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養成校から離れ、港へ向かう街道を、一人の青年が走っている。 「ほらほらほら、もっと急がないと船が出ちゃうよ」 それを先導するようにふよふよと浮いている小さな毛玉のような生き物。 「うるせー! これでも全力疾走だっつーの!」 走りながらチラリと後ろを向く青年。養成校の方向からは盛大な祝砲の音が響いてくる。 「南のヘイムレル地方じゃ盗まれた神像の回収、西のメルアイル地方じゃ崩れた封印の修復。色々助けてあげたんだから、君には死に物狂いで働いてもらうよ」 自称妖精の奇妙な生き物の容赦ない言葉に顔をしかめる。 「鬼! 悪魔! 白ムック! チクショウ、あん時死んどきゃよかったぜ…! うぉぉぉぉぉぉ!11!!1!」 やけくそになって走る青年の頭にふわりと毛玉が鎮座する。。 「いいじゃないか、英雄になりたかったんだろう? 僕と一緒なら世界を救う英雄になれるよ……表舞台には立てないけどね」 得体のしれない毛玉が一つ目を細めて笑い、青年の雄叫びが祝砲と一緒に空へと響き渡る。 4年前とは見違えるように大きくなった青年の身体。その全身には今は完治した傷跡がいくつも残されている。 「けっ! 家に戻って親父のゲンコツもらうくらいなら何だってやってやるさ。英雄でも魔王でも何でも来いってんだ!」 妖精に向かってそう言うと、走りながら着ていたボロボロの外套を脱ぎ捨てる。 目の前に開けた新たな道に向かって、青年は故郷を飛び出してきた時のように全力で走って行った。
「学園祭中は授業が少ねぇのか…んじゃ、ちょっくら武者修行の旅にでも出てくるかな」 そう言って少年は独りでぶらりと旅に出ました。数日後――――――― 「うぉーっ! やべぇ! 街はどっちだ!? 本格的に迷っちまった!」 人の全く入らない山奥で遭難しかけた少年の前に一匹の白い毛玉の様な生き物が現れました。 「やれやれ、こんな所に人が迷い込むとはね。ん? キミは修行しに来たのかい? お、なかなか面白い素質を持ってるみたいだし僕が鍛えてあげようか」 「あぁ? ふざけんな! テメーみたいなナマモノにぎゃぁぁぁぁし!」 こうして、自称妖精の不思議な生物を無理やり師事する事になった少年。数ヵ月後――――――― 「あのクソ毛玉…次会ったら引き伸ばして敷物にしちゃる……」 ようやく開放されて山を降りた少年の姿は以前よりも逞しくなっていました。 そして人生の目標を見つけた少年の目には、力強い意思の光が。 「…さて、帰るか。みんな、元気にしてっかな」
「うがーー! こんなド田舎の山ン中で鋤だの鍬だの作ってられっか! 俺は街に出て冒険者になる!」 そう啖呵を切って故郷の村を飛び出してきた頭の弱い一人の少年。 意気揚々とはじめての冒険に挑み、何とか成功させたものの、そう喜んではいられなかった。 「やっぱド素人にはキツいな……。最低限の闘い方とバケモンの知識は身に付けねぇと……」 酒場で途方に暮れる少年の視界に、養成校の生徒募集の張り紙が目に入った。 「よっしゃ! コレだ!」 後先考えないおバカな少年は一緒に置いてあった願書の紙を引っ掴むと弾丸の如く酒場を飛び出していった。
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>歯がギザギザしてそう。5モブ
>見た目普通の不良っぽいキャラ、隠し設定もあるが日常だけでは不良ッポイだけに見えてややネタは弱い >会話自体は割と上手そうだし霊圧もあるので、今後部活や行事でどれだけ特徴を出せるかがポイントだろうか 絡みにくさ度は55点
>北斗は腹筋ズリされ臍に当たる陰茎の剛直感だけで絶頂した