TGD/ゴールドホーム屋上
- 最後の戦い --
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。 数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 輝矢は逃げ出したくなった。しかし、逃げる場所などもう無いのだ。 大群の足止めをしないといけない。アレを使う時だ。輝矢は駐車場に大量のローションを撒いておいた!ははは、ゾンビが転ぶ転ぶ!転んだゾンビに躓いて更にゾンビが転ぶ! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― 輝矢は思う。ああ、これが終わったらフラン小隊と結婚するんだ…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかし目の前の絶望が消えるわけではない! 輝矢は冷静さを失わなかった!巨大でもゾンビはゾンビだ。頭さえ潰せばいい…!超大型ゾンビの気を引こうと大きな音を立て、己を囮にすべく屋上の端へ走った! それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ! 輝矢はヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「本当の地獄は、これからら…」と。 -- 輝矢
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 ヤマケンは得物を振りかざした。そして雄叫びを上げた。己を、仲間を鼓舞するために。 ゾンビの群れなど何度も相手にしてきた。その手際を見せてやる![USER}はバリケードを盾に先頭の手足を砕く。こうすればゾンビ自体がバリケードの一部になる! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― ヤマケンは思う。ああ、どうせなら鋼鉄の体液を飲みたかったな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかし生き残りたい。まだ生きていたくなった! ヤマケンは雄叫びを上げた!最後の力を振り絞って叫んだ!自分に残された最後の武器は勇気だ!生き抜く意思だ!それを愛用の武器に乗せ、叩き付けた! それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ! ヤマケンはヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「これからどうなるのかな…」と。 -- 山田 健一
- (ふふ、と笑って)まあ、どうにでもなるよね(最後のセリフに少しだけ付け加える)
(これだけの苦しい日々を生き抜いたのだ。この先の未来にどんな困難が待ち受けていようと、乗り越えて行ける気がした) (何より、自分は決して一人ではないのだし――) -- 山田 健一
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 のりかずは得物を振りかざした。そして雄叫びを上げた。己を、仲間を鼓舞するために。
ウワサの怪物がいた!胸に目がある巨体のゾンビだ!仕留められるか?いや、足止めでいい。再生されるにしても全身蜂の巣にすれば!のりかずは銃を手に取った! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。
巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― のりかずは思う。ああ、これが終わったら丞弥と結婚するんだ…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかしだからこそ、燃えた。この逆境を、引っ繰り返してやろう!
のりかずは最後の力を振り絞った!心も体もボロボロだったが、まだ倒れるわけにはいかない!取って置きのトラップを作動させた!くらえ!のりかずが超大型ゾンビの頭部目掛け、すごい勢いで射出された!
それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ!
のりかずはヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「ありがとう、みんな」と。 -- のりかず
- 「ありがとう、みんな」
(最後に頼れるのはやはり キュアおじさんだったんだ…) -- のりかず
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 瑠依歌は自分の震える脚を叩いた。いざと言う時、動かなくなっては困る。 仲間達を守る!そのために瑠依歌は先頭に立って戦った!正直厳しいが、あと1日だけ、無理をする事にした! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― 瑠依歌は思う。ああ、うらみん×ジェニーってアリだよな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかしまだ死にたくない!やりたい事が沢山あるんだ! 瑠依歌は負ける気がしなかった!これまで共に生き抜いてきた仲間達と一緒なのだ! 超大型ゾンビの気を引こうと大きな音を立て、己を囮にすべく屋上の端へ走った! それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ! 瑠依歌はヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「ありがとう、みんな」と。 -- 瑠依歌
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。 数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 鋼鉄は最も親しい人に寄り添った。死ぬも生きるも一緒だ。 2階も守らなければならない!窓に打ち付けた板を破り、飛び込もうとする飛行型ゾンビを撃ち落とすのだ! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― 鋼鉄は思う。ああ、輝矢をアダルトな雑誌でじっくり責めてみたかったな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかし守りたいもの、その存在が目を覚まさせた! 鋼鉄は不適に笑った!苦しい時ほど、ニヤリと笑うのだ!最後に頼りになるのは愛用の武器だ。それを手に巨人に立ち向かった! それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ! 鋼鉄はヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「なあ瑠依歌…スケベしようや…」と。 --
- ……(なんでこの局面で本命以外の女の子に色目使うんだ、判定のおれ…!!) -- 孝徹
- (体液飲むぞコノヤロウ) -- 山田 健一
- (すごい勢いでぶっ殺すよ?) -- 瑠依歌
- ……(おれじゃない しらない あいつがやった すんだこと) -- 孝徹
- ……(動揺しすぎておあしすの順序すら間違えましたがおれはわるくねぇ) -- 孝徹
- (判定タタラは無事にロッキンポ殺しました) -- 瑠依歌
- ……(こいつはぶっ生き返さなくていいな!ちゃんまほ以外とスケベしようとするあほは死んどくべきだな!) -- 孝徹
- (さ、3人でならまあ…) -- 真秀
- (僕がかわいそうなことになるんですけど!?) -- 山田 健一
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 華代は逃げ出したくなった。しかし、逃げる場所などもう無いのだ。
屋上に陣取り、壁を登って来るゾンビを叩き落とす!まるでモグラ叩きだ。叩ききれなそうにもないが!それでも華代はゾンビ達を撲り、あるいは蹴り落とし続けた! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。
巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― 華代は思う。ああ、ジェニー×のりかずってアリだよな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかしその幻を実現させるためには、生き残るしかない!
華代は生きる事を諦めなかった!屋上に手を伸ばす超大型ゾンビ、その指に、掌に、何度も攻撃を加えた!
それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ!
華代はヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「まるでノアの箱舟だ」と。 -- 華代
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。 数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 ジェニーは最も親しい人に寄り添った。死ぬも生きるも一緒だ。 するべきは脱出までの時間稼ぎだ。前後から攻められる倉庫は放棄。階段を使い、一度に相手をする個体数を減らす!ジェニーは階段の踊り場で必死の防戦を繰り繰り広げた! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― ジェニーは思う。ああ、おなかいっぱい丞弥を食べたかったな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかしそんな妄想は無意味だ! ジェニーは冷静さを失わなかった!巨大でもゾンビはゾンビだ。頭さえ潰せばいい…!その場にあるだけの武器を、燃料を、超大型ゾンビに投げ付けた! それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ! ジェニーはヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「ああヤマケンが食べたい…」と。 -- ジェニー
- ……私のNvirusはオジサマとヤマケンが好きだねー…… -- ジェニー
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。夏樹は得物を振りかざした。そして雄叫びを上げた。己を、仲間を鼓舞するために。
屋上から、下で戦う仲間の援護をする!夏樹は仲間に向かうゾンビを銃で撃ち抜き、大声で安全な移動方向を指示した!それは終わりの見えない、辛い戦いだった。誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。そう勝利を、生存を確信したその時――ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。ゴールドホームの屋上よりも高い。それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる!その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。ゾウを前にしたアリの気分。圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく――夏樹は思う。ああ、華代ってカッコいいよな…と。それは現実逃避だ。ネクロウイルスの見せる幻だ。思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。それほどまでに絶望的だったのだ。しかしだからこそ、燃えた。この逆境を、引っ繰り返してやろう!夏樹は涙を堪えた!泣くのはあの世に行ってからでいい。まだ、出来る事はある筈だ!落ちていた誰かの銃を拾い、撃ち続けた!最後の一発まで!それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。さあ、脱出だ!夏樹はヘリに乗り込んだ。生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。「まだちょっとだけ続くんじゃ」と。 -- 夏樹
- ざけんな、誰が思うかっ!(幻覚には全力でツッコミを入れる ありったけの弾を使いはしたが、ほんの少しだけ残しておく。弾切れのふりをして他の銃を拾って使った)
まだちょっとだけ、っつーか…これからのが長ぇよ。続くってんなら…(こんな1ヶ月があった。と後で笑えるぐらいで済むような そんな未来が用意されていなければ、到底納得などできないのだから) -- 夏樹
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 シズカは空を仰ぎ見た。救助のヘリはまだ来ない。音も聞こえない。
今日はバイプレイヤーに徹する!仲間達の援護に務めた!疲れた仲間と交代し、崩壊寸前の戦線を支え続けた! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。
巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― シズカは思う。ああ、のりかず×華代ってアリだよな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかし闘士の炎は消えてはいなかった!
シズカは愛する者の名を叫んだ!それだけで、力が、勇気が湧きあがる!自分に残された最後の武器は勇気だ!生き抜く意思だ!それを愛用の武器に乗せ、叩き付けた!
それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ!
シズカはヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「まるでノアの箱舟だ」と。 -- 静
- …ーーーーッ!(「愛する者の名」を叫ぶ、届かぬ思いであるそれをぶちまけることで事ここに及んでまだ怖気づく自分を奮い立たせる)
(あの巨大なゾンビを相手にこの激戦だ、おそらく死ぬかもしれない…だが…ここまで来て死ぬわけにはいかない。) (たとえバイプレイヤーだとしても、これからどんな事があるにしても、きっと生きて、生き続けてさえいれば…) -- 静
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 千歳百華は猫たちを心配した。これから訪れる恐怖に、この猫たちは耐えられるだろうか、と。 巨大な肉の塊が転がってくるのを見た!アレは数百匹のゾンビが癒着した集合体だ。バラバラにするべく、火器という火器を投入した! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 (スキップ) 千歳百華は思う。ああ、満足いくまでケツの切り身で遊びたかったな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかしここで終わるわけにはいかない! 千歳百華はそこには守るべきものがあった!膝を折るわけにはいかない!超大型ゾンビの気を引こうと大きな音を立て、己を囮にすべく屋上の端へ走った! (スキップ) さあ、脱出だ! 千歳百華はヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「いつか、家族とも会えるかな…」と。 -- 千歳百華
- (確かめるように握りしめた祖父の猟銃を じっと眺める)
(*フラッシュバック*) ……。(ふ…と、自嘲的に笑って、それから……) -- 千歳百華
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。 数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 フラン小隊は得物を振りかざした。そして雄叫びを上げた。己を、仲間を鼓舞するために。 とにかく数を減らす!ゾンビの群れの中に、爆発物…火炎瓶を投げ入れる!倒せなくとも歩けなくさせればそれでいい! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― フラン小隊は思う。ああ、どうせならのりかずの体液を飲みたかったな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかし絶望にはもう慣れた。そしてそれは、ここに捨てていく! フラン小隊は涙を堪えた!泣くのはあの世に行ってからでいい。まだ、出来る事はある筈だ!自分の扱える武器の様で、最大の火力を誇るもの。それを手に自分よりはるかに強い相手に挑んだ! それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ! フラン小隊はヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「ああ千歳百華が食べたい…」と。 -- フラン
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 うらみんはまったく馬鹿な事をしている、と自嘲した。
今日はバイプレイヤーに徹する!仲間達の援護に務めた!疲れた仲間と交代し、崩壊寸前の戦線を支え続けた! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。
巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― うらみんは思う。ああ、下腹部をラブドールでじっくり責めてみたかったな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかし仲間達の禿げます声が声が耳に、心に届いた!
うらみんは引き下がらなかった!相手が何だろうと、まだ、逃げるわけにはいかない!今にも倒れそうな仲間を支え、銃身を支え、心を支え、共に銃を撃ち続けた!
それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ!
うらみんはヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「性欲をもてあます」と。 -- うらみん
- (下腹部ってどっちとでも取れるから便利だよね……)禿げねぇから!うらみんはげねーからなー(なー、なー)
はぁー……これで……あとは皆で病院に入って……それでゆっくり先輩と……あ、性欲もてあますわ… -- うらみん
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 真秀は歌を歌った。自分を、仲間を奮い立たせる。そんな歌を。 仲間達を守る!そのために真秀は先頭に立って戦った!正直厳しいが、あと1日だけ、無理をする事にした! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。誰もが傷付き、消耗した。 しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― 真秀は思う。ああ、おなかいっぱい華代を食べたかったな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかし目の前の絶望が消えるわけではない! 真秀は命ある限りの抵抗を続けた!死人に負けるものか! 取って置きのトラップを作動させた!くらえ!下腹部が超大型ゾンビの頭部目掛け、すごい勢いで射出された! それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ! 真秀はヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「これからどうなるのかな…」と。 -- 真秀
- 諦めない、負けない…!(ガクガク震える脚。それを叩き、黙らせる)
見てないさいよ、でっかいだけのゾンビ!まだ、最後の手段があるんだからああああああ!!! (必死に振り絞る声。銃声に負けじと叫び、トラップ発動のボタンを握った手で叩く!) (それは少佐が持ってきたロケットランチャーを発射する仕掛け…の筈だった。なのに) (シュポーン!と、下腹部(芸人の方)が斜め上へとすっ飛んでいった)…………えっ。 (思わず、口を◇の形に開けた表情で、フライング下腹部を眺めるのだった) -- 真秀
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 クラウドは空を仰ぎ見た。救助のヘリはまだ来ない。音も聞こえない。 2階も守らなければならない! 窓に打ち付けた板を破り、飛び込もうとする飛行型ゾンビを撃ち落とすのだ! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― クラウドは思う。 ああ、うらみんって性奴隷にしたいよな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかしまだ生きたいのだ。 そこに理由なんかいらない。生きるために戦う! クラウドは引き下がらなかった! 相手が何だろうと、まだ、逃げるわけにはいかない! 巨人の足元にガスボンベが転がっているのに気付いた。 そのボンベを銃で撃ち抜き、大爆発を起こさせた! それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ! クラウドはヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「ありがとう、みんな」と。 --
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。
数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 丞弥は今なら、1人ここを逃げ出す事が出来るかもしれない…。そんな思いを振り払った。
ウワサの怪物がいた!胸に目がある巨体のゾンビだ!仕留められるか?いや、足止めでいい。再生されるにしても全身蜂の巣にすれば!丞弥は銃を手に取った! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。
巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― 丞弥は思う。ああ、のりかずをねこみみカチューシャでじっくり責めてみたかったな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかしまだみんな戦っているんだ。自分だけ折れるわけにはいかない!
丞弥は愛する者の名を叫んだ!それだけで、力が、勇気が湧きあがる!落ちていた誰かの銃を拾い、撃ち続けた!最後の一発まで!
それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ!
丞弥はヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「いつか、帰ってくるよ。この街に」と。 -- 武名 丞弥
- (命の危機を前にしたとき、そいつの本性が見えるなんていうが・・・自分はそんなものは信じない、本当に切羽詰まった人間の考えなどどれも似たり寄ったりで、人間性なんて言うのは寧ろ余裕のある時に生じるものだと思っているからだ)
へっ・・・なるほどね・・持論は正しかったわ(ぶっちゃけ超逃げたい、生きがいとか希望とかマジでどうでもよくなってきた)いやよくない・・よくないんだよ・・・(言い聞かせる) -- 武名 丞弥
(自分に言い聞かせる内に逃げる機は失われ、もはや戦う以外に道はなくなる)上等だぁかかってきやがれゾンビども(雄たけびを上げ、二階での攻防に加わる) (そして・・・食い止める戦いを続けるうちに出会う)へっお出ましか、また会ったなぁデカブツ!今度はおふざけじゃねぇマジで仕留めてやっから覚悟しな!(パシャリと撮影) (少佐の話じゃぁロケランを打ち込んでもしばらくしたら回復してきたとか・・・)「しばらくしたら」って事はよー?しばらくは動けなかったって事だよなぁ?そのまま消し炭になるまでやっちまえばいいんだろうが!!(昂ったテンションに任せてひゃっはーと火力を集中させた!) -- 武名 丞弥
(いける、この戦い・・・勝てる・・・そう確信しつつ屋上へと上がってきた時、それはやってきた) なんだ・・・ありゃ・・・(カメラマンとしてあり得ざることだが・・・一瞬撮ることを忘れた・・・それほどまでに圧倒的な存在感だった) 15・・・20はあるか?・・・(体長が十二倍なら体重はつまり・・・)千倍・・以上・・・? オイオイオイオイどうなってんだよなんであれで立ってられるんだよ(いくらゾンビが強い膂力を発揮するとは言っても限度があるはずだ・・・だが目の前にそいつは存在していて、こちらに向かって歩いている) はっ・・・はは・・・無理だろ、あんなの(なんだかやけに諦観した気持ちでそれを見やる・・・あまりに、ばかばかしいほどに現実感がないのだ・・・) この一か月・・・なんだかんだで楽しかったな・・・(不謹慎な発言だが、正直な感想だった・・・苦しくて辛かったが・・こいつらがいたから楽しかった・・・思えばいろんなことがあったが・・・ハイライトはやっぱりあれだ・・・魔法のスティック・・・あの時の自分は正直どうかしていた) (あのおもちゃはもう壊れてしまったけれど・・あの時確かに感じた熱い気持ちは、今も自分の中に残っている・・・)
・・・・・・(そうだ・・・まだ残っている・・・自分を輝きの中へと連れて行ってくれた、あの時の気持ち・・・)
はっ・・(思わず笑ってしまう・・・バカじゃないのかこんな事・・・でも事実だ・・・取り繕う事の出来ない、ただ一つの真実・・・それは)
・・・たとえ変身できなくても・・・魔法のスティックがなくても・・・俺はジャーナリストで・・キュアおじさんだ!!
(ロケットランチャーを握りしめる・・視界に入るバス・・・アレには可燃物が満載してある) さらば相棒!そして見てろよミケ!!これが・・・おっさんの意地だぁぁぁあぁぁ!! (超大型ゾンビがバスのすぐ横に差し掛かる・・・そこに)食らいやがれぇぇえ!!(ロケット砲を打ち込み、巨大な爆発でもって巻き込みを狙った) -- 武名 丞弥
(そして戦いを終えてヘリに乗りこむ・・・和気あいあいとした様子の仲間たちを眺めながらようやく一段落着いたのだと息をつく) ・・・今度来るときは、ゾンビは抜きでお願いしたいね・・・(そう・・・思えばあの日抱いた疑問がこの旅の始まりだった・・・自分はいつの日か必ず、突き止めなければならない・・・まほロバが、ぐんまちゃんのパクリなのではないかという疑惑の真相を・・・) -- 武名 丞弥
- ゾンビの大群が迫って来る。凄まじい数だ。 数百、いや、数千は居る様に思えるゾンビがゴールドホームに向け、突進してくる。 ユメは得物を振りかざした。そして雄叫びを上げた。己を、仲間を鼓舞するために。 するべきは脱出までの時間稼ぎだ。前後から攻められる倉庫は放棄。階段を使い、一度に相手をする個体数を減らす!ユメは階段の踊り場で必死の防戦を繰り繰り広げた! それは終わりの見えない、辛い戦いだった。 誰もが傷付き、消耗した。しかし今日1日なら何とか耐え凌げそうだ。 そう勝利を、生存を確信したその時―― ゾンビの大群の背後から凄まじい地響きを上げ、それは迫ってきた。 巨人。巨人だ。全長20mは有るだろうか。 ゴールドホームの屋上よりも高い。 それは即ち、この超大型ゾンビが居る限り、ヘリはここに着陸出来ないという事だ。 巨人、いや超大型ゾンビは足元のゾンビをブチブチ踏み潰しながら、ゆったりと迫ってくる! その丸太よりも遥かに太く長いあの腕で、屋上をひと薙ぎされるだけで、全てが終わる…。 それどころかゴールドホームの建物すら、叩き壊されるかもしれない…。 ゾウを前にしたアリの気分。 圧倒的な力、圧倒的な威容を前に、その場の誰もが言葉を失くす。 絶望が胸に圧し掛かり、目の前が暗くなっていく―― ユメは思う。ああ、満足いくまでマイクロビキニで遊びたかったな…と。 それは現実逃避だ。 ネクロウイルスの見せる幻だ。 思わず、わけのわからない空想に逃げ込んでしまったのだ。 それほどまでに絶望的だったのだ。 しかしまだ死にたくない!やりたい事が沢山あるんだ! ユメは不適に笑った!苦しい時ほど、ニヤリと笑うのだ!自分の扱える武器の様で、最大の火力を誇るもの。それを手に自分よりはるかに強い相手に挑んだ! それに呼応するかの様に、仲間達も一斉に最後の攻撃を行った。 これまでと同じだ。このゴールドホームで生き抜いた日々と。 誰一人、諦める事なく、力を合わせ、困難に立ち向かった。 だからやれた。これまでと同じく、やり遂げる事が出来た。 超大型ゾンビは、その頭部に大穴を穿たれ、膝から崩れるように倒れ、力尽きた。 巨大な死体が大地を打つ音と、ゾンビ達が大量に潰される、嫌な音が鳴り響いた。 そしてその向こうから、ヘリのローター音が聞こえてきた。 さあ、脱出だ! ユメはヘリに乗り込んだ。 生き抜いた仲間達と、沢山の動物達と共に。 そして空から、次第に小さくなってゆくゴールドホームを見下ろし、最後に呟いた。 「グッバイ、ゴールドホーム」と。 -- ユメ
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