穏の里出身 「九鬼華厳」 或いは 「変身忍者不空」 †
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| 所属: | 穏の里 |
ID: | 496434 | 設定 | 来歴 穏の里所属の女忍者。現在の所属は穏の里であるが、7年前は滅の里に所属していた。生まれも滅の里。 父親が華厳を連れて滅の里を脱出し、穏の里へと入ったのである。故に華厳は抜け忍であり、滅の里からすれば裏切り者である。 父親は滅の里で護られていた「補陀落経」という謎の教典を持ち出し里を抜けている。今その経典は華厳に託されている。 そのため、華厳もまた追われる身となっている。 今回の任務には遅れてやってきた。
人物 小柄な少女であるが、その性格は見た目に似合わず尊大であり、自信家である。 負けず嫌いで対抗心が強い。男忍者が主体の穏の里ではからかわれたり低く見られたりしがちだが、本人はそれが許せず、修行などは真面目に行っている。 口は悪く、性格も女らしいとはいえない。自分の納得のいかないことや間違っていると思う事に関してはたとえ命令であっても中々従おうとしない性格である。 戦闘能力が高く、派手なことが好きな性格で、名乗り等も好きであるため、潜入任務などには向いておらず、もっぱら戦闘任務に駆り出されることが多い。 今回の財宝争いに関しても、財宝や命令そのものにはあまり興味はなく、里の者たちを見返すために参加したようなものであった。このような性格なので半ば問題児扱いされている。 「補陀落経」は大切に守っているが、その内容に関してはあまり興味を持っていない。 忍者としての機密保持や心構えなどに関しては色々とまずいところが多く、叱責を受けることも多い。
忍者 忍者としては小柄な体躯を生かしての素早い動きで敵をかく乱し、縄や戦輪(いわゆるチャクラム)、爆薬、刀剣などを好んで使用する。 直情的な性格のため、敵の罠などにも引っかかりやすいが、そこは力で押し通すというスタンスで戦闘を行う。 計略や策略を得意とする敵は苦手とする。 女忍者なので敵をたぶらかす方法とかも訓練されようとしたが性に合わないのかそう言う訓練はいつも逃げようとしていた。実際成績も悪かった。
忍法「即忍成仏」 ―変身忍者不空― 父親から託された「補陀落経」の力により、真言「オン・ハンドマダラ・アボキャジャヤニ・ソロソロ・ソワカ」(蓮華を持し、空しからず敵を打ち破る尊よ。出現したまえ。出現したまえ)と唱えることにより、変身忍者不空に変身することができる忍法。 変身すると特殊な忍装束に身がつつまれる。補陀落経帷子と「補陀落経」には記されている。実際の経帷子とは全く姿を異とするものである。これらの装備は「経典装備」と呼ばれる。 変身忍者不空になると、まず身体能力が大幅に上昇し、陣地を超えた跳躍や怪力を発揮することができるようになる。 虚空から自由に武器を顕現させることができる。主に使われるのは法輪や錫杖、刀剣など。これらの武器には魔を祓う力が備わっている。 他にも超能力めいた力も発揮することができるのだが、華厳はまだ変身忍者不空の力を十分に引き出すことはできていない。 「補陀落浄土」という海の果ての浄土から力を得ている。そのため穢れた心のものでは変身は不可能。本来は現世で迷える衆生を救い、魔のものを退散させるための力であるが、華厳はそのようなことは知らない。 今のところ力には限界があり、一定時間を過ぎると変身が解けてしまう。
「補陀落経」 仏が住むという海の向こうの遥かな浄土、楽園について書かれているとされる巻物。「補陀落山」がその浄土とされる。 かつて存在したとされる古い忍集団が記したもので、彼らの教義や信仰、忍術などについて書かれているが、難解な文章であり、普通に読むことは難しい。 経典そのものが魔力を持っており、「補陀落経」の力の一端は華厳の父により華厳の体の中に移されている。そのため、華厳は変身忍者不空へと変身することができる。 この経典の全てを解き明かせば、悟りを得、仏に近しい力を得ることが出来るといわれる。 忍に関する重大な秘密も書かれているといわれ、滅の里で保管されていたものの、華厳の父によって奪取される。 この経典を取り戻すために送られてくる刺客とも華厳は戦わなければならない。華厳はこの経典をほとんど読んだことがない。 力の一部が華厳とつながっているため、経典の力をほかのものが使うには、華厳も一緒に手に入れる必要がある。
父 父親は九鬼法相といい、滅の里でもそれなりの地位を得た、力ある忍者だったが、「補陀落経」の存在を知り、それを悪用しようとするものの存在にも気づいたため、「華厳経」を奪取し、娘華厳とともに滅の里を出て、穏の里に入る。 穏の里にて経典を護っていたが、ある日「補陀落経」を華厳に託すと、任務に出たまま帰ってて来ることはなく、行方不明となっている。
//「補陀落経」は奪われた秘密の巻物程度に考えてくれれば構いません。設定に乗ってくれる人とかがいればぜひ相談ください。 //下に詳しい設定は記載予定。所属問わず既知設定歓迎。 //折角の忍者なので戦闘とかエロとかやりたい。 |
名前: | 九鬼華厳 |
出身家: | 穏の里 |
年齢: | 15 |
性別: | |
状態: | |
その他: | ステータス/戦歴/冒険中? |
画像原寸
変身ポーズ? 道案内?
SD
三行 †
- 幼き頃に父親と共に滅の里から逃げてきた
- 秘密の巻物を持った
- 変身忍者!
変身忍者「不空」 †
詳細設定 †
「補陀落経」や「変身忍者不空」についての設定。特に知っておかなければならないとかそういう設定ではなく、背景設定のようなもの
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| | 『補陀落経』
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『補陀落経』とは、かつて遥か昔に存在した異端の忍集団、「補陀落宗」が書き記した経典である。
異端とされた理由はその教義であった。
末法の世とされた時代、仏が住むという「補陀落浄土」への往生を願い、厳しい修行を行う集団が「補陀落宗」であった。
彼らが体を苦行にて鍛え、様々な修行を行った結果たどり着いたのは忍者であった。
闇を駆け、超常の力を有し、人というものを超えた存在である忍者を仏と同一視した。
いわゆる「忍即仏」というものである。そして彼らは忍者としての修業を続け、一つの忍者集団として成立した。
彼らの目的は己の「成仏」そして衆生の「救済」であったため、暗殺などを主とするほかの忍集団とは反目しあっていた。
忍者=仏という衝撃的な解釈は当然一般に受け入れられることはなく、「補陀落宗」は歴史の表舞台に現れることなく、ひたすら修行に明け暮れていた。
しかしある時期から、完全に「補陀落宗」は姿を消してしまう。
彼らは自らが信仰する観音菩薩が住む「補陀落浄土」へと向かい、成仏することを決意したのである。
「補陀落浄土」は海の果てにあるとされ、「補陀落渡海船」と呼ばれる四方を鳥居に囲まれ、一度入れば外に出ることはできない箱状の船を彼らは使い、船出した。
「補陀落宗」全員が一斉に海の彼方へと船出し、そして誰一人帰ってくることはなかった。
浄土にて成仏することを目的とし、遥かな航海へと出た彼らは、歴史から姿を消したのであった。
「補陀落経」を残して――
「補陀落宗」が一斉に補陀落渡海に踏み切ったのは、彼らが未来を幻視したためである。
未来は末法の世よりもひどくなり、ついに空から仏敵天魔が現れ世界を滅ぼすというものを幻視したのである。
彼らの目的は衆生全ての救済である。しかし生身の体のままでは未来の衆生の救済までは叶わない。彼らはこれを緊急の事態とし、成仏する為に補陀落渡海へと踏み切ったのである。
「補陀落経」はそんな彼らが残した、彼らの教義や忍術などについて事細かに記された者であり、幻視した未来についても記されている。
彼らが成仏できず、未来の世界を救うことが出来なかった場合のために用意された。
やがて来たる天魔に対抗する為にそれは記されたものであった。時が来たらば、この「補陀落経」にて天魔と戦うように残したのである。
かなりの法力を込めてあり、浄土にいる観音の力も借りるため、すさまじい力を発揮する。故に悪用を防ぐために、かなり難解な構成で記されている。
「変身忍者不空」も、終末の世に現れる天魔への対抗策であり、苦しむ衆生を全て救うという彼らの目的のために用意されたものであった。
「補陀落経」は彼らの目的を知るわずかな人間によって伝えられていたが、ある日滅の里のものによって奪われてしまう。
その後は秘密の巻物として保管され、その力を利用しようとするものもあらわれようとしていた。
とあることから「補陀落経」を知り、悪用しようとするものを察知した九鬼法相は「補陀落経」を盗み出し、逃走したのである。
「補陀落経」の全てを解き明かすと、その法力も思いのまま使えるようになり、悟り、世界の真理を知ることとなる。
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| | 変身忍者不空
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「補陀落経」の中に込められた法力を用い、補陀落浄土と繋がることによって、「変身忍者不空」へと即忍成仏することができる。
補陀落経の力を有したものが、不空羂索観音の真言「オン・ハンドマダラ・アボキャジャヤニ・ソロソロ・ソワカ」を印を切りながら唱えることで、その者の体には疑似成仏することができるようになる。
観音菩薩の力の一端をその身に受けることができるようになるのだ。
そのため、「変身忍者不空」となったものは、仏のごとき力を有することになり、天魔と戦う運命にある。
もしその力を全て引き出すことができれば、完全なる成仏を迎え、観音菩薩と合一することになり、その力によって天魔を滅ぼし、全ての衆生を救済する存在となる。
力を引き出せば引き出すほど仏に近づき、様々な奇蹟なども起こせるようになるが、華厳は「不空」の力の一割も引き出せてはいない。
仏の化身であるため、殺生を行うことができないとされる。
自在忍とも呼ばれる。虚空蔵(アーカーシャ・ガルバ)から無限の力を引き出す現世における仏。
変身直後はその体は金色に輝き、顔を覆う仮面は仏のごとき慈悲の表情である。
しかしいざ戦闘となると、それは天魔を滅ぼすための憤怒の表情へと変わり、体も赤い色に変化する。
「補陀落経」や「変身忍者不空」に関しては実際に観音の導きがあったともされる。
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| | 天魔
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『補陀落経』の中で予言される仏敵。末法をさらに超えた終末の世に現れ、悪逆の限りを尽くし、世界を滅ぼす存在だとされる。
その姿は異形の獣、魔人、海洋生物めいたもの、目に見えない災厄など一定ではないようである。
天より来たる魔。遥か空の彼方より飛来する存在。仏敵。悪鬼。波旬。
『補陀落経』は、未来の現世の人々のために残されたものであり、この天魔と戦う術が「変身忍者不空」なのである。
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| | 虚空蔵
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アーカーシャ・ガルバ。
虚空(アーカーシャ)に存在する宇宙のあらゆる知識、心理、力が収められていると言われる虚空の母胎。
宇宙の無限なる知恵の集合体。魔術師などがいう「アカシック・レコード」と呼ばれるもの。
変身忍者不空は虚空蔵に接続することにより無限の力をそこから引き出している。
この虚空蔵に到達することにより真なる悟りを啓き、仏陀となることができるという。
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変身忍者不空 〜天魔襲来〜 †
SS置き場です
密談(相談スペース) †
RPとかそういうのに関する相談はここだ。表で言えないようなこともここでいうといいぞ!
編集 / 差分
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