ちた教会。 空には無数の真っ白な月と一つの太陽が浮いている。それ以外の星々は無い。あまりにも奇妙な光景だ。 日差しには暖かさも冷たさも無くただこの世界を映し出している。白と黒だけで構成された静かな世界。 命の気配はしない。仮にこの世界の全てを精査出来る程の能力を持つ者が居てもある一点を除いて何処にも。 その気配は教会に一つだけ。いや正確には二つだが片方の気配があまりにもドス黒く巨大過ぎる為もう一つの気配が飲み込まれている。 その存在が何かを示すように轟音と共に教会の扉が砕けると扉の破片と一緒に織部御影が吹き飛ばされてきた! --
- (幾度か盛大に跳ね飛ばされながら砂に手と足を差し込んで急制動、御影は扉の奥を睨んでいる。)
いやぁ〜!すみません皆さん!ちょっと…まあ…なんですか…おじいちゃん取られちゃいました。はい大丈夫!大丈夫です! (顔は笑っているが青ざめて腹から血がドロドロと流れる様は露骨に大丈夫ではない、唇は震えていて瞳は露骨に焦点が合っていない。) 此処までは計画通りなんです、凄い、凄く、心が寒いですがはい、説明が足りてませんでしたが皆さんを此処にお連れしたのは私です! 私は、天才ですので!あいつが見せたのをそのまんま工夫すらしてやってやりました! あいつがほんの僅かにでも不味いなと思ったらこの世界に逃げ込むのは分かっていましたので!…ここはあいつの腹の中でもう終わった宇宙です。何度もおじいちゃんから聞いた世界。 (吹き飛ばされる過程で零れ落ちた女の血がズルズルと動いている、血と血は繋がり赤い線を敷き御影と教会の内側を繋げる。) すみません、何処で戦うか一言も言わなかったのはやばくなったら逃げれば良いとか思ってた人には逃げられたら困るなとか思って黙ってました。 信用が無いんです、信用が出来ないんです。恥知らずだと分かってます、それでもお願いします、…助けて下さい…。 (俯きながら女は弱々しく口にする、まるで病院のベッドの上で寝かされ続けた子供のように。) -- 御影
- (その御影の弱々しい声を遮るかのように教会から叫ぶ者が一人。青黒い衣装に身を包みニマニマと笑う男が壊れた教会の入り口に肩を預けている。)
おーい、すまないが君達の中で御影君の計画を知っている人は居るかーーーい? その懐にコーザリティカードが入っているから使うのかな?と思ったら君達を呼ぶのに使っただけなんだよ。 もしや何度か京都を救ったぐらいの彼等で私に勝てるとは思っていないよね?まさかまさか、目覚めた勇者相手でも良い勝負出来るよ私? (一々人を苛つかせるような身振り手振りをしながら天狗は嘲笑う、中にはこの声を聞いた者も居るだろう…フラグメント、織部司と名乗った怪異と同じ声。) それにほら、よーく見てごらん?18分の18、はい1分の1織部司で御座います。最後のピースは揃った完璧な私だよ。 (かつてキミに見せた時のように胸を張り両手で自分の胸に指を立てる、虚ろで凶悪な気配。世界に空いた穴とでも呼ぶべき大魔縁。) つまりはこれで話はおしまい(手をぐるりと回して)お帰りはあちらだ、今踵を返せば君達を元の世界に帰すとも。 こちらに一歩進む理由を良く考え給えよ、君達の人生は儚くも短いんだ。そして私は優しくないのでこちらに来れば君達をまともな世界には帰さない。 (パチンと天狗が指を鳴らせば皆の後ろに石の扉が現れる、開けば元の世界が見える事だろう。一方で僅かにでも天狗へと視線を向けようとすればその光景は歪み…良く似た世界を映す。) -- オリバ
- ほぉやねぇ 全然状況飲み込めてんのやけど?
助けを求める御影 と すごく元気な知らないおじさん? やったら普通に御影の方に付くんやけど? これで罠やったら 許さへんよぉ? 御影? (とりあえず 生身ではヤバそうやと コーザリティカードを解放して) -- 片刃@コーザリティ
- お、おぇぇぇ…き、きもちわるぅ〜…(京都から容易に離れない程度に衰えているので、この突然の転送は大層堪えてる様子。しかし、酔は一瞬で醒めた)
み、御影さん…!?なんだよ!何やってんだよもう!! (慌てて駆け寄ろうとするも、底が抜ける程の、ブラックホールのような圧倒的存在感を前に、思わず身体が硬直する) ……し、知らねえ…誰だよあんた。織部司さんは、そんなんじゃ… (だが、織部司が記憶に掠る事を話していたのも事実。現実を受け入れられず、引くことも進むことも出来ず、意味も論拠もない反論が口をついて出るしかなく) -- 水内うず
- (声を掛けてきたのはフラグメントと同じ声 しかしより邪悪と見える、皮肉たっぷりの口ぶり)
(数学者は肩を竦め、溜息を付いた)借りを返しに来たと言ったらこんなとんでもないものと相対させるのかよ織部。(単純に18倍したのでは全く収まらない それはそうだろう 魂の欠片と完全なる魂ではステージがそもそも違う) だが俺は約束を違えるつもりはないんでな。他所の世界に連れ出すなど、後悔することになるぞ織部某。俺達の世界の心配をしなくて良くなるんだからな 生憎と織部の計画とやらは知らん。聞くとお前が知るんだろう?(だから聞かなかったと、一歩踏み出して見せる コーザリティカードを起動して、大人びた姿へ変わり) -- 刹那
- (ある日、ある時、突然足元から何もかもが崩れるような感覚がした。ああ、と思った。いつか見た血の世界)
(それが虚空よりも短い時間脳裏に蘇る。知ってる。この感覚は、知っている。…そして、あの日手を合わせた時の事も) (そして、良く見知った姿が、見知った姿ではな形で眼の前に現れた。その腹に開く大穴。眼を見開き) ……大丈夫じゃないでしょ!?天才なのは認めるけどさぁ!(だが、彼女を治癒しようとは思わなかった) (何故か。これも知っていたから。教会の入り口に居る男。僅かたりとも意識を離してはならない…その男が、居ることを) (男が何事か語る前に、一歩、前へ進む。どうでもいい。やるべきことは、決まっている。天狗の口車なぞ関係ない) (ただ今この時、胸にあるのは、御影の言葉だけ。彼女が、事もあろうにあの彼女が、助けを求めた。ただそれだけ) ……オリバ。あなたが如何に悪智慧を巡らそうが、強大であろうが……あなたを倒す。 (御影は、手があると言った。ならば後はそれを信じるのみ。ただひたすらに、愚直に。ただそれだけだ) -- キミ
- うず……みんな。(状況把握、すぐに天狗を睨む)なるほど、あの御影が助けを求める。良いシチュエーションじゃあねぇか……
(嫌な汗をかいた。存在が異質だ、人の形を取りながらディアスポラ・マルス級の存在級位なのかも知れない) 私は弱い。多分、御影よりずっとだ。怪異に負けたことだって何度もある。 仲間に助けられなきゃ十七回は死んでるんじゃないか?(右手を、何かを求めるように前に突き出して) それでもッ!(突き出した手を、拳の形に握る)御影と一緒にいた間の私は誰にも負ける気がしなかったッ!! その御影が助けを求めてんのなら、お前に突きつけるものは拳と『NO』だけだッ!! (開いた手に妖精が輝きを統べるコンパクトを乗せる)変身ッ!! 願い守る薄紅の姫花!! プリンセスアベリア!!(白の輝きを纏って) うず、それはおじいちゃんじゃねぇ!! 敵だ!!(構えを取り) -- プリンセスアベリア
- ・・・・・・(転移は初めての感覚だった筈だ・・・しかし同時、何処か懐かしく思った・・・きっと、黄泉がえりの為に召喚された時の感覚に近いと思ったからかもしれない)
(とかなんとか考えていたら御影がぶっ飛んできて)よう、元気そうだな御影 ・・・・・・・・・って説明が長い!アイツをぶっ飛ばせばいいんだろ? (大仰ぶった仕草と長ったらしいセリフを無視してカードをスキャン、「パイロットスタイル」と「歩行戦車隊、前へ!」を起動) (二足歩行の戦車に飛び乗ると狙いをつけ、マシンガンをぶっ放す・・・大体「こちらに一歩進む理由を良く考え給えよ」くらいのタイミング) -- かなえ
- ここが、ツカサの言っていた世界ですか(転移の影響か、眩暈のする頭を軽く振って、気まぐれで滅んだと言われたその場所を見やる)
うむ、今の転移はミカゲの力であろうな、しかしまあ本当に殺風景な場所じゃのお……うぬ!(教会から溢れる邪悪なパワーを感じるやミカゲが吹っ飛ばされてくる) これはまた凄まじい力だのお、我はお主と争う事に利点を感じぬし、別に帰ってもいいのじゃが……我の主がお主の言葉は聞けぬというのでな 当たり前ですね!助けを求めてくる友達を見捨てるたりなんて出来ませんから!(他の者と同じ、石の扉に見向きもせずそう宣言し札を抜いた) まあそう言う事じゃ、お主もその力を、完璧な自分を試す機会が欲しかろう?その相手になってやると言っておるのじゃよ -- マヒナ&クロ
- いやおじいちゃん吸収されてんじゃん御影ちゃん。義によって助太刀する前に終わってるじゃねーか。おい。
あんた俺が芸術を得た時に居たあいつだな…? なるほど完全体なわけねクソが(彼我の戦力差は突き放されている) つばさもいないし帰ろっかなあ〜(と石の扉に向き直ろうとしたところで) ……なんてな(懐にあった黒い板を握り割る) 助けて下さいと言われて応えないわけにはいかねーんだわ。仲間が助けを求めてたら、なぁ。 特にあの御影ちゃんだぞ。言えたじゃねーかって褒めてやらないといけないわけよ。 (さて言ってはいるもののまだ攻略点は見えない。どこに打ち込んでも避けられる未来が、予知でもなくてもわかる。機を待つ) -- 『黒衣』の灯華
- (何もかも解らないことだらけだ、だがここにいて、やれること、今までやってきたことは…)
とりあエズ、殴ル。(地面もある、すっと構えて、殴る相手を見る。ミカゲサンが困っている、フラグメント・サンも囚われている。それに…) カンペキ、もうソレ以上ならないデスね?(自分からこれで打ち止めだと言ってくれるならこんなに簡単なことはない、あとは殴るだけだ。) -- ジュラ
- (砂の世界、その空を仰いだ)……僕は彼に恩義がある。
そのためなら………人間の姿を捨てることだって吝かじゃあないのさ……… (いつの間にか装着していた腕時計型解放器を手に)コーザリティ…因果。 僕が使えば……結果はわかっている………(躊躇いなくコーザリティカードをスラッシュした) リーセには帰りが遅くなると言っておくべきだったね。(背中を突き破って龍翼が生える) (虹彩が縦に割れ、体を突き破って赤龍の牙のような身体部位が生える) 真龍化………この姿だけは取りたくなかった…………(けど、仲間がいてくれる。彼らを守るためなら、僕は) -- ブレイズ
- (オリバ程の者となれば気づくであろう…いや、わざとぎりぎりで気づくようにしていると
己と敵対者しかいない筈の空間に、別の異物が入り込み、己の戦を覗いていると) さてさて、パーフェクト大天狗の力、見せてもらうよ…ってか御影ちゃん速攻ボロボロみたいだけど大丈夫かなあ まあ何とかなるでしょ、頑張れ皆〜(心にもない声援を聞こえない距離から贈る) -- 鏖魔
- 復活のニンジャソウル --
- (歩んだ者達に対し天狗が嬉しそうに拍手をしている。)いやぁ〜いつの時代もこうして誰かの為に一歩前に出られる人を見るのは嬉しいなぁ。
うんっでは君達には悲惨な未来をあげよう、何この場で殺しはしないよ。そんな事をすれば私が上司に殺されてしまう…ので君達は世界に殺されたまえ。 片刃君か…君の戦いはいつも見事だった、時代が、世界が違えばさぞや名の在る英雄になれただろうね。まあ君には名など要らないだろうが。 しかしそれは私も惜しいと思うので人類が敗北した世界なんかどうかな?無論君達の世界の隣にすら在る。怪異の勝利した世界だ。 …うず君?正直明日にも消えそうな君が居るというのが少々私には理解に苦しむ所があるんだが…。どういう理由で呼んだんだろう? まあ君の為に千歌君と共に返してあげよう、支えるっていうのは大変だぞぉ。どうなるか実に見ものだ。 刹那君!君の戦いは実に素晴らしかったなぁ、パラドックスの在り方も面白かったがそれを全否定する君の数式! うんその計算能力を以て君が男のままであり蘭京香が生きている世界でどう生きるかを見せてくれ、まさに君こそパラドックスとなる世界だ! やーキミ君!我が師の血脈!やはり来たね!君達は揃いも揃ってアホウだが君はその中でも特別だ!言っただろう温羅との戦いで君は生死を分かつと。 なので君には君の思うよりも温羅が強い世界へ返してあげよう、何事も試練は大きい方が良いからね。我が師への恩返しさ。 千歌君か、御影君が頼るなら君だと思っていたよ。奇跡、素晴らしい言葉だよねぇ…私も君の友人達が帰ってきた時はグッと来た。おめでとう。 しかしオルタードゥームは広大な多次元宇宙でも単一だ、となるとその後皆事故死した世界が良いかなぁ? おっとかなえ君か、彼女が忘れ去った玩具の一つじゃないか。可哀想に、その生に真に求められたモノは無く身体はツギハギのフランケンシュタインだ。 そんな君には怪異とはまた違った世界が良いかな?ある邪神によって人の形を失った肉だけの世界、まあ、この世界に良く似てけれど続いてしまった世界だよ。 やあマヒナ君にクロ君、先日は私がシツレイをしたね。だがこの通り最早事態はどうにもならなくなっている、クロ君との約束は守られる事は無いだろう。 そういう意味では君達には申し訳無く思っているし普通に返そうと思うよ、まあ恐怖を植え付けてからだが。 灯華君!先日は私の同僚と何かを話していたようだがこの件についてかな?残念だがあまり意味は無かったようだね。 しかしなあ君の周りにはあの妖精共が居る、あれはまあいいんだがその上に目を付けられる可能性は…ま、いいか。つばさ君の居ない世界なんか楽しそうじゃない? ジュラ君は聖女としての完成おめでとう!外の脅威に対抗するというその意志!実に素晴らしい!君も元の世界に返してあげるよ! そして私が騎士に過ぎないという事を持ち帰るといい、我々は12人居りそれを纏める団長が居てその上に魔王が在る。その魔王と同格すら数十と居る魔界をね。 ブレイズ君…長い旅路実にご苦労、君の日々は無駄ではなかったね。とはいえ君の日々はこれからも続くという事さ。 頑張ってくれ、今度は何万年かな億行く?私の作る因果もしつこいぞぉ、でも結局君が救ってくれるから私も上司に怒られなくてWin-Win! -- オリバ
- 鏖魔君〜すまないが私の弱点を見せられなさそうだ、御影君の計画とやらがこの程度の事なら話にならないんだよ。
私達は汎ゆる天を破壊する事を使命としているんだ、地にかかずらう様な程度の存在だと思われるとは悲しいね。はははっ。 (その口から醜悪な言葉を連ねる、だがこの天狗が望むのならばそれは容易く可能だというのを肌身にすら感じるだろう。) -- オリバ
- ダマラッシェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(女の叫びが白と黒の世界に響き渡る。)
さっきからベラベラベラベラと都合の良い事を並べよってからに!計画通りだと言ったでしょう! (スーッと女は胸いっぱいに空気を吸う、悔しいが、皆が帰らずに残ってくれた事が何よりも嬉しい。) (忌々しいが、胸の中に何か温かいものがある。今まで織部司が居てくれたのに良く似た暖かさを感じる。) さあて御開帳!何故私がおじいちゃんを簡単に取られたのか!何故私が血の道をあいつと繋いだのか!何故コーザリティカードを隠し持っているのか! 全ては簡単な事です!おじいちゃんと私は契約をしていない!保留をしたままだからだぁ!あの日私はおじいちゃんの手を取らなかった! だから今日その手を取る!我が血を以てええええええええええ!織部御影は織部司と契約するぅうううう! (なんちゃって九字護身法の印を切れば御影は自身の血の道にその両手を叩き付ける。) (本職から見ればメチャクチャな方法だ、契約も何も理解していない。だがいつもこうして御影は無理を強引に通してきた、己が六神通を以て。) (血の道が蛇のようにのたうてばバチン!と天狗の肩が一瞬光が迸る。) -- 御影
- (バチリと肩に走る感覚、異物感。肩をぐるりと回そうとしてその重さに訝しげにする。)
あーあーあー、そういう事か。本当に馬鹿だね私、彼女の負担を少しでも減らす為に義務すら取り払って助け続けてたのかい? とはいえ所詮はこの程度さ、君が取り込んだ私を起こした所で酒を飲み続けた翌日の体調よりも全然軽いよ。 -- オリバ
- いえ?まだこれからですよ、あっそうだコーザリティカードの説明は不要ですよね?全盛期の姿、ただこの使い方正しい用法ではないと思うんですけどね。
(御影の胸は豊満であった。その胸よりカードが溺れ落ちる、血溜まりの中へ。) (ポチャリと沈んだカードはそのまま血に飲み込まれると御影の髪が半分真っ白に染まっていく。その気配は憎しみの熱持つ悪魔のようであった。) (それと同時に血を伝って天狗の肩が暫しの間奇妙な程に膨れ上がる。)全盛期ってのは良い言葉だなぁ!この場に貴方が居るんですから!ええしかし私にとっておじいちゃんはおじいちゃんただ一人だけ! 存分に力をこの一時取り戻して下さい!そんでそいつを縛って下さいおじいちゃん!…何処まで力を取り戻せるかは知らんけど!すいません皆さん! (御影が血を持ち上げればいつの間にか赤い紐となり御影と織部司の腹を繋ぐ、事前にその血を付着させていたのだ!) なのでー!起きろっ!馬鹿共ーーーーーーー!!!ある世界で死者を喰らいに喰らった織部司!お前の生への渇望はこんなモンかぁーーーーーー!!! お前もだ周囲を洗脳しまくった織部司!手段も何もかもクソッタレですが!全ては目的があったからでしょう!それを横から掻っ攫われた怒りを思い出せ!! お前らは要らんが!!少しでも悔しいと思うのならこの糸を掴んでそいつを抑え込みなさーい! (織部司の上半身がまるでふぐの様にぶくぶくと膨れ上がる!まともな生命体ならこの時点で最早絶命しているような光景だ!) -- 御影
- (だが響いてきたのは笑い声だ。)いや、いやいやいや。はははっ。いやー面白い!成る程こういう手かぁ!
(嘲笑いながら天狗の身体は凝縮されて元の形へと戻っていく…御影の計画は失敗したか?)
(否)
(あからさまに天狗の顔色が悪い、演技を抜いても露骨なまでにその力がしぼんでいる。) (胸にこびりついた血の糸を引きちぎり教会内へ引き換えした時点でこのままでは不味いという証拠だ。) スゥーッ!ハァーッ!(独特な呼吸法!一つ息をする度に天狗の力が取り戻されていく!) (このまま息をつかせぬ猛攻で仕留めるべきだ!) -- オリバ
- 話が長いなぁ (話が長いなぁ)
ちゃんと息継ぎしとるかぁ? なるほどそうかぁ 自分天狗やったんやなぁ? (どこ情報かわからない情報を拾って) うちなぁ 一回 天狗の鼻ぁ 叩き斬りたいなぁ思っててんやぁ? もう 斬ってええ? ええかぁ ええよね? 色即是空 「翡翠(ひすい)」 (一瞬で間合いを詰めれば 特に長くもない鼻を削ぎ落とさんと斬撃を走らせる) そん鼻 置いていきぃやぁ? -- 片刃@コーザリティ
- さて、話した内容がどうだったかは……無駄にはならんはずだがね(心に浮かべる事もなく。ある種の精神防御だ)
いや、意味があったみたいだ。聞いた通りだからな!(御影の声を、計画を聞けばそうニヤリと笑って) (呼吸法で回復し始めてすぐに縮地で間合いを詰める。動きは怒涛の様に。しかし剣の軌道は静謐に) (驚・懼・疑・惑・緩・怒・焦。全てを取り払って空に至った心で) (音より速い剣ではなく。意識の間隙を通す透明な太刀) (早くないのに、遅いのに、天眼にすら見て取る事が難しい。そんな7閃が放たれた。狙いは特殊な呼吸法の邪魔を…巡らせる気を絶たんと放たれる!) -- 『黒衣』の灯華
- いエ、ワタシ…完成シテない…聖女でも、ナイ。ニンゲンでもなけレバ、怪異でも、ナイ。(自分の定義をどこに置くか、『これが自分だ』というものを定めすぎようとするからこそ狂いもすれば矛盾も生まれる。)
(現に、身体をいくつにも分け自分を自分以外の何かとして力を求めればあのように矛盾し反発しあい、完璧が聞いて呆れる不完全なカタマリにしかならない。) (『反面教師』を見ながらジュラは膝を付き、力をタメて…)
號槌・虎嘯砲!!
(どうぞと言うときに打ち込まなければ意味がない、遠慮も、手加減もない。燃え滾る炎が虎のような形をとったエネルギーの塊が、完成したという天狗に向けて放たれる。) -- ジュラ
- それはそれはご丁寧に痛み入るのおオリバよ、しかし、ずいぶんと顔色が悪い様じゃが、それで我と我が主に恐怖を飢え付けられるとでも?
我はともかく、マヒナの心を折るのは中々にしんどいと思うがのお(そう言って笑えば、教会内へと入り込んだオリバを小さな足で追う) 力を取り戻させはせぬ!影蛇天蓋!(その姿を囲うように影の天蓋を作り出し、そこから黒き槍を無数に吐き出す!天から落とされる雷の如くオリバを襲う) やるぞマヒナよ! -- クロ
- OK!クロ!……白狐モード!(己に秘められた陽の霊力を開放する、持ち前のブロンドがより白に近い輝きとなり、そこからぴょこんと狐の耳が飛び出せば)
(その背中には巨大な四つの尻尾が現れる、四尾の白狐、かつて日輪の白狐と呼ばれた天狐である) えっと、き、狐火!ですね!(たどたどしい、いかにも慣れていないと言った体で放たれた白い輝き、火とは名ばかり、彼女の内面をそのまま形にしたかのような) (真っ白な光球が真っ直ぐにオリバに向かう、練り上げられてはいない故の、ただ霊力に任せた暴力的な一撃だ) -- マヒナ(白狐Mode)
- くそっまるで効いてねぇな?火力不足とかそう言う次元じゃねぇ(なんか言っているが銃声で聞き取れない、聞く耳は持たない)
お?・・・何かやってんな?良いぞやれやれっ効くならなんだっていいぞ!(にやりと笑い、御影を応援) ・・・なるほどね、自分の一部だけ・・そういう用法もあるのか(考えてみれば、自分の全盛期を発揮したからと言って、伊邪那美の力を封印するという誓いを破る必要はない・・・自分の全盛期を発揮しうる因子は、少なくとも後3つはあるのだから) 綱引きだけで勝ちきれるほど優しくはないみたいだが・・・隙がでけぇぞ!!(戦車から焼夷弾をぶっ放す、この手は使いたくないが、この手が恐らく有効だろう、オリバ周辺の酸素を燃やし尽くす算段だ) -- かなえ
- (門外漢の刹那が見ても分かるほどシッチャカメッチャカな契約手順 しかしそれでもそれは成るのだ 己が相手に誓いを立てたという行為こそが重要)
よくぞ吠えた織部。憎しみの一念で人を想えるならお前を嗤うものなどいまい(フラグメントであったものが織部司から這い出、己の17/18を縛る様に口角を上げた) 以前から見てきたが、お前たちの呼吸法こそ力の源であるらしいな。ではお前は乱気流の中でその呼吸を正しく続けられるか? (「ディザスター・リポート」を起動、教会の中は突如として気圧が乱れ、竜巻が、突風が、乱気流が、凪が、瞬きごとに目まぐるしく切り替わる!) (時に押し寄せる大気が肺腑を傷つけ、時に空気は逃げ吸うべき物が失せ、時に低気圧が反転した高気圧が呼吸を遮る) (それは天狗の呼吸法が繊細なバランスによってなっているであろうことを見切ったが故 それでもかの天狗ならば幾つかの隙間を見切るやも知れない だがそれにばかり気を取られれば他の仲間の攻撃が割り込む) -- 刹那
- (温羅がもっと強い世界?知ったことか。どんなに倒すべき敵が強かろうとも、やるべきことは変わらない。今行うようにだ)
(だが…もし、その世界が別の世界ならば、それは困る。自分が居なくなった世界で温羅を倒す物がいなくなる) (そしてその世界には…あの二人が居ないかもしれない。それは…もっと困る。だから。御影が動いた時、すぐに自身も動いた) …そういうことか!いけぇ、やっちゃえ、御影!!(なんと雑な九字。なんと雑な術。しかして術に必要なのは形のみあらず) (何よりも強い意志。思いこそを形成せば、それは成ろう。人が天と地に通ずるためのすべ。それは…そんな人間の思いが紡いだものだから) 前鬼後鬼、招来!!(己の右手で左腕の紋様を、左手で右腕の紋様をなぞる。途端に生まれる赤と青の光。それは混じり合って紫の光のようにも) -- キミ
- どうにも流石にこりゃ楽しむなんてぇ言えた相手じゃねぇな。オイ糞天狗よ、あの血の世界でぶん殴れなかった鬱憤、今晴らすぜ!
(赤い光から赤鬼が現れれば、金棒を構えるやいなやその硬度、太さを強化、砂の地を蹴り教会へ引こうとするオリバへ突進。力を取り戻す隙など与えないと) <懊悩よ:諦観よ:豊葦原に嘆き:この腕に満ち溢れ:捧げし血肉貪り尽くせ>!! (膨らむ鬼気。それに比例するように赤鬼の身体が一回りも二回りも膨れ上がる。その全身の筋肉が、鬼気に比例して脈動する) オイオイ逃げんなよ!悲しいぜぇ!(突進の勢いそのままに、超腕力のそれを持って、金棒を叩きつけんと) -- 義覚
- ……策士、策に溺れる、といった態だな。貴様の間違いは、たかが人間と侮ったその小娘をまず始末しなかったことだ。
(青い光から青鬼が現れれば小太刀の金棒をゆらり揺らし、二重存在へ。2つとなった金棒を両手に持ち、たっ、と地を蹴り前へ) <透徹する血塊:溢れだす獣の牙:螺旋:閃光:大海は嵐を看取る>(生まれるは風の刃。人など一刀両断にする鋭利な刃だ) <透徹する血塊:溢れだす獣の牙:螺旋:閃光:大海は嵐を看取る>(そしてもう一本の金棒からも風の刃が生まれ、十字の刃に) (そしてそれを…音を越える凄まじい速度で狙い違わずオリバへと放つ。先のオリバには通用しなかったろうが、今の男になら) -- 義賢
- 逃げるな。(飛び出して殴りかかる)奇跡の魔法少女の名に置いて。私の仲間を侮蔑する奴に奇跡は訪れない。
(殴打、殴打!! 因果律兵装、輝甲ゼロ・リグレッションによる殴打!!) お前のような奴には奇跡の反対が来る。(御影がそうであったように、一撃で仕留められない相手には何度だって拳を浴びせた) 滅びという名の………必然だぁぁぁぁぁ!!!(最後に正中線五連撃) -- プリンセスアベリア
- (千歌の無事を確認し、身を寄せつつもオリバの言葉を聞いて居たが)
…御影さん…!(何をしたかは分からなかった。だが…何が起きたかは火を見るよりも明らかに認識できる)やってくれるじゃん! ……そうだな、アンタらのスケールから見れば、おれは…明日には消える身だ。 だけど…(そうだ、退けなかったのではない。「退きたくなかった」のだ)だけど!そこの二人に滅茶苦茶徳稼がれちゃってるんだよねっ! それに、割と粋な気遣いしてくれたのは嬉しいけどさ、一つ訂正させて貰う。 千歌とは、おれ達は一人で支えるんじゃねえ…支え合って生きて行くんだよ!その様を…後で存分に見せてやるっ!!(オリバの元へ駆け寄って思いっきり…噛みつかんとする!) (今まで一度も使用する事のなかった龍の毒だ。恐らくオリバからすれば、チャドーの呼吸1回で解消できそうなもの。) (だが、1回…その1回のロスを生めるなら上等!) -- 水内うず
- 遠慮しておこう、リーセとのディナーが待っているんでね!!
(真龍化した竜人、ブレイズ・パラドックスの姿がかき消える) (逃げた方向から現れる)技の名前でも叫んでみようか。 ディザスターユニバース!!(何の効率も特殊な効果もない、ただの振りかぶった右拳の打撃だ) (それが星の核の力を持って相手に襲いかかる) -- ブレイズ
- (一行の頭上、オリバの視界の中に異界の空間を割って出現するひとつの物体)
(黒い硬質の輝きを持った一振りの槍オリバの視界にそれが認識されるより前に、オリバの体を通過し背後の床に深々とそいつは突き刺さった) -- 創真
- はは、宇宙の理すら知ってるくせに演技は大根なんだね(清々しさすら感じる笑顔
ああ、勿論手を出したりしないとも…これは君の戦いだ、この場における僕はただのギャラリーだしね…それに (既にこの世にいない本来の姿見逢魔を思わせる、陰湿で邪悪な笑みに一転して変わり)呪術師の恨みってのはね とんでもなく粘着質で性質が悪いんだ…なに、君だって僕の数少ない知人だ、応援位はしてあげるさ (明らかに以前格下扱いされたのを根に持っている事を暗に告げながら、戦いの行末を見守る…) (そこに自身の力となり得る技が、力が…そのきっかけがあると確信めいた予測を以て) -- 鏖魔
- ニンジャソウルネヴァーダイ --
- はははっ。はははははっ。いやあ…これは参った!すまないが軽く遊んでから君達を返そうと思っていたがそうも行かなくなった!
君本当に現代人!?(来る場所が分かれば対処は容易いとでも言うように鼻を金属質へと変えればガキィン!という音と共に受け止める。) (だが想定を超える威力であったのかその鼻はメキリと折れた、鼻で行う呼吸法が阻害されたがしかし口で行えば良し!) ちょっと同僚とは仲良くしとくべきかなぁと思わせられる…よ!(折れた鼻を戻しながら片刃をそう評しつつス…と意識を紛いモノの空へと至れば灯鼻の6つを素手にて弾く、7つ目が届けば内より湧く青黒い何かが傷口を固めた。) はははっ。それは良いね、若人の成長は留まる所を知らないと言った所かな!(飛び来るジュラのエネルギー塊をその両手で受け止めぐるりと身体を回らせて後方へ、ジリジリと手から煙が吹く。) そうかいそうかい!ならば絹を裂くようにその心を傷付けてあげよう!(タン、と足踏み一つ。反閇、道教の術法だが地より現れるはナメクジめいた不定形の生物!グチャグチャと不快な音を吐き出しながらクロとマヒナの影と光を受け止める。だが代償は動けぬ身。) はははっ。残念!既に生物の枠は超えているよ!この呼吸は酸素に非ず!(とはいえ何もかもを防ぐ程の万能性が今は無い、プッと一つ息吐き嵐が焼夷弾を吹き潰す。) とととっ!最初から全力だねぇ君達!(その嵐が吹き飛ばされれば否応無くその片手を嵐へと差し出し…グルリと捻れば吹き飛ばす。天狗とは災害の権化なのだ。) 耳が痛いなぁ!いや、だが殺すのはご法度でねえ!我等の恐ろしき大魔王様を怒らせてしまうのさ! (片手で鬼の棍棒を受け止める、だが容易い事ではない。天狗の腕がメキメキと膨らみ剛力で防ぐものの風の刃を身体に喰らい吹き飛ばされる。) ではこれで滅びなければそれは必然じゃあないねえ!(吹き飛ぶ最中に千歌の拳が迫れば男は全身金属色に。べきべきとひび割れる音。) …理解出来んねっ!残り少ない命でありながらそうして抗おうとする姿勢が!(うずのその賢明な攻撃を金属のままに受け止める。) (そして来たるは両サイドからの規格外の拳と貫き、傷付けたという結果のみをもたらす槍。) いやあ…良い教訓になったよブレイズ君に創真君、こればかりは反省するしか無いが…(全身がひび割れ青黒い血を流しながら天狗がへらへらと嘲笑う。)皆素晴らしい、息すら出来ぬとはこの事だよ、吐き出してばかり。 鏖魔君、良いモノ見せたげる。(ニイイ…と天狗が深く笑う、今までに無い笑み…地に落ちた青黒い血液は床に触れた瞬間ブクブクと全てを融解させて汎ゆる存在の融解を開始する。) (殺してはならぬと自分の口で語っておきながら汎ゆるを消し去る熱で何もかもオジャンにしようというのだ。) -- オリバ
- (その超熱量が拡散しようとしたその瞬間プクンと一つ泡立つだけで終わってしまった。)
(原因は床の血だ、赤い赤い血、天狗の持つそれとは違い人の持つ色。) (その赤が青黒が地へと辿り着く前に飲み込んでしまったのだ。) いやぁ〜見ていて良かった鏖魔との戦い〜、やると思ってましたよ。同じ色を持つから分かります、便利ですよねこれ。 血からでも行ける、何処からでも行ける、それでいて効果は抜群! とはいえ何で私もコーザリティカード使ってたか失念してません?私も同じモノ持ってますよ?天眼駄目になりました? (ぜえぜえと息を荒くしながら女が教会の入り口に肩を預けている。) ああでもすいません、ちょっと後やる事あるので最後のぶっ飛ばしは皆さんにお願いします…。 (ズルズルと崩れ落ちて膝立ちになる。)イサオシを勝ち取れーーーーーーーーーー! -- 御影
- なんやぁみるみるHP削られてんかぁ自分?
だいじょぶやぁ? 悪あがきはみっともないよぉ?
色即是空 「黒檀(こくだん)」 (黒い小刀が投擲され オリバの影に突き刺されば) (まるで呪われたかのようにオリバの動きを止めることだろう) (もしかしたらその青黒い血液の動きさえも)
ふふふふ 影縫い やでぇ うち唯一の ニンジャ技 くらっときよぉ -- 片刃@コーザリティ
- (弾を打ち切った戦車から飛び降りると・・・「ガンマンスタイル」をスキャン、姿を変じて)
(加えて「論理的罪王」のカードをスキャンする・・・この異能は、攻撃する相手が罪を重ねていればいるほど自分の攻撃力がアップする) 魔王の部下は罪深いか否か・・・お前はどう思う? (コルトSAA・・・ピースメーカーを手に、オリバ目掛けてぶっ放す) -- かなえ
- (万物溶解の力を見て一瞬、身が竦む。ここまでか、と思った時)
(御影がそれを打ち消していた) おい、教えておいてやる。(両手を花開くように組んで) 御影は!! 私の親友は!! てめぇなんかに負けたりしねぇー!! (全ては神鳴る手の導くままに)それを覚えておけよ、悪党ッ!!(神鳴手、白の極光が放たれた) -- プリンセスアベリア
- 人間の姿のままだと耐えられない熱……か。
(異形化した腕を顔の前で交差して構えて)キミも受けてみたらどうだい?(そのまま腕を降ろすと、口から熱線を放った) (D-ブレス。全てを蒸発させる超熱の輝きが真っ直ぐに向かう) -- ブレイズ
- 同僚とは仲良くすべきだぜ…こんな風にな!(1点しか当たらず、しかし手応えはあった。元より自分が仕留めるのではなく、息つく間を与えぬための速攻だ)
(仲間の攻撃が通ればよい。そして、通っている) 天狗の最強同士の相殺か、面白い……さてさて(ここが勝負の分かれ目。御影の狙いを成就させるために何をするか) ───無月 (オリバの周囲を回転する。灯華が4人に分かれて見える。分身ではなく、縮地の極み。) 散水──! (無数の斬撃。打ち上げ、叩き落す。威力ではなく速さで逃げ場を潰す剣の檻だ!) -- 『黒衣』の灯華
- カンペキでキュウキョク…ソレは、止まるコトと同じ…(強者はなぜ強いのか?こうしている間も、瞬間瞬間にも強くなり続ける、力だけではない、全てにおいて進化し続け止まらない者こそが…)
(その瞬間ジュラは駆け出していた、止まらないってそう言う事?と思われるだろうが駆け出してしまったのだからしょうがない。爆心地という言葉も生ぬるいその真っただ中に、全速力で。) いまのワタシの、全部…燃やして輝く…!(太陽と月は何が違う?サイズ?質量?この場合は自ら輝けるかどうか、この瞬間ジュラは自ら輝く太陽となってその力を極限まで高める。)
灼熱ッ!日 光 掌!!
(先ほどのように受け止められようとも、その身体ごと貫き、焼き尽くし、照らし出す、太陽の光を身に纏って突き抜けていく。) -- ジュラ
- うがーっ(金属を噛んだ、つらい。だが…御影が今、新たな活路を作ってくれたのだ!それを無碍にできるものか)
仕方ないじゃんっ、おれだってこのまんま終活終えるつもりだったよ!でも…沢山できちゃったんだよ、死ねない理由が! 盟友も、友達も…その一つだ、御影さんに加勢できるんなら、微力だろうが死にかけだろうがなんだろうが…やってやるんだよーっ! (もう一回、もう一回だ。金属だろうがなんだろうが噛み砕いてやろう) そうだッ、御影さんは…お前に負けたりしねぇーっ!!(プリンセスアベリアに同調し、突っ込む) -- 水内うず
- もっと集中せんかバカ者が!(力が弱まった自分ならともかく、万全な白狐モードまで一緒に防がれたのは怠惰の一言でしかない)
(私が主なのに酷いですクロ!と言う抗議を無視して)ふん、ならきちんとやって見せるのじゃなマヒナよ! (薄く薄く引き伸ばされた黒い刃、物質どころか霊気すら切り裂く刃を放った!) -- クロ
- (恐るべき熱量を含んだ青黒い血液が何もかもを融解させようとした その光景を青ざめた顔で見ていたが)
(その反存在となる御影の赤い血が飲み込んでしまい、天狗の奥の手は不発になってしまった) 無限熱量?有限だが世界を溶かし切るほどの熱量?何れにせよ無茶をする。だが、それも織部の読みの内か 天狗同士では天眼通は通用せんのか? ともかくだ。オルタードゥーム以上に危険だと判明した以上、私も本気で掛からなければならん。ここが異世界だと言うなら世界が吹っ飛んでも問題ないよな?私は責任をとらん。 (あまりにも無責任な発言をし、オルタードゥームのときよりも一際大きな関数を組んでいく 世界を吹き飛ばしかけた関数よりも更に異常な、極大関数を) 『if m=0, B(0,n)=n+1』『if n=0, B(m,0)=B(m-1,1)』『otherwise, B(m.n)=B(m-1,B(m,n-1)』 (三つの式はオルタードゥーム戦で用いた「アッカーマン関数」と同一のもの しかし。) 『g(x)=B(x,x)』『S(m,f(x))=(g(m),g(x))』 (それよりも巨大に、それよりも複雑に定義を広げる。そして) 『SS(m,f,S)=(S^f(m,f),S^f(m)))』 (もう一回りの関数が更に魔法陣を広げていく 関数で関数を作る巨大数の制作過程を、更に関数を掛けて回数を急増加させる恐るべき数式) 神や仏の司る数はまだ物差しがあるものだ。弥勒菩薩の来る年月は56億7000万年。秒に直したってまだ自然数で書ける。 他の神々にしたって何かしら宇宙の中に尺度を持つものだ。だが数学は違う。数学は数学そのもので尺度を作らなければ大きさすら測れん所まで来た 論文の証明に使われた最大の数であるグラハム数ですらこの関数が繰り返す3回目の工程で既に余裕で追い越してしまう この数はただ大きい数を作るためだけに作られた。それでも無限には遥か届かん。巨大数とは無限を理解する為の階だ では何回関数を繰り返すかって?64回だ。 F1=SS^63(f0,m0,S0) (投げ入れられた架空のキューブがオリバへ目掛け恐るべき速度で増殖し迫る 無限を喰らうオルタードゥームを襲ったものよりも遥かに早く、遥かに多く!) (世界一つどころか複数突き破ってしまいかねないほどのキューブの波が、魔王尊たる天狗を押しつぶさんとする 灯華に目配せし、緊急時は頼むと再度依頼し) -- 刹那
- 経験も修行も足りないのは分かってます!だから!(取り出すはムービーカード魔法少女、チカから譲り受けたそれを解放機に通す)
(光から現れたそれは、思いを力に変える魔法少女のロッド、それを掴み振り上げた)だから、これで補います! ミカゲ!待ってて下さい!今、取り戻して見せますから……!Open...Fair!!(友達を守りたい、助けたい、その思いに準じるかのように、一発か先程の10倍は有ろうかと言う光弾が放たれた、それも単発ではない一気呵成の連射であった) -- マヒナ(白狐Mode)
- (床に突き立った槍の石突に学生服の創真霧人が舞い降りる)
…『黒閃』…(今使った技の名前を呟き振り向く霧人。その前髪の一部が白く変色している) (その容貌よりも、浮かぶ疑問はひとつ。どこから現れた?行方を追えば彼の上に空間の裂け目ができている) (見る者が見ればそこからやって来たのだとはわかる。が…以前の霧人にそのような力はなかった。あるのは物を作り出す能力。それだけだった) (周囲の疑問をよそに男らしくも白い手を上げ)『極刑王』(呟き、指先をスナップするや) (霧人の異能がオリバの『体の中』で行使された。肺や心臓、オリバの中核をなす器官を中心に、突如として発生した黒い槍達が宿主を食い破らんと、体内から外へ爆発する暴れ狂う) (蝉の体の中で成長し、何れ宿主を突き破り殺す植物の様にごく自然に、ごく当たり前のように発生する現象。しかし出現するのは植物ではなく寄生された事実もないが) (まごう事なくオリバの中で『創造』された。それはもう『創造』では断じてなかった) (理を捻じ曲げ、新たに創り出す異能。『創理』とでも言うのだろうか) (目の前の敵を冷ややかに見据える霧人。進化した異能を行使した結果か、白く変色した髪の部分がさらに増えていく) -- 創真
- <湧き上がる湧き上がる:獣の性を抑うなかれ:成すべきではなく:あるがままを行い:人の皮を脱ぎ捨てよ>
<微睡みに身を任せ眠れ:組み敷き蹂躙し犯せ:歯を突き立て喰らえ:獣よ:獣よ:是則畜生なり> (ぶわり、と赤鬼の妖力が爆発したように膨れ上がる。それはかつてない程に。鬼の身体がぼこぼこと物理的に膨れ上がる) (それは筋肉だけではない。変容とまで言えるような変化。鬼が人の形を捨てたのだ) <食えぬ掴めぬさりとて抗えず:その手に掲ぐ物は全て消え失せ:その口が喰む者は全て腐れ落ち> <無財:少財:多財:口にせよ口にせよ満たされぬ:腹に納むるは己の罪よ:是則餓鬼なり> (かつて開祖役小角に与えられた人の姿が、消える。そして彼と契約する前の、真なる鬼の姿へと) (天と地の間に、無為自然に生まれた鬼。山の気の顕れ。その具現の一つの形) <殺しまた殺し殺され殺せ:強奪し収奪し簒奪せよ:妙楽に浸り蕩け果てろ:あらゆるを飲み干し溺れ> <神仏を貶め否定せよ:欲のまま童を犯せ:父母を:聖者を:尽くを鏖せ:そして:尽くの咎を受けん:是則地獄なり> (三悪乱我特質鬼言。それは、本来三つの道を巡り終えて赤鬼が到れる境地。そこへ今、強制的に辿り着く) (赤鬼が。白い世界になお赤き、全身を赤い肌に包み、その額に大きな一本の角を持ち、炎のように赤い髪を持ち) (かつての自身より、更に高きその妖力。雄々しき赤鬼の姿。各地に残る伝説の鬼の姿にも似た、その心影の大本の一つ) (その膂力は既にただただ純粋な物理的作用だけで拳で次元を歪ませる事も出来かねないほど) (その赤き両手が、金棒へと手を掛ける。己のかつての角、本来二本あった角のもう片方、そこへ妖力をありったけ込め) (もはや鬼鉄は更なる上位の高みへ。一瞬のみ、このひと時だけだが、赤く輝く巨大な金棒が、振り上げられ) ……てめぇは…結局、俺等の師匠を越えらりゃしねぇよ!未熟モンめぇ!!(叩きつけられた。…かつての、師を思いながら) -- 義覚
- <殴り:打ち:穿ち:裂き:撃ち:壊し:割り:崩し:破り:破り:討ち:突き:弾き:そして:殺す>
<闘争に惑い:闘争に酔いしれ:闘争に怯え:闘争に溺れよ:劫の長きに渡り:争わん:是則修羅なり> (ぐわり、と青鬼の妖力が嵐のように膨れ上がる。それは痩身の身体の中で膨れ上がれ、その身を内から押し広げる) (赤鬼に並ぶような巨躯。その身体は細身なれど、人を見下ろして余りある程の、まさに鬼の姿) <満たされよ満たされよ:欲に捕われ:肉に捕われ:心に捕われ:全てを逃れ得てなお時に捕われ> <衰退し:衰退し:髪は穢れ:衣を汚し:汗を流し:目を閉じ:生くるに飽き:孤独に滅せよ:是則天上なり> (違う世界でのオリバの師でもあった役小角によって齎された人の姿を失いながら、真なる鬼の姿を示す) (天と地の間に、自然無為に生まれた鬼。川の気の顕れ。その具現の一つの形) <愛すれどいつか別れ:恨めばそれに面し:求むること得られず:自らを律せず苦しみに悶え> <脹れ:破れ:滲み:溶け:黒ずみ:食われ:散り:骨を残し:灰となれ:是則人間なり> (三善浄斗特質鬼言。それは、いつか三つの道を巡り終えて青鬼が到れる境地。そこへ今、無理矢理に辿り着く) (青鬼が。砂の世界になお青き、全身を青い肌に包み、その額に大きな一本の角を持ち、氷のように青い髪と持ち) (かつての鬼よりも、満ち満ちる鬼気。見上げるような青鬼の姿。人々の間に伝わる鬼の姿にも似た、その心象の大本の一つ) (渦巻く大河の如くの妖力は、その力をそのまま放つだけで空間に穴も開けることさえ出来かねないほど) (その青き両手が、金棒へと手を掛ける。己のかつての角。本来二本あった角のもう片方、そこへ妖力をありったけ込め) (いまや鬼鉄は鬼の一歩先の領域へ。金棒の超多重存在化。青鬼の周囲へ数え切れぬほどなった青く輝く金棒が、展開され) (崩壊。崩れ去るという概念そのもの。歪んだ空間にも見えるそれを全ての金棒の先端を向けた中心へ球状に発生させ) 道を違えた事で貴様は貴様の限界を決めたのだ。我等が師と違ってな、…もはや、惑うな(撃ち放たれた。…かつての、師を思いながら) -- 義賢
- (全身が、痛い。二鬼の発揮するかつて無い鬼気は、自身の魂にもかつて無い痛みを与えている)
(今すぐにでも全身が爆発して千々に千切れそうな痛み。だけど…耐えられる。もっと強い痛みを、知っているから) (御影も、こんな痛みを抱えていたのだろうか。ずっと、ずっと一人で。病室のベッドの上で) (彼女を、思う。その無明を、思う。そこへ差し伸べられた…青黒い手を思う) ノウモボタヤ・ノウモタラマヤ・ノウモソウキャ・タニヤタ・ゴゴゴゴゴゴ・ノウガレイレイ・ダバレイレイ・ゴヤゴヤ ビジヤヤビジヤヤ・トソトソ・ローロ・ヒイラメラ・チリメラ・イリミタリ・チリミタリ・イズチリミタリ・ダメ・ソダメ トソテイ・クラベイラ・サバラ・ビバラ・イチリ・ビチリリチリ・ビチリ・ノウモソトハボタナン・ソクリキシ・クドキヤウカ ノウモラカタン・ゴラダラ・バラシヤトニバ・サンマンテイノウ・ナシヤソニシヤソ・ノウマクハタナン・ソワカ (『仏母大孔雀明王経』。大呪を持って、己の霊力の全力を増幅し振り絞り一点へ。手に持つ独鈷杵へ流し込む) (魂の負荷など、無視する。とてもとても痛いが、無視をする。勲しを勝ち取れ。そして…自分たちの知る、あの詐欺師を勝ち取るのだ) "織部司"ぁ!約束!ちゃんと守れぇーーー!!!(オリバの中の、たった一つの欠片、彼へと強く叫び放ち) (独鈷杵の、刃の先、更にその一点へ力込め真昼の空に輝く太陽のような強く白く輝くひとつ。破邪の意志込めた、それを…投げ放った) -- キミ
- しかし…成程、確かに御影ちゃんには驚かされたなあ、一度魂を砕いて逃げたからこそ
そしてあのカードがあったからこそできた荒技だったね…(言いつつ、オリバの放つ技を見る…思い出すのは、自身の鑑を蒸発させたあの技) 成程…その血が手品の種だったわけだ(同時に、ああ、と思う…恐らくこれが、あの天狗からの自身に送る最後の教えだろうと) はは、上手くいくといいねえ…ただ、経験上そういう追い詰められてからの一発逆転の大技は上手くいく可能性は低いけど …(同級生達の技がオリバへと放たれていく、恐らく今の消耗したオリバにあれを凌ぎきるほどの手札は…) …(無表情でオリバと彼等の技のぶつかり合い、その行末を見届ける) -- 鏖魔
- エンドオブニンジャソウル --
- いやあ大丈夫大丈夫、ちょっと想定外だったがこれからだよ。はははっこれぐらいはなんて事は無いんだ。
(ならばとひび割れた腕から漏れ出る青黒い呪いを投擲の構えで投げようとする、御影が崩折れた以上最早止める者は…在った。) (時を止めたかの如くに全ての影が縫い付けられる、流れる筈の血が己の意思にすら反してその動きを止める。) さあ?無罪じゃないかな?ほら、何せ君達の罪を引き受けている訳だし? (そして出された答えは…死刑だ、撃ち出された弾は着弾した瞬間空間を破壊する程の威力を穿つ。どれだけの罪を重ねればこうなるのか。) 了解、次に活かすとしよう。敗北の後には勝利が待っているものだろう?それは正義の味方だけ?さあそれはどうかな。 (ひび割れてより悪魔のようになった男は笑いながら浄化の光を受け止める、最早負け惜しみとしか取れぬ中でも尚嘲笑う。) いやあ…残念だよブレイズ君、君の絶望は素晴らしいショーだった。もっと君を見ていたかったがなぁ。 (青黒い悪魔が極光の中に消えるが…それが過ぎ去れば表層を全て失うものの未だ形は失わない、不死不滅…御影が言った通りの存在強度だ。) イヤイヤ…全く、君達は本当に相手に対する慈悲というものがないねぇ。そういうのは私達の領分なんだが。 (先程の極光で影縫いが解けた青黒い何かは灯華の斬撃を高速で捌いていく、この状態になっても受け止めるのはかつての山伏としての日々で培った賜物か。) (だがその技の意味を解したジュラの拳が青黒い怪物の熱を超え突き抜けていく…怪物の顔が何か一瞬眩しいような物を見た顔をして。) 下らんね、君も私が降った世界を見れば思い知るよ。…成長などという生半可なモノでは何も意味を為さない世界さ。 いやあはははっ。さっき見せたのは外の世界のモノでね?ああもう死んでる、…うーんこれでは絶望が見せられない? (そう言いながら最早人の形を失おうとしている怪物はドロドロに溶けた手で九字を作る、が…結界は切り裂かれ青黒い身体をズブズブと切り裂いていく。) ふ、ふ、ふふふふふっ!(刹那のそれを見た瞬間青黒いモノから今までに無い笑い声が漏れる。)人が!人のままでその単位にまで迫ったか!ああならば人よ!もっと目指せ! 我等が王を追い越せるようにな!(グバッと最早不定形めいた形のままにそのキューブを飲み込まんとする、理解し、簒奪を始める。) (何処まで行っても生き汚い怪物はしかし横合いからの光弾の連射に吹き飛ばされキューブに押し込められ。) 取り戻す?おっと待ってくれ、元々これは私にものだよ?とっとっと(キューブを手らしき何かで抑えながら)それは話が違うさ。 はははははっ!(笑いながら最早形を失ったそれの内側から幾つも幾つも黒槍が無数に突き出されていく、であるならば何処から笑っているのか?) 君もこちらに来るのかい?それは良くないなぁ創真君!人は人で無ければ…(汎ゆる所から湧く口、それらが全て潰されて。) (それでも天狗は宣う、人の心を粟立てる怪であるが故に。)果たしてそうかな我が師の鬼達よ(最後の力を振り絞るかのように形を失ったそれは青黒いニンジャの形を取る、フラグメントの様に。) 魔道にこそ無限が在る、お前達も理解するよ。僅か4000年だ。私が恐怖した世界がいずれ溢れ出る事になる。 (最後に忠告めいた何かを語ればグシャリと潰れ、独鈷杵の一撃により原型を何一つ留めないモノへと変わっていた。) -- オリバ
- はーっ…よっしゃあ…!ざまーみろ!バーカバーカ!ドンピシャで罠に嵌ってやんの!バアアアアアアアアアアアカ!
よし気が済んだので回収します。(血の糸が青黒い何かに突き立てば青黒い塊を引きずり出す。) (それは魂の欠片だ、2年間共に在り続けた相棒とも言うべき存在。だがそれは直ぐに御影に戻らずに蠢いている。) …私がおじいちゃんを復活させます、これはあの日の約束です。それに契約をしましたのでおじいちゃんが嫌と言っても無理です。 (((…あれ?ん?おかしくない?君上位の契約だったのあれ?))) (どうしても突っ込まざるをえなかったのかそんな事を青黒い塊が語ればそのまま御影の体に収められた。) (他にも蠢いて御影に入り込もうとする青黒い何かはあったがそれには唾を吐き掛け地に伏す青黒い何かに押し込んだ。) …皆さん、あのー…(何かとても言いづらそうに腹の血をぬるぬると手で掻き回して、しかし一旦息を吐ききれば頷いた。)
ありがとうございます、本当に助けられました。私一人ではどうしようも無い事でした。 今までの非礼は侘びません、ですがこの御恩は生涯忘れません。本当に、本当にありがとうございました。 (御影はその場で土下座をする、謝罪と感謝の極み。)…良し!帰りましょう!(顔を上げる。) …こっちの青黒いのですが恐らくこれ以上は現状破壊出来ないでしょう、ただ罰は受ける事になると思います。 今この世界と薄皮一枚で待機してる奴が居ますから、…多分こいつを回収に来た何かです。 (世界を渡る程の力が在るのならそれを知覚出来るかも知れない。) (先程の完全な天狗以上の力を持った何かが居る。元より御影の目的はソレの目につかせる事だった。) いずれはぶちかましますが…今は、まだ。ですので…あー…回収出来るものは無いのでぱぱっと帰りましょう?(御影が手印を組み始める、相変わらず滅茶苦茶だが各々を元の世界へと返し始めた。) -- 御影
- (あ 今までの別に侘びへんのや 御影らしいなぁ思いつつ)
ええよぉ ええよぉ こんなん忘れてくれて 未だにうち何したかわかってへんし? うん 解決… したんか? そら良かった良かったなぁ またゆっくり遊ぼやぁ (ばいばーいと手をふりいつもと変わらない様子で返って行く) -- 片刃
- (慈悲がないねえ。と言われれば片眉を上げて)
善人なおもて往生を遂ぐ、況や悪人をや。って往生遂げてはないな? 我らが王だの4000年だの不吉なワードがあるが…とりあえず後者はその時代に俺が生きてないな。その時代の人間頑張れ。 (何かがいると言われれば確かにいるな…と直感し) ま、お疲れ御影ちゃん、おじいちゃんと仲良くしろよな。おじいちゃんは…うむ、御影ちゃんが納得いくまで一緒にいてやれよ。 (それだけ言えば、元の世界に戻っていく) -- 『黒衣』の灯華
- (変身を解除して)御恩っつったな? あーあ、これはパフェ奢りだな。間違いないぜ。
忘れるなよ、御影。(それは確かに彼女を日常に連れ戻すという宣言) (元の世界に戻りながら)まだ何も終わってねーぜ。だからさ……帰ろう。私たちの世界へ。 (その言葉と笑顔を残して元の場所へ戻って) -- 千歌
- 言ってなかったっけ、僕の絶望はソヨ=ゴへの捧げ物だ。(オリバを指さして)
次からはテーブルマナーを身につけるといい。次があるならね。(と言って見送り) ……御影さん。千歌ちゃんの親友でいてくれることを深く感謝する。 野暮はこれきりさ、女子高生の友情に割り込むなんて来世まで贖えない罪だからね。 それじゃ、また。(破れた服のまま人間に戻り、日常に帰っていく) -- ブレイズ
- (よかった、何時もの御影さんと、織部司サンのコンビが戻った。その様子を見て胸を撫で下ろす)
ホント…御影さんタフにも程があるね。おれはなーんのやくにもたたなかったけど(頭の後ろで手を組んで笑う) マジ無事で…無事で?まあ無事の部類かな…(迷う)ともかく、こうして二人と無事で良かったよ! じゃあまた、学校でねー(フランクに手を振って元の世界へ帰っていった) -- 水内うず
- (今回の巨大数関数は世界の底をぶち抜く事態に至らず収束を迎えた それというのもオリバによってキューブを簒奪されたからだが)
(とはいえ奪ったキューブのそれにオリバは落胆したかも知れない いくら数は多くともそれらは非常識な数の「1+1」の繰り返しでしかなく、キューブ自体はありふれたものだったからだ) ふぅっ、これでようやく押し切れる形にとは、とんだバケモノだ。魔道がどうとか、王がどうとか。これ以上やると本当に世界を吹っ飛ばすことになる(二回もその恐るべき技法を使ったのだ もう使うまいと肩を竦め) 何れにせよ、これで元サヤだな、織部。……いや、織部がフラグメントの上位に入れ替わったのか(天狗憑き人が人憑かされ天狗に?数学者は訝しんだ) まぁ、お前の要件が済んだのならいい。私も帰るぞ。ヨメがカンカンになるんでな(余り心配させたくないと、御影のむちゃくちゃな印でもって元の世界へ送り返されていった) -- 刹那
- (義覚と義賢が人の姿に戻り、光となって少女の身体に。体中を襲う痛みはピークを乗り切ったものの、未だ身に残る)
(もう一匹の小鬼とも戦う力も残されていない。正直言えばこのままへたれこんでしまいたいくらいだ。でも) …どういたしまして、だよ。それとも…ドーモ、って言った方がいいかな?(土下座する彼女に、くすり、と笑みを返す) (彼女が礼をするその姿に手折れることなどできようか。この光景を見れるのならば…なんて安い代償だ、と) ……ああ、良かった。ありがとうね…二人共(それは、自分たちを頼ってくれるという方法を選んだ彼女と…取り戻した、彼へ) (満足げな笑みを浮かべ……それでも、何もない白い世界の空を見上げながら…それを脳裏に焼き付け、元の世界へ帰っていった) -- キミ
- 気にしないでくださいミカゲ!友達なら助けるのが当然ですし、非礼とか全く思ってないので大丈夫です!(むふー)
そんな事より取り返したツカサを大事にするんですよ?What?え、オリバより強い何かがいるんですか?Oh...世界は広いです…… それじゃあミカゲ、また向こうの世界で会いましょう!とは言っても、私にも時間はありませんけれどね!(ちょっとだけ苦笑いして、クロの後を追い元の世界への扉をくぐった) -- マヒナ(白狐Mode)
- 態度はどうあれ、言い切る姿勢は嫌いじゃないぜ? まぁ余計なお世話だが(銃をホルスターに納める)
(しかしと呟く・・・”彼女が忘れ去った玩具の一つ”)・・・彼女・・?(一体誰の事かと眉根を潜めていた) (一通り元通りになったようだと確認すれば)うん!なんかよくわからんがよし!(オリバの事も何かが迎えに来ているようだが、んなこたしらん) 変えるか…んじゃ、またなっ(軽い調子で手を振り消えて行った) -- かなえ
- ミカゲサン、わタシ…(これを退ければ終わり、というわけでもなくむしろこれからが始まりになっていくのだろう。4000年かはたまたソレ以上の月日終わるコトのない…)
(だから今くらいは、そんなことを考えずに再会を喜んだり、直近の問題の解決を喜んだり…そういったことをしたいと言うヒマもなくどこかへ戻っていく身体。) -- ジュラ
- (戦いが済むと手を下ろし槍から地面へ降り立つ)
(オリバの台詞をどこか冷めた様子で聞いていたが、御影の言葉に) ・・・あ〜、いえいえ。ほら、俺も助けを求めたら来てもらう約束だったし?御相子って事で (シグナル・フォー・ヘルプのハンドサインを作って笑いつつその場を後にした) -- 創真
- (皆を送り出した後何処かへべ-っと舌を出す。)自分の部下の制御出来ねーなら王なんかやめちまえーーーーーーーーー!
こちとらえれー苦労したんだぞ!寂しくて辛くてすげーきつかったんですからね!!! 以上です!これはあくまで意見なので私を襲撃するような事はやめましょう! (予防線を敷いてから御影の姿もこの世界から消えた、残るのは青黒い何かとおぞましい気配と一つの視線だけ。) -- 御影
- 終わったか…ん?(見れば、青黒い何かが形を失ってなお蠢いてるのを見て)
はは、しっぶと!(馬鹿にするように笑ってはいるが、そこはかとなく嬉しそうな気配も微かに滲ませてる) さて…(いい感じにあの天狗の力を横取りできないかと思い窺っているが…先程から感じるあの天狗を超える危険な気配) これは横取りは無理かなあ…まあ、あっちの方をワンチャン狙ってみるってのもありかな? (気配の主がいるであろう方向を見つめ) -- 鏖魔
- ヘル・オン・アース --
- …耳が痛いな、そして強く聡い子達だ(カツカツと石畳の上を歩く音がする、金属と石のこすれる音。その足音の後には石がグズグズと溶ける音。)
(ただそこに在るだけで世界が形を保てず壊れていく、刹那の口にする「世界に穴が開く」、それを実存在として到達したモノ。) いずれは私達の善き敵となるかも知れない、もしくは友となるか。フッどちらも変わらんか。 (この世界に良く似た白と黒の悪魔が金色の瞳を以て青黒い何かを見下ろしている。) 起きろ『知恵』のオリバ、我が騎士よ。 (冷たく透き通る様な美しい声がこの世界の隅々にまで響くと青黒い何かは即座に蠢いて不完全な人の形を取りながら跪く。) 此度の事は我が王の目にも届いている。…なんだ?我が王が貴様如きの行動ならば関知しないとでも思っていたか? それとも、まさか、隠し通せるとでも?(空気が煮立つ、その不敬を誅するかのように青黒い天狗の体が燃え始めるが天狗は僅かとも動かない。) (動けば不忠に値する、この怪物を傷付けられぬ事などとうの昔に苦しい程に理解をしている。) いや、よそう。元より我が王が指を一つ折られた事は本来極刑に値するが…ふふ、どうした?恐怖を漏らすとはその甘露を我が王へ差し出したいのか? (天狗が震えれば周囲を熱していた憎悪が去りマネキンの様に美しい顔が微笑む。) 分かっているのならばいい、あの御方の指を再び戻せるようこれからも精進しろ。 だがこれより1000年異界に手を伸ばす事は許さん、此度の貴様の罪は人を「救いすぎた」事だ。努々忘れるな。
ああそうだお前、私の世界で遊ぶのは良いが他には迷うな。他の王はリリス様を除き「人間」を嫌うからな。 だが私は拡大解釈を嫌う、我が世界は私を絶対とした法の世界だ。それを忘れるな。 (何処かへとそう告げれば何かはその場から溶けるように去っていた。) --
- …分かりましたカレンジュラ様。やれやれ、暫くは大人しくしているしかないか。
(青黒い何かは時間を逆戻ししたかの如く皮膚を取り戻し人の形となりつつもため息を吐いた。) -- オリバ
- ◆◆◆◆◆ NINJA SOUL:NEVERDIES ◆◆◆◆◆ --
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