幼馴染FA/0027
- (ひょこっと窓から顔覗かせて、見知った馴染みのニーナがいるか確かめ) -- リン
- (ちょうど二階から降りてきて、母親と店番を代わる。)
(カウンター向こうの定位置に座り、讃美歌をハミングしながら刺繍を始めるが視線に気づき顔を上げ、軽く手を挙げる --
- (こちらの窓の外から手を大きくブンブン振ってから、入口から入ってきて)
よっ!いつも通り店番かー?いつも大変だなー…(にかっと笑って挨拶を) -- リン
- いらっしゃい。今日は買い物……、なわけないわね。はいお茶どうぞ。(ポットからお茶を注ぎ差し出す)
最近は調子もいいし、言うほど大変じゃないの。いい気分転換よ。 そっちは最近どう?相変わらずやんちゃしておじさんとおばさん困らせてるの?(頬杖を突き笑う) --
- おぅ、俺雨でも帰り道なら濡れて帰るからなー…流石に行きで濡れたくはねーけど!おー、サンキュー気が利くなー!(嬉しそうに受け取って)
それなら何よりだー、でも気をつけろよー?まだ結構寒いんだからなー(なんだかんだ言いつつ心配しながら) ん?あー…まぁ…ほどほどにな!でも泣かせてはねーから!セーフ! でも俺より皆の方が無茶しすぎだからなー… -- リン
- いい傘をさせとは言わないけどせめて普通に傘さすか外套くらい羽織りなさいね。風邪ひくわよ。
大丈夫よ。ダニエルも少しずつ針仕事覚えてきたし、マルクもああ見えて器用で父さんの手伝いしてるのよ。私が数日寝込んでも何とかなるわ。(笑って、自分の分のお茶を注ぐ) あなたねえ、ちょっとそこ座んなさい。もう16にもなってフラフラフラフラして(しばらくお説教をした後咳き込む) ……はあ、まあいいわ、で、何か悪戯以外で熱中できそうなもの見つけられたの? --
- 走ってたら平気!だったんだけどなー、流石にまだ寒いよなー…あ、俺風邪ひいた事ねーから…いや馬鹿だからとかじゃねぇぞ?
いやいや、仕事だけのはなしじゃなくて、寝込むより寝込まない方がいいに決まってるじゃん え?マジで?…ニーナの説教は長いし…あぁほらやっぱり…無理すんなってマジで… ん?あー…それなー…難しい問題だな… -- リン
- バカは風邪をひかないっていうけど、あれたぶん風邪に気づかないだけよね。あなたは本当に引いたことないんdでしょうけど。
私の場合はどっちも日常だから良し悪しで考えると余計しんどくなっちゃうのよ。でもありがとう、気を付けるわ。 あなたも弟みたいなものだし、口うるさくなりがちなのよ。元気な証拠だと思って甘んじて受けなさい。(冗談めかして言って笑う) いいものよ、何かに熱中するっていうのは。 何かを学べば自分の血肉になるし、何かを作ればそれはずっと、もしかしたら自分よりも永く残るんだから。(カウンター脇に飾ってある傘を軽くなでる) まあ、すぐにじゃなくていいわ。でも心のどこかに留めときなさいね。 --
- それはあるかもしれない、ゼノとかきっとそのタイプだ あー、俺の場合ほら状態異常使うだろー?多分その影響で基本、状態異常耐性ついてんだわ
なるほどなー…いろいろと大変だなー…おぅ、そうしとけ!(気を付けるといったのでにかっと笑い) えー俺の姉的存在多すぎ問題なんだよなー、そして甘い姉が少ない!みんな説教ばっかりなんだよなー…(ぐえー!と言う感じでカウンターに突っ伏し) いまのところ、銃の練習はしてたりするんだけどなー…なかなかに面白い、射的みたいなもんで。気軽に考えると教えてるティレット姉に怒られるけど -- リン
- そ。まあでもあなたも一応気をつけなさいね。引かないと思ってたのに、ってこともあるかもしれないんだから。
甘い姉がいないのは行いの悪さじゃない?心配されてるってことよ。喜びなさいな。 あら、いいんじゃない?楽しめるうちはしっかり楽しみなさいな。楽しめなくなったら、やめる前に何で楽しくないか見つめなおすといいわよ。 そりゃそうよ。銃でしょう?一歩間違えたら指とかなくなっちゃうし、最悪死んじゃうようなものなんだから。 正しい指導に感謝なさいな。(ぐしぐしと乱暴に突っ伏した頭をなでる) --
- あー…ありえるかもだなー…耐性もあれ、使用回数によって上がるっぽいし俺の場合…異常:病はほとんど使わねーしなー
あれだって、わかげのいたり?そういうのだから、今はもう大人の仲間入りに片足突っ込んでる、そんな感じ?まぁ、そこも分かってるけどさー ふーむ、ニーナにしては含蓄がある!ちなみにニーナはそういう経験、あったのかー? まぁなー、俺も危険だから教えて貰ってる時はマジメだし!…出来れば傷つけるものとか、使いたくはないんだけどなー… へいへい…んで、ニーナはかわったこととかねーのー?(撫でられるがまま見上げ) -- リン
- この歳で若気の至りなんて言ってたら雑貨屋のフォス爺様に私の10倍くらい長い説教されるわよ。
私にしてはって何よ。失礼ね。(頭の上にのせていた手を握りこぶしに変えてぐりぐりと押し付ける) そりゃああるわよ。嫌になったことなんて1度や2度じゃないわ。……父さんと母さんに当たり散らしたことだってね。 ならいいわ。逆に考えればいいのよ。知らない危ない物より、知ってる危ないものの方が安全だって。 私?そうねえ。少し、店頭に立つのが楽しくなったかしら。それ以外は何も変わりなしよ。 --
- あー、フォス爺さんはなー…ただでさえ説教長いからなー…っていてててて!それいてぇって!(ぐりぐりされて涙目で)
…なるほどなー、まぁ俺も嫌な事から逃げる事はあるもんなー…小さい時親に泣きついた事はあったなー…(それは悪戯しだすなる前の事で) まぁ、そういう事だなー…ただ、冒険に出るんなら遠距離攻撃は習得しとかないと。何があるかわかんねーしなー… おー、そうなのかー…でも、傘だからなー。俺基本傘使わねーから良しあしがよくわかんねー -- リン
- 私今まで三回くらいあのお説教中に失神したことあるわ……。どこに逆鱗があるかわかんないから嫌なのよねフォス爺様。
最終的に逃げられるものと逃げられないものがあるのよね。逃げられなければもう向き合うしかないのよね結局。 冒険者になるつもりなの?その用途なら弓も練習しておいた方がいいんじゃないかしら。 傘の良し悪しはデザインによる部分が大きいのよね。例えばこっちの染め布を縫いあげただけのシンプルな傘と刺繍レースで作ったこっちの日傘だとお値段桁一個代わるわ。 ことこの街で傘を買うのであれば、どの商店でも品質はそこまで変わらないから好きなデザインとお値段を相談する感じね。 そこを吟味してお眼鏡にかなったものがその人にとっての良い傘よ。 --
- 流石に俺は失神はねーけどなー…あぁでも立って寝た事ならある!意外とバレてなかった、危なかったぜ!
まあなー…そこらへんは世の中世知辛いのだー…って奴だなー 弓はなー、俺軽装でいきたいし結構嵩張りそうなんだよな。メインはやっぱり近接になるだろうし、闇魔法の射程的にも うへぇー…傘にあまり金出す余裕がなー…ティレット姉のところで手伝いしながら教えて貰うくらいだからなー なるほどなー…まぁ、また梅雨になる前に考えとくかー。そんじゃまったなー!(会話も終わったところで手を振って帰り) -- リン
- さ、寒い!寒すぎる…!(急に降り出した冬の雨に打たれながら大通りを走る)
ギリギリ雪にならないなんて…あ、そいや昔この辺で傘買った気がする…どこだったっけなぁ(おぼろげな記憶を頼りに探してみるとすぐに見つかって店先に駆け寄る) あぁ…そういえば10年前もこんな風に店に入った気がする……なんだか懐かしい …あ、(店の扉を開いてから、自分がびしょ濡れなのに気付いた) -- フェルト
- ……雨脚だいぶ強くなってきたわね。母さん、店番私やっておくからマルクとダニエル迎えにいってあげて。(二階に声をかけながら階段を下りてくる)
あ、いらっしゃいませ。少々お待ちくださいね。(踵を返し二階に戻り、大きめのタオルを一枚抱えて降りてくる) よろしければどうぞ。レクレール傘店へようこそお客様。(タオルを両手で差しだしてから、少し怪訝な顔をする) ……ええと。大変失礼ですが、お客様、以前も当店ご利用いただいておりましたでしょうか? --
- うわ、びしょ濡れだ私……あ、(軒先で水を落とすべきだったかと思った時にはもう声をかけられていて、言われた通りに待っていた)
わ、ありがとう〜…(受け取ったタオルで拭っている最中の質問にギョッとして) あ、うん……でも大体10年ぐらい前の事で…そういえばあの時ここに子供が居たような気がする。もしかして…?(怪訝そうな顔のニーナを見つめて) -- フェルト
- ああ、よかった。勘違いじゃなかった。(胸をなでおろす)
ベッドで寝てるのに飽きて、駄々をこねて母と店番をした日で、なんだか強く思い出に残ってて。 でも本当によかった。他人の空似だったらとんだ赤っ恥でしたね。(笑いながらストーブに薪をくべる) さて、改めて、いらっしゃいませお客様。本日は雨傘をお求めですか?あ、別にやむまでの雨宿りでも歓迎ですよ。 --
- お、おぉ〜…おっきくなったねぇ……(「思い出に残ってる程って何か私やらかしちゃった?!」と思いつつ)
あ、も、もちろん!雨傘買う!買います!(何故か緊張してヘンな声色になってる) ほら、わざわざタオルまで持ってきてくれてタダで帰るのも、あれだし!(前に来た時も昼だった事を思い出し、それで寝ていたとなると何か病気をしていたような?昔の事を沸々と思い出していた) -- フェルト
- 10年くらい経ってますからね。子供が大人になるには十分すぎる年月です。(居住まいを正し微笑む)
もしよければ、ご購入じゃなくても雨が止むまでお貸しできますよ。同じ町の住人ですから。 うちは工房兼務で販売をしている小さな店ですのでどうしても一本当たりの値段が張ってしまうので。(黒い細身の傘を一本取り出し値札を見せる) --
- お、おぉ〜…いい値段するんだねぇ〜……(言われて値札を見てみて、想像以上に値段が高いのを思い知るが、何かに気付いたかのように目を見開いて)
……あっ!(10年前、ここで気軽に傘を買おうとしたら、あまりの値段に買えなかった事を思い出した) ……は、ははは、あはははは!!!そういえば昔ここで傘買おうとしたの思い出したよ。それで確か…(思い出し笑いをしながら語る) -- フェルト
- もっとたくさん職人を抱えてたりするお店だと同じ品質でももっと安くできるんですけれど。
……ああ、そういえば!実はお顔はなんとなく覚えてたんですが細かく覚えてなくて。 よかったら雨が止むくらいまで思い出話聞かせてください。(ストーブの上に置いていたポットを手に取り、カップにお茶を注いで差し出す) --
- あら?お茶なんてそんな…でもありがとう。じゃあ雨が止むまでお邪魔します…(お茶に口をつけてから話の続きをする)
ええと、あの日も雨で、それからたまたまここが傘屋で立ち寄ったんだけど、全然お金足りなくてさ…でもあなたみたいに雨宿りしてもいいって言ってくれたんだったっけかな… あなたのお母さんだと思うけど…ちょっとその辺の細かいやり取りはうろ覚えで…とにかく私が貧乏だったって事なんです!!(うろ覚えで不確かな話をするのも申し訳ないと思って確かな事だけは強調しておく) -- フェルト
- 10年前ですと……、お客様もまだ10代ですよね?でしたらちょっと高いですよね、やっぱり。
そうですね、母はそういう人なので。たぶん今みたいにタオルを出して、お茶を出して、傘をお貸ししましょうか?って聞いたんじゃないでしょうか。 ちょっと今は弟と妹を迎えに出ているので、帰ってきたら話を聞いてみます。(笑い、お茶に口をつける) え?あ、いや、そんな貧乏だったと強調されても私どうすれば……。(素に戻り、困ったような表情をする) --
- うん?あ!そんな困った顔しないで…?今は余裕あるから……ちょっと傘見てもいい?せっかくリベ…いや、色々あるし、じっくり選んでみたいし(危うく"リベンジ"という言葉が出そうになりつつ、近くにある傘を見る)
うーん、どれがいいかなぁ…(今見てるのは小さめの傘。大柄な体にはちょっと合いそうになかった) -- フェルト
- あ、すいません。失礼しました……。(素を出してしまったことを恥じるように頬を抑えたあと、頭を下げる)
そうですね。お客様の腕の長さと体の大きさですと……、こちらなどいかがですか?(細く巻かれたワインレッドの傘を手に取る) 実は紳士用なんですけど、明るい色合いなので女性が持っても素敵だと思いますよ。 --
- 紳士用……(ずーん、自分が男みたいだと言われる気がしてほんのちょっぴり傷つく乙女)
…でも色合いは紳士っぽくないし私でもちょうどいいかな。ありがとう、じゃあこれ買わせてもらうよ!(値札を見て、財布からお金を取り出して差し出す) -- フェルト
- あ、紳士用といっても、うちでは一部の特殊なものを除いて長さの差でしかないですから。
アクセサリとしては少し劣るかもしれませんがいいものですよ。 はい、お買い上げありがとうございます。あ、使用後は優しく水気を切って、開いて陰干ししてあげてくださいね。 --
- あ、そうなの?…いや、普通に考えればそうだよね。服とかじゃないしね〜…(傘を受け取り、気分良さそう眺め見る。それから窓の外に目を遣り)
……まだ雨降ってるね。そういえば昔、傘が勿体なくて使えないおじさんみたいな話を聞いた事がある。アレなんだったっけなぁ…絵本だった気がするけど…… そんな訳で早速この傘使ってみるよ。買ったのに使わないのは勿体無いしね!それじゃありがとう!"レクレール"さん!(扉を開けてまだ降りしきる雨の中、傘差して去っていった。ちょうどいいサイズだったようで、傍目から見ても雨は凌げているようだった) -- フェルト
- 「おじさんのかさ」、ですね。雨が降ったら、ポンポロロン。雨降ったら、ピッチャンチャン。(傘を手渡し笑う)
お買い上げありがとうございました。雨、楽しんでくださいね。 --
- この街ってホントに素敵なお店が多いわね。目移りして困っちゃうわ(困る、の言葉と裏腹に楽しげなイントネーションの声が店先から響く。ただし声質は低く、ニーナの頭より高い位置から聞こえてきたようだ)
工房隣接の直売所かしら?少し覗かせてもらうわね(ぬっ、と巨大な人影が店内に。筋骨逞しい大男で亜人なのか尖り耳をしている。口元に微笑みを浮かべながら、店内を見回す) -- ダリア
- (店番をしていた9歳ほどの少年が見上げるほどの大きな来客に泡を食ったように店の奥へ逃げ出す)
……ちょっとマルク、一人で店番できるって自分で言ったでしょ。(店の奥に行った弟に小言をこぼしながら店頭に出て、頭を下げ) いらっしゃいま……せ。(少し目を白黒させるが何とか取り直す) 失礼しました。いらっしゃいませ、お客様。本日はようこそいらっしゃいました。 雨傘、日傘、ステッキなどの取り扱い、修理やメンテナンスなども承っております。(笑顔を作り、再度お辞儀する) --
- アラ、驚かせちゃったかしら?(入れ替わりに出てきたニーナにゴメンなさいね。と苦笑)
あのくらいの年頃だと、まだ大人の女性って異世界の生き物に見えちゃうわよね…(自分がそうだとでも言わんがばかりの口ぶり) ねえ、雨傘をひとつ頂けるかしら?アタシのサイズに合ってなくてもいいから 水に纏わる魔法の研究に、ちゃんとした雨傘がひとつ入り用なんだけど…どうせなら可愛いのが欲しいの。量販店で探したら味気のない傘ばかりで…このお店を見て思わず飛び込んじゃったわ -- ダリア
- いえ、弟が大変失礼いたしました。後で言って聞かせておきますので。
ええ、ええと、はい。(少し目を泳がせ曖昧に微笑む) 雨傘ですね。かしこまりました。(壁際に並んだもの夫人用傘からゆっくりと一本ずつ手に取り選ぶ) そう思ってもらえるのはとてもうれしいです。研究用だとしても、手もってる時間を楽しむのも傘の仕事ですから。 こちらはいかがでしょう。傘の張りは浅めで、体の大きい方でも使いやすいですし、布の1ピースが朝顔柄になっていてかわいらしいかと。 --
- (慎重に選んでくれる様子が好ましく感じられ、穏やかな微笑みで見守る大男)
変わったお願いでゴメンなさいねー?(実用にするのではないとぶっちゃけても、嫌な顔ひとつ見せない姿に店への信頼が高まる) アタシこの街には妹弟子に会いに立ち寄ったんだけど…無事に会えたらこのお店のこと勧めちゃうわ。絶対あの子も気に入ると思う (そして差し出される傘に、長い前髪の向こうで目を細める気配をさせて)…いいわね。素敵だわ。研究用と言わず、持って歩きたくなっちゃう 雪のちらつく冬空に元気の良い夏の花を掲げて街を歩く…きっと、道行く人の目を引くわね(にっこり笑ってピンクの財布を取り出す、傘が無くても目立つであろう巨漢)それ、頂いていくわ♪ -- ダリア
- どのような用途であれ、誰かの手に渡って役に立つならそれ以上はありませんから。あ、お色も何通りかご用意してますので。
それはとても助かります。いつもは父母が店に立っているのですが、なんだか暇そうで。(冗談めかして笑い、傘の品定めを待つ) 持ち込んでいただければ修理やメンテナンス致しますので、よろしければ研究が終わった後にでも使っていただければ。 ええ、お客様でしたらきっと道行く人が皆ハッと振り向いてしまうと思いますよ。 お買い上げありがとうございます。お包みしますか?それともそのまま持っていかれますか? --
- この色でいいわ。…あなたが選んでくれた「この色」がいいわ(時間をかけて選んでくれたし、なにより自分が気に入っている)
アフターケアも万全ってことね。これも直売所ならではの魅力かしら(修理承りますの声に満足げに深く頷く)助かるわ …この傘なら、きっと誰が掲げていても目立つわ。でも、ありがとう(容姿を褒められたと思い、笑顔を見せる) 今日は晴れているけど、せめて手にもって帰りたいわ。包まなくて結構よ (支払いを済ませ、傘を受け取り)また寄らせてもらうわね。弟さんに宜しく♪(上機嫌で帰っていったとか) -- ダリア
- ありがとうございます。綿s櫛もお客様に似合う色だと思って選ばせていただいたので嬉しいです。(胸に手を当て会釈する)
ええ、でも修理なんかは意外とどの店もやってたりしますよ。いい傘は親から子へと引き継いでいけるものですから、是非。 お買い上げありがとうございました。次いらっしゃる時は弟もちゃんとお出迎えさせていただけると思いますので。(笑顔で再度頭を下げ見送る) ……マルク、こっちおいで。次あのお客様が来たときはちゃんと謝るのよ。ね?優しい人だったから大丈夫よ。(弟の頭をなでてやり、頷かせる) でも、うん、いい傘を選べたな。(売り上げた傘を指す姿を想像し、満足げに微笑んだ) --
- (ノックの後ドアを開いて覗き込む白銀に白金の混ざった髪、透き通る肌、赤い瞳、アルビノらしき面影のある少女の姿が見えて)
あの……お店、やってるかしら? 日傘が欲しいのだけれど…… -- イリディナ
- (入ってくる人影を目に止めると、縫いかけの小さな飾りをテーブルに置き、ゆっくりと歩み寄る)
いらっしゃいませ、お客様。ええ、店の主人は少し所用で外しておりますが、私でよろしければご案内させていただきます。 本日はどのような日傘をお探しですか?お好みの色や大きさを言っていただければいくつか見繕わせていただきますが。 --
- えっとあの……ご、ごめんなさいね忙しいのに……
ええっと……出来れば白くて……私一人分くらいの大きさで……値段は問わないけど可愛らしいものが良いわね -- イリディナ
- 大丈夫ですよ。手に取っていただくお客様のお相手以上に大事なことはありませんから。
白くて、あまり大きくなくて、かわいらしいもの。……ああ、少々お待ちください。(壁際に並べている傘を指でなぞり、考えた後、カウンター裏から傘を一本取りだす) こちらはいかがですか?深張りで遮光性がよくて、縁に薔薇の刺繍が入れてあるんです。 実はオーダーメイド品なんですが、キャンセルされちゃいまして。明日にでも店に出すところだったんです。(軽く広げて笑う) --
- そ、そう……(受け入れられたことにほっとします)
(ぱっ、と広がる傘……その作りと刺繍の細かさ、淡く感じる温かみに不思議な魅力を感じて)わぁ……素敵ね…… あの、持っても良いかしら……? -- イリディナ
- もちろんどうぞ。(一度畳み、両手で差しだす)
持ち手は交換できるので握ってみていただいて、合わなかったり、別のデザインがよかったりしたら教えてくださいね。 --
- わぁ、ありがと……(受け取って開いて)うん……綺麗だわ(まるで花びらが開いたかのように感じられて)
ううん……何だかこの子はこれで良い気がする……そんな気が…… あの、どうかしら……? に、似合う……? (握ってくるりと一周回ってみます) (彼女の髪が靡き、体内から溢れ出た魔力が光の粒になってきらきらと辺りを照らします) -- イリディナ
- それは何よりです。もしかしたら最初からお客様の手元に行くために作られたのかしら。(口元に手を当てて笑う)
ええ、とてもお似合いです。(光をまとい回る姿を見て、少し羨むように、眩しいものを見るように目を細める) ……ええ、本当にとても。 --
- ……そう、ありがと……(照れたようにはにかんで)
うん、決めたわ……この子にするわ。ようやくまともな日傘に出会えたわね ……お代はどれくらいかしら? -- イリディナ
- お買い上げありがとうございます。ええと、少しおまけさせていただいて、こちらになります。(一般的な日傘の相場より1.5倍ほど高い値段を提示する)
本当はもう少し安くできればいいんですがどうしてもこの辺りが限度でして。 それとこちら包みますか?それともそのまま差していかれますか? --
- 良いのよ。一見さんにするサービスとしては過剰なくらいだわ。この作りでこの値段だものね……
勿論買うわ。これで(金貨の袋にちょうどの金額を入れて差し出して) うん、これはこのまま持って帰るわね。日差しはそんなに強くないけれど……早く欲しいものね。ふふっ それじゃあ、お邪魔したわね。良いものをありがとうね……ああ、名乗っていなかったわね (すたすたすた、と扉の前まで歩いてから振り返って)私はイリディナ・ラーニ。アイドルで……お嬢様よ! (ばーん!と決め台詞っぽく決めてからお辞儀して帰っていきました) -- イリディナ
- ありがとうございます。メンテナンスなども請け負っておりますのでいつでもいらしてくださいね。
え?あ、はい。(決め台詞のような名乗りに少し呆気にとられたあと、慌てて頭を下げて見送る) ああ、少し、気張り過ぎたかな。(閉店看板を掛けると、椅子に座りしばらく咳き込む) それにしても、ふふ。自分で自分をお嬢様って名乗る人は初めて見たな。その上、アイドルと来たか。(楽しげに笑い、部屋へ帰った) --
- ……うん、わかってるわ。ちゃんと休む。心配かけてごめんなさい。 --
- チェックはマルクとダニエルにやらせるのよね?……私が見てなくても大丈夫? --
- 父さん、エムリさんからの注文分縫い付け終わったわ。うん、あとは手元と石突だけ。 --
- セックスアンブレラ! --
- そういうアブノーマルなのは別のお店でやってくれない?
買った傘をどうするかは勝手だけど……やっぱなしそんなのに使わないで。 --
|