FF/0008

  • 発言色はまあいつものでいいよねー? -- ローリエ 2024-02-03 (土) 13:13:39
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  • お嬢様。お迎えにあがりました。今日のお車はどれになさいますか?
    (スマイルは幹部の運転手もする。そして車の好みはかなり皆違うどころか日替わりを要求してくる人物も多い、ローリエも車にはこだわる人物だと認識しているのかそう聞いて) -- スマイル 2024-02-05 (月) 21:16:29
    • お嬢様!?アタシのことはローリエでいいわ。別にいいとこの出じゃあないしね。
      車は…そうねえ(考えながらバーボンのボトルから栓を抜く。そしてそれをごっくごくと飲み)速いのがいいわ!
      (拘りとはまた異なる注文)あなた、V12ってしってるー?
      最近ようやく手に入る様になってきたエンジンなんだけど、すっごいわよ。
      -- ローリエ 2024-02-05 (月) 21:26:26
      • 了解しましたお嬢様。(バーボンを一気に飲み干すローリエにそう返事をして微笑んでいる)
        V型12気筒エンジン、シリンダーをV型に配置された気筒エンジンでV6を2倍にした最新鋭のエンジンでございますね。
        V6,V8の車種であれば運転したことはございますが、V12はまだ運転したことがありませんね(そう答えてから)
        手に入るようになった、ということはお嬢様の車に搭載されておられで? -- スマイル 2024-02-05 (月) 21:31:40
      • ふーん、詳しいんだー?まあいろいろ運転するならそうだよね。
        そう、イタリカのフェラーリから取り寄せたV12をね、無理矢理載せてもらったベンツがあるんよ…うちに!
        (うっひっひと笑い)慣らしもまだのやつだけど、せっかくだから乗っていこっかー。
        …っと、その前になんか飲む?
        -- ローリエ 2024-02-05 (月) 21:37:55
      • はい、他にも車が好きな幹部の方々がいらっしゃいますから。V8を自慢そうにしていらっしゃった方もいらっしゃったので…
        (その方にV12の話はしないほうが懸命ですねと微笑む。きっと変に対抗意識を持たれても面倒だろうからと)
        ではお嬢様の車で向かうといたしましょう。(ある幹部の方が用事があるとのことで迎えにきましたと改めて伝える)
        お酒でしたら辞退させていただきます。コーヒーや紅茶の類でしたら喜んで(酔っ払った運転手の車に乗りたいならまた別ですがと笑う) -- スマイル 2024-02-05 (月) 21:49:44
      • V8は故郷を思いだすわー(両手の指を頭上で交差させる)
        ええ、今なら世界最速の車のはずだわ。さあ西海岸までカッ飛ばすわよー!
        (どこに行くとかまったく聞いていないので、とりあえず大陸横断でいいかー的なノリで言い、うひゃひゃと笑う)
        なんだよー、飲まずに運転する気かよー?せっかくスーパーカーだぜー?
        (しょうがないなーと紅茶を淹れ、そこにブランデーを数雫…のつもりでどばっと混ぜこむ)
        あっ…まあいっか!そんじゃ飲んだらレッツドライブだよー。
        あ、ところで君のことは何てよんだらいい?カタメカクレデカパイスーツ…カタパイツ?
        -- ローリエ 2024-02-05 (月) 22:00:58
      • (称えるポーズをしているローリエを微笑みながら見ている、その間にブランデーがドバドバいれられた紅茶をそっとハンカチに吸い取らせて飲んだふりをした)
        西海岸ではございませんが、1時間ほどはかかる距離…ですが
        (スーパーカーですともっとはやくつきそうですねと笑う)
        私のことはご自由にお呼びください。皆様からはスマイルとよく呼ばれております。
        (幹部の中には他に思い思いの名で呼ぶ人もいるが9割からはスマイルと呼ばれておりますと付け加え、車の鍵を受け取る) -- スマイル 2024-02-05 (月) 22:12:39
      • 1時間かーじゃあ10分で行こうか(ざっくり計算。並の車の6倍の速度を出すつもりの様だ!)
        スマイルね。スマイルー。そんじゃアタシの事はローリエね!
        そんじゃ支度してくるわー(言って一度奥に引っ込むと鞄を肩から下げてくる。仕事道具入れだ)
        (そして連れ立って車庫へ。赤いアルファロメオの横に、白いベンツSSKの新車が止められている)
        そっちの白いほうねー。さあさあ、行こうか人類未踏の領域へ!
        (酒の臭いを漂わせながら、ローリエは助手席へ。まあそもそも後部シートとかないのだが)
        -- ローリエ 2024-02-05 (月) 22:18:02
      • はい、わかりましたお嬢様(徹底して人の本名らしきものは呼ばないスマイルであった)
        (ローリエが準備してる間、静かに待ちながら、準備終わり車庫に案内されると)
        良い車ですねお嬢様。新車の良い香りがします。
        おやラジオもついてるのですね素晴らしい(1920年代に開始されたラジオはこの時代最新のもので)
        では、しっかりとベルトを締めて頂きますねお嬢様(つけてないので危ないですからねと子供にするみたいにシートベルトつけさせる) -- スマイル 2024-02-05 (月) 22:28:20
      • だから別にお嬢様とかじゃないっつーのー(ぶーっと口を尖らせた)
        一流の車に最強のエンジンをブチこんだすごいやつだよー。存分に乗り回していこうね。
        ってうえー、ベルトとか息苦しくて嫌なんだけどなー。だいたい事故らなきゃベルトなんて意味ないのに。
        (はーやれやれと言った調子で鞄の中からウイスキーの小瓶を取り出すとぐびぐびと呷る)
        っはー。さあしゅっぱーつ!アクセルベタ踏みでー!
        -- ローリエ 2024-02-05 (月) 22:41:58
      • 10分でつくような速度ですと…オープンカーですし、きっとカーブでお嬢様が打ち上げられてしまいますから(ぶーたれていてもベルトはつけさせると)
        (少しエンジンを蒸す…V12気筒のよい音が当たりに響き渡り、重低音は身体に振動を伝える)
        (そして名前についてはまったく聞かないのに、アクセルベタ踏みの命令にはしっかり答え)
        (オープンカーにラジオを流しながらシガロット市の中を駆け抜けていく)
        (他の車の間を縫うような見事なドライビングテクニックで命令通り10分ぴったしで目的地へ)
        素晴らしい車でしたね1時間の距離を本当に10分ほどで到着できました -- スマイル 2024-02-05 (月) 22:57:55
      • あっははははは空飛ぶかー。それも楽しそうだよね!(酒が回ってきたのかけらけらと気楽に笑う)
        (そしてハンドルを握るスマイルの目の前のスピードメーターには0から300までの数字が刻印されており、さらに余剰がある)
        (すなわち、アクセルベタ踏みのまま加速していけばそれだけの速度が出るという事だ)
        (言葉通りのスーパーカー。しかも屋根も窓もなく、制動メカニズムは通常車…)
        (そんなハチャメチャな車を乗りこなしてみせたスマイルに、ローリエはおーっと感心する)
        いやー、アクセルゆるめるようなら上から踏んでやろうと思ってたのにさー。
        しかも対向車だの通行人だの全部避けてさー。アタシだったら3人は轢いて50ポイントは貰ってたね!
        よし、そんじゃお仕事するかー。コイツに飲ませるガソリン代も稼がないとだし。
        (車を降り、熱く灼けたボンネットをポンポンと叩いた)
        -- ローリエ 2024-02-05 (月) 23:05:30
      • お気に召していただけたなら幸いです(ドライビングは楽しめたようですねと微笑み)
        では私は車を駐車場へ、お仕事終わりまで待っておりますので。いってらっしゃいませお嬢様
        (ローリエを見送ると深々と頭を下げて、車の主が破天荒な仕事をこなしてくるのを…待ち、帰りも彼女のお気に召すまま300kmの速度で運転するのであった…) -- スマイル 2024-02-06 (火) 00:01:10
      • ポイントについては気にならないのー!?
        …まあいいわ。長くなるようなら人をよこすからね。
        (そう言ってローリエは幹部からの相談を受けに赴いていく)
        (果たしてどの様な相談だったのかは語らないが、ローリエの元に持ち込まれるのはだいたい面倒事だ)
        (それに対するアドバイスを終え、ローリエは戻ってくる。小一時間ほどの仕事、しかしそれで並の務め人の年収に匹敵する収入を得てくる)
        おまったせー。へっへっへ。スマちゃんこれから飲みにいこーぜー!
        (札束を納めたブリーフケースを車に放り込み、上機嫌で帰路につくのでした)
        -- ローリエ 2024-02-06 (火) 00:07:35
  • 🍷
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  • スピークイージー。
    禁酒法以前から存在を囁かれる無許可営業の酒場の事だが
    しかし禁酒法がこのスピークイージーを一気に増やす結果となった。
    闇の酒場の存在は人から人へ、密かに、けれど気楽に伝えられた。
    そこに集うは闇の、あるいは裏世界の人間ばかりではない。
    酒という快楽を求める者はどこにでもいる。
    殊に貧困層にはそれが多く
    陶酔にしか救いを求められない彼らは
    アルコールという餌に飼い慣らされた豚共だ。
    彼らが集う闇の酒場は、またの名をブラインドピッグとも揶揄される。
    そして豚が集うが故にそこは…
    狼の狩り場ともなるのだ。
    -- 2024-02-06 (火) 21:06:39
    • ――事は数年前に遡る。
      禁酒法の施行から1年ほどが経った頃の話だ。
      ある夜、シカロットに生まれたスピークイージー
      そのひとつが血に染まった。
      恐らくは何者かの襲撃である。
      恐らくは、と言うのは誰も襲撃者を目撃していないためだ。
      店主、店員、客に用心棒。
      その夜のその時刻、その店に居た者は皆殺しにされた。
      激しい銃撃が起きたらしく、店の中はめちゃくちゃ。
      しかし値の張る酒はしっかり略奪されていた。
      ゆえに現場を検証したシカロット市警は
      酒の密売利権をめぐるマフィア同士の抗争…
      その一環にすぎないとし、容疑者と思しき組織の首領を指名手配にしたものの
      事件を深く追求しなかった。
      -- 2024-02-06 (火) 21:10:58
      • ――それから数年。
        おおよそ年に1度のサイクルで
        スピークイージー襲撃事件は発生し続けている。
        事件現場が違法な酒場で、被害者が犯罪者という事もあり
        マフィアの抗争と見ている警察は、捜査に積極的ではない。
        そして1年前…
        フェニーチェファミリーが仕切るスピークイージーの1店が襲撃を受け
        店に集う豚たちが、まるごと平らげられた。
        これまでファミリーは容疑者側であり、沈黙を保ってきたが
        自分達にも被害が及んだとなれば動かざるを得ない。
        やられたらやりかえす。
        これが出来ないければ、面子が立たない。
        そこでファミリーはトラブルシューターでもある相談役に
        スピークイージー襲撃事件の解決を任せる事にしたのだった。
        -- ローリエ 2024-02-06 (火) 21:17:03
  • 🍷
  • ここに居たんだ、探し回ったよ…コンシリエーレ(相談役)ローリエ。どっかで飲んでるだろうとは思ったけど…
    (とあるスピークイージーのテーブル席、ローリエが飲んでいれば紙袋を手にした兎がやってくる)
    ハイ、これお土産。ちょっと頼みがあって来たんだけど…今いい?(テーブルの上に紙袋を置く 中身は上等なワインが2本) -- エリオット 2024-02-07 (水) 20:04:19
    • んー?誰の尻がなんらってー?(既に酒が回っているのか、冗談とも本気ともつかない言葉と共にローリエはそちらに首を向ける)
      あら、あんたはワグテイルのウサギさん。探させちゃって悪いわね。
      (まあ駆けつけ一杯とばかりに、店主にウイスキーをストレートで2盃頼む。うち片方は自分の分だ)
      ええ、構わないわ。ここで出来る話ならねー?
      (今居るのは港に面した倉庫の一部を改装したスピークイージー)
      (倉庫を預かる物流会社の者はもちろん、港湾労働者などが客として訪れている)
      そんでこれは何かしらー…おお、これは…!(お土産の袋からワインの瓶を取り出すと目を輝かせる)
      本場のじゃーん!今時よくこんなのを手にいれたわね。
      -- ローリエ 2024-02-07 (水) 20:22:15
      • 確かに女性の尻を追いかけ回す羽目にはなったかな…でもそれは一旦置いとこう。
        あぁ、悪いけどボクは飲まないよ 飲むならソフトドリンクにしとく。
        …知人のやってる貿易会社が、海外からこういうの仕入れるの得意でね 密造酒ばかりじゃ飽きるかなと思って
        (そこまで言ってから、向かいの席に腰を下ろす)んー、場所が場所だけに少しぼかすけど…結論から言えばボクの上司を説得して欲しい
        最近…荷物の輸送中によく妨害を受けてね、ルートの変更と、囮車輛を用意したいって言ったら 断られたんだ -- エリオット 2024-02-07 (水) 20:31:27
      • そっかー。うさぎさんはお尻派かー。こっちは多いのよねお尻好き。
        (なぜ、どうしてその様になったのかは分からないが、アメリアはおっぱいよりもお尻派が多いのだ!)
        こんなとこに来てソフトドリンクとかー。酒場でミルクを頼む西部劇じゃないんだからさー。
        (言いながらも無理強いはしない。しかたなく自分の分を呷る)
        懐かしくて涙が出るわ、フランクのワイン。ウイスキーもいいけど、やっぱりワインが酒の王道よね。
        (故郷であるフランク(ス)のワイン。その瓶にちゅっとキスをした後で話を聞く)
        上司を?なーに、セクハラでもされてるわけー?
        って、あー。古いやりかたに拘るタイプかー。まあ歳とるとどうしてもそうなってくのよね。
        それに…妨害を受けてもなんだかんだで荷運びは成功させてるんでしょー?
        (まずそこら辺の事情から聞いてみる事にした)
        -- ローリエ 2024-02-07 (水) 20:40:12
      • そうなの?、あぁボクのお尻はとっても具合がいいって評判だから仕方ないよねー(あらぬ方向に話が行ってしまいながら)
        西部の伝説はジェシーさんだけで充分…ボクのは西部は西部でも西部戦線だよ…エモノ的な意味でね?(店員にコーラを頼みつつ)
        あれ?ローリエはそっちの出身なんだ? 気に入ってもらえたらまた仕入れるよ(酒なら何でもいいのかと思っていたのでこの反応は意外だった)
        好みの相手だったら幾らでもセクハラしてくれていいんだけどね?…彼はボクのストライクゾーン外かな、年齢的にも外見的にも性格的にも(ひどい言われようだ)
        きわどい思いして成功させてるわけでね、毎度毎度後手に回って防戦一方なんて面白くない!って意見したんだ
        要は、向こうが妨害しようなんて気をもう起こさなければ済む話じゃん?(テーブルに頬杖をつき) -- エリオット 2024-02-07 (水) 20:48:40
      • えっ。サイズや形とかじゃなくて中身の方が自慢…!?
        西部戦線かあ、ずいぶん長く続いたものよねー(やはり思い返すは大戦の前線となった故郷。まあローリエ自身は参戦していないが)
        そーよ、フランク…あの辺りで長く暮らしていたわ。
        (成功していると聞けばやっぱりなーと笑って)成功してるうちは、やり方を変えたいなんて思う経営者はいないもんよ。
        一度大損害を出してみせれば、その上司も、襲撃者を罠にかけてやろうって気にもなるかもねー?
        (言ってウイスキーをぐびぐびと飲み干し)
        まあでも、それも面白くないかしらね?…まあいいわ、少しはアンタの話を聞く様にしておいてあげる。
        その上で、作戦にGOサインを出す言質をとれるかどうかは…アンタ次第よ、うさぎさん。
        -- ローリエ 2024-02-07 (水) 21:00:48
      • そう、奥が深いのさ…お尻だけに。って何言わすかなぁ!? これ以上は脱線するからやめとこう…
        フランク生まれだけど、グレートウォーには無縁そうな反応…うん…?(外見と実年齢との矛盾が浮かんだような気がして)
        わざと失敗して見せるってのは性に合わないなぁ…こっちだって死人が出るかもしれないし、リスクがでかいよ
        良かった、こういうトラブルの時に上と話を付けて貰える存在ってのは有難いんだよね 下の者としてはさ。
        あくまで上司主導での作戦の立案が条件、とかでもまぁ…そこは妥協するよ(ようやく出てきたコーラを飲みながら) -- エリオット 2024-02-07 (水) 21:10:27
      • 素面でそれが言えるのは大したものだわ…。立派なアナリストになれるわね。
        (エリオットの頭に浮かんだ疑念はわかる。しかしそこには触れずにふふふと笑む)
        まあ、他所にナメられるのも美味しくないしね。…いいわ、ワインのお礼に上司を軟化させておいたげる。
        もちろん、アンタの作戦が成功しなかった場合は全部おじゃんになっちゃうけどねー。
        -- ローリエ 2024-02-07 (水) 21:21:19
      • くっ、上手い事言ったつもりが上手い事言われた…!
        ま、詮索屋は長生きしないって相場が決まってる 謎は謎のままの方が魅力でもあるしね
        よっしゃ、ありがとう!もうタコかイカぐらいにぐにゃんぐにゃんにしておいてくれると助かるね
        そしたら、その時はまぁ…ボクの手に負える範囲の話じゃなくなってるだろうし、もっと上が動くんじゃなーい?
        幹部とかボスとかが、戦争するかどうか…ってさ 最近あっちこっちきな臭いから、火種は小さい内に消しときたいよね。
        (コーラを飲み終えると、その分のお代は一応支払い)それじゃ、ボクはこれで…上司が首を縦に振ってくれる事を祈ってるよ。 またね…?
        (そう告げて、店を後にするのだった) -- エリオット 2024-02-07 (水) 21:29:49
      • そーね。女の謎を暴こうなんてやつはだいたいロクな死に方をしないわ。
        もっとも、アンタやアタシが平和にベッドの上で孫に囲まれながら死ねる…とは思えないけどね?
        (マフィアの末路はだいたい殺されての死だ。組織内で偉くなればなるほどにその率は高まる)
        まあそーね。全面抗争になったらなったで、この件にカタは付くし…それでもいっかー!
        (エリオットの分として頼んだウイスキーのグラスにも口をつけ、気楽に笑った)
        禁酒法と密造酒がある限り、それをめぐる抗争は酒られないけど…どうせなら楽しく飲みたいものね。
        ええ、まかせといてちょーだい。…そうね、明日の晩あたりに交渉するといいわ。
        (そう言って立ち去るエリオットの背に手を振る)
        (翌晩、エリオットは目にする事になるだろう。べろんべろんに酔い、しかしすこぶる上機嫌な上司の姿…)
        (今なら何を言ってもテキトーに聞き入れそうだ、そう思える状態の上司の姿を…)
        -- ローリエ 2024-02-07 (水) 21:39:50
  • 🍷
  • さて、作戦通りミラネッティの連中に一泡吹かせる事には成功したものの…髑髏塚の奴らとの戦闘で負傷してしまったボクだ(ホテル・ガブリエルのラウンジにて。なんだか説明口調で)
    そこで例の狼について調査しているんだけど、もしかして下手人はナイフや刀の使い手なんじゃないかな?と思ってるんだ
    実際に死体を見たワケじゃないから断言はできないんだけどさー…その辺ローリエ的にはどんな見解? -- エリオット 2024-02-13 (火) 21:34:27
    • あらま。大丈夫ー?痛いときはお酒飲むと痛くなくなるよー?
      (ホテルのラウンジとは言え、ファミリーの拠点内)
      (ローリエが腰を鎮めるソファの前のテーブルには、酒瓶とグラスがおおっぴらに置かれている)
      まあ銃なんで撃ち合いしたら、どうしたってケガくらいするよねえ。あんなんそうそう避けられるものじゃないし。
      (そう言いながら、エリオットの推察についてふんふんと頷きながら聞く)
      そうだねー。現場を見た警察の人が言うには、襲撃犯…狼の側は銃を使ってないんだって。
      被害者は被害者同士のフレンドリーファイア以外では撃たれた痕跡もないそうよ。
      でも、キミがそうな様に、雨のような銃弾を躱しながらナイフやカタナで虐殺…
      そんな事ができるものかなー?
      (自身の見解は据え置き、警察の現場検証から得た情報を口にする)
      -- ローリエ 2024-02-13 (火) 22:01:20
      • お気遣いどーも、でも酒はやめとくよ…その分ローリエが飲んだ方が、きっと酒も喜ぶ!
        銃弾だけじゃなくてね…刀に……しかも、飛ぶ斬撃にぶった切られた って言ったら信じる?(マジな話だけど、と付け加え)
        んで、実際刀傷を受けてみた身としては そんな可能性もあるのかなー程度に思ってみたわけ。
        ……うん、実際この前やりあったサムライ野郎ならできるわ(改めてローリエの説明を聞いてから考え直すと、化け物じみた相手だった)
        とはいえ、そいつはもう死んでるから…これでもまだ新たに犯行が起きたら、この推測は外れってことになるね。
        一体どんなエモノで、どんな手品を使えばそんな現場が…というかしれっと警察の情報持ってるのどゆこと…?(今気づいた) -- エリオット 2024-02-13 (火) 22:06:45
      • より多くの人に楽しまれたほうが、お酒も喜ぶと思うけどねー。
        って、斬撃が飛ぶ?剣先が音速を超えたってやつなのかなー。世の中にはすごいタツジンもいるもんだね。
        (特に疑いはしない。魔術的な補佐を思えば人間の身でそれを達成する事は可能だと思えるからだ)
        あーなるほどー。「狼」さんも、そういったワザを修得してるって考えたわけだ?
        そういう可能性もありそうだねー。カタナにしろ、ナイフにしろ…
        人を肉片にするほど引き裂く、なんて真似は普通の人間にはできないもんね。
        もし、犯人がそのサムライマンだったならアタシの仕事もおしまい!しばらくは遊んでくらせるってわけだー(お気楽に言ってうへへと笑う)
        えー、警官も刑事もお酒がはいれば口が軽くなるもんだよー。
        おおっぴらに飲めない人は特に、ね?(ウイスキーの残るグラスを揺らして見せる)
        -- ローリエ 2024-02-13 (火) 22:20:31
      • ジェシーさん含めて荒事慣れした連中で相手したから勝てたようなもんだったよ…やっぱあれ達人だよなぁ。
        少なくとも、そんなメチャクチャな状況を作り出せる奴が何の能力も持ってない筈はないな…ってさ
        あれ?でも、それって単独犯かどうかも分からないんだっけ…?(どうだったっけか、と頭を掻き…)
        わー、悪い警官だー…ボクらと仲良しな人たちだったかー(賄賂を受け取る悪徳警官であれば、懐柔も容易いのだろうと)
        今んとこ地味に情報と人手が足りないんだよねー…ローリエの権限でもうちょい手伝えそうな人増やせない? -- エリオット 2024-02-13 (火) 22:25:53
      • そんなタツジンがいるとなると、そこいらのマフィアもあなどれないねー。
        でもまあ負傷したとしても、こんなところ(豪華なラウンジをぐるりと見まわし)でダラダラしてるアタシより、よほど立派だよー。
        まあワザにせよ魔術にせよ、「狼」も普通じゃない事は確かだよね。
        ウカツに近寄れば、ガブリ!と食べられちゃうかも(グラスを空にしてころころと笑った)
        検証だと「狼」は単独か少数だって話だけど、目撃者で生きてる人はいないからねー。実際のとこはわかんない。
        (目撃者はいない。警察は捜査に乗り気ではない。そのため情報が少ないのが問題だ)
        まあ警官なんてそのくらいでいいのよ。ただでさえ息苦しい世の中なのにさ
        警察まで真面目だったらやってらんないじゃない?
        人増やしかあ、そうだねー(うーん?と唸り)…使えそうな人にアテはある?
        -- ローリエ 2024-02-13 (火) 22:35:10
      • 髑髏塚の連中は甘く見ない方がいい、って教訓にはなったよ… ボクもここでだらだらしてたのは黙ってた方がよかったかな…!?
        やれやれ、兎としては狼の胃袋に収まるのはゴメン被るよ……目撃者が居ない、が完全にネックだよねー
        んー、ボクのチョイスでいいならヘルトとかアニーはどうだろうかと思う ジェシーさんスマイルさん辺りはめっちゃ強いけどその分忙しそうなんだよなぁ… -- エリオット 2024-02-13 (火) 22:42:11
      • 髑髏塚、名前的にも東洋の人材が厚いのかもしれないねー。
        きっとニンジャがでてくるよ、ニンジャが…!(ニンジャの実在を信じている欧米人はぶるっと震えた)
        それに、襲撃事件自体がそう頻繁じゃないのも捜査が進まない原因だねー。
        前の襲撃はたしか、去年の9月だったかな(言いながら窓から外、夜空を眺める。ローリエの赤い瞳に映るのは月。今日は三日月だ)
        ヘルトは取り立て屋だっけ。荒事には慣れてそうだね。
        でもジェシーはともかくアニーちゃんは…(大丈夫かな?と首を傾げた)
        -- ローリエ 2024-02-13 (火) 22:50:22
      • なるほど…サムライを倒したから、次はニンジャか!スモトリもいる…そして最後はショーグンが出てくるんだ ヤバイなぁ…(歪んだ東洋知識である)
        基本的に、犯行を重ねれば重ねるほど痕跡が残るからね…思ったより慎重な奴なのかもしれないな
        狼……そういや、人狼や獣人の犯行説も、ヘルトと話してた時に出てきてたな…(窓の外の月。ふとそれと結びついて)
        ヘルトは各方面に顔がきくのと、案外打たれ強い。銃はド下手。 アニーの方が銃の腕はいい、フットワークも軽いし…色々不慣れではあるかな
        結局のとこ、それなりの役職持っちゃってる人って動きがとりづらいかなーって ボクみたく、合間で調査に動ける人間が必要でしょ?
        もちろんローリエがおススメできる人材がいるなら、そっちを優先してくれて構わないし -- エリオット 2024-02-13 (火) 22:59:28
      • そーよ、ニンジャは首を跳ねてくるし、ショーグンはミフネだわ。強豪よ。
        でもこの街を牛耳るなら…いえ、人生を楽しみたいのならソイツらにも勝たなきゃならない。
        お酒で豚を飼い慣らすのもいいけれど、やっぱりマフィアなら暴力でのし上がらないとねー?(でしょ?と首を傾げて笑う)
        ふーん、ヘルトかー。なかなか鋭そうね。ツバつけといた方が良さそう。
        (獣人説については否定しない。どころか、それを語ったのだろうヘルトを使えると見た様だ)
        あー、まあ銃はいいわ。どうせアタシよりは上手いに決まってるし。
        (常に酔ってるせいで照準が定まらない女!)
        そっかー、じゃあアニーちゃんもだね。
        とりあえず何人か声をかけてみて、本人が乗り気ならって感じかなー。
        (言いながらグラスに酒を注ぐ。ちょっと溢れてテーブルを汚した)あんまり多人数でも、動きづらくなっちゃうしね。
        -- ローリエ 2024-02-13 (火) 23:12:17
      • 勝てる気がしなくなってきた…もうそこらじゅう敵だらけなのに、どこから手をつけていいんだろなぁ…
        単純な暴力でどうにかできない場合、搦め手も必要になるかもだね 最後に笑うのはボクらでありたいよ。
        正直なところ、銃が使えなくても案外どうにかなるもんだと認識が改まったよ…先日の一件でね(刀やべぇ、という感想に尽きるのだが)
        せいぜい2〜3人、ってボクも考えてたから その二人が忙しそうなら他の人にも声をかけてみる。
        って、おぉーい……零れてるよ、飲みすぎの心配はあまりしないけど …さて、そしたらボクは店に戻ろう
        噂をすれば何とやら、なんて事態は避けたいしね…また何か分かったら連絡してよ(席を立つと、フロントの方へと歩いていった) -- エリオット 2024-02-13 (火) 23:23:10
      • まあ街ひとつ支配下におくっても簡単じゃあないよね。
        お酒の密造と密売。これだけでも独占できたらあとは左団扇だろうけど。しかも飲み放題、飲み放題。
        (そっちがメインだとでも言うかの様にまた酒を呷る)まあでもお酒については大丈夫。アタシがいる間はねー。
        (何の根拠があるのかは語らず、「狼」捜査のメンツについては頷いて)
        そんじゃ勧誘をがんばろうかなー。明日から。
        あー、ワグテイルはこれからかー。おつかれーお仕事がんばー。
        (グラスを振って見送ると、1人酒盛りを続ける。雲間に見え隠れする月を肴に)
        -- ローリエ 2024-02-13 (火) 23:29:47
  • 見事な蹴りだったぜ・・・派手なのに隙が全く見当たらねぇ・・・無敵かとすら思えた
    (スジモンを撃退したローリエに拍手、株ポケの声明からは目を逸らす) -- リラーゲン 2024-02-13 (火) 22:33:12
    • あら、見ていたのね。そんなら助けてくれればいいのにー。
      まあでもアタシのあの技は無敵よ。具体的には発生から着地までまるっと無敵よ(むふーんと胸を張っていばる)
      まああの手のザコ相手なら銃を持つほうが楽なんだろうけど、アタシ、銃はニガテなんだー。
      -- ローリエ 2024-02-13 (火) 22:37:42
      • アンタを見つけた俺が何かするより早くアンタの蹴りが決まってたんだ、どうにもできなかったね(いやはやと首を振って)
        やっぱ無敵っぽいよなぁあれ・・・ただの格闘技なのに反則的な物を感じたぜ
        あんな雑魚相手に殺しなんてするもんじゃねぇ・・・蹴ってわからせられるんならそれでいいんだよ(うんうんと頷いて)でも、苦手となるとな・・・いざとなると使う事もあるだろうし、練習はしておいていいと思うぞ?アニーとか練習中だし、その気があるのなら競い合っても良いかもな? -- リラーゲン 2024-02-13 (火) 22:51:50
      • まあスジモンたちも素手だったし、大事にしないほうが正解だったのかもねー。
        でも、ただの、じゃないよ。闇の世界で武器の売買を牛耳る組織…
        そのボスが神話的なパワーを手にいれて使う技、だからね。アタシのはそのまねっこ。
        (どこまで本当なのかわからない由来を語った)
        うーん、アタシだいたい物が分身して見えてるからなー。
        (リラーゲンの顔をじーっと見上げる。リリリラーゲンって感じで像がブレて見える!)
        まあ練習はしてみるわ。マシンガンならテキトーに撃っても当たるかもだしねー。
        -- ローリエ 2024-02-13 (火) 23:04:18
      • マジか、そんな逸話のある技だったのかよあの蹴り・・・俺も今度真似してみようかな・・・
        おっけぇ理由は大体わかった、アンタは銃持たない方が良さそうだ・・(酒気帯び発砲とか冗談じゃねぇとふるふる)
        なんて言うかこう・・・素面の時とかねぇの?思えばいつも酔ってる気がするぜ -- リラーゲン 2024-02-13 (火) 23:11:29
      • じゃあ、腿上げの練習からだねー。I字バランスとかできないとだめだよー。
        (そう言って片脚を真上に上げてみせる。普段からフラフラしてるくせに不思議と体幹が崩れない)
        うひひひー。こう、バッグに入るくらいの大きさで、連射できる銃とかあればいいのにねー。
        えー、素面とか…うーん?(脚を降ろし、腕を組んで首を傾げる)…最後に素面だったのいつだか覚えてないやー。
        (気楽に言ってあっはっはと笑った)
        -- ローリエ 2024-02-13 (火) 23:15:20
      • なんでそんな酔っぱらってる癖に蹴りのフォームは綺麗なのか不思議でならねぇよ(体が柔らかいのが逆にキモイおじさんのI字バランス・・・あ、ふらついてる)
        (バッグに入るサイズの連射銃)そんなんあったら俺も欲しいわ・・いや、散弾撃つタイプのハンドガンくらいならありうるかもな(当てやすいという意味では連射もだが散弾もアリだなと思って)
        逆にすげぇな・・・死んでないのが不思議なレベルだぜ・・・普段は何飲んでるんだ?この酒が旨いとかそう言うのある? -- リラーゲン 2024-02-13 (火) 23:28:51
      • 慣れよ、慣れ。あっパンツ見えた?
        (えっへっへと笑う。まあ黒いストッキングを履いているのでそれ越しでうっすらとではあるが)
        んー、オートの拳銃。引き金引きっぱで自動で…
        (自動装填自体は40年も前に出来ている。もうひと工夫すれば現実化しそうな気はするが、具体的なアイデアは出なかった)
        お酒もね、慣れよ。それに神様のご加護があればどんだけ飲んでも楽しくなるだけー。
        (祈りを捧げるかの様に両手を組んで見せるが、敬虔さとは程遠かった)
        おいしいお酒?やっぱり年月かけて熟成したワインが最高ー。
        でもこの街じゃなかなか手にはいらないからねー…あ、じゃあ美味しいウイスキーが残ってるお店に行こうかー。
        さっきスジモンから巻き上げたお金もあるし、今日はおごっちゃうよー!
        -- ローリエ 2024-02-13 (火) 23:36:20
      • さぁどうかなぁ俺も自分の方で手いっぱいだったしなぁ(ハハハとすっとぼけてる)
        あったとしても軍用、マフィアったって早々手に入る代物じゃぁねぇだろうな・・・大体、反動すげぇことになっていつにもましてフラフラになりそうだぜ
        (神様云々の下りは「うさんくせ―」と適当に流してたが)ほっほーぅ?そりゃぁありがたい、そう言う事ならご馳走になりましょうかね(いやはやこれも神様の思し召しっと手のひら返しでへー凝らしながら付いていったとか) -- リラーゲン 2024-02-14 (水) 21:53:16
      • まあいいわ。子供じゃあないんだしねー(やれやれポーズで気楽に笑う)
        そうだねー。まあ銃についてはアタシ向けの物があれば手に入れておくわ。
        (アメリアは一神教が強いものの、多民族国家ゆえに宗教感も様々だ。なので深くは言わず)
        やっりー!最近お酒につきあってくれる人が少なくて、ちょっと寂しかったんだー。
        へっへっへ。今夜は朝まで寝かさないぜー?
        (そう言って馴染みのスピークイージーへ連れ立って行く)
        (そしてそこでリラーゲンは本当に朝まで飲んで飲んで飲み続けるローリエを見る事になるだろう)
        -- ローリエ 2024-02-15 (木) 20:03:49
  • 🍷
  • よう相談役。今日も酒浸りかい?(スピークイージで酒を傾ける彼女の前に、唐突にどん、と酒瓶が置かれる)
    海を渡ってきた高級品、アルマニャックだってよ。おえらいさんからの今日のお届け物だ(遅くは以前助言をした幹部からの礼だろう、それを) -- ヘルト 2024-02-14 (水) 22:47:56
    • あら、アンタはレンタル屋の――…アルマニャック。
      (名を思い出す前に、テーブルに置かれた坂瓶のラベルが目に入った)
      おおー、よくこんなの密輸できたねー。そんでお届けありがと。
      せっかくだし、一緒に飲んでいかないアルマニャック。
      (そう誘った後でふむ、と何やら考える素振りを見せ)…ねえ、アタシ思うんだけどさ。
      アルマニャックって、なんか邪神の名前みたいだね!(しかし大した事は考えてなかった)
      -- ローリエ 2024-02-15 (木) 20:07:44
      • そう俺は…ちげぇっての。邪神でもねぇわ(半眼になって言う男。見た目が若いのもあるがどうにも幹部並の地位にあるものとは思えないいつも赤ら顔だし)
        とはいえ、こんな高ぇ酒を飲める機会なんてそうそうあるもんじゃないしな…頂こう、タダ酒はあればあるだけいい。あんた程じゃないが俺も酒はいくらでも飲みてぇ。
        (にやりと笑って椅子を引いて席につく)ま、聞いてみたい事もあったしな…エリオットから聞いたが、「狼」とやらが厄介なんだって? -- ヘルト 2024-02-15 (木) 21:16:07
      • ニャルマアック…なら、あるいは?(ギラリ)
        なーんて。ほんとは知ってるよ、ヘルト。たいそう強いんだってね。
        (よしよしと頷いて、店主にグラスを2つ頼むと早速いただいた酒の瓶を開ける)
        (高級ブランデー。しかしもったいぶるでもなく、グラスになみなみと注ぎ)
        そんじゃ、美味しいお酒とファミリーにかんぱーい!
        (グラスを掲げ、待ちきれないとばかりに琥珀色の液を呷る)くぅーっ!この芳醇なあじわい!
        はーやっぱりお酒はしっかり熟成させないとだわ。
        (はふー…と満足そうに息を吐く。狼の名を聞けば)あーそれよ、それそれ。狼。がおー。解放者。酒場荒らし。
        酒場でぶひぶひ豚さんをね、食べちゃう狼さん。そいつを探さないといけないんだけどー。
        これと言って手がかりもないんだよね。
        (困った困ったと気楽に笑い)キミはなんかしってるー?
        -- ローリエ 2024-02-15 (木) 21:26:04
      • あんま酔わねぇけどな、飲み勝負じゃ負けねぇ自信はあるぜ?(などと笑いながらも、自分の年収に匹敵しそうな費用のかかっているそれが無造作に注がれていくのを見れば目が吸い込まれる)
        ……お前さんが偉いらしいっつーのが、酒の扱いで分かるってのも笑える話しだが…乾杯(苦笑しつつも、ぐい、と同じく酒を煽る。深く歴史のある味わいが広がり)
        うわ…高ぇ味がする(浅く浅薄な感想が出た)俺?俺ぁ特に知らねぇなぁ。お前さんほど酒場びたりでもなし、金も無し。こうやって商品を届けに行くほうが多いくれぇだ。
        ただ…一つ二つ、疑問に思うことはあるな(ゆらり、と琥珀色の液体を揺らしつぶやく)その狼さん、食事中の目撃者が居ねぇって話だが、
        襲われた酒場なんて片手の指や数えられないくらいはあるだろ?このご時世だ、酒場なんて人の出入りも多い、その全てで一人たりともいねぇってのか?
        だとするなら…せめて、真っ当に考えるんでありゃ、犯人は一人じゃなく複数、最低でも協力者がいるんじゃねぇか、とな。 -- ヘルト 2024-02-15 (木) 21:47:42
      • おー、いいねいいね。じゃあどっちかが潰れるまで飲んじゃおっかー!
        (ヘルトの言葉に嬉々としてそう返し、店主にはどんどん持ってきてと告げる)
        別に偉いってわけじゃないけどねー。ただ、アタシがいるといないとでは色々変わると思うから。
        (それが如何なる意味なのかは語らず、お高い外国の、しかし故国の味をじっくりと味わう)
        そっかー。レンタル屋さんってそんなには儲からないのかな。
        じゃあこれは出世のチャンスだね。アタシが捕まえられてない「狼」を捕まえられたら値千金。ボスに一目置かれちゃうかもねー?
        (にひひと笑って告げたあと、襲われた闇酒場の数については)そんなには多くないよ、年1くらいで…えーと、7件か8件か…かな?
        んで、警察がしる限り目撃者はなーし。その場にいた人はみんなお肉。
        複数の可能性はなくもない?って感じかなー。殺されかたがねー。だいたいみんな同じだから単独かもって話だけどねー。
        (ただ、殺害担当とは別に協力者がいるという可能性は否定できない)
        -- ローリエ 2024-02-15 (木) 21:56:52
      • グレイト。高ぇ酒は飲みつけなくてね、とにかく量をくれ(とアルマニャックをちびちび楽しみながらも店主に言い)
        ふむ?まあ実際俺よか全然稼いでるのは事実だしな、別にあんたの仕事ぶりに文句はねぇよ(まあでも、明確に幹部でもないなら敬語を使う必要もないだろう、と気楽に)
        ……つっても出世してぇって訳でもねぇが(ボスに一目置かれる、の辺りで渋い顔)部下ぁ持って偉そうな顔するなんざ出来る気がしねぇ(苦笑して酒を舐め)
        牙か爪か、って話だったか。だとしても、だ。その狼やらが多けりゃ数十人が居るであろう酒場の人間をまたたく間に殺せるんでもなきゃ、
        普通は一人二人くれぇは逃げられるだろうからな。十秒もかけずに厨房の裏口まで走り回れるってのなら話は別だが。
        (つまり出口や裏口、脱出経路を抑える仲間が居たのではないかと、そんな想像を酒とともに口にする)
        そいや警察は現場検証を何処までやったんだい?そんだけ食い散らかしてんなら、血を踏んだそいつらの靴跡くれぇは特定してそうだが。
        ま、そいつらがきちんと靴を履いて酒場を訪れる、真っ当な文明人なら、っつー話だが(がお、と狼人のマネであろう、手に爪を立てたようなポーズをして言い)
        もしそうでないなら…真っ当でない方向だ。犯人は銃で乱射されていようと、誰も逃さず全て皆殺しにできる、そんな化け物みてぇな力を持ってることになる。結果としてな。
        でもよ、そうなるとまた疑問が出てくる。何故そんな事をする?だ。そんだけの力を持ってるんでありゃ、酒場なんぞを襲わんでもいいだろう。
        酒を奪ってたみてぇだが酒が欲しいなら倉庫を襲えばいい。人を殺してぇならダンスホールでも映画館でも襲やいい(言って、肩をすくめる) -- ヘルト 2024-02-15 (木) 22:19:58
      • よっしゃーこれは朝までコースだー!
        (運ばれてきた安い密造書もどんどん注いでどんどん飲む)はー、もっとみんな、好きなとこで好きなだけ飲めればいいのにねー。
        そうなんだ?でもこの商売してたら立場と稼ぎって比例するんじゃないかな。
        でもキミは一匹狼タイプかー。まあ自由ってお金より大事だしね!(うんうんと頷いた)
        そうだねー。闇酒場っても裏口くらいはあるしね。
        逆に言えば、逃げられない理由がある。キミ…ヘルトそれを複数犯だと考えてるわけだ。
        (またグラスに酒を注ぎながらなるほどなるほどと頷いた)
        だとしたら、酒場の傍であやしい動きをしてる人とかいたら。そこが危ないのかもしれないねー。
        (靴跡、についてはふーむ?と宙を見上げ)靴を履いてるのかどうかもわかんないね。どうなんだろ。
        本当に狼だとしたら。それも死なない狼だとしたら…捕まえられるかな?
        (あっはっはと可笑しそうに笑う。異種族、魔術、そんなものも存在する世の中ではあるが。怪物はそうそう見ない)
        (少なくとも、この国の、街中では)
        なんでだろうね。「狼」にとって都合のいい狩り場だから…なのかな?
        それとも別の理由があるのか。ただ酔って暴れてるだけだったりして?
        (わかんなーい!と肩をすくめて笑う)
        -- ローリエ 2024-02-15 (木) 22:33:03
      • お、やっぱイケる口だねぇ(どんどこ消えていく酒に対抗するように、こちらも湯水のように酒を飲みつつも)
        怪しい動きねぇ。もしそんな奴が居て、そいつが犯人なり協力者なりなんであれば、逆に無敵の狼さんって訳でもねぇのかもな。
        少なくとも知らん酒場で駆けつけひと虐殺、なんて無計画じゃなく様子を探るくれぇには計画性があるってことだからな。
        (などと言いつつ宙を見上げる様には、うぉい、と軽くツッコミ)靴は普通だったら履いてるだろ。
        それこそ履いてねぇなら狼だ。人狼でもなんでもなく(まあ、靴を履かない人狼もいるのかもしれないが、と思いつつ)
        んー…、捕まえられねぇことはねぇんじゃねぇかな。死なねぇだけなら。どっちかっつーとその殺しの技術の方が厄介だ。
        どんな力を持ってるかにもよるけどな。少なくとも、人を血の詰まったゴミ袋にするくれえなら、どの組織もやってる。
        (がぶがぶ安酒を飲み干しては注ぎ飲み干しては注いで言う。言った通り殆ど顔を赤らめもしないで)
        なら、なんで都合がいいか、だな。その理由、条件が読めりゃ…そしてその条件に合う酒場があれば、
        もしかすれば罠も貼れるかもしれねぇし。狼の足をガツン、と挟むトラバサミでもな(ぱたん、と先程見せた鉤爪のような手を両手、閉じて笑って)
        ま、計画性が無いならお手上げだ。できるこた各地の酒場に警報装置でも仕掛けて次の事件があった時に駆けつける事くれぇか。
        (こうして酒を飲みどれだけ話しても結局はただの想像。彼女が言うように分からないものは分からない。ある意味での真理だ) -- ヘルト 2024-02-15 (木) 22:55:07
      • お酒はね、命の水だからねー。どんどん飲んだほうがいいよー。
        (周りの目などまったく気にせず飲み続ける。それが二人もいると空いた酒瓶やグラスが山の様に)
        まあ本当に無敵とか不死身の存在なんて、お目にかかったことはないなあ。どんなヤバイやつでも弱点ってあるもんだしね。
        普通なら履いてるは、普通じゃないなら履いてないってことなんだよ。靴もパンツも?
        人狼?あー、リラーゲンがキミとそう話したって言ってたっけ。もしその説が正しいとしたら、どうやって捕まえるー?
        (人の知恵と狼の力、その双方を備えた怪物。いかに対抗するかと尋ね)
        都合がいい理由でわかってるのはひとつ(指を1本立てて続ける)
        そこが違法の場であること。
        つまり被害者はみーんな密造書売買の犯罪者だから、警察がノリ気にならないんだよねー。
        (言いながら周囲を見回す。売る奴、買う奴、飲む奴。全員、法に抵触しているのだ)
        (それからもう1本指を立てて)わかってる条件が1つ。襲撃はだいたい満月の夜であること。
        だから今日はあんぜんあんしんの日。今夜は半月だからねー。
        (計画性はわからないが、法則性はあった)
        次の満月は9月…ハーベストムーン。うひひーどこで収穫がされるのかな?
        (お気楽に、愉快そうに笑った)――で、そこまで興味あるってことは、アタシのお仕事に協力してくれるわけだ?
        (そうそうそうだった、とばかりに意思の確認をとる)
        -- ローリエ 2024-02-15 (木) 23:09:29
      • (グラスを取り替えにくるウェイターが行ったり来たりと忙しそうにしているが、金は払うし、とがぱがぱ飲む。払うのは眼の前の少女だが、と考えた所で)
        ……いや、ちょっと待て。ここの払い、お前持ちでいいんだよな?(そういやそこの確認を取ってない。いきなり飲むペースががくっと落ちるぞ。悲しき下っ端精神)
        って…どうやって?いや、まあ…(少し考える、が)…ぶん殴って?(実にシンプルな答えが出た)銃に耐えんのか避けんのか分かんねぇが、
        仮に緊急の遭遇戦になるんじゃ腕尽くでやるしかねぇだろ。罠を仕掛けられるならまだしも。そうでないなら…
        (そして、もしも本当にその犯人が、人狼であるなら)…銀の弾丸、とかか(最も知られる、それを口にして…立てる指を見て)
        そりゃそうだな、そしてその理由が合ってるなら、警察を恐れるくらいの理性と戦力ではあるってことだ。
        (そうしてもうひとつの指を見て)…本当に人狼じみてきたな。それならタイミング自体はかなり絞れるが…(ふーむ、と顎に手を当て)
        (それでも場所は分からない。こんな時代だ、酒場は星の数ほどにもあらんとしている。決め手にはならないか、と)
        …ん?協力はするぜ?出来る範囲でだが。そりゃ俺としても、気軽に飲める場所が減るのは困るし、な。
        (とりあえずタダが確定しているアルマニャックの続きを飲む。価格の落差が実に胃に染みる、と味わっていたが)
        あ…、ヤベ。そろそろ仕事行かねぇと(腕時計を見て、はたと気づいて慌てる。そうして歴史あるブランデーを勿体ない事にぐいっと流し込んで干して)
        んじゃま、俺ぁ帰るわ!ここの払いは頼んだ!(ばたばたと荷物を背負って、スピークイージーを後にするのだった) -- ヘルト 2024-02-15 (木) 23:37:44
      • (しゃべっては飲みしゃべっては飲み。奇妙なのは何も食べずに飲み続けている事か)
        いいよー。いいお酒届けてもらったしねー。って、もうないやー(空になったアルマニャックの瓶を振ってへらへらと笑う)
        あーじゃあ、お代のかわりに今度頼み事しにいくからよろしくねー?
        (指をヘルトの方に向け、ばきゅーん、と撃つ仕草をする。銃に関連する頼み事の様だ)
        あっはっは。シンプルイズベストだねー。たしかに「狼」より強いならそれで十分だー。
        銀の弾丸は…おたかそう!(そんなものは見た事もなかった!)
        (協力をすると聞けばよしよしと頷き)そろそろなんか捜査もしないと、ボスに怒られちゃうしね。期待してるよー。
        (仕事に戻るヘルトを見送り、さらに酒を流し込み)
        いろいろ考えるもんだねー。襲撃の理由、理由かー。
        (うーん?と首を傾げて呟くのだった)
        -- ローリエ 2024-02-15 (木) 23:47:34
  • 🍷
  • 🍷
  • ラプソディインブルー。
    シカロット北東部、シカロット港の埠頭に並ぶ倉庫。
    この倉庫のひとつを改装する事で作られた闇酒場の名前がこれだ。
    店の造りこそ粗末だが
    海路で密輸された酒をそのままお出し出来る事や
    港湾労働者が通う都合で客が多いこと
    街のはずれゆえ、警察もそうそう来ないこと
    そんな利便性から、庶民、あるいはもっと貧しい労働者向けの
    スピークイージーとして繁盛している店だ。
    -- 2024-02-16 (金) 21:27:31
    • 192×年9月28日。
      この日の夜。ラプソディインブルーは大変盛り上がっていた。
      客の顔ぶれは普段とそれほど変わらない。
      海岸通りに住む市民。港湾労働者。停泊中の船の船員…
      新興音楽であるジャズの演奏家。金持ちの道楽息子。
      彼らと楽しく遊びたいお転婆娘。
      そして、この酒場を経営するフェニーチェファミリーの構成員。
      普段ならそれぞれのグループに分かれ
      適度に酒を酌み交わし、おしゃべりに興じる彼らだが
      今日は皆一緒に浴びるかの様に酒を飲み
      歌い、踊り、笑い、そしてまた酒を飲んだ。
      何故こうなったのだろう?それは誰にも分らない。
      別に今日は祭りではない。サンクスビギングなら2ヶ月も先だ。
      何も特別な事はない普通の夜。その筈なのに
      誰も彼もが酒に、狂乱に、自由に、酔い痴れていた。
      -- 2024-02-16 (金) 21:31:05
      • より激しく。よりデタラメに。心の赴くままに鳴り響くジャズ。
        音色に釣られるかの様に客達の行動も次第に過激さを増していった。
        多くの者が窮屈な服を脱ぎ捨て、あるいは肌を露わにし
        酒瓶を振り上げて歌い、肩を組んで所狭しと踊り
        労働者たちはいけすかない親方を取り囲んでボコボコに殴り、血の海に沈めた。
        酒場の用心棒は拳銃を取り出すと、労働者に向け笑いながら乱射した。
        弾のいくつかは暴れる労働者や、酒場の店主のどてっ腹に当たったが
        撃った用心棒はもちろん、撃たれた男達もそれを見て爆笑した。
        「おい見ろよ!穴が開いちまったぜ!」
        「シャツを脱いで正解だったわ!」
        そう言って店主は倒れ、二度と動かないものになった。
        店主の懇親のジョークに客達は一斉に笑うとさらに盛り上がり
        棚や樽から勝手に酒を出しては飲み
        気にいらない事があれば暴れ
        気にいった者がいればキスを交わし、あるいはその場でまぐわった。
        神の名を叫び、己の頭を撃ち抜いたのは金持ちの道楽息子だ。
        そんな乱痴気騒ぎを。狂乱を。解放を。
        高級酒を呷りながら愉快愉快と眺める女の姿があった。
        -- 2024-02-16 (金) 21:36:29
      • ――0時。
        狼が吠えた。
        破壊音と、銃声。歓喜と笑い事と悲鳴と、咆哮。
        自由と暴力を表現するかの様な騒音は瞬く間に絶頂に達し
        そして、直ぐに止んだ。

        港から望む波打つ海原には
        煌々と輝く丸い月が揺らめいていた。
        -- 2024-02-16 (金) 21:38:28
      • ラプソディインブルーの壊滅。
        シカロットにおける累計8度目のスピークイージー襲撃事件。
        それが明るみに出るのは翌日、昼過ぎの事である。
        -- 2024-02-16 (金) 21:40:48
  • 🍷
  • 闇酒場の襲撃ねぇ…舐めた事してくれるじゃねぇか
    ローリエさんが担当なんだっけ?犯人の目星くらいはついてんのか?
    (襲撃を受けた話を聞いて声を掛ける) -- リラーゲン 2024-02-20 (火) 20:13:04
    • そーよ、アタシが「スピークイージー襲撃」の件を一任されてるー。
      (今日も今日とて酔っ払い。今はホテル・ガブリエルのレストランで1人グラスを傾けている)
      (テーブルに置かれたブランデーの酒瓶のラベルにはシュペヒト・キュシュヴァッサー。そう書かれている)
      (恐らくはドイツ語。密造酒ではなく密輸入品だろう)
      目ぼしー?んー、サッパリだねー。いつも通り、目撃者はいないし…
      現場もまあいつも通りって感じ?いや、いつもよりも激しかったかなー?
      (うーんどうかな?と首を傾げて言う。それからリラーゲンの方へ赤ら顔向け)
      キミもこの件、キョーミあるんだー?あ、いっしょに飲むー?飲むよね?それとも飲まれるー?
      -- ローリエ 2024-02-20 (火) 20:59:36
      • マジで一人の生き残りもいねぇのか?大したもんだぜ(ウチのシマって事は仲間もやられた訳かと)
        いつも通りっていうくらい決まった手口なんだな・・・いつもより激しかったってのは?
        (飲む飲むっとスコッチとチェイサーを頼みつつ)そら、俺らが舐められてる訳だしな・・・それに、俺だって酒場は出入りする、何もわからず襲われるなんだ溜まったもんじゃねぇからな -- リラーゲン 2024-02-20 (火) 21:40:16
      • いないねー(あっさりと断言。しかし数秒考え)
        もしいたら保護されてるか、もしくはどっかに隠れてるか、この街から逃げ出してるか…かな?
        (言い切ってしまうのもどうかと思い、付け加えた)
        (空になったグラスに瓶からブランデーを注ぎ、リラーゲンの酒が来るのを待ちながら続ける)
        そうだね、現場はいつもおんなじ。大騒ぎと大暴れの跡。あとはバラバラでズタズタの死体。
        それがいつも…これまでの7回よりも人数が多くて激しかったって話。
        気になるなら現場に行ってみるといいよ。さすがにもう死体はないけどねー。
        (そして酒が届けば、ファミリーに乾杯とし)何もわからずかー。
        きっと、そうなんだろうね。ささ…襲われたファミリーの人らも、何に守られ、何に稼がされ…
        自分が何なのかもわからないまま、死んでいったと思うよー。
        (窓の向こう、夜空を眺めながらゆったりと言った)
        -- ローリエ 2024-02-20 (火) 21:49:28
      • 誰が出入りしてるかなんて記録を残すのは、それこそ会員制の気取った所くらいだろう、誰がいたか分からなきゃ消えててもわからない、追いようがないって訳か(この線で追うのは厳しいかと)
        バラバラでズタズタ・・・乱痴気騒ぎに乗じたっていっても限度ってもんがあるわな・・・だな、そっちは後で行ってみるよ
        (乾杯してスコッチを味わう)そうだな・・酒場にはファミリーの仲間も詰めてた筈だ・・・何もわからんにしたって、一矢報いるくらいの事はしなかったのかね
        ・・・って、なんだよ突然?ポエムか?(なんか気取った様子に思わず茶化す感じで返して) -- リラーゲン 2024-02-20 (火) 22:24:52
      • そうだねー。こないだ襲われたラプソディインブルーは庶民向けって感じだったしね。
        (なので襲撃時、誰がそこに居たのかは分からない。犯人と死体以外に誰かが居たのであれば、だが)
        ふつーは酒場でもそんなに騒がないけどねー。一応は違法なんだし。
        でも最近はハデな音楽流すお店が増えてるよね。
        (主に下層市民の通う酒場で盛り上がっている新興音楽ジャズのことだ)
        むくいる、むくいる。むくいをうけたのははたしてどちらかー。
        (ふふふーと笑いながらそんな事を述べ)んー、世の中にはいろいろあるってことだよ。
        うまくいってる事には、だいたい裏がある。でしょー?(酒を呷り、ふーっと息を吐く)
        この件を追うなら、アタシとしてはもちろん構わないけど…覚悟はしておいたほうがいいとおもうよー。
        -- ローリエ 2024-02-20 (火) 22:33:32
      • (証言は追えない、手口や現場は後で見るとなると後は・・・)これまでの7件との共通点は他にないのか?
        嘆かわしいね、酒は静かにたしなむべきだ(絶対騒ぐ奴がなんか言ってる)
        ・・・何だろうなぁその言い方、すげぇ引っかかるんだけど(音楽の話、酒で稼ぐマフィアが受ける報いの話、裏があるだの覚悟をしておいた方がいいだの)
        実は何か掴んでたりしない? -- リラーゲン 2024-02-20 (火) 23:04:24
      • あら、もうからっぽー(更に酒を注ぐ、と密輸品のブランデーが空になった)
        共通点ー?そうだねー、警察が言うにはだけど…ほとんどの人は引き裂かれる様に殺されてるってこととー。
        あとはフレンドリーファイアが多かったんじゃないかって言われるね。なんでか、自分で自分を撃ったっぽい人もいるみたいだよ。あとはー…
        (窓の外、欠けつつある月を指さす)こないだのを含めて8件ぜーんぶ、満月の夜だったってことかなー。それもだいたい9月か1月。
        (最大の共通点を告げる。引っ掛かるという言葉にはむふふーと笑み)
        女は謎めいてるほうがいいでしょー?でも忠告はほんとだよ。
        真実はいつだって残酷で、それを知ったら選ばないといけなくなる。
        何のために何を捨てるか…をねー。
        (それができる?とでも尋ねるかの様に、首を傾げた)
        -- ローリエ 2024-02-20 (火) 23:14:34
      • 飲みすぎだろ(どんだけ飲んでんだとぼやいて)
        引き裂く様な傷に・・・自殺・・?フレンドリーファイアってレベルじゃねぇだろそれ(酔ってたにしたってそれはどうよ?って顔)
        ふぅん・・・(時期の符合かとぼやく・・・こればかりはまだピースが足りてない)
        店の方はどうよ、都市のどの辺りに集中してるとか、仕入れ・・何処と取引してたとか、店の客層や雰囲気がどうだとか
        (女は謎めいてる方がいい?)そりゃ大いに同意するがよ、アンタのそれは胡散臭さの方が強い
        ・・・・・・・・・(暫くローリエを見つめる・・否、睨むと)答える前に一つ聞かせろ、お前この事件、本気で追う気あるのか? -- リラーゲン 2024-02-21 (水) 00:02:23
      • んーん、全然足りないよ。もっといいお酒いっぱい欲しいなー。
        (そう言って口を尖らせると、空になった瓶を指でつつく)
        んー、寄ってる時って本性がでるからね。その人は生きてるのがつらくて、自由になりたかったんじゃないかな?
        もしくはノリで自分を撃ってみたか、だねー(可笑しそうにうひひと笑った)
        どうなんだろ。シカロットの中で…ってくらいかな。
        (件数がそれほど多くないため、どこかに集中してるか否かは分からないと首を振る)
        お店の傾向は、それこそ警察にでも聞いてほしいなー。他所のファミリーの店も襲われてるしね。
        (胡散臭いと睨まれば、やはり薄く笑み)どうかなー。追う気って言われるとちょっとアレだけど…
        アタシは、アタシの仕事はちゃーんとしてるよ。
        (だからボスはなんも言わない、と付け加えた)
        -- ローリエ 2024-02-21 (水) 00:11:14
      • ・・・酒か(ぼやき、チェイサーを煽ると残りのスコッチは)やるよ(と渡した)
        (応えるローリエの・・・言葉よりも態度を見ていて)・・・わかった(頷くと立ち上がる)
        何かを選ぶとか捨てるとか、どうでもいい話だ、俺はアンタって人間と、その試す様な態度が気に入らない
        勝手にやらせてもらうよ(じゃぁなと帰っていった) -- リラーゲン 2024-02-21 (水) 00:39:41
      • やったー!ありがと、あいしてるわー!(そう言って酒瓶にキスをした)
        あらら、焚きつけちゃったかー…(ありゃりゃ、と、ちょっと困った顔で頬を掻き)
        まあいいか、それならそれで見せてもらうよー。
        リラーゲン、キミが何もしらないまま肥え太る、盲目の豚ではなく。
        豚を収穫する狼を追いつめる狩人足り得るのかどうか、をね。
        (去る背にそう呟くと、さてもうひと飲みとスコッチをグラスに注ぐのだった)
        -- ローリエ 2024-02-21 (水) 00:47:59
  • ほい、お土産。(そう言ってローリエに差し出されるのは紙袋。中身はやはり酒瓶のようだが…今回は安酒だ)
    残念ながら、次の襲撃を許してしまったね…警察も撤収したし、現場を見てきたよ。ひどい有様だった
    んで、何か手がかりはないかと探してたら…押収されずに残ってた酒を見つけてね。…飲むかい?
    いやはや、どーにも行き詰っちゃって袋小路にはまってる気がする。こういう時は一旦思考をリセットしなきゃいけないのかもしれないや…
    ローリエの方は大丈夫?ボスから急かされたりしてないかなって気になった。 -- エリオット 2024-02-21 (水) 20:24:29
    • おみやげイエー!(酒瓶を受け取るとむふふーと笑む。安酒は安酒でしっかり飲むタイプ)
      あー、ラプソディインブルーの件ね。賑やかでいいお店だったし残念だね。
      まあでも港という場所柄、すぐに別のスピークイージーが用意されると思うけどねー。
      (言葉とは裏腹に残念そうな表情は浮かべない。押収されなかった酒瓶と言われれば目を輝かせ)
      そんなん残ってたんだ!アタ…警察もしらない隠し酒蔵とかあったのかな。
      (飲む飲むと頷く。まあ密造酒だろうとタカをくくっているが)
      (ボスの名が出れば、首を横に振り)だいじょうぶ。すこぶる順調だからねー。
      ライバルは多いけどファミリーの縄張りは広がってるし、密造の量も上がってる。
      襲撃で1件潰れたところでスピークイージーも増えてるんだよー。
      (つまりファミリーとしては安泰ってわけ。そう付け加えて、戸棚から新しいグラスを2つ取り出すとテーブルへ)
      (向かいのソファを手で示し、どうぞ座ってと薦める)
      -- ローリエ 2024-02-21 (水) 20:46:37
      • あの店、うちの上司の件でローリエに相談に行った時の場所だよね…? 死体が無くても、無差別殺人の現場ってのは…気分が悪くなるもんだね
        需要は無くならないから、うちのファミリーじゃなくとも出店はするだろうね…
        (え、なんで警察って言い直した?って不思議そうにしながらも 特にそこは追及せずに)
        流石の警察も、水洗トイレのタンクの中までは調べなかったようだね よく冷えてたよ。
        えっ、順調!?手詰まりかと思ってたら…むむ、ローリエ一人でもそこまで調査が進んでたかー…役に立ってないなボク。
        …と思ったら商売の話かいっ 狼についての手がかりを掴んでるのかと思ったじゃないか(少し期待外れそうに向かいのソファーに腰を下ろす)
        …んや、ボクは遠慮しとくよ…下戸なんでね。 それに、この後仕事もあるから…酔っぱらってぐでんぐでんじゃ話にならない。 -- エリオット 2024-02-21 (水) 21:08:47
      • そうだねー。もうあそこじゃ飲めなくなっちゃった。
        (気分が悪いと聞けば)アタシが見た時には死体まみれだったんだよ?それはもうぐっちゃぐっちゃの。
        …まあ縄張りが消えるわけじゃないし、うちの誰かの息のかかった店が出きるんじゃないかなー。
        (その辺の事まではわからない。港を欲しがるマフィアやギャングは多い、新たな縄張り争いが発生する可能性もある)
        あートイレかー。流石にトイレのそんなとこまではチェックしないよね。なんかばっちいし!
        (ツッコミがはいればうひひと笑み)まーね。捜査は依然サッパリだよー。
        ただ、ヘルトにリラーゲンがこの件に興味を持っちゃったみたいでねー。
        (土産の安酒を2つのグラスに注ぎ、遠慮されればむむぅと唸り)
        まあいずれにせよ…今年はもう襲撃そのものはないと思うよ。
        -- ローリエ 2024-02-21 (水) 21:24:07
      • たとえ改装されても、事故物件すぎて飲む気分になれなそうだなぁ…うへぇ、よくそんなの直視できるね!?
        警察が来るよりも前に見つけたの?それとも、現場検証だかに関係者として立ち会ったってこと?
        便器の水だったら流石にボクも持ってこなかった…タンクの方の水は汚水じゃないからね
        それでいいのか相談役…(捜査進展なしと聞けば若干焦る)ヘルトは紹介したから兎も角、リラ―ゲンさんもか…あれ?頭脳担当が加わってこれは案外いけるのでは…?
        私の酒が飲めないのかー?ってのは無しだよ、たとえボスだろうと大統領の酒だろうとお断りさ…
        って、え…?(襲撃がない、と聞けば首を傾げる)それは、どういった根拠で? もう満月は無い…ワケ無いよね!? -- エリオット 2024-02-21 (水) 21:32:09
      • 見るのはいいんだけど、臭いがどうにもねー。
        (酒と煙草に、ぶちまけられた大量の血と臓物とその中身の臭いを混ぜた現場の悪臭。それを想い出して眉を顰めた)
        まあ警察といっしょにね。もちろん、公的な記録では検証中にアタシなんていない事になってるけど。
        (マフィアと警察が仲良く捜査というわけにはいかない。公には、だが)
        まあそうだけどねー。…捜査のほうはゆっくりでもいいんだよ。損は僅かだからってねー。
        (あっけらかんと言う。曲がりなりにもファミリーに被害が出ているにも関わらずだ)
        (まあローリエ自身は、正確にはファミリーではないのだが)
        大統領とまで言われたらしょうがないね。でもお酒飲んで楽しくなれないのもふびんー。
        (んー、と考え)お酒はなしで一度、楽しく酔ってみる?(首を傾げて尋ねる)
        うん、満月はもちろん毎月だよ。でも、狼の月は来年だからねー。
        (そう言って、これまでの襲撃の傾向からわかった事を告げる)
        (襲撃は必ず1月か9月の満月の夜に行われていると)
        -- ローリエ 2024-02-21 (水) 21:44:29
      • およそ女性の口から出てはいけないような言葉が聞こえる…(肝が据わっている、と捉えることにした)
        なるほどね、ボクの方は警察に少しだけ話を聞かせて貰った程度だけど…今回は、前回と違った痕跡があったようだね?
        それでボクの今までの推理は間違いだったかもと思った(答え合わせ、といった感じでそう問いかける)
        仮にもうちの人員から死人が出てるんだから、そんな統計みたいな言い方よしてよ…あまりいい気分はしない。
        そう?酒以外にだって楽しい事は山ほどあるよ…でも酒抜きで、何に酔うの?なんかロクでもないものに酔うイメージしか湧かないっ…
        やたら期間が開く理由がそれか…じゃあ、次のチャンスは1月?(急に、渋い表情になる)……そこまで、もってくれるといいけど。 -- エリオット 2024-02-21 (水) 21:53:20
      • 意外とね、女は血とかに慣れてるんだよ?
        (理由は言わない。言わずともわかるだろうから)
        痕跡…まあ単純に人数が多かったって感じかなー。
        それと、めずらしいのは自殺だと思われる死体もあったこと。よっぽどこの世にいるのが嫌だったんだろうねー。
        (統計と言われると、そうだねえと返し)でも、支払う以上に稼ぐのが商売だからね(と付け加えた)
        (そして1人グラスの酒に口をつけ)んーやっぱり欧州のお酒が恋しいなー。
        あのお店だと密輸のがよく飲めたのに…(今度は本当に残念そうだった)
        何にって、えーと…魔法?キミが酔った時、そのすまし顔がどうなるのか気になるんだよねー。
        まあ心を解放したくなったら言ってちょうだい(でも無理強いはしない)
        そうだねー。早ければ1月、狼が狼の月にやってくる。
        遅ければ9月、収穫者は収穫の月にやってくる。
        -- ローリエ 2024-02-21 (水) 22:06:15
      • 血だけなら分かる、けれど…流石に肉塊だのは慣れるもんかなって話… 食欲なくなりそう(自分で言ってて気持ち悪くなった)
        そう、自殺者が居たってことだよ。 それと…店主を殺めた銃弾は、用心棒の銃から撃たれたそうだね…誤射にしても、そんなヘマするだろうか…
        どうも、本来酔ってちゃいけない人間までもが酔ってたかのような痕跡があった 狼が、客の服をわざわざ脱がせて殺すだろうか…?(訳が分からない、といった様子で)
        ローリエの言う事も分かるよ…ただね、誰もがそう割り切れる訳じゃあないから…そういう言い方はお勧めできないかな、って。
        (彼女がグラスに口を付けるのを、目を細めながら見て)
        …魔法で酩酊状態にとか?ベッドの中の方がボクの蕩けた顔が見れるって前も言ったじゃん ふふー
        できれば次で尻尾を掴みたいな……でもまぁ、これで一歩前進ではあるね。(そう断言した) -- エリオット 2024-02-21 (水) 22:19:03
      • あー、そこはまあねぇ…(やっぱり男にはわかんないかーと目を逸らした)
        こんな窮屈な世の中だもの、自殺したい人くらいいるんじゃないかなー。特に下のほうの人はね。
        (禁酒法の傍らで、大量消費と経済成長に沸き立つアメリア。しかしそれについていけない者達も多い)
        (特に奴隷としてこの国に連れて来られ、形ばかり解放された者達の子、孫世代の生活は惨めだ)
        (用心棒の誤射については)誤射だとすればまあマヌケ。なら、誤射じゃないとしたら?
        もともと撃ちたかったんだとしたら、どうかなー?
        雇用者と被雇用者、使う側と使われる側、なんの不満もなかったとは言えないよね。
        あ、キミも用心棒だっけ…その辺、キミのほうが理解できるかもね?
        (どうかな?どうかな?とグラス越しにエリオットの表情を眺める)
        服だってそう。きっと、脱ぎたいから脱いだんだよ。
        キミもすぽーんと脱いで、街の通りに走り出してみればわかると思…
        (言葉を止めてキョロキョロ)こういうのは、リオーネの領分だったねー(流石に来ないな!?と笑う)
        そうだねー。まあ犠牲になった人らが、せめてあの世で楽しくやってることを祈ろうか。
        …あ、彼らの神様は死者の国とか創ってないんだったっけ?(よくわかんないな、と首を傾げる)
        そうそう、そんな感じー。気持ちよーくなれるよー。まあ悪酔い癖がある人は別だけどね。
        次、かあ。1月を待つ感じかな。
        まあそれまでに気になる事があれば好きに調べるといいと思うよー。
        アタシも必要なら付き合うからね。
        -- ローリエ 2024-02-21 (水) 22:35:03
      • 一つ一つ、個人の事情であるなら理解はできるよ…それらが、一つの場で同時に発生してる状況は、異常としか言いようがないんだ。
        ボクが仮に、上司を撃ち殺したいほどの感情を持っていたとしようか…だとしたって、時と場所は選ぶ。
        ついでに言えば、敵対勢力の仕業に見せかけるぐらいの工作はするだろうね。
        (さも当然、と言いたげなローリエの様子には怪訝そうな顔でそう説明し)
        リオーネさんの裸は店で堂々と拝ませて貰うよ…今言ったとおり、時と場所を選ぶからね。
        気持ちいい事は大好きだけど、今はちょっとそんな気分になれないなぁ…ま、考えとくね。
        どっちにせよ、あまり時間は残されてないなぁ……そうだね、もう一度現場を見るのもいいかもしれない ボクじゃ見落とした何かが、ローリエなら分かるかもだし。
        (ソファーから立とうとして、ふらりとよろけた)っ……とと、危ない。 可能性を一つ一つ地道に潰していこう…手が必要な時は連絡するね
        (そう言って去っていく足取りは普段以上に重かった) -- エリオット 2024-02-21 (水) 22:47:15
      • なるほどー。でも、それが乱痴気騒ぎというものかもね。
        もしくは…祭り?(くすり、と笑いながら首を傾げた)
        キミが店主を撃つときはそういうことをするんだねー。こわいこわい。
        そうだね。酔っ払いの気持ちを理解したくなったら言って。そこで見たキミの痴態はみんなには言わないからー。
        (痴態を見せると決め付けていた!)
        むしろ、現場を全部見てきたアタシでは気付けないことも、みんななら気付けるかもねー。
        まあアタシって目悪いというか、ちゃんとは見えないからね。
        (そう言って眺めるエリオットの顔も三重にブレていた)これが本当の分身…。
        って、どうしたどうした?お酒のニオイだけで酔っちゃったー…?
        それとも助けようとして二人して倒れこんでアレな感じになるラッキースケベをおこすべきだったかな?
        (ふざけてそう言うものの、エリオットの身体が不調なのはなんとなくわかる)
        んー。変な病気じゃないといいけど。
        (禁酒法から遡る事2年。スペイン風邪はこの国でも流行し、いまだ尾を引いている)
        (そのあたりを思い出し、うむむと唸るのだった)
        -- ローリエ 2024-02-21 (水) 22:59:40
  • 🍷
  • (いつものように酩酊しているだろうローリエにひょこっと近寄ってきては)
    (不躾に何ゴトか問うてくる)
    あんネーあんネー? 一つ お願いゴトしても良いアルあるカ? -- てち 2024-02-22 (木) 21:47:04
    • (ファミリーのシマの中にある、ごく普通のスピークイージー)
      (今日も今日とてローリエはそこで飲んだくれていた。奥まった角のテーブル席で)
      (テーブルの上には密造のウイスキー。あまり上等ではないが普段飲みにはちょうどいい)
      (――とそこに声をかけてくる者がいた。顔を上げればそれはファミリーの構成員…)
      (…の中でもひときわ異彩を放つ、東洋風の頭から龍がでてる少女だ)
      あら珍しいー。キミも飲みに来たのかな?いいよいいよー、いっしょに飲もー!
      ってお願いこと?いいよいいよー、どんどんお願いしちゃおー!
      (何やら機嫌がいいのか、話も聞かずにOKした!)
      -- ローリエ 2024-02-22 (木) 22:23:40
      • ヤッター 優しイー
        (テーブル淵より覗き込むように顔半分出してはひそひそと)
        あんネ 口をネ あーん ってして いーっ てしてくれる?
        あとついでにちょっと頭わしわしさせテー?
        (ナチュラルに二つ目の要求を足しつつ ローリエの顔をじぃっと眺めている) -- てち 2024-02-22 (木) 22:35:11
      • あいよー。おやすいごようだよー。
        (ローリエはてちの顔に手をのばすと、アゴを下げ口をあーんさせ、ほっぺをひっぱり口をいーさせる)
        んで、頭わしわし?鷲じゃないっぽいけど、それさわってだいじょうぶなのー?
        ていうか、中身どうなってるのそれ?頭だいじょうぶー?
        (龍が貫通している頭、いったいどうなってんねん?と首を傾げる)
        -- ローリエ 2024-02-22 (木) 22:39:10
      • (ローリエの所業を無抵抗で受け入れつつ)
        違う… 全然違うのアル…
        てちは…
        てちはねェ
        ローリエの口の中の確認がしたいノニうぇー(わしられわしられ) -- てち 2024-02-22 (木) 22:47:24
      • えー、なんでー?アタシ虫歯とかないよー、ちゃんと歯磨きしてるしー。
        (まあいいけどーと加えて、てちの方へ口をあーんと開けて見せる)
        (口の中は、アルコール中毒者とは思えないほど異常に健康的だ。まるで新生児の様なピンクの肉に、真っ白い歯)
        (恐らくてちが気にしているでろう犬歯は発達してはいる)
        ほへへひいー?(そして注文通りにいーをしながら、これでいい?と尋ねた)
        次は頭だっけ?いったいなんなのー?
        (ほれ、と頭を差し出す)
        (癖のある髪をカチューシャで抑えているものの、髪の量と長さがすごい以外にはおかしな点はないだろう)
        -- ローリエ 2024-02-22 (木) 22:52:59
      • (指差し確認ヨシ!)
        牙! 微妙! (とてもキレイ)
        ケモ耳! 無し! (たいへんサラサラしてます)
        判定…… 微妙? (うーんと首を傾げて)
        あとは 月のイラストでも見せるしかないアル? (精巧に描かれた『月』をチラ見せ) -- てち 2024-02-22 (木) 23:00:34
      • キバ!?ケモミミ!?てちちゃんはさー、アタシをなんだと思ってるのー?
        (えー?と怪訝な顔でてちを見る)そんで何をもってきてるのー。それ、てちちゃんが描いたのかなー?
        (尋ねながらウイスキーを一杯喉に流し込んだ)
        -- ローリエ 2024-02-22 (木) 23:05:48
      • 推定だいぶ若作りのヒト?
        アトとりあえずルーガルーではなさそうカナって (イラストは絵の上手いヒトに依頼しましたって言って仕舞った)
        イエ 失礼したアル
        探偵が犯人パターンは押さえておかないとナっていう謎の使命感が突然芽生えましてアル -- てち 2024-02-22 (木) 23:17:14
      • そうだねー。アタシ、何歳にみえるー?
        それに、そういうてちちゃんこそ歳とったりするのかなー?まるで生気のないお肌をしてるけどー。
        (そのへんどうなの?と、てちではなく頭の龍に尋ねてみた)
        そっかー。てちちゃんが描いたならもらってうちに飾ろうかと思ったんだけどねー。
        ああ、「犯人はヤス」ってやつね(60年はやいネタバレ)
        それはつまりー、てちちゃんも「狼」を追いたいって事かなー?
        (そう言って窓から夜空を眺める。少しかけた10月の月が明るく輝いている)
        まあ、そういう時期なのかなー…(狩人の月。アメリア原住民がそう呼びならわす月が)
        -- ローリエ 2024-02-22 (木) 23:25:35
      • (知らぬ という顔で龍が がう と答え)
        てちはネ
        家族で 争いたくはないのアルよ
        よってこの可能性が消えたのなら「狼」は別にいいアルよ
        (ローリエの瞳をじっと見つめて)
        消えた…
        よネ? -- てち 2024-02-22 (木) 23:35:08
      • ふーん?まあいろいろいるよね、この世には。
        (歳をとっているならば、答えがしらないになる事はないだろう。ならば、と判断した)
        家族、ファミリー内でうちうちゲバゲバすると大変だからねー(こちらは楽しげににししと笑う)
        (てちの覗き込むローリエの瞳は紅く、そして酒気にぼんやりと淀んでいる)
        (その奥の瞳孔は、人のそれとはやや異なるが…てちの問いには答えず)
        じゃあさー、アタシなり、ファミリーの誰かが「狼」だったとしてー。
        そしたらてちちゃんはどうするのかなー?(問いで返す)
        -- ローリエ 2024-02-22 (木) 23:43:01
      • 「狼」の意図による カナ?
        裏切りは
        許されない
        (見るからにおもちゃとわかる愛銃(水鉄砲)を取り出せば ばーん と撃つフリを)
        なんてネ
        うん 信じヨウ! ローリエは「狼」なんかじゃないサ!
        (確認作業を終えたのか 大丈夫!とサムズアップをし酒席から離れて行った) -- てち 2024-02-22 (木) 23:57:09
      • ふふふ、その辺はしっかりケジメするんだねー。
        まあ不安がらせるのもアレだしーはっきり言っておくね。
        アタシはボスを裏切ってなんかいない。この酒に誓ってー。
        (そう言ってグラスを掲げ、その中身を空にした)ぷはー。
        って、てちちゃんは飲まないのー!?あーまた一人酒だー…。
        (残念そうにてちの背を見送り、そして呟く)
        何もしらない豚のままでいれば楽なのにねー…
        出荷のそのときまでは。
        (――と)
        -- ローリエ 2024-02-23 (金) 00:06:05
  • 🍷
  • 🍷
  • (話をした限り、ローリエはこちらの思考を誘導しようとしていたように思う…その企みがなんであれ、一先ずは知識が足りてないと感じた)
    (物的な捜査はよっぽど頑張らねぇと警察の後追いになっちまう…(そっちの情報はいざとなれば金でどうにかなる問題だ)なら、魔女の息子としちゃこっちだな)
    ((図書館を見上げる)人が人狼に化けてるとして、それは一体どういう術理か・・そのものは難しいとしても伝承くらいは追っておきたい)
    (あとは・・・酒と自由の神か…有名なのはバッカスだが・・変な先入観は持たずにその辺りも調べて起きてぇ・・・人狼との関連性が見いだせればベストだ)(婆さんのその手の話をちゃんと聞いとけばよかったなぁとぼやきつつ入館) -- リラーゲン 2024-02-25 (日) 21:06:48
    • (シカロット市には複数の図書館があるが)
      (中でも中央区域のハロルド・ワシントン・ライブラリーは大きく、蔵書も多く)
      (そして無料で本を借り、その場で読んで行く事もできるという市内有数の学術施設。リラーゲンはそこを訪れていた)
      (この図書館はレンガ作りの6階もある巨大な立方体…)
      (自分の脚で望みの本を探すとなると1日では済まなくなるが、そこは専門家、司書の力を借りれば一発だ)
      (神話伝承に関する書籍を集めた一角に案内され、リラーゲンは棚から数冊の本を選ぶ)
      (バッカスにアタリをつけているならば、ローリア神話、グリーク神話…)
      (地中海から欧州にかけての古い神話と、その信仰に関する文献に目を通す事になるだろう)
      -- ローリエ 2024-02-25 (日) 21:23:20
      • ありがとうな(司書さんに礼を言いつつ数冊の本を開く…取り敢えずはバッカス、有名どころだし漠然としている人狼周りよりは手をつけやすい)
        何事も手をつけやすい所からってね(取り敢えず彼の神に纏わる物語を一通り追ってみる) -- リラーゲン 2024-02-25 (日) 21:41:31
      • バッカス。あるいはバッコス)
        (ローマ神話におけるこの酒の神は、源流を辿ればグリーク神話のディオニュソスに行き着く)
        (ディオニュソスは葡萄酒と酩酊、そして自由を司る神であり、根本的には豊穣神…)
        (すなわち、信仰者に富と繁栄を齎す神である)
        (しかし酒が齎す狂気、いや、理性の裏側に潜む本能の解放をも司る)
        (ゆえにその神官にあたる巫女たちは狂女ともよばれる)
        (――そんな記述がリラーゲンの目を惹いた)
        -- ローリエ 2024-02-25 (日) 21:50:19
      • (陸続きな上、ローリアとグリーグではご近所さんと言っていい…そりゃぁ関連性もあるだろう)
        酒、葡萄酒に酔いに自由…(証言と一致する、ローリエが崇める神は十中八九この辺りだろう)
        豊穣神に葡萄酒…ね(件の人狼は葡萄と関連が深いらしい)・・・ただの偶然って考える事も出来るがな…(そこに疑いを持てなかったらこんな調査はしていない)
        信仰者に富と繁栄を齎す・・・それを仲間に引き入れられれば、ファミリー全体の繁栄にも繋がるかもな(彼女が招かれた理由をなんとなく推察する)
        狂気・・・本能の開放も司る…巫女は狂女とも・・・(呟き、暫し思索に耽る)
        (先日のラプソディインブルー調査や警察の捜査資料にあった内容を思い返す・・・酒に酔った被害者たちは皆狂乱し、公然とまぐわい、自殺する者もいた)・・・酒に何か仕込んでトランス状態とし、音楽とダンスを祝詞として何かを呼び出した・・・それが最初の推測だったんだがな…酒その物が神とのつながりを得る触媒か
        なるほどこりゃきなくせぇ(ローリエがマジでファミリーの繁栄を目的として招かれたのであれば、それに付随する狂気は「必要な犠牲」とされている可能性がある)
        ・・・いや、だとしたら構成員は巻き込まねぇで欲しいな(ボスに伝えていい物かと悩んだり)
        (酒が齎す狂気、理性の裏側に潜む本能の解放、その実例と狂女がどう関わったのかを調べてみる) -- リラーゲン 2024-02-25 (日) 22:23:09
      • (グリーク神は有名だが、信仰の範囲としてはローリア神話の方が広い)
        (それは古代ローリア帝国の版図がめっちゃ広かったから、という事に他ならないが、その結果、バッカス信仰は南欧州全域に達している)
        (ローリエ自身はフランク出身だと公言しており、それが本当ならば信仰者である事はおかしくはない)
        (…時代性を考えなければ、であるが)
        (バッカス信仰を含める欧州の多神教は中世以前に一神教に駆逐されている。魔女狩り、という形で)
        (その時点で詳しい信仰の形は失われており、今、リラーゲンが手にしている本にも詳しい情報はない)
        (ただし狂女とよばれた巫女たちの凶行が、僅かながら物語の中に残されている)
        (バッカス、あるいはディオニュソスの巫女はマイナスとよばれる。わめきたてる者、という意味だ)
        (巫女たちはたびたび酒に溺れ、神の神秘に触れては狂乱状態となった)
        (狂乱と忘我の中、彼女たちは酒!暴力!セックス!そして流血にまみれた酒宴に興じたという)
        (その狂乱は凄まじく、人をはるかに超える凶暴性と力を発揮し)
        (酒宴に参加した人間や、捕らえてきた獣を素手で引き裂いたのだとも…)
        (その際は理性など完全に飛んでおり、ある巫女が自分の息子を殺害した時も、それと気づいたのは宴の後であったとの事)
        (一説には、この酒宴は祭儀であり、今では残虐に思える行為もまた神への供儀だとされる)
        (また、マイナスの特徴としては獣の皮を愛用したという)
        (どんな獣かは地域によりさまざまではあるが、彼女たちは獣皮を纏うこで獣性を解放するのだという)
        (巫女としての服装は決まってはいないが、肌を露わにしがちであり)
        (葡萄の蔓を編んで作った杖、テュルソスをシンボルマークとした)
        (――資料に引用されていた「バッコスの信女」という古典を読み解けば、その様な情報が手にはいるだろう)
        -- ローリエ 2024-02-25 (日) 22:46:58
      • (ローリエ何処出身だっけなぁと頭を悩ませ、舎弟を走らせて──)そっかフランクか…じゃぁ・・まぁ(符合するなと頷く)
        あんまり残ってねぇなぁ…魔女狩りの影響か?・・・ご先祖さまも欧州から逃げ出すくらいには面倒だったって話だし(もっともこれは中世の話だから時代はズレるが)
        (それでも残っている部分を集めてみると)マイナス・・・?・・・(酒におぼれ、神と交信し、狂乱する・・・そして酒宴の内容・・・)
        ・・・・・・・・・人間や獣を素手で・・?(スピークイージー襲撃事件の内容と符合する・・・さらに言えば)獣皮を纏う事で…この呪術には覚えがある・・北欧のベルセルクやウールヴヘジン、アメリア原住民のジャガーの戦士のそれと同じ、纏う事でその獣の力を得ようとする類感呪術の一種だ・・・(何故酒の神の巫女が獣の力を求めたのか・・・その関連性は残念ながら見えなかったが・・酒場の襲撃と人狼の存在・・それがようやく繋がったように思う)
        肌を露にしがち・・・?(あれ?と小首をかしげつつ)杖の方は合ってるな・・・(以前占いの時に使っていた杖を思い出した)
        (「バッコスの信女」を読みながら少し考える)推測が多いが・・・手段は分かった、動機もそれに付随している・・・あとわからない事は・・・そうだな・・・
        一つ、今ここにある資料がそうであるように、おそらく魔女狩りの影響だろう・・・バッカス信仰はほとんど伝わっていない・・・奴は何故それを実践できた?(彼女には不老不死の噂がある)ずっと生き続けた?・・富と繁栄・・・その究極が不老不死ってのはまぁある話だが・・・(バッカスやマイナスが不死身であるという記述を探してみる)
        二つ、なんで時期が決まってるんだ?おおよそ9月か1月・・・バッカスは豊穣神だ、収穫の時期・・・9月に祭りを設けるのはまぁわかる・・・1月・・なにがある?(舎弟に指示してワインの製造に関する書物を持ってこさせつつバッカスと時期に関わる記述を探してみる)
        三つ、「真実はいつだって残酷で、それを知ったら選ばないといけなくなる。」「何のために何を捨てるか」・・・何の事だ・・・?(推測通りスピークイージー襲撃事件がファミリーの繁栄に必要な事であるならば、事件を追うのはやめた方が良いのだが・・・その事を言ったにしては大げさすぎる…それに、ローリエが他者がこの事件に関わる事について警告はしても止めようとしない事も不思議だ)・・表面的な事しかわかってねぇ・・・まだ裏があるぞ(・・この疑問だけはとっかかりを見出せなかった) -- リラーゲン 2024-02-25 (日) 23:36:03
      • (マイナスに関しては不死性を得るといった記述は見られない)
        (もっとも、資料自体がほとんどなく、当時の実態は掴めないけれど…)
        (ただ、原点たるグリーク神話には特殊な酒が登場するくらいである)
        (襲撃事件の時期に関しても、バッカス信仰およびマイナスとの直接的な関連は資料上では見当たらないだろう)
        (ただし狂気をルナティックとよぶように、月と狂気、そして女性は密接なつながりをもっており)
        (また、てちが言う様に、「狼」が獣人であれば、満月の夜にはその獣性が最高に昂ることだろう)
        (ワインの製法は、名産地であるほど古式ゆたかな製法をそのまま残し実戦している)
        (ただし満月とのつながりはあまり見いだせない。9〜10月に葡萄も「収穫」の時期を迎えるという程度だ)
        (最後の疑問に関しては、それこそ図書館の本には何も載ってはいないだろう)
        -- ローリエ 2024-02-25 (日) 23:48:47
      • ・・・やっぱりだ・・・(今一歩の所で気持ちよく繋がらない、違和感を残される・・・そんな感覚)
        人狼とバッカスは切り離して考えるべき・・なんじゃないか?
        (マイナスが獣の力を行使したのではなく、獣人がマイナスだったのであれば、本能の開放をトリガーにその力を引き出す・・なんて事もありうる)実際、あの場には魔術と異能の二つの反応があったらしいしな
        ・・・いや、にしたって・・満月は年に2回しかない訳じゃねぇだろうに・・・まさか1月の月がウルフムーンだからとか言わないでくれよ(なんて笑って)・・・・・・(それくせぇなぁと頭を抱える)
        獣人に関してももうちょい調べたい所だが・・・(時計を見る、閉館時間が近い・・自分の仕事の時間もある)今日はここまでだな・・・(今日の所は諦め、片付けて帰る事にした) -- リラーゲン 2024-02-26 (月) 00:21:18
      • (失われた古代の信仰の知識。図書館という場所でも得られるのはここまでだ)
        (それでも、「狼」が何者で、何を目的としているのか。これに関する確信は得られたに違いない)
        (であれば、これから考えるのは「どうするか」だ)
        (スピークイージー襲撃事件。その決着をいかにつけるか、あるいは着けないのか…)
        (心を決める必要があるだろう)
        (リラーゲンが図書館を出れば、すっかり日が落ちており夜空には月が輝いていた)
        (アメリア先住民曰く、11月の満月はビーバーの月。冬の巣ごもりに備える季節である)
        -- ローリエ 2024-02-26 (月) 00:32:33
  • 🍷
  • 🍷
  • ローリエ、気が変わった。(以前の様にホテルのラウンジにて話す。唐突にそう言いだしたのは、コインを弾いたあとのこと)
    ボクを魔法で酔わせてみたいって言ってたよね、あれ…やって貰えるかい? -- エリオット 2024-02-27 (火) 21:41:56
    • (12月、好景気の中、街はすっかりホリデームード)
      (ホテルにもそんなムードが伝播しているのか、そこはかとなく雰囲気は穏かで明るい)
      (ラウンジで1人ワイングラスを傾けるローリエもまたどこか楽し気だ)
      あらー、エリオっちじゃーん。おひさー。
      (右手でつまんだグラスをかるく掲げてアイサツし)って、本気ー?どうせ酔うならお酒のめばいいのに、とは思うけど…。
      (そう言った後グラスの中身を飲み干し、ぺろりと舌なめずりをし)いいよー。アタシもキミがどうなるのか見てみたいしね。
      そんじゃ、そこに座ってー。体の力をぬいてー気を楽にしてねー。
      (自分の向かいの席を指し、まるで医者か催眠術師の様な事を言った)
      -- ローリエ 2024-02-27 (火) 21:51:24
      • 酒じゃあなく、君の魔法で酔いたい気分なのさ…(キメ顔)
        …とか言ったらついでに一晩ご一緒できたりしない?無理か(ガラでもないしね、と肩を竦め)
        はいはーい、余計な事は考えない方がいいかな?こういうのって…(詳しくはないけど、と向かいのソファーに腰を下ろし リラックスする) -- エリオット 2024-02-27 (火) 21:55:25
      • ウワーッ!なんかカッコいい!(ズキューン)
        うふふ、それもまたいいのですけどー。アタシは激しいですよー?
        (くすくすと笑いながらのトーク。これは緊張をほぐすため)
        そうだねー。楽しいことを考えてるほうが楽しく酔えると思う。自分が何をしたいのか…とかねー。
        (酒が齎すものは理性の減衰、すなわち普段理性で抑えこんでいる本性の発露だ)
        (そのための魔術をローリエは行使する)
        (この国のものでも、この時代のものでもない古い言葉。古い神を称える言葉を呟き)
        (酒の精を、酒の力をエリオットに溶かしこんでいく)
        <<酩酊>>(そしてローリエは唱える。その魔術の名を)
        (これは名前通り、対象を酔った状態とし、理性の箍をはずす術だ)
        (外敵要員により欲望を刺激されない限り、対象は己の本性、秘めた欲望に従い行動する事になるだろう)
        -- ローリエ 2024-02-27 (火) 22:10:14
      • えぇっ!?テキトーに言ったクサい台詞がー!?
        楽しい事、か……(読書、レコードの視聴…美味しい食事、暑い日に飲むドクペ…日常的な軽い楽しみから想像していく)
        (身体が熱を持つように感じ、思考に靄がかかったように理性の歯止めが効かなくなっていき…)
        (より深く、思考の奥底にしまいこんだ欲求が露わになってくる…それは、三大欲求が最たるものだろうか)
        ……ぁ、いいねぇこれ。 なんか、とってもいい気分になってきた……
        寒くもないし、あぁでも…少し眠い…? どっかで味わったことあるなこの感覚……そう、わかる!わかるぞー!アレだ!
        ……アレってなんだ…?(普段は見れないような間の抜けた面をして)ま、いっかぁ……
        ローリエ、ボクと一緒にちょっと遊ばない?とーっても…いいコト……えへぇ(頬を赤くして、ずいっと顔を近づける) -- エリオット 2024-02-27 (火) 22:24:39
      • そういう台詞は直球なくらいが丁度いいんだよー。
        (答えながら魔術の効果発揮を待つ。酒の精はいいかげんで気まぐれだ。効果の速さや強さは常にまちまちで)
        (魔術をかけられた側の理性が強固であれば、あんまり効果を現さない事もある)
        (尤も、そういう人物こそ、酔った時との落差が大きいものでもあるが…)
        さあ、本当のキミをみせてー。ここは宴の席で無礼講。立場もプライドもいらないよ。
        建前なんて脱ぎすてて、ついでに自分を隠す服も脱ぎ捨ててー。裸の自分になっちゃおうねー。
        …ってアレ?アレってなんだろ。まあいいか、キミはキミのしたい事をすればいいんだよ。
        いやらしいことでも、ね?(近づいてくる顔。拒む事もなく微笑むと目を閉じる)
        -- ローリエ 2024-02-27 (火) 22:35:45
      • おーけー、分かったよ…ローリエ。 君にだけ見せる…本当のボクだ……
        (暑いね、とネクタイを緩めて襟元を開く…それこそ胸が見えそうなほどに)
        実際、今まで立場上もあって遠慮してたけど……今だけは特別…でしょー?
        んふふー…実はボクさぁ…(鼻息が当たりそうなほどの距離、耳元で囁く)オモチャ使うやつが大好きでー…今日も持ってきてるんだよねぇ
        だからぁ…一緒に、楽しくなろ…?(テーブルに置かれる、ゴトリという音 ローリエが目を開けば分かるだろう)
        (一挺のリボルバーが置かれている 弾丸も一発分。) -- エリオット 2024-02-27 (火) 22:41:47
      • そう、お酒の席は、宴の席は特別。
        みんな好きにしていいんだよー。神がそう望んでいるからね。
        それにしても流石はうさぎさんー。いつでも準備OKってほんとなんだねー。
        (合わせる様に胸元を開く。流行の大きな襟で隠れている胸元が露わになった)
        おもちゃー?あー、男の人もそういうの使うんだねー…って、えー…?
        (何かお尻に挿れるのかと思ったらえらく物騒なものがでてきた)
        うわーすごい。これいれちゃうんだー?
        (銃を手にとると、弾をシリンダーに入れる。穴は6つ、弾は1発。そしてシリンダーを掌で回す)
        しかも危険な遊びー。これがキミの欲望かー。性と死の間で何を感じるのかな?
        -- ローリエ 2024-02-27 (火) 22:50:44
      • そっかぁ、神が許してるんならオールOKだねぇ…あはは、よかった!(ケタケタ笑って)
        わーぉ…綺麗じゃん。 ん、もちろんそっちの準備もできてるけどさぁ……(窮屈そうなズボンを示す、明らかに興奮しているのだ)
        そ、穴に入れて…発射しちゃうのー。死に最も近いトコってさ…生きてる、ってすごく実感できない…?
        (ローリエの銃を握る手に自分の手を添え…自分のこめかみに銃口を当てる)
        ボクは、このスリルが最っ高に好きなんだ……だから、敵弾の雨の中だってあえて囮になるし…危険な賭場で、魂だってベットする。
        (三月ウサギと呼ばれる所以、ともとれそうな狂気を発露させる)…ね、引き金は君が引いていいよ。 -- エリオット 2024-02-27 (火) 23:00:27
      • そーだよー。神様は何も禁止なんてしてなーい(なんか歌う様に言った)
        それにしてもいい感じだねえ。この術でも悪酔いしちゃう人は結構いるから、ちょっと心配だったんだー。
        (ロシアンルーレット。本来は度胸試しか拷問に使われるもの。それをただ愉しむために行うならそれは)
        (ただの気狂いか、気の狂った酔っ払いだ。そしてここにはその両者がいた)
        おー自分からやるんだー。かっけー!
        (エリオットが触れるローリエの手は震えている。別に怖いわけではない。だいたい常時震えてる)
        スリル中毒。平穏な毎日に退屈してたんだねー。いいよーつきあってあげる。
        どうせなら1月の宴でしたかったけどー。ま、いっか!やっちゃおー!いくよー!
        ばあああああああん!!!(まずは大声でびっくりさせるお約束)
        (それから間髪いれずに引き金を引いた。ガチン!と撃鉄が下りた)
        -- ローリエ 2024-02-27 (火) 23:09:47
      • 悪酔いするとどーんな感じ? こう、吐いちゃったり頭痛でヤバイ感じとか…?
        今のとこすっごくいい気分だね、理由もないのにたのしー!そりゃもう、言い出しっぺの法則だしー?
        この状況でレディーファーストです、とか笑えない冗談にしかならないでしょー?あっはははは!(言ってて自分でウケるのだ)
        だいじょぶ?手ぇ震えてるじゃないか……あぁ、いつもの事だったわ んじゃ、ブレないように支えとくよ…
        (にこにこしながらその時を待つ ローリエの表情と胸元もしっかり見てる辺りきっちり欲望に正直である)
        うぉわぁっ!?(ピーンと長い耳が上に伸びた そして一発目は…何も起きない。空のシリンダーを引き当てたのだ)
        ま、6分の1だしね…次はローリエいっとくー?(まだまだ序の口、とばかりに) -- エリオット 2024-02-27 (火) 23:19:41
      • アタシはめったにしないけど、こう、気分が悪くなって吐き気がしてぐったりして
        この世のなんかかんもが嫌になるというか、かまってる余裕がなくなるというか…そんな感じー?(うへえって顔をしながら)
        じゃあ次はアタシの番かー。んじゃもっと酔わないと。酒イズ勇気!
        (ワインの瓶を掴むとラッパ飲みでごっくごっくと飲み干した)っはー!やっぱり本場ものはまろやかさが違うわー。
        そんじゃ次は1/5だねー。うひひひ、よーしここは酔っ払いの先輩としてー。
        (言いながら今度はローリエが自分の頭に銃口を向ける)
        ただしい酔っ払いのやり方ってのを見せてあげるー。
        (そう言ってエリオットが引き金を引くのを待ち、しかし上から指を重ね、さらに1回連続して引き金を引かせる)
        (ガチンガチンと2回、シリンダーが回る)
        うひゃーこわーい!もう1発いく?いっとくー?
        (手を重ねたまま問う。もう1度引き金を引くか否か)
        (問いかける目には言うほど恐怖はない)
        (しかしそれはエリオットとは異なる。恐怖を愉しむのとはどこか違う…)
        (そもそも大した事ではないかの様な軽さだ)
        -- ローリエ 2024-02-27 (火) 23:30:06
      • そりゃ辛い…普通に具合悪い時みたいになってテンションだだ下がりってことかー
        ひゃあ、凄い飲みっぷりだなぁ!おーけー、君のやり方ってのを見せてくれ…
        (やっぱり手は震えるだろうな、と手を添えたままで)んじゃ行くよ…!(しっかり引き金を引き…それを戻した途端、ローリエが再び引き金を引いた)
        一気に行くねー!?まぁでも、焦らしてもあれだなぁ…えぇーっと、今ので残りは3分の1になった訳だ。
        いいや、ここいらで交代しよう!なんていうか…ローリエはボクほどこのスリルを楽しめてないよーな気がする…
        ずばり言えば、君は人がトチ狂うのを見る方が楽しめるだろうっ!?(これまでの口ぶりからすれば、そうだろうと推測 恐怖が感じられない理由は不明のままだが)
        君も2回引いたんだ、ボクも最低2回は引かなきゃ釣り合わない…(再び、自分のこめかみに銃口を向ける)引くタイミングは任せるよ。 -- エリオット 2024-02-28 (水) 20:46:08
      • 気持ちよーく酔えるかどうかは、体質と、その時の気分によるからねー。
        お酒は楽しいこと考えながら飲むのが一番だよ。
        (言いながら拳銃を降ろし、そういう事ならとエリオットの頭へ改めて銃口を向ける)
        おー、ここから2回いっちゃう?いっちゃうんだー。やるねー。
        そしてそうだねー。人が自分の欲望を、本性を、解き放つのを見るのは面白いからねー。
        でも本当にそれを欲してるのは――
        (ガチン!と音がしてシリンダーが回転する)――神様だよ(そう言って微笑んだ)
        お酒を好むのも、自由を好むのも、乱痴気騒ぎが好きなのも
        人の心を解き放つのも、アタシ達に富をもたらしているのも。
        さあ、これで最後だね。
        (銃口はそのまま。そこから弾丸が飛び出す確率は1/2にまで絞られた)
        どう?生きてるって感じはする?キミの心は悦びに満ちてる?
        このまま逝ってしまっても構わないほどに。
        (生と死の境にあるスリルは十分。しかしこれでも思い残す事があるのならば)
        (それこそが、エリオットの本当の望みだろう)
        -- ローリエ 2024-02-28 (水) 21:07:37
      • ボクだけが楽しいんじゃあ、不公平でしょー? さっきも言ったとおり、一緒に楽しくならなきゃね…ふふー。
        (撃鉄の落ちる音を聞くたび、ぞくりと背筋を電撃にも似た何かが駆け抜けるような錯覚。身体は緊張しているにも関わらず自然と笑みが浮かぶ)
        神…? じゃあ、そうだな…このボクの楽しみを、神への捧げものとしようか。信仰心あんま無いけどさ。
        そして…もっかい引く前にボクも神様に尋ねごとをしよう。(ポケットから再び取り出すコイン。それをトスして…手の甲で受ける。結果を見れば…)…そうか、じゃあやろう。
        生きてるって実感してるね、でもまだ死は少し遠い…満ち足りてない!まだだ、まだだよ!
        本当のスリルはこの先にある…ッ(本来であればローリエが引く筈の引き金を、自ら引いた。ガチンという金属音)
        …これで1/1だ。ふふっ、ヤバイなぁ……ねぇ、これでさぁ もっかい引いたらどうなると思う…?
        流石にこれ以上は……やっぱ死ぬかなぁ…!?(焦点の合わない目で、スリルに酔いしれた顔で、震える手で、ローリエにそう問いかける) -- エリオット 2024-02-28 (水) 21:24:10
      • そのとおり。その解放された心を、人生を、血を、魂を神に捧げる…
        まあでも今は供儀の時じゃないね。だからこの愉しみはアタシ達だけのものだよー。
        (…と、完全に二人だけの世界でイカレた遊びをしているが)
        (カウンターの奥ではラウンジバーのマスターやホテルマンが困った様子で成り行きを見てたりする)
        (コイントスの様子を見れば)自分の命を運命にまかせる、かー。んふふ、運命の女神は微笑んでくれるかなー?
        (どうやらコインの結果は良かった様だが、コインはコイン)
        それじゃあ、いくよー…って、おおー。
        (焦らして焦らして恐怖心を、その向こうにある更なる本性を引き出そうかと思っていたが)
        (それより早くエリオットが自らトリガーを引いた。そして、生き残った)
        あらまー。やっぱりキミはまだ冥府に旅立つ運命にはないようだねー。
        こういう時はね、たとえ自分の頭を打ち抜いたって死ねないものなんだよ。
        (運命論的なものを口にしながら、ローリエは自分の頭に銃口を向ける)
        こんなふうにねー。
        (そして躊躇う事もなく、エリオットの指の上から引き金を引いた)
        (パァン!!と火薬の爆ぜる音がし、一瞬遅れてローリエがその場にもんどりうって倒れた)
        -- ローリエ 2024-02-28 (水) 21:37:55
      • だいじょーぶ、どんな結果が出たってボクの運命の女神は大爆笑してるさ アイツも人を弄ぶのが大好きだからね…
        いやいや、まだそれを決めるには早いんだって!ギリギリの瀬戸際まで行かなきゃ結果は分からな……あっ!?
        (予想外にもローリエが自身に銃口を向けたことで、一気に酔いが醒めたかのように目を見開く)
        ちょっ、ローリエ…おい!? 何してんのさ!(流石に銃声がすれば周囲も黙っていない 何事かと人が集まり始め)
        しっかりして…! くそっ、確かに遅発にするよう仕組んでた筈なのに…どうなってるんだよ…
        (それこそが最後の1発まで撃とうとしていた種明かしである) -- エリオット 2024-02-28 (水) 21:48:46
      • (なぜ、即座に弾が発射されたのかは分からない)
        (いや、後で調べれば何らかのミスがあった事は判るのだろう)
        (しかし、問題はそこではない。そんなことでは)
        …あー。なんかのトリックで弾が出ないとかあると思ったのに。
        (倒れたローリエが声を発し、そしてむくりと上体を起こした)
        あいたたたた…って言うほど痛くないやー。あでも、やっぱり頭やっちゃうとちょっと意識とぶねー。
        (周囲の皆が目を丸くする中、ローリエはてへへーと頬を掻いてぺろりと舌を出して笑う)
        (その亜麻色の髪、銃口を向けた側の横髪は、ローリエ自身の血に塗れている)
        んで…まあこういうわけよー。
        (よいせ、と立ち上がりながらローリエはエリオットに言う)
        アタシもまだ、エリシュオンに旅立つ運命にはないみたいだねー。
        -- ローリエ 2024-02-28 (水) 22:05:03
      • うわ、死んでない!? いや、生きててくれて良かったけどさ!?怪我は……いや痛くないって…
        (だがどう見ても、実弾が発射されたのは紛れもない事実。それでローリエが負傷したのも間違いなく…)
        え、エリ…何…? 何処それ!? 平気、なのか……(ここまでくれば、先程の恐怖の無さも説明がついてしまう)
        全く、してやられたね…ボクのイカサマが台無しさ。(脱力した様子でソファーに腰を下ろし)
        最後の1発をボクが撃って、「あれ?おっかしいなぁ…」って銃口覗き込むフリしたあたりで撃発、天井に撃ち込まれてドッキリ大成功!ってな予定だったのに。
        リハーサルでは4回成功してるんだよこれ? あぁ、でも……確実に、死には近づいたなぁ… さっきのシリンダーの動きを見るのに、ヤバイ薬を使ったからね。
        でもまぁ、楽しめた……ローリエは、楽しめたかい? ボクの本性を垣間見れて… -- エリオット 2024-02-28 (水) 22:14:10
      • これも、お酒の力ってやつだよー。
        (立ち上がったローリエは両手を腰にあてて、ふんぞり返っていばった。要は酔ってるせいで痛覚が鈍いようだ)
        エリシュオンはー、まあようするにあの世よ、あの世。死者の楽園。まあ行ったことはないんだけどねー。
        (へっへっへと笑い)そういうツモリだったんだー。でもそれじゃあ本当のスリルにはならないね。
        負けたとき痛い目見るからバクチってのは面白いのよ!ってどっかの偉い人も言ってるよー。
        (シリンダーの動きを見ると聞いて、落とした銃を拾うと何度かトリガーを引いてみる)
        んー?ゆっくり回せば見えそうだけどー。5回目みたいに急に撃たれたら無理じゃないかな?
        ヤバイクスリってなーに?麻薬とかだめだよー、人生つらかったらちゃんとお酒に逃げないと。
        (ツッコミどころ満載の説教をしながら銃をはい、と返す)
        そうだねー。キミが死にたくないってことは分かったかなー。
        それならもっと素直に生を謳歌すればいいじゃんって思うけどー。
        (んー、と考え)まあキミも獣性つよそーだしね。平和ではいられないか。
        -- ローリエ 2024-02-28 (水) 22:26:45
      • いやー、普通酔ってるだけでそうはなんないと思うなぁ!? あぁ、あの世かー…ボクぁ地獄行きだろうから、行けない場所だろうな。
        そうだよ、偽物のスリルだ。 あるいは最後で君が止めに入るかどうか…そこを見極めたかったからね…(もっと予想外の行動に出たけど、と)
        ボクは戦うのが好きなんじゃない、勝つのが好きなのさ。だからイカサマだってする(偉い人の名言を引用した)
        あぁ、そっちじゃなくって…最初に1発装填したあとシリンダーを手で回したろ?あの時の動きだよ…
        そこから、弾の現在位置を把握して 何回引き金を引くか逆算してたんだ…ちょっと途中で思考が危うかったけどね
        (薬の内容について聞かれると)んー?命を削って、周りをスローに見せてくれる素敵なお薬。
        死にたがりじゃあないよ、死ぬのも怖い。でもね…(返って来た銃を懐にしまい立ち上がる)
        人生を楽しむには、あんまり時間が残されてないんだ。…だから、楽しめてよかった。(ありがとね、と短く告げて去って行った) -- エリオット 2024-02-28 (水) 22:36:40
      • そうかなー?でもほら、酒は百薬の超っていうよ。すごいんだよー。
        地獄ーああタルタルかー。そっちはあんま行きたくないなー、お酒も美味しくなさそうだし。
        (肩を竦めて言った後、茫然としているバーテンダーにワインのおかわりを注文する。もちろんボトルで)
        あなるほど、どこに弾があるか…何発目で出るかがわかるんだー…ってすごくないそれ?
        アタシなんて止まっててもどこに弾入ってるか、みわける自身ないよー(へへへーと笑った)
        はー、そんなクスリがあるんだ。戦う時には役立ちそうだけど、やっぱり感心しないなー。
        それを使ってでも生きのびる事がキミの望みなら、止めることはできないけどね。
        (しかし生きるために使えば命が縮むという矛盾。むむーと唸る)
        なんかもうすぐ死んじゃうみたいな言い方ー。
        (バーテンダーからボトルを受け取り、エリオットを見送る)
        …それはちょっと、もったいないかなー。だとすると、次の宴の場所は――。
        (そんな事を呟きながら、ローリエは部屋に向かう。髪についた血を洗い流すために)
        -- ローリエ 2024-02-28 (水) 22:45:29
  • 🍷
  • 🍷
  • (シガロット市の外れ、古びた倉庫。組織で売買される車が並ぶそこで男が一人、事務机に座って人を待っている)
    (机に広げられているのは地図。それを眺めながら、呼び出したローリエが来るのを)…さて。どうなるか…(ぼそり、と一つ呟いて) -- ヘルト 2024-02-29 (木) 21:06:04
    • (指定した時間にローリエは姿を現さなかった)
      (それからややあって、ヘルトがならばこちらからと考えたその時)
      (ブロオオオオオオオ…と聞き覚えのあるエンジン音が倉庫の方へ近づいてくるのが聞こえるだろう)
      (そしてそのままキキキーっというブレーキ音が続き、更にズガーン!メキメキメキ…とこの倉庫のドアに何かが突き刺さる破砕音が続いた)
      (枠からはずれてへし折れた扉に刺さっているのは、もちろん)
      (ローリエの愛車、真っ赤なアルファロメオ・グランスポルト・クアトロルオーテ)
      (フロントバンパーベコベコ部は今日もその活動に余念がないようだ)
      -- ローリエ 2024-02-29 (木) 21:20:29
      • (時間が過ぎる。そしてエンジン音が聞こえてきて、ようやくか、と椅子から腰をあげた。その時)
        ……またかよぉ!?(赤い実にカッチョいい車が、扉に実に格好悪く突っ込んでいた。はぁ、とため息をつきながら近づく)
        ったくよー。ここにあるどの車よりも高ぇんじゃねぇのかそれ…うぉーい大丈夫かよ相談役。
        (まあ大丈夫なのだろうな、と思う。派手な怪我をしていようが、恐らくは)ここにゃ酒はねぇぞー。
        ちったあ安全運転心がけたならどうなんだオイ(ひとまずは扉をガン、と蹴って取り除いておく。やれやれこれは替えなければ) -- ヘルト 2024-02-29 (木) 21:30:42
      • ううー、またやっちゃったよー。
        (フロントに頭をぶつけたのか、おでこにおおきなコブをこさえたローリエがトホホと頭を上げる)
        よばれたの忘れててさー。忘れてたけど思いだしたから急いできたんだよー?
        (つっこんだ先が扉だったためか、それほどのケガはない様だ。まあ扉の方はダメになってしまったが)
        えぅ、なんでないの!?このへん、密輸してきたお酒をかくしてるでしょー。
        (そう言いながら車を降りるとフロントを見る。ベコベコだけとエンジンは大丈夫そうだ。たぶん)
        そんでー。お酒ないのになんでアタシをよんだのさー。ころすきかー。
        (ぷーっと剥れながら言い)それとも、なんか人に言えない相談とかあるー?…あっ恋の悩み?
        -- ローリエ 2024-02-29 (木) 21:37:08
      • (実際、この倉庫をどれだけ漁っても酒は無いだろう。車用の倉庫とはいえ、密造酒の荷物も紛れていてもおかしくはないはずではあるのに)
        んなこと言ってもねぇもんはねぇよ。ま、茶くれぇならあるさ、下手くそが入れたもんだがな(笑い言って、彼女が大した怪我をしていないのを確認すれば、事務机へ戻る)
        (そうして席について既にあったカップとは別に、もう一つの空のカップへ紅茶を注ぐ。…少々淹れすぎの渋みが強い茶ではあるが)
        恋の悩みなんて甘ったりぃもんじゃねぇが、ま、相談だわな。ローリエ、ちとこの地図を見てくれ(そう言って彼女へ地図へと促し、自分はペンを持つ)
        シガロットの地図だ。ここに今まで狼が襲撃した酒場の場所を抑えてぇんだ(見れば、一つの点は既に記載されていた。自身が直接調査したラプソディインブルーだ) -- ヘルト 2024-02-29 (木) 21:54:43
      • さ、酒ぇー…酒はどこだー(名作ボクシング漫画の減量中のキャラみたいにふらふらしてみせる)
        どうしてそんな酷いこと言うの。今時ズボンのポケットにお酒いれた水筒が入ってないとか有りえないよー。
        (いわゆるスキットルの事だ。禁酒法の影響で爆発的に需要が伸び、一種の流行アイテムとなっている)
        (そのままヘルトに続き事務室へ入り、手近な椅子に腰を降ろす。たんこぶは…まだある)
        紅茶だけの紅茶なんて何年ぶりだろう。まるでブリテン人みたい。
        (カップを受け取り、ヘルトが拡げた地図を眺める。シガロット市の地図だという事は一目瞭然だ)
        (そして地図に1つ記されたマークは今いる埠頭、倉庫街…)
        あー、今までの襲撃事件の場所を調べて法則性を見付けたいんだね。まじめだ、えらい。
        じゃあ、順番に言うよー。最初のはえーと…どこだっけ?たしかノースループの――
        (この作業には思いのほか時間がかかった。なにせローリエがあんまりよく覚えていないのだ!)
        (何度もわかんないよーとしょげるローリエをはげましはげまし作られたその地図は――…)
        …なんだか、よくわかんないね。
        (規則性などあるとは思えないテキトーなものとなった)
        (まあ星座の様に、点と点を強引に繋いで形を連想する事は不可能ではないだろうけれど)
        うーん、法則なんであるのかな?もしアタシが狼だったら、その時の気分で決めちゃうと思うなー。
        たとえば、棒を倒して、倒れた方向にあるお店とかねー。
        -- ローリエ 2024-02-29 (木) 22:21:17
      • (うんうん唸りながら思い出そうとする様を鼓舞しつつ、一つ一つ、地図上に酒場の位置を書き込んでいく)
        (狙いは彼女が言う通り、今はその概念自体がないプロファイリング。場所に法則性を見出し、次の犯行現場を予測する試み)
        (加えて…その位置に、何かしらの儀式的特徴を見いだせないか。付け焼き刃ではあるが、フルメルに代表的魔術図形なりを教えてもらい)
        (それらが一致するならば、もしや、と考えたのだが…)……よくわかんねぇな(漏れ出た声は、彼女と同じだった)
        やれやれ…当てが外れたか。頑張って勉強したんだがなぁ(そう呟けば、彼女がいう言葉を聞いて、僅かに目を細めつつ)
        ……そうだな。"お前が狼だとするなら"、そう決めるとして…、そん時じゃなく今、決められるもんなのかね、それは。
        (ほんの僅か微かに、だが、低い声で静かにそう言う。机の上の地図と…彼女を睨んで) -- ヘルト 2024-02-29 (木) 22:36:12
      • ううー。お酒もないのに頭使ったらつかれたよー。
        (椅子に腰をおろしたままへにゃりと机に突っ伏す)
        (スピークイージーの発生場所には、ローリエのいう通り特に法則性はない。位置的な共通項は全てシガロット市内だという程度のものだ)
        (ただし、その全てが繁盛している店、客の多いにぎやかな店だという別視点の共通点はある。それに気付けるかどうかはヘルト次第だが)
        (今、決められるかと問われれば、顔を上げて紅茶をひとすすりし)
        まずいー。やるきでないから無理ー。
        (力なくそう言うとまた突っ伏す。額のたんこぶが腕に当たらない様、庇いながら)
        でも次は1月かもだしー、そろそろ決めるんじゃないかなー?
        -- ローリエ 2024-02-29 (木) 22:48:29
      • (大酒飲みの宿命として、全てではないにしろそれらの酒場の事はある程度は知っていた。どれも人気の店だ)
        (だが、まだ弱いと感じる。何せ今は時代が時代だ。人気の店などは多い。襲撃を察知する、あるいは抑えるならばもっと絞る必要がある)
        (狼の強力な暴力をあの現場から類推するに、仮に人員を分けるのも最小限にすべきとも考えるからだ。だから)
        じゃ、もう少しはやる気が出るかもしんねぇ話でもさせてもらうか(ふぅ、と一呼吸する。少し、気が重い、と)
        ローリエ、俺は(そして、幾人かの仲間は)お前を疑っている(一息に言い切った)
        仮に、じゃない。お前自身が狼であるんじゃねぇかとな(言いながら胸の前に自然に手を置く。いつでも動かせるように)
        …それなら場所を教えるはずもねぇんじゃねぇかと思うか?俺は違うと思う。お前がもし、そうなんだとしたら、
        この一連の犯行を止められてもいいとも考えているはずだと思ってる。そう、止められるものなら、止めてみろ、ってな。
        (そこまで言って、紅茶のカップに口をつける。作業の間に、ヌルくなっている。ヌルくて渋い茶。なんて最悪な) -- ヘルト 2024-02-29 (木) 23:01:56
      • やるきーでろー…(まるで病床の老人の様に、ぐったりしながら力なく答えた)
        (疑ってると言われれば、伏せた顔をちょっと傾けてそちらに目線を向け)
        えー。なんでー?だってアタシは「狼」を追ってる襲撃事件の捜査担当の人だよー?
        それにー、ほらアタシを見てみなよー。どこが狼?どっちかって言えば赤ずきんでしょー。
        (疑われても特に怒りはしない。ただ口を尖らせて不服そうに言い返す)
        (続く言葉を聞けばうーんと唸り)止められるものなら、かー。
        そうだねー。止めたら何がどうなるか、は考えたほうがいいかもねー?
        そのへん、そうだなーリラーゲンくんあたりと話してみるといいんじゃないかな。
        できたらエリオっちや、てっちーも交えてね。
        (そう言うと、もったりと顔を上げ、んあー…とダルそうに声を漏らし)
        …まあ次がどこか、なんて実際わかんないんだけどー…
        だけどもし、神様が意を汲んでくれるなら次は
        (ゆっくりと立ち上がると、車の方へと向かいながら続ける)
        次は、ワグテイル…かなー
        (聞き取れるかどうか程度の声で呟くと、ローリエは車に乗り込み、キーを回す)
        なんでって、それはね――…(エンジンの爆音がその後の言葉を掻き消した)
        -- ローリエ 2024-02-29 (木) 23:13:19
      • その捜査担当だってお前が言い出したんじゃねぇのか?(これはただの類推。カマかけにも近い)狼に関する情報は、
        知る限り殆どお前が発端だ。これは警察にも確認してることだな(検証の際の刑事、トレイターの辛気臭い顔を脳裏に浮かべながら)
        今の見た目なんて当てになるか。そんなの魔術や異能でどうとでも誤魔化しが効く(ネーロの幻術を思い出す。場合によれば常にそんな幻術をかけているという事も考えられる)
        止めたらどうなるか…ねぇ(若干ではあるが想像はつく。しかしその辺りに関してはリラーゲンに当たるのもいいだろうと思った)
        (彼は歳は違うとはいえ立場的には同じ下っ端ではあるが、視野が広く思慮深い男だ。自分が及ばぬ所も考えているだろうと)
        ……ワグテイル…だと?(消え入りそうな声を聞き取った。知っている。エリオットが用心棒を務める店。自身も飲んだことのある店だ)
        …はぁ?聞こえねぇよ!もっとデカい声で言えよ!(エンジンの音が、彼女の声を消す。酒に酔い、惑い、声を張るいつもの彼女と違い)
        (鬱陶しい世の中の何もかもに膿んだように気怠げな声は、荒ぶる機械の躍動に遮られて、同じくエンジンを胸に宿す男には届かない) -- ヘルト 2024-02-29 (木) 23:29:54
      • (去り際にされた質問には、むぅーと口を尖らせて)
        アタシはちゃんと仕事してるしー、裏切ったりしてないよー。
        (それだけを答えた。いつか、てちに対し答えた様に)
        (そして車は倉庫を後にする。バックで倉庫を出ると、ガン!と音。船を係留するためのピットにリアをぶつけた様だ)
        ううー…また修理だー…(そしてエンジン音は遠ざかっていく。無事に帰りつけたかどうかはわからない)
        (酔っ払いの無軌道な運転は、狼の襲撃先もまたそうであるかの様であった)
        -- ローリエ 2024-02-29 (木) 23:38:11
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  • (シガロット市、中央。ループ区とよばれる市の中央部はここ10年ほど建築ラッシュが続いている)
    (後に摩天楼とよばれる高層建築群。そのはじまりがこのシガロットの中心部なのだ)
    (そしてこの時代では一際高い、アールデコ様式による35階建ての塔)
    フィッツピールドタワーの頂点、屋根の上にローリエはいた)
    んー、いい天気ー。いやめっちゃ寒いけどー。
    (真冬にそんな高所にいれば、流石に常時酔っ払いでも寒さを感じる)
    (しかし街で一番の高所から街並みを見下ろすのは気分がいい)
    まるで人がアリのようだ!ってやつだねー。あれ?ゴミのようだだっけ…まあいいかー。
    -- ローリエ 2024-03-01 (金) 21:36:25
    • (しばらくの間、ローリエはそうしていた。片手に持ったワインの瓶から直にその中身を呷りながら)
      (しかしそれが空になれば、瓶を捨ててんーっと背伸びをし)
      さてと、そろそろ決めてもらおうかなー。次の祭の場所を。
      (ローリエは足者、タワーの屋根に向けて掌を翳す。すると屋根から芽が生え、目はするすると伸びて蔓となり)
      (複数の葡萄の蔓は絡みあって、1本の杖と化した)
      (バッカス、あるいはディオニュソスのシンボルである、テュルソスという名の聖杖に)
      (その杖の先をトン、と屋根のついてローリエは唱える)
      ど・こ・に・し・よ・う・か・な…
      か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・りー。
      (どこまで本気なのかわからない、まるで子供か酔っ払いの戯言の様な事を言い、ローリエは杖から手を離す)
      (――と、テュルソスはくるくるとその場で回転し)
      (ある方向を指してパタン!と倒れると、そのまま傾いた屋根を滑り落ちて行く)
      -- ローリエ 2024-03-01 (金) 21:47:30
      • あっちかー。やっぱりそうだよねー。
        (杖の頭は、恐らくそこに赴く事になるだろうと思っていた闇酒場を指していた)
        (あるいは、この商用施設の最上階にあるスピークイージーかとも思っていたが、神は、運命はあちらを選んだ様だ)
        そうだよねー。神様は、ああいう子好きだもん。タルタルなんかに渡せないよねー。
        (誰だってそうする、アタシだってそうする、とうんうん頷きながら納得した)
        そうなるとー、あとはみんながどの道を選ぶかだねー。
        「豚」か。「狼」か。それとも「狩人」か…まあ「犬」はないね、マフィアだし。
        (それぞれが如何なる立場を例えたものか)
        (関係者たちには推察する事は出来るだろうが、それを問うのは宴の席でになりそうだ)
        (ローリエはゆっくりと視線を動かし、ホテル・ガブリエラを見下ろす)
        (宴の時までおおよそ半月。恐らく彼らも話し合っている頃だろう)
        (自分たちが何を選び、どうあるべきかを)
        -- ローリエ 2024-03-01 (金) 21:57:13
      • そして終わるのは何かを。
        (そんな呟きを残し、ローリエは屋根を蹴って跳んだ)
        (人のそれを遥かに超えた跳躍力で。夕暮れの街の中へ)
        -- ローリエ 2024-03-01 (金) 22:15:07
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  • (ローリエ・ルガールはもう居ない)
    (肉片と吹き飛ばされた遺体は、ワグテイルの燃え跡からは見付からなかった)
    (遺されたのは、彼女がシガロットの住居としていた丘の上の別荘と)
    (その別荘の酒蔵に並べられたいくばくかの密輸酒)
    (車庫に置かれた真っ白い改造ベンツSSKくらいのものだ)
    (尤も、別荘はボス名義の物件であるし)
    (密輸酒はスピークイージー襲撃の際、ついでに持ち去ったものだ)
    (彼女のものだと言えるのは、衣類のほかはこの)
    (フェラーリ製の16気筒エンジンを積み、最高時速300kmを超える改造ベンツと)
    (ワグテイル跡から発見されたフルメル製のフルオートハンドガン)
    (パルブス・リードと名付けられた特殊拳銃くらいのものだ)
    -- 2024-03-05 (火) 22:12:20
    • (事件からしばらく経ったのち、誰もいなくなった豪邸にふらりと現れる。窓から見える丘の上からの街の風景は、存外美しく)
      ……綺麗なもんじゃねぇか。これで充分だろうに。生きてく理由なんてよ(ぼそり、と呟く。そうして、机の上にあった、彼女の遺品を見る)
      (そこにあったのは、小さな拳銃。それとロングバレル。弾はそれなりに減っている、が。それはいいとしても、そもそも)
      クソが。期限超過だボケ(パルブス・リードを手にして毒づき、バッグへ仕舞って回収する。やれやれと息を吐きながら)
      (そうして車庫へと向かい、ベンツを見て、ふ、と目を細める)…あいつは、どっかへ行きたかったのかねぇ(なんとなしに呟く)
      (酒以外であれば、知る限りであれば唯一の趣味とも言えたろうそれを見て思う。様々なしがらみなど振り切って、遠いどこかへ)
      …ま、それももはや、か(そこにあったベンツの替えのタイヤを一つ持ち上げて、よいせ、と背中に背負う)
      延滞料金、確かに頂いたぜ(誰ともなく呟いて、振り返りもせず別荘を去っていった。後にはただ…丘の上を吹く風だけが残った) -- ヘルト 2024-03-05 (火) 22:40:29
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  • 時代が終わる。
    1920年代、アメリアが最も繁栄したとされる時代が。
    不自然に成立した悪法と、不自然な好景気。
    しかしこの両者は1920年、突如終わりを告げた。
    この年、禁酒法は撤廃の兆しを見せ、株価は急激に下落した。
    しかし政府は、知識人は、投資家達は
    不自然にもこの暴落を楽観視。対策を講じなかった。
    そして10月、大恐慌が、通称暗黒の木曜日が訪れ
    アメリアの最盛期は
    マフィアの黄金時代は
    共に終わりを迎えた。
    華やかだったストリートからは
    ハデな姿の若者達の姿が消え
    家すら失い、俯き座り込む失業者に置き換わった。
    -- 2024-03-10 (日) 00:16:01
    • 一世を風靡したマフィアやギャングも姿を消した。
      ゴッドファーザーは消えた。
      ギャングスタ―も死んだ。
      僅かに残る者達は、遺されたものを奪い合いながら
      より深い闇の中へ落ちて行った。
      世間はマフィアに背を向けた。
      もはやマフィアから危険な酒を買わなくていい。
      それ以前に高い酒を買う金もない。
      警察はマフィアと手を切った。
      些末な罪状で逮捕し、次々と監獄へ送りこんだ。
      大物ほど監獄から帰って来なかった。
      マフィアはマフィアに牙を剥いた。
      犯罪組織同士の抗争は激化した。
      密造酒亡き後、残された利権を巡り相争った。
      何故、こんな事になったのだろう。
      「狂騒の時代」とよばれる20年代アメリアの
      狂える繁栄と、突然の終わり。
      その真の原因を知る者は、片手の指で数える程しかいない。
      狂神の巫女、魔女、狼、様々な名を持つある女の存在と、彼女の目的が…
      ゴッドファーザーと称される伝説のマフィア。
      魔女を、狼を、狂える神すら、己の野心に利用しようとした犯罪王。
      この男の傲慢に、罰を下すための狂行であった事も…。
      -- 2024-03-10 (日) 00:23:06
      • 時代は終わる。
        信仰の時代がいよいよ終わりを告げる。
        古の神の加護を失ったこの国は
        今後、100年の時を費やそうとも
        狂騒の時代程の繁栄を迎える事は出来ないだろう。
        そして時代は移る。
        人が人の思想により人を殺す時代へ。
        弾丸と、化学の力が物を言う時代へ。
        大恐慌は世界に波及し、疲弊した強国の力を削りとり
        思想の相違を理由に、世界を戦火で包みこむ。
        その果てに、無数の屍の上に生まれる対立の時代へと。
        -- 2024-03-10 (日) 00:28:39
      • ゆえに祈ろう。
        もはや祈りに意味はないとしても。
        戦乱と貧困、緊張と対立が続く新時代…
        そのはじまりの引き金を引いた、彼らが
        狂える狼すら狩り殺した、人間の時代の嚆矢たる狩人達が
        地獄の中であろうとも、逞しく生き抜いてゆく事を。
        -- 2024-03-10 (日) 00:31:31
      • NOMAL- Historical Fact END:世界は地獄を見る。 -- ローリエ 2024-03-10 (日) 00:32:47

Last-modified: 2024-03-10 Sun 00:32:47 JST (48d)