冒険者/0035

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出身

• 遠く西方諸国にある獣人国家フランクリンの出身。
  多種族国家で哺乳類系獣人の比率が高い。ここいらから陸路移動だと２年ほど掛かる
  • 温暖湿潤な気候で作付けに恵まれる。名物は葡萄酒と火薬技術。特にクラッカーや花火が有名
  • 比較的立場の弱い小国であったが、10年前に強権的な国王、アレク・マイヤーが現れ
    周辺各国に侵略を重ね、急速に力を増していた
    • 近年クーデターが勃発し王が死亡、混乱の最中にある。難民も出ているが、ここら辺まで来るのはレア
      

ドロッセルについて

• 本名はクリス・マイヤー。ドロッセルは偽名
  その姓が示す通り、暴君アレク・マイヤーの子供の一人である
  
• 母親はコーラー・ハット。王宮の女中であったためドロッセルは私生児。故に王族ではなく召使の立場であった
  
  • ドロッセルの血筋は、父アレクのオニネズミ系列と母コーラーのキンネズミ系列の混血
    キンネズミの方は成人でも身長がかなり低く固定されてしまう遺伝があるため
    ドロッセルの背が伸びないのはこの遺伝が隔世遺伝で強く発現したのが原因である
• 末っ子のほうでありながら、父親からは結構腕を見込まれており
  故に極めて厳しくもよく剣を教えてくれた父、アレクの強さに憧れ、尊敬している
  
  • だが同時にアレクの行ったことは間違いであり、その結果すべてを失ったこともちゃんと認知している。
    故にドロッセルはアレクの剣術と強さのみを追い求めている。実際強さを肯定することは合っても人格や所業に関してはまず明言しない
• 当然自身の素性が明らかになることを恐れている。
  私生児であったためその正体が判明するのがかなり遅れたため、彼についての情報が少ないのが救い
  とは言えクリス・マイヤーの名と金髪・金眼・低身長程度の情報はお尋ね者として流れているようだ。

「暴君の血」についてNew!

• 偶発的に発生した遺伝子のマッチングによって引き起こされる特殊な身体状態
  

• 元々は肉体的に劣るごく限られた鼠人が持っていた自己犠牲行動を誘発する精神構造である。
  己等ではどうすることも出来ない強大な捕食者から大多数を守るべく、一時的に身体のリミッターを解除し
  本来の100％を超える身体能力を持って捕食者を足止めするための性質であった。
  • しかし何の因果か、それが極めて肉体的に優れ、かつ獰猛な種族との交雑が成立し続け、結果マッチングが成立したのがアレクである
    衝動的に超人的な力を発揮するため他の追随を許さない強大な力を持つに至った
  • ドロッセルも発揮出来る能力が低いとはいえ、ほぼ同等の性質を持つに至っており
    相手が強大でなおかつ危機的な状況であれば有るほど性質が色濃く発現する
    最終的には痛覚がほぼ遮断され、さらに正常な思考状態が消失するに至る
    外見的な変化は微々たるものであり、どちらかと言うと状況と行動の異常性で判別することが多い
    
    

家族構成
父・アレクについて

• 鼠の獣人でありながら、200cmを越す巨漢
  針金のような髭と逆立つような毛髪、そして恵まれた体躯に加え状況判断も速く
  戦となれば先頭に立ちあらゆる障害を蹴散らし進む、まさに武人になるべくして生まれたかのような男であった。
  
  • 胆力もさながら、あらゆる状況下に対応できる柔軟さと奇抜さを持つ、戦士としてはまさに非凡な才能を持っていた
• その外観に違わず豪胆かつ快活で、歯に衣着せぬ物言いと淀みなく切れの良い語りは
  近隣諸国に抑圧されつつ有ったフランクリン王国の人々の支持を広く集め
  一介の部隊長から瞬く間に一国の帝王へとのし上がる事となる。
  
  

暴君の出現

• …しかし彼は、その胸の奥に更に傲慢かつ強硬的な本性を隠していた
  突如の隣国・ノーブル侵略を皮切りに、以降急速に軍事国家化を推し進め周辺諸国を征服し尽くした。
  彼が死ぬまでの実に10年間、戦火の嵐が吹き荒れることとなり
  アレクの侵略によって「殺された」と言われる人数は自国・他国の非戦闘員も含めると
  一大国家ほどの人数にも達すると言われ、「今世紀最悪の虐殺者」と言われている。
  
  • 故に西方の限られた地域の出来事であるとは言え、西方出身者やその悪名を耳にしたものであれば、名を聞くだけでも嫌悪感を露わにするだろう
    

敗戦、そして戦死

• 1回の遠征での敗戦を期にアレクの為政に翳りが差す。
  首都ではクーデターと反乱が発生、当初はすべての反乱を軍事力で制圧したかに思えたが
  呼応するかのように重税に耐えかねた周辺各国が一斉に蜂起。反乱の狼煙は瞬く間に広まる
  アレク軍は休む間もなく全方向からの追撃を受け続け、徐々に疲弊していった
  
• アレクが戦死したのは敗走をしてから1ヶ月後のことであった。
  とどめを刺した相手は機械兵士であったという。
  • 故にその機械兵士は現地では英雄視されている
    

母・コーラーについて

• キンネズミの女性で身長126cmのドロッセルに負けぬ小柄な体格
  女中でありながらアレクの子を身ごもりドロッセルを産んだ。
  性格は控えめで自己主張も少なかった上、階級の差もありドロッセルも思いの外彼女について知らないことが多い
  • ほぼ宮中において寝泊まりしたせいもあり、ドロッセルに対しては母親らしいことを殆どしてやれなかったことを悔いていたが
    その事は最後までドロッセルに伝わることはなかったようだ
  • クーデターの最中、狼狽えるドロッセルを逃げるよう強く促したが、次の瞬間流れ弾を受け死亡するに至る
    この事はドロッセルにとって大きな負い目であり、深い心の傷となっている
    
    

長男・フリッツについて

• ドロッセルと最も親しかった兄弟。彼の存在がドロッセルに最も影響を与えたと言っても過言ではない
  長男でありながら戦いに邁進する現状に対し何も出来無い、自身に大いに無力感を感じていた
  • 故に西方正教会と影でつながりを持っており、ドロッセルも幾度と無く足を運ぶ機会があった。
    ドロッセルが教会関係者をまず警戒するのは顔が割れている可能性があるためである
  • アレクとは反りが合わず、殆ど反目しあっているような状態であった。
    実際従うのは口先だけで実働は全く伴わない事も多かったという
• 身長180cmほど。父アレクとは違い、正確さと素早さを念頭に置いた立ち回りを持っていた
  短針砕きは彼が編み出した技である
• ※クーデターの際に行方不明になっている
  
  

12女・マリーについて

• ドロッセルがお目付け役として仕える事が多かった実質的な妹
  王宮及び街中の空気は悪くなりつつ有る頃であったが、箱入りとして育てられていたため天真爛漫とした性格であった
  • 厳しい鍛錬で生傷が絶えず、他の兄弟からも白眼視されるドロッセルにとっては
    別け隔てなく相手をする彼女の存在は心の拠り所であった
• ドロッセルが虫が苦手なのは彼女の前でうっかり蝶を殺してしまい、泣かれた事を思い出すから。なので羽虫系は特に苦手
  • 逆に巨大ムカデとかは容赦なく殺しに掛かれる
• ※クーデターの際に行方不明になっている
  
  

装備

• 剣術で使うためロングソード以外に各所に装備した多数の短剣
  • 背中にロングソード、腰左右に短剣２本づつ、右腕に１本、荷物に１本
    • 荷物のものは「マウゼリングス」という銘が彫られた銀色の短剣
• そして手合わせ用に木刀を二本所持
• 防具はガントレットと脛当てのみ
  • 現在脛当てはレクトールより指示のあった重しになっている。現在は３kg×２New!
• 他の常備品はリンゴぐらい
  

魔剣マウゼリングス

• ドロッセルが唯一持ち出せた父親の遺品、ドロッセルは今のところ未使用
• マウゼリングスという名の魔女が作り上げた魔法剣であり、400年ほど前の遺物である
  決して刃毀れしない不思議な刃を持っており、短剣としても優秀であるが
  それ以上に更に強大なマウゼリングスが残した武器を覚醒させるキーとしての役割を持っている。
  故にドロッセルが追跡される理由にこのマウゼリングスの奪還も含まれている。
  

七華弁「土の刀」New!

• 黄金歴の召喚術師にして武器コレクター、「ロンサム・ジョージ」の居城にて発見した刀
  外見は黒く微細な結晶で構成された刀身を持つ倭刀。サイズは標準的な刀ほど 大精霊の元素「土」の力を秘めている。詳しくはシェアードワールド：七華弁を参照
  • 土と大地を操る力を持って居り、地に突き立てれば山や谷が生まれ、剣をかざせば石が舞う
    ただし今はまだドロッセルはその力を十全に扱えておらず、普段は紙や布で厳重に刀身を保護し不意の発動を防いでいる
    

剣技New!

• 傾向と対策
  • 小柄な見た目に違わず、俊敏さと抜群の加速性能を活かした戦闘を得意とする。
    基本はコツコツ刺していくヒットアンドアウェイ
    • なんたってネズミだからね！
  • 逆に一撃が軽い。あと一発もらうと凄いダメージを受ける。多分×物理がついてる
    • でも背中があいてる状態のふっ飛ばしにはガードに成功すれば体が軽いから逆に耐える
  • だんだん加速していくが息切れも早い
    
• 七ツ首
  • 全身に仕込んだ武装をフルに使用する戦闘術。
    相手の隙を突き接近するための布石として使う場合が多く
    短剣を総て投擲に使ったりロングソードをブラフに使ったりと奇抜な動きを取るパターンも有る
    名前の由来は「６本すべての剣を折らなければ首には届かない」という謂れから
    剣一本一本を首一つに例え「７つ首」と称したもの。
    

• 短針砕き
  • 曲芸のごとく縦一回転から剣を振り下ろし
    さらに防がれた場合でも防御した相手が怯んでいる内に着地、低姿勢のまま刺突する
    身軽でバネと筋肉両方に恵まれた獣人だからこそ出来る芸当。
    勿論外したり、防御された上で相手が平然としてれば致命的な隙を晒すこととなる。
    
    

• 終幕のワルツと大団円(アポテオーズ)（現在使用不可）
  • 自身の肉体の破損さえ考慮しない高速運動による全方向からの連続斬撃
    オリジナル（アレクが使用したもの）はターゲットに斬撃を加えながら全武装を突き刺していくという凄惨なもの。
    ドロッセルでは技を最後まで出しきることが出来ないし突き刺す力も余裕もない未完成の技である。
    • 後先考えず全身を酷使する切り札中の切り札。これを使ったということは完全に後が無いということも意味する
      
    • 現在レクトールの教えにより完全版は使用不可
      

• 踊りの情景New!
  • 相手を中心に円形を描くようにを高速で周回し短剣の連続投擲を加え
    隙を見せたところで急制動を掛け斬りこむというもの。
    自分で投げた短剣を自分で回収可能なタイミングで投擲するため実質弾かれたり当たるまでは無制限の投擲が可能
    • この技を使用するにはいくつか前提条件が必要となっており
      １.脚が死んでいない（脚に大ダメージを受けていない）
      ２.ロングソードを手放す必要がある
      （重量があるロングソードを所持していると急制動時に体が横に吹っ飛ぶ）
      ３.短剣が３本以上残存している（投擲用２、斬り込み用１）
      ４.相手が足を止めている（正円を描くことが出来ないと仕掛けられない）
      の４つを満たしていないと使用できない
      
      

• 雪片の輪舞New!
  • 両手に構えた短剣を使い、一瞬にして6発以上斬りこむ超高速の乱れ斬りを行う
    徐々に加速していくため「ワルツ」とは逆に継続時間が重要となる
    ほぼ隙がないが相手と至近距離にいる必要があり、さらにそれ以外の行動を取ることができなくなる
    また「ワルツ」程ではないが消耗も激しい
    
    

• 足刀蹴りNew!
  • レクトールより教授された足技のひとつ
    片足を畳んだ立ちの姿勢から鋭く相手を迎撃する水平蹴りを放つ。
    向かってくる相手の勢いを刈り取る以外にも、追撃として使用することが出来る。
    

• ヘッドorテイルズNew!
  • レクトールより教授された足技のひとつ
    所謂サマーソルトキックと前回転かかと落とし
    魅せ技的な性質が強いが、相手の虚をついたり空中にいるターゲットへの迎撃に使用出来る。
    
    

• ストルッツォNew!
  • レクトールより教授された足技のひとつ
    空中から地上にいる相手を踏み台にして連続で蹴り上がり続ける足技
    一度捉えられれば相手が動くまで怒涛のストンピングを繰り出すことができるが、その分消耗も大きい。
    
    

• 蛇打ちNew!
  • レクトールより教授された足技のひとつ
    相手の初動に気当てを重ね、動きを一瞬止めた所に高速の飛び蹴りを打ち込み相手が吹き飛んだり踏ん張る前に踏んだ反動で距離を離す
    レクトールのものとは原理が異なり、リーチがない分極度に速度に特化したドロッセル流のタイプに変質している
    傍から見ると蹴りが1mほど伸びたようにさえ見えるため幻惑性能も高い
    原理がわからない相手に対しては強烈なわからん殺しとして作用するゲス技
    
    

ゲートオブランダム←ウーティスのところに有ったから借りてきた