名簿/484152

  • ロケーション:黄金歴223年 神聖ローディア共和国
    ボルジア家居城
     チェーザレ城 -- 2012-07-26 (木) 12:58:02
    • イベント中です関係者以外立ち入り禁止 -- 2012-07-26 (木) 12:58:23
      • このローゼンリン・ボルジア 転んでもタダでは起きぬぞ! たとえ百日でも立て篭もり、有利な条件を引き出すのだ!

        (息巻く男の自信の裏付け、それは三重の城壁に囲まれた呆れるほど巨大な城にあった 跳ね橋と門からなる防御構造はまさに難攻不落にふさわしく、その上過度な装飾のなされている
        城内に立てこもるはボルジア子飼いの傭兵数百人 城内には有り余るほどの物資が蓄えられていた
        城の周囲には捉えられた大爛の兵士が生きたまま幾人もハリツケにされている 戦意喪失を狙ったものだろう 落日のローディアにあって、彼は私欲のために徹底抗戦を選択した) -- ボルジア 2012-07-26 (木) 13:03:38
      • ……醜悪だな
        (包囲網の中から磔にされた兵士を見上げてそう言葉が漏れる。それは将義がこの場では珍しい倭洲出身の武士であるからに過ぎず
         他の帝国軍兵士達は残念ながら対して動揺はしていない。当然だろう…水銀汚染させた動物の死骸を投げ入れる等
         外道非道は散々自分達の所業で慣れているのだから。ではこれから帝国軍は何を行うのか…?)

        (白い髭と目が隠れるほどの太い眉毛を湛えた老練の師団長は、髭を撫でながら笑顔で淡々と副官に指示を出した)
        「構いません。おやりなさい」

        (帝国軍側が動いた。自陣後方から動物を操る部隊が飼っていた巨大な鳥が飛び立っていく…)
        城壁を超えて敵城の上空……では、予定通り落とすのか…
        「将義隊長、予定通りとは…?」
        ……毒煙幕なるものがあるらしい
        (ドォン!! 城壁の中から幾つもの爆音が包囲網の兵にまで届く。毒々しい紫の煙…即ち毒ガスが立ち昇る様子が外からも確認できた)
        これで降伏してくれれば、我々の出番も無くなって良いのだが…果たしてどうか -- マサヨシ 2012-07-26 (木) 21:32:25
      • (城内から悲鳴が響き渡る 大爛兵の落とした毒煙は黄緑色の狼煙の如く立ち上り、猛烈な刺激臭を周囲に漂わせる
        城内ではいかなる阿鼻叫喚の起こっているか・・・ 目から口から、身体のあらゆる穴から血を流し、狂い叫ぶ兵士 その数はそれほど多くはないが著しく士気を下げた)
        「くそっっ毒だ! あれを吸い込むなっ マスクは無いのかっ!?」 「ええいっあの鳥を撃ち落せ!」 城内の塔に設置された巨大な弩から矢が放たれる
        さながら、上空を旋回する巨鳥を狙う対空砲火である まだまだこの程度では城は落ちそうにはない -- 2012-07-26 (木) 21:50:48
      • (老司令官は髭を撫でながら指示を続ける)
        ふむ、弩まで持っていますか…鳥をなるべく高く飛ばせなさい、狙い辛く。爆弾を落としたらすぐに離脱させるように…
        あと二往復させたら、次はを次の物に変えますよ。いいですね?

        (指示通り、毒煙幕の攻撃が一旦止んだ。少しの間があって巨鳥達が再び放たれたと思えばまたも爆弾を落としていく)
        さてさて、白旗を揚げるなら最後のチャンスですが…ふぉっふぉっふぉ
        (ドォン! 再度響く爆音。だが今度の煙の色は黄色に変わっていた…煙を吸った者達に現れる症状は、麻痺
         第二波、痺れ煙幕を出す爆弾の投下が始まった) -- 白髭師団長 2012-07-26 (木) 22:05:26
      • 「クソッ! また来るぞ!」「だめだ高すぎる!」(さらに多くの巨鳥が城の上空を旋回 そして再び毒物の投下 対毒装備を持たない兵士たちは一人、またひとりとその数を減らしていく
        彼らはただ金で雇われただけの傭兵だ 信念も義理も無い連中である もとよりボルジアという男には金以外には何も無いのだ
        この神聖ローディアでは金が全てであった 金さえあればどんな事でも許されるのだ ・・・それまでは
        にわかに城内は静かになる それまで城壁に居た兵士たちはなりを潜め 矢による反撃もほとんどなくなってきた
        その時、城の正門前で騒ぎが起き始める 争い合う声が聞こえ、やがてその巨大な門が音を開き始めた・・・ 傭兵たちが裏切ったのだ!) -- 2012-07-26 (木) 22:20:16
      • 同じ爆弾にも、あのように多様な物があるのか帝国には……
        (だが、どれも人を苦しめるために作られた物にしか見えず、武士はおぞましく思う…)
        「おや?城門が開きましたねぇ……将義隊長出番ですよ」
        (チェーザレ城を真っ直ぐ見据えたまま、白髪の司令官は自分から見れば下っ端の中隊長を呼ぶ)
        「次は君達、戌徒部隊の出番です。命令は…分かっていますね?」
        ……御意。無論で御座います
        (礼をし、司令官の元を離れ奴兵達に隊列を組ませる。だが、今日の奴兵の顔ぶれは少々いつもと違う…)
        総員、戦闘準備! 残るは毒で弱った兵のみである。逃げる兵は追わずとも良い!目指すはローゼンリン・ボルジアのみ!
        (沸き起こる百数十人の歓声。士気が異様に高い…だが彼等は精鋭ではなく、主にボルジアに恨みを持つ者達だった)
        戌徒中隊、突撃ー!!
        (怨嗟の叫びを上げながら兵が雪崩れ込んでいく…彼等の後ろから続きつつ、将義は溜息を吐くのであった…) -- マサヨシ 2012-07-26 (木) 22:39:17
      • (城内の兵士たちはその殆どがすでに戦意を喪失しており即座に投降した 幾重にもめぐらされた城門もこうなってはまったくの無意味だった
        城内には呆れるほど大量の食料や生きたままの豚、鳥、羊やそれらを世話する人間達もいたが、先の毒物攻撃で大方が死んでしまったようだ
        さしたる妨害もなく、残すはボルジアの立てこもるダンジョン 最後の天守閣部のみである
        荘厳で絢爛で そして下品なその作りは、ことさらに富を強調するものだった そこを守る筈の兵士たちはもはや一人もおらず、不気味に静まり返っていた -- 2012-07-26 (木) 22:49:35
      • (中隊は小勢でありながら、いとも容易く天守閣に到着した。いくらかの兵は悪あがきする敵の処理に割かれ減ってはいるがほぼ無傷と言っていい)
        なんとも悪趣味な部屋だ……己が今から捕らえんとするのは餓鬼か何か
        (しかし簡単に辿り着き過ぎている。今まで散々抵抗してきた者がこの先にいるとは到底思えないほどに)
        「ボルジアの首は俺が取る!」 「いいや俺だ!」 「今までの恨み、晴らしてやる!!」
        (無謀にも突撃していく捕虜兵達…) 待て、迂闊だぞっ… -- マサヨシ 2012-07-26 (木) 22:57:55
      • 兵たちがボルジアの最後の砦に迫ったその時! ・・・・・何も起こらない!
        あっさりと門は開き、天守閣内へ侵入する事ができた 内部には無数の部屋があり、そのあちこちに高価な調度品、タペストリー、宝石 さらには娼婦達がひしめいている
        「ま、まってくれっ 私はあの男に担がれていただけなんだ! ただの召使なんだ!命だけは助けてくれぇぇ!」 兵に捉えられ、命乞いをする小男の姿
        武装はしているものの、そのか細い腕は明らかに剣など持った事もない様子であった --    2012-07-26 (木) 23:08:02
      • (将義の心配は杞憂に終わり、兵達はあっけなく天守閣内に侵入していく…彼等はその辺の宝物や娼婦達を好き勝手に漁り始める)
        最早己は必要ないくらいだな…
        (命乞いをする小男を縛り差し出す程度に有能な兵がまだいたことに安堵しつつ訊ねる)
        安心するが良い。貴様程度の命に価値はない…それよりも、ボルジアの居場所はどこだ?
        (見れば一目で判るほどの巨漢と聞けど、その姿は未だに見当たらない。まだ奥か? それとも…) -- マサヨシ 2012-07-26 (木) 23:20:29
      • 「は、ハイッ! 閣下・・・もとい、あの男はでございますねぇ ええ、こちらの隠し部屋に隠れておりまして・・・」
        男が傍らに置かれたツボをどかし、その奥に隠された鎖を引く・・・ すると隠し扉が音を立てて開く
        一見ただの壁だった場所は実は扉であり、その奥には宝石と金の装飾に埋もれるようにして座り込む肥満の男が居た ・・・ その男の名はローゼンリン・ボルジア
        かつて圧倒的な財力で神聖ローディアを私物化し、策謀でもって貴族の位階をも買い得た男の姿である -- ジョドー 2012-07-26 (木) 23:27:56
      • 隠し部屋……
        (あまりにも簡単に小男が口を割るので、内心訝しく思った。自分達武士では考えられない裏切りである
         しかし、それほどまでにこの先に隠れる者が卑劣な匹夫なのだろう……)
        「いた!この男だ!」 「その面、間違いねぇ…悪漢ボルジア!」 「貴様のせいで俺の部隊は全滅…挙句の果てにこの身は帝国の奴兵!!」
        (恨み辛みの声を上げながらボルジアに恨みを持つ者達が取り囲んでいく…) -- マサヨシ 2012-07-26 (木) 23:40:59
      • 「わ、わたしは。。。ボルジアではないっ!別人だ!人違いだ! ボルジアは裏手からもう逃げたぞ! お。おいジョドー!?貴様そこで何をしている!?」
        語るに落ちるとはこの事である 肥満体で金髪の巻き毛(カツラ)の男はまさしくボルジアその人なのだ
        「ま、待てっ 私は貴族だ、命を保証されるべきだ! そ、そうだ金が欲しいのだろう?そら、いくらでもくれてやるぞっ どうせお前たち兵士など対した給料ももらえぬであろう! さぁ私はを逃しなさい!!」 -- ボルジア 2012-07-26 (木) 23:51:16
      • 見苦しい男だ……ボルジアと言ったか? 今貴殿を取り囲んでいる者達は皆、貴殿に恨みを持つ者達だ…
        (わざわざそんな兵を集めて…そこまでして確実に捕らえさせる必要がこの男にあるというのか…)
        「そうだ!貴様の顔は死んでも忘れん!!」 「死ね!この場で死ね!」 「「「死ーね! 死ーね! 死ーね!」」」
        (やがて興奮が収まらない兵達がこの場でボルジアを斬り殺そうと騒ぎ出す) -- マサヨシ 2012-07-27 (金) 00:03:32
      • 「ま、待てっ!お前たちっ このとおりだ! どうか命ばかりはお助けをっ! こ、これからは心を入れ替えますからぁ ど、どうか、どうかぁっ!!」
        見苦しくも男はその場にひれ伏して床に頭をこすりつけるように土下座! -- ボルジア 2012-07-27 (金) 00:09:46
      • (目の血走った兵達…そして命乞いする醜い貴族…その両者を見てギリ、と歯が軋んだ…)
        貴様ら!自重せよ!! ボルジアの身柄は師団長まで持っていくという任務だ!!
        そしてボルジア…貴様も貴様だ! その往生際の悪さ、見るに堪えん!! その口が利けぬよう先に喉笛を掻き切ってやろうか!?
        (堪忍袋の緒が切れたかのように一喝すると、その首根っこを掴み、力任せに引き摺っていく…) -- マサヨシ 2012-07-27 (金) 00:21:14
      • 「ひっひひひひっ そうだ、私は貴族なのだ 命を取られる道理などあるものかっ」首根を掴まれながら男はニヤニヤと笑う
        「お前たちのような下民とは位が違う 私の血は高貴な血! 流されるべきではない血なのだ!」
        「そら、お前たちの陣に連れて行け、もう観念したぞ そして丁重に扱うのだ 私にはその権利があるからな!」 -- ボルジア 2012-07-27 (金) 00:28:20
      • 貴様も無駄口を叩くな豚がッ!! (ガッ!と壁にボルジアヘッドをぶつけながら師団長の元へ連れて行く…最悪な仕事だ…)

        「こんにちは、ローゼンリン・ボルジア殿。私が貴方を捕らえよと命令した者です」
        (白髪の老司令官は優しい口調で挨拶をする。彼がボルジアの処分をどう考えてるかまでは将義は知らなかった)
        「貴方は知らないでしょうが、つい先ほど東ローディア共和国は我々帝国軍に全面降伏いたしました
         ですが、貴方にはまだ仕事が残っています。なので直接連れてきてもらったのです」 -- マサヨシ 2012-07-27 (金) 00:38:45
      • 「ぐあっっ!? ひ、ひぃぃぃ・・・ 私は大切な捕虜だぞっ! この様な行い許される事ではないぞぉぉ・・・・」
        (そうこうして、男は大爛の陣内に連れられ、地べたに膝をつかされた さすがのボルジアもだいぶ焦燥している様子で肥えた身体から脂をしたたらせている)
        「な、なんだとっ降伏だと!? バカなっ、わ、私にはそのような知らせなど何一つ来ていないぞっ! ぐ、くく・・・ こうなって仕方がない 正式に私を捕虜として扱うことを希望する!・・・仕事だと? 私に何をさせようと言うのだ」 -- ボルジア 2012-07-27 (金) 00:46:34
      • ええ、降伏です。貴方が知らないのも無理はありません…最後まで抵抗して頂き、こうして捕らえたかったので黙っていました。ふぉっふぉっふぉ…
        (共和国の全面降伏を伝えて開城勧告をする方がよっぽど労力は少なかった筈。それを敢えてしなかったのは…)
        まぁ簡単な仕事ですよ。貴方の領民から話は既に聞いていますが…ボルジアさんは相当悪徳な領主だったようですね?
        ですから我々帝国は、貴方を見せしめに処刑し、領民達の支持を得ようと考えました。ここは帝国の領土になるのですからね
        正直申しますと、貴方のように分かりやすい不満の捌け口があると助かります。ありがとう (老人は、笑った) -- 白髭師団長 2012-07-27 (金) 01:01:38
      • なっ…!? (わざわざ処刑するため、共和国の敗北を伝えずに己に捕らえさせたと言うのか…!) -- マサヨシ 2012-07-27 (金) 01:03:31
      • (男の顔が見る間に真っ青に変わり、ついで土気色に)「ふざけるなっ!この私がっ!しょ、処刑だとっ!? ありえんっ!ありえんありえんありえんっ! そのような事をしてっ どうなるかわかっているのかっ!?」
        (ボルジアは師団長に掴みかかり、怒りを顕に詰め寄った 必死の形相である 自分の命がかかっているのだから無理もないが・・・) -- ボルジア 2012-07-27 (金) 01:11:50
      • どうなるか、ですか? そうですねぇ…我々帝国がこの地を治めやすくなる以外、何かあったでしょうかねぇ?
        (笑顔のまま掴みかかってきた男の言葉を柳に風と受け流す。すぐに副官達がボルジアを殴り地面に平伏させる)
        ああそれと、そちらの君は彼の召使のジョドーと言いましたか。君にはもう用はありませんねぇ。さようなら
        将義中隊長、この男は適当に斬っておいて下さい -- 白髭師団長 2012-07-27 (金) 01:22:09
      • (話は終わった、という風体で師団長は去っていく…勿論、ボルジアは副官達が牢に引っ張っていくが)
        なるほど、こんなところでも雑用か……(疲れた表情で刀を抜く) -- マサヨシ 2012-07-27 (金) 01:23:00
      • (殴り倒され、声も出ないほど驚くボルジア 男は野蛮な暴力とは無縁な世界で生きてきた
        他人にはたっぷりと与えてきたにも関わらず、自らが暴力を受けたことなどなかったのだ)

        「ひ、ひぃいぃ!?は、話が違う!?」小男は飛び上がって抗議の声をあげた
        「私は!私は大爛のために協力したのですぞ!?何かのお間違えではありませんか!?」 -- 2012-07-27 (金) 22:14:31
      • 人を虐げながら、人の痛みを知らぬ痴れ者だったか… (立ち上がりボルジアを見送る。そして次は自分に与えられた仕事に溜息をつく)
        ……ジョドーと言ったか。私はお前の命を「殺す価値がない」と断じたが、師団長は「生かす価値がない」と断じた…それだけの違いで御座るよ
        (ゆっくり刀を抜きながら、濁った魚のような眼でその鉄刃をジョドーの首に添える)
        せめてもの情けだ。痛みを感じぬよう一瞬で斬ってやろう…じっとしていろ -- マサヨシ 2012-07-27 (金) 22:30:45
      • いやだいやだ!死にたくない!死にたくない!
        あんな肉塊のような男に今日まで仕え、しかもしぬだと!そんなのはあんまりだ!うわー!
        (男は傍らの兵士から剣を奪い斬りかかる!) -- ジョドー 2012-07-27 (金) 22:38:52
      • 「なっ!?おい貴様!!」 (衛兵達が剣を抜いて取り囲むが、彼らが手を汚すまでもなく事は決着する)
        無様な…自身よりも醜悪な男の側にいて、その過ちを正すことなくただ臆病に過ごしていた貴様は――
        (将義の片手が上がり、ヒュンと刀身が逆袈裟に動いて光が反射する。ジョドーの手首から先を斬り飛ばし)
        ボルジアの影だ。あの世で悔い改めて来い…! (次は両手で、しっかりと刀を小男の肩口から深々と袈裟に斬り下ろした!) -- マサヨシ 2012-07-27 (金) 22:50:42
      • ぎああああっ!!(小男の腕が肉片となって宙を舞う 傷みと恐怖に狂ったように絶叫した)
        これが…報いか……(血走り、見開いた目を向けて口からゴボゴボと血を吐き出す
        肩口から入り、内臓にまで達した重たい金属 男は前のめりに倒れ動かなくなった
        お前の人生が戯れにすぎなかったのなら、 死はお前にとって真剣事であろう。 ) -- 2012-07-27 (金) 23:03:21
      • …… (濁った光の無い瞳で刀を一振りし、血油を落として鞘に収める。躊躇ないその行動に周囲は沈黙していた)
        悪く思うな。己は…主を差し出したお前のように、命令を破れるような人間ではないのだ……
        (益無き殺しを終えてその場を去る。手の中に残るは肉を切った感触と、また一つ積み重なった人斬りの呪い…
         その呪いに殺されるまで、命じられるまま殺し続けるのだろう…… そして明日は、ボルジアの公開処刑が予定されていた) -- マサヨシ 2012-07-27 (金) 23:24:01
      • 翌日、ローゼンリン・ボルジアは斬首台に立たされた
        粗末な麻の服を着せられ、裸足で地べたに立たされた男は放心状態でつぶやいた
        「わたしの金はどうなる?」醜い男の最後の言葉であった -- 2012-07-27 (金) 23:40:32
      • 安心しろ。帝国が有意義に使ってやるさ…
        (容赦なく準備が進む処刑。ボルジアの首が設置されれば、湧き上がる観衆達の声
         かつてボルジアが虐げてきた領民。散々こき使った兵達は既に帝国の軍服に身を包み、支配からの解放を喜んでいた
         そして今日が祭りのフィナーレ。彼等はボルジアを断罪した帝国に感謝し、染まっていくのだろう…)
        ところでお前、自分の身体がどうなるかは気にならないのか? 立派な墓に入るとかあるだろう(にやにや) -- 処刑官 2012-07-27 (金) 23:47:58
      • (首を固定されたまま男は呻き、顔を揚げようと藻掻く)「貴様っこのケダモノ共めっ 私のっ・・・わ、わたしをコレ以上どうするつもりなのだ!?」 -- ボルジア 2012-07-27 (金) 23:52:30
      • 「「「「「こっろっせ! こっろっせ!」」」」」
        (殺せコールが鳴り響く処刑場。だが処刑官がさらに追い討ちとして告げたのは…)
        なぁに簡単な話、その肥え太った腹を有効利用するだけだ。お前の死体を広場に磔にして、火を点けるのさ…!
        今は冬だからなぁ。最後に焚き火になって領民達の役に立てるんだぞ? 良かったな!
        (そして処刑官は手を上げる…処刑執行の合図。次の瞬間に、ギロチンの分厚い刃が 落ちた) -- 処刑官 2012-07-28 (土) 00:02:43
      • (男はその様を 首を失い、胴体だけとなった自分の身体が燃え盛る様を想像し ガクガクと震えだした
        彼は自らの半生を振り返り、そして誰も自分を擁護する者がいない事を悟った なんという事だ
        後悔するにはあまりにも遅すぎた 過ちに気がついたその瞬間に、鈍い音が頭の中で響き、景色が意識と関係なくずれる
        身体からの反応が絶たれ、血液と酸素とを失い、脳が死んでいくまでの数上秒間 男の脳裏に浮かんだものとは・・・
        それを知るものはもはやいないのだった) -- ボルジア 2012-07-28 (土) 00:16:34
  • 黄金歴223年 神聖ローディア共和国
    ボルジア家の宮廷
    -- 2012-07-23 (月) 12:49:49
    • もう一度言ってみなさいジョドー? -- ボルジア 2012-07-23 (月) 12:52:45
      • は、はいっ お、おぉ、恐れながら・・・ 大欄討伐部隊は全滅・・・そ、そして商人連合が大欄に寝返りましてございます・・・
        すでに要所や都市、主要な街道などはすべて・・・すべて商人連合と大欄のしゅ、手中にございます・・・・
        こ、このままでは閣下・・・ -- ジョドー 2012-07-23 (月) 12:55:15
      • ぬあああああっ!!(たっぷりとした金髪の巻き毛をかきむしり 髪を地面に投げつける、カツラだったのである)
        おのれっあの恩知らずの裏切り者め!(短い脚で机を蹴り上げる 上に載っていた金の装飾品や指輪などが音を立てて崩れ落ちた)
        こうしていられんっ すぐに集められるだけの兵を集めなさい!! 街道を奪われた今、奴らはすぐにここまで来ますよ! -- ボルジア 2012-07-23 (月) 13:03:22
      • 恐れながら閣下・・・ 大欄は投降に応じれば命はとらないと申しておりますが・・・ -- ジョドー 2012-07-23 (月) 13:07:27
      • だからどうだと言うのですか、まさか我等神聖ローディアが敗北するとでもっ!? それに、そのまま投降したのでは財産の保障は無いのですよっ!?
        商人たちの裏切りがあったから敗北いたしましたが、馬では城壁を乗り越えることはできないでしょう
        立て籠もって我等の強さを思い知れば、向こうの方から講和を申し出てくるでしょう  -- ボルジア 2012-07-23 (月) 13:10:47
      • ハハッ かしこまりましてございます! -- ジョドー 2012-07-23 (月) 13:19:10
  • 黄金歴223年 神聖ローディア共和国
    ゾルドヴァ古代遺跡群
    -- 2012-07-22 (日) 11:47:30
    • 乱入歓迎 新しく枝も生やしてもいいんだ -- 2012-07-22 (日) 11:48:02
      • (ボルジア家の一人息子、ジョンは騎士団を引連れ、意気揚々と戦場へ繰り出した
        先日の醜態・・・東西ローディア間で行われた戦闘における敗走の恥をそそがねばならなかった
        相手は野蛮で低俗で頭の悪い、未開地の蛮族だと信じきっていた しかも、どう見てもこちらの方が兵も多く優勢だ
        ジョドーは味方を5万、敵方を1万程度だと言っていた 見よ、東ローディア中から選りすぐられた騎士たちを! 指揮を行うのはあの有名なガーランド伯爵だ 自分でないのは悔しいが仕方ない
        なんとしてもここで功績を挙げねばならない 大爛の貴族を何人か捕らえてさらしてやるのだ ) -- ジョン 2012-07-22 (日) 12:31:13
      • しかしてジョンは いや東ローディア側についた西側諸国の兵たちは皆、眼下に見える大爛の旗に戦慄を覚えた
        無数の騎兵 それも馬ばかりでなくヤギや牛のような生き物、さらには巨大なモンスターに騎乗している者もいる ローディア中の馬を集めてもこれほどの数とはならないのではなかろうか
        なんという背徳的光景 なんという不気味さ 勇壮で煌びやかな騎士物語に慣れ親しんだジョンには信じられなかった
        「な、なんだこれは・・・ 聞いていないぞっ あれは一体なんなんだ!」諜報活動という概念は彼らには無い 下の報告は上方まで届くことは無い ローディア貴族達はこの戦場まで来て初めて敵を確認したのだった -- ジョン 2012-07-22 (日) 12:39:35
      • 前線に展開していた歩兵部隊が矢の雨にさらされた それも、ありえない距離からの攻撃だ  ローディアの弓よりもはるかに遠く届く弓を持つというのか
        録に鉄も持たない蛮族にそれほどの力があるなどど俄かに信じられなかった どうせ歩兵などいくらでも代わりはある その時、すぐ近くで歓声が上がった
        しまった、最初の突撃に乗り遅れてしまう 突撃に乗り遅れるのは騎士として大きな恥だ、臆病者のすることだ
        ジョンは自分の取り巻きに向けて剣を振り上げ、負けじと歓声を上げた -- ジョン 2012-07-22 (日) 12:47:19

      • 騎士たちは伝統的な騎乗突撃を仕掛けた といっても隊列などというものは存在しない 徒歩の従者たちを連れていたり果敢にも一人で馬を走らせていたりだ
        そして槍を掲げ、自分の紋章の描かれた盾やサーコートを見せつけ叫ぶ「やぁやぁ我こそは・・・」 しかしその後に言葉は続かない
        代わりにそののど笛に矢が突き立てられた
        大爛の兵たちは騎兵であるのにかかわらず、弓を持っていた 獣の骨と皮ででいた短弓 その威力は薄い鉄板などゆうゆうと貫くのだった -- 2012-07-22 (日) 12:55:03
      • 「ひ、卑怯なっ!? 戦いの作法を乱している!この戦いは我らの勝ちである!」その声は殺戮者たちには届かない
        それでも果敢に突撃を行う騎士たちの一部は大爛の騎兵たちに被害を与えはじめた 相手の装備はたいしたものではない、ただの皮の鎧だ
        鉄の鎧と槍に身を包む騎士の勇猛な攻撃に、彼らは次第に押され壊走を始めたではないか -- ジョン 2012-07-22 (日) 13:03:04

      • 騎士たちは鬨の声を上げた 卑怯な蛮族どもを今こそ打ち滅ぼす時だ 焼け付くような太陽の下、白銀に輝く鎧かたびら、血に染まるランス
        逃げ惑う大爛の騎兵たちは軽装で、シャープな馬に乗っている 逞しい西側の馬とは違い足が速い
        馬というのはそれほど長い時間を走れるものではない、次第に騎士たちはペースが乱れ渋滞を起こすようになってきた それでも大爛の軽騎兵には追いつかない
        不意に戦場が開けた それまで横一列に隊形を作りながら走っていた大欄の騎兵が一斉にばらばらに散開しだしたのだ
        そして騎士たちを待っていたのは、周囲を取り囲む大欄兵だった 彼らは完全に罠にはめられたのだ -- ジョン 2012-07-22 (日) 13:16:57

      • 騎士団の前方と左右にずらりと展開した大欄兵達、指揮官の合図と共に一斉に矢を番えて天に放てば、それらは放物線を描いて死の雨となり騎士達へと降り注ぐ
        この死地より逃れようと馬首を返したならば、彼らはそこに広がる暗雲を目にすることだろう
        それは唸りを上げている
        それは意志を持っている
        それは血に餓えている
        西域では目にすることも無い怪虫の群れが、命を断ち切る黒い壁となってそこに存在していた -- 王理旦 2012-07-22 (日) 13:59:39
      • 空が暗くなった 太陽を覆い隠す無数の矢雨 騎士たちは本能的に寄り集まり、盾を頭上に掲げた、盾は騎士の証でもある
        騎士たちは矢にさらされることは珍しいことだった 通常であれば会戦で矢を受けるようなことは無い 騎士の戦いは正々堂々と行われるべきで
        卑怯な飛び道具などで決着をつけるべきではない、神聖なものなのだ それに、殺してしまっては身代金をとれないではないか
        それだけに騎士達は恐慌した「退こう!諸侯らよ!これでは犬死だ!」一人の騎士が叫びきびすを返すとわれ先にと脱出を始めた
        しかし、そこに待っていたのは異形の蟲達 不気味な昆虫の壁が騎士達の前に立ちはばかる
        馬たちは恐怖しそれ以上先に進むこともできずに居た 「ば、抜刀しろっ!抜刀だ諸侯らよ! 血路を開かねば矢に射殺されるぞ!」
        ここに異形の怪物と騎士たちとの戦いが始まった -- ジョン 2012-07-22 (日) 14:09:27

      • 突破口を開くべく先頭を駆ける一体の騎士、その馬体が突如として崩れ落ち、騎手が地面に投げ出される様を後続の騎士達は見た
        馬首に取り付くのは一匹の蜂、不気味な程に肥大化した黒蜂が一刺しの下に軍馬を殺してのけたのだ
        その事実が周囲に伝わるよりも早く騎士達を飲み込む大蜂の群れ、耳障りな羽音は絶えず大気を揺らし、軍馬を騎手を問わず闇雲に毒針を突き立て始める
        頑強な甲冑すらもその猛威の妨げにはならず、隙間から毒を注ぎ込まれた幾人もの騎士が瞬く間に馬上より転げ落ちた -- 王理旦 2012-07-22 (日) 14:25:08
      • どんなに頑強な鎧も、一匹の小さな蜂には敵わない 古来よりある伝統的なジョークだ それをまさかそのまま体現させられるとは
        先に駆け出した騎士達の馬脚が乱れ、次々に落馬しては泡を吹いて絶叫しだす どんなに槍や剣を振るってもたかる毒蟲を追い払うことはできない 少数だが魔術を使えるものが狂ったように炎を手から吹き上げるもの達がおり、わずかに効果を挙げた
        残された騎士達は異常な光景を前に、茫然自失となる者、狂ったように叫びだすもの、泣き出すもの さまざまだ
        「迂回しろ!」まだ正気を保つものたちはもがき苦しむ騎士達を見捨て、回り込むように馬を走らせる! -- ジョン 2012-07-22 (日) 14:34:33

      • 焼け落ちた虫の屍は決死の逃走を図る騎馬の蹄に踏みにじられ砕かれる
        死の雲とて無限の厚みを持つものではない、ようやくその切れ目が見えようとしたその時に
        「総員、前進」
        黒雲の間から飛び出した赤色、それが巨虫の顎であると騎士が気づいたのは、己が愛馬の首が宙に舞ったのとほぼ同時
        蜂の群れを抜けた騎士達の前に立ち塞がる赤色の壁は、西方のそれとは比較にならない程に巨大な蟻の群れ
        「蹂躙せよ」
        この騒乱の中で不思議とよく通る声が蟲達を一斉に動かし、騎士達の抱く最後の希望までも摘み取ろうと、その顎を大きく開いた -- 王理旦 2012-07-22 (日) 14:54:41
      • 砂塵の戦場に朱が舞う 千切れた四肢、ひしゃげた鎧 教育を受け、訓練をされた貴族の騎士達
        煌びやかで栄光に満ちた人生を約束された者達 この戦いで彼らは英雄となるはずだった 蛮族の襲来から祖国を守る英雄に
        名誉を得、女性たちの賞賛を浴び 金の細工を全身に浴びる そんな夢を彼らは見ていた 
        現実はこうだ 同胞たちは毒虫に刺し殺され 憎悪と狂気の雄たけびを聞き その血と肉片を全身に浴びることになった
        「う、うわぁああああっ!」一人の男が馬から転げ落ち、アリの大顎にその体を挟まれた しかしアリの顎はそれ以上食い込むとはできず、逆に顎の歯が砕けた
        男の鎧はほかの者たちに比べひときわ豪華で自ら光を放つように輝いていた それもそのはず、その男・・・ジョンの鎧は特別なものだった
        西方バルバランドの職人に作らせた業物なのである -- ジョン 2012-07-22 (日) 15:06:17

      • 誉れある騎士が虫の餌となって果てるなど誰が想像できただろう
        残酷な現実は夢想を打ち砕き、血泥にまみれた戦場の塵芥へと変えていく
        その担い手である蟲たちの長、仮面の少女は蹂躙の最中、乗騎の上から一人の騎士を見咎めた
        猛獣すらも骨ごと容易く噛み砕く赤蟻の牙、それが砕けるとなれば間違いなく逸品であり、それを身につける者は高い身分にある者に相違ない
        価値ある者ならば捕らえ利用するが賢明、尋常の将ならばそう考えるところだが――
        「来々」
        旗を一振りすると、たちまち現れる玄蜂十数匹、それらが一直線に騎士――ジョンへと向かい飛び群がる
        相対する敵は徹底的に貪り滅ぼす、それが“廣”のやり方だった -- 王理旦 2012-07-22 (日) 15:26:27
      • 「ま、まま、待ってくれっ!」男は恐怖に腰を抜かし、無様にしりもちを付いたまま叫んだ
        「私はジョン、ジョン・ボルジアだ!ボルジア家の息子だ! 私を捉え、身代金を要求せよ!殺さないでれっ、大金が手に入るのだぞ!!」
        男はそれまで蛮族と見下していた相手に命乞いをした 周囲を取り囲む毒虫の不快な羽音
        「大爛万歳!大爛万歳! どうかお助けくださいぃぃぃ 今後百年無税にいたしますからぁあああぁ!」 -- ジョン 2012-07-22 (日) 15:34:09

      • 幾らかの距離を隔てて耳に届く命乞いの声、乗騎の上から見下ろす仮面はただひたすらに冷たい、まるで声など聞こえてすらいないかのように
        この男が誰なのかなど無論知らないし、そもそも興味など無い
        彼女は仕留めそこねた敵にとどめを刺しに来ただけなのだ
        言葉は返さず、ただ旗を僅かに掲げ
        その一動を合図に突き立つ毒針をもって、要求に対する答えに変えた -- 王理旦 2012-07-22 (日) 15:49:24
      • 「ぎゃぁぁぁあああー!!」
        無様な悲鳴と共に男は息絶えた 将、功ならずして万骨は枯る 
        ここに、神聖ローディアの誇る主力騎兵部隊は壊滅の憂き目に会うのであった -- ジョン 2012-07-22 (日) 16:00:52
    • 神聖ローディア共和国 ボルジア家の宮廷 -- 2012-07-22 (日) 13:21:05
      • だんな様!旦那様!大変でございます! 一大事、一大事!
        ただいま戦地より「遠目」の報告がございました! -- ジョドー? 2012-07-22 (日) 13:25:29
      • ええい、騒々しい!私は朝食の最中なのだぞジョドー!(専用の器に載せられたゆで卵の白身をスプーンですくって捨てながら) -- ボルジア 2012-07-22 (日) 13:28:00
      • 大事にございます! ジョン様がっ!お坊ちゃまが大爛の卑怯な戦術に破れ、生死もしれませぬ!
        しかもあの鉄血伯、ガーランド将軍も矢にあたり絶命されたとの事でございます! -- ジョドー 2012-07-22 (日) 13:29:25
      • ふんっ なんだそんな事か あの不肖の息子などどうでもいい これで養子を取り付ける口実ができたわい
        それにあの将軍は少々目障りであったからなおよしだ どうせあの蛮族どもじきに撤退するだろうよ
        そうだ、息子の葬式を開こう それはそれは盛大なものをな 金を集めるんだジョドー、あの鎧の代金くらいは、少なくともな? -- ボルジア 2012-07-22 (日) 13:34:21
      • 男は外道であった -- 2012-07-22 (日) 13:34:40
  • 閣下!我が軍にはせ参じた諸兵、なんと5万にも膨れ上がっておりますぞ!
    報告によれば大爛の軍勢はせいぜい一万程度とか・・・ われらの勝利は間違いございませんな! -- ジョドー 2012-07-21 (土) 12:55:20
    • ホホホホッ 言ったとおり、やつらは所詮は野人どもよ 私の機知に敵うはずが無い
      ホホホ・・・ この機会に邪魔な商人どももまとめて葬りましょう 彼らを前線にすえるのですよ -- ボルジア 2012-07-21 (土) 12:58:25
  •   -- 2012-07-21 (土) 12:52:37
  • ほーっほっほっほっ!これぞまさに好機!大爛に攻めいる口実を自ら作るとは
    あの野蛮人どもが我等ローディアの力を思いしるでしょう そしてきゃつらの地を奪えば東との公益は全て我が手に!
    ほーっほっほっほっのほー -- ボルジア 2012-07-20 (金) 23:06:11
    • ジョドーよ、国中の全ての諸侯と商人に伝達をせよ
      速やかに兵をお越し、野蛮な侵略者を駆逐するために結集せよとな -- ボルジア 2012-07-20 (金) 23:09:43
      • はいっ閣下!今すぐに!野人どもに閣下の威光を存分に見せつけてやりましょうぞ! -- ジョドー 2012-07-20 (金) 23:11:40
  •   -- 2012-07-18 (水) 10:26:32
  •   -- 2012-07-18 (水) 10:26:29
  •   -- 2012-07-18 (水) 10:26:26
  • -第十三次ローディア大戦-
     バルトリア平原
    -- 2012-07-16 (月) 17:20:18
    • 乱入歓迎 -- 2012-07-16 (月) 17:21:55
      • ジョン殿、あまり前に出られると矢が危ないですよ。(駱駝に乗り、フルプレートに身を包んだ男)
        (彼は先陣を切った戦いを被害も程ほどに切り上げ、奇しくもジョンと戦場を同じくし現在に至っている)
        矢傷は治りが遅いもの、お父上が心配なされます。
        (その言葉も優しさというより、豪商ボルジアの長男が怪我をしたら後々面倒というのが偽らざる気持ちで) -- ヨゼフ 2012-07-16 (月) 22:42:15
      • (ここだけまだ戦場です! 戦場です!)
        むっ? なんだヨゼフ? 貴様っ、この私に意見をするつもりかっ!
        あんな西のへなちょこ共の矢など!この私に当たるはずがないだろう!?(と、そこに一発の矢がジョンの背中に命中した!)
        うん・・・? なんだ今のは?(しかし気づいてない 異常に頑丈な金だけはかかっている高級鎧は矢を完全に弾き返していたのだった) -- ジョン 2012-07-18 (水) 01:18:09
      • (まだ第十三次ローディア大戦ということに……!)
        いえ……口が過ぎました。(はぁ、と嘆息した瞬間―――)んなぁ!?
        (思わず間抜けな声を上げてしまう。鎧がなければ大事だったが…)
        は、はい……当たるわけないですよねーそりゃあ…(駱駝の上で笑いを必死に堪えながら) -- ヨゼフ 2012-07-18 (水) 01:26:41
      • よしっ、これから僕の勇猛果敢な突撃を見せてやろう! さぁ僕に従いたまえ! 全軍突k・・・ おいっなんだあれは?
        (顔の前に手で傘を作り、遥か彼方の地平線を睨むジョン そこには黒い影・・・鳥? いやそれにしては大きすぎる・・・) -- ジョン 2012-07-18 (水) 01:29:43
      • (笑いを堪える所作から一転、物憂げな表情が顔に張り付いた)
        (このドラ息子の突撃のサポートで一体何人の人間が死ぬのか、その損失に頭を痛めたのだ)
        (その時、ジョンが見つけたものに傾注する。それは地平線の向こうから現れる巨大な影―――)
        全軍通達ッ! ドラゴンだ、全軍退避ィー!!(声の限りに叫ぶとジョンに向かい)ジョン殿、あなたもお逃げください!! -- ヨゼフ 2012-07-18 (水) 01:39:24
      • おいっ!!何を勝手に命令を降している!?指揮官は僕だぞっ!! 命令は撤回! 全軍西ローディア軍へ突撃せよ!!
        我ら神聖ローディアの騎士がドラゴンごときを恐れてどうする? この混乱に乗じて奴らに奇襲をかけるのだ!?どうだねヨゼフ!?
        僕はお前たちのような者とは頭の出来が違うのだよ!(そう大声で叫ぶ間にも影はその巨体を表した
        口から紅蓮の炎を吐き出したグリーン・ドラゴンが、東西ローディアの軍陣を朝霧の様になぎ払っていく) -- ジョン 2012-07-18 (水) 01:44:43
      • な、バッ……(『何をバカなことを』本気でその言葉が口をついて出るところだった)
        (古今、竜害が発生したタイミングでの突撃など類がないだろう――だがその発想を褒める気にはならない)
        (何故なら、彼が言う『ドラゴンごとき』とはその鋭爪によって空を裂き、その靭尾は海を割り、そのブレスは大地を焼く――人智を超えた存在だからだ)
        お止めくださいジョン殿! 危険です、こうしてまごついている間にも御身が危機に晒されているのですよ!?
        (『そんで部下が死んでいってるんだよドアホ!!』よほどそう叫びたかったヨゼフだった) -- ヨゼフ 2012-07-18 (水) 01:50:20
      • 虎穴に入らずんば虎児を得ず!危険を恐れていて真の騎士となれるか! さぁ今こそ我らがボルジアの・・(周囲の騎士達が一斉に踵を返して去っていく 所詮金で群れているだけの連中だ)
        ボルジアの・・・(従者達も皆逃げ散っていく 目の前を炎の柱が通過し、高熱にさらされた大地が黒く、歪な形に変形していく)
        ・・・・・ (事ここにいたりようやく彼は馬を自陣の方へ巡らし) ・・・・そろそろ夕暮れだな あのドラゴンを倒せぬのは残念だが帰還するとしよう
        いいか?撤退じゃぁないぞ、帰還だ! イヤァッ!(言うが早いか馬にムチを入れるジョン こういう時のスピードだけは天下一品である) -- ジョン 2012-07-18 (水) 02:02:36
      • (逃げ散っていく騎士たちや従者を、白けた様子で見送りながら)
        ええ、そうですなジョン殿。帰還するといたしましょう。(そう言うと逃げ去っていく背中に嘆息し)
        しかし……これが竜害か。(彼は若い頃に一度遭遇しただけで、こんな間近で竜を見たのは初めてだった)
        ……なかなかの大迫力じゃあないか。(そう呟くと駱駝を走らせ、暴れるグリーン・ドラゴンから遠ざかっていった) -- ヨゼフ 2012-07-18 (水) 02:23:02
  • -第十三次ローディア大戦-
     バルトリア平原
    -- 2012-07-16 (月) 11:23:00
    • 乱入歓迎 -- 2012-07-16 (月) 11:23:13
      • 神殿騎士A「隊長……せめて、フルヘルムかフードをお召しになっては……」
        いらん、そんなものをつけていたら視界が狭まる。三目を生かすためには裸眼が一番なのだよ
        神殿騎士B「……んなこといいながら、この前は砂嵐でそのご自慢の目をやられたくせに……」
        おい、今誰か何かいったか?
        神殿騎士ズ「「「いえ! 何も!」」」
        そうか。まぁいい! 開戦の準備だ! 西の未開人共に我等が神の威光を知らしめるぞ! -- カルロ 2012-07-16 (月) 12:39:19
      • (きらびやかな騎士の一団を引き連れ、まだ年若い男が馬を近づけてくる その鎧はバルバランドの有名な職人に作らせた特製の鎧
        屋敷のひとつふたつが建ちそうな効果な品だ 男はヘルムの面部分を上げた 東ローディア随一の金持ち貴族の一人息子、ジョンである)
        おおっこれはこれはっ!神国の聖騎士殿ではありませんかっ! 盛大な宴を楽しまれに参られたのですか?  -- ジョン 2012-07-16 (月) 12:49:58
      • ぬ? 突撃の号令だな!
        おい、お前たち、僕たちも行くぞ!
        神殿騎士A「で、でも、あれは騎兵突撃の号令では……」
        知った事か!! 馬など僕のハルバードで騎乗手ごとまっぷたつにすればいいだけのはなしだろう! ほら、いくぞ、共和国の駱駝共にばかり手柄をとられてたまるか!
        神殿騎士B「ああ、それが本音ですか……」
        神殿騎士C「それのためだけにデュラモ枢機卿に直談判したらしいしなぁこの人……」 -- カルロ 2012-07-16 (月) 12:53:14
      • ぬ!?(急制動してジョンをみれば、さっと恵比須顔に変化する)
        これはこれは、ボルジア公ではありませぬか
        本日は公自らの御出陣で? -- カルロ 2012-07-16 (月) 12:54:17
      • ああ、今日は僕の初陣なのだよ、ハハハハ!(クソガキだがなぜか度胸だけは据わっている様子) 突撃の合図だ 僕達はお先に失礼するよ?
        エッッブリィィワァアン!! チャァァアアアアーージ!!!!(ぱからっぱからっぱからっ) -- ジョン 2012-07-16 (月) 12:58:45
      • で、では我々も是非とも御供を! って、はええ!? おい、ちょ、公! 公! そのように突出されては背後の兵達が援護できなく……あー、いっちゃったよ
        ったく、これだかボンボンのバカ息子はダメだな。独断専行や単騎突出は戦場では最大の御法度だぞ。ありゃあすぐに死ぬな
        なぁ、お前たちもそう思うだろう?
        神殿騎士ズ「「「……はぁ、そうですね(アンタがいうなよ)」」」 -- カルロ 2012-07-16 (月) 13:02:22
      • (前線では一足早く戦いが行われていた あちこちで名乗りを上げ、メイスを振り回す騎士たちが見える
        その中で、数人の騎士に囲まれ、腰の引けている男がいる 先ほどのジョンだ
        騎士の一人がへっぴり腰のジョンを罵倒してメイスを叩きつける! しかしジョンは叫び声を上げたもの、倒れることもなくピンピンとしていた 彼の鎧は超高級品なのだ) -- ジョン 2012-07-16 (月) 13:12:55
      • あーあー、ほらほらいわんこっちゃない!
        神殿騎士A「隊長、こちらを」(丈夫さだけが取り得のなまくらハルバード差し出す)
        うむ(受け取る)
        ええい! まてまてまてぇい! そこな者共!
        我こそは誉れ高き神国の神殿騎士! カルロ・ブレンゴーラ! 義によって助太刀致す!
        西の凡夫共など私1人で十二分だ、まとめてかかってこぉい!
        (ボルジアの前に躍り出しハルバードを構えて高らかに叫ぶ) -- カルロ 2012-07-16 (月) 13:17:14
      • おおっ!助太刀に感謝をいたします! この卑怯者どもをやっつけましょう!(やはりへっぴり腰で豪華なメイスを手に取り)
        はんっ!負け犬貴族にミュータントどもめ!(西側の騎士達も負け時と名乗りを上げて手に手に構えた武器を振り上げて二人に襲い掛かる! ) -- ジョン 2012-07-16 (月) 13:21:28
      • ハッ! 神の御業の尊さも素晴らしさも理解できんとはかわいそうな連中だ!
        ボルジア殿! 殿を頼みます! 殿を守る事は非常に重要なことですぞ! しっかりと! しっかりと頼みますよ!(ようするに後方に下がっていろというお願いを婉曲的に伝える)
        さぁ、こい西のクソ共! 神の御慈悲をくれてやる、まずはお前からかぁ!(そういってハルバードを大上段から振り下ろす。カルロは軽くやったつもりだったのだが、砂漠で動くために軽装にしていた西の騎士では神殿騎士の膂力に耐えられるはずもない。あえなくそのまま縦真っ二つに一刀両断され、肉塊となって転がる)
        あれ? っかしいな……軽く昏倒させるだけのつもりだったのだが……んぅ、間違えたかなぁ? -- カルロ 2012-07-16 (月) 13:27:08
      • なるほど・・・さすがは聖騎士殿だ(名前を覚えようともしていなかった) しからばここはお任せしよう!(スタコラサッサッサー)

        (悲鳴を上げる間もなく絶命した騎士 周りの敵兵達は絶句して互いに顔を見合わせた しかしここで引くのは名誉なことではない)
        「やぁやぁ我こそは連合王国にその名も高き「黄金の腕毛」のゴンザレスである!いざ尋常に勝負せよ!」(全身鎧に見を包んだ男が長剣と盾を手に襲い掛かる) -- ジョン 2012-07-16 (月) 13:36:00
      • (むしろさっさと逃げてくれたことにほっと感謝する。ここで死なれたら自分の責任問題になるからだ。そんなことで上司に叱られるのはまっぴらごめんである)
        ほう、あの黄金の! 相手にとって不足なし! わがハルバードの露にしてくれよう!
        いざぁ!(大仰に名乗りあげをした後、再び真正面からバカ正直に突貫。同じようにハルバードを大上段から振り下ろす)
        (技巧もクソもない一撃だが、神殿騎士の余りある身体能力がそれらすべてを覆している。比喩でもなんでもなく大岩ですらバターの如く斬り裂く一閃が疾風の如く迫る) -- カルロ 2012-07-16 (月) 13:46:42
      • ぐわぁぁぁっ!(戦場にまたひとつ悲鳴が木霊した 構えた盾ごと腕を引き裂かれた男がその場でもがき苦しみ
        必死の形相で「降参」の合図を送るのだった 
        こうして数時間ほどの戦いは、早い冬の夕暮れにあわせて終わりを告げるのである) -- 2012-07-16 (月) 13:54:41
      • おお、すまない、加減がきかなかったようだ。だが、案ずるな。神の御業でもってこのようなものは……(なにやら呪文を唱えて千切れた腕をくっつけてやれば)
        ほら、この通り(若干異形化してくっつく)
        だが、君は我等の捕虜だこちらのきてもらおう。ついでにこの治療の料金も支払ってもらわないとな……くくく
        (などといいながら退いていくのだった) -- カルロ 2012-07-16 (月) 14:03:49
      • ぐわぁぁぁっ!(虫っぽく不気味な形となってしまった腕に悲鳴を上げる騎士であった)

        戦の後は宴会が開かれる もちろん、騎士達だけの豪華な宴 互いの勝利を褒め称え、時には捕虜も加わりそれは盛大に
        槍を手に持つ一般兵はそれを妬ましげに眺めるのであった・・・・ -- 2012-07-16 (月) 14:10:17
  • -第十三次ローディア大戦-
     バルトリア平原
    -- 2012-07-16 (月) 11:22:50
    • 適当に思いついたら一人遊びするステージ -- 2012-07-16 (月) 11:23:28
      • 時は黄金暦223年 場所はバルトリア平原
        平原の周囲の村々はすでに解体されている 村の者たちも慣れたもので、戦いの始まり、野党まがいの兵達が来る前に姿を消していた
        この平原に合間見えるは、白銀の鎧と美しい軍馬に乗る気高く勇壮なる連合王国の騎士 そして勇猛なバルバランドの戦士たちと不気味な魔術からなる不死者の軍団
        対するは復讐と雪辱に燃える東ローディアと連邦諸国の騎士 その脇に奇怪な影を揺らすのはアルメナの身の毛もよだつ怪物達 -- 2012-07-16 (月) 11:46:34
      • しかし、東西どちらの諸侯達も、考える事は一緒だ すなわち名誉と金だ
        Kill! Burn! Waste the wenches! Hark the herald! The King wants blood!
        騎士たちは殊更に自分達の優秀さ、勇猛さを見せ付ける 金持ちの貴族なら、城では魔術師を雇って戦の様子を覗いていることだろう
        わざわざ広場に魔導機械を置いて観戦させる領主もいるほどだ 騎士の数は全体の数10分の1に過ぎない
        だが軍隊にかけられた費用の8割は彼らのために掛けられている 盛大な食事と酒、豪華な陣幕 40日間の契約期間を過ぎた場合の保証
        彼らを楽しませるための余興 音楽隊 女 そういったものだ -- 2012-07-16 (月) 12:01:01
      • The king hath decreed!
        兼ねてよりの布告の通り、我等は正義のためにここに集った 西方ローディア連合は卑怯にも・・・ ・・・の罪 ・・・の罪 ・・・の罪 ・・・をもってしてここに正当なる戦いを宣言する
        長ったらしい、書記官の考えつく限りの上品な罵詈雑言とでっちあげで粉飾された布告が読み上げられた 貴族達は満足そうだ どうせ内容など読んではいない
        彼らの頭の中は、何人の貴族を捕らえ、どれだけの身代金を積み上げられるか どれほど姫達の喝采を得られるか それだけなのだ -- 2012-07-16 (月) 12:13:16
      • Kill! Burn! Waste the wenches! Hark the herald! The King wants blood!
        騎士は戦場の華だ 今も昔も、戦場でもっとも重要な兵科とは歩兵であり、互いに矢の雨を降らせ、歩兵を衝突させる
        その間、騎士達は矢の届かない安全地帯でそれを眺めるのだ
        見ろっ、右翼が崩れだしたぞっ あれはパーシバル卿の軍勢ではなかったか? 甲冑の上から布をかぶせ、寒さに耐える騎士達 従う従者達もまた赤らんだ手を焚き火で温めている
        その騎士達の中でも特に見事で明らかに金のかかっているであろう鎧を着けた青年が大きくあくびをしたかと思うと、傍らの騎士に何かを命じた
        Now we ride to meet the brutes on their own ground
        進軍のラッパだ 同時に歩兵達には後退の命令が下された 騎士達は面鎧を付け直し、ガントレットを嵌め、槍を構える
        突撃がおこなわれようとしていた
        mace, steel and lance has vengeance found! -- 2012-07-16 (月) 12:46:03
      • エッッブリィィワァアン!! チャァァアアアアーージ!!!!(騎士の叫び声と共に、ランスを構えた騎士たちは戦場になだれ込んで行った
        従者達も必死に後を追いかける 突撃する騎士たちはその線上にあるすべてを蹴散らしていく
        おっと、今のは味方の歩兵か? まぁそんなものはどうでもいい、歩兵なんぞはいくらでも代えが効く
        名誉と栄光の戦場だ 東西の騎士たちは激しく交錯し、怒声と金属音と馬の悲鳴が周囲を支配する
        乱戦に慣れていない若い馬は主を蹴落とす ランスのへし折れた騎士は槍を投げ捨ててメイスを振り回す
        おい!貴公は西かっ東かっ! 西?よろしいっならば決闘だ!われは神聖ローディア共和国の・・・ 戦場はいつものように賑やかに華々しく
        頭を殴られ、失神した者 鎧の間接を壊されうごけない者 傷を負い、降参を宣言した者 彼らは従者達に引っ張られ、後方へと連れて行かれる 後で彼らの身代金の額を計算しよう) -- 2012-07-16 (月) 13:10:14
  • 戦争だ!戦争だ! 馬を用意しろ!早く! 食料庫を開け放てっ ええいっ、ニシンなんぞは要らん!
    お前は武具を集めて来い お前たちは着付けさせろっ とっときのサーコートをもってくるんだ!
    鎧をピカピカにみがけっ 馬の鐙を付け直せっ 教会の神父たちもたたき起こせ 娼婦?娼婦などは・・ええいっ はやく呼んでこい! -- ジョドー 2012-07-15 (日) 16:22:27
    • 新品の樽に鎧を詰め込め! ええい寒いっ毛布もありったけだ! 荷馬車をあるだけもってこい
      矢は2ダースで一組だっ 斧と一緒に置くんじゃない!折れてしまうぞ! ええいっまぐさがこれでは足りないぞ!
      さっさといってかき集めて来い!食料も、ついでに男手もだ!はやく! -- ジョドー 2012-07-15 (日) 16:27:06
      • ええいっ 訛りがひどくて何を言ってるのかわからんっ 誰だこんなやつらをつれて来たのは!
        そっちじゃないそっちじゃない!お前たちは徒歩で行け!その馬車には神父が乗るんだぞ! 閣下とつけなさいお前たち!
        だらしのないやつらめっ!愚図どもめっ そのプティング顔を早く向こうにやれ!
        いいかお前たちっ 褒美を立てたら金貨がもらえるのだぞ!? わかっているのか!?
        戦争は40日以内に終わらせる必要がある! さっさと進め進め!  -- ジョドー 2012-07-15 (日) 16:40:52
  • ホホホホッ 今度の「宴」は盛大なものとなるでしょうねぇ -- ボルジア 2012-07-12 (木) 23:19:43
  • (帝国と西側諸国の間に緊張が走り、よもや戦争かという空気が(国境沿いの領主達に)立ち込める中)
    (件の帝国より一人の男がボルジア領を訪ねてきた。男は広大なボルジア領に存在する古代遺跡の調査の許可を求めているというが…)
    (領主であるボルジアの元に届いた書面には、前述のように調査活動の許可を求める旨、出来るなら直接の面会を希望する旨が記されている) -- 那岐李 2012-07-10 (火) 00:44:57
    • (風光明媚な湖のほとり、東ローディアでは珍しい美しい風景の広がる地域に、その巨大で綺羅びやかな邸宅はある
      当然ながら、余所者はそこに近づく事さえもできず、直ぐに人が現れるのだった 金のかかった衣装をまとった男はさもめんどくさすに書類を読んでいる)
      おい、お前は正気なのか? 遺跡の調査?ボルジア閣下に面会? ハッ! まったく、これだから東の田舎者共は困る 
      いいかっ、ボルジア閣下はお忙しいのだ お前がごとき卑しい者に目通りなど叶うものかっ まったく無礼、まったく無作法 まかりならんっ 帰れ帰れ! -- 役人 2012-07-10 (火) 08:34:09
      • えぇ。私は大爛帝国の施設研究機関、間史廼把の長…那岐李と申します
        (と、礼節を持った名乗りも役人の怒鳴り声にかき消された。取りつく島も無いとはこのことだろうか)
        (この態度も予想のうちではある。小さくためいきをつき、声のトーンを落として役人に再度語りかける)
        …おや、よろしいのですか?遺跡から出土した品々は全てボルジア閣下に献上しようと考えているのですが…
        お忙しい閣下のこと。遺跡の十分な調査を行う時間はないのでしょう…代わりに、というのもおこがましくはありますが…
        調査の手間が省け、出土した貴重な文化遺産が全て手に入るとなれば…閣下に対しても悪い話ではないかと思うのですが
        (役人の発言に心の内で渦巻いた闇を極力隠しながら言葉を返す。ボルジアの利益になることとなれば、一介の役人の一存では決めかねよう)
        (直接の面会は叶わなくとも、調査の可否をボルジア本人に委ねることは出来る筈―) -- 那岐李 2012-07-10 (火) 09:38:57
      • その手には乗らんぞ 大方、そんな事を言って、金を出させて盗みを働くつもりだろう! もとよりあんな遺跡など、とっくに盗賊共がひしめいておるわ
        貴様の様な貧乏人に時間を裂く暇などな(言いかけた男の背後から手が伸び、その身体を無理やり脇にどける)
        なんだっ!?無礼だぞ!?(そう言って振り返ると、その背後には役人よりもさらに壮麗は上着に身を包んだ屈強そうな男が立っていた)
        ひっひええっ!? お、お許しくださいませ・・・(どうやらその男は役人よりも階級が上のようである)
        (屈強そうな男はナギリに顎で合図する ついて来いと) -- 役人 2012-07-10 (火) 17:03:35
      • いえ、そのようなことは―
        (内心、舌打ちする。個人的には遺跡の財宝には興味は無い。求めるのは残された歴史の真実のみ)
        (だが、目の前の男のような凡人には財宝が最も食いつきの良い餌であるのに―)

        …では、失礼致しますよ
        (突然現れた大柄な男の意を汲み取り、歩を進める)
        (去り際に、狼狽する役人に向け紳士的な―取り方によっては嫌味この上ない笑顔を向けておいた) -- 那岐李 2012-07-10 (火) 20:27:46
      • (ナギリのまぬかれた先は屋敷の一角の部屋 重厚な装飾の施された黒檀の扉が開く
        と、その奥には巨大なテーブルと椅子が置かれ 椅子には何人かの女性が座り、傍らにはまだ少年の様な若い召使が跪いている どの召使も色白で、少女のような整った顔立ちだ)
        オホホホッ ほぅら、ごらんない やっぱり可愛らしいお顔をしてるわよぉこの子っ♡(声を上げたのは上座に座る女 ことさら派手な装飾のされたドレス 胸元がはちきれんばかりである) -- マリアンヌ 2012-07-10 (火) 20:35:30
      • (案内された先は豪奢極まりない一室。部屋の奥で声を上げるやたらと派手な女性に目を向ける)
        ……お褒めに預かり光栄です。…つかぬ事をお伺いします。ボルジア卿のご令嬢…マリアンヌ様とお見受け致しましたが…?
        (ボルジアには年頃の娘が一人いる、との情報は掴んでいた。ならばボルジアへの客人を勝手に自室に案内することの出来る彼女のことでまず間違いないだろう)
        私は那岐李と申す者です。東の大爛帝国より参りました…
        (その場で膝をつき、頭を垂れて東国式の礼を取る。彼女が自分を招いた真意は測り兼ねるが、取り入って置いて損は無いと判断した上でのことだ) -- 那岐李 2012-07-10 (火) 21:05:55
      • やぁーん♡ 私の事知ってるのね? まぁ当然だわよね なんせ私、ボルジア家の娘ですものねぇ♡
        (ナギリは知らなかった そのボルジアの年頃の娘、マリアンヌは無類の男好きであるという事を)
        それでぇナギリは(スッと席を立ち、つかつかとラグビーボールの様な胸を揺らしながら歩み寄り)
        ドコの探検がしたいって言ったかしらぁ?(膝を付くナギリの真正面 もちろんわざと胸を見せつけるために前かがみに) -- マリアンヌ 2012-07-10 (火) 21:14:01
      • …それはもう。ボルジアのマリアンヌ様と言えば、その美貌は我が大爛帝国にも響いております故
        (顔を上げ、極めて紳士的な微笑みを向ける。ボルジア本人に面会が出来ない以上、この女に媚を売っておくことも悪くは無いだろう)
        えぇ、この広大なボルジア領に点在する古代遺跡の調査の許可を頂きたいのです
        その、私は古代文明の調査機関の長であります故に…
        (眼前で揺れる豊かな二つの膨らみから目を逸らしつつ答える。天然なのか、狙ってやっているのか―)
        (恐らく後者であろうが、ボルジアの娘を邪な目で見たと噂でも立てられては敵わないと思ったが故の行動)
        (当のマリアンヌには恥ずかしがって目を逸らしたように見えなくもないだろう) -- 那岐李 2012-07-10 (火) 21:27:10
      • んふっ♡んふふぅっ♡ 見え透いたおべっかだけどぉ、良い気分だわぁ♡(ナギリの真横に自分も座ってぐいぐい顔に胸を押し付ける)
        遺跡の調査ねぇ いいわよっもちろんおっけぃ♡(指輪を外すと、即座に召使が朱肉を手に膝をつく その朱肉を指輪にぐりぐりと押し付け、ナギリの書類に判をした)
        これを見せれば誰も文句は言わないわよぉナギリ? それよりも、もっと別の所の調査もしてみないかしらぁ?(むにむに) -- マリアンヌ 2012-07-10 (火) 21:36:01
      • ん、む……(胸を押し付けられ、どうしたものかと言葉につまる。不快感をあらわにするわけにも行かず、眉間に皺の寄らぬよう表情を作り続ける)
        …これはありがたい。寛大なお心と処置、痛み入ります(指輪の紋章が判として押された書類を目にすると、今一度深々と頭を下げる。出来るなら此処で書類を受け取ってすぐにでも帰りたいところだが―)
        ……よろしいのですか?名家と名高いボルジア家のご令嬢が……この、ような…
        (彼女の温情で目的も果たせた。その手前無碍に断るわけにも行かず、たじろいで視線を逸らす) -- 那岐李 2012-07-10 (火) 21:55:34
      • 格好ばっかつけたどっかの貴族男より、飢えて貧しい庶民の男の子の方が好みなのよのねぇーん(胸の間に挟みこまんばかりである)
        まぁまだ日も高いですしぃ そうそうがっつくのはよくないわねぇん それじゃぁお食事にいたしましょうかぁ 晩餐を開きましょぉ♡
        (ナギリハ イセキヲ タンサクスルケンリヲ テニイレタ) -- マリアンヌ 2012-07-10 (火) 22:03:01
      • (内心ため息をつく。一先ずの目的は果たせた。あとは適当に話に付き合ってやればこの令嬢も満足するだろう)
        それはありがたい。宜しければ是非ご一緒させていただきたいですね。こちらの国の料理にも興味はありますから
        (判の押された書類を懐に仕舞い込み、どのようにして調査を進めるか思案を巡らせながら、晩餐に参加するのであった) -- 那岐李 2012-07-10 (火) 23:03:59
  • ああ、恐ろしい恐ろしいっ 七光りのバカ息子が戦争に出るぞ! -- ジョドー 2012-06-30 (土) 13:32:48
  • ああ、恐ろしい恐ろしいっ 戦争だっ!これは戦争になるぞっ! -- ジョドー 2012-06-30 (土) 12:51:11
    • 何を騒いでいるジョドー それよりもはやく俺のデート用の服を決めろ! -- ジョン 2012-06-30 (土) 12:52:21
      • 戦争ですよ坊ちゃま! ご存知ありませんかっ!? 爛国が国境周辺に軍を収集していると商人達がうわさしております!
        もしも戦となればっ最初に攻め込まれるのはここなのですぞっ! -- ジョドー 2012-06-30 (土) 12:54:30
      • ハッ、またそれか、いったい何度目だジョドー? またいつもの増税のための脅しだろう?
        あの蛮族どもは強欲だから、またぞろ金と肉だろう 戦争になるなら丁度いい!俺も一度戦に出向いてみたかったんだ
        そうだ、鎧と剣を特注しろ!バルバランドの一流の職人に頼んで俺の初陣用の鎧と剣を用意しろ ああ、それと馬もな、華麗に飾り立てるんだ! -- ジョン 2012-06-30 (土) 13:00:19
      • 坊ちゃまっ、バルバランドのドワーフは爛国の商人以上に強欲ですぞ!? 鎧に馬具を一式とは、屋敷がひとつ建ってしまう! -- ジョドー 2012-06-30 (土) 13:03:39
      • ジョドー! 親父が死んだら・・・その後は誰がお前の主人だ? -- ジョン 2012-06-30 (土) 13:05:38
      • ああ。それは・・ もちろん、ジョン・ボルジアお坊ちゃまにございます すぐに手配をいたします! -- ジョドー 2012-06-30 (土) 13:06:11
      • 傭兵も雇おう あんな砂ばかりの土地に暮らしている下賎な蛮族どもにこれ以上でかい顔をさせないぞ
        そうだっ!そのままやつらの土地を奪って通商路を広げてやればいい!親父殿も喜ぶだろうな! -- ジョン 2012-06-30 (土) 13:12:58
      • やつらの街を奪って、彼女にプレゼントしてあげたらさぞや喜ぶだろう、なぁジョドー?
        うん、いいぞっこれはいける! それだけの功績を収めれば、親父も安心して隠居できるというものだっ そうだろうジョドー!? -- ジョン 2012-06-30 (土) 13:19:36
      • ええ、はい(そのお花畑が本当に実現できるんなら)すべておっしゃるとおりにございます、坊ちゃま  -- ジョドー 2012-06-30 (土) 13:20:28
      • ハハハハ!よぉしよぉし、良い気分だ! よし、デートは延期だ 今日から剣術に励もう!
        剣の達人を呼んで来いジョドー!俺に剣を教えさせるのだ! -- ジョン 2012-06-30 (土) 13:21:55
      • かしこまりましてございますお坊ちゃま! -- ジョドー 2012-06-30 (土) 13:22:41
  • あのおt・・・ ボルジア様の宴会へようこそっ 私が「黄金の鍵」でございます
    宴会の支度は何日も前から行わなくてはいけない なぜなら沢山の料理には当然、沢山の材料が必要になるから
    それにそれを運ぶ者たち 宴会に花を添える芸達者な者たち、サーカスやオーケストラが必要だ
    貴族の食事とは ただ腹を満たすだけのものではない 心のそこから愉快に、満足しなくてはいけない そして、主の威厳と気前のよさを見せなくてはいけない -- ジョドー 2012-06-24 (日) 17:15:38
    • 使う食材や量はその時の規模に合わせる 近隣の貴族や豪商達を集めるような盛大なものらそれはもう大変だ
      豚や羊を百頭 それに山羊に牛もだ 雉や鶴や鷺に孔雀!孔雀!なんとも美しく高貴な姿か! 鳥は丸焼きにされ、美しい形のまま運ばれる -- ジョドー 2012-06-24 (日) 17:19:58
      • 小麦は倉庫にいっぱいは使う 火を起こす薪もだ 一度、薪を切らしてしまって、魔術師に一晩火を起こさせたら泡を吹いて倒れてしまった
        香辛料もたっぷり、とくに胡椒とナツメグ、サフラン そして砂糖も!主の気前のよさはこの香辛料の量で決まるのだ
        葡萄やリンゴ、さくらんぼなど果実も沢山置いておかなくてはならない できるだけ新鮮な魚や、今朝とれたばかりの牡蠣もっ 牡蠣は一人に6枚は必要だ -- ジョドー 2012-06-24 (日) 17:29:53
      • 料理人達は香辛料に漬け込んだ肉や魚や果物を 切り裂き、潰し、こねくりまわしたり
        あるいは煮込んだり焼いたり、熱した油をかけたり 木に吊るしたり、パイの中に隠したり
        宮殿を建ててみせたりする 実際うちの料理人は腕が良い 今にも羽ばたきそうな孔雀の丸焼きを見せてやりたいものだよ -- ジョドー 2012-06-24 (日) 17:33:20
      • 楽団のファンファーレだ もうそろそろ人形芝居にも飽きてきた頃だからね 一足お先に隣の部屋で婦人方が食事を終えている
        ここが気の利かせ所 ご婦人たちは宴会の席ではしたなく物を食べることはできないから、こうしてこっそり食事を済ませるのさ
        ファンファーレが響くと、巨大なパイをオークの奴隷が運び込み そしてナイフで切りつける するとパイの中からは鳥が飛び立ち、豚が歩き回る!
        さぁ見ていたまえ 今まさにハンターが逃げ出した鳥を射止めるぞ! -- ジョドー 2012-06-24 (日) 17:37:06
      • 道化たちが楽しく火の輪をくぐり 大男が斧を振り回す 悲しい騎士と姫の物語に涙を流し
        香辛料をたっぷり使った肉を食べる 食べるときに使うのはこの三本の指 人差し指と親指、それに中指でちょいと肉をつまむ
        薬指に香辛料を塗っておく 両手で肉を持つなんてはしたない真似はしない 一度口をつけたパンをまたシチューにはつけない
        それは貧乏人のやることだ 教養をもたない者たちだ -- ジョドー 2012-06-24 (日) 17:42:31
      • ハーブには魔術が込められている 魔術師が一人一人に合わせた特別のハーブを調合して、ケーキをつくる
        これは特に若いご婦人に受けがいい 生牡蠣は精がつく 少し胃がもたれてきたら、さっぱりとしたシチューをどうぞ
        なんだって、もうお腹がいっぱい? そしたら口に指をつっこんで そこのバケツに吐いてしまえばいい そしたらまた食べられるだろう? -- ジョドー 2012-06-24 (日) 17:46:25
      • さぁ、最後もまたワインだ たっぷり胡椒を入れて、舌がしびれるくらいにするのが通の飲み方だ
        この胡椒、金と同じくらいの値段がする 一握り失敬してもっていくだけで牛が一頭買えてしまう
        もちろん、そんな恥ずかしい事をすれば、そしりをうけてしまうけどね 宴会は時には何日も続くこともある
        そうなると料理長はまたあちこちから食材を集めてこなくちゃいけない ああ、俺もどうやら徹夜だな -- ジョドー 2012-06-24 (日) 17:52:54
  • ホホホホー 春の宴をひらきましょー -- ボルジア 2012-06-24 (日) 10:55:34
    • 閣下!知らせの届いておりまする!
      どうやら東は大爛の国境付近において無数の兵を見たと、奴隷商人が申しております! -- ジョドー 2012-06-24 (日) 11:08:59
      • (丸焼きの鳥を手掴みで食いちぎりながら)ふーん それで?(食い残しを籠をもった奴隷に放り投げる) -- ボルジア 2012-06-24 (日) 11:10:07
      • 閣下!つまりでございますねっ、大欄が戦争の準備を始めているのかもしれないとの事!
        そういえば最近物資や食料の運送が多くなっておりますなっ!我等も兵を用意しておくべきでございます! -- ジョドー 2012-06-24 (日) 11:11:51
      • ホホホホ、お前は大爛の蛮族ごときを恐れているのか? 良い機会だ、通行料を値上げせい 食品もだ
        さすれば奴等を飢えさせ、しかもこちらには金も入る 遊んでおる兵どもは道の監視にあてればよい!うむ、なんという頭の良い!(脂でべたべたの手を服でぬぐう) -- ボルジア 2012-06-24 (日) 11:14:29
      • ハハー!閣下のなんと悪知恵の回ることで! -- ジョドー 2012-06-24 (日) 11:15:22
      • おい、こいつの髪の毛をペンチで抜け! -- ボルジア 2012-06-24 (日) 11:25:51
      • ひ、ひいいいっ!?そればかりはお助けを!!! -- ジョドー 2012-06-24 (日) 11:26:08
  • ホホホホッ 退屈ですねぇ〜 宴会をひらきましょうかぁ〜 -- ボルジア 2012-06-22 (金) 01:13:39
    • ん〜 ホーホホー 参加一覧などがあるのですねぇ〜 これ、ジョドー すぐに追加してまいれ -- ボルジア 2012-06-22 (金) 01:24:05

Last-modified: 2012-07-28 Sat 00:16:34 JST (4283d)