グレヴィリウス家出身 エルサ 484236 †
《 叙 事 詩 》
─── Epic poetry ───
─スリュヘイム汚染公領─
ID: | 484236 |
名前: | エルサ |
出身家: | グレヴィリウス |
年齢: | 17? |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
方針: | |
難易度: | |
信頼性: | |
その他: | ステータス/戦歴/名簿 |
旅&隠密任務用の装束。ただの服ではなく魔術により防御力・機動力が向上している。
※基本的にはフード付きマントを纏って目立たぬように行動します。
三行 †
- アルメナの神殿騎士が!
- 意志を取り戻し!
- 逃げた!
随意の場所で †
来歴 †
神国アルメナの名門貴族・グレヴィリウス家の庶子。
家督相続権はないため、神聖騎士団のテンプルナイトとして尽くすよう7歳の折に修道院に預けられる。
それからは厳しい修行と洗脳教育、そして人体改造を繰り返す地獄のような日々が続いた・・・・・・
───────そして10年後。
卓越した身体能力と戦闘技術を認められ学院を首席で卒業。晴れて彼女は神殿騎士となる・・・・・・はずであった。
しかしその任命式典の最中、彼女は突如として乱心し、儀礼用の聖剣を用いてその場に立ち会っていた司祭9人と司教1人、
そして同じく拝命するはずであった候補生25人を惨殺した後、出奔した。
アルメナから追手が誰も差し向けられなかったのは、少し意外な事のように思われた。
だがそれは、アルメナから離れて「鎖」が断たれれば、長らく命を繋ぐ事は叶わないという事が明白なためである。
彼女が辿り着いた先は、スリュヘイム汚染公領。
そこで倒れた彼女を拾ったのは、異形の魔導技師であった・・・・・・
外見・性格 †
- 銀髪にダークブルーの瞳、神殿騎士の聖装を纏い、その下にはチェインメイルとフルプレートを着けている。普段はマントで聖装を、フードで顔を隠している。
- 恐ろしいほどの重装だが、何も着けていないかの如く軽快に動く。重度の肉体改造を施されているためである。
- 現在もヨルゲンによって肉体改造は続けられている。ただしアルメナのような無計画な施術ではなく、
負担は可能な限り減らしつつも身体を強化するといった技術の粋を凝らした手術で、性能はさらに向上している。
- しかし物質的寿命の延長は上手く行っておらず、余命は持ってあと数年であろうと見込まれる。そしてそれは両者とも認識している。
- 身長は175cm程度と女性にしては長身。しかしその身体には暗銀色の鎖が埋め込まれており、特別な秘儀を用いなければ生命が途絶えてしまう。
- 現在は彼女を拾った魔導技師が研究がてら異端の術式を使って、秘儀と同じ状態を作り出す事によって何とか身体を維持している。
- 仕事においては神殿騎士として叩き込まれた立ち振る舞いをする。しかし普段は歳相応か、親しい者の傍では幼い一面を見せる事もある。
- 美貌と呼べる顔立ちをしているが、感情の起伏はあまり大きくなく、口数も少なめである。また、若干言葉がつっかえるクセがある。
- また、襲おうとして斬り殺された者もいたため、最近はものを知らぬ新参か命知らずの伊達男程度しか手を出してくるものはないようだ。
- アルメナでの地獄の日々を脱し、(制限はあるが)自由を手に入れた彼女にとっては、さまざまな物事が全て新鮮に映る。
- 特に外の世界の文化や風土、そして食べ物が関心事で、街(港湾都市)に出かけることも多いようだ。
- 出身地を追われて来た者が多い土地柄、「過去には触れない」という暗黙の常識があり、彼女もそれに助けられている。
能力 †
- アルメナの神殿騎士の名に恥じず戦闘能力はかなり高く、小〜中隊規模の局地戦ならば単騎で敵軍をかき乱す事が出来るほどの強さを誇る。
- 武器は一通りなんでも使えるが、特にメイスなどの打撃武器と長剣を得意とする。
- 現在所持している装備は出奔時に携えてきた長剣、ショートソード、ダガー、メイス。そして泥棒市で見つけた「硬化」の魔法が掛かったハンドアックス、バックラー。
- 魔術の類も得手ではないが使用できる。主に肉体補助系の方術が多い。
- 部隊の戦闘要員としては優秀だが、意志伝達力が不足しているため大部隊の指揮などは不得手。
そのため、自ら率いる場合は隊長の思考を察して動けるレベルの精鋭を集めた小隊が限度となる。
活動 †
- 生命維持の術式には様々な道具や生贄、魔導器などを必要とするため、依頼をこなしては費用に充てている。
- 酒場での依頼がない時は、傭兵として戦場に立つ場合もある。ただしアルメナに係わる仕事は極力避けるようだ。
- 特に正規軍が慢性的に不足し、不死兵と銃器に頼る割合の大きいスリュヘイムとしては彼女は得難い戦闘力を持つ存在と認識されており、
金銭や一部の権利、情報秘匿を条件に、しばしば公領軍の客分として暗殺依頼や少勢での奇襲・撹乱などの特殊作戦に参加している。
- 魔導技師:ヨルゲン・ステイカー
- 年齢不詳・性別は男。
- 本格的な大型魔導炉の開発に携わっていたこともあり、業界ではそこそこ名が知れているようだ。
- また実は公領軍が極秘に開発している超重魔導砲 " ゲヴァルト・リヒト "の開発メンバーでもある。
- 風采の上がらない小男で、深い皺が刻まれた面に怪しい笑みを浮かべている。
- 性格は意外に陽気で冗談ばかり言っているが技術者らしく偏屈な所もあり、掴みどころがないと評される。
- 普段は魔導関係の設備や武具の修理・メンテナンスを行っている。
また、装備の属性付与や銃器類の加工なども寡作ながら行っており、知る人ぞ知る職人というところ。
- 己の探求心を第一に仕事しているため、商売はあまり上手くない。
- しかしエルサを拾ってからは、彼女が性質の悪い輩を駆逐してくれるため仕事相応の報酬が確保できるようになった。
魔導技師に話しかける †