寝て待てど月は無く
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編集:MenuBar
HNH/0002
……だってさ?
(一同の意見に耳を傾け、全てを聞き終えたあと…病魔に笑って見せ)
わたしには、分からないね。ついさっきまで武器を向けていた相手に、なぜそんな風にできるのか…
(背を向けて、納得いかなそうな言葉)
しかしだよ……それを分かろうとするのも、学習の一つなのだろうね。分からないからと拒絶するのではなく。
この提案は…呑もう。準備する間は…大人しくしていてやる。もし…約束に嘘があったなら、その時は覚悟してもらうけれど。
(血の海が、どんどん水位を下げ…その中に溶ける様にして姿が消えた。消える間際、小さく「ありがとう…」と聞こえたかもしれない)
(いつの間にか夕日は沈み…夜空には月が輝き始めていた)
「覚悟」か……嫌な言葉だなぁ。相手に何かを強制される響きがある…こういうのは自発的に、僕の意志で遂げなきゃいけないんだ。
だからこう言い換えるよ…「決意」とね。 さて、そろそろ時間だね…この夢も覚める頃だ…
目が覚めたら改めてお礼を言うつもりだけど…本当に、ここまで付き合ってくれて有難う。 皆には、多くのことを学ばせてもらったよ…
(深々と、頭を下げる。その後ろで景色がゆっくりとその彩度を落としていく…何かやり残した事があるなら今のうちだ) --
ムツキ&病魔無月
2019-04-20 (土) 23:19:12
(病魔が消えればほっと息をついて)ご無事で何よりです・・先輩
『これだと結局、貴方の病魔は完全に消えないことになるけど・・・よかったのね?(問いつつもその顔は嬉しそうで)』 --
ソティスとポトロ
2019-04-20 (土) 23:28:18
これでまた一つムツキの ability が Awakening した…って考えれば、この school に来た目的ってヤツが果たせたのかもな?
(いつか話した、この学校で何かを得る事についてのことを思い出してムツキに言う)
俺の方?俺はな…
(その答えは彩度が落ちる世界に紛れて掻き消されていく…しかし何も見つけられなかったということはなさそうだ。) --
甲太郎
2019-04-20 (土) 23:29:45
(礼をするムツキの肩をぽんと叩き、にかりと笑う)頭なんて下げんでいいさ。王は胸を張って眼下を見下ろしてりゃいいんだ。
そして一言言ってやりゃあいいのさ「苦しゅうない」とでもな(冗談めいてそんなことを言い、己の肩を回して、ごきりと鳴らして)
ふー…お前さんの王道の一歩目と、二歩目、それを見れただけで俺には十分すぎる報酬さ(そうして、色の抜けていく夕焼けを見上げ、ふと)
ああ……でも、そうだな。どうせなら……消えちまったあいつ、病魔の野郎の名前が決まったら、教えてくれ。
さっきベレセンが言ってたように…あいつが何かやらかすようなら、俺もあいつを抑える手伝いをするさ。くく、黙らせるのは俺も得意さ。
ま、そん時に名前が無いんじゃちょっと面倒くせえからなー(などと呑気に言う。自らも色彩を失いつつ…その顔は満足そうな表情をしていた) --
シャオロン
2019-04-20 (土) 23:36:35
そーかね?己の中から込み上げるのも覚悟とは思うけど……ま、決意はそっちも含むし、それでもいーのかもね
なんにせよおつかれむっきー。改めて起きる前にいい夢みろよー デラベッピンな夢とか!!
(滲む世界に溶けるように、夢から覚めていく 夢の中でもふざけ倒す、相変わらずのおふざけガンマンであった) --
ベレッタ(不死)
2019-04-20 (土) 23:37:28
(病魔が消えれば ぽんっといつもの ぽぽちを抱えた姿に戻る)
いえいえ こちらこそ これもきっと楽しい夢のはじまりなのですわ
(彩度の下がる周りを見渡し)
だいぶ殺風景になってしまいましたし 花でも植えますか? --
オリヴィア
2019-04-20 (土) 23:38:25
むう…脳内お花畑ならぬ夢中お花畑……少なくとも赤い花は無しだな…
(などと己以上に呑気なオリヴィアの提案を聞いて、笑いながら夢から覚めていった) --
シャオロン
2019-04-20 (土) 23:53:42
いいさ、どのみち一生付き合う事になるだろうと思ってたし…以前よりは、ずっといい形だよ。
ソティスとポトロがうまく和解していなかったら、僕もこの提案は思いつかなかったかもしれない…そういう意味では助けられたね。
僕自身は、浦嶋君がいう程何か変わったようには思えないけど…新たな才能に開花できたんだろうか?(頬を掻きながら)
僕は浦嶋君の新たな鎧を見て、よほど君の方が変化に富んでいるって思ってしまった…(まさか喋る鎧、とは…)
んー、苦しゅうないぞ(芝居がかった口調でシャオロンに言ってみせ)…なんか柄じゃないなぁ、いずれ似合うようになるのかい?
あはは、名前を決めなければいけないか…これからやるべき事が山積みだね、考えておくよ。
わ、分かってるよ…ただ、どういう訳か苦手なんだ…覚悟って言葉。 ベレッタこそ、夢の中とはいえまたそんな姿にしてしまってすまなかったね…
なにその夢!?まぁ、たまには僕だってそういう夢を見ることはある…今日の夢が、悪夢に終わらずに済んでよかったよ…
今回ぽぽちは特に頑張ってくれたね…僕を引っ張っていってくれたお陰で間一髪、助かった…。
そしてオリヴィア嬢は、犬状態の姿もマスコット的でよかったのに…(ちょっと残念そうだ)大丈夫さ。然るべき時期がくれば、また花も咲くよ……
(そうして、全部が白に溶けていく…じき、皆がそれぞれの場所で目を覚ますだろう。明日も変わらず、平和な学園生活が待っている筈だ)
--
ムツキ
2019-04-21 (日) 00:00:01
(ポトロの出した鎖に身動きが封じられ、シャオロンの爆発を纏ったかのような体当たりに胴が弾け飛びながらも…最後の力で上空の甲太郎に噛みつこうとする頭部)
(煩悩を砕くという金色の武器…それが大蛇の頭部を貫くと、まるで浄化されるかのように消滅していった…)
(本来ならば食らいつける軌道だった筈だが…直前に被弾した、不運の呪いの銃弾によって かえって頭の上面を晒す形となってしまったのだ)
(そして…新たに腕を再生し終えた瞬間、ソティスの凄まじい加速を利用したタックルに盛大に弾き飛ばされる 何メートルか滑った後、動かなくなり…一度、静寂が訪れた。しかし…)
何の為に、わざわざお喋りを続けていたと思うんだ?そっちに気を逸らすため以外に無いさ
(赤の水面が人型に盛り上がり…病魔の無月を形作る。)
(高波で視界を遮った際に入れ替わっていたのだ…先程まで喋っていた方の、病魔本体と思われたそれはダミー…それがどろりと溶けて)
長い長い夢も、これでおしまいに…!
(現れたのは倒れたムツキの間近。血の刀を振りかぶり、首を跳ね飛ばさんと…)
ムツキ様ぁぁっ!! 僕を……僕をお使い下さいっ!!
(二人の間に割って入るように飛び込むキキョウ…途中で逢享刀に姿を変え)
ガキィン!!
(耳を穿つ金属音の後…)
……僕一人じゃあ難しかったが、ほら…こうして皆の力が揃えば、割と何でもできる…
(起き上がり、辛うじて一撃を受け止めた)
最悪の寝覚めだね…僕の秘密は概ね詳らかになってしまった。とはいえ…こんな僕を助けようと、来てくれた者がいる。
それだけで、全てが報われるような気分だ…
(刀身を傾け、相手の刀を滑らすようにして受け流すと…一度仕切り直すように間合いを取る) --
病魔無月
2019-04-20 (土) 22:33:21
<<古来、この手の存在は頭部を潰すに限ると…>>
『そりゃ大抵 head を潰されればこうなるわな。…援護Thanks!』
(本気か冗談か、crazyなカミカゼアタックになりかかったので冗談めかして援護ありがとう!など)
(大蛇を潰しあとは病魔のみ…という段になって真打登場)
『HA!一番cleverにやったのは依頼主サマってワケか。』
<<勉強になります。>>
(美味しい所をもっていく主役のムツキに御目覚めのご挨拶、殺れるtimingを見計らうのはNINJAの基本スキルである) --
甲太郎
2019-04-20 (土) 22:39:58
ふん!(吹っ飛ばした病魔夢月を油断なく見据え、力強く息を吐くと両手にシールドビットを握りグローブサイズの強固な集中シールドとして構える)・・・っ・・溶け・・お姉ちゃん!
『必要ないわよ(飛び込んでくるキキョウが見えていたのか、肩をすくめて)・・・初めて会った時より、ずっと美味しそうになっちゃって♡』
『(間合いを取ったムツキのそばにふわりと浮き、ふふんっと得意げに笑う)』
・・・・・・(直ぐに追いつき、挟み撃ちの体勢で構える) --
ソティスとポトロ
2019-04-20 (土) 22:42:53
ねっ ほら来た! わふーんっ
(二人のムツキの会合に弾かれてころんと)
(元の姿へと戻る) --
ぽぽち
2019-04-20 (土) 22:46:13
(大蛇が連携によって打ち砕かれ、ぐっとガッツポーズ)さーて、幕引きと行こう……ちっ!!(トドメと行こうとしたところで謀られていたことに気がつく)
(だがキキョウの介入とムツキの目覚めで状況は一変)……ヒヤッとしたよ、全く。いい夢見れたかーい?(これで状況はひっくり返った)
さてむっきー、手助けは必要かい?(遅れてきた真打が決める場面 それでも手助けが必要ならと、取り出したのはサイレンサー これ以上のズルをさせないための手段) --
ベレッタ(不死)
2019-04-20 (土) 22:49:33
かかかっ!遅いお目覚めだな!寝起きのコーヒーは必要ねぇようだがな!(病魔の刃を逢享刀で受け止め、流したその姿を確認すれば楽しそうに笑い)
刀の修練、続けてたんだな。今の受け流し立派なモンじゃねぇか。くくく…こいつぁ俺もうかうかしてらんねぇや。
(爆発力をほぼ使い切ってしまった発応鎧をパージして脱ぎ、瓢箪に収めて病魔へと向かい合う。ムツキが今、立ち向かっているように) --
シャオロン
2019-04-20 (土) 22:54:30
皆、ほんの少しだけ時間が欲しい。武器は構えたままでいいから…
(とはいえ、一触即発の空気はそのままだ)
……諦めない。死に損ないが一人増えたところで、わたしの優位は覆らない!
(感情の起伏に乏しかった病魔が、初めて語気を荒げる)
僕もそんな様な台詞を吐いて、負けたことがあったね。…こうして改めて皆の前に立ってみると、思うことがある。
一人で戦おうとするのは虚しい。戦って勝つだけが全てじゃあない。五百年…僕も君も、足掻き続けたわけだ…いわばこの中の誰よりも、付き合いの長い存在。
それがお互いを殺して心中しようなんてのは…馬鹿らしいと、皆のおかげでようやく気付かされた。
(長い鞘に逢享刀を収め、歩み寄る)
今更仲良しごっこかい?とうとうおかしくなったのか…わたしの存在価値は、君を消すことだけだ。
(じりじり……構えたまま詰まる間合い、張り詰めたままの空気…)
もうその呪いをかけた相手は、とっくにこの世を去っている、目的を遂げても誰も褒めてはくれないんだ。
存在理由が他に欲しければ、作ってやる。居場所が無ければ、作ってやる。君は…かつての僕自身だ!なら…僕が救わなくちゃいけない。
(病魔の手の中の刀が、形を失って…手の先から滴り落ち、血の海と一体となって消えた)
何を、言っているんだ…? わたしは君を殺そうとしている相手だぞ!それに、具体的な方法さえ示さず、誰がそれを信じる…!
僕は、いずれ妖狐の王になるんだ。そんな奴を近くに置いておくのも一興、だろう?それくらいの器がなければね…
君が自我を得た以上、僕らはソティスとポトロのような存在に近い…別の肉体を、君に用意する。今すぐには不可能だけど…ベレッタの腕を治した時の応用さ。
単に肉体を与えて君を自由にすると、指向性を失った呪いは無差別に効力を発揮し…歩くバイオハザードになりかねない。
だから、僕との繋がりは維持したまま、僕を蝕むのは最低限にして貰う代わりに…別の生きる目的を見つけられるようにしてやりたい。
(一同に向き合うようにして、両手を広げて問う。この一年、学園で学んできた…片方を滅するのではなく、仲良く喧嘩する共存の提案)
この提案を仮に実行するなら、僕が全責任を負うつもりではあるけど…皆はどう思う? これが正しいか、間違ってるか…意見を聞かせて欲しい!
--
ムツキ&病魔無月
2019-04-20 (土) 23:00:38
(ムツキが口にした、新しい選択肢 大きく出たものだと笑う 妖狐の王ともなれば、逆臣すら抱え込んでこそ たしかにその通りだ)
へっへっへ……むっきーもワルよのう。目的を単に果たさせるんじゃなく、それよりより良い提案を飲ませる。大物の器ですわぁ
私はいーよ、それで問題の一つ二つ、那由多の果てまであっても心配があるものかよぅ
何かあったとしてもこの学校にゃぁおっとろしい校長様が姉妹でいらすわけだし、なんだったら私がやっても良いわけで。黙らすのは得意ですよ?
(「黙らせるもの」をガンガンと叩いてアピール 先の問題を多様な手段で解決できるのも、一人ではない強さだ) --
ベレッタ(不死)
2019-04-20 (土) 23:08:20
・・・(ふっと息をつき、武器を下げる) 『(肩をすくめる)私たちがどうこう言う話でもないわね、貴方がそうしたいのならそうすればいいわ』
もし間違っていたら・・その時はまた「めっ」ってしてあげます・・・ 『・・っていうか、貴方達を否定すると私達の事も否定する事にもなりかねないしねぇ』 --
ソティスとポトロ
2019-04-20 (土) 23:08:54
…む?(彼と病魔のやり取りを静かに見守る。棍を構えたまま、何かあれば即座にそれを振るえるように)
そうか…ムツセンは覇王の道を選ぶ、か………(彼の出した結論を静かに聞き、少しの間考えていたが…)
くくっ、正しいも間違ってるもねーさ。それがムツセンの…男の選んだ道なら、それをひたすら進みゃいいだけだ。
(ずっと構えていた棍を背中の留め具に留め、収める。赤毛男の答えは…それが変わりになるだろう)
面白ぇじゃねぇか、自分をン百年苦しめてたモンさえも飲み込んで前へ進む。こんなに痛快なこたねぇわ!(からからと楽しそうに笑って) --
シャオロン
2019-04-20 (土) 23:11:54
わふんっ わふわふんっ (肩を並べて鳴く2匹) --
オリヴィア
@
犬
2019-04-20 (土) 23:12:02
<<私は私の身に危険が降りかからない限りは干渉しません、当人間の問題で…>>
Not you!
お前に聞いてるんじゃねえ!(変身を解除し、ソーマの言葉を遮る…)
つっても、説教すんのもガラじゃねえし、人の事は言えねえしな…(本人同士の問題である、という結論は変わらぬらしく頭をかきむしり目をそらす…)
(自分とソーマのように利害だけで繋がる関係もある、その他の面々もそれぞれ…ムツキにもそういう関係を築く相手ができたのだろう。) --
甲太郎
2019-04-20 (土) 23:12:18
(ソティスのビットを利用したボディボードは、波をやり過ごす事に成功した ポトロが見たのは、ムツキを回収するぽぽち…そして)
(ざばぁ、と波に続いて躍り出る残りの大蛇。巨体を活かし、波をやり過ごした者たちを押し潰さんとボディプレス!)
さっき夢…といっていたけど。ムツキは…彼は、君たちが現実と認識している世界の方を…夢か何かじゃないかと考えていたんだ。
もう記憶を覗いてきただろうけど、あの時自分はとっくに死んでいて…その後の二百年間、外の世界での出来事は 死の間際に見ている都合のいい夢なんじゃないか?ってね…
馬鹿げている…だけど、君たちにも思い当たる節はあるんじゃないかな…? 夢なら好き放題できる筈、と…随分他人に無茶を強いたようだしね…
囚われの姫に自分の過去を投影しながらも、勇者をでっち上げてそれをぶつけ…どうなるか高みの見物を決め込もうとしたり
従者にもなれる、意志をもった武器があれば何かと利用価値があるからと、宝貝を作らせたり…
呪いという共通点に興味を惹かれたのか、父と娘のいざこざに首を突っ込んだりもした…勿論、善意から出た行動じゃない
あぁ、浦嶋君に関しては会ってから期間が短かったけど…その自由奔放さには、心底羨ましさを感じていたようだよ、いつかそれも得たい、と。
そうして他者の喜怒哀楽に触れていく度…迷いが生じるようになった。彼らにはそれぞれの考えがあり、自分の意のままにならない…これは現実だ、とね
--
病魔無月
2019-04-20 (土) 21:48:40
(虫の息のムツキを抱き抱えながら地平の果てを目指して駆けて行く)
(頬ぺちぺち ぺちぺちぺち)
ダメ? ダメなのかなぁ?
(波を越え飛んできたポトロを見上げて)
どうしよう? --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-20 (土) 21:51:50
えぇっふ・・・(むせかえる血の匂いにげんなりしつつ立ち上がる・・・何とかやり過ごせはしたが、周りと大分離されてしまった・・・だが自分の場合、距離は大した問題にはならない)
鍵の一件では・・・ムツキ先輩の事、結構嫌いになりました・・・ね!(ばんっと血の海が弾ける、宝貝:猪猛靴・・・爆発的な加速力でもって一息に皆に追いつき、追い越し、前へ・・・)
『ふぅむ・・・(ぽぽちと目が合えば肩をすくめて)キキョウの所に連れてって上げたら?守りやすくなるし、あの子も安心するわ(なんて提案)』
『(『まかせていい?』なんて言ってから改めて皆の方へと向く、万一ぽぽちに攻撃が向いた時に備えていつでも支援できるようにしつつ、大蛇への対処も忘れてはならない)』
『はいアナタはちょっと待ってねぇ?(自己の精神世界で創造した物質をこの世界へと引っ張り出す具現化の魔法・・・それでもっていくつもの鎖を射出、大蛇に絡みつかせて動きを阻害する)』
らぁぁ!!(巨体の攻撃を神速で前へと進むことで回避、饒舌に語っている病魔夢月めがけてタックルを仕掛ける) --
ソティスとポトロ
2019-04-20 (土) 22:03:15
(ぺちぺちされても特に反応のないムツキ。そしてぽぽちは気付くだろうか、走っても走っても、思ったほど距離が離れないことに)
(ベレッタの呪いの銃弾が、もう一度斬撃を放とうとした無月の右手の肘から先を吹き飛ばした 暫くだが大蛇に集中できる筈だ)
迷いができてくれた事は、わたしにとっても幸運だったね…ムツキは常に、状況がどう転ぼうと自分に得があるように仕向けてきただろう?
その利己的な振る舞いを思い返し、苦悩した。心の弱さは、即ち隙となる…自分が散々他者にしてきた戦術を、わたしに仕掛けられた訳だ。因果応報さ…
それでもあいつを、ムツキを助けたいと思うかい? あぁ、そうでなくともここに居続ければ一緒に消える事になるんだった…
--
病魔無月
2019-04-20 (土) 22:03:41
<<羨望、その感情は私もよく知るところです。>>
『そうかい、Wanted man ってのも案外悪くねえらしい…なっ!』
(本人に代わってご丁寧に内心を解説する…ムツキが何を考えていたのかはともかく、いい趣味をしているとまた内心が煮えくり返るのを抑える)
(病魔の繰り出した大蛇のプレスに合わせて大ジャンプ!rideの勢いを利用して上段から手にした武器でその頭を狙う!) --
甲太郎
2019-04-20 (土) 22:05:49
ハッ!なーにが無茶か!宝貝屋を馬鹿にしねぇでもらいたいね!ムツセンはいいお客さんだったぜ、飯も美味そうに食ってくれたしな!
(病魔の物言いに若干カチン、と来て叫ぶように言い返す。そうしてぽぽちの元へ向かおうとするソティス、そうして振り向いたポトロに頷きを返し)
ああん?助けるさ!当然だ!ムツセンにゃ立派な王様になってもらってキキョウを第一の家来として宣伝してもらわにゃいかんからな!(にやり、と笑い)
利己的、損得?大いに結構!俺だって宝貝を使って貰うっつー利用をしてっし、そんなんお互い様だ!それに……(ほんの少しだけ、押し黙り)
…デカい夢を持ってる奴は、好きなのさ。見果てぬ何かを追い、強く在る。俺は、そんな面白ぇ奴を助ける、宝貝屋だからな!(力いっぱい言い切り、頭上を見上げる)
(夕焼けの赤の中に迫る大蛇の姿、その腹へと体ごと突っ込む。先程とは比較にならぬ規模で発応鎧の爆破能力が発揮され、まるでひとつの大きな爆弾のように炸裂し) --
シャオロン
2019-04-20 (土) 22:16:11
つまんないこと考えてるなー。Nightmareだろう?楽しいだけじゃぁ、いけないのかよっ!!(ムツキに掛けた言葉は、奔放さを肯定するものだった)
好き勝手やってるなんて言いつつも結局落とし所は見据えてる。お蔭で皆、こうして笑顔で迎えに来てる。答えは既に出てるんじゃありませんかのーほほほー
(レバーを引いてライフルの弾を排莢 胸元から一発取り出しつつも隙を作らぬようケルベロスを発砲 炎の散弾が乱れ飛ぶ 余計な動きをさせるまいと)
つーこって、路傍の石のナニガシ君は前座よ前座、スネークマンショーでウケが取れなかったらさっさと帰んな!!
(先程より重い呪いを籠め、大蛇へ狙いを定める 運命を捻じ曲げ悪い方向へ転がす不運の呪いを載せた弾丸が放たれる) --
ベレッタ
2019-04-20 (土) 22:16:45
(案の定 このフェールドには果てが無いようで)
(少し疲れ気味に後ろを振り返る)
えー あっちに戻るの? --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-20 (土) 22:22:37
(檻の扉を開けると、格子の向こうに見えていた筈の景色とは打って変わり…夕焼けの中。)
(燃え尽きた里の外れだろうか、火の手は消えているが焼け焦げた残骸と、木々…本来の風景と異なるのは、足首まで浸りそうな程の血の海)
(それが地平線までずっと続いている…ムツキ自身の記憶と病魔の改竄が入り混じった空間)
(その中に背を向けてぽつんと一人佇むシルエット 背は低く、白い着物姿だが…ムツキそのもので)
……ここまで来ちゃったか。ソティスにポトロ…シャオロンに、浦島君に、ベレッタとぽぽちと…へぇ、それはオリヴィア嬢…? それに、キキョウ…か
(振り返れば、
その目は前髪に隠されておらず…紫の瞳が一同を見つめる
その視線は無機質で、どこか冷たい印象を受けた)
おつかれさま…ここが終着点。つまり、君たちもここでおしまい。あっちに転がってるアレみたいにね…?
(既に打ち倒され、意識はないが…一同にも見覚えある姿の、もう一人のムツキが奥で倒れている…) --
病魔の無月
2019-04-19 (金) 23:29:50
え・・ムツキ先輩が・・・二人・・? 『白い方をそうだって思う?(冷たくにらんで返す)』
(倒れている方を気にしつつ白い方と向き直って)おしまいって・・・どういうこと?・・・そっちのムツキ先輩は・・どうして倒れているんですか --
ソティスとポトロ
2019-04-19 (金) 23:35:04
(不気味に赤く夕焼けに染まる空、生々しくぬめる朱い血の平面。寂寥とした禍々しい光景の中、一点の白を纏った彼が)
(初めて見るムツキの瞳。それは想像以上に冷ややかで…まるで全ての物を無価値と断じるような生気のないモノ)
(直感した、ここが……夢の涯。幾百年の積り重なった呪縛の行き着く先だと)
……終わらねぇさ。終わらせねぇ。俺たちも…なによりムツセンをな。…さあて、そろそろ夢から覚めていい頃合いじゃねぇかね。
ただでさえ低血圧だろーに、あんまり寝過ぎてっともっと寝起きがキツくなるだろうしな?
(口だけで軽口を叩きつつ、握りを確かめるようにゆっくりを棍を握り直す。倒れているムツキも気になるが…油断は一瞬たりとも出来ぬ、と) --
シャオロン
2019-04-19 (金) 23:55:16
<<どうやら、臥待月氏のいう面倒くさい事というのはこれのようです>>
『ああ、 Nohelmet ってワケには、いかなそうだな…!』
(単に手順を踏むだけならばそれほど面倒ではない、目の前のもう一人のムツキこそが本題かと…)
(手にした強化パーツで二段変身!金色の武器を携えて警戒する…) --
甲太郎
2019-04-19 (金) 23:58:07
(ぽぽちの頭の上で冷たい視線ににこりと笑い返す犬姫)
(ぽぽちはじりりと間合いを測りながら)
うーん それだと君もふくめて? おしまいって 事じゃない?
(そもそもここは敵のフィールド 空間の支配権はどのくらい?)
(血に映る自身の影へとこぷんと沈んで 倒れるムツキの元へと 移動を試みる) --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-20 (土) 00:05:46
(夕焼けの鮮やかな赤と、生臭い血の海の朱 美醜が相克している様はムツキと病魔のあり方を思わせる)
(そしてついに姿を見せた黒幕 ムツキの姿を借りた、しかし明らかに違う何か)
そろそろこの手のはお腹いっぱい、もう食べられないよ―ってかぁ つまりは夢から覚めるお時間ですよって(ふざけた言い回しで挑発しつつも、ムツキもどきを見据える目は真剣)
悪い寄生虫には虫下しが必要そうだぁねぇ、生憎私の虫下しは鉛製だけどー。むっきー、もうしばらく辛抱しといてくれ(倒れるムツキを気遣いながらもウィンチェスターを敵へ向ける レバーを引き装填された弾丸は禍々しい呪いを帯びる) --
ベレッタ(不死)
2019-04-20 (土) 00:16:31
おしまいは文字通り、おしまいさ。君たちがムツキと呼んでいる存在を…わたしがここで完全に消せば、この夢そのものが終わるんだ
さっきまでしぶとく粘っていたけど、やっと抵抗しなくなった…君たちへの足止めも、無駄にはならなかったね。(血の海に手をかざすと、血液で形作られた赤い刀が現れ)
この夢は、覚めることなく終わる…寝起きの心配は要らないんだよ。 わたし諸共、ここに居る全員が消えて…おしまい(ぽぽちの言うとおり、初めから自らの滅びも理解している)
…五百年。長かったよ…動きを起こせばその都度押さえ込まれ、手を変え品を変え…ようやく、与えられた命令を達成できる。わたしの唯一の存在価値なんだ…それが
(両手に、二振りの赤い刀を手にして立ち塞がる そしてその両脇からは、肉塊から作られたような巨大で醜悪な大蛇が二匹…)
だから、たった一度のチャンスを邪魔させはしない。
(片足を上げ、ちゃぷんと軽く浸すと…赤い水面に波紋が広がる。それはみるみる巨大化し、高波のようになって一同へ襲い掛かる!)
(そのまま飲み込み押し流そうとしている。影に潜ったぽぽちはうまく波を越えれば、波乗りの要領で一気に距離を縮められるかもしれない)
(そして他の面々は視界を赤の波に遮られている事に留意すべきだ。その向こうで病魔が何を仕掛けてこようとしているか…) --
病魔無月
2019-04-20 (土) 20:44:29
<<どうです?あれに ride するというのは>>
『おまえ joke の sense …ねえな!!』
( rider ならたとえ血の池でも波に乗るのがいいなどと言うソーマに悪態をつきつつ襲い掛かる波に対して…rideだ!)
(ここは夢の中、念じればboardも出現するだろうとぶっつけ本番で乗りこなそうとするが…) --
甲太郎
2019-04-20 (土) 21:18:17
おおっと(血の波を打ち上げられれば、ワイヤーガンを抜き射出、木へ括り付け回避行動 そのままスイングする勢いで高く飛び立つ)
五百年も同じことやりつづけるたぁ真面目ちゃんめ。不貞腐れて投げ出しちゃえば良かったものをナー(それは投げ出した故に新しい人生を得た者の言か)
悪いが無理にでも起きてもらうぞよむっきー!!後でAED掛けてやるからなぁ(懐からケルベロスを取り出し展開、鎖を伸ばし無月のそばの大蛇ヘ巻き付けにかかる)
(噛み付くように絡みつけば)そおら、血蛇はロックでいかがかな!(氷結弾を連射させる 至近距離の散弾、それもケルベロスの魔力付きだ) --
ベレッタ(不死)
2019-04-20 (土) 21:19:01
…チッ、それでもまだ…間に合う、間に合わせる…!発応鎧!(瓢箪に手を当てれば、身に纏われるいびつな箱状の副装甲を持つ重鎧を纏い)
(両腕を交差させて朱い波へと腕ごと薙ぎ払うように振るう。それは、人が纏うリアクティブアーマー。更には防御性能もさることながらより攻撃的に)
(波へと腕の副装甲がぶち当たれば、その衝撃で箱状の装甲は点火、爆裂し、前方への指向性爆発と共に、副装甲の破片、内部に仕込まれた金属球が)
(飲み込まんとする波ごとその後ろ側を吹き飛ばさんと亜音速の速度で数々の金属弾がぶち撒けられ、飛び散っていく) --
シャオロン
2019-04-20 (土) 21:23:18
(抜ける 抜けれた 波を潜りムツキの元へ)
(がしりとムツキを抱き起こし そのまま出来るだけ遠くへ)
(戦いから遠くへと運び出そうと)
わふんっ!
(大きな波の向こうからぽぽちの鳴き声が響く) --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-20 (土) 21:29:41
(装備が持ち込めるのだから、当然ボードを出そうと思えば出せたりする。水と血の僅かな違いは、甲太郎にとってあまり問題とならないだろう)
(ケルベロスの鎖と氷結弾による拘束は、波に合わせて突進しようとした大蛇の1匹をうまく封じ込めた。着弾箇所から凍り始め、次第に大きな氷像と化す)
(シャオロンの鎧が爆ぜる力で、波の中に道を作り出し…それを突き抜けた金属球が、凍った大蛇を今度こそ粉砕する)
む、ムツキ様ぁっ!皆さんが…そしてキキョウが、助けに参りましたっ!!聞こえていたら…返事を、うわぁぁっ!?
(踏ん張りきれずにキキョウが波に飲まれる 押し流されはするが、敵から距離が離れた分足を引っ張る可能性は減った)
へぇ…
(こちらも見えない斬撃を飛ばし、自分へ向かう弾を撃ち落しながら。ついでに牽制とばかりに何発か斬撃を一同に飛ばし)
(ぽぽちに救助されたムツキは、僅かに虫の息。戦いに巻き込むべきではないだろう) --
キキョウ
2019-04-20 (土) 21:33:50
それってつまり・・・まだ終わってないって事だね 『アイツをムツキの所まで行かせちゃダメよ』
悪いけど、それを達成させるわけには・・・って・・(深く構えて迎え撃つ姿勢を取るが)・・・・・!? 『甲太郎は波乗りにチャレンジね・・・どう?貴女も練習してるんでしょう?』
さ、流石にむりぃ・・・(シールドビットをボード状に展開、弾く力を血の波に適用し、しがみ付く事で波をやり過ごす構え)お姉ちゃんは先に行って!
『(「助けて」と言われなかったことに少し驚きつつ)わかったっ・・死ぬんじゃないわよ?(ふわりと空を舞い、放物線を描くように波も蛇も飛び越えてムツキの方へ向かう)』 --
ソティスとポトロ
2019-04-20 (土) 21:34:01
<<スキを生じぬ二段構え。取れる手段は多いという事ですね>>
『こっちにだって hand もありゃ leg もある、させるかよッ!!』
(夢の中でも sense に従って ride すれば乗れぬ wave はないとばかりに距離を詰めるものの、ただ立って待っているだけではない病魔からの攻撃)
(手にした金色の武器は煩悩を砕くなどと言われるありがたい形状をしている、バケモノ退治には持ってこいなソレを薙ぎ払うようにして使い飛ぶ斬撃と真っ向勝負しつつ距離を詰めていく…) --
甲太郎
2019-04-20 (土) 21:41:56
キキョウ!無理すんな!お前はムツセンを守ってやれ!(波に押しやられたキキョウへと大声を張り上げて、爆破で開けた波間へと突進する)
(しかし行く手を阻むように病魔の彼が朱い刀を振るう。その剣筋は鋭く。鋭利な切っ先から視認し辛い何かが放たれたのが分かった)
チッ、しゃらくせぇ!(剣先に囚われるな、斬撃はその鋭さ故に足元の血の海を切り裂いている、ならば予測はできる)
(またも爆発。今度は見切った斬撃を鎧で受け、副装甲が吹き飛ばしたものだ。その爆発で血風を巻き起こしながら、棍を構え病魔へと突き進む) --
シャオロン
2019-04-20 (土) 21:47:12
ナーイスシャオ君!!(血蛇がシャオロンの爆片で破砕され、ケルベロスを巻き戻し着地)
(したところに)どわっちゃぁ!(見えない斬撃が胸を大きく裂く)なーんの、こんなん致命傷だい、既に死んでる人間に効くと思うなー!!(人間性こそ維持したままだが魂まで腐り果てた身 夢の中で刻まれても動じはしない 寄せてあげた哀れな乳が見え隠れするが肋も見えてるので残念です)
呪いに呪いって効くのかな?混ぜるな危険だったりしない?まーでもやってみるか!!大いなる呪いをくらえー!!(ダメージを無視して得た隙でもってウィンチェスターを構え射撃 乗せるは自分の一部とも呼ぶべき銃の呪い 銃でないモノを咎める悪夢) --
ベレッタ(不死)
2019-04-20 (土) 21:47:20
(シャオロンの棍が、刀を振りかぶった1体の腹を貫き仕留める…ベレッタのライフルが1体を仕留め、もう1体の足を止めた)
(そこへいまだ継続中のビットからのワクチン魔法弾が雨のように降り注ぎ…)
み、皆さんどうしてこんなに…連携が上手なんですか…!?(どのタイミングで援護すべきかも分からないまま、呆気にとられて)
(苦しみ悶える残り2体、背後から迫る甲太郎によってこれも難なく倒され…灰になる)
(今や煙も晴れ、灰の中に落ちた蔵の鍵が一つ…ぽつんと残される。先を阻むものはもう無さそうだ) --
キキョウ
2019-04-19 (金) 21:14:48
『さてね?・・そういう練習はしてないから・・・案外、ムツキがサポートしてくれているのかも?ここは彼の夢だし(くすくす笑って)・・貴方も、頑張れば結構なんとかなるかもしれないわよ?キキョウ』
(ぽぽちの案内を聞いて)・・・あっち?あの蔵・・(意を決してそちらに向かって) --
ソティスとポトロ
2019-04-19 (金) 21:25:40
<<わかりました、今回の一件の核心はすべて、あの蔵の中にあります。>>
『おあつらえ向きに蔵の key が出てくりゃ、そうなんだろうぜ…』
(手についた灰を拍手をするように払う、血染めの身体はそのままである。そして蔵の鍵を見つめ…あたかも全て自分が察知したかのようなソーマに嫌味を垂れる)
(これが蔵の鍵と察しがつくのもぽぽち、いやオリヴィアのほうなのか?どちらにせよそっちが感知したからである) --
甲太郎
2019-04-19 (金) 21:28:04
(硝煙を上げる銃口は標的を仕留めた証 呪詛の混じるそれを吹き消し)よーしよし、これで邪魔者はいない、カナー
で、また鍵だ。ということはあの蔵の鍵かな?ぽぽぽっちのカンが当たってりゃむっきーがいるはずだが果たしてー?
(そろそろムツキにとっても、ムツキを蝕む呪いにとっても勘所に近づいてきた 扱いを間違えればご破産どころの話ではない ぴり、と気を引き締める) --
ベレッタ(不死)
2019-04-19 (金) 22:02:44
(妖狐に擬態した病魔を倒し…蔵の中へ踏み入ると、そこは霧の中。遠くに明かりのようなものが見える以外、何もない広大な空間で)
(時折、子供がすすり泣くような声のほか、誰かが喋っている声がぼそぼそと聞こえる それは歩みを進めれば次第にはっきりと)
ねぇ長老様…どうして、外に出ちゃ…いけないの…?
「……許せ無月よ、黒の妖狐は里に災いを齎す…お前をここに封印するのが里の掟なのじゃ…」(老人の声は、申し訳なさそうに)
う、ぅ…母上……? くる、しい…
「あんたさえ居なければね、私の人生はこうも狂わなかったわ 私に何の恨みがあるっていうの…!」(女性の声は、苛立たしげに)
あっ…あぁぁ… い、たい……っ うぅ、ぐっ…
「もはや息子さんは意識も無いでしょう。…医師の私にさえ、何故この子が生きていられるのか…死んでいないのか、理解できません」(男の声は、冷静に)
(そうやって、断片的な会話が幾つも入り混じる…明かりの先から、微かにムツキの匂いがする) --
キキョウ
2019-04-19 (金) 22:15:39
こんな・・酷い・・・ 『・・・』(聞こえてくる声にくらりとして)
せ・・先輩!?・・いるんですか?(声を掛けながら進んでみて) --
ソティスとポトロ
2019-04-19 (金) 22:21:56
(蔵の中に立ち込める狭霧……今度は晴天化も効かないだろう 物理的な霧ではあるまい)
(皆と歩き続ける中、垣間見るのはムツキの記憶か。これもまた、記憶の回廊というところだろうか)
ホンット、夢魔だとか病魔だとかってのはエゲツない真似するよね……(ムツキのトラウマを抉り返すような記憶 もしかすると本人もそれを見せ続けられているのかも)
(中間試験で行った空想喰いの島の経験が役に立つかも知れない アレは物語で、こちらは人の記憶という勝手が微妙に違うが)
一番肝になる記憶のところに、もしかしたらむっきーはいるのかも。……或いはそこが病魔の巣か 両方かも知れない(ぼんやりと浮かぶ明かりの先こそが、その肝となる記憶の先へつながるのだろうか?) --
ベレッタ(不死)
2019-04-19 (金) 22:41:32
……並のやつなら死んじまうくらいの呪い…だったか…だが…ムツセンが苦しんでたのは呪いだけなのかね…。
(しかめっ面をしながら霧の中、歩を進めていく。彼の苦しそうな声が絶え間なく響く、そしてそれに纏わりつくしがらみも)
チッ……悪夢じゃなくとも胸糞悪くなるぜ…!こんなんに何百年も耐えてたってのか…待ってろよムツセン、今行くぜ…!
(明かりの見える方へと、苛つきから歩調も荒く進む。時折、鬱陶しそうに霧をかき分け、少しでも早くこの苦しみを止めるために) --
シャオロン
2019-04-19 (金) 22:46:03
<<正解でしたね。>>
ああ、あとで dog food でもくれてやるよ…!
(またも苛立ち、ヘルメットを脱いでそのへんに放り捨てると声の聞こえるほうへと近づく)
(人ひとりに全てをなすりつけて All's right with the world. 単に病魔のせいでなく、病魔によって増幅された負の感情、悪意にさらされること)
(同じ目に遭うヤツを見ては…放っておくことはできない、一刻も早くムツキのもとへ向かわねば) --
甲太郎
2019-04-19 (金) 22:47:40
ここに病魔の手先が、居ないということは…記憶の中でも、特にはっきりと残った部分で 改竄自体が困難だったから…なのではないでしょうか?
(それでも警戒気味に、恐る恐る歩みを進める…一行とはぐれないように)その…ベレッタさんの言うとおりなら、近いかもしれません…
前に、直接お聞きした話と…合致している部分もありますし…
--
キキョウ
2019-04-19 (金) 22:48:20
(鼻をひくんとようやく微かに匂いの中核を嗅ぎわける)
(霧の奥に光る明かりの中にそれは?)
呪い呪い… これが呪い? 呪いかぁ
いったい誰が…? 何を? --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-19 (金) 22:53:49
(明かりの方角へ進んでみれば、段々はっきり見えてくるのは檻の扉だ。スポットライトのように月がそれを照らし、格子状の影を地面に作る)
ここは、ムツキ様の声も混ざっているようですし…だいぶ近づいてきているように思えます 敵の気配は、な…無さそうですね?
(檻の扉に近づくと、どこかから扉を蹴り開けるような乱暴な音が響き…)
「…なんだい、お宝でもあるのかと思ったら…こりゃ牢の鍵かい。ここの連中は、同族の子供にこんな扱いをしてたのか 酷ぇもんさね…」
(これまでよりもはっきりとした女の声が響く 例の化け狸の親玉なのだろう)
……っ、だ、れ…?
「あたしが誰かはどうだっていい…ここもじき火に飲まれる。あたしと来るか…ここで焼け死ぬかだ」
でも…僕は、外に出ちゃ…いけない。 皆に、災いが…降りかかるって…だから、このまま……
「ハッ、災いならもう降りかかった後さね。外のお仲間はもう誰一人生きちゃいない…あんな連中と心中したいってのか?」
「外の世界が見たいなら…ついて来な、生き方ってモンを教えてやる。居場所がなけりゃぁ、あたしが作ってやる…人生ってのはこんな檻の中で終えるもんじゃない」
(皮肉な事だが、身内や隣人は誰一人として教えなかったこと…普通の生き方を、彼らを虐殺した悪党から教わったのだ)
(檻の扉の向こうから、鍵が投げ入れられた。これで次に進めるだろう…鍵が出現すると、辺りは静寂に包まれた) --
キキョウ
2019-04-19 (金) 22:54:44
『ふぅん・・・あれが育ての親・・・ね・・』
先輩・・・あれも記憶だった・・・手が加えられていないから、此処が最後の砦かとも思ったんだけど
(鍵を見つめて)・・行こう・・・次に
『でもこれどこの鍵かしらん?・・・檻?』 --
ソティスとポトロ
2019-04-19 (金) 22:58:50
人生は皮肉色、一族を滅ぼした女に拾われて人生を得るだなんてさ……むっきーも相当な人生送ってるよね(溜息も漏れる キツイのは自分一人ではない)
学園の記憶、一族の滅びの記憶、そして救われた記憶……どんどんむっきーの芯に近づいて来た感じがするね。鍵が要の記憶から生まれてるなら……(この鍵が導く先は間違いなく中枢だろう 改めて銃のグリップを強く握り直す) --
ベレッタ(不死)
2019-04-19 (金) 23:04:12
<<捨てる神あれば拾う神あり。ということでしょうか。>>
…だと、いいけどな…
(そう、世を呪うどころか命の危機すらあったところに手を差し伸べられた記憶…ムツキにもそういう存在がいたことに安堵する) --
甲太郎
2019-04-19 (金) 23:05:12
(檻が破られるのを見る。今までとは違い、恐らくこれは病魔の力の及んでいない記憶、ならばこの女性は真実、彼の記憶のままなのだろう)
……周り全てが敵で、その敵がムツセンを救った、か…。これも因果応報っつーのか……。…難しいねぇ。
(焼け落ちた村々の情景は、病魔によって手の加えられたモノだろうが無論まだ覚えてる。あの光景自体は痛ましいものではあったが)
(それがあったからこそ、こうなったのだと思うと素直にこの光景だけをを喜ぶ訳にもいかない。だが、それでも)
そうじゃなきゃムツセンとダチにもなれなかったしな…。今はその事実だけを覚えとくさ(そうして、現れた鍵を見て息を吐き、気持ちを切り替える) --
シャオロン
2019-04-19 (金) 23:08:24
(開錠して教室の外へ出てみれば、やはり変わらず最初の廊下だ…しかし、先程どうやっても開かなかった防火扉がほんの少し開いている)
(その内側からは煙が漏れ出し…リアルな熱気さえも感じられる。火災報知機もスプリンクラーも作動しないのは、やはり実際の景色ではないからだ)
僕たちの攻撃が通る、ということは…逆に、病魔の攻撃を受けた場合…現実の肉体に、影響が出ることもあるのかもしれません…
夢だから、と気軽に構えるのは危険なようです…本来、現実では僕らは呪いの対象外ですが…ここでは勝手が違うみたいですし
(熱気を放つ防火扉をくぐった先は…校舎ではなく、屋外だった。夜だが、赤々と火災が周囲を照らし出す…どうやら山中の集落のようだ)
(燃え尽きつつあるが、随分古めかしい和風建築の家屋が通りの左右に連なり…辺りにはムツキの同族だろう、妖狐の死体が幾つも転がる)
ここは……何処、なんでしょうか… あ、熱っ!!
(火に触れてしまい、慌てて手をばたつかせる)
(およそ二百年前の光景…臥待月の里の最期だ。通りは広いが煙を吸えば咳き込み、火に触れていれば身を焼かれてしまうだろう)
「痛い…たす…けて…… 化け狸どもが、いきなり…」(死体と思われた妖狐の青年が、息も絶え絶えに手を伸ばす 今度は顔もはっきり分かる) --
キキョウ
2019-04-18 (木) 00:31:53
え・・・ちょ・・(リアルな熱気と煙・・キキョウの言葉にちょっと焦る・・・入ってみればその中は全く違った光景で)
これは・・・ 『ムツキの故郷かしらねぇ・・・これ、私達が見ちゃっていい記憶なのかしらん?』 でも・・見ない事には先には進めないから・・・
・・・ひどい・・
──・・・神の子はこれに対して言われた、「それだけでやめなさい」。そして、その僕の耳に手を触れて、おいやしになった。──
(息も絶え絶えな青年に回復の術を掛けてみる)
『意味あるのそれ?・・・化け狸・・ねぇ・・・(きょろきょろ見渡して探してみる)』 --
ソティスとポトロ
2019-04-18 (木) 00:37:24
俺たちは俺たちの意識を持ったままここに居る、っつーことは精神…下手すりゃ魂を持ち込んでる可能性が高いしな。
ムツセンを数百年間悩ませた呪いの内側に居るんだ。気は抜かねーさ(とキキョウの不安を和らげるよう笑いかけ、扉を抜けたが)
(辺りを見回し、軽く眼を見開き)……こいつはまた。一気に飛んだな。状況からするに……ムツセンの故郷…か…?ぬ、おい、大丈夫か?
(妖狐の青年に走り寄り、その手を取り)しっかりしろ!今助ける!…化け狸、そいつが敵なんだな?(と励ますように語りかけ) --
シャオロン
2019-04-18 (木) 00:42:01
これは……(防火扉をくぐった先の光景は、無残な殺戮の光景 過去の己の所業を重ね、無意味に罪悪感がこみ上げる)
(だが今すべきは状況の確認だ)これは……むっきーの記憶ってことでいいのかな? しかしまたこりゃ、えげつない(焼き討ちにされた里 いつ見ても惨い光景だ)
回復術は……意味あるのかな。ともかく、事情を聞こう。もしかしたらむっきーの記憶を辿って、奥まで行けるかも --
ベレッタ(不死)
2019-04-18 (木) 00:43:15
(ぺしぺしぺいんぺいん暴れる犬姫を頭に乗せながら)
これが過去のきおく… ならムツキはこの時どうやって生き残ったのかなぁ?
(やっぱり鼻をくんくん)
(様々な物が焼ける臭いと煙が強い)
(まだ辿れるのか)
ああ すごい 燃えてるなぁ --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-18 (木) 00:48:19
『…
holy shit!
何度見ても、いい気分はしねえなこういうのは…!!』(一方的な虐殺にしか見えない惨状…苦い記憶がよみがえる)
<<待ってください、ここで単独行動を取るのは得策ではありません。>>
『オトリくらいにはなるさ…!』(言葉からすれば、『化け狸』ってヤツがこの惨状を引き起こしている…ならば一発ブチかますくらいせねば気が済まない)
(頭に血が昇ったようでずかずかと先に進む) --
甲太郎
2019-04-18 (木) 00:54:20
「あぁ…痛みが消えて、ゆく…」(ソティスに回復術をかけられた青年の体がどろどろと崩壊し、溶けていく やはり病魔だ)
ひぇっ、これってさっきと同じで…あ、危ないですよっ 一人で行くのはっ…!(甲太郎が前進するのを制止しようとするが)
「お……俺にもぉぉぉ…」「わたしも…助けて…」「体がぁ…痛いぃぃぃ」
(辺りの死体が一斉に起き上がる。手にぼろぼろの刀や槍を持ち 先行した甲太郎を取り囲むような陣形で)
「そうだ…化け狸だ……! 無月の奴が、あいつさえ…居なければ こんな災いは…降りかからなかったのに…」
「奴が、言い伝え通り…災いを呼び込んだ… 痛いぃ、憎いぃぃぃぃ…!」(シャオロンの問いに、溶けた青年に代わり口々に答える妖狐たち)
(恨めしそうな表情を浮かべ、5人が甲太郎めがけ斬りかかる 残りの4人は狐火を他の面々に飛ばしながら距離を詰めて来る…先程の生徒よりは俊敏だ)
(そしてムツキの匂いはといえば…妖狐たちの更に奥、燃えずに残っている蔵の扉の中からだ) --
キキョウ
2019-04-18 (木) 21:17:44
・・・っ!・・(溶けていく様子にショックを受けた様に体がふらつく) 『・・・(そっと肩を叩いて)・・・こういう手もアリなのかしらね?』
ムツキ先輩が・・・? 『化け狸・・・ね・・(彼の育ての親・・の様な物がその手の者だと言っていたと思ったが)』
甲太郎先輩! 『ほらっ‥こっちの方がアンタ向きでしょ?(シールドビットの支配権を借り、球状の盾を空に浮かべると・・)』
──・・・そこで神の子が女に言われた、「娘よ、あなたの信仰があなたを救ったのです。安心して行きなさい」。──
(天の球目掛けて回復の術を放てば、ミラーボールの要領で拡散し、周囲に癒しの力が広がる) 『拡散した分ちょっと効果は弱まるかしらん?』 --
ソティスとポトロ
2019-04-18 (木) 21:34:31
<<情報をありのままに受け取れば、『化け狸』なる存在と臥待月氏は同一人物…>>
『
Dunno!!
構うかッ!!』
(こんなことになったのはアイツのせい…そんな状況まで似通ってくるとなればもはや当て擦りにすら感じる)
(完全にプッツン来たのか斬りかかられるのを避けるでもなく真っ向から受ける…亀の甲だけあって力押しがある程度効くようだが…)
(拳で顔面を潰し、蹴りで腹を潰し、掌で力任せに引きちぎり…どちらが怪物か解らぬ状況、返り血もどす黒く染まったような…) --
甲太郎
2019-04-18 (木) 21:50:28
「騙されている、お前たちは…あいつにっ…!!」
(シールドビットを介しての範囲攻撃…もとい回復。特に甲太郎を包囲していた5人が、部分的に破壊され…脆くなった)
「あの子を、無月を捕まえて…解き放っちゃ駄目…」
(正面からぶつかり合えば、武装しているとはいっても防御で劣る分…次第に反撃で潰され 甲太郎の外骨格は血と肉片で不気味に装飾されていく)
彼らの言葉に…惑わされてはいけませんっ、これはムツキ様の記憶に…呪いが都合よく改竄をしている様に思えます…
(自分に飛んできた狐火を紙一重でかわしながら呼びかける。残るは4体…一同の正面、甲太郎の背後でもある…挟撃できる位置だ) --
キキョウ
2019-04-18 (木) 22:05:40
『(ソティスの陰に潜んで回復の光から逃れつつ)あんまり参考には出来ない感じね・・ソティス、そのまま続けて・・よっと!』
(病魔の反転術式・・・ワクチン魔法を弾丸のように打ちまくって甲太郎を援護する) --
ソティスとポトロ
2019-04-18 (木) 22:18:11
<<真偽が不明であるため、情報かく乱の可能性も…>>
『さっきと同じだ、まとめてminceにしてやりゃ…keyが出るはずだ』
(夜の闇、燃え盛る炎に照らし出された血と肉で染められた身体…揺れるマフラーは血染めにも見えるほど真っ赤)
(ソティスたちの援護に気付けば少しは冷静さを取り戻したか、呼吸を整えじりじりと近づき敵を挟撃の構え…一歩一歩着実に間合いを詰める。) --
甲太郎
2019-04-18 (木) 22:30:09
糞ッ、こいつらも病魔か…!悪趣味にも程があるぜ!(こちらに飛んできた狐火を棍で打ち払い、苛立ちを隠そうともせず言う)
(そうして、普段の飄々とした姿からは想像も出来ないような苛烈な怒りを持って敵を討ち果たす浦嶋を訝しげに見つつも)
ウラセン!機を合わせるぞ!…せい…やぁっ!!(間合いを測る彼の挙動をよく観察し、ソティスたちの攻撃に動きの鈍る病魔たちへ鋭く棍を突き込む) --
シャオロン
2019-04-18 (木) 22:38:10
(辿る 辿る 匂いを辿る)
(目を凝らせば戦闘の向こうの更に向こうに燃え残る蔵のようなものが)
けほんけほん うん やっぱりあっちだよ
あっちあっち あれあれ あれだよ
閉じ込められてるのかな? --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-18 (木) 22:50:00
『
gotcha!
』(シャオロンの言葉に応えてこちらも攻撃を開始、血塗られた鎧がミラーボールのもと dance party … Hallowe'en かこれは)
<<ああっ またしても先を…>>
『 dog の形した Villa でも作ってやろうか?』(ソーマ相手に皮肉まじりの joke をかませるほどいつもの調子も戻ってきた…) --
甲太郎
2019-04-18 (木) 22:53:54
まったくもー!どいつもこいつも病魔の手先かちくしょー!!むっきーを裏切りやがってー!!(所詮記憶の映像なのだが愚痴りたくもなる)
つって、シャオ君とコーストパイセンが上手くやってくれてるか(二人の機敏なコンビネーションに機を失ったか DXドラゴンボーンで割り込むのも過剰火力)
なら私の仕事は道作りかのう もっかい頼むぜDXドラゴンボーン!!(再度竜言語魔術銃を取り出しセレクターをチェンジ 魔力結晶を押し込みチャージし唱えさせるのは)
「
Lok...Vah...Koor!!
」(燃え盛る煙を吹き飛ばし、ぽぽちが嗅ぎ取った蔵を見渡し易くする『晴天化』の術)
さーて、そんじゃ私の役目はマークスマン、目的地を観測ってかぁ(取り出したのはウィンチェスターライフル これ以上の敵の接近を防ぎ、速やかな進軍を為すため 呪われた銃だが、毒を以て毒を制することが出来るか) --
ベレッタ(不死)
2019-04-19 (金) 00:52:07
(ポトロの機転で、病魔と全く同質の術をぶつけられ一撃で相殺される生徒 どろどろに溶けて床に染み込んで消えた)
(甲太郎の蹴りは外骨格の重みも充分に、他の生徒を巻き込みながら正面の黒板に叩き付け、ぐしゃりと肉片に変えた)
(ベレッタの銃撃はマグナムでも効果あったが、ドラゴン由来の新装備…オーバーキルな程の威力で空間ごと削り取ったように射線上が綺麗に掃除され…)
(シャオロンの棍が、生徒の体を貫き、叩き飛ばす。触手よりも自在な範囲攻撃は、残敵を翻弄し…殲滅していく)
(後に残るのは、不快な血と膿のような臭い。 ぽぽちが辿ろうとするムツキの匂いはといえば…教室の反対側の扉から流れてくる)
お、おわ……終わり、ました…!?(掃除ロッカーからこそっと顔を覗かせる)
(床に倒れている白黒ムツキが灰のようになり…その中に鍵が1つ、落ちている。 教室の鍵を手に入れた!これで反対側の扉が開くだろう)
(何故教室の扉に鍵が?しかも内側から鍵を使う? ここは夢の中だ、現実とはだいぶ違うのである) --
キキョウ
2019-04-18 (木) 00:04:06
うぅ・・・結構グロいよ・・・(げんなり)・・っ!・・・先輩が・・・
『記憶だって言ったでしょ?大丈夫よ・・・それよりその鍵を拾っておいて』
う、うん・・・ぽぽちくん・・?・・先輩がどっちにいるか分かる? --
ソティスとポトロ
2019-04-18 (木) 00:07:35
…む、鍵、か。なんつーかこういう唐突さも夢っぽい感じがするよな…。やれやれ、しかし趣味の悪い悪夢だ。
(慣れぬ者であればえづいてしまいそうになるようなその匂いに眉をしかめつつ、更なる敵襲がないか、周囲に気を張る) --
シャオロン
2019-04-18 (木) 00:12:08
うぇーい、むっきーの夢の中でも新兵器は使えるんだねぃ。てことはこれは私達の夢の中でもあるのかナー?
そってぃーは知らなかったっけ。私はこっちが本当の姿デース!!(ボロボロの右手を振って見せる グロし!!)
で、その鍵を使って出るわけだ。鍵って言っても観念的なものかな?物理的にしまってるわけではなさそう(DXドラゴンボーンをしまいながらソティスの拾った鍵を眺める) --
ベレッタ(不死)
2019-04-18 (木) 00:12:49
<<このように鍵を手に入れ、施錠された場所を段階的に進む形式なのですね>>
『それが必要な処理、process ってことか…』(面倒だって言ってたのはこういうことか…とムツキの発言を思い出す) --
甲太郎
2019-04-18 (木) 00:14:09
(血の匂いと爆風に阻まれながらも懸命に鼻をふんふん)
(ぴこんと耳を立て)
こっちだ こっちこっち すごいなこの夢 においまで完璧だ
(教室の反対側の扉を指さす) --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-18 (木) 00:14:25
『唐突な変化に疑問を抱かないのも夢ではよくある事ね・・・気づかないうちに変な方向に誘導されないように気を配らないとね』
本当の姿・・・そうだったんですか・・・(ナイトメアにいたのはこれが理由なのかななんて思ったり) --
ソティスとポトロ
2019-04-18 (木) 00:15:01
(よしと頷くと早速扉にむかう) --
ソティスとポトロ
2019-04-18 (木) 00:15:41
この匂いの中でそれでもムツセンの匂いを嗅ぎ分けられってのは猟犬の素質あるぜ。しっかし、次は何が飛び出すやら…。
(やれやれ、とぼやきながら反対側の扉へと歩を進めて行き) --
シャオロン
2019-04-18 (木) 00:20:33
<<ライバル登場ということですか…>>
『犬っぷりで張り合ってどうすんだ!… go next 行くぜ。』(鍵を使う場所はおそらくここだろうと扉へ進んでいく) --
甲太郎
2019-04-18 (木) 00:25:50
(その日の夜、一同が眠りにつくと…夢の中、見知った景色の場所にいた。見間違えようもない、校内の廊下だ…)
(今と少しだけ違うのは、過去の光景だからだろう。よく見れば掲示板の張り紙やカレンダーの日付は、一年半ほど前のもので)
皆さん、お揃いですね…お集まり頂き、ありがとうございます…ここから先は、僕もどうなっているか分かりません。くれぐれもお気をつけ下さい…
ムツキ様の夢の中ではありますが、既に病魔の支配下にある…考えただけで…お、恐ろしいのですが その可能性が高いです…
(辺りを調べてみると、どこへ行こうにも扉は閉ざされており 力ずくでもこじ開けられない程異常な耐久性になっている)
(階段に繋がる筈の通路は防火扉が厳重に塞いでおり…明らかに非日常といった風。一箇所だけ開くのは…ナイトメアの一年の教室のようだ)
準備ができたら、進みましょう…僕は戦力としてあまり、あてにしないで下さいね…?(一応短刀を携帯してはいるが)
--
キキョウ
2019-04-17 (水) 23:10:07
ここは・・・キキョウくん・・・(少しおぼつかない足取りで歩み寄り、周りを見渡して)病魔の・・支配下・・・
『一年半くらい前・・・これって何かの暗示? この頃のムツキに何かあるのかしらん?』 --
ソティスとポトロ
2019-04-17 (水) 23:16:37
(いつもの姿で現れた赤毛男は、早速近くの適当な教室の扉を調べ、棍をテコのようにして開けてみようと試みるものの…)
ダメだな、こりゃ。見た目は普通に学校だが、明らかに何か妙な力で形作られてやがる。俺らは猛獣の腹ん中に入ったとこからスタートって訳だ。
…ま、そんな状況もそれなりに慣れちまってはいるが…油断はしねーぜ(棍をいつでも振るえるよう、構えて備え) --
シャオロン
2019-04-17 (水) 23:21:04
わふーん… (何故か犬の姿で転がるお姫様) --
オリヴィア
@
犬
2019-04-17 (水) 23:22:36
(犬のお姫様を抱きあげて撫でる人型のぽぽち)
よしよし すでに微妙に拒まれてる感があるよ --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-17 (水) 23:23:04
「『逆転してる・・・』」 --
ソティスとポトロ
2019-04-17 (水) 23:24:27
Lucid dreaming のようでもあり、出来のいい illusion のようでもあり…
<<こういう場合、頬に軽度のダメージを与えてみるというのが定番と聞きます。>>
俺としちゃお前も dream ってヤツを見るってことの方が unbelievable だよ…
(夢の中に入り込むや、なんとソーマの意識まで夢の中にいる…という自分の状況を確認しつつ周囲を見る…)
腹の中ならちょうどいい、bite a hole through と行こうぜ。(どのみち荒事になるのだから食い破るくらいの勢いが欲しいなどと) --
甲太郎
2019-04-17 (水) 23:25:12
んむーん?夢の中ではガワは使えないのか……ま、偽装する必要もないからいいよネ!(右手が骨に、肌も土気色と化した正体を顕にした状態で)
しかしまぁ、学校を模した迷宮、ってとこ?ローコストで迷路を作るって言うのには便利ね(防火扉に向けマグナム銃を発砲してみるが効果なし 物理の問題ではなさそうで) --
ベレッタ(不死)
2019-04-17 (水) 23:25:46
……ぽぽちはともかく…姫さん!?何があったんだ姫さん!?(早速味方に精神攻撃を食らう赤毛男) --
シャオロン
2019-04-17 (水) 23:28:31
(教室の扉を開ければ、中では普通にモブ教師による授業が行われていた。特にベレッタには見覚えのある光景かもしれない)
「先生ー、臥待月君がまた倒れました」
「じゃあ○○さん、保健室まで付き添ってあげて」
(一年の頃は頻繁にあった出来事だ 倒れたムツキは色がなく、白黒の姿…恐らく記憶が作り出した偽物だ)
ムツキ様っ…! …じゃない……これは、ただ記憶を辿っているだけで 過去の姿に過ぎません…
「ですがその前に……授業の邪魔をする人達には、出て行ってもらいましょう」(モブ教師が顔を上げる…その顔はのっぺらぼうだ)
「ただの記憶じゃないよ」「私達は、ちゃんとここにいる」「異物なのは、あなた達」(顔のない生徒達が次々に席を立つ)
ひぃっ、ぁ……こ、これは!? 全員…記憶じゃなくて…っ
「くすくす…新鮮な養分がたーくさん来てくれた」(生徒達の表面がぼこぼこと沸騰したように泡立ち、爆ぜ、血と肉片が飛び散る)
(その頭部は口のように開かれ、内側には無数の歯。手は触手のようにおぞましく変化し、一同に襲い掛かってくる!) --
キキョウ
2019-04-17 (水) 23:29:57
crazy…!
<<なるほど、夢の中であればあのような事態も起こり得るのですね。>>
That's not funny. 冗談じゃねえぜ…(入れ替わるやら、死体のような姿やら…見知った顔の知らない面が出てくる夢に警戒中) --
甲太郎
2019-04-17 (水) 23:31:54
『しっかりなさいな、初っ端からそんなんなられると困るのよ(シャオロンを叱咤する)』
ムツキ先輩の、過去の姿・・・(近づき、観察していると)・・・っ!?
『はい油断しなーい(以前ムツキの病魔の一部をコピーし、仕組みを逆転させた術式・・・それを飛ばして適当なクラスメイトにぶつけて妹を守る)』 --
ソティスとポトロ
2019-04-17 (水) 23:36:04
<<なるほど、夢の中であれば…>>
『 You shut up! 口の前に手を…口も手もねえんだったな。』
<<その通りです。>>
(だからお前が動け。というソーマの言わんとしている事が理解できたか、ドライバーを装着し変身!)
(夢の中でも質量は正義だ、おそらくそのはずだと体重の乗った蹴りで生徒の一人を蹴り飛ばして距離を取る…経験上触手は距離を取るに限る)
『…へえ…』(そして、案外仲良くやってそうなソティスとポトロを見る --
甲太郎
2019-04-17 (水) 23:41:39
おや、こいつは……(一年といくらか前の記憶 ベレッタにも見覚えがある いつもの退屈な授業の記憶 顔がはっきりしないが自分によく似た影があるのも見える)
(そしてムツキが倒れる その記憶もまた頻繁にあったこと いつかの特定はできない)……あの頃は大変だったよねぇ、むっきー(今こそ臥せってしまっているが、それでも二年は見違えるほどだった)
(しかし、教室の様子が急に一変する 顔を上げた教師や生徒 明らかに敵意を持った動きだ)
ええい、病魔の意思ってやつー!?とりあえず囲んで銃で叩くしか―!!……私の偽物が銃使ったりしないよねー?
(手近な敵からマグナム銃で打ち抜き、寄らせまいとする 六発撃って胸元から弾を取り出しリロード)
ええい、ラチがあかねー!だったら出番だDXドラゴンボーン!!(撃っても撃っても湧き出す敵に苛立ちMAX ポンチョの下から取り出したのはグリーンドラゴンの素材から作った新型銃)
(変生した病魔の手先に向け、竜のアギトめいた銃口を向け、セレクターを選択 引き金を引けば)「
Fus...Ro...Dah!!
」(竜の唸り声のような詠唱と共に、放たれるのは空圧波)
(龍の心臓を模し、血液を循環させることで強い魔力を生み、ボイスロイドを応用した合成音声詠唱機能により竜言語を発することを実現した、竜言語魔術投射銃 魔力消費が激しいため補充は必要 胸元から魔力結晶を取り出し銃へ装填) --
ベレッタ(不死)
2019-04-17 (水) 23:44:52
(犬姫様を頭の上にちょんと乗せて) うわぁ 結構グロい うんグロい グロいね
(戦う面々の後ろに隠れて四つ這いに 鼻をくんくん)
(雑魚はお任せして ムツキの匂いを探す)
んー 夢の中でにおいを辿れるかな? --
ぽぽち
@
ひとがた
2019-04-17 (水) 23:50:21
おおう…いや驚いただけだから大丈夫だよ大丈夫(とか言いつつ警戒がほんのちょっと切れてたのでポトロのお叱りにそっぽ向きつつ、教室を観察すれば)
……この頃のムツセンの記憶、か…保健室の常連だっつってたなぁ………ぬっ!?(顔のない異形がこちらに狙いを合わせれば、チッ、と舌打ち一つ)
早速悪夢らしくなってきやがったな!お前らが記憶であろうとなかろうと…簡単に食われてやるかよ!(異形へと立ち向かい、踏み込む)
せいっ!(ポトロと浦嶋が開けた穴へと棍を構え飛び込み、突き、薙ぎ、払う。そうして異形たちの戦列が崩れれば、背後から独特な唸り声)
ははっ!こいつぁ危ねぇ新作だな!(ちらりと視線だけで背後を見て笑い、飛び退く。そこに叩きつけられる巨人の鉄槌のようなベレッタの空圧波を見て笑い) --
シャオロン
2019-04-17 (水) 23:50:22
<<なるほど、距離を取ったのは正解だったようですね。>>
『HEY!室内だぞ!』(雑魚より味方の過剰火力で死ぬんじゃねえか?そんな物騒なDragonBoneのお披露目にブーイングである)
<<最優先は臥待月氏の確保、でしたね?>>
『できるといいがな…』(どこ行った…?と混乱する周囲を見回し) --
甲太郎
2019-04-17 (水) 23:56:19
うわぁっ!?(助けられてびっくり、改めてシールドビットを構えて生徒(?)たちの進行を阻む)
ベ、ベレッタ先輩も甲太郎先輩もみんな変な姿になってる・・・(寧ろ自分はなんで大丈夫なんだろうなんて思ったり)
『何をするにもまずこいつらをサクッと片付けちゃいましょうよ(ワクチン魔法をバララララっとばら撒いていく)』 --
ソティスとポトロ
2019-04-18 (木) 00:02:53
(最終課題を終え、春休みも間近のある日…ムツキは突然意識を失い倒れてしまった。普段なら安静にしていればいずれ目覚める筈だが…
一日経過しても一向に目覚める様子はなく、衰弱していく一方だった。そんな状況に慌てたキキョウは、クラスメイトの面々に助けを求める。)
方法はあるのですが、僕一人では…と、とてもできそうにありません、どうか…ムツキ様をお助け下さい…!
(そんな呼びかけに応じてくれた者たちは、ムツキの部屋に集まっていた…畳敷きの室内、布団の中で魘され続けるばかりの黒狐。)
(ちゃぶ台の上に置かれた封筒と、1枚のお札が目に付くことだろう)
ムツキ様は、ご自身の身に何かあった時…これを皆さんに見せるように、と言っておりました…
(そう伝えると、お札を起動する。ややノイズの混じった立体映像でムツキの姿が小さく映し出され…) --
2019-04-17 (水) 21:30:16
……これを見ている人が居るってことは、僕は多分…手も足も出ない状況に陥っているんだと思う。
いつかこんな日が来るだろうと予見して、用意はしておいたのだけどさ……もし僕を助けてくれる人がいるなら、封筒に入っているお札を1枚…手にとって欲しい。
今の僕は恐らく、自分の呪いに飲み込まれ…病魔に負けつつある。ソレは、最初はただの術式…命令を実行する単純なプログラムに過ぎなかった筈なんだ
けど、いつしか学習を重ねるうち…自我を持つようになった。形はなくても、意識が、自我が存在するなら対抗する術はある…生憎、僕自身にはできない事だけど。
…そのお札を持ったまま眠れば、僕の無意識の中に…いわば、夢を共有するような形で入り込むことができる 危険だから…装備も忘れないようにね
その中で……僕か、あるいは呪いの本体を見つけ出し…必要な処理を行って欲しいんだ …面倒臭いだろう?(苦笑いする立体映像)
気が乗らなければ…今見たことは全て忘れて、平穏な学園生活を続けてくれればいいよ…僕は全てを諦めるだけだ。 力を貸してくれるなら…僕は、諦めることを諦めよう。
(そうして、立体映像は消えていった…封筒の中には、人数分のお札がある。手に取るかどうかは貴方次第だ) --
ムツキ
2019-04-17 (水) 21:32:15
(キキョウの話と、ムツキの残した立体映像を正座したまま見届け、大きく溜息をつく)
前々から心配な体調ではあったけど、私以上に面倒な爆弾抱えてたとはねぇ……(それはもはやたかが呪いなどと軽く見ていいものではない 妖魔すら蝕む病魔とは)
ま、お陰様で他でできない貴重な体験ができそうですけど―。夢の中でどんぱちとか文字通り夢あふれるのだワ!(どこまで言ってもハリウッド脳! お札を手ににやっと笑う) --
ベレッタ
2019-04-17 (水) 21:50:06
antinomy…やめてもいいって言われるとやりたくなるってあたり、なかなか clever だよな。
(へそ曲がりであるせいかそういう話を聞いてしまうとやめろと言われてもやりたくなるようで)
<<危険が伴うとのことでしたが、危険手当や保険等の保障はしていただけるのでしょうか?>>
こういうのは naniwa‐bushi っつってな、情けは人の為ならずとも、タダより高いモノはないともいう。
<<勉強になります。>>
(危険を伴ってでもやる価値は price less である…と、装備と思しきモノとコントをする) --
甲太郎
2019-04-17 (水) 21:52:24
ムツキ先輩・・・こんな大変なことに・・・
『(サインペンを手に額に近づく)』
お姉ちゃん止めて、笑えないから(よしっと意を決してお札を手にする)
『いく?』
もちろんっ --
ソティスとポトロ
2019-04-17 (水) 21:58:39
…とうとう、抑え込めねぇくらいになったってことか…最近元気そうだったから油断してたぜ(映像を見届けるなり即座に札を手に取り)
キキョウよ、心配すんな。お前がやったことは正しい。一人で無理そうなら周りを頼る、それでいいのさ。臆病なら臆病なりに…やれることをやれば。
まー何せ皆このガッコのキッツい課題で鍛え上げられた奴らだ、頼りにするにゃこれ以上に丁度いいモンもねぇわなぁ、まあ、任せとけ!(からからと笑って胸をドン、と叩く)
その上何やら助っ人も居ると来たもんだ(と、己の装備と話す浦嶋に、いつか工房を見せた少女の姿を見つつ) --
シャオロン
2019-04-17 (水) 22:59:22
(魘され眠るムツキに)
(せめて衰弱を遅らせるよう回復魔法を)
そうですね そんなに器用に記憶も弄れませんしね? --
オリヴィア
2019-04-17 (水) 23:03:10
Last-modified: 2019-04-21 Sun 00:00:01 JST (1832d)