名簿/484714
- 郵便デース※音が鳴ります -- 記者
- !?(まともに締めておけばよかったという顔) お疲れさまです! -- ユルハ
- (戦局も傾き、統一連合の旗色が更に悪くなってきた224年。夏)
(隣国であるアルメナより友好使節団が送られてきたことは公領内でも噂になっていた) (何故なら彼らは、後方で損害の少ないスリュヘイムに対し、物資と資金をせびる為に頻繁に足を運んでいる不逞の輩だからである) (神殿騎士を中心に構成されている彼らの意図は露骨であり、それは誰の目にも明白な威力外交の一種であった) (そんな一団。ユルハにとってはあまり見ていて面白くないであろう、アルメナ正規軍の祝福甲冑を着込んだ男が店先に現れた) ……ふむ、公領で取れる鮮魚とやらは本当に歪な形をしているのだな 1つ買って行けば茶会の話の種くらいにはなるか。ああ、娘、これを全てつつんでくれ。金ならある (そういって王国金貨をジャラジャラと無遠慮にバラまいて、最後にユルハの顔を見て顔をしかめる) ……どこかで……古都でみたような? まぁいいか 娘、ここに贈ってくれ。それじゃあな(送り先のかかれたメモと手間賃を無造作に置き、踵を返す) (そして、それ以上深く悩むことも言及することもなく、慇懃な神殿騎士はその場を去って行った) -- カルロ
- (目の前をジャラジャラと鎖の音を鳴らす一団が歩いていく)
(ローブから見える鎧から繋がれた鎖を引き摺るようにして歩くその姿) (間違いなくアルメナの騎士団である。例の友好使節団という奴だろうか (――それとも追っ手か。まさか今頃になって来る訳が、と考えていると一団の一人がこちらに歩を向けた) …いらっしゃい。(ただの商人ですよとアピールを試みるも視線を合わせることができない自分が情けない) (ただの買い付けだったかとホッとしたのも束の間、男の言葉にビクリを肩を震わせる) (男をよく見るとアルメナ神殿騎士にしては珍しい風貌、アルメナのいた頃何度か見たことのある顔) ………。 (たしかブレンゴーラ家の―――) お買い上げありがとうございます。すぐにお届けにあがります。 (お辞儀をしつつ事務的に言葉を返す。男が去っていくと深く安堵の息をついた) (店仕舞いをしながら届け先を確認する。) ローブとガスマスク着ていこう...(苦虫を噛み潰した顔をしながら駐屯地に歩を向けた) -- ユルハ
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