手を広げ高く、空へ叫ぶ――
- イベントは始まったが --
- 関係なく日常会話はする --
- (相変わらず気軽な感じで来てみたものの…下の階からはしきりにトンカントンカン音が響いてきて)
あぁもう……うっっっさいですね!! なんなんですかもう…落ち着いてつまみ食いもできないんですが…(そして相変わらず食べ物を漁るのに余念がない樹翼) -- ゲルニコ
- しゃーなかろぅ、繁盛記(?)らしいからな (そう言い捨てるレクトールは雑音を気にする性格じゃないようで、平然と銃の整備を終わらせた)
……近々、俺ぁちょっと遠出するからな。生鮮食品系は食っていいぞぃ? 燻製肉と燻製魚は勘弁してもらいたいが… -- レクトール
- じゃあ日持ちしそうに無いものから頂きますか……お、メロンあるじゃないですか?(一玉丸ごと取り出してわーいと抱き上げて)
(遠出する、と聞いて耳がピクリと動く)……行くんですか? ル・クァヴィー……前に出てた調査依頼、あれ……レクトールさんの依頼でしょう? -- ゲルニコ
- ああ、八百屋のおっちゃんに貰った奴だな…(※自炊ガチ勢ゆえに常連パワーが無駄に高まっていた鳥だ!)
ん……まさかゲルニコ嬢ちゃんまでもが感付いてるとはな? 見直したぞ!要介護女子の称号返上も近いか?ハッハッハ!! -- レクトール
- なんですか要介護女子って……勝手に変なカテゴリ分けしないでくれますか! (むむむ…と、メロンとにらめっこしながら)……切ってくれません?
だって散々聞かされましたもの…巫女さまのお話……綺麗な方でしたけども、今は他に想い人がいるらしいですね? やめてくださいよ? 嫉妬に狂って大暴れとか…そういうみっともないのは -- ゲルニコ
- 要介護だこれ……まぁ…俺も食いたかったら切ってやるよ、うん (サクサクと器用に切る、切った)
いや、やめてくださいよってお前……わざわざそんなこと言いに来たのかぃ? 呆れたお嬢ちゃんだな…(やれやれ、と肩を竦めて苦笑する鳥) それにしても、色々とルクの話はしたが…今は全然違う性格になってるから「似てねー!」って思ったかもしれんな。はははっ 想い人かぁ…まさかそんな噂があるとはねぃ。しかし聞いた限りじゃあ恋する乙女って顔してないよなぁ? ……いや、恋患いなんてーのは苦しいもんだな本来は。いいか嬢ちゃん? 恋愛ってのは楽しいばかりじゃない。辛い事の方が多いもんよ! だがな、その辛さ以上に相手の事が好き!みてーなグツグツした心の機微が恋の醍醐味で―― (※無駄に長くなる年寄りの恋愛指南だ!) -- レクトール
- やったーかっこいいー! ……食べてもいいですけど、遠慮しませんよ私?(凄い勢いで動くスプーン、ひょいぱくひょいぱくひょいぱく)
公の場だから猫でも被ってるのかと思いましたけども、その様子だとそうでもないみたいですね… なんていうか、随分おとなしそうで憂いを帯びた感じでしたね……悪く言えば覇気の無い、まるで人形のような…… ……え、いい歳したオッサンが……何真剣に恋について語ってんですか、やめてくださいよ気持ち悪い……(容赦のないドン引きである) -- ゲルニコ
- トンボとハエが勝負してハエが勝ちました。そしてトンボは言いました…「はえーな」 って駄洒落てる場合じゃねぇ!?(気合で確保する老人)
いい歳したオッサンだからこそ若人に語るんだよぃ。だってニコ嬢ちゃん、男を好きになったことないだろぃ?(←独断と偏見による失礼なド直球) しかしな、お嬢ちゃんも年頃の乙女だ……いつか俺の言ってることが分かる日が来る! その日のために今日は色々話してやろう! まずは酒を用意してっと…(トクトクトクトク…) 俺も昔は色んなタイプの女に言い寄られたもんよ!(※何度目だ「昔はモテてた」) けどな、やっぱ料理できないってタイプは初見でのガッカリ感が半端ねぇのよなー。ニコ嬢ちゃんの難点はまずそこだな? その点シィホちゃんはすげぇよな、最後までチョコたっぷりだもん (などなど、色々な脱線をしながら酒飲みの駄弁りが続く!) -- レクトール
- え……え……?(目が泳ぐ) あ……ああ、ありますよ? 恋の1つや2つ……3つ……よっつ?(バレバレ)
……いや、お酒はやめましょうよ……長時間コースじゃないですかこれ絶対に…… って、聞いてませんね、やっぱり始まっちゃいましたね………わ、私だって料理くらいできますから ご飯に? 卵を落として? 混ぜ混ぜして東国産のソースをかければ……卵かけご飯? みたいな?(か弱い抵抗) -- ゲルニコ
- (ゲルニコの返答は全て頼りないもので、レクトールは呆れ果てながらも酒をグビグビ呑みつつ駄弁り続ける
そして卵かけご飯は「料理」としては採点対象外であり、当然のようにゲルニコは失格するのであった……!)
くかー……すぴー…… (長く苦しい戦いを経て……レクトールはすっかり酔い潰れてしまった。まるで駄目な呑んだ暮れになっていた……) -- レクトール
- はぁ……やっと潰れてくれましたか……度数高いのを片っ端から注いだ甲斐はありましたね……
(額の汗を拭いながら、一息ついて)……こう、人の気持ちも知らず安らかな寝顔をされるとくるものがありますね…… 顔に落書きでもしてやりましょうか……む、こっちでもいいかもですね? (レクトールの側に置かれている愛用の銃、通称『山の声』、それを手に取り眺める) どこがいいですかねー……出来れば気づきにくいところがベストなのですが……ん? (手に取った瞬間、何かに引き寄せられるような、不思議な感覚を覚える) ……この銃、随分と色んな想いが篭ってますね……長年愛用してきただけはあるという事ですか……(チラリとレクトールの顔を伺い見る) -- ゲルニコ
- (//ぶんつーすいっち入れますね…!) -- ゲルニコ
- (//あいよー!) -- レクトール
- 実際、レクトールはゲルニコの心境など知る由もない。ゲルニコ側もひた隠しにしている事情や本音がかなりありそうなのを差し引いても
今は巫女を救い出す作戦の準備に忙しく、調子に乗って酔い潰れたのも疲れが溜まっていたゆえのモノか……兎に角レクトールもそこまで気は回らない ゲルニコが手に取った銃もまたその証左。いつも以上に完璧なメンテが施されており、何かイタズラすれば怒られそうな代物に仕上がっていた そうでなくとも、大事な相棒である。普段からガンスミス以外には決して触らせない程度にデリケートな扱いを受けている銃だ チラリと鳥男の様子を窺えば、起きる様子は微塵も無い。そして視界の端には旅支度の済んだ荷物も見える……行くのだろう。ル・クァヴィーに 彼が救いたい巫女……いや、「救いたかった」巫女はどんな人物なのか。その想いは今手に取っている銃にも宿っているのか…… --
- ……本人の許可を取らずにこんなことはよくないですね……よくないのは……分かっているんですが……
(良心と好奇心の天秤は好奇心に大きく傾き、さすれば少女は銃を手にしたまま目を閉じる) (銃は暖かな光を帯び、やがてそらは球となって宙へ浮かび上がる) (モノの想いを形にする力、メモリーリプロダクションにて引き出すのはかつての巫女の記憶、やがて光の珠は1つに交わりかの姿を顕現せしめる) -- ゲルニコ
- (まるで禁断の果実に手を出すかのような背徳感の伴う行為。それとは裏腹に光の粒子は綺羅星の如く輝きながら少女の姿を象っていく……
燃える炎のような真紅の瞳と髪。浜辺の砂のように透き通った白い肌。小鳥のように細い指先……翼人としての特徴が唯一見られるのは白い翼耳 穢れをまったく感じさせない白く薄い布をたった一枚だけ身に纏い……その姿はゲルニコが長旅の先で見たのと同じもの。間近で見ているゆえか、より神秘性を感じるかもしれない だが一つだけ違う点がある。今回現れた少女はゲルニコと同じように髪を結い、活発に動けるようポニーテールにしていた。そして第一声――) ……レクト、ご飯はまだなの? ほんっと使えない奴ね……! (仁王立ちしながら虫を見るような目で偉そうに見下しての、神秘さの欠片もない食事の催促だった!) -- ルク
- おぉ……本当に出て来てしまいました、巫女様ですね……いつの巫女様でしょうか……
(こうして改めて見てみれば、その神秘的な美しさに思わず感嘆の吐息を漏らす……漏らしたのだが) (喋ってみれば随分とお転婆な様子が窺い知れて、かかっていたフィルターはあっさりと剥がれ落ちるのだった) ……あ、あのぉ……す、すいません……レクトールさん、酔い潰れちゃってて…… ちょっと呑ませすぎたみたいなんですよね……いやー、申し訳無いです……め、メロンならありますよ?(初っ端から気圧され気味ながらも、へにゃりと笑ってご機嫌を取ろうとする樹翼) -- ゲルニコ
- ……え? (鳥を見下していたが話しかけられゲルニコに向き直る。こうして並び立つと分かるが、視線の高さが同じだ。体型もほぼ同じ……ストーンペターン、だ!)
貴女、誰よ? 新しい巫女官かしら(訊ねながらふてぶてしくメロンを貪る) まぁいいわ。今日は私、肉が食べたいの。とろっとろに舌の上で溶けるくらい煮込んだお肉! つーわけで任せたからー (と言いながら床に雑魚寝しつつメロンを食べ続ける……下着が見えそう、というかモロ見えだが気にしない要介護女子だこれ) ……っていうかよく見たらこの呑んだ暮れは誰よ? レクトかと思ったら浮浪者みたいねーアハハッ(※全方位に毒舌だ) -- ルク
- …………。(体つきには親近感を覚えますね…なんて眺めていると急に声をかけられて)
えっ!? あっ…私はえっと、レクトールさんの…く、腐れ縁?やってるゲルニコっていう者ですけども……あ、え?(気づいたら料理任されてる事に気づき) あ…は、はい……で、出来れば…期待は……しないでください……(適当に冷蔵庫にあったお肉をお鍋でコトコト煮始める) ……どこの誰ですか、これが私にそっくりとか言いやがったヤツは……ちっとも似てないじゃーないですか…! (だらしない巫女様の様子を横目で見ながらブツクサ文句言いつつも、出来た料理?をお皿に盛り付け) ……ど、どうぞ…お肉を煮詰めたものです(冷蔵庫の奥に詰まっていた謎のお肉をお湯でじっくりことこと煮詰めました[※いきなりお湯にぶっこんだので硬い]) (味付けは申し分ばかりにお湯に溶かした塩が効いて…いるといいですね) -- ゲルニコ
- えー、なに?ヘルニア? 別になんでもいいわよ、貴女の名前なんて……どうせすぐ辞めるでしょ、私の世話係なんてさ (やさぐれ巫女だ!)
……で、このゴミは何? オ・ニクオニツ・メタモノーなんて初めて見たけど、不味そう! 巫女官の癖に近衛将軍より料理が下手なのね貴女。可哀想に…もういいわ (盛り付け段階で不合格をゲットおめでとう! そりゃ宮殿育ちの巫女様だからね仕方ないね……この巫女のお陰で鳥男は鍛えられたのかもしれない) それより何か珍しい貢ぎ物は来てないの? 退屈だわー……ちょっと貴女、逆立ちして奇声で叫んだりしなさいよ、暇だし -- ルク
- へ、へる……(レイプ目) 辞めるも何もそもそも世話係ですら無いんですけどもね……
ご、ごみ……(ぐるぐる目) 煮込むのに成功しただけでも個人的には大進歩なんですが…… ……え…え? な、何ですかその無茶振り……で、出来ませんよそんなもの 代わりと言ってはなんですが……えっと……こ、こういうのはどうです?(ポケットを弄ると出てきたのは何の変哲も無い木の実) (それが眩しく輝いたかと思えば、無数の鳥がどこからともなく現れて窓から飛び立っていく) -- ゲルニコ
- (宮殿から一歩も出たことのない不死鳥の巫女。当然今も宮殿のどこかに自分が居るとしか思っていないし、そう考えるしか出来ない哀れな身の上
ゲルニコがツッコミするだけ時間の無駄だろう。そして幻想の身である彼女の認識を改める意味もまた、無いのだ……) ん? 何、それ。ただの木の実じゃない? って、えぇーっ?! 凄いわね、何かの魔導具かしら…いえ、それよりも綺麗ね〜!! (しかし珍しいモノを見せれば、こんな風に目をキラキラ輝かせて純真な反応をする。長い長い「生」を珍しい貢ぎ物で暇潰しするのが彼女の日常だったのだろう) ……で、次は? (そして彼女の刺激に対する欲求は際限が無いのであった……) あ、その銃は……珍しい発掘品だったっけ (興味は山の声に移り、手を伸ばして無造作に掴む) でもこれ撃てないのよねー……(ゲルニコに向けて) バーンッ!なんちゃって。アハハ〜♪ -- ルク
- い、いやぁ〜……お気に召したなら幸いなのですが……(褒められると素直に照れて頭をかきながら)
……え?(次は?と問われれば絶句するしか無く…芸なんてやり慣れてないので今のが精一杯だった) あ……あ……だ、ダメですよ勝手に触っちゃ……危ないです……って、発掘品だったんですかそれ い、いやぁ……今はレクトールさんがメンテしてますんで、しっかり撃て……(撃つ真似事されて固まる身体、止まりそうな心臓) …………。(ばっくん、ばっくん)………や、止めてください、心臓に……マジで……くるんで……(青ざめた顔で胸を鷲掴んだままぷるぷる震えて) (「起きて…レクトールさん早く起きて…タスケテ……」と内心で泣き言を言うかよわい樹翼) -- ゲルニコ
- (//ちょっと意識飛びかけてたのでまたぶんつーで…!) --
- そうそう、古戦場跡から発掘されたとか……って、アハハ! なーに青褪めてるのよ?外は磨いてあるけどガラクタなんだから動くわけないじゃない?
……そうだわ。こいつをちゃんと使える武器に直してアレクトールの奴にプレゼントしましょ! これは楽しくなってきたわね…! (無邪気にそんなサプライズを画策する巫女の少女。この銃は彼女によってレクトールに渡ったのだろう。そして、そこに宿る想いは――) フフフ……レクトの奴、全然私の言う事聞かないし、本当は色々出来る癖に無気力だし、でも時々鋭いこと言って面白いのよね…… 絶対私のモノにしてやるんだから。私だけの英雄になるまで逃がさないから。不死の私を置いて勝手に死ぬなんて許さないから でも……そう、アイツだけは私の思い通りにならない。この世界と同じ。同じだけど違う……私のモノに出来ないから、いいの (そんなことを呟くと、レクトールの愛銃を小さな胸に抱いてベッドに赴き仰向けに沈み込む。片想いを楽しむ思春期の少女がそこにいた…) -- ルク
- (山の声の経緯を知れば、銃をメンテナンスするレクトールの姿が思い浮かぶ)
……大切だったんですね……この子の事が……だからあんなに大事そうに…… (ベッドの上の巫女様を見ながら、樹翼の少女は思案を巡らせていた) (ああ……これが異性を好きになるって気持ちなんだろうな、と) (それは真っ直ぐで、純粋で、身勝手で、執着的で……それだけ想える異性がいるというのは眩しくもあって) やれやれ……どこまでもワガママで……ひねくれてますね……(※棚上げ発言) こんなのが好きだったっていうんですから……レクトールさんも趣味が悪い……ドMなんでしょうか? ……不死になった理由は、恐らくこの子に関する『何か』があったからなんでしょうね…… (ルクには聞こえないくらいの小さな独り言を呟きながら、寝入ったままのレクトールを見やる) -- ゲルニコ
- …………別に大切ではねーよ。ルクのことは世話の掛かる子供程度にしか思ってなかったさ……「殺す」までは、な
(ゲルニコの視線に応えるかのように、目を伏せたまま樹翼の少女と同じく小声で語った。どこから目を醒ましていたのだろうか?) まぁしかし、こんな小娘の恋心を真に受けちまうのが悪趣味だとしたら……嬢ちゃんに惚れるのも悪趣味でドMな世話好きだろうな。ははっ… (お前もワガママで捻くれてるよ、という皮肉ではあるが…彼の声色は喧嘩を売るには程遠い優しいトーンだ) -- レクトール
- げ、お…起きてたんですか……一緒にしないでくださいよ、私はもっと可愛げありますからね……
(最初こそ狼狽した様子を見せたものの、どうやら怒ってないようだと気づくとホッとして)……殺すって言いましたか、でもこの子……不死なんですよね? -- ゲルニコ
- ……死んださ。お前が見たルク…いや、不死鳥の巫女ル・クゥはこいつとは別人だよ。死んで生き返る時に人格が変わったらしい
(「らしい」ということはレクトール本人も詳しく説明は出来ないのか。しかし実際にあの依頼でゲルニコ達が見たル・クゥとは全然違う) 少なくとも、今そこでスヤスヤしそうなお転婆娘は民衆の前じゃあ猫被って笑顔振り撒くからな……ハハハ(※乾いた笑い) (元々はしたたかな性格の少女だったらしい。だが、彼女の様子を窺い視る視線はやはり懐かしさを感じているようだ…) -- レクトール
- 人格が……それって記憶もリセットされるという事ですか?
……そもそも、何でそんな事に……いや、複雑な事情があったのは……計り知れますけども…… 少なくとも、この子自体は悪い子では無い……そう思えますけどもね ……面倒くさい子なのは、嫌ってくらいに分かりましたけども -- ゲルニコ
- (2人が小声で会話していると……) うるさいわよぉヘルニアぁ……私もう寝るからぁ…ああそうだ、明日職人を呼ぶ手配しときなさいよー?
この銃を修理してもらうん、だからぁ…………むにゅう……レクトを、ずっと護るのよぉ……ふふふっ……♪ -- ルク
- ……ったく、宮殿時代を思い出させやがって
(幻想の巫女様がいよいよ眠りについたか、というタイミングで立ち上がって彼女の元へ行く……恋人というよりも娘を見守るように見下ろす そして、時間切れなのか赤髪の少女はまた光の粒子となって消えていく……その光を見詰めながら、ゲルニコに語る) こいつはこの後、「自分を殺してくれ」と頼むのさ。山の声を俺に渡して、な…… どうしてそこまで思いつめたのかは分からん。こいつに何があったかは知らん。だが、生きるのに飽き飽きしてるのは知っていた ……それまでは、まぁまぁ楽しんでたのかもしれんね俺も。こう見えて昔は天才とか言われる程度に何でも出来たんでな 俺もあいつと同じく、日常に刺激を求めてた……振り回されてる気でいたが、あいつなりに俺を楽しませようとしていたのかもなぁ…… -- レクトール
- ………………。
(最愛の人物に自分を殺してくれと頼む……そこにはどれだけの辛く苦しい想いが込められていたのだろう) (モノに篭った想いを形にする力を持つ少女でも、それを読み解くことは出来なかった) 案外、いいコンビだったんですね……こんな環境だったら、私なら3日経たずにに逃げ出してますよ ……本当、お似合いです……これ以上無いくらいに…… (お互いがお互いを心の底から想っている、その気持ちだけはこの少ないやり取りでもすぐに理解して、小さく笑みを零す) 勝手に記憶、覗いちゃってすいません……可愛い美少女の、可愛いイタズラだと思ってくれれば さて、長居が過ぎましたね……よい子はおうちに帰りますよ (レクトールに背を向けると、ドアの前まで歩いて行き、そこで立ち止まって) 決着、着けに行くんですよね? ……具体的な事は何も分かりませんけども、大変な事をしようとしているのは分かります 止めようとは思ってません、そもそも……もう止まらないでしょう(背を向けたままの少女の表情は窺い知れない) だったら……私から伝えられるのはこれだけです…………いってらっしゃい、レクトールさん 全てが終わったら……いつでも戻って来てください、手料理奢ってもらうために……大口開けて待ってますよ (ドアが閉じる瞬間、振り返った少女の表情は、今まで見たことないくらいに柔らかい笑顔で) -- ゲルニコ
- (毎日シェフや俺が美味しい飯を作る環境なのに?とは思ったが、ゲルニコが沈痛な面持ちだったので黙っておく)
まぁ……宮殿時代にあいつの想いに気付けてれば、また違ったのかもしれんね (今の自分を考えると、既に「お似合い」ではなくなっている) 別に構わんさ。俺と嬢ちゃんの仲だ……なんて、どっかの海賊みたいなやり取り前もしたような気がするが (背を向け、帰ろうとするゲルニコ。去り際の言葉を黙って聞く……そして、最後の柔らかい笑顔―― ドアが閉まれば溜息が漏れた) それ普通、手料理作って待ってますよ〜…とかそういうあざとい台詞のターンだろうが? まったく、締まらねぇな……! ああでも―― (その屈託の無い笑顔は、ルクを想い起こさせるもの。ガキのようなメンタルの小娘だからこそ持ち得る笑顔だ) やっぱ似てるわ、ルクと……行かなきゃいけねーな。やらなきゃいけねーよ。その笑顔を取り戻す為に、な (山の声を白いベッドから取り上げて、その決意はより固いものとなった。殺し切れなかった過去を償うのはやめた 自分を愛した少女と同じ苦しみの中に生きる少女の現在を救う。それこそが、成すべきことなのだと――) -- レクトール
- ただいま〜。あらレクトール? 店番してくれてるのね、他のみんなは地下室に? -- 橘香
- おうキッカか。いや、半分は買い付けに行ってていないだけだ……お国の方の用事は済んだのかぃ? -- レクトール
- ええ。なんでも同盟国さんの方でまた戦争が始まったらしくてね? 輸出量を増やすからドシドシ作れ〜って感じだったわ
戦争特需ってやつ? うちにとっては他所の工房に負けないために気が抜けない状況よ。こっちの工房からも製品回さなきゃね! ……アンタの方はどうなの? 私が居ない間、何かいいことでもあった? -- 橘香
- ああそうかい……(ル・クァヴィーの戦争、だな…) ん、俺か? さぁて、どうだかねぃ? -- レクトール
- む……なんか気になる口振りね。何があったの? 白状なさい!コラ!!(ほっぺを引っ張る) -- 橘香
- 痛ひゃひゃひゃひゃひゃ…!? そ、それよりお前!シィホ嬢ちゃんが土産に持ってきたザッハトルテがそろそろ寿命だぞ?
ほれ、早く食べないと味が落ちて天寿を全うしちまうぜぃ? はっはっは〜 -- レクトール
- えっ?! そ、そんなのがあるならもっと早く言いなさいよね!(甘い物には勝てないのであった。台所へと急いで消える) -- 橘香
- ……ふぅ、やっぱ女って怖いわ。さって、これからどうするか……流石にここまで計画が変わったとなるとレポートの情報じゃあ足りん
となると……旦那の元副官、アイツになんとか協力してもらうっきゃねーか -- レクトール
- (//かなりの文通になりそうですけれど気長に許していただければ幸いです……! 無理そうなら途中で切っていただいても構いませんので)
レクトールさん、この間はお見舞いありがとうございます(ぺこり) あの……何か無理とかはなさっていませんよね? この間からレクトールさんに良くない兆しが見えた気がして…… -- シィホ
- うん? そりゃあアレかぃ、死兆星的な? まぁ確かにもう俺も歳が歳だからな……腰は痛いし、肩は凝るし、羽は抜けるし足も臭い…!
(などと茶化すのはいつものレクトールの姿だが、シィホが真剣な様子なので頭をぽりぽり掻いた後、溜息まじりに仕切りなおす) ふぅ……無理はしてねぇさ。今はまだ、な……? 良くない兆しってのは、炎翼人は見えるのかね (//文通は構わないのですが、依頼直後は留守にする予定なのでどうしようかな…留守終わった後ってことにするのもアリか…) -- レクトール
- (いつもの調子の良い感じから一変した彼を見て)やっぱり……確かにわたしの身体は精霊化していて、その目で見れば少しレクトールさんが弱っていることもわかります
ですが、それ以前に少し違和感があるんですもの。お友達なら誰でもわかりますよきっと 何をするかは問いませんが無理だけはしないでくださいね……? (//では帰ってくる時までこのコメントは格納していただいて構いませんよ! 突然おじゃまして流れを壊してすみませんでした(土下座)) -- シィホ
- え゛? 精霊化……精霊かぁ〜……。なんかオーラ的なもんが視えるんだったら俺の「眼」みたいに色々視えるのかね?(興味は引かれるが、本題は別なのでほどほどにしつつ)
ふぅむ…シィホちゃんにバレるんなら相当隠し事下手ってことね俺っち。いや、シィホちゃんが天然っぽいとかそういうのじゃなく 俺も流れのギャンブラーなんでポーカーフェイスには自信あったのよこう見えて。気を悪くしないでくれよな? はっはっは… まぁ……無理は正直自分でもしたかねぇんだけど、今回ばっかりは仕方ないのさ…もしかすっと、前回以上の無理になるかもしれんね (前回、とは…シィホが思いつくのは恐らくあの松葉杖を突いて握力がなくなった時の無理だろうか?) (//あー…気を遣わせてしまって申し訳ないので正直にゲロりますが、これから起こるルート分岐で暗殺ルートになるとレクトールは〆てしまうのだ! なので、もし暗殺ルートになるとこの会話も消滅する!まるでスパイの手紙状態で申し訳ねぇ…! 真・ENDルートになることを祈りつつそれ前提の会話をするけどゴメンね? オイオイオイ ルート分岐成功したわアイツ) -- レクトール
- 普段は全く分かりませんが意識を集中してみれば……まぁそれほどはっきりと見えるものではないです(半精霊の為)
いえレクトールさんって見た目のせいでわかりづらいだけで相当表情豊かなのでは……! あっでもそういう人のほうがポーカーフェイスも上手……で、ではわたしの勘だということで……! そう、ですか……(しゅんとしてしなるアホ毛)わたし……レクトールさんが無事でいてくれないと、嫌です…… またこの前みたいなのは……嫌ですからね(俯いたまま拳を握りしめて) (//そんな事態になっていたとはつゆも知らず……申し訳ないです。今度はもうちょっと空気を読むよう努めます……) -- シィホ
- おお、シィホ嬢ちゃん分かってるじゃん? そうよ、俺ぁ表情豊かな男よ! ただ、賭博ん時はホントにポーカーフェイスだけどねぃ(うんうん)
あー……すまんね、心配かけて。シィホちゃんも心優しい少女のミスユニバースだからなぁ!(※何処のコンテストだ) うん、しかし割と生き残らなきゃいけない理由も出来たっつーか。死にたい願望が無くなってきたっつーか……うん だから何とかするつもりだ。絶対にな?(翼の手でシィホの頭をぽんぽん撫でて安心させてやる鳥だ) あとな、お嬢ちゃんこの間旅行者募集の依頼に行ってただろぃ? あれ、実は俺の依頼 (\ドンッ!/) -- レクトール
- (//むしろ必死に隠してたんで大丈夫、読めないタイプの空気だったから! はい吸ってー、吐いてー、落ち着いてー?
//結果として無事分岐成功したので、シームレスに最後の日常に戻れた形になった。ありがとう) --
- あぅ、うぅ……(心優しい等と言われたのは初めてなのでたじろぎつつ)
うぇへへ……(撫でられて子供のように笑顔になって)じゃあ、無事に帰ってこられるようお祈りしますね それにわたしに協力できることがあればおっしゃってください。ってええっ!? (依頼の話を聞いて目を丸くして) そう言えば以前お話されてた故郷の雰囲気と……街で見かける翼人……獣翼人……ああーっ! (納得がいったようで) ……(膨れながら無言でぽかぽか叩く) (//すーはーすはーっ……お気遣いありがとうございます……! ともあれご無事で良かった……ほんとに……) -- シィホ
- (すげぇ小動物っぽいなこの子……和む!) そうそう、だから事情を話して協力を…ととっ?!
いたいいたい、1ダメージがひたすら溜まっていくわこれ! す、スマンな?あの依頼出した時は巫女様を暗殺する気満々だったんだよ けど、ちょいと事情が変わったっつーかな? 暗殺だったら1人でやるつもりだったが…やっぱやめたんだわ だから、ちぃとばっかし人手が要る (もし彼が1人で暗殺を実行していたら、今頃彼は捕まり、死んでいたのかもしれない) -- レクトール
- ……ドスッドスッ(鳩胸の鳩尾を狙って執拗に手刀を刺す)
暗殺だなんて……!? あんなに美して、国の為に尽くして貴方の故郷の象徴でもある方を何故……? 事情がわからない自分が恨めしいです……(事態が飲み込めず複雑な表情) -- シィホ
- ごふっ…!?(※HPゲージが不味い事になってますが無害です)
ああうん、簡単に言うとな……あいつは2人目みたいなもんなんだ、巫女としては。俺は長生きなんで、1人目を知ってんのよ その1人目はな…決して国が嫌いだったわけじゃない。決して国民が嫌いだったわけじゃない。でも生きるのが辛かったんだ そいつに頼まれたのよぃ。救ってくれ、ってな? まぁあれよ…長生きも大変なのよ。巫女の辛さは優しいシィホちゃんなら分かるよな? だから最初暗殺するつもりだった。それが俺1人で出来る精一杯だった……けど、殺すよりもいい方法探せって言われてね -- レクトール
- そうだったんですか……彼女の気持ち、わかるといえばそれはわたしの傲慢かもしれませんが……
その思い、成し遂げてあげてくださいね。きっとレクトールさんにしか出来ないことだと思いますから…… それじゃあお礼は伝えましたから、あっこれザッハトルテです(ケーキが入った箱を渡すのを忘れていて) 橘香さんと一緒にめしあがってください……それでは、ご無事をお祈りしております(深く頭を下げて帰っていった) -- シィホ
- いやいや、全然傲慢じゃあ無ぇさ? むしろ俺達みたいな、あの国に住んでない側だからこそ分かってやってほしいし、分かって貰えると俺も嬉しい
……そうだな、俺にしか出来ない俺の仕事だ。ここで無理しなきゃいつやるんだって話なんだよな……うん おおケーキか、ありがたい!ありがたい、が……キッカの奴まだ帰ってきてないんだよねぃ。なるべく低温で痛まないよう保存しといてやるか… それじゃあなシィホ嬢ちゃん? ああ、せいぜい期待して待っててくれ。わざわざありがとな〜? -- レクトール
-
- ガンショップにはレクトールも橘香もいない……橘香の弟子らしきモブのガンスミスはいるので店自体は通常営業だ
|