ついまお/0007
- （それは、霧の深い早朝のこと。 霧の魔剣士は、忽然と拠点から姿を消した）
（彼の使っていた机には、「十魔剣戦記」と題された、手製の本が一冊残されているだけだった）
（そしてその後、彼の姿を見たという者はいない） -- ライニール
- ライニールサンは旅立ってしまったのデスネ･･･（むむと唸って）どうか、お元気で･･･ -- ネクローヌ
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- この優しい日差しが春だよなあ、うんうん、という訳で調査団の出立にはいい時期だ、改めて聞くがライニールは来ないのかい？ -- アニアス
- 正直なところ、俺が同行する利点があまり見当たらない…ってのが本音ですね（書き物をしていた手を止めて振り返る）
（冬の間に書き溜めたのだろう、膨大な量の走り書きがびっしりと紙に書き込まれていて…）
戦力的にはアニアスさんがいれば充分ですしね、拠点の守りも疎かにはできない…食料だって、一人分消費が増えるのは…ってのは言い訳ですかね
…俺は俺で、やりたい事ができたんで 今はそれに集中したい。お誘いは有難いんですけどね…ほんと -- ライニール
- ほう、やりたい事とは聞き捨てならないな？そのその大量の書き溜めに関係あるのか？教えろよー俺とライニールの中だろー？
いやいや、正直ライニールが残ってくれるのは有難い、戦える人員については拠点側に割くべきだ、ただ襲って来る野生動物はどうにでもなるが
こっちをじっと伺っているヤツには注意してし過ぎると言うことは無いからな（金毛になったオオカミの事を暗に含んで）
ああそうだ、仮の話だがもし海までたどり着いたら何か欲しいものあるか？取ってこれたら優先して持って来ちゃる -- アニアス
- あの戦争を、風化させずに記録に残したい…だからこうやって、自分の覚えてる限りの事を書き留めてるんですよ
いずれは皆の話も聞いて、出来る限り纏めて…そうだなぁ、いつかは本にでもしたい。 それが、今の俺のやりたい事です
狼どもの群れについては、俺も注視しています 仕掛けてくるでもなく…何が目的なのか測りかねる。（だからこそ気になる、と）
海で欲しいもの……海綿を見つけたら、回収して来てくれると有難いですね 身体を洗うのに便利だろうと思うので…！ -- ライニール
- めっちゃ真面目な話だった、けどそうだな……こっちに来て早一年、まだ戦いの記憶は鮮明に覚えているがこの生活を続けていけばいずれは記憶の彼方か
うん、俺もライニールを見習ってグラシオン家の伝記でも書いてみるか、どうせ戦う事くらいしか出来ていない身、時間を持て余しているのは確かだし
おっけー海綿だな？それ程嵩張るものでもない、可能な限り集めて来よう……シェルトは欲しい物とかあるのかねえ？（一緒にはいないか？とアタリを見回して） -- アニアス
- まずは俺とシェルトの覚えてる分だけで纏めて、題は「十魔剣戦記」とでもしようかと思ってました
皆の話はまた別で纏めて行くから、最低でも２冊になる予定です アニアスさんの記憶も、可能ならメモしておいて下さい…そしたら俺が纏めますし
やはり温泉に入っても手で石鹸をつけて洗うってのは物足りなく感じてしまって…
＜「にゃー、海のお魚いっぱい頼むのにゃー 川魚ばかりじゃいずれ飽きるからにゃー」（と声がする 干物にでもしないと無理だろう） -- ライニール
- そのタイトルナイスだな！（サムズアップ）いやー俺ならタイトルだけで手に取るの確定、何かこう、格好いいじゃない？？
わかった、フィルにも可能な限り紙に書いておくように伝えておこう……てか、調査団でも調査日記を書くだろうし、今のうちに癖にしておくのも手かもな
無理（シェルトに向かって）今回フィルは留守番にしてるんだ、フィルがいれば氷魔法で新鮮なまま持ち帰れたんだろうけどなぁ……（あああーと海の魚と妹の二択で苦悩する）
しかし記録か……こちらの世界の動物図鑑植物図鑑もいずれは作らないと駄目だな……ライニール的にはそこまで手は回らんだろうか？ -- アニアス
- とはいえ、一兵士の視点で見る戦争体験という内容で、どれだけ読者の心を掴めるか…ノンフィクションですしね（気恥ずかしそうに笑う）
（しかしそれは、公に発表された十魔剣の戦果とはまた違う、真実の物語。どこでどう誇張され、脚色されたか 一目瞭然となるだろう）
時系列順に纏めるのが一番なので、日記で癖をつけるってのはいい手でしょうね…まずはそこからお願いします
＜「ぎにゃー！？ にゃーの新たなお魚計画は潰えたのにゃ…まー、怪我せず帰ってくれば充分に土産なのにゃ」（残念そうな様子を滲ませながらも）
せめて俺に絵心があれば何とかなるかもしれませんがね、挿絵を別人として…解説文のみ纏めるとかなら、まだ辛うじて…？ -- ライニール
- なあに、当の十魔剣が一人、霧のライニールが直に残した記録だから意味がある、いわゆる学術的、歴史的価値ってやつだな
それにプロパガンダも今更の話だし、後世からすれば一粒で二度おいしいって事になるじゃないか、ははは
おっけー探索の日記は必ずつけるとしよう、あー……絵心は俺も無いな、なにせ戦争では不要な技術だったからなー、学者がいればよかったんだが……
まあそう残念がるな、海が見つかれば魚を食べれるようになるのも時間の問題だ！てなわけで、俺は準備に戻るな、成果を楽しみにしててくれ（と、期待通り海を見つけてくるのでした） -- アニアス
- 俺にそこまでの名声はありませんよ、ただ…仲間達の戦いが、忘れ去られる事のないように…記録に残したいってのが大きくて。
戦争が終わってみてのネタばらし、ってとこですが…これが勝ち戦だったら、真相はずっと闇の中だったかもしれない。
その辺は、誰か絵心のあるやつを探して頼むとしましょう では、くれぐれもお気をつけて…！（そうしてアニアスの出発を見送る） -- ライニール
- シェルト君……暇…ではないけど昼寝要員以外はほとんどだれも来ないねぇ……
（しんしんと雪が降る中、診療所で薬づくりに励みつつ、ついぼやいた）
（診療所に来るのは昼寝をするノロイネコのノノがぶっちぎりの常連客であり、今のところ恐ろしい疫病などもないのだ） -- ミレイ
- にゃ…？（ごりごり…すりこぎで緑とか赤のハーブを粉末にして茶色い紙に包む作業をひたすら続ける手が止まった）
そだにゃー、閑古鳥鳴いてるにゃー… ミレイにゃん逆に考えるにゃ、怪我人も病人もいないなら、怪我させたり病気を撒き散らせばいいのにゃ！（なるほど最低な発想がスイと出た）
ってのは冗談にゃ。 これから風邪の季節にゃ…きっと風邪の患者が出てくるはずにゃ…そしてにゃー達はその備えをしてきたはずにゃ。 -- シェルト
- ここで平和が一番だよって言わないところがシェルト君で安心しちゃうの
いくら皆が丈夫といっても風邪ひきさんくらいは出てもおかしくないもんね がんばろう！
この世界の風邪が鼻にくるタイプか喉か頭痛かも分からないし……というかいまのところ誰も引いてないから作った風邪薬が本当に効果あるかも分からない…… わ、私たちの努力は間違ってないはず……？ -- ミレイ
- にゃー、平和っつーけどにゃ……ついこの前まで戦争真っただ中だったにゃ ひっでぇ死に方した敵味方、助けられなかった奴らも大勢見てきたにゃ…ミレイにゃんは違うにゃ？
（平和の中にあっても、ふと脳裏に戦争がちらつく 心の中に残された爪痕はそれだけ大きいのだ）
うむにゃ！風邪に効くミントだかなんかがあったはずにゃ… はっ、確かにそうにゃ！どうして効くって分かるのにゃ！？（どういうことなの…って混乱する猫）
まぁ、効くと思うのにゃ 効果があるにゃ、って言って小麦粉渡して飲ませれば、案外効いたりするにゃ（偽薬でもいけるだろうと） -- シェルト
- 忙しかったけど忘れてないし…ここにきてまだそれほど月日がたったわけでもないんだよね……………
（最も凄惨であっただろう前線に出たことは無い、それでも後方まで届けられた怪我人や死体は数えきれないほど見た）
あー…落差がひどすぎてどっちかが夢だったんじゃないのかなって思うことはあるね
（ぶんぶんと頭を振って気分を切り替えて） 誰も病気にかかっていない、つまり誰にも治験がない……ふふふ…ぶっつけ本番とはこのことだよ…
私たちがおろおろしてたら余計に信憑性なくなっちゃうもんね、これはとってもよく効くお薬だよーって顔して処方しないと！！
万が一効きが悪いときは……二人で考えよう、そうしよう いっぱい種類を蓄えたんだし、どれかは効く…はず！ -- ミレイ
- 時々まだ夢に見るにゃ… あと少し治療が早ければ、間に合ったのににゃ…っていうあの無力感、多分一生消えねーのにゃ。
悪い夢を見てたってだけにゃら、良かったにゃー…ま、幸いこっちでは誰も死んでねーにゃ そこだけは救いなのにゃ
つまりだにゃ、心置きなく人体（？）実験ができるって大義名分ができるわけにゃ やべーにゃ。
どどーん、と構えて普通に処方してあげようにゃ その後の経過をそれとなーく患者さんから聞いて、こっそり分量を調節したりするのにゃ
種族によっての相性もあるだろうからにゃー、どれが誰に効きやすい、ってのもカルテ作りしないといけないかもだにゃ あれ？やる事案外多いにゃ… -- シェルト
- 私がもっとすごい治癒魔法が使えたら、もっと効くポーションがあれば、もっといい薬を持たせてあげられたら…考えたらきりがないくらいたくさんたくさん降り積もってる ……そうだね、これはずっと一緒にある感情なんだろうね
忘れたくないし忘れたらダメって思う（ふぅ、と小さく息を付いて）
冬は実験の季節！！ 一番に診療所に来るのは誰かな、ふふふふふ……
種族差と個体差を分けるほどのさんぷｒ……患者さんが来ることは無いかもしれないから、抽象化も難しそうだよね
当面は個人専用に調薬する可能性も…そうなるとカルテはしっかりとしなきゃ
暇ーなんて言ってる場合じゃなかったかも！ 今からやれることはやっておこう！！
（薬の小分けやスティギアン君からむしりとってきた羊皮紙やらの整理に取り掛かり、くたくたになって寝室に戻るのでした） -- ミレイ
- 死んでても蘇らせる魔法が発見できたらにゃー…色々禁忌かもしれねーけどそう思うのにゃ。
そだにゃ、忘れないでやることで…にゃー達の中に、彼らは生き続けるにゃ（珍しく真面目モードの顔だったが、速攻でそれも崩れた）
にゃっ、今サンプルって言いかけなかったにゃ！？ 普通に冷えてお腹壊すとかも風邪以外でありそだにゃぁ…（下痢止めも用意しようと思いつつ）
うむにゃ！まずは全員分のカルテ作りからスタートしようにゃ 患者が来てからじゃおせーのにゃ…（ハーブ作ってる場合じゃなかった、とばたばたし出す）
（今が何月なのかは分からないが、俄かに師走っぽい慌ただしさに包まれる診療所なのであった） -- シェルト
- ライニールはいるかい？魔剣仲間のアニアスがやって来てやったぞー、っと、なんか元気ないってシェルトが言ってたからな、これはお土産（なんか暖かい陶器の入れ物を渡そうとして） -- アニアス
- ご無事なようで何よりです、暫くぶりですね…アニアスさん。 俺の元気が無い…？ まぁ、そいつは戦う機会が激減したせいでしょう
今じゃ肩身が狭い思いで…あぁ、こりゃどうも（苦笑いしながら陶器を受け取ると、手に熱が伝わり）ありがたい…これは、何か料理で？ -- ライニール
- だな、日々戦っていれば良かったところからこの落差だし、結局鍛錬くらいしかやれることが無いって気づいて転移後しばらく役立たずなのでは？とぼーっとしてたよ（ははは）
とは言えこっちの世界もまだまだ未知数だしな……俺やライニール、サバスさんやスティギアンのような武力カードをあえて捨てる事も無いだろう、何事にも備えは十分に、だ
（ふたを開ければ甘い香り）ゲキウマサツマイモっつードストレートな名前の根菜をハチミツで甘く煮付けた、まあダイガクイモモドキって感じだな、正直味は薄いがそれでも脳をクリアにするには十分だぞ（木の楊枝と一緒に差し出す） -- アニアス
- どんな英雄も、平和な世になればただの人殺し…そこは仕方ねぇとして、散った仲間達を弔ってやる事もできないってのが歯がゆいんですよ、俺はね。
とりあえず、腐ってても仕方ないんで…力仕事、特に建築関係のあれこれを手伝っちゃいるんですが…アニアスさんも気分転換にどうです？
はは、そこに俺を並べられちゃ余計に居心地が悪いってもんでしょう（彼らほどじゃない、と肩を竦めて）危険なイノシシが出たってんで、幾らか狩ってはきましたよ
む、これは……！（鼻をくすぐる甘味の気配に目を見開き）では早速、頂きます…（楊枝で刺して一口、大学芋もどきを食べ…）
……何だろう、久しく忘れていた何かを…思い出させて貰ったような そんな美味さだ……（もう一口、更に更にと止まらない様子で） -- ライニール
- （美味しそうに食べる様子を満足そうに見て）フィルが甘味欲しいって言っててさ、最初は何を贅沢な、とは思っていたんだが
実際こうして甘いものを喰うと、メリハリ？っていうか、肉や炭水化物じゃ得られない活力が湧いて来るのを実感するんだよなぁ……（とこっちも一口）
ああそうか、ライニールに言われるまで気づかなかったよ、生きてる仲間はこっちの世界に送られたがそうでないものは、墓参りも出来なくなったのは確かに歯がゆいなこれは
けどま、向こうの世界に帰る理由が一つできた（家族の墓参りには行きてえな、と話を戻し）ちなみにだが、今は氷菓の試作品も作っている、欲しくなったらフィルの所に行ってみるといいぞ -- アニアス
- って事は…フィルフルさんの手料理で？あぁ、こいつが戦場で食えたらどれだけ嬉しかったろう……確かに元気が満ちてくる…！
粗食にゃ耐えられますが、その反動で甘味を食べた時の喜びもひとしおだ…特に、こっちに来てからは久しぶりですからね。
彼らの魂は変わらず向こうに在るんでしょう、けれども墓ってのは死者の為により、残された者達の為にあると…俺は思います。
それに、勇者の奴をぶちのめす…戻る理由なら山ほどありますよ。（深く頷き）氷菓…！？ そうか、氷魔法を使えばそういう事も……この季節には最適じゃあないですか！ -- ライニール
- ふふふ、俺は常日頃から食べ放題だけどな！（大人げない兄妹マウント）そういや隊付きの治癒術師であるシェルトは料理とかはしないのか
作れそうな感じに見えるんだけどな、見えるってだけではあるが！ああでも、たしか面倒くさがり何だったか……思い返せばごろごろしてる姿しか出て来ねえ
勇者か、俺は対峙した事が無いけどライニールは剣を交えたんだったな、魔王様が後れを取っただけの相手だが、正直勝てるやついる？（臆病者と取られかねない事を平然と言う人だが、流石に小声で聞く）
くくく……今の季節のポラリスは最高だぞ、まるで氷で出来た部屋の中にいるようだからな！比喩じゃなくてな！ -- フィル
- 同じ隊ならではの利点…！ 基本的に十魔剣じゃ料理は各々が交代でやってましたね（モブの分隊員も含めて）シェルトは「にゃーの仕事じゃねーにゃ」って言ってばかりで…
どういう訳か、誰もそれを咎めたりしないもんで…もしかすると、作らせたら死人が出るようなマズイ料理でも作ったのかも？（あくまで想像でしかないが）
２回ばかり…どっちもボロ負けしてますがね。勝算は薄いですが……もう一度戦いたい。たとえ負けるんでも、戦場で死ぬんならまぁ…アリでしょう
いやそれ普通に風邪引くやつでは！？ 快適通り越して寒いレベルになってんじゃねーですか…（マジか、って顔で） -- ライニール
- マジか、交代制か、それはいろいろ苦労話や笑い話がありそうだな……（それだけに半数を失ったのは辛いであろうと少し空を仰ぐ）
いーやわからん、にゃーの腕はこんな所で披露するものじゃねーにゃーってくらい超ウマイ料理を作るって事もありえる！（と居ないのをいいことに話のタネにしていた）
まあ仕方がない、フィルは暑がりなところあるからな……中はヤバイけど付近は丁度いいから周りで休んでる人は結構いたりする
そっかーやっぱ強いか、しゃーねーな（と膝を叩くと）甘い物も食べた事だし、久しぶりに付き合ってくれるか？（曲芸のように剣を抜く、つまりはそう言う事であり、いい汗を流してから戻ったって事でした） -- アニアス
- 手に入る食材も、その時ごとで違うわけで…どうやって工夫して、美味い料理にするかが腕の見せ所でしたね 結局、調味料最強！ってなるんですが…
それならば、そろそろ食材も揃って来た頃合いだし…あいつの料理がどんなものか知る機会もあったり…いやまさかな（怠惰だから手抜き料理ぐらいしかするまい、と）
正直、今の気候は寝苦しいですからね 後で俺も涼ませて貰おうかな…（他の人も利用してるなら、と）
了解、お手柔らかに…と行きたいとこですが、対勇者戦術を考えるなら…手加減無用で願います（鮮やかな剣の抜き方に、にやりと笑って一礼 此方も構えをとる 久しぶりの模擬戦は、いいストレス発散にはなったことだろう） -- ライニール
- ぬんぬんぬーん♪（鼻歌を歌う） -- シェルト
- うわぁあああ！シェルトがライニールの部屋を練り歩いてるぅうう！！ -- 蓮華
- ぬんぬんにゃーん にゃんぷっぷー♪（とご機嫌に歌っていたところでようやく気付き）ぬぁ…？
蓮華にゃんどしたのにゃ…ここはもはや皆の部屋みてーなもんにゃ 個室なんて恵まれたものは無いのにゃ…（男用の方の小屋だからね） -- シェルト
- そんな…ライニールがここが俺様の部屋だ。抱かれたくなったらやってきな（似てない声真似と演技をしながら）っていってたのに…見栄を張ってたんだね（風評被害をばらまきながら）
シェルトも飛ばされてたんだね。それとも最近きた？久々に見た気がするよ？ -- 蓮華
- 蓮華にゃん、せめて一人称ぐらいは合わせないとバレバレなのにゃ… で、これからライにゃんと交尾するならにゃーは気を利かせてお出かけしてくるけど、そこんとこどうなのにゃ？（笑いを堪えるようにして）
んにゃ？にゃーは最初っから居たにゃ（という体で）まーあれだにゃ 風除けでフード被ってたから、認識阻害でモブにしか見えてなかったかもだにゃ…（自身のローブのフード部分を引っ張って）
これ被ってると、大抵のやつからはものすげーモブキャラに見えるにゃ そうやって負傷兵のもとに駆け付けてそっと治療するのにゃ -- シェルト
- 残念ながらライニールはいないみたいだから、シェルトでいいよ（何故か妥協案みたいに言いながら）
へ〜そのローブってそういうものだったんだ、どおりで。まぁボク。キノコと蟲以外普段目に入ってないからそっちのせいかもだけど
でも便利だね。戦場ではどんな武器よりも強力な武器になっただろうね -- 蓮華
- にゃわっ！？ 蓮華にゃんは節操なしだにゃ…やべーにゃ… とりあえずライにゃんの代用品的扱いに抗議するにゃー
とはいえ衛生兵的観点でいえば、性欲持て余しちゃってる状況も宜しくねーのにゃ…どうしても困った時は手伝ってもいいのにゃ（気まずそうに視線を逸らし気味）
まー、蓮華にゃんキノコ観察してる時って周りに人がいても「誰かいる」ぐらいにしか思ってなさそうにゃ…
そかにゃー？ にゃーは戦闘はからっきしだから持たされてる感じだし、普通に範囲攻撃魔法とか巻き込まれたらアウトにゃ… -- シェルト
- え、シェルトもしかしてボクにセクハラしてる？ボクが可愛いからってダメだよ？可愛いから発情しちゃうのは仕方ないけどね（ドヤァっと何故かシェルトから誘ってる風な流れになっている）
うん、気配は察知してるけど、こっちに向かってこなきゃいないのと同じだしね。
範囲魔法なんて威力低いから弾けばよくない？（脳筋的な発言をしつつ） -- 蓮華
- ぬあぁぁぁ…発情してるのは蓮華にゃんの方だった筈がいつの間にか話が裏返ってるんぬぅぅぅ…！（じたばた）
まーあれだにゃ 集中してると周り見えにくくなるのは分かるにゃ。そして魔法を弾くとかいう概念が既ににゃーの理解の外だにゃ
そーゆーのはライにゃんとかの仕事だからにゃー、防御魔法の一つぐらい覚えとけばよかったのかもだにゃー…（今となっては後の祭りである） -- シェルト
- ボク達みたいな獣の要素が強い種族は発情期があるから仕方ないね。ついでにボクの発情期は365日だよ（ドヤァ）
こう、ね。（ぐいっと背中で空気を叩くような格闘技の動きをすると、パァンっと何もない空間の空気が破裂するかのような音が響き渡る）
空気と魔力をこう尻尾とか背中とか広い面で叩いてやれば弾けるよ？（無茶をいっている）
たぶんライニールにきいても同じような答え帰ってくるよ -- 蓮華
- 発情期あるのは女の子だけにゃ…男はそれに当てられるだけだからにゃ って、年がら年中は流石に辛くねーのかにゃ！？
…今何をぺちーんってしたにゃ？（目をぱちくり）………ていにゃ！（スカッ 真似をしてみるが空振りする猫パンチ）
ライにゃんはあれにゃ、手でぐしゃって握りつぶした時もあったし 剣先に当ててスィーって別方向に逸らしたりしてたにゃ…ワケわかんねーにゃ… -- シェルト
- だからこうしてキノコがあるわけですな（煙管を取り出してぷかーふかーしながら）
まだまだ功夫が足りないねシェルト。ライニールに鍛えてもらうといいよ。
『潰し』と『逸し』は戦士の基本技能だからね。基本を極めれば最小の労力で最大の効力。ライニールはわかってるね。シェルトくんも見習いたまえ！聞いてるのかね！しぇるしぇるにゃんにゃん！（ぺちぺち） -- 蓮華
- そのキノコ、そんなに気持ちいーやつなのにゃ…？ 最終的に廃人になっちゃうよーなアレだとこえーのにゃ…（ぞわわ）
にゃーは一体何と戦うことを想定されてるんにゃ…？ 理論上は分かりそうなんだけどにゃー、手先や剣先にマナを集中させてんだにゃ？
ぬあぁぁぁぁ！にゃーは非戦闘員だにゃー、その代わり死んでなきゃ上半身と下半身千切れててもくっつけてやるにゃー（ぺちられながら） -- シェルト
- ボクは尻尾がある限り不老不死不死身だから大丈夫。あ…（煙管すってると尻尾が一本崩れ落ちた。そのあとまたすぐ再生した）
男なら一度は夢見る世界最強。今その道に挑む一人の少年が現れた。彼の名はシェルト。今は「まだ」誰にも知られぬその名が轟くの日はそう遠くはない（ナレーション風に）
さて、ライニールも帰ってこないし、シェルトは存分にからかって満足したから帰るね。暇つぶしにきただけだったし（さらっと酷いことをいって帰っていった） -- 蓮華
- やっぱやべーやつだったのにゃ…！（ささっと煙を吸わないように離れる）まー、猫も幾つか魂持ってるなんて話もあるけどにゃー…
にゃー知ってるにゃ、これ打ち切りエンドになるやつにゃ…（ふるふる、首を振りながらそう答え）まー、どうせどんな事だろうと思ったにゃ…
ここには娯楽が少なすぎるからにゃー…日向ぼっこするぐらいしか日々の楽しみがねーのにゃ…（ぐでーんとしながら見送った） -- シェルト
- 敗戦、挙句に帰るべき場所も失う…か。 衣食住を確保できなけりゃ、結局死は目の前だな…
なんだ、戦争よりひでぇ有様だな…ははっ（自嘲し、現実逃避するように空を見上げた） -- ライニール
- ひとまず住処がどうにかなった…周りの連中の様子を見てくるか。 -- ライニール
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