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予定通りの「戦死」 ふふふ、結局、僕は王家の柵にとらわれたまま、死ぬってワケか……
小国のお姫様 最初は普通のお姫様として育てられていたが、彼女が10歳の時に唯一の王子にして王位継承者であった双子の兄が流行病で急逝してしまい、次の王子が生まれるまで急遽、彼女が兄の代わりを務める事となってしまう 結果、ほぼ半生ずつ違う性別として育てられた為、どっちつかずといった感じの性格になってしまった その後、新たな王子が生まれる前に王は戦で戦死してしまい、彼女が王位を継承する事となったのだが……彼女が女であるという真相を知る一部の臣下がそのネタを種にクーデターを起こしてしまい、あっさりと王家は滅亡する事となる しかし、こんなことは彼女からしてみればある程度は予測のついていた事態だった為、国外逃亡の準備は当の昔から出来ており、自分を慕う臣下と共にこれまたあっさりと無血で国外へと逃げ延びたのであった 「まぁ今後どうするかは後で考えるとして……今はほとぼり冷ますついでに見聞を広めるのも悪くは無いかな」
・一応追われている身なので、名前は偽名。ノアは「野良」、レンフィールドは「零フィールド」。直訳すると「住所不定の浮浪者」という意味 ・入れ代わりの際、世間では「流行病でお姫様がお亡くなりになった」と伝えられており、公式な彼女の存在は入れ代わった時点で消滅していることになっている ・新たな王子が生まれた場合、第一王子は「戦死」する予定だったらしい。仮に王が死ななくてもいずれは国外逃亡しなきゃならなかった結構不憫なお姫様
・一人称は僕 ・マイペースで少しのんびりしている ・でも、気合いれなきゃならない場面では王家の血筋らしく堂々と振舞う ・育ちが育ちの為、男だからどうとか女だからどうとか言われてもイマイチピンと来ない ・普段から男の格好をしており、振る舞いもそれらしくしている（と、本人は思っている）が、それは冒険者として戦う上で都合がいいからそうしているだけであり、別に女であることを無理に隠しているわけではない。「性別は？」と聞かれれば普通に「女」と答える ・天賦の才があり、インスピレーションにも優れた方だが、世間知らず。経験不足な為に資質を生かしきれていない ・男として育て直される際に剣技や馬術の習得のために骨格矯正などを多少受けている為、骨の軋む様な音や骨を鳴らす音を聞くとビビる（本人は必死に隠そうとしている）
・手入れは結構いい加減なくせに色白 ・金髪の内巻きショートヘア。でも真っ直ぐにすれば肩口くらいまではある ・基本的に男の格好しかしないが、別に女の格好をしないわけではない。気が向けばそういう格好もする ・瞳の色は淡いエメラルドグリーンで、左の目元に泣きぼくろがある ・男としての剣技を身体に叩き込まれているため、しなやかな筋肉が肢体にしっかりとついており、すっきりと締りのあるスレンダーボディをしている ・男女感の薄い彼女ではあるが、密かに胸が無いことを気にしている
アパートって所に住む事にしたよ
酒場で貰った僕 箱の中って落ち着くよね
間違えちゃったのかな？ あんまりジロジロ見ないでよ
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