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ホワイト家出身 ラッセル 443404 †
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| 容姿 | 痩身。癖っ毛。常に疲れた表情。縒れた黒シャツとジーンズを愛着 |
| 履歴 | 怪我で退役させられた元軍人。今はしがない闘技場のファイター |
| 性格 | 一見シニカルで不真面目。だが考えるべき所は考えている、努力を表に出さないタイプ |
| 特技 | 機体操縦、リロード |
| 能力 | 情況対策、目端が利く |
| 好きな物 | ファーストフード、酒や煙草など嗜好品。特にコーヒーが無ければ生きていけない |
| 嫌いな物 | 将校、犬、辛い物 |
| RP方針 | 機体で戦闘したいヨー ｼｬｯﾁｮｻﾝﾖｯﾃｯﾃﾖｰ 同盟外とも普通に交流するのよー |
| 一言連絡 | 停電の所為でルーター設定死んでたぞクソッタレがー！ |
Wanzer † 
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| 機体愛称”Straight” | |
| トロー社製パボット�兇離椒妊�、アームに、ヴィンス社のヴァジェ・レッグを装備した機体。全高約5〜6ｍ バトリング用のカスタム機の中にあって、極めて実戦的な改造が施されており、一見すれば地味。良く言えば堅実である。 パボット�兇蓮⊃鐔蠅冒�備された防弾プレートと、ボディ正面の着脱式防弾プレートにより、同時期に販売された他の機体より高い耐久性を有している。 また、回転式モニターヘッドによって、全方位を視界に入れる事が可能。 脚部のヴァジェ・レッグは、高い運動性、機動性を誇る偵察、支援機向きの装備。 その為、耐久面に難があり、このアセンブルの大きなウィークポイントとなっている。 個人的なカスタムとしては、胸部防弾プレート前面にキャタピラを貼り付けての耐久性の上乗せ。 並びに迷彩塗装。左肩のイエローライン。そしてラッセル現役時のナンバーである『６』がペイントされている | |
| 兵装一覧 | |
| HEAD | モニターヘッド |
| BODY | 着脱式防弾プレート、防弾用キャタピラ、コクピットブロック強制排出機構 |
| R.ARM | ヘヴィパイル、内蔵打撃機構（武器装備時は使用不能） |
| L.ARM | キャッツレイ（ＳＧ）、内蔵打撃機構（同上）、WS-2（肩部シールド） |
| LEG | ローラーダッシュ |
| BP | 予備弾倉、アシッド（装甲腐食性ガス弾） |
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Pilot data †  |
| 名前 | ラッセル・ホワイト |
| 年齢 | 28 |
| 性別 | 男 |
| 服装 | 縒れた長袖黒シャツ、ジーンズを愛着。暑ければ捲くり、寒ければ上に軍用ジャケットを羽織る。 パイロットスーツも軍用の物を愛用。しかし長く使っている為、彼方此方擦り切れてボロボロになっている |
| 経歴 | 元陸軍大尉。レコン小隊『107 Step』を率い、とある島でDMZ周辺の警備、偵察任務に当たっていた。 島で二度目の紛争が起こった頃、偵察任務中、所属不明部隊による襲撃を受け、ラッセル以外は全滅 救助要請を受け、駆けつけた友軍によって一命を取りとめたものの、重傷を受け、記憶障害を煩う。 医師により兵員不適正と診断され、軍から追い出された。 その後、闘技場のファイターに落ちぶれ、流れ流れてこの街へと辿り付く。 機体は軍で廃棄処分扱いとなっていた自機をこっそりちょろまかした。 |
one soldier's story † それは、酷くくだらない仕事の筈だった
数日前から敵もいない地域の定期パトロール。昨日今日、厚着できる様になったニューガイにでも出来る仕事だ
それだってのに、俺達は何かを見、そして……
『ＨＱ、至急救援を乞う。繰り返す、大至急救援だ、クソッタレ！』
俺が目を覚ましたのは病院のベッドの上。
酷く頭が痛む。額に触れば包帯が巻き付けられているのが分かる。
……前後の記憶がはっきりしない。何故、何時から此処にいるのかも分からない。
名前は思い出せる。
ラッセル……ラッセル・ホワイトだ。ガキの頃良く、イルカの絵でも描くのかとからかわれた。一文字違いだ馬鹿野郎。
兎に角、他に何か分かる物が無いかと、ぐるり、視線を巡らせる。
何から何までが酷く白い部屋だ。色のある物といえば、片隅に活けてある花位。
その花の黄色が、酷く鮮やかで印象的だった。
暫くすると、これまた白い看護婦が俺の個室を訪ねる。目を覚ました事に気付けば、来たばかりだってのに、大慌てで出て行った。
それ程酷いツラだったかと、無精髭だらけの顎から順に顔を摩る。
特に異常は無い。頭を除いて、治療も殆ど終わっているらしい。
そうこうしている内、さっきの看護婦が、冴えない面の医者を連れて戻って来る。
簡単な診察をし、その後、数日ぶりらしい、食事に風呂に便所タイムと相成った。
それから数日、経過も順調。そろそろシャバに戻れるかと言う頃、見たくない面が、向こうの方から尋ねて来た。軍のお偉だ。
「……経過はどうかな、大尉」
手を後で組み、窓際に立って背中越し。ブラインド越しに外を眺め、陽光で命一杯、胸のバッヂを光らせているであろう将校は言う。
「順調ですよ。頭以外はね」
俺はそう言って、指で銃を作ればこめかみに当て、撃つ素振り。
「知っている」
そう、将校は言ったが、俺は構わず言葉を続けた。
「記憶がはっきりしないんですよ。特に……作戦の前から此処に来るまで。報告書も書けやしない」
窓から視線を外し、肩を竦める俺を見れば、将校はその竦められた肩にぽん、と手を置いた。
「何れ思い出す事もあるだろう……今は治療に専念し給え。ゆっくり、な」
「そういう訳にも行かんでしょう。一日も早く、戦線復帰できる様努めますので」
上官向けのお約束の文句。本心はそうは思やしない。たまの休暇だ。ゆっくりさせろ。
「その必要は無いよ、大尉……いや、ラッセル」
「自分が戻ら無かったら、自分の分隊の面倒は誰が見るんで」
こっちは本心だ。俺が一から育てた新兵共。
配属直後から、任務に雑務にと引き摺り回した連中だ。今じゃ見違える程人殺しの面をしてやがる。
うっかりニューガイなんて呼んだ日にゃ、こっちが蜂の巣にされかねない。
「その必要も無い、ラッセル。 ……君の部隊は、君しか残っていない」
「……は？」
口をぽかんと開け、阿呆の面。そんな筈あるか。うっかり転んで頭を打った俺を、今頃指差して笑ってやがる頃だ。
「それからもう一つ……君は、除隊だ。兵員不適正と診断された」
流石に言い辛かったか、渋面を更に渋らせ、途切れ途切れに。
「……なぁ、ラッセル。君は運が良い。
部隊は失った。だが君は生きている。少し早いが除隊もできる。
軍人の私が言うのも何だが……軍以外の生き方を考えた方が良い。君はまだ若いだろう？」
もう一度、俺の肩を叩いた後、将校は二の句も告げさせぬまま、部屋を出て行った。
後には、魂を抜かれた様な俺が、ベッドの上で阿呆の顔をしているだけ。
部下は死んだ、お前の居場所も無い、諦めろ、だと？
それからの生活は、全く持って堕落の一言に尽きた。
幸い怪我の後遺症も無く、記憶の一部が思い出せないだけで、仕事するにも差し支えは無い。
オマケに、軍から定期的に金が出た。ただ生活する分なら申し分無い程だ。
だから俺は、徹底してだらけた。酒を喰らい、女と遊び……だが、何一つ、満たされやしない。
そんな折、軍に残る知り合いから連絡が入った。
俺が使っていた機体がスクラップになるってんで、その前に引き取らないか、と。
軍需品の横流しに相当する悪事だが、俺はこっそり承諾した。
機体。ヴァンツァー。
こいつに乗っていれば、何かが満たされる気がした。失った何かを思い出せる気がした。
そして、もう一度……
一文字判定
443404
苦
……苦！？
