アルト「ランカ、三千円貸してくれ」 ランカ「アルト君なんでいつもそうなの?」 シェリル「私に頼っていいわよアルト!」

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  • 結婚式リハーサル会場 -- 2013-05-30 (木) 20:56:59
    • …新郎、パッカー・バック。汝は、この女たちを妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み…
      他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?


      (神父の厳粛な言葉が、教会内に響いた。) -- 2013-05-30 (木) 20:59:47
      • (二人の女性を愛する。そのいばらの道を選択して、一年と4か月。…こうして、関係を深めていき。今日、結婚という一つのゴールへと。)
        (今思い返しても、とても身勝手な選択だったと思う。普通なら、二人に愛想をつかれて別れられてもおかしくない。それでも――)
        (それでも、今このような幸せな場にいられるのは。間違いなく、二人の寛容な心のおかげであると感じて。そんな、我儘な俺のことを受け入れてくれた、二人のためなら)
        (…何があっても、幸せにする。絶対に。それは、自然と誓いの言葉となって、零れる)

        ――――――誓います。(二人と、永遠に。死がお互いを分かつまで…共に歩み続けることを。誓った)
        -- 2013-05-30 (木) 21:12:26
    • …新婦、アルディナ・バック。汝は、この男を夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み…
      他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?


      (神父の厳粛な言葉が、教会内に響いた。) -- 2013-05-30 (木) 20:59:47
      • (深呼吸をする。最初この都市に来た時に…いや、過去の出来事から考えるにこういう状況になることなんて考えられるはずはなかった。しかし、それは望まざることか?)
        (…そんなことはない。悩んで、告げて、泣いて、そして思いを受け止めてもらい、それに応じた私がいて、同じく応じたティアがいて、そして今…愛しているパッカーがいる)
        (この関係を、一時のものだけにするのか。それは否。ティアと…それから、パッカーと…この3人で、これからを過ごして行きたい。そういう思いが、胸からこみ上げてくれば。口から言葉となって)

        ――――――誓います。(この都市に来た頃からは考えられないほど、穏やかなほほ笑みを浮かべて。共にあり続けたい、そう…誓った) -- アルディナ 2013-05-30 (木) 23:54:56
    • …新婦、ティアフウル・バック。汝は、この男を夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み…
      他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?


      (神父の厳粛な言葉が、教会内に響いた。) -- 2013-05-30 (木) 20:59:47
      • …誓います。
        (元より他に言うべき言葉など無い、彼の側が私の帰る場所であり、彼の帰る場所でもある)
        (そう、確固とした己の信じる物がいつの間にか自分の中に生まれていた、そこに迷いの挟まる余地も「掛かり」も存在しないのだ)
        (言ってから視線だけを動かしてほんの少し、チラリと新郎ともう一人の新婦を見る)
        (自分が見てもこの二人は似合いの夫婦だと思えたし…自分と新郎もそうであって欲しい、そうなる為に努力したいと自然に思えた)
        (三人で共に進もう、往く道は平坦なものばかりではきっと無いのだろうが)
        (その苦しさを共有し、手を固く結んで乗り越えていきたい そう…強く思う) -- ティア 2013-06-05 (水) 10:50:21
    • …では、新婦は、新郎に誓いのキスを。

      (本来は、新郎が神父に行う、誓いの口づけは。今回は少し特殊な状況のため、変更があったようだ) -- 2013-05-30 (木) 21:03:24
      • (事前に三人で相談していたこと。誓いのキスの時、どちらから先にするか選択することになる。それは嫌だと、話をして。)
        (二人はどっちが先でも気にしないと言ってくれたが――そこは、元々が規格外の結婚式なのだから。規格外にいこうと。つまり平等にキスをするために…)
        ………ん。(目を閉じて、二人を待つ。身長差は二人ともあまりない、腰をかがめる必要もない…)
        (新婦たちが、両頬に、同時にキスを。そんな幸せな選択肢を、選んだ。)
        -- 2013-05-30 (木) 21:15:41
      • (事前での打ち合わせにより二人でパッカーの頬に口付けを行う事となる)
        (そういえば、と…改めて横に並んでまじまじと確認する。身長は…ほぼみんな同じ高さで、それはパッカーも含めて。…でも、どこか頼り甲斐のある雰囲気に成長している。そう感じながら)
        (なら、そのパッカーに頼ってばかりではなく、これからは今以上に支えていける様にならないといけませんねと肩を軽く竦めてから)
        (ティアに目配せして、同じタイミングでパッカーの頬に口付けをしようとして) -- アルディナ 2013-05-31 (金) 00:11:27
      • (アルディナと歩を同じくして足並みを揃え、新郎と向かい合って静かに並び立ち)
        (視線も自分とほとんど変わりのない二人を視界に収めると、この街に来てすぐの頃を思い出す)
        (あの時自分の考える、良き夫というのはごく単純な価値観であった つまり良い狩りのできる、筋骨逞しい目鼻の通った男だと)
        (新郎はその基準とはあまり合ってはいないが、だけど学生としての生活を送る中で彼の人となりの良さを知るにつけ、そんな事は全く問題ではなくなっていた)
        (この人こそ私の夫、そして隣にいるもう一人の新婦アルディナにとっても…彼女の目配せには軽い頷きで答える)
        (三人それぞれが今この時結ばれる夫婦としての関係を頼りあい、頼られた時に支え合う…)
        (すんなりとは実現しないかもしれないけれど、私達ならやっていけると言う予感はある) (そんな事を思いながら、アルディナと共に新郎の肩にそれぞれの手をかけ、そして両方が頬へとキスを行う)
        (自分の信ずる精霊へ婚姻を伝える儀式とは異なるが、それはまた後ほどすれば良いか…とか、並大抵の苦労ではないが、私の夫には是非にも頑張って貰わなければな?と思いつつ、新郎がしてくれるであろうキスを待つのだった) -- ティア 2013-06-05 (水) 10:51:03
      • (両頬に受ける、愛する人たちからの婚姻の儀のキス。男にとって、最も幸せな瞬間なんじゃないか、とぼんやりと思考しつつ)
        (二人の唇が離れ…名残惜しさと共に。お返しのキスを返す。)……順番は、前に決めたよな?
        (小声で二人に耳打ちし………そっと、それぞれの唇に、キスを返した。順番?それを聞くのは野暮ってもんだ)
        -- 2013-06-06 (木) 21:11:29
    • …では次に、指輪交換に入ります。新郎は新婦たちへ。新婦たちはそれを受けて、新郎へ。指輪の交換を

      (指輪の交換。事前に準備しておいたウェディングリングを、式の最後の儀式として交換する――) -- 2013-05-30 (木) 21:05:11
      • (事前に購入しておいた……二つの指輪。一つはティアへ。一つはアルディナへ。想いを込めて選んだ指輪は)
        (ティアへの指輪は、一般的ではないが……黒曜石を磨き彫って作った、手作りのもので。黒く、しかし淡く光っている。…二人の間の指輪ならば。これが一番と感じた)
        (アルディナへの指輪は、アルディナのイメージカラーとしてのサファイアが埋め込まれた、青い宝石が小さく輝く銀のリング。値段はかなり張ったが…彼女に、これ以上似合う指輪はないと。そう信じて、手に入れた)
        (二人が、それぞれ左手をそっと前に出してくる それを受けて)…………二人とも。愛しています。(愛の言葉と共に)
        (そっと、片手に一つずつ、彼女らへの指輪を持ち……器用に、相手の薬指へ。指輪をはめた)

        (そして、今度はお返しに。両手を、それぞれの新婦のほうへ差し出して。プロテスタントでは左手、カトリックでは右手らしいが…作法は知ったことではない。)
        (愛を確かめ合う形として。そして、二人を平等に愛するならば。二人からの想いも、同時に、平等に受け取る必要があると思っての事。もちろん、事前に相談済みである)
        -- 2013-05-30 (木) 21:23:14
      • (滞り無く続いていく式、そうして指輪の交換に映ることとなり)
        (左手を出して、そして愛の言葉とともにはめられる指輪。私自身の色をイメージしたかのような青い宝石の指輪で)

        (そうして此方からのお返しとしての、指輪の交換。差し出された右手を取って、薬指にはめようとする指輪は鮮やかな赤色のルビー。チラリとティアの方を見てタイミングを合わせ様としながら) -- アルディナ 2013-05-31 (金) 01:06:36
      • (二人の共同作業による、黒曜石と銀を合わせて作り上げた世界で一組しかない指輪)
        (それを新郎が自分の指へと通し、あるべき場所にはめるとそっと包み込むように握る)
        (ああ、何という高揚感なのだろう 女性として、人間としてのこの甘美な幸せに今、私は満たされている)
        (目を閉じ息を静かに吐く、心の昂ぶりと共に溢れた涙が一筋だけ頬を伝った)
         
        (そして新婦である自分から、新郎のパッカーに指環を嵌める番だ)
        (手に取った指輪は自分の物と同じ装飾、同じ形…だけどその材質は黒曜石ではなく、燃えるような色、夕陽の最も紅い所を切り取って作ったかのようなルビーである)
        (アルディナがパッカーの右手を取り、自分は左手を取る)
        (自分が感じたこの幸せを相手にも、そして隣のアルディナにも感じて欲しいと思う)
        (だから目配せに答え、時を同じくして新郎の指へと目に見える誓約の証である指輪を滑らせた)
        (指輪は指に引っかかることもなく静かに進み、自分の物がそうであるように、あるべき場所で止まる)
        (私が今この指で指輪を嵌めた人こそ我が夫、どのような時の流れが押し寄せても私が婚姻したのはこの人ただ一人…)
        (言葉にこそ出さないが、指輪同士を触れさせて自分の胸の中でしっかりと、揺るぎのない誓いを立てるのだった) -- ティア 2013-06-05 (水) 10:51:49
    • …これにて、婚姻の式は終了となります。貴方がたは、今、夫婦としてここに認められました。おめでとう。

      (式が終了する。…これでまた、新しい夫婦が。それも新婦が二人という特異な結婚式は、幕を閉じた)

      (この後、ウェディングロードでブーケトスが行われます。式を見に来てくれた方々は、どうぞご参加ください。) -- 2013-05-30 (木) 21:07:25

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Last-modified: 2013-06-06 Thu 21:11:29 JST (3976d)