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編集:IG伊上山の山神退治A 戦闘班用
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  • 伊上山の山神退治・3 -- 2020-05-23 (土) 23:06:45
    • 君たちの奮戦ぶりは、時間稼ぎや陽動の枠を超えて、このまま神を打倒せしめるのではないかと思うほどだ。
      だが、神とて黙ってはいない。
      この世のものとは思えない咆哮をひとつあげると、更なる膨大な神気を放ちだした。
      先ほどまでついぞ本気など出していなかった、とでもいうように。
      傷ついた君たちには、もはやこれまでかと思わせるほどの、底なしの神気と瘴気。
      絶望が君たちを支配しようとする時、社殿から駆け出した人影がある。

      墨薫だ。片手に諸刃の鉄剣を持ち、全速力で駆け出してくる。
      果たしてその鉄剣は、君たちの決死の陽動の甲斐あり、無事玄道のもとへ届けられた。
      -- 2020-05-23 (土) 23:07:02
      • (鉄剣を受け取った瞬間。強化された異能の影響だろうか)
        (理解できてしまった――これを打ち砕いた後、自分に待ち受けるものを)
        (しかし、一刻の猶予もこの場にはなく、一欠けらの逡巡も玄道にはありえなかった)
        (一切の迷いなく、吉広に教わった通りの、武術の粋の一撃に)
        (猫又としての最大限の身体能力の強化を乗せて、打ち砕く――) -- クロ 2020-05-23 (土) 23:07:35
      • 果たして立ち折れた神体から、とてつもない量の神気と瘴気が溢れ、衝撃波となって周囲を打った。
        その場にいる全員が一瞬、怯んだその時。

        楔を失ったことで消えゆく大杭神が、それを行った憎き黒猫に一瞥をくれる。
        澄み切った眼による神の視線が、玄道を射抜いた。

        衝撃波を至近距離で受け倒れ伏す玄道に、その視線がどのような作用を齎したかはまだ分からない。
        現世への楔を失ってなおこの世に留まろうとする神に、まずは引導を渡してやるべきだ。
        -- 2020-05-23 (土) 23:09:04
      • (墨薫が持ってきた鉄の剣。あれが恐らくは目的の物…久常が、それを砕く姿を見る)……(それで、よかった…の、だろうか)
        (その瞬間、吹き荒れる衝撃波……今の雪洞銚釐は、これに脅かされるほど弱い存在ではない。先ほど、愛妹から分けてもらった活力が、体に満ち満ちている…体力も上がっている)
        (再度、あの神と接続するか…?多少のフィードバックがあったとしても、アリシアが手伝ってくれれば……と、思っていたところで)…久常君!?(久常が倒れた…至近距離だったからか。心配して駆け寄ることも難しい距離…)
        …やめて!!(強い、先ほどとは比べ物にならない「人心掌握」を神に向けて飛ばす。久常への追撃、こちらへの攻撃、悪あがきを…やめろ、と。少しでも行動の阻害になればいい…) -- 銚釐 2020-05-23 (土) 23:20:09
      • 久常玄道!?(駆け寄ろうとして片膝をつき)くっ……アリス、まずはあの神にトドメを刺すぞ!
        さっきの負傷と満ちてる瘴気で上手く空論の獣・起源種(ジャバウォック・オリジン)が発動せん。
        二人でやるぞ、ありったけの万能の元素を大気中に放出しろ!! -- アリシア 2020-05-23 (土) 23:21:20
      • わかったわ!!(手を真上に向けて万能の元素とも呼べる錬成の元を作り出し始めると)
        わわ!?(アリシアと自分の頭上に黒い球体が発生する)
        と、とりあえず……これを放ればいいのね!? いくわよ……(手を振り下ろすと、黒球が動き出す)
        ケイオスレギオン・ニルヴァーナ!!(二つの声が重なって、不滅を滅する、理の超越とも言える力が神に放たれた) -- アリス 2020-05-23 (土) 23:24:08
      • …はあっ…はぁっ…(梅花の華開く時はそう長くは持たなかった、抑え込んだはずの古き神が吠え立てた時、もはや抗う手段はなく)
        ……黛!(彼女の姿を見て作戦は成功したのだ、と口端を思わず歪めてしまう。そして、久常がそれに、苛烈なる一撃を加えた)
        !(しかし、衝撃が弾け、神がその神威を視線に乗せて久常を見たことで、何か、背筋がぞわりとするような予感がした)
        …てめぇ…悪足掻きしてんじゃねぇ…!!(華無き黒盾を構え、残った力を振り絞って、疾風のように駆け、突撃を仕掛ける。もはや、何もさせぬと、一つの砲弾のように) -- 総痍 2020-05-23 (土) 23:26:44
      • クロ!!! (倒れる姿を見て友の名を呼ぶ 反応はない 駆け寄りたい しかし、今駆け寄っても自分では何もできないのだ それに、) まだ、神は死んでいない……あの野郎!
        ……クロ、良い一撃だったぜ 皆伝をくれてやる だから死ぬなよ!! (声をあげながら諸肌を脱ぐ 体中に走る刺青が脈動し、身体の色が変わっていく 赤銅 それは深夜を徘徊していたあの大鬼の色)
        俺はこの中じゃあ一番弱い……でもな、このなかじゃあ、一番! デカく、力強くなれる! (筋肉が唸りを上げ膨れ上がり、下肢が血色の大蛇に変わる 神の巨体に匹敵する物量で、掴みかかる!)
        お前を、物理的に押しとどめる! 止まった身体に皆の一撃を食らやあ、神だってひとたまり無いだろうよ!! -- 吉広 2020-05-23 (土) 23:28:43
      • くろくん!(御神体を打ち砕き、神の怒りを買ってしまったクロをかばう余裕は無かった あの一瞥がどれほどの呪いを秘めているか……)
        (だが楔を失った神にもはや居場所はない)人に害なす山神よ、もはやこの世におわすに能わず(静かな怒りとともに仙気を練る 悪影響がクロの身体を蝕む前に消し飛ばしてしまう必要がある)
        ナウマク・サンマンダ・ボダナン・インドラヤ・ソワカ(空が近い。山は雷の神、帝釈天の領域に近い 高く飛び上がり手を翳しその恩恵を受け)
        雷鉾(ヴァジュラ)(山を穿つ雷霆が降る 古来より山火事を起こし山を穿つものである雷を持って、山の神を滅さんとする) -- 2020-05-23 (土) 23:34:24
      • 久常玄道!(たとえ妹を取り戻せたとしても、当人が力尽きては元も子もない だが、まだ決着はついていない 動揺を示すわけにはいかない)
        ……奇遇なものだ この私が、旧きものに引導を渡す手助けをするとはな(敵も味方も疲弊しきっている 決着は近いと気取り、今一度戦場を見渡し)
        真田丸吉広!! 肩を借りるぞ!(突き進む紅蓮の蛇身に足をかけ、一陣の風のようにぐんぐん駆け上っていく 筋骨隆々たる肩を足場にもう一つの巨体に飛び移り)
        終のさだめを受け入れるがいい―――!!(残る熱量のすべてをただの一矢に込めて、零距離からウェスタの焔の顕現たる煌めく赤光を放つ) -- アエリア 2020-05-23 (土) 23:38:36
      • 銚釐の人心掌握は果たして、神の無秩序な視線の行使を食い止めた。
        吉広の巨体に押し留められた神のもとに、皆の攻撃が次々と殺到する。
        アリスとアリシアの、不滅殺しが現世に留まらんとする神の不滅を否定する。
        総痍の一撃が砲弾の如く神の肉体を揺るがし、楓の雷が山神を打ち滅ぼす。
        そしてアエリアの煌めく焔が神の瞳を打ち貫いた時、ついに決着は果たされた。

        大杭神が咆哮を上げ、その実体を失い、散り散りに分解され、この現世ではないどこかへと還っていく。
        神は斃れた。君たちは成し遂げたのだ。
        神殺しという偉業を!
        -- 2020-05-23 (土) 23:41:46
      • かつて神に隠されていた者の魂が、輝く光の玉となって空に還っていく。
        もしかすれば、墨薫の母がその肉体を伴って、吐き出されたかもしれず。
        そして――久常玄道の妹、深白が、神による虜囚の呪縛から解き放たれた。

        真っ白い少女の体が、境内の雪の上に頽れる。
        いつの間にか、冬の空からは粉雪がちらついていた。

        その一片(ひとひら)が、倒れ伏す玄道の頬にも降り落ちる。




        ――その重さにすら耐えかねたように。

        久常玄道のカタチが崩れ落ちた。




        そのあとには、赤黒い人型の跡しか残されていない。 -- 2020-05-23 (土) 23:42:20
      • あ……あ…………いやぁぁぁ!!(崩れ落ちる、人の形。さっきまで友人だったものが雪の上にある)
        アリシア!!(縋るような視線を妹に向けて) -- アリス 2020-05-23 (土) 23:50:19
      • (やった。神は倒した……皆の力が、想いが、為した奇跡。このために今、みんなここにいて、死力を尽くしたのだ)…よかった…
        (妹さんもきっと無事。それよりも)久常君────(倒れている久常に、駆け寄ろうとして……その姿が、消えた)っ(息をのむ。急速に血が引いていく感覚)
        ……久常君っ!!嘘、嘘でしょう、どこ…!?(全身全霊で周囲を探る。怪異としての鋭敏な感覚で、僅かでも手掛かりはないかと……無駄かもしれない、と考えそうになる心を厳しく叱責し、続ける) -- 銚釐 2020-05-23 (土) 23:51:16
      • (顔を背けて)無理だ……私の力では………神の因果を砕けない………… -- アリシア 2020-05-23 (土) 23:51:29
      • (三笠をくわえたドラ猫といっしょに社の方から歩いてくる)
        (周囲を見回せば、「神」は影も形もない。ああ。終わった。やり遂げたと安堵が胸にこみあげる)
        (しかし、同時に目に飛び込んできた光景は――)…え、え…?クロくん!なんで…!?(クロが、崩れゆく、その瞬間だった)
        (慌てて、覚束ない足でクロへ駆け寄り、手を伸ばすも…届かなかった。残るのは、黒く、赤い、後。不吉の色)
        (闇の黒、血の赤、無の黒、狂の赤、だ)なんで…!?やだよ!!(バッ!と思わず出現した妹の方を見る。なんだこれは!と) -- 墨薫 2020-05-23 (土) 23:54:03
      • おっと、おい、妹さん! 生きてるか? 生きてるな!? (倒れた少女の身体に、自分が着ていた着物を掛けて声をかける)
        (そして) ……おいクロ! 早く起きてこっちにー…… (振り返ってみるのは、友人達が悲鳴を上げてクロが居た場所に縋っている姿) ……え?
        お、おいおい、待てよ、どうせあれだろ 変わり身の術ー、とか言って…… おい、クロ、妹さんここだぞ、隠れてないで出て来いよ……!? -- 吉広 2020-05-23 (土) 23:54:58
      • ――――――――(声が、出ない。 掻き消えた後輩の姿に困惑と悲しみの感情が渦巻いている)
        (脇差を取り落しただクロだった影を見つめていることしか出来ないでいた)
        (神も仏もない。せっかく妹を救った彼が、最期に顔を合わせることすら出来なかったなんて) -- 2020-05-23 (土) 23:55:47
      • 死に際の神の一瞥は、特大の呪力を以て玄道の総身を蝕んでいた。
        その呪いの威力は玄道を即死させるに余りあり、その肉体をも崩壊せしめたのだ。
        彼を呼ばうその声にも、一切の返事はない。
        -- 2020-05-23 (土) 23:58:01
      • っってえ(大福から降りて、肩を入れて…)
        よし。神様は倒せて消えてる…………おい、あの子大丈夫か…って
        (クロが消える瞬間を目撃した)
        ………………は? おいなんで!?
        (荒れる呼吸をコントロールしながら、誰か分からないかと周囲を見回すが……) -- 三笠仁 2020-05-23 (土) 23:58:04
      • ……んだと(倒れていた久常、軋む体を抱えてそちらを見た。賭けには勝った。これで後は、彼の妹を起こせば…と)
        てめぇ……!勝った、勝ったじゃねえか!!クソ!!自分の身を賭けてたなんざ、認めねぇぞ!お前は…お前こそが…笑うべきは、今だってのに…!!!
        (ぎりぎりと、尖った歯を軋ませて怒りの形相を浮かべる。果たしてその怒りは誰へのものか。もはや跡しか残らぬ、彼へか、神へか、もしくは…己へか) -- 総痍 2020-05-23 (土) 23:58:10
      • ……………なんだ、これは………どうなっている、倉守喰三!!(あっけなく崩れて消えた 生きているだの、死んでいるだの以前の問題だ)
        こんなことがあってたまるか! 約束を果たさずに逝くなど、いかな私とて許さんぞ……久常玄道…!! -- アエリア 2020-05-23 (土) 23:58:48
      • ――兄さんを。
        (か細い声が静寂を破る。起き上がった、久常深白だ)
        ――兄さんを助ける方法は、まだあるはずです。
        (黄金色の瞳の底に、神気の名残を湛えながら、深白は言葉を紡ぐ) -- 深白 2020-05-23 (土) 23:58:59
      • …あるのか!? どうすればいい!?(深白に縋りつくような視線を向け) -- 三笠仁 2020-05-24 (日) 00:01:00
      • (探る、探る、探る。周囲100mに渡るほどの、音をすべて探ったとしても。…聞こえない。彼の生きる音が、命の響きが感じられない)嘘よ…近くの、どこにもいないの…!
        (膝が折れそうになり……なる、が。…深雪の声が聞こえる)……本当!?久常君を、いえ…クロ君を、掬う方法はまだあるの!? -- 銚釐 2020-05-24 (日) 00:02:01
      • おい!!どういうこった!説明しやがれ…!
        (起き上がった深白に思わず「オレ」口調で掴みかかりそうになるも、まだ手はある、との言葉に寸前で踏み止まり)
        そ、そう、なんだ…(それだけ言い、今度は周囲をキョロキョロと見回しはじめる)…おかあ…さん…?(そう、ここに現われる筈の母の姿を求めて) -- 墨薫 2020-05-24 (日) 00:02:02
      • (あまりのショックに雪の上にへたり込んでしまう)
        (怪我はほとんどないのに、深白の言葉に僅かに反応する程度で) -- アリス 2020-05-24 (日) 00:04:39
      • (深白の言葉に茫然自失だった意識の手綱を取り戻して)……本当?(希望がある、と言えばそれに縋るしかない)
        手立てがあるなら……私はそこに賭けたい。皆もそうでしょう?(脇差を拾い直して気合を入れ直す) -- 2020-05-24 (日) 00:04:47
      • (へたり込むアリスに、そっと肩に手を乗せて。楓の言葉には)当然よ。…やれることがあるうちに、諦めて泣いてなんていられないわ。 -- 銚釐 2020-05-24 (日) 00:07:10
      • ……何かの、目論見があるのか(静かに、いつもとは違う無感情な声を深白へと投げかける。抑えていなければ、口から飛び出しそうなそれを、抑え込んで)
        (そして、その横目で…黛の様子を見る)…くっ…!(思わず、口惜しそうな感情が、漏れてしまう。もしや、とは思っていた。外れていてくれと、思った、が) -- 総痍 2020-05-24 (日) 00:07:40
      • 兄さんは、半分怪異でした。怪異は、その個体が一度失われても、噂が生きている限りいつかよみがえります。
        (神懸かりの残滓だろうか。それとも、人の思考を無意識に読み取ってしまう精神感応の能力者故の知識の深さなのだろうか)
        (虚ろな瞳のままで。鈴のなるような声で、つらつらと話し出す)
        兄さんにも、噂の後押しがあれば、きっと。純粋な怪異としてですが、よみがえるかもしれません。
        流布された噂に従って、死者の霊がその死した場所に出る。よくあることでしょう? -- 深白 2020-05-24 (日) 00:07:40
      • 姉様、アリスの様子がおかしい。(負傷によろめきながら何とか立ち上がって)陣楼成哉が迎えに来るまで私が面倒を見る。 -- アリシア 2020-05-24 (日) 00:08:32
      • 妹さん、目を覚ましたか…… 助ける方法って言うと……? (鬼の身体のまま尋ね) -- 吉広 2020-05-24 (日) 00:08:58
      • …… 死したのち、噂をもってその場所に…… 俺みたいな感じにか (自分は誰にも知られず死に、昔話となって復活したが……)
        ……ここにいる皆は、クロを知ってる 生きたクロを、今居たクロを知ってる 昔話なんかよりもずっと強く、クロの話を、たくさん知ってる…… -- 吉広 2020-05-24 (日) 00:10:39
      • (助かる可能性があると知れば、一気に冷静になる。深白の表情を見て…トランス状態?)
        (神が生きているのではなかろうなと軽く周囲を見るが、何も分からず諦めた)
        噂を利用すれば…?(思わず雪洞を見る)
        純粋な怪異としてか…記憶とかはどうなるんだろう。そういった場合って -- 三笠仁 2020-05-24 (日) 00:11:20
      • …アリシアも疲れているでしょう?大丈夫よ、私は貴女から元気をもらっているから…私も見るわ。貴方の事も、心配。
        噂…(ああ、それは……それなら)……得意分野よ。私の。…力になれるはず。どんな噂にするか…相談、しなくちゃね… -- 銚釐 2020-05-24 (日) 00:11:29
      • 怪異……(運命を操作するほどの力を持つとなれば、人から外れた怪異として合っても不思議ではない なにせ本物の怪異だったちろりがいる 信じられない話ではない)
        噂を撒けば、また現れるかも、か。存在承認。久常玄道はまだここに居ると、伊上に、世界に認めさせる事が出来れば(確かにそれこそ希望だと)
        ……そうなると、間がいいのか悪いのか、丁度いいいんふるえんさーが二人はいるわけだけど(ちろりに視線をやりつつ、少し躊躇うような表情) -- 2020-05-24 (日) 00:13:33
      • 猫には九つの生があります。九度までは、生まれ変わって現世に在ることが出来る。
        疑似的な生まれ変わりと考えれば、きっと、記憶や意識の連続性は保たれるはずです。
        ……本当にばかなひと。皆さんに、こんなに心配をかけて……。(はらはらと、涙が零れた) -- 深白 2020-05-24 (日) 00:14:32
      • この先はプルートーの管轄だ 生あるものに手出しはできぬ……この伊上が尋常の土地であればな(真田丸吉広の方にライドオンしている) -- アエリア 2020-05-24 (日) 00:15:29
      • (銚釐に肩に手を置かれても、反応しなかった)
        (万能の異能を持っていても、この結末。アリス・アンダーソン、お前に人生は重荷) -- アリス 2020-05-24 (日) 00:16:13
      • (視線が自分に集まるのを感じる…知っている人なら知っている、それは)……私は、ためらわないわよ。久常君が、助けられるのなら。ええ、やれる手は全て打つつもり。
        …けれど、どんな噂を、どんな風に流すのかは…改めて相談しないといけないわね。…深白ちゃん、でいいのかしら?…泣かないで、私が…私たちが、きっとなんとかするから。
        …後で、お兄さんの詳しい状況や、話を聞かせてちょうだいね。 -- 銚釐 2020-05-24 (日) 00:16:33
      • すまない、姉様……(深白に)…久常玄道は莫迦だ。この結末を予見しているフシがあった。
        だが……誰よりもお前を想っていた莫迦だ。だから………(言葉が出てこない、喪うことの苦しみはわかっているはずなのに) -- アリシア 2020-05-24 (日) 00:17:50
      • (妹さん、もうちょっと動揺しても…)
        (そんな事を思いながら。周囲を何度も見回す。暗視、霊視。耳を澄まして、声を求め…)
        なんで、なんで居ないの…?(動揺しているのは自分だ。そうだ、どうせ冷静なら…と思いつく)
        (深白に聞くのだ。母の事を。しかし深白の前に立つと言葉が出てこない)
        (聞いてしまったら、そしてその答えがNOだったら、と思うと怖くて仕方がないのだ) -- 墨薫 2020-05-24 (日) 00:17:51
      • ……充分にありえる話だ。望みがあるならば、やろう(静かに、頷く。そうして、三笠の方を見て)
        俺たちの知ってる奴を出来るだけありのまま取り戻したいと思うなら…ただの猫又ではなく、久常玄道として広めるべきだろうな。
        …ただの一案ではあるが……今回の、妹が居なくなったことを発端とした一連の討滅を、そのまま物語の形として広める…だが、結末は変えるんだ。
        久常玄道は、しかして死の淵に留まった。もしくはその幾つもの魂を使い蘇った…そういう話に仕立て上げてもいいと思う(と、思考のまま呟くように言う) -- 総痍 2020-05-24 (日) 00:19:55
      • ……はい。久常深白(みしろ)といいます。
        ありがとう、ございます。兄は、ほんとうに人に恵まれましたね……。
        (くらり、と。めまいがした。何しろ、丸4年にも近い期間、神の身元に縛られていたのだ)
        (意識を喪い、気絶する。これ以上の話は、この場では難しいだろう。冬の山は冷える。一度下山し、態勢を立て直すべきだ) -- 深白 2020-05-24 (日) 00:22:32
      • ウワサで怪異に…?幽霊と同じ…?それって…
        (生きてるって言えるの、と思うが、すぐ傍に生きてる怪異が数体いるので、そういうものか?とも思える)
        っと、妹さんも気を張ってただけみたいだね。休ませてあげないと…(ふー…と息を吐く。母について尋ねるのはまた今度になりそうだ) -- 墨薫 2020-05-24 (日) 00:23:54
      • (雪洞が動いてくれれば道筋は立ちそうだ。自分はフォローできる所をフォローしようと腹を括る)
        やりようがあるならまだ何も終わってないな。よし……それにしても妹を泣かす兄は悪い奴だぞクロ…絶対に呼び戻してやるからな
        っといかん。深白さんは家まで運んでやらないとな
        (気絶した深白を大福を巨大化させて背中に乗せんとす) -- 三笠仁 2020-05-24 (日) 00:25:06
      • 立て、アリス。自分の足で立つんだ。(アリスを強引に立たせて)歩け。陣楼成哉が来るまでの辛抱だ。 -- アリシア 2020-05-24 (日) 00:26:41
      • (崩れ落ちた深白に分身の介添えをして、一息吐く)……しろちゃんも無理してた。仕方ない
        うん、そば猫に送ってあげよう。それと……出番なんだろう、くらあじ(スタンバイしていたであろう喰三に声を掛ける 何処かで聞いているのだろうと) -- 2020-05-24 (日) 00:27:51
      • 仏説摩訶般若波羅蜜多心経
        (力を伴うお経が階段下から響いてくる)
        観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空
        (青い狐の尾にも似た不思議な形の炎がその音に伴う様に神社へと満たされていき)
        度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空
        (青色に空間が染め上げられていく中階段から奇妙な装束に身を包んだ二人の神使が登り現れる)
        空即是色 受想行識亦復如是 舎利子 是諸法空相
        (黒い装束に身を包んだ女がその魔性の魅了に満ちた瞳を僅かに面々へと向ければ僅かに頷いて一人旧社殿へと歩みを進める)
        不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中
        (女が旧社殿へと進めば狐火は更にこの神域へと満ちていき幻想な光景を生み出していく…これは神話の塗り替えだ)
        (現代ではもう殆ど見られる事は無くなったもの)
        (男は面々のその様子から何が起きたのかを…いや事前に理解していたのか、頷く事すらなく口を開き)
        これにて伊上の山の神隠しは終わり、これよりは楔の書き換えと神の瘴気を溶かし陰気へ変えて天へとお届けします
        皆々疲れてはるやろうけど今此処は神の名残もあり心身共に癒やすに向かへんさかい一先ずは山を降りるとええ
        (男は淡々と口にする、まるで祭事の時の宮司の様だ…ただそれは今すべき事は全て終わったと示すようでもある) -- 倉守 2020-05-24 (日) 00:30:25
      • このまま捨て置くことはできんぞ……何と言って顔向けをすればよいのだ(息子をよろしく、と頼まれたのではなかったか 赤黒く染まった土を集めて、器に収める) -- アエリア 2020-05-24 (日) 00:34:57
      • (いきなり弔われてるー!!!?…と、普段ならツッコんだ事だろう)
        (聞こえてくるお経に、力なく、光ない瞳を向ける)そっか…(まだ、後始末があったんだ、と思い出す)
        (新しい神を設置する。その神様が…)なんとかしてくれないかな…(そんな事を呟いてしまう) -- 墨薫 2020-05-24 (日) 00:37:25
      • (倉守の祝詞と、言葉に頷いて)…ええ、そうね。私たちはまだ、やることがある。やれることがあるから…今日は、一度戻りましょうか。
        …アリス、立てる?…立つのよ。…私が、私たちが、できることがまだあるのだから。(アリスの肩を支えて…)……今日はみんな、本当にお疲れ様。
        改めて説明することでもないけれど……行燈りののチャンネル、しばらく注目しておいてちょうだい。きっと、突破口を開くから…(新たな決意を胸に。下山するのであった) -- 銚釐 2020-05-24 (日) 00:38:38
      • 血臥崎の案はだいぶよさそうだな…あとで相談してブラッシュアップして実行できそうな感ある
        (倉守が来たのには驚いて。話を聞けば)
        ……今ここで俺達にできる事はないって事ね。それもそうか……
        (自分も討伐班も無傷ではない。精神的ショックも含めて、休息が必要だろう)
        速くクロを助けてやるためにも今は帰ろうか(周りにも、自分にも言い聞かせるように。山を下る準備を) -- 三笠仁 2020-05-24 (日) 00:39:57
      • (アリシアと銚釐に促され、立ち上がると下山していった)
        (途中、腕に巻かれた包帯を解いた。ただ赤黒い瘡蓋があるだけだった) -- アリス 2020-05-24 (日) 00:41:56
      • ……来たか(最後の大仕上げ。全てが万事うまく行くはずだったそれも、しかし今は一旦の幕を引くに留まる)
        (倉守を見ても、何かを抑え込んでいるような無表情は変わらないが……)……おめーも、お疲れさんだ(男にしては珍しく…素直に彼を労う。…余裕が無いのだろう)
        (そうして…黛を見る。眉が、への字を描く)……黛、おめーも、今は戻るんだ。あのアパートにな。ここでこれ以上出来ることは…恐らく、ない(口惜しさを、出来るだけ押し殺して…呆然とした彼女へ言う) -- 総痍 2020-05-24 (日) 00:43:05
      • 山を降りるって、でも!(思わず声が荒くなる)…でも、お母さんが……(そして力なく俯く)
        (わかっている。ここには居ない。居なかった。その可能性は倉守から示唆されていたし、自分でも心の隅で思っていた)
        (けれど、覚悟しようと辛いものは辛い。ショックはショックだ。更に、クロの死という悲惨まで重なれば、空元気すら出やしない)
        なんで、なんでこんな…(神様を殺す、そんな大それた真似までして、得た結果がこれだなんて)
        こんなの、やだよ…(それしか、言えなかった。チガサキの言葉には、ちいさく頷いた) -- 墨薫 2020-05-24 (日) 00:46:04
      • 冬の山は冷える。長居は無用だよ(他人の気遣いに回す気力が戻ってきた 山の人間として早く街へ戻るよう促す)
        私達の戦いは終わってない。やるべき事が変わった、第二らうんどってことだね(努めて明るくしようと、皆にそう声を掛け)
        (最後に喰三に)おまえも、忙しくなりそうだな(新しい稲荷神の社を整えるのは大変だろうと そばにいた艷姫に礼をし、皆と同様に下山していった) -- 2020-05-24 (日) 00:46:21
      • ああ…分かってる。分かってるさ。……だから…終わってない。久常の奴も、お前も、だ。黛(出来るだけ平静に声を保ち言う)
        今はただ…休め(黛の小さく、落ち込んでしまった背中を、ぽん、と軽く、優しく叩いて下山を促す)
        あー……鞍馬、ちっと悪ぃんだが医療道具貸してくれ、ちと無理しすぎた…(皆に対する彼女の気遣いが、今は染みる)
        (そうして道すがら最低限の治療をしつつ…雪がいまだ残る、冷たく凍える帰り道を、それでも拳を握り帰っていくのだった) -- 総痍 2020-05-24 (日) 00:54:30
      • …………黛墨薫……自分を強く持て、私も難しいが……そうしている(もっと優しい言葉はかけられないのか、おのれの冷血さに嫌気が差しながら境内を後にする)
        (入れ替わりに現れた倉守喰三とすれ違う 話が違うだの何だとの責める気にさえなれず、一瞥もくれぬままその場を後にした) -- アエリア 2020-05-24 (日) 00:56:19
      • (階段へと向かえば男達が登ってきた跡を示すように青い狐火が帰るべき道を照らしている)
        (その炎は特に熱くも無いがしかし確実に何かを焼いてこの地を塗り替えていっているのだ)
        …(総痍に言葉を掛けられても僅かに目を開いて視線で返すだけで何も言わない)
        (この結果は想定していた範囲内ではあった、そのため出来れば掛けられる言葉は厳しい言葉の方が有り難かったが)
        無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
        (それは無を語る大乗仏教の本質とも言える般若心経、今面々の内にある燻りを少しで冷ます為か)
        こればかりは最初から分かってた事やさかい、最初からね
        せやから神の怒りが以降君等に降り掛かる事だけは無いよ、それが僕が此処に来た理由やさかい
        (男は入り口傍に、女は旧社殿へ、核と外縁からの般若心経を伴う塗り替えは進められていく)
        無眼界 乃至無意識界 無無明亦 無無明尽
        乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得
        以無所得故 菩提薩埵 依般若波羅蜜多故
        心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想
        究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故
        得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多
        是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪
        能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪
        即説呪日 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦
        菩提薩婆訶 般若心経(これが真に少年への念仏とならないよう祈りながら男は祈る) -- 倉守 2020-05-24 (日) 00:57:28
      • (クリスマスで得た幸せ気分も、ここにくればという希望も吹き飛んだ)
        (まだ終わりではない、その言葉を胸にとぼとぼと雪道を歩いて帰路に着く)
        (泣きそうな顔、泣きたい。なのに不思議と涙は流れない)
        (いつもそうだ。あの日からずっと泣けない。どんなに泣きたくても)
        (自分の涙はもう、枯れ果ててしまったのだろうか。そんな事を思いながら山を降りていくのだった)
        (寒風に揺れる黒髪から、陰気、怪異の気配を微かに発しながら) -- 墨薫 2020-05-24 (日) 00:59:33

      • 伊上山の神殺しは、果たして一匹の黒猫の死とともに、その結末を迎えることとなった。
        だが、君たちは彼を――たった一人の妹のために、決然と神に立ち向かった一匹の黒猫を、諦めてはいない。
        君たちは神をも殺したのだ。今度は人一人蘇らせることぐらい、どうして不可能といえるだろう?
        そのための道程は険しくとも、君たちにはそれだけの力がある。
        きっと、やがて幸福な結末を。双子の猫又をめぐる物語はまだ終わらない――
        -- 2020-05-24 (日) 01:00:43

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編集:IG伊上山の山神退治B 奪取班用
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  • 伊神山の山神退治・2
    • 果たして陽動は上手くいっている。
      虎化した大福に乗り、墨薫と三笠の二人は一気呵成に疾駆して、瞬く間に旧社殿へと突入する!
      内部はそう広くないが――暗闇の中に何かがいる。
      すぐに攻撃されない以上、気付かれてはいないようだが――慎重に進むべきだろう。
      -- 2020-05-23 (土) 22:03:13
      • しってる、いつもみんなの事心配してるもの。でも、だからこそ…(無事終わってほしい、と祈る。心配する)
        うひ!?くすぐった、くすぐったいから!(背中を擦られるとくすぐったがる敏感肌)
        う、うん、すー…は…(強い呼吸を数度、いくらか気を落ち着け)なんかアイツ、運命をどうとか言ってるね…。
        (何か、自分の中でチクリと痛んだ。不条理な失敗、不合理な不運を起こす、その力に…黒い赤い髪が、ざわめいた)
        (しかし、それを気にしている場合ではない)さ、そろそろ行こうか、三笠くん、大福。頃合いだよ。
        (戦況はともかく陽動は上手くいっていると思える)
        (ならば、動くべきときだ。練習通り、おおきな大福に跨り、その毛を掴んで姿勢を安定させ)
        (とにかく振り落とされない様、異能を維持しつつ、進行は三笠にまかせる) -- 墨薫 2020-05-23 (土) 22:06:30
      • 運命ね…確率を操作する…? シュレディンガーの猫かよクロ氏の妹。量子力学は知らんぞ…
        (大福は疾駆する。目立たないために雷は纏っていないが…夜目が利くせいか、潜んでいるものを見つける。仁に伝え)
        ……黛さん、この先には何かいるみたいだからステルス維持このままよろしく…気合入れていこう
        (旧社殿の中を、ご神体を探して…ゆっくり進む事にした) -- 三笠仁 2020-05-23 (土) 22:14:34
      • 目が闇に慣れると――見えた。それは神使なのだろう。神の使いたる化身の動物。
        蟷螂のような、しかし極彩色の翅を持て余し、
        蜘蛛のような八本の腕―しかし先端には五指を具えている―をごちゃごちゃと動かしながら、
        虚ろな表情の、しかし瞳だけは澄み渡った人面の張り付いた鳥の頭で、
        不協和音で構成された不愉快な、しかし紛れもなく人の声音で鳴きながら、忙しなく辺りを見回している。

        墨薫のフルステルスの効果は神の使いにも有効なようだ。
        まだ見つかっていない……。

        社殿において、御神体があるのはまず間違いなく中央の奥だ。慎重に進みたまえ。
        ただし、神使は社殿の空間の多くを占めており、大福に騎乗したまま近づくのは不可能だ。
        生身で横を摺り抜け、通り抜ける必要がある。
        -- 2020-05-23 (土) 22:17:24
      • ふぐ…!!?(思わず悲鳴を上げそうになるのを堪える。いや、上げてしまっても問題はないのだが…)
        神様の使いってもっとこう、綺麗でカッコいいものだと思ってたけど…。
        神様がああだと、眷属もこんなになっちゃうのかな…。
        (見た目は恐ろしく、おぞましく、気持ち悪いものの、その知覚力は元となっている動物の域を出ない様に感じられる)
        三笠くん、大福、そーっと、そーっと少しずつ歩いてね。
        あ、蜘蛛っぽいのの近くは避けて。蜘蛛って確か、震動にすごく敏感だから。
        (言って、暗視と霊視をONにする。捜すべきはご神体、もっとも霊力が強い一箇所、社の中心へ…) -- 墨薫 2020-05-23 (土) 22:22:35
      • あの妙な化物が番人か……戦闘は可能な限り避けたいな……
        (生物学的にはありえないキメラさに顔を顰める。各関節の可動域や視界が読みづらい……)

        かっこいいのもいると思うけど…まっとうな神様だけなんだろうな…わかった。霊感さっぱりないから、道案内は頼むよ
        (大福から降りて、黛のフルステルスから離れないように。慎重に、慎重に歩く…)
        (音はあまりたたないように歩けている。大福も重さは誤魔化せないが慎重に続き…) -- 三笠仁 2020-05-23 (土) 22:26:58
      • 社殿の奥に、古びた桐の函(はこ)が見えた。
        両開きの扉がついており、これを開いて中身を持ち出すことが君たちの仕事である。

        焦点の合わない澄み切った眼が墨薫の相貌の至近距離にあって、
        嘴の奥の声帯から発せられる不協和音が間近で鼓膜を打つ。

        だが、まだ。まだ見つかっていない。
        その不快感に耐えながら進むとやがて、箱の扉を開くことが出来るだろう――
        -- 2020-05-23 (土) 22:29:16
      • (霊力の集う所、そこにその函があった。普段なら近付くのを避けるであろう、力の源…)
        アレ、だね、神棚にある扉になんとなく似てる…。函は…固定されてるっぽいかな。
        流石に壊したら気付かれるだろうし、そーっと開けて、そーっと持ち出そう。…先、行くよ。
        (大福から降り、忍び足で函に近寄る。あまりの霊圧に吐き気を感じるが、ぐっと堪えて函のすみっこにちょん、と指で触れる)
        (そして、函に対してもステルスを発動。函が見えなくなるのは不自然なので、それが上げる音だけを消しておく)
        いつでも、走れる様にしておいて(そう三笠に告げ、そっと、函の蓋たる扉を片方ずつ開けていく) -- 墨薫 2020-05-23 (土) 22:41:37
      • (…あれか。開いたらさすがにバレるかな……!)
        (意識的に呼吸をし、緊張から来る震えを取り除く…この至近距離に化物がいるのはさすがに心臓に悪い)

        (黛の言葉に頷き、ステルスを保つために軽く触れられる距離を維持しつつ追従)
        (大福は、いつでも走れるように待機している………) -- 三笠仁 2020-05-23 (土) 22:49:00
      • 扉を開けると、そこには古びた両刃の剣が収められていた。
        不可思議な斑模様の光沢を放つそれは、触れてみるとかなり重い。
        しかし、持ち歩けない重量ではなさそうだ。持ち上げて振り向いた瞬間――。

        神使と眼が合う。

        悍ましくうねる八本の腕が、今にも墨薫を捕えようと蠢いていた。
        墨薫は確信するだろう――見つかった、と。
        もはやステルスを保っている場合ではない。三笠を信じて、外へと駆け出したまえ。

        そして三笠は――護衛の任を全うする時だ。
        神使たる怪物をこの場に食い止めるべく、奮戦が求められる――!!
        -- 2020-05-23 (土) 22:50:49
      • 剣…?古代の…?(歴史の教科書か漫画でしか見たことのないそれをそっと取り出す)う…重…っ!!?
        (ずしり、と腕に伝わる重量。それに謎の縞模様)この模様、ダマスカス…いや、時代がおかしいか。鉄よりも前だろうし…
        (そんな事を呟きながら振り向けば――眼があった。三笠でも、大福でもなく、おぞましい怪物と)
        (ステルスは発動しているが、勘付かれている!なんらかの知覚で!)
        (それを察するや、剣を脇に抱えたまま出口へ向け駆けだす!)外で合流!!(それだけを言う、ステルスはいったん解除)
        (ご神体の剣をリュックに仕舞う間も、ロープで縛る間もない)
        (最短、最速で。姿勢を低くして出口へ。三笠に背を任せて) -- 墨薫 2020-05-23 (土) 22:59:05
      • ブツは……剣か。目標物確認、と
        (念のために、自分と大福をザイルで繋いでおく。だいぶ長く取ったので動きづらいという事はない)
        …見つかったか!
        (抜き払うは黒塗りのコンバットナイフ。息を吸い、黛へと走る触手を数本切り落とす溜めに振りぬき)
        大福!!!
        (強化された大福…4mの白虎が紫雷を纏う。残る触手は全て、雷を纏う爪が払い除けた)
        通さない。つーか、ここで寝ててもらうぞお前ら -- 三笠仁 2020-05-23 (土) 23:05:58
      • はぁ…はぁ…(恐怖の中、重いものもって走り回ったため、雪の上で座りこんで肩で息するスタミナ切れガール)
        し、しまった…。重さを「消す」練習してたのに(それをする余裕がまったくなかった。怪異への恐怖耐性が薄いがゆえ)
        と、とにかく、ご神体はクロくんに渡したよ…。三笠くん…?(大丈夫か、と社の方を振り向く) -- 墨薫 2020-05-23 (土) 23:15:01
      • (黛が戻る前に。爆音と閃光が旧社殿に鳴り響いた。知識があればフラッシュバンが炸裂したのだろうと分かるかもしれない)

        (内部では)
        (その隙に、閃光の効果を無視できる大福は、もう一匹いた神使に食らいついた。えげつない咀嚼音が響く)
        (閃光の中、目を瞑り元から居た神使に突撃した仁は…人間の全力…無意識にしている「枷」を一瞬だけ外して首を切り落としにかかった)
        悪いがお宝は───頂戴していく!
        (しばらくの戦闘音の後に。4mの大福が仁を優しく咥えて旧社殿から出てきた)
        か…かた…肩外れた…(動けるようだが右手がぷらんとしている。逆にそれ以外はひどい怪我はなさそうだ) -- 三笠仁 2020-05-23 (土) 23:27:34
      • ぎにゃー!!?(暗視を使用していたため、フラッシュバンに思い切り目をやられた!)
        目が、目があ〜(せっかくなのでムスカごっこをしながら、それでも耳で三笠と大福の勇ましい戦いぶりと、神使いたちの断末魔を捉える)
        (そして大福とくわえられた三笠が出てくれば、霞む目を擦りつつ)大丈夫…みたい、だね?(三笠の様子にやや疑問形に)
        あらら、あとで誰かに肩入れてもらおう。…さ、みんなのとこに戻るよ。
        (大福の横に並び、戦場へ歩いていく。そろそろ決着がついたころか――) -- 墨薫 2020-05-23 (土) 23:33:37

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相談ゾーン(久常の相談用コメントと兼用) Edit

お名前:
  • そして有名ちゃんですよ。明日のイベントで、クロ君にはインスタント怪異の相手してもらいつつ
    やどりんとツミちゃん攻略もしてもらおうかなとか思ったんだけど、どうかな。
    良ければ、そのさい、有名ちゃんが阻止しにくるけど、基本回避と化かすの専門で派手な攻撃手段が無いので
    銃撃でもしとこうかなって
    本気で射てないのと、当てないために狙いをしっかりつけるから、足を止めた時にステルス解除されて位置がばれるぐらいの条件で
    対処できそうかな -- 有名 2020-06-05 (金) 15:59:03
    • 対処は可能です。
      きっちり狙って撃つなら射線を見切って避けるか、運命操作でどうにかする方向になります。
      後者の場合、意図的にジャムらせたり不発させたり暴発させたりまで出来ちゃうのが逆に悩みといえば悩みですね。 -- クロ 2020-06-05 (金) 19:53:06
      • あえて使わずに撃ち合いに応じて当てる気ないの見抜いてた展開もできて、エモくていいとおもいます。
        じゃあやっぱ銃撃にしよう、最初知覚域外からの金属バットで殴打とか、逆に殺意高いスタイルかんがえてた -- 有名 2020-06-05 (金) 20:41:06
      • 了解いたした。アンブッシュは強いもんね……。 -- クロ 2020-06-05 (金) 20:43:53
      • あと絵面がね、「殺す気はない」って言いながら金属バット振り被ってる奴、殺す気しかないよね見た目。包丁とかでもそうだなって…。
        これが銃だと殺傷力に反比例して殺さなさそうに見える -- 有名 2020-06-05 (金) 20:58:49
      • 殺さないのが逆に難しいシリーズ…。銃はこう、威嚇力としては最大級だもんね。 -- クロ 2020-06-05 (金) 21:00:53
      • なのです!そいじゃあ当日またよろしくねー -- 有名 2020-06-05 (金) 21:23:03
      • はい!体調など万事整えておきます! -- クロ 2020-06-05 (金) 21:23:42

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あらすじ Edit

行方不明だった玄道の妹は伊上山の旧社殿にいる山神に巫女として連れ去られたことが判明
どうしたらよいか倉守先輩に聞いたところ神様をぶっ殺して取り返すのが一番確実なんだって
やらいでか!神殺し!!

作戦概要 Edit

  • 旧社殿に行って神様と対面。
  • 陽動として戦闘班がドンパチ。
  • その間に別動隊が御神体を奪取。
  • 玄道が御神体を破壊=神殺し達成。
  • 倉守先輩がアフターケアをして終了。
  • 以上をこなすイベントを、12月4週(5/23 土曜日) 21:00〜行います。
    • 劇中の設定では12月22日あたり。クリスマスの直前になります

当日のタイムスケジュール Edit

21:00〜  旧社殿到着時からRP開始。神様と対面〜前哨戦(想定外の事態が起きますが、玄道くんががんばって解決します)
22:00頃〜 診断メーカーを使用したボスバトル診断にて、大杭神戦を本格的にRP
同時刻   奪取班の活躍をRP
23:00頃〜 奪取班が奪ってきた御神体を破壊。なんやかんやあって〆。

参加者 Edit

主犯:玄道
戦闘班:アエリア・銚釐・吉広・総夷・楓・アリス・アリシア
御神体奪取班:墨薫(ステルス役)・三笠仁(大福で送迎)
事後処理:倉守

その他:参加したい・協力したいという方がいればご相談を。

補足 Edit

あらすじ作戦概要参加者、については、参加者間の共有情報となります。
当日の集合場所や集合時間(12月22日ごろ。朝早すぎない時間)なども、行間で知らされたことになります。


Last-modified: 2020-05-23 Sat 20:57:12 JST (1433d)