人形師 Edit

「笑顔お願いしまーす」と言われて精一杯笑うネクローヌさん
名前ネクローヌ
年齢26
性別
出身地魔界
職業人形師、分霊研究者
企画追放魔王軍の異世界開拓
霊圧
接続時間Edit
20時〜23時くらい
休日
霊圧状況
だらだらしてるEdit
VG/トコハルガーデン/wiki研/下書き/下書き2/下書き3
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コメント欄 Edit

編集 差分

ネクローヌ>ついまお/0002 &COLOR(#800080){};
お名前:
  • (夏の終わり頃。盛りは過ぎ、暑さも落ち着いてきたとはいえ、まだまだ暑い、そんな時期)
    (太陽は高く燦々と陽光を注ぎ、白く大きい雲は風にゆっくりと流れ、最近整備された道の左右は青々とした草が生えている)
    (そんな道を往く、羽根を生やした男と、耳の長い女が二人。寄り添って馬車に乗っていた)
    …前に来た時は探り探りだったからかなり時間がかかったけど、道があると流石に違うねぇ。もうそろそろかな。
    とはいえ日帰りとは行かなかったけれど…大丈夫かい?腰が痛いとかない?(と気遣しげな声で問いかけ)
    あ、あの岩場を越えれば…着くよ(そう言って、進路上に現れた岩場を視線で示す。風に、つん、とした潮の臭いがしていた) -- ネード 2023-12-23 (土) 21:29:08
    • (ふぅっと少し暑そうに手で仰いだり)風が通らないと暑いですネェ…
      いつか船とかで楽に行き来できるようにしたいデスネ・・んっ流石にちょっと辛いデスガ、あとちょっとの辛抱ですネェ(うんうんと頷きつつ軽く体を伸ばしたり)
      もう少しですカ?(少し興奮した様子で窓から外を見たりして)海が近い…そう言う匂いデス(えへへっっと嬉しそうな顔を向けて)
      -- ネクローヌ 2023-12-23 (土) 21:53:20
      • 船には余り詳しくないけれど、川を下るのはともかく遡るのは大変そうだ。大型の帆船でも作れたら違うのかもだけれど…
        (いつか、そんな船に乗って大海原へと彼女と飛び出したい、そんな事を思いながらも、馬車は岩場を過ぎて…)

        http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst090315.png
        (現れたのは、いつか彼女に渡した二枚貝と同じ色をした、鮮やかなエメラルドグリーンの海。その果ては無く水平線まで、遠く、遠く)
        (その先に何があるのか、そんな事を思わせるような美しく雄大で、そして果てしない光景が広がっていた)
        (ざざん、とさざ波が押し寄せる。波は穏やかで無茶をしなければ海遊びも安全に出来るだろう。風もさほど強くなく…先程よりも強い潮の臭いをさせていた)
        ……うん、やっぱりいいね。海は。とんでもなくだだっ広くて…どこまでも飛んでいけそうな気がする(空が広く感じる。深く息を吸い込んで海を感じる)
        どうだい?ネクローヌ。あちらの世界にも勝るとも劣らない、いい海だろう?(馬を留めて、馬車から降りてそんな事を笑って言う。なんだか自慢げに) -- ネード 2023-12-23 (土) 22:15:23
      • (川の流れに逆らい、常に吹くわけではない風を利用しない…つまり何か他の動力が求められるわけで)アイデアはありますネェ・・・実現は大分先になりそうですガ・・
        わぁ…(馬車から降り立ち、その雄大で美しい光景に見とれる)えぇ・・・海にはあまり来た事はありませんでしたガ・・・とても綺麗だという事はわかりマス(こんなきれいな光景を先に知ってたんですネェと笑って)
        あと・・・日差しは結構きついデスネ(こればかりはしょうがないと眩し気に)
        -- ネクローヌ 2023-12-23 (土) 22:29:55
      • (眩しそうにしている彼女の上に、ばさ、と黒翼を広げ日差しを和らげる。そんな彼女を目を細めて見つめて)
        海だからねぇ。私も余り強い光は得意ではないけれど、君ほどではないからね。慣れるまでは無理せず、だよ。
        この光景を…君と見たかった(視線を海へ向けて、その水平線を見る。この広い世界を)
        …それにいつかは、君のそのアイディアを実現させて、あの向こうへ行くのかもしれないし、実地で経験というのも悪くないだろ?
        (そんな事を言っていれば、少々強めの波が起こって、二人の元へと海水が上がってくる。おっと、と呟きながら、彼女の手を引いて波から逃げて)
        ははっ、油断すると靴が濡れてしまいそうだ。足元には気をつけてね。砂に足を取られないように、ね(そんな事を言って、笑い) -- ネード 2023-12-23 (土) 22:46:20
      • へへ・・ありがとうございマス・・・でもずっとこうしてもらう訳にも行きませんので(くくくっと楽しそうに笑って「大丈夫だ」と告げて)
        遠くまで・・・本当に何にもみませんネ・・・(ほぉっとため息)あの向こうには、何があるんでしょうネ?(これまでと同じように見た事のない物で溢れている・・・そう考えるとわくわくしてくる)
        (ですね?なんて楽しそうに笑いあっていると波が来て)わっ・・・(手を引かれ、ちょっとバランスを崩して彼にもたれつつ)
        えぇ・・・いっそのこと、脱いじゃいますカ?(そう言って片側の靴を脱いでみるが・・・)あ、砂浜熱い(あちちってなったり)
        -- ネクローヌ 2023-12-23 (土) 22:56:12
      • (黒翼を閉じて、でもくれぐれも気分が悪くなったら言うように、なんて釘を刺しつつ、ふむ、と顎に手を当てて)
        …我々はこの世界の事をあまりにも知らない。もしかしたら何も無いのかもしれない。けれど…陸地がここだけ、というのも考えづらいからね。
        きっと、海の向こうにはまだ見ぬ大地があるのだろう。…ひょっとしたら、そこには文明が残っているかもしれないね(黄金狼も、海を渡ってはいない可能性もある、と)
        (それはいい、と同意して靴を脱ぐ。が)あっつ(と確かに熱かった。我慢できないほどではないが、白い砂浜の蓄熱率を舐めていたところはある)
        こうなったら…もう水に入っちゃおうか。…水着、持ってきてるんだろ?(嬉しそうな笑みを見せて言う。明らかに楽しみだという表情を隠すそぶりもない) -- ネード 2023-12-23 (土) 23:07:05
      • えぇ・・ありがとうございマス(これで倒れたら恰好がつかないのでしっかりしようと思いつつ)
        デスネ・・・まだ見ぬ大地があったとしても・・・何処までも果てのない大海原でも・・どちらにしても夢があると思いますヨ
        (ネードも一緒に熱がる様子に思わず笑ってしまったり)エェ、そうしましょう・・って・・・な、なんでそんなに嬉しそうなんですカァ?(期待され過ぎるとついついおどおどしてしまったり)
        い、行ってきますネェ・・・(それでも着ない手はないので、馬車の中を更衣室としてお借りする事にして・・・)
        (やがて出てくる、青く染められた厚手の布地で、胸の前と腰の左右で結んで止めるビキニスタイル・・・普段陽に晒されない白い肌が青い水着とのコントラストを作っていて)
        ・・はは・・その・・・やっぱり結構、恥ずかしい・・デスネ(やせぎすで丸みに乏しい体を隠そうとするように自分の体を抱いていて)
        (しかしあまり恥ずかしがってもいられない理由が一つ)メガネを外してる物でその・・・ぼんやりとしか見えなくてデスネ・・手を、引いてもらえると嬉しいなと(ぼやけて見える彼に向け、おろおろと手を伸ばして)
        -- ネクローヌ 2023-12-23 (土) 23:31:58
      • (彼女が馬車の中で着替えている最中、こちらはぱぱっと着替えてしまう。女性に比べてしまえば簡単なものだ)
        (引き締まった精悍な肉体。それを包む細身の黒のショートパンツ一枚の姿になり、そわそわと待つ。そうして現れた姿を見て、思わずしみじみと頷いた)
        …いい、いいよネクローヌ。君ならワンピースタイプの水着かと思ったんだが、まさかのビキニ!(ぐっと力こぶし)
        布の節約もあったのかもしれないが、フィルよ実にいい仕事をしたとしか言えないね!それに、青、青だ。
        君の抜けるような白い肌と、その青い水着はまるでこの海の空のようじゃないか(たぶんアオイロマイタケの色だけども)
        うんうん、私は今本当に海に来てよかったと思っているよ…(身体を隠す様も、また可愛らしく笑みがこぼれてしまう)
        (肉感的とは言い難いだろう、その身体。腕で隠そうとしても、まずその腕が細い。けれどもそれは、ある種彼女の魅力でもある儚さを強調する)
        (だぼついた白衣に隠されていた肢体は、陽光の元で顕となり、その薄い肉付きからは肋骨や骨盤の形さえもが手に取るように分かる)
        (その曲線に、彼女の肌の奥の、肉の内までもが見えたような気がして、ある種の背徳感を覚えて、ごくりと喉を鳴らす、が)
        …おっと、そうだねそれは危ない。マイレディ、お手を失礼するよ(伸ばされた手を握る。いつも握っている手の、その細ささえもが今は強調され、思わず数度握ったりして) -- ネード 2023-12-24 (日) 00:02:05
      • ぜ、全身でやるのとは難易度が格段に違うと言いますカ・・・遊びの為の物にあまり手間をかけさせたくなかったと言いますカ(わたわたと言い繕うけれど実際の所は「こちらの方が喜ぶかな?」と思った所が大きかったりする)
        え、へへ・・あまり、褒められると恥ずかしい・・デスネ(ご明察の通りのアオイロマイタケ色だが、目論見通りに喜んでもらえればついつい笑みがこぼれてしまう)
        (ぼんやりとした景色で、彼が具体的に何処を見てるのかまでは分からない・・でもこちらを見ている事だけは確かだろう・・・なんとなくこそばゆさを感じて体を震わせたりして)あ・・は、ハイッ(きゅっと握って引いてもらう・・・いつものように握った手を辿り、いつもより心なしか近く寄ろうとする・・・そうしないと彼の顔がよく見えないから)へひひ・・・えと・・・熱い・・デスネ?(ほら、行きましょう?と海の方を(一瞬探したりしつつ)示して)
        -- ネクローヌ 2023-12-24 (日) 00:11:15
      • (とても喜んでいます。とぼんやりしてても分かるレベルのわくわく感を滲ませつつ。具体的には翼が無意味に上下してたりしつつ)
        (眼鏡を外した裸眼のネクローヌが身を寄せれば、少し、どきりと胸が跳ねた。水着の衝撃で吹っ飛んでいたが、眼鏡を外した彼女は初めて見たかもしれない)
        ……ネクローヌって、メガネ外してても美人だよね。今ちょっと見とれてしまったよ(いつもとは違う彼女の、違う魅力を見つけられたようで、嬉しく思い)
        (彼女の手を引いて、ゆっくりと砂浜を歩き、海へと向かう。さり、さり、と独特な砂浜の踏み心地が海へ近づけば海水に濡れた感触に)
        (そして直ぐに…二人の足を波がさらう。気温に比べれば少し冷たい、ひやりとするような海水が足元を流れていく)
        ははっ、いいね。海の方はちょうどよさそうだ。どおれ、と(そんな冷たさを楽しみつつ、ざぶざぶ、とふくらはぎの辺りに海水がくるくらいまで少し進む)
        このくらいの深さは大丈夫かい?ダメなようなら…お姫様だっこでもしようか?(なんて楽しそうに冗談めかして言う) -- ネード 2023-12-24 (日) 00:34:48
      • ・・・っ(わかりやすく翼が上下すれば嬉しそうにはにかむ・・・)
        エ・・・?ア、そ、そんな事ないですヨォ(あうあうと困ったように呻いて赤くなった頬を抑えて)・・・へへ・・(なんて、否定しつつも嬉しそうに手を引かれて歩く)
        (波の音が近づき、砂浜の感触が変わってくる・・・波が足元に触れれば)きゃっ(冷たくてちょっと驚いたり)
        (くすりと笑って)流石に、この位の深さでどうにかなったりしませんし・・・大丈夫ですヨ(お姫様抱っこなんて言われれば「からかってー」と笑って)・・出来るんデス?(なんて尋ねてみたり)
        泳げないデスガ、足の着く範囲なら大丈夫デスヨ(うんうん)
        -- ネクローヌ 2023-12-24 (日) 14:45:48
      • (ちょっと過保護だったかな、とこちらも笑いながら)はは、これでも魔王軍兵士だよ、君一人くらいなら軽いものさ。
        …君は軽そうだしね?(なんて暗に身体もしっかり見てますよ、とお伝えしつつ肩を竦めて)
        とはいえ、力自慢という程じゃないから君を抱えてここまで飛んでくる、なんてのは厳しいけれど。そうしたらもっと気軽に来れるけどねぇ。
        おっと泳げないのかい。私は訓練の一環で習ったが、研究員としてだとそんなの習わないよねぇ。じゃあ…そらっ。
        (少し屈んで海に手をやり、海水をぱしゃ、と彼女へかける)ははっ、まずは水に慣れる所からだっ(ぱしゃぱしゃ、と) -- ネード 2023-12-24 (日) 21:03:45
      • ・・・み、見てもいい・・ですけど程々にして・・・下さいネ?・・・(軽そうと言われればなんとなく意識してしまって体をさすったり)自信が持てる体つきでもない・・ですし
        (頼もしいなぁなんてドキドキしてしまいつつ)そっか、兵士なら水練があるんですネェ・・・(教わってみるのも良いかもなと思っていたら)きゃん!?
        はっ・・ふへへっやめてくださいヨォ(なんて言いつつ水の冷たさに笑みがこぼれる・・なんだかこうしていると思い切って童心に帰りたくなって)水に慣れる…デスネ?(つまりこういうのもアリな訳だとこちらからもぱしゃっと反撃したり)
        -- ネクローヌ 2023-12-24 (日) 21:23:52
      • そうそう、言った通り私の故郷は山だからね、軍に入るまでは私も泳げなかったよ。泳ぐ必要がなかったからね。
        さっき言ってたように船も作るつもりなら泳げておいた方がいいね、私で良ければ教えよ……。
        (などと言っていれば、ネクローヌからの反撃。クリティカル)わぷっ(顔面にいい感じに当たって言葉は途切れ、髪まで濡れてしまった)
        …やってくれたねぇ(ざっ、と塗れた髪をかきあげてオールバックにして、にやりと笑い黒翼を広げる。何をするのかと思えば)
        ネード・スプラッシュアタック!(ちょっとだけ羽根を硬質化、大きな翼の先端を使って海水をすくうようにして追撃)
        (無論、手のひらなどとは比べ物にならない広さなので、ぱしゃ、ではなく、ざばっ、の勢いだ) -- ネード 2023-12-24 (日) 21:35:19
      • 確かに・・・試運転中に落っこちでもしたら大変ですネェ(ひっかぶった様を見ながらくすくす笑って)
        ・・・?(あ、今ちょっとメガネないのを後悔した・・・って思ってたら・・)わっ!?チョ・・げ、限度という物ガァ!?(ざばぁっと浴びてそのまましりもちをつく)けほっ・・・すっごい・・鼻入ったぁ・・(しょっぱいなぁなんて感想を抱きつつ、流石にちょっと動けない)
        -- ネクローヌ 2023-12-24 (日) 21:58:20
      • おっと、ごめんごめん(楽しくなってしまってちょっとやりすぎた、と反省しながら座り込んでしまった彼女へ近づく)
        (そうして、一瞬、ちょっとだけ考えて。側に屈んで、片方の腕を彼女の背中に手を回し、そのまま肩を掴み)
        (もう片方の腕は膝裏に差し込んで…よいせ、とそのまま彼女を持ち上げてしまう。つまりそれは、件のお姫様だっこだ)
        んー、やっぱり軽いね、ネクローヌは(だけどその成人女性としては軽い重さが、なんだか嬉しい。彼女がここに居る事を実感して)
        落ち着くまでちょっと戻ろうか。大丈夫かい?水ならあるよ?(ばしゃばしゃと浜辺まで戻り、少しだけ申し訳なさそうに言う) -- ネード 2023-12-24 (日) 22:13:27
      • ん・・・(「引っ張って」という様に手を伸ばして)・・?・・え?・・わっわわっちょっと・・!
        (不意に屈んだ彼が腕を回したかと思うとそのまま抱きかかえられ・・)は・・・恥ずかしい・・ですヨォ・・・(慣れてない物だから不安げに腕を回してしがみ付いて運ばれる)
        (その感触・・素肌が直接触れ合う感触と体温に妙にドキドキして・・・)・・・(赤くなりながらちょっとしおらしくなってる)
        (大丈夫ですと応えつつ水は貰う事にして)でも・・そうですネ?お詫びという訳じゃないですケド、後で泳ぎ方とか、教えて欲しいデスヨ
        -- ネクローヌ 2023-12-24 (日) 22:25:58
      • (どうせなら言った通りに出来るところを見せてやろう、くらいのつもりで深く考えずに抱き上げたが)
        (結果として彼女も腕を回して抱きつかれるような格好になると、流石に鼓動が早くなる。何せ二人共ほとんど裸で密着しているのだ)
        (心頭滅却心頭滅却、と邪念を追い出しながら言葉少なになった彼女も可愛らしいな、と思いつつ馬車まで戻り)
        (ひらりと手を振り虚空から水の入ったコップを取り出して渡し、彼女が落ち着くのを待つ)
        もちろん教えるさ。こうして水遊びしてるだけでも楽しいけれど、君と一緒に泳ぐのもまた楽しそうだからね。
        (そんな事を言いながら、遠く空を見る。海の水が青いのは、空の色を映しているからだ、と言ったのはどの学者だったか)
        (もしそうなのであれば、これもまた一つの鏡なのだろう。汎ゆる物はそれ単体では存在しえない)
        (どうしたって関わり、そして影響され、変化していく。それは物だけではなく…今を生きる人たる自分も同じこと)
        (そうしてしばし空を眺め…ある時、彼女を見る。今では綺麗だとさえ思うクマの浮かんだその紫色の瞳を)
        ねぇ、ネクローヌ、ちょっと渡したい物があるんだ(そんな言葉を、ふと鴉人がつぶやいた) -- ネード 2023-12-24 (日) 22:47:23
      • (馬車に戻り腰かけても暫し見惚れた様子でネードを見つめて・・・はっとする)・・なんだかすみませんネ(水を受け取り、暫くしたら落ち着く)はふ・・
        ワタクシも、ネードサンと一緒に泳げたらきっと楽しいなって思いまス(来るか分からないその日の事を想像して嬉しそうに微笑んで)
        ・・・?(遠くを見ている様子の彼を少し不思議そうに見上げて・・こちらを向いて掛けられる言葉に)渡したい物・・ですカ?・・エェ、なんだか楽しみですネェ(何だろうかと思いつつ、馬車に置いてあったメガネを改めて掛け直して待つ)
        -- ネクローヌ 2023-12-24 (日) 23:04:46
      • (蒼天は青く。青く。この広い空をどこまでも彼女と飛んでいきたいと思った。いつまでも、ずっと)
        (馬車に腰掛ける彼女の前に立って向かい合う。胸が高鳴る。呼吸が浅くなる)
        (黒い瞳の中に、愛しき人が居る。紫色の瞳の中に、自分が居る。お互いがお互いを写すそれは、再帰する鏡のよう)
        (その狭間に自身の魂はもう囚われている。それはなんと暖かで、幸せな、二人だけの巣)
        (虚空に手を差し出し、何かを掴む動作を鴉人がした。それは指先で摘めるような小さな物だ)
        ……あの時にね、造りたかったものが出来たんだよ。できれば、君に受け取ってもらいたいと思う。
        (言いながら開いた手のひらの上に合ったのは…輪だ。透明で透き通っている輪。それは、ガラスの指輪)
        (あの日二人で造った初めてのガラス板。それを再利用し切り出し、研磨して整えた、きらりと光る二つの指輪)
        (すぅ、と一つ息を吸う。肩が強ばる。今が幸せだというのに、仄かな不安が湧き上がる)
        (だけども、止まらない。あの日自分は誓ったのだから、もう二度と、逃げない、と)
        私と、結婚してくれないか。ネクローヌ。
        (少し間を空けて…けれどもしっかりと、その言葉を伝えた。変わった自分の、一番の願い。それを) -- ネード 2023-12-24 (日) 23:25:06
      • ・・・あ・・あの?・・・(じっと黙って向き合う・・・妙な緊張を感じてドギマギしてきてしまって)
        (彼の目を見つめていたら、一体何を渡そうとしているのか・・なんとなく察してきてしまい・・・そうかもしれない、いやまさか?違うかもしれない・・けど、そうだったらいいなと、でもどうしようとどんどん胸が高鳴って)
        ・・・・・っ!(いざ指輪を目の前にすると言葉を失う・・・自分にこんな幸福が訪れるなんてと信じられない気持ちに戸惑う)
        (胸が詰まって声が出ない・・・それでもなんとか応えようと息を整え・・・感極まって涙がこぼれてしまう)・・・はぁ・・ふ・・・はぁ・・・はい・・・よろしく・・・お願いします・・(絞り出す様に応え、左の手を差し出す)
        -- ネクローヌ 2023-12-24 (日) 23:42:57
      • (彼女の答えを聞き…例えようもない気持ちが溢れ出す。今この時が自身の人生のもっとも幸福な時なのではないかと思う)
        (そして、彼女も同じ気持ちなのだと分かった。白い頬を伝い溢れ出した涙がそれを教えてくれた)
        (それは、あの日の涙と同じで、とてもとても綺麗な、キラキラとした輝きをしていて)
        ……嬉しいよ。とても、本当に…嬉しい。こちらこそ…これからも、よろしく。
        (心の底より嬉しそうな微笑みを浮かべて…彼女の左手を取る。そうしてその細い薬指に、そっとガラスの指輪を通す)
        (それはぴったりと合うだろう。ガラスの形成は初めての事だったが、サイズを合わせるのは難しいことではなかった)
        (幾度も握り、繋いだその手。慈しむべき指の形など、目を瞑っていても思い出せる)
        (透明な光を放つ指輪が収まった彼女の指を、目を細めて見る。なんて、美しい煌めきなのだろうと)
        それじゃあ、その…こっちも、頼むよ(そうして鴉人も残るもう片方の指輪を渡し、左手を差し出した) -- ネード 2023-12-25 (月) 00:00:36
      • (薬指に指輪が嵌る・・・ただそれだけの事なのに・・言葉にできない幸福感に包まれる)
        (左手に嵌った指輪を愛おし気に見つめ)・・・(軽く掲げて光にすかして)・・・っ(大切な宝物の様にしかと胸に抱く)
        ・・・はい・・(しっかりしないとと気を確かに保ち、指輪を受け取る・・・立ち上がって向き直り、差し出された彼の手を取れば・・・その薬指に指輪を嵌めていって)
        いつでも・・どんな時でも・・・ずっと・・変わらずに・・・アナタを愛します・・・ネードサン・・・ワタクシの、旦那サマ(指輪の嵌った手を、両手で包んでしっかりと握った)
        -- ネクローヌ 2023-12-25 (月) 00:17:20
      • (彼女が自分の手を取る。そうして指輪が通っていくその間の時間は永遠にも思えた)
        (なんて、なんて幸せな。胸が締め付けられるような、体中に活力が行き渡っていくような、そんな時間)
        誓おう、ネクローヌ。いかなる時も君と共にあることを。愛し続けることを。死がふたりを分かつまで。
        …私の、妻よ(静謐な面持ちで、確固たる信念の元、そう宣誓した。何に誓うのか)
        (それは恐らくこの世界に。我々の根源たる、この狼ならざる大地へと、この、広い空へと)
        (彼女が己の手の内に収めた、その手を自身も両手で握った。思いが通じたその喜びを、強く、強く噛み締めて) -- ネード 2023-12-25 (月) 00:31:52
      • ・・・(宣誓の言葉をしかと胸に刻みつけ、見つめ合って笑みを交わす)
        (馬車の中で立ち上がってるから、今だけは彼との身長差もない…なら、偶にはいいだろう…誓いの言葉の後はもう決まっているのだし)
        (手を伸ばし、彼の両肩にかけると身を預ける様にして唇を寄せて行く…)
        (これから先も大変な事や辛い事がいっぱいあるだろう…それでも・・彼と一緒なら何とかなると、そう信じられた)
        -- ネクローヌ 2023-12-25 (月) 21:30:13
  •   -- 2023-12-21 (木) 21:30:33
  •   -- 2023-12-21 (木) 21:30:31

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設定 Edit

擬人兵団とネクローヌさん

before Edit

  • 魔王軍に人形師として招かれ「擬人兵団」を設立
    一体一体は弱いが手軽に使い捨てられる軍団として魔王軍の一角を担っていた
    軍団長も特製のピエロ人形「ハインドール」に任せ、自身はその助手という体で魔王や一部の幹部以外にはその正体を伏せていた
    • 表向きの軍団長「ハインドール」は不死身にして神出鬼没の奇怪なピエロとして団を率いていたが、勇者には普通に負けた
  • ネクローヌが魔王軍に招かれた本当の理由は彼女のもう一つの専門である「分霊術」にある
    生前に対象の魂を分けておく事で分身を作る事で完全な死を逃れる術であり、魔王の分霊を作る事が本当の任務であった
    予算の大半をつぎ込み研究に尽力していたが、魔王の強大な魂を移す程のレベルには終ぞ至らず、志半ばで研究所兼人形生産工場を破壊されてしまった
    • 因みに「ハインドール」は「High end doll」の略
      軍の資金力をふんだんを使った最高級人形であり、雑兵の分霊でありながらその性能により幹部クラスの力を持っていた
勇者軍の侵攻に対し死んだフリで難を逃れるネクローヌさん

after Edit

  • 転移後、環境の激変に辟易する
    一応知識人なので何かを作る時には役に立つかもしれない
    でも直射日光は辛いのであんまり表には出てこないかもしれない
  • 陶器で人形を作り、人足として扱えるがあんまり丈夫じゃない
  • 暦作ったり測量したり物作ったりするんじゃないかな…

見た目とか Edit

  • 背は小さめ、体も軽い、力も弱い
    髪は黒くてぼさぼさで長い
    瞳は紫、目元にクマ
    長い耳は基本垂れているが年に何回かは立ってる、立ってる時はちょっと明るい
  • 暗い所が好き


擬人兵団 Edit

  • ネクローヌが魔王軍に招致された際、設立した部隊
    分霊術の研究機関と研究成果を投入する実働隊の二つに分かれる

  • 擬人兵団実働部隊
    • 生きた魔物が一人もいない魔王軍の一戦闘部隊
    • 団長は最高級人形ハインドール
    • 殿や囮、破壊工作や捨て身の特攻など生きて帰る事の難しい任務に積極的に投入された
      • あんまりやりすぎて擬人と遭遇した時点で囮と看破される事もあったとか

  • 擬人兵団分霊研究室
    • 人形兵と魂の複製を主要な研究目的としていた
    • 研究員約80名、素体20名、室長はネクローヌ
      • 戦後はほとんどが死ぬか人間に投降した
        ネクローヌと共に転移した者もいる
        qst090307.pngqst090306.pngqst090305.png
        デネブ、ノッポ
        DIYが高じて大道具担当になった技術者
        体力はない
        ベガが好き
        アルタイル、ヨロイ
        散歩が好きなのでフィールドワーク担当になった
        弱い
        デネブが好き
        ベガ、ゾンビ
        手先が器用なので小道具担当になった半マスコット
        かわいい
        アルタイルが好き

分霊術関係 Edit

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  • 久しぶりに半額ケーキでも狙うかとスーパーとか行ったら今ってそういうの無いんだってね無念(適当な揚げ鳥買って食いながら)
    とりあえずお出かけ(と指輪)は出来たので満足ではあるけれど、ネクローヌは何かやりたいことあるかな? -- ネード 2023-12-25 (月) 21:23:38
    • そうなんデスカ…ちょっと悲しいですネ…去年はコンビニに普通に売れ残りっぽい料理やケーキがあったけど、今年は見なかったですネ
      (やりたい事)え?結婚したのだから今夜は初夜ですよネ?・・・なんて昨日は思ってましたがー…すごく綺麗に終わったと思うのでここで引いておくのがいいと思いますヨ
      ネードさんはとても優しくて「ひょっとしてワタクシの事好きなのでは!?」と舞い上がって、「あ、違う・・誰にでも優しいんだ…」ってなり、「誰かの物になるなんて耐えられない!告る!」という感じに振り回されておりましたヨ
      しっかりしてる人が恋愛事で身持ちを崩すってこういう感じなのかもなぁと思ったりしましたよ -- ネクローヌ 2023-12-25 (月) 21:41:09
      • ケーキ屋さんも覗いたけど、予約ケーキだけだったよ。値下げケーキ狙いすぎる人ばっかりだったのかもねぇ。
        (そして指輪でいっぱいいっぱいだったので誓いのキスを素で忘れていた男)うむうむ、でもキスをするという動作で締めるのもまたセンスいいね。
        ってここでの初夜でってなると自動的に野外になるな…(ごくり)馬車が、こう馬車が想像以上に立派なやつならワンチャン室内で(無理です)
        流石にそこまでは考えていなかったけれど、戻ってきたあとこじんまりとした二人の家を立てて、引っ越してきた初日とかが一番理性が壊れそうだな…!とかは思ってたね!
        今回私はケルト神話のカラスの女神、の旦那から来てるんだけれど、それもあってバツイチとなり、そんな過去があるので女性にはいつもより余計に紳士的なのを意識し、
        加えて大人をメインでやるのってほとんど無いので(この年をメインってのは初めてじゃないかな)多少キザっぽく、というのもあったのでそう感じたのかもしれないね。
        私の方は、まず君みたいな怪しい科学者キャラが結構好きなのと(知ってるか分からないけどウマ娘で二番目の推しはアグネスタキオン。一番目は前から好きだったオグリキャップ)
        日々色々あれやこれややってたのも好きだったし、そんな中で折々可愛い所を見せてくれたのでそこはもう可愛いなぁ!となってたよ。
        大人の、しかも不器用な子が意識せずに見せるそんな瞬間いいよね、いい…(頷く) -- ネード 2023-12-25 (月) 22:03:13
      • 値下げケーキを売る様になったら値下げケーキしか売れなくなる・・なんて話もありますしネェ
        (むしろキスを残してくれてたのだと思ってた)二人は幸せなキスをして終了って奴ですネ(ミーム汚染が激しい一文)
        狭い馬車の中というのも素敵だと思いますヨ、タイタニックのワンシーンの様に熱気で湿ったりして
        いいデスネ、二人の愛の巣を自分達で作るというのは…同時にド田舎で即効噂になる原理が分かった気がしますネ
        ほほぅケルト神話にカラスの女神とな…(ぐぐったらネードサンも含めバッチリ名前が出ててびっくりした)そういう事だったんですネェ…
        アァ・・・そう言う感じでしたカ、ネードサンの癖に刺さっていたのですネ(ふへへへ)ガラス玉作った辺りが転換点でしたネェ・・・「ワタクシなんでこんなに頑張ってるの?・・・まさか!」「やだ・・・想像以上に喜んでくれた・・!」ってシンクロ率高まってましたヨ -- ネクローヌ 2023-12-25 (月) 22:54:53
      • ドレスのことがあったし結婚式がもしかしたらありえるのか?と思ってて、一応最初はそこまで意識はしてなかったんだよね。
        なので婚約指輪のつもりでもあったけど…うんやっぱ指輪交換するなら、そこまでやるべきだしとてもいいと思う。
        (定番ではあるけど汚染?と思ったらこれかぁ!となってまごうことなき汚染だわってなった鴉人)
        私にとって家=巣は特別な意味があるからねー、絶対自分で造りたがるね。全部ではないにしろ出来るところは。
        …限界集落一歩手前みたいな所でいきなり家作って住みだしたらもう広告掲げてお知らせしてるようなものだよね!
        なので嫁は姉妹だったんだねぇ。そういや確かそちらも昔、鴉のキャラ作ってたよね。あれ好きだったな、イレブンズ・レイブンズ、だったっけか。
        (当時確か絡みは殆どなかったか、時期が違ったかで話してなかった気がするけども)このキャラ作った時に最初に思い浮かんでたよ。
        ふふふそういう感じだったのです(別の意味ではゴルシが一番好き、はおいといて)あ、あれは素で驚いてたよ!
        鉄を作るよりかはソーダガラスだと楽だろうから、練習としてガラス制作色々やってるのかな、と思ってたら、私にくれるためだったんだ!?ってなってたしね。
        ふっつーにめっちゃ嬉しかったねぇあれは。設定上宝石も色々持ってる私だけれど、一番大事な指輪の次に大事な宝物になってるよ。
        木炭を渡したのは頑張ってる君を応援したいというのとスティギアン公の魔法見てみたいなってなった結果だったけれど、嬉しい誤算だったね。 -- ネード 2023-12-25 (月) 23:19:32
      • 思えば結婚式をしても良かったのか…いや、折角なら他の人がいて欲しくも・・・いや二人いれば十分か
        イレヴンレイヴンスもといイレヴンレイヴンズスレイブスですネ、ネードサンや元嫁の魔女の話を聞いてワタクシも思い出しましたヨ(懐かしかった)
        猪で助けて貰ったりナスの件とか色々ありましたからネェ・・・ただその為に多少設定や立ち回りで無理をして・・・思えば焦ってたなぁと
        助けて助けられての連鎖が全体通して発生してた印象ですネェ、いい企画でしたヨ(最後にぎゅーってしとく) -- ネクローヌ 2023-12-25 (月) 23:59:28
      • 元々予定してたならまだしも、終わる直前にやるよーって言っても皆も大変だからね。二人だけの結婚式ってのも私は好きだねぇ。
        ボロボロの崩れた教会で、今まさに敵に攻め込まれそうになる時にやるとかね…!(別に特定作品の話しではありません)まさか空を見て、水着でとは思ってなかったけれど、これもまた乙。
        いいねいいね、そっちの長い方は知らなかったけど、その韻を踏んでる感じが好きでずっと覚えてたんだよ(もちろん名前も覚えてるけどね!)
        うんうん、そうやって無理してくれたのもまた嬉しい。とても幸せものだと私は思うよ。まあ私も元嫁周りの設定を裏で色々変えてたけど特に表に出してないからセーフ!
        っと、とかやってたらまた結構良い時間だ、連日遅めに突き合わせちゃってごめんね&感謝!
        君のお陰でとてもいい感じのエピローグやれて楽しかったし嬉しかったよ、鴉がガラスで黒髪の女性を捕まえて幸せになる、最高だよね。
        ともあれこれで気分良くいい年末を過ごせそうだ。ありがとう私の愛しき人よ、良いお年を!(力いっぱい抱きしめてそのままスゥー) -- ネード 2023-12-26 (火) 00:09:02

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*1 シェルピンスキーのギャスケット

Last-modified: 2023-12-01 Fri 21:37:24 JST (147d)