:保観察所
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ワープゲート
冒険中ゲート
更新順ダム
チャット部長
ガイドマップ
ASH課金マネージャー
編集:MenuBar
一人遊びログ
建設予定地観察依頼
おわり --
2017-10-08 (日) 21:34:46
背表紙
--
2017-10-08 (日) 21:19:48
WASSHOI!(神輿を担ぐ法被を着た男達が描かれている) --
2017-10-08 (日) 21:21:20
『……あいつはどうも、他のやつから話を持ちかけられてただけに過ぎんみてぇだ、末端……蜥蜴の尻尾ってやつだな』 --
2017-10-08 (日) 21:22:29
後日、老人は少女の住むロッジを支える土台の端に座りながら語っていた
結局、ギンはあの後、資材をとあるグループに盗ませ金銭を受け取っていた事を白状し
翌日役人の元への自供を見届けた後、老人は空いた時間を使って少女を訪ねに来たのだ
その日少女が見た老人の頭には、角が一本折られており、その事を尋ねると
自分の集落に居た鬼というのは。自分が世話を見た者が犯罪に手を染めると、戒めとして自身の角を折るのだという
黒く光る立派な角が一本だけになってしまったが、老人は逆に頭が軽くなったと少女の前で笑う --
2017-10-08 (日) 21:27:30
仕事をサボる工員が居なくなったわけでもない
捕まった男もまた所詮末端であり、また新たに盗みが発生する可能性は高いだろう。結局完全な解決はまだ程遠いものであったが
老人はそれでも少しは、現場の雰囲気は良くなったと言う --
2017-10-08 (日) 21:31:14
『まぁ……グリ坊からもな、あの坊主に報告する際は少し作業してるボンクラ共の評価に色をつけておいてくれや』 --
2017-10-08 (日) 21:32:13
老人は最後にそういうと、仕事に戻ると帰っていく
その表情は笑みを浮かべてはいたが、どこか寂しげでもあった --
2017-10-08 (日) 21:33:11
……お寺、完成するといいでございますなぁ --
グリム
2017-10-08 (日) 21:33:29
ロッジの中に戻り、日誌をまとめ終えた少女は
窓から見える予定地の方角を眺め、ただ小さくつぶやくのであった --
2017-10-08 (日) 21:34:20
最終ページ
--
2017-10-08 (日) 11:28:52
某月某日・・・晴れ
今日が観察最終日です、この5日間でサボる人が減ったり、やっぱり減ってなかったりしました
私が見た限りでは、この建設予定地での問題点は根本的に作業員達さんたちとのコミュニケーション不足にあるのかもしれません
とはいえ、久世殿も若いながらに忙しい身でありますからすぐにどうにかなるものでも、できるものでも無いのでしょう
だからこの日誌の上ではこう記させていただきます
今日は順調に、作業が進んでいました。この日誌を渡す頃、あるいは渡す少し前に
黒い角を生やしたお爺さんが、久世殿に謝罪をしに尋ねてくると思います。お疲れ様でした --
2017-10-08 (日) 14:11:25
朝
--
2017-10-08 (日) 14:11:51
最終日の……この日は観察屋にとってはもっとも爽やかに始まらず、爽やかに終わらない日である……というジンクスが少女の中にはある
事実朝から現場では、作業員達ができる仕事に対し、人手が多いという異例の事態が起きていたのだ
原因は資材の紛失。石の敷詰めにも積み上げにも使われる質のいい石材はもちろんのこと、木材やその他諸々も
すべてとは言わないが、作業に支障をきたすには十分なほどに盗まれていた --
2017-10-08 (日) 18:23:11
期間自体、きっちりとは決まっていない建設工事だが、作業員達も生き物である
こうしてどこぞの人間が私利私欲に走ったせいで自分達が遅れをこうむる、という状況は。自分達が不当に無能と見なされるのではないか
遅れているところを役所の人間にでも目を付けられ、即座にこの工事が打ち切られてしまうのではない。不安の矛先は様々であるが理由はなんであれ
一概にしてそれは不機嫌さへとつながり、手持ち無沙汰の作業員達同士の喧嘩を危惧した鬼の老人と、ハナアルキの親方は
できるだけ作業員達が行う仕事の捻出に朝から四苦八苦としていた --
2017-10-08 (日) 18:28:44
ポツリと誰かが言う「あの依頼主の坊主が、身銭ほしさにこっそりと売っているんじゃないのか」と
夜、現場にいるのは小屋に住む久世少年だけである。作業員達というのは上はともかく、下っ端はあまり信仰心というのは持ち合わせていない
それどころか元はろくすっぽ真面目に生きてこなかったのも混じっているのだ、思考がゲスになる事も度々ある
その一言が漏れたとき、あわや久世少年の小屋が襲撃されそうになったが。その時は両グループの親方、ついで静観派の職人たちによりそれは阻止された
『……あいつらには子供が寺を建てようなんて事自体、元々信じられない事なのさ』襲撃騒ぎが収まった後、鬼の老人はこぼすように少女に語る
その場での爆発は収まったものの、このまま犯人が見つからなければまたどこかでスケープゴートの発生が起こるかわからない
状況に危機的なものを覚えた少女は、現場の観察を一度打ち切り。昼の休憩時間を見計らい、資材置き場へとやってくるのだった…… --
2017-10-08 (日) 18:38:34
昼
--
2017-10-08 (日) 18:40:59
見事にごっそりと減っているのでございますなぁ…… --
グリム
2017-10-08 (日) 18:41:23
昼の休憩時間、気が立っていた作業員たちもこの時間になれば多少落ち着いてくるようで
その殆どがすっかり朝のことなど忘れ、腹に飯を詰める事に夢中になっている頃……資材置き場では少女と鬼の老人
……そして以外にも、ハナアルキの親方である隈の男がその場に立ち、三者共に険しい表情で盗み残された資材を見ていた --
2017-10-08 (日) 18:43:25
【チッ、随分ごっそりいかれてんじゃねぇか……まぁ夜に見張りも居ねぇんじゃ無理もねぇがよ】 --
2017-10-08 (日) 18:50:20
久世殿はお金が無い中頑張って寺を建てようとしているのでございます
見張りを雇うお金も、自分が見張りをする余裕も無いのでございましょうなぁ……いっそ、隈のお兄さんが見張りをしてやればいいのでございます --
グリム
2017-10-08 (日) 18:52:03
【あぁ? なんで俺が小娘に言われてやってやらなきゃなんねぇんだよ】 --
2017-10-08 (日) 18:52:28
おや? じゃあお爺さんに頼んでもらうとするでございましょうか
なんせ隈のお兄さんは顔に似合わずお爺ちゃんっ子でございますからなあ! --
グリム
2017-10-08 (日) 18:53:18
【ば……っ!? てめぇそんなんじゃねぇよテメェコラ! 殴った事根に持ってんだろガキ! あぁ!?】 --
2017-10-08 (日) 18:53:53
『……これ、二人ともやめろ』 --
2017-10-08 (日) 18:54:15
今にも掴みかかりそうな二人を、鬼の老人は両腕で押さえ込むようにして制止する
その力は老人とは思えないほどのもので、男も少女も押さえ込まれれば首を掴まれた猫のように大人しくなってしまう --
2017-10-08 (日) 19:18:16
『……しかしまぁ、犯人が身内なのか外から来たのかすら分かんねぇようじゃどうしようもねぇ』
『……ここから直接盗まれたとも限らねぇしな』 --
2017-10-08 (日) 19:21:11
……んぁ? どういうことでございます? --
グリム
2017-10-08 (日) 19:22:00
【資材ってのは一人でいくつも運べるほど軽くねぇだろ、大体こういうのは朝や昼のうちに少しずつ、人目に付かないところに動かして
深夜に集団でそれを取りに来る場合が多い】 --
2017-10-08 (日) 19:24:49
『……元々資材が置かれている場所も坊主の小屋の近くだ、物音で気づかれる事を考えても』
『……ここには痕跡みてぇなものは残ってねぇだろうな』 --
2017-10-08 (日) 19:27:40
お二人とも詳しいのでございますなぁ……? そういえばここにある資材
青い布が引っかかってないのでございますな? これじゃここが資材置き場だって分からないのでございます --
グリム
2017-10-08 (日) 19:29:37
『……布?』 --
2017-10-08 (日) 19:31:59
えぇ、ここの観察をする1日前に……下見として一度ここに来たのでございますが
その時資材置き場には青い布の切れ端がいくつか資材に引っかかっていたのでございます --
グリム
2017-10-08 (日) 19:33:49
その時は、ここが資材置き場に置かれている資材であると示す目印かと思ったのでございますが……あ --
グリム
2017-10-08 (日) 19:34:19
そこまで言うと、少女も何かを察したように素っ頓狂な声を上げる
老人はそんな少女より最初に気づいていたようで、腕を組み、唸るようにして考え始める
ただ一人わかって居ないのは…… --
2017-10-08 (日) 19:36:16
【え? おいなんだよ、布が引っかかってなんかあんのかよ】 --
2017-10-08 (日) 19:36:55
隈の男だけであった --
2017-10-08 (日) 19:37:27
『……グリ坊、お前その青い布を見たってのはいつ頃だ』 --
2017-10-08 (日) 19:40:08
四日前の初日から一つ前でございますから、五日前でございますな
あの時見たのはかなり青々とした青だったので、はっきり覚えているのでございます
ついでに言えば……そんな青い布を持ってた人も今思い出してしまったのでございますな --
グリム
2017-10-08 (日) 19:41:54
『……奇遇だな、俺もだ』 --
2017-10-08 (日) 19:42:25
少女と老人を交互に見る隈の男をよそに、二人は一人の人物が持っていたそれを思い出す
手ぬぐいにしてはあまりにも色の濃いそれは、夜人目に付かせるのには十分なものであっただろう
大切なものを拾ってもらった相手を疑いたくは無いが、何よりショックを受けているのは鬼の老人だろう
老人は小さく唸った後、覚悟を決めたような様子で少女のほうを向く --
2017-10-08 (日) 19:45:53
『……グリ坊……悪いが夕方にまた付き合ってくれねぇか
最終日だってのに後味の悪いものを見せるかもしれねぇが……』 --
2017-10-08 (日) 19:46:48
大丈夫でございます、観察屋をしているとこういう事はよくあるのでございましてな
最終日、しっかりと見届けさせていただくのでございまして --
グリム
2017-10-08 (日) 19:47:36
『……悪いな』 --
2017-10-08 (日) 19:47:54
【なんだよ! っていうか観察屋ってなんだよ! 俺にも教えろよおじ……ジジイィ!】 --
2017-10-08 (日) 19:48:24
夕
--
2017-10-08 (日) 19:50:08
観察屋としてここに来て見る最後の夕日が、ゆっくりと寺の背に隠れるようにして傾いていく
寺の背、といってもそこにはほとんど寺としての形は無いが……そのおかげで長く赤い陽がさし続ける地面に、二本の影が伸びる
鬼の老人と少女は、最近夕焼けを背にする寺の基礎を見ながら談笑をするのが日課になっていた
それも今日で終わりと思えば、この後に行う事を思えど少し……いや、余計に物寂しく感じてしまうのだった --
2017-10-08 (日) 19:59:50
『……綺麗じゃねぇか』 --
2017-10-08 (日) 20:19:09
木箱に座り、キセルを片手に鬼の老人が寺の基礎を見てつぶやく
隣で肩に鳥を乗せた少女が、疑問符を浮かべながら老人を見ると
それは自分にも経験がある、どこか故郷を見る者の目であった --
2017-10-08 (日) 20:20:32
お爺さんは寺を見るたびに、ノスタルジックに浸るのでございますなぁ
同じような寺が自分の故郷にも……みたいな事も言っていたのでございます --
グリム
2017-10-08 (日) 20:22:25
『……そうだったか? 歳をとると物忘れも激しくなってな
最近じゃあ同じ話を若いのに何回も聞かせてるらしい』 --
2017-10-08 (日) 20:24:35
木箱の端に、コンと一度キセルをぶつける。火種のついた灰は地面に落ちると
そのまま細かく散り散りに飛んで行き、見えなくなる --
2017-10-08 (日) 20:25:40
『……耄碌したってやつなんだろう、すっかり身内にも甘くなっちまった……甘くなったせいで、今がある……なぁ、そうだろ』
『……ギン』 --
2017-10-08 (日) 20:26:43
6月の、梅雨の到来を思わせる湿った風が吹く
周囲の木々は揺れ、1枚の葉が落ちた先には、どうにも気まずそうな男が一人立っていた --
2017-10-08 (日) 20:31:48
「へへ、親方……どうしたんですこんなところに呼び出して
それに穣ちゃんまで一緒だなんて」 --
2017-10-08 (日) 20:34:41
『……おめぇ、前に使ってた青い布はどうした』 --
2017-10-08 (日) 20:38:01
愛想笑いを浮かべながら、一歩ずつ近づいてくる男の足取りが
その老人の一言でピタリと止まる。明らかに額から多量の汗を滲ませる男は
一度ごくりと唾を飲み込めば、震える唇で搾り出した声をこね、言葉を作っていく --
2017-10-08 (日) 20:39:35
「あ、あぁあの布ですかい? ありゃ最近なくしちまいやして……」 --
2017-10-08 (日) 20:42:09
『……そうかい……そういやぁ今日は資材が盗まれてて大変だったな
おめぇの仕事も、進まなかったんじゃねぇのか』 --
2017-10-08 (日) 20:43:13
「いやぁ、俺の仕事はずっと土運びですから……そんな遅れるなんて事……
お、親方ぁ……まさか俺の事疑ってんじゃないだろうね」 --
2017-10-08 (日) 20:51:40
『……グリ坊』 --
2017-10-08 (日) 20:52:12
老人が少女を呼び、何かを受け取る為に手のひらを見せる
肩に乗せた鳥がその手のひらに乗ると、加えていた何かを……その手のひらに乗せるのだ
と同時に、少女は木箱から降りると。少し悲しそうに、男と向かい合うようにして立つ --
2017-10-08 (日) 20:55:01
『……四日前、四日前だ……グリ坊がこの現場の観察を始めた日
あの日も資材が盗まれててな、盗られた数は少なかったんで公にはならなかったが…それでも盗まれた事には違いねぇ』 --
2017-10-08 (日) 20:57:26
「そ……それがなんだってんだよ! 別にだからって、俺が盗ませたってわけじゃねぇだろ!」 --
2017-10-08 (日) 20:58:54
『……見つけたんだよ、その盗まれる四日前に……現場に来てた穣ちゃんがこの青い布の切れ端が資材に挟まってるのをな
……ギン、こりゃおめぇが手ぬぐい代わりに使ってた布なんじゃねぇのか』 --
2017-10-08 (日) 21:00:34
老人の手に握られる、夕日に照らされながらもなお青々と色を放つその手ぬぐいに不釣合いな布を見ると
男は目を見開き、さらに汗を流す。息は徐々に荒くなり、視線は右へ左へ上へ下へと痙攣するかのように泳ぎだす --
2017-10-08 (日) 21:02:58
「だっ……だからなんだってんだ! 別にそれが俺の……俺のそれだからって、俺がやったって証拠にはなんねぇだろうが!
第一俺が持ってる布はもうねぇんだ! そんな……そんなわきゃあるはずがねぇ!」 --
2017-10-08 (日) 21:03:55
おじさん…… --
グリム
2017-10-08 (日) 21:04:21
「じょ……穣ちゃんもそう思うだろ!? こんな賭け事で身持ち崩して、頭の角折られたような俺がそんな
だ、大それたことするわけがねぇ! それにあの小汚い布だって拾ってやったじゃねぇか……なっなぁっ!?」 --
2017-10-08 (日) 21:05:27
マフラーの事、拾ってくれたのは感謝するのでございます……だけど
だけどあの時、おじさんはあのマフラーが資材置き場にあったって言っていたのでございます……あの日の夜、雨が降ってたあの日
おじさんは夜にあそこで何をしていたのでございますか --
グリム
2017-10-08 (日) 21:06:44
「いやっ……だからそれは、誰かが資材を盗ませないように見張って! 見張ってたんだ!」 --
2017-10-08 (日) 21:07:24
『……ギンよ、確かにこれだけじゃお前を犯人だと決め付ける事は出来ねぇ
だけどよ、おめぇさっきから「盗まれる」じゃなく「盗ませる」って言い方をしてるじゃねぇか……まるで盗人が一人で盗んでるんじゃなく、他のやつらに盗ませてるのを知ってるかのような言い方だ』 --
2017-10-08 (日) 21:13:47
「だ、だって……だってこういうのじゃ……そ、そういう盗み方が一般的だって」 --
2017-10-08 (日) 21:14:22
『……おめぇにこういった仕事を紹介したのは俺だぞ、テメェがそういったことにまったく詳しくないことぐらい知ってる
そんなお前がそういう盗み方が一般的だなんて、そんなもん知るわけねぇだろ』
『……テメェがシラをきり通すってんなら俺も追及はしねぇ、だがな……証拠とかじゃねぇ、俺は今のテメェをみてはっきり分かったぜ』
『ギン、テメェが資材を盗ませてやがったな……ッ!』 --
2017-10-08 (日) 21:17:57
「あ……あっうっ……ううぅ……」 --
2017-10-08 (日) 21:18:34
4ページ目
--
2017-10-07 (土) 18:38:29
某月某日・・・雨
今日は雨で工事はほとんど進みませんでした。工員さん達もこの降り具合じゃ作業はできないと
ほとんど休みのような状況になってしまいました……夕方になると、作業員の一人がしきりに資材が置かれているところを行き来していました
少し怪しいですが、資材には手を付けづに帰っていくので泥棒ではなかったかもしれません
そもそも資材を盗んでいるのは作業員とは限らない事に、今日気づきました
観察を続けます --
2017-10-07 (土) 22:20:45
朝
--
2017-10-07 (土) 22:25:39
……ない --
グリム
2017-10-07 (土) 22:26:51
ない ない ないないないない!!! --
グリム
2017-10-07 (土) 22:27:24
ない!
--
グリム
2017-10-07 (土) 22:29:49
朝、強い雨音がロッジと巨木の葉に叩きつけられる中。少女が身だしなみも整えずばたばたと家の中を探し回る
家具を動かし、食器をひっくり返し、戸棚を片っ端から開け
とにかくいたるところをひっくり返しながら、焦りの色を浮かべ探し続ける --
2017-10-07 (土) 22:31:47
昨日現場に居る時にはあったよね、お昼の時にも……
そういえばあの殴られた時に何かがほどけた気が……その後展開が慌しかったからまったく気づけなかったのかも
あぁー、嘘……だったら夕方に気づけ私……ッ! --
グリム
2017-10-07 (土) 22:34:48
また、朝から騒いで……どうしたの
(ガタガタと、激しい物音に我慢できず巣箱から顔を出す)
(視線の先には床にしゃがみこみ、顔を両手で覆う少女の姿がそこにあった) --
鳥
2017-10-07 (土) 22:36:41
……無いの、マフラー……現場かどこかで落としたかも…… --
グリム
2017-10-07 (土) 22:38:01
鳥の問いかけに、少女は少し震えた声で話す。一度落ち着こうと立ち上がると
とりあえず手近に会った椅子になんとか座り、懸命にどこで落としたのかを思い出そうとする --
2017-10-07 (土) 22:39:28
マフラー……そんなに大事な、物……だったの? あの、茶色いの
そういえば、昔はしてなかった……よね? --
鳥
2017-10-07 (土) 22:40:10
…………
………
……うん、元はマフラーじゃないから…… --
グリム
2017-10-07 (土) 22:41:56
元はマフラーじゃ……ない?
(鳥はマフラーの色、形を思い出す。そういえばアレはマフラーというには薄手過ぎ、スカーフと呼ぶには長すぎるし、形が少々いびつすぎた)
(ところどころにツギハギのようなものや、焦げたような跡もあるように思える、正直その小汚いとさえいえるものは)
(鳥の中で、少女が山に下りたばかりの頃に貰った、とある物と繋がる) --
鳥
2017-10-07 (土) 22:44:12
……えっ、まさかそれ……えっ --
鳥
2017-10-07 (土) 22:44:33
うん、昔山から降りてすぐに行き倒れてた時
師匠がくれた唯一のやつ……お古のコート……ちょっと大きいやつ……の…燃え残ったやつを
…縫ってマフラーに……したやつ…… --
グリム
2017-10-07 (土) 22:45:49
マジかぁ…… --
鳥
2017-10-07 (土) 22:46:08
少女と鳥が無言になる中、ロッジには雨音ばかりが響き渡る
少女が可能な限り、常に身に着けていた元コート……それがマフラーとしてなぜ少女の首に巻きついたかについては
今からおよそ3年ほど前にさかのぼる事になる…… --
2017-10-07 (土) 22:48:14
・
・
・ --
2017-10-07 (土) 22:50:35
─────回想───── --
2017-10-07 (土) 22:51:57
3年前 ここではない街のどこか ごみ集積所 焼却場にて・・・ --
2017-10-07 (土) 22:52:41
「ヒャハァー! いいからさっさとその日誌を渡すんだよぉ! テメーのこの大事そうにしてるコートちゃんを燃やしたくなきゃなぁ!」 --
2017-10-07 (土) 22:54:49
だ……だめっ! だってこれ依頼主に渡すやつだもん! で、でもコートは返して!
お願いだからそれだけは……! --
グリム
2017-10-07 (土) 22:55:34
ゴミを運ぶ魔導コンベアの上で、二人の人物が対峙する
一人は角刈りの頭をした筋骨隆々で、コンベア終点の先にある蓋の開かれた焼却炉にコートをかざす
蓋が開かれた焼却炉は地獄の釜のごとく時折炎を吹き出しては、その火の粉でコートをあぶり、そのたびに焦げ跡が増えていく
対しそれを見て日誌を抱きしめながら焦っているのが、3年前の少女である。今よりも幼さを残すその姿に、首にはもちろんマフラーを巻いておらず
奪われたコートを取り返す為に、必死になってつたない説得を繰り返す --
2017-10-07 (土) 23:01:12
「いいかっ! テメーの書いたその記録が行くべきところへ行ったら俺は終わりなんだよ!」
「あのラーメン亀五郎が、まさかとんこつスープに豚じゃなく羊の骨を使ってるなんて知れたらよぉ! 店はおわりなんだよぉ!!!」 --
2017-10-07 (土) 23:03:38
互いに引くつもりの無い平行線、どちらかがどちらかの目的を優先すれば確実に片方の大事なものが失われる状況
次第に痺れを切らし始める角刈りの男が、ついにその腕を振り上げコートを焼却炉へと投げてしまうかと思われたその時
コツリ、コツリとコンベアの上を歩く第三者の足音が聞こえる。角刈りの男が動かしかけた腕を止め、そちらを注視すると
少女の後ろからは、茶色いボロのコートを着た一人の男がゆっくりと、焼却場にかかる影から這い出るように現れる --
2017-10-07 (土) 23:11:06
「……帰りが遅いと思って来てみれば、何だこの状況……相手には見つかるなって言っただろ」 --
2017-10-07 (土) 23:12:37
うぐぅ……だ、だって……あいたっ! --
グリム
2017-10-07 (土) 23:13:33
「だってもなにもない、で……あのコートそんなに大事か」 --
2017-10-07 (土) 23:14:02
少女に師匠と呼ばれる男は、言い訳をしそうな少女の頭を拳骨で軽く小突き、改めて角刈りへと向き直る
コートが大事か? という問いかけに、少女が強くうなづくと男は仕方なさそうに鼻を鳴らし
角刈りの男にむかい挑発的に喋りだす --
2017-10-07 (土) 23:15:44
「オイ亀五郎! そのコート……捨てていいぞ」 --
2017-10-07 (土) 23:17:51
「なっ、なにィッ!? 大事なもんじゃねぇのか!」 --
2017-10-07 (土) 23:18:23
「まったくもって大事では……
ない!
」 --
2017-10-07 (土) 23:19:08
ぶわあ〜!
師匠のバカ! ば、ばか! アホ! 石川啄木! --
グリム
2017-10-07 (土) 23:19:51
唐突なコート必要ない宣言に、少女はもちろん亀五郎も困惑の色を強く見せる
少女に叩かれながらも腕を組み、微動だにしないコートの男は少女の頭をむんずりと掴むと
小声で語りかけるのだ --
2017-10-07 (土) 23:22:11
「コートは必ず拾ってやる……だから合図したら日記を持って走って逃げろ」
亀五郎に気づかれないようささやかれるそれは、はっきりと少女の耳に入ると。少女の見上げた先ではくすんだ灰色をしたコートの男の目が
まっすぐに少女のほうを向いていた。どちらにしろ日誌は手放せないのだ、ならばコートは貰った相手に託すほかない
男の目を見た少女もまた、暴れるのをやめると日誌を抱えなおし、合図を待つ --
2017-10-07 (土) 23:25:17
「い、いいのかよ! マジでこのコートを燃やしちまうぜ!」 --
2017-10-07 (土) 23:26:42
額から汗を流し、亀五郎は掴んだコートを焼却炉の入り口へ近づける
ブスリブスリと熱で焦げ始めるコートに、少女は前に出そうになるのをこらえながら合図を待つ --
2017-10-07 (土) 23:28:21
「……………グリム……
走れッ!
」 --
2017-10-07 (土) 23:30:02
男が叫んだ瞬間だった、少女はその声を聞いた途端跳ねるように出口へと走り出すと
亀五郎は数秒遅れてそれを追いかけ始める、と同時に手に持っていたコートはもちろん投げ捨てられひらひらと焼却炉の中へ、熱気に巻き込まれるようにして吸い込まれていく
その時、コートの男は亀五郎と入れ違いになるように、つまりは焼却炉に向かって走り出すと
そのまま飛び掛るようにして即座にコートを手に取り、自身の着ているコートの内側へとそれを仕舞いこむ
しかし、吸い込まれてしまう前に掴む必要があったため、勢いが付きすぎたその体はもろとも焼却炉へと投げ込まれる形となる --
2017-10-07 (土) 23:33:23
人一人が投げ込まれ、炉の炎は大きく噴出されるように広がる
その中はすぐさま這い出たとしてもとても無傷で居られるものではないだろう、しかし炉に入って数秒後……コートの男は体中から煙を立ち上らせつつそこから這い出すと
そのままなんとかコンベアの上まで戻り、脱力したように転がる --
2017-10-07 (土) 23:37:26
はぁ……はぁ……な、なんとかまい……師匠ー!?
師匠! し、死んでる……
(入り口から外へ出ると見せかけ、物陰に隠れていた少女はすぐさま炉の近くまで戻ってくる)
(しかしそこで最初に目にしたのは黒い煙を上げ転がる男の姿ではないか、慌てて駆け寄り体を揺さぶるも、反応の無い相手を見て死んでしまったのかと、絶望する) --
グリム
2017-10-07 (土) 23:39:55
「……これで死ねたら、まだ幸せなんだけどな」
「ほら、お前のコートだ……って言っても、すこし…いやほとんど燃えてしまったよ、すまん……」 --
2017-10-07 (土) 23:41:39
絶望する少女の目の前に掲げられるのは、焦げた男の手と、それに握られたコートの燃え残った袖だけであった
しかしそれでも十分だった、少女にとって形はともかくも、それ自体が残っていることが重要だったのだ
燃え残った袖を大事そうに受け取ると、男に礼を言いながら少女は目の端に涙を浮かべるのであった --
2017-10-07 (土) 23:44:02
─────回想ここまで───── --
2017-10-07 (土) 23:44:20
あの頃に残った袖に布を継ぎ足して、今のマフラーになったんだよねー……懐かしい
なつ……なつか……うっうぅ…… --
グリム
2017-10-07 (土) 23:46:18
悲しいのは分かる、けど……とにかく、今日も行かない、と
雨だけど、観察は……大事 --
鳥
2017-10-07 (土) 23:47:15
ふぁい……
(なんとか身支度を終え、雨具で雨をよけながら現場へと向かっていく)
(しかしこの様子では仕事にならないだろうとは、鳥も少女も心のうちでは分かっていた) --
グリム
2017-10-07 (土) 23:50:08
昼
--
2017-10-07 (土) 23:50:22
ぶえー…… --
グリム
2017-10-07 (土) 23:57:06
(これはだめそうだな……今日が雨でよかった……) --
鳥
2017-10-07 (土) 23:57:37
雨が降りしきる中、作業員達の居ない現場を眺め続けるように近くの木の下で
一人と一匹は座り続ける。少女のほうは始終上の空で仕事にはならず
ただただ、時間が過ぎていくばかりであった --
2017-10-07 (土) 23:58:44
夕
--
2017-10-08 (日) 00:04:43
昼が過ぎ、日も傾き始める頃……雨のやんだ曇り空の下で一人の人影がもぞもぞと動く
資材が置かれたそこにある影は、懐から何かを取り出すと……それを資材の一つに結びつけていく --
2017-10-08 (日) 00:17:44
「……? なんだ、こりゃ……へへ、丁度いい」
「丁度使う布が切れたところだ……」 --
2017-10-08 (日) 00:18:58
人影は一通り資材に何かを取り付け終えると、ふと近くの杭に引っかかっていたものを見つける
それを手に取り、無造作にポケットへとねじ込むと……そそくさとその場を去るのであった --
2017-10-08 (日) 00:20:02
・
・
・ --
2017-10-08 (日) 00:20:27
結局、探しても見つからなかった……
(少女はすっかり暗くなった夜道を歩く、肩を落とし非常に落ち込んだ雰囲気で歩き続けるも)
(本来ならもう一歩も歩きたくないほどに、どこか疲労感を強く感じていた) --
グリム
2017-10-08 (日) 00:23:28
「……ありゃ、お穣ちゃん…お穣ちゃんじゃねぇか」 --
2017-10-08 (日) 00:25:30
その時であった、夜道を歩く少女に呼びかける声が聞こえる
ゆっくりと振り向くそこには、提灯を光源にした男……ギンが立っていた
ギンは少女を見かけると、意外そうな顔をしながらも。どこか人懐こい雰囲気を出しながら寄ってくる --
2017-10-08 (日) 00:26:58
「こんな夜更けにどうしたのさ、危ないぜ穣ちゃん一人で歩いてちゃ」 --
2017-10-08 (日) 09:01:26
おじさん……そ、それが─── --
グリム
2017-10-08 (日) 09:03:40
提灯の明かりに照らされる、男の顔を見てさらに少女は情けない表情を作りながら
おぼろげな身振り手振りで必死にそれを伝える
茶色いツギハギだらけの、いつも首に巻いているものがなくなったこと、家や現場を探したものの、それでも見つからなかった事を話すと
男はふと、その雑にポケットにねじ込んだものの存在を思い出す。そういえばあの布もそれなりの長さを持っていた気がする
と、もはや言葉にならない言葉を発している少女の話を右から左へと受け流しながら、そのはみ出た布を引っ張る --
2017-10-08 (日) 09:09:06
「なぁ、お穣ちゃん……そのマフラーってのはこの小汚い布の事かい?」 --
グリム
2017-10-08 (日) 09:20:06
……あっ、あぐ……あ、ああぁぁ…しょ、しょれ……
(目の前の男からなんでもなしに取り出される薄汚れたそれは、まさに少女の捜し求めるものだった)
(多少雨と泥で汚れてはいるものの、少女の目にははっきりとそれであると分かる)
ど、どこで……
(よろよろと、取り出されたそれに一歩ずつ近づきながら……かろうじて尋ねる) --
グリム
2017-10-08 (日) 10:05:55
「いやぁ、資材置き場の近くで引っかかってるのを見つけたんだよ……まさかお穣ちゃんのだったとはなぁ」&br「そういやぁ、いつも首にこんなの巻いてたな」 --
2017-10-08 (日) 10:07:32
探していたものが再びその手に戻る、その安堵はもはや中毒性をもつほどである
軽々しく男が少女へとそれを返すと、改めてその布を強く握り締め、二度と離すまいと少女の体内に決意を循環させていく --
2017-10-08 (日) 10:10:29
うぐっ……と、ところでおじさん……雨だったのに
どうして資材置き場に居たのでございますか…… --
グリム
2017-10-08 (日) 10:11:36
「えっ! あ、いやまぁ……まぁまぁ、いいじゃねぇか……ほら、それよりもう帰りな」 --
2017-10-08 (日) 11:08:53
焦る男に促され、少女はそれ以上の追及はしないまま家へと帰る
残す観察期間は後1日……ようやく安心してベッドに入る頃には
少女がそこに出入りする最後の日を告げる朝焼けが、遠い彼方の空を染め上げていた --
2017-10-08 (日) 11:28:36
3ページ目
--
2017-10-06 (金) 22:46:48
某月某日・・・曇り
今日は朝に少しひと悶着がありました
今の工員さんたちの中には二つの派閥が大きな存在を放っているようで。一つは東の国からきたという赤い鬼のお爺さんが束ねるグループ
もう一つは柄の悪いお兄さんが、柄の悪い人たちを引き連れているハナアルキ組で、着ているものの背中には変な生き物が描かれています
この二つのグループは仲があまり良くないようで、特にハナアルキの親方さんは赤鬼のおじいさんの事を敵視しているようです
観察の結果、現状ではサボっている工員の6割ほどがハナアルキの人たちだと分かりました
残りの4割はその二つに属さない野良と呼ばれる職人さんたちの中に居るようです
サボり問題については改善のめどが立ちそうですが……お話に出ていた資材が盗まれている件に関しては、今のところ検討がついていません
観察を続けます --
2017-10-07 (土) 00:19:54
朝
--
2017-10-07 (土) 00:22:39
【んだてめぇ、コラ爺……もういっぺん言ってみろ】 --
2017-10-07 (土) 00:23:41
『……お前のところの奴らがサボっているせいで、俺たちの仕事が遅れてるって言ってんだ』
『……自分の弟子ぐらい、ちゃんと管理してもらわねぇと困る』 --
2017-10-07 (土) 00:24:48
朝、いつもなら朝礼が行われているはずのそこでの空気は異様にピリピリと張り詰めていた
集まった職人達のうち、二つのグループの中で親方と呼ばれる二人の人物が。何人かの工員を後ろに連ね、真正面から睨み合っている
角を生やした老人が腕を組みながら見下ろす先には、目の下に濃い隈をこさえたなんとも柄の悪い男が一人
厳つい老人に対し恐れる事も無く、下から切り上げるようにその堀の深い目で相手を見返す --
2017-10-07 (土) 00:30:21
【はっ! 何を考えてんのか知らねぇが……うちの奴らはお前んとこのはぐれ者の寄せ集めと違って仕事にだけは真正面からぶつかってんだ】
【そういうテメェらのほうこそ、仕事中隠れて人でも食ってんじゃねぇのかオイ】 --
2017-10-07 (土) 00:33:43
「なッ!? こいつ……ッ!」 --
2017-10-07 (土) 00:34:20
柄の悪い男が、老人の後ろに立つ複数の存在を見ながら鼻で笑うように言い放つ
それを受けた青年の一人が、思わず一歩前に出て掴みかかりそうになるが……前に立っていた老人が片腕を青年の前に出すと
青年は歯を食いしばり、一歩出した脚を後ろへと引っ込める --
2017-10-07 (土) 00:36:41
『……確かにこいつらは俺が集めた寄せ集め……全員どこかしらから追い出されてきたはぐれもんだ』
『……だが少なくとも、人様に迷惑をかけるようには教えてねぇ……お前のボンクラ共と違ってな』 --
2017-10-07 (土) 00:38:53
【チッ、爺の汚ねぇ角担保にした信頼なんて信用できねぇんだよ】 --
2017-10-07 (土) 00:42:43
あわわ……な、なんか大変な事になってるのでございまして…… --
グリム
2017-10-07 (土) 00:44:17
そんな緊張の糸が張り続ける場から少し離れたところ、物陰から緊張感のかけらも無い声を出す少女が
すこし身を乗り出し、ギンと老人に呼ばれているすっかり知り合いと化した男とその様子を
さもテレビの向こうでも見るような感覚で眺めていた --
2017-10-07 (土) 00:46:09
「いやぁ、驚いたな。親方があそこまで人に突っかかるなんてよ」
「仕事遅らせてまでやるほど、なにかあったのかね」 --
2017-10-07 (土) 00:47:01
わ、私が昨日あんな話をしちゃったせいだろうか……あぁ、これが原因でさらに工事が遅れたら
手助けするどころか足を引っ張ってる事に……んあ、親方?
おじさんあのお爺さんのお弟子さんでございましたか? --
グリム
2017-10-07 (土) 00:48:43
「あぁ〜……弟子ってもんじゃねぇんだ、親方には仕事をよく紹介してもらってるって言うかよ……」 --
2017-10-07 (土) 00:50:58
男は少し気まずそうに、自身の頭の髪の毛を掻き分けると、少女に向けそれを見せる
男の髪が掻き分けられた先には、根元から折られたような角の跡が二つ。小さな突起物となって残っていた --
2017-10-07 (土) 00:53:19
……これっていわゆる、鬼とかそういう奴のアレでございますか?
(少女はその突起物を目にすると、ものめずらしそうに眺める) --
グリム
2017-10-07 (土) 00:54:00
「……親方が連れてる奴はな、皆どこかしらの国や村、とにかくいろんなところから追い出された鬼ばっかなんだよ」
「親方は東の国から来たらしいんだが、そこじゃ鬼は人を食うってんで嫌われててな……いろいろあってここまで流れて流れてきたらしい」 --
2017-10-07 (土) 00:57:06
「そんで、お人よしなことに自分の生活が安定してきたら、今度は同じような鬼を見つけては世話をし始めたってんだ」
「親方見たいな鬼だけじゃなく、なんだ? ここじゃオーガとか、豚鬼なんて呼ばれてる奴らもできる限り面倒見てやってよ」
「俺もその縁で、こうしてたまに面倒見てもらってんのよ」 --
2017-10-07 (土) 01:00:07
へぇー……あ、だからさっきの柄の悪いお兄さんは人を食うだなんだと言っていたのでございますか --
グリム
2017-10-07 (土) 01:01:49
「まったく、何がそんなに気に入らなくてあんなに敵視してんのかね……お、終わったようだぜ」 --
2017-10-07 (土) 01:02:43
そのような事を呑気に話していると、工員達の群れは次第に散り散りになっていく
ハナアルキの中心人物である男はたいそう機嫌が悪そうに歩いていく一方、老人は昨日と変わらない雰囲気であったが
少女の目にはどこか、顔の皺がよりいっそう深くなっているように見えた --
2017-10-07 (土) 01:04:30
お爺さん……大変そうでございますなぁ…… --
グリム
2017-10-07 (土) 01:05:46
「へんに人をどうにかしようなんて思うから苦労すんだよ、親方ももっと楽に生きりゃいいのさ」 --
2017-10-07 (土) 01:06:56
おじさん……お爺さんに面倒見てもらってる割に言動が地味にクズっぽいでございますなぁ……
(眉をひそめ、近くに居たその男を少し非難するように見る) --
グリム
2017-10-07 (土) 01:07:52
「ヘッ! 俺は元々借金から逃げてきた男だからな! 失って怖いのは今の仕事ぐらいだぜ!」 --
2017-10-07 (土) 01:09:00
わぁ --
グリム
2017-10-07 (土) 01:09:23
そんな少女の男を見る目が加速的に冷たくなっている頃
二人の後ろから足音も無く、眉間に皺を寄せながら近づいてくる
二人がそれに気づいたのはその人物の影が、丁度二人をすっぽりと覆いつくしてしまう頃だった
急に暗くなった事に疑問を持ちながら、二人が振り返ると。そこには先ほどとは違い、不機嫌そうにする老人が立っている --
2017-10-07 (土) 01:13:08
『……おい、こんなとこで油売ってんじゃねぇ』 --
2017-10-07 (土) 01:14:05
「うげっ!? お、親方……へ、へへへ……じゃあな穣ちゃん、俺もう行くわ!」 --
2017-10-07 (土) 01:18:12
老人の姿を見た男は見る見るうちに青ざめ、懐から出した青い布で額の汗をぬぐうと
挨拶もそこそこに足早に自分の持ち場へと戻っていく。老人はその後姿を見てため息をつき
改めて少女へと向き直る --
2017-10-07 (土) 01:19:07
『……すまねぇな、あの馬鹿の相手までさせちまって』 --
2017-10-07 (土) 01:20:32
いいのでございますよ。あの人には一度助けられたのでございますからして
ところでお爺さん、その……さっきの喧嘩は……
(少し、気まずそうにして少女は聞く。相手が昨日よりどこか元気が無い事を感じてなのか、その様子から)
(おそらく、状況はあまり良くない方向に言っているのではないかという不安が、少女の中にはあった) --
グリム
2017-10-07 (土) 01:23:26
『……あぁ、喧嘩ってほどでもねぇ。職人や工員なんてのは口は悪いし喧嘩っぱやいもんだ……いや、じゃあアレは喧嘩か? ハハハ!』
『……ハァ、だがまぁ…グリ坊が思ってる通りあんまりよくねぇな。ハナアルキの親方は俺を嫌ってるせいで、俺の言う事になんて耳をかさねぇ』 --
2017-10-07 (土) 01:27:23
だ、だったら別の人に言ってもらえばいいのではございませんか? お爺さん以外なら
多少は聞いてくれるかもしれない……と、思うのでございますが……ダメでございましょうか…… --
グリム
2017-10-07 (土) 01:28:47
『……そらァ無理だな……俺とハナアルキを除けば、後は流れの野良職人ぐらいだ』
『……集団に居ねぇってのは自由なもんだが、それだけに力も責任も弱い……まず聞かねぇだろうさ……』 --
2017-10-07 (土) 01:32:30
うぅ、そうでございますか…… --
グリム
2017-10-07 (土) 01:33:52
『……まぁそう落ち込むもんじゃねぇ、こっからはこっちの問題だ』
『……グリ坊は自分の仕事をしてろ』 --
2017-10-07 (土) 01:34:36
肩を落とす少女の肩を一度たたき、老人はきびすを返し戻っていく
観察屋とは本来見るだけであり、そこに関わることは業務には含まれないものである
ただ見て、記録を残すだけのなんら一見意味のない仕事であるが。少女の性質は、元々ただ見ているだけには向かないものであった --
2017-10-07 (土) 01:39:43
昼
--
2017-10-07 (土) 01:40:08
【鬼の爺の野郎……朝から突っかかってきやがって、本当に不快な奴だぜ】 --
2017-10-07 (土) 13:46:06
建設現場の予定地……入り口から見て最奥に位置する区画で、隈の濃い男が近くに居る無精髭を生やした男にぼやくようにしてつぶやく --
2017-10-07 (土) 13:55:55
「だけども分からんもんだぜ兄貴、今回うちからは新しく入った奴らを多めに入れたからな」
「依頼主が自分より年下の子供で、しかもやってる事が延々と少人数で石の敷詰めやらじゃサボっても無理ないぜ」 --
2017-10-07 (土) 13:59:57
【あぁ!? じゃあテメェは鬼爺の言うとおり俺らの誰かがサボってるって言いてぇのか!】 --
2017-10-07 (土) 14:01:07
無精ひげを生やす男の言葉に、隈の男は作業の手を止め声を荒げる --
2017-10-07 (土) 14:02:53
「そういう可能性もあるって言ってるんだ、兄貴は身内を信用しすぎなんだよ」
「実際今回の仕事が始まってから、自分の持ち場ばかりであいつらの事見張ってたわけでもねぇじゃねぇか」 --
2017-10-07 (土) 14:04:34
【はーッ! 見回りの必要なんてあるかよ。ハナアルキは自立できますがモットーなんだ】
【仕事をやる前にそこらへんは俺が叩き込んでる!】 --
2017-10-07 (土) 14:07:40
無精ひげの男の言葉に、隈の男はまるで耳をかす様子も無く自分の自信を振りかざす
再び作業に戻り始めるその姿を見て、無精ひげの男もこれ以上とがめても無駄だといわんばかりに小さくため息をつけば
そのままお互い無言のまま作業を続ける……はずであった。しかし二人が手を動かし始めようとしたその瞬間
少し離れた場所からなんともやる気の無い、わざとらしさが混じるため息が聞こえると。続いて出来うる限りの情けない声が、二人の意識をそちらへと向ける --
2017-10-07 (土) 14:11:55
いやー、作業時間もお昼休憩までまだまだあるのでござい……あるなぁ
ま、マージだりぃのでござ……だるいわー! --
グリム
2017-10-07 (土) 15:37:32
意識を向けた先には一人の作業着を着た少女が、いかにも力が抜けた姿勢で歩いている姿があった
多少わざとらしい声で、周囲に聞こえるように喋るその内容は「いかにもこれからサボります」といったものであった --
2017-10-07 (土) 15:39:57
「……何の真似だ? ありゃぁ」 --
2017-10-07 (土) 15:40:26
もちろん、それが自然なものであると思う人間は少ないだろう。雑な演技に無精髭の男は不審そうにそれを見る
だがその隣に居る隈の男は違った。ただでさえ熱くなりやすい性質に、朝の出来事で不機嫌さが頂点に達していたその頭には
むしろそのわざとらしさが追い風となり、作業の手を止めさせ少女に突っかからせるには十分なものであった --
2017-10-07 (土) 15:42:55
はー、これはいつものところでいつもの人たちとサボおおぉぉ〜!? --
グリム
2017-10-07 (土) 15:52:57
【おォいテメェ……今いかにも今からサボりますみたいな事言っただろ、オイ】 --
2017-10-07 (土) 15:54:11
唐突に横から胸倉をつかまれ、持ち上げられるように引き寄せられる。少女の足は軽く浮き
額に血管を浮かせた隈の男は、少女に対し容赦なく脅すように睨み付けるのだ
対し足を浮かされ、逃げる事もできない少女だがこれこそが狙いである。一瞬の事にビクリと体をこわばらせるが
額に滲んだ汗が垂れないうちに、目を丸くしながらも口を開く --
2017-10-07 (土) 15:57:42
い……言ったのでございまして、あ、あれぁ? ハナアルキ組の親方さんがそんな……うぐっ、さ、サボってる事を知らないなんて
じゃ、じゃああそこに居た人は着てるものを借りてた野良の人たちだったのでございましょうかねぇ……あっいたいいたい…… --
グリム
2017-10-07 (土) 16:00:22
【……あ゛ッ? テメェ今なんつった、さも俺のやつらがサボってたみたいな言い方じゃねぇか】
【もういっぺん言ってみろ! オイッ!】 --
2017-10-07 (土) 16:07:35
フッグッ! いっ……痛いぃ〜…… --
グリム
2017-10-07 (土) 16:08:17
少女の言葉を受け、隈の男は目を見開き握った拳で少女の頭の頂点……つむじを強く打つ
ゴツリと鈍い音がすると同時に少女は涙を浮かべるが、それでも一歩も引く事は無く……自身の発言を撤回する様子は見せなかった --
2017-10-07 (土) 16:11:02
「おいおい落ち着けよ、流石に野良をいきなり殴るのは不味いぜ……おいガキ、お前いつもどこでサボってんだ」 --
2017-10-07 (土) 16:39:10
それを見て慌てて駆け寄る無精髭がなんとか制止に入る。頭を両手で押さえる少女に尋ねると
少女の口からは前々から工員達がサボっていた場所を二人に教えるのだが、もちろん隈の男はそれに対し半信半疑である
このままでは隈の男をその場所まで連れて行けないと、少女が焦り始める頃。無精髭が確認だけでもしてみる必要はあると
そう強く言うのだ。無精髭も前々から身内に甘すぎる隈の男の改善を望んでいたのかもしれないが、そこは少女にとってはどうでもいい事だった
助け舟を出された結果、なんとか隈の男をその場へと引きずり出す事に成功すると
そこにはいつもどおり変わらず、ちょうど陰になる場所に何人かの工員たちがたむろしていた --
2017-10-07 (土) 16:44:52
そこからは、もはやその影に覆われた作業員達のサボりスペースはバイオレンス劇場と化していた
自身の身内が仕事をサボっている事を知った隈の濃い男は、言葉よりも先に自分と同じものを着た作業員達を殴り飛ばし
逃げようとするものを引っつかんでは元の位置に投げた倒す
散々暴れた後に、サボっていた作業員達に事情を聞けば、その理由はかくも幼稚なもので
「親方があの鬼爺をたいそう嫌っているものだから、仕事を遅らせてあの鬼どもを困らせてやろうとわざとサボっていた」
というものだった。それを聞いた隈の男はさらに頭に血を上らせ、そこからの騒ぎは惨憺たるもので、頃合を見て無精髭がとめに入る頃には
そこには個人が判別できるか怪しいほどに顔を腫らした作業員が人形のように転がっていたという --
2017-10-07 (土) 17:09:11
夕
--
2017-10-07 (土) 16:49:56
『……おい、グリ坊……おめぇ、なにやったんだ』 --
2017-10-07 (土) 16:50:31
なにって……なんの事でございますか? --
グリム
2017-10-07 (土) 16:51:07
夕暮れ時、作業員たちがほとんど帰り静まり返った建設予定地にある畑の近くで
木箱に座りながら足を揺らす少女と、その隣に座る鬼の老人が寺の基礎を眺める
老人が土の付いた手袋をはずしながら、ぽつりと尋ねると……少女はきょとんと聞き返す --
2017-10-07 (土) 16:53:22
『……今日、昼飯時にハナアルキのあいつだ……朝俺と睨み合ってた奴が来てな』
『……後ろに顔を腫らした若いのつれて、しぶしぶと俺に頭を下げてきたよ』 --
2017-10-07 (土) 16:56:33
おぉ、それは良かったでございますなー!
仲直りできたんでございます?
(老人の横顔を覗き込むように、少女は縛った髪を揺らしながら少し体を傾かせ笑顔で聞く) --
グリム
2017-10-07 (土) 16:57:51
『……ヘッ、あいつな……あんなに柄の悪い厳つい顔して、昔は爺ちゃん子だったって言うじゃねぇか』
『……その爺ちゃんってのがまるで角の生えてない俺だってぐらい、似てるって言うからよ……思わず反発してただけだってんだ!』 --
2017-10-07 (土) 16:59:57
…… --
グリム
2017-10-07 (土) 17:00:47
『……』 --
2017-10-07 (土) 17:01:19
……ふっふへっ……あんな怖い顔して、お爺ちゃん子でございますか!
ふふふ……あははは!!!
(しばし、両者は互いの顔を見て無音の間が流れた後、少女は殴られた恨みを晴らすかのように笑い飛ばす)
(老人もそれに釣られたのか、しわがれた声を高くしながらその皺を歪め似合わない笑みを作りながら)
(少しの間、静かな現場に笑い声を響かせる) --
グリム
2017-10-07 (土) 17:04:04
『……はぁ、まぁ……これでサボる奴が居なくなったわけじゃないんだろうがよ』
『……少しはまともに進むようになるなら、それにこしたこたねぇや』 --
2017-10-07 (土) 17:11:52
……うれしそうでございますな? --
グリム
2017-10-07 (土) 17:12:46
『……仕事が上手くいくかも知れねぇで不機嫌になるやつなんて居るかよ』 --
2017-10-07 (土) 17:13:31
口の端を少し上向きにしながら、老人は夕日に照らされる寺の基礎を見る
作業はまだまだ始まったばかりである事もあり、その姿は完成とは程遠いが……それを見る老人の目には
仕事である事以上のなにかが映っていた --
2017-10-07 (土) 17:23:28
……そういえばお爺さん、東の国から来た鬼だって本当でございますか? --
グリム
2017-10-07 (土) 18:26:09
『……あぁ? そんな話、誰から……ギンか』 --
2017-10-07 (土) 18:27:03
朝に教えてもらったのでございますなー
おじいさんは東の国から来て、ここに住んでからいろんな人のお世話をしてるって聞いたのでございます --
グリム
2017-10-07 (土) 18:27:44
老人は少し照れたように、頭に自身の手を乗せ
そのつるつるとした頭を撫でながら、少し気まずそうにする --
2017-10-07 (土) 18:31:39
『……なんてことはねぇよ、俺も元居た国からおん出された身だからよ』
『……そういう奴を見るとどこかほっとけなくなる……俺が集めた奴らはみんな角折られててな』
『……まぁ、自分で折った奴も居るんだろうが』 --
2017-10-07 (土) 18:33:42
『……あいつらはどうしようもねぇボンクラだが、今じゃ角隠しながら必死に生きてんだ』
『……そんなやつらが、俺の故郷にも立ってた寺を建てられたら……なんて考えるとな』 --
2017-10-07 (土) 18:36:05
……そうでございますか --
グリム
2017-10-07 (土) 18:36:58
夕焼け空に赤く染まる光は、未熟な寺の姿を赤く燃えるように照らしていく
それを眺める二つの影が、茜色の地面にどこまでも伸び続けていた…… --
2017-10-07 (土) 18:38:06
2ページ目
--
2017-10-05 (木) 23:45:31
某月某日・・・晴れ
観察日2日目です。ここの現場の人たちはいろんな事情を抱えているようです。もちろん、それは仕事に何の関係もありません
しかし、その事情が関係は無くても、仕事自体に影響を及ぼしている場合もあるようです
こうして書くと、何か悪い事ばかりな気がしますが……私が今日見た限りでは、少なくとも今この寺を建てることに
情熱的でない人ばかりではないと、そう確信しました。もしかしたら工員のサボり癖問題は
……もしかしたら、多少は改善されるかもしれません。観察を続けます --
2017-10-06 (金) 00:27:21
朝
--
2017-10-06 (金) 00:28:18
二日目の朝、工員達が現場に集まるよりも先に少女の姿がそこにはあった
なかに誰もいないか、確認するように身を物陰から乗り出しつつ、しきりに首を動かし周囲を見る --
2017-10-06 (金) 00:30:55
……よし、誰もいないでございますな…
ふふふ、木の上が見つかるならいっそ、工事現場の中で観察を行えばいいのでございます
工事中は積まれた槌の山や、資材があるから隠れる場所にも困らんのでございますな
題して灯台下暗し作戦でございます! --
グリム
2017-10-06 (金) 00:33:15
早朝、鳥がさえずり始めるその人気の無い場所で、しきりに挙動不審さを発揮する少女という存在は
工事現場においてかなり浮いたものであったが、人が居ないうちにもぐりこんでしまう……という発想自体は間違っていなかった
すぐさま現場へともぐりこむと、すぐさま下見で見つけていた小屋の後ろへと隠れ、夜なべして作った「それっぽい作業着」に着替えるのだ --
2017-10-06 (金) 00:38:27
(上手く立ち回り、工員として振舞えば……上手くいけば会話の内容まで知れるのでございますな)
(鳥は見張りとして昨日の木の上に置いて来たし……後は朝礼まで待つだけでございます……) --
グリム
2017-10-06 (金) 00:40:11
着替えを終えると、少女は身を隠したまま、朝に工員達が集まる時間帯まで待機する
そうして次第に時間が過ぎていき……工員達の足音が聞こえ始める頃
少女もまたタイミングを見計らい、種族の坩堝の群れへと紛れ込んでいく…… --
2017-10-06 (金) 00:42:00
・
・
・ --
2017-10-06 (金) 00:42:18
で
--
2017-10-06 (金) 00:47:05
(失敗した失敗した失敗したここまで浮くとは思わなかったですございますなんでございますこの人たちいやそりゃ力仕事なんだから筋肉はたくさんあるだろうとは思ってたしけしてお給金も高くないだろうから(失礼)こう穏やかそうなかんじでもないのはわかっていたのでございましてからにしかしこれほどまでなんていうか柄の悪い男たちがたくさんいてああ私ここですごい浮いてるなんか見られてる怖い怖い!) --
グリム
2017-10-06 (金) 00:48:55
灯台下暗し作戦、結果少女はむせ返るほどの筋骨粒々な男達の群れの中で、たった一人の少女工員としてものすごく浮いていた
それはものすごく、違和感を発する存在に、周囲の工員達は何度も二度見、三度見をして困惑、あるいは更なる困惑の色を見せていたであろう
何よりその同様は少女の周囲で静かに、しかし確かに起こっている為に。その小さな波が周囲へと広がりつつあるのだ --
2017-10-06 (金) 00:51:51
『……? おい、そこ騒がしいぞ、何があった』 --
2017-10-06 (金) 00:52:34
ざわめきがはっきりと聞こえてくるかといったその時
人ごみの向こうから、少ししわがれた声が聞こえる。声の主は工員達の中でも力を持っているようで
その声が聞こえた瞬間、少女の周囲で困惑していた工員達も、いっせいにその声のするほうへと視線をうつす --
2017-10-06 (金) 00:53:49
「いえ……実は……」 --
2017-10-06 (金) 00:54:39
近くにいた一人の青年が、しわがれた声に返事を返す
あぁ、終わりだ……ここで自分の存在が露見すればきっと尋問をされるだろう。昨日男が自分を役所の人間と勘違いしたように
このなかにも自分をそう考え何かをしてくるかもしれない、それどころか現場からは追い出されるのは必至
すると自分は警戒対象となり、ここを深く観察する事は不可能になってしまうだろう……少女は棒立ちになり、目を回しながら思考を張り巡らす
逃げるか……しかしそうなれば完全に不審者だ、どうにかしてごまかす方法は無いのか。そう考えた瞬間の事であった─── --
2017-10-06 (金) 00:56:50
あうっ!? --
グリム
2017-10-06 (金) 00:57:38
後ろから襟首を掴まれたかと思うと、工員達の隙間から伸びる手に強引に引っ張られていく
力は強く、とっさに踏ん張ろうとする少女の力をあざ笑うかのように引きずりこまれた先には
少しだけだが、見知った顔がそこにはあった…… --
2017-10-06 (金) 00:59:06
「へへへ、大丈夫かよ穣ちゃん。お前こんなところにもぐりこんでくるなんて、とんだお転婆だな」 --
2017-10-06 (金) 01:00:03
お、おじさん……昨日の --
グリム
2017-10-06 (金) 01:01:05
「し……黙ってついてきな」
「いやぁ、おめーこんなところにいたのか新人! 俺たち下っ端はこっちで作業の準備だ、ホラこっちだこっち!」 --
2017-10-06 (金) 01:01:44
自分を引きずり込んだ手の正体は、まさに昨日少女を役所から来た人間だと勘違いしたその男であった
男は少女に口を開かないよう伝えると。少女の肩を叩きながら少し大きな声で話す --
2017-10-06 (金) 01:02:56
演技派であった、まるで自然なその動作、声質から。周囲にいた作業員達は、すぐさま少女と男を奇特なものを見るようなものから
下っ端を見るような目に変わっていく --
2017-10-06 (金) 01:03:56
『……なにがあった』 --
2017-10-06 (金) 01:04:20
そんな二人がそそくさとその場を離れ、丁度見えなくなる頃、人ごみを掻き分けたしわがれた声の主が現れる
身長は180cmはあるだろうか。深い皺に白髪まみれの眉毛、さらに抜けきった髪の毛が、その人物が老人とも呼べる歳である事が伺えると同時に
何より注目するべきはその額から生えた、2本の黒い角であった。猛々しく伸びるそれは先は丸く削られているものの
老人のただでさえ人を殺しそうな顔を、さらに人を虐殺でもしていそうな顔にするには十分なものであった --
2017-10-06 (金) 01:07:20
「あ、それが……新人が朝礼に紛れてたようで……」 --
2017-10-06 (金) 01:10:16
『……チッ、それぐらいで騒いでんじゃねぇ。朝礼続けるぞ』 --
2017-10-06 (金) 01:10:43
「ッ! ……す、すいません……」 --
2017-10-06 (金) 01:11:04
老人は答えた工員の頭を、手に持っていた板で叩くと、不機嫌そうに人ごみの中へと戻っていく
少女がなんとかその場をしのいだ頃には、朝の作業が開始される時間にさしかかっていた --
2017-10-06 (金) 01:12:36
昼
--
2017-10-06 (金) 01:34:12
昼……作業員たちが各々に振り当てられた作業を行う中で、少女もまた昨日の男と共に砂利運びの仕事にいそしむ
多少他の作業員から見られることはあったが、なじむ事には成功したようで。二人は台車に土を入れては運び、土を入れては運びの傍ら
極力怪しまれないように、言葉を交わす --
2017-10-06 (金) 12:51:19
「いやぁ、しかし本当に驚いたぜ。昨日はあんなところでずっとこっちを見てたと思ったら、今度は現場にもぐりこんでくるんだからよ」
「あんたほんとになにもんだい?」 --
2017-10-06 (金) 12:54:24
……家出少女でございますよ? --
グリム
2017-10-06 (金) 19:04:48
「ガハハ! あくまで家出少女か! まぁいいけどよ。あんま危ない事はするもんじゃねぇよ」 --
2017-10-06 (金) 19:05:29
作業を続けていると、どこか時間の流れが速く感じる。少なくとも普段ひとつのものを観察する少女にとって
体を動かし続ける肉体労働というのは、どこか新鮮なものに感じられた。そんな事を続けているなかで
男と言葉を交わすうちに、少女は男と少しばかり打ち解けはじめていく
男の名前、自分がどこに住んでいるのか……普段あまり話し相手もいないのか、少女がそれほど積極的に聞かずとも
その男は自分のことを随分と、楽しそうに話す --
2017-10-06 (金) 19:11:57
「……おっ、いけねぇ。もうこんな時間か」 --
2017-10-06 (金) 19:14:56
話の途中、男の手と口が唐突に止まる。周囲を見れば他の作業員達も手を止め、体を伸ばしたり、時間を確認する者がちらほらと見られた --
2017-10-06 (金) 19:16:55
「悪いな穣ちゃん、そろそろ昼飯時だ。下っ端は先に行って掃除してこねぇと」 --
2017-10-06 (金) 19:17:30
あっ、それじゃあ私も…… --
グリム
2017-10-06 (金) 19:17:49
「えぇ? ははは! なに言ってんだ。流れで仕事を手伝わせちまったが、穣ちゃんはここで働いてるわけじゃないんだろ?」
「だったらそこまでやらせるわけにはいかねぇよ」 --
2017-10-06 (金) 19:18:44
「ほれ、もう行きな……なんかやりたい事があるんだろ?」 --
2017-10-06 (金) 19:19:17
男は思わずついてきそうな少女を笑い、首にかけた布で汗を拭くと
こっそり行くんだぜ、と一言残し小走りでその場を去っていく……一人残された少女は
すこしぽかんとした後、はたと、まるで催眠術から我を取り戻したかのように目を丸くすれば --
2017-10-06 (金) 19:21:32
あまりに初体験過ぎて、思わず自分をここの作業員だと思い込んでいた気がする…… --
グリム
2017-10-06 (金) 19:22:34
そう言って、土で汚れた自前の手袋を眺めるのであった --
2017-10-06 (金) 19:23:12
昼 その2
--
2017-10-06 (金) 19:24:37
昼飯時、作業員達も次々に手を止めると。本格的に休憩に入り始める
少女を助けてくれた男もまた、作業員たちが食事を行う場所の掃除を終えると、こじんまりとその集団の中に混ざり食事をしていた --
2017-10-06 (金) 19:26:37
昼前の観察は作業に夢中になりすぎてすっかり穴が開いてしまった……これじゃあ観察屋失格だな……
……いや、だからこそ、この昼食から夕方にかけてまでで挽回しないと。せめてサボりの常連がなんて人たちなのかぐらいは…… --
グリム
2017-10-06 (金) 19:28:48
小屋の影で、少女は一人身を隠しながら頭を抱える。作業員たちがサボっている事自体は分かっているのだ
そこから観察屋という立場がどうして行けば、依頼主に対し貢献できるのか。とにかく見なければ始まらないと
ちいさく独り言をつぶやきながら、小屋から少し身を出し、作業員達の様子を伺い続ける --
2017-10-06 (金) 19:30:50
『……おい、なにしてんだ』 --
2017-10-06 (金) 19:31:50
その時だった、様子をうかがう少女の後ろ。丁度畑があるほうから自分を咎める様な声が聞こえる
少女はその声に思わず体を跳ねさせると、錆びたブリキ人形のようにぎこちない動作で、恐る恐る後ろを振り向く --
2017-10-06 (金) 19:33:48
えっ……あ、いや……その…… --
グリム
2017-10-06 (金) 19:34:16
振り向いた視線の先にいるその人物は、朝にしわがれた声を出していた角の生えた老人であった
眉間にヒビのような皺を寄せながらこちらを睨むその姿に、少女は小屋を背にしながら言葉を濁す --
2017-10-06 (金) 19:37:57
『……あぁ? おめぇ、朝にギンと一緒に土運びしてた奴か』 --
2017-10-06 (金) 19:41:00
ギン……というのは先ほどまで少女と一緒にいた男の名である、老人は手についた土を払いながらさらに少女のほうへと歩いてくる
近くで見るその固まりきった岩のような顔は、そこにあるだけで少女を押し潰さんばかりに威圧的な何かを押し付けてくる --
2017-10-06 (金) 19:43:55
……はっ、ははは! い、いやでございますなぁ! 私今日からここで働く新人でございまして
でもほら、私は少女の身でありますが故……他の方々となじめなく居たのでございましてな! こうして昼時になると、思わず輪に入れず
こ、こうして小屋の後ろで一人細々と、昼食をとっていたのでございます! うん! うん! --
グリム
2017-10-06 (金) 19:47:43
『……そうかそうか、新人か』
『……新人ならぁ、俺が見たことねぇのも仕方ねぇな』 --
2017-10-06 (金) 19:51:07
そう、そうでございましょう! いやぁ、分かってもらえて良かったのでございます
それでは私は、まだ仕事が残ってございますので……こ、これで! --
グリム
2017-10-06 (金) 19:51:49
息を整え、座り込むように曲がりかけていた膝を伸ばすと。少女は足早にその場を去ろうとする
老人から視線をはずせば、後は逃げるだけだと、一歩足を踏み出そうとした……が --
2017-10-06 (金) 19:53:42
ふぐぅ……ッ!? --
グリム
2017-10-06 (金) 19:54:00
本日2度目の襟首を掴まれると、そのまま後ろへ力強く引っ張られる
倒れる……とまでは行かなかったが、後ろ向きにバランスを崩した体は完全に、少女を引っ張った老人に主導権を握られてしまう
少女の額から頬にかけて、冷や汗が流れると。横顔のすぐ近くから、老人の目が少女の横顔を覗き込む --
2017-10-06 (金) 19:56:33
『……なんて言い訳で逃げられると思ったか? 残念だったな穣ちゃん』
『……今日新人が入ってくるなんて話……俺ァ聞いてないんだよ』 --
2017-10-06 (金) 19:58:58
あわ、あわわ……あの、あのそれはあれのあの…… --
グリム
2017-10-06 (金) 20:01:56
『……ガキのイタズラならそれでいいがよ、どうにも違いそうじゃねぇか』 --
2017-10-06 (金) 20:02:38
『……なんでここにいるか、キッチリ説明してもらおうじゃねぇか』 --
2017-10-06 (金) 20:03:30
うぅ……はひぃ…… --
グリム
2017-10-06 (金) 20:04:07
ヒビだらけの瞼が見開かれ、どこか尖った歯を剥き出しにしながら問い詰めるその相手に
少女はついに観念するかのように首を縦に振る。その後小屋の後ろで正座をさせられる少女は
ただこちらをじっと見る老人相手に、すっかり事情を話してしまう --
2017-10-06 (金) 20:05:37
『……するってぇとお前、お前の話を信じるなら。ここの建設を依頼したあの坊主が』
『……お前に頼んで俺たちを監視……いや、観察か? するように頼んだってのか』 --
2017-10-06 (金) 20:07:20
そ、その通りでございまして……
依頼主、久世殿は工事の進みが遅い事に疑問を持たれて……その、工員達の動きを明確に把握するため
私にご相談してきたのでございますからして…… --
グリム
2017-10-06 (金) 20:12:41
『……』 --
2017-10-06 (金) 20:13:23
話を聞いた老人は、すぐには言葉を発さなかった。ただ近く似合った木箱の上にどかりと座れば
懐から出したキセルを取り出し、手際よく煙を立てていく。煙を漂わせるその姿はまさに
鬼がタバコをふかしているような、そんな姿であった。事実先ほどから老人の額から二本の角が自己主張を続けている、怖い --
2017-10-06 (金) 20:16:44
……うっうぐぐ…もうダメでございます。いくら脅されたとはいえこうもペラペラとしゃべってしまって
あああぁぁ! 今回の仕事は失敗でございます! 私の評判もガタ落ちでもうこの街にも居られんのでございます!
あぁもういっそ巨木で首を吊るのでございますー! --
グリム
2017-10-06 (金) 20:18:44
しばしの沈黙、もうもうと煙が上がる中での無音を最初に打ち破ったのは少女であった
正座をしたまま頭を抱え、地面に突っ伏すと。自分が犯した失敗を後悔するように土に頭をこすりつけながら頭を振り続ける --
2017-10-06 (金) 20:20:41
『……おい、落ち着け。誰も脅しちゃいねぇだろうが』 --
2017-10-06 (金) 20:21:30
おっ! おっ! 脅して来たでございます! まずは声の威圧から……その怖い顔を存分に使って……
さらには襟首を掴んでから私を拘束! 顔を近づけその人殺しのような目を向けてきたのでございます! 怖かったのでございますからして!
立派な脅迫でご、ございます! --
グリム
2017-10-06 (金) 20:23:11
時折えずきながら、少女は地面を叩き抗議する。ここまでくればもはや老人の顔は関係なかった
最低でも怒鳴られる事を覚悟で精一杯の八つ当たりを行うが、ソレを受けた老人の反応は少女の予想とは異なるものだった --
2017-10-06 (金) 20:25:18
『……なんでぇ、そんなに怖かったのか? そうか……』 --
2017-10-06 (金) 20:25:54
少女の精一杯の抗議を受けると、老人は禿げた頭を軽くかくと
指で顎をなでながら下を向くのだ --
2017-10-06 (金) 20:27:07
……うえ? --
グリム
2017-10-06 (金) 20:27:47
『……そりゃあ多少叱るつもりではあったけどよ、別に脅しってほどじゃねぇつもりだったんだがな』
『……いけねぇなぁ、普段ボンクラ男どもの相手ばっかしてると……どうにも子供相手にいけねぇ……』 --
2017-10-06 (金) 20:29:09
老人は一度キセルを口に含むと、深く息を吸い……しばらく間を置いて煙を吐き出す
まぁ、ソレはソレとしてと前置きを置いてから、改めて少女へ向き直ると
すぐさま追い出されるかと身構えていた少女に示されたのは、意外なことに一つの理解であった --
2017-10-06 (金) 20:32:02
『……こういう風に、依頼主から疑われるってのは俺達からすりゃはっきり言って腹が立つ』
『……だけど作業が遅れてるのも、サボってるやつらが居るのも事実だ……そこは俺も分かってる』 --
2017-10-06 (金) 20:34:17
だ、だったらどうしてサボる事をやめさせないのでございますか
お爺さんは私が見たところ、作業員の中でも立場が上みたいでございますし……一言言えばそれなりに解消するのではないのでございましょうか
……なにより、そんなに怖い顔も持ってることでございますし --
グリム
2017-10-06 (金) 20:36:25
『
あぁ?
』 --
2017-10-06 (金) 20:36:56
あっ! い、いや顔が怖いのはその……あんまり……怖くないです……よく見れば
(視線を下にさげ、崩れていた正座を再び再開し) --
2017-10-06 (金) 20:38:01
『……俺だって好きで放置してるわけじゃねぇ……お前……』
『……穣ちゃん、名前なんてんだ』 --
2017-10-06 (金) 20:48:28
な、名前でございますか? グリムでございますが…… --
グリム
2017-10-06 (金) 20:49:15
『……そうか、じゃあグリ坊、おめぇ朝礼に紛れ込んでただろ』
『……あそこに居てどう思った』 --
2017-10-06 (金) 20:50:49
ぐ、グリ坊ってそんなウリ坊みたいに……いやぁ、正直あの時はすごく焦ってて。まったく状況が判断できなかったのでございますが
……あぁでも、見た限りでは作業員さんたちは2つのグループに分かれてる印象は受けたのでございます
(今日はダメだったが、昨日はその集まりを遠くからしっかりと観察していた。その時に見たものを思い出していく)
ッ! そういえば、片方のグループの中心にはお爺さんが居た気がするのでございますな --
グリム
2017-10-06 (金) 20:53:09
『……よく見てるじゃねぇか、偉いぞグリ坊』 --
2017-10-06 (金) 21:05:14
いやいやそんな、うへへへ……(皺くちゃの手でなでられると、顔がほころび) --
グリム
2017-10-06 (金) 21:06:01
『……おめぇが見た通り、今この現場じゃ二つの派閥ができてる……つっても後から出来たわけじゃねぇ』
『……職人ってのは野良も居るが、たいていは仕事を請けた職人が弟子やら世話してやってる奴を連れて仕事をするんだ』 --
2017-10-06 (金) 21:08:36
『……今回の仕事も、最初はあの坊主から仲介を通して俺ともう一人に依頼されてな』
『……そうしてここに来たのが、俺が連れてきたボンクラ共と……もうひとつは……俺もよくは知らねぇんだがな。昔からここらで仕事してるって古参を自称してる「ハナアルキ組」ってやつらだ』 --
2017-10-06 (金) 21:14:05
そこまで話すと、老人は逆さにしたキセルで一度木箱の角を叩き灰を落とす
再び持ち上げたキセルの先で、とある方向を示し「向こうを見てみろ」とグリムの視線を誘導すると
そこには、昨日作業をほとんどサボっていた作業員達が集まっていた --
2017-10-06 (金) 21:27:28
『……作業をよくサボるのはあいつらだな、俺も注意はしてるんだが』
『……あいつらはやけに俺達を敵視してる、注意したせいでむしろ逆にサボる奴が増えちまったぐらいだ……』 --
2017-10-06 (金) 22:07:17
そ、それはなんていうか……子供みたいでございますなぁ
(示された先に居る作業員たちを観察する、すると前回は気がつかなかったがその誰もが同じものを着ており)
(その背中には謎の生物が描かれているのが見て取れた) --
グリム
2017-10-06 (金) 22:08:53
『……しかしそうか、あの坊主もグリ坊みてぇな子供に依頼するほど困ってたか』 --
2017-10-06 (金) 22:10:58
老人はそう言って深くため息をつくと、キセルを仕舞いながら立ち上がる
気づけば昼食も終わり、そろそろ作業が開始される時間に差し掛かっていたのか。周囲は徐々に慌しさを取り戻していく --
2017-10-06 (金) 22:12:38
『……言う事聞かねぇからって、無視し続けるわけにもいかなくなって来たってわけだ』
『……おいグリ坊、おめぇの事は黙っといてやる……だからその観察って奴、最後まで続けろよ』 --
2017-10-06 (金) 22:14:31
あ、あれ? 良いんでございますか? 私はてっきりすぐにでも追い出されるのかと…… --
グリム
2017-10-06 (金) 22:15:07
老人の言葉に、グリムは困惑の色を浮かべる。見るからに頑固職人といったその相手が
子供が自分の仕事場に居る事を許すとは、到底思えなかったからだ
もちろん、追い出されたところで諦めるわけではなかったが。そのあっさりと見逃された事実に少々の肩透かし感を覚える --
2017-10-06 (金) 22:19:41
『……ヘッ、俺もな……この仕事にはちょっとした思いってのがあるって事だ』
『休憩も終わりだ、あぶねぇとこには入んじゃねぇぞ』 --
2017-10-06 (金) 22:21:17
はぁ……
(ゆっくりと歩いていく老人の背中に、少女は気の抜けた声を返す……しかし、次の瞬間)
(老人に一つの疑問を投げかけるのだ)
ところでお爺さん、みんなとご飯も食べずにここでなにをしてたのでございますか? --
グリム
2017-10-06 (金) 22:23:00
『……この時期はな、作物を荒らす虫が出るんだ』 --
2017-10-06 (金) 22:23:44
少女の言葉に、振り返らずにそれだけを言うと、老人は自分の仕事場へと戻っていく
その時、手からは黒い土の塊が零れ落ちるが……少女はそれ以上、老人に声はかけなかった --
2017-10-06 (金) 22:25:15
夕
--
2017-10-06 (金) 22:26:58
はー……ちかれた…… --
グリム
2017-10-06 (金) 22:27:30
夕方に差し掛かり、作業員達が帰宅をはじめる頃。現場から少し離れた場所でも
少女は緊張感から解放されたが故の疲労で、腰を曲げ、肩を落とし深く息をつく --
2017-10-06 (金) 22:38:05
お疲、れ……どうだった? 現場の、ほう、は --
鳥
2017-10-06 (金) 22:41:06
うん、一応……事情は少し知れたかな
あとは角の生えたお爺さんが、何かしてくれるのかも……って思った --
グリム
2017-10-06 (金) 22:43:39
……お爺さん? 思った? かも?
ぐりむ、また観察対象に、かかわった……のかい? --
鳥
2017-10-06 (金) 22:44:21
……あっ --
グリム
2017-10-06 (金) 22:44:56
夕暮れ時、日も沈み星が浮かび上がる頃
予定地から巨木への道からは、夜の闇夜に紛れ……時間外れの小鳥のさえずりが響く
まるで誰かを説教するようなその泣き声は、時折少女の泣きそうな、疲労の詰まった声が混ざっていたという…… --
2017-10-06 (金) 22:46:33
1ページ目
--
2017-10-05 (木) 13:10:36
某月某日・・・晴れ
今日は観察日初日です。建設現場では朝から作業員さん達が集まり、一度全員で集まり相談や確認を行っていました
現場に出入りする工員達の中には、どうやら親方と呼ばれる人を中心とした少数の職人グループもあるようで。主に張り切っているのはこの人たちのようです
上記のグループは今のところ二つあり、朝のうちは順調に作業は進んでいましたが。どうやら昼が近くなるにつれ、物陰でサボっている人がちらほらといるようで
昼食をかねた休憩の後も、正直作業に対する士気はそこまで回復したようには見えません
とはいえ、今日サボった人が明日をサボるかは1日だけでは判断できないため。そちらに関しても気を配り観察を行います
観察を続けます --
2017-10-05 (木) 19:23:21
朝
日が昇り、人々が日々の日常に向け動き出す時刻。建設現場でもまた工員達が集まり
その日の作業について確認を行っている。その数はあまり多くは無いが、よく観察すれば形の上では一つの場所に集まっているものの
その内部では明確に、二つのグループがそれぞれの身内とだけ言葉を交わしているさまが伺える --
2017-10-05 (木) 19:35:46
全体として話してる人たちも居るけど、明確に目立つのはあの二つのグループでございますなぁ……
中心とまでは言わないものの、何人かで固まっていると、集団の中ではこんなにも目立つものなのでございますな
(建設現場から少し離れた木の上で、双眼鏡を構えた少女が。朝食のコロッケ片手にその様子を見る) --
グリム
2017-10-05 (木) 20:07:31
どうやら、二つのうち、一つは
同種族で、固まってるようだ、ね…… --
鳥
2017-10-05 (木) 20:08:58
……同種族? --
グリム
2017-10-05 (木) 20:10:19
ほら、あの右側の、人たち
髪の毛で、隠れてるけど…皆、頭に
(グリムの肩に乗り、同じ方向を見ている鳥が。少し目を細めながら羽の先でそこを示す) --
鳥
2017-10-05 (木) 20:12:11
……あ、本当だ
(そうして鳥に示されると、そこに固まった人間……いや、存在達の頭に中止する)
(全員、ぱっと見た外見にこそ人とは変わりない、逞しい成人男性のように見えるが。固まっているそれらは全員頭に突起物がある事が確認できる)
……でもあれじゃ、まるで隠してるみたいだね。実際動く時ぐらいじゃないとほとんど見えないし --
グリム
2017-10-05 (木) 20:15:52
集団の中、突起物を隠した者たちは。周囲とは少し距離をとりながら、次第に人に紛ればらけていく
確認が終わったのか、次第に工員達は作業へ取り掛かり始め朝の空はゆっくりと
作業の音を響かせながら雲を漂わせていた --
2017-10-05 (木) 20:34:23
昼
--
2017-10-05 (木) 20:35:10
…… --
グリム
2017-10-05 (木) 20:36:39
…… --
鳥
2017-10-05 (木) 20:37:00
時刻も昼に差し掛かる頃、少女と一匹は未だ木の上で双眼鏡を構える
指示を飛ばす音、叱り飛ばす音、岩を、土を運ぶ音が反響しあい耳に届く
そんな音の中で、少女は寺の基礎の影に隠れた場所を、しきりに観察する --
2017-10-05 (木) 20:38:24
……あ、また一人増えた!
(視線の先にあるもの影、工員達からはちょうど隠れるようにあるそのスペースに。資材の木材を椅子にしたむろする工員が3人ほど)
(そしてつい今しがた合流した一人を追加して4人、4人の工員達はさもやる気がなさそうにあくびをしては)
(タバコを口に咥え、作業に戻る気配もなく談笑を続ける) --
グリム
2017-10-05 (木) 20:42:01
サボってるって話は本当みたいでございますな。しかもアレは完全にやる気無いタイプでございます --
グリム
2017-10-05 (木) 20:52:04
依頼主は、舐められてると、嘆いて……いたって?
確かに、ただでさえ少ない人数でアレだけ、サボられたら……作業は、ダイブ遅くなるだろう、ね --
鳥
2017-10-05 (木) 20:54:20
ふむ、これはばっちり書き記してやらねばならんのでございまして
ただ問題としては、これを知らせてどう解決するか、なのでございますが…… --
グリム
2017-10-05 (木) 22:54:20
グリム、そこまでは……観察屋の範囲じゃ、ないよ
分かってる、ね? --
鳥
2017-10-05 (木) 22:54:49
うっ……わ、分かっているのでございます…… --
グリム
2017-10-05 (木) 23:03:35
夕
--
2017-10-05 (木) 23:03:55
夕方……この時刻にもなると、工員達は今行っている作業を区切りのいいところまで進めると
各々が帰り支度を始める。日が落ち、暗い中での作業は危険なためか時間には正確で
いつの間にかサボっていたはずの工員達も、さも作業を続けていたかのように手を少し動かした後に、そそくさと帰り支度を始めていく --
2017-10-05 (木) 23:06:39
日も落ちて来たでございますなぁ……作業の人たちも帰っていくのでございます
(工員達が帰っていく様子を見届けると、少女は固くなった体をほぐすように動かす)
あぁー……やっぱり一日中木の上に居るのはきっついでございますなぁ……明日はもう少し近くに行って
もっと詳しく観察して…… --
グリム
2017-10-05 (木) 23:09:48
……ょうちゃん --
2017-10-05 (木) 23:10:06
……んあ、鳥、なんか言ったでございますか?
(木から降り、一度家路につこうとした直後。かすかに自分に向けられた声を聞く)
(ふと肩に乗ったままの鳥に、尋ねるものの) --
グリム
2017-10-05 (木) 23:11:25
……いいや、なにも
(尋ねられた鳥は、首を横に振りそれを否定する) --
鳥
2017-10-05 (木) 23:12:22
「おじょうちゃん、こっちだよこっち」 --
2017-10-05 (木) 23:12:48
鳥の否定を受け、気のせいだろうと改めて帰路に着こうとしたその直後、再び声が聞こえる
こんどははっきりと、少女の後ろから聞こえた声に振り向くと。そこには一人の男が笑みを浮かべて立っていた
少し土に汚れた肌と、格好的には現場の作業員だろうか。男は少女に気づかれた事を確認すると、数歩、少女へと近づく --
2017-10-05 (木) 23:28:03
「おじょうちゃん、ずっと木の上に居ただろう。なにしてたんだい?」 --
2017-10-05 (木) 23:28:56
男が投げかける疑問に、少女は少し驚いた。まだ未熟とはいえ、できる限り気配を殺しながら観察していたはずだ
こちらに視線を送った作業員も知る限りは確認できなかったし、身動きだってほとんどしなかった
それなのに、目の前の人物は自分が居た事に気づいていたのだ。少女は少し動揺するが、急いで態度を持ち直す --
2017-10-05 (木) 23:30:39
……じ、実はその。家出をして
行く場所がないからなんとなく、ずっと木の上に居て…… --
グリム
2017-10-05 (木) 23:31:50
(く……苦しいぃ〜!) --
鳥
2017-10-05 (木) 23:32:10
「ははは! そうかそうか、家出か」
(男はそれを聞いて高らかに笑う、見たところ年は40代後半といったところだろうか。顔にあるしわをさらに深くし、笑うと少女に向き直り)
「それでお穣ちゃん、ひとつききてぇんだが……あんた、役所の人間じゃねぇよな」
(かすかに笑みを浮かべたまま、少女に尋ねる) --
2017-10-05 (木) 23:35:12
役……所……?
(予想外の質問だった、あまりに突拍子も無いことに一瞬間が抜けるが)
い、いえ……役所の人間ではございませんよ、そんな、さすがに
(すぐさま否定する) --
グリム
2017-10-05 (木) 23:37:29
「そうか……あ、いやすまんねいきなり。俺はここで働いてる下っ端なんだけどよ」
「ここにはある人の伝で紹介してもらったところで、ここの仕事がなくなるのを心配してんだ」
「そこに今日、お穣ちゃんが木の上でずーっとこっちを見てるじゃねぇか。いや俺は仕事はからっきしだが目と耳はいいほうでよ、ずっとこっちを見てるもんだから」
「作業がいまいち進んでないここを、役所のやつらがいつ打ち切らせようか監視してるんじゃねぇかって……ちょっと心配しちまったわけよ」 --
2017-10-05 (木) 23:40:27
男は少女が役所の人間ではないと確信すると、封を切ったように喋りだす
ここの事情をよく知らないが。もしかしたらそういうこともあるかもしれない、と……常々自分の気の弱さにささやかれていたと言うのだ
男は一通り喋ったあと、安心したように少女に早く家に帰るよう伝え、去っていく --
2017-10-05 (木) 23:42:13
びっくりした……ああいう人も居るんだねぇ
でも、目と耳がいい人か…あぁっ、それだけで人に見つかるなんて。もっと上手い隠れ方を身に着けないと --
グリム
2017-10-05 (木) 23:44:45
……あと、言い訳の、練習も、ね --
鳥
2017-10-05 (木) 23:45:21
表紙
お寺の建設現場の観察、依頼主:久世様
期限五日、時間、朝〜夕方まで --
2017-10-04 (水) 21:51:31
DOSUKOI!(表紙には柱に激しくうっちゃりを行うRIKISHIが描かれている) --
2017-10-04 (水) 21:52:18
わーっしょい!
--
グリム
2017-10-04 (水) 21:58:22
太陽が丁度巨木の真上に昇ろうかとしている頃、巨木に寄生するように作られたロッジの中で
灰色の上着を羽織った少女が、マフラーを首に巻き。手ごろな柱を両手で叩く
たたかれた衝撃でロッジはかすかに揺れ、その振動を受けた巨木は騒音に抗議する隣人のように大げさに揺れる --
2017-10-04 (水) 22:00:31
なに、急に……
(しかしその行為を怪訝に思う存在は巨木だけではなかった)
(同じロッジに住む相棒である鳥もまた、その様子を見て巣箱から迷惑そうに頭を出すと。責めるような声で少女に話しかけるのだ) --
鳥
2017-10-04 (水) 22:03:23
いやぁ、前の仕事で受けた傷も完治して、今日からまた新しい仕事だと思うと
こう……気合が入れないとと思って
そこで私、今日の仕事場である建設現場に建てられる寺についてちょっと調べたのでございます! するとあの寺のデザインが主に使われているところでは
裸の男がぶつかり合う競技文化が盛んだと言うではございませんか! 私もそれにあやかり気合を入れているわけで!(言葉を続けながら、少女は柱を叩く) --
グリム
2017-10-04 (水) 22:05:57
分かった……分かったからやめて、家が墜落する
今日は仕事場の下見に行くんでしょう。早くしなよ --
鳥
2017-10-04 (水) 22:10:41
もちろん、それじゃあ行こうか
えぇっと、地図もここにあるし……よし、行こうか --
グリム
2017-10-04 (水) 22:13:59
建設現場までの地図を折りたたみ、懐にしまうと。少女はロッジから梯子で地上に降り
肩には鳥を携えながら歩き出す。丁度日が巨木の真上まで登りきる頃
5月の陽気は暖かな日差しで、一人と一匹を照らしていた --
2017-10-04 (水) 22:18:09
・
・
・ --
2017-10-04 (水) 22:19:33
……いやー、みーごとに誰も居ないなー…… --
グリム
2017-10-04 (水) 22:21:12
地図を頼りに、建設予定地と思われる場所へと一人と一匹はたどり着く
そこには資材置き場があり、前に久世から伝えられていた畑の存在も、遠目からながら確認できる
寺の基礎と思わしきものもそこに鎮座し、間違いなくここがそうなのだろうと分かる。だがそこには居ないのだ
本来一番居るべき作業員たち、それが一人も居ないのだ --
2017-10-04 (水) 22:24:08
舐められてる、とは前に聞いたけど……まさかここまでとは
いやぁ、たしかに久世殿は若いし、声も高めで、年齢は確か……13とか言ってたけど。だからっていきなり全員でボイコットなんて
不憫だ、あまりにも不憫だ……(腕を組み、少女は考え込む) --
グリム
2017-10-04 (水) 22:26:16
……グリム --
鳥
2017-10-04 (水) 22:26:29
いやいや、だけど流石にここまでするなんて。作業員さん達もいい大人だろうに
ここまで虐める事は…… --
グリム
2017-10-04 (水) 22:27:13
グリム!
--
鳥
2017-10-04 (水) 22:27:31
おうっ!? な、なんなのいきなり……
お外じゃ大きな声出しちゃだめって、いつも言ってるでしょ
(突然、耳元で響く鳥の声に。一度驚いたように跳ねて胸を押さえる) --
グリム
2017-10-04 (水) 22:29:45
君が、僕に説教できた事、なんて……一度もないで、しょ
それより、これ……ほら --
鳥
2017-10-04 (水) 22:30:25
驚く少女に、鳥はあきれたような声を漏らしながら一枚の張り紙を指(?)さす
丁度入り口のところに突き立てられた木の杭に、釘で止められたその分厚い紙には
今月分の日にちを記す表が、滲むインクによって書き記されている --
2017-10-04 (水) 22:32:45
えぇ、なになに……今月の……うん、うん……なるほど……ふーむ……
(紙に顔を近づけ、睨む様にしてその内容を確認していく。そして一通り確認を終えると、紙から顔を離し、改めて直立の姿勢になり)
なるほど……今日は休みか!(合点がいったように、手のひらに拳をポンとぶつける) --
グリム
2017-10-04 (水) 22:34:54
・・・・ --
鳥
2017-10-04 (水) 22:35:52
なんだよー、その目は
まぁまぁ、下見なんだからむしろ人が居ないのは好都合じゃない。人が居なさ過ぎてちょっと無用心にも思うけど
たしか久世殿は昼から夕方にかけては冒険業でいないから、それは仕方ないのか…… --
グリム
2017-10-04 (水) 22:37:08
鳥の刺すような視線を無視し、少女は改めて予定地の中を見回る --
2017-10-04 (水) 22:38:24
資材置き場
--
2017-10-04 (水) 22:41:37
資材置き場というか……改めてみればなんと言うか…… --
グリム
2017-10-04 (水) 22:48:46
……置かれてる、だけに…近い? --
鳥
2017-10-04 (水) 22:54:31
そういえば現場内に立ち入り禁止の張り紙があったなー
今はとにかく基礎を完成させるのが優先って感じなのかな --
グリム
2017-10-04 (水) 22:56:08
話から察するに、人もお金も資材もあまり足りてるとは思えないし
……大変だ --
グリム
2017-10-04 (水) 22:57:29
畑
--
2017-10-04 (水) 22:41:47
畑! ほんとにあるとは…… --
グリム
2017-10-04 (水) 23:06:51
嘘だと思ってたの…… --
鳥
2017-10-04 (水) 23:07:13
いやぁ……嘘だとは思っては無かったけど
思ったよりは立派だったからちょっとびっくりしちゃった
(しゃがんで、畑をまじまじと見る)うーん…色々成ってる。久世殿は好きに食べていいとは言ってたけど
……流石に気軽に手を出すのは申し訳ないかな、次に行こう --
グリム
2017-10-04 (水) 23:16:44
小屋
--
2017-10-04 (水) 22:41:57
……小屋でございますな --
グリム
2017-10-04 (水) 23:20:44
見事な……掘っ立て小屋だ --
鳥
2017-10-04 (水) 23:22:10
久世殿はここに住んでるのかな。畑もすぐ裏にあったし
いやぁ、なんていうか……ストイックだなぁほんと --
グリム
2017-10-04 (水) 23:23:55
まとめ
--
2017-10-05 (木) 12:52:32
これで一通り、現場を見回ったのだけれど……
(腕を組み、手ごろな壁を背にしながら思考する) --
グリム
2017-10-05 (木) 12:53:31
……なにか、気づいた事、でも? --
鳥
2017-10-05 (木) 12:58:57
この現場……寺院建設予定地では
工員の休日がしっかりと出ており、しかしその一方サボりが横行し。子供相手に盗みまで働くやからが居るという事が分かるので! --
グリム
2017-10-05 (木) 13:00:37
(なにも情報が増えていない……) --
鳥
2017-10-05 (木) 13:00:56
私的には特にこの休日がちゃんとあるというのが良いのでございますな。観察屋などをやっていると休日はおろか勤務時間すらばらばらで、途中クライアントから変更が入れば夜と昼の仕事が交互に入ったりとにかく時間帯が不定期で私が若くなかったらとっくに体を壊しているというのに。しごとの性質上なにより誰かに極力見つからない事や対象物を見続けていなければいけない集中力もだいじなので、時折私自分が地蔵にでもなったのではないかと思案するばかりなのでございます! --
グリム
2017-10-05 (木) 13:03:03
そう…… --
鳥
2017-10-05 (木) 13:03:29
あぁ、でも意外なことが一つあったのでございますな
あそこの資材置き場。ただ置いてるだけに見えて、気遣い的なワンポイントがあったのでございます --
グリム
2017-10-05 (木) 13:04:35
ワンポイント? --
鳥
2017-10-05 (木) 13:05:06
置き場に置かれた資材の端に、やけに青い布の切れ端がかけられていたのでございます
あれはきっと資材置き場であることを示す目印なんだろうね。質素ながらもそういう印をつけることは忘れない気遣いは
流石だと感心したかな --
グリム
2017-10-05 (木) 13:06:55
青い、布……うん --
鳥
2017-10-05 (木) 13:07:31
まぁ、とにかく今日はこのぐらいか。明日に備えて今日はもう戻ろう
ほら、行くよ鳥 --
グリム
2017-10-05 (木) 13:08:15
壁から背を離した少女は、一通りの下見を終えその場を去っていく
明日から5日間、建設現場観察の末を示すかのように
空はいつの間にか夕日に照らされ、徐々に赤みがかっていた --
2017-10-05 (木) 13:10:17
おしまい --
2017-10-02 (月) 01:01:31
パチパチパチパチ --
2017-10-02 (月) 01:13:07
この疲労感はご主人に捧げたいです!(MVPぃさんみたいなポーズ) --
2017-10-02 (月) 01:15:47
一日で完走するとは思わなかったよ --
2017-10-02 (月) 01:18:20
いつも途中で投げ出してるのでじゃあ一日で終わらせようと
思った結果6時間ぶっ続け一人遊びで出歩きもせずいったい俺は何を……とこうして後々何か言うのも情けないので引っ込みます --
2017-10-02 (月) 01:22:41
最終ページ
--
2017-10-02 (月) 00:45:59
某月某日・・・晴れ!
今、これを書いてるのは山を降りてすぐ近くの休憩所です
これを書いた翌日には依頼主へ観察対象を届けられると思います
採取した後の草は干からびる事も無く、みずみずしさを保っています、異常はありません
これで観察は終了します。お疲れ様でした! --
2017-10-02 (月) 00:48:15
……はぁ、帰ってこれた・・・
(山を降りて近くにある休憩所……といっても、手ごろに座れるだけの場所で、少女は日誌を閉じ、一息つく)
いやぁ、危ない事もあったけど。なんだかんだで終わらせられたね
おやぁ? これは私も結構成長してしまっただろうか --
グリム
2017-10-02 (月) 00:50:07
……グリム、今回の仕事は、僕は正直後味のいいものだとは、思ってない
怪我だって、まだ治ってないし。熱だって、出た。逃げなかったことで、死ぬ危険も、たくさんあった --
鳥
2017-10-02 (月) 00:51:07
うっ……それは、まぁ……そうだけど……でも --
グリム
2017-10-02 (月) 00:51:43
でもじゃないし、でもは、ない
僕は……僕は、君の熱が下がった事にも、納得、してない
何があったのか、君は、ずっと隠してる --
鳥
2017-10-02 (月) 00:52:54
……うん、まぁ熱に関しては正直私だって
いきなり治ったなんて無理がある言い訳だって分かってる
逃げなかったのは正直、意地だけだった。ちょっとまえに、人と話したとき師匠を思い出す時があって……
でもごめん、熱がなんで下がったかは、これは……言えない --
グリム
2017-10-02 (月) 00:55:12
・・・分かった、よ
君の熱が下がったのは、気合でそうしたんだ。今は、そう……納得して、おく
君が、僕に隠し事をするのは、初めてだ。だから、君が大人になったんだと、思って、おく --
鳥
2017-10-02 (月) 00:56:52
大人……そうだね、大人になれば隠し事のひとつもある!
じゃあ帰ろうか。お金も入るし、鳥にもいい食べ物買ってあげるよ --
グリム
2017-10-02 (月) 00:57:41
少女は立ち上がり、自分が住む街へと帰るため歩を進めていく
意地の代償を胸にしまい、ただ笑顔で今は仕事を終えられたことを喜ぶのだ
その代償を支払う時、自分を知る人間がどこにも居ない事を、密に願いながら・・・ --
2017-10-02 (月) 00:59:37
「今、君の命を救うために代償を払ってもらおう。そう、代償は君の────未来の命だ」
--
2017-10-02 (月) 01:00:53
16ページ目
--
2017-10-02 (月) 00:39:31
山に入ってから16日目の夜……仮眠をとっていると、頭痛で目が覚めました
音です。頭痛を呼ぶような音でテントをでると、草が2株とも光っていました!
そこからは採取しての観察に移行します。出来るだけ傷が付かないように植物を採取し
厳重に保管します。後は山を降りるだけです、観察を続けます! --
2017-10-02 (月) 00:42:35
アタマイターイ! --
グリム
2017-10-02 (月) 00:43:00
16日目のよる、頭痛を呼ぶ不快な音に耳を塞ぎながらも、少女はどこかうれしそうに軽く飛び跳ねる
草は夜の闇に光を宿し、いまやその音は不快なものではなく。少女にとっては自身の努力が報われた一歩を示すものに聞こえていた
その時だけは支払った代償を忘れ、鳥の手助けを借りながら片手で草を慎重に採取していく --
2017-10-02 (月) 00:45:04
…… --
鳥
2017-10-02 (月) 00:45:40
15ページ目
--
2017-10-02 (月) 00:34:11
某日某月・・・雨
今日は雨です、すぐ近くの木の下で、動物が雨宿りをしているのを見ました
鹿が草を食べようと寄ってきたので追い払おうとしましたが
逆に頭突きを食らってしまいます……それでも草を守る事に成功しました!
夜になると、聞こえていた音が少し強くなっている気がします
採取観察はもうすかもしれません
観察を続けます --
2017-10-02 (月) 00:36:16
グリム、体はもう…… --
鳥
2017-10-02 (月) 00:36:55
うん! なんかすっかり元気になっちゃった。残ってた薬がクリーンヒットでもしたのかな
眠気覚ましも残ってるし、ダウンしてた分頑張らないとね --
グリム
2017-10-02 (月) 00:37:47
そう、それなら、いいけど
(昨日、周囲の見回りを終えてから急にグリムが元気になった。見回り自体は3分ほどだったけど)
(それで急に治るなんてとても・・・) --
鳥
2017-10-02 (月) 00:38:46
14ページ目
--
2017-10-01 (日) 23:50:22
某月某日・・・はれ
大丈夫です、草は大丈夫です。観察します
少し、眠ります --
2017-10-01 (日) 23:51:46
朝、何度目かの朝。傷を負って、熱が出てからほんの数日の時間も
少女にとっては長く苦しいものだった
そんな日が後何日続くのだろう、これからどんどん具合が悪くなっていく中、どれだけ辛い体で夜を明かし
重い体を朝日と共に上げなければならないだろう。諦めないと、折れないと口に出さずに決めた決意は
徐々に錆に覆われる鉄柱のように脆くなっていく --
2017-10-01 (日) 23:53:51
……んぁ、朝……
(いつの間に眠っていたのだろう、ついにテントの中に戻る体力も無く。いつも座っている手ごろな岩の上で目を覚ます)
(体に毛布がかかっているのは鳥がかけてくれたのか、あたりに姿は見えないが。とにかく意識をはっきりさせなければいけない)
……? 声……? --
グリム
2017-10-01 (日) 23:55:48
「……♪ …♪ 〜♪」
--
2017-10-01 (日) 23:56:41
少女の耳に、かすかだが確かに聞こえる声
霞がかった山の早朝で、歌いながら歩く者など居るだろうか。居たとしてもそれは人を騙す物の怪か
あるいはそう聞こえる獣の鳴き声であるか、あるいは --
2017-10-01 (日) 23:58:23
「さぁ! 山に登ろう! 時間を恐れず、にー!♪」
--
2017-10-01 (日) 23:59:04
どこかから紛れ込んできた狂人ぐらいなものである
少女の目の前に、陽気に歌を歌いながら現れるのは薄汚れたフードをかぶった顔の見えない男
男は霧の向こうから現れれば、並べられた石に囲まれた草の前と、少女の前で立ち止まる --
2017-10-02 (月) 00:02:01
「やぁ! これは驚いた! こんな時間に、こんな山の中で、こんな臭い草の前におおよそ似つかわしくない少女が一人!」
「これが意味する事はなんだろうか! なんだと思う? こういうときなんて言うんだっけ?」
--
2017-10-02 (月) 00:04:11
……へっ、なんて・・・?
こういうとき……えっと…むぐぅっ!? --
グリム
2017-10-02 (月) 00:04:47
「おっと時間切れだ! 黙りたまえ、黙れ!」
「男はそういって、少女に近づくと右手で口を塞ぎ、左手では少女の両手を拘束するように掴む……少女はもちろん抵抗するが……なるほど」
「少女には熱がある!!! これはいけない、見ると私は少女の右手の傷に気づくのだ! おー! なんてひどい!」
「だが安心したまえ、私は君が心配するように変質者でも、人を殺す人間でもない。私か?私は」
「いわゆる錬金術師というやつだ」
--
2017-10-02 (月) 00:08:20
むっ!? むー! むぐぐっ! むっむうぅー!
(錬金術師、それは普通なら安心するポイントとして言われたものなのかもしれない。しかし今の少女にとっては酷く頭を悩ませるものだった)
(同業者が同じ草を狙っているかもしれない、依頼主であるダー・フェンザーの言葉が頭をよぎると、しょうじょは必死にその拘束を解こうと暴れる)
(しかし熱で弱った体は、到底男のそれを解けるものではない。無様にむーむーと、うなるだけだ) --
グリム
2017-10-02 (月) 00:12:48
「おーよちよち、暴れるんじゃない。黙れ。私は言葉というものが嫌いなんだ」
「かといって好き好んで人を見捨てたりする性分でもない、ここからは君とはジェスチャーで会話するとしよう」
「うむ、そういって男は少女の口を塞いだまま言うのであった。君がイエスの時は首を縦に、ノーのときは首を横に振るだけでいい」
「わかるな?」
--
2017-10-02 (月) 00:14:55
……ッ
(近くに鳥も居ない、自身も逃げられそうに無い状態なら。少女の答えは一つである)
(相手を刺激しないよう、ゆっくりと首を縦に振る) --
グリム
2017-10-02 (月) 00:16:16
「よしよし・・・それでは一つ質問だ、君は今非常に体調が悪い、そうだな? あぁーいやいや、やっぱりこれは質問じゃない。分かりきったことだ」
「質問だ。君はきっと熱が出て、苦しくて辛い、そうだろう? あぁこれも質問じゃない。私が聞きたいのは、君が今この熱を解決できるかどうかだ」
「なにが言いたいか分からないか? 支払いによってはお前を助けてやるといっているんだ」
--
2017-10-02 (月) 00:20:08
(何を言っているか分からなかった。この男はいきなり霧の中から現れて、口を塞ぎ、矢継ぎ早に言葉を浴びせてくる)
(どこに信頼できる要素があるだろうか)
(困惑と怒りに体温はさらに高くなり、意識は混濁を極める中……それでも助けてやる、という言葉だけははっきりと聞こえた)
(「とりあえず、生きてみろ」少女の頭の中に一つの言葉が反響する)
(少女が師と呼ぶ存在が、忽然と居なくなる前の日の夜に一度だけ自分に向けてくれた言葉だ、フードの男の言葉は、どこかその人と似ていた)
……んっんむ
(少女は首を縦にも横にも振らず、とんとんと、指で男の手を叩く) --
グリム
2017-10-02 (月) 00:25:36
「・・・なんだこの指は、まさか自分の言葉で言いたいと?」
--
2017-10-02 (月) 00:26:58
……んっ
(首をゆっくりと、縦に振る) --
グリム
2017-10-02 (月) 00:28:41
「生意気なやつめ・・・だが許す! 生意気許す!」
「男はそういって、少女の拘束をといてやるのだった。ぱっとな!」
--
2017-10-02 (月) 00:30:11
っはっ! はぁ……げほっ・・・
(ふさがれた口から、熱くなった空気が一気に抜ける。一度汗を脱ぐうと、一つ深く呼吸して)
確かに……今の私には熱があって、このままじゃ死んじゃう……と思う
だから、助けてくれるって言うなら、助けてほしい……支払いは、どうすれば良いか、わからないけど・・・ --
グリム
2017-10-02 (月) 00:31:55
「なに、簡単な事だ。私が求める支払いは一つ」
「そして私は人差し指をとんと、この子の胸につけ言うのだ・・・」
「代償は───君の───」 --
2017-10-02 (月) 00:33:55
13ページ目
--
2017-10-01 (日) 23:34:30
某日某月・・・曇り
草は2株とも元気よく風に揺れています。夜になると小さく音が鳴っている気がするのですが、頭が痛くなるほどじゃありません
これは予兆と見てもいいのかは分かりません、観察を続けます --
2017-10-01 (日) 23:36:26
かんさつを……つづけます……と……はぁ
やっぱりまだ、ちょっと……つらい・・・ --
グリム
2017-10-01 (日) 23:41:31
日誌を開く、日誌を書く、日誌を閉じる。震える手で、慣れない左手で文字を書く
息が荒い中、意識がたびたび朦朧とする中、自分の仕事を全うしていく
熱いし、痛いし、苦しいし……それでも少女は日誌を書き終えると、溜めていた水を入れた皮袋を額にあて
頭を冷やしながら草を眺める --
2017-10-01 (日) 23:43:30
…… --
鳥
2017-10-01 (日) 23:44:23
…… --
グリム
2017-10-01 (日) 23:44:33
一人と一匹の間に、もう会話は無い。鳥のさえずるような相手を心配する声は
少女の度重なる拒否と、否定の声にいつしか表に出る事はなくなっていた
ただどちらとも、互いの顔を見るのがどこか気まずくなっていた。少女は鳥が自分を心配しているのを知っている、鳥もまた、少女を見てきた分だけ、少女の事を知っている --
2017-10-01 (日) 23:46:35
……鳥 --
グリム
2017-10-01 (日) 23:47:03
少女がぽつりと、言葉を漏らす。鳥を呼びかけるその言葉に鳥は返事を返さないが
少女はかまわず、言葉を続ける --
2017-10-01 (日) 23:48:24
………
……ごめんね --
グリム
2017-10-01 (日) 23:49:57
12ページ目
--
2017-10-01 (日) 23:21:48
--
2017-10-01 (日) 23:26:40
(山中、テントとは離れた場所で・・・) --
2017-10-01 (日) 23:28:57
「アーハー!! おいしい空気……おいしい水……そして……おいしい空気!!!」
--
2017-10-01 (日) 23:29:48
「なんて……なんて! こういうときなんて言うんだ?」
--
2017-10-01 (日) 23:30:49
うっそうと茂みが深い場所、滝の音がかすかに聞こえる位置に、その男は居た
薄汚れたローブをすっぽりと深めにかぶり、フードは顔を完全に隠してしまっている
言葉の途中に手に持った本をいくらかめくると、唐突にそれを閉じ、一息つく --
2017-10-01 (日) 23:32:21
「山! 最高! 空位はおいしいし、水はおいしいし! そして何より空気がうまい!」
--
2017-10-01 (日) 23:32:51
「山……最高!」
--
2017-10-01 (日) 23:33:12
しきりに山の最高さを唱える人物は、山が最高である事を口にしながら茂み深くへ消えていく --
2017-10-01 (日) 23:34:02
11ページ目
--
2017-10-01 (日) 23:17:42
某月某日・・・晴れ
へんかはありません --
2017-10-01 (日) 23:18:57
(グリムの容態はどんどん悪くなっていくのが分かる。これがまだ入り口だってことも)
(薬がない、傷だってまだふさがってない。このままじゃ腐り落ちる)
(一度戻って助けを呼ぶか? でもここで別の獣や同業者が来たらおしまいだ) --
鳥
2017-10-01 (日) 23:21:31
10ページ目
--
2017-10-01 (日) 23:07:29
某日某月・・・晴れ
へんかはありません かんさつをつづけます --
2017-10-01 (日) 23:08:31
文明から離れた場所で暮らす、それが意味する事はしばしば食料や、寝床の確保についてに注目される
次に外敵から身を守る方法、そして怪我について。しかし本当に恐ろしいのは、どれほど小さな傷口からも侵入してくる
目に見えない病原菌たちの存在だ。少女は狼のその細菌だらけの牙に腕を貫かれてから
徐々に、しかし確実に体を蝕まれていた --
2017-10-01 (日) 23:11:04
(……体が重い、頭も重い……うぅ、これは確実に……傷が原因なのは分かる……)
(結局私は普通の人だ、こうなったら動くことも出来なくなってくる)
(あぁ……本当は分かってたんだ。真似したってなれないって、鳥のいうとおり、帰ってればよかったんだって)
(でも……あの人の居ない環境で、これからこれで生きていくのなら、これぐらい出来なきゃって……私)
(あぁ……)
(師匠……) --
グリム
2017-10-01 (日) 23:17:02
9ページ目
--
2017-10-01 (日) 22:55:00
某月某日・・・雨
へんかはありません かんさつをつづけます --
2017-10-01 (日) 22:55:46
やっぱり、傷薬と応急処置だけじゃ無理がある
もう、帰ったほうが、いい --
鳥
2017-10-01 (日) 22:56:48
テントの前、焚き火の前に座る少女に
日誌を書き終えた鳥が声を書ける。少女に右腕は包帯と添え木で固定され
時折血がにじんでは、既に血だらけの布でそれをふき取る --
2017-10-01 (日) 22:58:06
……ダメだよ、まだ草が変化を起こしてない
もっと観察を続けないと --
グリム
2017-10-01 (日) 22:59:07
グリム……傷だって、ちゃんと消毒できてないし、塞げて、ない
それに、その血や草の臭いで…別の生き物が来ないとも…… --
鳥
2017-10-01 (日) 23:01:46
ダメだったらダメ、腕だってぎりぎり折れてなかったし。指もちゃんと動く
このぐらいの傷すぐ治る、あの人だってもっと酷い傷はすぐ治ってた
だから帰らない! まだ大丈夫だし!(そっぽを向く) --
グリム
2017-10-01 (日) 23:03:14
やっぱり、まだあの男の真似をしてるんだね……
自分があんなふうに、なれるって --
鳥
2017-10-01 (日) 23:04:08
・・・ --
グリム
2017-10-01 (日) 23:04:34
グリム、あいつは人間じゃない
分かってるだろう? あいつは、僕らとは、違う……どうやったって、気持ちは、分からない
あいつのやり方を真似して、あいつになるのは、もう、やめるんだ --
鳥
2017-10-01 (日) 23:05:39
9度目の夜……少女はただ火の前で、腕の傷を包帯の上から撫でるばかりであった --
2017-10-01 (日) 23:07:18
8ページ目
--
2017-10-01 (日) 21:13:45
某月某日・・・晴れ
今日は野犬が草に近寄っていましたが、慌てて追い払ったところ、草は無事でした
大丈夫、草は異常なしです。観察を\
つ〜〜〜 --
2017-10-01 (日) 21:24:09
崖だ! 崖のほうに!
--
鳥
2017-10-01 (日) 21:55:57
それは突然の事だった、足跡を見つけた翌日。夜に来るかと思われたその訪問者は
日が昇り始める瞬間、その時にやってきた
世が開け、日の光が本格的に見え始める頃……一瞬、ほんの一瞬だけ気が緩んだそのとき
テントの前で固まった体を伸ばす少女の頭上から、牙を剥いた痩せ狼が飛び込んでくる --
2017-10-01 (日) 21:58:10
最初の一撃は、幸運にもその牙が体のどこかに食い込むことはなかった
だが体重の乗った狼の体が、少女を押し倒す。狼より早く立ち上がり
とにかくその場から離れるため駆け出す。上空を飛ぶ鳥に促され、ここへ来る途中に見つけた崖へ向かって走り出すものの
すぐ後ろから、狼の荒い息がこちらを追っているのがわかる --
2017-10-01 (日) 22:01:35
ッ! この……ッ! --
グリム
2017-10-01 (日) 22:02:20
走る中、目に留まる棒を拾うと。後ろを走る狼へ投げつけるため一度後ろを振り向く
誤算だったのは、思った以上に狼は少女よりもずっと足が速いことだった
少女が振り向いた瞬間には、狼は既に少女に対し飛び掛っていたのだ。少しぐらい、木の枝を振り上げ投げるぐらいの余裕はあると思っていた
振り向くと同時に振り上げた枝をとっさに自身の前に構えると、狼の牙はガッチリと木の枝を挟み込む --
2017-10-01 (日) 22:06:10
あぁ……これがあの時、レンちゃんとやった棒遊びぐらいお気楽だったらまだいいのにな……!
(ガッチリと牙で挟まれた棒、今これを離せば今度こうなるのは自分の体だろうと本能で感じる) --
グリム
2017-10-01 (日) 22:10:55
木の棒を隔てた少女と狼のせめぎあいは、数秒間続く。それが少女にとって長い時間に思え始めてきた頃
木の棒は次第に、両者から流れる力に耐え切れずバキバキと音を立てながら、その身にヒビを走らせ
中の白い繊維をむき出しにしていく --
2017-10-01 (日) 22:13:53
グリム!
(その刹那、鳥はグリムと狼の間を蛇行しながらしつこく飛び回る)
(まるでその付きまとうような動きは、狼の視覚を刺激し、意識をグリムから鳥へと一瞬だけ向けさせるには十分なものであった)
はやく、はしれ、はしれ! 煙を焚け! --
鳥
2017-10-01 (日) 22:17:57
……ッ! ぬおぉりゃあ!(精一杯の力を振り絞り、掴んでいた木の棒をできるだけよこなぎに投げ捨てる)
(投げ捨てるといっても、木の棒の主導権はほとんど狼にあった。棒を離す事で狼の体は少しバランスを崩し、よろける)
け、煙……煙!
(しかしその少しが、少女にとっては重要だった。いつでも使えるよう懐に隠していたダー・フェンザーから受け取っていたそれに火をつけると)
(そこから大量の白い煙が立ち上がる) --
グリム
2017-10-01 (日) 22:23:36
静かなはずの山に、今日は不釣合いな大量の白い煙が立ち上る
それは少女を基点としながら周囲を瞬く間に飲み込んでいくと、崖のほうへ、崖のほうへと伸びていく
高さにしてどれほどだろうか。崖まで来た少女はそこでする事を既に理解し、覚悟していた
はぐれ狼ほど執着なものもそういない……群れからはぐれ、腹を空かした狼に一度狙われたら、それはもうどちらかが死ぬかの話になる --
2017-10-01 (日) 22:34:54
ついた……! 鳥! 狼はどこに──── --
グリム
2017-10-01 (日) 22:40:31
……あれ?
(煙幕による煙も十分にあった、一瞬とはいえ隙も作れて。煙にまかれているなら、声に気づいてからこちらへ来るまでにもう少しは時間があったはず)
(なのになぜ私は上を向いているんだろう、いや……上を向いているというよりは、倒れているんだろう)
(臭いがする、血の臭い……腕が熱い)
……ッ!? いぃッ……アッ! 痛い! 痛い!? --
グリム
2017-10-01 (日) 22:47:04
狼はどこまでも執着心を募らせていた、何日も食べていないその体がどこまでも感覚を研ぎ澄ませていた
一瞬のひるみも、視界をふさぐ煙も関係ない。ただひたすら食事がしたい、食事がしたい……狼の頭の中はそれだけに満たされていた
だからこそ、煙の中で獲物を見失わずにすんだのだ。獲物が立ち止まると、今度こそと間髪いれずに相手を倒し
今度こそ相手の体にその牙を突き立てる。急所を狙う余裕なんてものはなかった
どこでもいい、ただ噛み付いたところから出た血の臭いと味が、狼の脳に久しぶりの血流をめぐらせた気がした --
2017-10-01 (日) 22:50:32
どうでもいい、後のことはどうでもよかった。自分の体にもう体力がかけらも残っていない事
長い放浪生活の最中、自分の体は内側から虫に食い荒らされ、知らないうちに穴だらけになっている事も
狼にとってはどうでもいいことだった。ただ自分が獣として、この血の味を最後にあじわえたなら
自身が今、血を流している事など……どうでもいい事だった…… --
2017-10-01 (日) 22:54:32
7ページ目
--
2017-10-01 (日) 20:40:35
某月某日・・・晴れ
植物は未だ腐臭を放つばかりで変化はありません。夜になっても光、音共に確認できませんでした
観察を続けます --
2017-10-01 (日) 20:59:07
…… --
グリム
2017-10-01 (日) 20:59:39
グリム --
鳥
2017-10-01 (日) 21:00:00
……獣の足跡だ。私達のまわりを離れたところで一周するようについてる
草の深いところにも続いてるけど、あそこには罠を仕掛けてたはずなんだけどな…… --
グリム
2017-10-01 (日) 21:01:17
足跡は、一匹分
群れじゃない、はぐれだった、ら
群れで居る以上に、慎重、狡猾……ならざるを、えない --
鳥
2017-10-01 (日) 21:02:40
テントと草を囲むように、ぐるりと獣の足跡が円を描く
仕掛けた罠はすべて避けられ、もはやその存在の意義をなしていなかった
気配はない、しかし一匹で生きる獣は、獲物を諦めることは無いだろう。一人と一匹は一度、あまりテントの傍から遠くへはいかず
夜になれば火を絶やさないように気を使う --
2017-10-01 (日) 21:05:47
しかし、あの足跡の大きさからすれば野犬……というより、ちょっとした狼になるかな
(日も沈み、7度目の夜が周囲を徐々に暗くしていく)
(テントの前で火を焚きながら、月明かりとかすかな音を頼りにあたりを警戒しつつも、本来の目的である草を眺め続ける) --
グリム
2017-10-01 (日) 21:08:14
……昔、フジ・ヤーマにも狼の群れが来たことがあった --
鳥
2017-10-01 (日) 21:08:58
あぁ、そういえばあったね
私はあの時今よりずっと小さかったからあんまり覚えてないけど……(時折、焚き火に乾燥した枝を投げては。そのたびに出る火の粉に思い出を写し)
お母さんが言うにはあの時は集落三つくらいが合同で群れを追い出したって --
グリム
2017-10-01 (日) 21:10:45
グリム、依頼主は危険があれば逃げても、いいって --
鳥
2017-10-01 (日) 21:11:57
それはダーさんの同業者が相手の場合だから
それに今回は群れじゃない、襲われるのだって慣れてる。だから多分……なんとかなる、とおもう……
少なくとも、今逃げるのは早い……んじゃないかな --
グリム
2017-10-01 (日) 21:13:08
……慢心 --
鳥
2017-10-01 (日) 21:13:34
6ページ目
--
2017-10-01 (日) 20:32:33
(ほとんど破れている) --
2017-10-01 (日) 20:32:53
雨が上がり、濡れた地面は生き物の移動を困難にする
草は濡れた体で足を滑らせ、やわらかい土は上に乗るものをさも地の底へ引きずるように沈んでいく
この場所において、一つの場所にとどまるのは不利である、野生で居ない事は不利である
迷い込んだ一匹の獣は、その二つの目で確かにそこにあるものをにらんでいた --
2017-10-01 (日) 20:36:27
湿った白い息が口元から上がる
獣は見えない獲物を臭いでたどり、歩き続ける
腐った肉の臭いと、動く二つの影……腹をすかせた獣は執着にそれを観察し続けた
群れからはみ出した獣は、それを諦めることはけしてないが……すぐに襲いかかるほど愚直でもない --
2017-10-01 (日) 20:39:16
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--
2017-10-01 (日) 20:21:45
某月某日・・・雨
今日から少し、草とテントの周りを補強しました。草の様子は相変わらず異常はありません
ただ少し離れた場所で獣の足跡が見つかりました。群れではないようですが、そこそこの大きさです
昨日強くなった臭いを嗅いできたのかもしれません
観察を続けます --
2017-10-01 (日) 20:23:49
雨が本格的になる前に終わるといいなぁ…… --
グリム
2017-10-01 (日) 20:25:00
雨の訪れを知らせる、冷たく湿った空気が少女と鳥が居る場所を包む
心なしか霧が出てくるなかで、一人と一匹は周囲に鳴子の罠を要所に仕掛けていく --
2017-10-01 (日) 20:26:29
雨が、本降りになったら、火が使えない……煙も、出せなくなる --
鳥
2017-10-01 (日) 20:27:13
どちらにせよ今襲われたら一発だなぁ……まぁ今も近くに居るって決まったわけじゃないし
雨が降れば向こうも臭いは辿りにくくなるでしょう
万が一来たら逃げる! なんとかなるなる! --
グリム
2017-10-01 (日) 20:29:04
……だと、いいけど --
鳥
2017-10-01 (日) 20:29:40
一人と一匹は作業を続ける、日が暮れるにつれ濃くなる霧の中
不確かな場所で、少ない経験を火種にして進むように --
2017-10-01 (日) 20:32:16
4ページ目
--
2017-10-01 (日) 20:03:34
某月某日・・・晴れ
今日も朝、昼に変化は見られません
夜には少し草の臭いが強くなった気がしますが……少し湿気が出てきたための事だと思います
観察を続けます --
2017-10-01 (日) 20:06:39
綺麗だなー…… --
グリム
2017-10-01 (日) 20:08:51
夜、手ごろな岩を背に空を見上げる
人工の光が無いその場所では、星の光がはっきりと空の光が輝き。少女の暇を潰すには十分な代物であった --
2017-10-01 (日) 20:11:32
……グリム --
鳥
2017-10-01 (日) 20:16:59
……はっふがっ!
(いつの間にか、うつらうつらとしていたのだろう。鳥に声をかけられると、体をビクリと跳ねさせる)
ね、寝てない……ねてないでごじゃりまして…… --
グリム
2017-10-01 (日) 20:18:57
…………
………
……交代、よろしく --
鳥
2017-10-01 (日) 20:19:27
ふぁい…… --
グリム
2017-10-01 (日) 20:19:44
3ページ目
--
2017-10-01 (日) 20:02:12
某月某日・・・曇り
今日は何も無い、すばらしい日だった --
2017-10-01 (日) 20:02:40
2ページ目
--
2017-10-01 (日) 19:57:00
某月某日・・・晴れ
草は相変わらず風に揺れています。水は十分なのかと、ふと思いました
とはいえ安易に水をあげるわけにもいかないので、ただ観察を続けます
夜になっても光、音共にありません --
2017-10-01 (日) 19:58:28
…… --
グリム
2017-10-01 (日) 19:59:48
…… --
鳥
2017-10-01 (日) 19:59:59
ま、そんなすぐ何かが起こるわけじゃないか……眠い…… --
グリム
2017-10-01 (日) 20:00:23
1ページ目
--
2017-10-01 (日) 19:08:56
某月某日・・・晴れ
私達は今、お仕事で依頼されたとおり指定された山で、指定された物の観察を
今日からはじめる事を、日誌の1ページにそれを記します。
記載の通り草は非常に独特な臭いを発しており、鼻が曲がりそうです
対象物は普通の植物のように地面から生え、風に揺れながら平時を物語っています、異常なしです --
2017-10-01 (日) 19:14:56
山、依頼された草のある場所が記されたその場所には、地面から伸びた二株の草が風にゆれ
草の周りは分かりやすいように小石が並べられており。そこから少し離れたところには、その草を見張るように、簡易テントが置かれている --
2017-10-01 (日) 19:45:12
天気は晴れ、簡易テントの傍では
日誌を開き、ペンを走らせている少女と、テントの上で風見鶏のようにぐるぐると回る小さな白い鳥の姿があった --
2017-10-01 (日) 19:46:58
山に入って二日目……意外と見つけるのに1日費やしてしまった……
ねー、これ今から一ヶ月間見てたとして、音が鳴らなかったらその日に来ちゃったって事だよね
(テントの傍に座り、日誌を閉じると。くるくると回る小鳥に語りかける) --
グリム
2017-10-01 (日) 19:48:56
あの楽観主義のグリムが、珍しく……後ろ向きな事を言うんだ、ね
大丈夫だよ、光るさ、多分、きっと、そのうち --
鳥
2017-10-01 (日) 19:50:53
そうだといいんだけど
じゃあ、私夜に備えて寝るから……見張りよろしくね(ごそごそと、テントの中へ入っていく) --
グリム
2017-10-01 (日) 19:52:38
あぁ、やす……み --
鳥
2017-10-01 (日) 19:55:18
2017年10月13日までの分
いいねぇ… --
2017-10-13 (金) 01:24:14
むっ --
2017-10-13 (金) 01:24:09
・・・? グリムちゃんいないのかなー・・・森でみつけたいい感じのキノコ置いておこ (そっと観賞用キノコをお供えする) --
レン
2017-10-12 (木) 19:19:32
ふふふ……お供えものは死んだ人にするものなのでございますな!
たいして死んでいたのは昨日までのお話なのでございます、私はここに居るのでございまして(でもお供えのキノコはしっかり貰い) --
グリム
2017-10-12 (木) 19:27:45
あ、グリムちゃんいた! グリムちゃーん! (なついたわんこのように周りをぐーるぐる)
あ、そのキノコはー・・・見る用だから! すごい綺麗だけど、食べたらヤバイから食べないでね! --
レン
2017-10-12 (木) 19:41:42
レンちゃんは会うたびに犬度が上がっていく気がするのでございますなぁ!(ぐーるぐるしてるのを捕まえてなでぐり)
ほー……確かに、綺麗なきのこでございます。うちで採れるきのこに負けず劣らず肉厚なのに、食べるとやばいとは……罪作りなキノコでございますなぁ…
というか、さっきこれを森で採ってきたって言ったのでございますな? レンちゃんは森なんかにも行くのでございますか、危なくないのでございまして? --
グリム
2017-10-12 (木) 19:45:32
わふ、わふっ!!(尻尾を振って大興奮状態)
うん、それはねー・・・食べるとヤバイけど、お薬の材料にもなる! なにかこう、ししょーが複雑な手順を踏むと・・・お薬になった!
森はねー・・・近くなら大丈夫だよ! 魔物の匂いがしたらー・・・走って逃げる! あと、
すっごい平和な森
もあったよ! じめじめしてるけど! --
レン
2017-10-12 (木) 20:01:36
そ、そんなすごそうなキノコなのでございますか、ししょーさんが複雑な手順を踏むぐらいだから私には本当に観賞用としてしか使えなさそうでございますなぁ
(といいながらも、早速どこかから取り出した土を詰めた鉢にキノコを挿して)
ほー、そんな森が……レンちゃんはいつの間にかいろんなところに足を伸ばすようになったのでございますなぁ……
しかしレンちゃん、最近はこのキノコみたいにお薬の材料を自分で取ったり、いろんな人とお友達になったり
なんだかすっかり自堕落というよりは、一人で生活する錬金術師といった感じでございますな? --
グリム
2017-10-12 (木) 20:06:44
ししょーと一緒にいた森はー、お友達があんまりいなかったからねー! 猫とか・・・そのくらい!
んー・・・そうかもしれない・・・
セティ
とか
ねこのおじさん
のせいかもしれない・・・!
セティは働くの楽しいっていうし、ねこのおじさんは錬金術おしえてくれるし! グリムちゃんは働くの楽しい? どんなお仕事してるの?? --
レン
2017-10-12 (木) 20:25:40
なんとも人気の少ないところに住んでいたのでございますな……そのわりには男癖が悪いといわれる程度には、ししょーさんの元には男が来ていたと
他人に感化されて成長していく、と言うやつなのでございましょうか……そういえばその猫の人…おそらくダーさんは
特にレンちゃんとは同じ錬金術師でございましたなぁ……ほうほう、働くのは楽しい…
(人間人と関わればこうも変わるものか、としみじみ感じていると……自身の仕事を尋ねられ、少しきょとんとして)
そういえば私の仕事の事を教えていないのでございましたな? 私は観察屋という仕事をしているのでございます
頼まれたものを日々観察し続けては、記録をするお仕事なのでございましてな……楽しいかはー…ともかく、これが最近意外と儲かる仕事なのでございますな、ぐふふ(わるいかお) --
グリム
2017-10-12 (木) 20:37:07
うん! ししょーは男の人と遊んだりして、ご飯とかもらってた! いろんな男の人が遊びに来たよ!
働くのが楽しいのは、まだちょっとわからんないけどー・・・まあぼちぼちかなー? 褒められるのは嬉しい!
かんさつや・・・それはー・・・ししょーがとても喜びそうなお仕事だね! ボクにも、これ(製作中の薬)を見てて変わったことがあったら知らせろ―っていうことがあった! ボク寝ちゃったけど。 --
レン
2017-10-12 (木) 20:41:29
なんと……しかしご飯を貰ってたとなると、むしろ食べていく為に男の人と遊んでいたとも……どちらにしろししょーさんは苦労人なのでございましょうか…(あった事も無い人物に思い悩む少女だった)
褒められるのが楽しいという事は、きっとレンちゃんは楽しさを知っている途中なのでございますな……私なんて怒られるほうが多いから大変でございますよ
そうそう、見てるだけってすごく眠くなっちゃうよね、特にこういう暑い季節なんて、すぐ疲れちゃってついお昼寝しちゃったり……あ、お昼寝といえばね
最近見つけたんだけど、この巨木の一部に少し溝になってるところがあって、少し湿った土と空気が昼寝にとてもいいんだー。いやぁあの快適さは病み付きになっちゃうよ(そういって巨木に視線を向け) --
グリム
2017-10-12 (木) 20:59:01
うーん・・・わかんないや。 ししょーは「愛が見つからない」とか、「おちんちんおいしい」とか言ってた!
ししょーがおいしいっていうくらいだから、きっと凄くおいしいんだと思う。ボクもいつか食べてみたい。
お昼寝!! グリムちゃん、お昼寝しよう! そういえば今日まだお昼寝してないから!!(興奮わんこ) --
レン
2017-10-12 (木) 21:18:20
うん、
ダメな人だ!
レンちゃん! レンちゃんは錬金術としてはししょーのようになっても、男関係はししょーを見習ったらだめだからね(犬っこの肩に手を置いて丹念に聞かせる)
おいし……おいしい…のかなぁ……いやいやいや! 絶対美味しくないから! あぁ、この子の未来のごすずんが居るのだとしたら誠実な人でありますように……!
レンちゃんって毎日お昼寝してるの……? それじゃあ、ちょっと行こうか、ふふふ秘密のスポットだからね、ミンナニハナイショダヨ?
(と言って、犬っこを連れ少し巨木の外周を歩いていく。すると少しして巨木の一部が深い溝になっているところにさしかかると)
(その溝の中にぐいぐいと入っていく……するとその先には、淡い光で満たされた、夏とは思えないほど涼しい小部屋のようなスペースが広がるのだ) --
グリム
2017-10-12 (木) 21:30:00
・・・? 男関係・・・・・・? それは・・・食べられるものかな!? グリムちゃんは男関係すき!?(よく理解してないわんこが聞いてくる)
ふーん・・・おいしくないかー・・・・・・。 もしかして、グリムちゃんはー・・・おちんちん食べたことある? どんな味? にがい? ・・・大人の味かな!?
(グリムに連れられ、小部屋に入り)おおお・・・これは・・・凄いね! ミンナニハナイショ・・・穴場だね!!(きらきら目を輝かせる) --
レン
2017-10-12 (木) 21:41:35
うえぇ!? い、いやぁ…流石に私もおちん…は食べた事は無いなぁ……あと男関係って、食べ物じゃないからね!
(道すがら、分かっていない犬っこの質問に顔を赤くしながら答えつつも、すっぽりと小部屋に入って)
ふう……うん、穴場…この前巨木を観察してて偶然見つけたんだ、なんか自然に出来たみたいなんだけど……すごいよねぇ
(そう言って小部屋の壁までくると、そこを背にして座る。地面は冷たい土だが、豊富に生えた柔らかい草がその冷たさをいい感じまで緩和しているようで)
あー、ここに来るとやっぱり落ち着くなぁ…(すっかり草に上に座ると、リラックスしたように体を伸ばす) --
グリム
2017-10-12 (木) 21:50:47
・・・? グリムちゃん、顔赤いよ? 風邪ひいちゃった・・・? (少し不安そうに顔を覗き込むわんこ)
(わんこも釣られて腰掛け)おおー・・・これは・・・素晴らしいね! ごろごろすると気持ちよさそう・・・。 涼しい!!
これはー・・・自然にできたのか! グリムちゃんが作ったわけでなく!! ほわー・・・大自然! --
レン
2017-10-12 (木) 22:13:08
風邪は引いてないけど……さっきの質問にはちょっと驚いたかな…分かってたけど、レンちゃんはそういう知識がほんとにないんだねぇ
(なにとは言わないが、まったくそっちの知識を持っていない犬っこをみて、脱力したように笑みを浮かべ)
大自然! ほんとこの木にはお世話になりっぱなしだなぁ……でもちょっと涼しすぎて、たまにちょっと肌寒い時もあったり
(そう言ってふと犬っこのほうを見れば、何かを思いついたように)……んっふっふ、レンちゃんは体温高そうだから…良い抱き枕になりそうだなぁ?(じりじりと、座りながらからかうように寄っていく) --
グリム
2017-10-12 (木) 22:23:42
・・・・・・! (ぴーんときたわんこ)
だっこ! だっこする? グリムちゃんはー・・・あんまりおっぱいが大きくないから、苦しくなさそう!! 歓迎だよ!(尻尾ふりふりわんこ) --
レン
2017-10-12 (木) 22:39:20
なぐっ!? お、おっぱいのサイズは関係ないでございましょう!? レンちゃんだって小さいくせにー!
(自分より小さな相手に無駄な張り合いをしつつ、犬とじゃれるように犬っこを抱きしめれば、その体温を感じていく)
うおぉ……予想はしていたけど、レンちゃんけっこうあったかいのでございますなぁ…
これじゃあ夏とか辛いでございましょう(外であればこの体温に密着するのは辛かっただろうが、今は涼しい空間に居るのである。ちょうどよい暖かさに感じるそれをこれはよい! と堪能し) --
グリム
2017-10-12 (木) 22:50:21
・・・ししょーのおっぱいは凄い大きいから、前から抱っこされると・・・苦しい。 後ろから抱っこされると・・・重い。(まがお)
わふっ! でもねー、前よりも涼しいんだよ! 毛がいっぱいあったからね! (グリムにじゃれるように顔をこすりつける)
うーん・・・なんだか、眠くなってきちゃうね・・・くあぁ・・・。(だっこされたままうとうとしはじめるわんこ) --
レン
2017-10-12 (木) 23:08:51
そこまで大きいのは、流石の私もいらないのでございますな……うーむ、レンちゃんのししょーさんは…爛れている!(印象が苦労人からいやらしい人にランクアップ?)
毛が! ううむ、前々から思っていたけど、レンちゃんの昔話ってまるで本当に犬みたいだねぇ……ん、おやおやもうおねむかな?
ふっふっふ……もはや実家で飼ってる犬を思い出してくるよ(そう呟くと、いつの間にか口調もだんだんと山を降りる前の素に戻り始め)
はいはい、それじゃあお昼寝しようか……わんこわんこ、わんこはよいこだ(犬っこを抱っこしたまま、頭をぽんぽんと撫でつつ睡眠へといざなっていく) --
グリム
2017-10-12 (木) 23:20:49
(散歩がてら丘の上まで足を運べばそこには絵に描いたようなロッジが)
こんな所に家が! 私も人のこと言えませんが(家もだが巨木の方にも興味をそそられペチペチなでなでと感触を確かめる) --
チサ
2017-10-11 (水) 21:05:07
//し…死んでる! お大事に… --
チサ
2017-10-11 (水) 21:06:36
うおー!
うおおおぉーッ!!!
(巨木ソムリエの如く、訪問者がその感触を確かめていると。巨木の側面、ちょうど今居る位置から見えない場所から怒気のこもった声が聞こえる)
(その声のする方向へと足を向け、少し歩を進めると……そこには一心不乱に白いペンキをつけた筆を、巨木にぶつけている少女が居るだろう)
//ダイジョウブ……ちょっと反応が鈍くなったらトイレと友達になっていると察していただければ! --
グリム
2017-10-11 (水) 21:11:06
(その感触と硬さによる巨木のこれまでの来歴と余命を観察していた所、突然の咆哮にビクリと身構える)
(ソロリソロリとおっかなびっくり近づけば、巨木の味わいある色味が真っ白に染め上げられ)
あー! 何してるんですか!
//今日はもう文通スイッチ押して続きは明日でもいいから今日はもう休め…休んで下さい --
チサ
2017-10-11 (水) 21:19:04
家族になぁれ……! 家族になぁれ……! はっ!?(なにやらぶつぶつと呟きながら筆を振るが、チセの驚くような声にピクリと我にかえり、そちらへと顔を向ける)
お、おや…お客様でございましたか……いやぁ、お恥ずかしいところを見られてしまったのでございますな
えっと……もしかして、怒ってございます?
(我にかえればペンキの入った缶を置き、筆を後ろに隠しながら開いた手でごまかすように頭をかく)
(しかし……その少女の様子を見ると、なにやら自分に怒っているような気配を感じ、恐る恐ると尋ねる)
//すまない……すまない……じゃ、じゃあちょっと文通スイッチ音で、はい…中の人胃液にお尻の穴レイプされてきます… --
グリム
2017-10-11 (水) 21:24:00
(何やら呪怨めいた雰囲気を出しながら何やらブツブツ唱えている様に若干引くよりもなによりも)
こんな立派に大きくなった木に何を塗っているんですか! 病気になったらどうするんですか!
(プンプンしているのは自然と共に生きてきたからか、若干植物よりの意識である)
//こちらも死亡に気づかなくてすまない…正露丸で追い打ちしてやるぜ! 後でぬるま湯でも飲んで水分補給して下さい --
チサ
2017-10-11 (水) 21:32:30
びょ、病気……確かに、ペンキに含まれてるものが木にどう影響するかなんて考えた事も無かったのでございます
ただ私はこの木に家族としてのマークをつけてあげようと…ち、違……私そんなつもりじゃ…
(そもそも自分の木でもない木にマークを書く行為自体褒められた行為ではないが、それよりも病気というワードにショックを受けたのか、コトリと筆を落とし)
……このマークは後で頑張って消しておくのでございます、叱られて目が覚めたのでございますな
叱っていただきありがとうございます、えっと……お名前はなんでございましょうか。あ、私はグリムでございます、この上に住んでる者でございまして --
グリム
2017-10-12 (木) 19:26:09
家族になる為の…マーク? 家紋のようなものでしょうか(そちらに気を取られるがスローモーションで落ちる筆を見て)
あ、いや! 私もいきなり怒鳴ってしまうようなことをして申し訳ありません
えーと…私はチサと申します 東の果てより参りました 今はこの街の端っこにある森の中に住んでいます --
チサ
2017-10-12 (木) 23:08:35
家紋……家を示す印のことでございますか、そうでございますな。この木にはこの街に来てから
ずっとお世話になって来たのでございます、だからここは一つと思って……(と、木を撫でて)
いえいえ、いいのでございますよチサ殿、しかし東の果てでございますか……そういえばその服…ふーむどこかで見たような
(そういって、観察するようにチサを見つめて)おぉ! そういえばチサ殿、町外れに
寺を建てる
と工事をしているのをご存知でございますか?
もしかしたらその寺のデザイン、チサ殿の国のものと同じでは?(と、ぽんと手を叩きつつ、推理めいた言い回しで尋ねる) --
グリム
2017-10-12 (木) 23:17:33
それにしてはなんだか印をつけるのに気迫がこもられていたように見受けましたが…(呪いかな? と思ったのも無理はない)
あ、もしかして久世くんのお寺のことですか? いえうちの国とはまた違う物と思います
そもそもうちの国に仏教は普及されてはおりませんし、あとああいうお寺といった建物は作りませんからね --
チサ
2017-10-12 (木) 23:24:15
い、いやぁ……私あまり絵などは描かないのでございますが…こういざ筆を握ると
なにやら体のうちからムラムラと得体の知れない情熱があふれてきてしまったもので、いやぁお恥ずかしい…(お恥ずかしい)
そうそう、その久世殿の……ありゃ、ちがうのでございますか。どことなーく着ているものの雰囲気が似ていたものでてっきりと思ったのでございますが
なるほど、寺院やらを作らないのもあるとは知らなかったのでございます。信仰の形もいろいろなのでございますなぁ……
ま、それであれば私の信仰対象は、いまやまさしくこの木であると言っても過言ではないのでございますがな!(そういって木を自慢げにバシンと叩き)
……あぁ、であればなおさら早くマークを消してやらないと……しかしどう消したものか……(腕を組み、悩み始め) --
グリム
2017-10-12 (木) 23:34:52
でも筆を握って沸き立つ何かがあるのなら、もしかして絵を描く気力が備わってるやもしれませんよ 一つ何か描いてみたらどうでしょう
恐らく久世くんとはおなじ大陸故、服装などの文化が混ざっているかもしれませんねぇ
私達が崇めているものはとても大きくすぎて、人間が作った建物には入らきらないからって理由でもあります(こーんなと両腕を広げ)
まあ託宣などは専用の場所を作るのですけどね…おやこの木はそれほど大切なものなのですか うーん水などで流せないものなのですかね --
チサ
2017-10-12 (木) 23:42:12
おぉ! 文化的な話になって来たのでございますな! しかしこーんなでございますか、こーんな……
……自然信仰? 自然信仰なのでございまして? それならうちの故郷でも、似たようなものがあったので分かるのでございます!
あ、あれ……でもうちの場合託宣のようなものは無かったのでございますな…(これもまた違ったか…と思いつつ、どこからか水の入ったバケツと、布を持ってきて)
まぁ、この街に来てからずっと木の上にある家で暮らしているのでございますから、こうなんというか……愛着がわくほど大切ではあるのでございますな
最近は話しかけたら返事をするように葉を揺らしてるようにすら思えて……って、これじゃ変な人でございますな(と笑いつつ、水でぬらし懸命にこすりこすり) --
グリム
2017-10-12 (木) 23:54:24
ですです 私達が崇めているものは『名もなき全て』と呼んでおりまして、空であり大地であり森であるので自然信仰ですね
似たような所や違う所も、別の国ならではの祀り方で面白いです 今度聞かせてくださいな
ああ判ります…身近にあるものは愛着が湧きますよね え! それは凄い 植物と思いが通じあえる人は私の国でも極わずかですよ
身近だから尚更通じ合えているのでしょうか…あ、私も手伝います 水を出せる術なら出来ます ちょっと加減の仕方が下手ですが… --
チサ
2017-10-13 (金) 00:12:23
ほー、チセ殿の国では自然をそのように呼ぶのでございますか
うちも色々と派閥はございましたが……確かに、これは今度ゆっくりお話をしたいものでございますなぁ(とゴシゴシしながら)
あっはっは! いやいや、心を通わせてるなんてたいそうなものではございませんよ。ただこう……風に揺れた葉を見て、これはもしかしたら返事をしているのかも?
というふうに、自分の都合よく解釈してみているだけでございますな……まぁ、信仰と言うのはそこから生まれるものなのでございましょうが……
そしてその信仰対象にこうして今ペンキを塗る罪作りな人間が一人……水を出す術? それはまたすごいのでございます
それならぜひぜひ、あのマークに向かって一発バシッとやってほしいのでございまして!(と、一度マークから離れると、どうぞどうぞといわんばかりに) --
グリム
2017-10-13 (金) 00:16:59
揺れる葉にそれを感じ取るのが重要なのです 私はついぞ出来ませんでしたが
達人は目当ての植物を探すために他の木々に話しかけて見つけたりするといいます…薬草など取り放題ですね
まあそれだけ家族の一員となりたかったと思えば…は、はいでは…ちょっと失敗したりするかもしれませんがその時はその時!(親指立てながら)
(言いながら両手を合わせて、何種類かの印を切り)むむ…えいっ!(気合の声を上げれば目の前に出現する人間の頭部大の水)
とやーっ!
(その水が凄まじい勢いに乗り、ペンキを塗られた部分にバシィ!と激しい音を立てて直撃した) --
チサ
2017-10-13 (金) 00:25:12
私は薬草より食べられる山菜がいいのでございますなぁ……おぉ、なにやら本格的な構え……!
(印がきられた後に、目の前に現れる水の塊を見ると、おぉ……と感嘆の声を漏らす、それを次にどうなるかと見守っていれば)
木がー!
(わかっていた、ある程度前の言葉から予想できていたが、バシィ! と勢いよく水がぶつかると、木は巨木ながらまるで痛みを抗議するかのように大げさに揺れる)
あっあぁ……すごい威力なのでございます……見事にペンキが落ちましたよチセ殿、木ごと!(そう言って慌てて木に近づいた少女がマークのあった場所を示すと。マークがあった部分は見事にへこみ、マークそのものは跡形も無く消えていた……) --
グリム
2017-10-13 (金) 00:33:32
(あ、やっちゃったみたいな顔して)ああごめんなさいごめんなさい! 大きな木だから多くした方がいいと思って
落ち…ましたね うん ああ誰ですか馬鹿だなーって言ったのは! なんかそんな言葉が聞こえたような気がします
うう…本当にごめんなさい 修復を…えーと、当て木? 添え木? すればいいんでしたっけ(削られた場所を撫でて) --
チサ
2017-10-13 (金) 00:40:17
いやぁ、でも大きな木を見ると丈夫に思えてしまうのは仕方が無いのでございますな……!
えぐれたものの、木自体が折れたりしているわけではないので当て木も添え木あまり意味がないでございましょう……というかこれを木の捻挫や骨折と見ていいものか
……うん、まぁ大丈夫でございましょう。木ですから……へこんだぐらいじゃうちの巨木は死んだりせんのでございますな! なぁにそのうち治るのでございます!
わっはっははあぁいたっいっいたぁい……!(苦し紛れに笑っていれば、木の枝から少女の頭へと松ぼっくりのようなものが三つ、立て続けに直撃する) --
グリム
2017-10-13 (金) 00:49:56
ううんでもこのままだと腐食してしまいそうですから、腐朽防止などをしておきましょう
(削れた部分を撫でたりぺちぺちしたりと具合を見て)これで私の方がこの木を病気にさせてしまっては元も子もありません!
や、やっぱり意思疎通が出来ているのでは! ああごめんなさいごめんなさい必ず治しますから必ず!
(怯えながら後から腐朽防止のアレコレを調べ、削れた部分を麻製の布など貼り付け何とか治療を施していったという) --
チサ
2017-10-13 (金) 01:08:46
(後日、チセの治療により木の傷は順調に修復したものの)
(代わりにグリムの頭に出来たたんこぶはしばらく引かなかったのは内緒だ) --
グリム
2017-10-13 (金) 01:23:55
…(町外れにこんな珍しい家が建っていたなんて、そんなもの珍しそうな顔でろっじを見上げている) --
ハロリータ
2017-10-09 (月) 20:33:40
ふふーん、うちの巨木は……一途なおとこなんやでぇ〜♪(そんなロッジを見上げていると、近くにあった地上とロッジを繋ぐ梯子が揺れ始め。歌を歌いながら少女が降りてくる)
……おや、お客様でございますか? いらっしゃ……!? ……お客様、失礼ですがもしかして……外国からいらっしゃった方でございましょうか?
(梯子を降りる途中、ハロリータを見つけると。少し驚きながらも、言葉を続ける) --
グリム
2017-10-09 (月) 20:41:02
(面白い歌詞の歌だ、聞き覚えのない曲調ときしむ梯子が何か異国の文化を漂わせる)
おきゃ…く?(ここはお店だったのか、あるいはアポ無しで来た来客に驚いているのかと考えて)…めずらし、いおうち…みえ、たの
(それで気になってきたのでお客かどうかは分からないと話す、外国の人かといわれれば頷いて)うん、わたし、はハロリータ… --
ハロリータ
2017-10-09 (月) 20:58:12
めずらしい……皆さんここを通ると見上げてよくそう言うのでございますなぁー、木の上に家があるのって
そんなに珍しいのでございましょうか……おぉ、やはり外国の方でございましたか。いやぁ変わった服装をしていたのでもしやと思ったのでございます
私はグリム、観察屋をしているのでございますな。お仕事としてのお客様で無くとも、ロッジに上がるのはいつでもバッチコイがウリなのでございます!(と、胸を張る) --
グリム
2017-10-09 (月) 21:11:53
木の上、きもち、いい?(多くの人が足を止めるのはきっと、気の上の見晴らしが気になるからじゃないか、といいたそうに)
わ、かる…みんな、いうか、ら…(こんな格好をしているのは世界でも私一人だけだと、少しうつろな瞳で言って)
かんさ、つや?…どんな、こと…?(グリムの家も職業も気になるのでしりたい、といいたげに顔を近づける) --
ハロリータ
2017-10-09 (月) 21:38:34
木の上は気持ちがいいのでございますよー、風がよく吹いてきて。夏なんかは葉が影になるので
意外と涼しいのでございますな……湿気が多い日はまぁ……あれなのでございますが
その格好だと仕方の無い事だと私も思うのでございます……おや、私は家を聞かれて、えーっと…お嬢さんは服装を聞かれる
よく聞かれるもの同士でございますなぁ……そんな私聞かれるもののお仕事観察屋でございますが、日々依頼された対象を観察し
記録をつけるお仕事なのでございますよ! 依頼があれば、お嬢さんの日常生活もばっちり観察し、記録してしまうのでございますな!(と言って、両手の指で四角い枠を作り、ハロリータに狙いを定めて) --
グリム
2017-10-09 (月) 21:43:44
グリム、わたし…めずらし、同士?(それだけお互いの事を聞きたがるのは、珍しい格好やことをしているから気になって仕方ないのだろうと話して)
わた、しのかんさ、つ…日記?…どんな、ふうに(絵日記を書いたことはあるが観察日記ともなると想像がつかない、
それにはどんな目的や意味があるのか気になると指のフレームの奥のグリムに聞いて) --
ハロリータ
2017-10-09 (月) 22:06:49
どんなふうに……うーん、たとえば今なら…お嬢さんは今日町外れまで散歩をしていて、木の上に建つ家を見つけました
しばらく見上げていましたが……お嬢さんは高いところが好きなのでしょうか? と、日記に書いていくのでございますな。後はどんなものを食べたとか…誰と会ったとか
世の中、そうやって何かや誰かの事を知りたくて仕方がない、という人は結構居るのでございます……そうでございますね、お嬢さんが街中で猫を見つけたとき
あの猫はどこに行って、どこで暮らしているんだろうと言う興味が、興味から一歩先を踏み出した時が……観察屋の出番なのでございます……あー、わ、分かるでございます?(フレーム越しに聞かれると、いまいち理解が得られるか自信がなくなり) --
グリム
2017-10-09 (月) 22:12:42
わか、る…(むしろそんな楽しそうなことをしているなんて思わなかった、とけだるそうな表情を変えずに興奮している様子で)
グリム、わたし…観察…(して欲しいといいつつ、やはり今一番気になるのはロッジのほうらしい、時々視線が泳ぐ) --
ハロリータ
2017-10-09 (月) 22:42:53
おぉ、わかってくれましたか、いやぁよかった……
じ、自分から自分を観察してほしいと言う人は初めてなのでございますな……でも依頼ならいつでもできるのでございます
(そう言うのは、ハロリータの視線が気になるほうへと泳ぐのを敏感に察知したからで)
よければ今は、こっちを優先してみるのもいいのでございまして?(と、軽い笑顔で梯子を指差すのだ) --
グリム
2017-10-09 (月) 22:59:17
そう、する…(梯子を見るとくらーっと立ちくらみがする、ふーっと大きく息を吐いて少し気合を入れる
ちょっとした運動もハロリータには重労働なくらいに体が弱いのだ)グリ、ムい、っく…の
(よろよろぷるぷると、梯子を上りだす 下から見上げればほとんど全裸に見えるアングルである) --
ハロリータ
2017-10-09 (月) 23:12:00
うんうん、予想してはいたけど丸見えにございますなぁ……(万が一のために下で待機しているために、まさに丸見えであるが……少女もまた女なので大丈夫、大丈夫)
あ、あの……大丈夫でございますか? なんだったらおんぶしながら私が登ってもいいのでございますが
……お、落ちないでございましよー!? あ、そ、そこ…そこを掴むと楽なのでございます!(それよりも、そのよろよろとした動きに非常にはらはらしながら、一生懸命見守りアドバイスする) --
グリム
2017-10-09 (月) 23:21:29
さきに…(言って欲しかったといわんばかりに見つめるハロリータ、でも上るコツはつかめたようで
グリムのアドバイスで徐々に安定した上り方に変わる、何とか上についてふーっと息を吐いて)
は、しご…つか、れる…(手の感覚がほとんどない、しばらく床を見ていたがふと視線を上げるとそこには清清しい緑の大地が広がっていた) --
ハロリータ
2017-10-09 (月) 23:28:23
うへへへ……すいませんでございます……(ハロリータが上りきったのを確認すると、自分もひょいひょいっと、後から続いて)
いやー、お疲れ様でございます……だけどほら、登った後に見る景色と言うのも良いものでございましょう?
私も最初、ここからの景色を見てこの家を建てようって決めたのでございます……
(ロッジの端に座り、広がる大地を一緒に見ると。夏の暑い日ざしは巨木の葉に包まれるようにさえぎられ)
(遠くから吹いてくる風が、冷たくハロリータの頬を撫で、通り過ぎていく) --
グリム
2017-10-09 (月) 23:34:09
家建てるの…すご、い…(この景色の見晴らしのよさもだが、それにあった木のぬくもりの家がそこにぴったりだと話して)
きもち、いい…におい(四つんばいで景色と風の香りにしばし心と体を休めて) --
ハロリータ
2017-10-09 (月) 23:52:48
ぬふふ、自慢の家なのでございまして! ……不法建築でございますがあっ、こ、これは内緒で……
気持ちいいでございますよなぁ……風の匂いが分かるのでございますか? そういえば……お嬢さんは随分その、お若いように見えるのでございますが
ここへはお一人で来たのでございましょうか…お父さんかお母さんは……?(ロッジを支える土台の端で座ったまま、足を揺らしながらソレとなしに聞く) --
グリム
2017-10-09 (月) 23:56:10
い、ほ?う…(よく分かっていない顔、見た目どおりの幼さと理解力のようだ)
わから、ない…でも、すーって…(故郷の高地と比べると緑の匂いが多いのだろう、両親の事を聞かれると首を振って)
ずっと、とおく、にいる…(従者はたくさんいるけど両親は近くに居ないと説明して) --
ハロリータ
2017-10-10 (火) 19:14:18
すーっでございますか……すー……薬の臭いでもするのかな…?
(空気の綺麗なところでしか暮らした事がないせいか、そのままの意味に受け取り自分も匂いを感じようと大きく息を吸っては……疑問符を浮かべ首をひねる)
とおくに……それはそれは、お寂しいでございましょうに。しかし従者さんとやらがたくさん居るという事は
お嬢さんは裕福なところに住んでいるのでございましょう……いいでございますなぁ、朝の着替を従者さんにしてもらったりとか…は、ちょっと恥ずかしいのでございますな(と、豊かな生活像を思い浮かべ) --
グリム
2017-10-10 (火) 19:53:08
ど、だろ…わたしは…(グリムが思い描いているとおりの生活をしている自分は不自由なく過ごしているだろうか
世話をしてもらっていても不満というのは溜まるものらしく、時々一人が恋しくなると話す)
グリム…のほう、が(ハロリータから見れば好きなところで好きな生き方が出来るグリムのほうが素敵に見えると言葉にして) --
ハロリータ
2017-10-11 (水) 20:30:18
えぇー、そうでございますか?(ハロリータの言葉を聞くと、そんなものなのかなぁ……といった疑問の混じった声を出し)
隣の芝は青く見える…と言う奴なのでございましょうかなぁ……でもでも、自由に生きるのも大変なのでございます
食べるものに困る時もあるし、あと私なんかはよく仕事で殴られたりするのでございますな
頭に拳骨をゴーン! って、アレは本当に頭に響いて痛いのでございます! うん!
(腕を組み、考え込むように思い出しながら一人うんうんとうなずく) --
グリム
2017-10-11 (水) 20:36:26
いたいのは…嫌…(グリムもわたしも思うようには行かないのは一緒だ、と頷いて同意して)
ん、今度は…観察…(景色を堪能して少し体を休められたので公務に戻る、次は観察してもらおうかなという感じのことを伝えて)
また…ね(恐る恐る梯子を降りながら別れを告げるハロリータ、下につくと何回か手を振って街の方へ) --
ハロリータ
2017-10-11 (水) 21:14:10
まぁ……痛いのが好きな人は早々居ないでございますよな、たまに居る事は居るのでございますが……
ふふふ、観察屋は24時間営業なのでございます。ご依頼いただければばっちり見てあげるのでございますな! あっあっ……
(おそるおそると降りる姿を見て、あわあわと心配そうに見守り。おりきるとほっと安心する)
はいはーい、またねでございます! 気をつけて帰るのですよー! ほんとに!(あの姿である、意外と教われなさそうではあるとは思うが)
(いちおう注意しつつ見送っていた) --
グリム
2017-10-11 (水) 21:18:04
さわやか指詰め組 --
2017-10-07 (土) 22:15:13
さんさんさん --
2017-10-07 (土) 22:14:39
胃潰瘍のー光ー --
2017-10-07 (土) 22:15:40
ここは私有地です。 許可なく住居を建築するのは許可されていません。 ここは私有地です。 許可なく住居を建築するのは許可されていません。
(ツナギ着た天パが拡声器で無茶かましつつなんか後ろにずらっとロボがたくさんいてライフル下に向けてる) --
アンゼルム
2017-10-08 (日) 21:47:32
ギャアー!
ついに行政の魔の手が私の不法建築城を見つけたのでございます! やべぇのでございます!
(拡声器の音に飛び跳ねると、窓の外を見て並ぶロボを見て雲を見て空を見て絶望の色を浮かべる)
ど、どうか! どうかお目こぼしをしてほしいのでございます……へへへ、袖の下でございますか? 袖の下にこの黄金色のお菓子を通す事で許してほしいのでございますが……
(慌ててロッジから飛び出ると、ツナギを着た天パに手もみで擦り寄るのだ) --
グリム
2017-10-08 (日) 21:57:36
すいません、収賄贈賄も罪になるので今なら何も聞かなかったしみなかったことにできます。
では強制退去、及び建造物の破砕を――
(スコープドッグの群れがライフルをロッジに向ける。 きっとこのあたりでや、やめとか言うのだろうと期待しつつ)
(炸裂音とともにライフルから飛び出す紙吹雪、金色銀色色とりどりのメッキ紙、同時に別のロボがドッキリとか書かれた紙もって走ってきた) --
アンゼルム
2017-10-08 (日) 22:07:32
ひぐうぅ……頭の固いお役人! 聞いてほしい! むしろどんどん聞いてほしかったのでございます!
あっ! あっ! やめっやめて! 建てるのにすごいたいへんだったの、やべでぐだざいぃ!
(まるで村を焼かれる村人のように、鼻水と涙を垂れ流しながら天パの腕にすがりつく。ライフルが向けられると───)
……へ、……へ?
(その瞬間、飛び出すのは火薬でも熱を持った光でもなく、紙ふぶきと憎たらしいほど間抜けに見える走りでやってくるドッキリロボではないか……少女は天パと、ロボと、ロッジを交互に見て放心する) --
グリム
2017-10-08 (日) 22:14:24
はいお水。 飲んだら深呼吸ね? ちなみに今の俺はとても邪悪なので録画しています。
ただこれをお茶の間に流して賞金ゲットだぜすると本当に強制退去くらいそうだからやめるね……
(天使のような笑顔でそんな無茶苦茶を言い放つのであった) --
アンゼルム
2017-10-08 (日) 22:22:57
ろ、録画……あっああぁぁ……あぁッ〜! がるるる! キシャアー!(賞金、録画、お茶の間とくればおおかたそういう見世物で応募するためのそれだったのだろう)
(すべてを理解した瞬間、その天使のような笑顔に牙をむき。気づいた時にはお水を差し出すその腕に顔を真っ赤にしながら噛み付いていたのであった) --
グリム
2017-10-08 (日) 22:26:24
俺が自分の楽しみのためにやったのだから全部受ける義務があるよね……大丈夫だ罪悪感はない! 絶好調だ!
(耐える、耐える、ツナギは未来素材で尋常ではない耐久性を誇るがそれでもやっぱり痛い! 薄く涙を浮かべて水もだばだばして耐える耐えた) --
アンゼルム
2017-10-08 (日) 22:31:58
ニンゲン カエレ・・・ニンゲン・・・(噛み付きながらまるで森の主のようにつぶやくが、やがて我にかえり)
はっ!? わ、私はなにを……っていうかあなた、役人でもないなら誰なのでございますか! こんな、こんなこ憎たらしいロボットをたくさん連れてきて……
所属と名前を言えなのでございます! あと録画データは渡して!(激おこぷんぷん丸) --
グリム
2017-10-08 (日) 22:36:08
運送屋Unforgivenのアンゼルムだよ、よろしくね! 動機は建築中のえーとジンジャ?オテラ?観察してたら君がいてなんか色々いけそうだからやった。
後悔も反省もしてないけどはいじゃあこれ再生装置つきで渡すね
このボタンをおすと
ギャアー!
って空中に投影される超すげぇやつなので堪能してほしい。
(じつはロボごとに映像記録残してあるがそれは別のお話) あ、ごちそうさまでした久々に童心に帰れました(天使スマイル継続中) --
アンゼルム
2017-10-08 (日) 22:50:21
ぶわぁ〜!!! (空中に投影されるとはっきりと映るそれに、恥ずかしさのあまり再び顔を赤くしわなわなと震える)
はー! こんなもの! こんなもの!(再生装置を引っつかんでは激しく衝撃を与え)ごちそうさまじゃない! こっちは、こ、こっちは童心どころじゃ
ま、マジでこわかった……うっ、うぅ……うえ、うええぇぇ……(羞恥と怒りと恐怖のトライアングルアタックを受け決壊し、ついに本気(ガチ)泣きしだす少女) --
グリム
2017-10-08 (日) 22:55:35
(吸う空気すら有料な異世界未来人にとって自分が撃たれてもいないのに怖いというのはそれだけで衝撃であった。 いかんやりすぎたのか)
あっ やば ごめん、ごめんよ、いや悪気しかなかった気がするけどごめんよ --
アンゼルム
2017-10-08 (日) 23:01:57
どこまでも悪気を感じない事を主張してくるのがおそろしい!
(泣き顔のまま突っ込みつつも、なんとか袖であふれ出る水分をふき取り)
うぅ……っていうかなんでそんなに善悪の感情が無いみたいな反応なのでございますか……今までなに食べて生きてきたら
そんな人の心が無い物質になれるのでございまして(袖でぬぐいつづけながら) --
グリム
2017-10-08 (日) 23:04:50
異文化コミュニケイションが今まさにディスコミュニケイションを起こしているんだ
俺は他を否定しないけど俺であることをやめられないが今回はディスコミュったのでごめんよ、これは次は無しだ
はいこれ(手のひらよりは大きいサイズ、ビニール詰め羊羹みたいなものを剥いて渡す。 もし齧ったとしたらぬぢゃあと密度の高い食感と異常な甘さを感じるだろう)
ちなみにそれ一個で4000キロカロリーくらいあって12歳くらいの頃は日1個食べれればいい方だったよ。 あとこれタオル。 --
アンゼルム
2017-10-08 (日) 23:15:40
バッドコミュニケイションで私の羞恥が見世物にされるところだった……(レイプ目)
よ、よくは分からないけどあまり人の心を考えられないところで育ったのは分かったのでございます……あ、どうも(向いて渡され齧る、ぬちゃあ……って食感とひどい甘さにうぐぅ…みたいな表情になる)
よ…よんせんかろりー! 最近太ってきて困ってたのに! 困ってたのに一口食べちゃった、ああぁ……こんなのを1日1個も……
なんか私運送屋さんがかわいそうに思えてきたのでございます……運送屋さん……かわいそう……(その瞳にはもはや怒りの色は無く、相手を同情するような目で見ながらタオルで口の周りをぬぐう) --
グリム
2017-10-08 (日) 23:22:15
もちろんそれ+別の食べ物でなく一日それ一個だけなので安心してほしい。 太るとかないない
だが今ぁ幸せだ! 深呼吸なんてしてもいいしこんなに声を出してもいい! さあ幸せを噛み締めに行くのだ!
(視線を背中で弾きながらロボの頭に仁王立ちして去っていった) --
アンゼルム
2017-10-08 (日) 23:32:48
私からみてそうでなくとも、運送屋さんにとっては幸せなのでございますな
……深呼吸してもいい、なんて…ほんとどこから来たのでございましょうか
……ディスコミュニケイション、私のほうもやってしまったのかもしれんのでございますなぁ(去っていくその姿を眺めながら) --
グリム
2017-10-08 (日) 23:35:35
此処が・・グリムちゃん家・・・(ロッジを見上げて呟く、どこかにいるのかなときょろきょろ) --
リリア
2017-10-07 (土) 18:46:55
……おや? 誰かと思えばえろ……リリアさんじゃございませんか!
こんな辺鄙なところに一人で来るなんて……もしかしてリリアさんも、キノコを採りに来たのでございまして?
(きょろきょろと探していると、巨木の陰からひょっこりと姿を現し、バスケットを片手に声をかける) --
グリム
2017-10-07 (土) 18:57:21
あっ・・グリム・・ちゃんっ(とてとてと歩み寄って)う、うぅん・・グリムちゃん・・・に・・会いに来た・・の・・・い、依頼・・とかじゃないんだけど・・・どうしてるかな?って・・
えと・・キノコ・・採ってたの?(どんなのが生えてるんだろうと覗き込むようにして) --
リリア
2017-10-07 (土) 19:04:30
私に会いに! いやぁー光栄でございますなぁ……こんなところにわざわざ会いにくるとは……(腕を組んで感銘を受けるポーズ)
ありゃ、違ったのでございますか。このあたりは木の根元に薬作りに良いきのこが生えるとかで、よく魔法の人や錬金の人が取りに来るのでございますな
かくいう私も、食べるのに丁度良いキノコをたまに採っているのでございます(と、覗き込むようにするとバスケットの中を見せる。中には今にも破裂しそうなほどパンパンに丸くなったキノコが詰まっており) --
グリム
2017-10-07 (土) 19:08:55
ふふ・・・(感銘を受けた様子にくすくすと笑った後)こ、この間・・別れ際に・・・何か言いたげ・・だったから・・・気になっちゃって・・・う、ウシガエルさんの・・・お預かりは・・終わった・・の?(ちょっとためらいがちに聞いてみて)
薬に・・・いいキノコ・・・ま、まるまると・・してるね・・・食べられ・・るんだ?・・・(キノコは毒とかよく聞くので若干心配そう) --
リリア
2017-10-07 (土) 19:16:48
あ、あぁ……いやぁあの時はなにかを言いたかったと言いますか……(あの時の事を思い出すと、何故か今まで見てきたものより過激なものでも思い出しているような感覚に襲われ)
(特になんだったのかは答えず、手慰みにキノコを取り出し指の上で転がし)キノコのことはここに来る人にたまに教えてもらうのでございますな……
ウシガエルさんも、先日引き取られて今頃はもう元の飼い主のところでございましょう
…おや、おやおや……? ウシガエルを気にするなんてもしかしてリリアさん……カエルの舌が忘れられなくなってしまったのでございまして?
(からかうように笑みを浮かべ、手に持っていたキノコをリリアに突き出して聞く) --
グリム
2017-10-07 (土) 19:25:09
・・・・?(なんだったか言わない様子にちょっと不思議そう‥微妙な空気が流れて)あ、あん・・まり・・・触れない方がよかった・・・かな(と意見を取り下げる)
へぇ・・・お、美味しい・・の?・・・ぁ・・(蛙の舌について言われればぼふっと顔を真っ赤にして慌てて手を振って否定する)そ、そういうん・・じゃ・・・なくて・・・ただ・・見かけなかった・・から・・・あ、あと・・蛙愛好会・・に・・・参加できなくて・・グリムちゃん・・・がっかりしたかなって・・・(思い出したくないという様に頭をぶんぶんとふって振り払ってる、髪が揺れる度にふわりと仄かに花の香りが舞っていて) --
リリア
2017-10-07 (土) 19:37:30
私ががっかり……そ、そんな優しい理由で聞いて来たのでございましたか……ご、ごめんなさい
(ブッダシット! 相手が蛙の事を尋ねてきた理由はかくも優しいものであった。そんな相手をからかってしまった自分の情けなさに、思わず謝罪の言葉がするりと出る)
しかしそうでございますなぁ……確かにあの時蛙愛好家に入ってもらえていれば、色々と楽しかったんじゃないかとは思うのでございますが
まぁ苦手なものは仕方ないでございますな……おや良い香り、リリアさん香水なんぞをつけておられるのでございますか?
(ふわりと、良い香りが漂ってくるとすんすんと鼻を鳴らし) --
グリム
2017-10-07 (土) 19:47:07
や・・優しいって・・・そ、そんな普通・・だよ?・・・もう・・お友達・・なんだし・・・(おろおろと首を振って)
い、いきなり・・・食べられそうに・・なったら・・・びっくり・・するし・・・・な、なんか・・変な・・感じ・・・だったし(思い出すのも恥ずかしそうに首を振り)
ぴっ!?・・・ぁ・・え、えっと・・・うん・・ハーブ屋さん・・で・・・売ってくれて・・・ど、どう・・・かな・・?(指摘されればちょっとドキドキしながら聞いてみる) --
リリア
2017-10-07 (土) 19:58:28
ハーブ屋さん……ハーブ屋さんってあのエリッサちゃんがやってるところでございましょうか、タバコとかも売っている
いやぁ、あそこって香水なんかも売っているのでございますな……うんうん、いいんじゃないのでございましょうか
こう…ほのかに香る感じが、リリアさんの雰囲気とマッチしていて……ぬふふ、しかし香水をつけるなんて…リリアさんもオシャレ盛りの女の子なのでございますなぁ? --
グリム
2017-10-07 (土) 20:07:13
そ、そう・・です(こくこく)タバコ・・は・・・しらない・・けど・・・グリムちゃん・・は・・・タバコとか・・吸う・・の(ちょっと意外そうに問うて)
・・・・・っ(褒められればうれしそうにはにかむ)・・か・・かな?・・・ぁ、ぁぅ・・・だ・・だって・・・綺麗なお洋服とか・・・いい匂いがするとか・・いいなって・・・(おしゃれに興味がある事は否定しなくて)ぐっ・・グリムちゃんも・・・どう?(つけてみない?と誘って) --
リリア
2017-10-07 (土) 20:15:45
私は吸わないのでございますがなー、同居人が吸うのでございますな……おかげでタバコの買出しを私がさせられているのでございます
そうでございますよね、やっぱり女の子というのはお洋服とか香水とか……気を使うものでございますよなぁ…よく見ればリリアさんの服も
魔女っぽくありながらも、フリフリが多くて可愛いのでございますし……え? わ、私もでございますか? いやぁ、私に香水なんて似合うかどうか……興味が無いといえば、嘘になるのでございますが。ち、ちなみにどうつけるのでございます?
(そう言って少し照れたようにしながらも、興味ありげにくいついてくる) --
グリム
2017-10-07 (土) 20:23:15
同居人・・・お、大人の人・・?・・・お父さん・・とか?(でも「同居人」という呼称は親族に対する物じゃないなと思う。ロッジの方を伺いつつなんとなく小声になって)
ぇ・・そ・・・そう・・・かな?(服の事を言われればやっぱりちょっと嬉しそうに体を見渡して)う、うんうん!・・・えっと・・ね?(と小瓶を取り出すと手首にそっと一吹き)ホントに・・これくらいで・・・良くて・・・ダメでも・・洗えば落ちるし・・・効果も・・1,2時間くらいだし(それだけでふわりと花束を思わせる香りが立って)場所・・は・・・好きなところで・・・いいから・・・私・・は・・・髪かな・・・
(と、此処まで説明してから伺う様に)・・・つけて・・みる?(どうかな?どうかな?と) --
リリア
2017-10-07 (土) 20:36:21
お父さんじゃないでございますよ? 相棒でございます、白くてふわふわしているのでございますな(小声になる様に、少し首をかしげ)
ほうほう、手首に……そんだけでいいのでございますか! 経済的でございますなぁ……おぉ、なにやらいい香りが一気に
(リリアがひと吹きした直後に、早速漂い始める香りに思わずあたりを見回し)まるで花が周囲に舞っているようなのでございますな……1,2時間……えっと、じゃあそのぐらいなら
え、えっと…とりあえず手首を出せばいいのでございましょうか。と、とりあえずリリアさん、一つ私にやってみてくださいまし!
(香水なんてものは、自分よりずっと大人の女性がつけるものと思っていた代物である。それが自分に使われるのかと思うと、鼓動を激しくし、緊張しながら手首を差し出し) --
グリム
2017-10-07 (土) 20:47:16
あ、そ、そうなんだ・・・・(友達のお父さんと考えるとちょっと気まずい感じになるのはなんでだろうとか考えつつ元に戻って)
手首・・は・・・試すのにちょうどいい・・から・・・洗いやすいし・・・(でもそれゆえに今回はそこがいいと思う・・肌との相性もあるとエリッサさんはいってたから)じゃ、じゃぁ・・するね?(と確認を取る様にいうとしゅっと一吹きしてみて) --
リリア
2017-10-07 (土) 21:02:01
ほうほう……おぉ、ちょっと冷たいでございますな……!(吹きかけられると、少しビクリとするが、そのまま少し待って)
……!(しばし黙っていると、突然駆け出しリリアから少し距離をとると、周囲を嗅ぐような動作をする)
おぉ……おぉ! すごいでございますな! すごいでございますな! これが香水でございますか!
(自分からも、先ほど嗅いだ香りがする事を確認すると、興奮したような様子で再びリリアのほうへと近づき)いやぁ! まさか私も香水をつける日が来るとは
世の女性はこれで殿方をメロメロにするのでございますな……は! リリアさんはもう誰かをメロメロにしたのでございますか!? --
グリム
2017-10-07 (土) 21:10:40
ふふ・・(走り回り、目に見えて喜んでいる様を見れば思わず笑みが漏れる・・・こんなにも喜んでくれるとついつい嬉しくなってしまう)
きに・・いった?・・・こ、今度・・・エリッサさん・・の・・・所で・・・買って・・みたら?・・・色々・・あった・・よ?(とお勧めしてみて)
・・・め・・メロメロ・・・そっ!・・そういう・・・つもり・・じゃ・・・わ、私・・まだ・・早いかなって・・(顔を赤くしつつわたわたしつつ否定して) --
リリア
2017-10-07 (土) 21:28:25
そうでございますな、私も今度またエリッサちゃんのところにいく時見てみようと思うのでございます
教えてくださったリリアさんには感謝でございますからに……ぬふー、そんな事言って。リリアさんにも気になる殿方の一人や二人居るのではございまして?
リリアさんは受けがよさそうな雰囲気でございますからなぁ、既にお声をかけられてたり……なんて(年頃の少女はこういうことに首を突っ込みたがりである、わたわたする相手をいたずらでもするかのような表情で見て) --
グリム
2017-10-07 (土) 21:35:16
そ、それがいい・・よ(わぁいと嬉しそうに両手を合わせる)
あっ・・・あぁう・・そ・・そんな・・そんな!・・そんなこ・・と・・・(お声かけ・・一緒に喫茶店に行ったりとかだけじゃなくてお宿で顔を合わせたりギルドで話し込んだりしてるのまでそういう風に感じてしまって・・・めっちゃ声が上ずる)
も、もっもー!ぐ、グリムちゃん・・だって・・・きっと・・もてもてで・・・お、男の・・人に・・囲まれちゃったりしちゃう・・んだから・・・なっちゃえ!(なんて軽く半泣きになりながらぽかぽか)
うぅ・・・と、とにかく・・顔を見れたから・・今日は・・帰る・・ね?(これ以上真っ赤になった顔を見られたくなくてそういうときゃーっと逃げる様にロッジを後にした) --
リリア
2017-10-07 (土) 22:04:43
ぬっふっふ! リリアさんが殿方に囲まれる姿が目に浮かぶのでございましてなぁ!(ぽかぽかされながら、正反対に笑い)
はいはい、それじゃあまたねでございます……いやぁ、しかし香水でございますか……仕事中は無理でも
休みの日に付けてみるのはいいものでございますな……惜しむらくは一人で楽しむぐらいしか使い道が無い事か…… --
グリム
2017-10-07 (土) 22:12:49
███! --
グリム
2017-10-05 (木) 23:00:28
酢漬けは、酢漬けはもう勘弁してください、うごごご… --
チーク
2017-10-07 (土) 02:31:31
酢漬けおいしいのでございますのになぁ?(クッチャクッチャ) --
グリム
2017-10-07 (土) 13:43:58
なに作ろう なに作ろう 右手は直で 左手はパーで --
グリム
2017-10-05 (木) 22:59:52
よう、なんか随分ー… …似合っちゃあいるが、なんだ、メイドに転職したのか? (ロングスカート、良いねえ…とかオヤジっぽく頷きつつ) --
イーリアス
2017-10-05 (木) 19:39:32
おや、おじさんじゃないでございますか。確かに随分久しぶりでございますなぁ……あの一件以来、おじさんを思うとなんか師匠を思い出して足が遠のくのでございますな
んあ、この服装でございますか? ふっふっふー、これは最近依頼されたお仕事に向けて、ちょっと練習をしているのでございますな!
お屋敷に勤めるメイドになるため絶賛訓練中なのでございます。今なら相手がおじさんだろうがご奉仕して見せるのでございます!(スカートを軽く持って楽しそうに回り) --
グリム
2017-10-05 (木) 19:49:03
おう、なんかすまんなあそりゃ だが、残念ながら、俺は友人には躊躇いもせず話しかける性質なんでな! 諦めてくれ
(そんな事を言いながら、くるくる回る少女を眺め、ふわっと広がるスカートは良いものだ、とか変な褒め方をして)
潜入捜査って奴か? まあ、危ない観察は程々にしろよ…って、ご奉仕? …年頃の娘がそう言うと、こう、色々湧き上がる物があるな… --
イーリアス
2017-10-05 (木) 20:15:41
いいのでございますよ、むしろ私が克服し、おじさんと師匠を比べるまでもないと自覚するべきなのでございます!(ふんっ、と鼻を鳴らし胸を張って)
大丈夫でございますよ、今回は屋敷の中に協力者が居るのでございます。至極安全でございます、むしろおじさんのその……
……今の視線のほうが少々危険を感じるのでございますな(本能で危機感を高め、両手で自身の体を隠し)
でも、実際おじさんって女の人にお世話されてそうな雰囲気あるでございますよね。やっぱり今まで女の人と暮らした事とかあるのでございまして?(そういうのが気になるお年頃) --
グリム
2017-10-05 (木) 20:19:49
グリムの中で折り合いがつくんなら、それが一番良いやな ま、どっちも良い男って事で
へえ、本格的だな… 敵の内通者がいる!!みたいなスリルとアクションたっぷりな潜入観察にならない事を祈るよ
(そして、身体を隠す様子を見ればおかしそうに笑って) 冗談だ冗談、出来ればもう数年欲しい所だな グリムがもう少し育って落ち着けば、良い女になるぜ
あー、お手伝いさんなら雇ってるけどな ラブニア婆さんって言う掃除上手な って、ああ、そう言うのじゃないって? (グリムの視線に頭を掻いて) 今は居ないが、昔は居たよ まあ、元カノって奴だな --
イーリアス
2017-10-05 (木) 20:56:46
本人の前で堂々と言ってしまうのはすごいのでございますな……あれ、私はてっきりおじさんは小さい子の方が好きなのだろうと。巷の噂を聞いて思っていたのでございますが…
むしろお手伝いさんを雇っていたほうが衝撃の事実かな……あ、やっぱり居たのでございますな! そして元カノとさらっと言ってしまうところが
なんだかちょっとかっこよく見えて悔しいのでございます。でもそうか、今はそういう人居ないのでございますかぁ…… --
グリム
2017-10-05 (木) 21:08:59
俺の好みの話だからな、隠す事も無い 元気な子は3割増しで可愛く見えるもんだしな、褒めてるんだぜ? …って、どんな巷の噂だよ!? ちょっと詳しく!!
一人で家を掃除するには、ちょいとばかし広すぎるもんでなあ 道場併設の家ってなると (自分の部屋位なら何とかなるが、と)
師範代になって今の道場に移り住むまでは、だからー…まあ、3、4年前… …4年居ないのか、恋人… (何か落ち込みつつ、)
格好よかないさ 結局別れて今に至る訳だしな… って、繰り返すなよ、悲しくなる… (遠い目) --
イーリアス
2017-10-05 (木) 21:18:10
えっ、えっ……この街に来たばかりのころに「イーリアスって奴が小さな子を酔わせて食べたんだぜガハハ!」って酔っ払いのおじさんが噂してたのでございます
それでてっきり、私はおじさんがイーリアスって人だと分かった時ロリコンなのかと……正直警戒してたのでございますな(違ったのか…という表情)
はー、結構前でございますなぁ。ん? んー?(どこか落ち込むイーリアスを見て、口の端をかすかにあげて)なんでございます? 恋人が居ない事が寂しいのでございますか?
いつも飄々としたおじさんにも、そういう寂しいとか言う感情があったのでございますなぁ。かわいいじゃございませんか、このこの(相手をからかうように近づくと、肘で軽く小突き) --
グリム
2017-10-05 (木) 21:22:10
その酔っ払いは、道場に伝わる奥義、酒場落とし(ドラッツァー)を喰らわせなくてはいけないようだ… 誤解だ! 実験中の不幸な事故だったんだ!! (頭を抱えた)
結構前だなあ…師範代になってからこっち、毎日忙しくてあっという間に過ぎちまったぜ、いかんなあ (ううむ、と顎の不精髭を撫ぜて眉を寄せ…) うん? そりゃあまあ、この年で相手が居ないってのも物寂しいもんさ
可愛いのかこれ!? んだよ、大人をからかって…そっちこそ (わし、と頭に手を置いてくしゃくしゃにしてお返ししつつ) そう言う相手が居て良いお年頃なんじゃあないのか? ん? --
イーリアス
2017-10-05 (木) 21:32:15
からかえる隙を見せた相手はからかうのが、私のやり方なのでございますな(自慢げ)師範代という役職が、二人の仲を引き裂いたのでございますなぁ……うんうん……うん、うぐ……な、なんでそこで自分の話になるのでございまして
私はー、ほら……山を出てからずっと忙しい身でございましたので。別にそういうのは……あんまり……(癖になっている両手の人差し指を合わせるどうさで、事実から意識をそむけるように)
……な、ない、いないでございますよ。片思い程度ならしたことはあるのでございますが。うぐっ、ぐううぅ……な、なんでございますか! 笑うなら笑えばよろしいのでございまして!!!
(自分のことをもらしていると、相手の反応が出ないうちからみるみる頬を赤くし。ごまかすようにメイド服のスカート部分をバシバシと叩く) --
グリム
2017-10-05 (木) 21:42:10
大人をからかうとは、良い趣味してるぜまったく ともかく、結果酔わしたのは事実だが、手は出してないからな!
役職と言うか、まあ、色々あってな… …って、そりゃあやり返す位するだろ ほれ、人に聞いたんだからちょっとお兄さんに話してみ?
(困ったような手遊びをする少女の様子を眺めつつ、) ほうほう、片思いは経験済みか、甘酸っぱいな (眼鏡の奥でちょっと目を細めて、)
(話すうちに恥ずかしさで語気荒くなった様子に思わず笑い出し) 笑いはするが、馬鹿にはしないさ 別に、経験が多いから偉い訳でも、凄い訳でもないしな
経験が多いって事はそれだけ失敗してるって事でもあるしな 良いじゃねえか、いつか出来た本当に好きな人と両想いならグリムの勝ちってね (わしわししてた手で少女の頭をポンと撫でて手を離し)
なぁに、グリムみたいに明るい性格なら、すぐに良い人見つかるさ 愛嬌があるからな、好まれる (太鼓判押してやる、と目を細めた) --
イーリアス
2017-10-05 (木) 22:30:17
ぐぬぬ……またそうやって大人ぶるのでございましてからに! 大人ではございますが!
そりゃあ、いつかは見つかる……かもしれないでございますが。正直今は、仕事の事で精一杯なのでございますな
それでも好きな人が出来たら、そういう忙しさというのは気にならなくなるのでございましょうか……って!(わしわしされて、少し乱れが髪のまま我を取り戻したような様子を見せ)
いくら経験の差があるとはいえ、おじさんに太鼓判を押されても信用なら無いのでございますな。愛嬌だって、私は私らしくしているだけにございますし
……そういうおじさんこそ、人に太鼓判を押している暇があるのなら。そろそろ歳を考えて新しい彼女さんでも作ればいいのでございますな
そうじゃなきゃそのうち、今度は私がおじさんに行き遅れの太鼓判を押してあげるでございますよ(腕を組み、そっぽを向くように背を向けて) --
グリム
2017-10-05 (木) 22:43:23
大人だよ、これでもちゃんとした…ちゃんと…? … …うん、ちゃんとした大人だ (思わず自問しかけ…頷いた)
まあ、仕事で精一杯ってのは俺も同じだからあんま偉そうなことは言えないな だが、すーぐアラサーになっちまうから気を付けろよ?
(からかうようにそんな事を言い、) 自分らしくでそれなら、それはグリムの長所だな …うぐ、作ろうって思ってないから良いんだ! 独身貴族たーのしー! (負け惜しみだ!)
行き遅れの太鼓判って、何その敗者に押す烙印!? そんな不名誉御免こうむる!! …と言っても、男は35でも普通になって来たけどな、結婚
(そんな事を言いつつ、そっぽ向いた背中に軽く笑って) その服、似合ってるぜグリム 潜入捜査頑張れよ (そう言ってその日は帰って行ったのでした) --
イーリアス
2017-10-05 (木) 22:54:38
普通になってきても遅いものは遅いのでございます。子供? が作れなくなるのでございまして!(聞きかじりの知識をとりあえず言う少女)
おじさんはほんと、すぐに褒めるでございますな。でも私知ってるのでございます、そーいう男は皆褒めてるのでございますからに(褒められてうれしくないわけではない、がなるたけ惑わされないように)
言われなくても頑張るのでございます、おじさんも道場経営頑張ればいいのでございます……はよ彼女作れでございます!(帰っていく背にどこまでも野次を飛ばしていた) --
グリム
2017-10-05 (木) 22:58:32
(ダッシュ梯子登りジャンピング土下座するヤヤヤ) --
ヤヤヤ
2017-10-04 (水) 23:13:06
ぶわあー!?
(ダッシュ梯子登りジャンピング土下座するさまを目の当たりにし、尻餅をつくグリム)
何事かと思えば勇者候補の……ヤヤヤ殿じゃございませんか。なにゆえそんなにポテンシャル高すぎな土下座でご入場を!? --
グリム
2017-10-04 (水) 23:19:20
この前はおっちゃんって呼んでごめんなさーい、女の人だったなんて最後まで気づかなくてそのぉ…… --
ヤヤヤ
2017-10-04 (水) 23:24:40
えぇ? あ、あぁ! そういえばしていたでございますなそんな呼び方(むしろ覚えていた事に意外さを見出し、内心驚いたような声を出しながら立ち上がり)
いやいや、名乗らなかった私も悪いのでございます。ここはお互い様という事で、顔を上げるのでございまして
(相手にゆする旨を伝えながら、近くまで来ると。そっと手を差し伸べる) --
グリム
2017-10-04 (水) 23:28:54
ふええありがとう……(疑う事無く差し伸べられた手に自分の手を伸ばすヤヤヤ) --
ヤヤヤ
2017-10-04 (水) 23:30:54
ふふふ、えぇ本当に。律儀な方でございますなぁ(手を伸ばし、握られる手はどこか獲物を捕らえるかのように、必要以上に力が込められており)
私てっきり、ヤヤヤ殿は前しか見ない猪武者だと思っていたのでございましてからに、さすが勇者候補といったところでございましょうか
街探索のほうも、順調に進んでいるのでございますかな? --
グリム
2017-10-04 (水) 23:38:33
そんな事ないよ!ちゃんと横も上も見るもん!町探検はね、あれから画家のテントを見つけたりー……みつけたり……あれ、あまり進んでないかも!?
それで、おねえちゃんに聞きたいことがあるんだけど!勇者って呼ばれるための経歴ってどんなのがあるのかなって!(もういいよーと手をプルプルさせつつ) --
ヤヤヤ
2017-10-04 (水) 23:43:46
そうでございますか、でもそれ多分物理的に見てるだけでございましょうな……(プルプルさせる手を離しながら、どこかこの相手には優しくしようと芽生える心)
アレだけ勢いあって進んでないんかーい! 勇者に呼ばれるためでございますか? うーん……まぁ一般的なものでは
どこかの山にする化け物を退治したりとか、どこかの洞窟に住む化け物を退治したりとか…化け物退治が主な功績でございましょうか
あ、そういえば……10年前に一人で山にトンネルを開通させて、山の近くにある村の人たちから勇者と呼ばれた人が居る……なんて話も聞いたでございます --
グリム
2017-10-04 (水) 23:51:16
?よくわかんない……(見るってそれ以外にあるのかなーって顔)
だってだって!新しいお宿に引っ越しする準備とかで忙しかったんだもーん、これから探検進めるからいいんだよーだ
うぅん、やっぱり強い魔物退治だよねぇ……私せいぜい虎くらいだもん、まだまだだよ(はふう)トンネル、そっちは魔物退治以上にむりかなぁ --
ヤヤヤ
2017-10-04 (水) 23:56:33
むしろ虎を倒せることにびっくりなのでございますな……私なんて鶏を倒す自信すらございませんのに
まぁ、変な話勇者と呼ばれたいなら、困っている人を探して親切にするのが近道でございましょうか。そういう意味では
多くの人に関わっていくのは正しい行いではあるのでございませんか? この街に困ってそうな人がいるかは……(自分が知ってる人たちを思い浮かべ)まぁ、別の問題でございますが(自然と顔を背ける) --
グリム
2017-10-05 (木) 00:00:19
大丈夫大丈夫、度胸さえあればたいていの事は何とかなるよ!おねえさんだってこんな高い所に住む度胸あると思うし
(顔を背けたのを見て何となく察する)あー、この街の人ってたくましいよねぇ、大体自分で何とかしちゃう気がするもん
あ、そうだ!そういえばまだ名前聞いて無かったよね、おねえさんのお名前は? --
ヤヤヤ
2017-10-05 (木) 00:09:19
いやぁ、私の場合度胸より憧れでここに住んでるというか……でございますよねぇ、ここの人たちほんと心身ともに強くて
そういう人たちより強くなって初めて勇者になれるんでございましょうな……んあ、私の名前でございますか。私の名前はグリムでございます
ふふふー、どこか遠い国の、沢山の物語を集めた人と同じ名前らしいのでございます。良いでございましょうー(自慢げにピースサイン) --
グリム
2017-10-05 (木) 00:17:10
グリム、グリム……グリちゃん?だと普通過ぎるよねぇ(ぶつぶつ)でも他に良いの思いつかないから、うん
よろしくねグリちゃん!へぇーどこかの有名な人と同じ名前っていいよねぇ、私なんて私以外に同じ名前の人なんていないと思うし
よしじゃあ聞きたいことは聞けたからこれで帰るよグリちゃん、またねー(ダッシュ梯子下りジャンピング着地で戻るのでした) --
ヤヤヤ
2017-10-05 (木) 00:21:55
まぁ居ないでございましょうな、ヤヤヤちゃんだけでも聞いたとき一瞬親の顔を見たくなったぐらいでございますからな
二人三人居たら世界を危惧するでございますからして。あ、はいはい、それじゃあまたでございます
頑張って困ってる人を見つけるのでございますよー!(ダッシュで帰っていく相手に手を振り)ポテンシャルマジすごいでございますなぁ(とつぶやいていた) --
グリム
2017-10-05 (木) 00:25:26
どすこーい! --
2017-10-03 (火) 00:55:02
どすこい! --
2017-10-03 (火) 00:54:57
…ふむ…?ここが観察屋…?どうにも店構えという趣でもありませぬが(などと木の上の家を見上げ、独りごちる小僧) --
久世
2017-10-03 (火) 22:39:12
きょーおのご飯はきょぼくごはーん、ふふふ、ふーん♪
(久世がそうして家を見上げていると、家の中からなにやら上機嫌な鼻歌が聞こえ。ソレと同時に一人の少女が、備え付けの家と地上を繋ぐロープを伝い降りてくる)
イェイ!
(地面への着地を見事に決めた瞬間、上機嫌すぎてその存在に気がつかなかったのか。ちょうど久世が立つ方へ、少女はピースを繰り出すのだ) --
グリム
2017-10-03 (火) 23:06:40
(軽やかに目の前に降りてくる存在。そして目の前にズバっと差し出されるVサイン。思わず他の誰かか何かへかと思い一度振り向く。何も居ない)
(もう一度振り向く。誰も居ない。ゆっくり首を戻して何かの挨拶かと思い)……いぇい(一応真似してピースをしてみた)
………拙僧、こう、何か見てはいけないものを見たような気がしてきましたが。…お邪魔でしたか?(テンションが高めなその様子に、ちょっとぽかんとして) --
久世
2017-10-03 (火) 23:19:54
…………ッ……っ…ッ!
(ピースサインを突き出したまま、少女は小さく震えつつ、目を丸くしみるみるうちに顔を上気させていく)
あぐっ……うっうぅ〜!(一度久世に背を向け、手で顔をごしごしとこすり)おほん! ごほんごほんっ!
おほんっ!
(と、わざとらしく咳払いをし、息を整える)
い、いえ……大丈夫でございます、だいじょうぶでございます! えっと……お客様でございますかな? ここは観察屋さんでございますが(まだ少し赤い顔で、相手をなんとか見て) --
グリム
2017-10-03 (火) 23:27:40
(紅潮する少女の顔。やっぱコレ見ちゃいけなかった系だって顔の小僧。一応目を背ける気遣いが僧にはあった)……こう、一人の時など歌いたくなったりもしますな(フォローになってないフォローもあった)
(ともあれ、咳払いに合わせ、んん゛っ、と無意味に喉を整え)…失礼。ええ、広場でチラシを見ましてな。伺ったのですが…貴方様が観察屋でいらっしゃいますか?(その赤みの残る表情を可愛らしげに思いつつも確認し)
観察屋とは余り耳にせぬ商売ですが…少々、拙僧以外にも誰かに見てもらいたいものがありましてな。何か、観察するものに制限などありますかな?(などと、問いかける小坊主) --
久世
2017-10-03 (火) 23:38:05
チラシ……おぉ、最近ようやくチラシ効果が出て来たでございますなぁ。感慨深いのでございまして(うんうんと、うなずき)
でございましょうな、正直隙間産業を狙ってのことでございますし……ほう、見てもらいたいものでございますか
特に観察対象に制限などはございませんよ? 観察期間さえ決めていただければいいのでございますが……な、なんかやばい依頼でございまして?(身構える少女) --
グリム
2017-10-03 (火) 23:41:57
でなければ、このような自然に溢れる住処など商売人が居るとは思えませんでしたなぁ(などと苦笑しながら言い)随分と野性的な趣がありますがこちらには長くお住みで?(などと家を見上げて)
……ええ、さる妖怪の髑髏、ただの骸骨であるも夜な夜な呻き誰も見ぬ間に家人を不幸に陥れる呪いを振りまくという…!(などと元々高い声を低くおどろおどろしく言ってたが)…というものではなく。
拙僧、ある建築事業を手がけておるのですが、最近、その進捗が思わしくなく…拙僧以外の視点で問題点や改善点などを教えて頂くたくですな。そう…その…こちらの言い方で言えば…こんさるてぃんぐ?を頼みたいのですよ。 --
久世
2017-10-03 (火) 23:52:55
この街には来たばかりでございますなー、流れてきて1ヶ月ぐらいで。死ぬ気でこの家を建てたのでございまして、えぇもうそれは、ほんとうに(目が死んでいく)
おっおぉ……随分恐ろしいものが! えっあ、ちがうのでございますか……(内心ちょっとワクワクしてたのは内緒だ)ほうほう、建築事業を
それまたなんというか大仰、いやご立派? でございますなぁ……わかる! 天候とか、材料費とか……建築にはいろいろあるでございますからなぁ……(うんうん、と親身になって聞いて)
……うん、うん? こ、こんさるちんぐにございますか……? そ、その……私観察専門でございまして。あまりアドバイスとかそういうのを出来る人間では…(申し訳なさそうに両手の人差し指を合わせて、うつむき)
……ちなみに、何を建てているのでございますか?(チラッと、相手を見て) --
グリム
2017-10-03 (火) 23:57:10
…自分で!?(ちょっと驚く)なにゆえこのように建てるには不向きな場所に…しかし、案外と器用なのでございますね…(自分が不器用なのもあり、少し尊敬の眼だ)
そのようなものでも宜しいのであれば、似たような事があればお願い致しましょうかな?噂では見つめ続けておらぬとこちらの首を折る超常存在なども居るようですし(などと冗談めいて言い)
難しい物ですよなぁ…観察屋様も随分ご苦労なされたようで…(というか苦労する要素しかないなアレと家を見て)ああ、いえ、言ってなんなのですがそこまでしゃちほこばったものでもなく、
例えば働く工員がどうにもサボっていたとか、そのような程度でも助かるのです。……拙僧、このように年若く、異国の地のものなれば…その、少々舐められたりもするのですよ(などと恥ずかしげに言い)
ああ、東国の寺院にございます(言えば、懐から余り上手くない絵の完成予想像を渡す。見たところ質素で古めかしい作りの、一般的な寺院のように見える) --
久世
2017-10-04 (水) 00:19:38
器用……というよりは、ひたすら生きるために根性で建てたのでございます。まぁ生きる為にこんなの作ってるのは
非常に不器用と言ったほうがいいのでございますが(それでもロマンは捨てられなかった、木の上の家というロマンを!)うっ……出来れば首を折らない程度でお願いしたいでございますな
しかしそういうことでございますか……まぁ工員がサボってるのを記録したり程度であれば観察屋の範囲でございますからして
その程度であれば断る理由はないでございますな……ほう、お寺を……(完成図を見ると、感心しながらそれに目を通し)うーむ、お若いのにこんなのをいきなり
それも異国の地で建てようとは、ずいぶんご立派でございますなぁ……しかし依頼を受けるとなると。観察の期間はどれぐらいになるのでございましょうかな
あとは何時から何時までを見ていてほしいかなどの、時間帯の指定もございます。流石に24時間観察は出来ないでございますからに --
グリム
2017-10-04 (水) 00:29:16
はは、不器用大変結構ではありませぬか、何事もなく世を渡っていくより、ぶつかりながらも生きていく方が修行になりまする。それで言えば、修行僧などは究極の不器用者ですな(などと笑い言い)
(いいよねいい…って顔で家を眺める。きっとあそこから見る景色は天上のものの如く、素晴らしい眺めであるのだろうと。でも地震の時はめっちゃ怖そうであると)
あとは…たまに資材が少し無くなっておったりもするのです。一応拙僧、敷地内に居を構えておりまするが、昼は冒険なりの所用でおらず、盗まれているかとは思うのですが(はぁ、とため息)
ふふ、これも修行にて、立派でもなんでもありませぬよ(そして期間について問われれば)そうですなぁ…そちらの都合と掛かる費用である程度はお任せしますが、五日間もあれば充分かと。
(そうして働く工員のリストや、敷地内の見取り図なども渡し)ただいま基礎工事中ですが、工員達は日中帯しか働いておりませぬので朝から夕方まで、と言った所ですかな。夜は拙僧がおりますれば。 --
久世
2017-10-04 (水) 00:44:33
ううむ、資材までなくなるとは許せんでございますな。五日…でございますか……
(諸々出された資料を見ると、口に指を当てしばし考える。建築に動く人数はそれなりのもので、それを五日で把握するほどの観察となるとそれなりの労力だ)
(労力の密度が上がれば上がるほど、やはり観察屋としては費用はかさんでいく。時間も朝から夕となれば。他の仕事とも折り合いをつけなければならない……)
……わかりました、五日間。日誌にして5ページ分でございますか……時間は朝から夕方まで
依頼料は銅貨20枚ぽっきり! でいかがでございますかな(そう言って指で輪を作り、人のいい笑顔を久世へと向ける) --
グリム
2017-10-04 (水) 00:54:20
(悩む少女の姿を見て、こちらも大丈夫だろうかと考える。なにぶん馴染みのない仕事だ、そこへ掛かる人的コストや、費用なども想像が付かない)
(普段の生活は切りに切り詰めて清貧を心がけており、建築費用についてはそれなりに余裕があるものの、目玉が飛び出るような額が出てきてもおかしくない)
(などと色々と考えていたが)………拙僧、世間に疎く相場は詳しくありませぬが…感じる所、安うございますな?(その笑顔を見て、ちょっと心配になる)
んーむ。もし無理をされているようであればお気になさらず。一応、これでも稼ぎはそこそこありまする。観察屋様も、美味い飯は食べたくありましょう?
(などと人の良い笑顔にブッダ的アルカイック・スマイルで対抗。後根拠は無いけど飯で釣れるタイプと見込んだぞ) --
久世
2017-10-04 (水) 01:08:22
なに、見れば依頼主様は私と同じぐらい、もしくは私より若いくらいに見えるでございましてな
同じ建築仲間としても、ここは一つ色をつけておこうと想ったのでございます。それに寺を建てようとする人が相手となれば
そんな人と仲良くしていればまた新しい仕事を依頼してもらえるかもしれない、と言う下世話な下心も込みでございます
それに私今、大きな仕事を終えたばかりで、懐はちょいと温いのでございます。ここはどーんと、初回サービスとでも思って男らしく依頼をしておけばいいのでございます!
(そういって、握りこぶしで自身の胸を叩く。飯で釣られるタイプではあるが、いまは懐に金貨が40枚も眠っているのだ。気は十分に大きくなっているぞ) --
グリム
2017-10-04 (水) 01:15:34
拙僧、恐らくは齢13の頃にて…たしかに観察屋様よりは年下かと。…ふむ、そこまで言われるのであれば年長者の教えを素直に受け取っておくのも
また年若の努めでありましょうや(などと諦めたように微笑んで言う。実際費用は幾らあっても足らず、助かることは確かなのだからと)
それではその額でお願い致します(財布からちゃり、と銅貨二十枚を取り出し)しかし仲間とあれば拙僧もささやかながら色を付けさせて頂きましょうか。
敷地内には畑がありましてな、量はそれほどでもありませぬが旬の野菜は大体植えております。観察の間の小腹にでも、持ち帰って頂くにせよご自由に食べられませい。
(などと言いながら銅貨を渡し、編笠をかぶり直して)そう言えば名乗るのを忘れておりましたが…拙僧は久世と申す僧でございます。では、お願い致しますぞ(片合掌をグリムに向け、小さな僧は去っていった) --
久世
2017-10-04 (水) 01:28:18
ふむ……久世殿でございますか。報酬のほうはしっかりと受け取ったのでございまして
(相手が去っていくのを見送りつつ、片手の中で銅貨を転がし)
さて……となれば早速準備でございますか。今回の仕事は工員の観察がメイン
はぁ……やっぱり手出しちゃうんだろうな……ま、せっかく畑まで開放してくれたんだし
本来の報酬分はお仕事しなきゃな(銅貨を懐にしまうと。仕事の準備に取り掛かっていた) --
グリム
2017-10-04 (水) 01:36:00
おおそうじ --
グリム
2017-10-13 (金) 01:24:14
やぁ、お隣さん、どうやら俺たちはお隣さんらしいけど…君いつ見ても凄いところにすんでるよね。
遠巻きに見ながら凄いな、ここに住んでるやつはどんなヤツなんだろうな、って挨拶に行く覚悟まで決めてきちゃったじゃないか --
チーク
2017-10-02 (月) 23:41:29
気づいたらお隣にキザったらしい男が生えていた私の心境やいかにと言うやつでございますな
いいでございましょうー、一人で無許可に木の上に立てた自慢のロッジでございます。行政撤去とかされたら三日三晩泣きゲロを続ける所存でございますな!(胸を張り)
それで、覚悟を決めて挨拶して出てきたのがただの小娘なのでございますが。三つ首の蛇にでも仮装したほうがいいでございますかね?(三つ首蛇のジェスチャー) --
グリム
2017-10-02 (月) 23:44:04
生えていたって雨後のたけのこみたいな言い方は辞めたまえぇ〜?
うん、良かった…こんな家を建てて住まうのはサバイバル大好きなおっさんだと相場が決まっていると思い込んでいたからね
案外普通の変人っぽい女の子が出てきて安心したよ、って言うか何だいそのジェスチャー…えぇっと、俺のMP吸い取ったりする? --
チーク
2017-10-02 (月) 23:47:10
男はみんなたけのこだって、昔師匠が言ってたのでございますな……(遠い目をして)
いかんでございますなー、偏見は。MPは吸い取りませんが誠意は吸い取りたいところでございます
挨拶しにきたんならあるはずでございましょう? 自己紹介前にご挨拶のお土産って奴が!(ジェスチャーを続けつつ、じわりじわりと近づいてくる) --
グリム
2017-10-02 (月) 23:52:44
狼なら聞いたことあるけど、たけのこぉ?初耳ー!どこ情報、師匠って誰情報よそれ!
(相手に合わせて背後に後ずさりつつ、あー…と苦々しい表情を見せ)
まっこと申し訳ない話なんだけどね、そういった誠意の類は現在わたくし持ち合わせておらずですね、具体的に言うと今度じゃ…ダメ? --
チーク
2017-10-02 (月) 23:55:52
師匠はでございますなー、男ってのはたまに生きるのがいやになってしばらく地中に埋まって
気が済んだら地面から這い上がってくるから男はたけのこなんだって言ってたでございます、師匠もよくやる!
ソースは師匠!
えぇー……お土産無いって、男として最低でございますな……仕方ないでございます。まぁ私だって挨拶には行かなかったでございますからな
ここはお互い様で、お土産は今度でいいのでございましてからに(お土産は貰う)えーっと、それで
挨拶に来たのだから自己紹介は必要でございますな。お名前はたけのこさんでいいのでございまして? --
グリム
2017-10-02 (月) 23:58:52
君の支障は人間を何だと思ってやがるんだ!?そんなのは師匠だけしかやらねぇぞ!
(ふと、真面目な顔で表情を張り付かせ、お土産はお互い様でまた今度…それはもしかして…なんていいつつ)
よし、お土産では…負けない…(キリッ)
…だーれがたけのこか、チークだよチーク、よろしくなお隣さん --
チーク
2017-10-03 (火) 00:00:56
そんな……世の男性は今まで埋まってるものかと……チークさんでございますか。私はグリム、ここで観察屋を営んでいるのでございますな
……チークさんのほうは、なんだか見慣れない服装でございますな? そんな服で動きづらくないのでございまして?
(改めて相手を見ると、随分と動きにくそうな格好をしている。じつと見つめ、周囲をうろちょろとするようにいろんな角度から眺めて) --
グリム
2017-10-03 (火) 00:06:07
もし俺が埋まってたら引っこ抜いたヤツを呪う叫びをあげるような存在になってるから、絶対にそんな事は無いと断言しよう
あー…これも、どうも、僕も観測と記録を行うお仕事をしております…ええ!?
見慣れないって普通にスーツだよね、どこから見ても…カッコイイだろ?
(両手を横に開いて、眺めてくる相手が見やすいようにと配慮しつつ、時々キメ顔で相手を見やり) --
チーク
2017-10-03 (火) 00:08:29
ほー……観測の記録を……あ?(時々決め顔をする相手を無視するように眺めながらも「観測」「仕事」と言うワードに強く反応し)
ほう……観測と記録がお仕事でございますか……(静かにそういって、相手のスーツの端をギュウッと握り)
そこらへん、詳しく教えてほしいものでございますなぁ……?
(そういって、相手の顔を見上げる少女の目は同業者(ライバル)を見る目であった) --
グリム
2017-10-03 (火) 00:13:44
(さらりとスルーされるも、さして気にした様子は見せず、いい加減相手が満足してくるであろうタイミングで手を下ろしかけて)
…そうでございますよぉ…あ、うん。つっても別にたいしたことじゃなくてね、俺は世界中で起こってる異変や異端、神秘や奇跡の類を調べてまわってるってだけで、特に気味と商売敵ってわけでもないんだよ
(むしろ、と前置きをしてからスーツの端を握るその手を握り返して)
グリムのほうこそ一体何を観察してるのか是非教えてもらいたいなって! --
チーク
2017-10-03 (火) 00:18:00
異変、異端……神秘?(庶民的、下世話、嫉妬、怨念いろいろな俗世のものを元に観察を続けている少女に、それらはまったくなじみの無いものであった)
ううむ、それなら……私とたけのこさんは畑違いでございますか……あ、たけのこだけに!私でございますか? 私の観察に何を、は無いのでございましてな
人から依頼されたものなら何でも観察するのでございます。今はとある男性から、近くに住む夫婦の営みの観察と、記録する依頼が昨日終わったところでございますよ
(手を握り返えされると、いつの間にか男の手からグリムの手が消え。変わりに夫婦の営み記録日誌と書かれたノートが握られている) --
グリム
2017-10-03 (火) 00:26:00
そう…まぁどちらかと言えば眉唾ものな話のほうが多いんだけどね、たまにあるんだよ、この世界には本物が…ってぇえぇ
人が依頼するものなら何でも、でソレは幾らなんでもプライベートに踏み込みすぎじゃありゃしない?大丈夫?訴えられたら負けるよグリム?
(手に握られていたノートを何の気無しに開いて中をぺらぺらっと簡略的に目を通しながら)
でもまぁ、仕事内容が被らないって言うのは安心したよ…うん、それじゃあ挨拶も済んだし、俺はコレで
…本当にお土産用意は一応しとくけど、期待しないでくれよ?(そう言ってパラ見し終えたノートを返すと、自らの背後に扉を音もなく出現させ、その中に入り込み、扉ごと消え去ってしまった) --
チーク
2017-10-03 (火) 00:34:54
ロマンティックな仕事なのでございますなぁ……うーん、ちょっと羨ましいかも(とポツリ)
もちろんプライベートなんて無いでございますな、殴られる事もよくあるでございまして(ノートを受け取りながらどう帰るのか見ていると)
……んっ!? んん!?(突然現れる扉、当たり前のようにそれに入り消えていくその姿を見て目を丸くする)
な、なにあれ! なにあれ! いいなぁ……あんないいものあったら観察も楽なのに……いいなぁ…すごいな、すご……すごいな!
(時間差でたいへん驚いていた) --
グリム
2017-10-03 (火) 00:41:10
グリムちゃん! グリムちゃん! グリムちゃんは・・・お魚料理できる? 得意? すごい?
(コバンザメを手にしたわんこが走ってやってくる!) --
レン
2017-10-02 (月) 22:20:08
魚でございますかー? まぁ一時期港町に居たのでそれなりには……(なんか知らない魚持ってるー! と、心の中で顔を覆う少女)
えっと……レンちゃん、それはどっから拾ってきたので……(おそるおそる、コバンザメを指差す) --
グリム
2017-10-02 (月) 22:23:05
やったー! さすがグリムちゃん、すごい!! えっと、これはね・・・朝起きたらそばにあったの!
たぶん、誰かが・・・差し入れしてくれたんじゃないかなあ・・・。 もしかしたらサンタさんかもしれない・・・。 --
レン
2017-10-02 (月) 22:33:57
そうでございますか、おきたらそばに……(軽々と不法侵入されている事実にはあえて触れず)
ま、差し入れうんぬんは置いといて……これはどう調理したもんでございましょうかなぁ…っていうか私
レンちゃんに会ってから餌付けばっかしてる気がするでございましてな。レンちゃんは私のこと都合のいいご飯製造機とか
そんな風に思っているのではないでございましょうか(とりあえずコバンザメをまな板の上に乗せ、疑心に満ちた目で犬っこを見る) --
グリム
2017-10-02 (月) 22:38:29
ボクは・・・お魚をフライドチキンにすると・・・とてもいいと思うんだ! から・・・からあげ・・・からあげ!!
んーとねー、グリムちゃんはね・・・ご飯くれて遊んでくれるひと! もっとこう、撫でたりしてくれると・・・ごすずんに近づく!!(わんこの目は本気だ!) --
レン
2017-10-02 (月) 22:51:21
お魚はチキンにはなれんのでございましてなー! でもフライでございますか……まぁ野外での調理でございますし
軽く油で揚げるぐらいならいけるかな……(と、巨木の裏から壺を持ってきて、なんかもう既にいろいろスタンバイしてた火にかけられた鍋に油を注いでいく)
そうでございますか、見事に今までしてきた事が版画のようにインプットされてるでございますな! うぐ・・・ごすずんでございますか
レンちゃんが行き場をなくさないよう撫でておくでございますかな(とりあえず撫でて)さて……しかしまー大きい魚でございまして
うろことるのにも大変……あ、結構はぎやすい(と、包丁でまず魚のうろこを飛ばしていく。腕を動かすたびに、魚から白く細かいうろこがぴんぴんと地面に飛び跳ねて) --
グリム
2017-10-02 (月) 22:56:01
ふらい! やっぱり、油は・・・おいしいんだね! (わあ、おっきなツボだ!と好奇心を働かせながら)
わふっ! わふ・・・っ! グリムちゃん撫でるの上手ね! (撫でられれば気持ちよさそうに目を細めるわんこ)
なんか飛んだ・・・なんだろう、うろこ? うろこって・・・何?(くんくん、と鼻を鳴らす) --
レン
2017-10-02 (月) 23:08:40
油と、甘いのはおいしいでございますなー……撫でるの上手でございますか。まぁたまに鳥を撫でてるからかなぁ
撫でにうるさい相棒がいると上手くなるのかも(と言いながら無心でうろこを取っていく)うろこは人間で言う爪? みたいなものでございますな。食べれんでございますよ
(そういってうろこをすべて取り、皮をはぎ)……ふふふ、レンちゃんレンちゃん(ふと作業の手を止め。いたずらっぽく笑いつつ手招きをする) --
グリム
2017-10-02 (月) 23:12:45
鳥!! そうか・・・グリムちゃんはすでに鳥のごすずんだったか・・・。 グリムちゃん人気者だ・・・!
なーに? なにかあったの? 中からフライドチキンが出てきた!?(名前を呼ばれ手招きされれば、何の疑念も抱かずに) --
レン
2017-10-02 (月) 23:14:36
人気者! いいでございますなぁ、でも私は鳥のごすずんでは無いのでございますな……あれとはそう、相棒でございます
(鳥のごすずん、と呼ばれれば。鳥とは相棒だと、そこだけは絶対に譲れない関係だと説明し)
ぬふふ……フライドチキンは出てきませんでしたが……すごいでございますよ。大きいから内蔵がたくさん出て来たでございます!
(そういって両手を持ち上げると、先ほど捌いたコバンザメから取り出したぬらぬらと輝く内臓を見せる) --
グリム
2017-10-02 (月) 23:19:09
ふんふん、相棒・・・・・・言葉は知ってるけどー、よくわかんないなー。 すごい友達?
これは・・・内蔵! すごいね・・・こんなにたくさん入ってるんだ・・・わりと初体験かもしれない・・・。(おおお、と感嘆の声) --
レン
2017-10-02 (月) 23:30:50
友達……とも違うでございますなぁ…うーん…しいて言うなら兄弟でございますな。兄弟!
ねー、私も魚でこんなに内臓が大きいのははじめてみた。いやぁ、でも使えないから捨てるね……(無情にも捨てるもの入れの鉢に投げて)
それはソレとして! そうしているうちに切った切り身に卵つけて!(卵つけて)粉をつけて!(いろんな粉)豪快にどーん!(どーん、と油へ投入する)
いやぁー、揚げ物って手間も材料も贅沢でございますが。この揚がっていく音はすばらしいものでございますな!
レンちゃんもしっかり見とくでございますよ、大好きなフライドチキンも、こうして日々他の生物の肉が揚げられることで作られているのでございます…… --
グリム
2017-10-02 (月) 23:35:31
兄弟! そういえば、ボクもずーーーーっと昔は兄弟がいたよ! すぐししょーにもらわれたから、あんまり一緒にいなかったけどね!
(そして豪快料理に目を奪われて)ひゅー! これは・・・油の・・・音!! そうか・・・フライドチキンもこうやって、うまれるんだ・・・。おいしくなーれ、おいしくなーれ! --
レン
2017-10-02 (月) 23:46:35
そんなに昔の話でございますか……レンちゃんは貰われっ子なのでございますなー……寂しくないのでございます?
ふふふ、それはソレとしておいしくなぁれ……! おいしくなぁれ……! でございますな
(そして数分、油の中で踊る魚の肉を引き上げると。油を少し切り、皿の上に乗せて)
さぁさぁ召し上がるでございます、コバンザメのから揚げにございましてな……熱いからふーふーするでございますよ! ふーふー!
(まるで子供の世話でもするかのように、犬っ子に指導する) --
グリム
2017-10-02 (月) 23:50:51
うーん、そういえば・・・もうずっと噛み合いっこはしてないね・・・。 でもししょーもいたし、そこまで寂しくはないかなー? ・・・夜はちょっぴり心細い時もあるけれど!
わー! こばんざめのからあげ・・・! いただきまーす!(ふーふー、はぐっ! はふ、はふっ・・・!) んー!おいしいー!(目を輝かせる!) --
レン
2017-10-03 (火) 00:01:17
噛み合いっこ……(ますます犬だなぁ、と眺めながら思い)そうでございますか、まぁここでも優しくしてもらってるようでございますし
きっと心細い夜もいつかはなくなるでございます……うんうん
たくさんお食べ……(夢中で食べるその姿に、目を細め自然と軽く頭を撫でる) --
グリム
2017-10-03 (火) 00:04:21
うん! ご飯くれるひとたくさんいてー・・・うれしい! 感謝していただきますしないとだね・・・!
わふっ!(頭を撫でられれば、撫でる手に頭をこすりつけるようにぐりぐりっと)
・・・そういえば、相棒の鳥さんってどんなひと? おおきい?(純粋な疑問をぶつけた) --
レン
2017-10-03 (火) 00:08:10
んん? 相棒でございますか? おおき……くはないでございますなぁ
こう……白くて、ふわふわしてて…ちょうどレンちゃんの手のひらにも乗れてしまうぐらいの大きさでございますな
後結構肉付きもいい……ごほん! なんなら今度紹介するでございますよ? --
グリム
2017-10-03 (火) 00:11:22
そっかあ。 もしかしたら、
おおきいとりのひと
かも?っておもった! だけど、違うみたいね! かんちがい!
でも、紹介してくれるならー・・・紹介して! 興味があります!! (ごちそうさまでした!と唐揚げを平らげながら) --
レン
2017-10-03 (火) 00:14:18
大きい鳥……人、あっあぁ〜……(そういえば最近、ここにもそれらしきものが来たことを思い出し)
レンちゃんもあの大きい鳥……? さんとお知り合いでございましたか。いやぁ、難しい事をたくさんしゃべる鳥さんでございますよねぇ
うんうん、おそまつさまでございまして。なら今度連れて遊びにいくでございます。今は仕事で留守にしているでございましてなぁ……私より忙しい身でございますよ、鳥は --
グリム
2017-10-03 (火) 00:21:41
うん、なんかねえ・・・言ってることがぜんぜんわからない! でも、もらった木の板はー・・・わりと調合にちょうどいい!
木の板の上に、にゅうばちを置いて調合するの! でも、言ってることはよくわからない・・・。 むずかしいね・・・。
わーい! 相棒の鳥さん待ってる! それじゃー、またね!グリムちゃんばいばーい! --
レン
2017-10-03 (火) 00:26:21
あの鳥の人って物くれるのでございますか……うらやまでございますなぁ
はいはい、じゃあ今度つれていくでございますよー!(と、相手の姿が見えなくなるまで手を振って見送り)
ふう……しかし見たことの無い魚の調理……師匠
アンコウのから揚げ調理体験談が役に立ったでございます!(むんっ、とガッツポーズをしていた) --
グリム
2017-10-03 (火) 00:29:13
おーいおーーいそこの……えっと、おっちゃーん!(下で小さいのが一生懸命手を振っている) --
ヤヤヤ
2017-10-02 (月) 21:47:10
むっ! だーれがおっちゃんでございますか誰がー!(声が聞こえれば、ロッジを支える土台から上体を覗かせ手を振る人物に拳を振り上げ声を張り)
なんか用でございますかー! この……えーっと…
ちびっこー!
(こちらもよく見えなかったのでてきとうに言い返す) --
グリム
2017-10-02 (月) 21:53:51
だってぇー名前わかんないんだもーん!えっとね、私はヤヤヤって言うんだけどー!
この辺にある観察屋さん?ってしらなーい?(身振り手振りで一生懸命伝えてるっぽい) --
ヤヤヤ
2017-10-02 (月) 21:55:23
変な名前でございますなー! えー? 観察屋ー? ……ええいもう!
(大声で会話する事にわずらわしさを覚え、急いで梯子を降りると。ヤヤヤと名乗る人物の前まで走ってきて)
……ッはぁ…はぁ……か、観察屋なら、じぶんでございますが…
なんでございますか……なにか……うっ、うえぇ・・・(息も切れ切れに、言葉を搾り出そうとするが、いきなり走ったため膝をつく) --
グリム
2017-10-02 (月) 21:59:14
ありがとうおっちゃーん!って、おお、降りてきたこんにちは!(手をぴっと上げて)
えっと、じゃああの木の上の家が観察屋さんなの?広場に張り紙が出てたからどんなかなーって見に来たんだーって、あれ?平気?背中さするよ? --
ヤヤヤ
2017-10-02 (月) 22:03:10
だ、大丈夫でございます! このぐらいー!(と、気合で立ち上がり)
おー、あの張り紙を見て来たんでございますか? 初めてでございますなぁ、あの経由で来た人。あ、はいこんにちは
ふふーん! それで、木の上の観察屋を見た感想はいかがでございますかな、この霊験あらたかな巨木に鎮座するロッジ。ちょっとした自慢でございますからして!(胸を張り鼻を鳴らす) --
グリム
2017-10-02 (月) 22:05:53
うんうん張り紙!えっとね、つい最近この街に来たから散歩しつつ覚えようと思って、それでこの紙がちょどいいかなって
んー……と、ここからじゃよく分かんない、もっと近くならよくわかるかも?(めっちゃ素直に感想を言う小さいの) --
ヤヤヤ
2017-10-02 (月) 22:12:11
なるほど、あそこはいろんな張り紙がしてるでございますからなー。まぁ店に見学だけではしごすると冷やかしに思われそうでございますが
うぐっ……た、たしかに少し遠かったでございますな…っていうか近くで見ても背ちっこいでございますなー
なんならちょっと、上に登ってみるでございますか?(と、ロッジと地上をつなぐ梯子を指差し) --
グリム
2017-10-02 (月) 22:18:57
だいじょうぶだいじょうぶ、お店の場所だけ確認するんだから必要ないなら中までは入らないもん
……(ぱぁぁあ)いいの!上に登っていいの!?やったー!登る登る!私高い所大好きなんだよね!ねーねー早く行こう行こう! --
ヤヤヤ
2017-10-02 (月) 22:27:52
上に登れる事でここまでテンションあがる人初めて見たでございます、きっと今までろくな娯楽も経験してこず…うぅ(思わず口に手を当て子の少女の送ってきた人生を思い描く)
はいはい、それじゃあ登るでございますからして…梯子の上り方は知ってるでございますか?
こう、ここをこうすると上るのが楽でございまして(と、二人して梯子の近くまで来れば。梯子の上り方を教えていく) --
グリム
2017-10-02 (月) 22:32:17
それくらい知ってるもん、冒険者してればつり橋とかは仕事か普通に上るよぉー
あ、でもここの梯子はちょっと違うね木でできてるし……(教わればあっという間に覚えて、高いところが怖くないのかひょいひょい登り)とうちゃーく!
うわたかーい!いいなー遠くまで見えて……おちゃんのロッジは凄いね、めっちゃくちゃ自慢していいと思うよぉ --
ヤヤヤ
2017-10-02 (月) 22:40:18
なんだ冒険者でございますか、くそう教えがいのない人ばっかり登る梯子でございますな!
(ヤヤヤの後に続き、自分も再びロッジの上へと登り)
そうでございましょう、巨木を見つけロッジを建てるのに苦労したのでございます。これぐらいの絶景は許されるのでございましてな
……しかしまぁヤヤヤちゃんはなんでまたこの街に来たでございますか? やっぱりお仕事探しでございますかね --
グリム
2017-10-02 (月) 22:45:22
うんうん、こんな高いとこに木を運ぶのも大変だよねぇ……(割とまじめに感心してる)
えーと、冒険者ならこの街に一度は行っておけ!って冒険者ガイドを見たから、かな?
ここで名声を高めていつかは勇者と呼ばれるようになるのが夢なんだ(ちらっ)いいんだよ今呼んでも! --
ヤヤヤ
2017-10-02 (月) 22:54:42
冒険者ガイド……そんなのもあるのか(思えば冒険者はギルドと組合が持つ事を思い出す、恐るべしボウケンシャ・ネットワーク)
そーいえば、昔はここも勇者や伝説なんて称号を持つ冒険者を中心に。冒険者業が盛んだったと聞いたでございますなぁ
……ほう、呼ぶのはやぶさかではございませんが。ヤヤヤちゃんが今までなしてきた偉業を聞いてみないと、勇者と呼ぶに値するか図りかねるでございますなぁ
(少し意地悪に相手を見て、腕を組み)それで、ヤヤヤちゃんは冒険者としての輝かしい経歴はいかほどなのでございまして? --
グリム
2017-10-02 (月) 22:59:40
……?(人差し指を顎にあてて空を仰ぎ見る)いぎょう、、いぎょう……経歴……
あっ!!!私用事思い出した!またねおっちゃーん!!(脱兎のごとく梯子を駆け下り逃げ出すヤヤヤ) --
ヤヤヤ
2017-10-02 (月) 23:16:55
……無いんでございますな、真っ白なペーペーなのでございますな……
あっ! 逃げた・・・せわしない子でございましたなぁ……っていうか、おっちゃん呼び訂正しそこなったでございます
ま、またどこかで会うでございましょうて(逃げ出していく背中を眺めてた) --
グリム
2017-10-02 (月) 23:24:15
(相変わらず高いところだ…と思いつつ、木の枝をひょいひょいと上っていく)……グリム。元気してる?(窓から顔をのぞかせた) --
アヴィス
2017-10-02 (月) 19:40:23
……んあ、おぉ・・・その声はー……アヴィスさん! でございますな。元気かと聞かれたらちょっと微妙でございますなぁ
(窓から顔を覗かせると、ロッジの中には人の姿は無い……しかし、その声を聞くと、窓のすぐしたから少女の上半身が窓枠の下から生えるように現れる)
(格好は少し乱れた寝巻きで、髪は少しぼさぼさだが。なにより包帯で巻かれ、しっかりと固定された右腕に目がいくかもしれない)
アヴィスさんは元気そうでございますな、最近愛の調子どうよー? でございますからして --
グリム
2017-10-02 (月) 19:55:29
微妙?…体調が悪いと、人間は辛い思いをする。……怪我してる。(見たのではない。匂いと音で感知して)
大丈夫…?(中に入り、気遣いをする姿は前に見た彼女よりもだいぶ人間らしい)…うん、私はいつも通り。愛も、少しずつだけど理解できた、かな?
まだまだ、実感としてはわかないけれど…。…ところで、その傷は…もしかして、落ちた? --
アヴィス
2017-10-02 (月) 19:59:46
そうでございますか、愛道はかくも遠いものでございますなぁ……(窓のふちに、左ひじを乗せ、頬杖を付いて)
ん、あぁ……傷でございますか? あ、ちょっと血なまぐさかったでございますかね? 申し訳ない
(普段眼帯をしている相手なら、臭いには敏感であろうと。出来るだけ包帯に巻かれた右腕を手近にあった布で覆い)
お、落ちたりしないでございます! そこまで間抜けではございませんからにして……とはいえ、仕事でミスをして負った怪我でございますからな
腕を狼にがぶり! といかれたでございますよ。まぁ、間抜けと言えば間抜けでございますな(と言って、小さく自責気味に笑う) --
グリム
2017-10-02 (月) 20:07:39
ううん(首を横にふるふる)血の匂いは、嫌いじゃない…というより、嫌いな匂いというのは、よくわからないから。でも、痛んでいるなら、…かわいそう。
仕事でミス…狼。グリムは、冒険をしてるんだね…。…最近、冒険で同じように怪我した人がいた。冒険は、大変危険…。
……無理はしないでほしいけど。……ええと、私に何かできることはあるかな…? --
アヴィス
2017-10-02 (月) 20:14:24
冒険……てほどでも無いでございますなぁ、でも同じように怪我をした人も居ると聞くとなんだか親近感がわいてしまうのでございまして
その人も元気になると良いでございますな……ん、何か、でございますか……(少し考えてから、ちょっと恥ずかしそうに)
あー……もしも、もしもでございますよ? 片手だとちょっと不便でサボってたのでございますが……髪をといていただくとうれしいのでございますが…… --
グリム
2017-10-02 (月) 20:25:03
うん、そっちの人は、骨も折れてなかったから…多分、よくなってる。人間は、自分の損傷を自然と直す力がある…生命も同じ…。
……髪を?いいよ、梳く。時々、リュキアのも梳いてるから…慣れてる。櫛、ある? --
アヴィス
2017-10-02 (月) 20:29:28
ある程度の怪我なら自然治癒してしまうのは、生き物の強みでございますなぁ……ま、それも歳を取ると辛いのでございますが
……あれ? もしかしてアヴィスさん、怪我したら傷は……あ、いやなんでもないでございます
(今ここに居る人は怪我をすれば自然には治らないのではないか、と言う考えが一瞬浮かんだが。さすがにそれは口に出さず)
櫛でございますか! あるでございますよ(そう言って置いてあった櫛をアヴィスに手渡すと、いろいろと両者ともにとき、とかれやすい環境を整え)
いやぁ、人に髪をといてもらうのなんて久しぶりでございますなぁ。具体的には5年ぶりでございます(と、少し弾むような声で話す) --
グリム
2017-10-02 (月) 20:41:45
……(ずき。頭痛だ…ここ最近、たまに起きる『自分が負傷したこと』を考えると起きる、頭痛)…ううん。けがをしたことないから、わからない…けど、新陳代謝はないから、多分治らない…?(首を傾げた)
うん、髪を梳いて整えるのも、身だしなみを整えるのも、大切…。…(グリムの髪を、体温のないすべすべの指でふわりと弄り)じゃあ、梳くね。
(櫛を入れる。髪の束、流れに沿って…決して引っかかることなく。大変合理的に、スムーズに、そしていたわるように髪を梳いていく)……黒くて長い髪。……綺麗、だと思うな。 --
アヴィス
2017-10-02 (月) 20:51:26
うっ、治らないのでございますか……アヴィスさんは絶対に怪我しちゃダメでございますよ! きっとたくさんの人が悲しむのでございます
おっと……は、はい。よろしくお願いします(相手の怪我のことで少し熱くなる自分を抑えつつ、それでも緊張しながら思わず素の口調をこぼし)
……うへへ? そうでございますか? 家族以外の人に髪を触らせるのってちょっと不思議な感じでございますな……
(しばらく、髪をとかれていると気持ちよさそうに目を閉じて)……あ、そういえばさっき。リキュア? さんって人が、アヴィスさんの同居人なのでございましょうか
(不意に思い出したその名前について尋ねてみる) --
グリム
2017-10-02 (月) 20:56:09
うん。まだ治らないかどうかはわからないけど…みんなに、心配かけたくないから。怪我には、気を付けるね…(素直にうなづいて)
(しゅり、しゅりと優しく髪を櫛が撫でていく)…うん。女性は、長い髪をしていることが多いけれど…長い分、手入れも大変だって聞く。でも、グリムの黒い髪は…宝石みたいで、好きかな。
髪を、大切にするのも…女性らしさだと学んだし。…うん、リュキア。私が今一緒に暮らしてる人。地図専門の、書店の店長さん。…大人な人だよ。 --
アヴィス
2017-10-02 (月) 20:58:56
そ、そんなに褒められるとくすぐったいでございますなぁ。それを言えばアヴィスさんの髪も、薄紫で珍しい色でございます
綺麗でございますからして!(照れ隠しに褒めには褒めで返す子供)でもそうでございますか、大人な人と一緒に住んでるのでございますか……すごいでございますなぁ
その人の髪も長いんでございましょうかな? アヴィスさんの手つきは、髪の長い人に慣れてるでございます --
グリム
2017-10-02 (月) 21:03:56
…私の髪。(自身の体にある髪…だが、人造人間である以上、多分これは他人の髪だ…)……うん、ありがとう。(それでも、褒めてくれるグリムに、お礼を言いたくなった)
うん…いつも、私を導いてくれるし、一緒に歩いてくれる。リュキアの店で、働けて、よかったと思ってる…。何か、恩返しも、いつかしたいな…。(すいすい、と最後の仕上げにかかり)
うん…リュキアの髪も、腰くらいまで届きそうな長さかな…。…人はほおっておくと髪が伸びる…不思議だね。……はい、おしまい。(櫛を抜く。綺麗に髪は整えられた) --
アヴィス
2017-10-02 (月) 21:07:28
いい人に会ったのでございますなぁ、なんだ。愛に関してはとっくに先を行っているのでございます
いやー、私から見て既に教える事はないのでございます(そういって腕を組む、そもそもたいしたものを教えた事はないという事実などは無視し)うがっ!(腕を組んだ勢いで、左手が傷口に当たり身をよじる)
ま、伸びすぎるのも不便でございましてな。いやいや、久しぶりにすっきりとしたでございます(綺麗に整えられた髪を満足そうに左手で撫で)
……お、いい風が吹いてきましたな。この時間になると日差しと風がちょうどいい具合になるのでございます
(日も真上からほんの少し傾いた頃、風が吹けばとかれたばかりの髪を揺らす) --
グリム
2017-10-02 (月) 21:12:53
…ふふ(微笑んで)毎日、勉強してるから…少しくらいは、成果を見せないと、ね(こういった言い回しも、最近覚えたものだ)
ああ、まだ痛むんだから無理しちゃだめだよ…(痛んでいる様子に心配そうにして)……本当に、お大事にしてね。
……ん、ここは確かに、心地よい風が吹く……(ふわり、とヴェールを揺らし、薄紫の髪を揺らし、真紅の眼帯を揺らし…その下の、血の色のような瞳も見えた)
……いいところだね。ここは(その後、しばらく風を受けながらゆっくりとして。お大事にと言い残して帰っていった) --
アヴィス
2017-10-02 (月) 21:19:52
……人造人間と言うのはよく知らないけど(よく知らないけど、いろいろと綺麗なものを持っているんだな。とその風で見えるものを眺めて思い)
ふっふっふー、いいところでございましょう。お友達にも教えてあげてくださいね☆でございます
(左手でなぜかピースをしながら、相手を窓辺から見送ったのでした) --
グリム
2017-10-02 (月) 21:24:55
ポンッ --
2017-10-02 (月) 02:42:34
イヨォー --
2017-10-02 (月) 02:42:28
(巨木にとまりじっと鳥を見つめるヒリ)
逆立ち棒立ち独り立ち 被り物の世界 見詰める世界 --
ダイア
2017-10-02 (月) 01:21:24
おおぅ……相棒の鳥以上に奇怪な鳥を見た気がするでございます
さ、さかだち棒立ち? 独り立ちはしたくてしたのでございますがな、なかなか難しいものでございますな、独り立ち
被り物、見つめる? 確かにまだまだ、世の中の事は分かってないでございましてなぁ、鳥さんは世の中の事をよく知ってそうでございますな --
グリム
2017-10-02 (月) 01:24:57
ふなやま?(ちょいちょいと寄ってきて、鳥にちょっかいをかけ始めるヒリ)
聖域は遠くて近いはず 遠回りをせよ 聖遺物は我に有り
ととと 一斗缶が膨らむよ? --
ダイア
2017-10-02 (月) 01:32:50
急がば回れといいたいのでございましょうか、一斗缶は放浪気味の身としては重すぎでございますな
重いものを持つのは地に足が着いてからがいいのでございまして --
グリム
2017-10-02 (月) 01:36:10
鳥は、鳥だから。飛べば遠回りも、かんけいない、よ(ちょっかいをかけられれば、ダイアの周りをぐるりと飛び) --
鳥
2017-10-02 (月) 01:36:47
(尾羽の先で鳥をツンツンするヒリ)
転がる花草は根を張る蛙を羨むのかな?
血を皿に 皿が並ぶ後悔は美しい(こくこく) --
ダイア
2017-10-02 (月) 01:43:09
蛙は確かに足が生えてようやく大人でございますからなぁ、とっくに根を張る草花から見れば
その成長は子供を見るようなものなのでございましょうが……うっ、いま私蛙って言われてるのでございまして?
いや、地に足が着いてないから蛙以下、おたまじゃくしでございますか…… --
グリム
2017-10-02 (月) 01:52:58
(尾羽でつつかれれば、尾羽の先を咥えて軽く引っ張る) --
鳥
2017-10-02 (月) 01:53:23
ウー ニー (自身の尾羽を使った力比べを開始するヒリ)
卵抱く人は夢も抱く烏 ぬぬぬ 語感を大事にする蜥蜴
火は昇りロッジをテラス席に --
ダイア
2017-10-02 (月) 02:04:35
ロッジをテラス…午前中はここに椅子でも置いてお茶を出せばガッポガッポという意味
いや、むしろ鳥が気安い環境をここに用意しろと言っているのでございましょうか
鳥のテラス席があればそのうち来る鳥が卵を抱え始める……そして卵を食べに来る蜥蜴…… --
グリム
2017-10-02 (月) 02:10:07
ムー、ムォッムオォ(咥えながらくぐもった声で鳴き、ふんばるが体格の差には無常にも勝てない鳥) --
鳥
2017-10-02 (月) 02:10:46
(羽根を上げて勝ち誇るヒリ)まりんば
ひよこ診断士 人知れず龍を見る コケる劇作家 人見知り熊猫に会う
共にカップを傾けよう 背に腹の虫は冬を知る
のでございます(こくこく) --
ダイア
2017-10-02 (月) 02:20:53
な、難易度上がって来たでございますな! そうして鳥を集めたら、雄牝の区別も付きやすくなり
鳥のガールフレンドを見つけようと策をこうじ、失敗した先に本当の相手が見つかる!
はっ! つまりこれは鳥のラブストーリーの予告だったでございますな?
共にカップを傾けて……仲良く? 冬は食料も少ないでございますから、苦難もある的なことでございましょうか…番になると食い扶持も増えるでございますからなぁ(うんうん) --
グリム
2017-10-02 (月) 02:27:26
まりんば……おのれ、まりんばぁ・・・!(負けた悔しさをまりんばにぶつける鳥)
・・・恋?(首をかしげる鳥) --
鳥
2017-10-02 (月) 02:27:59
うにうに(うんうんこくこく)
物語の終わり 語り部はエンドマークを外すだろう 行く道は戻らない
しるべは知らず 胸弾む物語 詩人は言う お別れは要らないよね?
(勝ち誇り満足したのかそのまま飛び去って行くヒリ) --
ダイア
2017-10-02 (月) 02:35:25
行く道は戻らない……そうでございますな(自分の体をさすって)お別れはいらないでございます
多少なり隙があったほうが、何かと便利でございますからな
あぁ、勝ち誇っていってしまったでございまして。いやー、世の中にはいろんな鳥が居るんだなぁ --
グリム
2017-10-02 (月) 02:40:42
お別れは、いらない
次は勝つから、な…… --
鳥
2017-10-02 (月) 02:41:29
エッチな巨乳になっちゃう薬が振り撒かれた
--
2017-10-01 (日) 12:35:25
ぶわー! げほげほ!(巨乳になるがあふれる健全さでエッチにはな
れ
らなかった) --
グリム
2017-10-01 (日) 18:22:44
(0時になったので魔法が解けるかのように戻りました) --
2017-10-02 (月) 00:40:01
■
やぁ やっと君に仕事の依頼ができそうだ 観察してほしいのは
これだ
地図もつけておくよ --
ダー・フェンザー
2017-09-30 (土) 22:21:35
おぉ、すまんでございますな。経過の確認はこちらから行こうと思っていたのでございますが
(ダー・フェンザーが持ってきたものに目を通し)音、臭いと共にずいぶんやな植物でございますなぁ
しかし調べるのに苦労したでございましょう、こりゃこちらもご期待に応えんとでございますな --
グリム
2017-09-30 (土) 22:33:42
まぁ随分と金と時間とをばら蒔いたものさ だがそれだけの価値はあるものだよ
これほど強い霊草はそうそう手に入らないよ もしかしたら同業者が来たりするかもしれないから気を付けてくれ
もし危険そうならすぐに逃げて、ダー・フェンザーに伝えて欲しい 命をはるほどのものじゃぁないしね --
ダー・フェンザー
2017-09-30 (土) 22:43:04
そうか……動物だけじゃなく、ダーさん以外のこれを目的とした人が来る可能性は考えてなかった出ございますな
わかったでございます、私も強いほうでは無いでございますからな。その時はすぐ逃げるとするでございましょうか
……あ、そういえばダーさん。今傷薬の持ち合わせなどは無いでございましょうか、少し切らしてしまっているのでございましてな、よければ売ってほしいのでございますが --
グリム
2017-09-30 (土) 22:49:38
前に一度、貴重な動物の狩りをしていたときに獲物を横取りされたことがあってね それは大変だったさ(それ以上は言わない)
ふむ、いくつか持ち合わせはあるよ どこか怪我をしたかい? すぐに必要ないのであればもっとちゃんとしたものを用意してあげるよ
依頼の仕事に必要なのであれば経費として無量でだすよ 他にも役に立てそうならなんでもいっておくれ --
ダー・フェンザー
2017-09-30 (土) 22:55:14
いつの時代も横取りというのはあるんでございますなぁ……力こそ正義でございますな、世紀末でございます
いやぁ、今は怪我をしてはいないのでございますがね? 私が仕事をすれば必ず怪我をするのでございまして
今まではレンちゃんって子から買った薬を使ってたんでございますが、ちょうど切れたでございまして……あれ? いいんでございますか? 悪いでございますな……それじゃあ傷薬をいくつかと、あとは……
そうでございますな、眠気覚ましなんかも用意してくださるとうれしいでございます、出来るだけきつめのやつ --
グリム
2017-09-30 (土) 23:03:46
ああ、もちろん必要な投資はおしまない主義さ 出し惜しんで失敗したら全て台無しだからね
だんどりが八分と言うからね、きっちり準備はするべきさ おや、レンとは知り合いかい? 仲良くしてあげてくれよ
眠気覚ましか……強いものは三日は眠れなくなるものがあるよ?もちろん体にはとても悪いけどね 他には?腹の薬や解毒剤はあるかい?
この時期は蛇がでるだろうし、水やなんかに当たるかもしれないからね --
ダー・フェンザー
2017-09-30 (土) 23:08:18
レンちゃんとは友達でございますな、そういえばあの子も錬金術師でございましたか
むむ、そこまで言ってくれるのならそうでございますな……先ほどの薬に加え。解毒薬と、虫除けと……水に関しては昔いろいろ学んだでございまして、心配ないでございます
あぁ……薬とは違うのかもしれないでございますが、燃えれば煙がたくさん出来るものとかは……流石に用意できないでございますよね? --
グリム
2017-09-30 (土) 23:13:37
ああ、お安いご用さ、容易するよ なにも錬金術は薬を作るばかりじゃない 火薬やなんかも錬金術師の産み出した発明さ
つまりそんなものは簡単に作れるということさ ちなみに材料はネフトザクという油と獣の糞だ --
ダー・フェンザー
2017-09-30 (土) 23:18:24
錬金術師ってなんでも作れるんでございますなぁ……うっ、作れるのはありがたいでございますが
あまり材料は知りたくなかったでございますな……(獣の糞が使われてることに、臭いなどの心配を内心して)
……うん、私からはこれぐらいでございますか。後はこちらの道具で補えるし、なにかに襲われたときは
……まぁ、戦いに行くわけではございませんから、あまり考えないようにしたいものでございます。ところで一つ気になったのでございますが
他の錬金術師も取りに来るかもしれないほどのこれって、なにを作るのに使うのでございましょうか……あぁ、言いたくないならいいのでございますよ。ただの興味本位でございまして --
グリム
2017-09-30 (土) 23:23:03
ふむ、何を作るか…か(考え込んだようにうつむき、そして)実はなにも考えていなかった
ここで目撃情報があると知っていてもたってもいられなくてね その全くノープランなんだよハハハハ 何が良いだろうね --
ダー・フェンザー
2017-09-30 (土) 23:26:46
な、なにも考えてなかったのでございますか……錬金術師とは変わり者が多いでございますからして……
しかしそうなると草の保存方法にも木を使わなければならんでございます、持って帰って悩んでる間に干からびてるなんてなったら
元も子もないのでございまして……とはいえ、まだ山にも入ってないのでこんな事皮算用でございますか…
何に使うかなんかは、依頼主であるダーさんが存分に頭を悩ませればいいことでございますな。いっそスープの具にして飲んでしまうとか --
グリム
2017-09-30 (土) 23:31:06
ああ、保管は平気さ 氷精を閉じ込めた氷室があるからね そこにいれておけば安心だよ
食べるなんてとんでもない 沢山魔力を蓄えているから内臓に強いダメージを与えてしまうよ 人間なら死んでもおかしくないよ まぁ何にでもつかえるからゆっくり考えるとしよう
ああ、ちなみに二株あるからね 両方手に入れて欲しいよ 君は実に頼もしいね、なんならダー・フェンザーの助手にならないかい? --
ダー・フェンザー
2017-09-30 (土) 23:39:03
氷室なんて……まるで貴族みたいなものを持ってるんでございますなぁ……
うっ、そんなにやばい草でございましたか。そんなものが2株……うーん、確かに聞けば聞くほど、シノギの臭いがするでございます……(腕を組みながら考えていると、次に聞こえてくる相手の声に目を丸くし)
えぇ? あっはっは! 助手だなんて、ダーさんがいきなり勧誘してくるとなんか胡散臭いでございますなぁ
ダーさんにはまだまだ、頼もしいなんて言われる様な事はしていないでございますゆえ。助手なんて話はこの仕事を経てからにしたほうがいいでございますな
もしかしたら、この仕事で失望させてしまう……なんて事も否定できないのでございます。そしてそういった可能性の話は…頭を使う仕事である錬金術師ならよく考える事でございましょう? --
グリム
2017-09-30 (土) 23:45:50
もちろん冗談だよ(え、本気にしたの?って顔) ハハハハ、君はやっぱり面白い子だね だけど、もう少しカジート観察、いや人間観察も必要だ
それじゃぁ良い結果を期待しているよ でも怪我に気を付けて、無理はしないようにね --
ダー・フェンザー
2017-09-30 (土) 23:56:42
なんだ、冗談だったでございますか。せっかく安定した食い扶持が増えると思ったのでございましたのになぁ
はいはい、それではやるからには頑張らせていただく出ございますよ。朗報期待しといてございませー
(手を振って見送り、その後準備に取り掛かっていた) --
グリム
2017-09-30 (土) 23:59:35
ぶわわっ --
2017-09-30 (土) 13:10:17
ぶわっ --
2017-09-30 (土) 13:10:13
優しくてイケメンで腕っぷしの強い、そんな師範代さんです☆ (観察結果を呟いてるのを聞いて、そっと後ろから近づき、耳元で) --
イーリアス
2017-09-29 (金) 00:42:09
本日は川から出てくるばかりで、色は黄色だったでございます
そして優しくてイケメンで……んあ?(ぶつぶつと呟きながら自分が書き記していたその手元を、ぴたりと止め、内容を凝視し)
腕っ節の強い……そんな師範代さんの名前はイーリアスといいます
昨日は街中で野グソをして衛兵さん達に連れて行かれてました(と、先ほどより声のボリュームを強くして。再び手を動かし書き記していく) --
グリム
2017-09-29 (金) 01:04:19
待ってちょっと待ってごめんて待って俺が川に生息する黄色い変質者って言うむしろ元の属性よりイメージ強い何かになっちゃうから待って --
イーリアス
2017-09-29 (金) 01:05:49
いいじゃないでございますか、川にすむ怪奇な師範とか強キャラ感出て門下生がっぽがっぽでウハウハでございますし
欠点といえばどこでもうんこする事と、いい年して年下の仕事を邪魔する事でございますかね!(ゆっくりと後ろを向いて、じとりとした目で見て)
というかおじさんの職業は一応道場経営者になるのでございましょうかね? とても食べていけるほどお弟子さんが居るようには見えないのでございますが --
グリム
2017-09-29 (金) 01:09:56
強キャラって言うか出会ったら死ぬ系の都市伝説じゃねーか…うんこはトイレでするわはー…
邪魔はしてないぜ、情報提供までしちゃう優しさを見せたのに… グリムにはそれが通じない… (ほろり…と半眼で見られて泣き真似をして見せるアラサー)
うん? ああ、一応とか言うな、由緒ある道場の現責任者だぞ …一応 (一応って言った)
幼年部からは金をとってないが、青年部と少年部の月謝を考えると、一人で食ていくには十分な収入だよ、冒険者紛いの事もしてるしな --
イーリアス
2017-09-29 (金) 01:17:52
そんなところで優しさアピールされても乙女はときめかんのでございますな、だいいち今記してたのは川に住む河童族の観察報告だったでございます
おじさんの観察を依頼した人に送るのはこっちでございますからして(先ほどまで書いていた日誌をかばんにしまい、もうひとつのほうを取り出して)
はー……ちゃんと月謝は取れてるんでありますなぁ…でも冒険者紛いの事をしてるなら
そっち専門にしたほうが稼げそうなものでございましょうに…どっちかは半ば趣味とか、そういうのでございますかね? --
グリム
2017-09-29 (金) 01:22:44
まあ、今のでときめかれても、オニーサンとしては乙女のちょろさが心配になるけども …河童族…河童居るのかこの町… (地元民は戦慄した)
って、俺の観察を依頼するなんて、奇特な奴もいるもんだな 堂々と会いにくりゃあ、話でも手合わせでも喜んでするんだがな
(そんな事を言いながらも、依頼人についての詮索はしない) ああ、生業は教育者だから、これでも
冒険者はー…まあ、道場を拓いた初代さんの頃からの教えでね 『実戦でこそ磨かれる物がある』ってんで、師範代は歴々皆冒険者だよ 修行の意味も込めて --
イーリアス
2017-09-29 (金) 01:31:30
話や手合わせというよりあれは……あぁっ(少し身震いをして、手で自身の体をこすり)
誰かを切った事の無い剣なんて意味が無いみたいな、そんな感じでございましょうか。私としてはあまり剣のあり方というものは分からないのでございますが
もっとも教える側であるのなら、いくらか鉄火場は抜けてたほうが説得力というものもあるんでございましょうがな……ん? 鉄火場……
(鉄火場、という言葉を口にした後、少し口に手を当て考え込み)おじさん(はたとイーリアスを見つめて)
服を脱げ(と言い放つ) --
グリム
2017-09-29 (金) 01:39:27
待って、やっぱり詮索させて依頼人の正体… (ざわ…)
んー、どうだろうな どっちかと言うと、切る覚悟を持つよりも、切られる覚悟の方かね… まあ、俺もまだ半分も分かってないよ、この辺りの事は
ま、そうだな、それも確かだがー…うん? どうしt …うん? (問い返し、止まり)
… 剥かれる!? そんな、せめて部屋の明かりを消して… (はじらい…) じゃなくって、どうしたよグリム急に 上着位なら脱ぐけども --
イーリアス
2017-09-29 (金) 01:52:05
なに生娘みたいな事言ってるでございますか、後ろは処女でございますか? うりゃ! おじさんになっちゃえ!(言ってるうちになんかノってきた少女)
まぁそれは置いといて、何度も実戦を経験してるなら体に切られた時の傷とかあるのかなーと思ったのでございましてな
その傷をちょっと見せてほしいと思ったのでございます……その、私の仕事のために(少し目をそらして)あ、下は脱がなくていいです(目をそらしたまま真顔で)
というわけで上着を脱いでほしいのでございます、脱げ! 私の仕事のために! でございます(逃げないようにイーリアスの服の端を掴み) --
グリム
2017-09-29 (金) 01:58:52
普通後ろは未開封返品だから! 俺は入れる方だから! あとそんなに別に入れても気持ち良くはげふんごふん、この先は20歳を超えてからな!
ああ、まあそりゃあ、無傷不敗の英雄とはいかねえしな、刀傷矢傷槍傷…情けないが、刻まれてるよ 勲章なんて格好つけられないけどな
…お前なあ、仮にも年頃の娘が男の裸がみたいとか… いや、年頃だから当然なのか? (うーん?と思春期女子の心境に首を捻りつつ)
はいはい、仕事の為にな 仕事の為に …誰かに見られたら勘違いされるんじゃないかこれ? (とか言いながら、シャツのボタンを外す 開襟シャツの前を広げれば、バサッと脱いだ)
(岩を削り出したような精悍な筋肉、胸板や腹筋に走る傷は大小様々 太い腕にも刺された痕や牙が食い込んだような跡) 背中に傷が少ないのが自慢じゃあるけどな --
イーリアス
2017-09-29 (金) 22:18:11
年頃の娘とは往々にして男の肉体というものにときめくのでございますな。キャー、イーリアスさーん♥(おだてるような黄色い声)
勘違いされそうになったら私は悲鳴を上げて逃げるから大丈夫でございまして
(日誌を広げつつ、片手にはペンを持ち。男が服を脱ぐのをじっと眺め、時折どちらの腕から袖を通すのかとか、脱ぐ動作について記していく)
おー、しかし言うだけあって流石に鍛えてるでございますなー……なるほどなるほど、刺し傷に噛み傷……意外と大きいのもあるんでございますな
(イーリアスの体を眺めながら、興味深そうにいろんな角度、いろんな位置から眺めていく)背中の……えぇー、なんでございますかぁ? 背中の傷が少ないのが自慢って、意外と男の子なところもあるんでございますなぁ?
(そう言って、背中の傷も調べながら、にやにやとからかうような声を出し) --
グリム
2017-09-29 (金) 23:14:59
こんなにも嬉しくならない声援があっただろうか…よーしオニーサン頑張っちゃうぞー! (嬉しくなった!)
って、グリムお前マジ、一応社会的信用がある教育者の身分なんですけど!? お前が大丈夫でも俺が駄目じゃねーか!! まったく、観察するには肝っ玉が据わってないとダメなのかねえ…
(ほくろの位置まで記録されるんじゃあないか、なんて益体もない事を考えつつ 舐めまわすように少女に身体を見られれば、なんとも言えず気恥ずかしい訳で) なにこれそう言うプレイ!?
(背中の傷は、ほぼかすり傷か噛み傷…だが、一つ大きな傷がある 身体の中央、胸と背中に、同じ形の傷 貫通傷 刃物で貫かれたような…)
…初代の師範に負けた時の傷だよ (それに少女が気付いた時、そんな声 後ろにいた少女に顔は見えないが、酷く苦々しく、恥じ入るような) 前でも後でも関係なく、一撃だった --
イーリアス
2017-09-29 (金) 23:26:33
まったく、普段は軟派そうな雰囲気出しといて。こういうところは……(軽口を叩く途中、背中の大きい傷と、短く語られるそれを聞いて言葉を止めて)
へー、確かに……これだけ正面の傷と比べてさえも、なにやら重い一撃って感じがする傷でございます・・・
しかしまぁ、背中を気にする相手の背中に、こんなでかいのをつけるなんて結構スパルタでございますなぁ
(ちょうど男の真後ろにつくと、ぴたりと足を止め)……随分悔しそうでございますな? まだこの傷の事を引きずってるのでございますか?
(少女は男の声質から、なんとなく察すると。男の後ろに立ったまま、あえて表情などは伺わず、平坦にずけずけと尋ねる) --
グリム
2017-09-29 (金) 23:43:41
馬鹿言え、俺は硬派だぞ? ガッチガチやぞ (そんな事を言って笑えば、振り返りもせずにグイっと背筋背中に力を籠める 広い背中が一回り大きくなる)
ああ、重かった ご先祖の奥さんの天使が治してくれなかったら、こうして笑ってられなかったろうな …いたから躊躇いもせず貫いてきたんだろうけど、ご先祖さんも
… (踏み込んで尋ねてくる問いかけに言葉を留め、それから) それは、観察屋としての質問か (軽口を一回挟んでから、ああ、と答える)
悔しいさ じゃなきゃあ師範代の任命なんてすっぽかして遊び人でもやってる この傷がつくまで、そんな感じだったしな、俺は --
イーリアス
2017-09-29 (金) 23:53:18
ふーん……じゃあ今人に教えてるのは悔しいからか……(背中の傷に顔を少し近づけ、じとりと見て)
…………
(右手の手袋をはずし、右腕を高く振り上げると。音もなく、一度大きく腰をひねり、狙いを定めて……)
うおぉりゃあぁ〜!
(と、声を張り上げながら、男の背中の傷めがけ平手を繰り出す)
(戦うタイプの人間ではないため、それはたいした威力ではないものの。もしそれをそのまま背中に受ければ、傷の上にほんの少しの間赤い手形が残るだろう) --
グリム
2017-09-30 (土) 00:00:43
意地があるんだよ、男の子には (いまだに生々しい引き攣り傷を残す刀傷 顔を近づければ、僅かに男の匂いが少女の鼻をくすぐった)
(そして、無言になった少女にふと顔を上げ、振り返ろうとした所で…) おい、グリ
ムぉああああああっ!?
(ばっちぃんっ!と、意外と良い音がした 硬い背中だった)
な、何すんだよ!? 鍛えてても、抓られるのとビンタされるのは痛いんだからなぁ?! (ちょっと涙目で振り返った 脱いだ上着を胸に押し当てる乙女ッポイムーブしつつ) --
イーリアス
2017-09-30 (土) 00:06:00
はー、なんと情けない姿でございましょうかね。こんな小娘にはずかしー過去をほいほい話した上に、こんな小娘のビンタで乙女ムーブとは!
(ビンタして、自身も地味に痛い手をさすりつつ。ため息をつきながら首を軽く振り)
まったく、男の子って言うのはどうしてそういう過去の悔しさを表に出しちゃうんでございましょうか、さっきおじさんが言った
「フッ……悔しいさ じゃなきゃあ師範代の任命なんてすっぽかして遊び人でもやってる この傷がつくまで、そんな感じだったしな、俺は(キリッ」(イーリアスの声を真似するように、低い声で)
なんて言葉、今のあなたのお弟子さんが聞いたらどう思うでございますか! 少なくとも私なら、自分の師匠は前の人より弱いから自分に教えてくれてるんだ。と思っちゃうでございまして
悔しいと思うのは結構でございます、だけどもう教える側に立ってる人がそんな事を簡単に口に出してしまうようじゃ。今度はあなたが背中に傷を負う人を作ることになるのでございまして! んー!?
(乙女ムーブを行っている相手の体を、鼻息荒くまくし立てながら指で二度つつき) --
グリム
2017-09-30 (土) 00:19:29
痛いもんは痛いんだよ! プロレスラーでも抓るのはご法度なんだからな! (呆れられつつもそんな主張をして)
俺は素直なんでな、って、お前変に上手いな物真似!? それも観察の賜物って奴か? (呆れたように眉を挙げて) お前は弟子じゃないし、他の奴に言わないと思ったからつい零したんだが…気を悪くしたようだなぁ、すまん
(あっさりと非を認め、頭を掻き 突っつかれて苦笑して) そりゃあ違うぜグリム 傷を負わせないように、教えるのさ (それに、と言葉を続けて肩を竦め)
前の師範代よりは強いぜ俺は 俺に穴をあけたのは初代の師範さ …ここ数百年の間の門下生は誰も勝ててない、ね (言いながらシャツを羽織り、) でもまあ、グリムから矜持の無い男に見えたんなら、そうなのかもしれんな、俺は --
イーリアス
2017-09-30 (土) 09:40:38
むぐっ……まぁたしかに、私は弟子じゃないでございましたな。さっきからおじさんが観察屋の事を絡めて聞いてくるので
ちょっと昔を思い出してムキになってしまったでございます(肩を竦める相手に、ちょっと申し訳なさそうに頭をかいて)
……もちろん、誰かに言ったりはしませんよ。ただ私も、今の仕事をするに至った師匠という人の話と
おじさんのさっきの話が少しかぶって、正直ちょっと八つ当たりしてしまって……あの、その……
(改めて冷静になれば先ほどの言動は、質問よりもよほど失礼である。相手の気分を害したか、あるいは落ち込んだか。言葉が詰まる中で、徐々に不安げな色を軽く浮かばせる)
別におじさんを矜持の無い男なんて思って言ったわけじゃなくて……ちょ、ちょっと偉そうな事言っちゃってその、ごめんなさい!(改めてあいての正面に立ちなおし、頭を下げる) --
グリム
2017-09-30 (土) 11:00:57
昔を思い出してねえ…その歳で独り立ちして頑張ってるんだ、そりゃあなんか理由はあるんだとは思ってたが 徒弟時代に何かあったか
師匠が自信の無い人で、自分はその師匠の事を尊敬してるのに師匠の言動のせいで他の人から馬鹿にされて、畜生!ってなった…とか? (完璧にあてずっぽうで、そんな事を言うのだ)
だがまあ、そうだな 偉そうなことは言われたがー… (普段の御座います口調も忘れるほど慌ててしっかり頭を下げる様子 少しだけ優しい目をして)
弟子の立場から見ての怒りなら、俺の弟子達の事を思って言ってくれたのと同じだ 師匠の身としては、有り難い事だぜ グリム、有難うな
(礼を返してから、グリムが頭を挙げるのを見てから、にやりと意地悪く笑った) それに、大人は子供の言った事に、いちいち腹を立てたりはせん (だから気にするな、と) --
イーリアス
2017-09-30 (土) 11:39:10
むう、た、たしかに……私の師匠は正直逃げ足ばかりで、弱くて……すぐに何でもあきらめて。悪い事もたくさんしてきた人でございますから
たくさん馬鹿にされたり、師匠と一緒に殴られたりする事もあったでございますけど……(少しうつむいて、両手の人差し指を合わせながら思い出す)それでも! 私は一緒にいたときに出来た傷に、悔しさは感じてないでございますからして!
別に、強い師匠を知ってる人を羨ましくなんて思ったりもしないわけでございまして(そっぽを向く)
ふん、別におじさんの事もおじさんの弟子のことも思ったわけではないでございます。私は観察屋、あくまで仕事のために聞いて、何かを引き出すために怒っただけでございますぅー
(などと、本音を漏らした後に説得力もくそもない言い訳をしつつ。意地悪く笑う男の言葉を聞いて、こちらはやはりやり返さずにはいられず)
へぇ、そうでございますか、大人と子供でございますか。なら大人が子供にお礼を言うほど褒める時、どうするんでございましょうなぁ? んー?
(こちらも負けじと、それならばとイーリアスに向け、自身の頭を指差してみる。まさかいきなり撫でられるわけないだろうという子供特有の根拠のない自信と、いかにもな浅知恵である) --
グリム
2017-09-30 (土) 12:00:03
な、なんかこう、聞けば聞くほど凄い師匠だな… (どっち方向に凄いのかは言わないけどね!) 一緒に殴られたりねえ…まあ、観察対象次第ではそうなるか
(生活を探る事もあるだろうしな、と頷きつつ、しかし、それでも!と声を張る少女に、そうか、と頷いて) グリムの師匠は良い弟子を持ったな、同じ師匠の立場として羨ましい位だ
あっはっは! そうかよ、じゃあ、俺はまんまと観察屋の腕で引き出されちまったって訳だ こりゃあ一本取られたぜ (言い訳に思わず笑って、眼鏡の奥の目は穏やかに)
うん? (そして、グリムの言葉に目を瞬かせれば、躊躇いもせずに少女の頭に大きな手を置いて) 有難うな グリムは良い子だ (わしわしと優しく、子供にするように撫でるのだ) --
イーリアス
2017-09-30 (土) 12:38:43
そうでございます、おじさんから一本取る事なんてぞうさもないのでございますな。なんせ私は、おじさんの背中に傷をつけた女でございますからして
(鼻を鳴らし、虚勢を張りながら胸も張る。そんな事をしていると、ふいに頭に何かがのり)ッ!?
な……うぐ……(そのままわしわしと撫でられれば、顔をふせ少し、ほんの少しの間だけ、言葉も態度もとめる)……っ…ッ! ぬわー! ほんとに撫でるやつがあるかでございますか!
もうおじさんの観察は十分でございます、帰れ! 帰るでございますからして!(その少しが過ぎると、少女は両手を上に上げぶんぶんとふりまわし、顔を赤くしながらも照れ隠しにそう言った) --
グリム
2017-09-30 (土) 12:50:35
はいはい、そう言う事にしておくよ 間違いなく、俺の背中に手形が残ってるしなあ (意地と胸を張って偉ぶるグリムにくつくつと笑いながら頷く)
(固まったグリムの頭を撫でながら、) その歳で一人で頑張ってるなら、師匠も鼻が高いだろうさ 偉いぞ (うんうんと頷いて褒めて)
おっと、こりゃあ失礼 一人前のお嬢さんだもんなあ いやー失敬 (手を退けてそんな事を言えば、) ま、仕事以外でも暇だったら顔を見せてくれよ そんじゃあな、グリム (軽く笑って帰って行ったのでした) --
イーリアス
2017-09-30 (土) 12:59:45
(イーリアスがそうして帰った後、少女は相手の姿が見えなくなったのを確認すると。改めて撫でられた頭に自身の手を乗せる)
(家族以外の誰かに頭を撫でられる、褒められるという事はこういうことなのだろうかと。かつて自分の師にあたる人物を思い出しながら)
(少女は今後、出来るだけ人に突っかかるのは控えようと学んでいたのでした) --
グリム
2017-09-30 (土) 13:09:48
(保護カバーのついたチャクラムがふわふわとロッジに向かい、やがて入り口の前に着陸した) --
2017-09-28 (木) 22:35:15
んあ……(ロッジの中でぼさっとしていると、着地するそれに気づく)
これは、なんだろう…武器? ぶ、ぶき? 武器が飛んでくる→私を憎む人が居る→深入りするなという警告!
……なんて、あるわけないか。なんか保護カバーついてるし(と、チャクラムを持ち上げ、いろんな角度から見てみる) --
グリム
2017-09-28 (木) 22:59:45
(ロッジの下から声が聞こえてくる事に気がつくだろうか)
すみませーん、ここらへんでカバーのついたチャクラム見ませんでしたかー?
(男性とも女性ともつかない若々しいトーンの声が丘の上に響く) --
2017-09-28 (木) 23:07:03
しかし珍しい武器だなぁ……こういうの昔どこかの国の人が……ん?(次第に武器に興味がわき、しげしげと見ていれば声に気づき)
あぁ、はいはい! それらしいのならここにあるのでございまして! これの事でございますかねー?
(ロッジを支える土台のから上半身を覗かせ、声のするほうを向いて手に持ったチャクラムを掲げる) --
グリム
2017-09-28 (木) 23:11:49
(掲げられたチャクラムを見ると、ぴょんぴょんと軽くジャンプして反応)
ああー、それですーそれ!すみませーん、練習してたら飛んでいってしまいましてー!
(勢いよくロッジに向かって走り出したと思えば、三段跳びのような要領でロッジの入り口の前にストンと着地)
拾っていただいてありがとうございます!その、お怪我とかなされてませんか?(不安げに) --
2017-09-28 (木) 23:18:52
あぁ、やっぱりこれでございましたか。ちょっと待っててございまし、今降りて────
(相手にチャクラムを渡そうと、ロッジから降りようと動き出す。しかし横目で見える人物がいきなり走り出したのを感じると)
うおうっ!?
(次の瞬間に相手はやすやすとロッジまで飛び上がり、着地する様を見て思わずしりもちをつく)
……はっ! いや、お怪我はしてないけど。いや……その、今のは……?
(しりもちをついた姿勢のまま、思わず素の口調に戻り目を丸くして驚く) --
グリム
2017-09-28 (木) 23:23:13
今の…といいますと(あぁとポンと手を叩く仕草)
忍者ってご存知でしょうか?木から木に飛び移るあれの要領でありますよ
驚かせてもうしわけありません(上体を起こすための手を差し出そうとグリムの顔を見るやいなや目を見開く少年)
あ、姉上…!? --
2017-09-28 (木) 23:30:16
おぉ、忍者……木から木へというのは話には聞いてたでございますが実際見ると……あ、これはどうも
(差し出されそうな手を掴もうと手を伸ばす、しかし相手が目を見開き。こちらをじっと見る相手に首をかしげ)
あれ? どうしたでありますか……へ? あ、姉上? え? えぇ!?
(その次に、相手の口から出る言葉に強く、困惑の色を見せる) --
グリム
2017-09-28 (木) 23:33:19
あ、あぁ…すみません人違いでした…
(尻もちをついた時に落としたのだろうか、チャクラムが少年の足元まで転がっていた)
拾って頂いてありがとうございます!(チャクラムを手に取るとロッジから去ろうと背を向ける)
(が、振り返り)あ、あの…いえ何でもありません、それでは…!
(地上まで何メートルあるだろうかという高さからヒョイと飛び降り、着地すると独特な走りで丘を下っていった) --
2017-09-28 (木) 23:40:57
え? え、あ、あの……ッ(何か言葉を続けようとするも、相手はチャクラムを拾い早々に飛び降りてしまう)
……う、うん、うんうん……落ち着こう、えっと最初に忍者が居て、チャクラムがあれで・・・
び、びっくりした……都会には慣れたつもりだったけど、こんな事もあるんだ…(相手が去っていくと、壁に手を付いてドキドキと激しく鼓動する胸を押さえる)
……でも、そんなに似てたのかな。ちょっと気になるな --
グリム
2017-09-28 (木) 23:45:39
ぶわわっ! --
グリム
2017-09-28 (木) 00:58:29
ぶわっ --
グリム
2017-09-28 (木) 00:58:21
あれ……(春めく陽気の中行くお気に入りの散歩道、久しぶりに歩くそこにある大きな違和感に首を傾げ)
あれ…いつから、あったっけ…?(不審にすぎるそのロッジ中を覗こうと近づいていく) --
エリッサ
2017-09-27 (水) 21:36:46
(その不審なロッジの周辺には一見人の気配はなく、ただ心地のよい風が吹いては巨木の葉がロッジを包むように揺れる)
……〜♪
(あなたがロッジの中を覗こうと近づくのであれば。葉の揺れる音の中にまぎれ、窓際に身を寄せながら鉢を両手に鼻歌を歌う少女を見つけるかもしれない) --
グリム
2017-09-27 (水) 22:03:53
(慎重に近づいていた少女はついに中を覗けるまでに近づいて)
(見れば、以前店に来た姿を見つけ)なんの、鉢植え…だろう…(抱えてるそれが、気になった) --
エリッサ
2017-09-27 (水) 22:14:38
……おや、この間の店員さんじゃございませんか(ふと、よそに意識を向ければ。中を覗いていた人物に気づいて)
こんなところに散歩でございますか? このあたりは空気が良いでございますからなぁ!
(相手を見つけるやいなや、そう話しかけながら近づいてくる。少女が近くまでくれば、両手に持つ植木鉢の中では小さな双葉の芽が、土から顔を出しているのが分かるだろう) --
グリム
2017-09-27 (水) 22:25:12
あ、はい…この時期は、風も涼しいですし…この木も、わかりやすい…目印に、なるので…
(世間話に、両手を胸の前で合わせて答え)
観葉、植物…ですか…?(ふたばを開いたその鉢植えに、笑みをこぼして) --
エリッサ
2017-09-27 (水) 22:30:05
良いでございますなぁ……店員さんの事だから、木の下で本などを読むのでございましょうな!
(店に来たときの熱中ぶりを思い出し、少し思い出し笑いをして)
ん? おぉ! これでございますか? これは珍しい植物の芽……らしいのでございますな
仕事の関係で今預かってございまして。歌を聞かせればよく育つと聞いたので、先ほどまで鼻歌を歌っていたのでございますが……これって本当なんでございましょうかなぁ(と、少し首をかしげる) --
グリム
2017-09-27 (水) 22:35:58
よく、わかりますね…?たまに、毛虫が落ちてきて…びっくりは、しますけど…今はまだ、少ないですから…(そもそも植物に触れる仕事なので虫には強い。Gを除く)
植物関係の、お仕事…なんです、か…?(よくわかっていない顔で首を傾げ)
ええ、手をかければ…それだけ、素直に…答えて、くれるので。楽しいし、愛着も…湧きます、よね(共感するように笑顔で頷き) --
エリッサ
2017-09-27 (水) 22:39:44
虫かー……(ここへ来たばかりの事を思い出し、目のハイライトが消え)
植物関係……と言うよりは、あー……観察屋でございますな。いろんなものを観察するお仕事なのでございまして!
この植物ちゃんもその仕事の一環なのでございますなぁー。うふふ、そういうことならこれからもたくさん歌を聞かせてやるでございます(双葉の葉を指で撫でて)
……はっ! しかしこんなところで立ち話もなんでございますな。もしよろしければお茶の一つでもお出しさせていただけませんかな、植物の手入れの話とか聞きたいのでございます!
(と、窓から身を乗り出しロッジの入り口を指差して) --
グリム
2017-09-27 (水) 22:46:20
む、虫も…慣れれば、可愛いです、よ…?(種類によりますが、と付け足すのを忘れずフォロー)
観察…屋?(よくわかってない顔)あ…だから、その…植物の、観察を…(その部分だけはわかった!と納得顔で)
あ、いいの、ですか…?では…(失礼します、と入り口へ周り) --
エリッサ
2017-09-27 (水) 22:53:58
あ、はいはいどうぞいらっしゃいませでございます!(エリッサが入り口へ向かうと、自分も小走りで向かい、内側から扉を開け)
いやー、緊張するでございますな。ここを建ててから依頼人以外を家にあげたのは、二人目ぐらいでございますからな!
まぁまぁ狭い我が家ですがおくつろぎくださいでございまして!
(ロッジに一歩入れば、少し暖かい空気がエリッサの身を包むだろう。家の中は玄関から正面を見れば広めの空間がとられ、テーブルと二つの椅子が置かれている)
さぁさぁ、こちらへどうぞでございますゆえに!(扉を開けてからは、二つのうち一つの椅子を引き、座るように促す。来客がうれしいのだろう、少しせわしないもてなしだ) --
グリム
2017-09-27 (水) 23:01:16
どうも、どうも…(ドアを開ける、椅子を引くといったグリムの動作一つ一つに礼を言って)
ぁ…最近、建てたのですか…(この散歩道、秋から冬にかけて全く歩かないのでその間だろうとは思っていたが)
そう、言えば…タバコの、方は…一緒では、ないのですね…?(何となく、一緒に住んでいるものと思っていた旨を伝え) --
エリッサ
2017-09-27 (水) 23:08:06
いやー、ドキドキでございますな(戸棚から円形の灰色をしたブリキ缶のようなものを取り出せば、そこになにやら乾燥した葉と水を居れ、ダイヤルを回し)
……んあ、あぁタバコのアレでございますか。そういえばそろそろ帰ってくる頃でございますが……
(灰色の缶が微震しているあいだに、お茶請けの饅頭などを盛った皿を置きつつ、ふと窓を見ると)
……あぁ、ちょうど帰って来たでありますな(そう言って指差した窓の外から……) --
グリム
2017-09-27 (水) 23:14:57
………
チュン
(とひと鳴きする白いふわふわの羽毛に包まれた、手のひらサイズの小鳥がテーブルへと降り立つ) --
鳥
2017-09-27 (水) 23:15:52
(なんだか楽しげな様子にこちらも楽しくなって)…?(見慣れぬ装置に疑問を持ったがそれを聞く前に)
え、帰って…?(入り口に振り向こうとした矢先、窓に降りた鳥を見て)え…と、鳥…?
(こう見えて小さく可愛いもの好きな少女は吸い寄せられるように近づいて撫でようと) --
エリッサ
2017-09-27 (水) 23:23:37
……? ?
(近づいて、撫でられそうになりながらも逃げる様子はなく。しきりにエリッサを見つめ首をかしげる)
(撫でられることには抵抗は無いのだろう、大人しく撫でられ続けられながらも、ゆっくりとくちばしを開けて)
やぁ、お嬢さん! お嬢さんはお客さんかな? それともまさか……グリムのお友達なのかな?
(と、明るい口調で、エリッサに話しかける) --
鳥
2017-09-27 (水) 23:30:30
えっ…喋っ…(一瞬、驚きに顔を染め)う、わぁ…(段々と驚きは喜びの色に変わり)
か、かわいい…!(ぱあ、と花が咲いたように笑顔になり)小鳥、さんは…なんて、お名前なんですか…?
私は、エリッサ…ええ、お友達、です…(全くためらうことなく言い切った) --
エリッサ
2017-09-27 (水) 23:41:52
鳥の名前かい? 鳥は 鳥さ……(真っ黒なつぶらな瞳が、その瞬間少し曇った気がした)名前はまだないんだ、まだ? ずっと無いんだ
グリムがつけてくれなくてね。エリッサ! エリッサはグリムのお友達なの!? そっか、グリムにも友達が居たんだね
エリッサはいろんな植物の匂いがするね、もしかしてタバコも、君が売ってくれたのかい? --
鳥
2017-09-27 (水) 23:45:07
(二人分のお茶を淹れ、並べると。にこにこと黙って見ている) --
グリム
2017-09-27 (水) 23:45:33
ぁ…ごめん、なさい…(触れてはいけない部分に触れてしまった様子にオロオロし)
はい…私は、お友達だと…思って、ますよ…(ニコリと笑い)
はい、そうなんです…あのタバコは、鳥さんが…?あ…すみません、お茶…ありがとう、御座います…! --
エリッサ
2017-09-27 (水) 23:55:27
山を降りて4年……ようやく女の子の友達が出来始めたんだねぇうnうn…
そう! あのタバコは僕が使う……吸う? のさ。そのままじゃ大きいから、ちょっと小さくしてから、使うんだけどね
あぁ、でも……グリムが動物に吸わせてる、なんて思わないでおくれよ。これは、僕が好きで吸ってるんだから
なかなかいい味の、タバコだったよ、ありがとう(チュンチュンと鳴いて)よければ、グリムをよろしくね --
鳥
2017-09-28 (木) 00:01:43
えへへ。お褒め、いただき…恐縮、です…(嬉しそうに破顔して)
いえ…タバコを吸う、鳥さんも…なんだか、ハードボイルドな、感じで…いいと、思いますよ(今度この鳥さん用の吸いやすい何かの仕組みを作ろうと思うエリッサであった。小動物に甘い)
私…あんまり、人付き合いが、得意な方じゃないから…むしろ、私の方が…お願いしたい、くらいです… --
エリッサ
2017-09-28 (木) 00:06:24
ハード……ボイルド……(両羽を広げてのめいいっぱいのハードボイルドアピール)
いいのいいの、グリムもこう見えて、結構人付き合いは遠慮しがち、だから。なにかあったら、遠慮なく使ってあげて
うん……それじゃ、僕は巣に、戻るよ。じゃあ、ごゆっくり(そう言って鳥は二度軽く飛び跳ねると。ロッジの屋根の隅にある巣箱に入っていく) --
鳥
2017-09-28 (木) 00:10:13
……いやぁ、エリッサさんは小動物が好きだったのでございますなぁ…ある意味イメージどおりなのではございますが
家では何か飼っていたりするのでございまして? --
グリム
2017-09-28 (木) 00:11:00
(鳥が収まるまで気が付かなかったくらいに部屋の中で収まりの良いその巣箱を眺め)
素敵な、相棒さん…ですね…?私も…ちょっと…欲しい、かも…なんて(淹れてもらったお茶に口をつけ、笑う) --
エリッサ
2017-09-28 (木) 00:13:02
そうでございますなぁ、わりと毒舌というか……遠慮が無いところもございますが……
エリッサさんはお店などは一人でやってるのでございましょうか。そうでございますなぁ猫! 猫とか飼って相棒にすれば
エリッサさんの雰囲気とか合いそうでございますな! --
グリム
2017-09-28 (木) 00:18:36
あ、はい…お店は、独りで…切り盛り、していますよ…猫!(珍しくビビッドな反応)
猫、いいですねぇ…(想像するだにうっとりした顔で)グリムさんがイカれた後…ドアベル、買ったんです。猫の…!
でも、鳥さんにはちょっと…試練になって、しまうかも…? --
エリッサ
2017-09-28 (木) 00:34:33
おぉ、ドアベル付いたのでございますか! 猫も好きなのでございますな。あのお店の雰囲気に合ってていいと思うのでございます
明確に食べ物を扱っているお店でもございませんでしょうから、もし居たら店番猫という形にするのもいいかも知れんでございますな
この間カウンターに猫が座る店という話題の店があったでございます、猫に釣られてお客も入りウハウハでございますからして
(猫の居る店を想像して、いいでございますなぁなんてつぶやいて)
鳥でございますか? うちの鳥なら大丈夫でございますよ。ああ見えて筋肉が詰まっているのでございまして。猫や犬ぐらいなら投げ飛ばせるでございましてな --
グリム
2017-09-28 (木) 00:40:05
店番猫…!(そのファンシーな言霊を、自分の店で実現する光景を想像して表情を崩す。マンガ表現なら花が咲くほどに)
え、投げ…あ、あの、ふわモコで…!?鳥さん、見かけによりません、ね…(そんなにすごかったのか、と巣箱を見やり)
あ…そう、でした…鉢植えの。お話を…(会話が楽しくて脱線仕掛けたのを軌道修正し)
(そのまま、幾つかのアドバイスと良さそうな肥料を選んでおくことを告げるなど、ロッジでの時間を過ごすエリッサでした) --
エリッサ
2017-09-28 (木) 00:47:12
おぉ、そうでございましたな! お仕事に関わる大事なことでございますからして!
(エリッサの話をメモしては、気づけば長々と聞いていました) --
グリム
2017-09-28 (木) 00:52:39
■
(グリムの暮らす大きな大きな木下で木に生えたコケを採集するぬっさん ついでに生えてたキノコも採集するぬっさん ぬっさんとはぬこのおっさんのことである) --
ダー・フェンザー
2017-09-26 (火) 21:15:51
……猫が木下でなんかしてるでございます!
コラ猫、木下でなにしてるでございますか! おしっことかしたらだめでございますからして!
(そんなコケを採取するぬっさんの後姿を見ると、本能的にそれを猫だと思い込み、箒を持ってぬっさんを叩く) --
グリム
2017-09-26 (火) 21:22:33
ああ申し訳ない、珍しいやつが生えていたのでついね(叩かれつつもぬっと立ち上がるぬ ちゃんと服も着てるし成人男性サイズだ)
ここに生えてるアディルキノコは滋養強壮に利くんだ こいつを焙煎してやってオリーブと混ぜてすりつぶして飲むといいんだよ
こんにちは、君はこの木の上の人かな?ダー・フェンザーはカジートの錬金術師なんだ --
ダー・フェンザー
2017-09-26 (火) 21:32:19
はぁあぁぁ猫じゃなかったでございます……!(ぬっと立ち上がるそれを見ると、一瞬箒を抱きながら体をすくませ)
あ、きのこを採ってたのでございますか……それはそれは、ご苦労様(?)でございます
そうでございます、木の上に建っているロッジに住んでいるのでございますな、グリムは観察屋でございます
錬金術師という事は、ダーさんはお店をしているのでございますか? --
グリム
2017-09-26 (火) 21:34:44
そうだね、実際のところお店はどちらかというと錬金術をやるための金集めみたいなものさ 魔法やなんかと違ってすぐに金になるのがいいところだね
観察屋? ふーむ、何か見張りでもしているのかい?衛兵の手伝いかなにかを? --
ダー・フェンザー
2017-09-26 (火) 21:46:49
はー、錬金術にもお金がかかるんでございますなぁ……お、観察屋に興味あるでございまして?
観察屋は衛兵や探偵ほど直接的に干渉はしないのでございます。ただひたすら依頼された期間の間、指定された時間帯の対象の動きや経過をどこまでも追い続け
その内容を日誌にしたため提出するお仕事なのでございますな。主に人よりは物や植物を観察する事が多いのでございますが --
グリム
2017-09-26 (火) 21:55:55
人間の町は何をするにもお金がかかるさ 歩くのにさえ通行料をとられるくらいだ まぁダー・フェンザーもお金は大好きだけどね
フーム、定点観測というやつかな?それは例えば山頂付近の山小屋で、貴重な薬草が一番熟するときまで観察して取ってきてもらうとか、そういうのも頼めるのかい? --
ダー・フェンザー
2017-09-26 (火) 22:06:42
歩くのに通行料……! それは知らん現象でございます。覚えておくでございますからして
まー、言ってしまえばそうでございますな。しょーじき他の職業でも間に合う仕事過ぎて
専門職にしてる私がちょっと自分で自分が可哀相な子に思えて来たでありますが(少ししらけた目になりつつ)
そうでございますなぁ、まぁ場所によってはそれなりに頂く事になるのでございますし、観測対象を積んでしまうのは主義に反するのでございますが
対象の経過と、摘まれた際の変化の観察、みたいなお題目にしていただければ。頼めるでございますな? --
グリム
2017-09-26 (火) 22:10:12
目つきのわるい衛兵には気をつけたほうがいいよ あいつらは弱いものいじめが大好きだからね
なるほどなるほど、実は採取のタイミングが難しいやつがあるんだ それと、その草は不思議な音をだして・・・これが頭に響く、不愉快な音なんだよ
耳のいいダー・フェンザーにはこれが辛くてね しかもそいつは月に一度だけ、真夜中に光を放つ その瞬間に取らなくてはいけないんだ
もしもやってもらえるならお金は払うよ まぁまずはそいつのある正確な場所から突き止めないといけないんだけどね --
ダー・フェンザー
2017-09-26 (火) 22:25:05
衛兵ってそんな怖い人たちだったからにございまして!? ダーさんは物知りでございますなぁ
ふむふむ、なるほど。月に一度という事は1ヶ月間の仕事になるでございますなぁ
別にそれはかまわないのでございますが、流石に正確な場所が分からないものを観察するのはあれなのでございますが……
……とりあえずお仕事を頼んでいただけるなら、ある程度場所の情報を絞ってもらって。対象植物の経過の観察……と言う建前を依頼していただければ
こちらとしては断る理由はないでございますな --
グリム
2017-09-26 (火) 22:35:16
もちろん場所はダー・フェンザーが探すよ もし見つけられたらあとは君に頼みたいね 取りあえずは金貨20 もしうまくいったらさらに10でどうかな?
こう見えてもなかなか忙しくてね 毎日山に上るのは大変なのさ --
ダー・フェンザー
2017-09-26 (火) 22:45:06
なかなか気前のいい報酬でございますな……了解したでございます。場所さえ教えていただければ、私が行くとするでございましょう
見たところ熟練そうな錬金術師な感じが出ているでありますからなー、きっとお弟子さんとかいるのでありましょうな
……一応言っておくのでございますが、口約束だけと言えどあまり仕事上では裏切らないでほしいものでございますよ?
(少女と言う身の上で商売をするとしばしば下に見られがち、騙されがちであるがゆえ。一瞬疑心の目を向けて) --
グリム
2017-09-26 (火) 22:50:22
貴重な草だからね、それだけでもそこそこの価値はあるし、それで作った薬はとても高く売れるんだだからそのくらい払ってもほしいんだよ
それに貴重な素材を使えるというのは錬金術師にとって得難い経験だ ふむ、若いのに関心だね 君も色々あったようだ
疑うのは大事なことさ、とくに得たいの知れないカジートの男なんてのはね だから信じてくれとは言わない 受けるのも受けないのもまったくの君の自由さ --
ダー・フェンザー
2017-09-26 (火) 23:00:55
疑う事を知ったのは都会にきてからでございますな、都会は冷たいところでございますなぁ……
もちろん、信用がお金として目に見えているうちはむげにはしないのでございまして
カジート? ダーさんのような猫みたいな人はカジートと言うのでございますか。世の中いろんな人が居るものでございますなぁ……
まぁ、お互い初対面の人を信じるのは難しいでございますからな。でもこういった仕事のお話をしてくれる時点で、私はダーさんからある程度の信頼を感じるのでございます
それが期待値半分以下でも、力の弱い個人業とは命を粉にして虎穴にいらずばなければいけませんでございますゆえなぁ
そういう意味では、私はダーさんを信用している、と……あえてここで言うのでございますな。ふへへ --
グリム
2017-09-26 (火) 23:07:54
信用に答えられるのは信用ある仕事だ 商売の基本がわかっているね、きっと君はいつか大成するよそれは間違いない
そういうわけだ、ダー・フェンザーがその草を見つけ出せるように祈っていてほしいよ
それじゃぁまたね、ダー・フェンザーの話はこれでおしまい --
ダー・フェンザー
2017-09-26 (火) 23:18:46
熟練っぽい人からお墨付きを貰ってしまったでございますな、祈祷して祈っておくでございますゆえに!
はい、またでございます。しかし見つかったら山に行くんでございますなぁ。山は久しぶりでございます
1ヶ月留守にする準備もしなきゃでございますし……こんな町外れに住んでても
細くともつながりがあるのはありがたい事でございますな
(改めてする仕事の気配に、しみじみとするのであった) --
グリム
2017-09-26 (火) 23:23:34
いい一日でございましたな(スガガガガガッババッシュバッ!バキキッ!) --
グリム
2017-09-26 (火) 01:09:25
今日は(サッサッ) --
グリム
2017-09-26 (火) 01:09:08
くんくん・・・ご飯をくれた人の匂いがする・・・。またご飯くれるかな?遊んでくれるかなー? --
レン
2017-09-25 (月) 23:01:03
おや、おやおやおや? 誰かと思えばいつぞやのわんころじゃないでございますか
(くんくんしていれば、両手に亀を持った少女がトコトコと近づいてくる)
どうしたでありますか、餌でも探しに来たでございますかな?(すっかり犬扱いである) --
グリム
2017-09-25 (月) 23:12:19
レンだよ!お散歩してたらね!ご飯の人の匂いがしたからね!なんかこう・・・誘われるがままについてきたの!
今日はどうする?遊ぶ?ご飯くれる?お肉!?どーなつ!!? --
レン
2017-09-25 (月) 23:18:36
レンちゃんでございますか、じゃあ私はグリムちゃんでございますな
ずいぶんと欲に貪欲なのでございましてからに……ちょ、ちょちょちょっとまってほしいでございます、そんなにぐいぐいこられたら私も困るでございますからに(亀でガードしつつ)
そうでございますなぁ、レンちゃんって普段なにをして遊ぶのでございます? 見たところ野をかけるような遊びをする格好には見えないのでございますが --
グリム
2017-09-25 (月) 23:21:41
グリムちゃん!美味しいのは素敵なことなんだよ!遊ぶのも楽しい!素敵!
・・・普段の遊び?木の棒をかじったり、お昼寝したり、小鳥を追いかけたりしてるよ!たのしい! --
レン
2017-09-25 (月) 23:25:07
まぁたしかに私も食う寝る遊ぶは好きでありますなー、食う寝る遊ぶ……いい…私とレンちゃんでTNA(食う寝る遊ぶ)同盟でも立ち上げるでございますか
ずいぶん原始的な遊びばかりが並んだでございますな……少々驚きを通り越したでありますが・・・ふむぅん(おもむろに足元に合ったいい感じの木の棒を広い)
……ほいっほいっ(レンの目の前で左右に振ってみる) --
グリム
2017-09-25 (月) 23:30:51
食う寝る遊ぶ同盟!たのしそう!!グリムちゃんも自堕落に暮らそう!
わふっ・・・!(木の棒を振られれば、目線で追いながら尻尾をふりふり) --
レン
2017-09-25 (月) 23:36:19
いい提案でございますが、お互い自堕落に過ごしてたら生活できないでございますなぁ!
……
うおおぉりゃあぁ〜!
(相手の動きのタイミングを見て、木の棒を思いっきり投げる) --
グリム
2017-09-25 (月) 23:39:44
いい感じにご飯くれて遊んでくれるごすずんを探してるんだ!グリムちゃんも飼い主さがそ!
わふっ!わうわうわうわうわう!(脇目も振らずに棒を追いかけていき・・・・・・キャッチしてがぶがぶがぶがぶ) --
レン
2017-09-25 (月) 23:43:56
まーじで犬でございますなー……いわゆる狼に育てられた少女ってやつなんでございましょうか・・・
(キャッチしてかぶりつくレンに後ろから近づき、その様子をじっと見て)
飼い主でございますか、言い方はともかく養ってくれる相手なら募集したいでございますなぁ……レンちゃんはいい飼い主候補とか
すでに目星は付いているのでございます?(おもむろに噛んでる棒を軽く引っ張ってみる) --
グリム
2017-09-25 (月) 23:49:33
んぁ? ししょーはオオカミじゃないよ? 錬金術師!おっぱいが大きい!!
グリムちゃんも飼い主さがしてるんだ!優しくてお金たくさん持ってる人がいいよね!遊んで暮らしたい!
めぼしは・・・ついてないなあ・・・。ご飯くれる人はいるけど、甘やかしてくれるかどうかわかんないし。
(棒を離すまいと強めにがぶーーー) --
レン
2017-09-25 (月) 23:57:48
ししょーがいるでございますか、錬金術……れん……きん……(師匠というからには弟子なのだろうが、おおよそ知的なものとは程遠そうな相手を、嘘だろ…という目で見て)
いいでござますなぁ、優しくてお金持ち……レンちゃんかわいいから甘やかす人ぐらい多そうでございますがなー
ぐっ・・・このっ……強情でございますな……!(強めにがぶぅされると、こちらも左右に揺らしながら強めに引っ張り) --
グリム
2017-09-26 (火) 00:04:53
そう!錬金術のししょーなの! でも錬金術、思ったより凄くないんだ・・・お金つくれない・・・お薬はつくれる・・・。
・・・ボク、かわいいかな?おばあちゃんになってもかわいいかな!?ずっと甘やかしてくれるひとがいい!
・・・・・・んぁー(顎がつかれてきたで離す。さすがにわんこほどアゴが強くはなかった!) --
レン
2017-09-26 (火) 00:08:05
薬が作れるのでございまして!? すげーでございますな、私より頭がいいかもしれないという事実にちょっとショックを受けるでございます
まぁ私から見ても可愛いとおもいますからして? おばあちゃん……はどうでございましょうなぁ。そこにどんな形でアレ、愛着や友情を育めるのであれば
おばあちゃんになっても甘やかしてくれそうでございますが。逆に私をおばあちゃんになるまでレンちゃんが甘やかせるかどうかを考えてみればいいでございますな!
アーッ!
(離された勢いで迫ってきた木の棒が顔に直撃する!) --
グリム
2017-09-26 (火) 00:12:23
習ったものしか作れないよ! ししょーはいろいろ作れるけど、ボクはつくれるものしかつくれないんだ!
ボクがグリムちゃんを甘やかせるかは・・・難しいね・・・。甘やかされたいから・・・・・・。でもグリムちゃんモテると思う!
・・・大丈夫?傷薬いる?ごはんと交換でいいよ! --
レン
2017-09-26 (火) 00:22:56
習ったものだけでも、薬を売れば儲けられそうなものでございますがなー、でもそれは主義に反するのでございますな
そうでございましょう、人は誰でも甘やかされたいのでございましてからに……やだもー! レンちゃんは褒め上手でございますな!
むしろ私があまやかしてからにございまして!(クッキー一枚渡す)傷薬作れるでありますか? じゃあ傷薬一個に肉饅頭一個のレートでどうでございます? --
グリム
2017-09-26 (火) 00:30:35
どうしようもなくなったら・・・お薬作って売るかな・・・。ああー理想のごすずんはどこにいるのー。
わーい!クッキーありがとー!じゃあ、傷薬あるだけあげるね!お肉!おっにく!(肩掛けカバンから軟膏どさどさ) --
レン
2017-09-26 (火) 00:38:03
見つかるといいでございますなぁ、飼い主……見つからなかったらうちに三ヶ月は泊めてあげるでありますよ……(同情の眼差し)
なそ
にん
(どさどさと出てくる軟膏を見て絶望の色を浮かべ)
えっ…えっと……じゃあ今回は三つだけでお願いしたいのでございますが……(と、恐る恐るかばんから布にくるまれた肉饅頭三つを差し出し) --
グリム
2017-09-26 (火) 00:41:25
わーい!困ったときは荷物をまとめて遊びに来るね!!グリムちゃんやさしい!!
・・・3つでいいの?足りる?・・・そっかー・・・・・・。じゃあ3つと交換ね!はい、ごりようありがとうございました!(ほくほく笑顔のわんこ)
それじゃ、また遊びに来るね!グリムちゃんばいばーい! --
レン
2017-09-26 (火) 00:53:19
いいんでございますよ、ベッドと食事ぐらいなら大丈夫でございますし……(たぶん)
3つ! 3つで足りるでございますな! はは、ははは・・・あ、はい…ありがとうございます(薬と肉饅頭を交換し)
えぇ、えぇ。またこっちからも遊びにいくでございます、それじゃあばいばーい(と手を振って見送った)
……あぁ、さよなら。私の晩御飯…… --
グリム
2017-09-26 (火) 00:57:36
こちら側のお隣は店のようだが何の商いだろうか --
パチボット
2017-09-25 (月) 21:40:07
おわー! なんでございますかこの奇怪な生物は。にちようあさにみる黄色い奴に似てるでございますな
こほん、それはそれとして。ここは観察屋でございますよ
お客様が依頼された対象を、ご希望の時間帯の間、ご希望の期間の間だけ観察し、日誌にその様子をまとめるのでございます!
どうでございますか? お客様もおひとつ! --
グリム
2017-09-25 (月) 22:02:47
うむ、はじめまして。日曜朝七時絶賛放送中の大人気アニメ『ヘボト』の主人公パチボットと申します(ミョンミョン ヘボラヘー)
ほほう観察屋とはまた耳慣れぬ、この星では一般的な稼業なのであろうか? --
パチボット
2017-09-25 (月) 22:39:50
あ、どうもはじめまして
おぉ! あの玩具もバカ売れの大人気アニメ『ポペップ』でございますか! アレでも主人公ってこんな見た目……あっあぁっ!
なんだかすべてがどうでもよくなってくるでございますぅ〜(目に悪い色を受けて作画崩壊する外見)
あんまり一般的ではないですなー、それゆえに隙間産業的なヒットが生まれるかと思ったのですが
まぁぶっちゃけ微妙に閑古鳥でございますな……しかも自己紹介すれば大抵探偵のパチもんあつかい、私はパチもんじゃないでございますに! --
グリム
2017-09-25 (月) 22:43:44
今や全宇宙の人気番組視聴率2億%とはいえこのような辺境の星では致し方ないことか(ミョンミョン ショボラヘー)
成程これからの成長株という事ですな。なに、パチモノも一念岩をも通せば私のように大スターになるのもやぶさかではなかろう(顔が左右に展開して中身が出てくる) --
パチボット
2017-09-25 (月) 22:57:25
映画も32作目まで行くとさすがにマンネリでありますな〜、あっあっあっ(ヘボくなる)
未来の投資としてパトロンを探すべきでございましょうかな……パチボットさんはパチもんであることを受け入れてるのでございますなぁ
大スターとしての半生を自伝に綴れば大もうけでございますな! ハハーッ!(出てくるご尊顔に手を合わせて拝む) --
グリム
2017-09-25 (月) 23:03:18
生まれを嘆く暇があるならその分努力すれば自ずと結果が付いてくるというもの。其方も努々忘れぬことよ。しからば今回はこれまで(EDが流れる) --
パチボット
2017-09-25 (月) 23:32:56
あの流れてくるEDのギターがまたかっこいいんでございますなー!
もう虚無を起こしちゃだめでございますからしてー!(EDに合わせて土手っぽいところを走って光になる) --
グリム
2017-09-25 (月) 23:34:52
お掃除が大事でございますなー! --
グリム
2017-09-24 (日) 23:22:34
お店は --
グリム
2017-09-24 (日) 23:22:21
………(大きな木を眺めているゴシック調の少女が一人)………うん…?(ロッジがあるのを発見) --
アヴィス
2017-09-24 (日) 13:09:12
\あぁ! お客様! だめでございます! だめでございます!/
(ロッジがあるのを発見したあなたは、自然と位置的に上を見上げる形になるだろう)
(するとそのロッジからけたたましい、慌てた少女の声が響いてくる)
(あなたは地上からロッジをつなぐはしごを上って中の様子を伺ってみてもいいし、その場でしばらく声を聞くことに集中するのもいいだろう) --
グリム
2017-09-24 (日) 13:12:53
(だめでございます、という謎のセリフを聞いて)……知ってる。いやよいやよも好きのうち。愛の営み中…?(俄然興味がわいてきた)
(ただし、勝手に人の家に入るのは失礼であるという一般常識くらいはあるようで)………(梯子を背もたれとして、音を拾うことに集中する) --
アヴィス
2017-09-24 (日) 13:14:58
\ちがうでございます! いやなものはいやでございます! あっ! あぁっ!/
(どこと無くアヴィスの言葉に返答するような、叫びにも似た声が響く)
アッ!アアッー!
(しかしその直後、頭上からはっきりとした声がしたかと思えば。あなたの目の前には少女が一人、まるでエア筋肉バスターをかけられたかのような姿勢で目の前に落ちてくる) --
グリム
2017-09-24 (日) 13:20:24
よいではないかー、というもの。うん、気になる……(とても気になる。音と…せめて匂いでどんなことをしているのかだけでも見せてもらえないだろうか?)
(などと悩んでいると、自分の足元に影がかかる)…?(上を向くと、謎のおっぴろげポーズで落ちてくる少女を捉えた)
………(動揺もなく、そっと片手を上に向けて)
ドッ
(衝撃を殺しきらずに、そのまま相手を受け止めた)……人が、落ちてきた…。落下は愛…? --
アヴィス
2017-09-24 (日) 13:29:04
おっほぉっ!?
(そのまま受け止められれば、衝撃が全体に走り骨がしなる感覚に目を見開く)
うぅ……酷い目にあったでございます。空から女の子はいまや超今風なのでございます・・・
……
……
……おや、地面とごっつんこしてないとおもったら。なんだか受け止められていたでございますな
お客様でございますか?(意識をはっきりとさせてから、状況を把握すると。受け止められたまま相手を見て、首をかしげて訪ねる) --
グリム
2017-09-24 (日) 13:34:22
(片腕で人一人の落下を受け止めた少女はしかし痛みに動じることはなく…そっと両腕で落ちてきた少女をお姫様抱っこのような状態に)……こんにちは。(赤い眼帯がグリムの顔を捉える)
私はアヴィス。…なんだか、声がしたから、気になって。……中で、愛の営みを、してた…?(こちらも首をかしげる) --
アヴィス
2017-09-24 (日) 13:37:39
愛の営み! まさかまさか、あんな相手と営みなんて考えられないでございます
種族の垣根を越えた恋愛は私にはまだ早いのでございまして!
(お姫様抱っこ状態はまったく気にしていない様子に、それよりも想像してしまったものを頭をぶんぶんと振って否定し)
しかしアヴィスさん、眼帯がすごいでございますなぁ。そんなのじゃいろんなものを見れないのではないでございますか?(相手には見えていないだろうと、身をよじって顔を覗き込んで) --
グリム
2017-09-24 (日) 13:46:13
種族を超えた営みは愛ではない…愛を、していなかった?(そうか…愛ではなかったか。がっくし、と首を垂れる)
ん。眼帯…特に、気にならない。形は匂いで分かる。(幾重にも巻かれた眼帯は完全に彼女の眼を覆っており、見えるのは鼻から下の口元のみ。それでも正確にグリムの顔に、自分の顔を向けた)
………おろすね(お姫様抱っこの状態から、そっと足を先にしてグリムを地面に下した)…高いところの家、危険?(もう一度家を見上げて) --
アヴィス
2017-09-24 (日) 13:49:40
おおぉ……(しっかりと向けられる顔に、驚きを覚え)
あぁ、そういえば抱っこされてたでございますな。たすかったであります(そっとおろされると、服の埃をぱんぱんと払う)
そうでございますなー、高いだけに梯子の上り下りを怖がるお客様も居るでございますし。落ちそうになってたまに危ないでございますなぁ
アヴィスさんは高いところ苦手でございますか? 体が丈夫そうなので落ちても平気そうではありそうでございますが --
グリム
2017-09-24 (日) 13:59:46
…梯子の上り下りは特に怖くない。私は…落ちても、痛くないから(顔をもう一度グリムへ。青白すぎる肌が人非ざる物であることを感じさせる)
でも…危ないとわかっていて、なぜ高いところに家を?地面に、建てればよかったのに……(愛とは違う純粋な疑問を投げかけた) --
アヴィス
2017-09-24 (日) 14:03:33
丈夫なだけでなく痛みにも強いでございますか? いいでございますなー!(しかし少女はその青白い肌を見て「触ったら冷たそうだなー」とかどうでもいい事しか考えていなかった!)
確かにふつーは家は地上に立てたほうがいいでありますな。でも高いところは遠くを見渡せるのであります
するといろんなものが見つけられるのでございますよ! 愛の営みから破局まで! 高いは楽しいのでございますよ!(胸を張る) --
グリム
2017-09-24 (日) 14:06:43
高いところは遠くを見渡せる…いろんなものが見つけられる?(愛も見つかるのだろうか。高いところからの景色に、興味がわいた)
……高いは、楽しい。高いのは、愛?私も高い景色を見てみたい……(ロッジを見上げて) --
アヴィス
2017-09-24 (日) 14:09:43
見つけられるでございますなぁ、ちょっと慣れは必要でございますが
楽しい、愛? そうでございますな、世界には楽しいことをこよなく愛する人も居れば
悲しいことを愛する人も居たりして楽しいですな。そういう意味では楽しいは愛でございますね?
アヴィスさんの愛も高ければ見つかるのでございますか? お登りになられるでございます? --
グリム
2017-09-24 (日) 14:12:41
楽しいは、愛…高いところも、愛(得心してうなづく)……わからない。私にとって、愛とは…何なのかが、わからない。
私が求める愛は、高いところから眺めても見つからないのかもしれない……(どこまでも愛に飢えている…普通の人間が求める愛と同じ意味なのか、それとも)
…でも(グリムを見て)高いところ、見てみたい。上って、しばらく眺めてても、いい…? --
アヴィス
2017-09-24 (日) 14:15:10
アヴィスさんは愛の探求者でございますなぁ。詩人でございますか、詩人でございますな!
どうぞどうぞでございます、観察屋グリムエにようこそでございます! あ、梯子の掴むところわかるでございますか?
ここを掴んで上ると安定するでございますよ(そういって梯子に向き直ると、手を誘導したりして上り方を軽く教える) --
グリム
2017-09-24 (日) 14:22:26
詩人…それは知ってる。私的な表現で文を綴る人。私は、詩人じゃなくて……死人?(くい、と首を傾げた)
だいじょうぶ、わかる。ありがと(案内ももらいつつ普通の人と同じくらいスムーズに梯子を上り、ロッジに上がれば)
………(遠くの景色は、当然見えない。ただ、自分の感じ取れる範囲が大きく広がった感じを受けて)…………うん。いろんな匂いがする。(とても満足気であった) --
アヴィス
2017-09-24 (日) 14:25:25
この人何者でございますかなぁ……(格好に似合わず、すいすいと上っていく様を見て感心し)
高いところに居ればそれは見えるものだけが広がるわけではないのでございますな。広いところも、狭いところも
全部筒抜けなのでございます。今この瞬間だけ世界の愛も楽しさも、私とアヴィスさんで二人占めなのですなー!
(満足気なアヴィスの横で、自身も広がる視界を堪能しながら。しばらくは一緒に高いところへ居ました) --
グリム
2017-09-24 (日) 14:30:25
しめやかにセックス! --
2017-09-24 (日) 04:28:22
しかしあの時の経験は今でも胸に強く刻まれ
この口を内側から割って噴き出しそうになるのを押さえきれず……私はしめやかに就寝するのでございました --
グリム
2017-09-24 (日) 04:33:48
やべーかわいー!セックス!! --
2017-09-24 (日) 04:24:14
あの時は依頼主である旦那さんが奥さんに馬乗りになりながら……思えばこれ守秘義務的にまずいのでございました?
ありがとうございまして、ありがとうございまして
ここまで褒められるのも初めてでございますゆえに? --
グリム
2017-09-24 (日) 04:25:52
いいねぇセックス! --
2017-09-24 (日) 04:18:20
それはそれは激しいセックスだったのでございます、屋根裏からも熱気を感じたのでございます
それはソレとしてお褒め頂いてありがたいのでございまして? --
グリム
2017-09-24 (日) 04:19:18
セックス! --
2017-09-24 (日) 04:17:13
1年ほど前に夫婦のセックス観察の仕事をうけたときは
たいへん社会勉強になりましたのでございます --
グリム
2017-09-24 (日) 04:18:37
Last-modified: 2017-10-13 Fri 02:18:53 JST (2386d)