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今より更に前の話 ともあれ。 出会いに拠りてまた一つ、物語は進む。 主役は二人。 閻魔に仕える鬼の青年と、 怪異を憎む彼の血縁の少年の話。 かつては人間だった鬼。 喜望峰、鬼を亡き者にし人道の望を絶たれた事より、転じて鬼亡峰。 天音、天道閉ざされ業と潮騒を背に地を歩く、転じて塰音。 人ならざる時間の流れを幾数十年永らえて、 今再び、男は彼の地に。
人に非ずとも。 妖に非ずとも。 今日この日、男は1歩だけ前に進んだ。 「さて、次はあいつの顔を拝みにいこうか」
泡沫の宿を離れ、かの街へと歩く鬼一人
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どうした?書き損じたか?
本名を喜望峰 天音。 兼ねてより、人の身でありながら鬼の呪いをその身体に宿し、解呪の術を探していた。 しかしながら、終ぞ願いは叶わず。今や彼の身体は完全な「鬼」である。 人の心を持った人で無い者の新たな苦悩が幕を開ける。 人間時代の名簿