氷の棺の内と外で

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  • 黒に近い灰色一色の空間

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  • 黒に近い灰色一色の空間
  • 黒に近い灰色一色の空間
    • 青銀の瞳の眼球が浮かんでいる
      • …と言う訳で戻ってきました……んっと…目玉…目玉…あった♪
        (目玉の方に近づいて)…触って大丈夫ですよね?(目玉とにらめっこするにゃんこっぽいの) -- シルフィ
      • 空間には応えるものはない
      • (しばらくにらめっこを続けて)……こうしていても仕方がないですね……(目玉を両手で包むように取る)
        ん……(それから手の中に収まったであろう目玉をもう一度確認のために観察) -- シルフィ
      • 同心円状の模様のある、金属質な色を持った眼球だ。眼球に対して瞳の大きさが大きい。そのせいか、無機質さは和らいでいる。
        今は動きもせず、シルフィの手の中に収まっている
      • なんだか不思議な瞳です……(目玉を両手に包んだまま呟いて)
        色々試してみたいけど…今は…戻らないと……(ふよふよと皆がいる空間へと戻っていく) -- シルフィ
  • Sense of Sylphy
    • 視界は黒に近い灰色、一色。音もなく、地面もない
      (しかし、集中しさえすれば何かが見えてくるでしょう)
      あなたはこのような中に放り出されて、まず何をしますか?
      • …ん…?ここは…?(気がついた。ここまでの状況を思い出しつつ首を左右上下にふって周囲を見て)
        …お姉さんとは離れてしまったみたいです……(それが心細くもあるが)
        あ…そだ……(『えっと…ウェヌス様ー?まだおやすみ中ですかー?』自分の中にいるウェヌスに呼びかけつつ)
        …灰色の世界…いっそ闇なら私の領域だったのに……(呟きながら周辺の魔術探査を試みる) -- シルフィ
      • く、暗くて怖いです……(ブルブル) どうやら、レナータとは逸れてしまったようですね……どうしましょう?
        実は、ニアヒさんを元に戻した際にあった違和感の正体が分かったので、伝えなくてはいけなかったのですが……
        -- ウェヌス
      • (『あ…よかった……、だ、大丈夫です…!暗い所なら任せてください!』(安心させる様にSDウェヌス様を抱きしめて)
        (『違和感の正体ですか…?ん、そう言えば…「隠匿」が…と言っていましたね?それと関係が?』ウェヌスと会話しつつ魔術探査は継続中) -- シルフィ
      • ふふっ、ありがとうシルフィさん……♪ そして、もう(タイピングが)面倒なので普通に話しましょう
        それで、違和感の正体ですが……まず、トライアという種族は色々と特徴があるようです。重要なのは名前に必ず「ア」が入る事
        (「ニアヒ」確かに「ア」が入っているが……では、「オルクス」は……?) -- ウェヌス
      • そうですね、では普通に……
        (ウェヌスの説明を頷きながら聞いて)必ず「ア」ですか?えっと…つまり…それはトライアと言う種族にとって「ア」が重要と言う事ですね…?
        その「ア」を使わない「オルクス」…名前によって…何かを封じていた…?(言葉や文字はそれだけで「力」を持つ……) -- シルフィ
      • 魔術探査で、少し離れた場所に地・氷属性の何かがあると分かるだろう
      • ああ、ごめんなさい。必ず「ア」が入るというのは間違いかも……男性のみの法則? 私、真実を知る力はあっても処理能力は低いのです……
        ただ、「オルクス・リー・トライア」の名前は有り得ません。つまりですねシルフィさん? 私達は大きな認識の誤りをしていたのです、きっと……
        何故なら、オルクスとはトライア人にとって死神の意……あの方は、元々「ニアヒ」だったのかもしれません
        (その事実はディーブレイクにのみ伝わっている事。情報の共有が成されていなかったために起きたトラブルだった) -- ウェヌス
      • ん、一緒に考えましょう、一人では出ない答えも…二人なら出ますです、きっと
        あの怖そうな(ニアヒの)方が本当のオルクス先生で……私達が勝手に記憶喪失と思っていただけだった……
        そうなると…オルクス先生の人格は……死神って……(腕を組んで考え始める…が)
        あ…?何かあります、行ってみましょう、新しい手掛かりがあるかもしれませんです(地、氷属性の方へと向かってみる) -- シルフィ
      • 間違いではなくとも、正解でもないのでしょう……彼は何らかの事情があって恐らく「オルクス」にならざるを得なかった
        そしてオルクスとして長年生きてきた……それが、彼の意思だったと……いえ、まだ憶測ですけどね?
        それが裏返ってしまった……記憶喪失、ではなく人格交代のようなことだったのでしょうか。う〜ん……
        いけませんね。こういう時頼りになるのはメルクリウスさんやプルートなのですが……ええ、どうぞ歩いてくださいシルフィさん
        私はあなたが歩いている間に見て情報を調べていますから、ご自分で好きなように行動を -- ウェヌス
      • シルフィに見えてくるのは、少し遠くにある青銀の色をした球だ。2mはないほどの大きさだろう
      • ウェヌスに見えるのは、この空間が閉ざされているものだということ。
        そしてこの空間は大切なものを、大切に思う心の空間だということ。閉ざされた中にある心。
        最もその心に近しい彼女達がここに来たのも、尤もな話だ。
        そしてこの空間の核が、少し遠くにある青銀色の球だとも分かるだろう
      • ん…どんな人格であれ…本当の自分を封じて生きるのは…寂しいかも…それが自分の意思でも……(猫耳がぺたんとなる)
        はい…では行ってみますです(ふよふよと漂いながら青銀の球の傍へと……)
        綺麗です…これは…なんでしょう…?それに…なんだか温かい気がします……(手を伸ばすと球に手を触れて見ようとする) -- シルフィ
      • (この空間には出口らしき物が見当たりませんね……ううっ、暗くて閉所だなんて怖過ぎます!プルートのお部屋みたいです!!><
        って、怖がってる場合ではありませんね……ここを満たす想いの温もりでなんとか冷静に努めましょう……)
        あ、シルフィさん。その眼球がこの空間の核です。取り扱いにはご注意を -- ウェヌス
      • 触れられると、「ザワッ」と音として聞こえるほど、球が強い拒絶の感情を発した。
        大切なものを大切に思う気持ちが裏返る。腕の中のものを守るために、外へと向ける、攻撃的な拒絶へと。
        球をすり抜けるようにして鞭が伸び、シルフィを打たんとしなった
      • ウェヌス様のためにも、早くここの謎を解いて脱出しないと…え?想いの…それってどう言う……っ!?(拒絶の感情がシルフィの心に突き刺さり思わず身を屈める)
        …きゃっ!?(その事が幸いしたのか直撃を避ける事は出来た。それでも鞭が掠めた袖が裂け血が滲む)
        痛…い、今のは…それにさっきのは……(第二波を避けるべくいったん球から離れようと試みる) -- シルフィ
      • ええとですね、ここはきっとニアヒ……いえオルクスさんでしょうか? あの身体の人の「心の宝箱」なんです
        誰だって、宝物に触れられるのは嫌ですからね?気をつけてください(言いながらシルフィの怪我をなでなで) -- ウェヌス
      • 近づいて来なければ球も何もしない。そのように引き篭もるのが、彼らの守り方なのだ
      • トス、トスと内側から何かが球を叩いた。何かが中に入っているらしい。
        殻に隠匿された中の物が感じたことが、ウェヌスには分かったろう。「出られない」
        トス、トス。また内側から何かの音がした。またふと「出られない」という思いが浮かんで、消えた。
        あの核はこの空間そのもの。出られないのは、シルフィとウェヌスだけではないのだ
      • ありがとうございます、大丈夫です(なでなでするウェヌスに笑みを向けて)…心の…宝箱ですか…?
        …それは悪い事をしてしまったかもです……あ?何か音が…?球の中に雛でもいるのでしょうか……
        何にしても…あの球がここから出るためのキーなのは間違いないです……(球の周囲を円を描くようにしながら再度の接近を試みる) -- シルフィ
      • 球は動かなければ、鞭も出してこない。しかしシルフィが近づくにつれて、だんだんと拒絶の思いが空間に広がっていく
      • その音は彼の「出たい」という意思……ああいけません、無闇に触れようとしてはなりません……!
        興味本位というのは向けられる側にとってはあまり嬉しいものではありませんから……トライア族、彼らはとても臆病なのです
        その視野は深く、狭い。故に自分達の身を守る手段として身内だけで殻に篭るようになったのでしょう -- ウェヌス
      • あ……(拒絶の心を感じれば接近を止め離れる)…私にも感じます……
        なんだか…幼いころの私みたい……(シルフィには生まれてから数年…魔王の血を引く赤子として施設に隔離されていた時期があって)
        そうですね…外は怖い場所なのかもしれませんです…でも……
        少し…長期戦を覚悟しないといけないかも、ウェヌス様…暗い場所は怖いかもだけど…もうしばらくお付き合いお願いします(空間に腰かける様な姿勢に)
        (シルフィの表情が変わる…少女の表情から母親の表情に)ふぅ……〜♪(深呼吸…そして歌を紡ぎ始める)
        (『ウェヌス・ハーモニー』:ウェヌスの暮らす神界で得た癒しの術『ウェヌス・ウィスパー』をシルフィが独自に発展させた術…歌)
        (歌を聞いた者達の傷の回復を促し…時に猛る心を静める歌……、シルフィは自分の娘達に子守唄の代わりに歌っていた事もある) -- シルフィ
      • 聞きなれない異国の歌。だからこそ、防ぎようもない。
        歌が進むほどに拒絶が静まっていく、いや、困惑へと変わっていく
      • ……成長しましたね、シルフィさん。その調子です、優しさで包んであげてください……
        (レナータ、あなたの弟子はこんなにも頼もしく成長していますよ……さて、見守っていたいのも山々ですが今の内に情報を整理しておきましょう -- ウェヌス
      • 〜♪(歌いながらウェヌスの言葉に頷く事で答える)
        (シルフィは知っている、歌を聞いた赤子は最初不思議そうな顔をする……)
        (歌詞の意味を知ってもらう必要はない…歌に乗った心を感じてくれればそれでいい……)
        (謎を解くのはその後でいい)
        (今は幼子の様に怯える心を包み癒したい…その気持ちだけを込め…シルフィは歌い続ける) -- シルフィ
      • 困惑する。戸惑っているのは、つまり、分かっているからだ。見知らぬ者、外人から厚意を受けていると。
        困惑。困惑。……ざわっと湧く疑惑。困惑のままにもう一度シルフィに鞭が飛ぶ、近づいてもいないのに
      • 〜♪(歌い続ける。鞭が自分へと放たれたのは感じた…しかし避けない)
        (鞭は目の前の「球」が今使える唯一の外への接触手段なのだろう)
        (当たれば相手を傷つける事しか出来ない鞭)
        (ふとシルフィは思う…鞭とは彼らが受けた傷なのかもしれないと……)
        (ならばこそ、避けてはいけない痛みを知らねばと)
        (シルフィの心は決まった…もう何も恐れる物はない…今は歌い続けよう) -- シルフィ
      • (シルフィへの鞭。それはあの庭園、シルフィを傷つけたインプの爪を思わせる映像で……)
        (大丈夫。シルフィさんは私が見込んだ子……赤子の歯、子犬の牙、子猫の爪、全てを愛で包める器。何をされようと、彼女は揺るぎません
        照らし続ける光の温もりが恋しくない人などいないでしょう。さぁシルフィさん……貴女の愛を示すのです) -- ウェヌス
      • シルフィを鞭が強かに打ちつけた。全く動じなかったことに恐怖する。二度、三度と打ち付ける。
        トス、トス。中からまたノックが聞こえた。鞭は、顔を避けるように振るわれた
      • (痛みは感じる自分の身が傷ついている事もわかる。しかし歌を止めない)
        あなたは優しいですね…(シルフィは球に笑みを向ける。優しさ…顔を打たない優しさを見つけたからだ)
        …大丈夫…外は怖い事ばかりじゃないです……(両手を広げると歌い続ける) -- シルフィ
      • 怖い。
        球が認識しているのは、その感情だった。しかし鞭はだらりと、球から垂れるだけになった。
        ……恐怖に相手を傷つけたことへの罪悪感が混じっていると、球は気がつけていないのだ。
        恐怖。困惑。分からない。この女は何だ?自分と、同じなのか…?
      • ありがとう…鞭を止めてくれて……(歌を止めるとふわりと微笑んだ。しかしその身は鞭による傷で所々に血が滲んでいる)
        一緒に外に出てみませんか……(両手を広げたまま一歩だけ近づく)
        無理なら…外を見てみませんかです?外は…怖い事も多いけど…楽しい事も多いんですよ…?
        (球に言葉が通じているかはわからない…それでも今は精一杯の気持ちを伝える、それが今のシルフィに出来る事…そしてやるべき事) -- シルフィ
      • 近づかれても、球は動かない。また、初めのように穏やかな空間に戻っていた
        いや、少しの後悔が漂っている。もうシルフィが攻撃されることはないだろう
      • トス、トス。中の何かがまたノックする。
        「出られない」……球とは異なる思いがウェヌスには分かるだろう。
        ずっと、ずっと中の何かは繰り返しているのだ。飽きもせず、絶望することもなく、ひたすら
      • (もし今また攻撃を受けたとしてもシルフィは逃げないだろう)
        大丈夫…怒ってなんかいませんですよ?(そっと球に手を触れてみる…赤子の頬を撫でるように優しくそっと)
        (触れる事で分かる事もある、触れないとわからない事もある…この臆病で不器用な球の事を知り癒したいとシルフィは思った) -- シルフィ
      • 金属質な冷たい球は、触れられた箇所から円が広がるように溶け消えていった。
        中に浮かんでいるのは、青銀色の瞳の【眼球】
      • Area Clear!!
        核となる球が溶けると、空間が開かれた。ここから、あちらのエリアへは行くことができる
        ただし、あちらでは灰色一色の空間にいる者にしか接触は持てない。
        (二人が誰かの中に入っているときには、ただ眺めることしかできない)
        またこちらに戻って来られるのは、シルフィとウェヌスのみ(ジェイコブとディーブレイクは、凍った時間から抜け出せない)
      • はい、よくできましたー♪ (ぱちぱちと拍手) さて、これであちら側へ行けそうですね -- ウェヌス
      • え…えっと……?(しばらくぽかーん)
        (ウェヌスの拍手で我に返った)認めてもらえたと言う事でしょうか…?それにしても…ここは(まだまだ謎の多くは残ったままだが…他の物たちの安否も気がかりなので移動) -- シルフィ

Last-modified: 2011-05-20 Fri 19:02:35 JST (4733d)