ニュクス家出身 ジギタリス 498281 Edit

ID:498281
名前:ジギタリス
出身家:ニュクス
年齢:17(+3)
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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方針:
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難易度:
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信頼性:
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その他:ステータス/戦歴/名簿Edit
学園:企画/洋上学園都市
中野:いない

http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp025016.jpg

お名前:
  • 公安の監視の下で地下室を借りてジリアンの意思を戻す為の儀式を行う準備を行う  
    隔離されている姉の手を引いて連れて来たが――……
    以前は血の繋がりがあっても隔離病棟からろくに面会すら赦されなかったのに
    こうして彼女にも外出許可があるのは副室長のお陰か
     
     
    夜明けの晩――……神々の交代の時間を合図にそれは始められた
    暗闇の中、燃える様に真紅の蝋燭へ火を灯し、聖水を撒いて場を清めれば
    ミルラのお香を焚いて、ミルクの様に清らかな濃厚な純白の煙が空間と嗅覚を支配する
    漆黒の中に血の滲んだ跡が浮かぶような半貴石とミルトスの花を掲げ、聖書を置けば儀式の為の神殿の準備が出来る
    片手には吉岡さんからの頂き物の魔術書を手に精巧に描き写した魔法陣を描けば、呪文を読み上げる
     
    汝よ、炎の声を聞け
    深淵の隠された深みを貫く閃く浄化の炎によって 冥府より再生されるであろう
    汝よ、炎の声を聞け
    炎の神が神官に身を置く時
    炎の業を納める祭司によりて啓示を受けるだろう
    捧げられし3つの花を再び手にする時
    到来を告げた天使の言葉を明らかにするであろう
    新しい永劫を告げし時、花を暗示する形で示されし文字を唱えよ――……
     
    shin
     
     
    (火の象徴であるワンドを持ち、火のケルブを空中に書き示せば)
    (魔法陣から炎の渦が燃え上がり、扉が浮かび上がる――……) -- ジギタリス 2013-06-04 (火) 22:34:23
    • (公安委員会からの命令で、隔離中にも関わらず特別に外出許可を出された男はただその様子を見守る)
      (魔術に関してはほぼ門外漢であるが故、見守るだけしかできないとも言える)
      (公安委員会の派遣した監視者達と共にただ黙して佇んでいる) -- 副室長 2013-06-06 (木) 00:50:22

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詳細 Edit

容貌~双子の姉のジリアンの片割れ
端整な顔立ちで表情は乏しい 制服・私服共に常に黒い服を身に纏っている

性格
ミステリアスで人を寄せ付けない雰囲気を持ち、堅さと何処か棘を感じさせる

異能
割れた香水瓶(タナトスパフューム)
全身から甘美で誘惑的な香水の香りがする

デメリット

詳細
学園の3年生可憐な容貌と甘美な香りに、近寄る者は誰もが魅了されるだろう
それ程までに蟲惑的であり、だからこそ彼女の棘には誰しもが気付けない

RP上の注意
*決して触れる事が出来ません。簡単に肩に触れる、手を握る等の行為も止めて下さい
もし、やろうとすれば止めて貰う旨の発言をするか、扇子等で叩く等をします
心奪われるのは貴方にお任せ致しますが、魅力的に思って下さると嬉しいです
2年生以上は知っていても良いです能力が発動する前の知り合いなら、触れた事があるかも

雑記
姉妹共に様々な種類の制服を持っているので日替わりで制服が変わる。お洒落さん
人とは距離をとるものの、本当は物凄く寂しがり
異能が学園生活を送る上ではある程度は問題ないものの
一般生徒と同じ寮生活は他の生徒にとって危険であるという事で、一般生徒と隔離した寮で暮らしている
その時、姉も傍に居る事を希望した為にジリアンも一緒である

交流記録 Edit

日記(一人遊び用) Edit

モックよく話しかけたり触ろうとして来て鬱陶しいわ
(本心)心配してくれたり、優しいわよね
お名前:
  • 貴方は変わりましたわ
    先生の言葉が、私の胸の中で響く
    合唱団の奏でる音色の様に、優しく私の心を癒しながら――……
     
    今の私って、どんな私なのかしら?
    過去の私は、どんな私だったかしら……?
     
    静かに、目を閉じて過去の扉へと手をかける
    塞いでおきたかった、閉じ込めておきたかった、忘れておきたかった
    描き直せるなら上書きしたい程に、嫌な記憶
     
    ……けれど、今は――……それをまた再び覗き込む事も怖くない
    『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』
    授業で習ったニーチェの言葉
    きっと、今の私なら……自分の消し去りたい記憶も受け止められる -- ジギタリス 2013-05-01 (水) 23:52:20
    •  
       
       
      学園に来る前の私の生きて来た過去は
      物心付いたうちから大きく立派なお屋敷に住んでいて
      綺麗なドレスを見に纏い、祖母から教育を受ける日々だった
       
      4才で聖書を読み始め、すぐに全文を暗記するほどに賢かったと祖母は語り
      私の事を大切に、誇りに思ってくれていたと思う
       
      ……そう、思っていたかった
      あのまま、私の記憶は凍りついて停止してしまえばよかったのに
      もしくは、真実を知らなければきっと、私は幸福の中に溺れていられたのに
       
      賢すぎるが所以に、それまでは何の疑いも持たず
      本当に私は恵まれて、日差しは暖かく祝福された中に生まれたと思うほど
      鮮やかに彩られた日々だった -- ジギタリス 2013-05-02 (木) 00:37:14
      •  
         
        けれど、きっとそれも 他の人から見れば一切不自由なく暮らして来た事は確かであるし
        これっぽっちも不幸せには見えないどころか、幸せな人で羨ましいと、ずっとずっと言われ続けて来た
         
        朝になればメイドが来て、朝の支度を手伝い
        髪を纏めてコルセットを締め、ドレスを気付ける
        日に決められた3度の食事と、数回のお茶会
        ガヴァネスが家に訪ね、授業が終われば、祖母からの勉強の時間
        ダンスやピアノ等を朝から晩までぎっちりと叩きこまれ
        口応えは赦されない
        気が、狂いそうだった
         
        貴族はお茶会をしていて優雅ね、とか
        羨ましいとか、暇なのね、等の声もよく聞いて来たが
         
        何が優雅なものなのか
        あんなのは優雅に見せかけた情報収集のゴシップの社交場だ
        表面上は優雅だろうが、水面下でのポーカーの様な腹の探り合いがとても不快だったのを覚えている
        上品にだとか、ご令嬢らしくだとか
        日が積もるにつれ、うんざりして堪らなかった
        ……ましてや、姉にそんな真似が出来ないとなれば
        その負担が私へと掛る――尚更だった -- ジギタリス 2013-05-02 (木) 00:53:20
      •  
         
        家の中がギスギスしていた事に気付いたのは、7つくらいの頃であったか……
        どうにも、母と祖母は仲良くないらしい
         
        祖母の金切り声が叱咤を浴びせる暴力をしている事
        理由が、母の血筋が庶民の出だという事が原因である事
        私の可愛がられて大切にしていた理由が、単に姉がニュクス家の娘の基準に相応しくない事
        祖母から大切にされていると思っていたのも、私が最後の望みの綱だったからにすぎない事
        要するに、用無しの姉への栄養を私へと渡らせて実らせるだけ
        良い葡萄を取る為に、育ちの悪い葡萄を切り捨てる様なもの
         
        あれだけ出来が良いと褒めていたにもかかわらず
        常に最優良である事以外は望まないと言わんばかりの様に
        時折、上手く結果が出ない時は、祖母に存分に侮辱されたものだった
         
        『低俗な血が混じれば、ろくでもない娘が出来る事は目に見えていたのに……
        お前も、所詮はあの女の血の娘なのかしらね……?ジリアンと同じく
        私を失望させないで頂戴――……ああ……お前だけは……お前だけは唯一ニュクス家の血が混じっていると信じていたのに――……』
         
        私に容赦なく振りかかる呪いの言葉
        幼い私は疑う事もなく、祖母の言葉に縋り、相応しい様に、愛されるように
        ――……そう思って耐えていた
         
        私の血が半分、母のせいで劣っている
        どうして父は、母を選んでしまったの?
        お陰で私は愛されない
         
        祖母に認めて貰う為に、必死に過ごす日々だった
        祖母に罵倒の言葉を浴びせられ、母への愚痴を聞きながら
        そうして私は、長い間育ってきた――……
        何一つ疑わないままに -- ジギタリス 2013-05-02 (木) 01:18:17

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黒い香水瓶……?(コメアウ) Edit


Last-modified: 2013-06-04 Tue 22:36:33 JST (3977d)