アルト「ランカ、三千円貸してくれ」 ランカ「アルト君なんでいつもそうなの?」 シェリル「私に頼っていいわよアルト!」
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- 結婚式リハーサル会場 --
- …新郎、パッカー・バック。汝は、この女たちを妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み…
他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?
(神父の厳粛な言葉が、教会内に響いた。) --
- (二人の女性を愛する。そのいばらの道を選択して、一年と4か月。…こうして、関係を深めていき。今日、結婚という一つのゴールへと。)
(今思い返しても、とても身勝手な選択だったと思う。普通なら、二人に愛想をつかれて別れられてもおかしくない。それでも――) (それでも、今このような幸せな場にいられるのは。間違いなく、二人の寛容な心のおかげであると感じて。そんな、我儘な俺のことを受け入れてくれた、二人のためなら) (…何があっても、幸せにする。絶対に。それは、自然と誓いの言葉となって、零れる)
――――――誓います。(二人と、永遠に。死がお互いを分かつまで…共に歩み続けることを。誓った) --
- …新婦、アルディナ・バック。汝は、この男を夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み…
他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?
(神父の厳粛な言葉が、教会内に響いた。) --
- (深呼吸をする。最初この都市に来た時に…いや、過去の出来事から考えるにこういう状況になることなんて考えられるはずはなかった。しかし、それは望まざることか?)
(…そんなことはない。悩んで、告げて、泣いて、そして思いを受け止めてもらい、それに応じた私がいて、同じく応じたティアがいて、そして今…愛しているパッカーがいる) (この関係を、一時のものだけにするのか。それは否。ティアと…それから、パッカーと…この3人で、これからを過ごして行きたい。そういう思いが、胸からこみ上げてくれば。口から言葉となって)
――――――誓います。(この都市に来た頃からは考えられないほど、穏やかなほほ笑みを浮かべて。共にあり続けたい、そう…誓った) -- アルディナ
- …新婦、ティアフウル・バック。汝は、この男を夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み…
他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?
(神父の厳粛な言葉が、教会内に響いた。) --
- …誓います。
(元より他に言うべき言葉など無い、彼の側が私の帰る場所であり、彼の帰る場所でもある) (そう、確固とした己の信じる物がいつの間にか自分の中に生まれていた、そこに迷いの挟まる余地も「掛かり」も存在しないのだ) (言ってから視線だけを動かしてほんの少し、チラリと新郎ともう一人の新婦を見る) (自分が見てもこの二人は似合いの夫婦だと思えたし…自分と新郎もそうであって欲しい、そうなる為に努力したいと自然に思えた) (三人で共に進もう、往く道は平坦なものばかりではきっと無いのだろうが) (その苦しさを共有し、手を固く結んで乗り越えていきたい そう…強く思う) -- ティア
- …では、新婦は、新郎に誓いのキスを。
(本来は、新郎が神父に行う、誓いの口づけは。今回は少し特殊な状況のため、変更があったようだ) --
- (事前に三人で相談していたこと。誓いのキスの時、どちらから先にするか選択することになる。それは嫌だと、話をして。)
(二人はどっちが先でも気にしないと言ってくれたが――そこは、元々が規格外の結婚式なのだから。規格外にいこうと。つまり平等にキスをするために…) ………ん。(目を閉じて、二人を待つ。身長差は二人ともあまりない、腰をかがめる必要もない…) (新婦たちが、両頬に、同時にキスを。そんな幸せな選択肢を、選んだ。) --
- (事前での打ち合わせにより二人でパッカーの頬に口付けを行う事となる)
(そういえば、と…改めて横に並んでまじまじと確認する。身長は…ほぼみんな同じ高さで、それはパッカーも含めて。…でも、どこか頼り甲斐のある雰囲気に成長している。そう感じながら) (なら、そのパッカーに頼ってばかりではなく、これからは今以上に支えていける様にならないといけませんねと肩を軽く竦めてから) (ティアに目配せして、同じタイミングでパッカーの頬に口付けをしようとして) -- アルディナ
- (アルディナと歩を同じくして足並みを揃え、新郎と向かい合って静かに並び立ち)
(視線も自分とほとんど変わりのない二人を視界に収めると、この街に来てすぐの頃を思い出す) (あの時自分の考える、良き夫というのはごく単純な価値観であった つまり良い狩りのできる、筋骨逞しい目鼻の通った男だと) (新郎はその基準とはあまり合ってはいないが、だけど学生としての生活を送る中で彼の人となりの良さを知るにつけ、そんな事は全く問題ではなくなっていた) (この人こそ私の夫、そして隣にいるもう一人の新婦アルディナにとっても…彼女の目配せには軽い頷きで答える) (三人それぞれが今この時結ばれる夫婦としての関係を頼りあい、頼られた時に支え合う…) (すんなりとは実現しないかもしれないけれど、私達ならやっていけると言う予感はある) (そんな事を思いながら、アルディナと共に新郎の肩にそれぞれの手をかけ、そして両方が頬へとキスを行う) (自分の信ずる精霊へ婚姻を伝える儀式とは異なるが、それはまた後ほどすれば良いか…とか、並大抵の苦労ではないが、私の夫には是非にも頑張って貰わなければな?と思いつつ、新郎がしてくれるであろうキスを待つのだった) -- ティア
- (両頬に受ける、愛する人たちからの婚姻の儀のキス。男にとって、最も幸せな瞬間なんじゃないか、とぼんやりと思考しつつ)
(二人の唇が離れ…名残惜しさと共に。お返しのキスを返す。)……順番は、前に決めたよな? (小声で二人に耳打ちし………そっと、それぞれの唇に、キスを返した。順番?それを聞くのは野暮ってもんだ) --
- …では次に、指輪交換に入ります。新郎は新婦たちへ。新婦たちはそれを受けて、新郎へ。指輪の交換を
(指輪の交換。事前に準備しておいたウェディングリングを、式の最後の儀式として交換する――) --
- (事前に購入しておいた……二つの指輪。一つはティアへ。一つはアルディナへ。想いを込めて選んだ指輪は)
(ティアへの指輪は、一般的ではないが……黒曜石を磨き彫って作った、手作りのもので。黒く、しかし淡く光っている。…二人の間の指輪ならば。これが一番と感じた) (アルディナへの指輪は、アルディナのイメージカラーとしてのサファイアが埋め込まれた、青い宝石が小さく輝く銀のリング。値段はかなり張ったが…彼女に、これ以上似合う指輪はないと。そう信じて、手に入れた) (二人が、それぞれ左手をそっと前に出してくる それを受けて)…………二人とも。愛しています。(愛の言葉と共に) (そっと、片手に一つずつ、彼女らへの指輪を持ち……器用に、相手の薬指へ。指輪をはめた)
(そして、今度はお返しに。両手を、それぞれの新婦のほうへ差し出して。プロテスタントでは左手、カトリックでは右手らしいが…作法は知ったことではない。) (愛を確かめ合う形として。そして、二人を平等に愛するならば。二人からの想いも、同時に、平等に受け取る必要があると思っての事。もちろん、事前に相談済みである) --
- (滞り無く続いていく式、そうして指輪の交換に映ることとなり)
(左手を出して、そして愛の言葉とともにはめられる指輪。私自身の色をイメージしたかのような青い宝石の指輪で)
(そうして此方からのお返しとしての、指輪の交換。差し出された右手を取って、薬指にはめようとする指輪は鮮やかな赤色のルビー。チラリとティアの方を見てタイミングを合わせ様としながら) -- アルディナ
- (二人の共同作業による、黒曜石と銀を合わせて作り上げた世界で一組しかない指輪)
(それを新郎が自分の指へと通し、あるべき場所にはめるとそっと包み込むように握る) (ああ、何という高揚感なのだろう 女性として、人間としてのこの甘美な幸せに今、私は満たされている) (目を閉じ息を静かに吐く、心の昂ぶりと共に溢れた涙が一筋だけ頬を伝った) (そして新婦である自分から、新郎のパッカーに指環を嵌める番だ) (手に取った指輪は自分の物と同じ装飾、同じ形…だけどその材質は黒曜石ではなく、燃えるような色、夕陽の最も紅い所を切り取って作ったかのようなルビーである) (アルディナがパッカーの右手を取り、自分は左手を取る) (自分が感じたこの幸せを相手にも、そして隣のアルディナにも感じて欲しいと思う) (だから目配せに答え、時を同じくして新郎の指へと目に見える誓約の証である指輪を滑らせた) (指輪は指に引っかかることもなく静かに進み、自分の物がそうであるように、あるべき場所で止まる) (私が今この指で指輪を嵌めた人こそ我が夫、どのような時の流れが押し寄せても私が婚姻したのはこの人ただ一人…) (言葉にこそ出さないが、指輪同士を触れさせて自分の胸の中でしっかりと、揺るぎのない誓いを立てるのだった) -- ティア
- …これにて、婚姻の式は終了となります。貴方がたは、今、夫婦としてここに認められました。おめでとう。
(式が終了する。…これでまた、新しい夫婦が。それも新婦が二人という特異な結婚式は、幕を閉じた)
(この後、ウェディングロードでブーケトスが行われます。式を見に来てくれた方々は、どうぞご参加ください。) --
- (三月。桜の散る時期に、パッカーの卒業式が行われた。壇上に上がる頃にはボロ泣きしていたパッカーを二人で見守り)
(そして、その翌日。約束していた、3人での温泉旅行。エリザベートから貰った宿泊チケットを使っての、3人での初めての長い旅行であった)
…いや、まさかチケット見せたら貸切で温泉入れるとは思わなかったわ。エリザんち、やっぱ金持ちなんだな…(そんなことを言いつつ。3人で温泉へ向かう廊下を歩いている) (旅館は和風のとても立派な旅館で。招待券を見せると、最高級の広い部屋に通され、温泉も露天が貸切になるというおまけつき。エリザにはあとでお礼しないと、と思いつつ) …しかしなんだ。卒業式じゃなんつーか恥ずかしいところを見せたというか。泣きまくってて少しはずいです。 -- パッカー
- (在校生として、恋人として見守りながら。私の時も同じように泣くのかなと思いを馳せつつ)
……もう少しこう、手狭というか普通の旅館みたいな広さの部屋を予想してましたけど、まさかあそこまで広いとは(歩きながら答えつつ、あれ臨海学校の女子部屋と同じくらいの広さだったかなと思い返して) 何行ってるんですか、夜は私たちの恥ずかしい所をたくさんみてるじゃないですか。…という冗談はさておき、色んな想い出ありましたからね…私とティアは後1年ありますが。(そう言いながら思い返すように) -- アルディナ
- 臨海学校の際の旅館も大きかったが、ここも相当な広さだな…本当にあの券一枚でこんな場所に通してもらっていいのか?
いざという時のためにしまっていた砂金の袋を持って来るべきだったかもしれん…。(こちらは対照的に落ち着かない様子、この差は人里にいた時間の差というものだろう) 泣くのはそれだけ情が深いということだろう、怖れを前に泣きわめいて逃げ出すのが男らしくないのであって、情が動かされた時に泣くのは自然なことだ。 (二人とは対照的に、いつ追い出されるかを少し心配しながら一歩後ろを警護するようについていく) -- ティア
- 俺も少し本当かどうか疑わしいけど…エリザを信じて満喫することにする。した。駄目だったら金払えばいいし、あんまり気にすることでもねーだろ(対照的に気楽な男)
こう、4年間の想い出がぶわっと心の中に思い浮かんで来ましてね…涙が止まらなくなった。…まぁ、恥ずかしいってほどでもないのか、な(二人の言葉に頷きつつ)
(さて、貸切の露天風呂――聞いてみれば、混浴でも構わないという。お言葉に甘えて、3人で入ることにする 脱衣所は別なようだが…) (服を脱ぎ、洗髪セットとタオルを手に、男子更衣室から浴場へ。見ればなるほど、男女どちらの浴室からも来られるようになっており…本来は仕切りで区切るだけのようだ) (もちろん、貸切のため今日は仕切りはついていない)……いい景色だこりゃ(かけ湯をしつつ、露天風呂から見える高台の、山々や街並みを見下ろして二人を待つ) -- パッカー
- うむ…しかし私はあまり持ち合わせを持って来ていないのがな。土産物少々と帰りの運賃を三人分程度しか持っていない。
他にも泣いている者はいたし君が特別目立っていたという訳でも…いや、確かに多少は、な。(思い返してクスリと笑う、しかしそんな所も良いと思うのである) アルディナ、見えるか?こちらだ。(風呂場に眼鏡を持って来る訳にいかない、いわゆる相方のような相手を導いて入ってくる) …うむ、絶景だな。(手桶とタオルで必要な所だけを隠しながら視界に入る風光明媚を見渡し、満足感からのため息ひとつ) -- ティア
- まあダメだって言うなら部屋に通される前に門前払い喰らいそうな物なので。一応お金、幾ばくかは持ってきてますが…足りなかったらそれはそれで働いて返せばあるいは。もしくはジロー殴りに行く(特に理由のない暴力が)
感極まることは多々ありますよ。でもパッカーのおかげで、私は卒業式の時に気にせず泣く事が出来ます。(冗談めかしながら答えて)
あーうー…ん、大丈夫。ですが見れないのはやっぱり不便ですね…(次はいる時は予備の眼鏡荷物から持ってこようと思いつつ) …絶景かわからないですが、何だか空気は美味しいですね(胸からタオルを長いタオルを巻いて身体を隠しながら大きく深呼吸して) -- アルディナ
- 実はこういうこともあろうかと結構な金を持ってきてるのが俺。…ってか、うん。アルディナの言うとおり入れてもてなされてる時点でセーフ!だと思う。
…二人が泣いてる姿を見てからかってやろうとも思ったけどたぶん俺も二人見てもらい泣きするだろうな!俺涙腺緩いからね!(すぐ涙する感情に素直なバカ)
(タオルで体を隠す二人を見る…もちろん、その下まで見慣れてはいるのだが。温泉で、こういうシチュエーションではまた別腹で)…うん、綺麗だ(素直に感想漏らしつつ) アルディナは転ばないようにな?…さて、それじゃあ前から言ってた、卒業祝いに二人の髪を洗わせてもらうって話!させてもらうからな!(すごい楽しそうに、シャワーが供えてある洗い場に向かわせて) (そして、座る二人の背中を後ろから眺めつつ…黒と、青の、長い髪を目前にしてほんわかな表情を浮かべつつ)…どっちから洗おうか。悩む…! -- パッカー
- そうだろうそうだろう、やはり絶景というのは誰であっても心を動かされると言うものだ。
(素直にパッカーも目の前にある景色に驚嘆の声を上げているのだと信じてうむ、とうなずき) しかしそんなにも楽しみにしていたなら街にいる時にも好きに洗わせてあげるのだが…君なら無碍には扱わないだろうし。 そうだ、風呂といえばだ。結婚した暁には新居が欲しいぞ、風呂が広くて干物を作っても問題ない庭のある奴だ。 -- ティア
- …何だか見れないのが少し口惜しい。後でもう一回入ることにしましょう(視界がだいぶぼやけているのでどことなく口押しそうに)
その辺り、卒業まで待ったっていうのはつまり自分へのご褒美みたいな感じじゃないかと。 …新居ですか、良いですね。特に干物なんかが作れるほどの十分な広さの庭。少し私にもティアの干物の作り方見せてもらっていいですか? さてと、それでどちらから洗います?…安心して下さい、私達は逃げたりしないですから。でもできるだけ早く決めてくださいね?(待つのはアレで慣れましたが、この状態で何時間も待ったら風邪引いてしまいますからと肩を竦めて) -- アルディナ
- こういう違う景色を眺めつつ特殊な場所でね?洗えるのが素晴らしいんですよ!(それじゃあ一番手はティアの方に、とティアの髪をシャワーで濡らして)
新居か…結婚したらそれも探そうと思ってるけど、二人が学生の間は流石に洋上との行き来が大変だろうから…卒業後かな。俺暇があったら近くの街の家探しておくよ。 (ティアの黒い髪をしっとりと濡らし、愛用のケアシャンプーで手を使いながらゆっくりと泡立てて、髪を梳かしていく 髪の根元まで丁寧に洗いつつ)…ほわぁぁ…(なぜか幸せそうな顔をしているのはこっちのほうで) -- パッカー
- 分からなくはないが私は普段からパッカーの灼色の髪を洗いたいのだが…。(何も特別な時に限らなくとも、と若干残念な様子)
それが良いな、アルディナも私もお互いに得意な家事を教え合って互いに主婦としての技能を磨くというのは素敵なことだ。 (という訳でそのための資金も必要になるぞ、と将来の大黒柱になる細い肩を叩き)うむ、場所選びは君に全て任せるとしようか。 ん…流石に良い手つきだな…。(女性顔負けの繊細な指通しでことさら丁寧に洗われてゆく自分の髪を体感しつつ、気持ちよさに目を細める) …おいおい、私だけで呆けていてはアルディナの番になったら融けだしてしまうのではないか? -- ティア
- 特別なときに限らないと多分延々と続けられる可能性が・・・?何にしてもそういう特別な状況でするってのがミソらしいですよ。
家事で教えあえるのもそうですし、子育てで困ったりした時もすぐに相談出来る状況というのは心強いです。(何だかこの分だと授かるのもほぼ同時期になりそうですから。と、付け加えて) まあパッカーの見つけてくる場所に間違いは無いとおもいますから。(おねがいしますねと顔を向ける、方向が明後日なのは視力の悪さからか) …まあ融けたら融けたで、柔らかくなったら硬くするまでです。というのは夜までとっておくとして、本当に大丈夫ですか? -- アルディナ
- 新鮮さというのは常に重要なことではある。もちろん、いつも愛しい存在を感じられるのも幸せだが。…二人の髪洗い終わったら、今度は俺の髪と背中洗ってもらおうかな?そんじゃ。
(ティアの髪を丁寧に…トリートメントまでして、お湯でゆっくりと洗い流しつつ)二人とも主婦か…俺の子供抱いてもらうんだよなぁ。考えるだけで幸せになってきた。 でもなんだ、家事とか子育てについては俺も手伝うし。3人で力合わせて頑張って行こうぜ?(ティアの髪を洗い終えれば、次はアルディナへ シャワーで髪を濡らして) 家については任されました。リーフが卒業して先に街に降りてるからな、遊びに行くついでに色々聞いたり見て回ったりしてみるよ。たまに一日あけるかもしれないけど…まぁ、そもそも研究科って暇そうだし。 (アルディナの髪を、ティアと同じくらい優しく。愛しいものを愛でるような手つきで、丹念に泡を立てて洗っていれば)……幸せすぎます…!(さらに恍惚の表情) ……もうね、なんだろう。二人の髪に埋もれて窒息したい…。愛おしすぎる…(うれし涙すら見せつつ。かなりきわどい変態発言をしながら 下半身はまだ常態であるが) -- パッカー
- 二回洗ってもらうということか、それは?脂分が抜けすぎるのは髪が痛む原因だぞ。
そういう事だ、他の誰でもない君が私とアルディナの夫として二人の間に生まれる子を支えるんだぞ。 君が出張ると何でも人並み以上にこなしてしまうのがな…家の事は妻の仕事だと思っている私には痛し痒しといった所だな。 (髪を洗い終わると先に洗ってもらったことをアルディナに感謝し、席を譲る)さあ、次は君の番だ。 …本当にパッカーは女性の髪が好きなんだな。その理由が君の母親のおかげだと言うのは聞いていたが…。 -- ティア
- 多分それぞれに…という意味合いではないかと。それでは私は伸ばし続けて日が浅いので、背中とかを洗いましょう。ティアは髪をお願いしても良いですか?
もう、気が早いですよパッカー。でも吉岡さんからは孫に囲まれた所のイメージを受けたりしました。 冒険科ですらそこまですること多くはないんですが、それ以上に暇なんですか?(眼を閉じて髪を洗われながら、心地よさげに吐息を漏らして) 確かにパッカーはなんでも出来ます、というかむしろパッカーの苦手な事が思いつかないんですが…何かあったりしますか? 私も同じ話は聞いてました。…窒息死するまで行くのは流石にマズいとは思いますが。 -- アルディナ
- 二回洗ってもらっても良かったけど、アルディナの案を採用しますか、それじゃあ。(脳内で――アルディナなら体で洗いますねーとかやりそうだなとか思いつつ)
男は仕事女は家事という考えはもうだいぶ古いぞティア。温故知新という言葉もあるが、俺は仕事も家事もやりたい。家事は主に趣味に近いからな! 孫に囲まれる老後いい…そうなりたいね…。…研究科はなんかすげー暇そうなんだよね。前以上に暇な時間が出来そうなので二人を愛する時間に割こうと思います。 (アルディナの髪を丁寧に洗い終え、トリートメントもして、シャワーで手もみしつつ泡を洗い流して)…俺の苦手なもの?酒と幽霊くらいしか思いつかないけど…特に前者はその、なんだ。記憶失うことが多くてつらい。 …母さんのこともあるけど、最近は二人を見続けてるからさらに好きになってきたというか。というより、二人の髪に夢中というか。二人に夢中です。あんまり他の子の髪眺めなくなったしな… (そして二人の髪を洗い終えれば)…さて、そんじゃお願いしようかな?(髪を巻いていたタオルを解き、赤い髪を躍らせて。二人に向けて背を向けて座る) -- パッカー
- (という事を考えてそうですが、背中流すときにはやりませんよ。前なら別ですが…と、何かを感じ取って脳内で思いつつ)
…何だか食事当番をほぼパッカーが受け持つ未来が見えました。それにしても仕事ですか。これはあまり人には言ってないんですが…将来、お店をやってみたいなと。 …そういえば、パッカーがあまりお酒呑んでる光景みませんね。ふむ、記憶を無くす……(アルディナはその言葉を深く心に刻み込んだ) …もう、パッカーったら何を言うかと思えば(そんな事を言われて、頬を染めながら嬉しそうに笑って)それじゃ、背中洗いますよ(髪を洗ってもらったお礼に、こちらは向けられた背中をタオルで流し初めて) -- アルディナ
- ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ --
- (バレンタインの――――その日。長い長い、夢から覚めて。……悪夢だった。ひどい悪夢……)
(……友の気持ちに、答えた…はずだった。だけど、だけど。それでも、友を失った痛みは、身を突き刺すように。…ぽろり、と金色の瞳から、涙がこぼれた) (自分では瞳の色に気付いてないが―――夢で進化した異能の、後遺症。ぽろりぽろりと。涙があふれて止まらない)…クル…!! -- パッカー
- …さて。(一方で、パッカーの現在の状況を知らない恋人は、部屋のドアの前でどことなく緊張した面持ちで)
…流石に本命チョコがビーフジャーキーてのはマズいですからね。ちなみにティアは何を用意しました?(そう言いながら用意したプレゼントを持ってもう一人、同じ相手を愛している相手に聞いてみる) -- アルディナ
- (こちらはふう、と息を吐いてからは普段通りの表情であり、そのまま彼女の内面も表していた)
それもそれで良いような気もするぞ、しっかりと作った干し肉は貴重な食料だし少なくとも悪いものではあるまい。 まあ…そういう事ではないのは分かっている。私は前に欲しいと言っていた卒業してからの彼の服を、前に街で選んでくれたまま買ってきている。 -- ティア
- (…二人の声が、聞こえる。慌てて目をこすり涙を止めようとするが、止まらない。きっと…きっと、ひどい表情をしてるだろう)
(ノックは不要、と前に二人には伝えたし、今日は来ることも聞いているので。遠慮なく、桜の木が植えられている扉は開いて。)……あ……(愛する、二人の顔を見て。また、涙がこぼれた) ………………(感情が爆発した。友を信じて、でも掬えずに。異能を取り戻して、進化して、それでも。きっと友は守れなかった、その悲しみが。) (心配して駆け寄ってきた二人を―――――抱きしめていた。二人の胸に顔をうずめて)………うあ、ああああ……!!(声を出して、泣いた) (それは赤子のような鳴き声でもあり――パッカーがまた一つ、大人になる、涙であった) -- パッカー
- (扉を開けると恋人の姿が見える、立ち上がろうとしていたのか半端な姿勢だ、声をかけようとして…瞳の色がまるで違うことに気がつく)
黄金(きがね)の瞳…パッカー、何が…。 (どこかに出かけていたと言う話は聞いていない、家にいて突然眼の色が変わることなどあるのだろうか…) 何が…あっ、パッカー…。 (何があった、と尋ねようとしながら近寄るが、溢れるがままに涙を流しながら、母を見失った幼子のようにがむしゃらに抱きついてくる) (その姿を見れば、何かを問いただすよりも、ただ黙って抱き返し愛する人が受けた心の傷を塞ぐ手助けがしたいと思った) -- ティア
- パッカー?…あ、の…その瞳…。(黄金の瞳を見て、色んな噂は聞いていた。しかし何らかの前兆の様な物があってしかるべきではないのか・・・そういう思いは一瞬で吹き飛ぶ)
(抱きついて声を上げて泣くパッカーに、何か声をかけようか迷ったが…今は落ち着くまで待とう、それまでは…こうして抱きしめて支えていよう。彼なら、一人で立ち上がれるだけの強さを持っているかもしれないが…こうして自分たちの胸で泣くその姿が愛おしくて。そして一言) …落ち着くまで、私たちは待ちますよ。パッカーの事(優しく語りかけてから、抱き返す腕に少し力を込めて) -- アルディナ
- (泣いた。ひどく、涙が止まらなかった。友を救えなかったことの悲しみ、それと、二人が優しく、抱きしめ返してくれることへの嬉しさとで)
(長い時間、子供の用に泣きはらして……落ち着いたのか、顔を上げる。瞳の色は緑に戻っていた)……ごめんな、こんな日に、急に。…隠し事苦手だから、全部話すな。
(クルガロアという友がいたこと。最近姿が見えないうちに、悪の道に染まっていたこと。夢で異能が食われたこと。友を救おうとして、でも掬えず。命がけで戦い、異能は夢の中で取戻し、進化したこと。などなど、すべて話して) (大きく、深呼吸。息を吐いて)……でも、俺は帰ってきたよ。二人のためにも…死ねないから。………ありがとな、二人とも。俺、やっぱ二人と一緒になれて、ほんとによかった。(泣きはらした顔で、でも、吹っ切れた…というよりは、大人になったパッカーは。けなげな笑みを見せる)
(その後は、二人のチョコを味わって食べて。3人で、かみしめるように日常を――過ごした)
(パッカーの卒業は、来月。) -- パッカー
- (瞳を伏せて恋人が泣き終わるまでの長い間をただ黙って抱きしめ、こんな時に自分は何ができるだろかと考えて)
誰かを失った訳では、ないのだな…。(結局の所、こうして痛みを分かち合い共に泣く事しかできないのだと寂しさに似た感情が湧いてくる) (アルディナと二人でゆったりと抱きとめ、落ち着くまでに要した時間をただ過ごすのだった) (それからしばらく後、落ち着いたパッカーが話す全てを二人一緒に聞いてみる) (にわかには信じがたい話だとまずは思った、自分の中にある夢というのは確かに何かの先触れである事がたまに存在したが…そんなにもはっきりと、しかも他人が介入して来るというのは…) しかし…事実なのだろうな、君がそう確信するのなら。よく戻ってこられた…。 (元の瞳に戻ったパッカーを優しげに見つめ、この世の中で最もパッカーを必要としている自分達の元へ戻って来てくれたことを素直に嬉しいと思った) -- ティア
- (新年の朝。元旦とも呼ばれるその時間。昨日の――年越しの夜から、ずっと3人で髪を梳きあって。初日の出が登るのと同じくらいの時間に意識を落とし)
(そして、昼ごろに気怠く目を覚ましながら、作った雑煮と作り置きのおせちを並べて。3人で新年の祝いをするのであった) ……つーことで。ふたりとも、あけましておめでとう。今年もよろしく。(少しすわりを整えて、新年のあいさつを二人に送った) -- パッカー
- (若干早くに起きて雑煮を温め、器の支度をしてからエプロンを脱いで身なりを整える)
年が明けて誠にめでたい事だ、今年も恙なく一年を過ごせるよう皆で努力しよう。 -- ティア
- んぅ…(冬の寒さに弱いのか、どこか薄ぼんやりとした様子で。それでも少ししたら普段通りになりながら)
一年の計は元旦にあり。…は、少し意味合いが違いますね。ええ、こちらこそ二人共本年もよろしくお願いします -- アルディナ
- はい、あらためてよろしくな(二人の言葉に、返事を返して)それじゃあいただきますですよ。おせち二段の俺の腕前を存分に味わってほしい
(もぐもぐと、しばらく3人で元日料理に舌鼓をうちつつ。そして、二人が雑煮の餅に口を付けたあたりで。ふと) ところでさ。いつごろ結婚式あげればいいかな。希望ある?(と。とんでもない爆弾発言をするのだった) -- パッカー
- 私も手伝うと言いながら結局パッカーが一人で作り上げてしまったからな、海老の含め煮は私の得意料理だというのに。
そのぶん雑煮は私とアルディナで作ったから安心して飲むが…っ。(余りにも唐突な質問であった、流石に息を呑む) …私は成人しているから学生結婚でも特に支障はないだろうが…アルディナがどうするか、だな…驚いたな、案外すんなりと自分の中で飲み込めてしまった。 君はどうなんだパッカー、やはり形あるものを出来るだけ早くしっかりと残しておきたいと? -- ティア
- それでは、いただきます(手を合わせてから黒豆をもぐもぐ)…本当なら私達がこの辺り作るべきだとは思ったんですが…なんか悔しい様な。しかもやっぱり美味しいのがまた余計に。
んー?(もぐもぐと餅を咀嚼してから、ズズズと汁をすすって)…いつ言い出すかと思いましたけど、年の初めに大事な事を決めておきたいというわけですか。&br私も特に、これといって問題は無いですよ。多分いつか言い出すんだろうなと薄々察してました。…希望出すならパッカーの卒業後に一旦落ち着いてから改めて結婚式というところですか。 (どこか妙に落ち着き払った様子で答えつつ) -- アルディナ
- ……言っておくけど、今後もずっと台所の使用権は俺が主張したいところだが?…いや、まぁ二人の作る料理も、すっごい嬉しいけどね。でも食べさせる楽しみをね、俺は味わう。味わってる。
(あっ二人とも喉に餅詰めなかったな…)うむ、先ほどアルディナも一年の計はって言ってたし。もうだいぶ前から俺の中にはあった構想なんだがな。結婚資金も溜めてます。 …今更と言えばなんだけど。改めて、ありがとな(受け入れてくれること……それが、何よりもうれしい)…で、だ。ティアの問いと、アルディナの問いに同時にこたえると。 正直、二人がまだ在学中にやりたいんだ。結婚式。出来るだけ早く形を残したい、ってのもあるけど…ほら、俺らって、すっげぇみんなにお世話になったじゃん。この3年間。 ティアとアルディナの代が卒業した後だと、みんな散り散りになってまた集まりにくいと思ってな…なんで、出来れば早めに、と思った次第。…とりあえず、来年度、かな(二人にはすでに研究科の話は通しており) -- パッカー
- 確かに…私達の年度がもっとも在籍数が多いのは事実だな。だから卒業する前に行うことは、うん、私も賛成だ。
…君がやることに否定したことは無いはずだよ、パッカー。君がよく考えた上でやりたいと言うならそれを支えるのが私の仕事だ。 (つらつらと意見を述べ、お屠蘇を盃に注いで一口飲んでから)…しかし、パッカー。どことなく…君は何か焦っていないか?杞憂ならそれでいいのだが。 とりあえず来年度と言うことは了解した、私もそれを念頭に置いておこう。結婚となれば住居も探さなくてはならないしな。 -- ティア
- おのれパッカー…!じゃあ私はおとなしく夜の方で食べてもらう側に回りましょう
二人共を一生愛する…あれ、ほぼプロポーズみたいなものですよ。だからこそ、いつ言われてもある程度は心の準備してましたから …ですね、来年度であればまだまだ人は集められる可能性高いですね。(卒業後だとどうしてもなかなか。と、頷きながら) まあまあ、ティア。善は急げとも言いますから。…卒業後散り散りになる以外に理由があるなら気になるところです。 では来年度ということで構わないです。が、その前にパッカー…私から一つ条件があります(そう言いながら指を一本立てて) -- アルディナ
- 二人とも一生愛するのは俺の中で確定してたので、あの後ひそかにお金を溜め続けていた俺でした。目標額まであと半分くらい。
…ティアはいつも俺を支えてくれてありがとな。そんで、アルディナは受け入れてくれてありがとう。うん、みんな呼んで、どーせなら盛大な式にしようぜ! (焦り、と言われれば。心当たりはある、が)…ティア、確かに、ちょっと最近気にかかってることはあるんだ…けど。そこは、なんつーか。二人に申し訳ないから相談しない、とかじゃなくて。 二人がいるから、相談しなくて済むと言いますか…俺の中で、絶対無事に帰ってくるっていう強い決意があるから。うん、信じて何も言わんでくれると嬉しい。俺と…ダチの、腐れ縁の問題でさ。大したことじゃない(手をひらひらをして) …うい、それじゃあ来年度で。10月くらいかなぁ…いつごろだろ…ん、条件?なんぞ?(指を一本立てられて) -- パッカー
- …思った以上に早い段階から貯めてたんですね。でも何だかパッカーらしいです(そういう所を好きになったんだなぁ、と改めて感じながら)
…パッカーがそう言うなら、私たちは帰ってくる場所を作って待っているべきなんでしょう。パッカーが帰ってくるって言ったなら這ってでも帰ってくるはずですから(そう言って頷きながら) ……その結婚資金、私にも工面させて下さい。愛してくれるのは嬉しいですし、幸せにしてくれるというのも分かります。が、そればかりだと私も我慢出来ません。私だって、愛してくれる分は愛したい。それに私たちの結婚式ですから、その準備の資金を捻出するのがパッカーだけっていうのは…ずるいです -- アルディナ
- 確かに…あの告白を考えれば多少の準備をしておくのが普通だな。私もいつ引越しがあってもいいようにはしていたが…。
奢り続けていつも金欠にあえいでいたパッカーが貯金を…か、はは、確かに君は変わったな。多分私達もそうだろう。 これも妻になる者の務め…ふむ、確かにどうせ開くのなら盛大に行い誰にでも祝福してもらうべきだな。 (信じて待ってくれというパッカーの目に迷いも偽りもない、見つめてから目を伏せ、一度息を吐く) 分かった…ごく近い未来の旦那様を信じて私はただ帰る場所を整えることにしよう。ただし、私もアルディナも未亡人になるつもりはない事だけは分かっておいてくれ。 ああ、私も蓄えは冒険の報酬をほとんど使っていないから結婚式に充てる分ぐらいは持っているぞ。ぜひそうさせて貰いたいところだ。 -- ティア
- …何も考えてないようで俺もいろいろ考えてるんだからな!あと権兵衛さんとこの図書館で結婚式についての本貰ったり、式場調べたりして…
…もちろん、二人を悲しませないためにも。俺が二人とずっといたい、ってためにも。絶対、二人の元に帰ってくるから。…だから、待っててくれ。また待たせて悪いけどな。でも、今度はすぐだ。絶対、帰ってくる。 …あ、そ、そう…?(結婚資金は――自分一人で工面しようと。二人に頼ろうとは、考えてもおらず)…あー、でも考えてみればそうだよな。俺らは3人で一つなんだから…俺だけが金を出すってのも、二人に遠慮させちまうか。 これは俺の配慮がたりんかったです。ごめん(ぺこり、と素直に頭を下げて)…それじゃあ、二人からも資金は出して貰うということで。おや、これはだいぶ式へのプランが加速して…豪勢な式を挙げられるやも…!(ぐっ) ……とも思ったんだけど、知り合い呼ぶだけでめっちゃ人集まるだろうしね。それで金吹っ飛んじゃうわ、はっはっは。まぁその辺は…いつものことだな(他人に対して、思いやりのお金を出すのは。この男にとっては、とても日常的であった) -- パッカー
- 本当に、案外人の気付かないところで色々と考えてますね…
何言ってるんですか、あれだけ待ったのなら今度はもういくらでも待ちますし…早く戻ってくるというのなら有言実行出来るだけの力はあるって分かってますから。(私たちは帰ってくる場所の準備と、力強く頷き) …ふふっ、本当に何て言うかパッカーらしいと言いますか。何にしても…凄い賑やかな式になりそうなのは確かですね(愉快そうに笑いながら、式の様子がどうなるやらと思いをはせて) -- アルディナ
- それだけパッカーも一角の男として成長しているということだよ、アルディナ。素敵な恋人を得ることができて私達は幸せ者だ。
君が諦めた試しがないのは十分に知っているからな、となれば後は信じることが君の信頼に答える一番の行動なのだろうさ。 会場は学園都市の中で借りられそうだな、斎場はあちこちにあるしいざとなれば校舎の何処かでも…。 はは…確かにそれでこそパッカーらしいふるまいだよ。新年から幸先の良い提案をしてもらってなんだかその、気が浮つくというか…いかんな、幸せで頬が緩んでしまうぞ。 -- ティア
- …すまねーな、二人とも。なんつーか、4年間の付き合いの〆って感じなんで、うん。また我儘聞いてもらって。いつも助かってる。何度目か忘れたけど、ありがとな。
学校の式場借りてもいいな!それもありか…知り合い全員に招待状送ったり、準備は忙しそうだけど。ま、出来る限り早く。二人にはウェディングドレスを着てほしいと思ってます。 ……幸せにするって、誓ったので。どんどん幸せを甘受してほしいね、二人には。……ということで、新年の計も決まりましたし。食べるものも食べたので… ………姫初めしましょう。(言うが早いか、二人を引き寄せて抱きしめて。異能の使えなくなった両腕でも、幸せを抱きしめることが出来るんだと。そんなことを感じながら)
(3人で、また一つに溶け合って。……翌日、初詣なども行き。今年もトライアングルは綺麗な音を響かせておるようですね。) (―――――パッカーが、友情に裏切られ。学生生活最後の戦いに赴くのは、この数日後であった) -- パッカー
- ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ --
- SS:真夏の夜のトライアングラー --
- 「はぁっ…、あっ…そこ、もっと……、んん…っ!♡」
砂浜の広がる室内に、情欲の色の嬌声が漏れる。 その日は、学園で行われた肝試しの夜。パッカーの自宅において、恋人二人との熱い快楽の宴が広げられていた、
「ふぁ、ああっ!つよ、激し、すぎる、ぞっ…!ぱっ、っかぁぁぁ!♡」 「こう、いう、のが!…好き、だろ!ティア、は!!」
膣道に何度も何度も腰を叩き付けられ、喘ぎながら首を大きく仰け反らせる艶めかしい肢体。 黒く長い、黒曜石を思わせる綺麗な髪がベッドの上に散乱している。 ティアフウル・ラカンアカンタは、愛する人の欲望をその胎にぶつけられ、絶頂を迎えようとしていた。
「もう少しでしょうか?パッカー、もっと激しくしてあげましょう。私も手伝いますよ」 「……だめ、やめっ、アルディナぁ…!…もう、おかし、くぅ…っ♡♡」
その横で、二人と同じく裸体で、紅潮した頬ととろんとした眼差しにメガネをかけた少女が口を挟む。 アルディナと呼ばれた、肩まで青い髪を伸ばしたその少女は、欲望をぶつけ合う二人に四つん這いに近づいて。 惜しげもなく、ピストン運動で上下に揺れるティアの胸を手でわしづかみ、ちゅう、と。強く吸う。 泣きそうな表情で、さらに強く性感帯に刺激を受けたティアは、唾液と涙に塗れて、くしゃくしゃの表情となって。
「…ひぃ…っ!?♡むねっ、弱い、だめっ、だめだ、駄目だめだめえぇぇぇえっ!!♡♡♡」 「ほらっ…いつもみたいに、失神するくらい…!イっちゃえ、よっ!!ティアっ!」
ティアに跨り腰を打ちつけ、長い赤髪を躍らせながら攻めるパッカーにも、絶頂という限界が近づいていた。 さらに激しく、お互いの体を高みへと導くために。奥深く、子宮口までぐりり、と自分のモノをえぐりこむ。 それにティアの体が激しく反応し、ビクンッと大きく痙攣を起こして。絶頂へと達した。 同時に、少年の愛と欲望の塊である、子種の詰まった液体を、思い切り子宮内にぶちまける。
「あっ…♡♡…かっ、はぁ………♡♡♡」 「……ふ、ぅ……っ!!……はぁ、出る……」
どくん、どくん、と何度も膣内で痙攣をする男根。子宮内から溢れた分が、結合部からごぽりと零れだす。 大きく二人が息をつき。ティアは愛する男から与えられた強すぎる快感と胎内の熱に、痙攣しながら…ふっ、と浅く気を失った。 そして、胸への攻めを止めて、顔を上げるアルディナが、パッカーを見上げる形で。
「…まだ盛大にイきましたね、ティア。羨ましい。…パッカー、次は私ですよね?……ちゅ」
膣内から抜き、白く濁った液体に塗れたパッカーの、しかし萎えず白蛇の頭のように鎌首をもたげたままのペニスに口づけをして。 お掃除です、と言わんばかりに、普段の生活では見せない、欲望の色、紅潮した顔で、口で激しく剛直を責める。
「うぁ…待て、アルディナ。今、イったばっかりだから…敏感で!そんなに激しくされたら…!」 「出てしまいますか?…口に出してもいいんですけどね。でも、勿体ありませんから」
そう言うと、口を離して座ったまま正面に向かい合って。愛を確かめ合うキスを一つ。そのまま舌を絡めあい。 くちゅくちゅ、と淫靡な水音でお互いの唾液を混ぜあいながら、ゆっくりと、お互いの腰を近づけて。 アルディナが腰をわずかに浮かべ、自分の既にしとどに濡れぼそった、受け入れるための秘所へ、カウパーの漏れる亀頭を導く。
「ちゅ…んちゅ、んっ。……挿入れますよ、パッカー」
濃厚なディープキスから唇を離し、お互いの口元から唾液の筋が淫靡に橋を作る。窓からの月明かりにてらてらと光って。 そして同時に、ゆっくりとパッカーの上に腰を下ろしていくアルディナ。その表情は煽情の、期待にあふれている。 にち、と水音を立てて、ゆっくりとペニスが膣内へと埋まって行く。くぁ、と強すぎる刺激がパッカーを襲った。
「…く、ティアは締りがすごい、けど…アルディナのは包み込むようで、なんというか。名器、っていうの…?」 「…あ、んっ♡…ふふ、パッカーのも中々だと、思いますよ?…んっ♡、全部、挿入れますね…♡」
太さよりも長さ、しなやかなくびれの持つ少年の一物は、アルディナが腰を落としきれば、こつん、と子宮口へと達した。 あんっ、と小さく喘ぎ声を漏らし…対面座位の形をとり。お互い相手の背中に両腕を回して。 形の良いアルディナの豊満な胸が、パッカーの胸板で潰れる形にこすれあう。そのまま、お互いの腰を合わせるように動かし始める。
「あっ、あっ、ん、あ、くぅ…♡二回目、なのに、すご、い、ですね…?硬い、まま、でっ…!♡激、し…っ!♡」 「そりゃ、こんなに、エロい、彼女が、二人も相手なら、なっ!…もっと、激しく、してやる…!」
上にまたがる形のアルディナの体が、より激しく上下する。与えられる快楽の波に、胸を反らして空気を肺に吸い込もうと。 しかし、同時に下からの突き上げで。最奥部を激しくえぐられ、あまりの快感に、ちかちかとアルディナの頭に星が生まれる。 とろんと蕩けきった顔になりながら…攻め立てる目の前の少年に、再度唇を重ねて。舌を絡め。 腰の動きをより深くまで受け入れられるように、タイミングを合わせて動かしだした。
「んっ♡あっ、んむ、ちゅっ♡…はぁっ、も、もう、わたし、も、イきそう、でぇ…!!♡♡」 「ちゅ…んむ、そうか、それじゃ、ラストスパート、っと…!」
細いしなやかな体つきのパッカーのどこにそんな体力があるのか、ぎゅぅ、と強くアルディナの体を抱きしめて。 腰の上下だけではなく、体も前後に揺さぶる様にして、さらに動きを速め。お互い最高の快感へと走り出す。 じゅぶじゅぶ、と水音を立てる結合部は、愛液と先走りが混じり、泡を立てるほどに二人の下腹部を濡らしていた。
「あっ、あっ、う、うぁ♡い、イき、ますっ、すご、いっ…くぅぅぅ…!!♡♡♡」
ビクンッ、と大きくアルディナの体が跳ねる。絶頂に達し、そしてまた同時に。中に熱い感触が生まれて。 大きく、何度も痙攣を続ける、愛しいソレの放つ精に、子宮で快楽を感じていた。
「…はぁっ!出た……すっげぇ出た。やっぱ二人とも、最高だ…」 「はぁー…、はぁー……その、体力、どこにあるんです…?………あっ、んっ♡」
ゆっくりと体を離し、突き刺さっていたペニスを抜く。先ほどティアに出したのと同じほどの量が、どろりと膣内より溢れ出す。 抜く時の快楽で、小さく喘ぎ声を漏らして。しかしアルディナは、まだ意識ははっきりとしている。
「…最近、なんだか攻められてばっかりで、面白くない気分です。……ティアもまだ起きませんし、もう一回」 「へっ、俺少し休憩して、と思って…たんだけど…?って、うぁ」
少し硬さを失ったパッカーの物に、アルディナのしなやかな指が這う。慣れた手つきでそれを扱けば、見る間に硬度を取り戻して。
「……なんというか、絶倫というか、若いと言いますか。変な薬とかやってませんよね?パッカー。」 「薬なんて飲んでないですけお!?…って、うっ、わ、アルディナ、上手すぎ…!?」 「慣れてますから。……さて、では第三ラウンドです。次は私が攻めてやりますので。ふふっ」
一度達したことで落ち着きを取り戻したか、余裕のある笑みを、眼鏡越しに――パッカーに向ける。 今夜も、長い夜になりそうだ――――
その後、アルディナともう一回。そこで気を取り戻したティアにすかさず抜かずの二回。最後にアルディナが攻める形で一回。 計6発、3回ずつ愛を注いで、快楽の宴は終わりを迎えた。 最後は3人川の字で、両腕を二人の枕にして。幸せそうに笑みを浮かべて、眠っていたという。
「……う、んん………朝、か…」
朝日がカーテンの隙間から洩れ、その光でティアは目を覚ました。 全身を気だるさが包んでいる。昨晩の記憶を思い返して、わずかに赤面しつつ。 確か、自分の左で気持ちよさそうに眠っているこの少年に、2回くらい失神させられた、ような――
「……ふふっ。愛を精いっぱい受け止められたのだから、むしろ喜ぶべきか?」
起こさない様にひっそりとベッドから降りる。腰のあたりが重い…愛を受け止めた証だと思う。 とはいえ、2人を相手にこれなのだから。一人で相手をするときは、翌朝しばらくは動けなかったりするほどにこの少年の愛は激しい。 受け止めきれるように鍛えなければ、と少しずれた思いを強く誓いつつ、まずはシャワーを借りることにする。 8月の真夏日なので、朝でも全裸で風邪を引くほどの気温ではないが…お互いの愛液が乾いた下腹部が、少し気持ち悪い。
「…まったく、出しすぎだ。全部中に出して貰わないと困るのだが。…勝手にシャワーを借りるぞ、旦那様。」
ベッドに横たわる二人を、起こさない様に。気持ちよさそうに寝こける少年の唇にキスをして。下着を床から拾い、シャワーに向かった。
「……ん………まぶしい……」
次に目が覚めたのは、アルディナ。夜の疲労度という意味で言えば、一番軽いのがおそらく彼女であるが。 シャワー室から水音がして、昨晩おそらく一番体力的な疲労をしたであろうティアの姿がない。どうやら先に目覚めたらしい。
「…んー、流石山奥育ち、ということでしょうかね。………見えない………」
普段よりも5割増しほどのジト目で、昨晩メガネを置いたベッドのサイドテーブルに手を伸ばし。 何度か空振りしつつ、手にメガネが当たって。ようやっとメガネを装備し、目をこすってはっきりと目を開いて。 だが、少し低血圧らしく、どうやら少し朝には弱いようで、ふわぁ、とかわいらしく欠伸がひとつ。伸びをして、頭に血を送る。
「んむ…。…しかし、幸せそうに眠ってますね。この人は。……ふふ、まったく」
昨晩の激しい情事の時と同じ男とは思えない、少女のような寝顔を見せる愛する人を見て。自然と笑顔がこぼれてくる。 ティアと同じく、まだ眠っているパッカーを起こさない様に、ちゅ、と軽いキスを送って。ベッドから降りた。 同時に、シャワーを浴び終えたらしいティアが、バスタオルで髪を拭きながら、リビングへとやってくる。
「おや、おはよう、アルディナ。シャワーは先に使わせてもらったぞ。」 「おはようございます、ティア。私も次に使わせてもらいますね。…この後パッカーも使うでしょうし」
そう言い、昨晩脱いだ下着と浴衣を手に取って。…机の上に、酒宴の跡が残っていることに気付いた。 視線を向ければ、ティアも同じことに思い至ったらしく。ふむ、と肩にバスタオルをかけて考えこむしぐさを見せて。
「…そういえば、片づけてなかったな。流石にもう生で刺身は食べられまい。酒は空いてない分は保管しておくとして…どうしようか?」 「そうですね…まぁ、でも夏とはいえ一晩ですから。焼けば食べられるかもしれませんね。ご飯は確か炊き置きがありましたし」 「うむ、そうだな。では、アルディナがシャワーを浴びている間に、私が簡単に調理しておくよ。その匂いでパッカーも起きるだろう。」
お願いします、と会釈をして、シャワー室へ向かうアルディナ。ティアは簡単にゴミなどの処理をしてから、余った刺身を持ってキッチンへ。 ジャー、というシャワーの水音と。ジュー、というキッチンの刺身を焼く音で。最後に家主が目を覚ました。
「………あれ。いない。…っと、もう起きてたのか?…よく寝た……ふわぁあ…!」
赤い髪を散らすように頭をかきながら、寝ぼけ眼で上体を起こすパッカー。シャワーはアルディナだな、と見当をつけつつ。 そして、匂いを感じ取れば。む、とベッドから降りて下だけ下着を履いて、キッチンに立つティアに歩み寄る。
「おはよう、パッカー。寝坊だな?」 「ああ、おはよ、ティア。……ああ、昨日の刺身か。焼くなら冷蔵庫の中のレタス添えよう、タレは醤油ベースで。」 「……君はなんというか。本当に料理が好きだな!わかった、善処しよう。私もそれくらいなら流石に出来る。」
情事のあとの、寝起きの一言が料理についてのコメントという、残念な男子力を発揮ししつつ。 そのころ、ガチャリとシャワー室の扉が開いてアルディナもやってくる。
「おや、おはようございます、パッカー。お寝坊さんですね。」 「おはようアルディナ、なんで同じこと言うのかな?はい、寝坊しましたパッカー君です。……あ、そうだ」
そうだ、と言われ。アルディナとティアは、きょとんと?マークを頭に浮かべる。 そして、こういう唐突な時に大抵この男は、とんでもない発言をするものである。往々にして。
「…昨日は、すっげぇ気持ちよかった。またしような、三人で。」
嫌でも昨晩を想起させるその言葉に、二人の顔が少しずつ赤くなって。顔を伏せ気味にしながら。
「……君は、そういうところがずるいな。まったくずるい。もぅ…」 「……まぁ、でも。そういうところがパッカーらしくて、いいんじゃないですか?」 ため息と共に、笑顔をこぼして。惚れてしまった弱みだと、こういう所があるから、この少年は愛しいのだと。そう感じつつ。 そして、最終的にはしっかりと、してほしいことをしてくれるのも、この少年であった。
「そんじゃーおはようのキスだな、まずは。さて、どっちから先にしようかな?」
なんて。楽しそうに笑顔で言うパッカーに、二人も笑顔を返して。こんな具合に、トライアングラーは形成されているらしいですよ? --
- ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ --
- (肝試し会場から帰ってくる 新鮮な海鮮魚のつまみなども買ってきており)…よし呑もう。 -- パッカー
- 呑む?君が酒を嗜むのは珍しいな…私に付き合うつもりなら無理にしなくてもいいのだが。
…ふふ。中々格好良かったぞ、旦那様。 -- ティア
- …少し呑みたい気分だったりするんですよね。うん、でも私も最後の旧校舎でのパッカーの即座の行動、格好良かったです(大きく頷いて) -- アルディナ
- …ふえぃ。なんかビビってた思い出しかないけど…ああ、最後のあれはそりゃあ、まぁ。誰でも心配するでしょ多分!実際誰か堕ちてたら助けなきゃだし!(恥ずかしいのか、慌てて言いつくろいつつ)
そ、そんなことより飲みましょう、呑もう。ってかアルディナも呑めるのな…やっぱり年上って強い。俺も20になるまでには酒飲めるようになりたい…(ビール・チューハイなどを準備しつつ) それじゃー…何を祝おう。肝試しの成功かな?を祈って、乾杯(チューハイを入れたグラスをかちん、と二人のグラスに当てる) -- パッカー
- 機を見るに敏というのは適切な範囲であれば立派な長所だよ、鈍感な者ばかりでは狩りの成功は望めないからな。
少しずつ慣らせばいいさ…慣らすというより、酔いに対して鈍化すると言えばいいのかな。ともかくそうなるように。 ん、肝試しの成功と未来の旦那様の勇姿に乾杯。 -- ティア
- 実際、咄嗟に動ける人なんてそうは居ませんからね。もっと胸はって良いと思いますが。
飲めると言ってもたしなむ程度、あまり強い方ではないですから。私は ですね、肝試しの成功と、パッカーの勇姿。そして今後の三人の門出に乾杯です(グラスを当てて鳴らしながら) …それにしてもちゃんと本物が出るとは。(グラスを傾けながら -- アルディナ
- そ、そうですかね…?そんじゃまぁ。…バレンタインのちょっと前にでかい怪物と闘った経験があって、そん時ダチを怪我させたから、それ以来より敏感になったかな。
俺なんて一口飲んだら酔うぞぉぉ!どうやらすぐに抱きしめるようになると思うのでよろしくお願いします。(ごくり。度数の弱いチューハイをコップ半分ほど飲むと) ……(すぐに顔が真っ赤になり、とろんとした目つきになる)……ふぇ。(早速目の前にいる二人の内、秒数偶数でティアに。奇数でアルディナに。抱きつこうとしました) -- パッカー
- (最初はティアに、猫が甘えるように抱きつき始める)ティアぁ…好きだぁ……(胸のあたりに頭を寄せて) -- パッカー
- (グラスを静かに煽り、ふうと息をつく)確かにこの街は怪異な事が多い…異能がそれらを呼び寄せているのだろうか。
自衛はできるよう鍛え直す必要があるかもしれないな。折れた骨は繋がったが、全幅の信頼をおけるようにはまだなっていないし。 …早くないか?(嘘、私の旦那様の酒耐性弱すぎ…みたいな表情にはなるが、これはこれで嬉しい) (抱きつかれるとアルディナに「一つ先に頂くよ」と目配せして、抱きついているパッカーの頭を優しくなでる) -- ティア
- そういうのも含めたら、幽霊とかが居てもけしておかしくは無いですからね。
…それにしても本当に一口で酔うとは、そこまで強いお酒ではなかった様な。(チューハイの缶を確かめながら) その辺りフォローは一応健康体の私がしますからね。(「どうぞどうぞ」と目配せをしつつ。撫でている様子を少し羨ましそうにしながらグラスを少し煽って) -- アルディナ
- …(話は耳に入っているが、頭の中で思考は整理できてないようで。支離滅裂な言葉が口から洩れる)…異能はぁー、俺がー、ぜんぶたおすぞー…
(撫でられれば、気持ちよさそうに目を細めて。少年というよりむしろ少女のような微笑みで、ティアの膝に頭を乗せる)約束ー、おねがいー(ごろん。横を向いて耳を見せる) -- パッカー
- 世の中には必ずそのような異界の者もいるさ、目に見えないだけでね。
…はは、頑張ってくれるのはいいが結婚する前に傷物になっては私も困るし、アルディナも困るじゃないか。程々にな。 (膝に頭を乗せてくればその意図も察しが付く、ハンドバッグから耳かきの入った容器を取り出して)では約束通りに…な。 (耳かきをしながら夏の夜を映す窓を見やり)三年目の夏が終わるな…パッカーにとっては学生最後の夏か。それに相応しい物を与えられているだろうか、私たちは…。 -- ティア
- もしかしたら私達の知らないうちにそういった存在と触れ合ってる可能性もある訳で。
また突拍子のない事言い出しましたね。本当ティアの言うとおりですよ(と、困ったように肩を竦めて) (それにしてもパッカーは本当…格好いいって言うよりも綺麗ですね。と、内心思いながら) …どうですかね、私はあまり自身無いですが…夏らしく、いっそ水着姿にでもなってみましょうか?なんて。…パッカーなら私達がいるだけで十分満足、って言いそうですが…出来るなら何かしたいところです。(そう呟きながら耳かきするティアと、されているパッカーを眺めて) -- アルディナ
- (行間で3人で水着を見に行って購入したということにしよう した)
んー、気を付けるー…(間延びした声で、気持ちよさそうに耳かきされてる。小動物のようだ) 俺はー、二人がいてくれるだけでー、満足…(ぐでーと体の力を抜いて)…嬉しいよぉ、こーしていてくれるだけで…(満ち足りたような顔で) (そしてティアが耳かきを終えれば、酔った頭だが約束ははっきりと覚えているらしく。もしくは強く、二人平等に、という思いがあるのか。今度はアルディナに膝枕をねだる)約束ぅー… -- パッカー
- 水着ならあの南国風になっているパッカーの自室で披露したが…アルディナはまだなのか?やっぱり私を釣れだす口実だったんだな…。
(愛する人の満ち足りた笑顔を上から見れば、自分も慈愛に満ちたことさら優しい表情になる) ふふ…でもなパッカー、私たちは君のそういう優しさに浸るだけの女であることは嫌なんだ。今よりもっと君を幸せにして、その結果三人ともより暖かな関係になりたい。 さあこちらは終わった、アルディナに任せるとしようか。 -- ティア
- その口ぶりだとティアは披露したというところですか。…まあその分は後でじっくりみてもらうのでいいとしましょう。
そうですよ、パッカーは愛してくれると言いました。私たちはそれ以上に愛したいって思ってるんですから(そういう優しいところも嫌いではないんですが、と言いつつ) 選手交代ですね、ではどうぞ(正座して、膝枕出来るような態勢になりながら。片手には耳かきを持って構えて) -- アルディナ
- …(愛する二人からの、愛の言葉に、酔って真っ赤な顔が更に真っ赤になりつつ)…幸せすぎて、髪、梳きたくなった…(と。欲望に忠実に、そんな言葉を それは秘密の合図でもあり)
(許可が出れば、ふにょりと柔らかいアルディナの膝に頭をもたれかからせて、先ほどとは逆向きに顔を横に向ける)よろしくぅ…… (二人に甘えられる。パッカーの心は、それだけでも十分に満たされているようで、酔いからではない心の底からの満足している笑みを。一番幸せな時間を過ごせている喜びを感じている) -- パッカー
- (いつもの秘密の合図にん、と顔も多少赤くなり)…寝床の支度をしなくてはな。
アルディナ、今の内に私がやっておくからパッカーを頼む。(言いながら多少散らかりを見せていたテーブルの上を片づけ、テーブルその物も隅へ) …パッカーが卒業するのと私達が身籠るのと、どちらが先になるのやら…ふふ。 -- ティア
- (この状況ならまず間違いなくそういう意味を分かってて、少し頬を紅くするのは酔いか、それともこれから起こる事を想像してのことか)
ではティア、お願いします。(片付けと準備をティアに一任し、こちらは約束を果たすべく膝枕しているパッカーの耳かきを始める) …どうでしょうか、それは…後者の方はパッカー次第と言ったところですね。(丁寧に、丹念に耳かきをしながら) -- アルディナ
- んー………(幸せそうな顔で耳かきをされれば。少しずつ酔いも収まってきたのか、言葉もはっきりとしたものになり)…本当にな。二人には感謝してるというか。
幸せなんだよ、こうして3人で一緒にいられて、時間を過ごせることが。だからかな、つい甘えたくなっちまう。(耳かきも終わって、頭を上げ) …ありがと、ティア、アルディナ。すごい気持ちよかったし…酔いも少し覚めた。次は俺が二人に、お返ししなくちゃな?(と、笑顔で言うその言葉は――髪を梳く、という合図を覚えていたということでもあり) 少し酒が残ってるかもしれないけど…それはみんな同じだし。体力が続くまで愛し尽くしちゃる。覚悟しろよー?(と、二人を軽く抱きしめるような形から、ベッドに向かう) (//次の自分の時に暗転で〆ましょうー、夜もだいぶ更けてきましたし。今日は本当に色々付き合って下さり有難うです) -- パッカー
- どちらにせよ私達二人は遠くない将来に子を授かるつもりでいるんだ、あまり無理をしてもらっては困るぞパッカー。父なし子にする予定はないのだから。
ああ…私だってそうだ。一人で生きていくことは案外簡単だと、村が無くなってここに来るまでは思っていた。 でも違ったんだ、本当は大事な人を見つけられていないだけだった…。(寝床の支度が整い、脱がしやすいように服のあちらこちらを緩めて愛する人を迎える) ふふ、それでは夏の夜の第二幕という訳だな。望むところだ…私もいつまでもアルディナとパッカーに遊ばれるだけの女ではないぞ。 //はーい了解です、長々と付き合ってもらって感謝感謝 -- ティア
- とはいえ、パッカーは無茶をするんだろうなっていうのがありありと思い浮かんでしまうのがまたなんとも。(肩をすくめて)
ううん、お返しだなんて…こっちこそ。愛してくれるなら私達も愛したいっていう気持ちが出てくるのは当然ですから。(簡単に耳かきの後片付けをし終えて) …(大事な存在、失うことを恐れて自ら遠ざけようとしてた…それは間違いで、かけがえのない存在となっているのを感じている。) ふふ、前もそう言ってませんでしたかティア。…もっともパッカーには、私も最近好きにされてる気がしますけども。(そう言いながら服を肌蹴させて) //こちらもお付き合い頂きありがとうございましたー、本当に感謝がしたりないくらいです。 -- アルディナ
- …まぁ、誰か困ってたら見捨てらんねえし。そこでやられんためにも、今後一層鍛えて強くなると思います、はい。
(二人が服をはだけ、自分を受け入れる準備をしてくれる。その事実に、目の前の光景に、下半身に熱がこもるのを感じる) (二人のはだけた浴衣から見える、白い素肌を官能的に感じて)…ふっふっふ。今夜は寝かさないぜ…!(自分も着流しの帯を緩めて) (ベッドに三人で横たわり、愛の営みを。その日は夏の暑さのように、三人で激しく燃え上がり、お互いの愛を確かめ合ったという)
―――暗転――― -- パッカー
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Last-modified: 2013-06-06 Thu 21:11:29 JST (3976d)