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洞穴の中を流れる地下水に住む生物が、土壌から染み込み、地下水と交じり合った魔素の影響を受けて、長い年月を経て姿を変えたもの 元は山椒魚の仲間であったらしい 人に近い姿を持つが、その習性は古来からの地下生物のまま 長い地下生活の為にその肌は透通る程に白く、目は退化し失われている 退化した目の代わりに鋭い嗅覚と触覚を持ち、僅かな変化に敏感に反応する 声を出す事はできないが、代わりに僅かな鳴き声を上げる事がある 雌には乳房は無く、僅かに胸の辺りが隆起しているのみ 主食は主に、同じ地下水湖に住む魚類、甲殻類など。迷い込んだ人を含む哺乳類などを口にする事は滅多に無い 主に洞穴の奥、地下水湖に生息し、生涯を其処で終える…筈なのだが この極めて稀な種族の中でも、取り分け稀な知能を備えたニーカは どういうつもりか、洞穴入り口まで登っては、時折通り掛る人々(特に冒険者など)にこっそり付いて回る習性を持つ この奇妙な習性の為に、地元住民の目に触れる機会の多いニーカは 地元の言葉で、マ・ルア・ニーカ(白い洞窟のニーカ)と呼ばれている……勿論当人は知ったこっちゃないが
ニーカの住む洞穴は、その地下水の持つある特性から、地元住民からは白い洞穴と呼ばれている その特性とは、僅かな水のさざめきにも敏感に反応し、魔素の溶けた地下水が淡い光を放つ事 大きく揺らげばそれだけ大きく光が波打ち、洞穴内を照らす出す この特性は、不思議な事に、この洞穴内でしか発生せず、水を外に持ち出した時点で効力が失われる