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ID:512887
名前:アマネ・M・ファインマン
年齢:19
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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方針:
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難易度:
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信頼性:
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その他:ステータス/戦歴/名簿Edit
BGM:書を愛して狂う者曰く、
   “紙は常に我らと共に”
魔導書:エムロード/翠玉碑文
企画/魔導書(仮)

紙葉の家、あるいは現代の万魔殿(パンディモニアム) Edit

アマネ>名簿/512887 &color(#393f4c){};
お名前:
  • やあアマネ、なんかしばらく休業していたみたいだが大丈夫だったのか?(約束の本を持ってきたグラサン男) -- ライツ 2014-06-14 (土) 22:40:07
    • ようこそ、オブライエン君。そう? その日がたまたま休みだったんじゃないかな…ここは雇われ店員の一人や二人、いなくたって回る店だ。
      時代精神。原語で言うと「つぁいとがいすと」。時の流れに揉まれて今日まで続いてる。いつの時代も新しい時代精神を受け入れながらね。
      ともかく、なべて世はこともなしさ。気がかりなことは…無くもないけど、君には関係のない話だ。それで、感想を聞かせてくれる約束だったね?
      -- アマネ 2014-06-15 (日) 06:41:43
      • 改装工事でもしてたか?しばらく開いてない日が続いたように見えたんだが
        まあ、元気そうなら何よりだ、ああ、あとこれな(カバーの掛かった本を差し出す)別世界の本、と言われなければわからないだろうが、確かにのめりこむ率は他よりあったな、その辺は間違いなくリアルな話だと思ったよ -- ライツ 2014-06-15 (日) 22:48:21
      • 最後に改装したのは100年以上前のことだよ。そういえば、この半年に三、四回くらい大口の買取依頼が入ってたっけ…でも店を休んで行くほどの先はあったかどうか。
        「正しい歴史」なるものが存在するとして、僕らのいるこの世界はその裏返しかもしれない。その世界では、正史は物語の中にしか存在しない。
        実際には起きなかったことは歴史になり得ないわけだから…もう一つの歴史はリアルな小説以上のものにはならないわけだね。(本を愛おしそうに撫でて)
        個人のレベルに落として考えてみよう。君はもしかして、もっと別の生き方があったんじゃないかって思ったこと、あるかい?
        -- アマネ 2014-06-16 (月) 00:01:01
      • ま、大事じゃないなら別にいいんだがな
        「もし」が実在する世界か、想像はしたことがあるか実感はできそうにないな
        ある、と言えばあるが、おそらくそれが実行できるのは「俺」ではないだろうさ、俺は今までのあり方を積み重ねて俺になった人物だからな -- ライツ 2014-06-18 (水) 00:22:49
      • そう。だから、もう一人の自分はとりとめもない妄想にしか存在できない。もう一つの世界、歴史にしてもまたしかり…。
        そんな妄想を現実と錯覚できる域まで高められるものだろうか…ひとえに作家のお手柄だろうね。アベンゼンは稀有な人だった。
        別のことをしている君はもう赤の他人かもしれないけど、自分によく似ただれかの生き方を本の中でみつけたらきっとびっくりするはずだ。
        -- アマネ 2014-06-18 (水) 00:42:04
      • (//文通状態で申し訳ないでござります……)
        だが存在していないとも言い切れない、か……不思議な感じではあるなぁ
        破綻なく纏め上げる手腕だけでも一種の天才だと思えるね、まあ、本当に別の世界の話だった場合はぞっとしなくもないが
        興味は持つかもしれないが、結局そこから先はやはり他人としてしか見れないだろうな、そういう生き方をしてきたから余計に -- ライツ 2014-06-19 (木) 17:28:08
      • (///許すよ。お互いさまさ!)
        アベンゼンは見てきた様にモノを書く。しかも、生涯にたった一冊しか書かなかった! ひょっとしたら書けなかったのかもね?
        想像の余地も残らないほどドライな生きざまをしてきたのかい? 君からはご同業の匂いがするんだ…本の匂いと、それから。
        (謎めいた笑み。耳打ちしようとした刹那、店の奥から咳払いが聞こえて)えっと…そんな君におすすめするのがこの一冊!
        ハーバート・クエインのデビュー作、『迷宮の神』の第2版だ。よくある話さ。人が殺されて、探偵が謎を解く。でも、ちょっとした仕掛けがあるんだよね…。
        『四月、三月』でおなじみの技巧は第一作から健在だったというわけだね。(真面目に仕事してるような顔をして、本を交換する)
        お代は僕が立て替えておこう…君に約束したのと同じくらいの価値はあるから。これで貸し借りなしだ。
        -- アマネ 2014-06-20 (金) 01:10:36
      • となると、本当に見てきた可能性は結構あるってことか、面白い話だ
        そうさな、本気で餓死寸前まで経験するといい想像ってのはあまりできなくなるってとこかね、常に最悪は想定できるようになるが……ほぉ……(目を細める、火薬の匂いはない、が技術系技能者であれば火薬なぞ必要ないが)
        まあ、お互い身の詮索は止めた方がよさそうだ、ほぉ、これはいい(本を交換して)
        ああ、いい交換だった、また何かあったらよろしく頼む(軽く会釈して出て行く) -- ライツ 2014-06-20 (金) 01:44:08
      • 「我々はどぶ底にいるのかもしれないが、なかにはそこから星を見上げる者もいるのだ。」
        暗いところに堕ちたことがあるなら、さぞかしよく見えただろうね…。(『ウィンダミア卿夫人の扇』を抜きだして)
        どういたしまして。気に入ってくれたら何よりだ。次は何をすすめてみようか…またね、オブライエン君。
        -- アマネ 2014-06-20 (金) 23:12:53
  • (―それは、エージェントとしての仕事の帰り道だったか、それともただ偶然に、とても珍しいことに、外へ出歩いただけだったのか)
    (とにもかくにも、アマネは普段通らないその通りに、年代物の造りをしている図書館を見つけた)
    (豪勢とは言えない、しかし堅牢そうな外観の建物の奥から、彼女にとって嗅ぎ慣れた匂いが漂ってくる―古い書物の匂いだ) -- 2014-06-07 (土) 23:56:33
    • (その図書館が万人に開かれたものか、ごく内輪な私設図書館なのか、たしかめる前に錠前を破り侵入を果たしていた)
      (遵法精神の著しい欠如。そうとも言えるものの、実際のところは本能のささやきに身を任せただけのことだった)
      (時の流れに晒され、葡萄酒のように醸成された書物の香りを胸いっぱいに吸い込んで…招かれざる客は幸せそうにため息をつくのだった)………はぁ…
      -- アマネ 2014-06-08 (日) 00:16:12
      • (ごく自然に、犯罪行為を行い、侵入する精神。常人からみればまさしく逸脱していると評されるだろうが、書狂にとっては些細なことなのだろう)
        (それが食物であるなら、まさしく世紀を超えて熟成されたであろう逸品ぞろいだと、そう確信できるほどの、古びた書物。それらが所狭しと並べられ、積まれている光景。さぞかし宝の山にしか見えないであろう) -- 2014-06-08 (日) 00:23:13
      • (世の中には機械を愛し、淫する者たちがいるという。それにひきかえ、書物に注がれる無辺の愛のなんと有機的なことだろう)
        (静かに眠る金文字の群れから16折判の書物を抜き出し、薄明かりを頼りに膝に抱えて読み始める)
        (紐解くは、悲運の天才詩人ジャスティン・ジョフリの遺作『石碑の民』。またの名を『モノリスの民』)
        -- アマネ 2014-06-08 (日) 00:37:06
      • (やはり書狂の世界に生きていたであろうかの詩人が、異界の神に魅入られ綴ったともされる、狂気の産物)
        (古びた赤の表紙が、薄明りの中、僅かに光り輝いているように見えるのは、錯覚だったろうか)
        (とまれ、穏やかな、しかし気が狂いそうなほどに静かな読書の時間は、直に終わりを告げるだろう。―彼女の物ではない足音が、その室内に響くがため) -- 2014-06-08 (日) 00:55:14
      • (フォン・ユンツトの見た夢にも通じる奇想。詩人の霊感を通じ、行間には太古に崇敬を集めた異教の神のおぞましい影が見え隠れする)
        (耳が痛みを訴えるほどの沈黙は不意に破られた。紙葉をめくるその音のほかに、高い天井に木霊する足音がひとつ)
        (しかし、足りない。気付かないのだ。読書を妨げるものの存在になど。シュトレゴイカバールの伝承に比べれば、その音はあまりにもかすかで)
        -- アマネ 2014-06-08 (日) 01:22:59
      • (薄暗がりの中、己が姿を現そうとも、書から目を離さずにいる女。―それはある意味で憤怒を駆り立て、そしてある意味では、幸運とも感じられた)
        (足音高く、埃を巻き上げて、その宝物庫に入ってきたもう一人の闖入者は、担いでいた長い布包みを脇に挟み込む。はらり、と落ちた布の下から姿を現すのは、この場に不釣り合いな黒金の長杖だ)
        (ごきん、とコッキングの音が響く。その杖の切っ先を、男は躊躇いなく、書へ視線を落としたままの女に向け―)
        ……アマネ・M・ファインマン、だな?(ごり、とその頭を小突いた) -- 黒尽くめ 2014-06-08 (日) 01:40:11
      • (16折判の開かれた紙が世界の全てだった。活字に男の影が落ちる。ただでさえ暗い室内では読みづらいことこの上ない)
        (注意の言葉をかけるにしても、方法というものがあるはずだ。本に関わる仕事をしているのなら、もう少し配慮をしてもらいたいものだ)
        (何かの角が当たって視界が揺れる。抗議の声をあげるのも厭わしい。よく聞こえなかったし、答える義理とてありはしないのだった)
        「……立ち入るな。石だらけの砂漠が異国の秘密を秘めたる場所に。気味の悪い夕焼けの空に悪夢のような巨大な塔がそびえる場所に」
        -- アマネ 2014-06-08 (日) 01:50:00
      • (その、無反応と言う反応に、ゴーグルの内側の目を細める。噂通り―いや、噂以上だと、口内でつぶやいた)
        (アマネ・M・ファインマン。帝室庁書陵部図書課、その実働部隊「書誌調査室」に所属する、稀代の書狂い)
        (その書物への、記されている宝への執着は、自分達《黒山羊》はおろか、同業にさえ呆れ、恐れられているとも聞く)
        (つまりは―今のこの、頭に死を突きつけられている状況よりも、書を愛するほうが優先されるのか。そのことに、静かに息を吐いた)
        (―あるいは、苛立ちを覚えていたのかもしれない。だから、男は長杖を女の頭から一度外し―)
        (その切っ先を、彼女が持つ本目掛けて、振り下した) -- 黒尽くめ 2014-06-08 (日) 22:29:59
      • (それ自体が鈍器とも言うべき長杖の一撃。その切先は書物に修復不可能な傷を与え、女の手から力ずくで奪い去っていった)
        (はずだった)
        (それが当然の帰結というものだ。にもかかわらず、そこには全く異なる光景があった)
        (著しい経年劣化に見舞われているはずの紙葉の、変色した紙が鋼の凶器と触れ合ったまま静止しているのだ)
        (より忠実を期するならば、それはきっと受け止めきったのだ。武侠小説に出てくる江湖武林の侠客のように、紙が刃を受け止めていた)
        (傷ひとつない詩集をわずかに傾けて重い切先を取りのけ、次なる一ページに指先をかけて薄明に並ぶ活字を読みとろうとする)
        (刹那、読書する女から半径一メートルあまりに広がる空間に総毛立つような冷気が下りる)……何か───。
        -- アマネ 2014-06-08 (日) 22:54:12
      • (それは例えるならば、幾つも吊るされた断頭台の刃の真下に自分がいるような、そんな怖気。今の今まで、書との交流に耽っていた女が放つとは到底思えぬ、殺気と威圧)
        …なるほど、お前を呼ぶにはこれが一番早いのか(その空間に身を置いて尚、得た事実を確認するように呟く男もまた、異常ではあった。詩集に払われた杖の切っ先を、改めて女へと向け―)
        …アマネ・M・ファインマン。帝室庁書陵部図書課、「書誌調査室」に所属。…相違はないな?
        ないならばいい―「紙使い」。その詩集もろとも、焚書に処す(祈るように、裁くように、言葉を告げた)
        (長杖の引き金を引く。紅色の業火が、読書のために腰掛けていた女へと、まっすぐに襲い掛かった) -- 黒尽くめ 2014-06-08 (日) 23:07:56
      • 人違いだ…と言って見逃してくれたら良かったのに。僕を狙うのはお門違いだ。馬鹿げてる。君に一体何ができるというんだい?
        思うに、君らの所業は人殺しよりも罪深い…この場所、この時代にいない者まで殺してしまおうというんだからね。
        暴戻の王の末裔か。度しがたいな! 君の首ひとつでいくらになるか知らないけれど…仕留めればボーナスが出ることになってるんだ。
        (未練がましい仕草で嫌々ながら詩集を閉じ、反射的に紙葉の盾を築く。白亜の防壁が無数に重なり、近隣の蔵書まで防護して)
        あいにく火の気を相手取るのは慣れっこでね、僕らも少しは対策してるんだよ。この紙にだって耐熱処理が施されてる。…決して燃えないわけではないけどね。
        ついでに言っておこうか。(暗がりの天井をちらりと見上げ)おそらくこの建物は…火気厳禁だ。それなりの備えもしていると思う。
        君らのような輩に対してもね。(炎の切れ目を突いてカミソリ大の紙片を放つ。紙屋紙の白刃は業火に逆らい、銃口と男の顔へとまっすぐ襲い掛かって)
        -- アマネ 2014-06-08 (日) 23:33:02
      • 魔書を―人を支配し、その思考を奪い、操る禁忌の書物を滅ぼすこと。それが《黒山羊》の使命だ(炎を遮る白亜の砦、そして本来天敵であろうはずの紅を裂いて飛ぶ白の刃。それらを見据え、杖を振り仰いで弾き返す)
        ―そしてそれを保護する貴様たちも、同罪だ。人を狂わせる、狂気を黙認する咎人だ(言うなり、再び長杖を構える。コッキングののちに引き金を引けば、銃口の数十倍はあろうかという火球が膨れ上がり)
        ―神代の時代より、災厄の巨人が伝えてきた裁きの炎だ。燃やせぬものはない―もろとも爆ぜろ、紙使い(轟音とともに、それを撃ち放つ) -- 黒山羊さん 2014-06-08 (日) 23:53:02
      • 失礼千万な話だよ。そこまで弱くはないさ、人の心は。読む本くらい自分で選べる。少しは人を信じることを知ったらどうだい?
        君のいう人はどこにいる? 一体誰のために戦っているおつもりかな。滑稽に過ぎるよそれは…。(嘲笑。涙が出るほどに笑って)
        (火災報知機が炎を感知し、けたたましいベルが鳴り響く。と同時に、利用者の退避を呼びかけるアナウンスが放送される)
        間もなくここは炭酸ガスで満たされる。延焼はおきないし、君の憤怒はかき消されておしまいだ。当然、僕らの息も続かない。
        どこもかしこもアレクサンドリアの大図書館みたいに燃え落ちると思ったら大間違いさ!
        (二人をはさむ書架二列分の書物が抜け落ち渦を成して、炎にまかれながら火球の密封を試みる。しかし、それでも足りない──)
        -- アマネ 2014-06-09 (月) 00:20:54
      • (ただ、主を探しているだけだった。本の事となれば寝食を文字通り忘れ去る彼女に食事を届け食べさせるのが今の自分の使命だと勝手に決めていたからである。命を守るため、と言っては大げさだろうか)
        (だが、いくつかの本屋などを巡ったあとに近づいた図書館で異変は起こった。煙、炎、そして紙。意思を持つように紙が動いているということは、恐らく。一瞬の逡巡もなく図書館に駆け込んだ)
        ……アマネ!(そこに見えたのは炎と紙の決戦。紙のほうが劣勢に見える。だが例えそう見えなくとも自分が味方をするのは誰か決まっている。そちらへ駆け寄ってアマネを炎から庇う様に立った。火の粉で焦げようと構わない、まずは主の意思を確認する)
        消せば、いい? -- エムロード 2014-06-09 (月) 00:39:36
      • ちょうどいいところに!(姿を見ればお腹が鳴った。総料理長(ごはんだいじん)を任せて以来、エムロード≒ごはんという条件反射が刷り込まれつつあるのだった)
        (その日初めての食事をあずかって)…もとい、今はマズかったかな…ほら、怖いおにいさんがいるからさ。
        (こくり、とうなずいて)止めてあげてほしい。すべての紙が燃えだす温度に届く前にね。でも、最後に手を汚すのは僕の役目だ。いいね?
        -- アマネ 2014-06-09 (月) 00:55:30
      • がってん、食べてる場合じゃない(弁当は渡したものの状況的に優先すべき事項がありすぎた。今こそ自分の本来の力を示すべき時である。どこからともなく手の中に現れた短剣の柄を火球に向ける)
        ウンディーネ……(元素を精霊へと置き換えて解釈する錬金術の一派閥。その大本は本物の精霊をも使役する術。火には水をぶつけるのが常套。呟きに続いて、屋内にもかかわらず突然火球に対して局地的な豪雨が降りだした。消火が可能かどうかは分からないが、少なくともアマネの操る紙は燃えづらくなるだろう) -- エムロード 2014-06-09 (月) 01:15:22
      • エクセレント! 僕にはもったいないくらいの働きぶりだね。(紙の敵であるはずの水気を得て、均衡はふたたび崩れはじめる)
        (水をまとった紙の群れが火球を細切れに切り刻み、その勢いを削ぎ落としていく)さて、そろそろ閉館時間だ。決着を急ぎたいところだけど…。
        (熱波を貫いて幾重にも紙の帯を放つ。身体のどこかにまとわりついたら最後、鋼でできた縛めのごとく自由を奪う拘束具だ)
        -- アマネ 2014-06-09 (月) 01:52:39
      • ―その戯言、魔書に手を出したものを数多と見てから言うべきだったな、虚構の世界に浸かる狂書家が…!(吐き出す言葉には、憎悪がある。憤怒がある。抑えたはずの声音から漏れ出る、地獄の色をした業火―)
        (至近からの爆炎が生み出す紅蓮の檻。それが解放される―瞬間、割り込んできたものを目端に捉えた)
        (それが為す奇跡。唐突に現れ、赫奕の紅を濡らす大豪雨。その力を纏って火球を切り刻み始める紙片を見て、唸り声を上げる)新手―いや、紙使いの同類か!(叫ぶと同時、飛んでくる帯から逃れるように、後ろへと跳ね飛ぶ。それでも追いすがる縛めのうちの何本かを―いつの間にか握りこんでいた黒塗りの短刃が切り裂いていく)
        (そして黒尽くめはたどり着く。部屋の端の端、書架もない壁のもとへ)
        …確かに、これ以上は時間の無駄か。 -- 黒尽くめ 2014-06-09 (月) 23:44:36
      • 本を読んで、読みきってからどう思うかなんて人の勝手だよ。当人が幸せそうにしてるのに一体何がいけないんだい?
        君は僕まで焼き払おうとした…なぜなら僕も本だからだ。今まで読んだ本は全部覚えてるとも。一言一句残さずにね。
        はじめの一冊を読んだときから人はささやかな本になる。人は本だ。本は人だ。君のしている事は忌まわしい同族殺しだ。
        (炎の色に照らされる姿。襲撃者の影は黒々と、異形の怪物のように映し出されて)ほらご覧、あれが本を嫌った人の末路だ。成れの果てだ。
        (エムロードの細い肩を抱き、紅い瞳が炯々と輝いて)あんな風になってはいけないよ。君は素敵だ。こんなにいい子なんだから。
        (褐色少女の黒髪を梳く女の背後で兵役を解かれた書物が整然と書架に戻されていく。信じがたいことにその大半は無傷のままだ)
        君の活躍ぶりは僕らのボスと愉快な仲間たちにも伝えておこう。顔が売れてきたら熱心なファンクラブができるかもしれない…。
        もしよかったら僕の友達を紹介してあげてもいい。…と思ったのだけど、君の名前も聞いてなかったっけ。
        あ、いいよ。今度会ったときにでも。…いそげいそげ、閉館の時間だ!(致死性のガスが漏れだす音がして、少女をかかえて一目散に逃げ出した!)
        -- アマネ 2014-06-10 (火) 01:23:52
      • …その当人の幸せで、無辜の人々の命が無暗に失われても、か…(そうだと、この女なら告げるのだろう。そう確信した)
        (書に浸り、書に狂うニンゲン。黒尽くめが厭う存在そのものが、そこにいる。それも、魔導書を携えて、だ―)
        …名前も、紹介も必要はない。貴様は、その魔導書もろとも、必ず焚書に処す。必ずだ…!
        (逃げだす背中を、追うことはせず。ただ、男は外套を大きく広げた。その内側に並べられていたもの―棍棒型手榴弾を数本手に取り、辺りに投げ放つ。そして踵を返し、近場の窓に走り―それを割って外へと飛び出す)
        (直後―轟音と、大震動が発生した) -- 黒尽くめ 2014-06-10 (火) 23:50:12
      • それでもお門違いさ。君の素敵なおもちゃの方がよっぽど危ない。その考えそのものもね。
        君は本懐を遂げられず、僕は読書を中断させられたままおあずけを喰わされた! 今日のところは痛み分けかな。
        (磨き抜かれた石材のフロアに木霊する硬質の金属音。振り向きもせずに名刺大の紙を投げて駆け抜けて)
        (狙い過たず手榴弾の燃焼機構に食い込んだものが二つ。残りは手の施しようもなく爆炎に呑まれていった)

        (バートン記念図書館はその後長期にわたる休館を余儀なくされ、怪人めいた放火魔の噂が静かに囁かれるのだった)
        -- アマネ 2014-06-13 (金) 01:47:02

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お名前:
  • (紙葉に埋め尽くされた家にわずか一部屋だけ、本の見当たらない部屋がある。アマネはそこで土砂降りの熱い雨を浴びていた)
    うーわー…見てよ、泡が真っ黒だ! ちょっとゆすいだだけでこれってさ、何だろう…心配になってくるね…。(腰まで伸びる黒髪を洗いなおし中)
    -- アマネ 2014-06-13 (金) 02:02:02
    • (見に行く。思った以上に真っ黒な上に得体が知れず見ただけでは分からなかった。舐めてみれば分かるかもしれないが何となく抵抗がある。本にとって自分以外の物由来のインクは敵みたいなものだから)
      何かな……でも、早く洗ったほうがいい。魔力的には無害だから、多分、石鹸で大丈夫。(こくこく頷きながら急かす) -- エムロード 2014-06-13 (金) 23:58:52
      • 君だって。装丁…服? どっちでもいいけど、洗濯しないとずっと汚れたままだ。魔導書って水洗いOKだっけ?
        おいでエムロード、一緒に洗ってあげよう…あっ(ばっちり開けた目に流れ込むシャンプー)目が…目がー!!
        -- アマネ 2014-06-14 (土) 00:20:21
      • 私自身は大丈夫、だけど、本の方は、水気、火気、厳禁……(せっかくなので洗ってもらおうとするが先にやることが出来てしまった。主人の救出である)
        目、こすらない。ゆっくり開けて……(素早くシャワーの温度と水圧を下げてアマネの顔に当てる。石鹸は非常に素晴らしい発明であるが時として人の命を奪う危険なものでもあり、十分に対策を練っておかねばならなかった) -- エムロード 2014-06-14 (土) 01:16:57
      • はーい…。(大人しく洗い流される)ありがとうエムロード…さしもの僕も今度ばかりはダメかと思ったよ…。
        その姿をしている時は大丈夫。でも本である以上、水や火に侵される危険はどうしてもついて回る…といったところかな。
        前はどうしていたんだい? その前は?(孤独な老人の秘密の小部屋に囚われていた頃。あるいはもっと以前のこと。だいたいの察しはつくけれど)
        -- アマネ 2014-06-14 (土) 02:08:35
      • 石鹸、危ない……気をつけて、目が悪くなると、本も読めない
        そう言う、感じ……人間の体、すごい、便利。前は……大体、放ったらかし。あんまり読んでも、もらえなかった。仕舞われてたり、したから。 -- エムロード 2014-06-16 (月) 00:20:52
      • 本が読めなくなったら悲しいけど、その時はほかの誰かが読んでくれるのを聞けばいい。君みたいな子にお願いするのさ。
        あれだけの量じゃ年に一度の日干しもできなかっただろうね…それとも、あの執事くんがやってくれてたのかな。
        となると、こんな風にシャワーを使ったりするのは…。(破滅的な生活でもなぜか崩れないモデル体型を泡が流れ落ちていく)
        はじめてかな!(シャワーヘッドを向けて自分のそれよりも黒く艶やかな髪を濡らす)
        ふふふ、こうして比べてみると君の健康的さ加減が際立ってくるね…僕なんてひきこもりのヴァンパイアみたいに真っ白だ。
        -- アマネ 2014-06-16 (月) 00:42:21
      • 学術書とかなら、いいかも、だけど……小説とかだと、何か……解釈の違いとか、恥ずかしいとか、そんなので、声の調子、変わりそう(アマネが字で読んだ場合と自分が音読した場合でのセリフの読み方とかそういうのの違いを心配している)
        してくれてたけど、最低限。傷まないように、大事にされるのも、いいけど……本の喜びじゃ、ない
        わっ……これが、気持ちいい、なのかな……(濡れることはあったがこういうシチュエーションは初めてである。驚いてはいるが嫌ではない)
        (比べてみると、と言われたので正面に立ってアマネの体を観察する)……白いの、いいと思う。上質な紙の、新書見たい(体型に関してはまだどういうのがいいのか分からないので触れないが、一般的な感性の男が見れば大いに喜ぶような光景に違いない。泡に彩られた白と褐色が並んで互いを引き立てる様な。) -- エムロード 2014-06-16 (月) 01:06:11
      • 僕なりの読み方が失われる。かもしれない。たしかにそうだね、君の言うとおりだ。(うなずく)
        でも、読み方とかモノの見かたってけっこう変わる物だからそれでいいんじゃないかな? 腕の見せ所だよエムロード。
        君が望むならもっと気持ちよくなれる…髪を洗うにも技術があってね、僕もちょっとした手ほどきを受けてかじってみたことがある。
        じゃあ、目をつむって…少しだけひんやりするよ? びっくりしても目は閉じたままだ。でないとさっきの僕みたいになる…。
        (シャンプーを手になじませ、黒髪のてっぺんから泡立て始める。髪を傷めず、徐々に刺激を強めていって)
        どう? 僕はこんなだけど、その道のプロはスゴいよ…30秒かからずに気持ちよすぎて変な声が出そうになるんだから…。(わしゃわしゃ)
        君ってば体温高そうないい色してるよね。僕が焼いてもこうはならない。それこそ、日に焼けた紙みたいになるのがオチだ。
        -- アマネ 2014-06-16 (月) 01:33:45
      • アマネの読み方に合わせて、読む?難しそう……人の気持ち、本には書いてない、から。私の感じ方で、読むと……それも、難しいかも(大分感情表現も豊かにはなってきたがまだまだ自信はない。本当にここでこう思うべきなのか、と言うところが一般的なものとかけ離れてはいないか心配しているのだ)
        それじゃあ、お願い……(目を閉じて髪を預ける。声が出そうなほどの気持ちよさとはいかなるものか)
        ……ぅ(刺激が高まってきた所で本当に若干声が漏れて自分でも驚いた。くすぐったいとかそういう物に似ているとも思うが、それとは全く違う何かが頭皮から背筋を降りてくるような感じ)アマネ、すごい……これでも、食べていけそう
        これは元々、だから……日を浴びても、あまり変わらない。内容があったところと、それが翻訳された場所の、両方の人種の特徴を受け継いで……るのかも。白い人、赤くなるって聞いた。痛いっぽいし、焼けないように気をつけて -- エムロード 2014-06-17 (火) 23:31:25
      • うーん…その反対? らしいとか、らしくないとかさ。こうじゃないといけないっていうことは無いと思うよ。読み方も人の自由だ。
        たとえば、恋の物語を読んでくれるとしよう。君の甘い声に耳がくすぐったくなっちゃうかもしれないけど…それも含めてのお楽しみだ。
        …ゾクゾク、した?(焦らすように手をゆるめ、悪い笑顔になって)どうしてそんなに優しくするの?ってじれったくなってきたりは?
        いいんだよ、「声」。誰も聞いてないんだしさ、気持ちいいっていうのは悪いことじゃないんだから…。(ささやき、長い黒髪を一房ずつ丁寧に泡立てる)
        日焼けをすると傷んじゃうのは人間も同じだね。エムロードのお父さまもこんなおいしそうな色をしてたのかな…。(わっしゃわっしゃ)
        -- アマネ 2014-06-18 (水) 00:18:01
      • 自由……自由って言われると、やっぱり難しい……自分の好きなままで、いいの?
        恋愛小説とか、読んだら……自然に、恋愛って感じの声、でるのかな?本物が分からなくても、再現できるのかな……
        ちょ、ちょっと……もっと強く、してくれてもいいかなって……思った。でも声は、何だか出すといけないような、気がする(普段のポツポツとしたしゃべり方とは少し違う、明らかに途中で声を噛み殺している部分があった)
        お父さんのは、こっち(鏡に向けて片目を開ける。ガラスに碧色の光が反射してすぐに消えた。泡が入りそうになってすぐに閉じたからであった)あ、危なかった……肌と髪は、私のオリジナルから……美味しくはない、とおもう -- エムロード 2014-06-18 (水) 00:34:43
      • スパイ小説の名手がみんな闇の世界のグレートゲームに巻き込まれてるかといえば、答えはノーだ。生涯に一発も撃たない人もいる。
        本物を知らなくたって、知らないなりに思い浮かべてみることはできる…。想像してごらん。恋をした気分を! 人を好きになって、胸が切なくなるような…。
        いいさ、僕がいいって言ってるんだから。ふふふ、じゃあリクエストにお応えして?(素人芸にしては洗練されすぎてる謎技術で強くしなやかに刺激して)
        そうかな。僕の見たところキャラメルみたいな味がしそうだと…うん、はいおしまい! 目、ちゃんと我慢できたね。(最後のはノーカンらしい)えらいぞエムロード。
        流すよー?(いっしょに熱い雨を浴び、シャワーの当たった場所から泡が押し流されていく)どう? 気持ちよかった? すっきりした?
        -- アマネ 2014-06-18 (水) 01:06:19
      • うん、それは、確かに。想像、想像……(想像しようにも経験不足で何かから類推したりということが出来ない。好きになると言うのは分からないでもないがこれはまた違う感情のようで)……やっぱり一度、擬似的にでもいいから、経験しないと。真似をしてみる、とか
        いいって、言われても……あぁっ、うくっ……うぅ……(刺激が強すぎて結局声を上げるのであった。もはやされるがままというくらいに力も抜けている)
        そ、そんな味、しない……舐めてみれば、分かる……
        (お湯で流されながら髪の毛を軽く振ってみる)終わった……安心したような、残念なような、複雑な気分だけど、頭自体は、すっきり。我慢出来たから、目も痛くない……ありがとう(降りしきる湯の中で顔を擦って)次の機会には、私が、アマネに声を出させる…… -- エムロード 2014-06-18 (水) 01:17:12
      • 練習台になろうか。寝ても覚めても、一途に僕の事だけを想いつづけてごらん…まずは心の中で想うこと。それだけでいい。
        僕が何をしてるのか気になりだしてさ、そのうち…姿が見えないと胸が苦しくて、むずむずと切ない感じがしてきたら本物だ。
        恋をした人は綺麗になるんだ。今よりずっと大人になれる。そういう君が読んでくれる物語は…どんなに素敵に聞こえるだろう?
        (力の抜けた体を支え、おへその下のなだらかな場所に手を添える。本とその主を結ぶ刻印を細指の下に覆い隠して)
        どういたしまして。次が待ち遠しいかい? 何だったら明日といわず、料理であっと言わせる方法もあるよ。
        (ボディタオルを泡立てて)さ、洗いっこしようよエムロード! きれいになったらごはんの時間だ。総料理長くん、今日のおすすめは?
        -- アマネ 2014-06-18 (水) 22:07:08
      • 想うだけなら、もうしてる……けど(人間同士ではなく読者と本と言う関係性から今一歩距離感はあるのだった)もう少し、頑張らないと、かな……
        私でも……本でも、綺麗になれるのかな?そんな事、どの本にも書いてなかった。でももし、大人になれたら……読んでみる。恋愛小説とか、そう言うの
        (はぅ、とため息をつく。下腹部に触れられたからかどうかは分からないが、何となくいつもより緊張した。)
        その手があった……今日は、麻婆豆腐。前に私がいた、本場の味、多分。(答えながら自分もタオルで泡を立てる。体を洗う場合も上から洗うのが効率的、と考えているのでまずは首を狙っていた。本のままでは味わえない水洗いの感触を好きになってきている) -- エムロード 2014-06-18 (水) 23:30:55
      • そう?(嬉しいなぁ、と表情が輝いて)君だって、僕の特別な一冊になれたら嬉しいだろう? それと同じだよ。
        「無人島に一冊だけ本を持っていけるとしたら、何を選ぶ?」っていうお決まりの質問があるんだけど…今なら君を選ぶだろうね。
        自分を語る言葉を持ってるんだから。それに、君は本を読む本だ。もっと言えば、人を読む本だ。
        君は…僕を読んでる。見てる。感じてる。読もうとしてる。君なりの読み方でさ。それって、すごくドキドキすることなんじゃないかな…?
        …く、くすぐったいってば。エム…あはっ、あはははは!(ふとしたはずみに思い出す。人に洗われる経験なんて久しくなかったことだ)
        マーボーいいねマーボー。ちょうどおトーフ買ってあったもんね…もしかして、はじめからそのつもりで?
        エムロードってばほんとにかわいいなぁ!(胸をはずませ、あわあわ状態でじゃれついてボディタオル越しに頭をなでる)
        -- アマネ 2014-06-19 (木) 00:54:57
      • それはもちろん、そうなんだけど……本を読む本であって、本を読む人じゃない、から……読み方も、語り方も、多分、少し違う……でも、もしかすると、それが私なりの、読み方、かも。人を読むのは、まだ勉強中。見比べるのは、結構出来る、ようになった
        無人島でも、私は……役に立つから、これからもずっと、その位置に、いたい……本当に、私達以外、他に誰もいなかったら、ドキドキする、かもだし。
        笑う、気持ちいいって事。さっきのお返し、出来た(極力やさしく体を洗う。向い合って首から順に下に向かって。声を出させたので喜んでいるらしい)
        実はちょっと、迷ったけど……アマネ、おみそしるとか、好きそうだし……でもまだ、残暑。辛いもので、乗り切る、これも人類の知恵
        あうっ……あ、泡が、泡が(二人して泡まみれ、しかもじゃれつかれて撫でられて、恥ずかしいような嬉しいようなくすぐったいような……微妙な気持ちというものを味わっていた) -- エムロード 2014-06-19 (木) 23:53:33
      • 比べて見たならわかるだろうけど、僕は悪い見本だよ。反面教師だ。君が道を誤らないように自堕落な人間を演じてるわけさ。
        くすぐったいと気持ちいいって、よく似てるけど…わ、エムロードってば大胆…。(泡まみれになってこね回される白いおもちx2)
        (白い肌にほんのり赤みがさして)おみそ汁は明日の朝ごはんがいいなあ…ちょっと古風だけど、僕の故郷にはそういうプロポーズの文句があってね。
        朝、目が覚めたとき、お目覚めの一杯を作っていてくれる…そういう人になって下さいってお願いするんだ。ずいぶん遠回しな言い方だけど、意味わかる?
        …おや、前より大きくなって…気のせいかな。(褐色の肌を磨きながら揉む。胸を。金庫破りの真っ最中みたいな真剣さで)覚えたこと、全部ここに行っちゃってたりして…。
        -- アマネ 2014-06-20 (金) 01:11:32
      • ほんと?それなら、もう、大丈夫だから……演じるのやめても、いいよ?……それはそれで、ちょっと、寂しいけど(世話を焼くのもまた一つの喜びである)
        大胆?もっと優しい方が、いい?(特にやましい気持ちなどが無いためきょとんとしながら続行)女はお味噌汁、作れると、いいらしい。本で読んだ。アマネも、作れる?私は、明日の朝、試してみる
        ………分かる。朝一緒にいて、ゴハン作るなら、前の夜から一緒のほうが、効率いい。それ、同居。私達みたい(熟考して自分なりの見解を述べる)
        そ、そうかな……本なのに。増えたページ、どこに行くか、知らない。(大胆、と言われた意味が少しわかった気がした。真剣に吟味されると感じるこの気持は恥ずかしさだろうか) -- エムロード 2014-06-23 (月) 23:25:18
      • ところがそうもいかないんだよ。一度はじめたことを止めるには勇気がいるんだ。積み木を崩すようなものさ。
        まだもうしばらくは…君の知ってる僕でいさせてほしいな。ん……なかなか、だね…。(片目をつむってくすぐったそうに身をよじる)
        作れるよ。作れる。と思う。忘れてなければね。宮さんにきっちり仕込まれたから…身体が覚えちゃってるかも?
        リハビリついでに手伝っても……あ、エムロード顔赤いよ? のぼせちゃったかな。(おでこをあてて)うわ!? すごい熱くなってる…!
        ちょっと休んだほうがいいかもねえ。(てきぱきと洗い終えてもう一度一緒に湯をかぶる)さ、ごはんにしよう?
        -- アマネ 2014-06-24 (火) 00:12:14
      • そう、なんだ……(人間は難しいんだな、と言う事で納得しておく。また一歩人間に近づいたぞ)うん、そのままで、いいよ……私も、このまま。しばらくは。
        本もいいけど、生きた知識も、いい。最近、そう思う。だから、宮さん?から習った知識も、見たい。手伝って欲しい……えっ(額が接触したのも体温上昇の原因であろう、理解は出来なくても感情や生理的反応は確かにその体に存在するのだ)大丈夫、全然……大丈夫
        休まなくても、いい……今ゴハン作って、それで食べたら、多分……治るから。いや、ひどくなるかも。 -- エムロード 2014-06-24 (火) 23:30:10
      • 雨宮ヒフミ、書陵部きっての食通だ。専門は食の文化史。さっぱりしてていい子なんだけど、ごはんの事になると人が変わったみたいになっちゃってね…。
        知識を蓄えたらもっと大きくなれるかもね…いろんな意味でだよ。それでもし、本の姿に収まりきらなくなってきたら…。(バスタオルに包まり、髪の水気を吸わせつつ)
        僕が注釈をつけてあげよう。ページを増やして装丁も新しくするんだ。そして君は、世界に一冊だけの特別な存在になる。
        いいんじゃないかな…できるよ、僕ならできる。これでも図書館員の端くれだからね。(いつもの一揃いにいそいそと袖を通して)
        考えといてよ、エムロード! 偉大なる種族に産み落とされた君は、変わることを望むかどうか…大事な場所に僕を受け入れてもいいのかどうかをさ。
        (一足お先に本の海へと戻っていって、それから小一時間ばかり雑誌をめくったり下ごしらえを手伝ったりして過ごすのだった)
        -- アマネ 2014-06-26 (木) 00:20:36

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『紙使い』アマネ・M・ファインマン Edit

  • 設定
    • 極東の大海に浮かぶ島国の政府機関、帝室庁書陵部図書課につとめるエージェント。
      国内外に散らばる稀覯書の調査、回収を専門とする実働部隊「書誌調査室」に所属。
    • 「紙使い」の技に長け、どんな紙でも自在に操る。紙を愛し、紙に愛された存在。
      中世の図書寮紙屋院より伝わる「紙屋紙」を愛用。強靭な繊維構造を誇り、多少の水にもよく耐える。
    • 本の香りにさそわれるまま、ふらふらと見知らぬ場所に迷いこんでは本のある風景に溶けこんでしまう。
      馴染みかたがあまりに自然すぎて職員か関係者だと思いこまれる系。野生の座敷わらし。
  • 性格
    • 活字中毒の書痴。書に淫するあまり寝食を忘れ、病院のベッドで目覚めたことも数知れず。
    • 本の山に埋もれて暮らし、生活能力は「自堕落」という言葉で片付けてはいけないレベル。
    • 今までどうやって生きてきたのかよくわからない筋金入りの要介護者。
      生活習慣を矯正する試みは失敗続きで、作戦行動中は専属のお目付け役がつくことも。
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  • 都会のアマネ・ファインマン ID:512887
    ──黄金暦280年 2月、バスルームにてシャンプーが目に入って死亡── -- アマネ 2014-06-14 (土) 00:25:12
    • 気付いたら野垂れてたよ…一寸先は闇だ! 明日が見えない! 最近は死亡報告もあまり見なくなったね…気のせいかな? -- アマネ 2014-06-14 (土) 00:29:25
      • ガチ死に向かい突き進む運命でなくて安心しましたが、死亡報告はまぁあまりみないですね……あまり重要視されなくなってきてるのかもしれません -- エムロード 2014-06-14 (土) 01:18:16
      • 家庭の事情で数日家を離れてました……すみません -- エムロード 2014-06-23 (月) 23:26:09
      • 事情はわからないけどお疲れさま! そういう時は遊びは二の次だよ。こちらこそ気を遣わせてしまったみたいで…。
        さて、そろそろ次が見えてきた様だけど、このあとのご予定は? -- アマネ 2014-06-24 (火) 00:23:08
      • 予定は特にないんですけど、だらだら続けるのも今すぐにやめてしまうのもちょっともったいない気分はありますね
        そちらのご予定としてはいかがでしょうか? -- エムロード 2014-06-24 (火) 23:32:31
      • 惜しまれるくらいがちょうどいいこともあるさ。でもせっかくだしファインマンさんの正体は明かしておきたいかな! -- アマネ 2014-06-26 (木) 00:24:27
      • その辺は聞いておきたいところですね、組織の実態とかも気になりますが -- エムロード 2014-06-26 (木) 00:31:46
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Last-modified: 2014-06-08 Sun 00:38:55 JST (3609d)