名簿/497089
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- 酒場 --
- (赤、青、オレンジ、透明な色とりどりの液体が注がれたグラスが目の前に並べられている)
(じろりと腕を組んでそのグラスを睨みつける女子高生が居た) (真っ赤なルージュを口に引いたバーテンがジョッキにビールを注ぎながらその様子を見て苦笑いする) あンたねぇ・・・そのままグラスとカウンターに穴あけないで頂戴よ。おー、45番と89番のビールお待ちどうよぉーん (手をヒラヒラさせてウェイターにつまみと一緒に運ばせる) --
- (おそるおそるオレンジの液体が注がれたグラスに手を伸ばし口をつける)
ん・・・あまい、けど全然イケる!これは飲みやすいね (うはは、と上機嫌にソフトドリンクを飲むように一気に飲み干した) 蜂蜜酒なんて飲ませないでこういうのを出したほうが断然イイと思うんだけどさぁ なぁーーーんで、あんなのイチイチ飲ませるのかな (ナッツの殻を割って口の中に放り込む) -- ニカイドウ
- 伝統、って言ってもあーたみたいなちんちくりには分からないでしょうね
(パスタを油でからっと炒めて塩と青海苔を振りかけてニカイドウの前に出す) 冒険者ってのはね、ノリと情熱とあとはよく分かんない伝統ってのが大好きな生き物なのよ 格式ばったやり取りってのもロマンがあっていいとは思わない?そりゃ騎士が王に忠誠を誓うように・・・って訳にはいかないけどねぇ あたしね、ヒルベルトホルストって言う国の出身なんだけど機動騎士団の任命式でも一度見てみれば私のいいたいことが分かるわよ 一糸乱れぬ規律と重圧な伝統・・・はぁ、ほんとス・テ・キ --
- ちんちくりでわるうございましたー、だいたいこっちの人はバインバインすぎるのよ・・・なんなのよあれは、ったく
(束でバリバリ揚げパスタを齧り青い酒が注がれたグラスを一口煽る) (僅かな炭酸と独特のアルコールの味が口の中に広がる)けほっ、ん・・・これは・・・のみにくいんですけど (じとーっと恨めしげにバーテンを見上げる) -- ニカイドウ
- それはあーたがちんちくりんな証よ。大人ぶりたいんだったら酒の味くらいは覚えないとねぇ
(そう言ってウィンクをして慣れた手付きでカクテルを次々と作っていく。) (大ホールにごった返す冒険者達を相手にするバーテンたちの数を比較するとあまりにも少なかったが余裕綽々であった) そうでなくても一人前って言われたんだって?だったらなお更お酒飲めないと締まらないわよ ・・・・・って、んまーーーーあーた顔真っ赤よ?!大丈夫なの!赤って言うか若干黒いわよ!赤黒よ! ちょっと誰よこの子にお酒飲ませたの!あたしじゃないン!いやん、罪なウィメンの一人ね、アタシ、キャハッ☆ --
- (胸元をはだけさせて赤い酒をごぶごぶと飲む)・・・んむぅ〜・・・これはトマト?これいい、のみやすい、いいよー
(がたんっと机にうつぶす)うははは、やられたー、あー・・・ (けたけた笑いながらグラスを倒す)きてる・・・私の時代キテルとおもいません?! -- ニカイドウ
- siranai --
- しらないわよぉーーー!! --
- そして酒場は炎上した --
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- はぁいニカイドウちゃん、今日はニカイドウちゃんを勧誘に来てみましたよ。ニカイドウちゃんには、その資格があると思うから!(シュタッ) -- リラン
- リラン先輩じゃない。資格って何の資格なんですか? -- ニカイドウ
- それはですね…これのですよ!!!(ジャキン、と財布から取り出して見せるのはUnder The 130 Fan Club会員証)
ちっちゃくて可愛いものを清らかに愛する心を持つもののみがその資格を持つのです… -- リラン
- 入りましょう(即断だった) -- ニカイドウ
- 大変よろしい、これからニカイドウちゃんは会員No.002です。ちなみに現在会員はボクとしゅー先輩のみですが、これからじわじわと勢力拡大を狙っていきますよ!
全ては愛の為に!(ぐぐっ) -- リラン
- おねーさまも入ってんのね・・・よっしゃ、なんか俄然燃えてきた(グッと拳を握る)
そう言えば具体的な活動内容ってなんなのでしょう? -- ニカイドウ
- ギルマスやちゃんめる先輩、フィー大先輩等小さくて可愛い人を愛でる、これだけですよ?
時には秘密結社らしく何処かでお茶でもしながら「ヒナボリいいよね」「いい…」みたいな会話をするのも良いかもしれませんが。発足しといてなんですが特にやる事とかは決まっていません。 -- リラン
- 人知れず集会してアンダー!(変なポーズ)とか訳分かんない掛け声掛け合ったりするわけですね、分かります
さっそくだけどギルマスいいよね・・・(もっさもっさする動作) -- ニカイドウ
- あ、それ採用です。いかにもな感じがしてグーですよ、それでこそニカイドウちゃんを誘った甲斐があったってもんです。アンダー!(ポーズ返し)
いい………もう部屋に連れ込んで一日中もふもふし続けたい…あのちっちゃな身体にふさふさの毛並み…あの人を、いやあの方を愛玩したがらない人類がこの世に存在するのでしょうか…(ほわわ) -- リラン
- こぉ、手櫛でわっさー、わっさーってやるのもいいんだけどもふりすぎてくたくたになっているところを膝枕で丁寧にブラッシングしてあげたい・・・
うんうん、居ないわけがないよねー・・・はぁ、あんなにちっちゃくてもふもふなのにしっかりしてるなんて反則だ(ほわわ) -- ニカイドウ
- (ガンガンビシッビシッグッ)普段あれだけ確りなさっていて、なおかつ弱いところを見せない人ですからねえ。不意にか弱い表情とか見せられでもした日には一生付いてって貴女を支えます!!!ってなっちゃいますよねえ…
ふふふ、ギルマスkawaii談義は糸目がつきませんが今日はここまでにしておきましょうか…しゅーちゃん先輩がいないところで盛り上がりすぎてもなんですからね それでは次の会合の機会を待ちましょう…アンダーッ!(去っていった) -- リラン
- アンダー!フフフ、次の会談楽しみにしてるよ・・・ -- ニカイドウ
- 何やら知らぬ間に新人が増えておったが???
アユムであったかの?わしは朔夜。よろしく頼むでのー(ふらりと現れた狐がフレンドリーに話しかけてきた) -- 朔夜
- おぉーなぁんかファンタジーって感じの人が来た!
あ、そっか、GL部の人なんだね。よろしくね朔夜、アユムだよ -- ニカイドウ
- フフフ…わしの美貌が幻想的っちゅーことかの?よいよい、お主は中々見る目があるな!
…しかしお主、冒険者なわけじゃろ?見た所特に戦えそうには見えんが…何ぞ魔法でも使えるのかえ? (極々普通の学生、といった出で立ちのアユムをじろじろと見て首をかしげつつ) -- 朔夜
- うーん、まぁ魔法って言えばそうかもね
怪獣を召喚してそいつと一緒に戦うんだよ (私はかよわい女の子だからね〜と笑う) -- ニカイドウ
- ほぉ、お主式神使い…とはまた別ものなのかの?しかし珍しい…冒険をこなせるとなれば随分と強力な式なのであろうなぁ
…どうじゃお主、ちょいと此処で召喚してみたりは出来んのかえ?姿だけでも見てみたいでな(うずうず) (基本的に無知、未知を嫌う性格のため、見たことのない「召喚獣」というものに好奇心が刺激されているらしい) -- 朔夜
- それじゃあリクエストにお答えして・・・(スッとカードを構えるがふと思いとどまった)
(「これってこんな風にほいほい召喚して自慢するようなモンだったっけ?」と言う疑問が頭を過ぎる) やっぱ止め、見せません!(カードを胸の谷間にしまう) -- ニカイドウ
- む、何じゃ勿体ぶってからにー!…まぁ何かしらの事情があるのであれば無理にとは言わんがの
しかし…今のカードから召喚するのかえ?となると…やはり形式としては式神に似ておるような気がするのう どちらにせよ珍しい術じゃのー…お主、どこでそれを学んだのじゃ? -- 朔夜
- うーん、シキガミってのが私にはよく分かんないけどさ。
学んだって言うか与えられたってのが正しいかな〜、髪の長い男の人にスカウトされてさ、それでカードの使い方を教わったんだー -- ニカイドウ
- ふーむ…教わったと。それだけで使えるようになるとはずいぶんと便利なものじゃのう
この街は人が多い分、技術も人それぞれで飽きが来んからよいのう。お主のカード召喚もまた興味深い 機会があればそのうち見せてくれよ?では、またのー -- 朔夜
- まぁその時が来たらかな!まったね〜 -- ニカイドウ
- よっアユムー、その後はどーだ?ちっとは暮らしになれたのか?
お金が足りないならお兄さんが資金援助をですねー!…って冗談よ冗談。 -- 咲碁
- フッフッフ、残念ながら心配無用よ。なぜならばっ!私今とってもリッチですし(フフンッと笑う)
(今の二階堂にはつい数日前まで飢え死に掛けていたとは思えないほど余裕があった) -- ニカイドウ
- リッチねぇ…あんましちょーしこいて金使い切ったりするなよ?こういう仕事だから調子悪い時はなんにも手に入らなかったりするし
ま、最初のうちはそれでもええけどな。しっかしなんつーか馴染んだな……。 身の回りがしっかりして来たんなら次は交友関係とかだな。酒場あたりで話合いそうなやつ探したりどこか同盟やらギルドやらグループに所属してみたりな。 ……なんか俺、初心者用解説キャラみてーになってんだけど…… -- 咲碁
- 私の人生の中でブッチギリの最高金額稼ぎ中なんだから調子のらないでか!
元居た世界よりずっとハッピーな場所だからね、ご飯はおいしいし文句ないじゃない! なるほど・・・ステップ2に差し掛かってるわけね。先生、ギルドや同盟ってなんなんです? フフ、その内町の名前をつぶやきながらいったりきたりするに違いないわ それにしてもぐっとタイミングねー、会話に飢えていてどうしようかと思ってたところなのよ よかったら貴方のこともっと聞いてもいいかしら -- ニカイドウ
- んむ、それはだね。どうしても冒険者個々だと人とのつながりは一期一会の薄いものに成りがちなんだ。
しかし、ギルドや同盟、組織なんかに身をおくことである程度固有の知り合いを増やすことが出来るというわけなんだよ まぁ、できれば入るだけの目標かなんかあるところがいいだろうけどな。街が守りたいなら騎士団とか、そんな具合だな。 しかし会話に飢えていたって……金以外が大分、疎かになってんだなー…… ちなみに俺のことを知りたいのならばベッドの中で夜明かしで語り尽くすコースなどもございますが。 -- 咲碁
- ふぅん、サークルとか部活動みたいなもんかな。じゃあ私は会話をしたいからでなんか探そうかな?
余計なお世話よー、仕方ないじゃない。お金はいっぱい手に入るけど友達作るタイミングなんて全然ないんだし じゃ、あ・・・私朝まで根掘り葉掘りされちゃうんだ・・・。 (あぁっ、としなだれかかり)いいよ・・・咲碁なら・・・ -- ニカイドウ
- おいおい、こんなの冗談に決まってるだろ、いけない、前にも言ったが身体の安売りはやめておいたほうがいいぜ(脱ぎながら パンツまで手にかけながら) -- 咲碁
- おまわりさん コイツです (パンツ一枚の男を指差して) -- ニカイドウ
- チッ、勝負は預けたぜとっつぁーーん!!(ルパンのテーマとともに服を担いで去っていく)
(ひらりと落ちるGL部、ギルド人員募集のチラシ これを渡しに来ただけだったらしい。) -- 咲碁
- なんて慣れた身のこなし・・・!やつめじょうしゅうはんだな!(鳴り響くサイレンをBGMに見送った)
(チラシを拾う)・・・・・・なんだこれ? -- ニカイドウ
- 休日 オープンカフェ -- ニカイドウ
- (随分と軽くなったサイフをちゃりちゃり鳴らしながらため息をつく)
まさか途中で逃げ帰ると報酬出ないとは・・・いや当たり前と言えば当たり前かぁ うぅむ・・・調子乗ってお金使いすぎたかな・・・、いや生活必需品って結構お金張るんだなぁー・・・ (服、下着、ハブラシ、石鹸、シャンプー、洗剤、なんやかんや・・・) ぁー、来月頑張らないとなぁ・・・貧乏生活の足音が聞こえ始めてるぞ〜 (涙目でオレンジジュースを啜り自分を慰める)なんかバイトでもするか・・・月に一回の仕事だけって意外に暇なんだよなぁ -- ニカイドウ
- 冒険後 酒場 --
- (茹でたてのミートソーススパゲティが零れ落ちそうなほど盛られ、皿の縁に黒胡椒が練りこまれたスパイシーなウィンナーが2本)
(もういいよ、と言いたくなるほど野菜たっぷりなコンソメスープ、小振りだが真っ赤に熟したリンゴが机の上にちょこんと置かれた) (あったかい食事に眼鏡が曇る) うぁあぁ・・・(思わず泣いてしまった) --
- 30分前・・・ --
- (いったい何の用途があるのか全く謎な洞窟の探索から返って来てアユムを出迎えたのは握り拳大の袋に詰め込まれた金貨だった)
わぁ、お給料だぁ、こ、これで凍えずに済む・・・惨めな気持ちでお風呂に入らなくって・・・ ?!!!?!・?!!! はぁ?!ちょっと、中身間違えてない?!金じゃん!ゴールドじゃない!え、なにこれ、いいの?本当にいいの?返さないよ? (最初は半信半疑であったが同行の冒険者が平然とした顔で金貨を受け取っているのを見て呆然と報酬を受け取り席に着く) あれー・・・、あれー・・・仕事が終わって、こんな、こんなお金貰えるなんて、いいの・・・いいの? (冒険の内容を思い出す。丸々と太ったネズミを自分のモンスターにおなかいっぱい食べさせて) (漫画に出てくるようないかにもな緑の怪物を叩き潰してそれで終わりだった) (元居た世界ではどうだっただろう・・・、機界の重厚な装甲を纏ったモンスターや遭遇すれば高確率で死傷を負わされる魔界のカード使い達) (そんな連中を倒して帰ってきてもすずめの涙ほどの報酬とグリンピースたっぷりのカニ玉のみ・・・) 天国か・・・ここは天国なのか・・・ (バストサイズを強調した給仕服を着たウェイターにメニューを渡されてとりあえず馴染みのあるものを適当に頼んでいった) --
- 現在 --
- そ れ が こ れ だ よ !HAHAHAHAHAHA!!
(粉チーズは無かったが変わりに石鹸のような大きくて固いチーズをフォークでゴリゴリ削ってスパゲティに振りかけた) いただきます・・・頂きます・・・ (食べた 一心不乱にまともな食事を楽しんだ) (チーズが程よく溶けミートソースと絡み合う。口の中に広がるミートソースの味に口元が緩んだ) (山盛りのパスタを半分食べて少し飽きかけたところにカリッと軽快な音を立ててウィンナーを齧る) (うれしい辛さだ、冷えていた体に熱が灯り少し汗ばんでくる。) (油っこいものを立て続けに食べた後にさっぱりした野菜スープが舌をリセットしてくれる) (華の乙女であることも忘れて料理を胃袋に流し込み、夢見心地でデザートのリンゴを齧り始めた) --
- あー、食った食った・・・こんなに満たされたのいつ振りだろ・・・
(ほぅっと息を漏らして少し膨らんだお腹を撫でる)お風呂入ろう、そしてふかふかのベットに飛び込もう・・・今後のことはそれから考えよう・・・ (ふらふらとあてがわれた自室に戻り浴槽にあついお湯をたっぷり溜めて服を脱ぎ始める) あー・・・洗濯、どうしよ・・・流石に3日連続同じ服ってのは抵抗あるなぁ・・・ (学校の制服をハンガーにかけて下着姿で浴室までいくと脱いだ下着をくしゃくしゃに丸めてがごに放り込んだ) はぁ・・・癒しの時間だ・・・ (ざぶんっと一気に耳までお湯に浸かりぶくぶくと音を立てながら足を伸ばす) -- ニカイドウ
- (浴槽の中で足をマッサージして首元にお湯で揺らしたタオルを置く、うなじがじんわりと暖められてまぶたが少し重くなった)
はぁ・・・それにしてもこの二日間よく歩いたなぁ・・・(水面から足を上げてちゃぷちゃぷと波立たせる) それにしても報酬が金貨とは恐れ入りました・・・あー、向うの世界じゃこんなの考えられなか・・・あれ (ふと状況を整理する、月一の仕事でマニーじゃない金がたっぷり手に入る。1品目以上頼み放題でビリュームもあっておいしいご飯。6畳以上あるホテル部屋。学校にいかなくていい(重要)) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ、これもとの世界に返らなくてよくね? -- ニカイドウ
- カチグミじゃない、全然良いよ、凄くいい・・・なんで私ショック受けてたの?ばっかじゃーん!
(ざぼーんっと湯船に頭まで浸かった後高笑いをした) アユムは元の世界に返るのを諦めた!! -- ニカイドウ
- 酒場 --
- ・・・で、あるからして冒険者なんて言うが結局のところは派遣業務だ。
わかるか、俺の仕事は困ってる人の意見を取りまとめて料金の受け取りと仕事をキッチリやらせるってことだ で、冒険者ってのがその場所に言っていわれたとおりの仕事をする。 シンプルだろう?この街ではもう百年も前からこんな仕事で回ってるんだ。需要が尽きることはない、供給も (筋骨隆々で顎ヒゲをはやした男がコークハイを飲みながら語る) で、何ていったっけ・・・二階堂 フン、東の出身か?違う?別の場所?オーケイオーケイ、多く語るな、お前の過去に興味はない 名前と性別と生年月日と・・・あとは町か海か山かどこから来たかアバウトに答えてくれればいい 冒険者になるのに必要なことってのはそれ細多くはないからな (そう言って皮で作られた紙にニカイドウの情報を書き込んでいく) ニカイドウ、アユム、合ってるな? --
- (酒場と言う慣れない場所に居心地を悪そうにしながら返事をする)
あ、はい・・・。いやぁそれにしてもなんか・・・想像してたのと全然違うって言うか・・・ こんな適当でいいんでしょうか?だって、私ウソついてるかもしれないし・・・てか試験とかなし?面接だけ? -- ニカイドウ
- 試験?・・・見ろ(そう言って席の後ろで酒を浴びるように飲んでいるカワウソと味の素と紳士っぽい老人を親指で指差す)
どう試験すりゃいいんだ?過去にマジメにそんなことしようとした奴もいたが3日で止めて仏門に入ったよ 死ぬ奴は2ヶ月で死ぬしそうじゃない奴はいい仕事をする。それで良いんだよ冒険者ってのは! (東 西 南 北 異世界の項目に丸をつける)実はな、俺も異界から来たんだ。そんな俺からアドバイスだ、先入観を捨てろ。型にはまった考えは良くない。 世界ってのはいっぱいあるんだ、けどどこに言ってもやることと言えばメシ食って寝てたまに映画見るくらいだ --
- 死ぬって・・・(あはは、と苦笑いをする)
異世界!・・・けどなんか全然そんな感じしないんだけど、マジで言ってます? -- ニカイドウ
- こっちへきて、もう長いからな(男の前にコークハイとくすんだ黄色の飲み物が置かれた)
面接は以上で終わりだ、ほらお前の飲み物だ。これを飲んでお前も冒険者だ、部屋は上の階、部屋代は二ヶ月まで無料 それじゃ乾杯(そう言ってグラスを掲げる) --
- うっわ、いい大人が未成年にお酒勧めるかフツー・・・(ジョッキに入ったそれに顔を顰めて口をつける)
(一口飲むと妙に甘酸っぱい味が舌に広がる。が、アルコールの味もしたし色んな味がした。) (昔おばあちゃんが作った梅酒を思い出す。けどこっちのほうがずっと甘くて変な味がする) ほら、飲んだよ、何なのこれ -- ニカイドウ
- さっきも言っただろう、先入観を捨てろってな
その酒はミードって言ってな、蜂蜜酒だ。英雄の酒。神々の飲み物とも言われている。酔っ払った糖尿病患者のしょんべんみたいな味だろう。俺は大嫌いだ (顔を顰めてコークハイを煽る) お前にミードを飲ませたのはそれが伝統だからだ、最初のこの酒場に居た5桁の連中を恨んだな、もっともその一人は今も居るが・・・ (給仕をしている赤い服を着た少年を見やり)さぁさっさとそいつを飲んで契約を締結しろ。それで上で寝るなり飲み続けるなりするんだな --
- (嫌な例えにますます酒を飲む気が遠のく)あのっ、ただでさえ飲みたくないのに余計の向きがうせちゃうんですけど!
5桁って何ですか5桁って・・・(ぶつぶつ文句を言いながらもう一度口につける) (ふと氷を入れれば少しはマシになるんじゃないかと思い男が空けたグラスに入っている氷を放り込む) (ミードのオンザロック。冷えればどんなマズい飲み物でも少しはマシになるという経験が、打ち砕かれた) (氷を入れたことにより酸味が増して飲んだ後もしつこく味が残ったのだ) (アルコールは強くない、きっと・・・だからまだマシだよ、そう自分を慰めて気を紛らわせて) -- ニカイドウ
- 冒険者になった! --
- (きょろきょろしているところに通りがかる 外人どころか人外) -- 月光龍?
- (おぉ〜、とじろじろとドラゴンを見て次に興味が移る。ドラゴンに関してはまるで見慣れているかのような反応だった)
・・・・・・・・・・・は? (綺麗にドラゴンを二度見をした) -- ニカイドウ
- (ふむ?と振り返る。目が合った)
(沈黙)
…こんばんわ、お嬢さん? -- 月光龍?
- (バッと身構えて周囲を確認する、手には一枚のカード)・・・・・・・・・どこのどいつだ!
しゃべった?! -- ニカイドウ
- あっはい、すいません喋れます(警戒されたっぽいので両手を広げて安全アピール)
しかし驚かれるのも久しぶりですね…ひょっとして、最近ここにいらっしゃった? -- 月光龍?
- いや、あ〜・・・(ドラゴンの目の前でカードをヒラヒラさせる)なんかピンとくる?
・・・な、なんか調子狂うなぁ・・・最近って言うか今日ね、さっき町に来たのよ なんかさぁ、ちょっと聞きたいんだけどここどこ? -- ニカイドウ
- カード、ですか…?(まじまじと見る)ふむ、カードを使った遊戯はいくらか知っていますが、これは見知らぬ形式ですね
なるほど、それは戸惑うのも無理はありません。ここは冒険者の街、様々なものが流れ着く、中々に愉快なところです -- 月光龍?
- (胸ポケットにカードをしまう)ならいい、なんかゴメンねー変なこと言って
冒険者て・・・あー、混乱してきた、じゃなくてさ、何大陸のどこってこと!日本じゃないのは確定してるんだけどさ、私帰れるの?! ・・・ごめん、ちょっとパニくった -- ニカイドウ
- ああ、地理的なことでしたか。これは失敬…
日本というのは聞いたことがありませんが…一応これが最新の地図です、あまり当てになりませんが (冒険者セットから取り出された地図は、明らかに一目で異世界だと分かるような代物だった) -- 月光龍?
- ・・・・・・・・・・・・・・・・
(地図をまじまじと見て眉間にしわを寄せる) 聞いておくけどこれ最新版だよね -- ニカイドウ
- はい。確かこの辺りに遺跡が出来たとかが更新点だったかと(指差したところには見慣れぬ地図記号、おそらく遺跡を表しているのだろう) -- 月光龍?
- (へたり込んで深いため息をつく)
・・・・・・・・・・・・ご飯食べたい、お風呂入りたい、お金がない・・・ どうすればいいと思う? -- ニカイドウ
- ふむぅ…(しばし考えて)
ひとまず酒場へ行ってみてはどうでしょうか?先程も言いましたがここは冒険者の街、それを取り纏めている店です。 この街に来る方々は色々と事情を持っていることが多いので、そういった人たちの相談所も兼ねているところがあります。 この通りをあちらへまっすぐ、一番賑わっている店ですから見つけるのは難しくないでしょう -- 月光龍?
- うん、そうする・・・またね・・・
(ふらふらと酒場へと向かい歩き始めた) -- ニカイドウ
- お気をつけて(見送って)…そういえば、外から来た人は驚くかもしれない、というのを伝え忘れましたね…ま、大丈夫でしょう -- 月光龍?
- 酒場と冒険者に関する知識を手に入れた! -- ニカイドウ
- ・・・・・・・・・・ --
- ん・・・んぅ〜・・・・・・・・・ここは・・・さむっ!・・・あれぇ・・・
(ゆっくりと体を起こし髪に引っかかった枯葉を払い落とす) (見慣れた曇り空を見上げた後に周囲を見渡す)・・・・・・あれ、いくら田舎とはいえこんな場所と言うかここどこよ (ゆっくりと立ち上がり足元に落ちていた通学鞄を拾い上げる) 「課外授業」をしてて・・・それで・・・(もやがかかった記憶から何とか有用な情報を引き出そうとしたがうまくいかない) まぁいいか、歩けばその内町にあるっしょ(ん〜っと伸びをして埃を払い歩き出す) -- ニカイドウ
- 2時間経過・・・
えぇ〜・・・、ナンデ、ナンデナンニモナイノ・・・おかしいよ〜、こんなの間違ってるよ〜 もう歩くの疲れた〜、なんかチューリップタワーでもいいからなんか出て来てよ〜(フラフラとおぼつかない足取りで泣き言を言い始める) --ニカイドウ
- (その後しばらく歩き続けてようやく道を見つけたところで休憩を取る)
はぁ〜・・・(携帯電話を見る、圏外)圏外なのは分かるけどさぁ・・・田舎だし、て言うかマジどこよここ・・・ (うへぇっと項垂れた後にはっ、と顔を上げる) なんか居る、あれは・・・(目を細めて遠くで動く影を睨む)・・・ば、しゃ・・・馬車ぁ?!何時代だよ!あぁ、けど今は馬車でもケッタでもいいから人と話したい!おぉ〜い!! --ニカイドウ
- (脇道から4人の男たちが馬車に向かって駆け寄っていく)あぁ、私も混ぜて!置いてかないで〜!
(男の一人が持っていた長い棒で馬車の乗り手を付いた、そしてその後馬車から転がり落ちた乗り手を2,3回付いて動かなくなるのを確認する)・・・・・・・・・・・・は? (荷台から飛び出した子供と女性が待ち構えていたほかの男達が持つ斧っぽいもので滅多打ちにされて動かなくなる)・・・・・・・・は? (馬車の後ろのテントっぽいものを引き裂いて積荷を蹴り落としている)・・・・・・・・・あ、あれ、ヤバい系・・・? (ゆっくりと後ずさる、まだ距離はある。500mくらいある、だからこのままこっそり隠れれば・・・)・・・・あ、駄目だ、目が合った、めっちゃ目が合った -- ニカイドウ
- (ぶわっ、と鳥肌が立ち足が竦む、「人間」が「人間」を殺す場面をガチで見たのは初めてだったため気分が猛烈に悪くなる)
(男達が声を掛け合い私にむかって指を刺した)あぁ、あぁ・・・は、走れニカイドウ、ショック受けてる場合じゃないって・・・ (よたよたと後退り、徐々にステップを踏んで全力疾走をした、走りには自信がある。だって無駄な脂肪はついてないもんネ) -- ニカイドウ
- (走った、ただひたすらに、必死で、走り続けた)
(現代医学と高校の体育の授業に基づいた有酸素運動による走りがきっと私を助けてくれるはず) (助けてくれるはず!!) 2時間経過・・・ ハァー、ハァー・・・ハァー・・・ハァー・・・ゼヒー・・・ヒー・・・にげ、にげきった・・・マジで、逃げ切れた・・・ヤッター・・・私凄いよ・・・ヒー・・・ ・・・あ、あれは・・・町?町・・・!町じゃん!私ってやっぱりラッキーガールだよ〜!警察、助けて〜・・・! -- ニカイドウ
- (活気がある町中をきょろきょろと見渡す、見慣れぬ町並みに明らかに外人な人々に声をかけれずに挙動不審になる)
あ、暗くなってきた・・・・マジどこなのここ・・・日本じゃないし絶対・・・ --
- (こうしてニカイドウは冒険者達の集る街へと到着したのだった・・・) -- ニカイドウ
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